All-nippon News Network

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現行ロゴ(2代目、2003年10月 - )
初代ロゴ(発足 - 2003年9月)

All-nippon News Network(オールニッポン ニュース ネットワーク、略称:ANN)は、テレビ朝日(EX)をキー局とする、日本の民放テレビニュースネットワークである。

ここではニュースとは別関係の番組供給ネットワーク、テレビ朝日ネットワークTV Asahi Network)についても解説する。なお、一般に本項で解説するANNとテレビ朝日ネットワークとを合わせてテレビ朝日系列という[1]

概説[編集]

キー局・テレビ朝日の系列新聞社である朝日新聞社と関連のある放送局を中心に形成されていると言ったネットワークであるため、『"Asahi" News Network("朝日"・ニュース・ネットワーク)』と間違えられることも少なくない[2]。ただしこれに関して、当初は「朝日・ニュース・ネットワーク」とするつもりだったが、当時の毎日放送がANN加盟局であったことから朝日を名乗ることができず、Aの部分を「オールニッポン」に置き換えたとする説もある。

ANNは一般番組供給系列も兼ねているが、ニュースとは別扱いとしているため、現在はテレビ朝日ネットワーク(通称:「テレ朝ネットワーク」・「テレビ朝日系列」等)の名称を使用し、包括的番組供給については、現在はフルネット局のみをこの対象とし、クロスネット局に対しては最低限のネット保障としている。また、この番組供給系列には、TBS系列のTBSネットワークJNNが運営)と同様、日本テレビ系列のNNSフジテレビ系列のFNSのような略称がない。

2011年現在の加盟局は、24のフルネット局と、2つのクロスネット局(福井FBC、宮崎UMK[3]の26局で構成されている。基幹局[4]のうち、大阪ABC福岡KBCのみラテ兼営[5]、それ以外は全てテレビ単営である[6]

ANNニュースサイトの「ANNネットワーク」のリンク[7]にはクロスネット局も含まれているが、テレビ朝日公式サイトの「系列局」のリンク[8]はフルネット局のみとなっている。

ANNニュース協定と、ネットワーク業務協定には26局全てが参加しているが、スポーツニュース制作協定はクロスネット2局以外の24局の参加となっている[9]

なお、教育・教養分野の番組については、旧NETテレビの時代に学校放送の全国ネットを受けていた局が存在する関係で、ANNとは別に民間放送教育協会(民教協)が設けられていて、民教協番組は基本的にテレ朝ネットワークに流れない。民教協の加盟局にはその地域の第1局が多いこともあり、TBS系列が全33局[10]中16局を占める。ANN系列かつ民教協にも加盟している局は、テレビ朝日、ABC、メ~テレの3局だけである。

「ANN」のロゴは、2003年のテレ朝本社の六本木ヒルズ移転に伴い、当記事冒頭に掲載されているロゴデザインに変更している[11]。また、ロゴマークの色は、原則濃い青の背景と白抜き文字で表示する。

ANN系列のリモコンキーID地図

地上デジタル放送のリモコンキーIDは、テレビ朝日を始めとして「5」が多いが、北海道テレビ(HTB)・メ~テレ・朝日放送(ABC)が「6」、福井放送(FBC)が「7」、九州朝日放送(KBC)が「1」、テレビ宮崎(UMK)が「3」である。なお、リモコンキーIDに「5」を使用しない放送局の内、ABCとKBCのみ、アナログ親局のチャンネル番号を引き継いだ。

テレビ主調整室の機器はフルネット局に限るとNEC製を使用している局と東芝製を使用している局でちょうど半々に分かれている。[12][13][14]

ネットワークの形成[編集]

ANNは1970年1月1日に日本教育テレビ(NETテレビ → 全国朝日放送〔ANB〕→ テレビ朝日〔EX〕)をキー局に発足し、1974年4月1日に各地の系列局とニュース協定を結んだことにより、正式なニュースネットワークとして組織された。

NETテレビのニュースは、当初自ら出資する共同テレビジョンニュース社が制作及び配給を行う「共同テレニュース」を放送する予定であったが、同じ東京地区にあるフジテレビも共同テレニュースを放送することになっていたため、重複を避けるべく開局直前にNETテレビの親会社筋である東映が朝日新聞社と提携して朝日テレビニュース社を設立し、同社からニュース提供を受けることに変更。1959年の開局と同時に「NETニュース」が放送されたが、この番組は朝日新聞社の関係で当初から九州朝日放送(KBC)[15]に同時ネットされた。このとき、ANNの骨子が形成されたといえる[16]

ただし翌1960年までは、この番組は関西地区では未放送で、関西地区の取材は東映が契約した地元カメラマン(映画館主等)によって行われていた。1960年4月以降関西地区では(毎日新聞社系の)毎日放送[17]で放送されるが、これはABCが大阪テレビ放送時代よりラジオ東京(現在のTBSテレビ)とニュース協定を結んでいたため、「NETニュース」が放送されなかったからである。なお、毎日放送はこのネット受けまではニュース番組を自社制作で賄っていた。

その後、(アナログの)UHF局の大量免許・開局に伴い、ネット局が増加したため、1970年1月1日に「NETニュース」を「ANNニュース」に改題したが、相変わらず朝日テレビニュース社が制作した外注ニュース番組をネット各局が購入する形を採っていた[18]

ちなみに、ANNが発足した1970年当時の加盟局数は19局であったが、このうち、ANN単独加盟(フルネット)局となったのは、キー局のテレビ朝日(当時はNETテレビ)を除けば、北海道テレビ、毎日放送、瀬戸内海放送、九州朝日放送の4局だけであった。また、中京広域圏については、名古屋テレビと中京テレビの2局が重複加盟していたほか、ANN発足直後は岡山・高松両地域が広域圏化する前であったため、岡山放送と瀬戸内海放送がそろって加盟していた(この当時は重複加盟ではなかった)。

1975年には、朝日新聞社の意向で、新聞社との資本関係を明確にするため(いわゆるネットチェンジ(腸捻転解消政策))、同年3月31日より、準キー局が毎日放送からABCに変更されている。

テレビ放送を主体におこなう放送ネットワークとしては、系列局の整備が他系列と比較して大きく出遅れたため、他系列メインのクロスネット局が多い時代が長く続き[19]1989年時点でのフルネット局はわずか12局のみであったが、その後バブル経済当時に郵政省(現在の総務省)が推進した「全国4局化[20]によりフルネット局新局が増え、1989年の熊本朝日放送開局を皮切りに、1996年10月の岩手朝日テレビ開局までに富山県福井県山梨県山陰地方鳥取県島根県)、徳島県高知県佐賀県宮崎県を除いた現在のフルネット局24局ネットワークを完成させている[21]

なお多局化が進んで以降、一部基幹局はブロックの纏め役としての役割を担っており、テレビ朝日社長の働きかけにより、東北及び九州地区での経営統合を前提とした放送法の特例が設けられた。

ANNをメインとしないクロスネット局にも、同時または遅れ・先行ネットの番組にもフルネット局と同様のネット保障が受けられ、その保証金が高額だったため、クロスネット局はANNを離れ辛かったという[22]。なお俗に「排他協定」とも言われるJNNのニュース協定との関係上、クロスネット時代のテレビ山口のようにニュース番組をネットせず、一般番組のみのネット保障契約を結んでいた例もあった。ちなみに、現在のJNNでは排他協定の解釈上、他系列とのクロスネットを組むことは不可能である。

沿革[編集]

加盟局[編集]

現在の加盟局[編集]

この表は、日本民間放送連盟公式サイト「会員社」ページの表記に準じて記載している(一部に例外あり)。

エリア 略称 / ID 社名 開局日 ANN加盟日 備考 記号
北海道 HTB 6 北海道テレビ放送 1968年11月3日 1970年1月1日発足時[24] 基幹局
青森県 ABA 5 青森朝日放送 1991年10月1日
岩手県 IAT 5 岩手朝日テレビ 1996年10月1日 [25]
宮城県 KHB 5 東日本放送 1975年10月1日 基幹局
秋田県 AAB 5 秋田朝日放送 1992年10月1日
山形県 YTS 5 山形テレビ 1970年4月1日 [26] [27]
福島県 KFB 5 福島放送 1981年10月1日
関東広域圏 EX 5 テレビ朝日 1959年2月1日 1970年1月1日発足時[24] キー局。基幹局。旧社名:日本教育テレビ(NET、1959年2月1日 - 1977年3月31日)→全国朝日放送(ANB、通称:テレビ朝日、1977年4月1日 - 2003年9月30日
新潟県 UX 5 新潟テレビ21 1983年10月1日 旧通称:NT21(開局 - 2006年7月31日)。
長野県 abn 5 長野朝日放送 1991年4月1日
山梨県 なし テレビ朝日甲府支局が取材を担当。[28]
静岡県 SATV 5 静岡朝日テレビ 1978年7月1日 愛称:あさひテレビ[29]。旧社名:静岡県民放送(SKT、愛称:けんみんテレビ、開局 - 1993年9月30日)。[30]
富山県 なし テレビ朝日富山支局が取材を担当(北陸朝日放送も取材を担当することがある)。[31]
石川県 HAB 5 北陸朝日放送 1991年10月1日
福井県 FBC 7 福井放送 1960年6月1日 1989年4月1日 NNN/NNSメインのクロスネット局[32] ●■
中京広域圏 NBN 6 名古屋テレビ放送 1962年4月1日 1970年1月1日発足時[24] 準キー局、基幹局。愛称:メ〜テレ。
近畿広域圏 ABC 6 朝日放送 1956年12月1日[33] 1975年3月31日 準キー局、基幹局。[34]
近畿広域圏では2004年11月30日まではGガイドのホスト局[35]だったが、システム更新時にJNN系列局[36]毎日放送に一本化された。
●■
鳥取県 なし テレビ朝日鳥取支局、及び米子支局が取材を担当。[37]
島根県 なし テレビ朝日松江支局、及び広島ホームテレビが取材を担当。[38]
広島県 HOME 5 広島ホームテレビ 1970年12月1日[24] 旧通称:UHT(開局から1986年3月31日まで)。ニュース取材は島根県西部(大田市・美郷町以西)も含む。
山口県 yab 5 山口朝日放送 1993年10月1日
徳島県 なし 朝日放送徳島支局が取材を担当。[39]
香川県 KSB 5 瀬戸内海放送 1969年4月1日 1970年1月1日発足時[24] [40]
岡山県
愛媛県 eat 5 愛媛朝日テレビ 1995年4月1日 [41]
高知県 なし 朝日放送高知支局が取材を担当。
福岡県 KBC 1 九州朝日放送 1959年3月1日[42] 1970年1月1日発足時[24] 基幹局
佐賀県 なし 九州朝日放送佐賀支局が取材を担当。[43]
長崎県 NCC 5 長崎文化放送 1990年4月1日
熊本県 KAB 5 熊本朝日放送 1989年10月1日
大分県 OAB 5 大分朝日放送 1993年10月1日
宮崎県 UMK 3 テレビ宮崎 1970年4月1日 1976年4月1日 FNN/FNSメインのNNN、ANNの3系列クロスネット局。[44]
鹿児島県 KKB 5 鹿児島放送 1982年10月1日
沖縄県 QAB 5 琉球朝日放送 1995年10月1日 [45] [46]

過去の加盟局[編集]

●は所属当時ANNをメインネットとしていた局

エリア 略称 社名 ANN加盟期間 脱退理由 現在(過去)の所属系列 備考
(脚注)
青森県[47] ATV 青森テレビ 1970年1月1日発足[24] - 1975年3月30日 JNN協定に抵触するため。[48] JNN
RAB 青森放送 1975年3月31日 - 1991年9月30日 青森朝日放送開局に伴い脱退。 NNN/NNS [49]
岩手県 TVI テレビ岩手 1970年1月1日発足[24] - 1980年3月31日 NNN/NNS [49][50]
宮城県 MMT 宮城テレビ放送 1970年10月1日開局[24] - 1975年9月30日 東日本放送開局に伴い脱退。 NNN/NNS
秋田県 AKT 秋田テレビ 1970年1月1日発足[24] - 1987年3月31日[51] FNN/FNS [52]
山形県 YBC 山形放送 1980年4月1日 - 1993年3月31日 山形テレビのネットチェンジに伴い脱退。 NNN/NNS [49]
福島県 FCT 福島中央テレビ 1970年4月1日開局[24] - 1981年9月30日 福島放送開局に伴い脱退。 [53]
新潟県 NST 新潟総合テレビ 1970年1月1日発足[24] - 1983年9月30日 新潟テレビ21開局に伴い脱退。 FNN/FNS
長野県 TSB テレビ信州 1980年10月1日開局 - 1991年3月31日 長野朝日放送開局に伴い脱退。 NNN/NNS [54]
中京広域圏 CTV 中京テレビ放送 1970年1月1日発足[24] - 1973年3月31日 系列整理により名古屋テレビに一本化して脱退。 NNN/NNS [55]
近畿広域圏 MBS 毎日放送 1970年1月1日発足[24] - 1975年3月30日 腸捻転解消のためのネット再編により脱退。 JNN [56]
鳥取県 NKT 日本海テレビジョン放送 1970年1月1日発足[24] - 1989年9月30日 NNN/NNS [49][57]
島根県
山口県[47] tys テレビ山口 1970年4月1日開局[24] - 1978年9月30日 JNN/FNS(クロスネット)→JNN [58]
KRY 山口放送 1978年10月1日 - 1993年9月30日 山口朝日放送開局に伴い脱退。 NNN/NNS [49][59]
岡山県 OHK 岡山放送 1970年1月1日発足[24] - 1979年3月31日 1979年4月1日の岡山・香川地上波相互乗り入れに伴い脱退。テレビ朝日の番組はKSBに一本化。 FNN/FNS
熊本県 TKU テレビ熊本 1970年1月1日発足[24] - 1989年9月30日 熊本朝日放送開局に伴い脱退。 FNN/FNS
大分県 TOS テレビ大分 1970年4月1日開局[24] - 1993年9月30日 大分朝日放送開局に伴い脱退。 NNN/NNS/FNN/FNSのクロスネット[60]
鹿児島県 KTS 鹿児島テレビ放送 1970年1月1日発足[24] - 1982年9月30日 鹿児島放送開局に伴い脱退。 [61]

現在の主な非加盟局[編集]

※加盟の意思があった、またはその意思の可能性があったものの、結局加盟しなかった主な局を掲載。
エリア 略称 社名 備考(加盟しなかった理由など) 現在の所属系列
岩手県 mit 岩手めんこいテレビ 岩手朝日テレビ開局が予定されていたためと、当地を地盤とする政治家小沢一郎の意向による。[62] FNN/FNS
岐阜県 GBS 岐阜放送 [要出典] 独立局
福井県 FTB 福井テレビジョン放送 開局準備期間にテレビ朝日とも協定を結ぶが、開局直前の1969年7月にフジテレビ(FNN・FNS)系列主体に変更。[63] FNN/FNS
愛媛県 ITV あいテレビ JNN協定に抵触することと、当時愛媛朝日テレビの開局が決まっていたため[64] JNN
高知県 KSS 高知さんさんテレビ 当初フジテレビが開局に難色を示していたが、県の強い要望によりフジテレビがキー局となったため。 FNN/FNS

支局[編集]

国内[編集]

ここでは報道取材拠点としてのもののみを取り上げる。支局所在地に別途加盟局が存在するものは除く。

取材網充実のため、加盟局のない地域を中心に支局を置いている。これらの支局は地元のCATV会社及び技術会社への委託、もしくは駐在カメラマンの派遣により運営されている。ただし、支局管内で大事件、大規模な自然災害が起きたときは本社やキー局、近くの加盟局から取材の応援が来る。

ANNニュースにおける関東ローカル枠や土日午後のスポット枠では、関東のニュース・季節の話題に加えて以下のテレビ朝日の5支局からニュース・季節の話題も伝えられる。

以下は各局のWebサイトや会社案内などには書かれていないが、インターネットタウンページや現地での存在が確認出来たもの。

海外[編集]

2012年3月現在。海外支局はANN加盟各局がANNの承認を得た上で開設し、運営にはANN基金より費用が補助されている[65]。海外支局はそのほとんどをテレビ朝日及び朝日放送が運営しているが、静岡朝日テレビも1か所を運営している[66]。その他の基幹局は、既存支局への人員派遣という形で協力を行っている。また、以前はANNシンガポール支局(名古屋テレビが運営)が存在したが、2007年までに閉鎖された。

運営に際して、朝日放送はかなりの独自性を持っていることが他系列と決定的に異なる。ABCの社員はABCが開設した支局のみに派遣され、海外でもABC社員の肩書きとABCが支給した名刺を使用して取材活動を行う。一方、テレビ朝日およびABC以外の系列局から派遣された特派員は形式上テレビ朝日に出向したものとして取り扱われることがあり、テレビ朝日のプロパー社員に準じながらも出身局名を括弧書きした特注の名刺をテレビ朝日が用意する。

なお、テレビ朝日はアメリカのニュース専門放送局CNNと提携しており、重大事件などの際にはCNNの映像を使用することもある。

地域 海外支局名 設置・運営加盟局 備考
アメリカ合衆国 ANNニューヨーク支局 テレビ朝日 広島ホームテレビからも記者派遣。
ANNワシントン支局 テレビ朝日
ANNロサンゼルス支局 テレビ朝日
ヨーロッパ・旧ソ連 ANNロンドン支局 テレビ朝日 北海道テレビからも記者派遣。
ANNパリ支局 朝日放送
ANNモスクワ支局 テレビ朝日
アジアアフリカ ANN中国総局 テレビ朝日 北京に設置。九州朝日放送からも記者派遣。
ANN上海支局 朝日放送
ANN台北支局 朝日放送
ANNソウル支局 テレビ朝日 九州朝日放送からも記者派遣。
ANNバンコク支局 静岡朝日テレビ 名古屋テレビからも記者派遣。
ANNマニラ支局 テレビ朝日
ANNカイロ支局 テレビ朝日

ネットニュース[編集]

随時
夕方
最終版

特別番組[編集]

選挙、台風、地震、他に大型の事件・事故の際に報道特別番組が放送される。

国政選挙[編集]

出口調査などを利用し、開票状況を伝える特別番組を放送。朝日新聞と関係が深い局が多い点を生かし、21世紀に入って以降、特に大規模な選挙では朝日新聞と共同で選挙報道にあたっている。インターネット上の選挙特設サイトも朝日新聞デジタルとANNが共同で開設している。

主な選挙番組

地震・津波[編集]

震度3以上を観測した揺れについてはニュース速報の形式で伝え、場合によっては市町村別震度も伝える。[67]
なお、その際に表示される画面の地名には唯一振り仮名がふってある。

規模が大きな地震については、長時間にわたって伝える。地震に伴う津波に関しても同様の処置をとる。報道特番を組むか否かの判断は、編成局長に一任されている。これは、台風や突発的な事件・事故の場合も同様。

台風[編集]

台風時は各局で編成されるため、すべての加盟局に向けた特別番組の放送は滅多にしない。また、通常のニュース・情報番組のなかで、番組の多くを台風情報に充てるなどして対応する。

テーマ音楽・曲[編集]

かつてのANNニュース系の番組の多くは共通のテーマ曲を用いていた。

  • 1975年 - 1980年9月頃
作曲:宮川泰(別名:パッパヤーのサイケバージョン)
  • 1980年10月頃 - 1982年3月頃
作曲:宮川泰(別名:パッパヤーのスタジオバージョン、曲のアレンジを変更)
  • 1982年4月頃 - 1984年9月頃
作曲:不明
ピアノと電子音の初期とシンセサイザー系の後期の物とがある。
  • 1984年10月頃 - 1985年9月頃
作曲:不明
管弦楽系のオーケストラとなっていた。
  • 1985年10月 - 1990年9月
作曲:松岡直也(別名:青屏風)
1985年10月に放映を開始した『ニュースステーション』にあわせて始まった。番組によって違う仕上がりになっていた。
ただし土曜・日曜の『ANNニュースフレッシュ』(当時の朝のニュース)では1993年3月まで使われた。
  • 1990年10月 - 1993年3月
作曲:窪田宏『ASTINA』
草原を飛行して、水面に変わり、タイトルが出てくるCG。最後にスタジオが映る。別名草原クリスタルとも言われた。

主な非ネット(クロスネット含む)地域の対応[編集]

山梨県では、ANN系列局がないものの、東部では直接受信でき、またケーブルテレビと共聴設備の普及率が90%以上のため、ほとんどの地域ではテレビ朝日を視聴できるほか、富士山周辺や身延地域では静岡朝日テレビが視聴可能。また、地元民放2局でも一部番組を同時・時差ネットを行っている。[68]

北陸地方では、現在、石川県の北陸朝日放送(HAB)のみがフルネットとなっている。その為、HABが直接受信できる地域以外では、富山県では北日本放送と富山テレビ、そしてチューリップテレビ、福井県では福井放送(クロスネット加盟)と福井テレビで一部番組を放送している他、ケーブルテレビでは富山県と福井県の嶺北地方(南越前町を除く)では主としてHAB、富山県東部地方では新潟テレビ21、福井県嶺南地方(嶺北地方の南越前町を含む)はABCを区域外配信で受信している地域が多い。

山陰地方、高知県では現在フルネット、クロスネットとも加盟局がないので、直接受信できる放送局[69]番組販売を受けている他、ケーブルテレビでは鳥取県では主にABC・瀬戸内海放送(KSB)、島根県では石西地区以外では広島ホームテレビ、石西地方では山口朝日放送、高知県では東部でKSB(2011年2月18日より高知ケーブルテレビでデジタル再送信開始)、西部で愛媛朝日テレビの各局を配信している局が存在する。なお、2007年2月6日スーパーJチャンネルで西日本で少雨の話題を放送した際、高知県にある早明浦ダム上空からのヘリコプター取材があったが、この取材はABCではなくKSBが担当していた[70]

徳島県は加盟局がないものの、ABCのローカルニュースや選挙特番においては、「近畿と徳島の…」といった具合で、(近畿)エリア内の各府県と同様に取り扱う。また地元局四国放送でも一部番組を放送している。また、ケーブルテレビではABCを配信する地域がほとんどであるが、一部局はKSBを配信する場合もある。

佐賀県は地元の民放がサガテレビだけであるが、福岡県・熊本県・長崎県の電波が入る環境にあり、九州朝日放送(KBC)、熊本朝日放送(KAB)、長崎文化放送を受信。佐賀県内ではKBCがよく見られており、KBCも朝日新聞佐賀総局の2階に支局を開設していて、ローカルニュースや選挙特番等も佐賀県分も取り扱っているので実質的にはKBCの放送エリア扱いと言える。[71]

宮崎県では現状テレビ宮崎(UMK)がクロスネット加盟をしているが、メイン配信がFNN・FNS(フジ系)と、NNN(日テレ系のニュースネット)が中心となるため、UMKで放送されない番組は宮崎放送(MRT)に番販を行っている(日テレ系もMRTへの番販あり)。なお、九州(沖縄県含む)のANN系列ブロックネット帯番組スーパーJチャンネル 九州・沖縄』の宮崎県の取材はKABが担当している。「スーパーモーニング」は2009年3月までMRTでネットされていたが、「制作協力:テレビ宮崎」になっている。[72]

沖縄県の先島諸島では長らく琉球朝日放送(QAB)の中継局がなく、ケーブルテレビでの再配信も行われていないため、QABを受信できない状況にあった[73]が、2009年にデジタル新局が開局したことによりこの事態は解消された。また大東諸島でもアナログ放送では中継局に限らず、ケーブル局もないためこれまでは通信衛星で受信したテレビ朝日の映像を再受信(後に地デジ難視対策衛星放送による直接受信)して放送していたが、こちらも2011年にデジタル新局が開局したことによりこの事態は解消された。[74]

なお、地上デジタルテレビでは現在ケーブルテレビの区域外再放送を基本的に認めない方針のため、将来的にはケーブルテレビでの受信が出来ない場合がある。[75]その状況の中、テレビ朝日は山梨県に、HABは富山県と福井県嶺北地方(南越前町を除く)に、ABCは福井県嶺南地方(嶺北地方の南越前町を含む)と徳島県に、KBCは佐賀県にそれぞれ、地上デジタル放送の区域外再放送の許可を出している。

関連項目[編集]

衛星デジタル放送関連[編集]

番組販売協力局およびクロスネット局[編集]

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ ANN、テレビ朝日ネットワークのどちらか一方だけでも通じる場合もある。なお、単にニュースネットワークのANNのみを指す場合はANN系列という場合が多い。
  2. ^ かつて毎日放送(MBS、大阪)がANNに加盟していた頃、MBS側はANNのAを「AsahiのA」と勘違いしていたという(出典:毎日放送社史『毎日放送四十年史』)。一部書籍でも同様にAを朝日のAと間違えるケースもある。
  3. ^ 2局ともメインネットとしていない。
  4. ^ 東京EX、札幌HTB、仙台KHB、名古屋NBN/メ~テレ、大阪ABC、福岡KBCを指す。
  5. ^ ABCはJRNNRNクロスネット局、KBCはNRNシングルネット局である。
  6. ^ 基幹局以外には、FBCもラテ兼営で、JRNとNRNのクロスネット局である。
  7. ^ テレビ朝日|テレ朝news
  8. ^ ネットワーク(テレビ朝日)
  9. ^ NHK放送文化研究所年報、2010年、第54集「民放ネットワークをめぐる議論の変遷」村上聖一、21ページ。
  10. ^ ラジオ専業の文化放送を除く。
  11. ^ 放送ではテロップやCGなどのデザインが完全に新しいものに置き換わっておらず、「ANN NEWS&SPORTS」日曜日のオープニング、BS朝日の「News Access(730も含む)」や朝日ニュースターで放送されるニュースでの協力クレジット(ともに番組終了時)は現在も1970年発足当時のロゴが使われている。また一部系列局では、現在でも旧ロゴが描かれたセットをスタジオに設置している事例もある。
  12. ^ HTB、ABA、AAB、IAT、KHB、HAB、ABN、ABC(ラジオを含む)、KSB、eat、QABはNEC製。EX、YTS、KFB、UX、SATV、NBN、HOME、YAB、KBC(ラジオを含む)、NCC、KAB、OAB、KKBとBSデジタル局のBS朝日は東芝製である。
  13. ^ ちなみにクロスネット局では、FBCはパナソニック製、UMKはNEC製である。
  14. ^ テレビ朝日社屋内の送出マスターは地上波・BSが1台に集約した統合型である。統合型マスターへの切り替えは2段階に分けて行われ、第1段階は2013年12月2日にBS朝日、第2段階は2014年6月2日に地上波の順に切り替えた。
  15. ^ 当時はフジテレビジョン系列=現FNSとクロスネットにあり、ニュース以外の一般番組はフジ系が主であった
  16. ^ 裏送り札幌テレビ放送(STV)でも放送された。
  17. ^ NET放送開始当初の純粋なフルネット系列はMBSのみであった
  18. ^ なお、系列各局ではANNニュースに改題する前は「朝日新聞ニュース」、「HTBニュース」、「中京テレビニュース」、「MBSニュース」、「KBCニュース」など、各局独自のタイトルを付けていた。
  19. ^ 実例でもニュースネットワーク上は単独加盟であっても、一般番組等は他系列の番組に傾斜するケース。例えば、1975年春までの(主にTBS系の番組を主体としていた)青森テレビや、テレビ新広島開局前に(広島テレビの編成から洩れた)日本テレビ、フジテレビ系の番組を相当数放送していた広島ホームテレビなどがある。
  20. ^ 情報格差是正を理由に、全国で少なくとも民放4系列が視聴できることを目標とした。いわゆる平成新局政策とも言われる。ちなみに4波化とは日本テレビ系列(NNN/NNS)、TBS系列(JNN)、フジテレビ系列(FNN/FNS)、そしてテレビ朝日系列(ANN)の4つのグループを指す。
  21. ^ この時期に開局した局を中心に、ANN加盟の放送局には○○朝日放送または○○朝日テレビという名前が多い。また、ANN加盟の放送局は開局がその地域で最後だった局も多い。
  22. ^ かつてクロスネット局だった青森放送の社史より
  23. ^ 日本経済新聞社が出資していたため
  24. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t ANNが正式に発足した時期は1974年4月1日。
  25. ^ 1980年4月1日 - 1996年9月30日の間はテレビ朝日盛岡支局が取材を担当。
  26. ^ 1975年4月1日加盟。1980年3月31日脱退。1993年4月1日再加盟。
  27. ^ 1975年4月1日 - 1980年3月31日の間はFNN/FNSとのクロスネットで、1993年4月1日以降はFNN/FNSを脱退し、ANNフルネット局に移行。
  28. ^ CATVにて実質的にテレビ朝日が視聴可能なところもある。また、直接視聴が可能な地域もある。
  29. ^ 静岡県内向けの愛称。
  30. ^ 1978年7月1日開局 - 1979年6月30日の間はNNNとのクロスネット(但し、NNSには非加盟)だった。
  31. ^ CATVにて実質的に北陸朝日放送が視聴可能なところもある。また、直接視聴が可能な地域もある。
  32. ^ 正式加盟前の1975年4月1日からANNニュースは番組販売扱いでネット、1978年からはANN向けの取材や報道素材交換にも協力。ただし、正式加盟後もANNの一般番組供給部門には非参加。また、NNSは非マストバイ局扱いとなっている。さらに、日本テレビの公式サイト上のネット局一覧ではクロスネット局として扱われていない(NNN指定の報道番組を全てネットしているため。昼の時間帯はNNN→ANNの順で連続放送)。
  33. ^ ラジオは1951年11月11日開局
  34. ^ 1956年12月1日に OTV 大阪テレビ放送として開局。1959年3月にABCはOTVを吸収合併し、ABC-OTV 朝日放送大阪テレビと称した。同年6月以降は ABC 朝日放送テレビと改称。2ヵ月後の1959年8月にはJNNに加盟し、ネットキー局がラジオ東京(KRT・現TBSテレビ)だったため、腸捻転が生じていた。1975年3月30日に腸捻転を解消した。詳細はネットチェンジを参照のこと。
  35. ^ Gガイドのホスト局は、原則JNN系列局をホスト局としている。
  36. ^ 原則通りとして
  37. ^ 大山町(旧中山町)・琴浦町倉吉市以東は鳥取支局が、大山町(旧大山町・名和町)・江府町以西は米子支局がそれぞれ取材。
  38. ^ 出雲市雲南市飯南町以東はテレビ朝日松江支局が、大田市美郷町以西は広島ホームテレビがそれぞれ取材。
  39. ^ 2011年3月までJRT四国放送が番組販売で一部ANNニュースをネットしていた。
  40. ^ 徳島県西部や高知県内の取材も行う場合がある。
  41. ^ 愛媛朝日テレビ開局まではRNB南海放送が番組販売で一部ANNニュースをネットしていた。
  42. ^ ラジオは1954年1月1日開局
  43. ^ 実質的にKBCの放送エリア。
  44. ^ 1970年4月の開局時からANNニュースなどはネット。ただしANNの一般番組供給部門とNNSには非参加。
  45. ^ 1995年(平成7年)9月30日まではテレビ朝日那覇支局が取材を担当。
  46. ^ JNN系列局の琉球放送による事実上の1局2波体制で行う放送局。報道取材・アナウンス・一部営業関係以外の放送業務を、すべて琉球放送に委託している。
  47. ^ a b 青森県内、及び山口県内の民放3局は、全てが過去にANNに加盟、又は現在も加盟しているという特異な史実がある。また、先発局がVHF(アナログ)/AM波のラテ兼営でNNN/NNS加盟局、第2局が(UHF波の)テレビ単営でJNN加盟局、そして今日に至るまでフジテレビ系列(FNN/FNS加盟局)が存在しないという特異な史実も偶然ではあるが両県で起きている。
  48. ^ JNNへの正式加盟はJNN協定の関係でANN脱退後
  49. ^ a b c d e ANN加盟後もNNNの報道番組を全て放送していたため、事実上NNNフルネット局扱いであった。
  50. ^ TVIのANN離脱以降はテレビ朝日盛岡支局が取材を担当(1980年4月1日 - 1996年9月30日)。
  51. ^ ANNへの正式参加は1981年4月1日から。但し、ANN加盟後もFNNの報道番組を全て放送していた。
  52. ^ AKTのANN離脱からAAB開局までの間は、ANNの報道拠点は置かれず(1987年4月1日 - 1992年9月30日)。
  53. ^ FNN/FNS/ANN(クロスネット)→NNN/NNS/ANN(クロスネット)→NNN/NNS
  54. ^ クロス時代はNNS非加盟
  55. ^ 1970年1月1日のANN発足から1973年3月31日の間はCTVとメ~テレの双方が重複加盟。1973年4月1日にNBNがANNマストバイ化。そしてCTVがNNN/NNSマストバイ化により解消。
  56. ^ テレビ朝日が教育専門局・日本教育テレビとして開局していた関係上、毎日放送はテレビ放送開始(1959年3月)当時、準教育局として免許を交付されていた。
  57. ^ 昼のニュース放送と一般番組の同時スポンサードネットをゴールデン・プライムタイムを含めて相当数行っていたが、テレビ朝日及び日本海テレビが過去に刊行した社史には、ANNへの加盟・離脱についての記述がない。1989年10月1日から大半の番組の放送を山陰放送へ移管。
  58. ^ 一般番組供給のみの参加。
  59. ^ 当初は一般番組供給とニュースネットのみの参加。末期は正式なクロスネットに。
  60. ^ ただしNNSは非マストバイ扱い。
  61. ^ FNN/FNS/NNN/NNSのクロスネット(ただしNNSは非マストバイ扱い)。→FNN/FNS
  62. ^ 中川一徳著 『メディアの支配者』や、2010年4月28日発売の週刊誌週刊文春(2010年5月6日・13日合併号)によると、岩手県は政治面において、小沢系椎名系との激しい対立があり、テレビ局の誘致においてもこの2陣営をも巻き込んで激しく対立していたという。椎名陣営は民放3局目に朝日(テレ朝)側を支援していたが、小沢陣営は(フジ系列の新聞社)産経新聞の岩手県内での拡販に協力する見返りに、民放3局目をフジ系列にするよう進めていたという。
  63. ^ 出典:『福井テレビひとむかし』(同局社史)。1969年10月1日にFNN・FNSフルネット局で開局。ANNとのクロスネット化は実現せず。
  64. ^ あいテレビ開局直前になって、愛媛県第4民放開局用周波数が割り当てられた。
  65. ^ ただし全額ではなく、一部は設置社が負担している。
  66. ^ 基幹局ではない系列局が海外支局を運営するという珍しい例である。
  67. ^ ニュース速報で「ANN」と冠しているのはテレビ朝日のみで他のANN系列各局とBS朝日では放送局名で冠している。
  68. ^ 両局ともクロスネットは行っていない。
  69. ^ 主として山陰地方は山陰放送中心、高知県は高知放送中心。
  70. ^ 所在地こそ高知県ではあるものの、取水量を初めとしたダムの役割上、高知県以上に香川県への影響が大きくなるのが背景にある。
  71. ^ なお佐賀県内のニュースはKBC佐賀支局設置以前も放送されていた。
  72. ^ ただしABC制作番組の一部は腸捻転時代の名残もあり「制作協力:MRT」の番組もある。
  73. ^ そのため、宮古テレビ宮古島)、石垣ケーブルテレビ石垣島)ではテレ朝系列の番組を時差配信していた。
  74. ^ 大東諸島に関しては他の放送局も同じで長らく沖縄県の放送は直接受信できなかったが、2011年の初頭に海底光ファイバーケーブルの敷設工事が行なわれ、同年7月22日のデジタル中継局開局で沖縄県の放送が受信できるようになった。
  75. ^ 但し、放送エリア内でありながら直接受信できない地域でのケーブルテレビ配信が行われる場合は、区域外再放送ではない。

外部リンク[編集]