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「セガ」の版間の差分

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{{Pathnav|セガサミーホールディングス|セガホールディングス|'''セガゲームス'''|frame=1|hide=1}}
<pre style="font-family:IPAMonaPGothic,'IPA ドナルド Pゴシック',Monapo,Mona,'MS PGothic','MS Pゴシック',sans-serif;font-size:16px;line-height:18px;">
{{観点|date=2018年12月26日 (水) 20:02 (UTC)}}
             ζ
{{基礎情報 会社
         / ̄ ̄ ̄ ̄\       / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|社名 = 株式会社セガゲームス
       /         |    < カツオ、こづかいじゃ。
|英文社名 = SEGA Games Co., Ltd.
       | ⌒  ⌒   /|      \_______
|ロゴ = [[ファイル:Sega logo.svg|200px|セガのロゴ]]
       | (・)  (・)   |||||||
|画像 =
       | ⊂⌒◯-----∂)___   ___
|画像説明 =
       | ||||||||_     /     ゙Y"     \
|種類 = [[株式会社 (日本)|株式会社]]
         \ヽ_/ \/              \
|市場情報 = {{上場情報|東証一部|7964|1990年10月1日|2004年9月27日}}{{上場情報|東証二部|7964|1988年4月12日|1990年9月30日}}{{上場情報|店頭公開|7964|1986年4月|1988年4月11日}}
         \    /                 \
|略称 = SEGA(ブランド)、セガネットワークス(社内カンパニー)
          / ̄ ̄ ̄ ̄)        *      ( ̄ ̄ ̄ ̄)
|国籍 = {{JPN}}
         |    ─<         |\      >─   (
|本社郵便番号= 141-0033
         |      )     /  (|ミ;\    (      )
|本社所在地= [[東京都]][[品川区]][[西品川]]一丁目1番1号<br />住友不動産大崎ガーデンタワー
         ヽ    ̄ ̄)    /(___人|,iミ'=;\  (  ̄ ̄   )
|本社緯度度 = 35|本社緯度分 = 36|本社緯度秒 = 53.8|本社N(北緯)及びS(南緯) = N
         /" ̄ ̄ ̄ ̄   /    《v厂リiy\  ̄ ̄ ̄ ̄\
|本社経度度 = 139|本社経度分 = 43|本社経度秒 = 52.2|本社E(東経)及びW(西経) = E
         /        /        ゙|,/'' v:,,、.¨)z,_       \
|設立 = [[1960年]][[6月3日]](創業[[1951年]][[4月]])
        /       /         ミ/ .-─ .゙》z、      \
|業種 = 5250
        /      /           〔」″ノ‐ 、u ¨\      )
|統一金融機関コード =
       (      /             ゙|, ..冫 .rー    ̄\_    |
|SWIFTコード =
        |      〔              ミ./′   ..r-ー __,,ア┐  |
|事業内容 = 携帯電話、PC、スマートデバイス、家庭用ゲーム機向けゲーム関連コンテンツの企画・開発・販売
        |      |              {. .,,,,   .′  .´′ .¨\|
|代表者 = 代表取締役会長[[最高経営責任者|CEO]] [[里見治紀]]<br />代表取締役社長[[最高執行責任者|COO]] 松原健二
        |       |              ∨   ノ冖′ =vvvvvv¨\
|資本金 = 1億円(2015年4月1日現在)
        |     /               ミ.   ,i'           .゙\_
|発行済株式総数 = 1億7494万5700株
        |     /                .{.  ノ  ,r¬″       .¨\
|売上高 = 684億3400万円<br />([[2019年]][[3月]]期)
        |     /                 ゙|, |  ノ      ー'''''''''''  .ーミz
|営業利益 = △18億6600万円<br />(2019年3月期)
        |     |                  ミ.     .,、 ._,,,、、r   ,,,,_____ ゙┐
|純利益 = △59億5700万円<br />(2019年3月期)
    _/"     |                  .ミ.   ./′ ´′      ̄⌒'h..¥
|純資産 = 139億9600万円<br />(2019年3月31日現在)
   (______)                  {.  }  ._,,,、  ,ノ冖''^¨    ″
|総資産 = 692億3600万円<br />(2019年3月31日現在)
</pre>
|従業員数 = 1955名(2017年12月31日現在)
|決算期 = 3月31日(年1回)
|主要株主 = (株)[[セガホールディングス]] 100%
|主要子会社 = (株)[[アトラス (ゲーム会社)|アトラス]] 100%<br />(株)f4samurai 65.8%
|関係する人物 = [[名越稔洋]](取締役[[CPO]])
|外部リンク = https://sega-games.co.jp<!--製品情報サイトはセガホールディングスが管理-->
|特記事項 = 2015年4月1日に株式会社セガから現社名へ商号変更。
}}
'''株式会社セガゲームス''' {{en|(SEGA Games Co., Ltd.)}} は、[[コンシューマーゲーム]]並びに[[ソーシャルゲーム]]の開発、製造、販売を行う[[セガサミーホールディングス|セガサミーグループ]]の企業で、[[セガホールディングス|株式会社セガホールディングス]]の100%子会社。

本稿では'''株式会社セガ'''時代の家庭用ゲーム機やコンシューマーゲーム、経営、(旧)'''株式会社セガネットワークス'''についても述べる。

== 概要 ==
1951年に[[外資系]]の[[ジュークボックス]]の納入・メンテナンス会社として創業(ただし、現在のセガゲームスは1960年に分社化された際の片方、'''日本娯楽物産'''が母体となっている。また、1984年の[[CSK (企業)|CSK]]グループの資本参加の際に[[民族資本]]となっている)。1983年にコンシューマーゲームに進出。

社名の頭文字であるセガの由来は、日本娯楽物産が1960年に発売して大ヒットした国産初の[[ジュークボックス]]「セガ1000」にちなむ。日本娯楽物産の前身「サービスゲームズジャパン」の「'''SE'''RVICE '''GA'''MES」から命名されたものであり、近年では頭文字にセガが付くグループ企業も含めて簡略化して後者のみ紹介される場合が多い。

2015年2月12日にセガサミーグループの再編が発表され、株式会社セガは同年4月1日付で株式会社セガネットワークスを吸収合併した上で'''株式会社セガゲームス'''に商号変更し、コンシューマゲーム事業並びにソーシャルゲーム事業を手掛ける会社となり、セガから[[会社分割|新設分割]]で設立された[[中間持株会社]][[セガホールディングス]]の子会社となった<ref name="sega20150212">[https://www.sega.co.jp/wp-content/uploads/2015/02/nr150212_1.pdf セガグループの再編及び新会社設立のお知らせ]セガプレスリリース 2015年2月12日</ref><ref name="segasammy20150212">[https://www.segasammy.co.jp/japanese/pdf/release/20150212_organizational%20restructuring_j_final_1.pdf グループ内組織再編とそれに伴う一部子会社の名称変更に関するお知らせ]セガサミーホールディングス 2015年2月12日</ref><ref name=4gemer20150212>[https://www.4gamer.net/games/999/G999905/20150212112/ セガグループ再編により,セガを分社化して新会社3社を設立。コンシューマ事業部門はセガネットワークスを吸収合併してセガゲームスへ]4Gamer.net 2015年2月12日</ref><ref name="anibiz20150214">[http://www.animeanime.biz/archives/20838 セガサミーHDグループ再編 トムスは中間持株会社セガHDの子会社に]アニメ!アニメ!ビズ 2015年2月14日</ref><ref name="segahd20150401">[https://www.sega.co.jp/wp-content/uploads/2015/03/20150401_1.pdf 新生セガグループ営業開始のお知らせ]セガホールディングス 2015年4月1日</ref>。

セガ・エンタープライゼスおよび株式会社セガの時代にはコンシューマゲーム事業並びにソーシャルゲーム事業以外にも、[[アーケードゲーム]]事業やアミューズメント施設などの各種事業を行っていた(後述)。ちなみに施設運営部門は「営業部」、風営法8号店向けの機器販売部門は「国内販売部」(略称「国販」)と、他の企業とはやや異なる呼称となっていた。

社歌は「[[若い力 (セガ)|若い力]]」(作詞:セガ社員〈元社員 高橋栄一〉 / 作曲:[[若草恵]])。

=== 実績 ===
セガ時代に手掛けていた[[テレビゲーム|家庭用ゲームハード]]事業では、[[SG-1000]]、[[セガ・マークIII]]、[[メガドライブ]]、[[セガサターン]]、[[ドリームキャスト]]などをリリースしており、セガサターン・ドリームキャストは[[任天堂]]とソニー・コンピュータエンタテインメント(後の[[ソニー・インタラクティブエンタテインメント]])の2社と共に家庭用ゲームハード3大メーカーとして鎬を削るも、どちらも販売戦略の失敗で他の2社の後塵を拝する結果となった。かつてセガサターン事業部長やドリームキャスト事業部門担当を務め、セガホールディングス代表取締役社長兼セガゲームス取締役を務める[[岡村秀樹]]は後のインタビューで「アーケードゲームは強かったが、家庭用ゲームに対するマーケットインは弱かった」と語っている<ref name="inside20151116">[https://www.inside-games.jp/article/2015/11/16/93060.html セガならではの感動体験を届けたい・・・セガホールディングス岡村秀樹社長インタビュー]iNSIDE 2015年11月16日</ref>。宣伝でセガサターンでは[[藤岡弘、]]演じる[[せがた三四郎]]を起用。ドリームキャストではプロデューサーの[[秋元康]]を社外取締役に招聘し、広告宣伝費に約130億円を投じて当時の役員[[湯川英一]]を起用した[[コマーシャルメッセージ|CM]]を放映するなど大々的に宣伝した。

1980年代末までは、まだマスターシステムが世界的にはヒットしていなかったため、アーケードのタイトルに限り、知的財産権の使用許諾を他社のゲーム機や[[パーソナルコンピューター|パソコン]]に他のソフトメーカーに向けて取っていたが、メガドライブの世界的なヒット以降は、このような措置を取らなくなった。

1999年に[[携帯ゲーム機]]に限り、初めて他社プラットフォームの[[サードパーティー]]参加を表明。[[ワンダースワン]]・[[ゲームボーイ]]・[[ネオジオポケット]]にタイトルを供給した。ただし、2001年までの間は、セガ自体は開発や版権使用許諾のみであり、販売は他社に委託していた<ref>『[[サクラ大戦GB 檄・花組入隊!]]』は、他社に販売を委託していた頃に発売したため、[[メディアファクトリー]]からリリースされ、続編の『[[サクラ大戦GB2 サンダーボルト作戦]]』では、自社販売が行われるようになった後の発売のため、自社ブランドからのリリースとなった。</ref>。

2001年1月31日に家庭用ゲームハード製造事業からの撤退および他社据置型ゲーム機プラットフォーム(SCE・任天堂・[[マイクロソフト]]の[[Xbox]])へのソフト供給を「構造改革プラン」として発表し、それと同時に、携帯型ゲーム機も含めて自社からの販売に完全に移行した。以後、他社プラットフォーム向けの[[ソフトウェア]]供給に専念している。『[[ソニックシリーズ]]』、『[[バーチャファイターシリーズ]]』、『[[サクラ大戦シリーズ]]』等の人気[[シリーズ (作品)|シリーズ]]も他社ハードへ移行した。

==== タイトル版権の譲受 ====
自社開発タイトルの他にも、事業停止や経営破綻したゲームメーカーからタイトルの版権や各種権利を譲受することもある。

1998年3月に[[強制和議|和議]]を申請した[[コンパイル (企業)|コンパイル]](2003年11月に[[破産]])から、和議申請と同時に『[[ぷよぷよ]]』の[[知的財産権]]を、コンパイルにおける『ぷよぷよ』の商標使用権が切れた直後の2003年には『ぷよぷよ』の販売権をそれぞれ譲受している。

[[アトラス (ゲーム会社)|アトラス]]ブランドを保有していた[[インデックス・ホールディングス|インデックス]]が2013年6月に[[民事再生法|民事再生手続]]を申請し(旧:インデックスは2014年4月に民事再生手続廃止の上、同年7月に破産)、2013年9月にセガがインデックスの再生スポンサーとなったと同時に、セガは事業引受会社となる100%子会社のセガドリームを設立した<ref name="segasammy">[https://www.segasammy.co.jp/japanese/pdf/release/20130918_index_j_final.pdf 株式会社インデックスの事業譲受けに関する契約締結について]セガサミーホールディングス 9月18日</ref><ref name="inside">[https://www.inside-games.jp/article/2013/09/18/70402.html セガサミー、インデックス買収を正式発表・・・「アトラス」ほか事業の大半を取得]INSIDE 2013年9月18日(同日閲覧)</ref><ref>[https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/615913.html セガサミー、インデックスの事業譲受けを決定]GAMEWatch 2013年9月18日(2013年9月19日閲覧)</ref>。同年11月にインデックスの[[新旧分離]]とこれに伴うアトラスの全権利を譲受したと同時に、セガドリームの社名は[[iXIT|インデックス]](後のアトラス〈新社〉)に変更された<ref name="famituu">[https://www.famitsu.com/news/201311/01042571.html セガドリームがインデックスに社名を変更]ファミ通.com 2013年11月1日(同日閲覧)</ref><ref name="mantan20131101">[https://mantan-web.jp/article/20131101dog00m200041000c.html インデックス : 新旧分離でセガ傘下に 「アトラス」ブランドも継続]まんたんウェブ 2013年11月1日</ref>。これによりセガは子会社を通じてではあるものの、アトラスの人気シリーズである『[[女神転生|真・女神転生]]』シリーズ(『[[ペルソナシリーズ|ペルソナ]]』シリーズ含む)、『[[世界樹の迷宮]]』シリーズなどのアトラスの全権利を手に入れることとなった。

2015年4月に経営危機が表面化した[[イメージエポック]] (2015年5月に破産)から、『[[セブンスドラゴンシリーズ]]』の開発権並びに『[[STELLA GLOW]]』の発売権をそれぞれ譲受している(知的財産権は親会社であるセガホールディングスが譲受)。

2016年9月に[[テクノソフト (ゲーム会社)|テクノソフト]]の全権利を保有していたトゥエンティワンから、テクノソフトが発売していた全作品の製造・販売権を譲受している(知的財産権は親会社であるセガホールディングスが譲受)。

尚、『ぷよぷよ』、『セブンスドラゴンシリーズ』、『STELLA GLOW』、テクノソフトの作品の知的財産権は後述の通りセガホールディングスが保有し、セガゲームスは開発・製造・販売のみを担当している。子会社のアトラスのタイトルの全権利はアトラスとセガホールディングスの共同保有となっている。

== 事業所 ==
*本社:東京都品川区西品川1丁目1番1号(住友不動産大崎ガーデンタワー)

== 経営 ==
{{see|ドリームキャスト#歴史}}
1984年に[[大川功]]率いる[[CSK (企業)|CSK]]が、セガの親会社であったアメリカのガルフ&ウエスタン(過去に[[パラマウント映画]]・[[スタックス・レコード]]などを保有した、金融・不動産系[[コングロマリット]])から株式を買収し、CSKグループ入りした。その後、[[バブル景気]]到来による娯楽の拡大から業績は堅調に推移し、[[キョクイチ]]の買収など事業を拡大した。

1980年代末頃、家庭用ゲーム機で自身の[[特許]]([[知的財産権]])を侵害されたとしてアメリカの[[発明家]] [[ジャン・コイル]]がセガと任天堂に対して訴訟を起こした。任天堂はライセンス料を支払うかたちで和解するも、セガは最高裁判所まで争い、1992年に57億円の支払いを命ずる判決が下される結果となった(ジャン・コイル事件)。

1994年末に発売した[[セガサターン]]が、ソニー・コンピュータエンタテインメント(後の[[ソニー・インタラクティブエンタテインメント]])の[[PlayStation (ゲーム機)|PlayStation]]や1996年発売の[[NINTENDO64|ニンテンドウ64]]との間でシェア争い(→''[[日本におけるゲーム機戦争]]'')が起こり、特にPlayStationに大きく水をあけられ苦戦することになった。

[[1997年]][[1月23日]]、[[エニックス]](現:[[スクウェア・エニックス]])がPlayStation用ソフト『[[ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち]]』の制作発表を行った同日に、セガとバンダイは「1997年[[10月1日]]付で[[バンダイ]](現在は[[バンダイナムコエンターテインメント|ナムコ]]と経営統合し [[バンダイナムコホールディングス]]の一部)と[[合併 (企業)|合併]]し、新社名をセガバンダイとする」と発表した。<br />
これはバンダイ側が1997年3月期決算で上場以来初の赤字見通しとなった事が関係しているとされる。バンダイはキャラクタービジネスに強みを持っていたが創業者一族による叩き上げの[[同族経営]]で発展した玩具メーカー、セガはアミューズメント事業とコンシューマー事業の2本柱でバンダイを大きく上回る(2倍以上の売上高)規模で事業展開を行う大手娯楽企業といった社風に大きな違いがあった。また、同年3月頃より前年発売の『[[たまごっち]]』が大ヒットした事(諸説)もあり、同年[[5月27日]]、バンダイからの申し入れにより合併合意は解消となった。

セガバンダイの破談後、大川功CSK代表取締役会長がセガ代表取締役会長にも就任(兼任)したことで実効的に経営参画し、CSKとセガ、[[メディアリーヴス|アスキー(後のメディアリーヴス)]]、大川功個人の4者間で株式の持ち合いを強化した。また、1998年に中興の祖であった[[中山隼雄]]代表取締役社長が退任し、後任には本田技研工業出身の[[入交昭一郎]]副社長が昇格した。

1998年11月に社運を賭けて発売した[[ドリームキャスト]]がPlayStationの牙城を崩すことはできず売上不振が続いた事で、2000年3月期まで3期連続で約350-430億円の赤字を計上する。1999年に海外でも発売し好調な売れ行きを見せたが、[[PlayStation 2]]の登場により2000年後半以降全世界で売上が失速する。2000年6月に入交昭一郎代表取締役社長が同副社長に降格、秋元康が社外取締役を退任し、大川功会長が代表取締役社長を兼務する役員体制とした。同時にアーケードゲーム製造事業も不採算事業となり、2000年12月にアーケード機器最終組立工場であった矢口事業所([[千葉県]][[印旛郡]][[栄町]])を閉鎖し(現在は[[セガ・ロジスティクスサービス]]矢口事業所として存続)、アーケード機器組立を外注化した。また、アミューズメント施設事業を地域5社へ分社化(後に[[セガ アミューズメント]]へ統合)し、全国各地にあった支店・営業所・出張所<ref>[https://web.archive.org/web/19981206123834/http://www.sega.co.jp/sega/corp/kaisha/address.html 事業所]セガ・エンタープライゼス(1998年12月6日のキャッシュ)</ref><ref>[https://web.archive.org/web/19970215134128/http://www.sega.co.jp/sega/corp/kaisha/branch.html 営業所・出張所]セガ・エンタープライゼス(1997年2月15日のキャッシュ)</ref>を段階的に閉鎖した。

2001年1月31日、経営再建策「'''構造改革プラン'''」として、家庭用ゲーム機ハード事業(ドリームキャスト)からの撤退と他社家庭用ゲーム機プラットフォームへのソフト供給を発表。約815億円の特別損失を計上し、経営破綻寸前に陥った。しかし翌日に大川功が約850億円の私財寄付という形で損失補填を表明したことで経営危機は回避されたが(2001年3月期決算は家庭用ゲーム機ハード事業撤退にかかわる費用を計上したため約520億円の赤字<ref>[https://www.segasammy.co.jp/japanese/ir/library/pdf/printing_archive/2001/sega/sega_jigyo_tuuki_2001.pdf 第43期事業報告書]セガ</ref>)、大川功は同年3月に心不全のため逝去。この経営再建策から2002年3月期以降、業績は回復基調へ移ったが、株式の無配は2004年3月期まで続くことになる。

=== サミーとの経営統合 ===
2003年2月13日にセガはパチスロメーカーの[[サミー]]との経営統合を発表。この合併劇は大川亡き後のCSK[[青園雅紘]]社長(当時)主導で纏められ、発表当時は寝耳に水とされた。CSKは保有するセガ株の下落により約500億円の[[減損会計|減損処理]]を強いられ[[自己資本|株主資本]]を毀損する情勢となったことから、サミーへの持株売却による資本撤退を狙ったものとされている。なお、この際、サミーの里見治会長は「ファミ通」誌のインタビューで、「セガは開発は素晴らしい」と発言している。

しかしながら、2001年9月にアミューズメント事業で業務提携していたナムコ(後の[[バンダイナムコエンターテインメント]])が2002年より経営統合の申し入れを行っていた事を2003年4月17日に公式発表、さらに同時期にゲーム開発部門をコナミ(後の[[コナミホールディングス]])と合併する話も表面化する。しかし、サミーとの経営統合が決定したことが主因となり、両プロジェクトともに自然消滅している(時期的に、株式や社債等の有価証券に対する合法的なコントロールを目的として情報公開された可能性も考えられる)。同様に、ドリームキャストの不振による経営危機が囁かれた2000年12月27日には[[任天堂]]がセガを買収すると[[ニューヨーク・タイムズ]]が報じ、セガと任天堂双方で事実無根である旨をニュースリリースで公表。2013年2月にはマイクロソフト本社が[[Xbox]]立ち上げの際にセガの買収を内部で検討していたことが元役員のインタビューから明らかとなっている<!--[[ドリームキャスト#市場での敗因]] 参照-->。

2003年12月、当初発表通りサミーがCSKの保有するセガ株22.4%を453億3400万円で買収し筆頭株主となり、セガは事実上サミーの傘下に入った。また[[2004年]][[10月1日]]付けで[[事業持株会社]] [[セガサミーホールディングス]](セガサミーHD)を設立し、セガはサミーと共にセガサミーHDの100%子会社となり経営統合した。

2004年に作家の[[清水一行]]がセガバンダイ合併構想からサミーによる買収までの一連のM&A騒動を、セガをモチーフにしたゲーム会社の総務社員が親会社創業者の令によって合併交渉に奔走する様を描いた[[経済小説]]「ITの踊り」を上梓している。

=== セガグループ再編 ===
セガサミーホールディングスは、2014年5月9日にグループ各事業の収益構造を見直し、かつ成長分野への経営資源投入を可能とする事を整備する事を目的として、「グループ構造改革本部」を設置。2014年9月30日にセガの資本金を600億円から1億円に減資した。2014年10月31日に、グループをエンタテインメントコンテンツ事業・遊技機事業・リゾート事業の3事業グループへ再編する、収益性の抜本的改善の取り組み、セガ構造改革担当に関する人事の3点を発表し、2015年1月30日に、[[ソーシャルゲーム]]並びに[[オンラインゲーム]]を成長分野として位置づける一方で、2014年3月期決算で営業損益の約7割を占め、2015年3月期も赤字予想となっていた[[アーケードゲーム]]事業を中心に製品ラインナップの絞り込みや、一部サービスから撤退すること、約120人の希望退職を募集すること、海外事業の合理化を柱にしたセガにおける構造改革を発表<ref>[https://www.segasammy.co.jp/japanese/pdf/release/20150130_segareform_j_final.pdf 株式会社セガにおける構造改革の実施に関するお知らせ]セガサミーホールディングス 2015年1月30日</ref>。同年2月12日に、セガグループをコンシューマ事業、アミューズメント事業、TOY・映像事業、アミューズメント施設事業の4事業に再編し、同年4月1日付でセガをセガネットワークスを吸収合併した上でセガゲームスへ商号変更する、[[中間持株会社]]である[[セガホールディングス]]、アーケードゲームを手掛ける新会社となる[[セガ・インタラクティブ]]、[[ジョイポリス]]や[[Orbi Yokohama]]の運営を行う新会社となるセガ・ライブクリエイション(後の[[CAセガジョイポリス]])の3社をセガから新設分割で設立することを発表。同年3月26日にセガが[[経済産業省]]に提出していた産業競争力強化法に基づく事業再編計画が経済産業省から認定され、セガ本体は同年4月1日付でセガネットワークスを吸収合併してセガゲームスへ商号変更した上で[[コンシューマーゲーム]]事業並びに[[ソーシャルゲーム]]事業のみを行う会社となり、同じくコンシューマーゲーム及びソーシャルゲーム事業を手掛けている[[サミーネットワークス]]、セガゲームスの子会社となった[[アトラス (ゲーム会社)|アトラス]]共々セガグループのコンシューマ事業に組み入れられた。知育エンターテインメントサービスであるテレビーナ、セガ公式コミュニティであるit-tells(いってる)、[[コンピュータエンターテインメント協会]]会員もセガゲームスがそれぞれ承継した<ref name=ittells>[https://sega.jp/topics/151202_info_1/ コミュニティサイト『it-tells』が正式サービスに移行 ~記念コミュニティの開設及びプレゼントキャンペーンを実施~]セガグループ製品情報サイト 2015年12月2日</ref>。

同時に、子会社管理などのコーポレート部門、IP(知的財産権)管理部門、ITインフラ部門をセガホールディングスへ、日本娯楽物産時代から手掛けていた[[アーケードゲーム]]事業やそれに付帯する事業をセガ・インタラクティブへ、ジョイポリスやOrbi Yokohamaなどのエンタテイメントパーク事業の一部をセガ・ライブクリエイションへ同年4月1日付でそれぞれ承継させた。セガが加盟していた[[日本アミューズメントマシン協会]]の各事業部会員に関しても、AMマシン事業部はセガ・インタラクティブ(サミーと[[セガ・ロジスティクスサービス]]も加盟)が、SC施設事業部は[[セガ エンタテインメント]]が、遊園施設事業部はセガ・ライブクリエイションがそれぞれ承継した。

これに伴い、セガゲームス、セガ・インタラクティブ(2社共前身のセガが開発したタイトルも含む)、[[サミー]]が開発したゲームのIP(知的財産権)や[[ソニック・ザ・ヘッジホッグ]]などのセガのキャラクターの版権、セガ羽田1号館・2号館などの不動産はセガホールディングスが保有することになった他、セガゲームス並びに、セガ・インタラクティブやセガ エンタテインメント、サミーネットワークス、セガ・ロジスティクスサービスなどは、セガサミーホールディングスの連結子会社となったセガ・ライブクリエイションを除き、セガから新設分割で設立されたセガホールディングスの子会社もしくは孫会社となった<ref name="sega20150212" /><ref name="segasammy20150212" /><ref name=4gemer20150212 /><ref name="anibiz20150214" /><ref name="segahd20150401" />。

セガゲームスは従来からの家庭用ゲームやPCゲームを手掛けるコンシューマ・オンラインカンパニーと、旧セガネットワークスが行ってきた[[スマートフォン]]や[[タブレット端末]]向けコンテンツ配信を行うセガネットワークス カンパニーの[[社内カンパニー]]制を当初は採用していたが、2017年4月1日付で社内カンパニー制は廃止されたと同時に、セガネットワークスの名称も消滅した。但し、セガ第一研究開発本部が開発を担当していた『[[チェインクロニクル]]』シリーズ、『封印勇者!マイン島と空の迷宮』、セガ第二研究開発本部が開発を担当していた『[[セガNET麻雀 MJ]]』の開発は、セガ・インタラクティブの研究・開発組織となったセガ・インタラクティブ第一研究開発本部並びにセガ・インタラクティブ第二研究開発本部が引き続き行う他、『[[UFOキャッチャー]]』などセガ・インタラクティブへ製造・販売が移管された一部製品の[[商標権]]はこれまで通りセガゲームスが保有する。

セガホールディングス設立後から行われている事業再編計画により、セガホールディングスが保有していたインデックス(後の[[iXIT]])全株式は[[澤田ホールディングス]]へ譲渡され、セガサミーグループであるサミーネットワークスはエンタテインメントコンテンツ事業から遊技機事業へセグメントが変更されたと同時に、セガホールディングスが保有していたサミーネットワークス全株式はサミーへ譲渡された。これに伴い、2016年4月1日以降のセガグループにおける国内のコンシューマ事業は、セガゲームスと子会社3社(アトラス、f4samurai、プレイハート)の4社だけで手掛けることになる。

経営面では、広告宣伝費の高騰などからセガ時代の2012年3月期から2016年3月期までの5期連続で7億7900万円 - 93億5800万円の営業赤字が<ref name="inside20151116" />、最終決算においても貸倒引当金繰入や事業再編損などでセガ時代の2014年3月期から2016年3月期までの3期連続で34億500万円 - 102億100万円の最終赤字がそれぞれ続いていたが、2017年3月期は6期ぶりの営業黒字に、2017年3月期の最終決算においても4期ぶりの最終黒字となった。

2018年8月20日に本社所在地・本店所在地を[[西品川]]にある住友不動産大崎ガーデンタワーへ移転<ref name="segasammy20180727">[https://www.segasammy.co.jp/japanese/pdf/release/180727segasammy_information.pdf 本社事務所移転のお知らせ]セガサミーホールディングス 2018年7月27日</ref><ref name="games20180803">[https://sega-games.co.jp/release/180803_1.html 本社機能移転に伴う休業のお知らせ]セガゲームス 2018年8月3日</ref><ref name="houjin">[https://www.houjin-bangou.nta.go.jp/henkorireki-johoto.html?selHouzinNo=4010801006141 株式会社セガゲームス]国税庁法人番号公表サイト</ref>。セガゲームスは創業地である[[羽田 (大田区)|羽田]]から離れることになった。ライセンス機能も、同年10月1日にセガサミーホールディングスが新設したグループライセンス本部へ吸収された<ref name="segasammy20180928">[https://www.segasammy.co.jp/japanese/pdf/release/20180928_organization_j_final.pdf グループ経営強化に向けたグループ横断的組織再編のお知らせ]セガサミーホールディングス 2018年9月28日</ref>。

== 同業他社との関係 ==
ドリームキャストの製造中止を発表した2001年以降はコラボレーションによるソフト開発や、アーケードゲーム基板「[[トライフォース (アーケードゲーム基板)|Triforce]]」の共同開発などで、かつての競合他社である[[任天堂]]に急接近している。当初は[[ニンテンドーゲームキューブ|ゲームキューブ]]向け新作タイトルの供給に注力した他、後年には[[Wii]]の[[バーチャルコンソール]]向けメガドライブソフトを提供したり、自社の代表的キャラクターである[[ソニック・ザ・ヘッジホッグ|ソニック]]が任天堂のゲームに登場したり、アーケード版の[[リズム天国]]を共同開発したりと、その提携には拍車がかかりつつある。

[[レベルファイブ]]が開発した[[ニンテンドーDS]]ソフト[[イナズマイレブン]]シリーズが、セガのペンなどによって画面にタッチしキャラクターを操作するシステムの特許を侵害しているとして、2012年10月22日、レベルファイブに対しイナズマイレブンシリーズ8作品の販売差し止め・廃棄並びに約9億円の[[損害賠償]](特許使用料として入る見込みだった金額)の支払いを求め[[東京地方裁判所|東京地裁]]に提起した(現在係争中)<ref>[https://nlab.itmedia.co.jp/gg/articles/1212/11/news091.html 「イナズマイレブン」が特許侵害? セガ、東京地裁にレベルファイブを提訴] 2012年12月11日 ITmedia</ref>。

==会社沿革==

=== サービスゲームズジャパン (1951年 - 1960年) ===

*[[1951年]] レイモンド・レメーヤー、リチャード・スチュアートにより「'''サービスゲームズジャパン'''」として創業。
*[[1956年]] サービスゲームズジャパン創業5周年。

=== 日本娯楽物産と機械製造 (1960年 - 1965年) ===

*[[1960年]] 「'''サービスゲームズジャパン'''」分社化。営業部門の「'''日本娯楽物産'''」(リチャード・スチュアート代表)と製造部門の「'''日本機械製造'''」(レイモンド・レメーヤー代表)とに分割・新設。国産初のジュークボックス『セガ1000』を開発。
*[[1961年]] 日本娯楽物産と機械製造創業10周年。
*[[1964年]] 日本娯楽物産、日本機械製造を吸収合併。アーケードゲーム事業に進出

=== セガ・エンタープライゼス (1965年 - 2000年) ===
*[[1965年]] 「ローゼン・エンタープライゼス」と合併し、「'''セガ・エンタープライゼス'''」に社名変更。社長はデイヴィッド・ローゼン。アミューズメント施設事業に進出
*[[1966年]] セガ・エンタープライゼス創業15周年。アーケードゲーム『[[ペリスコープ]]』発売。
*[[1969年]] アメリカの[[コングロマリット]]「[[:en:Gulf and Western Industries|ガルフ・アンド・ウエスタン・インダストリーズ]]」の傘下に入る。
*[[1971年]] セガ・エンタープライゼス創業20周年。国産初のピンボールとなる『フリッパーピンボール』発売。
*[[1973年]] アタリ『[[ポン (ゲーム)|ポン]]』のコピーゲーム『ポントロン』を発売。[[タイトー]]の『エレポン』とほぼ同時に、日本初のテレビゲーム(会社)となる。
*[[1976年]] セガ・エンタープライゼス創業25周年。
*[[1978年]] アメリカのアーケードビデオゲーム会社「[[グレムリン・インダストリー]]」を買収。
*[[1979年]] 「エスコ貿易」を買収。エスコ貿易社長の[[中山隼雄]]、代表取締役副社長に就任。ピンボールの製造・販売から撤退。
*[[1981年]] セガ・エンタープライゼス創業30周年。
*[[1983年]] [[CSK (企業)|CSK]]グループの資本参加により、CSKグループ傘下に入る。中山、代表取締役社長就任。8ビット家庭用ゲーム機[[SG-1000]]発売。8ビットパソコン[[SC-3000]]発売。日本初のレーザーディスクゲーム「[[アストロンベルト]]」発売
*[[1984年]] 8ビット家庭用ゲーム機[[SG-1000II]]発売。
*[[1985年]] 世界初の体感アーケードゲーム機『[[ハングオン]]』発売。[[UFOキャッチャー]]発売。8ビット家庭用ゲーム機[[セガ・マークIII]](SG-1000III)発売 SEGA of America設立。
*[[1986年]] セガ・エンタープライゼス創業35周年。株式 店頭登録。体感アーケードゲーム機『[[スペースハリアー]]』と『[[アウトラン]]』発売。
*[[1987年]] 体感アーケードゲーム機『[[アフターバーナー (ゲーム)|アフターバーナー]]』発売。8ビット家庭用ゲーム機[[マスターシステム]](SG-1000IV)発売
*[[1988年]] 株式 東京証券取引所市場第二部上場。アーケードゲーム機『[[テトリス]]』発売。16ビット家庭用ゲーム機[[メガドライブ]]発売
*[[1990年]] 同株式 第一部指定。カラー液晶携帯ゲーム機[[ゲームギア]]発売
*[[1991年]] セガ・エンタープライゼス創業40周年。16ビットパソコン[[テラドライブ]]発売。メガドライブ用周辺機器[[メガCD]]、そして同機用ゲームソフト『[[ソニック・ザ・ヘッジホッグ (1991年のゲーム)|ソニック・ザ・ヘッジホッグ]]』発売。クレーンゲーム機NEW UFOキャッチャー発売
*[[1992年]] フル[[ポリゴン]]アーケードゲーム機『[[バーチャレーシング]]』発売。アメリカで特許侵害をめぐり[[ジョン・コイル]]と巨額裁判になる。セガは和解金として日本円で57億円をコイルに支払った。12月6日[[両国国技館]]でゲームイベント「遊星Sega World」を開催。
*[[1993年]] 3D対戦格闘アーケードゲーム機『[[バーチャファイター]]』発売。[[1993年のF1世界選手権|F1グランプリ 1993]]で[[ウィリアムズF1|ウィリアムズ]]・[[ルノーF1|ルノー]]をスポンサードする。
*[[1994年]] メガドライブ用周辺機器[[スーパー32X]]発売。64ビット家庭用ゲーム機[[セガサターン]]、そして同機互換業務用汎用CGボード[[ST-V]]発表。3D対戦格闘アーケードゲーム機『バーチャファイター2』発売。業務用[[通信カラオケ]]事業を手掛ける子会社として[[セガカラ|セガ・ミュージック・ネットワークス]]を設立
*[[1995年]] シール作成機[[プリント倶楽部]]発売。物流部門を[[セガ・ロジスティクスサービス]]に分社。
*[[1996年]] セガ・エンタープライゼス創業45周年。
*[[1997年]] 株式会社バンダイとの合併を発表<ref>{{Cite web |date=1997-01-23 |url=https://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/970123/bandai.htm |title=セガとバンダイ、10月1日に合併することを発表、新社名は「セガバンダイ」 |publisher=PC Watch |accessdate=2012-08-20}}</ref>(後に白紙撤回)。[[東糀谷]]にあった[[赤井電機]]旧本社ビルを取得し、セガ本社3号館とする
*[[1998年]] 経営破綻した株式会社コンパイルから『[[ぷよぷよ]]』の権利を買う。家庭用ゲーム機[[ドリームキャスト]]発売。ドリームキャスト互換業務用汎用CGボード[[NAOMI]]発表。[[入交昭一郎]]、代表取締役社長就任

=== 株式会社セガ (2000年 - 2015年) ===
*[[2000年]] ソフトウェア開発部門を分社化。アミューズメント施設運営部門を地域会社の[[セガ アミューズメント]]東日本・東京・東海・関西・西日本に分社化。商号、株式会社セガ・エンタープライゼスから「'''株式会社セガ'''」に変更。[[大川功]]、代表取締役会長兼社長就任。アーケードゲーム機自社生産から撤退。
*[[2001年]] セガ創業50周年。家庭用ゲーム機製造販売から撤退を表明。大川功より850億円の個人資産の寄付を受ける。佐藤秀樹、代表取締役社長就任。社員18人が解雇や賃金カットを不当だとして訴訟を起こす。後、これら行為を撤廃する方向で和解。
*[[2002年]] [[Xbox]]互換業務用汎用CGボード[[Chihiro]]発表。[[ニンテンドーゲームキューブ]]互換業務用汎用CGボード[[トライフォース (アーケードゲーム基板)|TRIFORCE]]発表。セガ アミューズメント地域会社5社、セガ アミューズメント東京を存続会社とした上で合併し、株式会社セガ アミューズメントに
*[[2003年]] 開発子会社のオーバーワークスとワウ エンターテイメントが合併し、[[セガワウ]]へ社名変更。[[ユナイテッド・ゲーム・アーティスツ]]を[[ソニックチーム]]へ、[[セガ・ロッソ]]を[[ヒットメーカー (セガ)|ヒットメーカー]]に統合。[[デジタルレックス]]を新設。[[小口久雄]]、代表取締役社長就任。
*[[2004年]] 開発子会社のセガワウ、[[SEGA-AM2]]、ヒットメーカー、[[アミューズメントヴィジョン]]、[[スマイルビット]]、ソニックチーム、デジタルレックスをセガ本体へ統合。サミーと経営統合、[[セガサミーホールディングス]]設立。筆頭株主がCSKからサミーに変更となり、サミーの[[持分法適用関連会社]]となる。
*[[2005年]] セガとしては初の[[PC/AT|PC]][[アーキテクチャ]]をベースとした業務用汎用CGボード[[LINDBERGH]]発表。サミーからゲーム事業をセガ本体へ統合<ref>[https://www.segasammy.co.jp/japanese/pdf/release/2004.12.28_am.pdf 当社子会社間のアミューズメント・コンシューマ関連事業における発売元 / 販売元変更に関するお知らせ]セガサミーホールディングス 2004年12月28日</ref>。株式会社セガアミューズメント、株式会社サミーアミューズメントサービスを吸収合併<ref name="segasammy20050128">[https://www.segasammy.co.jp/japanese/pdf/release/2005_1_28irj_sas_sa_final1.pdf セガサミーグループの各事業分野別再編に伴う子会社の合併(アミューズメント施設事業)について]セガサミーホールディングス 2005年1月28日</ref>
*[[2006年]] セガ創業55周年。
*[[2007年]] これまで会長CEOだったサミー出身の[[里見治]]が社長CEO兼COO(6月19日)に就任、社長COOであったセガ出身の小口は副社長に。セガ・ミュージック・ネットワークス全株式を[[BMB]](後に[[エクシング]]へ吸収合併)に売却(家庭用通信カラオケ事業はセガが継続)
*[[2008年]] 業務用汎用CGボード[[RING (アーケードゲーム基板)|RING]]シリーズ (RINGEDGE, RINGWIDE) 発表。セガ出身で[[ナイキ]]ジャパン統括本部長、[[日本マクドナルド]]COOを経た[[臼井興胤]]が社長COOに就任、里見治は会長CEOに
*[[2009年]] アミューズメント施設運営部門の一部(15店舗)を株式会社ES1として分社化し、ES1全株式を[[スクウェア・エニックス・ホールディングス]]へ譲渡(後の[[タイトー]]〈3代〉)<ref>[https://web.archive.org/web/20110717175626/http://sega.jp/corp/koukoku/pdf/20090416_1.pdf 新設分割公告]セガ 2009年4月16日(2011年7月17日のキャッシュ)</ref>
*[[2011年]] セガ創業60周年。
*[[2012年]] セガ本社3号館並びにセガ本社別館を耐震基準が不十分として閉鎖し、本社を羽田から東品川のカナルサイドビルへ移転(登記上の本店は羽田のまま)。ソーシャルゲーム部門をセガネットワークスとして分社化。アミューズメント施設事業をセガ ビーリンクから商号変更した[[セガ エンタテインメント]]へ移管
*[[2013年]] [[インデックス・ホールディングス|インデックス]]の民事再生スポンサーとなる。11月に旧:インデックスから100%子会社の[[iXIT|インデックス]](旧:セガドリーム)へ旧:インデックスの全事業を譲受。12月にインデックスのアミューズメント事業をセガ本体へ統合
*[[2014年]] 資本金を600億円から1億円に減資<ref>[https://gamebiz.jp/?p=133615 セガが減資…資本金が599億円減少し1億円に]Sosial Game Info 2014年8月18日</ref>。

=== 株式会社セガネットワークス (2012年 - 2015年) ===
*[[2012年]]
** 7月2日 - 株式会社セガから新設分割で設立。同時にネットワーク事業:インターネットその他通信手段を介したゲームアプリケーション等、商品・サービスの企画、開発、設計、販売、配信、管理運営の事業をセガから移管<ref>[https://www.segasammy.co.jp/japanese/pdf/release/20120511_sega_j_final.pdf 子会社の新設分割に関するお知らせ]セガサミーホールディングス 2012年5月11日</ref>。本社をセガと同じくカナルサイドビルに置く。
** 9月 - 東京ゲームショウに初出展する。
** 11月 - 株式会社ポケラボと、ジョイントベンチャー企業であるSPG laboを共同で設立。
** 12月 - 株式会社f4samuraiと業務提携(後にセガネットワークス→セガゲームスの連結子会社化)。
*[[2013年]]
** 11月 - ファンイベントである「セガネットワークス ファン感謝祭2013」をAKIBA SQUAREで開催。
*[[2014年]]
** 5月 - 本社をカナルサイドビルから[[泉ガーデンタワー]]7階へ移転<ref>[http://sega-net.com/release/140327_4623.html オフィス移転のお知らせ]セガゲームス セガネットワークスカンパニー 2014年3月27日</ref>。
** 12月 - 2回目のファンイベントである「セガネットワークス ファン感謝祭2014」を豊洲PITで開催。
*[[2015年]]4月1日 - セガから商号変更された株式会社セガゲームスに吸収合併され解散。旧株式会社セガネットワークスはセガゲームスの社内カンパニーであるセガゲームス セガネットワークスカンパニーとなる。

=== 株式会社セガゲームス (2015年 - ) ===
*[[2015年]] セガサミーグループの再編を行い、商号を株式会社セガから、株式会社セガネットワークスを吸収合併の上で'''株式会社セガゲームス'''へ変更(ただし英語では1950年代の名称のように'''ゲームズ'''と濁る)。セガからコーポレート部門、IP管理部門、ITインフラ部門を株式会社[[セガホールディングス]]へ、アーケードゲーム事業を株式会社[[セガ・インタラクティブ]]へ、[[ジョイポリス]]などのエンタテイメントパーク事業を株式会社セガ・ライブクリエイション(後の[[CAセガジョイポリス]]株式会社)へそれぞれ新設分割で設立かつ移管。セガゲームスはセガホールディングスの子会社となる<ref name="sega20150212" /><ref name="segasammy20150212" /><ref name=4gemer20150212 /><ref name="anibiz20150214" /><ref name="segahd20150401" />。同時にf4samuraiをセガネットワークスの子会社からセガゲームスの子会社とする。セガ公式コミュニティであるit-tells(いってる)が正式版へ移行<ref name=ittells />。家庭用通信カラオケ事業から撤退
*[[2016年]] セガゲームス創業65周年。[[CRI・ミドルウェア]]との間で、アクロアーツ事業をセガゲームスからCRI・ミドルウェアへ移管することに合意<ref>[https://www.sega.co.jp/wp-content/uploads/2016/06/160622_01.pdf セガゲームスとCRI、グラフィックスミドルウェア「アクロアーツ」の事業移管で合意CRIWARE で音声・映像・グラフィックス技術をトータルにサポート]セガゲームス・CRI・ミドルウェア 2016年6月22日</ref>。フランスのゲーム開発会社であるAmplitude Studios SASの全株式を取得<ref>[https://www.sega.co.jp/wp-content/uploads/2016/07/20160705_1.pdf 株式会社セガゲームスによる仏開発会社 Amplitude Studios の株式取得に関するお知らせ]セガホールディングス 2016年7月5日</ref>。セガネットワークスカンパニーとランサーズの合弁会社であるクロシードデジタルを設立<ref>[http://sega-net.com/release/160801_27209.html セガネットワークスとランサーズがデジタルマーケティング支援の合弁会社設立]セガゲームス セガネットワークスカンパニー 2016年8月1日</ref>。it-tells(いってる)のサービス終了
*[[2017年]] 『戦の海賊』『モンスターギア バーサス』の配信権、『[[ボーダーブレイクmobile -疾風のガンフロント-]]』の帰属権を[[マイネット]]のグループ会社へ譲渡<ref>[https://mynet.co.jp/news/2017/01/31/sen-no-kaizoku/ 株式会社セガゲームスからスマートフォンゲーム「戦の海賊」の配信権取得に関するお知らせ]マイネット 2017年1月31日</ref><ref>[https://mynet.co.jp/news/2017/03/31/monstergear/ 株式会社セガゲームスからスマートフォンゲーム 「モンスターギア バーサス」の配信権取得に関するお知らせ]マイネット 2017年3月31日</ref><ref>[https://www.4gamer.net/games/312/G031283/20170428211/ 「夢色キャスト」の運営がマイネットグループへ移管することに]4Gamer.net 2017年4月28日</ref>。社内カンパニー制廃止。セガネットワークスカンパニーは六本木事業所となる。社長に旧コンシューマ・オンラインカンパニーCEOの松原健二が就任。セガ公式ポイントサービス「Playbit」のサービス開始<ref>[https://gamebiz.jp/?p=194733 セガゲームス、セガ公式ポイントサービス「Playbit」のサービス開始…ポイントを貯めてゲーム内アイテムと交換可能]Social Game info 2017年10月3日</ref>。
*[[2018年]] 本社所在地をカナルサイドビルから、本店所在地を羽田から、[[西品川]]にある住友不動産大崎ガーデンタワーへそれぞれ移転<ref>[https://www.segasammy.co.jp/japanese/pdf/release/release_170331.pdf セガサミーグループ 本社機能の集約・移転について]セガサミーホールディングス 2017年3月31日</ref><ref>[https://www.segasammy.co.jp/japanese/pdf/release/20180520segasammy_release.pdf 〜セガサミーグループの更なる成長に向けた取り組み〜 グループ本社機能の集約 (詳細情報)及び 副業制度 【JOB+(ジョブプラス)】 の導入について ]セガサミーホールディングス 2018年5月10日</ref><ref name="segasammy20180727" /><ref name="games20180803" /><ref name="houjin" />。ライセンス機能をセガサミーホールディングスへ移管<ref name="segasammy20180928" />

== 近年の動向 ==
*[[2005年]]に日本で開始された[[MMORPG]]の『[[RF online]]』で、開始当初に急遽[[サーバ]]の増設を行うほどの集客を獲得したものの、限定アイテムの配布時期の延期、データは既に存在しているマップの実装を長期間見送る、規約違反者への対処が甘いなど、運営上の不手際が多々あり人離れがしばしば見かけられ、[[2007年]]の2月、わずか1年半足らずでサービス終了となる事態を招いた。
* 2007年5月31日に中華人民共和国での[[オンラインゲーム]](MMORPG)事業を展開するSega Networks(China) Co.,Ltdを解散し、同事業から撤退した<ref>[https://japan.cnet.com/article/20350386/ セガ、中国におけるオンラインゲーム事業から撤退--現地化ができなかったのが原因か] 2007年6月7日 4Gamer.net</ref>。この影響から中国市場向けに先行テストサービスが予定されていたMMORPG版『[[シェンムー#後の展開|シェンムーオンライン]]』・『[[サクラ大戦オンライン]]』・『[[聖闘士星矢]]オンライン』・『[[三国志大戦]]オンライン』の開発が事実上中断されている(聖闘士星矢―と三国志大戦―は2011年に中国・香港のゲーム会社とライセンス供与契約を締結した<ref>2011年に中国企業へのライセンス供与契約を締結し、開発中とされている。[https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/447198.html セガ、ライセンス契約を締結] 2011年5月20日 Game Watch</ref>)。
*2008年3月期と2009年3月期において、コンシューマー事業や当時手がけていたアミューズメント施設事業やが芳しくない状態が続いた他、当時計画していた複合施設の開発が中止となったことで、2008年3月期並びに2009年3月期の最終赤字は、[[ドリームキャスト]]発売当時に次ぐ赤字額となった(2008年3月期は220億8000万円の営業赤字並びに382億8700万円の最終赤字、2009年3月期は118億7800万円の営業赤字並びに318億9500万円の最終赤字)。2008年に約400人、2009年に約560人の希望退職を行うことをそれぞれ発表した。
* [[2011年]]3月11日に発生した[[東日本大震災]]を受け、セガは節電対策として、開発担当部署以外の全てのPCをデスクトップPCからノートPCへ変更した他、[[東糀谷]]にあったセガ本社3号館並びにセガ本社別館の[[耐震基準]]が1981年以前に建築された建築物に適用される旧基準であったことから、社員の安全を考慮して2012年に本社機能をカナルサイドビルへ<ref>[https://www.inside-games.jp/article/2012/02/18/54638.html セガ、本社を品川に移転]インサイド 2012年2月18日</ref>、当時手掛けていたアーケードゲーム関連の一部機能を[[横浜市|横浜]]にある[[安田倉庫]]守屋町営業所内(セガ横浜事業所→セガ・インタラクティブ横浜事業所)へそれぞれ移転した。セガ本社3号館並びにセガ本社別館は[[2013年]]5月に売却された後に解体され<ref>[https://www.segasammy.co.jp/japanese/ir/library/pdf/printing_yuhou/2013/youhou_all201303.pdf 第9期有価証券報告書]セガサミーホールディングス</ref>、セガ本社3号館跡地には[[2016年]]7月に[[ニトリ]]大田大鳥居店が開業した。
* [[2015年]]4月25日に発生した[[ネパール地震 (2015年)|ネパール地震]]を受け、セガゲームスは同年5月31日までの『[[ファンタシースターオンライン2]]』、同年5月1日から5月3日までの『[[ぷよぷよ!!クエスト]]』・『[[チェインクロニクル|チェインクロニクル〜絆の新大陸〜]]』・『[[オルタンシア・サーガ -蒼の騎士団-]]』の4タイトルの課金アイテムの全売り上げを[[日本赤十字社]]を通じて寄付することを発表した。
* [[2016年]]4月16日に発生した[[熊本地震 (2016年)|熊本地震]]を受け、コンシューマ・オンラインカンパニーはパッケージゲーム並びにオンラインゲームの売り上げの一部を、セガネットワークス カンパニーは同年4月25日から4月27日までの『ぷよぷよ!!クエスト』・『チェインクロニクル〜絆の新大陸〜』・『オルタンシア・サーガ -蒼の騎士団-』・『モンスターギア バースト』・『戦の海賊』・『アンジュ・ヴィエルジュ〜第2風紀委員 ガールズバトル〜』の6タイトルの課金アイテムの全売り上げを、それぞれ特定非営利活動法人アジアパシフィックアライアンス・ジャパンを通じて寄付することを発表した<ref>[https://sega-games.co.jp/release/160421_2.html 株式会社セガゲームスの熊本地震における被災地への支援について]セガゲームス 2016年4月21日</ref>。
*ソニックシリーズ並びにぷよぷよシリーズ発売25周年を記念して、2016年11月14日から12月17日まで、[[京浜急行電鉄]]とのコラボレーション企画である「京急×セガ」を実施した。内容は、[[京急2100形電車|2100形電車]]「BLUE SKY TRAIN」にソニックとぷよぷよをラッピングした「京急セガトレイン」として運行した他、羽田オフィス(セガ羽田1号館・2号館)の最寄り駅である[[京急空港線]][[大鳥居駅]]の駅名版に装飾を施した<ref>[https://sega.jp/topics/161107_soft_1/ セガゲームスの人気ゲーム「ソニック」&「ぷよぷよ」発売25周年記念企画ラッピング電車「京急セガトレイン」運航のお知らせセガ発祥の地の最寄駅「大鳥居駅」駅名看板も特別仕様に!]セガ製品情報サイト 2016年11月7日</ref>。
*2017年からはスマートフォンゲームの配信権などの移管も行われており、『戦の海賊』は同年2月にマイネットゲームスへ配信権が譲渡された。同年3月には『モンスターギア バーサス』の配信権をC&Mゲームスへ譲渡する契約を締結した他、同年4月には『[[ボーダーブレイクmobile -疾風のガンフロント-]]』の帰属権をマイネットエンターテイメントへそれぞれ譲渡する契約を締結した。『夢色キャスト』も当初は運営権をマイネットゲームスへ移管する予定であったが、両社の折り合いが付かず、最終的にマイネットゲームスへの業務委託契約へ変更された<ref>[https://pdf.irpocket.com/C3928/GEqq/pHdQ/GARc.pdf 株式会社セガゲームスのスマートフォンゲーム「夢色キャスト」の業務委託契約への変更のお知らせ]マイネット 2017年7月29日</ref>。2019年8月に「リボルバーズエイト」の運営権がマイネットに移管され、同年10月に「共闘ことばRPG コトダマン」はXFLAGに移管された。
*海外事業においては、2016年に[[中華民国|台湾]]にて日本のゲームメーカーとしては初めて、コンシューマゲームソフトのメーカー直販を開始した他(子会社のアトラスのタイトルも含む、台湾における販売はセガホールディングスの現地子会社であるSega Amusements Taiwanが担当)<ref>[https://www.sega.co.jp/wp-content/uploads/2016/08/20160823_1.pdf 株式会社セガゲームス、日本のソフトウェアメーカーとしては初めて台湾における家庭用ゲームソフト直販を開始]セガホールディングス 2016年8月23日</ref>、2017年には[[日本一ソフトウェア]]の[[PlayStation 4]]対応タイトル5作品をアジアにおける販売ライセンスを獲得した<ref name="sega">[https://sega.jp/topics/170529_soft_1/ セガゲームス、日本一ソフトウェア開発のPlayStation®4用ソフト5タイトルのアジアでの販売ライセンスを獲得『魔女と百騎兵2』の繁体字版を発売]セガ製品情報サイト 2017年5月29日</ref>。2018年には日本一ソフトウェア、[[アクアプラス]]、[[マーベラス (企業)|マーベラス]]、メディアスケープ各社のの計7作品のアジアにおける販売ライセンスを獲得した。これらの7作品におけるアジアでの発売は、セガゲームスが繁体中文やハングルに翻訳した上で発売されることになっている<ref>[https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1103456.html セガ、他社開発ゲーム7タイトルのアジアでの販売ライセンスを取得]GAME Watch 2018年1月29日</ref>
*2018年4月8日、産経新聞の取材により「メガドライブ」の復刻版の販売を検討していると報じられた<ref>[https://www.sankei.com/economy/news/180408/ecn1804080004-n1.html セガ、ゲーム機市場に再参入 メガドライブ販売を検討] 産経新聞 2018年4月8日</ref>。

==製品==
{{See also|Category:セガのゲームソフト}}

===家庭用ゲーム機===
[[File:Sega-SG-1000-Console-Set.jpg|thumb|220px|[[SG-1000]](1983年)]]
[[File:Sega Mark III.jpg|thumb|220px|[[セガ・マークIII]](1985年)]]
[[File:Sega-Mega-Drive-JP-Mk1-Console-Set.jpg|thumb|220px|[[メガドライブ]](1988年)]]
[[File:Sega-Saturn-JP-Mk1-Console-Set.png|thumb|220px|[[セガサターン]](1994年)]]
[[File:Dreamcast-Console-Set.png|thumb|220px|[[ドリームキャスト]](1998年)]]
;いずれもセガ・エンタープライゼス時代のもの。
*[[SG-1000]]
**[[SC-3000]]
**[[オセロマルチビジョン]]、[[SG-1000II]]
{{See also|SG-1000のゲームタイトル一覧 |}}
*[[セガ・マークIII|マークIII]](SG-1000III)
**[[マスターシステム]](SG-1000IV)
{{See also|セガ・マークIIIのゲームタイトル一覧 |}}
*[[メガドライブ]]
**[[テラドライブ]]
**[[メガCD]]
**[[スーパー32X]]
{{See also|メガドライブのゲームタイトル一覧 |}}
*[[セガサターン]]
{{See also|セガサターンのゲームタイトル一覧 |}}
*[[ドリームキャスト]]
{{See also|ドリームキャストのゲームタイトル一覧 |}}
*[[ゲームギア]]
{{See also|ゲームギアのゲームタイトル一覧 |}}
*[[キッズコンピュータ・ピコ]]
*[[レーザーアクティブ]]
*[[アドバンスピコ・ビーナ]]

=== 知育エンターテインメントサービス ===
*[[テレビーナ]]

===コンシューマゲーム作品===
;コンシューマゲーム作品のみ記載。アーケードゲーム作品はセガ・インタラクティブへ移管。
*各ジャンル毎に五十音順に並んでいる。

====アクションゲーム====
*[[アイラブドナルドダック グルジア王の秘宝]]
*[[アイラブミッキーマウス ふしぎのお城大冒険]]
*[[アイラブミッキー&ドナルド ふしぎなマジックボックス]]
*[[赤ちゃんはどこからくるの?]]
*[[ASTRO BOY・鉄腕アトム -アトムハートの秘密-]]
*[[アラジン (1992年の映画)|アラジン]]
*[[アレックスキッド]]シリーズ
*[[E-SWAT]]
*[[エイリアンシンドローム]]
*[[エイリアンストーム]]
*[[エイリアンソルジャー]]
*[[エコー・ザ・ドルフィン]]
*[[おそ松くん|おそ松くんハチャメチャ劇場]]
*[[カオティクス]]
*[[ガーディアンヒーローズ]]
*[[ガンスターヒーローズ]]
*[[きみのためなら死ねる]]
*[[Kunoichi -忍-]]
*[[クラックダウン]]
*[[クロックワークナイト 〜ペパルーチョの大冒険]]
*[[コミックスゾーン]]
*[[ゴールデンアックス]]シリーズ
*[[ザ・スーパー忍]]
*[[ザ・スーパー忍II]]
*[[ジ・ウーズ]]
*[[ジェットセットラジオ]]シリーズ
*[[地獄だい好き Hell Yeah!]]
*[[忍 -SHINOBI-]]
*[[Shinobi]]
*[[Shinobi 3D]]
*[[ジャイアントエッグ 〜ビリー・ハッチャーの大冒険〜]]
*[[シャドーダンサー ザ・シークレット・オブ・シノビ]]
*[[獣王記]]
*[[新選組群狼伝]]
*[[スーパーモンキーボール]]シリーズ
*[[スパイクアウト]]
*[[青春スキャンダル]]
*[[せがた三四郎|せがた三四郎 真剣遊戯]]
*[[ソード・オブ・ソダン]]
*[[ソニックシリーズ]]
**主人公の「[[ソニック・ザ・ヘッジホッグ]]」はセガの[[マスコット]][[キャラクター]]。
*[[ゾンビリベンジ]]
*[[ダイナマイト刑事]]シリーズ
*[[ダイナマイトヘッディー]]
*[[超音戦士ボーグマン]]
*[[どろろ]]
*[[ナイツ (ゲーム)|ナイツ]]シリーズ
*[[ナップルテール|ナップルテール Arsia in Day dream]]
*[[NINKU -忍空-]]
*[[バーニングレンジャー]]
*[[バイナリー ドメイン]]
*[[パルスマン]]
*[[ファンタジア ミッキーマウス・マジック]]
*[[フリッキー]]
*[[ベアナックル]]シリーズ
*[[ベヨネッタ]]
*[[ペンゴ]]
*[[ボナンザブラザーズ]]
*[[マイケル・ジャクソンズ・ムーンウォーカー]]
*[[マクドナルド トレジャーランド・アドベンチャー]]
*[[まじかる☆タルるートくん]]
*[[マジン・サーガ]]
*[[マックス アナーキー]]
*[[ミッキーマニア]]
*[[ライラの冒険 黄金の羅針盤]]
*[[リスター・ザ・シューティングスター]]

====アクションアドベンチャーゲーム====
*[[クロヒョウ 龍が如く新章]]
*[[クロヒョウ2 龍が如く 阿修羅編]]
*[[JUDGE EYES:死神の遺言]]
*[[シェンムー]]
*[[ドラえもん のび太と緑の巨人伝DS]]
*[[龍が如く]]シリーズ

====アドベンチャーゲーム====
*[[アキハバラ電脳組|アキハバラ電脳組パタPies!]]
*[[忌火起草]]
*[[かまいたちの夜×3 三日月島事件の真相]]
*[[機動戦艦ナデシコ|機動戦艦ナデシコ The blank of 3years]]
*[[Candy Stripe 〜みならい天使〜]]
*[[グラウエンの鳥籠]]
*[[月花霧幻譚〜TORICO〜]]
*[[サクラ大戦シリーズ]]
*[[修羅の門]]
*[[少女革命ウテナ いつか革命される物語]]
*[[新世紀エヴァンゲリオン 2nd Impression]]
*[[涼宮ハルヒの直列]]
*[[涼宮ハルヒの並列]]
*[[デストロイ オール ヒューマンズ!]]
*[[ニュールーマニア ポロリ青春]]
*[[ブラック・ジャック 火の鳥編]]
*[[夢見館の物語]]
*[[428 〜封鎖された渋谷で〜]]
*[[ラブひな|ラブひな 突然のエンゲージ・ハプニング]]
*[[ROOMMANIA#203]]
*[[レンタヒーロー]]シリーズ

====音楽ゲーム====
*[[サンバDEアミーゴ!]]シリーズ
*[[シャカッとタンバリン]]
*[[スペースチャンネル5]]シリーズ
*[[初音ミク -Project DIVA-]]シリーズ
*[[初音ミク and Future Stars Project mirai]]
*[[ミラクルガールズフェスティバル]]
*[[リズム怪盗R 皇帝ナポレオンの遺産]]
*[[レッツタップ]]

====オンラインゲーム====
*[[あつまれ!ぐるぐる温泉]]
*[[ファンタシースターオンライン]]シリーズ
*[[ファンタシースターユニバース]]
*[[ファンタシースターポータブル]]

====シューティングゲーム====
*[[赤い光弾ジリオン]]
*[[阿修羅 (ゲーム)|阿修羅]]
*[[Sega R-360|R360]]
*[[アフターバーナー (ゲーム)|アフターバーナー]]
*[[VANQUISH]]
*[[SDI (ゲーム)|SDI]]
*[[カルテット (アーケードゲーム)|カルテット]]
*[[ガンヴァルキリー]]
*[[ギャラクシーフォース]]
*[[KILLZONE]]
*[[クロムハウンズ]]
*[[ゲイングランド]]
*[[ゴーストスカッド]]
*[[コンフィデンシャルミッション]]
*[[Condemned: Criminal Origins]]
*[[ザクソン]]
*[[ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド]]シリーズ
*[[サンダーブレード]]
*[[スペースハリアー]]
*[[電脳戦機バーチャロン]]シリーズ
*[[トランキライザーガン]]
*[[バーチャコップ]]
*[[パンツァードラグーン]]シリーズ
*[[ファンタジーゾーン]]
*[[Rez]]

====シミュレーションゲーム====
*[[アドバンスド大戦略]]シリーズ
*[[己のダンジョン]]
*[[Jリーグプロサッカークラブをつくろう!]]シリーズ
*[[シーマン]]
*[[セガガガ]]
*[[ゼルドナーシルト]](開発は[[コーエー]])
*[[ダービー馬をつくろう!]]
*[[テラ ファンタスティカ]]
*[[天下人 (ゲーム)|天下人]]
*[[ハイブリッド・フロント]]
*[[フル スペクトラム ウォリアー]]
*[[バハムート戦記]]
*[[プロ野球チームをつくろう!]]シリーズ

====スポーツゲーム====
*[[ああ播磨灘]]
*[[ウィンターヒート]]
*[[完全中継プロ野球グレイテストナイン]]
*[[激闘プロ野球 水島新司オールスターズVSプロ野球]]
*[[ゲットバス]]
*[[ジャイアントグラム 〜全日本プロレス]]
*[[Jリーグプロストライカー]]
*[[ソウル・サーファー]]
*[[珍スポーツ]]
*[[デカスリート]]
*[[バーチャアスリート]]
*[[バトルゴルファー唯]]
*[[パワースマッシュ]]シリーズ
*[[バーチャストライカー]]シリーズ
*[[ビクトリーゴール]]
*[[マリオ&ソニック AT 北京オリンピック]]
*[[マリオ&ソニック AT バンクーバーオリンピック]]
*[[マリオ&ソニック AT ロンドンオリンピック]]
*[[宮里三兄弟内蔵 SEGA GOLFCLUB]]

====ソーシャル&モバイルゲーム====
*[[アレクサンドリア大戦絵巻]]
*[[アンジュ・ヴィエルジュ|アンジュ・ヴィエルジュ ガールズバトル]]
*[[生き人形の間]]
*[[イケナイ恋メール]]
*[[江戸前!寿司道]]
*[[乙女画報]]
*[[風のワダツミ]]
*[[カタチダス]]
*[[悲しみの幻影]]
*[[Kingdom Conquest]]
*[[クロスワードの森]]
*[[幻塔戦記グリフォン]]
*[[源平大戦絵巻]]
*[[恋空 (ソーシャルゲーム)|恋空]]
*[[サイキックファンタジー]]
*[[SAMURAI&DORAGONS]]([[サムライ&ドラゴンズ]])
*[[三国志コンクエスト]]
*[[Secret Garden (ソーシャルゲーム)|Secret Garden]]
*[[シャイニング・ウインド・クロス]]
*[[シャイニング・フォース イクサモバイル]]
*[[シャイニング・フォース外伝 遠征・邪神の国へ|シャイニング・フォース クロニクルI]]
*[[シャイニング・ロード]]
*[[ジャンケン戦士トリプル]]
*[[ジュクゴン産卵期]]
*[[隙鬼間]]
*[[隙鬼間の蟲|隙鬼間の蟲(すきまのむし)]]
*[[スケルトントレーナー]]
*[[スゴローク]]
*[[ソニックテニスDX]]
*[[弾王]]
*[[探偵王]]
*[[チェインクロニクル]]
*[[デッキ・クエスト]]
*[[デーモントライヴ]]
*[[時死恋]]
*[[ドラゴンクリスタル]]
*[[なかよしチャオ!]]
*[[ナンプレトレーナー]]
*[[バーニングレスキュー]]
*[[花火ファイト!]]
*[[反逆のシエルアーク]]
*[[『ひめチェン!おとぎちっくアイドル リルぷりっ』あぷりっ]]
*[[百鬼大戦絵巻]]
*[[ピラミッドマジック]]
*[[ブレイズ オブ エタニティ]]
*[[ブレイズ オブ グローリー]]
*[[ブレイズ オブ モンスターズ]]
*[[ヘンゼルと悪い魔女]]
*[[夢魅つつ]]
*[[酔いどれ立志伝DX]]
*[[ミクフリック]]
*[[モバイルSDI]]
*[[モバイル侍]]
*[[ラスティハーツ]]
*[[龍が如くモバイル for GREE]]
*[[スーパーロボット大戦X-Ω]](プロデュース:[[バンダイナムコエンターテインメント]])
*[[D×2 真・女神転生 リベレーション]]
*[[共闘ことばRPG コトダマン]](運営権をXFLAGに移管)
*[[リボルバーズエイト]](運営権[[マイネット]]に移管)

====対戦型格闘ゲーム====
*[[GUILTY GEARシリーズ]]
*[[ザ・ランブルフィッシュ]]
*[[ソニック・ザ・ファイターズ]]
*[[ダークエッジ]]
*[[電撃文庫 FIGHTING CLIMAX]]
*[[バーチャファイターシリーズ]]
*[[ファイティングバイパーズ]]シリーズ
*[[ファイターズメガミックス]]
*[[BLEACH#セガ|BLEACHシリーズ]]
*[[北斗の拳 (対戦型格闘ゲーム)|北斗の拳 審判の双蒼星 拳豪列伝]]
*[[幽☆遊☆白書 魔強統一戦]]
*[[ラストブロンクス|LAST BRONX -東京番外地-]]

====テーブルゲーム====
*[[カルドセプト]]
*[[ザ・ピンボール・オブ・ザ・デッド]]
*[[3D麻雀 激牌]]
*[[ドラえもんWii ひみつ道具王決定戦!]]
*[[観て聴いて脳で感じてクロスワード天国]]

====パズルゲーム====
*[[コラムス]]シリーズ
*[[SWITCH (ゲーム)|SWITCH]]
*[[タントアール]]シリーズ
*[[チューチューロケット!]]
*[[ばくばくアニマル]]
*[[花組対戦コラムス]]
*[[ブロクシード]]
*[[ぷよぷよ]]、[[ぷよぷよフィーバー]]シリーズ

====パドルとボールゲーム====
*[[イレース]]

====レースゲーム====
* [[アウトラン]]
* [[頭文字D ARCADE STAGE|頭文字D]]シリーズ
* [[エイティーン・ホイーラー]]
* [[F355 Challenge]]
* [[F-ZERO AX]]
* [[エンデューロレーサー]]
* [[クレイジータクシー|Crazy Taxi]]シリーズ
* [[Juiced〜チューンドカー伝説〜]]
* [[セガツーリングカーチャンピオンシップ]]
* [[セガラリー]]シリーズ
* [[ソニックドリフト]]
** [[ソニックドリフト2]]
* [[ソニックR]]
* [[ソニック&セガ オールスターズ レーシング]]
* [[ソニック&オールスターレーシング トランスフォームド]]
* [[デイトナUSA]]
* [[バーチャレーシング]]
* [[パワードリフト]]
* [[ハングオン (ゲーム)|ハングオン]]
* [[マンクスTT スーパーバイク]]
* [[モナコGP (ゲーム)|モナコGP]]シリーズ
* [[ラッドモビール|RAD MOBILE]]

====ロールプレイングゲーム====
*[[蒼き革命のヴァルキュリア]]
*[[AZEL -パンツァードラグーン RPG-]]
*[[ハイドライドシリーズ#ヴァーチャルハイドライド|ヴァーチャルハイドライド]]
*[[ヴァーミリオン (ゲーム)|ヴァーミリオン]]
*[[エターナルアルカディア]]
*[[エターナルレジェンド 永遠の伝説]]
*[[エンド オブ エタニティ]]
*[[サージングオーラ]]
*[[シャイニング・シリーズ]]
*[[シャダム・クルセイダー 遥かなる王国]]
*[[新創世記ラグナセンティ]]
*[[STELLA GLOW]]
*[[ストーリー オブ トア 〜光を継ぐ者〜]]
*[[セガガガ]]
*[[セブンスドラゴンシリーズ]]
*[[戦場のヴァルキュリアシリーズ]]
*[[チェインクロニクル]]
*[[ドラえもん のび太の恐竜2006 DS]]
*[[ドラえもん のび太の新魔界大冒険DS]]
*[[ドラゴンフォース (ゲーム)|ドラゴンフォース]]
*[[ドラマチックダンジョン サクラ大戦 〜君あるがため〜]]
*[[ナップルテール]]
*[[日本代表チームの監督になろう! 世界初、サッカーRPG]]
*[[バーチャファイター サイバージェネレーション 〜ジャッジメントシックスの野望〜]]
*[[ハンドレッドソード]]
*[[ヒーローバンク]]
*[[ファンタシースターシリーズ]]
*[[不思議のダンジョン 風来のシレン外伝 女剣士アスカ見参!]]
*[[不思議のダンジョン 風来のシレン3 からくり屋敷の眠り姫]]
*[[ブレイザードライブ]]
*[[魔法騎士レイアース]]
*[[無限航路]]
*[[モンスターワールドシリーズ]]
*[[ランドストーカー 〜皇帝の財宝〜]]
*[[ライトクルセイダー]]
*[[ロードス島戦記|ロードス島戦記 英雄戦争]]
*[[ロードモナーク|ロードモナーク とことん戦闘伝説]]
*[[惑星ウッドストック ファンキーホラーバンド]]
*[[ワールド・デストラクション|WORLD DESTRUCTION]]

=== 発売できなかったソフト ===
*[[GRAND HEAT(ゲーム)|GRAND HEAT]](GC、PS2、XBOX)
*[[ライラの冒険 黄金の羅針盤]](Wii、PSP)
*[[KOUMA/降魔]](PS2)
*[[サクラ大戦物語 帝都編]](PS2)
*[[桜姫錦絵巻]](PS2)
*[[実戦パチスロ必勝法!北斗の拳Plus初回限定版]](PS2)
*[[SEGA AGES 2500シリーズ アレックスキッドのミラクルワールド]](PS2)
*[[SEGA AGES 2500シリーズ ファンタジースター ~千年紀の終わりに~]](PS2)
*[[SEGA AGES 2500シリーズ ベア・ナックル 怒りの鉄拳]](PS2)
*[[ハンドレット ソード(ゲーム)|ハンドレッド ソード]](PS2)
*[[フィフス ファントム サーガ]](PS3)
*[[segaGT2002 Apend Disk]](仮題)(XBOX)
*[[デジタルペット]](仮題)(PSP)

=== ミリオンセラーとなったソフト ===
セガより発売されたゲームソフトで、日本国内での売り上げ本数100万本を突破したものは、現時点では[[1995年]]の[[セガサターン]]用『[[バーチャファイター|バーチャファイター2]]』と[[2006年]]の[[ニンテンドーDS]]用『オシャレ魔女{{Unicode|♥}}ラブandベリー DSコレクション』の2本のみである(『[[ソニックアドベンチャー]]』、『[[ソニックアドベンチャー2]]』については、リメイク作品の『ソニックアドベンチャーデラックス』、『ソニックアドベンチャー2バトル』を含めると100万本を突破している)。

国外ではジェネシス(国外版[[メガドライブ]])、[[ドリームキャスト]]や[[ゲームボーイアドバンス]]、[[ニンテンドーゲームキューブ]]などでの『[[ソニック・ザ・ヘッジホッグ]] / [[ソニックアドバンス]] / ソニックアドベンチャーシリーズ』や、[[スポーツゲーム]]では[[ESPN]]ブランドもしくはSega Sportsブランドでの北米3大スポーツ「[[NBA]] / [[NFL]] / [[NHL]]」シリーズなどでミリオンセラーを連発しており、また、ドリームキャスト用ソフト「[[シェンムー]]」や「[[クレイジータクシー]]」、[[PlayStation 2]]版「[[バーチャファイター4]]」などは日本国内、海外を含めた全世界累計での販売本数がミリオンセラーを記録している。

任天堂との共同開発(海外ではセガの販売)である「[[マリオ&ソニック AT 北京オリンピック]]」「[[マリオ&ソニック AT バンクーバーオリンピック]]」は2作あわせて1,900万本(全世界)の大ヒットとなっている<ref>{{cite press release|title=ゲームソフト『マリオ&ソニック AT ロンドンオリンピック™(仮称)』発売決定!|url=https://www.nintendo.co.jp/corporate/release/2011/110422.html|publisher=セガ、任天堂|date=2011-04-22|accessdate=2011-07-17}}</ref>。

=== 実写作品===
*[[女バトルコップ]]
*[[人造人間ハカイダー]]
*[[超光戦士シャンゼリオン]]
*[[バトル・ロワイアルII 鎮魂歌]]
*[[龍が如く 〜序章〜]]
*[[クロヒョウ 龍が如く新章]]
*[[龍が如く 劇場版]]

== 研究開発部 ==
{{節スタブ}}
=== 子会社統合後 ===
{| class="wikitable"
|+
! 研究開発部名
! 通称 / 部内スタジオ
! 代表作
! 備考
|-
| 第一CS研究開発部
| セガCS1研、[[龍が如くスタジオ]]
| [[龍が如く|龍が如くシリーズ]]、[[JUDGE EYES:死神の遺言|JUDGE EYES]]
| 旧アミューズメントヴィジョン及びスマイルビット<ref>[https://www.famitsu.com/news/201905/12176077.html セガ・名越稔洋が語るクリエイター活動30年史。セガのハード事業撤退と任天堂との仕事、そして『龍が如く』成功の舞台裏【特別企画 後編】] ファミ通 2019年5月12日</ref>。ドラゴンエンジンを使用している。
|-
| [[ソニックチーム|第二CS研究開発部]]
| セガCS2研、ソニックチーム
| [[ソニックシリーズ]]、[[ぷよぷよ|ぷよぷよシリーズ]]、[[新サクラ大戦]]<ref name="cs3-into-cs2"/>
| 旧ソニックチーム。{{仮リンク|ヘッジホッグエンジン|ru|Hedgehog Engine}}を使用している。
|-
| 第三CS研究開発部
|
| [[戦場のヴァルキュリアシリーズ]]<ref>[https://www.4gamer.net/games/324/G032499/20160201121/ 「戦場のヴァルキュリア リマスター」が本日発売。ギネス記録にも名を残した「戦ヴァル」の魅力を改めて紹介しよう] 4Gamer.net 2016年2月10日</ref>
| 旧[[セガワウ#オーバーワークス|オーバーワークス]]。CS2研に吸収された<ref name="cs3-into-cs2">[https://www.famitsu.com/news/201812/21168752.html セガゲームスが求めるものとは? 『龍が如く』、『ソニック』シリーズや『PSO2』のプロデューサーおよびディレクター陣が登壇した中途採用説明会の様子をリポート] ファミ通 2018年12月21日</ref>。
|-
| 第四CS研究開発部
|
| プロジェクト ビューティー<ref>[https://www.oki.com/jp/case/2009/sega.html 「自分の顔にぴったりのメークが学べる」と好評のゲームソフトに高精度の顔認識エンジン「FSE」を採用] [[沖電気工業]] 2009年</ref>
|
|-
| {{仮リンク|第一AM研究開発部|en|Sega AM1}}
| SEGA-AM1
| [[WORLD CLUB Champion Football]]
| 旧ワウ エンターテイメント。[[セガ・インタラクティブ]]に承継され、セガ・インタラクティブ第一研究開発部となった。
|-
| [[SEGA-AM2|第二AM研究開発部]]
| SEGA-AM2
| [[バーチャファイターシリーズ]]、[[シェンムー]]、[[ボーダーブレイク]]、[[初音ミク -Project DIVA-|初音ミク Project DIVA Arcade]]
| セガ・インタラクティブに承継され、セガ・インタラクティブ第二研究開発部となった。
|-
| 第三AM研究開発部
| SEGA-AM3
| [[頭文字D ARCADE STAGE]]シリーズ
| 旧[[ヒットメーカー (セガ)|ヒットメーカー]]<ref>[http://www.wave-master.com/wmetc/virtualon/index.html 電脳戦機 バーチャロン] [[ウェーブマスター]]</ref>。<!--TODO: SEGA-AM2に統合された?-->
|-
| セガAMプラス研究開発部
|
| [[シェンムーオンライン]]
| 旧[[デジタルレックス (セガ)|デジタルレックス]]。共同開発:韓JCエンターテイメント<!--TODO: 中国Interserv? -->。関連:YS NET
|-
| スポーツデザイン研究開発部
|
| [[プロサッカークラブをつくろう!]]シリーズ、[[マリオ&ソニック]]シリーズ<ref>[http://sonic.sega.jp/SonicChannelOld/creators/026/index.html ソニックチャンネル/クリエーターズインタビュー/026:大橋 修] SEGA</ref>
|
|-
| ファミリーエンターテインメント研究開発部
|
| [[甲虫王者ムシキング]]シリーズ<ref name="voice-mushi"/>、[[オシャレ魔女 ラブandベリー]]シリーズ<ref name="voice-mushi">[https://sega.jp/fb/segavoice/050331_2/home.html SEGA VOICE VOL.14 拡がる『ムシキング』] SEGA 2005年</ref>
| 旧未来研究開発部
|-
| オンライン研究開発部
|
| [[ファンタシースターオンライン2]]
|
|-
| [[セガネットワークス]]
|
| [[ぷよぷよクエスト]]
| 2011年、CS1研より「[[Kingdom Conquest]]」「[[龍が如くモバイル]]」のチームが分離してオンラインエンタテインメント研究開発部 (OE研) となる<ref>[https://www.4gamer.net/games/133/G013302/20120125058/ セガに新設されたオンラインエンタテインメント研究開発部は何を目指すのか? 中心メンバー二人に話を聞いた] 4Gamer.net 2012年1月27日</ref>。その後、2012年にセガネットワークスが設立される<ref>[https://www.4gamer.net/games/185/G018532/20130131035/ 「デーモントライヴ」はスマートフォンでの“新しい遊び”を目指した協力対戦型のアクションRPG――プロデューサーの脇 康平氏とディレクターの山田理一郎氏にインタビュー【前編】] 4Gamer.net 2013年2月5日</ref>。2015年、セガゲームスへと統合。
|-
| Nプロ研究開発部
|
| え~でる すなば<ref>[https://www.4gamer.net/games/273/G027358/20141020088/ セガのキッズ向け遊具「え~でる すなば」開発陣にインタビュー。“絵が出る不思議な砂遊び”を生み出したNプロ研究開発部の狙いを聞いた] 4Gamer.net 2014年10月22日</ref>、ネイルプリ<ref>[https://weekly.ascii.jp/elem/000/000/319/319962/ 世界初!スマホでネイルシールがデザインできる「ネイルプリ」を体験してきた] ASCII 2015年3月28日</ref>
|
|}

また、系列会社に[[アトラス (ゲーム会社)|アトラス]]、f4samurai、{{仮リンク|Creative Assembly|en|Creative Assembly}}、{{仮リンク|Demiurge Studios|en|Demiurge Studios}}、{{仮リンク|Relic Entertainment|en|Relic Entertainment}}、{{仮リンク|Two Point Studios|en|Two Point Studios}}などが存在する。

=== 分社化時代 ===
{| class="wikitable"
|+
! 会社名
! 旧部門名
! 前身
! 代表作
! 備考
|-
| [[セガワウ#ワウ エンターテイメント|ワウ エンターテイメント]]<ref name="bunsha"/>
| 第1ソフト研究開発部<ref name="bunsha">[https://nlab.itmedia.co.jp/games/gsnews/0005/24/news04.html セガがソフトウェア研究開発部門を分社化 ] Softbank Publishing 2000年5月24日</ref>
| 第一AM研究開発部<ref name="dcmag-1999-rd">『Dreamcast Magazine 1999年11月19・26日号』 P.13 Softbank Publishing 雑誌26424-11/26</ref>
| [[セガGT ホモロゲーションスペシャル|セガGT]]シリーズ、[[ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド]]シリーズ
| 2003年、オーバーワークスを吸収して[[セガワウ]]となった
|-
| [[CRI・ミドルウェア|CSK総合研究所]]AM2事業部
| 第2ソフト研究開発部
| 第二AM研究開発部<ref name="dcmag-1999-rd"/>
| [[バーチャファイターシリーズ]]、[[シェンムー]]
| 当時のセガ親会社の事業部。CSKは後にSEGA-AM2へと社名を変更した<ref>[https://nlab.itmedia.co.jp/games/gsnews/0108/01/news01.html 最後のセガ分社,SEGA-AM2正式スタート] Softbank Publishing 2001年8月1日</ref>。
|-
| [[ヒットメーカー (セガ)|ヒットメーカー]]<ref name="bunsha"/>
| 第3ソフト研究開発部<ref name="bunsha"/>
| 第三AM研究開発部
| [[クレイジータクシー]]シリーズ、[[電脳戦機バーチャロン]]シリーズ、[[セガガガ]]
|
|-
| [[アミューズメントヴィジョン]]<ref name="bunsha"/>
| 第4ソフト研究開発部<ref name="bunsha"/>
| 第11AM研究開発部<ref name="dcmag-1999-rd"/>
| [[スーパーモンキーボール#モンキーボールシリーズ|モンキーボールシリーズ]]、[[バーチャストライカー]]シリーズ、[[F-ZERO GX]]
|
|-
| [[セガ・ロッソ]]<ref name="bunsha"/>
| 第5ソフト研究開発部<ref name="bunsha"/>
| 第12AM研究開発部←AM分室<ref name="dcmag-1999-rd"/>
| [[頭文字D ARCADE STAGE]]シリーズ
| 2003年、ヒットメーカーに吸収された
|-
| [[スマイルビット]]<ref name="bunsha"/>
| 第6ソフト研究開発部<ref name="bunsha"/>
| 第一CS研究開発部 + PC開発部門<ref name="dcmag-1999-rd"/>
| [[パンツァードラグーン]]シリーズ、[[ジェットセットラジオ]]シリーズ、[[プロサッカークラブをつくろう!]]シリーズ、[[プロ野球チームをつくろう!]]シリーズ
| スポーツ以外のゲームをアミューズメントヴィジョンへ移転<ref>[https://dengekionline.com/data/news/2003/10/2/4de4797b84de660ec1f84f185bf76b5d.html セガの開発会社が10月1日付けで再編。役割を明確にし、商品力の強化を狙う] 電撃オンライン 2003年10月2日</ref>
|-<!--TODO: セガ第一AM研究開発部のチーム・シノビ?-->
| [[セガワウ#オーバーワークス|オーバーワークス]]<ref name="bunsha"/>
| 第7ソフト研究開発部<ref name="bunsha"/>
| 第二CS開発研究部<ref name="dcmag-1999-rd"/>
| [[忍 -SHINOBI-#忍シリーズ一覧|忍シリーズ]]、[[サクラ大戦シリーズ]]、[[あつまれ!ぐるぐる温泉]]シリーズ
| 2003年、ワウ エンターテイメントに吸収された
|-
| [[ソニックチーム]]<ref name="bunsha"/>
| 第8ソフト研究開発部<ref name="bunsha"/>
| 第三CS開発研究部
| [[ソニックシリーズ]]、[[ぷよぷよフィーバー]]シリーズ
|
|-
| [[ユナイテッド・ゲーム・アーティスツ]]<ref name="bunsha"/>
| 第9ソフト研究開発部<ref name="bunsha"/>
| 第四CS研究開発部<ref name="dcmag-1999-rd"/>
| [[スペースチャンネル5]]シリーズ、[[Rez]]
| 関連:[[キューエンタテインメント]]
|-
| [[ウェーブマスター]]<ref name="bunsha"/>
| デジタルメディア制作部<ref name="bunsha"/>
|
| [[ROOMMANIA#203|ルーマニア]]シリーズ
| ゲーム開発より撤退
|-
| [[デジタルレックス (セガ)|デジタルレックス]]
|
|
| [[シェンムーオンライン]]
| 共同開発:韓JCエンターテイメント
|-
|}

その他、[[プリクラ]]や[[メダルゲーム]]の開発を行うメカトロ研究開発部 (旧第4AM研究開発部 + 旧第6AM研究開発部<ref name="dcmag-1999-rd"/>)、テーマパーク ([[ジョイポリス]]) 向けゲームの開発を行う未来研究開発部 (旧第5AM研究開発部<ref name="dcmag-1999-rd"/>) なども存在した。

== セガ時代に手掛けていた事業 ==
;家庭用ゲームハード事業は除く。
=== アーケードゲーム事業 ===
コンシューマゲーム進出前からの主力事業で、1964年に進出。アーケードゲームや[[ゴルフ]]製品の開発・生産・販売、[[ALL.Net]]、セガプライズ・SEGAラッキーくじなどの関連事業を手掛けていたが、2015年4月1日にセガから新設分割で設立された株式会社[[セガ・インタラクティブ]]へ事業移管<ref name="sega20150212" /><ref name="segasammy20150212" /><ref name=4gemer20150212 /><ref name="anibiz20150214" /><ref name="segahd20150401" />。同時に「セガ第一研究開発本部」並びに「セガ第二研究開発本部」(旧:[[SEGA-AM2]])も、「セガ・インタラクティブ第一研究開発本部」並びに「セガ・インタラクティブ第二研究開発本部」となった。

=== アミューズメント施設事業 ===
アーケードゲーム事業と同じくコンシューマゲーム進出前からの主力事業で、1965年に進出。「セガワールド」「セガアリーナ」「ハイテクランドセガ」「クラブセガ(CLUB SEGA)」「ギーゴ(GIGO)」「[[ジョイポリス|岡山ジョイポリス]]」「サミーズレグノ」「サミーズストリート」などを直営もしくは株式会社[[セガ アミューズメント]]が運営していたが<ref name="segasammy20050128" />、2012年10月1日に株式会社[[AGスクエア]]を吸収合併して株式会社セガ ビーリンクから商号変更した株式会社[[セガ エンタテインメント]]へ事業を再移管。

=== 玩具事業 ===
1980年代に玩具事業(TOY事業部)を立ち上げ、[[ピッチングマシン]]玩具の「ロボピッチャ」([[湯川英一]]がテレビCMに出演)や、光線銃(テレビアニメとのタイアップに伴い「[[赤い光弾ジリオン|ジリオン]]」に改称)などの製品をリリースした。メガドライブと同じ性能の[[幼児]]向けに作られたテレビ絵本の「[[キッズコンピュータ・ピコ]]」や、1996年にリリースしたゲームギアの事業を移管し、子供向けに絞られた同一ハードの「キッズギア」も玩具事業の管轄となっている。

1994年5月にセガが株式会社ヨネザワを買収し、株式会社セガ・ヨネザワに社名を変更している。それ以降は当社の玩具事業と並立する状態が続いていたが、1998年4月に当社の玩具事業も完全にセガ・ヨネザワに移管し、それと同時に株式会社[[セガトイズ]]に社名を変更している。

=== エンタテインメントパーク事業 ===
1994年7月に開業した[[横浜ジョイポリス]]を皮切りに各地エンタテインメントパークである[[ジョイポリス]]を各地に開業させ、2013年8月に「[[Orbi Yokohama]]」を開業させてセガ直営で運営してきたが、東京ジョイポリス・梅田ジョイポリス・Orbi Yokohamaの3施設は2015年4月1日にセガから新設分割で設立された株式会社セガ・ライブクリエイション(後の[[CAセガジョイポリス]]株式会社)へ事業移管<ref name="sega20150212" /><ref name="segasammy20150212" /><ref name=4gemer20150212 /><ref name="anibiz20150214" /><ref name="segahd20150401" />。2017年1月1日付でセガサミーホールディングスが保有していたセガ・ライブクリエイション株式の内85.1%が譲渡されたと同時に、セガサミーグループは東京ジョイポリス・梅田ジョイポリスの運営からは撤退し、Orbiは同日付でセガゲームスの親会社であるセガホールディングスへ運営移管。

=== 業務用カラオケ事業 ===
1994年にセガが子会社のセガ・ミュージック・ネットワークスを設立し、「[[セガカラ]]」の名で業務用カラオケ事業に参入したが、後の不振により、2007年9月1日にセガ・ミュージック・ネットワークスの全株式を株式会社[[BMB]](後に株式会社[[エクシング]]へ吸収合併)へ譲渡し業務用カラオケ事業から撤退。

=== 自動車教習所向けドライビングシミュレーター事業 ===
かつては[[自動車教習所]]向けの[[ドライビングシミュレーター]]もセガからリリースしていたが(『免許の鉄人』としてアーケード化)、現在は[[セガ・ロジスティクスサービス]]が開発・製造・販売を行っている。

== 不祥事・事故 ==
{{百科事典的でない|date=2015年7月23日 (木) 08:39 (UTC)}}
{{Main2|アミューズメント施設における不祥事・事故|セガ エンタテインメント#不祥事・事故}}
{{Main2|同社が提供している「ファンタシースターオンライン2」における不祥事・事故|ファンタシースターオンライン2#事件等}}
; パワーハラスメント
: [[1999年]]にセガは、配属先の決まらない[[社員]]を私物の持ち込みは[[禁止]]とし、人事部の[[許可]]がなければ外出することが出来ない、[[窓]]なしの[[部屋]]に待機させていたことが発覚した。この部屋に入れられ、会社の[[勧告|退職勧告]]を[[拒否]]し[[解雇]]された元社員の1人が[[不当解雇]][[撤回]]などの[[仮処分]]を申し立て、[[東京地方裁判所|東京地裁]]は[[解雇権濫用法理|解雇権の乱用]]としてセガに賃金仮払いを命じたが、セガはこれを不服として[[提訴]]したが負けた<ref>{{Cite web|date = 2019年5月8日|url=https://president.jp/articles/-/28563|title=ある日突然訪れる「雇い止め」の仰天理由|publisher=プレジデントオンライン|accessdate=2019年5月8日}}</ref>。また、[[2001年]][[4月1日]]にもセガは、[[子会社]]への転籍指示に従わなかった社員12人を'''パソナルーム(自己研修部屋)'''と呼ばれる人事調整室の一室に出勤させ、[[仕事]]を与えず[[午前]]9時から[[午後]]5時45分の退社時刻まで何もせず待機するように命じる辞令を社員に通知、[[自己都合退職]]に追い込む事を目的とした[[パワーハラスメント]]ではないかと波紋を広げた。このことに関し、[[労働法|労働問題]]に詳しい[[弁護士]]は「退職勧奨のレベルを超え典型的な退職強要だ。野放しにしておけば世に横行しかねない。転籍は事前に本人の同意が必要なことは判例でも確立している。一片の業務命令でやれるものではない」と発言している。
; Googleマップ経由でのアルバイト応募者の個人情報漏洩
: [[2008年]][[11月3日]]に[[ゲームソフト|家庭用ゲームソフト]]の[[デバッグ]]調査業務[[アルバイト]]への応募者合計115名分の[[人名|氏名]]、[[年齢]]、[[住所]]、[[本籍|本籍地]]、[[誕生日|生年月日]]、[[電話番号]]などの[[個人情報]]が[[3月19日]]から11月3日までの間に[[Google マップ]]経由で[[インターネット]]上の外部に[[個人情報漏洩|漏洩]]していたことが発覚した<ref>[https://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/11/06/21432.html セガ、デバッグアルバイト応募者の個人情報がGoogleマップ流出] INTERNET Watch ニュース</ref>。
; 外部からの不正アクセスによる欧州子会社の個人情報漏洩
: [[2011年]][[6月19日]]に欧州子会社のSEGA EUROPEの[[ホームページ]]が外部からの[[不正アクセス]]により、129万755人分のサービス利用者の氏名、生年月日、[[メールアドレス]]、[[パスワード]]が漏洩した<ref>[https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/454552.html セガ、欧州子会社で個人情報のべ129万人分漏洩を確認 クレジットカード情報などはなし] GAME Watch ニュース</ref>。
;セガ公式Twitterでの不適切な発言
:2013年10月1日、セガ公式[[Twitter]]にて「''「増税→消費を絞るしかない→嗜好品終了のお知ら」とかワロス。まず削るのは衣食住だろJKww''」と不適切な内容の発言をし<ref>[https://getnews.jp/archives/427548 セガ公式Twitter「増税で嗜好品終了とかワロス。まず削るのは衣食住だろww」→「誤った投稿でした」と謝罪] 2013年10月1日 [[ガジェット通信]]</ref>、その後発言が削除され謝罪が掲載された<ref>[https://twitter.com/SEGA_OFFICIAL/status/384914724082569216 Twitter - SEGA OFFICIAL] 2013年10月1日 セガ公式アカウント</ref>。
;不正アクセス
:2014年5月12日、セガ商品情報サイトが不正アクセスを受けたため、一部を除きほとんどのセガのサイトが一時的な閉鎖に追い込まれた<ref>[https://web.archive.org/web/20140514132525/http://sega.jp/topics/140512_0/ 不正アクセスによる一部公式サイト停止のお知らせ | トピックス | セガ 製品情報(2014年5月14日のキャッシュ)]</ref>(2014年7月28日現在はほとんどのサイトが復旧しているものの、一部サイトによっては現在でも復旧が行われておらず、セガホールディングス設立後に実施したセガ商品情報サイトのリニューアルの際にそのまま閉鎖に追い込まれた物もある)。また、[[ソニックシリーズ]]のポータルサイト『ソニックチャンネル』の一時閉鎖に伴い、同サイトのコンテンツであるファンアートの応募も7月のテーマの募集を中止したうえで6月のテーマの応募期間を延長した<ref>[http://blog.sonic-channel.jp/archives/51889465.html ソニックチャンネル スタッフコラム:ソニックチャンネル ファンアートに関するお知らせ]</ref>。
;賞味期限切れの菓子の配布
:2016年1月30日・31日に開催された「闘会議2016」(セガゲームスが出展)において、来場者に配布した「モンスターギア オリジナル うmy棒」に賞味期限切れの商品を配布していたことが、1月31日の16時に来場者からのクレームで発覚。セガゲームスは商品を確認した上で同日16時30分に配布を再開。同時にセガグループ各社(セガホールディングス、セガゲームス、セガ・インタラクティブ、サミーネットワークス)の公式サイトで謝罪した<ref>[http://sega-net.com/release/160203_20408.html 「闘会議2016」セガブースでの配布物に関するお詫びとお知らせ]セガゲームス セガネットワークスカンパニー 2016年2月3日</ref>。

== 関連作品 ==
セガのゲームソフトから派生した作品及び提供した番組を掲げる。

=== アニメ作品 ===
自社作品を[[原作]]としたものや、当社主体の[[メディアミックス]]作品を挙げる。
;セガ時代
*[[赤い光弾ジリオン]]
:当社の[[光線銃]]玩具の[[宣伝|販促]]作品で、[[ファンタジーゾーン]]シリーズのオパオパがメインキャラクターとして出演。
*ソニックシリーズ関連
**[[:en:Adventures of Sonic the Hedgehog|アドベンチャー・オブ・ソニック・ザ・ヘッジホッグ]](日本国外)
**[[ソニック・ザ・ヘッジホッグ (アニメ)|ソニック・ザ・ヘッジホッグ(ABC版)]](日本国外)
**[[:en:Sonic Underground|ソニック・アンダーグラウンド]](日本国外)
**[[ソニック・ザ・ヘッジホッグ (OVA)|ソニック・ザ・ヘッジホッグ]]
**[[ソニックX]]
*[[バーチャファイター (アニメ)|バーチャファイター]]
*[[甲虫王者ムシキング#テレビアニメ|甲虫王者ムシキング 森の民の伝説]]
*[[古代王者 恐竜キング Dキッズ・アドベンチャー]]
*[[戦場のヴァルキュリア]]
*[[戦場のヴァルキュリア3|戦場のヴァルキュリア3 誰がための銃瘡]]
*[[シャイニング・ティアーズ・クロス・ウィンド]]
*[[シャイニング・ハーツ|シャイニング・ハーツ -幸せのパン-]]
*[[project575|GO!GO!575]]
*[[ヒーローバンク]]
*[[セガ・ハード・ガールズ|Hi☆sCoool! セハガール]]
;セガゲームス時代
* [[ファンタシースターオンライン2 ジ アニメーション]]

=== 提供番組 ===
==== 現在 ====
* [[アンジュ・ヴィエルジュ]]
* [[PERSONA5 the Animation]]
*「セガネットワークス」名義
**[[せがあぷラジオ]]

==== 過去 ====
;セガ時代に提供した番組

当社作品を原作としたものは除く

*森口博子のメガキッズTV
*[[超時空世紀オーガス]]
*[[北斗の拳 (テレビアニメ)|北斗の拳]]
*[[超音戦士ボーグマン]]
*[[それいけ!アンパンマン]](セガトイズに移行)
*[[まじかるハット]]
*[[パソコン宇宙大作戦]]
*[[パソコントラベル君ならどうする]]
*[[RPG伝説ヘポイ]]
*[[新世紀エヴァンゲリオン]]
*[[超光戦士シャンゼリオン]]
*[[幽☆遊☆白書 (テレビアニメ)|幽☆遊☆白書]]
*[[NINKU -忍空-]]
*[[魔法騎士レイアース]]
*[[怪盗セイント・テール]]
*[[ウッチャンナンチャンのウリナリ!!]]
*[[LINE TOWN]]
*[[おそ松くん]]
*[[ビックリマン2000]]
*[[ドラえもん]]
*[[HEY!HEY!HEY!]]
*[[クイズ!年の差なんて]]
*[[まじかる☆タルるートくん]]
*[[トランスフォーマー アニメイテッド]]
*[[赤ずきんチャチャ]]
*[[クレヨンしんちゃん]]
*[[ハイスクール!奇面組]]
*[[炎の闘球児 ドッジ弾平]]
*[[キテレツ大百科 (アニメ)|キテレツ大百科]]
*[[アストロボーイ・鉄腕アトム]]
*「[[ドリームキャスト|Dreamcast]]」名義
**[[DAIBAッテキ!!]]
**[[DAIBAクシン!!チェーン]]
**[[DAIBAクシン!!GOLD]]
**[[DAIBAクシン!!cheki b.]]
他多数

;セガゲームス時代に提供した番組

*「セガネットワークス」名義
**[[村川梨衣・大坪由佳のムラツボ研究所]]

==関連会社==
*[[東映]] - 『アストロンベルト』及び『スターブレイザー』の背景映像を制作。
**[[東映動画]] - 『アルベガス』の背景映像及び『[[ソニック・ザ・ヘッジホッグCD]]』のOP/EDアニメを制作。
*[[ツクダオリジナル]] - SG-1000との互換性を持つオセロゲーム内蔵のカセット交換式ゲーム機「オセロマルチビジョン(FG-1000は[[ジョイスティック]]、FG-2000は[[ゲームパッド]])」を販売。
*[[ミッドウェイゲームズ|バリーミッドウェイ]] - 『アストロンベルト』、『スターブレイザー』、『アルベガス』の海外販売元。
*[[ソニックチーム]] - 『[[ソニックシリーズ]]』や『[[ナイツ (ゲーム)]]』、『[[ファンタシースターシリーズ]]』といったヒット作を生み出したソフト開発会社。
*[[日本ビクター]] - [[メガドライブ]]と[[メガCD]]の一体型ゲーム機「[[ワンダーメガ]]」及び[[セガサターン]]の互換機「[[Vサターン]]」を発売。
*[[Tectoy]] - [[ブラジル]]での[[マスターシステム]]、メガドライブ(SEGA CD、[[スーパー32X]])、[[ゲームギア]]、[[セガサターン]]、[[ドリームキャスト]]の販売代理店。

== 脚注 ==
{{reflist|2}}

==外部リンク==
* [https://sega-games.co.jp/ 株式会社セガゲームス]
* [https://sega.jp/history/hard/ セガハード大百科]

{{Navboxes|title =セガゲームス関連
|list1=
{{セガサミーグループ}}
{{家庭用ゲーム機メーカー}}
{{コンピュータエンターテインメント協会}}
{{ウィリアムズ}}
{{B.B.クイーンズ}}
{{忍シリーズ}}
{{龍が如く}}
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}}
{{Normdaten|VIAF=317126272|NDL=001208902}}
{{リダイレクトの所属カテゴリ
|redirect1=セガネットワークス
|1-1=セガサミーの歴史
|1-2=かつて存在した日本のコンピュータゲームメーカー
|1-3=かつて存在した東京都の企業
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{{デフォルトソート:せかけえむす}}
[[Category:セガグループ]]
[[Category:セガゲームス|*]]
[[Category:日本のコンピュータゲームメーカー・ブランド]]
[[Category:オンラインゲーム運営元]]
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[[Category:1960年設立の企業]]
[[Category:1988年上場の企業]]
[[Category:外資系発祥の日本企業]]
[[Category:登録商標]]

2019年11月23日 (土) 16:18時点における版

株式会社セガゲームス
SEGA Games Co., Ltd.
セガのロゴ
種類 株式会社
市場情報
東証1部 7964
1990年10月1日 - 2004年9月27日
東証2部 7964
1988年4月12日 - 1990年9月30日
店頭公開 7964
1986年4月 - 1988年4月11日
略称 SEGA(ブランド)、セガネットワークス(社内カンパニー)
本社所在地 日本の旗 日本
141-0033
東京都品川区西品川一丁目1番1号
住友不動産大崎ガーデンタワー
北緯35度36分53.8秒 東経139度43分52.2秒 / 北緯35.614944度 東経139.731167度 / 35.614944; 139.731167座標: 北緯35度36分53.8秒 東経139度43分52.2秒 / 北緯35.614944度 東経139.731167度 / 35.614944; 139.731167
設立 1960年6月3日(創業1951年4月
業種 情報・通信業
法人番号 4010801006141 ウィキデータを編集
事業内容 携帯電話、PC、スマートデバイス、家庭用ゲーム機向けゲーム関連コンテンツの企画・開発・販売
代表者 代表取締役会長CEO 里見治紀
代表取締役社長COO 松原健二
資本金 1億円(2015年4月1日現在)
発行済株式総数 1億7494万5700株
売上高 684億3400万円
2019年3月期)
営業利益 △18億6600万円
(2019年3月期)
純利益 △59億5700万円
(2019年3月期)
純資産 139億9600万円
(2019年3月31日現在)
総資産 692億3600万円
(2019年3月31日現在)
従業員数 1955名(2017年12月31日現在)
決算期 3月31日(年1回)
主要株主 (株)セガホールディングス 100%
主要子会社 (株)アトラス 100%
(株)f4samurai 65.8%
関係する人物 名越稔洋(取締役CPO
外部リンク https://sega-games.co.jp
特記事項:2015年4月1日に株式会社セガから現社名へ商号変更。
テンプレートを表示

株式会社セガゲームス (SEGA Games Co., Ltd.) は、コンシューマーゲーム並びにソーシャルゲームの開発、製造、販売を行うセガサミーグループの企業で、株式会社セガホールディングスの100%子会社。

本稿では株式会社セガ時代の家庭用ゲーム機やコンシューマーゲーム、経営、(旧)株式会社セガネットワークスについても述べる。

概要

1951年に外資系ジュークボックスの納入・メンテナンス会社として創業(ただし、現在のセガゲームスは1960年に分社化された際の片方、日本娯楽物産が母体となっている。また、1984年のCSKグループの資本参加の際に民族資本となっている)。1983年にコンシューマーゲームに進出。

社名の頭文字であるセガの由来は、日本娯楽物産が1960年に発売して大ヒットした国産初のジュークボックス「セガ1000」にちなむ。日本娯楽物産の前身「サービスゲームズジャパン」の「SERVICE GAMES」から命名されたものであり、近年では頭文字にセガが付くグループ企業も含めて簡略化して後者のみ紹介される場合が多い。

2015年2月12日にセガサミーグループの再編が発表され、株式会社セガは同年4月1日付で株式会社セガネットワークスを吸収合併した上で株式会社セガゲームスに商号変更し、コンシューマゲーム事業並びにソーシャルゲーム事業を手掛ける会社となり、セガから新設分割で設立された中間持株会社セガホールディングスの子会社となった[1][2][3][4][5]

セガ・エンタープライゼスおよび株式会社セガの時代にはコンシューマゲーム事業並びにソーシャルゲーム事業以外にも、アーケードゲーム事業やアミューズメント施設などの各種事業を行っていた(後述)。ちなみに施設運営部門は「営業部」、風営法8号店向けの機器販売部門は「国内販売部」(略称「国販」)と、他の企業とはやや異なる呼称となっていた。

社歌は「若い力」(作詞:セガ社員〈元社員 高橋栄一〉 / 作曲:若草恵)。

実績

セガ時代に手掛けていた家庭用ゲームハード事業では、SG-1000セガ・マークIIIメガドライブセガサターンドリームキャストなどをリリースしており、セガサターン・ドリームキャストは任天堂とソニー・コンピュータエンタテインメント(後のソニー・インタラクティブエンタテインメント)の2社と共に家庭用ゲームハード3大メーカーとして鎬を削るも、どちらも販売戦略の失敗で他の2社の後塵を拝する結果となった。かつてセガサターン事業部長やドリームキャスト事業部門担当を務め、セガホールディングス代表取締役社長兼セガゲームス取締役を務める岡村秀樹は後のインタビューで「アーケードゲームは強かったが、家庭用ゲームに対するマーケットインは弱かった」と語っている[6]。宣伝でセガサターンでは藤岡弘、演じるせがた三四郎を起用。ドリームキャストではプロデューサーの秋元康を社外取締役に招聘し、広告宣伝費に約130億円を投じて当時の役員湯川英一を起用したCMを放映するなど大々的に宣伝した。

1980年代末までは、まだマスターシステムが世界的にはヒットしていなかったため、アーケードのタイトルに限り、知的財産権の使用許諾を他社のゲーム機やパソコンに他のソフトメーカーに向けて取っていたが、メガドライブの世界的なヒット以降は、このような措置を取らなくなった。

1999年に携帯ゲーム機に限り、初めて他社プラットフォームのサードパーティー参加を表明。ワンダースワンゲームボーイネオジオポケットにタイトルを供給した。ただし、2001年までの間は、セガ自体は開発や版権使用許諾のみであり、販売は他社に委託していた[7]

2001年1月31日に家庭用ゲームハード製造事業からの撤退および他社据置型ゲーム機プラットフォーム(SCE・任天堂・マイクロソフトXbox)へのソフト供給を「構造改革プラン」として発表し、それと同時に、携帯型ゲーム機も含めて自社からの販売に完全に移行した。以後、他社プラットフォーム向けのソフトウェア供給に専念している。『ソニックシリーズ』、『バーチャファイターシリーズ』、『サクラ大戦シリーズ』等の人気シリーズも他社ハードへ移行した。

タイトル版権の譲受

自社開発タイトルの他にも、事業停止や経営破綻したゲームメーカーからタイトルの版権や各種権利を譲受することもある。

1998年3月に和議を申請したコンパイル(2003年11月に破産)から、和議申請と同時に『ぷよぷよ』の知的財産権を、コンパイルにおける『ぷよぷよ』の商標使用権が切れた直後の2003年には『ぷよぷよ』の販売権をそれぞれ譲受している。

アトラスブランドを保有していたインデックスが2013年6月に民事再生手続を申請し(旧:インデックスは2014年4月に民事再生手続廃止の上、同年7月に破産)、2013年9月にセガがインデックスの再生スポンサーとなったと同時に、セガは事業引受会社となる100%子会社のセガドリームを設立した[8][9][10]。同年11月にインデックスの新旧分離とこれに伴うアトラスの全権利を譲受したと同時に、セガドリームの社名はインデックス(後のアトラス〈新社〉)に変更された[11][12]。これによりセガは子会社を通じてではあるものの、アトラスの人気シリーズである『真・女神転生』シリーズ(『ペルソナ』シリーズ含む)、『世界樹の迷宮』シリーズなどのアトラスの全権利を手に入れることとなった。

2015年4月に経営危機が表面化したイメージエポック (2015年5月に破産)から、『セブンスドラゴンシリーズ』の開発権並びに『STELLA GLOW』の発売権をそれぞれ譲受している(知的財産権は親会社であるセガホールディングスが譲受)。

2016年9月にテクノソフトの全権利を保有していたトゥエンティワンから、テクノソフトが発売していた全作品の製造・販売権を譲受している(知的財産権は親会社であるセガホールディングスが譲受)。

尚、『ぷよぷよ』、『セブンスドラゴンシリーズ』、『STELLA GLOW』、テクノソフトの作品の知的財産権は後述の通りセガホールディングスが保有し、セガゲームスは開発・製造・販売のみを担当している。子会社のアトラスのタイトルの全権利はアトラスとセガホールディングスの共同保有となっている。

事業所

  • 本社:東京都品川区西品川1丁目1番1号(住友不動産大崎ガーデンタワー)

経営

1984年に大川功率いるCSKが、セガの親会社であったアメリカのガルフ&ウエスタン(過去にパラマウント映画スタックス・レコードなどを保有した、金融・不動産系コングロマリット)から株式を買収し、CSKグループ入りした。その後、バブル景気到来による娯楽の拡大から業績は堅調に推移し、キョクイチの買収など事業を拡大した。

1980年代末頃、家庭用ゲーム機で自身の特許知的財産権)を侵害されたとしてアメリカの発明家 ジャン・コイルがセガと任天堂に対して訴訟を起こした。任天堂はライセンス料を支払うかたちで和解するも、セガは最高裁判所まで争い、1992年に57億円の支払いを命ずる判決が下される結果となった(ジャン・コイル事件)。

1994年末に発売したセガサターンが、ソニー・コンピュータエンタテインメント(後のソニー・インタラクティブエンタテインメント)のPlayStationや1996年発売のニンテンドウ64との間でシェア争い(→日本におけるゲーム機戦争)が起こり、特にPlayStationに大きく水をあけられ苦戦することになった。

1997年1月23日エニックス(現:スクウェア・エニックス)がPlayStation用ソフト『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』の制作発表を行った同日に、セガとバンダイは「1997年10月1日付でバンダイ(現在はナムコと経営統合し バンダイナムコホールディングスの一部)と合併し、新社名をセガバンダイとする」と発表した。
これはバンダイ側が1997年3月期決算で上場以来初の赤字見通しとなった事が関係しているとされる。バンダイはキャラクタービジネスに強みを持っていたが創業者一族による叩き上げの同族経営で発展した玩具メーカー、セガはアミューズメント事業とコンシューマー事業の2本柱でバンダイを大きく上回る(2倍以上の売上高)規模で事業展開を行う大手娯楽企業といった社風に大きな違いがあった。また、同年3月頃より前年発売の『たまごっち』が大ヒットした事(諸説)もあり、同年5月27日、バンダイからの申し入れにより合併合意は解消となった。

セガバンダイの破談後、大川功CSK代表取締役会長がセガ代表取締役会長にも就任(兼任)したことで実効的に経営参画し、CSKとセガ、アスキー(後のメディアリーヴス)、大川功個人の4者間で株式の持ち合いを強化した。また、1998年に中興の祖であった中山隼雄代表取締役社長が退任し、後任には本田技研工業出身の入交昭一郎副社長が昇格した。

1998年11月に社運を賭けて発売したドリームキャストがPlayStationの牙城を崩すことはできず売上不振が続いた事で、2000年3月期まで3期連続で約350-430億円の赤字を計上する。1999年に海外でも発売し好調な売れ行きを見せたが、PlayStation 2の登場により2000年後半以降全世界で売上が失速する。2000年6月に入交昭一郎代表取締役社長が同副社長に降格、秋元康が社外取締役を退任し、大川功会長が代表取締役社長を兼務する役員体制とした。同時にアーケードゲーム製造事業も不採算事業となり、2000年12月にアーケード機器最終組立工場であった矢口事業所(千葉県印旛郡栄町)を閉鎖し(現在はセガ・ロジスティクスサービス矢口事業所として存続)、アーケード機器組立を外注化した。また、アミューズメント施設事業を地域5社へ分社化(後にセガ アミューズメントへ統合)し、全国各地にあった支店・営業所・出張所[13][14]を段階的に閉鎖した。

2001年1月31日、経営再建策「構造改革プラン」として、家庭用ゲーム機ハード事業(ドリームキャスト)からの撤退と他社家庭用ゲーム機プラットフォームへのソフト供給を発表。約815億円の特別損失を計上し、経営破綻寸前に陥った。しかし翌日に大川功が約850億円の私財寄付という形で損失補填を表明したことで経営危機は回避されたが(2001年3月期決算は家庭用ゲーム機ハード事業撤退にかかわる費用を計上したため約520億円の赤字[15])、大川功は同年3月に心不全のため逝去。この経営再建策から2002年3月期以降、業績は回復基調へ移ったが、株式の無配は2004年3月期まで続くことになる。

サミーとの経営統合

2003年2月13日にセガはパチスロメーカーのサミーとの経営統合を発表。この合併劇は大川亡き後のCSK青園雅紘社長(当時)主導で纏められ、発表当時は寝耳に水とされた。CSKは保有するセガ株の下落により約500億円の減損処理を強いられ株主資本を毀損する情勢となったことから、サミーへの持株売却による資本撤退を狙ったものとされている。なお、この際、サミーの里見治会長は「ファミ通」誌のインタビューで、「セガは開発は素晴らしい」と発言している。

しかしながら、2001年9月にアミューズメント事業で業務提携していたナムコ(後のバンダイナムコエンターテインメント)が2002年より経営統合の申し入れを行っていた事を2003年4月17日に公式発表、さらに同時期にゲーム開発部門をコナミ(後のコナミホールディングス)と合併する話も表面化する。しかし、サミーとの経営統合が決定したことが主因となり、両プロジェクトともに自然消滅している(時期的に、株式や社債等の有価証券に対する合法的なコントロールを目的として情報公開された可能性も考えられる)。同様に、ドリームキャストの不振による経営危機が囁かれた2000年12月27日には任天堂がセガを買収するとニューヨーク・タイムズが報じ、セガと任天堂双方で事実無根である旨をニュースリリースで公表。2013年2月にはマイクロソフト本社がXbox立ち上げの際にセガの買収を内部で検討していたことが元役員のインタビューから明らかとなっている。

2003年12月、当初発表通りサミーがCSKの保有するセガ株22.4%を453億3400万円で買収し筆頭株主となり、セガは事実上サミーの傘下に入った。また2004年10月1日付けで事業持株会社 セガサミーホールディングス(セガサミーHD)を設立し、セガはサミーと共にセガサミーHDの100%子会社となり経営統合した。

2004年に作家の清水一行がセガバンダイ合併構想からサミーによる買収までの一連のM&A騒動を、セガをモチーフにしたゲーム会社の総務社員が親会社創業者の令によって合併交渉に奔走する様を描いた経済小説「ITの踊り」を上梓している。

セガグループ再編

セガサミーホールディングスは、2014年5月9日にグループ各事業の収益構造を見直し、かつ成長分野への経営資源投入を可能とする事を整備する事を目的として、「グループ構造改革本部」を設置。2014年9月30日にセガの資本金を600億円から1億円に減資した。2014年10月31日に、グループをエンタテインメントコンテンツ事業・遊技機事業・リゾート事業の3事業グループへ再編する、収益性の抜本的改善の取り組み、セガ構造改革担当に関する人事の3点を発表し、2015年1月30日に、ソーシャルゲーム並びにオンラインゲームを成長分野として位置づける一方で、2014年3月期決算で営業損益の約7割を占め、2015年3月期も赤字予想となっていたアーケードゲーム事業を中心に製品ラインナップの絞り込みや、一部サービスから撤退すること、約120人の希望退職を募集すること、海外事業の合理化を柱にしたセガにおける構造改革を発表[16]。同年2月12日に、セガグループをコンシューマ事業、アミューズメント事業、TOY・映像事業、アミューズメント施設事業の4事業に再編し、同年4月1日付でセガをセガネットワークスを吸収合併した上でセガゲームスへ商号変更する、中間持株会社であるセガホールディングス、アーケードゲームを手掛ける新会社となるセガ・インタラクティブジョイポリスOrbi Yokohamaの運営を行う新会社となるセガ・ライブクリエイション(後のCAセガジョイポリス)の3社をセガから新設分割で設立することを発表。同年3月26日にセガが経済産業省に提出していた産業競争力強化法に基づく事業再編計画が経済産業省から認定され、セガ本体は同年4月1日付でセガネットワークスを吸収合併してセガゲームスへ商号変更した上でコンシューマーゲーム事業並びにソーシャルゲーム事業のみを行う会社となり、同じくコンシューマーゲーム及びソーシャルゲーム事業を手掛けているサミーネットワークス、セガゲームスの子会社となったアトラス共々セガグループのコンシューマ事業に組み入れられた。知育エンターテインメントサービスであるテレビーナ、セガ公式コミュニティであるit-tells(いってる)、コンピュータエンターテインメント協会会員もセガゲームスがそれぞれ承継した[17]

同時に、子会社管理などのコーポレート部門、IP(知的財産権)管理部門、ITインフラ部門をセガホールディングスへ、日本娯楽物産時代から手掛けていたアーケードゲーム事業やそれに付帯する事業をセガ・インタラクティブへ、ジョイポリスやOrbi Yokohamaなどのエンタテイメントパーク事業の一部をセガ・ライブクリエイションへ同年4月1日付でそれぞれ承継させた。セガが加盟していた日本アミューズメントマシン協会の各事業部会員に関しても、AMマシン事業部はセガ・インタラクティブ(サミーとセガ・ロジスティクスサービスも加盟)が、SC施設事業部はセガ エンタテインメントが、遊園施設事業部はセガ・ライブクリエイションがそれぞれ承継した。

これに伴い、セガゲームス、セガ・インタラクティブ(2社共前身のセガが開発したタイトルも含む)、サミーが開発したゲームのIP(知的財産権)やソニック・ザ・ヘッジホッグなどのセガのキャラクターの版権、セガ羽田1号館・2号館などの不動産はセガホールディングスが保有することになった他、セガゲームス並びに、セガ・インタラクティブやセガ エンタテインメント、サミーネットワークス、セガ・ロジスティクスサービスなどは、セガサミーホールディングスの連結子会社となったセガ・ライブクリエイションを除き、セガから新設分割で設立されたセガホールディングスの子会社もしくは孫会社となった[1][2][3][4][5]

セガゲームスは従来からの家庭用ゲームやPCゲームを手掛けるコンシューマ・オンラインカンパニーと、旧セガネットワークスが行ってきたスマートフォンタブレット端末向けコンテンツ配信を行うセガネットワークス カンパニーの社内カンパニー制を当初は採用していたが、2017年4月1日付で社内カンパニー制は廃止されたと同時に、セガネットワークスの名称も消滅した。但し、セガ第一研究開発本部が開発を担当していた『チェインクロニクル』シリーズ、『封印勇者!マイン島と空の迷宮』、セガ第二研究開発本部が開発を担当していた『セガNET麻雀 MJ』の開発は、セガ・インタラクティブの研究・開発組織となったセガ・インタラクティブ第一研究開発本部並びにセガ・インタラクティブ第二研究開発本部が引き続き行う他、『UFOキャッチャー』などセガ・インタラクティブへ製造・販売が移管された一部製品の商標権はこれまで通りセガゲームスが保有する。

セガホールディングス設立後から行われている事業再編計画により、セガホールディングスが保有していたインデックス(後のiXIT)全株式は澤田ホールディングスへ譲渡され、セガサミーグループであるサミーネットワークスはエンタテインメントコンテンツ事業から遊技機事業へセグメントが変更されたと同時に、セガホールディングスが保有していたサミーネットワークス全株式はサミーへ譲渡された。これに伴い、2016年4月1日以降のセガグループにおける国内のコンシューマ事業は、セガゲームスと子会社3社(アトラス、f4samurai、プレイハート)の4社だけで手掛けることになる。

経営面では、広告宣伝費の高騰などからセガ時代の2012年3月期から2016年3月期までの5期連続で7億7900万円 - 93億5800万円の営業赤字が[6]、最終決算においても貸倒引当金繰入や事業再編損などでセガ時代の2014年3月期から2016年3月期までの3期連続で34億500万円 - 102億100万円の最終赤字がそれぞれ続いていたが、2017年3月期は6期ぶりの営業黒字に、2017年3月期の最終決算においても4期ぶりの最終黒字となった。

2018年8月20日に本社所在地・本店所在地を西品川にある住友不動産大崎ガーデンタワーへ移転[18][19][20]。セガゲームスは創業地である羽田から離れることになった。ライセンス機能も、同年10月1日にセガサミーホールディングスが新設したグループライセンス本部へ吸収された[21]

同業他社との関係

ドリームキャストの製造中止を発表した2001年以降はコラボレーションによるソフト開発や、アーケードゲーム基板「Triforce」の共同開発などで、かつての競合他社である任天堂に急接近している。当初はゲームキューブ向け新作タイトルの供給に注力した他、後年にはWiiバーチャルコンソール向けメガドライブソフトを提供したり、自社の代表的キャラクターであるソニックが任天堂のゲームに登場したり、アーケード版のリズム天国を共同開発したりと、その提携には拍車がかかりつつある。

レベルファイブが開発したニンテンドーDSソフトイナズマイレブンシリーズが、セガのペンなどによって画面にタッチしキャラクターを操作するシステムの特許を侵害しているとして、2012年10月22日、レベルファイブに対しイナズマイレブンシリーズ8作品の販売差し止め・廃棄並びに約9億円の損害賠償(特許使用料として入る見込みだった金額)の支払いを求め東京地裁に提起した(現在係争中)[22]

会社沿革

サービスゲームズジャパン (1951年 - 1960年)

  • 1951年 レイモンド・レメーヤー、リチャード・スチュアートにより「サービスゲームズジャパン」として創業。
  • 1956年 サービスゲームズジャパン創業5周年。

日本娯楽物産と機械製造 (1960年 - 1965年)

  • 1960年サービスゲームズジャパン」分社化。営業部門の「日本娯楽物産」(リチャード・スチュアート代表)と製造部門の「日本機械製造」(レイモンド・レメーヤー代表)とに分割・新設。国産初のジュークボックス『セガ1000』を開発。
  • 1961年 日本娯楽物産と機械製造創業10周年。
  • 1964年 日本娯楽物産、日本機械製造を吸収合併。アーケードゲーム事業に進出

セガ・エンタープライゼス (1965年 - 2000年)

株式会社セガ (2000年 - 2015年)

  • 2000年 ソフトウェア開発部門を分社化。アミューズメント施設運営部門を地域会社のセガ アミューズメント東日本・東京・東海・関西・西日本に分社化。商号、株式会社セガ・エンタープライゼスから「株式会社セガ」に変更。大川功、代表取締役会長兼社長就任。アーケードゲーム機自社生産から撤退。
  • 2001年 セガ創業50周年。家庭用ゲーム機製造販売から撤退を表明。大川功より850億円の個人資産の寄付を受ける。佐藤秀樹、代表取締役社長就任。社員18人が解雇や賃金カットを不当だとして訴訟を起こす。後、これら行為を撤廃する方向で和解。
  • 2002年 Xbox互換業務用汎用CGボードChihiro発表。ニンテンドーゲームキューブ互換業務用汎用CGボードTRIFORCE発表。セガ アミューズメント地域会社5社、セガ アミューズメント東京を存続会社とした上で合併し、株式会社セガ アミューズメントに
  • 2003年 開発子会社のオーバーワークスとワウ エンターテイメントが合併し、セガワウへ社名変更。ユナイテッド・ゲーム・アーティスツソニックチームへ、セガ・ロッソヒットメーカーに統合。デジタルレックスを新設。小口久雄、代表取締役社長就任。
  • 2004年 開発子会社のセガワウ、SEGA-AM2、ヒットメーカー、アミューズメントヴィジョンスマイルビット、ソニックチーム、デジタルレックスをセガ本体へ統合。サミーと経営統合、セガサミーホールディングス設立。筆頭株主がCSKからサミーに変更となり、サミーの持分法適用関連会社となる。
  • 2005年 セガとしては初のPCアーキテクチャをベースとした業務用汎用CGボードLINDBERGH発表。サミーからゲーム事業をセガ本体へ統合[24]。株式会社セガアミューズメント、株式会社サミーアミューズメントサービスを吸収合併[25]
  • 2006年 セガ創業55周年。
  • 2007年 これまで会長CEOだったサミー出身の里見治が社長CEO兼COO(6月19日)に就任、社長COOであったセガ出身の小口は副社長に。セガ・ミュージック・ネットワークス全株式をBMB(後にエクシングへ吸収合併)に売却(家庭用通信カラオケ事業はセガが継続)
  • 2008年 業務用汎用CGボードRINGシリーズ (RINGEDGE, RINGWIDE) 発表。セガ出身でナイキジャパン統括本部長、日本マクドナルドCOOを経た臼井興胤が社長COOに就任、里見治は会長CEOに
  • 2009年 アミューズメント施設運営部門の一部(15店舗)を株式会社ES1として分社化し、ES1全株式をスクウェア・エニックス・ホールディングスへ譲渡(後のタイトー〈3代〉)[26]
  • 2011年 セガ創業60周年。
  • 2012年 セガ本社3号館並びにセガ本社別館を耐震基準が不十分として閉鎖し、本社を羽田から東品川のカナルサイドビルへ移転(登記上の本店は羽田のまま)。ソーシャルゲーム部門をセガネットワークスとして分社化。アミューズメント施設事業をセガ ビーリンクから商号変更したセガ エンタテインメントへ移管
  • 2013年 インデックスの民事再生スポンサーとなる。11月に旧:インデックスから100%子会社のインデックス(旧:セガドリーム)へ旧:インデックスの全事業を譲受。12月にインデックスのアミューズメント事業をセガ本体へ統合
  • 2014年 資本金を600億円から1億円に減資[27]

株式会社セガネットワークス (2012年 - 2015年)

  • 2012年
    • 7月2日 - 株式会社セガから新設分割で設立。同時にネットワーク事業:インターネットその他通信手段を介したゲームアプリケーション等、商品・サービスの企画、開発、設計、販売、配信、管理運営の事業をセガから移管[28]。本社をセガと同じくカナルサイドビルに置く。
    • 9月 - 東京ゲームショウに初出展する。
    • 11月 - 株式会社ポケラボと、ジョイントベンチャー企業であるSPG laboを共同で設立。
    • 12月 - 株式会社f4samuraiと業務提携(後にセガネットワークス→セガゲームスの連結子会社化)。
  • 2013年
    • 11月 - ファンイベントである「セガネットワークス ファン感謝祭2013」をAKIBA SQUAREで開催。
  • 2014年
    • 5月 - 本社をカナルサイドビルから泉ガーデンタワー7階へ移転[29]
    • 12月 - 2回目のファンイベントである「セガネットワークス ファン感謝祭2014」を豊洲PITで開催。
  • 2015年4月1日 - セガから商号変更された株式会社セガゲームスに吸収合併され解散。旧株式会社セガネットワークスはセガゲームスの社内カンパニーであるセガゲームス セガネットワークスカンパニーとなる。

株式会社セガゲームス (2015年 - )

  • 2015年 セガサミーグループの再編を行い、商号を株式会社セガから、株式会社セガネットワークスを吸収合併の上で株式会社セガゲームスへ変更(ただし英語では1950年代の名称のようにゲームズと濁る)。セガからコーポレート部門、IP管理部門、ITインフラ部門を株式会社セガホールディングスへ、アーケードゲーム事業を株式会社セガ・インタラクティブへ、ジョイポリスなどのエンタテイメントパーク事業を株式会社セガ・ライブクリエイション(後のCAセガジョイポリス株式会社)へそれぞれ新設分割で設立かつ移管。セガゲームスはセガホールディングスの子会社となる[1][2][3][4][5]。同時にf4samuraiをセガネットワークスの子会社からセガゲームスの子会社とする。セガ公式コミュニティであるit-tells(いってる)が正式版へ移行[17]。家庭用通信カラオケ事業から撤退
  • 2016年 セガゲームス創業65周年。CRI・ミドルウェアとの間で、アクロアーツ事業をセガゲームスからCRI・ミドルウェアへ移管することに合意[30]。フランスのゲーム開発会社であるAmplitude Studios SASの全株式を取得[31]。セガネットワークスカンパニーとランサーズの合弁会社であるクロシードデジタルを設立[32]。it-tells(いってる)のサービス終了
  • 2017年 『戦の海賊』『モンスターギア バーサス』の配信権、『ボーダーブレイクmobile -疾風のガンフロント-』の帰属権をマイネットのグループ会社へ譲渡[33][34][35]。社内カンパニー制廃止。セガネットワークスカンパニーは六本木事業所となる。社長に旧コンシューマ・オンラインカンパニーCEOの松原健二が就任。セガ公式ポイントサービス「Playbit」のサービス開始[36]
  • 2018年 本社所在地をカナルサイドビルから、本店所在地を羽田から、西品川にある住友不動産大崎ガーデンタワーへそれぞれ移転[37][38][18][19][20]。ライセンス機能をセガサミーホールディングスへ移管[21]

近年の動向

  • 2005年に日本で開始されたMMORPGの『RF online』で、開始当初に急遽サーバの増設を行うほどの集客を獲得したものの、限定アイテムの配布時期の延期、データは既に存在しているマップの実装を長期間見送る、規約違反者への対処が甘いなど、運営上の不手際が多々あり人離れがしばしば見かけられ、2007年の2月、わずか1年半足らずでサービス終了となる事態を招いた。
  • 2007年5月31日に中華人民共和国でのオンラインゲーム(MMORPG)事業を展開するSega Networks(China) Co.,Ltdを解散し、同事業から撤退した[39]。この影響から中国市場向けに先行テストサービスが予定されていたMMORPG版『シェンムーオンライン』・『サクラ大戦オンライン』・『聖闘士星矢オンライン』・『三国志大戦オンライン』の開発が事実上中断されている(聖闘士星矢―と三国志大戦―は2011年に中国・香港のゲーム会社とライセンス供与契約を締結した[40])。
  • 2008年3月期と2009年3月期において、コンシューマー事業や当時手がけていたアミューズメント施設事業やが芳しくない状態が続いた他、当時計画していた複合施設の開発が中止となったことで、2008年3月期並びに2009年3月期の最終赤字は、ドリームキャスト発売当時に次ぐ赤字額となった(2008年3月期は220億8000万円の営業赤字並びに382億8700万円の最終赤字、2009年3月期は118億7800万円の営業赤字並びに318億9500万円の最終赤字)。2008年に約400人、2009年に約560人の希望退職を行うことをそれぞれ発表した。
  • 2011年3月11日に発生した東日本大震災を受け、セガは節電対策として、開発担当部署以外の全てのPCをデスクトップPCからノートPCへ変更した他、東糀谷にあったセガ本社3号館並びにセガ本社別館の耐震基準が1981年以前に建築された建築物に適用される旧基準であったことから、社員の安全を考慮して2012年に本社機能をカナルサイドビルへ[41]、当時手掛けていたアーケードゲーム関連の一部機能を横浜にある安田倉庫守屋町営業所内(セガ横浜事業所→セガ・インタラクティブ横浜事業所)へそれぞれ移転した。セガ本社3号館並びにセガ本社別館は2013年5月に売却された後に解体され[42]、セガ本社3号館跡地には2016年7月にニトリ大田大鳥居店が開業した。
  • 2015年4月25日に発生したネパール地震を受け、セガゲームスは同年5月31日までの『ファンタシースターオンライン2』、同年5月1日から5月3日までの『ぷよぷよ!!クエスト』・『チェインクロニクル〜絆の新大陸〜』・『オルタンシア・サーガ -蒼の騎士団-』の4タイトルの課金アイテムの全売り上げを日本赤十字社を通じて寄付することを発表した。
  • 2016年4月16日に発生した熊本地震を受け、コンシューマ・オンラインカンパニーはパッケージゲーム並びにオンラインゲームの売り上げの一部を、セガネットワークス カンパニーは同年4月25日から4月27日までの『ぷよぷよ!!クエスト』・『チェインクロニクル〜絆の新大陸〜』・『オルタンシア・サーガ -蒼の騎士団-』・『モンスターギア バースト』・『戦の海賊』・『アンジュ・ヴィエルジュ〜第2風紀委員 ガールズバトル〜』の6タイトルの課金アイテムの全売り上げを、それぞれ特定非営利活動法人アジアパシフィックアライアンス・ジャパンを通じて寄付することを発表した[43]
  • ソニックシリーズ並びにぷよぷよシリーズ発売25周年を記念して、2016年11月14日から12月17日まで、京浜急行電鉄とのコラボレーション企画である「京急×セガ」を実施した。内容は、2100形電車「BLUE SKY TRAIN」にソニックとぷよぷよをラッピングした「京急セガトレイン」として運行した他、羽田オフィス(セガ羽田1号館・2号館)の最寄り駅である京急空港線大鳥居駅の駅名版に装飾を施した[44]
  • 2017年からはスマートフォンゲームの配信権などの移管も行われており、『戦の海賊』は同年2月にマイネットゲームスへ配信権が譲渡された。同年3月には『モンスターギア バーサス』の配信権をC&Mゲームスへ譲渡する契約を締結した他、同年4月には『ボーダーブレイクmobile -疾風のガンフロント-』の帰属権をマイネットエンターテイメントへそれぞれ譲渡する契約を締結した。『夢色キャスト』も当初は運営権をマイネットゲームスへ移管する予定であったが、両社の折り合いが付かず、最終的にマイネットゲームスへの業務委託契約へ変更された[45]。2019年8月に「リボルバーズエイト」の運営権がマイネットに移管され、同年10月に「共闘ことばRPG コトダマン」はXFLAGに移管された。
  • 海外事業においては、2016年に台湾にて日本のゲームメーカーとしては初めて、コンシューマゲームソフトのメーカー直販を開始した他(子会社のアトラスのタイトルも含む、台湾における販売はセガホールディングスの現地子会社であるSega Amusements Taiwanが担当)[46]、2017年には日本一ソフトウェアPlayStation 4対応タイトル5作品をアジアにおける販売ライセンスを獲得した[47]。2018年には日本一ソフトウェア、アクアプラスマーベラス、メディアスケープ各社のの計7作品のアジアにおける販売ライセンスを獲得した。これらの7作品におけるアジアでの発売は、セガゲームスが繁体中文やハングルに翻訳した上で発売されることになっている[48]
  • 2018年4月8日、産経新聞の取材により「メガドライブ」の復刻版の販売を検討していると報じられた[49]

製品

家庭用ゲーム機

SG-1000(1983年)
セガ・マークIII(1985年)
メガドライブ(1988年)
セガサターン(1994年)
ドリームキャスト(1998年)
いずれもセガ・エンタープライゼス時代のもの。

知育エンターテインメントサービス

コンシューマゲーム作品

コンシューマゲーム作品のみ記載。アーケードゲーム作品はセガ・インタラクティブへ移管。
  • 各ジャンル毎に五十音順に並んでいる。

アクションゲーム

アクションアドベンチャーゲーム

アドベンチャーゲーム

音楽ゲーム

オンラインゲーム

シューティングゲーム

シミュレーションゲーム

スポーツゲーム

ソーシャル&モバイルゲーム

対戦型格闘ゲーム

テーブルゲーム

パズルゲーム

パドルとボールゲーム

レースゲーム

ロールプレイングゲーム

発売できなかったソフト

ミリオンセラーとなったソフト

セガより発売されたゲームソフトで、日本国内での売り上げ本数100万本を突破したものは、現時点では1995年セガサターン用『バーチャファイター2』と2006年ニンテンドーDS用『オシャレ魔女ラブandベリー DSコレクション』の2本のみである(『ソニックアドベンチャー』、『ソニックアドベンチャー2』については、リメイク作品の『ソニックアドベンチャーデラックス』、『ソニックアドベンチャー2バトル』を含めると100万本を突破している)。

国外ではジェネシス(国外版メガドライブ)、ドリームキャストゲームボーイアドバンスニンテンドーゲームキューブなどでの『ソニック・ザ・ヘッジホッグ / ソニックアドバンス / ソニックアドベンチャーシリーズ』や、スポーツゲームではESPNブランドもしくはSega Sportsブランドでの北米3大スポーツ「NBA / NFL / NHL」シリーズなどでミリオンセラーを連発しており、また、ドリームキャスト用ソフト「シェンムー」や「クレイジータクシー」、PlayStation 2版「バーチャファイター4」などは日本国内、海外を含めた全世界累計での販売本数がミリオンセラーを記録している。

任天堂との共同開発(海外ではセガの販売)である「マリオ&ソニック AT 北京オリンピック」「マリオ&ソニック AT バンクーバーオリンピック」は2作あわせて1,900万本(全世界)の大ヒットとなっている[50]

実写作品

研究開発部

子会社統合後

研究開発部名 通称 / 部内スタジオ 代表作 備考
第一CS研究開発部 セガCS1研、龍が如くスタジオ 龍が如くシリーズJUDGE EYES 旧アミューズメントヴィジョン及びスマイルビット[51]。ドラゴンエンジンを使用している。
第二CS研究開発部 セガCS2研、ソニックチーム ソニックシリーズぷよぷよシリーズ新サクラ大戦[52] 旧ソニックチーム。ヘッジホッグエンジンロシア語版を使用している。
第三CS研究開発部 戦場のヴァルキュリアシリーズ[53] オーバーワークス。CS2研に吸収された[52]
第四CS研究開発部 プロジェクト ビューティー[54]
第一AM研究開発部英語版 SEGA-AM1 WORLD CLUB Champion Football 旧ワウ エンターテイメント。セガ・インタラクティブに承継され、セガ・インタラクティブ第一研究開発部となった。
第二AM研究開発部 SEGA-AM2 バーチャファイターシリーズシェンムーボーダーブレイク初音ミク Project DIVA Arcade セガ・インタラクティブに承継され、セガ・インタラクティブ第二研究開発部となった。
第三AM研究開発部 SEGA-AM3 頭文字D ARCADE STAGEシリーズ ヒットメーカー[55]
セガAMプラス研究開発部 シェンムーオンライン デジタルレックス。共同開発:韓JCエンターテイメント。関連:YS NET
スポーツデザイン研究開発部 プロサッカークラブをつくろう!シリーズ、マリオ&ソニックシリーズ[56]
ファミリーエンターテインメント研究開発部 甲虫王者ムシキングシリーズ[57]オシャレ魔女 ラブandベリーシリーズ[57] 旧未来研究開発部
オンライン研究開発部 ファンタシースターオンライン2
セガネットワークス ぷよぷよクエスト 2011年、CS1研より「Kingdom Conquest」「龍が如くモバイル」のチームが分離してオンラインエンタテインメント研究開発部 (OE研) となる[58]。その後、2012年にセガネットワークスが設立される[59]。2015年、セガゲームスへと統合。
Nプロ研究開発部 え~でる すなば[60]、ネイルプリ[61]

また、系列会社にアトラス、f4samurai、Creative Assembly英語版Demiurge Studios英語版Relic Entertainment英語版Two Point Studios英語版などが存在する。

分社化時代

会社名 旧部門名 前身 代表作 備考
ワウ エンターテイメント[62] 第1ソフト研究開発部[62] 第一AM研究開発部[63] セガGTシリーズ、ザ・ハウス・オブ・ザ・デッドシリーズ 2003年、オーバーワークスを吸収してセガワウとなった
CSK総合研究所AM2事業部 第2ソフト研究開発部 第二AM研究開発部[63] バーチャファイターシリーズシェンムー 当時のセガ親会社の事業部。CSKは後にSEGA-AM2へと社名を変更した[64]
ヒットメーカー[62] 第3ソフト研究開発部[62] 第三AM研究開発部 クレイジータクシーシリーズ、電脳戦機バーチャロンシリーズ、セガガガ
アミューズメントヴィジョン[62] 第4ソフト研究開発部[62] 第11AM研究開発部[63] モンキーボールシリーズバーチャストライカーシリーズ、F-ZERO GX
セガ・ロッソ[62] 第5ソフト研究開発部[62] 第12AM研究開発部←AM分室[63] 頭文字D ARCADE STAGEシリーズ 2003年、ヒットメーカーに吸収された
スマイルビット[62] 第6ソフト研究開発部[62] 第一CS研究開発部 + PC開発部門[63] パンツァードラグーンシリーズ、ジェットセットラジオシリーズ、プロサッカークラブをつくろう!シリーズ、プロ野球チームをつくろう!シリーズ スポーツ以外のゲームをアミューズメントヴィジョンへ移転[65]
オーバーワークス[62] 第7ソフト研究開発部[62] 第二CS開発研究部[63] 忍シリーズサクラ大戦シリーズあつまれ!ぐるぐる温泉シリーズ 2003年、ワウ エンターテイメントに吸収された
ソニックチーム[62] 第8ソフト研究開発部[62] 第三CS開発研究部 ソニックシリーズぷよぷよフィーバーシリーズ
ユナイテッド・ゲーム・アーティスツ[62] 第9ソフト研究開発部[62] 第四CS研究開発部[63] スペースチャンネル5シリーズ、Rez 関連:キューエンタテインメント
ウェーブマスター[62] デジタルメディア制作部[62] ルーマニアシリーズ ゲーム開発より撤退
デジタルレックス シェンムーオンライン 共同開発:韓JCエンターテイメント

その他、プリクラメダルゲームの開発を行うメカトロ研究開発部 (旧第4AM研究開発部 + 旧第6AM研究開発部[63])、テーマパーク (ジョイポリス) 向けゲームの開発を行う未来研究開発部 (旧第5AM研究開発部[63]) なども存在した。

セガ時代に手掛けていた事業

家庭用ゲームハード事業は除く。

アーケードゲーム事業

コンシューマゲーム進出前からの主力事業で、1964年に進出。アーケードゲームやゴルフ製品の開発・生産・販売、ALL.Net、セガプライズ・SEGAラッキーくじなどの関連事業を手掛けていたが、2015年4月1日にセガから新設分割で設立された株式会社セガ・インタラクティブへ事業移管[1][2][3][4][5]。同時に「セガ第一研究開発本部」並びに「セガ第二研究開発本部」(旧:SEGA-AM2)も、「セガ・インタラクティブ第一研究開発本部」並びに「セガ・インタラクティブ第二研究開発本部」となった。

アミューズメント施設事業

アーケードゲーム事業と同じくコンシューマゲーム進出前からの主力事業で、1965年に進出。「セガワールド」「セガアリーナ」「ハイテクランドセガ」「クラブセガ(CLUB SEGA)」「ギーゴ(GIGO)」「岡山ジョイポリス」「サミーズレグノ」「サミーズストリート」などを直営もしくは株式会社セガ アミューズメントが運営していたが[25]、2012年10月1日に株式会社AGスクエアを吸収合併して株式会社セガ ビーリンクから商号変更した株式会社セガ エンタテインメントへ事業を再移管。

玩具事業

1980年代に玩具事業(TOY事業部)を立ち上げ、ピッチングマシン玩具の「ロボピッチャ」(湯川英一がテレビCMに出演)や、光線銃(テレビアニメとのタイアップに伴い「ジリオン」に改称)などの製品をリリースした。メガドライブと同じ性能の幼児向けに作られたテレビ絵本の「キッズコンピュータ・ピコ」や、1996年にリリースしたゲームギアの事業を移管し、子供向けに絞られた同一ハードの「キッズギア」も玩具事業の管轄となっている。

1994年5月にセガが株式会社ヨネザワを買収し、株式会社セガ・ヨネザワに社名を変更している。それ以降は当社の玩具事業と並立する状態が続いていたが、1998年4月に当社の玩具事業も完全にセガ・ヨネザワに移管し、それと同時に株式会社セガトイズに社名を変更している。

エンタテインメントパーク事業

1994年7月に開業した横浜ジョイポリスを皮切りに各地エンタテインメントパークであるジョイポリスを各地に開業させ、2013年8月に「Orbi Yokohama」を開業させてセガ直営で運営してきたが、東京ジョイポリス・梅田ジョイポリス・Orbi Yokohamaの3施設は2015年4月1日にセガから新設分割で設立された株式会社セガ・ライブクリエイション(後のCAセガジョイポリス株式会社)へ事業移管[1][2][3][4][5]。2017年1月1日付でセガサミーホールディングスが保有していたセガ・ライブクリエイション株式の内85.1%が譲渡されたと同時に、セガサミーグループは東京ジョイポリス・梅田ジョイポリスの運営からは撤退し、Orbiは同日付でセガゲームスの親会社であるセガホールディングスへ運営移管。

業務用カラオケ事業

1994年にセガが子会社のセガ・ミュージック・ネットワークスを設立し、「セガカラ」の名で業務用カラオケ事業に参入したが、後の不振により、2007年9月1日にセガ・ミュージック・ネットワークスの全株式を株式会社BMB(後に株式会社エクシングへ吸収合併)へ譲渡し業務用カラオケ事業から撤退。

自動車教習所向けドライビングシミュレーター事業

かつては自動車教習所向けのドライビングシミュレーターもセガからリリースしていたが(『免許の鉄人』としてアーケード化)、現在はセガ・ロジスティクスサービスが開発・製造・販売を行っている。

不祥事・事故

パワーハラスメント
1999年にセガは、配属先の決まらない社員を私物の持ち込みは禁止とし、人事部の許可がなければ外出することが出来ない、なしの部屋に待機させていたことが発覚した。この部屋に入れられ、会社の退職勧告拒否解雇された元社員の1人が不当解雇撤回などの仮処分を申し立て、東京地裁解雇権の乱用としてセガに賃金仮払いを命じたが、セガはこれを不服として提訴したが負けた[66]。また、2001年4月1日にもセガは、子会社への転籍指示に従わなかった社員12人をパソナルーム(自己研修部屋)と呼ばれる人事調整室の一室に出勤させ、仕事を与えず午前9時から午後5時45分の退社時刻まで何もせず待機するように命じる辞令を社員に通知、自己都合退職に追い込む事を目的としたパワーハラスメントではないかと波紋を広げた。このことに関し、労働問題に詳しい弁護士は「退職勧奨のレベルを超え典型的な退職強要だ。野放しにしておけば世に横行しかねない。転籍は事前に本人の同意が必要なことは判例でも確立している。一片の業務命令でやれるものではない」と発言している。
Googleマップ経由でのアルバイト応募者の個人情報漏洩
2008年11月3日家庭用ゲームソフトデバッグ調査業務アルバイトへの応募者合計115名分の氏名年齢住所本籍地生年月日電話番号などの個人情報3月19日から11月3日までの間にGoogle マップ経由でインターネット上の外部に漏洩していたことが発覚した[67]
外部からの不正アクセスによる欧州子会社の個人情報漏洩
2011年6月19日に欧州子会社のSEGA EUROPEのホームページが外部からの不正アクセスにより、129万755人分のサービス利用者の氏名、生年月日、メールアドレスパスワードが漏洩した[68]
セガ公式Twitterでの不適切な発言
2013年10月1日、セガ公式Twitterにて「「増税→消費を絞るしかない→嗜好品終了のお知ら」とかワロス。まず削るのは衣食住だろJKww」と不適切な内容の発言をし[69]、その後発言が削除され謝罪が掲載された[70]
不正アクセス
2014年5月12日、セガ商品情報サイトが不正アクセスを受けたため、一部を除きほとんどのセガのサイトが一時的な閉鎖に追い込まれた[71](2014年7月28日現在はほとんどのサイトが復旧しているものの、一部サイトによっては現在でも復旧が行われておらず、セガホールディングス設立後に実施したセガ商品情報サイトのリニューアルの際にそのまま閉鎖に追い込まれた物もある)。また、ソニックシリーズのポータルサイト『ソニックチャンネル』の一時閉鎖に伴い、同サイトのコンテンツであるファンアートの応募も7月のテーマの募集を中止したうえで6月のテーマの応募期間を延長した[72]
賞味期限切れの菓子の配布
2016年1月30日・31日に開催された「闘会議2016」(セガゲームスが出展)において、来場者に配布した「モンスターギア オリジナル うmy棒」に賞味期限切れの商品を配布していたことが、1月31日の16時に来場者からのクレームで発覚。セガゲームスは商品を確認した上で同日16時30分に配布を再開。同時にセガグループ各社(セガホールディングス、セガゲームス、セガ・インタラクティブ、サミーネットワークス)の公式サイトで謝罪した[73]

関連作品

セガのゲームソフトから派生した作品及び提供した番組を掲げる。

アニメ作品

自社作品を原作としたものや、当社主体のメディアミックス作品を挙げる。

セガ時代
当社の光線銃玩具の販促作品で、ファンタジーゾーンシリーズのオパオパがメインキャラクターとして出演。
セガゲームス時代

提供番組

現在

過去

セガ時代に提供した番組

当社作品を原作としたものは除く

他多数

セガゲームス時代に提供した番組

関連会社

脚注

  1. ^ a b c d e セガグループの再編及び新会社設立のお知らせセガプレスリリース 2015年2月12日
  2. ^ a b c d e グループ内組織再編とそれに伴う一部子会社の名称変更に関するお知らせセガサミーホールディングス 2015年2月12日
  3. ^ a b c d e セガグループ再編により,セガを分社化して新会社3社を設立。コンシューマ事業部門はセガネットワークスを吸収合併してセガゲームスへ4Gamer.net 2015年2月12日
  4. ^ a b c d e セガサミーHDグループ再編 トムスは中間持株会社セガHDの子会社にアニメ!アニメ!ビズ 2015年2月14日
  5. ^ a b c d e 新生セガグループ営業開始のお知らせセガホールディングス 2015年4月1日
  6. ^ a b セガならではの感動体験を届けたい・・・セガホールディングス岡村秀樹社長インタビューiNSIDE 2015年11月16日
  7. ^ サクラ大戦GB 檄・花組入隊!』は、他社に販売を委託していた頃に発売したため、メディアファクトリーからリリースされ、続編の『サクラ大戦GB2 サンダーボルト作戦』では、自社販売が行われるようになった後の発売のため、自社ブランドからのリリースとなった。
  8. ^ 株式会社インデックスの事業譲受けに関する契約締結についてセガサミーホールディングス 9月18日
  9. ^ セガサミー、インデックス買収を正式発表・・・「アトラス」ほか事業の大半を取得INSIDE 2013年9月18日(同日閲覧)
  10. ^ セガサミー、インデックスの事業譲受けを決定GAMEWatch 2013年9月18日(2013年9月19日閲覧)
  11. ^ セガドリームがインデックスに社名を変更ファミ通.com 2013年11月1日(同日閲覧)
  12. ^ インデックス : 新旧分離でセガ傘下に 「アトラス」ブランドも継続まんたんウェブ 2013年11月1日
  13. ^ 事業所セガ・エンタープライゼス(1998年12月6日のキャッシュ)
  14. ^ 営業所・出張所セガ・エンタープライゼス(1997年2月15日のキャッシュ)
  15. ^ 第43期事業報告書セガ
  16. ^ 株式会社セガにおける構造改革の実施に関するお知らせセガサミーホールディングス 2015年1月30日
  17. ^ a b コミュニティサイト『it-tells』が正式サービスに移行 ~記念コミュニティの開設及びプレゼントキャンペーンを実施~セガグループ製品情報サイト 2015年12月2日
  18. ^ a b 本社事務所移転のお知らせセガサミーホールディングス 2018年7月27日
  19. ^ a b 本社機能移転に伴う休業のお知らせセガゲームス 2018年8月3日
  20. ^ a b 株式会社セガゲームス国税庁法人番号公表サイト
  21. ^ a b グループ経営強化に向けたグループ横断的組織再編のお知らせセガサミーホールディングス 2018年9月28日
  22. ^ 「イナズマイレブン」が特許侵害? セガ、東京地裁にレベルファイブを提訴 2012年12月11日 ITmedia
  23. ^ セガとバンダイ、10月1日に合併することを発表、新社名は「セガバンダイ」”. PC Watch (1997年1月23日). 2012年8月20日閲覧。
  24. ^ 当社子会社間のアミューズメント・コンシューマ関連事業における発売元 / 販売元変更に関するお知らせセガサミーホールディングス 2004年12月28日
  25. ^ a b セガサミーグループの各事業分野別再編に伴う子会社の合併(アミューズメント施設事業)についてセガサミーホールディングス 2005年1月28日
  26. ^ 新設分割公告セガ 2009年4月16日(2011年7月17日のキャッシュ)
  27. ^ セガが減資…資本金が599億円減少し1億円にSosial Game Info 2014年8月18日
  28. ^ 子会社の新設分割に関するお知らせセガサミーホールディングス 2012年5月11日
  29. ^ オフィス移転のお知らせセガゲームス セガネットワークスカンパニー 2014年3月27日
  30. ^ セガゲームスとCRI、グラフィックスミドルウェア「アクロアーツ」の事業移管で合意CRIWARE で音声・映像・グラフィックス技術をトータルにサポートセガゲームス・CRI・ミドルウェア 2016年6月22日
  31. ^ 株式会社セガゲームスによる仏開発会社 Amplitude Studios の株式取得に関するお知らせセガホールディングス 2016年7月5日
  32. ^ セガネットワークスとランサーズがデジタルマーケティング支援の合弁会社設立セガゲームス セガネットワークスカンパニー 2016年8月1日
  33. ^ 株式会社セガゲームスからスマートフォンゲーム「戦の海賊」の配信権取得に関するお知らせマイネット 2017年1月31日
  34. ^ 株式会社セガゲームスからスマートフォンゲーム 「モンスターギア バーサス」の配信権取得に関するお知らせマイネット 2017年3月31日
  35. ^ 「夢色キャスト」の運営がマイネットグループへ移管することに4Gamer.net 2017年4月28日
  36. ^ セガゲームス、セガ公式ポイントサービス「Playbit」のサービス開始…ポイントを貯めてゲーム内アイテムと交換可能Social Game info 2017年10月3日
  37. ^ セガサミーグループ 本社機能の集約・移転についてセガサミーホールディングス 2017年3月31日
  38. ^ 〜セガサミーグループの更なる成長に向けた取り組み〜 グループ本社機能の集約 (詳細情報)及び 副業制度 【JOB+(ジョブプラス)】 の導入について セガサミーホールディングス 2018年5月10日
  39. ^ セガ、中国におけるオンラインゲーム事業から撤退--現地化ができなかったのが原因か 2007年6月7日 4Gamer.net
  40. ^ 2011年に中国企業へのライセンス供与契約を締結し、開発中とされている。セガ、ライセンス契約を締結 2011年5月20日 Game Watch
  41. ^ セガ、本社を品川に移転インサイド 2012年2月18日
  42. ^ 第9期有価証券報告書セガサミーホールディングス
  43. ^ 株式会社セガゲームスの熊本地震における被災地への支援についてセガゲームス 2016年4月21日
  44. ^ セガゲームスの人気ゲーム「ソニック」&「ぷよぷよ」発売25周年記念企画ラッピング電車「京急セガトレイン」運航のお知らせセガ発祥の地の最寄駅「大鳥居駅」駅名看板も特別仕様に!セガ製品情報サイト 2016年11月7日
  45. ^ 株式会社セガゲームスのスマートフォンゲーム「夢色キャスト」の業務委託契約への変更のお知らせマイネット 2017年7月29日
  46. ^ 株式会社セガゲームス、日本のソフトウェアメーカーとしては初めて台湾における家庭用ゲームソフト直販を開始セガホールディングス 2016年8月23日
  47. ^ セガゲームス、日本一ソフトウェア開発のPlayStation®4用ソフト5タイトルのアジアでの販売ライセンスを獲得『魔女と百騎兵2』の繁体字版を発売セガ製品情報サイト 2017年5月29日
  48. ^ セガ、他社開発ゲーム7タイトルのアジアでの販売ライセンスを取得GAME Watch 2018年1月29日
  49. ^ セガ、ゲーム機市場に再参入 メガドライブ販売を検討 産経新聞 2018年4月8日
  50. ^ "ゲームソフト『マリオ&ソニック AT ロンドンオリンピック™(仮称)』発売決定!" (Press release). セガ、任天堂. 22 April 2011. 2011年7月17日閲覧
  51. ^ セガ・名越稔洋が語るクリエイター活動30年史。セガのハード事業撤退と任天堂との仕事、そして『龍が如く』成功の舞台裏【特別企画 後編】 ファミ通 2019年5月12日
  52. ^ a b セガゲームスが求めるものとは? 『龍が如く』、『ソニック』シリーズや『PSO2』のプロデューサーおよびディレクター陣が登壇した中途採用説明会の様子をリポート ファミ通 2018年12月21日
  53. ^ 「戦場のヴァルキュリア リマスター」が本日発売。ギネス記録にも名を残した「戦ヴァル」の魅力を改めて紹介しよう 4Gamer.net 2016年2月10日
  54. ^ 「自分の顔にぴったりのメークが学べる」と好評のゲームソフトに高精度の顔認識エンジン「FSE」を採用 沖電気工業 2009年
  55. ^ 電脳戦機 バーチャロン ウェーブマスター
  56. ^ ソニックチャンネル/クリエーターズインタビュー/026:大橋 修 SEGA
  57. ^ a b SEGA VOICE VOL.14 拡がる『ムシキング』 SEGA 2005年
  58. ^ セガに新設されたオンラインエンタテインメント研究開発部は何を目指すのか? 中心メンバー二人に話を聞いた 4Gamer.net 2012年1月27日
  59. ^ 「デーモントライヴ」はスマートフォンでの“新しい遊び”を目指した協力対戦型のアクションRPG――プロデューサーの脇 康平氏とディレクターの山田理一郎氏にインタビュー【前編】 4Gamer.net 2013年2月5日
  60. ^ セガのキッズ向け遊具「え~でる すなば」開発陣にインタビュー。“絵が出る不思議な砂遊び”を生み出したNプロ研究開発部の狙いを聞いた 4Gamer.net 2014年10月22日
  61. ^ 世界初!スマホでネイルシールがデザインできる「ネイルプリ」を体験してきた ASCII 2015年3月28日
  62. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r セガがソフトウェア研究開発部門を分社化 Softbank Publishing 2000年5月24日
  63. ^ a b c d e f g h i 『Dreamcast Magazine 1999年11月19・26日号』 P.13 Softbank Publishing 雑誌26424-11/26
  64. ^ 最後のセガ分社,SEGA-AM2正式スタート Softbank Publishing 2001年8月1日
  65. ^ セガの開発会社が10月1日付けで再編。役割を明確にし、商品力の強化を狙う 電撃オンライン 2003年10月2日
  66. ^ ある日突然訪れる「雇い止め」の仰天理由”. プレジデントオンライン (2019年5月8日). 2019年5月8日閲覧。
  67. ^ セガ、デバッグアルバイト応募者の個人情報がGoogleマップ流出 INTERNET Watch ニュース
  68. ^ セガ、欧州子会社で個人情報のべ129万人分漏洩を確認 クレジットカード情報などはなし GAME Watch ニュース
  69. ^ セガ公式Twitter「増税で嗜好品終了とかワロス。まず削るのは衣食住だろww」→「誤った投稿でした」と謝罪 2013年10月1日 ガジェット通信
  70. ^ Twitter - SEGA OFFICIAL 2013年10月1日 セガ公式アカウント
  71. ^ 不正アクセスによる一部公式サイト停止のお知らせ | トピックス | セガ 製品情報(2014年5月14日のキャッシュ)
  72. ^ ソニックチャンネル スタッフコラム:ソニックチャンネル ファンアートに関するお知らせ
  73. ^ 「闘会議2016」セガブースでの配布物に関するお詫びとお知らせセガゲームス セガネットワークスカンパニー 2016年2月3日

外部リンク