阪脩

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さか おさむ
阪 脩
プロフィール
本名 阪 脩[1]
性別 男性
出身地 日本の旗 日本大阪府大阪市[2]
生年月日 (1930-11-07) 1930年11月7日(92歳)
血液型 A型[3]
身長 171 cm[3]
職業 声優俳優
事務所 青二プロダクション[4]
配偶者 太田淑子[5][6](声優、2021年死別)
公式サイト 阪 脩|株式会社青二プロダクション
声優活動
活動期間 1960年代 -
ジャンル アニメ吹き替えゲーム
俳優活動
活動期間 1950年代 -
ジャンル テレビドラマ映画
声優テンプレート | プロジェクト | カテゴリ

阪 脩(さか おさむ、1930年11月7日[1][7] - )は、日本声優俳優

大阪府[1][7]大阪市出身[2]青二プロダクション所属[4]

主な出演作に『ブラック・ジャック』(本間丈太郎)、『甲虫王者ムシキング 森の民の伝説』(ルター)、『チャンス〜トライアングルセッション〜』(海原将)、『ういっち!』(ナレーション)、『機動警察パトレイバー』(榊清太郎)、『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』(荒巻大輔)『ヤットデタマン』(遠山金五郎)『笑ゥせぇるすまん』(出雲若志、彼木尚平)などがある[8][9]

略歴[編集]

戦時中は15歳の時から海軍飛行予科練習生であり[5]京都府与謝郡栗田村で終戦を向かえる[6]

大阪市立汎愛高等学校卒業[1]

その後は約10年間は目標が見つからないため、仕事を転々としていた[6]。ある会社でアルバイトをしていた縁もあり、朝日放送とつながりができ、放送劇団員の募集で「そろそろ定職につかないと親も心配するだろうから」と軽い気持ちで受験したところ合格して25歳ぐらいから朝日放送劇団[5]に入団してラジオドラマで役者の仕事を始める[6]

その内にテレビに出演する[6]。しかし30歳になり、「このまま『楽しい』だけでいいのか?」と疑問に感じて本格的に芝居に取り組むためにレギュラーを降板して妻の太田を実家に預けて単独上京し、朝日放送東京本社支社の関係者たちの計らいで役者の仕事をしながら劇団新劇場に入団して舞台に立つ[6]

劇団解散後、熊倉一雄から誘われてテアトル・エコーに入団してアニメ、吹き替えの声優としての活動を始める[6]。その後、青二プロダクションに所属[2]。現在存命中の日本最高齢の現役男性声優。

人物[編集]

大阪府出身であり、関西弁の役を演じることもある。この他後進の育成にも協力しており、現在は青二塾大阪校の専属講師として、月1回授業を受け持っている。

同じく声優である大木民夫が病気療養のため[注 1] 一部の作品で持ち役の降板を余儀なくされた際、アメリカWebアニメである『FはFamilyのF』(2015年2017年)のホルテンヴァッサー役をシーズン2より引き継いだ。

2022年、『攻殻機動隊 SAC_2045』(シーズン2)より荒巻役を中博史に交代することとなった[10]

特技は義太夫[1][7]大阪弁[1]関西弁[7]。趣味は文楽[7]歌舞伎[7]観賞[7]。好きな色は深い緑。「トランスフォーマー」シリーズでは、「そういう色の役が来ないかいつも気にしていた」と話している[11]

出演[編集]

太字はメインキャラクター。

テレビアニメ[編集]

1969年
1970年
1971年
1972年
1973年
1974年
1975年
1978年
1979年
1980年
1981年
1982年
1983年
1984年
1985年
1986年
1987年
1988年
1989年
1991年
1992年
1994年
1995年
1996年
1997年
1998年
1999年
2000年
2001年
2002年
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
2008年
2009年
2011年
2012年
2013年
2014年
2015年
2016年
2018年

劇場アニメ[編集]

1977年
1978年
1979年
1980年
1982年
1986年
1987年
1988年
1989年
1990年
1991年
1992年
1993年
1994年
1995年
1998年
2004年
2006年
2017年
2021年

OVA[編集]

1986年
1987年
1988年
1989年
1990年
1991年
1992年
  • OZ(ルパート・エプスタイン)
  • 機神兵団(ナカジマ機長)
1994年
1995年
1996年
1997年
1998年
2006年
2008年
2010年

Webアニメ[編集]

ゲーム[編集]

1991年
1992年
1993年
1994年
  • ポリスノーツ(ゲイツ・ベッカー)
  • ロードス島戦記 英雄戦争(ファーン王)
1995年
1996年
1997年
1999年
2000年
2001年
2002年
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
2008年
2009年
2010年
2011年
  • DEAD OR ALIVE Dimensions(万骨坊、幻羅)
2012年
2015年
2018年

ドラマCD[編集]

吹き替え[編集]

担当俳優[編集]

アンソニー・ホプキンス
ウィリアム・シャトナー
クリストファー・プラマー
ケヴィン・マッカーシー
ジェームズ・カレン
ジェフリー・ルイス
ジョン・クリーズ
ジョン・マホーニー
ジョン・リスゴー
マーティン・ランドー
リチャード・クレンナ
ロバート・プロスキー
ロバート・ロッジア

映画[編集]

ドラマ[編集]

アニメ[編集]

人形劇[編集]

特撮[編集]

1966年
1968年
1969年
1972年
1973年
1974年
1975年
1976年
1977年

テレビドラマ[編集]

  • 部長刑事ABC
  • 商魂(1960年、ABC)
  • サンヨーテレビ劇場 / 良人の青春(1961年、TBS
  • 夫婦百景 第212話「おふくろ女房」(1962年、NTV
  • 隠密剣士TBS / 宣弘社プロダクション)※阪修名義
  • 風雪 第32話「万民・億民・兆民」(1964年、NHK
  • ザ・ガードマン(TBS)
    • 坂修名義
      • 第8話「第9レースを狙え」(1965年)
      • 第59話「人喰い鮫」(1966年)
      • 第68話「赤い関係」(1966年)
    • 阪脩名義
      • 第76話「赤い身代金」(1966年)
      • 第87話「檻の中の女」(1966年)
      • 第91話「復讐の赤い牙」(1966年)
      • 第109話「忘れられない顔」(1967年) - オリオン繊維宣伝部長
      • 第121話「魔性の女」(1967年)
      • 第142話「悪魔の爪あと」(1967年)
      • 第210話「トラック強盗部隊」(1969年)
      • 第227話「怪談・霧の夜は殺人鬼が笑う」(1969年) - 関西弁の船員
      • 第233話「殺人ガスの恐怖が降ってくる」(1969年) - スパイの一員
      • 第240話「生きては帰れぬ地獄トリデ」(1969年) - 関西弁の坑夫
      • 第264話「宝石と女の戦争」(1970年)
  • 定年退職(1967年、NHK)
  • 平四郎危機一発 第26話「脅迫者を追え」(1968年、TBS)
  • 花子ちゃん(1968年、CX)
  • サインはV 第41話(1970年、TBS)
  • 鬼平犯科帳 第1シリーズ(1969年~70年、NET / 東宝)
    • 第29話「麻布ねずみ坂」(1970年) - 川谷の庄吉
    • 第62話「罪ほろぼし」(1970年) - 助次郎
  • 旗本退屈男 第12話(1970年、CX)
  • 天皇の世紀 第一部(1971年、ABC)
  • 飛び出せ!青春 第13話「さらば高校五年生!」(1972年、NTV)
  • 泣くな青春 第4話「空白の遺書」(1972年、CX)
  • 鬼平犯科帳 第2シリーズ 第23話「泥鰌の和助始末」(1972年) - 金谷の久七
  • 眠狂四郎 第17話「岡っ引どぶが来た」(1973年KTV / 東映
  • 太陽にほえろ!(NTV)
    • 第158話「顔」(1975年) - 小谷金属社長室長
    • 第198話「死ぬな、ジュン!」(1976年) - 城南署刑事
    • 第315話「ライバル」(1978年) - 富岡信雄
    • 第353話「ラスト・チャンス」(1979年) - 菊池の元上司
    • 第396話「記念樹」(1980年) - 城南署刑事
    • 第412話「似顔絵」(1980年) - 矢追総合病院眼科医
    • 第620話「素晴らしき人生」(1984年) - 大石刑事(港署)
    • 第667話「デュークという名の刑事」(1985年) - 大里利一
  • 同心部屋御用帳 江戸の旋風 第38話「金色の鈴」(1976年、CX)
  • 華麗なる刑事 第3話「人質交換」(1977年、CX)
  • 江戸の激斗(1979年) - 奉行の声
  • 年末時代劇スペシャル / 忠臣蔵(1985年、NTV) - 奥田孫太夫
  • 大河ドラマ / 秀吉(1996年、NHK) - 里村紹巴

映画[編集]

その他コンテンツ[編集]

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ 大木はその後、2017年12月14日に亡くなった。
  2. ^ 第4話まで「阪」と誤表記。

シリーズ一覧

  1. ^ 『SPIRITS』(2007年)、『GENESIS』(2016年)

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f 日本タレント名鑑'82』VIPタイムズ社、1981年、89頁。 
  2. ^ a b c 青二プロダクション 阪脩 - ウェイバックマシン(2013年7月2日アーカイブ分)
  3. ^ a b 青二プロダクション 阪脩 - ウェイバックマシン(2016年6月27日アーカイブ分)
  4. ^ a b 阪 脩|株式会社青二プロダクション”. 2019年11月20日閲覧。
  5. ^ a b c とり・みき 『とり・みきの映画吹替王』洋泉社、2004年、126- 137頁。ISBN 4896918371 
  6. ^ a b c d e f g 「極 声魂/阪脩」『声優アニメディア』2009年8月号、学研ホールディングス、2009年8月、 126-127頁。
  7. ^ a b c d e f g 阪脩 - 日本タレント名鑑
  8. ^ 阪脩”. タレントデータバンク. 2016年8月3日閲覧。
  9. ^ 阪脩(さかおさむ)のすプロフィール・画像・出演スケジュール|【スタスケ】(0000022772)”. ザテレビジョン. 2020年11月28日閲覧。
  10. ^ 攻殻機動隊 SAC_2045:シーズン2がNetflixで5月配信 荒巻大輔役に中博史 millennium paradeがOP&ED」『MANTANWEB』MANTAN、2022年2月24日。2022年2月24日閲覧。
  11. ^ 「[第3特集] マスターピース記念インタビュー 塩屋翼/阪脩」 『トランスフォーマージェネレーション2014』 VOL.1、ヒーローX、2014年5月21日、47頁。ISBN 978-4-8130-2243-5 
  12. ^ アラビアンナイト シンドバットの冒険”. 日本アニメーション. 2016年6月3日閲覧。
  13. ^ ラ・セーヌの星”. メディア芸術データベース. 文化庁. 2016年9月27日閲覧。
  14. ^ 第33話キャストクレジット
  15. ^ 第47話キャストクレジット
  16. ^ 美味しんぼ”. メディア芸術データベース. 2023年1月11日閲覧。
  17. ^ 「究極対至高 長寿料理対決!!」(1992年)、「日米コメ戦争」(1993年)
  18. ^ 小公子セディ”. 日本アニメーション. 2016年6月4日閲覧。
  19. ^ キャラクター/キャスト”. 東映アニメーションラインナップ. トランスフォーマーV(ビクトリー). 東映アニメーション. 2022年9月18日閲覧。
  20. ^ 「年忘れ特大号」(1993年)
  21. ^ キャスト・スタッフ”. 東映アニメーション!. 2016年8月10日閲覧。
  22. ^ チャンス トライアングルセッション”. メディア芸術データベース. 文化庁. 2022年10月30日閲覧。
  23. ^ 攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX / スタッフ・キャスト紹介”. Production I.G. 2016年8月10日閲覧。
  24. ^ ブラック・ジャック スペシャル〜命をめぐる4つの奇跡〜”. 手塚治虫公式サイト. 虫プロダクション. 2016年5月6日閲覧。
  25. ^ 攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG / スタッフ・キャスト紹介”. Production I.G. 2016年8月10日閲覧。
  26. ^ “ブラック・ジャック”. 虫プロダクション. https://tezukaosamu.net/jp/anime/123.html 2016年5月6日閲覧。 
  27. ^ キャストリスト”. 新釈 眞田十勇士 公式サイト. 2010年6月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年6月12日閲覧。
  28. ^ ブラック・ジャック21”. 手塚治虫公式サイト. 虫プロダクション. 2016年5月6日閲覧。
  29. ^ くノ一の隠れ里”. 東映アニメーション!. 2016年8月10日閲覧。
  30. ^ ブレイド”. マッドハウス. 2016年8月10日閲覧。
  31. ^ キャスト”. アニメ「義風堂々!!」公式サイト. 2015年1月10日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2013年10月21日閲覧。
  32. ^ シドニア月報”. シドニアの騎士. 2013年11月9日閲覧。[リンク切れ]
  33. ^ キャラクター|とりまく人々”. Go!プリンセスプリキュア 公式サイト(朝日放送). 2016年8月10日閲覧。
  34. ^ 「劇場版 シドニアの騎士」2015年3月6日公開 TV新シリーズは4月放送開始”. アニメ!アニメ!. イード (2014年11月23日). 2014年11月23日閲覧。
  35. ^ さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち”. V-STORAGE. バンダイナムコフィルムワークス. 2016年6月13日閲覧。
  36. ^ “時空の旅人”. マッドハウス. https://www.madhouse.co.jp/works/1986-1983/works_movie_timestranger.html 2016年5月1日閲覧。 
  37. ^ ビックリマン 第1次聖魔大戦|キャラクター/キャスト”. 東映アニメーション. 2022年9月15日閲覧。
  38. ^ シティーハンター ベイシティウォーズ”. サンライズワールド. サンライズ. 2023年1月16日閲覧。
  39. ^ 獣兵衛忍風帖”. マッドハウス. 2016年6月24日閲覧。
  40. ^ スレイヤーズ 劇場版/第1弾”. J.C.STAFF. 2016年8月10日閲覧。
  41. ^ STEAM BOY”. メディア芸術データベース. 文化庁. 2022年10月30日閲覧。
  42. ^ CAST&STAFF”. 映画『シドニアの騎士 あいつむぐほし』. 2020年7月3日閲覧。
  43. ^ 機甲猟兵メロウリンク”. サンライズワールド. サンライズ. 2022年10月30日閲覧。
  44. ^ 遠山桜宇宙帖 奴の名はゴールド”. 徳間書店. 2016年5月20日閲覧。
  45. ^ ARIEL VISUAL SCEBAI最大の危機”. J.C.STAFF. 2016年8月10日閲覧。
  46. ^ 沈黙の艦隊”. サンライズワールド. サンライズ. 2023年1月8日閲覧。
  47. ^ 攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society / スタッフ・キャスト紹介”. Production I.G. 2016年8月10日閲覧。
  48. ^ ヴィアチェスラフ・ダ・モンテ=ウェルズ”. ボトムズweb. サンライズ. 2022年10月30日閲覧。
  49. ^ STAFF&CAST”. 『攻殻機動隊 SAC_2045』公式サイト. 2020年1月27日閲覧。
  50. ^ 週刊ファミ通』2012年8月2・9日合併号[要ページ番号]
  51. ^ 猿の惑星: 創世記”. ふきカエル大作戦!. 2022年10月30日閲覧。
  52. ^ スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス”. 金曜ロードSHOW!. 日本テレビ放送網. 2015年12月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年7月30日閲覧。

外部リンク[編集]