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ターミネーター2

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ターミネーター2
Terminator 2: Judgment Day
監督 ジェームズ・キャメロン
脚本 ジェームズ・キャメロン
ウィリアム・ウィッシャー
製作 ジェームズ・キャメロン
製作総指揮 ゲイル・アン・ハード
マリオ・カサール
出演者 アーノルド・シュワルツェネッガー
リンダ・ハミルトン
エドワード・ファーロング
ロバート・パトリック
ジョー・モートン
音楽 ブラッド・フィーデル
主題歌 「You Could Be Mine」
ガンズ・アンド・ローゼズ
撮影 アダム・グリーンバーグ
編集 コンラッド・バフ
マーク・ゴールドブラット
リチャード・A・ハリス
製作会社 カロルコ・ピクチャーズ
ライトストーム・エンターテインメント
パシフィック・ウエスタン・プロダクションズ(英語版)
スタジオカナル
配給 アメリカ合衆国の旗 トライスター ピクチャーズ
日本の旗 東宝東和
日本の旗 キノフィルムズ(3D)
公開 アメリカ合衆国の旗 1991年7月3日
日本の旗 1991年8月24日
日本の旗 2017年8月11日(3D)
上映時間 137分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $102,000,000[1]
興行収入 世界の旗 $520,881,154[1]
アメリカ合衆国の旗カナダの旗 $205,881,154[1]
日本の旗 87.9億円[2]
配給収入 日本の旗 57.5億円[3]
前作 ターミネーター(1984年)
次作 ターミネーター3(2003年)
ターミネーター:ニュー・フェイト(2019年)
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『ターミネーター2』(原題: Terminator 2: Judgment Day、T2)は、1991年のアメリカ合衆国のSFアクション映画。

ウィリアム・ウィッシャーと共同で脚本を執筆したジェームズ・キャメロンが監督・製作を務めた。

出演は、アーノルド・シュワルツェネッガー、リンダ・ハミルトン、ロバート・パトリック、エドワード・ファーロング、ジョー・モートンら。

1984年に公開された『ターミネーター』は世界中の映画マーケットで大ヒットを記録した。前作公開日より約7年を経て公開された続編となる。作中世界で前作の約10年後もしくは13年後(T3での設定)のロサンゼルスが舞台となる続編であり、ターミネーターシリーズの第2作目。

視覚効果は、コンピュータで作られたキャラクターに初めて人間の自然な動きを使用したり、初めて部分的にコンピュータで作られた主人公を登場させるなど、コンピュータで作られた画像の中では画期的なものだった。公開当時の製作費は9400万ドルから1億200万ドルで、それまでに作られた映画の中で最も高額だった。

1991年7月3日にトライスター・ピクチャーズから米国で公開された。公開後、演技、アクションシーン、視覚効果などが評価され、大成功を収めた。全世界で5億2000万ドルの興行収入を記録し、シュワルツェネッガーのキャリアの中で1991年最高の興行収入を記録した。この作品は、アカデミー賞の音響編集賞、録音賞、メイクアップ賞、視覚効果賞、ヒューゴー賞映像部門など、数々の賞を受賞した。

2024年、『ターミネーター2』は、アメリカ国立フィルム登録簿に追加された。

ストーリー

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プロローグ
1994年(1994年とするとジョンの年齢設定に齟齬をきたす為、1995年との説もある)のロサンゼルス。約10年前のサラ・コナーとターミネーターの死闘を知る者は無く、数年後の1997年8月29日に起こり得るスカイネットと人類間の核戦争「審判の日」を記憶するサラは、それを阻止するべく後にスカイネットを開発するサイバーダイン社への爆破未遂事件を起こした後、危険な精神病患者として警察病院へ収監されていた。
サラと10年前彼女を守る為に未来からやって来たカイル・リースとの間に生まれ、10歳になった息子のジョンは養父母の下に引き取られていたが、戦争に備えるサラの偏った教育を受けた事で、子供ながらにハッキングや武器の知識に精通している一方で、母が危険人物として逮捕された事などにより彼女を信用できなくなり、今ではその反動もあり母の言動を与太話と断じながら養父母にも反発して仲間たちと非行に走る日々を送っていた。
序盤
ある日、時空を超えて再び2体のターミネーターが送り込まれる。1体は10年前に送り込まれた個体と同モデルのT-800・モデル101、もう1体は変形自在の液体金属で構成された、T-800を遥かに上回る強さの最新モデル、T-1000。2体はそれぞれ装備を手に入れつつ共通の目標であるジョンを捜索し、ショッピングモールのゲームセンターにいた彼をほぼ同時に発見する。
二人に挟み撃ちされ、絶体絶命かと思われたその時、ジョンに伏せるよう指示したのは、かつてサラを抹殺しようとしたT-800だった。今回のT-800はジョンを抹殺するために送り込まれたのではなく、彼を助ける任務を帯びた味方であったのだ。警察官に扮したT-1000の追撃を振り切った後、T-800がジョンに告げたのは、この時代から35年後の未来のジョンが過去の自分とひいては人類の未来を護るため、スカイネットから鹵獲したT-800を再プログラムしてこの時代へ送り込んだということだった。T-800の出現によりサラの話が真実であることを知ったジョンは、ひとまず養父母宅へ連絡を入れるが、養母らが既にジョンを待ち構える為にT-1000に殺害されている事を知る[注釈 1]。
実母サラにも危険が及ぶと察知したジョンは彼女を助けに行くようT-800に話すが、T-800は最優先保護対象であるジョンが危険に晒される為、ジョンの体を強くではないが掴み反対する。それに怒ったジョンはT-800を人攫いだと騒ぐも、離せと言った瞬間T-800が素直に離した事からこのT-800はジョンの指示にはジョンに危害を加えるようなものを除き、すべて従うようプログラミングされている事を知る。言い方次第でサラを助けに行くよう命令できる事も理解し、自分のターミネーターだと喜ぶジョンだが、先ほどの騒ぎを聞いてやってきた男達がジョンに声を掛ける。既にT-800が自分に従うと知ったジョンに冷たくあしわられ、当然男達も怒りジョンを罵倒しつつその場を去ろうとする。ジョンは罵倒に対して「思い知らせてやれ」とT-800に命じるが、T-800は銃を取り出し男達の1人を殺害しようとしてしまう。慌ててT-800に飛びつき男を助けたジョンは、男たちが去った後「自分はターミネーターだ」と話すT-800に、どんな事があっても人間は殺さないよう誓わせ、ジョンの居場所を掴めなかったT-1000の次の標的であるサラの救出に向かう。
その間、警察病院ではサラがショッピングモールで撮影されたT-800の写真を見せられ、危機が近づいていることを悟る。彼女は病室を抜け出して脱出を図り、病院の職員たちに取り押さえられるが、そこにジョンとT-800、そしてT-1000が現れる。T-800はサラに「死にたくないならついてこい」と告げるが、それは奇しくもカイルがサラに初めて語った言葉と同じものだった。彼女を保護してT-1000から逃れたジョン一行は、メキシコ方面への逃亡を図る。
道中ジョンは母に危険に身を投じた事を叱られ緊張が解けたこともあり涙するが、T-800には何でもないとごまかし、3人はその後入り込んだガレージでT-800が見張りをしてくれる中休息を取り、朝を無事迎える[注釈 2]。
その後一行はT-1000の追跡を避ける為別の車を盗むなどしながら逃避行を続けていき、旅の道中ジョンはT-800と交流して絆を深めていく。
辿り着いたサラの友人エンリケが属するキャンプにて、ジョンがT-800と交流し、信頼を深めていく様子を見たサラは、やがてこの忠実な機械こそが「ジョンの絶対的な保護者」としてふさわしい存在であることを悟り、次第に見方を改めていく。
中盤
エンリケの属するキャンプで過ごしていた一行であったが、サラが突如姿を消してしまう。キャンプを訪れる道中、T-800からスカイネット誕生に繋がるコンピュータ素子を開発することになるサイバーダイン社の技術者マイルズ・ダイソンの存在を知らされていたサラは、核攻撃の悪夢を見た事もあり、キャンプをこっそりと去り戦争を阻止すべく単身でダイソン宅に侵入して彼の殺害を試みようとしていたのであった。しかし、ダイソンは未来のことは何も知らずに幸福な家庭を持つ市井の技術者であり、傷つけられてなお妻子と庇い合う姿に、サラは殺害を躊躇する。
母を追って来たジョンはサラを翻意させ、ダイソン夫妻にすべてを話すと共に彼の研究がかつて1984年に送り込まれサラの命を狙い、破壊された最初のT-800の残骸に基づいていることを知る。因果の輪を断ち切るべく一同はマイルズを伴ってサイバーダイン社へ侵入。通報により駆けつけた警官隊に包囲される中、マイルズの犠牲とT-800の奮戦により研究のすべてを破壊し、保管されていたターミネーターT-800[注釈 3]の部品(右腕と損傷したチップ)を持ち出す。
終盤
爆発したサイバーダイン社から逃走するサラ達の背後には奪った警察無線で状況を把握しやってきたT-1000が迫っていた。カーチェイスの末、一同は製鉄所へと突っ込む。T-1000はタンクローリーから漏れ出した液体窒素を浴びて氷漬けとなり、T-800の銃撃で粉砕されるが溶鉱炉の熱により直ぐに溶解・再生する。
短時間のうちに急激な変化を繰り返したためにT-1000は機能不全を起こしていたものの、T-800を依然として圧倒し苦戦させる。T-1000の猛攻の前に体の各所の生体組織が痛々しく剥がれ、骨格も左手部分を歯車に押し込まれ欠損し、さらには動力源までも破壊され一時的に機能停止するT-800だったが、補助パワーを始動させる事により辛くも活動を再開。一方、T-1000は擬態によりサラに変身してジョンをおびき寄せようとするも、先述の機能不全により擬態が完全では無かったことと本物のサラがT-1000の背後から忍び寄ってきた事によりジョンを騙せず[注釈 4]、本物のサラからショットガンにより猛攻撃を受けるが、溶鉱炉に落とされるあと一歩のところでサラの銃は弾切れとなる。T-1000はサラとジョンを挑発し、今度こそ二人を殺そうとするが、復活し現れたT-800にグレネードランチャーを撃ち込まれ、溶鉱炉へ転落。T-1000はその高い耐久性からすぐには破壊されず、今まで擬態してきた人間達の姿に代わる代わる変化しながらもがき続けるも、溶鉱炉を抜け出す事はできず断末魔の叫びとともに溶解し、ついに完全に消滅した。
ラスト
ジョンはサイバーダイン社で奪取した、1984年に回収されていたT-800の右腕とマイクロチップを溶鉱炉に放り込む。これで全て終わったと万感の思いで呟くサラ。しかしT-800は同じものが自身にも内蔵されているため禍根を残すことを避けるべく、自分で自分を破壊する行動が出来ないようプログラムされている事を理由に、自身の事も溶鉱炉へ沈めてほしいとサラに求める。だがサラとジョンにとって最早このT-800は単なる“機械(マシーン)”という存在を遥かに超えていた。泣いて嫌がるジョンの頬を伝う涙に触れたT-800は初めて人間の感情と生命の尊厳を理解し、「人間がなぜ泣くのかがわかった。私は泣けないが」と自分のために泣いてくれるジョンに告げる。
ジョンと別れの抱擁、サラと感謝の握手を交わした後T-800はコナー親子に見送られながら溶鉱炉に没した。彼が溶鉱炉へ沈みながら最後に見せたのはメキシコでジョンに教えられたサムズアップであった。
こうして1997年8月29日に起こるはずだった「審判の日」は完全に回避され、核戦争で失われるはずであった30億もの人命は救われた。これから先、何が起こるか分からない不確定な未来の闇に対し、サラは殺人機械のターミネーターでさえも命の尊さを理解出来た事実から希望の光を見出すのだった。

キャスト

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旧型ターミネーター(T-800) - アーノルド・シュワルツェネッガー
本作の主人公で、過去のジョンを守るため、未来のジョンがプログラムを書き換えて送り込んだ民間潜入型ターミネーター。タイムスリップ後に入ったバーのバイカーから服を奪い、ライダースの革ジャンに革製のパンツ、ブーツを着けた姿でサラやジョンを守りながらT-1000と戦う。
サラ・コナー - リンダ・ハミルトン
ジョンの母。前作の事件後に自らを鍛えて戦士となり、サイバーダイン社の爆破を試みるも失敗して逮捕され、精神病の疑いで警察病院に入院させられていた。ジョンによれば、息子を偉大な指導者に育てるべく、元グリーンベレー隊員などの屈強な男たちと交際していたという。
ジョン・コナー - エドワード・ファーロング、マイケル・エドワーズ(英語版)(成年期)、ダルトン・アボット(幼児期)
サラとカイルの息子。後に人類抵抗軍のリーダーになるが、それを危惧したスカイネットが送ったT-1000に生命を狙われる。
新型ターミネーター(T-1000) - ロバート・パトリック
過去のジョンを殺害するために未来のスカイネットが送り込んだ最新の液体金属型ターミネーター。戦闘力はT-800より高く、再生能力や変身能力など駆使して戦う。また、直接触れたものに擬態できる能力も持つ[注釈 5]。体格が極端に違わなければどのような容姿にも擬態できる他、包丁に触れた事から腕部分だけを刃物のように鋭く変質させ攻撃武器としたり、バールのようにしてドアをこじ開けたりといった一部分だけ変質させ活用する事も可能。
ジョンがT-1000は例えばタバコの箱などにも擬態できるのかとT-800に尋ねた際には、サイズが小さすぎるものなどにはなれないと説明されていたが、作中のT-1000はジョンを襲う時の行動ではなかったが薄く引き伸びた状態となり床の一部分に擬態するなどの幅広い応用も見せていた。タイムスリップ後の現場で警官を殺害してその姿に擬態して以降、さまざまな人物に擬態しながらサラやジョンを追う。
マイルズ・ダイソン - ジョー・モートン
サイバーダイン社の特殊開発部部長で、前作のT-800の残骸から得られたCPUを基にした新型CPU開発プロジェクトチームのリーダー。
ピーター・シルバーマン - アール・ボーエン
ペスカデロ警察病院の専門医師。サラの理解者を装いつつ彼女が語るターミネーターの話を信じなかったが、間近でT-800とT-1000の攻防を目の当たりにすることとなり、絶句する。
ジャネル - ジェニット・ゴールドスタイン
サラが逮捕された後、里親としてジョンを引き取った女性。反発した行動ばかり取るため、ジョンにあまり良い感情を持っていないが、養母としての責任を果たそうともしている。T-1000に殺害される。ジョンは反抗していたがT-1000から逃れた際連絡を入れようとはしており心底嫌っていたわけではない様子を見せた他、本作から分岐した続編の一つ『サラコナー・クロニクルズ』では夫のトッドも含めて「いい人達だった」「俺を引き取ってくれたのに。反抗してばかりで、最後には巻き込んで死なせてしまった」とジョンが後悔と共に言及していた。
トッド - ザンダー・バークレー
ジョンの養父でジャネルの夫。ジャネルとは夫婦仲があまり良くない。良くも悪くもジャネルほどジョンの反抗を気にしていないが、ジャネルになり替わったT-1000に殺害される。
カイル・リース - マイケル・ビーン
サラの夫でジョンの実父。前作で現代(1984年5月)にタイムワープしてターミネーターと戦い、サラと結ばれたのち戦死[注釈 6]してしまった。今作ではサラの夢に現れて彼女を励まし、ジョンを守るよう説得する。特別編のみ出演。

スタッフ

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製作

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前作『ターミネーター』の予想を超えたヒットにより、早くから続編の製作が期待されていたが、キャメロンは前作の焼き直しに陥るのを危惧して早期の続編製作には否定的で、「少年とターミネーター」という新たな構想を温め続けていた。

事態が大きく動いたのは1990年、カロルコのマリオ・カサールが『トータル・リコール』に続くシュワルツェネッガー主演の超大作として『T2』の製作を企画、製作の権利を買い集めた事による。脚本・監督の依頼を受けたキャメロンは、ターミネーター同様にサラ・コナーも続編に不可欠な要素と考え、ただちにリンダ・ハミルトンに連絡を取った。彼から新たなサラのキャラクターの概略を聞かされたハミルトンは、契約目前だった他の映画の主演を蹴って本作への参加を決め、激しい筋肉トレーニングや軍事教練を受けて戦士サラ・コナーへと変貌した。

キャメロンは前作で追加シーンの脚本を手がけたウィリアム・フィッシャーと共に脚本執筆を開始。第一稿が完成したのは5月10日、同年のカンヌ国際映画祭へ出発する直前だった。カンヌに向かう飛行機の中でシナリオを読んだシュワルツェネッガーは「期待以上の物だった」と絶賛した。そのカンヌ映画祭で『T2』の制作発表が行われ、封切りは翌年7月と決定したため、この前代未聞の超大作をわずか1年ほどで製作するという難事業にキャメロンは挑む事となった。帰国したキャメロンはただちにシナリオの改稿作業に取り掛かり、序盤の未来戦争のシーン[注釈 7]や中盤のメキシコのシーンなどが大幅にカットされた。

主役の二人以外のキャスティングも進められ、少年ジョン・コナー役は多くの子役俳優のオーディションが行われたが、結果的に演技経験ゼロだがキャメロンに「他の子役にないリアリティがある」と評価されたエドワード・ファーロングに決定。T-1000役は『ダイ・ハード2』でテロリストの一人を演じたロバート・パトリックが起用された[注釈 8]。一方、ターミネーターの特殊メイクとエンドスケルトン(内骨格)のアニマトロニクスは前作に続いてスタン・ウィンストンが担当、ターミネーターの製造工場を描いた最初の予告編の監督も務めている。T-1000の変身エフェクトは『アビス』で変形する海水のCGを手掛けたILMのデニス・ミューレンが手掛ける事となったが、当時のCGのコストがあまりに高額だった事から、当初CGで製作する予定だったシーンの多くがアニマトロニクスに変更されている。

本編撮影は1990年10月から翌年4月にかけて行われ、終盤のT-800の台詞「休暇が欲しい」は、現場の状況を象徴するものとして、シュワルツェネッガーが発言したアドリブをキャメロンが採用したものである。また、製鉄工場で激しくダメージを受けたターミネーターの特殊メイクは10時間近くを要し、その間シュワルツェネッガーは自身が経営する会社の仕事を行うという多忙振りだった。なお今回シュワルツェネッガー演じるターミネーターが前作から一転して「善玉」となった事について、当初は公開まで極秘にする事が検討されたが、結局はこの事実を早期に公開し、むしろ本作の売りとして積極的にPRする方針が採られる事になった。

編集作業では、上映時間の都合などからカイル登場シーンやターミネーターの手術シーンなどが削除され(特別編で復活)、またラストシーンは核戦争の起きなかった平和な未来の情景から、不確定な未来を暗示するサラのモノローグへと変更された。こうして公開まで1か月を切った1991年6月、遂に『T2』は完成した。

  • 本作の合成には当時最新鋭のCGIやVFXを使用しているが、多額の費用と時間がかかり限界があったためCGは42ショットしか使用されておらず、SFXの使用やアナログな撮影方法も用いられている[4]。
    • 例としてクライマックスでサラと彼女に擬態したT-1000が同時に画面に出るシーンで片方を演じているのは、リンダ・ハミルトンの双子の姉レスリーである。T-1000が擬態したサラをリンダが、奥のフォーカスが甘い本物のサラをレスリーが演じ、バストショットはリンダが演じている。レスリーはこの他に、鏡の前でT-800を修理するシーンにも出演している[注釈 9]。
    • また、病院の警備員ルイスに擬態したT-1000を演じたのも、ルイス役のドン・スタントンの双子の兄弟である。
  • ジョンが初めてT-800とT-1000に遭遇するモールの業務用通路で、戦闘に巻き込まれて射殺される従業員を演じたのは、キャメロンと親交のあった『週刊プレイボーイ』の軍事班担当記者だった小峯隆生である[5][注釈 10]。小峯は後に同じキャメロン監督の『トゥルーライズ』にも出演している。なお、T-1000役のパトリックもサラ役のハミルトンと同様に銃を使うシーンのために専門的な射撃トレーニングを受け、また疲れを顔に出さず走り続けるサイボーグらしく見られる様にするために鼻だけで呼吸しながら走る厳しい特訓をするなどしており、その結果、バイクで逃げるエドワードを追いかけるシーンでは簡単に追いつきそうになってしまい、後ろを向いたエドワードは「本当に怖かった」とメイキングで語っており、実際の撮影ではパトリックは距離を維持しながら走っていたという。
  • T-800が行うショットガンの片手リロードは、『勇気ある追跡』においてジョン・ウェインが行うリロード「スピンコック」のオマージュ。銃自体は小道具だが実際に指の力だけで回すのは摩擦で相当な痛みを伴うらしく、またこのシーンでは手袋が禁止だったため皮膚が剥がれる程で、アーノルドはこのアクションシーンが一番大変だったとメイキングで語っている。
  • T-1000は劇中で民家のドアをノックする時など、人間が手でドアを叩いた音と異なる硬質な金属音が混ざる様に設定されている。これはT-1000が例え完璧に人間を擬態していても、その正体は液体金属である事を音響面からも示唆しているという緻密な演出を組み込んでおり、音響設計のゲイリー・ライドストロムによると、「T-1000が木製のドアを叩く際や歩く音、服を整える摩擦音など何かに触れる時は常に通常音ではなく、”金属片と何か”の衝突音を混ぜる事で、観客が本能的に”人間とは異なる者”と感じるよう意図した。」という。
  • スカイネットの原因となったサイバーダイン社のマイクロチップを奪取する場面の撮影は、実在するアメリカの半導体製造装置メーカー、マトソン・テクノロジー(英語版)の本社で行われた[6]。SWATチームの作戦シーンは、よりリアルにするため本物のSWATチームに助言を求めただけでなく、撮影ではリーダーを除いて本当のSWATチームメンバーを雇った。またビルの爆発シーンもミニチュアや作ったセットではなく本物の借りた建物で、貸主は爆破シーンについても事前に聞かされていたが「面白そうだから貸す。」と承諾したそうで、元々は2階立てだが撮影セットのため臨時で3階を作っており、爆発シーンの撮影日にはリンダ・ハミルトンなど出演者を含め多くの人が「花火を見に行かない?」という雰囲気で集まったという。

評価

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本作は批評家から大絶賛されており、映画批評集積サイトの「Rotten Tomatoes」には80件以上のレビューがある。批評家支持率は93%、観客満足度は94%と、高く評価されている[7]。平均点は10点満点中8.5点となっており[8]、インターネット総合評価では批評家による加重スコアが100のうち75、観客によるスコアが10のうち9.1となっている[9]。

既に『アビス』などで用いられていた3DCGだが、本作品でより世間に認知され、『ジュラシック・パーク』(1993年)までCGといえばモーフィングという印象を与えた[4]。

受賞記録(1991年)

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最優秀メイクアップ賞、最優秀視覚効果賞、最優秀音響賞、最優秀音響編集賞
最優秀SF映画賞、最優秀監督賞(ジェームズ・キャメロン)、最優秀女優賞(リンダ・ハミルトン)
最優秀若手俳優演技賞(エドワード・ファーロング)、最優秀特殊効果賞(スタン・ウィンストン)
最優秀作品賞、最優秀男優賞(アーノルド・シュワルツェネッガー)、最優秀女優賞(リンダ・ハミルトン)
最優秀新人賞(エドワード・ファーロング)、最も魅力的な女性賞(リンダ・ハミルトン)
最優秀アクション・シーン賞(フリーウェイの追跡)
  • ASCAP映画TV音楽賞(ブラッド・フィーデル)
  • ピープルズ・チョイス賞
最優秀映画賞
最優秀ドラマ賞
  • SF&ファンタジー作家賞
ブラッドベリー賞(ジェームズ・キャメロン)
最優秀特殊効果賞、最優秀音響賞

日本語版

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1991年8月24日に劇場公開された[10]。

日本語吹替

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役名 俳優 日本語吹替
劇場公開版 劇場公開版・特別編 不明
ソフト版1 フジテレビ版 ソフト版2 機内上映版
T-800アーノルド・シュワルツェネッガー津嘉山正種玄田哲章大友龍三郎
サラ・コナーリンダ・ハミルトン駒塚由衣吉田理保子日野由利加戸田恵子[11]
ジョン・コナーエドワード・ファーロング田中真弓浪川大輔近藤玲子
T-1000ロバート・パトリック佐古雅誉江原正士咲野俊介
マイルズ・ダイソンジョー・モートン金尾哲夫秋元羊介上別府仁資
ドクター・シルバーマンアール・ボーエン山内雅人阪脩をはり万造
タリッサ・ダイソンS・エパサ・マーカーソン久保田民絵鈴鹿千春きっかわ佳代
ティムダニー・クックシー亀井芳子石井邦和小日向みわ
エンリケカスチュロ・ゲッラ池田勝幹本雄之白山修
ジャネルジェニット・ゴールドスタイン叶木翔子相沢恵子小山田詩乃
トッドザンダー・バークレー秋元羊介千田光男藤原堅一
ダグラスケン・ギーベル辻親八中田和宏水野光太
ロイド(冒頭に出てくる店の店主)ピート・シュラム峰恵研白山修
ブライアントエナルズ・バール津田英三円谷文彦松平真之介
モスバーグ刑事ドン・レイク塚田正昭小島敏彦白山修
ウェザビー刑事リチャード・ヴィダン藤城裕士円谷文彦松平真之介
町の若者ジム・パーマー荒川太郎真地勇志
町の若者の連れの黒人ジェラルド・G・ウィリアムス星野充昭仲野裕上別府仁資
夜勤のナースグウェンダ・ディーコン久保田民絵磯辺万沙子
警備員ルイスドン・スタントン
ダン・スタントン(T-1000の変身)
秋元羊介峰恵研上別府仁資
ダニーデボーン・ニクソン滝沢ロコ小日向みわ
ヨランダダイアン・ロドリゲス叶木翔子堀越真己
サイバーダイン社の保管庫の警備員トニー・シモテス荒川太郎真地勇志白山修
冒頭でT-800に服を取られる男ロバート・ウィンリー池田勝幹本雄之上別府仁資
冒頭でT-800にナイフで切りかかる男ロン・ヤング金尾哲夫小島敏彦白山修
付き添いの看護師マーク・クリストファー・ローレンス荒川太郎仲野裕東城光志
SWATチームのリーダーディーン・ノリス池田勝小島敏彦
カイル・リースマイケル・ビーン-幹本雄之東城光志
サラの孫娘[注釈 11]ミスティ・ジョー・ウォーカー--かとうあずさ
日本語版制作スタッフ
演出中野寛次松川陸
翻訳戸田奈津子(日本語字幕)菊池浩司鈴木導
調整栗林秀年
録音スタジオユニスタジオザウルスエコー・スタジオ
担当吉田啓介佐藤洋
プロデューサー山形淳二
製作ACクリエイトグロービジョンスタジオ・エコー
  • 各バージョンが収録されているソフト
    • ソフト版1:VHS / LD / DVD通常版 / DVDスペシャルコレクション / BDプレミアムエディション(ver.1、2) / 4Kレストア版UHD・BD ※すべて劇場公開版のみ。なお、特別編の吹き替え版は製作されていないため、4Kレストア版BDで劇場公開版以外を再生した場合、この音声は選択できない。U-NEXT、Huluでの配信にも使用。
    • フジテレビ版:BDプレミアムエディション ver.2 / ターミネーター2 特別編(日本語吹替完全版) / 4Kレストア版UHD・BD ※4Kレストア版以前は特別編のみ。なお、4Kレストア版BDには劇場公開版・特別編両方のバージョンがノーカット収録されている。
    • ソフト版2:DVDエクストリームエディション / DVDダブルエディション / BDプレミアムエディション(ver.1、2) / ターミネーター2 特別編(日本語吹替完全版) / ターミネーター2 特別編 アルティメット・エディション / 4Kレストア版UHD・BD ※拡張特別編もソフト版2の吹き替えをベースに新録。Amazonプライムビデオ、Netflixでの配信にも使用。
      • 拡張特別編 - 演出:留田啓子、翻訳:Blue Moon Entertainment
  • フジテレビ版初回放送
    • 劇場版:1993年10月9日『ゴールデン洋画劇場』21:04-23:44
    • 特別編:1995年4月1日『ゴールデン洋画劇場』21:04-23:59

音声解説吹替版

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1994年に発売されたLDセットに収録するために製作されたもの。キャストやスタッフによる音声解説を日本語で吹き替えている。

※括弧内は日本語吹替声優。

地上波放送履歴

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回数 放送局 放送枠 放送日 放送時間 放送分数 特別編 平均世帯
視聴率
備考
1 フジテレビゴールデン洋画劇場1993年10月9日(土)21:04-23:44160分-
2 1995年4月1日(土)21:04-23:59175分〇28.0%
3 1996年10月5日(土)21:00-23:59179分〇
4 1998年12月26日(土)21:00-23:44164分-19.1%
5 2001年2月24日(土)-23.8%
6 ゴールデンシアター2001年10月27日(土)20:03-22:54171分〇18.1%
7 2003年2月22日(土)〇18.7%
8 プレミアムステージ2004年11月20日(土)21:00-23:24144分-17.1%
9 土曜プレミアム2006年4月8日(土)-15.0%
10 2008年6月28日(土)21:00-23:30150分-13.4%ハイビジョンマスター版
11 2009年6月13日(土)21:00-23:10130分-14.9%
12 2011年6月4日(土)-10.6%
13 テレビ東京午後のロードショー2016年2月10日(水)13:35-15:35120分-
14 フジテレビ土曜プレミアム2019年11月16日(土)21:00-23:10130分-8.2%『ターミネーター:ニュー・フェイト』公開記念
15 テレビ東京午後のロードショー2021年11月16日(火)13:00-15:40160分-ノーカット放送
16 2026年2月13日(金) 13:40-15:40 120分 -
  • 視聴率はビデオリサーチ調べの関東地区の視聴率。
  • 2回目放送時の視聴率は、ビデオリサーチの「1995年 年間高世帯視聴率番組30(関東地区)」の30位にランクインした。
  • 6回目放送時、本来は『めちゃ×2イケてるッ!』を放送する予定だったが、同番組の収録準備中にスタッフの死亡事故が発生したため、予定内容を急遽変更して『ターミネーター2 特別編』が放送された。
  • 120分バージョンはCMが合間に入るため、かなり内容がカットされている。T-800が革ジャン・革パンツ姿で夜の酒場からハーレーを走らせる・T-800が他人を見て笑い顔を真似る・T-800の頭部を調べる・地下室で武器を選ぶ・サラの夢で核爆発前などが無い。

LD/DVD/Blu-ray

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LD

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ターミネーター2 〈劇場公開版シネマスコープサイズ〉
オリジナル公開版を劇場と同じシネマスコープサイズで収録。字幕スーパー。オリジナル劇場予告編3種収録。
ターミネーター2 〈ビデオ版テレビサイズ〉
公開版をテレビ(アスペクト比4:3)用にキャメロン監督が画角を編集し直したもの。基本的には劇場版より左右の画面が狭く、上下が広く映っている。字幕スーパー、日本語吹替版それぞれ発売。
ターミネーター2 特別編
公開版と同じくシネマスコープサイズ版とテレビサイズ版の2種類発売。字幕スーパー。オリジナル予告編付き。国内初のTHX-LD仕様で、最終面の終了直前にモニター校正用のテスト信号を収録している。
スペシャルコレクション ターミネーター2 特別編
特別編をTHX仕様、ドルビーステレオサラウンドで収録(デジタル音声)。字幕スーパー。アナログ音声にはスタッフ・キャストによる音声解説を収録。音声解説およびインタビュー集は英語と日本語吹替版の2音声で収録(吹替版は音声解説のみDVDに流用)。一部、DVD版に未収録の映像有り。解説書付き。

Hi-Vision LD

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ターミネーター2
1993年発売。オリジナル公開版をハイビジョン仕様(MUSE方式)、4ch3-1ステレオ(デジタル音声)で収録。字幕スーパー。
当時制作会社のカロルコがパイオニアと提携していたため、カロルコ経由のフィルムレンタルが実現。日本国内でのハイビジョンテレシネが行われた。同マスターを使用してワイドテレビ用に左右幅を圧縮し、ドルビーデジタル方式のサラウンド音声も収録した「スクイーズLD」も発売された。

DVD

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パラマウント ジャパン・NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン(パイオニアLDC)・KADOKAWAより発売。

ターミネーター2(ジュエルケース) 品番:PIBF-1001 発売日:1997年11月21日
国内初発売版。デジタル・ニューマスター版。劇場版のみ。劇場予告編収録。後にトールケース仕様で再発売。
ターミネーター2(DTS版) 品番:PIBF-1219 発売日:2000年3月24日
上記の通常版にdts英語音声を追加収録したもの。定価6800円(税抜)
ターミネーター2 特別編 品番:PIBF-1307 発売日:2000年12月8日
特別編の本編のみをドルビー5.1chサラウンドEX、dts-ES音声にて収録したもの。キャスト・スタッフによる音声解説(英語音声と日本語吹替版)収録。
スペシャルコレクション ターミネーター2 特別編 品番:PIBF-1323 発売日:2001年9月21日
国内で発売されたソフトの中で唯一、劇場版と特別編(および拡張特別編)を1枚で見ることのできるDVD。ディスク2には膨大な量の静止画・映像特典が収録されている。劇場版のみ日本語吹替音声収録。英語音声は5.1サラウンドEXにリミックスされた。※劇場版を再生すると、劇場版でも存在した病院でサラが核爆発の夢を語るビデオ(「閃光がストロボのように…」から「なのに周囲が見えた」と語る23秒ほどのシーン)がカットされてしまう不具合がある。
ターミネーター2 品番:PIBF-91001 発売日:2002年8月23日
ターミネーター2 特別編 品番:PIBF-91307 発売日:2002年8月23日
ターミネーター2 劇場公開版(T3公開記念バージョン) 品番:PIBF-91219 発売日:2003年6月21日
2000年発売のDTS版を新たなデザインでスケルトンパッケージ、ピクチャーディスク化したもの。
ターミネーター2 特別編 品番:GNBF-5014 発売日:2004年6月25日
ターミネーター2 エクストリーム・エディション 品番:GNBF-1100 発売日:2006年3月24日
スペシャルコレクションで使用されたマスターではなく、新たにHDニューマスターを製作し、さらに高レートでエンコードし、それまで発売されたDVDのなかでは最高画質とされる。音声に関しても、既存の5.1chサラウンドEXの24ビット版が採用された。日本版では、ディスク1に特別編、ディスク2に劇場公開版を収録。それまでビデオ版における「特別編」の日本語吹替版はリリースされていなかったが、T-800役に玄田哲章を起用し、5.1chサラウンドEXにて初の吹替版が製作された(これを基に劇場版も新規作成された)。ディスク1には新しい音声解説を収録。特典ディスク(ディスク3)は、特別編を再生中にメイキングやインタビューへ飛べるインタラクティブ仕様(すべて英語。対訳書付き)。
ターミネーター2 プレミアム・エディション 品番:GNXF-1012 発売日:2008年12月5日
ターミネーター2 特別編 品番:GNBF-1244 発売日:2008年12月19日
ターミネーター2 ダブル・エディション 品番:GNBF-1275 発売日:2009年5月5日
エクストリーム・エディションのディスク1、2のみを新たなパッケージで収録したもの。メタリックジャケット仕様。
ターミネーター2 特別編 日本語吹替収録版 品番:GNBF-2268 発売日:2011年5月25日
エクストリーム・エディションのディスク1のみを新たなパッケージで収録したもの。
ターミネーター2 特別編 品番:GNBF-2797 発売日:2012年4月13日
ターミネーター2 特別編 日本語吹替完全版 品番:GNBF-5090 発売日:2015年6月24日
アルティメット・エディションの廉価版。フジテレビ版吹替音声を収録。既発売のプレミアム・エディション Ver.2では一部分をカットした再放映の特別編の吹替版が使用されたが、今回はノーカット放映の特別編の吹替版を収録している。ただし、劇場公開版と拡張特別編、津嘉山正種の吹替版は収録されていない。
ターミネーター2 品番:DABA-5502 発売日:2019年8月29日
アルティメット・エディションの廉価版。フジテレビ版吹替音声を収録。既発売のプレミアム・エディション Ver.2では一部分をカットした再放映の特別編の吹替版が使用されたが、今回はノーカット放映の特別編の吹替版を収録している。ただし、劇場公開版と拡張特別編、津嘉山正種の吹替版は収録されていない。

Blu-ray

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パラマウント ジャパン・NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン・KADOKAWAより発売。

ターミネーター2 特別編 品番:GNXF-1003 発売日:2008年12月5日
2008年12月発売。本編はDVD版特別編と同じで、音声は英語、日本語ともにドルビーTrueHD収録。特典映像はDVD版スペシャルコレクション、エクストリーム・エディションに収録されていた特典の一部を収めた単品版。
ターミネーター2 プレミアム・エディション 品番:GNXF-1012 発売日:2008年12月5日
特別編と劇場公開版をセットにした2枚組の初回限定生産で発売。特別編ディスクは上記のBlu-ray Disc版特別編と同内容。劇場公開版ディスクは、特別編と同じ音声仕様の他、シュワルツェネッガー=津嘉山正種のオリジナル吹替版を収録し、特典映像はDVD版スペシャルコレクションに収録されていた特典の一部を収録。上記のBlu-ray Discの発売後、一部のディスクで本編再生中に特定の箇所でフリーズして場面が飛んでしまったり、ノイズが発生するという再生不具合が発生したため、発売を中止した。その後、良品の発売を再開し、不良品ディスクは良品との無償交換を実施した。再生不具合の原因については、製造工程トラブルで記録面の最外周に微小な変形が発生し、温度が上昇すると変形が自然に回復するが、未回復の物が再生不良を引き起こす原因になっているという。そのため、全てのディスクで不具合があるわけではないと発表した。
ターミネーター2 プレミアム・エディション Ver.2.0 品番:GNXF-1032 発売日:2009年11月20日
特別編と劇場公開版をセットにした2枚組の3000セット限定生産。特別編の本編に、削除されていた2シーンを復活させた「拡張特別編」が再生可能になっている。前バージョンではドルビーTrueHDで収録していた英語と日本語の音声を、DTS-HD Master Audioで収録。それに加え、ファンの要望に応えたというフジテレビ放送時の日本語吹替音声(モノラル)を新たに収録。オリジナル予告編もHD解像度のものにクオリティアップ。特製解説書も追加された。特典映像はメイキングや特報、予告編など従来のプレミアムエディションと同一。
フジテレビ放送版の日本語吹替音声は、劇場公開版にないシーンの追加録音を行って特別編をノーカット放映した2回目の放映版ではなく、一部分をカットした再放映版が使用されている。具体的には、サイバーダイン社での新米技術者がダイソンに『1』のターミネーターの残骸を貸してくれるように頼むシーンから、ダイソンがそれを取り出しに金庫へ向かうまでのシーンと、ジョンが盗んだカードでATMから金を引き落とすシーンの最初の部分における吹替音声の2か所(約1分)が欠落し、原語に戻っている。拡張特別編の2シーンについてはテレビ放送されたことがないので、吹替音声は存在していない。
ターミネーター2 プレミアム・エディションVer.2.0(シンプル版) 品番:GNXF-1088 発売日:2010年4月28日
上記のプレミアム・エディションVer.2.0のディスクのみを新たなパッケージに収録したもの。
ターミネーター2 特別編 品番:GNXF-1448 発売日:2013年12月20日
ターミネーター2 特別編 アルティメット・エディション 品番:GNXF-1879 発売日:2015年6月24日
特別編とこれまでの特典映像を可能な限り収録したディスクをセットにした2枚組の5000セット限定生産。フジテレビ版吹替音声を収録。既発売のプレミアム・エディション Ver.2では一部分をカットした再放映の特別編の吹替版が使用されたが、今回はノーカット放映の特別編の吹替版を収録している。また、拡張特別編にソフト版2(新録)の吹替音声を追加収録(別エンディングに日野由利加で追録)。ただし、劇場公開版と津嘉山正種の吹替版は収録されていない。
ターミネーター2 特別編 日本語吹替完全版 品番:GNXF-1880 発売日:2015年6月24日
アルティメット・エディションの廉価版。フジテレビ版吹替音声を収録。既発売のプレミアム・エディション Ver.2では一部分をカットした再放映の特別編の吹替版が使用されたが、今回はノーカット放映の特別編の吹替版を収録している。ただし、劇場公開版と拡張特別編、津嘉山正種の吹替版は収録されていない。
ターミネーター2 品番:DAXA-5488(Blu-ray 4Kレストア版)、DAXA-5487(4KUHD)、DAXA-5502(3D) 発売日:2019年2月8日(Blu-ray 4Kレストア版・4KUHD)、2019年3月22日(3D)
スタジオカナル作品がNBCユニバーサルからKADOKAWAに移行してからの初ソフト化、4KUHD BDには、4Kデジタル修復が行われた劇場公開版のみ収録。また、ブルーレイには劇場公開版、特別編、拡張特別編の3バージョンが収録されているが、特別編と拡張特別編は劇場公開版と画質が異なる。吹き替えは劇場公開版でDVD版、フジテレビ版、VHS版が、特別編でDVD版とフジテレビ版がそれぞれ収録されている(拡張特別編は字幕対応)。

アトラクション

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世界のユニバーサル・スタジオ・テーマパークスに存在したアトラクション。

続編一覧

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  • 『ターミネーター3』(2003年公開)
  • 『ターミネーター:ニュー・フェイト』(正統な続編、2019年公開)
  • 『ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ』(『ターミネーター2』の世界観を継承する続編として、2007年にワーナー・ブラザース・テレビジョンで制作されたテレビドラマ。『T3』および『T4』とは無関係。)アメリカでの放映は2008年1月13日からFOXで行われ、2008年1月より第1シーズン全9話が放映、2008年8月に第1シーズンのDVDが発売、9月からは第2シーズンの放映が開始されている。日本では2009年1月に第1シーズンのBD&DVDがワーナー・ホーム・ビデオより発売された。
  • また、本作の続編として、S・M・スターリングが書く小説『新ターミネーター2シリーズ』がある。なお、『新ターミネーター2』と『ターミネーター3』の関連は一切無く、パラレルワールドの形となっている。
    • 新ターミネーター2−未来からの潜入者−(2002年)
    • 新ターミネーター2−迫りくる嵐−(2003年)
    • 新ターミネーター2−最終戦争−(2003年)

ゲーム関連

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ターミネーター2(FC版)
横スクロールアクション。元は海外で発売されたものをパック・イン・ビデオが日本向けに製作したもの。
ターミネーター2・ジ・アーケード
ミッドウェイゲームズ製のガンシューティングゲームで、2人同時プレイ可能。日本国内ではタイトーから発売されたが、後にアクレイムジャパンにより、スーパーファミコン・メガドライブ・ゲームボーイ・ゲームギアのコンシューマー機に移植された。
ターミネーター2 (ピンボール)
デザイナーはスティーブ・リッチー。米ウィリアムズ社製、日本国内にはタイトーから発売された。フリッパーの、ガングリップブランジャーが特徴であり鉄製とプラステック製がある[12]。
フォートナイト
『フォートナイト』に、ターミネーターの登場人物であるサラ・コナーとエンドスケルトン、T-800がスキンとして登場した[13]。他にも、T-1000の腕のツルハシなども登場した。
コール オブ デューティシリーズ
『ヴァンガード』に、T-800とT-1000がオペレーターとして登場[14]。
Terminator 2D No Fate
本作を題材にした2Dアクションゲーム。2025年12月12日発売予定。

その他

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本作における未来において、核戦争を生き抜いた残りの人類は、戦争勃発の日を「審判の日(Judgment Day=本作の原題)」と呼ぶ。本作ではこの核戦争が起こった原因の中にソビエト連邦との東西冷戦が含まれており、「審判の日」とされる8月29日はソ連初の原爆実験(RDS-1)に由来するが[15]、作品の制作年である1991年にソビエト連邦の崩壊が起きた(そのため、テレビ放送された際の吹替え台詞と4Kレストア版では「ロシア」に変更されている)。

スペイン語風の決め台詞「Hasta la vista, Baby!」(アスタ・ラ・ビスタ、ベイビー!)は有名なスラングとなり、U2が同名のライブアルバムを作っているほか、1992年アメリカ合衆国大統領選挙においては「共和党から対立陣営へのメッセージ」として用いられ、その後も政治的な文脈でたびたび使用される[16]。なお、スペイン語版にはこの台詞は存在せず、代わりに「Sayonara, Baby!」となっている。日本語字幕や吹替版では意訳され「地獄で会おうぜ、ベイビー!」(戸田奈津子による意訳)または「さっさと失せろ、ベイビー!」となっている。

テーマソングにガンズ・アンド・ローゼズの「ユー・クッド・ビー・マイン」が使用されており、劇中でも少しであるが流れている(ジョンが悪友とバイクを乗り回しているシーンでスピーカーから流れている)。この曲のPVでは、バンドメンバーとシュワルツェネッガーとの共演が実現している。この曲が収録された同バンドのアルバム『ユーズ・ユア・イリュージョン II』は全米初登場1位となった。この曲は後に『ターミネーター4』でも小ネタ的に用いられている。

脚注

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注釈

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  1. ↑ T-800がジョンが口にした犬が吠え続けているなどの情報からそれに勘付き途中で電話を代わり、変声機能を駆使しつつ対応して機転を効かせ、ジョンの居場所は察知させなかった。
  2. ↑ 特別編のみ、T-800のボディからの弾丸の摘出などをサラが行い、T-800の話を聞いたジョンがT-800の学習機能をオンにする為に頭部からチップを取り出した際、サラがT-800を信用出来ず、取り出したチップを破壊しようとするが、身を挺してチップを守ったジョンに説得され諦めてチップを戻すというシーンが存在する。
  3. ↑ 1984年に送り込まれサラを襲い、サラの反撃でプレス機で破壊された個体。
  4. ↑ 特別編では偽物のサラの足部分のカットシーンが入り前者が明確に描写され、劇場公開版では忍び寄ってくる本物のサラの描写のみとなっている。
  5. ↑ 銃や大砲などの複雑な機構や爆薬を必要とするものには見た目を真似るだけで本当の意味で生み出す事はできないとT-800に語られる。
  6. ↑ 未来のカイルが死んだという意味で本来の次元のカイルはもちろん生存している。
  7. ↑ 未来のジョンがカイルとターミネーターを過去に送り出す場面など。
  8. ↑ 『ダイ・ハード2』の彼のシーンのオマージュもある。
  9. ↑ 実際には鏡はなく、写った側をリンダが、鏡の前をレスリーが演じている。
  10. ↑ 津嘉山正種版では本人吹替も敢行されている。
  11. ↑ 拡張特別編のみ。

出典

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  1. 1 2 3 “Terminator 2: Judgment Day (1991)”. Box Office Mojo. 2010年1月4日閲覧。
  2. ↑ “歴代ランキング「歴代興収ベスト100」 - CINEMAランキング通信”. 興行通信社. 2017年8月29日閲覧。
  3. ↑ 「キネマ旬報」2016年3月下旬号 109頁
  4. 1 2 平成大特撮 2019, pp. 258–261, 文・ガイガン山崎「column その頃、世界では…」
  5. ↑ 小峯隆生 | 人名事典 | お楽しみ - PHP研究所
  6. ↑ “Mattson hopes to terminate rivals in turnaround”. EE Times (2010年6月3日). 2019年1月9日閲覧。
  7. ↑ “ROTTEN TOMATOES”. Variety (2020年8月2日). 2020年8月2日閲覧。
  8. ↑ “IMDB”. Variety (2020年8月2日). 2020年8月2日閲覧。
  9. ↑ “METACRITIC”. Variety (2020年8月2日). 2020年8月2日閲覧。
  10. ↑ “ターミネーター2:作品情報”. 映画.com. 2023年1月3日閲覧。
  11. ↑ “ターミネーター:戸田恵子が久々のサラ・コナー役 “T-800”シュワちゃんはもちろん玄田哲章 坂本真綾も”. MANTANWEB(まんたんウェブ). 2019年10月12日閲覧。
  12. ↑ 『ファミコン通信 no.179』アスキー、1992年5月22日、122,123,頁。
  13. ↑ “『フォートナイト』に「ターミネーター」のT-800とサラ・コナーのスキンが登場!”. 2021年1月22日閲覧。
  14. ↑ “ターミネーターモデルT-800とT-1000が登場 — 期間限定で入手可能”. www.callofduty.com. 2025年4月11日閲覧。
  15. ↑ “‘Terminator 2: Judgement Day’ Turns 25: 25 Things You Never Knew About The Film” (英語). The Hollywood news. 2016年7月5日. 2019年6月27日閲覧.
  16. ↑ “Behind in Race, Texas Senator Turns Terminator” (英語). The New York Times. 1993年5月20日. 2007年4月28日閲覧.

参考文献

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関連項目

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外部リンク

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