ゼノサーガ エピソードIII[ツァラトゥストラはかく語りき]
| ジャンル | SFRPG |
|---|---|
| 対応機種 | PlayStation 2(PS2) |
| 開発元 | モノリスソフト |
| 発売元 |
バンダイナムコゲームス (ナムコレーベル) |
| プロデューサー |
萩原智洋 岡本進一郎 |
| ディレクター | 新井考 |
| シナリオ | 米坂典彦 |
| プログラマー | 矢島利明 |
| 音楽 | 梶浦由記 |
| 美術 |
麦谷興一 石垣純哉 |
| シリーズ | ゼノサーガシリーズ |
| 人数 | 1人 |
| 発売日 |
|
『ゼノサーガ エピソードIII[ツァラトゥストラはかく語りき]』(ゼノサーガ エピソード スリー ツァラトゥストラはかくかたりき、Xenosaga: Episode III - Also Sprach Zarathustra)は、モノリスソフトが制作し、バンダイナムコゲームスが2006年7月6日に発売したPlayStation 2(PS2)用ロールプレイングゲームである。アメリカでは同年8月29日に発売。
概要
[編集]ゼノサーガシリーズの第3作目にして完結編であり、主人公シオンが最終的に自立して旅立つまでの過程を描いている。人物の個々の物語の決着を見せることを主軸においた作品であるため矢継ぎ早にストーリーが進行し、場や組織間の思惑、構想、対立などはほとんど説明されていない。
本作発売に先駆け、前作『ゼノサーガ エピソードII[善悪の彼岸]』との橋渡しとなるFLASH動画『ゼノサーガ エピソードII to III a missing year』が公式サイトで限定公開された。本作は『エピソードII』の結末ではなくこのFLASHから続いており、そちらで明かされた真実や登場した人物を主人公らが初めから知っている前提で始まる。FLASHの内容は断片的にではあるが本作内で語られている。
プレイヤーキャラはリアル寄りだった前作からモデル・コスチュームが再び一新されており、特に女性キャラクターは「あくまでもかわいらしくを基本」としつつシリアスなシーンを演出しても違和感を感じさせないバランスを取っている[1]。
従来はイベントシーンをほぼ全てムービーで描いたが、今作では会話イベントは顔グラフィックとフルボイス付きテキストメッセージによるメッセージイベントで進行する形式となり、シナリオのボリュームが大幅に増加している[2]。
前作で問題となったロード時間は大幅に短縮されており、データロード時以外には読み込みによる待ちが存在しない[3]。
また、システム面も再び変更されており、前作で廃止されていたショップ、装備品、用語集、機体のチューンナップなどが復活した。
戦闘システム
[編集]生身とロボット(E.S.)による2パターンの戦闘・探索が存在するのは従来と同じだが、こちらも前作から大きく変更されている。
キャラクターバトル
[編集]前作の特徴であったストックゲージ、三段属性のコンボが廃止され、『ゼノギアス』からの伝統のコマンド入力も廃止されたことでシンプルな攻撃方法になった一方で必殺技が復活。過去作のようなコマンドではなくエーテル同様に一覧から選ぶ形式になっており、発動にはブーストカウントを消費する。また、EPを消費して放つ「アーツ」が追加された。
今作では通常のダメージの他に「ブレイクゲージ」を溜める「ブレイクダメージ」が存在し、ゲージが100%になると2ターン行動不能のブレイク状態になる。ブレイク状態では防御行動も取れず、クリティカル率が上がる。ブレイクゲージは味方にも存在する。
ロボットバトル
[編集]ロボットバトルでは新規のE.S.が1機追加され、戦闘時も3機参戦可能になった。E.S.は前作のように経験値でレベルアップはせず、エピソードIのA.G.W.S.や『ゼノギアス』のギア同様にパーツを付け替えて強化していく。
戦闘では敵にダメージを与えると「アニマゲージ」が上昇し、ゲージが1以上溜まると「アニマ覚醒」が発動可能になり、覚醒中は必殺技が使用可能。覚醒レベルは3まであり、高いほど強力な必殺技が使えるが、ストーリーが進行しないと新技は会得できない。また、E.S.戦闘では攻撃時に仲間の機体が追撃を行ってくれる場合がある。
ストーリー
[編集]この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
物語はグノーシス・テロ事件(a missing year~U.M.N.に封印されし真実の断片~)の数ヶ月後から始まる。
シオン・ウヅキはヴェクターとの決別を決意、U.M.N.に関する情報を手に入れるため反U.M.N組織スキエンティアと共にヴェクターS-Divisionに潜入する。その頃ヴェクターではT-elosが新たに開発され、KOS-MOSの破棄が正式に決定していた。
一方Jr.達は宇宙に浮かぶ謎の浮遊大陸レンヌ・ル・シャトーの調査に向かっていたが、オルムスとの戦闘中浮遊大陸が突然光を放ち、エルザが光の中に取り残されてしまう。エルザを救出するためKOS-MOSの第三種兵装を利用する事を提案するユリ・ミズラヒに従い、かつての仲間達と共にKOS-MOSを取り戻し、浮遊大陸へと向かうシオン。だがそこで彼女を待ち受けていたのは、触れることすら拒絶し続けた辛い過去の真実だった。
キャラクター
[編集]主題歌
[編集]- エンディングテーマ「Maybe Tomorrow」
- 作詞/作曲:梶浦由記、唄:エミリー・カーティス
製作スタッフ
[編集]開発
[編集]前作エピソードIIはエピソードIの時のような不夜城状態にならないよう様々な部分が間引かれ、予算内で開発を終えられた。本作も当初は同様の路線で開発が始まったものの、前作の悪評を受けたことで「このやり方は間違っている」という空気に変わり、大きく舵を切り直した。しかし既に開発が進んでいる状態であったため最後まで直し切れなかったと高橋は語っている。一方で本シリーズでの経験はモノリスソフトにとって「ものすごく大きな財産」になっており、この3作があったからこそ,後のゼノブレイドシリーズがあるともしてる[4]。
脚注
[編集]- ↑ “ゼノサーガ エピソードIII | グラフィック”. バンダイナムコゲームス. 2026年2月24日閲覧。
- ↑ “ナムコ、PS2「ゼノサーガ エピソード III [ツァラトゥストラはかく語りき」 クエストパートの詳細や登場キャラクタを公開]”. GAME Watch (2006年2月24日). 2026年2月24日閲覧。
- ↑ “PS2ゲームレビュー「ゼノサーガ エピソードIII [ツァラトゥストラはかく語りき」]”. GAME Watch (2006年7月28日). 2026年2月24日閲覧。
- ↑ “「ゼノサーガ」の紆余曲折が「ゼノブレイド」を生んだ――不定期連載「原田が斬る!」,第7回はゼノシリーズ総監督の高橋哲哉氏にモノリスソフトの今を聞いた”. 4gamer.net (2019年6月8日). 2026年2月24日閲覧。