スペースハリアー

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スペースハリアー
ジャンル 3Dシューティングゲーム
対応機種 アーケード
開発元 セガ・AM2研
発売元 セガ(後のセガ・インタラクティブ
デザイナー 鈴木裕
音楽 川口博史
シリーズ スペースハリアーシリーズ
人数 1人
メディア 業務用基板(1.54メガバイト
稼働時期
  • 日本 1985年12月13日 (1985-12-13)
  • INT 1985年12月
対象年齢 CEROA(全年齢対象)
ESRBE(6歳以上)
PEGI7
OFLC:G
デバイス アナログスティック
3ボタン
筐体 コクピット式ムービング筐体
CPU MC68000(@ 10 MHz) x2
Z80(@ 4 MHz)
I8751
サウンド YM2203(@ 4 MHz)
Sega PCM (@ 31.25 kHz)
ディスプレイ ラスタースキャン
横モニター
304 x 224ピクセル
60.05Hz
パレット6144色
テンプレートを表示
スペースハリアー(ムービングタイプ)

スペースハリアー』(Space Harrier)は1985年にセガ(後のセガ・インタラクティブ)が発売したアーケードゲームである。開発者は鈴木裕。『ハングオン』に続くセガの体感ゲーム第2弾として発表された。デラックス筐体の出荷価格は166万円。

公式略称は『スペハリ[1]

概要[編集]

アナログスティックで主人公ハリアーを操作し、スティックに取り付けられたトリガーおよびボタンまたは筐体に設置されたボタンで弾を撃ち、全18ステージで構成される幻想的な異世界で敵や障害物などを破壊したり避けながら突き進む擬似3Dシューティングゲームである。

自ら筐体にまたがり、それを動かして操作する『ハングオン』などとは異なりアナログスティック操作に連動してダイナミックに稼動する筐体、発色数32,000色による鮮やかな画面や、メインCPUにMC68000を2個、サブCPUにZ80を搭載し巨大なキャラクターを表示できる圧倒的なハードスペック、ヤマハYM2203(OPN)にPCMによるベースドラムスを加えたサウンド(作曲は川口博史による)、地平の3D表現・多重スクロール・高速スクロールなどの高い技術など、ゲームの技術進化を率先して取り入れている。

筐体は二種類あり、ジョイスティックの動きに合わせて前後左右斜めに揺れ動くコクピット式のムービングタイプと、後にゲームコーナーのプレイ場所の確保と、生産コストダウンを兼ねてコクピット式を廃し、ジョイスティックと画面に向かい合って固定式の座席に座り、体感要素を薄めた簡易版も発売された。

アーケード版が登場して以来、多くのパソコンやコンシューマー機器用ソフトとして移植され、アレンジ製作や販売もされている。

ゲーム内容[編集]

その他[編集]

  • AMショーでの発表までは自機が戦闘機だったが、ハードウェア機能の制約から自機キャラクタは表示パターンを削ってでも大きく表現したほうがいいと判断され、宙を浮く人間(超能力戦士)に変更された。アーケード版では自機キャラクタを一部反転させて使用しており、ハリアーが画面右に寄ると、本来右脇に抱えているブラスターを瞬時に左脇へ持ちかえる。
  • 敵や障害物の多くは1万点、障害物の一部は5千点という大雑把な得点設定だったが、17面ボスで出現する岩は1つ10万点だったため、ハイスコアを狙う際にはここが最大のポイントだった。
  • ボスとして登場するIDA(アイダ)は当時の開発部長の名前より命名された。以後、『ファンタジーゾーン』(1986年)などにも登場することになった。
  • 敵の出現パターンは常に一定で、敵弾は100%自機を狙ってくるため、常に動いていれば当たらない。パターンさえ覚えてしまえば全ステージクリアはそれほど難しくはない。
  • アナログスティックに2個、筐体のフロントパネルに2個と、スタートボタン以外にいくつもボタンが付いているが、全てハリアーに弾を撃たせるもので、それ以外の役目はない。
  • 当時の3Dシューティングゲームの様式を確立した作品である。『アタックアニマル学園』(1987年、ポニー・キャニオン)や『コズミックイプシロン』(1989年、アスミック)など、いわゆる「スペハリ系」擬似3Dシューティングゲームが当時盛んにリリースされた。
  • メインBGMには歌詞が付けられている。開発スタッフが会社の飲み会で演奏するために用意したもので、以下は公開されたその一部。
夢をはぐくんだ 空をあおぎながら  ハートを包み込む 街に別れを告げる
Ah 幾万光年の果て 時が離れていても  Ah 明日の二人の愛は 宇宙の闇を超える

夢をはぐくんだ 空をあおぎながら  胸を突き抜ける 街に別れを告げる
Ah この世界の二人は 未来へと進む  Ah 明日の二人の愛は 宇宙の闇を超える

Move in a sky Shooting a shot  Dreaming a moon  and you get live again.
Move in a sky Shooting a shot  Dreaming a moon  and you get love again.       

<間奏>

Ah ウイウイジャンボ ユーライア ドムは青色
Ah バーバリアン ビンズビーン ドムは赤色

夢をはぐくんだ 空をあおぎながら  胸を突き抜ける 街に別れを告げる
Ah この世界の二人は 未来へと進む  Ah 明日の二人の愛は 宇宙の闇を超える

— 作詞 セガ社員(非公式)
  • 2005年に発売されたCD『SPACE HARRIER II 〜SPACE HARRIER COMPLETE COLLECTION〜 ORIGINAL SOUNDTRACK』に、光吉猛修によるボーカル曲(上述のショートバージョン)を追加したものが2013年2月6日よりAmazon、iTunes Store、他音楽ダウンロード販売サイトで配信が開始されている[2]

設定[編集]

ストーリー[編集]

遥かな宇宙の果てにある平和なドラゴンランドは、凶悪な魔生物の襲撃により、今や魔生物や破壊マシーンの巣窟と化していた。

ドラゴンランドの守護龍ユーライアからの救援の声をキャッチした若き超能力戦士ハリアーは、ドラゴンランドの危機を救うべく、ショットガンを手に単身、ドラゴンランドへと突入していったのである。

ステージ構成[編集]

全18ステージのうち、5と12はボーナスステージとなり、ユーライアにハリアーが飛び乗って、障害物を破壊して、壊した数によってボーナス点が入る様になっている。

ステージ ステージ名 ボス ボスBGMタイトル 備考
1 MOOT(ムート) スケイラ SQUILA
2 GEEZA(ギーザ) アイダ IDA
3 AMAR(アマー) ゴダーニ GODARNI ファミコン版ではボスが、アイダ(顔面石像)が2体現れ、数回攻撃してくるものに変更されている
4 CEICIEL(セイシェル) ドム(緑) WIWIJUMBO
6 OLISIS(オリシス) ローリーズ WIWIJUMBO
7 LUCASIA(ルケイシア) テトラ WIWIJUMBO
8 IDA(アイダ) シュラ SYULA
9 REVI(レビ) ドム(青) WIWIJUMBO
10 MINIA(ミニア) トモス WIWIJUMBO
11 PARMS(パームス) サルペドン GODARNI ファミコン版ではボスはステージ3と同じ
13 DRAIL(デュレイル) オクトパス WIWIJUMBO
14 ASUTE(アシュート) バーバリアン SYULA
15 VICEL(ビセル) バルダ VALDA ファミコン版ではボスが登場し、専用BGMが収録されているにも関わらず、BGMが変更されている。
16 NATURA(ナチュラ) スタンレイ STANRAY
17 NARK(ナーク) ウイウイジャンボ WIWIJUMBO
18 ABSYMBEL(アブシンベル) ゴダーニ→バーバリアン→スケイラ→アイダ→サルペドン→シュラ→バルダ それぞれのボスBGM ボスキャラクターとの連戦となる。マスターシステム版等ではそれらのボスの後に最終ボスハヤオーと対戦し、倒すとゲーム終了。

キャラクター[編集]

主人公と仲間[編集]

ハリアー
ゲーム主人公。超能力戦士という設定は、体を自在に空中浮遊させるところからきている。武器は連射式ショットガンのみ。
ユーライア
ハリアーに味方する平和を愛する白い竜。ボーナスステージでハリアーを乗せた時にはユーライアを操作する事になる。最終ステージのゲームクリア時にはハリアーを迎えに来てくれる。

敵キャラクター[編集]

敵キャラクターは浮遊岩石を除いて、出現した瞬間にそれぞれ固有の効果音を出すのが特徴で、例えばムカデンスの場合は独特の電子音を発する。

浮遊岩石
浮遊している岩石。弾は撃ってこない。ステージ15では上下にも動きながら向かって来る。
ムカデンス
複眼のような機首の戦闘機で、移動パターンが多い。名前の由来なのか、ムカデ競走のように数珠つなぎのように出てくる時もある。
トモス
3体一組で登場する黒い球体。花弁のような殻によって本体をガードし、殻を開いて弾を撃ってくる際に攻撃しないと破壊出来ない。3回弾を撃つと画面奥へ逃亡する。
アイダ
顔面石像で、只地上にいるもの、地上から浮き上がるもの、遠方で空中を時計回りに円運動しつつハリアーに向かって炎弾を吐くもの、の3種類に分かれる。
スケッグ
ステージ2にのみ登場する緑色の怪物。ムカデンスに近い動きをする。
カナリー
ステージ3に登場する昆虫のような羽根を持つ怪物。前方上空から飛来し、炎弾を吐く。
ルーパー
ステージ3などに登場。波を描くようにしてハリアーに迫ってくる。ステージ14ボスのバーバリアンの回りも囲っている。
ビンズビーン
20面体宇宙船で、破壊不可能(ボーナスステージを除く)な無敵キャラ。ステージ4、9、12、14、17に登場し、基本的に上、下の順で決まって現れるので対処はしやすいが、ステージ14では超高速で迫ってくるのであらかじめ先読みしないと回避は不可能に近い。
ジェット1
先が二股に分かれたジェット機で、前方から横へ旋回しつつ弾を撃つ。
ジェット2
バルキリーに似た姿のジェット機、3機編隊で現れて弾を撃つ。
ドム
重機動モビルスーツロボット。緑、黒、赤、青という4種類がおり、緑は2〜4、黒は3機編成でバズーカ弾を撃ちながら迫り、赤は主にバズーカ弾の超高速連射。青は後方空中から現れる他、正面から飛行しながら3機編隊で襲ってくる時もある。頭部はスタンディングトータスに酷似。
パーコーメン
ステージ6と7に登場。前方から編隊で羽ばたくように接近し、弾を撃つ。後述のボス、スタンレイに似たフォルム。

障害物等[編集]

破壊不可能なものにはハリアーの撃った弾が当たると弾き返される。

低木
ステージ1などに登場。破壊可能。走っている状態で当たるとハリアーが転ぶが、ミスにならない。
ステージ1などに登場、破壊可能。当たるとミス。ステージ2などでは葉を落とした木も登場する。
インカ柱
ステージ2などに登場する円柱で、破壊不可能。
ステージ2などに登場。破壊可能だが当たるとミス。
ピーナッツ
ステージ3などに登場。破壊可能だが当たるとミス。
キノコ
ステージ3などに登場。破壊可能だが当たるとミス。
まつたけ
ステージ3などに登場。破壊不可能(ボーナスステージを除く)の柱。
タワー
メカニカルな障害物。ドームタワー、コントロールタワー、住居タワー、ソードタワーの4種がある。破壊不可能(ボーナスステージを除く)。
マンモス
ステージ7のみに登場する単眼のマンモス。性質は木と同じ。タイトル画面ではドムと共に映っている。
ステージ7のみに登場。マンモスなど3種類がある。マンモス同様、ステージ7のみに登場。こちらの性質は低木と同じ。

ボスキャラクター[編集]

ステージ最後にはボスが待ち受ける。ステージ1、2、3、8、11、14、15、17のボスは倒さないと先には進めず、また、ステージ17のボス以外は最終ステージにも再登場する。

永久パターン防止として、ステージ4、6、7、9、10、13、16のボスは一定時間が過ぎると逃亡し、その他のボスは吐く炎弾が早くなり、最後は回避が出来ない程に弾のスピードが上がる。

ステージ1「スケイラ」
細長いドラゴンで、体節一つ一つに脚が生えているため、ムカデのように脚が沢山ある。画面手前から奥を行き来して炎を連発してくる。
ステージ2「アイダ(バーバリアン)」
本体のバーバリアンを中心に周囲を周回するアイダで構成されている。バーバリアンは中央に髑髏のような顔がある怪生物で、常に火の玉を射出しており、周囲のアイダを破壊するとその他のアイダを高速回転させてくる。アイダが全て破壊されると連射に隙が無くなる。
ステージ3「ゴダーニ」
双頭のドラゴン、ゆっくりとした動きで火の玉を撃ってくる。左右独立して当たり判定があり、倒すには両方の頭を破壊しなければならない。
ステージ4「緑ドム」
6体で地上を移動し、バズーカ弾を撃ってくる。
ステージ6「ローリーズ」
8体で現れ、回転運動をしながら弾を撃ってくる、ピーナッツの殻のような形のボス。
ステージ7「テトラ」
8体で現れる、正四面体に目玉が付いた様なボス。トモスのように体を覆う部分が開かないと破壊出来ない。スーパー32X版の説明書には「三面体」という名前で記載されている。
ステージ8「シュラ」
アイダとは異なるデザインの人面岩。浮遊しつつ岩石を周囲に周回させ絶えず火の玉を撃ちながら一定の軌道で接近離脱を繰り返す。
ステージ9「青ドム」
飛行型青ドム2機の後に表れる。体が輝いている間は破壊出来ない。
ステージ10「トモス」
8体で現れる。殻を閉じている間には攻撃が効かない雑魚敵、トモスの集団バージョン。動き自体はローリーズと同じ。
ステージ11「サルペドン」
ステージ3ボス、ゴダーニが骨になったようなボスで、攻撃も殆ど同じ。
ステージ13「オクトパス」
8体で現れ、ローリーズに似た動きで画面前後を行き来しながら弾を撃つ。
ステージ14「バーバリアン」
攻撃、行動パターンはシュラと全く同じ。周辺には岩石の代わりにルーパーを従えている。
ステージ15「バルダ」
サルペドンをスケイラの形にしたようなボス。攻撃もスケイラと同じ。
ステージ16「スタンレイ」
ドムの母艦で、下部中央ハッチからドムを放出してくる。全ボス中唯一破壊不可能で、ドムやジェット1の攻撃を一定時間耐えなければならない。
ステージ17「ウイウイジャンボ」
左右に破壊不可能なコマイヌを従え、障壁で守られたような本体はまるで原始人のような姿をしている。障壁を破壊しないと本体にダメージを与えられないが、その間、周囲から多数の障害物を飛ばし(破壊可能)、更にコマイヌはボス本体が倒されるまで炎を連発してくる。
ステージ18「ハヤオー」
セガ・マークIII/マスターシステムを初めとするコンシューマ移植版の多くに登場するラスボスで、バルダやスケイラと同じく双頭でないドラゴンタイプのボスキャラだが2匹同時に登場し、動きが途轍もなく素早く炎を連発してくる。

他機種版[編集]

No. 発売日 対応機種 タイトル 開発元 発売元 メディア 型式 売上本数 備考
1 日本の旗1986年12月21日
欧州連合の旗1987年8月
アメリカ合衆国の旗1988年
セガ・マークIII スペースハリアー セガ(後のセガゲームス セガ(後のセガゲームス) 2メガビットロムカセット 日本の旗G-1310
欧州連合の旗7080
2 欧州連合の旗1986年 Amstrad CPC SPACE HARRIER Elite Elite Systems フロッピーディスク
カセットテープ
日本国内未発売
3 欧州連合の旗1986年 コモドール16 SPACE HARRIER フロッピーディスク 日本国内未発売
4 欧州連合の旗1986年 ZX Spectrum SPACE HARRIER Elite Elite Systems フロッピーディスク 日本国内未発売
5 日本の旗1987年3月 PC-6001 スペースハリアー 電波新聞社 電波新聞社 カセットテープ
6 日本の旗1987年12月 PC-6601 スペースハリアー 電波新聞社 電波新聞社 3.5"Dフロッピーディスク
7 日本の旗1987年9月 X68000 スペースハリアー 電波新聞社 電波新聞社 5"2HDフロッピーディスク DP-3205003 -
8 日本の旗1987年12月 FM77AV スペースハリアー 電波新聞社 電波新聞社 3.5"2Dフロッピーディスク2枚 -
9 アメリカ合衆国の旗欧州連合の旗1987年 コモドール64 SPACE HARRIER Elite アメリカ合衆国の旗Mindscape
欧州連合の旗Elite Systems
フロッピーディスク
カセットテープ
-
10 日本の旗1988年7月25日 PC-8801 スペースハリアー 電波新聞社 電波新聞社 5"Dフロッピーディスク2枚 -
11 日本の旗1988年7月25日 X1 スペースハリアー 電波新聞社 電波新聞社 5"2Dフロッピーディスク2枚 -
12 日本の旗1988年12月9日
アメリカ合衆国の旗1990年
PCエンジン スペースハリアー NECアベニュー NECアベニュー 4メガビットHuCARD[3] 日本の旗H67G-1002
アメリカ合衆国の旗 TGX040025
-
13 欧州連合の旗1988年
アメリカ合衆国の旗1989年
Atari ST SPACE HARRIER Elite 欧州連合の旗Elite Systems
アメリカ合衆国の旗Mindscape
フロッピーディスク
カセットテープ
-
14 日本の旗1989年1月6日 ファミリーコンピュータ スペースハリアー タカラ タカラ 2メガビットロムカセット[4] TFC-S0 -
15 アメリカ合衆国の旗欧州連合の旗1989年 Amiga SPACE HARRIER Elite Systems アメリカ合衆国の旗Mindscape
欧州連合の旗Elite Systems
フロッピーディスク
カセットテープ
日本国内未発売
16 アメリカ合衆国の旗1989年 PC/AT互換機 SPACE HARRIER Elite Elite Systems フロッピーディスク - 日本国内未発売
17 日本の旗1991年12月28日
アメリカ合衆国の旗欧州連合の旗1991年
ゲームギア スペースハリアー セガ(後のセガゲームス) セガ(後のセガゲームス) 1メガビットロムカセット 日本の旗G-3212 -
18 日本の旗1994年12月3日
アメリカ合衆国の旗欧州連合の旗1994年
メガドライブスーパー32X スペースハリアー セガAM2研 セガ(後のセガゲームス) 16メガビットロムカセット 日本の旗GM-4005
アメリカ合衆国の旗84505
-
19 日本の旗1996年7月19日 セガサターン SEGA AGES VOL.2
スペースハリアー
ゲームのるつぼ セガ(後のセガゲームス) CD-ROM 日本の旗GS-9108 -
20 日本の旗1999年12月29日
欧州連合の旗2000年11月6日
アメリカ合衆国の旗2000年11月8日
ドリームキャスト シェンムー 一章 横須賀 セガAM2研 セガ(後のセガゲームス) GD-ROM 日本の旗HDR-0016 - ミニゲームとして収録
21 日本の旗2001年9月6日
欧州連合の旗2001年11月23日
ドリームキャスト シェンムーII セガAM2研 セガ(後のセガゲームス) GD-ROM 日本の旗HDR-0164 - ミニゲームとして収録
22 日本の旗2001年12月1日 ドリームキャスト 鈴木裕ゲームワークス Vol.1 セガAM2研 セガ(後のセガゲームス) GD-ROM 日本の旗HDR-0164 - 『シェンムー』に収録されたものと同一
23 アメリカ合衆国の旗2003年5月19日 ゲームボーイアドバンス SEGA ARCADE GALLERY ビッツラボラトリー THQ ロムカセット - 日本国内未発売
24 日本の旗2003年9月25日 PlayStation 2 セガエイジス2500シリーズ VOL.4
スペースハリアー
セガAM2研 セガ(後のセガゲームス) CD-ROM 日本の旗SLPM62384 - リメイク版
25 日本の旗2005年3月16日 携帯アプリ セガエイジス
スペースハリアーDX
セガ(後のセガゲームス) セガ(後のセガゲームス) ボーダフォン - -
26 日本の旗2005年10月27日 PlayStation 2 セガエイジス2500シリーズ VOL.20
スペースハリアーII
〜スペースハリアーコンプリートコレクション〜
M2 セガ(後のセガゲームス) CD-ROM 日本の旗SLPM-62691 - アーケード版の移植
27 日本の旗2007年10月29日 携帯アプリ ソニックカフェ
スペースハリアー
セガ(後のセガゲームス) セガ(後のセガゲームス) iアプリ - -
28 日本の旗2008年7月23日
欧州連合の旗2008年10月17日
アメリカ合衆国の旗2008年11月3日
Wiiバーチャルコンソール スペースハリアー セガ(後のセガゲームス) セガ(後のセガゲームス) ダウンロード - - セガ・マークIII版の移植
29 日本の旗2009年3月26日
欧州連合の旗2009年5月29日
アメリカ合衆国の旗2009年6月15日
Wii(バーチャルコンソールアーケード) スペースハリアー セガ(後のセガゲームス) セガ(後のセガゲームス) ダウンロード - - アーケード版の移植
30 日本の旗2011年7月15日 Android ★ぷよぷよ! セガ
スペースハリアー
セガ(後のセガゲームス) セガ(後のセガゲームス) ダウンロード - -
31 日本の旗2012年11月21日 PlayStation 3ゲームアーカイブス スペースハリアーII
〜スペースハリアーコンプリートコレクション〜
セガ(後のセガゲームス) セガ(後のセガゲームス) ダウンロード - - アーケード版の移植
32 日本の旗2012年12月26日 ニンテンドー3DSニンテンドーeショップ 3D スペースハリアー セガ(後のセガゲームス) セガ(後のセガゲームス) ダウンロード - -

コンシューマ移植版[編集]

セガを代表するゲームとして後述するパソコンも含めて数多くの機種に移植がなされている。商品発売元の表記無き場合は全てセガ(後のセガゲームス)発売。

セガ・マークIIIマスターシステム版(1986年12月21日
ゴールドカートリッジの10作目。当時のゲーム誌『Beep』[5]でも「横スクロールのシューティングになるのではないか」といったデマが飛び交っている旨が記述されるなど移植の難しさを心配されたが、同機初の大容量2メガROMカートリッジの採用、並びに、マークIII版のメインプログラマである中裕司の、動きと表示の精細さを割り切り、BGプレーンにキャラクタを大きく描画するというアイデアによってアーケード版と同じ3Dシューティングとして制作された。
ピクセル単位で重ね合わせ処理が出来ないBGプレーンの仕様上、スプライトのような透過処理や、ドット単位での表示位置指定が出来ないことから、敵キャラクター表示の外周は表示パーツのサイズを縁とした枠がついたような表示になっている。
これらの設計により、動きの滑らかさは犠牲になっているものの、ダイナミックに動く大きなキャラクタと、一定の動作速度が確保された。
裏技で自機の戦闘機への変更・サウンドテスト・難易度の変更も可能になっている。
サウンドはPSG音源のみで、マスターシステムのFM音源には対応していない。
ハリアーのボイスはPSGサンプリングによって再現されているが、ボイス出力時にはサウンドが停止する。
一部のステージでは、敵キャラクターの出現パターンがアーケード版とは異なる。
アーケード版と比較して、地平の3D表現の一部(高低差表現)と背景画像はカットされている。
アーケード版にない要素として、メインタイトル表示時とゲームオーバー時のオリジナルサウンドが追加されている。
オリジナルの最終ボス「HAYA-OH」が登場する。ちなみに「HAYA-OH」の名は当時の社長の中山隼雄に由来する。名前の由来については、当時のゲーム雑誌「Beep」の記事[要出典]で制作者が「イヤな上司の名前をつけた」と発言している。発売当時のTVCMではアーケード版のBGMを流していた。
PCエンジン版(1988年12月9日
NECアベニューよりHuCARDで発売。アーケード版ではなくX68000版をベースにした移植だがハードの制約上、スコアは画面外に表示され、スプライトの縮小、ボイスにノイズが入るなどの相違点がある。
しかしPCエンジンのCPUの速さを生かして60fpsの動作を実現しており、また敵の出現パターンもほとんどアーケード版に忠実なため、ゲームとしての移植度は非常に高い。
PCエンジン版への製作は電波新聞社FM-7への移植ソフトを多く手がけた紅林俊彦が行った[6]。PCエンジンでは初の4メガビットのHuカードとして発売されたタイトルでもある。
ファミリーコンピュータ版(1989年1月6日
タカラより発売。アーケード版ではなくセガマークIII版をベースにしており、最終ボスに「HAYA-OH」が登場し、タイトル表示時とゲームオーバー時のオリジナルサウンドも移植されている。
キャラクタの表示にスプライトを用いるため、全体的にキャラクターが小さく設計されている。ハードウェア、メモリ容量などから、一部のBGMやボスキャラクター、ハリアーのボイスがカットされた。
ほぼ同様のシステムと実装を行ったゲームに1987年ポニーキャニオンより発売されたアタックアニマル学園がある。
また、同日に発売された『100万$キッド 幻の帝王編』とともに昭和最後のファミコンソフトである。
ゲームギア版(1991年12月28日
マークIII版をベースにした移植ではあるが、ほぼ全ての登場キャラクターの外見や名前が差し替えられている。最終ボスは「HAYA-OH」。全12ステージでパスワードコンティニュー制。
マークIII版には無いハリアーの位置による地平線の上下移動が再現されたが、画面解像度に対してキャラクターサイズが大きく、画面内でプレイヤーが動ける範囲が他機種と比較するとかなり狭いなどの問題もあった。
スーパー32X版(1994年12月3日
メガドライブに接続して32bitゲーム機にするアタッチメント、『スーパー32X』のローンチタイトルとして発売。ハードの機能の大幅な向上により、グラフィックやサウンドがほぼアーケード版と遜色のないレベルでの移植が実現。移植製作は有限会社ゲームのるつぼが担当。
フルフレーム表示(60fps)を実現させるため、画面の上下を黒帯でカットしていたり(それでもキャラクターが多くなるとフレームレートは落ちる)、影の半透明処理などが省略されるなどの細かな差異はある。また、マイコンソフトのアナログジョイパッドXE-1AP、AE1-EXにも非公式ながら対応しており、アーケード版のようなアナログ操作も可能となっていた。
セガサターン版『SEGA AGES VOL.2 スペースハリアー』(1996年7月19日
アーケード版に忠実な移植であるが、キャラクター大量出現時のコマ落ちや効果音など(仕様上の)バグが無くなり、より完成度の高いものとなった。初めてオリジナルと同等以上の移植を実現しているが、無限コンティニューが出来ない、エンディング追加なども含め、本物との細かな違いで評価が分かれる場合がある。白いセガサターンの後期版(及び同時期の他社サターン)では正常に動作しない問題があり、後にソフトの方で修正された(同シリーズのアウトランも同様)。アナログスティック同梱版もあり。移植は有限会社ゲームのるつぼが担当。
ドリームキャスト版『シェンムー 一章 横須賀』(1999年12月29日)/『シェンムーII』(2001年9月6日
本編内のゲームセンターで遊べるミニゲームの一つとして『スペースハリアー』が登場。BGMの音色がアーケード版とは違っている。『シェンムー 一章 横須賀』では画面右下にゲーム中の時間が表示される。これも移植担当は有限会社ゲームのるつぼ。
ドリームキャスト版『鈴木裕ゲームワークス Vol.1』(2001年12月1日ISBN 4-7572-0889-8
アスペクトより出たゲームクリエイター鈴木裕の自伝。書籍に『ハングオン』、『スペースハリアー』、『アウトラン』、『アフターバーナーII』、『パワードリフト』が収録されたドリームキャスト用ゲームソフトが付いている。『パワードリフト』を除けば『シェンムー』に収録されたものと同一。
プレイステーション2版『セガエイジス2500シリーズ VOL.4 スペースハリアー』(2003年9月25日
オリジナル面やHAYA-OHが登場する。擬似3Dではないフルポリゴンの3Dゲームとしてリメイクされた。オリジナルには無いパワーアップアイテムとして、画面上の敵の一掃やボスキャラに大ダメージを与える「フラッシュボム」や「バリア」、「ロックオンレーザー」が新た登場し、BGMも大幅アレンジされ、シリーズの名物的敵キャラクターだったドムのデザインが版権上の理由から全く別のものに変更されるなどした。
プレイステーション2版『セガエイジス2500シリーズ VOL.20 スペースハリアーII〜スペースハリアーコンプリートコレクション〜』(2005年10月27日
アーケード版『スペースハリアー』、セガ・マークIII版『スペースハリアー』、『スペースハリアー3D』、メガドライブ用『スペースハリアーII』のオリジナル版が全て収録された。基本的にはエミュレーターによる動作であるが、入力遅延を起こさないようにするための調整により、サウンド部分が若干弱くなっている。また基板や筐体依存によるバグが一部再現できていない。隠し要素として、ゲームギア版『スペースハリアー』、ソフトを刺さずにマスターシステムを起動したときの画面、スペースハリアー3Dをステレオグラムでプレイできるオプションまで収録している(公式サイト参照)。移植はM2が担当した。2012年11月21日よりPlayStation 2アーカイブスにて配信開始。
ゲームボーイアドバンス版『セガ アーケードギャラリー』(SEGA ARCADE GALLERY)
海外のみで発売の、セガの体感ゲーム4本(スペースハリアー、アウトラン、スーパーハングオン、アフターバーナー)を収録したタイトルに移植されたもの。キャラクターがややこぢんまりした印象だが、色数や画面構成やサウンドなどは高いレベルで移植している。ただ、ステージクリアごとにメインBGMが最初のパートにリピートするなどの差異もあった。
携帯電話アプリ版
セガの公式モバイルサイト「ぷよぷよ!セガ」からダウンロード可能。モバゲーに無料体験版あり(2010年12月24日現在)。
Wii バーチャルコンソールアーケード2009年3月26日
アーケード版をほぼ完璧に再現。連射機能の標準装備、Wiiの「ヌンチャク」を操縦桿に見立てた操作モードの追加、クラシックコントローラーでの操作時には、アナログとデジタル操作をモードの切り替え無しにシームレスに併用できるなどの要素が追加された。
ニンテンドー3DS版『3D スペースハリアー』(セガ アーカイブス、2012年12月26日
アーケード版をベースに、Nintendo3DSの裸眼立体視に対応した移植作。(SEGA Mark-III/MasterSystem版『スペースハリアー 3D』とは異なる)
ムービングタイプのアーケード筐体をプレイした気分を味わえる様に、自キャラの動作に合わせて映像がローテートする「ムービング筐体モード」や、実際の筐体から発せられた機械音を再現する環境音設定も付加された。その他、連射機能、途中セーブ/ロード、リプレイ機能なども備わっている。Wii版と同じくアナログとデジタル操作をモードの切り替え無しにシームレスに併用可能。一定条件を満たすと「HAYA-OH」が出現するなど追加要素もある(アーケードと同じ出現無しモードもある)。敵キャラクターの「ドム」の名称が「VAREL」に変更された事も含め、敵の名称は「タイピング・スペースハリアー」が元となっている[7]
この移植版は様々なセガのレトロゲームを3DSのダウンロード専売ソフト(DL版)として移植する「セガ3D復刻プロジェクト」の第1弾となり、以後、シリーズ化された。
2014年12月18日に発売された『セガ3D復刻アーカイブス』にも収録されるが、これへ収録される版(パッケージ版)はダウンロード版から更に細かい部分に手を加えたものとなっている[8]。(一例として、DL版はHOME画面からゲームを選択する際にムービングタイプ筐体を模した3Dアイコンが上画面に表示されるが、パッケージ版ではオミットされている、本編のキャラ立体表現を微改訂、環境音の追加収録など)

パソコン移植版[編集]

雑誌掲載を除けば国内のパソコン機種への移植はマイコンソフトが手がけている。

PC-6001mkII(6601)版(1987年3月
移植を担当したのは『タイニーゼビウス』や『グロブダー』などをPC-6001シリーズへ移植した松島徹。パソコン用に移植された同作としては最初期の作品で、かつターゲットが当時のソフトウェア市場においても盛りを遥かに過ぎたスペックの機種だった。このようなハードでの移植に際しプレイ感覚の再現を最優先した実装を行い、表示されるキャラクターは自機のハリアー以外は四角形とその組み合わせで表現され、ドラゴンやトモス等、大型キャラクタ、ならびに特徴のある動きのキャラクタについては複数の四角の組み合わせとその動きによって表現されている。速度を稼ぐため、1プレーンしか書き換えておらず、色については、テレビのにじみを利用したドットパターンにより実現しているため、ディスプレイによって色味が変わり、RGBディスプレイを利用した場合、モノクロの画面となる。
これらの実装から、雑誌広告などの画面写真は非常に寂しい物になっている反面、実際のゲームの表示は滑らかな動きが実現されている。
内蔵音源であるPSG音源で効果音、並びにBGMが再生されるが、メモリ等の制約により多くがカットされている。
X68000版(1987年9月
PC-6001mkII用と同じく松島徹が移植を手がけた。
当時としては高性能だったこの機種でもオリジナル基板との能力差は大きく、上記の6001版程の割り切りは見せないものの見た目よりもゲームの速度、動きを重視した設計になっている。オリジナルと比較し、ショットの連射性が向上している他、キャラクタの影は省略され、地面の模様が市松模様からグラデーションの縞模様に変更された。オリジナルではステージクリア時に次のステージ切り替わる時の背景画像の上下移動も固定され2重スクロールも省略された。これらについて「可能であったが動作速度とプレイ感覚を優先し、あえて省略した」旨がこの作品の後にリリースされた同機種のボスコニアンのディスク内に収録されたドキュメントにアフターバーナーの予告と共に記載されている。
また、コンティニューは、一定の面へ到達できなければ、その前のハードルとなる場所まで戻される形になっており、単純にコンティニューを繰り返すことによって先に進むことは出来なくなっている。
最終ボスはマークIII版と同じく「HAYA-OH」が登場する。
ゲームディスク内にはキャラクタデータが整然と格納されていたためキャラクタの書き換えが容易で、プレイヤーが書き換えたキャラデータがパソコン通信などで流通し、また雑誌で紹介された。同様に、ADPCMのデータも容易に書き換えることができた。メインメモリを2MBに増設した機体向けのオンメモリ動作版もある。
エンディングは永田英哉によるオリジナルのBGMと、スタッフによる演出が用意された。
同機種のアフターバーナーのディスクの中には、上記のオリジナルエンディングテーマのADPCMを併用したものの一部や、アフターバーナーと同時期に発売された「サイバースティック(CZ-8NJ2)」などのアナログスティックに対応するプログラムが含まれている。
FM77AV版(1987年12月
8ビット機ながら、グラフィックサブシステムにもCPUのある同機の性能を発揮した移植。PCエンジン版と同じく紅林俊彦によって開発された。
他の8ビット機移植版が見た目を割り切り処理を実現しているのに対し、敵や弾のグラフィックは通常の形状になっている他、X68000版では削除された敵の影も再現されており、グラフィックパターンの削減も最小限になっているなど、見た目に注力した設計になっている。
反面、BGMはパートが削られ音色の再現性もあまり高くなく、一部に採譜ミスも見られる他、一部の効果音やハリアーのボイスがカットされており、ボーナスステージは別の曲に差し替えられている。BGMの担当は永田英哉。
PC-8801版(1988年7月25日
移植を行ったのは石田和久。[9]
関わりのあった呉ソフトウェア工房を経由した打診の結果、正式に受注し、開発が開始された。
スピード感、キャラクタの大きさを重視、色表現に妥協した移植になっており、ハリアー以外の敵キャラクタと一部の地上物はグラフィックスを利用しているものの単色で厳密な重ね合わせ、クリッピングを諦めたものとなっている。また、ショットや敵弾は長方形のみで、地上物、背景なども大幅に簡略化されている。
これらの条件から、PC-6001mkII/6601版同様、画面写真のみでは美しいとはいい難い表示となったが、反面大きなキャラクタの描画の一部にこそ処理落ちがあるものの、ゲームの動きについては多くの場面で滑らかな動きを見せる。
サウンドについては、オリジナル基板と同じYM2203を使っているため、オリジナルの出力を監視するボードによって、データを吸出したことから、FM音源部についてはほぼ同じ音色を実現している。しかし、オリジナル基板でPCMを利用しているドラムス、ベース、効果音については、一部省略、もしくはノイズポートやFM音源部に割り当てするなど代替手段で再生される為、再現性が低い。
X1版(1988年7月25日
PC-88版同様ほとんどの敵キャラクタは単色表示のグラフィックスで描画される。元々VRAMへのアクセスが然程高速でない本機では一部オブジェクト、背景などを、PCGに定義されたタイリングパターンとテキスト画面で処理し、グラフィックプレーンへの処理を軽減している。解像度を犠牲に、色表現の再現を試みているため、静止画では88よりカラフルである。
ハリアーの位置による地平線の上下移動も実装されている。
BGMはFM音源ボードにのみ対応し、PSGのみの環境では鳴らない。
ディスクを逆のドライブに装着しても起動する。
MZ-700
他のパソコン用の移植と異なり、「Oh!X」1988年10月号に掲載された古籏一浩が移植したプログラムである。
雑誌へダンプリストの形で掲載され、市販される形はとられていないが、セガから正式に掲載許諾を受けており、後に1989年3月号では、X1で動作するように機種依存の部分を書き換えるパッチも公開された。
テキストVRAM上にチェッカのコードを並べ文字色背景色の指定によりモザイクのような画面で実現している。解像度こそ低いものの、カラーで表現され、速度もウェイトが入れられている程である。
ゲームオプションとしてBGM、キャラクターの陰、地形の模様の有無も選択が可能になっている。
解像度の低さから全体のデータ量が少なく、ゲームの全内容がオンメモリで実現されている。

評価[編集]

評価
レビュー結果
媒体 結果
AllGame 星5つのうち4.5つ (MD)[10]
星5つのうち2.5つ (PC)[11]
星5つのうち4.5つ (SMS)[12]
星5つのうち3つ (PCE)[13]
Crash 77% (PC)[14]
ファミ通 28/40点 (PCE)[18]
23/40点 (FC)
90% (3DS)[19]
GamePro 4/5点 (MD)[20]
GameSpy 9/10点 (SMS)[21]
Sinclair User 星5つのうち5つ (PC)[22]
Milwaukee Journal Sentinel 9/10点 (SMS)[24]
The Games Machine 87% (PC)[25]
92% (SMS)[26]
マル勝PCエンジン 29/40点 (PCE)
PC Engine FAN 22.72/30点 (PCE)[3]
ファミリーコンピュータMagazine 18.01/30点 (FC)[4]
メガドライブFAN 23.1/30点 (MD)[27]
SATURN FAN 22.3/30点 (SS)[28]
セガサターンマガジン 8.4049/10点 (SS)
270/1156着 (SS)[29]
受賞
媒体 受賞
ゲーメスト ザ・ベストゲーム 第17位[30]
(1991年)
アーケード版

1991年にそれまで発売されていたアーケードゲーム全てを対象に行われた、月刊誌『ゲーメスト』読者の人気投票によるゲーメストムック『ザ・ベストゲーム』では17位を獲得、同誌では「3Dシューティングの原点ともいえる名作」、「華麗なグラフィックで描かれた、巨大でファンタジックな敵キャラたちが画面狭しと暴れ回る。本当に飛行しているような錯覚にとらわれるスピード感。これぞ名作である」と評し、また可動筐体に関しては「その動きはそれまでのゲームではとても考えられないもので、正直『怖い』というのが第一印象だった。事実、ゲームが始まるやいなや、あまりの動きの激しさに筐体を飛び降りた人もいたくらいだ。シートベルトがついたゲームは多分これが最初であろう」とコメントしている[30]

PCエンジン版

ゲーム誌「ファミコン通信」の「クロスレビュー」では、7・7・8・6で合計28点(満40点)[18]、「マル勝PCエンジン」では7・7・9・6の合計29点、「PC Engine FAN」の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、22.72点(満30点)となっている[3]。また、この得点はPCエンジン全ソフトの中で105位(485本中、1993年時点)となっている[3]。同雑誌1993年10月号特別付録の「PCエンジンオールカタログ'93」では「PCエンジン版も業務用のボスキャラやボーナスステージを忠実に再現している」と紹介されている[3]

項目 キャラクタ 音楽 操作性 熱中度 お買得度 オリジナリティ 総合
得点 4.06 3.72 3.95 4.12 3.33 3.54 22.72
ファミリーコンピュータ版

「ファミコン通信」の「クロスレビュー」では、23点(満40点)[31]、「ファミリーコンピュータMagazine」の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、18.01点(満30点)となっている[4]。また、同雑誌1991年5月10日号特別付録の「ファミコンロムカセット オールカタログ」では「少しキャラの動きが遅いのが欠点かも」と紹介されている[4]

項目 キャラクタ 音楽 操作性 熱中度 お買得度 オリジナリティ 総合
得点 3.06 3.09 3.11 3.05 2.75 2.95 18.01
メガドライブ・スーパー32X版

メガドライブFAN」の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、30点満点中23.1点となっている[27]

項目 キャラクタ 音楽 お買得度 操作性 熱中度 オリジナリティ 総合
得点 3.8 4.0 4.3 4.0 3.8 3.3 23.1
セガサターン版
  • 「SATURN FAN」の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、22.3点(満30点)となっている[28]
項目 キャラクタ 音楽 お買得度 操作性 熱中度 オリジナリティ 総合
得点 3.6 3.8 4.0 3.8 3.7 3.6 22.3
  • 「セガサターンマガジン」の読者投票による「サタマガ読者レース」では初登場33/241着、最終オッズ270/1156着とそれほど高いわけではないが、それでも苦労して移植したマークIII版からミニゲームとしての移植となるドリームキャスト版に至るまでの歴史を振り返り、『「スペハリ」はセガ人の心っ』と評される[29]

続編・関連タイトル[編集]

スペースハリアー3D(1988年2月29日[編集]

セガ・マークIII/マスターシステム版。周辺機器の3Dグラス(液晶シャッター式)及びFM音源対応ソフトとして登場。3Dグラスを使用して立体画面でプレイすることが必須だが、裏技を使うと3Dグラス無しでプレイ可能になる。時系列はアーケード版の10年前の物語で全14ステージで構成されており、エンディングではハリアーとユーライアの出会いが描かれている。
基本的なシステムはマークIII版の『スペースハリアー』と同じだが、マークIII版の『スペースハリアー』でカットされていた地平の3D表現と背景画像が本作では再現されている。
ボーナスステージが存在せず、『スペースハリアー』のボーナスステージで演奏されるBGMがエンディングで流れる。
2014年12月18日には、ニンテンドー3DSダウンロード専売ソフト『3D スペースハリアー』を含め「セガ3D復刻プロジェクト」6ソフトを収録したオムニバスソフト『セガ3D復刻アーカイブス』ボーナストラックの1つとして、このソフトが3DSに移植収録される。(もう一つは『アウトラン3-D』)

スペースハリアーII(1988年10月29日[編集]

スペースハリアーの続編。メガドライブの本体と同時発売されたローンチタイトルでもある。時系列はアーケード版の10年後の物語であり全13ステージで構成。スタートするステージを任意に選択可能だが、全ステージ(STAGE01-12+ボーナスステージ×2)をクリアしないと最終ステージ(STAGE13)へは進めない仕様となっている。
ハードウェア機能を駆使して、視点に合わせて変化する背景の市松模様や、シャドウハイライト機能を転用した半透明の影、迫力在るスピード感など、アーケード版で使われていた技術が使われているが、ハリアーのやられボイス出力時にサウンドが停止したり、フレームレートが低いなどの問題もあった。
ファンタジーゾーン/X68000版(DRAGON LANDステージ)(1989年
X68000の移植版のファンタジーゾーンのオリジナル要素として、スペースハリアー風の隠し面が収録されていた。ある条件を満たすと『スペースハリアー』をモチーフとした背景や敵キャラ、ボスキャラ、BGMで構成されたステージの「DRAGON LAND」へと進める。先に発売された同機種への移植のスペースハリアーでは再現できなかった地面の市松模様が再現されていた。

プラネットハリアーズ(2000年[編集]

アーケードのSEGAHIKARUボードで発売された関連タイトル。2人掛けの通信筐体で2人同時プレイも可能。4人のプレイヤーキャラから一人を選んでプレイする。連射可能なバルカンとロックオン攻撃できるミサイルの二種の主武器で戦うなど、スペースハリアーとはゲーム性が大きく異なる。裏技で自機を『ファンタジーゾーン』のオパオパにしてプレイすることも可能。

スペースファンタジーゾーン[編集]

かつてPCエンジンでNECアベニューより発売予定がされていたタイトル。『スペースハリアー』のゲーム性を基に、世界観を『ファンタジーゾーン』に置き換えた作品。製作発表から数年を経ても発売日未定が続き、一時は雑誌に広告も打つなど発売直前にまでこぎつけるもお蔵入りとなった。その後は流出したベータ版と思われるものがネットオークション○出品されたり、動画投稿サイトにプレイ動画が配信されたりもした。

ダライアスバースト クロニクルセイバーズ(2016年1月16日) [編集]

タイトーの『ダライアス』シリーズの最新作のps4版で、選べる自機にハリアーが登場。パワーアップはないものの、オプション的な一定時間発動できる設置バーストや、ショットを全方向に撃てる唯一のキャラクター。BGMもスペースハリアーのものが使われる。

脚注[編集]

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出典
  1. ^ 『SEGA AGES 2500』で甦る名作たち(前編)”. 2009年11月17日閲覧。
    SEGA AGES 2500 シリーズ Vol.20 スペースハリアーII ~スペースハリアーコンプリートコレクション~”. 2009年11月17日閲覧。
  2. ^ 『スペースハリアー』シリーズサウンドトラックを世界初配信開始! ボーナストラックにボーカル楽曲も収録”. 2013年2月11日閲覧。
  3. ^ a b c d e 「10月号特別付録 PCエンジンオールカタログ'93」、『PC Engine FAN』第6巻第10号、徳間書店1993年10月1日、 81頁。
  4. ^ a b c d 「5月10日号特別付録 ファミコン ロムカセット オールカタログ」、『ファミリーコンピュータMagazine』第7巻第9号、徳間書店1991年5月10日、 227頁。
  5. ^ 「月刊Beep 1986年12月号」、日本ソフトバンク1986年12月1日ISBN 雑誌17659-12
  6. ^ 取扱説明書のスタッフ欄を参照
  7. ^ 「3D スペースハリアー」インタビュー「SEGA AGES」から「バーチャルコンソール」、そして3DSにいたるまでの道のり - GAME Watch
  8. ^ 「セガ3D復刻アーカイブス」インタビュー 「スペースハリアー」が再び甦る!? 初公開の新要素などに迫る!! - GAME Watch
  9. ^ 燃費博士 開発者 石田和久のプロフィール(詳細編)
  10. ^ https://web.archive.org/web/20141114235136/www.allgame.com/game.php?id=1388&tab=review
  11. ^ https://web.archive.org/web/20141114131434/www.allgame.com/game.php?id=41613
  12. ^ https://web.archive.org/web/20141115043158/www.allgame.com/game.php?id=1789&tab=review
  13. ^ https://web.archive.org/web/20141114132639/www.allgame.com/game.php?id=15813
  14. ^ Archive - Magazine viewer”. World of Spectrum. 2014年3月24日閲覧。
  15. ^ Issue 63 (pages 14-15)”. Computer and Video Games. 2014年3月24日閲覧。
  16. ^ Computer and Video Games, Complete Guide to Consoles, volume 1, page 71
  17. ^ http://segaretro.org/index.php?title=File:CVG_UK_090.pdf&page=108
  18. ^ a b スペースハリアー [PCエンジン]/ ファミ通.com” (日本語). KADOKAWA CORPORATION. 2015年6月7日閲覧。
  19. ^ http://www.famitsu.com/cominy/?m=pc&a=page_h_title&title_id=28800
  20. ^ “ProReview: Space Harrier”. GamePro (IDG) (69): 58. (April 1995). 
  21. ^ https://web.archive.org/web/20080408021728/hg101.classicgaming.gamespy.com/sms/sharrier.htm
  22. ^ Issue 57 (pages 36-37)”. Sinclair User. 2014年3月24日閲覧。
  23. ^ Space Harrier”. Ysrnry.co.uk. 2014年3月24日閲覧。
  24. ^ http://news.google.com/newspapers?nid=1499&dat=19870516&id=vosfAAAAIBAJ&sjid=zH4EAAAAIBAJ&pg=6459,103131
  25. ^ The Games Machine, issue 17, page 25
  26. ^ http://segaretro.org/index.php?title=File:TheGamesMachine_IT_001.pdf&page=62
  27. ^ a b 「超絶 大技林 '98年春版」、『Play Station Magazine』増刊4月15日号、徳間書店/インターメディア・カンパニー、1998年4月15日、 853頁、 ISBN 雑誌26556-4/15
  28. ^ a b 「超絶 大技林 '98年春版」、『Play Station Magazine』増刊4月15日号、徳間書店/インターメディア・カンパニー、1998年4月15日、 737頁、 ISBN 雑誌26556-4/15
  29. ^ a b 「サターンのゲームは世界いちぃぃぃ!―サタマガ読者レース全記録」、ソフトバンクパブリッシング/ドリームキャストマガジン編集部、2000年
  30. ^ a b 「最も愛されたゲームたち!! 読者が選んだベスト30」、『ザ・ベストゲーム 月刊ゲーメスト7月号増刊』第6巻第7号、新声社1991年7月1日、 34 - 35頁、 ISBN 雑誌03660-7
  31. ^ スペースハリアー[ファミコン]/ ファミ通.com” (日本語). KADOKAWA CORPORATION. 2015年6月7日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]