宇宙船サジタリウス

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宇宙船サジタリウス
ジャンル SFアニメ
アニメ
原作 アンドレア・ロモリ
「アルトゥリ・モンディ」
(ALTRI MONDI)
監督 横田和善
シリーズ構成 横田和善 他
脚本 一色伸幸、藤本信行、城谷亜代
久樹晴美、松下幹夫、古長直美
キャラクターデザイン 坂巻貞彦、関修一、高野登
メカニックデザイン 坂巻貞彦
アニメーション制作 日本アニメーション
製作 テレビ朝日、日本アニメーション
放送局 テレビ朝日系(ANN系列)
放送期間 1986年1月10日 - 1987年10月3日
話数 全77話
テンプレート - ノート

宇宙船サジタリウス』(うちゅうせんサジタリウス[1])は、1986年1月10日から1987年10月3日までテレビ朝日系列で全77話が放送された日本アニメーション制作の日本のオリジナルSFアニメである。藤倉電線(現・フジクラ)→住友電工一社提供番組であった。

概要[編集]

零細企業で宇宙貨物輸送船のパイロットとして働く中年サラリーマン達が、様々な星で騒動に巻き込まれるストーリーを複数話完結のオムニバス形式で描いた作品。登場人物は全て獣人のようなキャラクターデザインである。

イタリア物理学者、アンドレア・ロモリ(Andrea Romoli)が描いた「アルトゥリ・モンディ」(ALTRI MONDI)というSF怪奇冒険絵本を原作としているが、原作から借りているのはメインキャラクターや一部の設定のモチーフだけであり、ほぼ日本アニメーションオリジナルの作品である。ちなみに「アルトゥリ・モンディ」とはイタリア語で「異世界」(ANOTHER WORLD)という意味。

金曜19時30分枠という『ドラえもん』の次の放送枠を与えられていたにも関わらず、獣人的なキャラデザインとは裏腹な平凡でどこか冴えない生活臭あふれる中年サラリーマンたちが、家族や生活などの様々なしがらみの中で時には命を張って冒険に赴くといった、低学年層にとっては難解なストーリーも展開された。放送開始当初はそれほど注目されておらず、2クール程度の予定でスタートしたが、後に最高視聴率が19%を超え、最終的に1年9ヶ月近くもの間放送されることになった。

2001年にムービックよりDVD-BOXが全3巻(1BOXディスク5枚×3計15枚)数量限定で発売され、後に単巻販売もされた。2010年1月27日にはCCREからパッケージや枚数を一新した新装版DVD-BOXが全2巻(BOX1ディスク9枚、BOX2ディスク10枚)で再発売された。2010年2月3日よりDVDレンタルも開始されたが、同社が倒産したことによりレンタル版は12巻(~48話)までで打ち切られた。なお、GyaO!ストア内の日本アニメーション公式サイトにおいて77話まで有料動画配信が行われている。

2014年12月10日にBlu-ray Disc BOXが全1巻(11枚組)でNBCユニバーサル・エンターテイメントジャパンから発売された。放送当時の設定画や製作初期資料を収録したブックレット、テレビ放送前に収録されたパイロット版映像、放送当時の番組宣伝映像集などが特典として収録されている[2]

第1・2話とそれ以降ではオープニングアニメーションの一部が異なる。

あらすじ[編集]

トッピーとラナは宇宙輸送の零細企業・宇宙便利舎のサラリーマンで中古貨物宇宙船サジタリウス号のパイロット。月面基地のトイレ修理の仕事を終え、ひと月ぶりで地球に戻ると、社長から次の仕事を言い渡された。依頼主は宇宙考古学研究所の研究員のジラフ。危険なベガ第3星に、調査のために単身で旅立った研究所の先輩で恋人のアン教授を連れ戻して欲しいという内容だ。トッピーとラナは家族との再会もつかの間、休む暇もなくジラフと共にサジタリウス号で一路ベガ第3星に向かう。ベガ第3星では不思議な異星人にして吟遊詩人のシビップを仲間に加え、スリルと笑いと涙に満ちあふれた冒険記が始まる。

登場人物[編集]

本作のキャラクターデザインは、かなり独特で、地球人であっても現実の地球人とはかなりかけ離れたデフォルメされた獣人にも似た物になっている(これについては我々ホモ・サピエンスが未来の環境汚染により獣人のような防護スーツをまとっていて、便所掃除の仕事は移住先の惑星探しかも?という横田監督による冗談話が当時のアニメ雑誌に掲載された)。劇中やエピソードの合間に数ヶ月単位で時間が経過することがあり、年齢は一定しない。

主要人物[編集]

トッピー
- 島田敏
サジタリウス号の隊長でメインパイロット。犬をモチーフにしたデザインで年齢は30代(65話では32歳であることを自ら述べている)で妻のピートと、第1話で産まれた娘のリブがいる。
正義感と責任感が強い性格でサジタリウス号のリーダーとして皆をまとめる。やや理想主義的な性格で、現実的かつ利己主義な考えのラナとはしばしば衝突もするが、自分が苦境に陥っても他人を見捨てる事が出来ない優しさを持つ。
だが決してヒーロー的な存在ではなく、ベガ星編ではラナと共にジラフを捨てて地球に帰ろうとしたり、スイード編ではコピー人間への恐怖から疑心暗鬼に陥り、本物の仲間に銃を向けた事もある他、最終編では赤字解消の為保険金詐欺まがいの仕事を受けた事もある。
宇宙便利舎倒産後は、一度は生活の為にサジタリウス号を手放す決意をしたが、宇宙への夢を捨てられず自ら「新宇宙便利舎」を立ち上げ起業し社長となる。会社の経営を軌道に乗せる為に奔走するも、割に合わない仕事が多くいつも赤字に苦しめられている。
生まれたばかりの我が子の名前を考え始めると他の事が目に入らなくなる。ベガ星ではこれが原因で小型機でアン教授の追跡中に操縦ミスを起こして不時着している。
DVDBOX3のブックレットに掲載された30年後のラストエピソード「地球は青かった」では、15年前にパイロットを引退。新宇宙便利舎を所属宇宙船1000機を超える大企業へと成長させており、倒産したコスモサービス社のゴリアンを部下にしているやり手社長。ルルの救助を求めるメッセージを受け、再びザザー星を赴くため仕事をかなぐり捨て、公園に寄贈したサジタリウス号に乗り込む。
地球に帰還後は社長業を引退し、パイロット養成学校の講師を勤めている。
ラナ
声 - 緒方賢一
トッピーの相方でサジタリウス号のコパイロット。カエルをモチーフにしたデザインで年齢は40代(作中で45歳の誕生日を迎える)。トッピーとは宇宙便利舎時代からの相棒。大阪弁を使い大好物はラザニア。家族は妻のナラと七人の子供。
現実主義かつ利己主義な性格で危険な場面では真っ先に逃げ出すが、その根底には自分が家族の生活を支えねばという子沢山の父親としての責任があり、決して冷血漢と言う訳ではない。ベガ星編では「宇宙コスモサービス」の高給に釣られて一時トッピー達を裏切るが、苦境を見捨てられずに助けに向かうなど人情にも厚い。トッピーと共に新宇宙便利舎を立ち上げるが仕事がない時は、生計のために工場の臨時雇いでライン工などの副業をしていることが多い。家族思いであるが生活に疲れて家族を捨てようとした事もある。楽しみは家で奥さん(ナラ)の手作りラザニアを食べること。普段は関西弁だが、ウソを付く時は標準語になる癖がある。軽業師のようなアクロバットも得意。
ラストエピソード「地球は青かった」では70歳を越え、認知症を発症した上車椅子で生活しており、トッピーやジラフの事も分からなくなっていたが、再びザザー星を赴くためサジタリウス号に乗り込んだ事で認知症を克服する。
地球に帰還後は杖で自力で歩けるようになるまで回復。サジタリウス号が寄贈された公園に集まる子供たちに冒険の話を聞かせている。
ジラフ
声 - 塩屋翼
サジタリウス号のクルーで主に調査担当。キリンをモチーフにしたデザインで年齢は20代。元々は宇宙考古学研究所の研究員で、先輩のアン教授を探すために宇宙便利舎に探索を依頼したが、ベガ第3星からの帰還後は研究所から解雇されたため、トッピーの立ち上げた新宇宙便利舎に再就職した。アン教授とはブリルの宝編後に結婚する。
インテリで考古学のみならず、物理学や化学、生物学など幅広い知識を持つが、ひどい運動音痴で体育の成績は小学2年の時の「2」が最高。性格は人一倍臆病で優柔不断。結婚後も妻のアンを「アン教授」と呼ぶことがほとんどで、呼び捨てにする事は稀だった。
トッピーやラナと違い、高名な学者であるアン教授の収入がある為、生活にはさほど苦しんでいる描写はないが、それが逆に教授のヒモではないかとコンプレックスを抱く要因になっている。女性がらみのトラブルも多い。
ラストエピソード「地球は青かった」では作家の夢をあきらめきれず10年前に新宇宙便利舎を退社したものの、作家デビューどころか何を書くべきかすら見出せず、久しぶりに会ったトッピーには処女作が出版されると嘘をついてしまう。再びザザー星に向かった事でサジタリウス号での冒険の日々が自分の書くべきことだったと気付く。
地球に帰還後は、トッピーたちの冒険をアニメ化した「宇宙船サジタリウス」の脚本家として執筆作業に没頭している。
名前の由来はキリンのイタリア語読みだといわれているが、実際のイタリア語でキリンとは『giraffa(ジラファ)』である。
シビップ
声 - 堀江美都子
サジタリウス号の通訳担当。サボテンに似た外見をしたベガ第3星ライララ村出身の異星人で「宇宙の吟遊詩人」。2話にてトッピーたちと合流する。愛用の琵琶を常に携帯し、弾き語りでの歌声は、「当たり前すぎて忘れがちな大切な事」を思い出させて聴く人々の心を打ち、トッピーたちの危機を何度も救っている。合流した当初は故郷の村がコスモサービスの開発のせいで苦しめられたことから生じた地球人に対する不信感から言葉が通じないフリをしていた。危険が迫るとそれを感知して毛が逆立ち目が光るという不思議な能力も備えているが、それは危険が数秒前まで迫らないと発動しない能力でもあり、シビップが感知して騒いでも手遅れになる場合がほとんどだった。植物系人類でありその緑色の体には葉緑素が含まれている。とかく個々の利益に走りがちなサジタリウス号クルーの中で、ただひとり純粋な心を持っているキャラクターといえ、仲間に人情や友情の大切さを気付かせるという場面が多い。
地球ではトッピー家に居候しており、もっぱらリブのお守が主な仕事だが、一時、仕事で大失敗をした弱みに付け込んだ奴隷商人タルソンに騙されて売り飛ばされた事がある。故郷のライララ村には家族である母のハンヨー(声 - 安達忍)と父のトンヨー(声 - 戸谷公次)がいる。口癖の「ペポ」(肯定を表す「イエス」を意味する(第13話より))は彼女の故郷の言語に見られる特徴であり、また地球語を始め宇宙のほとんどの言語に精通していてもっぱらメンバーの通訳担当を勤める。
トッピーたちは男性だと思っていたが(一人称が『シビップ』だったりと性別のわかりにくい口調だったせいもある)、59話で結婚適齢期の女性であることが判明する。実際に故郷のライララ村でも母のハンヨーを始め、女性と思しき村人はシビップと同じ装具品を着けている。
ラストエピソード「地球は青かった」では30年後も昔のままの姿。ラナの車椅子を押すなどラナの介護の手伝いをしており、認知症のラナにもきちんと認識されていた。
地球に帰還後、ジラフ脚本のアニメ「宇宙船サジタリウス」に唯一本人役として出演している。
名前の由来はサボテンのイタリア語読みだといわれているが、実際のイタリア語でサボテンとは『cactus(カクトゥス)』である。
アン教授
声 - 岡本麻弥
宇宙考古学者にして物理学者でもある。年齢は30代。ムー大陸の存在を実証するために単身ベガ第3星に向かうなど、行動派の学者である。サジタリウス号のクルーではないものの、準レギュラーとしてサジタリウス号の冒険に何回か同行する。ウーマン・リブ的な強さと母性本能による優しさを兼ね備えた女性といえるが、それがもとで恋人のジラフとケンカをすることもしばしば。ジラフと結婚後も宇宙考古学者として宇宙を飛び回っている。
ラストエピソード「地球は青かった」では市会議員を経験後、国会議員を務めている。

トッピーの家族[編集]

ピート
声 - 高島雅羅
トッピーの妻。地球でトッピーの帰りを待ち、苦しい家計をやりくりしながら、娘・リブを育てる。まさに良妻賢母と言うべき女性だが、ベガ星編ではコスモサービスへの就職をためらうトッピーを遠回しに脅迫するなどしたたかな面もある。
リブ
声 - 荘真由美渡辺久美子
トッピーとピートの間に生まれた女の子。お気に入りのオモチャはサジタリウス号の模型。名前は「生命」「生きる」を意味する英単語であり、「何をするにしたって生きていればこそ」と悟ったトッピーがこの名前に決めた。
ラストエピソード「地球は青かった」では30歳。婚約者ヨセミテとの結婚を控えている。

ラナの家族[編集]

ナラ
声 - 峰あつ子
ラナの妻。かなりの肥満体でひと月ぶりに旦那が帰宅しても、迎えにも出ずテレビで昼メロに見入っているようなグータラ女房的な面もあるが、7人の子供たちの面倒を見ながら、ラナの少ない給料を内職やパートで補い、夫の仕事を陰から支えるなど、ラナの良き理解者でもある。
トラ
声 - 坂本千夏
タラ
声 - ならはしみき
ルナ
声 - 渡辺久美子
ララ
声 - 伊倉一恵
ナナ
声 - 横田砂選
以上はラナとナラの子供達。

その他[編集]

カリン
声 - 原えりこ
ドリアン星人の少女で、父・ジョシン博士の助手であったイルザという女性を追って、単身で地球にやってくる。加速能力を持ち、頭上の葉っぱに太陽光を受けてエネルギーを溜めることで発動可能になるが、著しく体力を消耗するため生命に危険を及ぼすこともある。ドリアン星人は非常に成長が遅い種族(平均寿命は地球人の10倍もある)で、まだ子供だが年齢は113歳。口癖の「トッテン」はシビップ同様故郷の言語に見られる特徴である。第53話から第58話にかけて登場。当初はラナの家に滞在していたが、その後アンとジラフの家に居候した。最終話にもキャラ集合のイメージシーンに登場している。
社長
声 - 村松康雄
トッピー達の雇い主であった宇宙便利舎社長。同社は宇宙コスモサービス社に対して莫大な負債を抱えて倒産するが、のちにゴミ処理工場の会社を作り社長に納まっている。しかし、そのゴミ処理工場も物体Zの爆発により破綻したと思われる。その後本編終盤にも登場し、宇宙貿易会社を営んでいるかのような発言がある、根っからの実業家。便利舎時代は解雇をちらつかせて仕事を強要するなど強引なところがあったり、金銭に弱い面があるが、新宇宙便利舎を立ち上げたトッピーに仕事を依頼しようとしたり、トッピーが遠方の惑星で働いていることを知り気遣うなど、面倒見の良いところもある。作中では社長としか呼ばれないため本名は不明。

ゲスト[編集]

ムー大陸の謎編 「第1話 - 第13話」
スイード編 「第14話 - 第19話」
ザザー星編 「第20話 - 第26話」
ダイム編 「第27話 - 第32話」
デルタ星編 「第33話 - 第36話」
物体Z編 「第37話 - 第39話」
ブリルの宝編 「第40話 - 第43話」
ルナ王女編 「第44話 - 第46話」
パラドン編 「第47話 - 第49話」
宇宙カコ編 「第50話 - 第52話」
カリン登場編 「第53話 - 第55話」
シビップ身売り場編 「第56話 - 第58話」
デルダン編 「第59話 - 第61話」
国境の壁編 「第62話 - 第64話」
カニロボット編 「第65話 - 第67話」
アンドロメダの雫編 「第68話 - 第70話」
カメの赤ちゃん編 「第71話 - 第73話」
フェロー編 「第74話 - 第77話」

サジタリウス号[編集]

深緑色で円柱形をした垂直離着陸ロケットタイプの骨董品クラスの旧式貨物宇宙船。トッピーとラナがクルーを務める。船名のサジタリウスとは射手座のことで、同船には弓矢をモチーフとしたシンボルマークが付けられている。元々は宇宙便利舎が中古で購入したが、宇宙便利舎が倒産後は宇宙コスモサービス社の資産となり、宇宙コスモサービス社へ再就職してその後退職したトッピーとラナに対し、退職金代わりに現物で譲渡された。サジタリウス号を元手にトッピーは新宇宙便利舎を起業することになる。

船体は前部の居住部と後部の貨物・推進部で構成されている。大気圏内での航行や高速巡航時には一体となっているが、通常航行時は両区間の通路部を伸張して分離可能な構造になっている。通常航行時にはこの伸張した通路部を囲むような形で予備燃料タンクを装着することも可能。高速巡航時には、メインエンジン噴射口に通常時は折り畳まれて収納されているパラボラアンテナ状の大型ノズルが展開され、通常は居住部からせり出して有視界航行が可能になっているコクピット部を内部に引き込み収納する運用も可能である。

居住部は宇宙港などの施設がない星へ着陸するための着陸船として運用可能だが、切り離した貨物・推進部を軌道上に待機させて大気圏に突入するシーンが第2話で登場した以降、そのような運用が劇中で描写されることはなかった(EDでは居住部のみで水上船のように海上を「航海」している)。居住部内部にはコクピット下部に3機の船外作業用ポッド格納庫およびポッド用ハッチ3基、一人乗り小型飛行機「ジュニア」が格納されるハンガーとハッチが存在する。ポッドは終盤に至るまで船外作業のシーン等に登場するが、飛行機は初期にトッピーが搭乗して墜落して以降、登場しない。

大気圏突入時に船内を冷却する機構が無く、「指令エックス」と称してクルーが着衣を脱いで、突入時に発生する高熱をしのぐというシーンが何回か登場した。また故障も多く、操縦レバーが折れたり、燃料漏れを起こすといったトラブルは当たり前で、メインエンジンが故障して操縦不能になり、これで事件に巻き込まれるという展開は例に事欠かない。船体最後部のロケットエンジンの噴射から推力を得て、船体側面のロケットエンジンで操舵をしていると推測されるが、航行速度等は作中で正確な数字で示されることがなかったので不明。ただ、最新の宇宙船に比べるとかなり遅いらしい。他のSF作品では見られる宇宙航行技術に関する設定や情報が本作では殆ど登場しないため、どのようにして恒星間航行を実現しているのかも謎だが、ワープと思われるシーンは存在する。

なお旧式でこそあるが、船体そのものは相当頑丈で、不時着や胴体着陸をしようが、現地の軍隊に攻撃されようが、応急修理ですむ程度の損傷しか受けていない。

ストーリー詳細[編集]

各編の名称は『宇宙船サジタリウスDVD-BOX(1)』のブックレットに表記されているファンサイト由来のものである。

第1篇・ムー大陸の謎編[編集]

第1話 - 第13話の全13話。

月面基地でのトイレの修理を終えたトッピーとラナは、久しぶりに地球へ帰還。家族との再会を果たすまもなく宇宙便利舎の社長から呼び出しを受ける。依頼者は、宇宙考古学研究所の研究員ジラフ。彼の話によると先輩であるアン教授が単身、未知の惑星ベガ第3惑星に乗り込んだと言うのだ。困惑するトッピーとラナだが、渋々ベガ第3惑星へ飛び立った。惑星到着後、アン教授と対面するがサジタリウス号の不調により見失ってしまう。3人は近くの村へ向かうが、そこで村の礼儀に反することをしてしまった為3人は捕まり、打ち首にされることに。そこに駆けつけたのは、シビップだった。シビップを仲間に加え一行はアン教授を、探しにベガ第3惑星内を探検する。果たしてアン教授は如何に。そして、ムー大陸の謎とは一体。

第2篇・スイード編[編集]

第14話 - 第19話の全6話。

ベガ第3惑星から地球への帰還の途中、またもやサジタリウス号が故障してしまった。冥王星の基地に緊急着陸した一行は、学会の発表があるアン教授とジラフ(コスモサービスの船で一足早く地球へ)と別れるが、サジタリウス号の修理費用が払えず困っていた。そこに、妙な2人の異星人が声を掛けてきて、なんと修理費用を全額支払ってくれたのだ。トッピー達は、彼らからその場で仕事の依頼を受け「マグロック星」へと向かう。惑星に向かう途中、突然攻撃を受けるがなんとか星に到着。マグロック星の国王の話によれば国王シガトと将軍タルトに率いられた隣星カレムスによって大飢饉が起こり、戦争になって大打撃を受けてしまったと言うのだ。そこで、危機を回避する為に惑星ベンセレムにある最終兵器スイードをとって来て欲しいという依頼だった。初めは、拒否をしたトッピー達であったが星の王女、パルバラ姫によって心動かされ、依頼を受けるのであった。トッピー達は、姫をのせ惑星ベンセレムへ向けて飛び立った。途中で学術調査に来ていたアン教授とジラフを加え、一行はタルト率いるカレムス軍をかわしながら、スイードを探す。

第3篇・ザザー星編[編集]

第20話 - 第26話の全7話。

惑星ベンセレムから地球へ帰還した一行は、それぞれの家路につく。リブとの対面を果たすトッピー、ラザニアに舌鼓を打つラナだったが、彼らは皆失業者だった。困り果てたトッピーは、サジタリウス号で新会社「新宇宙便利舎」を旗揚げする。これに、研究所を解雇されたジラフも参加するのだったが、ラナはナラの言いつけにより工場の組み立て労働をさせられていたが、ラナの子供達によって自分がしたい事に気付かされトッピー達と一緒に参加する事を決意するのであった。そして、設立の日なにやら怪しげな(訳有りな)依頼人・ルルが訪れた。ルルはアマルログ星に侵略されつつあるザザー星の少女で、アマルログ軍に集団連行された同胞の男性たちを救出するための助っ人を探しに来たのだった。

第4篇・ダイム編[編集]

第27話 - 第32話。

ジラフが大学時代の恩師で生物学者のトンシー博士から引き受けた仕事は、コンテナを惑星クレイラに運ぶだけで大金が貰えるといううまい話だった。コンテナの中身は精密機器で、輸送環境に気をつけるようにとさまざまな指示があった。しかし、オンボロ宇宙船サジタリウス号は大気圏離脱時に大きな衝撃を受けて、コンテナを破損してしまう。一行がコンテナの様子を調べにいくと、子犬ほどの大きさの、見たこともないような珍しい動物が船内を動き回っていた。まもなく、サジタリウス号は宇宙パトロールの臨検を受けることになった。彼らは火星の研究所から盗まれた珍獣・ダイムの卵を探しているという。トッピーたちの嫌な予感は的中した。コンテナの中身は実はダイムの卵で、コンテナの破損により孵化してしまったのである。当然トンシー博士はシラを切り、トッピーたちは逮捕される。だが、宇宙パトロールステーションを謎の老婆ベリアルが襲撃、ダイムと共にサジタリウス号を何故か惑星クレイラへと向けさせる。

第5編・デルタ星編[編集]

第33話 - 第36話。

ジラフがアン教授の紹介で、デルタ星で発掘作業中のイストリックス教授と助手を地球に連れて帰るという仕事を引き受けた。寒風吹きすさぶ荒れた辺境のデルタ星に到着した一行を迎えたのは、教授の助手にして娘のアミンサだった。イストリックス教授にも会い話を聞くと、彼はかつてこの惑星に先進的なテラン文明を築いたといわれる、オルロッグ人の石像を発見したのだという。そしてもう少しでテラン文明の謎を解明できると、地球への帰還を拒否したのだった。困ったことになったと思うトッピーたちであったが、誰もいない惑星で2年ものあいだ助手を務めたアミンサの淋しさを感じ取った教授は、地球への帰還を承諾したのである。しかし、惑星の岩々の間を吹き抜ける風がオルガンのような音色を奏でる夜中、保管されていたはずのオルロッグ人の石像は、イストリックス教授と共に姿を消したのであった。教授を探して地下遺跡に踏み込んだトッピーたちは、核戦争で絶滅したはずのオルロッグ人と、彼らを管理する何者かが潜む異空間へと迷い込む。

第6編・物体Z編[編集]

第37話 - 第39話。

大学の研究室でジラフと一緒だったモラ博士は、故郷の不毛な星アロン星のために植物の成長を促進する物質“物体Z”を開発する。しかし物体Zは火と反応すると核反応を起こし、植物を突然変異させ動物を三日後に死に至らしめる死の灰を撒き散らすという欠点があった。そんな危険な物体Zをジラフは間違って捨ててしまい、その上物体Zは他のゴミと共にアロン星の焼却工場へと運ばれてしまう。奇しくもその工場の持ち主は、旧宇宙便利舎の社長であった。そして、物体Zを狙う悪党ケミカル一味もまた、アロン星へと向かう。しかしあと一歩のところで間に合わず、物体Zはトッピーたちの眼前で大爆発を起こしてしまう。

第7編・ブリルの宝編[編集]

第40話 - 第43話。

宇宙で最もすばらしい宝が隠されているという伝説が残るブリル星。その付近を航行していたサジタリウス号は、戦闘機の集団に攻撃され、ルアー星まで護送された。ルアー星は付近にあるウラン発掘が盛んな星で、ウランを運び出す輸送船海賊に襲われるという事件が頻発しているという。攻撃してきたのはルアー星の自警団で、トッピーたちは海賊に間違われて逮捕されそうになるが、偶然に居合わせたアン教授によって誤解を解かれた。アン教授は考古学のシンポジウムに参加するためにルアー星を訪れていたのだという。アン教授にはルピアという青年が同行していた。教授の幼なじみで、ジラフの元同僚でもあるルピアは今では研究所の出世頭であるという。一方、サジタリウス号のクルーはウラン鉱山のマルク社長に呼ばれ、海賊退治の仕事を莫大な報酬で依頼されるが、トッピーは危険すぎると断る。しかし、アン教授とルピアが悪くない仲だと誤解し嫉妬したジラフは、アン教授へ高価なプレゼントを買って格好の良いところを見せようと考え、ラナを誘って海賊退治の仕事を引き受けてしまう。しかし、その海賊の正体は他ならぬマルクであった。マルクは輸送船を襲い一度売ったウランを奪い返して二度売り三度売りをし、拿捕した乗組員をブリル星の財宝発掘のために酷使していた。そして、マルクと組むことを拒否したサジタリウス号は、マルクの攻撃によってブリル星に不時着してしまう。

第8編以降[編集]

ルナ王女編
第44話 - 第46話。ジラフはアン教授と新婚旅行でナルガン星へ。そこでジラフは瓜二つのおたずね者ピラフと間違われ、処刑されそうになる。農業技師ピラフは、暴君な上に親バカなナルガン王の娘ルナ王女と駆け落ちしてしまったのだ。そしてジラフとアン教授、ルナ王女と娘ミウ、そして農作物輸送中に寄航したトッピーたちまでもが入り乱れた大騒動が始まる。しかもルナ王女がジラフにミウの父親のふりを、つまり自分の夫のふりをしてくれと頼んだため、ジラフとアン教授の間でも大騒動が始まってしまう。
パラドン編
第47話 - 第49話。トッピーたちの次の仕事はビラキキ星の難民に救援物資を運ぶことだった。だがビラキキ星の人々は、せっかく運ばれた救援物資を怪鳥パラドンにささげてしまう。当惑するトッピーたちに、ビラキキ星の大統領ガミンは「パラドンは聖なる鳥として保護鳥にされている」と説明する、だがガミンは、その裏で救援物資の大半を横領していた。それを知って追われる身となったトッピーたちは、ガミンに反抗する若者キキルとその恋人ビアンカとともに、パラドンの巣がある山へと逃げ込む。
宇宙カコ編
第50話 - 第52話。長らく仕事が入らない新宇宙便利舎。大家族のラナは、生計を立てる為にライン工の工場への臨時雇いに就いていた。仕事の帰り道、臨時雇いの労働者達は、労働者へスープを無料配布しているという団体に出くわしそのスープを喜んで飲む。だが、スープを飲んだ人達は皆が異様な幸福感に包まれ、意識がもうろう中全員がどこかへ連れ去られ集団蒸発してしまった。ラナの奥さんからの連絡とTVで集団蒸発のニュースを見たトッピー達は、心当たりを回りあちこち探すもののラナは見つからず、途方に暮れて会社の事務所に帰ると、そこにはミーナという、ラナと同じ工場へ務めていたハバロの娘が父を探してほしいと依頼に来ていた。ミーナは父から自分を探さないでほしいという宇宙電子メールを受け取っていたが、トッピー達はこれは逆に発信源を特定させて自分の居場所を知らせる為のものではないかと思い、ラナも同じ場所にいるのではと推理する。トッピー達はなんとか燃料などの費用を工面し、メールの発信源の座標に向けてサジタリウス号で捜索に出たが、座標付近で怪しげな小惑星に引き寄せられ不時着してしまう。その星では、女王パラノアと部下達が、地球から拉致してきたラナの他大量の労働者を働かせており、法律で栽培が禁止されている麻薬植物「宇宙カコ」を作っていた。女王パラノアは、宇宙カコで作ったスープを労働者に飲まて中毒症状にし、マインドコントロールして死ぬまで働かされるグロテスクな「楽園」を作っており、宇宙過去を各星に密売する死の商人だった。そして、トッピーとシビップもスープを飲み中毒症状になってしまうが、ただ一人スープを飲むことを拒否したジラフは、ミーナの父のハバロの助けで何とか難を逃れる。
カリン登場編
第53話 - 第55話。ある日、新宇宙便利舎をひとりの子どもカリンが訪ねてくる。遠いドリアン星から来たというカリンは、とある地球人を探しているというのだが一文無しであり、話にならんとラナに追い払われてしまう。街をさまようカリンだったが、偶然ラナの子供たちの一人を転落事故から救い、ラナの家に居候させてもらうことになる。だが、カリンは追われる身であった。カリンの父ジョシン博士がドリアン星の軍部への協力を拒否したため、軍部はカリンを人質に取ろうとしていたのだ。
シビップ身売り編
第56話 - 第58話。ジョシン博士が亡命先を見つけるまでの間、カリンは地球に残って新宇宙便利舎の手伝いをすることになった。カリンのアイディアで宇宙ステーションに鮮魚を送るというサービスを開始して、便利舎の経営は軌道に乗りつつあった。カリンがみなの信頼を得る一方で、仕事に貢献できないシビップは、次第に居場所のなさを感じるようになっていた。なんとか役に立とうと頑張るシビップだったが、重要な契約に関わる書類を無くすという大きなミスをしてしまう。トッピーとラナに怒られて意気消沈するシビップの元に、故郷・ライララ村から母ハンヨウが病気になったという知らせが舞い込むのであった。
デルダン編
第59話 - 第61話。アン教授の依頼で辺境の惑星デルダンに考古学調査の手伝いに来た新宇宙便利舎の一行。だが、調査のためにジラフが遺跡を傷つけたことで、原住民たちが騒ぎ出す。この惑星には怪物デルダンの伝説があり、デルダンをなだめるために生贄をささげねばならないというのだ。選ばれたのは村の娘マーラだった。アン教授は村人を迷信から解き放とうとマーラに代わってこっそりと生贄の籠に入り込む。
国境の壁編
第62話 - 第64話。故障が生じ、ある星に緊急不時着したサジタリウス号。だがそこは、姉と弟をそれぞれ女王と国王として、西と東に別れて争うアレエ国の国境だった。奇遇にも東西アレエを寸断していた、「憎しみの壁」を貫通してしまったサジタリウス号。ふたつの国で別れ別れに捕虜にされてしまったトッピーたち。そこへ平和だった頃のアレエ国で家庭教師を務めていた、ゴゼットなる男が現れる。
カニロボット編
第65話 - 第67話。バルカン星へ荷物を運んできたサジタリウス号だが、詐欺にあって地球へ帰るまでの運賃がもらえなかった。現地で仕事を探すトッピーだがなかなか見つからず、テレビに出ていた同い年の英雄トライ少佐と自分の境遇を引き比べてため息をつく。一方、貸金屋に入ったラナはダイアナによる強盗現場に遭遇し、大変な目にあう。その頃、ジラフとシビップは仕事探しに疲れて入った酒場で歌姫リリィを酔客から救っていた。トライ少佐と、強盗犯ダイアナ、そして歌姫リリィの3人が、地球へ向かうためにサジタリウス号に乗ることになった。
アンドロメダの雫編
第68話 - 第70話。相変わらず新宇宙便利舎の経営が苦しい中、人工衛星の修理の仕事に向かったサジタリウス号は現地で超新星の爆発に遭遇してしまう。発生したブラックホールから退避しようと流星群を抜けるうちに、サジタリウス号は損傷して航行不能になり、ある惑星の引力圏にひきこまれて不時着した。この吹雪の吹き荒れる惑星はブラックホールに吸い寄せられており、最期の時が刻一刻と迫っている状況であった。そんな中でジラフは遙か昔に遭難した地球の宇宙船を発見する。その宇宙船はなんと宇宙一の宝石・アンドロメダの雫を運搬中に消息を絶ったナヒボス号であった。
カメの赤ちゃん編
第71話 - 第73話。コスモサービス社の下請けで、惑星パスタンにコンピュータゲームを届けに来たサジタリウス号。そこはA級からC級まで厳格な差別が存在する階級社会だった。かねてより階級社会に疑問を抱いていたC級の少年トニオが、サジタリウス号をハイジャックした。トニオはトッピーたちのみならず、パスタンの実力者ヘレン・トロヤンニの息子でA級の少年ピットン、B級の少女ロリアを巻き添えにして宇宙へ逃避行。ふとした誤解からパスタンの国防軍より攻撃を受けたサジタリウス号は、まもなく消滅するといわれる第七惑星へ不時着する。
フェロー編
第74話 - 第77話。経営に行き詰ったうえに、ピートから第二子懐妊を告げられたトッピーは、不意に保険金詐欺の片棒を担いでしまう。だが計画は失敗。四人は本当に遭難しかけ、結局一文にもならなかった上に、サジタリウス号は大破してしまう。遂に我慢の限界を超えたラナとジラフは『トッピーと関わっていたらいくつ命があっても足りんわ!』と捨て台詞を残して新宇宙便利舎を退社。ラナは遊園地職員に転職し、ジラフは小説家を目指す。新宇宙便利舎に残されたトッピーとシビップだったが、トッピーは航行中にサジタリウス号を修理しようとして事故に遭い宇宙に投げ出されてしまう。トッピーはシビップに最後の無線で次の子供の名前を告げる。「フェロー…仲間…ひとは一人じゃ生きていけない…一人じゃ生きていけないんだ!」と。一方、ジラフはサジタリウスの事を小説に描いている途中でノイローゼになり、ラナは遊園地の係長昇格を命じられるが、やはり仲間たちを忘れられなかった。ついに二人は第二の人生を投げ捨ててサジタリウス号に戻り、シビップとアン教授と共にトッピー捜索へと、初めてのトッピー抜きのリーダー不在の航海へと旅立つ。

スタッフ[編集]

  • 原作 - アンドレア・ロモリ
  • 製作 - 本橋浩一
  • 製作管理 - 高桑充
  • 企画 - 佐藤昭司
  • 音楽 - 美野春樹
  • 総作画監督 - 坂巻貞彦
  • キャラクターデザイン - 坂巻貞彦、関修一、高野登
  • 総美術監督 - 阿部泰三郎
  • 美術監督 - 山口俊和、河野次郎
  • 撮影監督 - 森田俊昭
  • 録音監督 - 藤野貞義
  • オープニング・エンディング作画 - 北原プロ
  • 動画チェック - 白鳥真澄、三好正人、牧由尚、村田美樹子 他
  • 背景 - スタジオロフト、スタジオWHO、ボア83、アートワークショップ、スタジオアクア、ブーメラン
  • 美術助手・美術補 - 千葉みどり、藤田勉
  • 彩画 - 伊良波淳子、田村至子、羽生田たか代、下地美江  スタジオキリー - 岩切紀親、久保田滝子、森沢千代美、渡部真由美 宮崎アニメーションセンター 他 
  • 撮影 - トランスアーツ - 鳥越一志、細田恒生、杉山幸夫、松沢宏明、金沢章男、大久保宏孝、藤井秀生、大空佳史
  • 色指定・検査 - 宇野薫、一瀬美代子
  • 色指定助手 - 荒川英子、篠山智恵子
  • 特殊効果 - 滝沢昭夫
  • 編集 - 瀬山武司(前期のみ)、笠原義宏(後期のみ)
  • タイトル - 道川昭
  • 現像 - 東京現像所
  • 録音制作 - 映像音響システム(現:サンオンキョー) - 会田昌克
  • 効果 - 依田安文(フィズサウンド
  • 整音 - 佐藤守
  • 録音スタジオ - 太平スタジオ、アバコスタジオ
  • 制作デスク - 余語昭夫
  • 制作進行 - 八重垣孝典、石井義光、山田直明、中村誠人、伊藤久夫、鈴木孝、宗岡幸男、安部吉晴、小林克規、小林正彦 他
  • 演出助手 - 佐土原武之、石堂宏之、村山靖 他
  • 設定制作 - 小林正彦
  • プロデューサー - 宇都宮恭三(テレビ朝日)、松土隆二日本アニメーション
  • 監督 - 横田和善
  • 製作・企画 - 日本アニメーション
  • 制作 - テレビ朝日、日本アニメーション

主題歌[編集]

オープニングテーマ[編集]

「スターダストボーイズ」
作詞 - 阿久悠 / 作曲 - 鈴木キサブロー / 編曲 - 和泉一弥 / 歌 - 影山ヒロノブ / コーラス - こおろぎ'73

エンディングテーマ[編集]

「夢光年」
作詞 - 阿久悠 / 作曲 - 鈴木キサブロー / 編曲 - 和泉一弥 / 歌 - 影山ヒロノブ / コーラス - こおろぎ'73

各話リスト[編集]

第1篇・ムー大陸の謎編
話数 放送日 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督
第1話 1986年
1月10日
消えた美人教授を追え! 一色伸幸 横田和善 菅原浩喜
第2話 1月17日 謎の異星人!? シビップ現わる 佐藤博暉 高橋昇
第3話 1月24日 追跡! トッピー危機一髪 鈴木孝義 菅原浩喜
第4話 1月31日 空とぶ蛇! 赤ちゃん怪獣を救え 横田和善 高橋昇
第5話 2月7日 ライララ村は不思議な村 佐藤博暉 菅原浩喜
第6話 2月14日 アン教授の恋の秘密兵器 鈴木孝義 高橋昇
第7話 2月21日 ケンカをやって幸せになろう 斉藤次郎 菅原浩喜
第8話 2月28日 強盗こそすてきな商売! 佐藤博暉 高橋昇
第9話 3月7日 死の山の魔王の正体は? 鈴木孝義 菅原浩喜
第10話 3月14日 子供にわからない親の気持ち 早川啓二 斉藤次郎 小和田良博
第11話 3月21日 謎の消える怪獣・ガルの襲撃 佐藤博暉 高橋昇
第12話 3月28日 意外、シビップは魔王の変身! 鈴木孝義 菅原浩喜
第13話 4月11日 まさか! シビップの歌のヒミツ 横田和善 朝倉隆
高橋昇
第2篇・スイード編
話数 放送日 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督
第14話 1986年
4月25日
未知の星の王女パルバラ姫 藤本信行 佐藤博暉 菅原浩喜
第15話 5月2日 逃げたらあかん! 魔王のワナだ 早川啓二 斉藤次郎 高橋昇
石川哲也
第16話 5月9日 花に酔ったらおしまいよ 鈴木孝義 菅原浩喜
第17話 5月16日 ナント! もうひとりの僕が…君がいる 横田和善 朝倉隆
石川哲也
第18話 5月23日 森が泣く! 地面が血を流す 早川啓二 斉藤次郎 高橋昇
第19話 5月30日 最終兵器スイードの謎 佐藤博暉 菅原浩喜
第3篇・ザザー星編
話数 放送日 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督
第20話 1986年
6月6日
肉がなくてもラザニアは最高の味 一色伸幸 早川啓二 鈴木孝義 高橋昇
石川哲也
第21話 6月13日 子供を返せ! 恋人に逢いたい 斉藤次郎 朝倉隆
菅原浩喜
第22話 6月20日 えっ! ルルとジラフは傘マーク 小金井良一 大町繁 飯村一夫
第23話 6月27日 美女になったラナ子さん 佐藤博暉 高橋昇
第24話 7月4日 死んだフリして死んだラナ!? 鈴木孝義 石川哲也
第25話 7月11日 銃声に消えた幻のトランペット 小金井良一 斉藤次郎 小泉謙三
第26話 7月18日 最終兵器に勝った武器 横田和善 朝倉隆
菅原浩喜
ダイム編
話数 放送日 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督
第27話 1986年
7月25日
消えゆく珍獣ダイム登場 藤本信行 佐藤博暉 高橋昇
第28話 8月8日 怪物を可愛い息子と言う老婆 鈴木孝義 斉藤次郎 石川哲也
第29話 8月29日 ダイムの皮膚を狙え! 斉藤次郎 朝倉隆
高橋昇
第30話 9月5日 スター誕生! ラナ舞い上がる 佐藤博暉 石川哲也
第31話 9月12日 怪物フランケンの裏切り 早川啓二 斉藤次郎 高橋昇
第32話 9月19日 滅びゆく動物達に捧げる挽歌 横田和善 朝倉隆
石川哲也
デルタ星編
話数 放送日 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督
第33話 1986年
10月10日
死の惑星のすすり泣くオルガン 藤本信行 早川啓二 佐藤博暉 武内啓
第34話 10月31日 石像が動いた! 襲ってくる… 斉藤次郎 石川哲也
第35話 11月7日 "働ケナイ者ハ消セ!" 鈴木孝義 武内啓
第36話 11月21日 死を呼ぶサイレンVSシビップの歌 佐藤博暉 石川哲也
物体Z編
話数 放送日 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督
第37話 1986年
11月28日
焼却炉に捨てられた謎の物体Z 久樹晴美 横田和善 朝倉隆
高橋昇
第38話 12月5日 巨人シビップを撃ったラナ 斉藤次郎 武内啓
第39話 12月12日 絶体絶命! 遂に…死の灰の汚染 鈴木孝義 石川哲也
ブリルの宝編
話数 放送日 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督
第40話 1986年
12月19日
男の嫉妬で海賊退治 一色伸幸 佐藤博暉 朝倉隆
武内啓
第41話 12月26日 えっ! 海賊の正体はマルク社長 大町繁 石之博和
第42話 1987年
1月9日
迷宮の黄金伝説 横田和善 石川哲也
第43話 1月16日 黄金伝説の意外な秘密 斉藤次郎 高野登
武内啓
ルナ王女編
話数 放送日 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督
第44話 1987年
1月23日
ウッソォ! ジラフが二重結婚!? 城谷亜代 鈴木孝義 石川哲也
第45話 1月30日 ナント! 新婚旅行が離婚旅行 佐藤博暉 朝倉隆
武内啓
第46話 2月6日 火炎放射器に勝った焼きイモ 小金井良一 斉藤次郎 石川哲也
武内啓
パラドン編
話数 放送日 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督
第47話 1987年
2月13日
怪鳥パラドンをあやつる大統領 城谷亜代 早川啓二 大町繁 石之博和
第48話 2月20日 砲弾が…雪崩が…怪鳥が襲う! 佐藤博暉 朝倉隆
石川哲也
第49話 2月27日 死刑台のパラドン祭り 鈴木孝義 石川哲也
武内啓
宇宙カコ編
話数 放送日 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督
第50話 1987年
3月6日
消えたラナ! うまいスープの罠 藤本信行 斉藤次郎 朝倉隆
石川哲也
第51話 3月13日 超美人パラノアの恐るべき正体
第52話 3月20日 トッピーを噛め! 猛毒昆虫 鈴木孝義
カリン登場編
話数 放送日 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督
第53話 1987年
3月27日
113才の子供カリン登場!! 城谷亜代 横田和善 石川哲也
武内啓
第54話 4月10日 女スパイを母と慕うカリン 小金井良一 斉藤次郎 朝倉隆
武内啓
第55話 4月17日 カリンの最後! シビップ泣く 鈴木孝義 石川哲也
シビップ身売り編
話数 放送日 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督
第56話 1987年
4月24日
助けてェ〜〜ペポ!! シビップ故郷へ 藤本信行 大町繁 石之博和
第57話 5月1日 お願い!! シビップ買って下さい 小金井良一 斉藤次郎 小川隆雄
第58話 5月8日 遂に、シビップはく製になる…!? 早川啓二 横田和善 朝倉隆
武内啓
デルダン編
話数 放送日 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督
第59話 1987年
5月15日
アン教授・怪物デルダンのいけにえに… 藤本信行 小金井良一 斉藤次郎 石川哲也
第60話 5月22日 ラナ怪物退治の神様になる 鈴木孝義 花井信也 小川隆雄
武内啓
第61話 5月29日 アッと驚く怪物デルダンの意外な正体 小金井良一 斉藤次郎 石川哲也
国境の壁編
話数 放送日 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督
第62話 1987年
6月5日
国境の壁になったサジタリウス号 古長直美 大町繁 石之博和
第63話 6月12日 女王をもてあそぶゴゼット教師の陰謀 鈴木孝義 朝倉隆
小川隆雄
第64話 6月19日 ゴゼット教師遂に国王となる! 小金井良一 花井信也 石川哲也
武内啓
カニロボット編
話数 放送日 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督
第65話 1987年
7月3日
3人の奇妙な乗客と死の星へ不時着!? 松下幹夫 斉藤次郎 朝倉隆
小川隆雄
第66話 7月10日 トッピーを見殺しにしたトライ少佐 横田和善 石川哲也
武内啓
第67話 7月24日 札束で防げ! カニロボットの襲撃 鈴木孝義 小川隆雄
石川哲也
武内啓
アンドロメダの雫編
話数 放送日 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督
第68話 1987年
7月31日
やったぁ! 宇宙一の宝石を発見 藤本信行 小金井良一 花井信也 朝倉隆
石川哲也
第69話 8月7日 俺達はぜい沢ざんまい大金持ち 大町繁 石之博和
第70話 8月21日 心をまどわす秘宝の恐しい輝き 斉藤次郎 武内啓
カメの赤ちゃん編
話数 放送日 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督
第71話 1987年
8月28日
えっ! ハイジャック犯人はC級の少年 城谷亜代 小金井良一 花井信也 朝倉隆
石川哲也
第72話 9月4日 第七惑星は天国れずか地獄れずか? 鈴木孝義 石川哲也
武内啓
第73話 9月11日 生きぬけ! がんばれ!カメの赤ちゃん 斉藤次郎 石川哲也
石井秀一
フェロー編
話数 放送日 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督
第74話 1987年
9月18日
いちかばちか! トッピー遂に死の輸送便 藤本信行 花井信也 朝倉隆
武内啓
第75話 9月25日 便利舎解散! 全員ばらばらトラバーユ 大町繁 石之博和
第76話 10月2日 暗黒の宇宙へ一人で消えたトッピー 朝倉隆
武内啓
第77話 10月3日 別人? 記憶喪失? うりふたつのトッピー 横田和善 石川哲也
武内啓

放送局[編集]

※印は時差ネット

エピソード[編集]

  • アニメ化するきっかけとなったのは、日本アニメーションの企画担当スタッフであった佐藤昭司がイタリア旅行中に古本市で原作本を見かけた事による。
  • 本作については1982年の段階でパイロットフィルムが完成しており、当時のアニメ雑誌にも新番組予定として紹介されていた。しかし実際に放送が始まるまでにはそれから4年近い歳月を必要とした。
  • 本作のスタッフの大半はTBS系列局で放送された『ミームいろいろ夢の旅』から移ってきている。
  • 視聴率は10%ちょうどでスタートし、最高視聴率は19.3%にまでなった(いずれも関東地方)。これは日本では全く知られていない海外の漫画絵本をモチーフとしたオリジナルアニメとしては、スタッフの予想を大きく上回るものであった。
  • 当初1987年10月以降も続く予定で、新主題歌をタケカワユキヒデが作曲予定であったが、『パオパオチャンネル』『ニュースシャトル』放送開始決定により枠が消滅した為、お蔵入りとなった。
  • 絶滅危惧種に関する問題や環境問題、アメリカソ連との冷戦、あるいはベルリンの壁など、当時の時節をパロディ化してテーマに織り込むという社会派アニメとしての一面もあった。
  • 放送終了が決定した後になって石原裕次郎死去の特番(1987年7月17日放送)のため番組が1週飛び、最終回のみ第76回の翌日である10月3日(土)19:30-20:00に放送された。これにより朝日放送(ABC)では同時間枠で放送している『部長刑事』との兼ね合いで放送時刻が17:55-18:25となり、全国で最も早い最終回となった(詳細は『部長刑事』の項参照)。また当時テレビ朝日系列局と日本テレビ系列局のクロスネット局だったテレビ信州土曜日の19時台は日本テレビ系列局の番組を同時ネットしている関係で最終回のみ時差ネットとなった。
    • 全国向けの76話での77話予告は通常通りトッピーのナレーションだったが、その中に77話の放送日時の案内も入っていたため、ABCではこの予告もBGMにスターダストボーイズが流れるだけのものに差し替えられた(後に遅れネット局や再放送等のため、放送日時の入っていないナレーションのバージョンも作られた)。
  • 本作とほぼ同じスタッフで制作された『いきなりダゴン』に、サジタリウス号の模型が地球人のおもちゃとして登場した。
  • 本作のDVD化の実現は、ファンの署名活動によって成されたことがDVD-BOXのブックレットに記されている。また署名には脚本家の一色伸幸藤本信行の名前が含まれている。ちなみに藤本は同じ頃に日本アニメーションが制作し、よみうりテレビ製作・日本テレビ系列局で放送された『ボスコアドベンチャー』の脚本も書いている。
  • 秋田テレビ(現在はフジテレビ系列局)が放送途中で打ち切ったのはANN脱退が原因である。後に秋田放送(日本テレビ系列局)で、再放送枠を使って改めて全話放送された。
  • 本作終了後、テレビ朝日系列金曜19時30分枠が再びアニメ枠になるのは8年半後のことで、『クレヨンしんちゃん』が月曜19時枠から移動してきたことによる。
  • 第4話に音声トラックの損傷があり、その為現在のマスターではこの回のラナの台詞が1箇所聞き取れなくなっている[3]
  • 第35話のオルロッグ人が虐殺される流血シーンはTV放送後に修正が加えられ、流血描写が若干控えられたものが現在マスターとして保存されている。35話のオリジナル版は、DVDBOXの全巻購入特典DVDに一般から提供された当時のビデオテープソースのものが収録された。

関連商品[編集]

映像作品
  • 『宇宙船サジタリウス VHS (1)-(8)』(第26話まで収録のVHS、徳間ジャパンコミュニケーションズ、1988)
  • 『宇宙船サジタリウス DVD-BOX (1)-(3)』(全話収録のDVD-BOX、ムービック、2001)
  • 『宇宙船サジタリウス DVD (1)-(15)』(全話収録の単品DVD、ムービック、2002)
  • 『宇宙船サジタリウス DVD-BOX (1)-(2)』(全話収録のDVD-BOX再発、CCRE、2010.1)
サウンドトラック
  • 『宇宙船サジタリウス 歌と音楽集』(サントラカセット、COLUMBIA、1987)
  • 『宇宙船サジタリウス 歌と音楽集』(サントラCD、COLUMBIA、1988)
  • 『放映20周年記念盤 宇宙船サジタリウス 歌と音楽の旅』(サントラCD、COLUMBIA、2006)
書籍
  • 『宇宙船サジタリウス テレビえほんシリーズ』(ひかりのくに)
  • 『コロちゃんパック 宇宙船サジタリウス』(絵本つき 主題歌・挿入歌集 カセット、COLUMBIA、1986)
  • 『飛び出すコロちゃんパック 宇宙船サジタリウス』(飛び出す絵本つき 主題歌とミニドラマ収録 カセット、COLUMBIA、1986)
  • 『宇宙船サジタリウス』(藤本信行著、朝日ソノラマ、1987)※ノベライズ版。2話あり、内容は1話目はオリジナル、2話目は上記シビップ身売り編。
  • 『宇宙船サジタリウス フィルムコミック』(角川文庫、1987)

脚注[編集]

  1. ^ オープニング冒頭では「スペースサジタリウス」という表記も見られるが、次回予告などの読みは「うちゅうせんサジタリウス」で統一。
  2. ^ NBCユニバーサルエンタテインメントジャパンの商品紹介ページより。
  3. ^ 聞けなくなっている台詞は、野宿中に嫌気が差したラナが喧嘩別れして去ろうとするシーンでトッピーに言った「サジタリウス号で待っとるわ」というもの。

外部リンク[編集]

テレビ朝日系列 金曜19時30分枠
前番組 番組名 次番組
巨獣特捜ジャスピオン
※月曜19時枠へ移動
宇宙船サジタリウス
(1986年1月10日 - 1987年10月2日)
テレビ朝日 土曜19時30分枠
宇宙船サジタリウス
(1987年10月3日)