おそ松くん

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おそ松くん
ジャンル ギャグ
漫画
作者 赤塚不二夫とフジオ・プロ
出版社 小学館
掲載誌 週刊少年サンデー
発表号 1962年16号 - 1967年33号
アニメ:おそ松くん(第1作)
原作 赤塚不二夫
監督 永沢まこと、赤塚不二夫(監修)
脚本 クニトシロウ、熊川正雄など
音楽 渡辺浦人三保敬太郎
アニメーション制作 チルドレンズ・コーナー
スタジオ・ゼロ
製作 毎日放送、チルドレンズ・コーナー
スタジオゼロ
放送局 毎日放送・NETテレビ系列
放送期間 1966年2月 - 1967年3月
話数 全56話
アニメ:おそ松くん(第2作)
原作 赤塚不二夫
監督 鴫野彰
シリーズ構成 星山博之(ノンクレジット)
脚本 星山博之、浦沢義雄
富田祐弘、照井啓司
丸尾みほ静谷伊佐夫
阪口和久、廣岡豊
キャラクターデザイン 岸義之
音楽 本間勇輔
アニメーション制作 スタジオぴえろ
製作 フジテレビ読売広告社
スタジオぴえろ
放送局 フジテレビ系列
放送期間 1988年2月 - 1989年12月
話数 全86話
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画アニメ
ポータル 漫画アニメ

おそ松くん』(おそまつくん)は、赤塚不二夫とフジオ・プロによる日本漫画作品である。『天才バカボン』以前に描かれた作品で、赤塚のギャグ漫画家としての確固たる人気を確立した。

目次

概要[編集]

本作は、六つ子である松野兄弟やその周囲の人間たちが織りなすドタバタを描いたギャグ漫画である。 発想の原点は「1ダースなら安くなる」というアメリカの映画で、初期案では12人だったが、漫画のコマで描ききれる人数ということから6人のキャラクターが描かれた[1][2]。 赤塚のアシスタントを長年務めた北見けんいちによれば、イヤミやデカパン等のキャラクターデザインは、当時赤塚のチーフアシスタントだった高井研一郎が手掛けていたとのことで、1970年以降のチーフ作画はあだち勉が担当している。赤塚は「うまく脇役が描けない」と高井に依頼し、高井は六つ子以外のほとんどのキャラクターを創案し、イヤミの「シェー!」も初めて描いたとされる[3]。ただし、ネームだけは赤塚が一人で作成している。

もともとは全4回の短期連載の予定だったが、爆発的な人気を受け、掲載先を変えながらも長期連載を果たした経緯を持つ。 最初は「週刊少年サンデー」に1962年16号から1967年33号まで連載されていたが、「ボーイズライフ」(1966年4月号から12月号まで)や学年誌にも掲載され、1969年「週刊少年サンデー」21号掲載の(「いまにみていろミーだって」)まで小学館の各雑誌で作品が発表され続けた。なお、「少年サンデー増刊号」などで掲載されたスペシャル版では、チャーリー・チャップリンなどの映画作品の翻案が多い。のち「週刊少年キング」の1972年5号に『新おそ松くん』として掲載され(『チビ太の金庫破り』リメイク版)、同年13号から1973年53号まで再び『おそ松くん』の題名で連載された。

その後も小学館の学年誌での別冊付録として旧作が掲載されていたほか、テレビアニメ第2作の放送に際し講談社の「コミックボンボン」に1987年11月号から1990年3月号まで、同じく講談社刊行の「テレビマガジン」に1988年2月号から1990年1月号まで、新作が連載された。

また、1989年4月に発行された「週刊少年サンデー30周年記念増刊号」に『あの有名キャラクターは、いま!?』のタイトルで連載開始当時から27年が過ぎたという設定の4ページの読み切り作品が掲載。1993年に発行された「ビッグコミック 1993年6月25日号」では創刊25周年記念大広告としてサッポロビールの製品『黒ラベル』とのタイアップ広告『大人になったおそ松くん』が7ページのイラストと文章で掲載され、連載当時から25年後のメインキャストたちが登場した。

第10回(昭和39年度)小学館漫画賞受賞。同名の連続テレビアニメ1966年1988年の2度製作され、月曜ドラマランドフジテレビ)にて実写版も製作された。 また、2015年には原作者である赤塚の生誕80周年に併せ、大人に成長した六つ子たちが活躍する続編『おそ松さん』が製作され、再び人気を博した。

作品内容[編集]

長期にわたり連載された作品であり、かつその間の内容の変更が著しいため便宜上数節に分ける。

初期(週刊少年サンデー連載)
当初は六つ子を主役に据えて日常に対する意外性を持たせながらも、六つ子の腕白ぶりに手を焼く両親、六つ子のクラスメートで憧れの美少女トト子、ずる賢くてへこたれないチビ太が脇を固めた生活感あふれるシチュエーション・コメディだった。このため、六つ子が学校に行く場面やガキ大将と対決する場面もあった。中盤からイヤミ、デカパン、ハタ坊、ダヨーンといったキャラクターが出現し、次第に「主役を食う」状態となる。内容もイヤミとチビ太を中心としたスラップスティック・コメディに変化していった。やがて初期設定は一切無視され、いろんな設定で六つ子とイヤミ、チビ太が絡み合うナンセンスギャグ作品になった。
中期(週刊少年サンデー・別冊少年サンデー掲載、ボーイズライフ連載)
週刊少年マガジンでの『天才バカボン』の開始が引き金となり、週刊少年サンデーの誌面強化を理由に『おそ松くん』の週刊連載を打ち切られた赤塚は、代償に『おそ松くん』の月に1度の掲載と増ページを認めさせた。ここで発表した作品は既述の通り映画の翻案が多く、手塚治虫の採ったスターシステムと同様に赤塚によってキャラクターたちが一俳優のごとく様々な適役をこなしていった。『イヤミはひとり風の中』『チビ太の金庫破り』『オメガのジョーを消せ』など映画の翻案のほか、非日常回が増え、日常回が極端に減ったこともこの時期の特徴の一つ。最終話『いまにみていろミーだって』(1969年)ではイヤミとバカボンのパパのコンビが実現している。
後期(週刊少年キング連載)
『天才バカボン』『レッツラゴン』と並行して描かれた作品。イヤミが主役で、それまでは主役も多かったチビ太ですらチョイ役にとどまるものの、チビ太が主役の『チビ太の金庫破り』のリメイク版が掲載されている。六つ子に至っては全く登場しない話がほとんどである。出ても扉程度で、「ぼくがさっぱりでないのに、おそ松くんなんてひどいよ!」などとイヤミに抗議するシーンがほとんどだった。基本的に女にモテず、金もなくいつも空腹にさいなまれているイヤミを中心に話が展開し、そこに目ン玉つながりのおまわりさん(本官さん)などのキャラクターが絡み、シュールなギャグを展開する。ニャロメ、オカマのカオルちゃん、ウナギイヌ、ノラウマ、竜之進などのゲストキャラクターも多く出演した。また、デカパンがイヤミの敵役となっている話が多い。残虐性の高い描写や荒々しい作画、ワンパターンなストーリーが続くなどから、選集や現在書店で手に入れられる単行本では様々な理由で収録が見送られたり、一部話数が省かれることが多い。
最新版(コミックボンボン、テレビマガジン連載)
テレビアニメ第2作制作を機に再執筆されたもの。基本に立ち返り再び六つ子中心の話となり、イヤミとチビ太は脇役に戻る。またイヤミが通りすがりのエセ紳士でなぜか周囲に振り回されひどい目に遭う男、チビ太が空き地の土管の中に住む孤児、デカパンが発明家に設定が固定された。ボンボン版のみ「あぶニャン」というネコ型ロボットが登場する。テレビマガジン版は低年齢の読者にあわせた単純明快なストーリーが多く、4コマ漫画も制作された。

なお、「中期」と「後期」の間、いわゆる中断期(1969年 - 1970年)は、『もーれつア太郎』や、週刊少年サンデーに移籍した『天才バカボン』にゲスト出演することが多くなる。そして『ア太郎』の長編作である『風雲もーれつ城』『真っ黒シッポを東京でなおせ!』『時のかなたの森の石松』などでは、3作の主要キャラクターが共演するようになる。

特別編[編集]

あの有名キャラクターたちは、いま!?

週刊少年サンデー30周年記念増刊号に掲載された。今作ではチビ太以外の主要キャラクター達は全員何らかの理由により、すでに死亡していることになっており、4年後に発表された『大人になったおそ松くん』の設定とは大きく異なっている。また、この作品では、「赤塚不二夫が昭和63年1月1日に重症のアル中にかかりマンガが書けなくなり自殺」と作品発表前の日付で死亡の記述がされており、実際の赤塚の死亡状況とは異なる。『赤塚不二夫漫画大全集 1980年代』(コミックパーク)に収録。

登場人物[編集]

担当声優(「声」と省略)は、アニメorCRとなっている。なお、他作品からの人物は例外。

『おそ松さん』における独自設定は本項ではなくおそ松さん#登場人物を参照。

レギュラー[編集]

※ 週刊少年サンデー版およびアニメ第2作を中心に記載する。他の漫画やアニメと違い、話によっておのおのの役柄が異なるのが特徴である。

六つ子
本作の主人公で、松造と松代の息子。基本設定では10歳(小学校5年生)。身長150cm、体重46kg[4]
1964年夏発売の「別冊少年サンデー 夏休み号」の特集記事によると、誕生日は5月24日となっている。
性格は個々に差はあるものの、全員イタズラ好きで金や食べ物にがめつい。また全員トト子に憧れている。
容姿・服装は6人とも全く同じで、見分けるのは実質不可能。知らない人間はもちろん友人や両親ですら判別できないこともあり、六つ子がそれを利用してイタズラしたり、逆に個性を出そうと奮闘するのが初期話の主な流れ。服装が同じ理由は、母親の松代曰く「同じものを半ダース単位で買うと安くしてくれるから」[5]
生まれ順に関して原作・アニメ2作で言及されたことはない。赤塚不二夫公式サイトではおそ松が長男、トド松が末っ子とだけ設定されている[6]
容姿について原作で、整形手術で顔を変えようとするエピソードもあるが、美男子になったのは最初に受けたチョロ松だけで、最後に手術を受ける予定で結果的に受けなかったおそ松以外は失敗して変な顔に変貌してしまった。赤塚不二夫公式サイトのおそ松くんのページのトップのFlashアニメでは区別がつくよう全員、口調が異なっていた(例えば返事は「はい」「ヘイ」「ははっ」、トド松は語尾に「ござる」を付けるなど)現在はリニューアルされてしまったので確認することはできない[7][8]
竹書房12巻収録の「三十年後のおそ松くん」では、頭髪量などに個人差が発生していた。おそ松以外(特にチョロ松)は髪の毛のことを気にしている。
また、アニメ第2作では40年後で設定されており、チョロ松だけが変わり果てていた(原作同様、頭のことを言われると怒る)。未だ全員が両親と住んでいる。
1993年発表の『大人になったおそ松くん』では25年後の六つ子の職業が具体的に描かれている。
各人の性格、嗜好には上記の通り差があり、6人同時に行動することは意外に少ない。おそ松およびチョロ松は多くの場合ともに行動しており、トラブルメーカーとなる。この2人と他の4人、もしくはおそ松と他の5人の間の対立関係の存在をうかがわせる描写も多い。
最新版(コミックボンボン版)では必ず1人は転んで登場する。
姓は「松野」であるが、ごく初期には「山野」姓になっている作品もある。
原作及びアニメ第2作では中盤頃からエピソードの中心はイヤミ・チビ太になり、六つ子は脇役的な扱いに変化している。サンデー版最終話「いまにみていろミーだって」では、イヤミとバカボンパパが訪れた客としての登場のみ。
スピンオフ作品(おそ松さん)では大人になったという設定で、表情によって区別がつくようになる。
松野 おそ松(まつの おそまつ)
声 - 加藤みどり(第1作)、井上瑤(第2作)、日下ちひろ[9](大一版CR、パチスロ)、庄子裕衣(サンスリー版CR、以下兄弟も同様)
長男。六つ子のリーダーでケンカも一番強く、がめつい六つ子の中でも特にがめつくてセコい。初期話では他の兄弟を出し抜いて一人で行動することも多く、要領の良さが伺えるが失敗をやらかして他の兄弟からの信用を失う話も多々ある。血液型はA型でピーマンが嫌い。
「三十年後のおそ松くん」では、髪型は変わらないが、鼻からヒゲが生えている。
『大人になったおそ松くん』では、平社員で独身。一人で両親の面倒を見てきたため、六つ子の中で一人だけ額が広くなっており、バーコード頭になっている[10]。また、タバコを吸うようになっている[11]
名前の由来は「お粗末」から。
松野 カラ松(まつの カラまつ)
声 - 鈴木富美子(山本圭子の別名義)、白石冬美〈代役〉(第1作)、真柴摩利(第2作、パチスロ)
カラっとさっぱりしているが飽きっぽいのが難点。
「三十年後のおそ松くん」では、バーコードのような禿頭である。
『大人になったおそ松くん』では、八百屋へ婿養子に行き、女房の尻に敷かれている[10]
名前の由来は唐松から。
松野 チョロ松(まつの チョロまつ)
声 - 山本圭子(途中まで鈴木富美子名義)(第1作)、松本梨香(第2作)
名前の通りチョロチョロしてすばしっこい。おそ松とペアを組むことが多い。よく転ぶ。
「三十年後のおそ松くん」では、サザエさん磯野波平のような禿頭である。
『大人になったおそ松くん』では、警察官になっている[10]。倒れた松造を病院に運ぶおそ松の車を検問に引っ掛けたため、松造の容態が悪化してしまった[10]
名前の由来は、江戸時代チョロチョロする(チョロい=トロいとの説も)子供によく使われた愛称「チョロ松」から。
または大衆演劇・喜劇で丁稚の役名によく使われる「ちょろ松」から[12]
松野 一松(まつの いちまつ)
声 - 北浜晴子(第1作)、横尾まり、松本梨香(代役)(第2作)
一番まじめで意志も強い。
「三十年後のおそ松くん」では、七三分けになり、眼鏡をかけている。
『大人になったおそ松くん』では、社長令嬢と逆タマ結婚し、二代目社長に就任している[10]
名前の由来は「市松模様」からで、「市松」と間違えられる話がある。
松野 十四松(まつの じゅうしまつ)
声 - 東美江(第1作)、松井菜桜子(第2作)
気が優しいが、その分気が弱い。六つ子の中で一番口うるさく、歌もうまい。「自分が一番影が薄い」と悩むエピソードもある。
「三十年後のおそ松くん」では、髪型がボサボサになり、無精髭を生やしている。
『大人になったおそ松くん』では、医者になっている[10]。だが、容態の悪化した松造は救えなかった[10]
名前は鳥の「十姉妹」から。
松野 トド松(まつの トドまつ)
声 - 北浜晴子(第1作)、林原めぐみ(第2作)
六男。のんびり屋、風呂が大嫌い。末っ子ながらとどのつまりの甘えん坊。
「三十年後のおそ松くん」では、ややイガグリ頭っぽくなった。
『大人になったおそ松くん』では、魚屋を営んでいる[10]。店で売っていた魚の骨が松造のノドに刺さり、松造が倒れる[10]
名前の由来は椴松から。
イヤミ(井矢見)
声 - 小林恭治(第1作)、肝付兼太(第2作・CR・パチスロ・日産キューブCM・赤塚不二夫アニメコレクションCM)
名前の通り、嫌味な男性。初期の話では漢字表記されていることが多い。30歳(カラーアニメ版では36歳である[13])。
痩せ型で3枚の出っ歯と口髭、顎まで伸ばした長髪を内巻きにした独特の髪型。驚いた時は毛先が広がる。連載後期では髪のボリュームが増え毛先が外向きになる。一人称は「ミー」、二人称は「チミ」。語尾に「〜ザンス」をつけて話す。自称フランス帰りで、何かにつけて「おフランスでは~」と語る。あらゆるイタズラや嫌味な言動・悪事を行った末に、しっぺ返しを食らうオチとなることが多い。
手足を曲げながら「シェー」(あまりにも悲惨な状況になった場合は「ジェー」「ショエー」となることもある)と叫ぶギャグは国民的な流行語となった。
原作初登場話では医師の役で名前はなかった[14]。その後、六つ子の父親松造の同僚「井矢見」として再登場[15]、レギュラーキャラとなった。
職業や役割は様々。おそ松たちの学校の教師や父親の会社の同僚、時に上役、あらゆるインチキ商売、乞食、こそ泥といった役どころで登場。『チビ太の金庫破り』ではチビ太を執拗に追跡する刑事として出演している。実質主役となったキング版では、モテない独身男という設定になり、より不条理な目にあわされることが多くなった。 善人や弱者として登場することもあるが、その場合はいつにもまして報われない結末を迎えることが多い。
おそ松そっくりのロボットを作って暴れさせる[16]、医師役で登場した話で、デカパンの病院に患者を取られたのを逆恨みしてデカパンに化ける薬を使い、デカパンを悪人に仕立て上げる[17]、おでんを盗み食いしてチビ太のせいにする[18]など悪事の内容は様々。
一方、捨て子をひろったチビ太にこっそりミルクや布団を差し入れしたり[19]、大金を拾ったあと新聞配達でお金を貯めているハタ坊にステレオを買ってやったり[20]と心優しい一面もある。
フランス帰りと称するが、サンデー版では教師役として出演した回で、フランス旅行帰りの生徒にフランスのことを習ったり[21]、少年キング版では「ミーはおフランスなんかにいちどもいったことがないざんす」と言ったり[22]と実際には渡仏経験はないと思われるエピソードがいくつかある。またフランス料理の食材エスカルゴを殻ごと食べてしまったり[23]、デカパンが発明した小型台風を飲み込み、自ら大型台風となって念願のフランスに飛びパリエッフェル塔に激突したことがある[24]。1泊2日しか滞仏経験がないと露見する回もある。
赤塚不二夫はコメディアンのトニー谷をさして「あれ、俺の漫画のイヤミのモデルだもんねぇ。あれは、いただきザンス」[25]と発言しているが、トニー谷の顔はイヤミとはまったく似ていないため、作者の駆け出し時代の担当編集者、週刊少年サンデーの樺島記者がモデルという説もある[26]。また、イヤミの行動面については当時の洋行帰りのマスコミ人の嫌味な言動を大袈裟に描いたものである[2]。漫画本編でもイヤミが拍子木を持って「あなたのお名前なんてえの」(アベック歌合戦)と真似したことがある[27]
アニメ第2作第1回はセールスマンという設定だったが、悪徳医師から松造の上司など、原作同様様々な役割を担う。前半の作画は原作とほぼ同じだったが、後半では大幅に変わっていた(細くて長い手足→太くて短い手足、長髪→スネ夫のような髪型、口の端まである長いヒゲ→短いヒゲ。85話は総集編のためスタイルの変化を比較できる)。40年後ではデカパン製薬会社の用務員兼宿直員になっていて、3回以上シェーをすると体にこたえるらしい。
トリビアの泉のなかで「「岡」4を縦に書くとイヤミがシェーをしているっぽく見える」というネタが紹介されたことがある。
1970年ビッグコミック掲載の読切『ミスターイヤミ』ではイヤミが行きつけのバーで女性と出会い同棲を始める。読者の年齢層が高いため間接的ではあるが大人向けの表現が見受けられる。
『大人になったおそ松くん』ではアメリカでバーテンダーの修業をした後、日本のバーで働いている[11]。店の常連客のおそ松と憎まれ口を叩き合っている。25年経ち白髪まじりになったが出っ歯(ただし入れ歯[28])とホラ吹きぶりは相変わらずで独身[11]。バーテンの修業をしたと言っているが、おそ松からカクテルを作るように言われた時に動揺して拒否しているため真偽は不明となっている[11]
チビ太
声 - 田上和枝水垣洋子沢田和子(第1作)、田中真弓(第2作・CR・チビ太のおでんCM、パチスロ)
六つ子たちのライバル。名前の通り身長は低いが、年齢は基本的に六つ子たちと同じで、上であることも少なくない。1本だけ毛を残し、2段になった禿頭(後に「すごい石頭」という設定ができる)に丸い大きな目(ただし黒目は小さい)が特徴。左右の頬の3本の線は鼻水が乾いて固まった跡[29] 。イヤミと同じく様々な役柄で登場するが、どの役柄でもおでんが大好物。生意気な性格で、「ケケッ」という、人を馬鹿にした笑い方をする。六つ子たちにこっぴどくいじめられても決してへこむことなく逆にいじめる側に回ることもあるため、大変しぶとい。動物や花をかわいがったり、惚れた子に一途に尽くすなど、純粋な面もある。親は設定されておらず、単独での登場。ネコカエルなどと同居していることが多い。登場する回の半分以上がイヤミとワンセットでの登場であるが、原則として子供であるのでイヤミほど役割の自由度は持たない。ただし、子供の風貌のままヤクザの親分、ムショ帰り、雑誌編集者、大学生など大人の役どころを演じているエピソードもいくつか存在する。また、悪徳医師イヤミの助手や乞食イヤミの子分になっていたり、逆にイヤミの敵役に回ることもある。
初登場は連載2回目でおそ松と仲の悪いガキ大将の弟役だった[30]。当初は「チビ」と呼ばれるだけで一方的にいじめられるばかりだったが、次第に六つ子をからかったり騙したりとずる賢い性格を与えられるようになり名前も「チビ太」となった。eBookJapan版第4巻『六つ子なんかにまけないぞ』の欄外コラムにはチビ太の変遷が描かれている。
チビ太に背丈も含めそっくりなおじさんが科学者として登場したこともある[31]
金庫に閉じ込められたおそ松とチョロ松を救出する『チビ太の金庫破り』(オー・ヘンリーの小説『よみがえった改心』の翻案)は、作者もお気に入りで、ファンの人気も高く「週刊少年キング」連載時にリバイバル版が制作された。リバイバル版では閉じ込められるのはトト子に変更されている[32][33]
「30年後…」ではデカパン製薬の部長となるが、六つ子が開発した若返り薬を受付のイヤミと結託して飲もうとするも、六つ子がすり替えた年取り薬を飲んでしまってイヤミ共々高齢となり、その罰で双方とも給仕に降格となってしまった。
25年後を描いた『大人になったおそ松くん』では係長になっている[34]。身長150cm、頭髪量が増える[34]。最終学歴は私大中退[34]。新聞配達に始まり皿洗い・パチンコ屋の店員・牛丼屋のバイト・トラック運転手・AV男優・露天商の使い走り・ビルの窓ふき・ガードマン・漫画家のアシスタントと様々な職業を経て現在の会社に就職[34]。かつておでんを握っていた手が寂しいので若いOLの尻をさわろうとする[34]
松野 松造(まつの まつぞう)
声 - 八奈見乗児鈴木泰明、小林恭治(第1作)、水鳥鉄夫(第2作)、茶風林(サンスリー版CR)
六つ子たちの父親。名前は原作中にはほとんど出てこない。漫画では当初、「三松屋」という商店を経営していた。前述の「『別冊少年サンデー』の特集記事によると、六つ子が生まれた時には酒屋を経営していたが、生活のために店を売ったという。しかし連載当初には近所の人に「三松屋さん」と呼ばれる場面がある。その後はサラリーマン、平社員という設定。よくボーナスを落とす(ただし1回は休日にゆっくり休むための狂言であった)。また、六つ子の代わりに誘拐されたチビ太の身代金に払ったこともある。意外にもイヤミより先に「シェー!」のポーズを取っている(竹書房の5巻。ただしこの時のセリフは「いやーん!」だった)。物語の中では妻子に対する不満が多く、家族にないがしろにされて家を飛び出したことや、ヤクザのチビ太に頼ったこともある。中日ドラゴンズのファン。
アニメ第2作では劇中でOP曲をよく歌うことから、年齢は推定50歳。また、69話の『魔法を使って若がえるザンス』で若返った松造は松吉と名乗り勉強し直すもうまくいかず、六つ子からも生意気だと言われる。
原作では一貫して六つ子の父親役を演じているが、アニメ第2作では六つ子とは血縁関係のない役を演じていることもある。たとえば、第59話「ハタ坊は正義の味方だジョー」で、松野夫妻は選挙でダヨーンの応援者として登場したのに対し、六つ子はダヨーンの対抗馬役であるイヤミのボディーガード役として登場した。
『大人になったおそ松くん』では25年後が描かれた。トド松の店で買った魚の骨をノドに詰まらせて倒れ、おそ松の車で十四松の病院に運ばれるが、チョロ松の検問に車が引っかかり容態が悪化し、死亡する[10]
松野 松代(まつの まつよ)
声 - 麻生みつ子近藤高子(第1作)、横尾まり(第2作・サンスリー版CR)
松造の妻、六つ子の母。松造と同じく名前は原作中にはほとんど出てこない。専業主婦だが、息子が6人もいるせいで毎日とても忙しい。必然的に働き者だが、やや見栄張りでチャッカリ屋、なおかつヒステリックなところがある。丸縁の眼鏡をかけており、極度の近眼で、裸眼では、目の前のゴリラやライオンが識別できずにいる場面がある。薄黄色の服とピンクのスカート。六つ子・松造同様、中期以後は出番が少なくなるが、サンデー版末期に掲載された「キャプテンかあちゃん」では、女海賊団の首領キャプテン・カーチャン役で主役を務め、ハターボ船長(ハタ坊)率いる海賊団の部下である六つ子を人質に取りながら、その六つ子が生き別れの息子だったと密かに知って涙ぐむキャラクターを演じている。
アニメ第2作では松造と同様に魔法で若返り、松代は松子と名乗りアイドルとして一躍人気者になるが、同じアイドルであるトト子の執拗な嫌がらせに遭う。
『大人になったおそ松くん』では25年後松造、おそ松と同居している[10]
ハタ坊
声 - 貴家堂子、加藤みどり(第1作)、真柴摩利(第2作・CR・チビ太のおでんCM、パチスロ))
コウモリの羽のような髪型で、頭に小さな日の丸の旗を立てている男児。この旗は皮膚を貫通し、頭蓋骨に突き刺さっている(取り外しは容易)。鼻の下の線はかわいた鼻水の跡である。基本的に幼児で、やや頭が悪い印象のキャラクター[35]だが、「少年キング」掲載分、及びアニメ第二作では、知能は常人並みになっている。語尾に「〜だジョー」をつけて話す。せこせことした動作はバスター・キートンがモデルであるという。主役を演じたことは数えるほどしかないが、重要な脇役が非常に多く、チビ太の弟分、デカパンやダヨーンの助手、イヤミに苛められる役などが多い。しかしチビ太をやっつけたことがあるほどの腕力を誇る場面もあり、社長や海賊の船長、刑事チームのボスなど強い立場な役柄では徹底して部下をこき使う。また、『オメガのジョーを消せ』では復讐の鬼を演じている。
同様の髪型で、やはり頭に旗を立てた家族(両親および妹)が登場することもあり、一家そろってハイキングに出る回では、家族全員が日章旗を頭に挿していた[36]
『チビ太の金庫破り』ではチビ太の弟分であるが、原作(2パターンとも)ではその時、チビ太が逮捕された後生活のため売却したということで頭に旗がない姿が描かれた。また、リバイバル版「チビ太の金庫破り」では、旗を売るシーンがある。
アニメ第2作での普段の服装は原作と異なり、ヒヨコが描かれた緑色のオーバーオールを着ている。40年後ではすでに孫までいる。また、彼が主役である『ハタ坊、勇気を出す』では当初、気の弱い少年でイヤミや六つ子らにさんざん濡れ衣を着せられ、本当のことが言える勇気を持っていなかったが、神社の神様であるデカパン(原作ではデカパンはハタ坊の父親という設定)に勇気が出る薬をもらい、勇気がわいてくるといった、彼の成長が描かれている。勇気の薬はただの水道水だった。
『大人になったおそ松くん』では25年後売れっ子コメディアンになっている[37]
デカパン
声 - 神山卓三和久井節緒(第1作)、大平透(第2作・CR)
富士山のような禿頭の裾野だけに頭髪が残り、鼻の下に髭を蓄えている中年男性。肥満体に青と白の縦縞の大きなパンツ(名前の由来)のみを着用。そのパンツの中にはカナヅチノコギリといった様々なモノが収納されており、『ドラえもん』の四次元ポケットに似ていると公式サイトでも指摘されている。基本的に性格は温厚かつ良心的だが、そこを六つ子やイヤミに利用されることも多い。動物好きで、犬、猫を多く飼っており「坊や」と呼んでかわいがっている。一人称は「ワス」で、語頭に「ホエホエー」、語尾に「〜だス」をつけて話す。イヤミ・チビ太・ハタ坊とは違って主役を演じることはなく、大富豪役や会社重役、善良医師役の他、ギャングのボスや刑務所の看守といった悪役も演じている。六つ子のおじさん役、トト子、ハタ坊の父親役で出演したこともある。年齢は、50 - 60代。
科学者「デカパン博士」として登場するときは、飼い猫を人間の本音がわかる「エスパーニャンコ」にしたり[38]、人格が入れ替わる薬を発明したり[39]で騒動の原因になることが多い。
アニメ第2作では、原作同様医師や大富豪の他、17話と78話では神様役を演じている。40話では太郎という息子が登場、ピンクと白の縦縞のパンツ姿で、寝ているところを起こされるとレッツラゴンのイラ公のごとく暴れる。40年後では100歳であるにもかかわらず、製薬会社の社長をやっている。
『大人になったおそ松くん』では25年後も髭が白髪交じりになったぐらいで外見にほとんど変化は見られない[28]
ダヨーン(駄四)
声 - 神山卓三→大竹宏(第1作)、神山卓三(第2作、大一版CR)、緒方賢一(第2作80-83話の代役)、茶風林(サンスリー版CR)
頭髪を真ん中から分け、垂れ目で異様に口が大きな壮年。大食いだが、体は太っておらず、痩せた体型。53歳(アニメ第2作の40年後で93歳と言いかけて訂正するシーンがある)。下駄を履いている(アニメ第2作・スピンオフ作品では、黒い革靴を履いている。漫画版でも「らくがきインベーダー出現」などでは革靴を履いている)。俳句が趣味。とぼけていて、間の抜けた印象の強いキャラクターだが、西部劇では渋いシェリフも演じた。役柄は警官や商店主、またはイヤミに対する債権者役が多い。デカパン同様主役を演じることはないが、シェリフ役での副主人公は何度かあった。また、アニメ第2作では、ムナゲキャサリン怪人ダヨン面相などといった悪役を演じることが多い。一人称は「ワシ」で語尾に「〜だヨーン」をつけて話す。言葉のところどころに「ダヨーン」をつけるのが口癖。藤子不二雄Aの『マンガニカ』によると、つのだじろうの長兄の角田喜代一が、ガラスに顔を押し付けた時の顔がモデルとされている(藤子Aの『フータくん』に登場する「テツカブ」も同一人物がモデルであるという)。また、滅多にないが、時折とんでもない怪力を見せることもある(CRにおいて図柄を次々と投げ飛ばしたのが例)。
名前の由来は「ダヨーン」という、彼の口癖がそのまま名前になってしまったためである。
原作・アニメ第2作ともに同じ顔の娘がいる設定の時があり、特に原作のほうではチョロ松に好意をいだいており「チョロ松くん、好きダヨーン」と口調まで同じであった(チョロ松はこの事実を知った時、茫然としていた)。
『大人になったおそ松くん』では25年後売れっ子コメディアンになったハタ坊の付き人をやっている[37]
トト子 (ととこ)
声 - 白石冬美、沢田和子(第1作)、松井菜桜子(第2作・サンスリー版CR)
本作のヒロインで、六つ子たちあこがれの美少女。髪型はお下げ髪にリボン、ふくらんだ頭頂部にカチューシャを付けている。真面目で優しい性格だが、ないがしろにされると拗ねてかんしゃくを起こすこともしばしば。誕生日は、名前を表すように10月15日。日常回では六つ子の同級生という設定が多い(年齢は13歳、18歳という説もある)。名前の由来は両親が魚屋を営んでいることから。(トト=幼児語で魚のこと)
初登場回では“ファイティング弱井”というリングネームのボクサーの兄がいて、兄譲りの腕力でおそ松を叩きのめしている[40]。その後も怒ると六つ子全員にパンチを食らわせる強いヒロインとして登場するが、次第にこの設定はなくなり、普通の少女になった。サンデー版最終話『いまにみていろミーだって』ではデカパン社長の秘書役で登場するが、わずか4コマしか登場せず、話には全く関わらない。
キング版では『チビ太の金庫破り』以外ほとんど登場していない。
最新版では再びヒロイン役として登場。怒った時は鉄拳制裁だけでなく言葉遣いも荒くなる。
アニメ第2作では、外見に反して腹黒い性格のヒロインに設定変更され、ギャグシーンにも絡むようになった。32話では六つ子一家の隣に越してきた美少女クミコ(声:川村万梨阿)をねたみ、呪いの藁人形で攻撃しようとしたり、85話では松子(若返った松代)に嫉妬して執拗な嫌がらせをしている。服装は日常回ではピンク色のブラウスにサロペットスカート、白いハイソックスと赤い靴に統一されているが、話によってはバニーガール婦人警官ビキニ姿なども披露している。
ひみつのアッコちゃん』の主人公加賀美アツコに酷似。公式サイトでも「瓜二つなのはご愛嬌」とされている[41]。1989年に発行されたコミック本のあとがきで、似ていることを指摘された赤塚自身が「そんなわけないだろ」などと逆ギレ気味に反論している。ただし一方では、赤塚が生前「トト子イコールアッコ」という趣旨の発言を残していたらしい、とも伝えられている。最新版には自ら「ひみつのアッコちゃん」と偽って無銭飲食を企てたが失敗に終わるエピソードがある[42]
『大人になったおそ松くん』ではレギュラー陣以外の男性と結婚し一児の母となっており、過去に六つ子全員と付き合ったことが明かされている[43]。また、2人目を出産予定である[28]

他作品からのスピンオフキャラ[編集]

本官さん
声 - 千葉繁
天才バカボン』に登場する、「目ん玉つながりのおまわりさん」。連載後期、最新版に登場。
最新版ではヤクザの組員であるチビ太の舎弟になったおそ松にピストルを撃ったところ、コルト拳銃を連射され「本官よりピストルのタマをうつやつだ」と逃げ出したが、おそ松は本官さんの言葉で我に返りヤクザから足を洗った[44]
アニメ第1作では未登場。アニメ第2作では19話まで登場したが、その後八頭勝三と交代している。実質的な総集編である85話では、イヤミの記憶の回想という形で再登場を果たした。
下記の八頭が転勤後したも、OPやアイキャッチ、EDなどは本官さんが出演し続けた。
レレレのおじさん
声 - 千葉繁
『天才バカボン』(アニメ天才バカボンの元祖・平成・レレレを含む)とおそ松くんに登場しているホウキを掃くおじさん。「レレレのレー、おでかけですか?」が口癖。天才バカボンに出演している時に着ている服の色は濃い黄色だが、おそ松くんに出演している時に着ている服は濃い緑色であり、おそ松くんに出演している時のおじさんの方が若干背が高い。漫画では主に少年キング版に、アニメ第2作では19話まで出演していた。
ニャロメ
声 - 千葉繁
赤塚作品(初出は『もーれつア太郎』)でおなじみのキャラクターである。
本家とは違い、自分のことを「ニャンゲン」だと思っておらず、人間の女の子に恋をしない。魚が大好物でよく魚泥棒したりゴミ捨て場でゴミを漁る。
アニメ第2作の『おでんと初恋どちらがだいじ』ではニャロ子という彼女がいる。
べし
声 - 水鳥鉄夫
赤塚作品でおなじみのキャラクターである。片目を閉じたカエルで語尾に「〜べし」をつけて話す。
アニメ第2作の『大富豪チビ太さまザンス! 』では8匹もおり、音楽を演奏していた。
漫画原作にはほとんど登場しない。
ケムンパス
声 - 神山卓三、緒方賢一(代役)
赤塚作品でおなじみのキャラクターである毛虫で、語尾に「〜ヤンス」をつけて話す。イヤミたちに嫌われている。
アニメ第2作の『おでんと初恋どちらがだいじ』ではケム子という彼女がいる。
漫画原作にはほとんど登場しない。
夜の犬
赤塚作品でおなじみのキャラクター、その名の通り夜だけ現れて前足一本で逆立ちをしているブルドッグ種。
ジャジャ子
声 - 神代知衣
『ジャジャ子ちゃん』の主人公。『おそ松くん』では、ハタ坊のいとこという設定で登場した。おでん嫌いだったが、好意をよせてきたチビ太がおでん嫌いになろうとする姿を見てひかれ、おでんを食べてみたらおでん好きになったという経緯を持つ。家は赤塚台駅から100mもない距離にある、隣の駅という駅が最寄り駅ということになっている。アニメ第1作、2作共に登場。但しちゃんとした台詞があるのはアニメ第2作『おでんと初恋どちらがだいじ』のみ。
マセリ
レッツラゴン』に登場する毛虫キャラクター。『チビ太の金庫破り』(トト子が閉じ込められるバージョン)の原作に登場。イヤミ刑事が拾い食いしようとした食べ物の中から現れた。
ケムンパス同様イヤミは嫌がっており、他作品から出てくるなと言われている。
バカボンのパパ
声 - 富田耕生
アニメ第2作最終話に登場し、後番組の『平成天才バカボン』の告知を行った。
アニメ第2作終了後作られた特番『バカボンおそ松のカレーをたずねて三千里』でも松野親子やチビ太・イヤミなど主要メンバーと共演した。
バカボン
声 - 林原めぐみ
パパ同様、アニメ第2作終了後作られた特番『バカボンおそ松のカレーをたずねて三千里』でも松野親子やチビ太・イヤミら主要メンバーと共演。

エイリアン[編集]

アニメ第2作の14話・44話・85話と竹書房版の20巻に登場し、体は柔軟性でゴムのように伸びる。44話では地球を撮影した宇宙人が去っていく時にフジサンケイグループ目玉マークを描いて帰っていった。

ナンマイダー
声 - 大平透
男。眉毛と目がつながっている。エイリアンのボス。名前は、なんまいだぶつからきている。一人称は「あたい」。顔は赤色
ゴンベーダー
声 - 丸山裕子
男。放射線状の髪の毛が特徴。おそ松に化けた。ジンベーダーと気が合う。一人称は「オラ」。顔は紫色
ジンベーダー
声 - 太田淑子
男。カール状のヒゲが特徴。チョロ松に化けた。ゴンベーダーと気が合う。一人称は「あたし」。顔は黄緑色
アッカンベーダー
声 - 千葉繁
男。いつもを出しているひょうきん者。一人称は「ボク」。顔はオレンジ色
バブバブダー
声 - 松井菜桜子
女。赤ん坊のような性格でおしゃぶりをくわえている。一人称は「わたし」。顔はピンク色
カレンダー
声 - 神山卓三
男。鼻がのマーク。名前はカレンダーだけど、カレンダーではない。一人称は「拙者」。顔は緑色
シンジマッタダー
声 - 横尾まり
男。鼻に絆創膏を貼っている。名前と一人称は帰ってきたヨッパライが元になっている。一人称は「オラ」。顔は水色
インベーダー
声 - 阪脩(14話)、水鳥鉄夫(85話)
男。おそ松とチョロ松をさらってきたエイリアン。仲間紹介の後にコレデオシマイダーと言う。一人称は「わたし」。顔は黄色

コミックス[編集]

1963年に青林堂から全5巻が、1964年に東邦図書出版から全4巻が刊行される[1]が続刊されず、曙出版からアケボノコミックス『おそ松くん全集』として全31巻が1968年から1975年にかけて刊行された。当初は「少年サンデー」(週刊・月刊)を中心に、「ボーイズライフ」や学年誌に連載された作品を24巻まで刊行(カバーは全て色違い)、24巻の最後は連載最終話に掲載された「いまにみていろミーだって」ではなく、前月掲載話「ドロボウは教育のために」に入れ替えられ、最後のページの空白に全集が24巻を持って完結したというお知らせが加えられていた。その後1973年より「少年キング」版を追加、更に「赤旗」日曜版(日本共産党)に連載したハタ坊のスピンオフ作品「ハタ坊とワンペイ」を「別巻」として2巻刊行、この時本のカバーをピンク色にし、それまで刊行した24巻もピンク色にして、31巻+2巻として再発売した。この曙版は最も普及したコミックスであり、これを定本とする見方もある。

小学館からもゴールデンコミックスとして全1巻が、また汐文社のホームコミックスからは傑作選として5巻、朝日ソノラマのサンコミックスからも自選傑作集として10巻の単行本が刊行されていた(いずれも絶版)。

上記のコミックスは長年入手困難であったが1988年のアニメ第2作放送に伴い、講談社から少年サンデー版及び少年キング版を収録した全34巻と、コミックボンボン連載分29話中計20話を収録した「最新版」全2巻のKCボンボンコミックスが発刊された(こちらも現在は絶版)。

全34巻の講談社版と曙出版の『おそ松くん全集』のタイトルを以下に記す。

講談社版
  1. 六つ子でてこい!の巻
  2. いかした顔になりたいよの巻
  3. びっくり六つ子が一ダースの巻
  4. モモから生まれたチビ太郎の巻
  5. 六つ子なんかに負けないぞの巻
  6. チビ太に清き一票を!の巻
  7. チビ太のおつむは世界一の巻
  8. おフランスがえりのデザイナーの巻
  9. チビ太なぜなくのの巻
  10. とつげきーっ! ノラネコ作戦の巻
  11. デカパン城の御前試合の巻
  12. ハタ坊は億万長者の巻
  13. ハタ坊をマークしろの巻
  14. イヤミの水戸黄門の巻
  15. イヤミのお見合いの巻
  16. 六つ子の生活取材にきたよの巻き
  17. チビ太はママになりましたの巻
  18. イヤミがロボット発明すればの巻
  19. 忍法おぼえて六つ子にかとうの巻
  20. イヤミの保険損か得かの巻
  21. バイキングの逆襲の巻
  22. 下町のチビ太キッドの巻
  23. オトギばなしのデベソ島の巻
  24. イヤミ一人風の中の巻
  25. 六つ子一家に復讐だの巻
  26. ぼくらはグランプリレーサーの巻
  27. いまにみていろミーだっての巻
  28. シェーのおしうりの巻
  29. おつむの中身を入れ替えるだすの巻
  30. デッパ神の三つのねがいの巻
  31. ミーは超能力者ざんすの巻
  32. モテモテイヤミはつらいざんすの巻
  33. イヤミのウラミは死をよぶざんすの巻
  34. 涙ナミダの芸術ざんすの巻
アケボノコミックス版
  1. 六つ子でてこい!
  2. いかした顔になりたいよ
  3. びっくり六つ子が一ダース
  4. 六つ子なんかに負けないぞ
  5. チビ太に清き一票を!
  6. チビ太のおつむは世界一
  7. おフランスがえりのデザイナー
  8. チビ太なぜなくの
  9. はいけいドロちゃんさま
  10. デカパン城の御前試合
  11. ハタ坊も億万長者になれる
  12. ビローンと笑って百万円
  13. ヤニがでるまでふくしゅうするぜ
  14. イヤミ左善だよらば斬るざんす
  15. ぼくらのクラスは先生が二人
  16. パロディ版だよ宝島
  17. テンノースイカばんざいよ
  18. 江戸工城の忠臣蔵だ
  19. 下町のチビ太キッドの物語
  20. オトギばなしのデベソ島
  21. イヤミはひとり風の中
  22. キャプテンかあちゃん
  23. 突撃イヤミ小隊
  24. オメガのジョーを消せ
  25. シェーのおしうり
  26. イヤミの結婚相談所
  27. オンナドブスはバケモノざんす
  28. これがイヤミのテクニック
  29. 念力でヘンシーンざんす
  30. 死んでもスケベはなおらない!
  31. これでオシマイおそ松くん


2007年現在、新刊で入手可能な物は竹書房より竹書房文庫で刊行されている全22巻と、小学館文庫の『赤塚不二夫名作選1 おそ松くん』である。このほか「コミックパーク」にて小学館「赤塚不二夫大全集」より購入可能(講談社版を底本とした全34巻および『最新版おそ松くん』全2巻)。

収録作が多い順に曙版、講談社版、竹書房版はサンデー掲載分は完全収録されてはいるものの、いずれも未収録の作品がある(小学館の学年誌・週刊少年キング掲載分の一部や「ボーイズライフ」1966年7月号掲載分[注 1]「コミックボンボン」連載の最新版の後期作品など)。なお、キング版は最初の曙版では全話が収録されたものの、後に発売された講談社版には人体の欠損、切断シーンの多い3話分[注 2]が間引かれている。

竹書房は95年頃、「天才バカボン」や「もーれつア太郎」の文庫が好評だったことから、本作の文庫化も行われたものの、売れ行きが悪く第1回配本の7巻で刊行が打ち切られてしまったが、04年に完全版として再刊行し、全22巻を刊行しきった。

なお竹書房版に収録された作品のサブタイトルは、曙版より引用しているが、差別用語等が入っている[注 3]、時事ネタが含まれている[45]、菊タブーに値する物[46]などで改題されたものもある。完全版を謳ってはいるものの、小学館の学年誌掲載分は省かれ、また、過激な描写が多いキング版は「リバイバル版チビ太の金庫破り」を含めた19話分しか収録されていない。

eBookJapanから配信されている電子書籍版全34巻では、これまで未収録だった「コミックボンボン」「テレビマガジン」掲載分全てに加え、少年キング版全話、ボーイズライフ掲載話、月刊少年ジャンプ(1976年8月号)掲載『帰ってきたおそ松くん』が収録された。その一方、小学館の学年誌掲載の作品は未収録である[47]

また、ソフトガレージから『なのだ!?天才バカボン』に続く第2弾として、『なのだ!?天才バカボン』最終巻(第10巻)の最終ページで、本作と『もーれつア太郎』の刊行が予定されていたものの、実現には至らなかった。

2016年2月25日にはアニメ『おそ松さん』のヒットに伴い、秋田書店からコンビニエンスストア限定コミック『かわいいおそ松くん』が発売(税込500円)[48]、「週刊少年サンデー」作品を中心に(「少年キング」版は未収録)、電子書籍版に収録された「BAD MAN」(『バットマン』のパロディ)や、「コミックボンボン」「テレビマガジン」掲載話、曙版、講談社版のみに収録された学年誌掲載話3本を収録している。

なお、連載第1、2回は単行本の際にコマ割が編集されており、編集前のバージョンは竹書房版(95年版、04年版共通)ソニー版の電子書籍に収録されている。

ドラマ[編集]

おそ松くん
イヤミ・チビ太の板前一本勝負
ジャンル 単発テレビドラマ
放送時間 月曜19:30 - 20:54(84分)
放送期間 1985年12月16日(1回)
放送国 日本の旗 日本
制作局 フジテレビ
演出 奥村隆市
原作 赤塚不二夫
脚本 土屋斗紀雄
出演者 中島陽典
所ジョージ
渡辺千秋
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1985年12月16日には月曜ドラマランドで「おそ松くん イヤミ・チビ太の板前一本勝負」として放送された。

松野家をはじめとする登場人物が飲食店経営に携わるなど、原作とは異なる世界観で物語が進む。

ストーリー(ドラマ)[編集]

おそ松たち六つ子の料亭・松野屋とイヤミがコックをするレストラン松野亭は仲が悪い。松野亭ではチビ太が板前の修業をしていた。そこへ日本一の料理評論家・海原がやってきてチビ太とイヤミに料理対決をさせる。

原作とドラマ版の相違点[編集]

  • 主役であるチビ太は女性に変更されている。
  • イヤミの髪型が短髪でありヒゲももみあげも生やしておらずめがねを掛けている。出っ歯は入れ歯。また、語尾に「〜ザンス」をつける回数が少ない。
  • トド子が黒めがねを掛けている。トド子とトトコは姉妹と設定されている。
  • デカパンに頭髪があり、体型も痩せ型になっている。ちゃんと服も着ている。
  • 本官さんの目がメイクでありヒゲを生やし付け出っ歯をしている。
  • ダヨーンの顔が普通の顔になっている。ヒゲはメイク。
  • 六つ子は劇中でのけがのため後半には登場しない。

キャスト(ドラマ)[編集]

スタッフ(ドラマ)[編集]

アニメ[編集]

テレビ第1作[編集]

アニメ版の第1作にあたる『おそ松くん』は、1966年2月5日から1967年3月25日まで毎日放送制作、NET系列[49]で放送された。製作はスタジオ・ゼロチルドレンズ・コーナーが行った。 毎日放送のテレビアニメ製作初参入作品にして、在阪局初の自社製作テレビアニメでもある。

制作[編集]

赤塚不二夫のアシスタントだった長谷邦夫によれば、チルドレンズコーナーは元々ニュースフィルムの会社で、アニメ未経験の新人アニメーターが制作したため、原作者の赤塚は出来上がりに不満を漏らしていた。シリーズ後半では一部制作をスタジオ・ゼロが担当するようになり、赤塚側の提案で「チビ太の金庫破り」を二部にわけることで30分1話として制作、局の同意を得て放送した[50]

フィルムの紛失と再発見[編集]

第1作はモノクロ作品のため、1960年代末期から1970年代初頭まで東京12チャンネル(現:テレビ東京)で再放送されたことはあったが、以後はほとんど再放送されず、その後フィルムも行方不明となっていた。1990年に毎日放送千里丘スタジオにあるフィルム保管倉庫から『ファイトだ!!ピュー太』『かみなり坊やピッカリ・ビー』と共に発見され、開局40周年記念のVHSビデオ「レトロアニメ劇場1 おそ松くん」として発売、関西ローカルで再放送もされた。特番で他局へ映像を提供する際は放送時に「映像提供 毎日放送」または「映像提供 MBS」とテロップで表示される。また、おそ松役の加藤みどりを始めとする声優陣に加え赤塚不二夫がVTR出演し、タモリ明石家さんまが赤塚不二夫作品とその人柄を語る2時間の特番が組まれた。

2002年には35年ぶりにCSでTV放送された。本放送当時の毎日放送はNETテレビ(現:テレビ朝日)とネットを組んでいた(いわゆる腸捻転解消前)ため、TBS(腸捻転解消後の毎日放送ネット系列)では本放送が放送されていなかったが[注 4]、CSでの再放送はTBS系列のTBSチャンネルで行われた。

ビデオソフト[編集]

1990年と2002年に、ビクター音楽産業(現:JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント)からVHSが発売。2001年、パイオニアLDC(現:NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン)より全話DVD化された[51][52]。特典映像を加え4枚組セット全3巻を発売。2002年から2003年にかけて単品でも発売された[53]。2006年、スバックより500円DVDとして発売、翌年3月までに6万5千本を売り上げた[54]

キャスト(第1作)[編集]

スタッフ(第1作)[編集]

主題歌(第1作)[編集]

1度だけ変更がされているが、いずれも作者である赤塚不二夫自ら作詞を手がけている。なお、オープニング曲がそのままエンディング曲にも使われていた。

「おそ松くんのうた」(第1話 - 第25話)
作詞 - 赤塚不二夫 / 作曲 - 渡辺浦人 / 唄 - 六つ子(加藤みどり、山本圭子、北浜晴子、東美江)、イヤミ(小林恭治)、チビ太(田上和枝) セリフ - 松代(麻生みつ子)
「おそ松くんのうた2」(第26話 - 最終話)
作詞 - 赤塚不二夫 / 作曲 - 三保敬太郎 / 唄 - 藤田まこと

各話リスト(第1作)[編集]

話数 サブタイトル 話数 サブタイトル 話数 サブタイトル
1 1 るすばんは犬にまかせろ 20 39 いやみなイヤミなお客さん 39 77 デカパン杯いじわる大競馬その1
2 こじきロボット 40 チビ太のマドロス 78 デカパン杯いじわる大競馬その2
2 3 井矢見のつり堀 21 41 イヤミのオフランス軒 40 79 自動車レース一等だジョー
4 40人の盗賊 42 家出したお父さん 80 チビ太の動物園エサ係
3 5 チビ太ののらねこ作戦 22 43 イヤミのダイヤモンドいれ歯 41 81 花よりけんか
6 空からきたドロボウ 44 進め!! ネコ部隊 82 ゆうかいされた? おそ松くん
4 7 お手伝いロボット 23 45 イカレた九官鳥 42 83 金庫破りはやめた! その1
8 井矢見のクリーニング屋 46 チビ太の子守歌 84 金庫破りはやめた! その2
5 9 近道はこちら 24 47 ポンコツ逃亡者をつかまえろ! 43 85 グランプリ全滅レース
10 ビロ〜ンと笑って100万円! 48 ぼくお金持ちだジョー 86 チビ太の親さがし
6 11 ねらわれたおそ松 25 49 スーパーケチのおじいさん 44 87 タダでスキーをしようその1
12 チビ太の三四郎 50 ほえほえ山のぼり 88 タダでスキーをしようその2
7 13 魔法のヤカン 26 51 おフランス式占い機 45 89 わしのボーナスをかえせ!
14 怒れ! スーパーマン 52 なんでもやるよ6回戦 (59) それいけクマ松
8 15 帽子をとったらハイそれまでよ 27 53 お父さんのロボット作戦 46 90 放火魔はオデンが好き
16 いのしし狩り 54 おいだせ! うそつき二人組 91 けんかロボット大暴れ
9 17 イヤミの歯医者 28 55 おんぼろキャンプ騒動 47 92 クリスマスきびしいザンス
18 ぼうふらちゃんの仇を討て! 56 ガードマンだぞ! おそ松くん (57) 七人になった六つ子
10 19 ぼくはジャイアントチビ太! 29 57 七人になった六つ子 48 93 クマの親子ご案内
20 逆襲! ペペン作戦 58 うりこみ合戦 94 デカパンオリンピック
11 21 養子になったおそ松くん 30 59 それいけクマ松 49 95 トト子ちゃんの年賀状
22 チビ太の透明人間 60 チビ太がペットだす (10) ビロ〜ンと笑って100万円!
12 23 ひっこしてきたカワイコちゃん 31 61 ゴロニャンお天気博士 50 96 スキーもおフランス式
24 大あばれスモッグ一家 62 ひとりぼっちのカバ太郎 97 魔法のランプはもういらない
13 25 オツムの実験ぜったい反対!! 32 63 ほんとのこというな 51 98 オニババこわーい
26 イヤミのデザイナー 64 10万円の怪電話 (63) ほんとのこというな
14 27 忍法イヤミ流 33 65 イヤミのインチキ海の家 52 99 ケケッぼくは名探偵
28 クラス委員長はケケおれだい! 66 チビ太の大サーカス (1) るすばんは犬にまかせろ
15 29 イヌになった? チビ太 34 67 チビ太の綱わたり 53 100 おつむのかがやき世界一
30 あやしい転校生 68 おそ松はわるい子 (73) パパ、タバコやめなさい
16 31 タイムマシンで石器時代へ 35 69 わんぱくワン公キライッ! 54 101 チビ太ジャングルへ行く
32 がらくた作戦 70 泣く子もだまるアリ部隊 (76) ゴルフ高くつくジョー
17 33 チカ子ちゃんとチビ太 36 71 おでんノイローゼチビ太 55 102 モモから生れたチビ太郎
34 ねてる子を起すな 72 タヌキをだませ! (85) グランプリ全滅レース
18 35 あやしき? プレゼント 37 73 パパ、タバコやめなさい 56 103 空から突撃ケケケッ
36 虫歯のことならドクトル・チビ太へ 74 チビ太空をいく 104 特別番組・これが六つ子だ
19 37 チビ太はイイコか? 38 75 チビ太だけが親孝行 ※ ( ) 括弧内は再放送
38 チビ太のガールフレンド 76 ゴルフ高くつくジョー

放送局(第1作)[編集]

放送系列は放送当時のものとする。

放送地域 放送局 放送系列 ネット形態 備考
近畿広域圏 毎日放送 NETテレビ系列 制作局 現在はTBS系列
関東広域圏 日本教育テレビ(NETテレビ) 同時ネット 現:テレビ朝日。
中京広域圏 名古屋放送 日本テレビ系列
NETテレビ系列
福岡県 九州朝日放送 NETテレビ系列
北海道 北海道放送 TBS系列 金曜 18:00 - 18:30(6日遅れ)[56]
青森県 青森放送 日本テレビ系列 遅れネット
岩手県 岩手放送 TBS系列 現:IBC岩手放送。
宮城県 東北放送
秋田県 秋田放送 日本テレビ系列
山形県 山形放送 本放送終了後に山形テレビでも放送。
福島県 福島テレビ 日本テレビ系列
TBS系列
福井県 福井放送 日本テレビ系列
山梨県 山梨放送
静岡県 静岡放送 TBS系列 金曜 17:00 - 17:30(2か月遅れ)
富山県 北日本放送 日本テレビ系列 遅れネット
鳥取県 日本海テレビ 当時の放送エリアは鳥取県のみ。
島根県 山陰放送 TBS系列 当時の放送エリアは島根県のみ。
広島県 中国放送 広島ホームテレビ開局後の1972年にも再放送を実施。
山口県 山口放送 日本テレビ系列
徳島県 四国放送
香川県 西日本放送 当時の放送エリアは香川県のみ。
愛媛県 南海放送
大分県 大分放送 TBS系列
宮崎県 宮崎放送
鹿児島県 鹿児島テレビ フジテレビ系列
日本テレビ系列
NETテレビ系列
本放送終了後に放送。
沖縄県 沖縄テレビ フジテレビ系列

他ネット局あり。

テレビ第2作[編集]

1988年2月13日から1989年12月30日までフジテレビ系列で放送。制作はスタジオぴえろ(後のぴえろ)が担当した。 表題は『おそ松くん』であるが、旧作と区別するために『新・おそ松くん』『平成のおそ松くん』と呼ばれることがある。

スタッフィング[編集]

ハクション大魔王』『タイムボカンシリーズ』など長くギャグアニメを手掛けてきたタツノコプロ系の流れを継ぐスタジオぴえろがこの作品で初めて赤塚アニメの制作に携わった。また、シュールなコメディを得意とする浦沢義雄が脚本家の一人として参加した[57]

キャスティング[編集]

六つ子役の声優陣は前作同様全員女性で、カラ松、一松、十四松を演じた声優たちは他の役も掛け持ちしているため、ハタ坊、トト子、かあさんの出番がある時は、エンディングのクレジットに名前が表示されない。

チビ太役を演じた田中真弓は、今まで数多くのキャラクターを演じてきた中でも特に彼を気に入っている[58]。イヤミ役を演じた肝付兼太はこの役のオーディションを受ける際、「10年前にこの役をやれたらもっとテンションを上げられたのに」と思っていた。それでも収録が終わると「今日は毛細血管が7本切れた」というくらいテンション高く演じていた[59]明石家さんまにはイヤミ役の依頼があったが会社のギャラが合わなかったらしく、事務所が勝手に断ったらしい。2002年9月23日に放送された『痛快!明石家電視台』にて、さんま本人は「心残りだ」と打ち明けた[60]

内容[編集]

原作漫画のアレンジが少なかった第1作に比べ第2作ではアレンジされているものが多い。第31話は時代設定を現代から江戸時代に変更している。第17話ではハタ坊を脅す悪役をイヤミが演じている。トト子、デカパン、ダヨーン、ハタ坊のサブキャラクターが毎回なんらかの役で出演しているが、このために原作でモブキャラクターが演じている役を割り振ったり、オリジナルエピソードを付け加えている。第52話(原作「ウソ発見爆弾だス」)では原作に登場しない婦人警官をトト子、戦車部隊を六つ子が演じている。第68話は「かわいそうなのはとうちゃんでござい」「潮干狩りならドブの中」「イヤミとサメとゴムボート」の3話のエピソードをあわせて構成している。オリジナル回では第46話が『アンタッチャブル』、第74話が『怪人二十面相』など有名作をモチーフにしたものがあった。西遊記をモチーフにした第64話の「ちびざるチビ太の大冒険!」と第65話の「トト子のわがままオシャカ様」は1週では収まりきらず、 唯一の2週1話完結作品となった。

ファンの間で人気の高かった「チビ太の金庫破り」はほぼ原作に沿ってアニメ化され、赤塚不二夫公式サイトでは音声を削除したダイジェスト動画が公開されている[61]

全体的な特徴として1988年当時の流行を取り入れていることが挙げられ、例えばイヤミが光GENJIのファンだという設定があったり、トト子がのりピー語をしゃべる場面がある。また、41話「摩天楼のホワイトクリスマス」では、ホテルに遅れた「フランク・ハタボー」の代役としてホテルのボーイ役である六つ子が光GENJI流のローラースケートを履いたパフォーマンスを披露するも失敗して大ブーイングを食らい、その後歌手志望のトト子がイヤミの伴奏と共に松田聖子の「スイートメモリーズ」を歌う場面がある。他にも80話「イヤミの冬ごもり作戦ザンス」では当時ブレークしたウッチャンナンチャンが登場した。

キャラクター面での特徴としては、イヤミとチビ太が主役同然となっており、特にイヤミの存在感は大きなものとなっている。アニメ本編の内容もさることながら、主題歌・次回予告においてもイヤミの個性がより大きく取り上げられている。逆におそ松を除く6つ子たちはかなり脇役の位置にされている。また、キャラクターデザインや演出は初期は原作に近かったものの、後半はアニメ独自のキャラクターデザイン、演出になっている。

ミニコーナー[編集]

第2作ではエンディングの後にミニコーナーが設けられており、時期によって異なっていた。 第30話までの毎話にイヤミが「○○○は×××ざんすよ! シェー!」と叫ぶコーナーが設けられていた。 当初は話に基づいた教訓などを述べていたが[注 5]、当時のプロ野球ネタやそれ以外のスポーツ選手ネタが増えていった。なお、イヤミが「シェー!」と叫ぶシーンでは本作のロゴと「次回 お楽しみに」の文字テロップが表示されている。

第31話から第61話までは、「みんなのシェーポーズコーナー」が設けられ、シェーをしている全キャラクターの上で、視聴者より寄せられた、シェーをしている写真が載せられた。その後、群馬テレビ・チバテレ・AbemaTVでの再放送では「みんなのシェーポーズコーナー」はカットされ代わりに第30話まで使用されたイヤミが「シェー!」と叫ぶシーン(「○○○は×××ざんすよ!」を削除したもの)の静止画に差し替えられている。

第62話以降はチビ太が様々な事柄に文句を言う「今週のてやんでえバーローコーナー」が不定期に設けられていた。

アニメのみの登場人物[編集]

八頭 勝三(やつがしら かつみ)
アニメのオリジナルキャラクター。21話から本官さんの代わりに転勤してきた無精ひげのおまわりさんで、23話で自己紹介をした。本官さんと同じ性格・声優ながらも、極度の人形好きでその人形を『カオルちゃん』と呼んでいる。人形を持って『ねぇ、カオルちゃん』『そうよ、そうよ』などと、独り言をたびたび言っており、腹話術バージョンおままごとバージョンがある。人形を粗末にされると激怒し、62話でおそ松らに人形を投げ返されたときは銃を乱射していた。また、43話ではトト子にブ男呼ばわりされ激昂した。
年齢は推定30代中頃で、40年後でもその人形を持っている。モデルは『天才バカボン』などで描かれていた「オカマのカオルちゃん」というキャラクターで、人形の名前の由来にもなっている。髪型も43話等では「オカマのカオルちゃん」同様のモヒカン刈りであるがツルッパゲの時もある。

他の赤塚作品との関係[編集]

次番組である『平成天才バカボン』は、本作品の製作スタッフの多数が参加しており、おそ松くんのキャラクターが時々出てくるほか、音楽についてはほぼ共用となっていた。さらには特別編として1991年10月に『バカボンおそ松のカレーをたずねて三千里』という両作品のキャラクターが競演するアニメーションも製作された。また、原作漫画には登場しないニャロメやレレレのおじさんなど後の作品のキャラクターも出演している(ただし、レレレのおじさんは途中まで)。

ソフト化・再放送[編集]

2003年にテレビシリーズがDVDBOX化されており、テレビスペシャルの『あっぱれチビ太の鬼たいじザンス』及び天才バカボンと共演した『バカボンおそ松のカレーをたずねて三千里』は2011年4月に発売された「赤塚不二夫 DVDコレクション」にて初めてDVD化された。

2000年代前半にCSチャンネルのキッズステーション、2005年ごろに同じくCSチャンネルのアニマックスで本作の再放送が行われた。また、2015年9月から群馬テレビ、2015年11月からチバテレ、2016年4月からはインターネットテレビ局のAbemaTVで本作の再放送がそれぞれ行われている。

キャスト(第2作)[編集]

スタッフ (第2作)[編集]

主題歌(第2作)[編集]

オープニングテーマ - 「正調 おそ松節」
作詞 - 秋元康 / 作曲 - 見岳章 / 編曲 - 竜崎孝路 / 唄 - 細川たかし
歌詞はそれぞれ1番はサラリーマンの父親、2番は専業主婦の母親、3番は"バカ息子たち"についての内容となっている[63]
オープニング映像は、イヤミが走り去った六つ子たちに倒される映像が流れた後、イヤミが1番の歌詞に合わせてサラリーマンに扮するという演出がとられている[63]。本作のオープニング映像は2009年8月からTBSの『リンカーン』のオープニングでアレンジが施されたうえで使われた。イヤミ役は三村マサカズで、その他のレギュラー陣が六つ子を演じた。
エンディングテーマ - 「おそ松くん音頭」
作詞 - 森雪之丞 / 作曲 - 中山大三郎 / 編曲 - 竜崎孝路 / 唄 - 細川たかし
1番は「六つ子は服装やパーツを取り換えてもどれも同じ」という内容で、音韻の都合でトド松と十四松の順番が逆になっている[64]。2番は「イヤミやチビ太といったサブキャラクターたちのトレードマークを入れ替えたらめちゃくちゃになった」という内容であり、3番は2番の内容をさらにスケールアップさせたものになっている[64]
「おそ松くん音頭」というタイトルながらも、振り付けには「シェー!」のポーズが何度も見られる。

各話リスト(第2作)[編集]

アイキャッチ
1話 - 65話
キャラクターの顔と目鼻口が入れ替わりを繰り返す演出がとられる。
【CM前】おそ松⇒イヤミ⇒チビ太⇒ダヨーン⇒トト子⇒チョロ松の順
【CM後】トド松⇒デカパン⇒ハタ坊⇒レレレのおじさん⇒本官さん⇒松造⇒松代⇒カラ松の順
66話 - 最終話
【CM前】モノクロ画面で屈伸しているチビ太を、イヤミがハンマーで殴るとチビ太が貯金箱のように崩れ、中から金銀財宝が出てきた。そしてイヤミが喜びのシェーをすると画面がカラーに変わるというもの。
【CM後】モノクロ画面で喫煙しているイヤミを、チビ太がハンマーで殴るとイヤミが崩れ、中から小さなイヤミが数人出てきた。そしてチビ太が驚きのシェーをすると画面がカラーに変わるというもの。
次回予告
大抵の回はOPのカラオケ版が流れ、登場人物が次回予告のナレーションを演じるが、第17話、第21話、第40話では、ドラマ風になっている。
話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督 初回放送日
1 シェーッ! 六つ子ザンス! 星山博之 鴫野彰 川端宏 1988年
2月13日
2 うらないは、こりごりザンス 浦沢義雄 うえだひでひと アベ正己 2月20日
3 天才イヤミの化け薬ザンス! 星山博之 渡部高志 岸義之 2月27日
4 シェ〜ッ!! ミーはバレリーナ 浦沢義雄 横田和善 熊坂礼次 山崎勝彦 3月5日
5 チビ太の恋はハナと散るダス 富田祐弘 うえだひでひと 川端宏 3月12日
6 ナンマイダでもうけるザンス 照井啓司 鴫野彰 棚橋一徳 松田芳明 3月19日
7 チビ太はママになりました 星山博之 渡部高志 アベ正己 3月26日
8 変身! チビ太のふしぎな帽子 丸尾みほ うえだひでひと 岸義之 4月2日
9 古道具屋でボロもうけザンス 星山博之 鴫野彰 水野和則 三原武憲 4月9日
10 地獄の死神セールスマン!! 照井啓司 渡部高志 川端宏 4月23日
11 ヘイの中でもこりないイヤミ 丸尾みほ 棚橋一徳 松田芳明 4月30日
12 売れっ子小説家イヤミ大先生 星山博之 西はじめ 玉野陽美 アベ正己 5月7日
13 お城が隣に引っ越してきた! 浦沢義雄 うえだひでひと 西城隆詞 5月14日
14 エイリアンをやっつけろ! 照井啓司 渡部高志 岸義之 5月21日
15 命の恩は高くつくザンス 丸尾みほ 高橋資祐 うえだひでひと 高橋資祐 5月28日
16 節約? 省エネ? ミニ六つ子! 星山博之 鴫野彰 棚橋一徳 松田芳明 6月4日
17 ハタ坊、勇気を出す 浦沢義雄 玉野陽美 川端宏 6月11日
18 チビ太の金庫やぶり 富田祐弘 うえだひでひと 渡辺章 6月25日
19 オツムの中味が入れかわる 照井啓司 渡部高志 岸義之 7月2日
20 イヤミのアブナイ時計屋さん 浦沢義雄 うえだひでひと アベ正己 7月9日
21 友情!! チビ太とドロボウ猫 丸尾みほ 玉野陽美 川端宏 7月23日
22 チビ太はさすらいのガンマン 星山博之 高橋資祐 鴫野彰 高橋資祐 7月30日
23 名探偵! ハタ坊だジョー 丸尾みほ 渡部高志 渡辺章 8月6日
24 イヤミの体はバイキンだらけ 富田祐弘 うえだひでひと 岸義之 8月13日
25 おでんの恨みは怖いザンス! 照井啓司 鴫野彰 水野和則 アベ正己 8月27日
26 父さんもタバコがやめられる 星山博之 渡部高志 川端宏 9月3日
27 おとぎ話のデベソ島 丸尾みほ 高橋資祐 鴫野彰 高橋資祐 9月10日
28 野生のイヤミに気をつけろ! 浦沢義雄 うえだひでひと 渡辺章 9月17日
29 保険屋さんは命がけザンス! 照井啓司 鴫野彰 水野和則 岸義之 10月1日
30 忍者チビ太、ただいま参上! 浦沢義雄 横山広行 アベ正己 10月8日
31 花の精にはこりごりザンス! 星山博之 渡部高志 渡辺章 10月15日
32 トト子はアイドルNo.1ザンス 丸尾みほ うえだひでひと 川端宏 10月22日
33 男の友情はあついザンス! 照井啓司 高橋資祐 横山広行 高橋資祐 10月29日
34 父さんは、父さんなんだぞ! 浦沢義雄 鴫野彰 水野和則 岸義之 11月5日
35 デカパン城のオテンバ姫! 富田祐弘 渡部高志 アベ正己 11月12日
36 正義の味方はつらいザンス 星山博之 うえだひでひと 川端宏 11月19日
37 チビ太の宝島 鴫野彰 山本哲也 11月26日
38 お年寄りをいたわるザンス! 照井啓司 横山広行 渡辺章 12月3日
39 討ち入りには、ご用心ザンス 久島一仁 高橋資祐 渡部高志 高橋資祐 12月10日
40 子守りはつらい仕事ザンス 照井啓司 水野和則 川端宏 12月17日
41 摩天楼のホワイトクリスマス 星山博之 鴫野彰 山本哲也 12月24日
SP あっぱれチビ太の鬼たいじザンス 浦沢義雄 鴫野彰
渡部高志
鴫野彰 二宮常雄 12月31日[注 7]
42 イヤミのインチキ商売ザンス うえだひでひと アベ正己 1989年
1月14日
43 レースはズルして勝つザンス 静谷伊佐夫 渡部高志 増谷三郎 1月21日
44 イヤミのデタラメ日本ザンス 星山博之 うえだひでひと 須田裕美子 1月28日
45 スキー旅行はチビチイザンス 丸尾みほ 横山広行 三原武憲 2月4日
46 ねっけつ! チビ太刑事ザンス 阪口和久 高橋資祐 鴫野彰 高橋資祐 2月11日
47 宝くじで大金持ちザンス! 星山博之 水野和則 アベ正己 2月18日
48 ゼン寺修行で六つ子もよい子 丸尾みほ 渡部高志 増谷三郎 2月25日
49 お巡りさんでいばるザンス! 照井啓司 うえだひでひと 岸義之 3月4日
50 恐竜たまごのオムレツザンス! 浦沢義雄 横山広行 アベ正己 3月11日
51 旅のハジはかきすてザンス! 丸尾みほ 水野和則 増谷三郎 3月18日
52 正しいイヤミはめいわくダス 浦沢義雄 渡部高志 河原祐二 須田裕美子 3月25日
53 ゴマすりゴルフで出世ザンス 星山博之 高橋資祐 横山広行 高橋資祐 4月1日
54 イヤミさんの結婚式だジョー 照井啓司 うえだひでひと 岸義之 4月8日
55 ドライブしたのがウンのつき 丸尾みほ 香川豊 青山弘 野館誠一 4月15日
56 大富豪チビ太さまザンス! 浦沢義雄 鴫野彰 横山広行 川端宏 4月22日
57 イヤミのヒコーキ野郎ザンス 照井啓司 水野和則 増谷三郎 4月29日
58 シェ〜! こずかい〔ママ〕毎日五万円 星山博之 横山広行 岸義之
川端宏
5月6日
59 ハタ坊は正義の味方だジョー 阪口和久 うえだひでひと 二宮常雄 5月13日
60 空とぶチビ太の仕返しザンス 照井啓司 青山弘 野館誠一 5月20日
61 おでんと初恋どちらがだいじ 丸尾みほ 高橋資祐 横山広行 高橋資祐 5月27日
62 パパのボーナスどこいった? 廣岡豊 水野和則 増谷三郎 6月3日
63 ゾロゾロ六つ子が一ダース! 星山博之 鴫野彰 青山弘 川端宏 6月17日
64 ちびざるチビ太の大冒険! 浦沢義雄 うえだひでひと 岸義之 6月24日
65 トト子のわがままオシャカ様 鴫野彰
水野和則
水野和則 川端宏 7月1日
66 イヤミの教師ビンビン物語!? 横山広行 アベ正己 7月15日
67 チビ太の王子様はつらいよ 丸尾みほ 高橋資祐 水野和則 高橋資祐 7月22日
68 イヤミのインチキ海の家! 廣岡豊 鴫野彰 増谷三郎 7月29日
69 魔法を使って若がえるザンス 星山博之 下田正美 鴫野彰 下田正美 8月19日
70 ボクシングって痛いザンス! 照井啓司 うえだひでひと 二宮常雄 8月26日
71 母さんは天才セールスマン!? 星山博之 水野和則 アベ正己 9月2日
72 みつばちチビ太のバイオリン 浦沢義雄 鴫野彰 岸義之 9月9日
73 トトコは天才なぞなぞ少女! 阪口和久 高橋資祐 水野和則 高橋資祐 9月16日
74 探偵イヤミ対怪人ダヨン面相 廣岡豊 うえだひでひと 増谷三郎 9月30日
75 四十年後のイヤミザンス! 星山博之 鴫野彰 水野和則 川端宏 10月14日
76 カメラの前でべろ〜んザンス 浦沢義雄 佐藤博暉 岸義之 10月21日
77 おそうじロボのソージ君ダス 阪口和久 うえだひでひと アベ正己 10月28日
78 神さまお願いきいてチョ 照井啓司 水野和則 増谷三郎 11月4日
79 チビ太のまぶたの母ザンス 丸尾みほ 鴫野彰 うえだひでひと 川端宏 11月11日
80 イヤミの冬ごもり作戦ザンス 浦沢義雄 佐藤博暉 水野和則 アベ正己 11月18日
81 ニセ医者でぼろもうけザンス 照井啓司 うえだひでひと 増谷三郎 11月25日
82 怖い夢は見たくないザンス! 浦沢義雄 高橋資祐 横山広行 高橋資祐 12月2日
83 怒ると怖いライオンザンス! 丸尾みほ 水野和則 川端宏 12月9日
84 ハタ坊の水戸黄門だジョー 星山博之 うえだひでひと 増谷三郎 12月16日
85 また来たザンスよエイリアン 星山博之
浦沢義雄
照井啓司
阪口和久
うえだひでひと
渡部高志
川端宏
岸義之
増谷三郎
須田裕美子
12月23日
86 イヤミの選挙必勝法ザンス 浦沢義雄 水野和則 アベ正己 12月30日

放送局(第2作)[編集]

フジテレビの土曜夜6時30分枠は準ローカルセールス枠(ネットワークセールスの対象が一部地域のみ)のため、系列局でも未放送や遅れネットになっていたケースが多い。また、遅れネットの地域などでは、音声がないというパターンも多かった。

放送地域 放送局 放送系列(当時) ネット形態 備考
関東広域圏 フジテレビ フジテレビ系列 制作局
北海道 北海道文化放送 同時ネット
青森県 青森放送 日本テレビ系列
テレビ朝日系列
遅れネット
岩手県 岩手放送 TBS系列 現:IBC岩手放送
宮城県 仙台放送 フジテレビ系列 同時ネット
秋田県 秋田テレビ 遅れネット
山形県 山形テレビ 現在は、テレビ朝日系列
福島県 福島テレビ
山梨県 山梨放送 日本テレビ系列 遅れネット
新潟県 新潟総合テレビ フジテレビ系列 同時ネット
長野県 長野放送
静岡県 テレビ静岡
富山県 富山テレビ 遅れネット
石川県 石川テレビ
福井県 福井テレビ 同時ネット
中京広域圏 東海テレビ
近畿広域圏 関西テレビ
島根県鳥取県 山陰中央テレビ 遅れネット [注 8]
岡山県・香川県 岡山放送 同時ネット
広島県 テレビ新広島
山口県 テレビ山口 TBS系列 遅れネット
徳島県 四国放送 日本テレビ系列
愛媛県 愛媛放送 フジテレビ系列 現:テレビ愛媛
高知県 高知放送 日本テレビ系列 [注 9]
福岡県 テレビ西日本 フジテレビ系列 同時ネット
佐賀県 サガテレビ 遅れネット
長崎県 テレビ長崎 フジテレビ系列
日本テレビ系列
同時ネット
熊本県 テレビ熊本 フジテレビ系列 遅れネット [注 10]
大分県 テレビ大分 フジテレビ系列
日本テレビ系列
テレビ朝日系列
宮崎県 テレビ宮崎
鹿児島県 鹿児島テレビ フジテレビ系列
日本テレビ系列
沖縄県 沖縄テレビ フジテレビ系列 同時ネット

日本国外での放送[編集]

香港では、1990年亜洲電視広東語吹き替え版を『我係西瓜刨』のタイトルで放送した。「西瓜刨」は出っ歯のイヤミを指す。香港では第2作しか放映していないためにイヤミが主役で六つ子が脇役という解釈になっている。また2014年には韓国でも第2作が放送されている(画面の言語などは全てハングルに置き換えられていた)。台湾では、1996年JET日本台が中国語吹き替え版を『小松君』のタイトルで放送した。「大板牙」は出っ歯のイヤミ、「矮子太」はチビ太を指す。

劇場版[編集]

おそ松くん
スイカの星からこんにちはザンス!
監督 鴫野彰
脚本 星山博之
原作 赤塚不二夫
製作 布川ゆうじ
出演者 井上瑤
肝付兼太
田中真弓
松本利香
林原めぐみ
真柴摩利
松井菜桜子
横尾まり
水島鉄夫
大平透
神山卓三
千葉繁
上田敏也
音楽 本間勇輔
主題歌 「正調おそ松節」(細川たかし
撮影 高橋宏固(撮影監督)
製作会社 スタジオぴえろ
配給 東映
公開 日本の旗 1989年3月18日
上映時間 25分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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おそ松くん スイカの星からこんにちはザンス!』は、1989年3月18日に東映系の『東映まんがまつり』にて公開された25分の映画である。赤塚原作の少年向けアニメが「まんがまつり」で上映されたのは、1970年7月公開の『もーれつア太郎 ニャロメの子守唄』(第1作のブロウアップ版)以来19年振り[注 11](新作・カラーは唯一)、また「まんがまつり」でのぴえろ作品は本作が唯一となる。 原作は1966年夏に発刊した「週刊少年サンデー増刊 夏休みまんが大特集号」に掲載され、曙出版コミックス第17巻に収録された「テンノースイカばんざいよ」(竹書房版では第16巻に収録され、「スイカ星人あらわる」と改題)。しかし、冒頭のスイカ星のシーンやスイカ星人の口癖(「〜スイカ」「〜タネ」「アイアイサッサーチョイサッサー」)は原作に近いが、後は徹底的にアレンジされている。 劇中、トト子が『ひみつのアッコちゃん』のアッコのようにコンパクトで変身しようとしたり、チビ太が『聖闘士星矢』の星矢の格好をするなど、東映作品のパロディが行われている。 東映ビデオからビデオソフト化されており、2011年5月21日発売の「赤塚不二夫アニメコレクション 映画・TVスペシャル・OVA豪華13本立てなのだ!」において初DVD化となった[65]

原作との相違点
  • スイカ星の支配者(声 - 上田敏也)は、原作および曙コミックス版では「天皇陛下」をもじった「天皇スイカ」となっていたが、アニメでは「スイカ大王」となっている(竹書房版では「スイカ大王」と書き換えられた)。
  • 地球に来たスイカ星人は、原作では先兵隊4名だが、アニメでは先兵隊のほか、スイカ大王を始め多数のスイカ星人がやってきた。また、アニメではスイカ星人の兵器として、巨大ロボットが登場する。
  • 地球人の洗脳方法は、原作ではスイカの種型の通信機を飲ませ、先兵隊が命令することでスイカ星人の言いなりになるのだが、アニメでは「スイカ菌」という一種の洗脳薬を加えた特製スイカを食べさせることで、言いなりになる。
  • 地球人が洗脳状態になる時の様子は、原作では単に目付きが怖くなって狂暴になるだけだが、アニメでは前述の状態の他、着ている服にスイカ模様が写し出される。
  • (他作品からのスピンオフキャラを除く)原作側のキャラのうち、原作ではトト子が未登場だったが、アニメでは登場。
  • イヤミは原作では八百屋だが、アニメではチビ太と同居していた貧乏人になっている。
  • 原作のイヤミは特製スイカの手によって、一時的にスイカ星人の手先になるが、アニメでは特製スイカに頼らず、自らの意思で手先になる。
  • デカパンとハタ坊は、原作では特製スイカの餌食になる一般市民として登場した一方、アニメではそれぞれ科学者と助手として登場、特製スイカの餌食にはならない。
  • 松野家で特製スイカの餌食になったのは、原作ではおそ松と松代だが、アニメでは松造だけに変更されている。
  • 原作ではおそ松が「だったら地球にくるな!! 地球もいっぱいなんだ!!」と告げ、デカパンも「交通事故のない平和な星はたくさんあるだス」と捕らえた先兵隊に対して言い聞かせて撤退させたのに対し、アニメでは特製スイカで洗脳された地球人が大王に被りついたために撤退した。
  • ラストのオチは、原作では元に戻ったイヤミが、宇宙人騒動に便乗してスイカを1万円(1966年当時)で売り出し、それを見た六つ子が「宇宙でいちばんわるいやつは地球人だな!!」とぼやくのに対し、アニメでは特製スイカで大もうけをしたイヤミを、撤退したスイカ星人が連れ去って終わりとなる。
スタッフ
  • 製作:布川ゆうじ
  • 原作:赤塚不二夫
  • 脚本:星山博之
  • キャラクターデザイン:岸義之
  • 美術監督:小林七郎
  • 撮影監督:高橋宏固
  • 音響監督:水本完
  • 音楽:本間勇輔
同時上映

OVA[編集]

1990年8月25日に日本コロムビアから『おそ松くん イヤミはひとり風の中』という題名でOVAが発売された。 チャーリー・チャップリンの映画『街の灯』の翻案である本作は、盲目の娘のために盗みを働く浪人・イヤミを描いた時代劇作品で、赤塚不二夫公式サイトにて作者のお気に入りエピソードとして紹介されている[66]。 原作である『イヤミはひとり風の中』は曙出版の「おそ松くん全集」第21巻に表題作として収録されている。また、講談社版の24巻にも『イヤミ一人風の中』という題名で表題作として収録されている。 1990年にビデオソフト(VHS)化されたが廃盤、2011年5月21日発売の「赤塚不二夫アニメコレクション 映画・TVスペシャル・OVA豪華13本立てなのだ!」において初めてDVD化された[65]

おそ松さん[編集]

2015年10月から2016年3月まで放送されたテレビアニメ第3作。大人になった6つ子を描き、タイトルも『おそ松さん』に変更されている。

イメージソング[編集]

「おそ松くん」朝日ソノラマ「おそ松くん(1)」収録)
作詞 - 赤塚不二夫 / 作曲 - 渡辺浦人 / 歌 - ボーカル・ショップ
「おそ松くん音頭」(朝日ソノラマ「おそ松くん(1)」収録)
作詞 - 赤塚不二夫 / 作曲 - 宇野誠一郎 / 歌 - 松島みのり、山本圭子、黒柳徹子、佐山智子、三多村智野
「おそ松くんのうた」(朝日ソノラマ「おそ松くん(2)」収録)
作詞 - 井上ひさし、山元護久 / 作曲 - 宇野誠一郎 / 歌 - 松島みのり、山本圭子、黒柳徹子、佐山智子、三多村智野
「おそ松くん ボクサー・マーチ」(朝日ソノラマ「おそ松くん(2)」収録)
作詞 - 井上ひさし、山元護久 / 作曲 - 宇野誠一郎 / 歌 - 歌手名不詳
「おそ松くんかぞえ歌」(朝日ソノラマ「おそ松くん(2)」収録)
作詞 - 井上ひさし、山元護久 / 作曲 - 宇野誠一郎 / 歌 - 歌手名不詳
「シェーの歌」(朝日ソノラマ「おそ松くん(3)」収録)
作詞・作曲 - 中村五郎 / 歌 - ダーク・ダックス

ゲーム[編集]

おそ松くんはちゃめちゃ劇場
1988年12月24日、セガ(後のセガゲームス)より発売。メガドライブ用ソフトで、ジャンルはアクションゲーム。グラフィックや世界観は原作に忠実であったが、メガドライブ本体の初期に製造されたロットでは必ず同じ場所でフリーズし、クリア不可能になる致命的なバグが存在する(中期以降に製造された本体では発生しない)。当時、プレイした原作者の赤塚不二夫が怒って灰皿を投げ付けたという噂が流れたが、赤塚は仕事仲間との麻雀やトランプ遊びを好み、インベーダーゲームのような一人遊びには見向きもしなかったという[67]
おそ松くん バック・トゥ・ザ・ミーの出っ歯の巻
1989年12月8日、開発元:シンセイ、販売元:バンダイより発売。ファミリーコンピュータ用ソフトで、ジャンルはアドベンチャーゲーム。イヤミの出っ歯の謎を追って、おそ松がタイムマシンで3つの時代を冒険するストーリー。アニメ第2期を基にしており、ニャロメや八頭勝三(ゲーム内では「かおる」名義)が登場している他、時間大王などのゲームオリジナルキャラクターも登場する。
必殺パチンコステーションV9 おそ松くん
2005年2月24日、サン電子より発売。PlayStation 2用ソフト。パチンコソフト。
下記のパチンコ台の移植。

パチンコ・パチスロ[編集]

パチンコ[編集]

2004年10月大一商会から「CRおそ松くん」として登場した。これは、同年7月に行われた、風営法改正に伴った新規則第1弾マシンでもある。ラウンド消化中は、確変大当りでは「正調 おそ松節」が、通常大当りでは「おそ松くん音頭」が流れる。ただし、いずれも細川たかしの歌入りではなくカラオケだった。アニメ第2期の声優陣が起用されているものの、諸事情により参加したのは肝付兼太、田中真弓、大平透、真柴摩利、神山卓三の5名のみで、この時点で故人だったおそ松役の井上瑤や六ツ子役の声優陣は参加せず代役が6人全てを担当している)。2005年にPS2用ソフトして発売。

2005年、同じく大一商会から羽根モノCRイヤミのここで一発」が登場。これも、上記同様、羽根モノの新規則(3号機)第1弾マシンである(ラウンド中のVゾーンへの最低1個以上の保留がなくなり、決められたラウンドまで必ず進むようになった)。

2012年、メーカーを代えsan threeより「CRおそ松くん」が登場。原作の版権を使っているため、キャラクターデザインなどは原作をベースにしたものだが、声優はアニメ第2期を中心にしている。(原作の版権を使ったパチンコ台では珍しい事例である。)なお、父さん役の水鳥鉄夫2010年に死去したため、ダヨーン役の茶風林が兼任で声をアテている。おそ松及び兄弟たちの声は庄子裕衣が担当。

パチスロ[編集]

2005年にパチンコと同じ大一商会から発売。A-400タイプのストック機である。詳細はおそ松くん (パチスロ)を参照。

広告・CMへの起用[編集]

評価[編集]

『おそ松さん』放映による再注目・再評価[編集]

2015年に放送が開始された『おそ松さん』の人気に伴い、原作である『おそ松くん』にも関心が集まり、赤塚ゆかりの地・新潟市の新潟市マンガの家にある常設コーナーには若い世代の来館が増えた[68]。 また、新潟市のジュンク堂では「アニメの影響で『おそ松くん』の原作が入荷してもすぐに売り切れ、コミックスの担当者への問い合わせが増える」という事態も発生しており[68]、eBookJapanでの電子書籍版『おそ松くん』の売上は前年(2014年1月 - 12月)対比で80倍にものぼった[69]。これを受け、「eBookJapan」の運営元であるイーブックイニシアティブジャパンは、『おそ松くん』全34巻セット半額かつ1巻無料キャンペーンを2016年1月14日まで延期した[69]。さらに、チバテレは『おそ松さん』の大ヒットにあやかり、第2作の再放送を2015年11月17日から開始した[70]

キャラクターの由来と特徴[編集]

チビ太[編集]

  • 同じ赤塚不二夫のギャグデビュー作とも言える『ナマちゃん』の脇役にチビ太とうり二つの乾物屋の息子・カン太郎が登場する。このカン太郎とチビ太は同一視されていて、『チビ太くん』『チビ太』の題で刊行された単行本にはカン太郎の名が登場する話がある。また『キツツキ貫太』もチビ太に似ており、チビ太キャラの原型とされる。
  • 『平成天才バカボン』でも彼に似た九官鳥が登場したことがあり、彼本人も登場した。
  • ゴジラの息子として知られるミニラはチビ太がモデルという説がある。

イヤミ[編集]

  • 火の鳥(手塚治虫)黎明編に「まるで犬の子産むみたいざんす」と言って登場するシーンがある。その後埋められ再登場はない。

ハタ坊[編集]

  • ハタ坊は、日本共産党の機関紙「赤旗」日曜版に連載していた漫画『ハタ坊』の主人公になっていた。その作品では、頭の旗は日の丸ではなく赤旗(モノクロ印刷のため灰色)だった。

六つ子の母親[編集]

  • 『おそ松くん』に先立って週刊少年マガジンに1961年に連載された『キツツキ貫太』の母親、また1963年から月刊「少年」に連載された『まかせて長太』の母親に酷似している。また赤塚が自身の少年時代を回顧する作品での実母がこの顔で描かれる。

六つ子[編集]

  • 赤塚は六つ子の作画を省力化するためコピー機を購入。顔の輪郭だけをコピーして切り抜き、原稿に貼って表情だけペンで書くという方法を考案した[71]。但し、この作業自体が困難を極め、短期間で中止となった。[72]

他作品での言及・引用[編集]

赤塚作品内でのゲスト出演・クロスオーバー[編集]

『おそ松くん』のキャラクターは、『ひみつのアッコちゃん』をはじめとする赤塚作品に端役で登場しており、他の赤塚作品のキャラクター同様スター・システムに則っている。

  • 漫画 『もーれつア太郎』の「わるい警官と人はいうけど」の冒頭にイヤミが登場し、ニャロメが当てた10万円の宝くじをネコババしようとする[73]。また、 1969年に放送されたアニメ『もーれつア太郎』1作目は中期からイヤミを始めとしたおそ松くんのキャラクターが時々登場するようになる。イヤミは店潰しなどを企む悪党として度々ゲスト出演した。また、トト子も大抵はニャロメに一目惚れされる役で登場した。六つ子は第48話「男でござる東海道」冒頭の江戸時代のシーンの町民役で登場したほか、「ヒコーキ泥棒ニャロメ」では両親とともにの飛行機の乗客役として登場した。
  • 六つ子たちは原作版『ひみつのアッコちゃん』の「カン吉とおばけやしき」で、海水浴場の客役でゲスト出演し、浴場近くのお化け屋敷でカン吉を脅かそうととして逆にアッコの変身した貴婦人に脅かされてしまうという役回りを演じた。なお、他の赤塚作品に出演したのはこれが初めてとなる。
  • 天才バカボン』の「篠山紀信の社会派なのだ」にイヤミが登場しており、おまわりさんの弁当にえげつないいたずらをしたため罰としてさらにえげつない目に遭わされるという役回りを演じている[74]。また、イヤミはテレビアニメ『レレレの天才バカボン』にもタクシードライバーやレストランの従業員など、脇役として何度か出演した。

他作者とのクロスオーバー[編集]

1966年の週刊少年サンデー10号に掲載された『オハゲのKK(ケケ)太郎』は藤子不二雄藤子・F・不二雄)との合作で、チビ太とオバケのQ太郎が共演した。この作品は 竹書房版22巻の巻末に収録されている。オバケのQ太郎#本作のキャラクターが登場する他の作品も参照。また、同年の週刊少年サンデー新年増刊号に特別読切作品として藤子不二雄、つのだじろうとの合作である『ギャハハ三銃士』が掲載された。こちらは西遊記のストーリーをベースに、『おそ松くん』『オバケのQ太郎』『ブラック団』のキャラクターが一堂に会して繰り広げるドタバタギャグ漫画だった。

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ イヤミとチビ太がバットマンとロビンに扮するシーンがある。
  2. ^ 曙版28巻の「借金取りの年の暮れ」、同29巻の「ボクシングは拳が4つざんす」と「念力でヘンシーンざんす」の計3話。
  3. ^ めくら保安官ダヨーン」→「イヤミ対ダヨーン 西部の対決」
  4. ^ 本放送当時はNET系列局が少なかったため、地方ではTBS系列局または日本テレビ系列局での放送となった地域が多かった。
  5. ^ イヤミが医者役で登場した話では「外から帰ったらうがいをするざんすよ」、イヤミが死んだふりをして香典をだまし取った話では「人を騙すのはいけないざんすよ」と言っていた。
  6. ^ レギュラーキャラクター(チビ太)以外にも、劇中に登場するカラスの鳴き声も担当した。
  7. ^ 本来の枠とは違う17:00-18:00に放送
  8. ^ 本放送終了後に平日夕方枠で帯放映。
  9. ^ 本放送終了後に1990年 - 1991年頃に月曜 - 木曜 16:00 - 16:30に放映。
  10. ^ 1989年9月まではテレビ朝日系とのクロスネット局。
  11. ^ この間赤塚少年向けアニメは、1972年3月と7月に『天才バカボン1976年3月に『元祖天才バカボン』が、いずれも「東宝チャンピオンまつり」で公開されていた。
  12. ^ 2011年3月までは明治製菓。

出典[編集]

  1. ^ a b 『おそ松くん』作品紹介”. 赤塚不二夫公認サイトこれでいいのだ!. 2015年11月1日閲覧。
  2. ^ a b ひみつのアッコちゃんのコンパクトはなぜ…(徳間書店)掲載のインタビューより。
  3. ^ 石田汗太「『赤塚不二夫』とは--漫画バカたちの『傑作』」『讀賣新聞読売新聞東京本社2008年9月10日、15面。
  4. ^ コミックボンボン版『おそ松くん』
  5. ^ eBookJapan版『おそ松くん』第1巻「あきすびっくり六つ子がでたよ」
  6. ^ 『おそ松くん』キャラ紹介”. 赤塚不二夫公認サイトこれでいいのだ!. 2015年12月15日閲覧。
  7. ^ おそ松くん入り口 - ウェイバックマシン(2011年8月8日アーカイブ分)で閲覧可
  8. ^ スタッフブログによれば2012年2月1日「赤塚不二夫作品のカワイくておかしくて楽しい世界、そして、紙の温かみをデジタルの世界で表現する」ためリニューアルしたとのこと。
  9. ^ http://pro-baobab.jp/ladies/kusaka_c/index.html
  10. ^ a b c d e f g h i j k 「ビッグコミック 1993年6月25日号」創刊25週年記念大広告『大人になったおそ松くん』 (1)<六つ子>。
  11. ^ a b c d 「ビッグコミック 1993年6月25日号」創刊25週年記念大広告『大人になったおそ松くん』 (5)<イヤミとおそ松>。
  12. ^ てなもんや三度笠』の「ちょろ松」など。
  13. ^ 注目ワードコラム「このキャラと同い年と驚いた有名人」
  14. ^ eBookJapan版第4巻『みんなおそ松がわるいのよ』
  15. ^ eBookJapan版第4巻『いじわるイヤミをおっぱらえ』
  16. ^ eBookJapan版第16巻『イヤミがロボット発明すれば』
  17. ^ eBookJapan版第21巻『デカパン博士とハイド氏』
  18. ^ eBookJapan版第13巻『チビ太の復讐』
  19. ^ eBookJapan版第16巻『チビ太はママになりました』
  20. ^ eBookJapan版第29巻『ハタ坊と10万円ざんす』
  21. ^ eBookJapan版第13巻『おフランス帰りの新学期』
  22. ^ eBookJapan版第27巻『イヤミさん』
  23. ^ eBookJapan版第31巻『帰ってきたおそ松くん』
  24. ^ eBookJapan版第31巻『イヤミ台風大あばれ』
  25. ^ 赤塚不二夫『これでいいのだ。―赤塚不二夫対談集』
  26. ^ 赤塚不二夫『天才バカボンThe Best 講談社編』124頁、講談社、2007年
  27. ^ eBookJapan版第8巻『カラスのぼうやをさがしてほスい』
  28. ^ a b c 「ビッグコミック 1993年6月25日号」創刊25週年記念大広告『大人になったおそ松くん』 (6)<全員>。
  29. ^ Q チビ太のほっぺたにあるヒゲのようなものは何ですか?”. 赤塚不二夫公認サイトこれでいいのだ!!. 2016年2月15日閲覧。
  30. ^ eBookJapan版第1巻『あたまをまるめて家出しよう』
  31. ^ eBookJapan版第10巻『巨大チビ太出現!?』
  32. ^ 赤塚先生お気に入り『おそ松くん』1”. 赤塚不二夫公認サイトこれでいいのだ!. 2015年11月4日閲覧。
  33. ^ eBookJapan版ではオリジナル版は13巻、リバイバル版は25巻に収録
  34. ^ a b c d e ビッグコミック 1993年6月25日号」創刊25週年記念大広告『大人になったおそ松くん』 (2)<チビ太>。
  35. ^ 赤塚不二夫公認サイト これでいいのだ!!の天才バカボンの紹介コーナー「バカ大の秘密がわかるのじゃ」内にある「これが日本一のバカだ」ではバカボンのパパに次ぐバカ2位に選ばれている
  36. ^ eBookJapan版第11巻『るす番はイヌにまかせろ』
  37. ^ a b ビッグコミック 1993年6月25日号」創刊25週年記念大広告『大人になったおそ松くん』 (4)<ハタ坊とダヨーン>。
  38. ^ eBookJapan版第11巻『エスパーニャンコをねらえ』
  39. ^ eBookJapan版第8巻『おつむの中味がいれかわる』
  40. ^ eBookJapan版第1巻『なんでもやるよ6回戦』
  41. ^ トト子ちゃん”. 赤塚不二夫公認サイトこれでいいのだ!. 2016年1月20日閲覧。
  42. ^ eBookJapan版第33巻『ミーはチビ太ざんすの巻』
  43. ^ ビッグコミック 1993年6月25日号」創刊25週年記念大広告『大人になったおそ松くん』 (3)<トト子>。
  44. ^ eBookJapan版第33巻『おそ松のヤクザさんの巻』
  45. ^ 尾崎イヤ彦
  46. ^ テンノースイカバンザイよ
  47. ^ ついに『おそ松くん』の電子書籍刊行!”. 赤塚不二夫公認サイトこれでいいのだ! (2009年7月31日). 2016年4月10日閲覧。
  48. ^ かわいいおそ松くん AKITA TOP COMICS”. 秋田書店. 2016年3月7日閲覧。
  49. ^ この当時の毎日放送は、腸捻転時代だったため
  50. ^ 長谷邦夫 『赤塚不二夫 天才ニャロメ伝』 マガジンハウス2005年、77頁。ISBN 4838716400
  51. ^ おそ松くん オリジナル版 DVDコレクション 1 〈初回限定生産〉”. NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン. 2016年4月9日閲覧。
  52. ^ おそ松くん オリジナル版 DVDコレクション〈初回限定生産・4枚組〉 [DVD]”. CDJournal. 2016年4月9日閲覧。
  53. ^ CDJournal.com検索結果”. CDJournal. 2016年4月9日閲覧。
  54. ^ 3.著作権料の壁乗りこえ「おそ松くん」発売”. ZAKZAK (2007年5月19日). 2016年4月8日閲覧。
  55. ^ http://www.style.fm/log/02_topics/top041029a.html
  56. ^ 『北海道新聞』(マイクロフィルム版) 1966年(昭和41年)2月 テレビ欄
  57. ^ 河出書房出版社『文藝別冊 赤塚不二夫追悼』「赤塚アニメは時代を超えて再生し続ける」原口正宏
  58. ^ まんとら「番組アーカイブ」 - ウェイバックマシン(2007年10月28日アーカイブ分)第69回 ゲスト:田中真弓/小山茉美(7月28日放送)
  59. ^ あの声、あのキャラ、あの作品 肝付兼太と『ギャートルズ』(2)”. WEBアニメスタイル (2005年7月15日). 2015年11月15日閲覧。
  60. ^ 毎日放送『痛快!明石家電視台2002年9月23日放送分
  61. ^ 『おそ松くん』アニメ”. 赤塚不二夫公認サイトこれでいいのだ!. 2015年11月4日閲覧。
  62. ^ 本作がデビュー及び初レギュラー作
  63. ^ a b テイキけん (2016年3月8日). “秋元康でも予想できなかった『おそ松さん』の六つ子の未来!細川たかし『正調おそ松節』を今こそチェックせよ”. Utaten. 2016年3月28日閲覧。
  64. ^ a b 改訂木魚(じゃぶけん東京本部) (2016年3月16日). “『おそ松さん』ヒットの流れで細川たかしの『おそ松くん音頭』も再評価してほしい”. Utaten. 2016年3月28日閲覧。
  65. ^ a b 赤塚不二夫アニメコレクション”. TOEI VIDEO HOT SPIRITS CYBER. 2015年11月4日閲覧。
  66. ^ 赤塚先生お気に入り『おそ松くん』2”. 赤塚不二夫公認サイトこれでいいのだ!. 2015年11月3日閲覧。
  67. ^ しいやみつのり 『赤塚不二夫先生との下落合呑んべえ日記』 小学館、2015年、120頁。ISBN 978-4093883962
  68. ^ a b 故赤塚さん原作「おそ松さん」人気 新潟の関連施設にぎわう グッズも好調”. 新潟日報モア. 新潟日報 (2016年2月12日). 2016年2月13日閲覧。
  69. ^ a b TVアニメ『おそ松さん』効果で、「eBookJapan」での原作売り上げが前年比80倍の爆売れを記録!? 全巻セット半額&1巻無料キャンペーンも開催中”. アニメイトTV. アニメイト (2015年12月17日). 2016年2月13日閲覧。
  70. ^ “〜抱腹絶倒のギャグと、時にホロリとさせられる、懐かしアニメ〜 11/17(火)放送開始 “おそ松くん” レギュラースタート” (PDF) (プレスリリース), 千葉テレビ放送, (2015年10月27日), http://www.chiba-tv.com/saved/file/news/a9/10/ac9923eef26a24fd3b9d31abc48d45d66904a910.pdf 2016年2月13日閲覧。 
  71. ^ 長谷邦夫 『赤塚不二夫 天才ニャロメ伝』 マガジンハウス2005年、84頁。ISBN 4838716400
  72. ^ 赤塚不二夫マンガ大全「全部伝説のマンガなのだ‼︎」
  73. ^ ちくま文庫「ニャロメ!!」
  74. ^ 天才バカボン誕生40周年記念「バカボン THE BEST」講談社版

外部リンク[編集]

原作
テレビアニメ第2作
MBS制作・NET系列 土曜19時台後半枠
前番組 番組名 次番組
おそ松くん(第1作)
【ここからアニメ枠】
(1966年2月5日 - 1967年3月25日)
フジテレビ系列 土曜18時台後半枠
ゲゲゲの鬼太郎(第3作)
(1985年10月12日 - 1988年2月6日)
おそ松くん(第2作)
(1988年2月13日 - 1989年12月30日)
平成天才バカボン
(1990年1月6日 - 12月29日)
フジテレビ系 月曜ドラマランド
前番組 番組名 次番組
いたずらキャンパスギャル
おそ松くん(ドラマ)
いじわる看護婦