メタルギアソリッドV

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メタルギアシリーズ > メタルギアソリッドV
メタルギアソリッドV
グラウンド・ゼロズ
ジャンル タクティカル・エスピオナージ・オペレーション
対応機種 PlayStation 3
Xbox 360
PlayStation 4
Xbox One
PC (Steam)
開発元 小島プロダクション
発売元 コナミデジタルエンタテインメント
シリーズ メタルギアシリーズ
人数 1人
メディア パッケージ版:光学ディスク[注 1]
ダウンロード版:ダウンロード
発売日 アメリカ合衆国の旗 2014年3月18日
欧州連合の旗 2014年3月20日
[PS3/PS4/Xbox 360]
日本の旗2014年3月20日
[Xbox One]
日本の旗2014年9月4日
[PC]
世界の旗2014年12月18日
対象年齢 CEROD(17才以上対象)
PEGI18
ESRBM(17歳以上)
コンテンツ
アイコン
暴力、犯罪
必要環境 必要環境 (PC)[1]
OS: Windows Vista 64bit以降
CPU: Core i5 4460 (3.2GHz) 以上
メモリ: 4GB以上
ビデオカード: Geforce GTX 650 (2GB) 以上
DirectX 11以降
HDD: 4GB以上
サウンドカード: Direct X 9.0c対応サウンドカード

必要HDD容量 (PS3/PS4/Xbox 360/Xbox One)
PS3版: 1409MB以上
PS4版: 4000MB以上
Xbox 360版: 1.7GB以上[注 2]
Xbox One版: 4.75GB以上
エンジン Fox Engine[2]
売上本数 [PS4]日本の旗 16万4,394本[3]
[PS3]日本の旗 23万8,425本[4]
[Xbox360]日本の旗 3,180本[5]
その他 コンパニオンアプリ対応[注 3]
PS4版:アップグレードプログラム対応[注 4]
PC版:日本語/英語音声切替対応、4K解像度対応[6][注 5]
テンプレートを表示
メタルギアソリッドV
ファントムペイン
ジャンル タクティカル・エスピオナージ・オペレーション
対応機種 PlayStation 3
Xbox 360
PlayStation 4
Xbox One
PC (Steam)
開発元 小島プロダクション ( - 2015/2)
コナミデジタルエンタテイメント (2015/3 - )
運営元 コナミデジタルエンタテインメント
シリーズ メタルギアシリーズ
人数 [PS4/Xbox One/PC]
1~16人
[PS3/Xbox 360]
1~12人
メディア 光学ディスク[注 6]
ダウンロード
稼働時期 アメリカ合衆国の旗 欧州連合の旗 2015年9月1日
日本の旗 2015年9月2日[7][8]
対象年齢 CEROD(17才以上対象)
PEGI18
ESRBM(17歳以上)
必要環境 必要環境 (PC)
OS: Windows 7 64bit, Windows 8 64bit
CPU: Core i5 4460 (3.2GHz) 以上
メモリ: 4GB以上
ビデオカード: Geforce GTX 650 (2GB) 以上
DirectX 11以降
HDD: 28GB以上
サウンドカード: Direct X 9.0c対応サウンドカード

必要HDD容量 (PS3/PS4/Xbox 360/Xbox One)
PS3版: 12.5GB以上
PS4版: 27.5GB以上
Xbox 360版: 12.5GB以上
Xbox One版: 27GB以上
エンジン Fox Engine[2]
売上本数 世界の旗 600万本(ダウンロード版を含む)[9]
[PS3]日本の旗 23万4064本[10]
[PS4]日本の旗 44万5,927本[11]
[Xbox One]日本の旗 2,923本[12]
その他 コンパニオンアプリ対応[注 7]、日本語/英語音声切替対応
PC版:4K解像度対応[注 5]
テンプレートを表示

メタルギアソリッドV』(メタルギアソリッドファイブ、METAL GEAR SOLID V、略称: MGSV)は、コナミデジタルエンタテインメントから発売されたPlayStation 3Xbox 360PlayStation 4Xbox OnePC用ソフト[13]メタルギアシリーズの8作目にあたる。『メタルギアソリッドV ファントムペイン』では、同シリーズにおいて初めてオープンワールドのシステムを取り入れている[2]

本作は、序章に位置付けられた『メタルギアソリッドV グラウンド・ゼロズ』(メタルギアソリッドファイブ グラウンド・ゼロズ、METAL GEAR SOLID V: GROUND ZEROES、略称: MGSV: GZ、2014年3月20日発売)と、本篇となる『メタルギアソリッドV ファントムペイン』(メタルギアソリッドファイブ ファントムペイン、METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN、略称: MGSV: TPP、2015年9月2日発売[7])の2作品で構成される。

概要[編集]

2012年8月に行われた『METAL GEAR 25th ANNIVERSARY PARTY』で『METAL GEAR SOLID GROUND ZEROES』のタイトルでトレーラーが公開された[14]。 同年12月には Spike Video Game Awards で「Moby Dick Studios」なるデベロッパーが『The Phantom Pain』トレーラーを公開[15]していたが、そこではメタルギアシリーズ作品であることは公開されていなかった。

2013年3月28日にアメリカで行われた GDC2013 でトレーラーが公開され、『METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN』として正式に「GROUND ZEROES」と「THE PHANTOM PAIN」が同作品であることが発表された[16]。また、E3 2013 にて、Xbox 360の次世代機であるXbox One、およびPlayStation 3の次世代機であるPlayStation 4でも発売されることが発表された。2013年9月19日に行われた『東京ゲームショウ 2013』では、日本語版トレーラーと「GROUND ZEROES」の一部を改変したステージでのプレイ映像が公開され、その後公開された「GROUND ZEROES」のオープニング映像では、日本語版の一部キャストが公開された[17]

しかし、諸事情により「GROUND ZEROES」と「THE PHANTOM PAIN」を分けて発売されることが発表され[18]、その後『グラウンド・ゼロズ』の発売日が2014年3月20日であることが発表された[19]。ただし、3月20日時点で日本ではXbox One本体が発売されていなかったため、日本でのXbox One版に限り発売日は未定だったが、日本での本体発売日と同日の2014年9月4日にダウンロード専用として発売された[20]

その後『ファントムペイン』の発売日が2015年9月2日であることが発表された[7]。 しかし、2015年3月にコナミの部内再編成により小島プロダクションは解散。本部制による制作体制となり今まで親しまれていたFOXのロゴマークが公式サイトなどから消滅した[21]

物語のテーマは『RACE(人種)』[22][23]、『VOICE(声)』[24]

なお、タイトルの「ファントムペイン (Phantom pain)」は日本語では「幻肢痛」と訳される、手足を切断された患者がないはずの部位に痛みを感じる症状を指す臨床医学用語である。「THE PHANTOM PAIN」ではスネークの左手が義手になっており、ミラーも右手と左足を失った状態で登場する。 後にソリッド・スネークの宿敵として大きな役割を演じるオセロットは、本作においてはビッグ・ボスたちの重要な協力者として登場する。

ストーリー[編集]

本作は2部構成になっている。これまでの作品と違い、作中での出来事を示す言葉は存在しない[注 8]

GROUND ZEROES
ピースウォーカー事件から4ヶ月後の1975年3月16日スネークが率いる「国境なき軍隊 (MSF)」の兵力は、核を保有するほど強大になっていた。
この情報をつかんだIAEA(国際原子力機関)は、この軍隊に対する査察を申し入れる。しかしスネークは、国籍もなくNPT(核拡散防止条約)にも加盟していない「国境なき軍隊」を査察しようとするIAEAの意図をはかりかねていた。
そんな中、ピースウォーカー事件で死亡していたと思われていたパスが生きており、キューバ南端の米軍基地内で尋問されているという情報がスネークのもとに飛び込んできた。この情報を聞いた少年チコは単身で救出に乗り出したが、捕えられてしまう。チコから助けを求める無線を受けたスネークは、パスとチコを救出するためキューバへ単身潜入を開始する。
スネークがキューバ南端の米軍基地キャンプオメガに到着した頃、基地内ではスカルフェイス率いる特殊部隊XOFが6機のヘリコプターに搭乗して飛び立っていた。豪雨の中を飛び去るヘリを見届けたスネークは、同基地内の捕虜収容所の檻に閉じ込められていたチコと、ボイラー室で吊るされていた意識不明のパスを救出、ヘリでマザーベースへの帰還を試みる。
途中、チコがパスの腹部にVの字の縫い跡があるのを発見し、スネークは即座に人間爆弾であることを悟った。スネークは自身とチコでパスの身体を押さえ、ヘリに搭乗していたメディックに爆弾を摘出させる。麻酔なしの手術であったため、機内ではパスが苦痛の声を上げるが、摘出は成功。そのままスネークの手によって海に落とされた。
マザーベースへの帰還を果たしたスネークたちであったが、そこは炎に包まれ崩壊寸前の戦場と化していた。機内から呆然とマザーベースの変わり果てた姿を眺めていたスネークであったが、パイロットがXOFと交戦するMSFの生き残り達と副官のミラーを発見すると、すぐに上空からの支援を開始、甲板に降りた後は数名のXOF隊員とヘリを排除するなどの戦果を上げる。眼前でMSF隊員たちが射殺されていく光景により怒りに駆られ交戦を続けようとするも、手持ちの武器が弾切れを起こしたことと、ヘリに避難したミラーの声で冷静になったスネークはやむを得ず撤退、崩壊していくマザーベースを為すすべもなく見届けるしかなかった。
ミラーは核査察が欺瞞であったことと突然の爆発が起きたことを語り、スネークはXOFに嵌められたことを悟る。マザーベースを失ったミラーは感情を爆発させ、メディックの観察を受けながら横たわっているパスに八つ当たりを始め、間もなく取り押さえられる。
その声に反応したかのようにパスは突然起き上がり、ヘリの扉に近づく。パスを責め続けるミラーをメディックが押さえ、スネークは体内の爆弾を心配するパスに摘出したことを伝え安心させようとするが、実は爆弾はもう1つ存在すると語ったパスは扉を開け、海上飛行中のヘリから飛び降りる。それを制止しようとするスネークであったが、XOFのミサイル狙撃によってヘリは操縦不能へと陥りXOFのヘリと衝突する。
THE PHANTOM PAIN
1984年3月11日。病室で目を覚ましたヴェノム・スネーク(エイハブ)は、自分が昏睡状態のまま9年間も眠り続けていたことと左腕の喪失、整形手術が施されていたことを知らされる。そんな彼が目覚めて暫くした後、謎の女性が現れ、医師と看護婦を殺害した後、スネークの暗殺も試みる。覚醒したばかりでほとんど動くことができないスネークを救ったのは、顔に包帯を巻いたイシュメールと名乗る謎の男だった。イシュメールの的確な指導と行動の下、スネークは病院からの脱出を図るが、病院は先述の女性の他に燃える男とそれを操る第三の子供と呼ばれる神出鬼没の少年、そしてXOFの襲撃を受けていた。彼らの包囲網をくぐり抜け、救急車で病院から脱出したスネークとイシュメールであったが、武装したヘリの襲撃を受け、車は横転する。
しばらく気を失っていたスネークだったが、目を覚ますとイシュメールの姿は消えており、救急車の外に出た途端武装ヘリに捕捉される。しかし、炎に包まれた鯨がヘリを飲み込むと、直後にペガサスやユニコーンにも似た燃える馬に乗った燃える男がふたたび現れる。
燃える男から逃れるスネークを救ったのは、かつてヴァーチャスミッションおよびスネークイーター作戦を通して知り合った、ソ連に潜入していた工作員オセロットだった。激しい追跡劇の末、スネークとオセロットは燃える男を振り切る。
オセロットの口から、スネークの相棒であるミラーがアフガニスタンでソ連軍に拘束されていることが語られる。捕鯨船でキプロスから紅海を渡り、パキスタンに上陸した二人は陸路でアフガニスタンに到着する。オセロットはミラーが監禁されている村の付近まで案内すると、スネークに単身で救助に向かわせる。ミラーはスネークが目覚めた際、ソ連軍に捕まった自分をスネークに単独で救出させることで、彼に伝説を取り戻させようとしていたのだ。
ミラーを救出し、伝説の復活を世界に示すべく、スネークはただ一人広大なアフガンの地へと単身潜入を開始する。
ソ連軍の警備を掻い潜り、ミラーを発見したスネークだが、ミラーは視力、右腕、左足を失い変わり果てた姿になっていた。そんなミラーを担ぎ上げ、脱出を図るスネークを、スカルズと呼ばれる異形の者たちで構成された部隊が襲う。スカルズから逃れ、ミラーを救出したスネークはミラーが新たに創設したマザーベースに降り立った。ミラーはスネークが眠っていた9年間、喪ったMSFの代わりとなる新たな傭兵組織ダイアモンド・ドッグズを創設していた。ミラーはダイヤモンド・ドッグズをスネークに託し、世界中の依頼を引き受け、ビジネスを拡大しかつてあった力を取り戻そうとする。
彼らの目的はただ1つ。MSFを崩壊させ、自分たちの全てを奪っていった組織サイファーと、MSFを崩壊させた張本人であるスカルフェイスへの復讐であった。

ゲームシステム[編集]

主人公スネークを操作し、障害となる敵や仕掛けなどを攻略しながら、目標地点に到達したり、対象を救出・排除したりするのが目的である。

既存の機能と変更点[編集]

キャラクター操作
スネークは立ち、しゃがみ、ホフクの三姿勢で行動できる。立ち姿勢では新たにダッシュ[注 9]が追加。ダッシュは無制限で素早く移動が出来るが、敵に発見されやすい。ホフク移動は見つかりにくいが移動速度は遅い。
また、マップの拡張に伴って、高い障害物にも登れるようになったり、今までのシリーズでは行えなかったジャンプアクションが追加された。ジャンプは特定の場所でしか行えないものの、高いフェンスや建物の上に飛んでよじ登ったり、隣の建物へ飛び移ることが可能になった[17]
本作はローリングから緊急回避アクションへ変更され、飛び込んで回避しそのまま匍匐状態になることができるようになった。さらに『ファントムペイン』では一定の高さから緊急回避で飛び降りるとローリングで着地する動作が追加された。
音を立てずに近くの敵を気絶・無力化させるCQCは本作でも使用可能。これまでとは違い、どの武器を装備していてもCQCを使えるようになっている。また、新たなCQCアクションとしてカバー(壁張り付き)状態からのCQC投げ・拘束が追加された[17]
敵に気づかれないように接近して銃を構えることで敵をホールドアップ(降伏)させることが可能。CQC拘束中またはホールドアップ中の尋問では情報を聞き出せるだけでなく、対象を伏せさせる事も可能になった。『グラウンド・ゼロズ』では、近くにいる敵兵士を呼ばせることもできた。
本作から、シリーズ恒例であった「壁叩き」動作が廃止された。その代わり空弾倉がデフォルトで無限となったほか、『ファントムペイン』では義手から火花を出し、やはり音で敵を誘き寄せるアクションが導入された。
フルトン回収
前作『ピースウォーカー』と同様、本作『ファントムペイン』では、敵兵士や捕虜にフルトン回収装置を装着することでマザーベースへと回収し、仲間にすることができる。それだけでなく羊などの動物や、開発を進めることで敵が所有する車やコンテナ、対空機関砲などの固定武装もフルトン装置で回収することが可能となっている。後述するバディの離脱などもこのフルトン装置を介して行われる。
ただし本作では屋内や天候・対象の状態・周囲の敵の状況などによって、バルーンが障害物や敵兵によって撃ち落とされたり、回収対象が死亡していたり行方不明になるなどで失敗する場合がある[25]。また、フルトン回収を試みる度にマザーベースの運用資金であるGMPを一定数消費するようになった。
ちなみにコンテナを回収する際、フルトン回収装置のワイヤーに捕まることですぐにACCへ帰還することができる。
また、C4を設置した対象を回収する際に爆破することで、ヘリコプターを攻撃することも可能である。
マザーベース・前線基地の運営
前作『ピースウォーカー』と同様、本作『ファントムペイン』でもマザーベースで武器やアイテムを開発する機能を提供している。本作『ファントムペイン』ではマザーベース内をゲームフィールドとして移動することが可能となり、ベース上の各プラットフォームで射撃訓練を行うことも可能。後述のiDROIDを使用し、ヘリでの移動中やミッション中でもマザーベースの運営アクセスを行うことが出来る[26]
また、マザーベースとは別に前線基地 (FOB) を構築することで、マザーベースの発展・資産の収入を支援・拡張することが可能である。ただしこの前線基地はオンライン上に公開されており、他のプレイヤーが前線基地に潜入し兵士や資材を奪いに行くことが可能 (FOB MISSION)。これに対し前線基地を構築したプレイヤーは、その基地において敵の襲撃に対する防衛システムの構築などを行ったり、あるいは自ら基地に出向く・またはフレンドプレイヤーを招聘して襲撃を受けた基地の防衛に携わる・襲撃を行ったプレイヤーが持つFOBへの逆襲を狙うなどで対抗することになる[25][27]
ライフゲージ・気力ゲージ等の表示の撤廃
本作は今までのシリーズとは異なり、表示される情報が削減され、武器の状態とマーキング物などに限定された。過去の作品に存在したプレイヤーのライフ・気力ゲージやカムフラージュ率などは表示されない。
ライフダメージを受けると画面にフィルム焼けのエフェクトがかかっていき、大ダメージを受け重傷を負うと画面が赤くなる。
ライフは基本的にはダメージを受けずに一定時間やり過ごすことで自動回復が始まる形式になった。重傷を負うと、部位によってはライフの回復や一定のアクションが封じられるので、安全な場所に退避しアクションボタンで治療処置を行う必要がある。
マーキング
前作『ピースウォーカー』のアイテム「双眼鏡」の機能であった、敵兵士や捕虜へのマーキング機能が強化された。
敵兵士との距離や状態を知ることができる他、静止している状態の場合は壁越しの状態でもマークしている敵兵士の気配を知ることができる。さらに敵兵士だけでなく車両や対空機関砲、監視カメラなどをマーキングすることも可能となり、そのマーキングはミッション中永続する。後述のiDROIDのマップにも表示される。
敵兵士の変化
今までのシリーズでは敵兵士の配置や巡回ルートがほぼ固定されていたが、本作では時間経過とともに敵兵士が車に乗って移動をする、昼夜毎に巡回する敵兵士が交代を行うなど、敵兵士の配置や巡回ルートが一定条件で変化する場合がある。
『ファントムペイン』では、一度潜入したエリアにおいて拠点の警備が厳重になっていたり、麻酔銃やガス系のグレネードを多用していた場合、敵兵士がそれぞれヘルメット・ガスマスクを被っているなど、プレイヤーの取った手法に応じて対策を施すようになっている。後者のプレイヤーに対する対策はマザーベースでの戦闘班派遣ミッションをこなすことである程度抑止することも可能[27]
前作『ピースウォーカー』と同様、敵兵を尋問しても台詞は用意されておらず、怯えた声で統一され字幕のみの表現に留まっている。
自由ダンボール
『ファントムペイン』では、今までのシリーズと同様にダンボールを使用して潜入することができるが、「自由ダンボール」と呼ばれるようにダンボール関連のアクションが大幅に拡充された。
ダンボール使用中にそのまま銃器を構えたり、CQCやフルトン装置を使うことなどが可能になった他、緊急回避ボタンと組み合わせることでダンボールを囮にして脱出したり、地面を滑走したりといったことも可能である。
また、様々な迷彩柄のダンボールを開発することが出来る他、ゲーム中に手に入れたポスターを貼り付けることも可能である。ポスターを貼り付けたダンボールには特殊効果が付与され、兵士の写真では遠くにいる敵兵士を敬礼させ、女性の写真・イラストでは敵兵士の気を引き付ける事が可能になる。
メタルギアオンライン
『ファントムペイン』には、メタルギアソリッド4以来となる『オンライン』が付属している[28][注 10]

新機能[編集]

オープンワールド
今作のステージは一定のエリアで区切られることのないシームレスマップが採用され、攻略ルートの制限も撤廃された。
特に『ファントムペイン』では非常に広大なマップが用意されており、それを探索しながら目標を見つけ出す必要がある。
時間経過・天候変化
『ファントムペイン』では、昼間から夕方へ・夕方から夜へとリアルタイムに時間が経過し、時間経過とともに雨が降ったり、砂嵐が起こるなど天候が変化する[注 11]。同じマップでも夜に比べると昼間は見通しがいいため発見されやすい、雨が降っていると足音に気付かれにくいが警戒時間が長い、砂嵐が起こっていると視認距離が短くなるといった違いがある。
今までのシリーズとは異なり、無線通信時や装備変更時、またマップ閲覧・マザーベースアクセスなどのiDROID操作中にも時間が経過し続ける。特にiDROIDの操作はなるべく敵に発見されない位置を確保してから使うことが必要となる[17]
ファントムシガー
『ファントムペイン』では特殊な電子葉巻を吸って時間を潰し、ゲーム時間を早回しさせる「ファントムシガー」と呼ばれるアイテムが登場する。マーキングと併用することで、敵兵士の昼夜の動きなどを探ることができるようになっている[25]。ただし、敵兵が近い状況内では基本的に使用不可能。また拘束された捕虜の奪還などのミッションには一定の期間制限があり、時間を進めすぎると捕虜が死亡するためにゲームオーバーとなってしまうこともある[29]
バディシステム
『ファントムペイン』では特定のユニークキャラクターをパートナーとした「タクティカル・バディ」との連携行動が可能となっている。高速移動に役立てたり、また先に潜入させた仲間を介して敵の配置をマーキングする・援護攻撃などを行わせることが可能[30]
バディ毎にはミッションによって変動する親密度が存在し、これが一定以上に増えることで指示できる行動が増加していく。
乗り物への乗車
本作では敵が乗車していた軍用車や装甲車を奪って運転することが可能。また、トラックの荷台に乗車して隠れながら目的の場所まで移動することもできる。 一部の乗り物には捕虜や気絶または眠っている敵兵士を乗せて運転することも可能。
『ファントムペイン』では車両の配送や、馬のバディを利用することが可能。
iDROID
本作でスネークは情報端末「iDROID」を所持しており、ミッションの詳しい情報やマップの閲覧、味方ヘリコプターのランディングゾーンの指定、通信や入手したカセットテープの視聴・マザーベースへのアクセスなどはこれを介して行われるという設定である。従来はこれらの操作中はゲームが一時停止していたが、本作ではこれらはiDROIDの操作という扱いであり、その間もリアルタイムでゲームが進行する。
スマートフォンやタブレット端末からコンパニオンアプリを使用し、ゲームプレイと平行してiDROIDのマップ機能を利用することが可能である(詳細は後述[18]。iDROIDの音声はドナ・バークが担当。
リフレックスモード
本作でもスネークを発見した敵をすぐに無力化(殺害・CQCによる拘束・気絶)できた場合、警戒態勢への移行を回避でき、通常モードの潜入行動を続行できる。
本作ではこれに加え、非戦闘態勢中に敵に見つかるとゲームが一定時間だけスローモーションになり、武器を構えることで自動的に発見者に向き直る「リフレックスモード」と呼ばれる状態になる。
ミッション中はリフレックスモードを一度も発動させずにクリアすることでミッション評価にボーナス点が入る。またゲーム内の設定でリフレックスモードを発動させるか否かの設定があるので、従来と同様に緊張感のある潜入プレイを体験することも可能。
一部ミッションなどの特定状況下においては、リフレックスモードの発動の可否が一時的に強制設定されることがある。
トライアルレコード
『グラウンド・ゼロズ』ではミッションのクリアタイムだけでなく、ヘッドショットの最長距離や車両の片輪走行時間などがトライアルレコードとして記録され、全世界のプレイヤーと競い合うことができる。

備考[編集]

  • シリーズ恒例のデモシーンの隠し要素(今作はデモシーン中に特定のボタンを押すとズームアップする)が存在する。

登場人物[編集]

※配役は日本語版/英語版の順。

主人公[編集]

パニッシュド "ヴェノム" スネーク / エイハブ
- 大塚明夫[31][17] / キーファー・サザーランド[32][33]
「THE PHANTOM PAIN」の主人公で、傭兵集団ダイアモンド・ドッグズのボス。
「GROUND ZEROES」終盤でXOFの襲撃に遭い、9年間昏睡していたが、キプロスの病院で覚醒する。爆発の影響で左腕を失っており、右額にグラファイトのような色をしたのような破片が刺さっているほか、脳にまで刺さった破片による言語野の障害や発作的な色覚障害を始めとする様々な後遺症が残っている。
目覚めてすぐにビッグ・ボスの復活を察知したXOFによって病院を襲撃されるが、イシュメールとオセロットの手助けもあって脱出に成功する。バイオニックアームと呼ばれるオセロットから渡されたソ連製の義手を左腕としている。オセロットの激励を受けミラーを救出、マザーベースを壊滅させたサイファーへと復讐を誓う。汚れ仕事にすら手を出しつつ、「地獄から戻ってきた鬼」として組織を拡大しながらサイファーの目的を探っていく。
正体は「GROUND ZEROES」でボスを爆発から守ったメディック(衛生兵)。この時破片が体中に突き刺さる重傷を負い、ビッグ・ボスと共に昏睡するが、ある男の指示によって睡眠学習によるビッグ・ボスの過去の追体験と暗示が施され、ビッグ・ボスとしての記憶や振る舞いを持つ。顔も整形手術で変えることで、自他共にビッグ・ボスそのものと信じきるファントム影武者)へと変貌した。
ビッグ・ボス本人ではないことについては所々に伏線が張られていた(ヒューイの研究室にあるAIポッドが否定的な反応をする、DNA鑑定を行ってもイーライとの血縁関係が全く認められない[注 12])。
物語の終章では、本物のビッグ・ボスから「もう一人の俺」であるというメッセージを受け、真実を知った後もビッグ・ボスへの忠誠心は微動だにせず役目を全うし、名実共に「もう一人のビッグ・ボス」となった。本作の年表ではアウターヘブンを建設、戦死したビッグ・ボスはヴェノムだったとされている。ビッグ・ボスからMSF隊員の中で最も優秀だと評されており、衛生兵だった頃から元々あった素質と与えられた知識によって本物に次ぐ能力を持つと予想されていた。
主治医から「エイハブ」と名乗るよう指示されたが、この名前が平時に使われている描写は数回のみ。ミッションの際、ヘリからの通信における彼のコードネームとして使われることもある。
メディックのパスポートによると、ビッグ・ボスより3年早い1932年生まれであるため、「GROUND ZEROES」の時点で42 - 43歳、「THE PHANTOM PAIN」の時点で51 - 52歳(月日はプレイヤーが設定)。
ビッグ・ボス / スネーク
声 - 大塚明夫 / キーファー・サザーランド
「GROUND ZEROES」の主人公で、国境なき軍隊 (Militaires Sans Frontières) の司令官。
隠密工作を主とした任務を遂行する潜入のエキスパート。FOX部隊の元隊員であり、BIGBOSSの称号を得た伝説の英雄。あらゆる武器を使いこなし、CQCを用いた体術にも優れた潜入任務のスペシャリスト。
ピースウォーカー事件の際、ザ・ボスのバンダナを投げ捨てたため、バンダナを着けない姿で登場する。
キューバにある米軍収容キャンプに捕えられている、パスとチコの救出に向かう。ヘリでの帰還中、爆発・衝突に巻き込まれ重傷を負い病院へ運ばれたが、蘇生までに時間がかかりすぎたために9年間昏睡してしまう。これを切っ掛けに、かつて軍関係者などに慕われる存在だった彼は、その存在したという記録を国境なき軍隊もろとも抹消された。
この事件後において、大手PFに所属する兵士達の中には「ビッグ・ボスは自らを犠牲にする事でサイファーの危険性を知らせてくれた」という間違った噂も流れている。そのため、力を持ちすぎてサイファーに狙われないようにMSFをルーツ・モデルとしたPFは小さく分散し、更に今では形骸化し広告的になってはいるが「ビッグ・ボスのように核を持ちサイファーに対抗する」という目標まで持たれることになった。
イシュメール
「THE PHANTOM PAIN」序盤、XOFに襲撃された病院にてエイハブと共に脱出を目指す、顔に包帯を巻いた謎の男。
とっさの判断力を持ち合わせており、潜入技術に長けているようである。強心剤がなかなか効かず体が思うように動かなかったエイハブを導き、潜入の基本や怪我の治し方を教えた。存在を悟られたにも関わらず見逃されるなどの半ば強運や奇跡に近い潜入技術によって燃える男やXOFの追撃をかわし、エイハブ共々車で脱出するもヘリによる機銃掃射を受け倒れる。代わりにエイハブがハンドルを動かそうとするが、助手席からは思うようにハンドルを動かせなかったせいか事故を起こして気絶、気がついた時にはなぜかイシュメールの姿は忽然と消え去っていた。
実は彼こそが本物のビッグ・ボスであり、エイハブの目覚める数日前に覚醒しており、オセロットから自由に動けないエイハブを守るように依頼を受けていた。昏睡中にEMSやマッサージなどのリハビリを行っていたとはいえ、すぐに歩き回ってタバコをほしがるなど驚異的な回復を見せ、9年間昏睡していたと思えないほど肉体も若々しい。
エイハブの意識が戻るまでに車から抜け出して顔の包帯を外し、オセロットと会話した後バイクに乗って走り去っていった。ファントムであるエイハブに表を任せ、本人はサイファーないしは愛国者達へ立ち向かうべく、もう一つの世界で新しい国家(ザンジバーランド)を作るための力を蓄える事に専念する。
ゼロが始めた「恐るべき子供たち計画」に関しては激しい嫌悪感を抱いており、オセロットが同計画で生み出されたデイビッドイーライのことを息子扱いした際は「あれは息子でも、まして俺自身でもない」と否定し、直後に「研究室で培養された細胞片だとでも?」と非難された際は「もっとおぞましいものだ」と断言している。しかしイーライ発見時の対応を求められた時には普通の人間として扱うように指示している。

ダイアモンド・ドッグズ[編集]

ベネディクト "カズヒラ" ミラー
声 - 杉田智和[17][31] / ロビン・アトキン・ダウニーズ英語版[33]
ビッグ・ボスの相棒。通称カズ。国境なき軍隊 (MSF) およびダイアモンド・ドッグズ (DD) の副司令官。
「GROUND ZEROES」では、国連によるマザーベース査察で身動きが取れないため、スネークにパスとチコの救出任務を課す。今回も無線によるサポートを行う。ピースウォーカーの件があってか、パスに厳しい態度をとる。
「THE PHANTOM PAIN」では、スネークが目覚めるまでの間にダイアモンド・ドッグズの基盤を立ち上げていたが、スネーク覚醒の直前にアフガニスタンで拘束され、それまでに右腕と左脚を失い、以降は視力も衰えている。救出後は旧マザーベースとMSFの仲間たちを失った怒りと悲しみ、そして失った身体の痛みを忘れないため、あえて義手義足を使わず杖を突いて活動している。
ヘリ墜落により運び込まれた病院で、本物のビッグ・ボスではなくメディックにヘリの金属片やパスの骨の破片が刺さっている事を聞かされていた。後にビッグ・ボスの目的を知ったことで、ミラーは「ビッグ・ボスに見捨てられた」と判断し、ビッグ・ボスと袂を分かってヴェノムや「子供達」と共にビッグ・ボスを討つことを語っている。
復讐の鬼となったとはいえ持ち前の陽気な部分が完全に消えた訳ではなく、作中のカセットテープで語られる「カズヒラ・ミラーのハンバーガー」ではコード・トーカーの為にハンバーガーを作り、改良を重ねていく。その真の目的は自分のへそくりで作ったハンバーガーショップ「バーガー・ミラーズ」の新商品開発。最終的に究極のハンバーガーを作り出した彼は、ハンバーガーで世界を平和にする事を思い付くのであった。
リボルバー "シャラシャーシカ" オセロット
声 - 三上哲[34] / トロイ・ベイカー[35]
ヴァーチャスミッションおよびスネークイーター作戦の関係者で、ビッグ・ボスに対して信頼とも取れる特別な感情を抱いている。ビッグ・ボスからも信頼は寄せられており、9年間の昏睡後に覚醒したビッグ・ボスからは「また頼む」と言われている。
「THE PHANTOM PAIN」に登場。アフガニスタンで拘束されているミラーの救出任務をスネークに課す。その後はダイヤモンド・ドッグズの参謀として振る舞う。
ビッグ・ボスと同じく「愛国者達」の創始者の一人で、この物語の真実を知る数少ない一人である。
ビッグ・ボスがスカルフェイス率いるX.O.Fに襲撃された時は、EVAと共にゼロと一時的な協力関係を結ぶ。ゼロからビッグ・ボスのファントムであるヴェノムの話を聞かされ、彼の扱いを一任された。この時、もう一人のビッグ・ボスを用意したと言われた際は非難するような口調に変わったことと、「恐るべき子供たち計画」をゼロの狂気の始まりと称することから、ビッグ・ボスの子供たちを生むことに歓喜していたEVAと異なり、同計画に嫌悪感を覚えている節がある。しかし、9年ぶりに覚醒し再会したビッグ・ボスに「恐るべき子供たち計画」に関する報告をする時はソリッドとリキッドをビッグ・ボスの息子として扱い、ビッグ・ボスがそれを否定した際は「研究室で培養された細胞片だとでも?」と聞き返し、ビッグ・ボスがそれ以上におぞましいものだと答えた際には即座にゼロとEVAの名前を使い否定に入るなど、その存在は尊重している節もある。
その後、覚醒したビッグ・ボスを守るために、自身は補佐も兼ねてヴェノムの側に立ち、二重思考を用いてヴェノムをビッグ・ボスだと錯覚しつつ、本物のビッグ・ボスを忘れない措置も取った。ただし、ビッグ・ボスには敬語を使っているのに対し、ヴェノムには荒めの口調で話す。
本作ではロシア語と英語に加え、フランス語・スペイン語・ドイツ語・イタリア語・ポルトガル語も使いこなせる事が判明した。またなぜかコルト・シングル・アクション・アーミー以外の銃と弾薬を装備している。
"ヒューイ" エメリッヒ
声 - 田中秀幸[17][31] / クリストファー・ランドルフ[33]
ピースウォーカー事件に関与していた科学者。「GROUND ZEROES」では音声のみの登場で、本格的に登場するのは「THE PHANTOM PAIN」からとなる。
本作の事件に深く関わっており、本人の言葉とは裏腹に多くの事件を引き起こした。生まれつき足が不自由なため、ピースウォーカー事件の際は電動車椅子に乗っていたが、「THE PHANTOM PAIN」で登場した際は自立歩行ユニットを脚に装着し、自立歩行している。ストレンジラブを妻にしており、後のオタコン(ハル)の父親。まだ赤ん坊であるハルをメタルギア開発のための実験台にしたため、ストレンジラブの怒りを買っていた。
「GROUND ZEROES」では、メタルギアZEKE完成後もMSFに残っており、IAEAの査察にスネーク達が難色を示していた中、独断で査察を承諾した事が、マザーベース壊滅の引き金を引く事となる。
「THE PHANTOM PAIN」では、旧マザーベース壊滅後にソ連軍の拠点でメタルギア・サヘラントロプスとウォーカーギアの研究開発をしていたが、DDに西側への亡命要請を行い、ミラーから依頼を受けたスネークが救出する。しかし、マザーベース壊滅の際にたった一人無傷で生き残った彼をDDにいるメンバーたちは歓迎せず、ミラーとオセロットに厳しい尋問を何度も受け、新たなマザーベースでの行動も監視と大きな制限を受ける。最終的には彼が起こした数々の身勝手な行為により、DDのメンバー達は彼に大きな殺意を抱き暴動寸前にまで発展している。裁断を任されたヴェノムは処刑こそしなかったものの、彼を元々仲間ではないと糾弾、マザーベースからの永久追放を決定した。
自らを闇の住人と自負しているスカルフェイスですら、ヒューイを「腐った男」と称して一緒にされることを嫌い非難している。オセロットによると「その時々で自衛の為の嘘をつきすぎた事で、自分でも自分の事を正しく理解できなくなっている」とのことである(このため、自白剤は全く効果がなかった)。その言動と行動の乖離から解離性精神障害を患っている可能性も示唆されている。
ミラーの推測では、スカルフェイスからのZEKE以上の二足歩行機の開発を餌(脅しも含む)にMSFに査察団に偽装したXOFを招き入れ、壊滅の手助けをした。サイファーの下で9年間満足して研究(この間に意見の相違からストレンジラブを殺害)していたが、サヘラントロプスを取り上げられそうになったことでDDへ亡命を希望。しかし、亡命先であるDDでの扱いはMSFやサイファー時代に比べて悪く、さらにはヴェノムが奪い返したサヘラントロプスをモニュメントとしてしか扱う気がないことを察して再度鞍替えを決意。まず、サイファーが入手しやすいようイーライ率いる少年兵達にサヘラントロプスを修理・奪取させ、自分は放射線によって変異した声帯虫を手土産にサイファーでの復権を図るつもりだった。しかし、変異した声帯虫のサンプル入手に失敗、サヘラントロプスもサイファーが手に入れる前にDDに破壊されて回収されてしまったことで、再興はかなわなかった。追放後、ヴェノムは彼に関わるなと忠告したが、ヒューイを危険と判断したミラーは監視を継続していた。
クワイエット
モデル・声・モーション - ステファニー・ヨーステン[22]
言葉を発しない女性狙撃手。ゲームが進行するとタクティカル・バディとして使うことができる[36]。不可視化を含めた透過、超高速移動などの様々な特殊能力の持ち主。狙撃手としての腕前も超一流であり、戦闘機のコックピットを揺れるヘリ内部から驚異の精度で撃ち抜き撃墜したり、高速回転しているヘリのプロペラに当てずに銃弾を連続で通すなど人間離れした動体視力を持つ。さらに両眼を利き目にすることが可能であり、観測手を必要としない。
アブ・シャファフ遺跡にてスネークと戦闘するも敗北[注 13]。XOFの特殊部隊スカルズと同じ能力を持つこともあり、スカルズの襲撃により重傷を負ったミラーからは信用されていないが、オセロットには貴重な情報源・重大な戦力として期待されている。
病院内でエイハブを襲撃した女性兵士と同一人物である。イシュメールによってエタノールを浴びせられ、そこに着火されたことで全身、さらには呼吸器にまで重度の火傷を負ってしまう。その為、肺呼吸をしておらず皮膚呼吸だけである[注 14]。その後はパラサイトセラピーによって生きながらえ、スカルズのような特殊能力を身に付けた。だがその際にスカルフェイスが遺した「第三の英語株」を喉に宿らされており、本来は計画が失敗した場合の英語株の運び屋の役割として送り込まれていた。しかしヴェノムに対して好意を持ってしまい、ダイアモンド・ドッグズに残るために英語を話さない事を決意する。にも関わらずボルバキア接種を受けなかったのは、ヴェノムに対する報復心を捨て切れなかったためだった。
ヒューイによって起こされた終盤の事件が彼女の心をくじき失踪、ソ連兵に捕まり尋問されていた。救出しにきたスネークと共に迫り来る機械化部隊と戦うも負傷。その後クワイエットを庇って毒蛇に噛まれたヴェノムを助ける為に、ヘリを誘導するためやむなく英語を話してしまう。英語株の活動が始まる事を悟った彼女は人知れず姿を消した。アップデートによって再会は可能となったが、ストーリー上はその行方は知れないままである。
コードトーカー / ナバホの老人
声 - 阪脩[37] / ジェイ・タバーレ英語版
スカルフェイスの命令で、寄生虫の生物兵器利用を研究していた高齢な研究者。マザーベースに蔓延した声帯虫による伝染病を救える唯一の存在であり、ヴェノムに協力する。フルトン回収では老体に無理が生じるため、直接ヘリまでその身を運ばなければいけないキャラの一人となっている。
出身のナバホ族の住む土地がウラン採掘により汚染された為、放射線を食うメタリックアーキアの研究を進めるべくスカルフェイスに協力していたが、後に部族を人質に取られて止む無く声帯虫の研究もさせられる。ヒューイと異なり、自分が行ってきた残酷な研究に後悔の念を抱いている。ヴェノムとの約定もあって、声帯虫や寄生虫生物兵器への対策で全面的に協力してくれる。研究過程でパラサイトセラピーを自分にも施しており、スカルフェイス同様死んでも虫によって生き続ける体になっているため、人間として死を迎えた時は自分も火葬によって虫ごと消滅させるようヴェノムに願った。
コブラ部隊のジ・エンドの死体(正しくは爆散した肉体の破片)を研究して得たパラサイトセラピーの効果で光合成能力を持っているため、食事を必要としない身体となっている。カセットテープによるとコブラ部隊の隊員の特殊能力の多くもまた寄生虫による物であり、ジ・エンド以外の寄生虫も住まわせたいと考えていたが、結局それは叶わなかった。食事そのものは好きで、特に過去に食べたハンバーガーが好物。そのことでミラーと皮肉混じりの談義をしていた結果、スパイや裏切り者に敏感になり疑り深い性格となっていたミラーとも早期に信頼関係を築いた。
ダイアモンド・ドッグ
ヴェノムが潜入中に拾った、右眼を負傷した子犬。通称「D.D[注 15]
オセロットによって育てられ、右眼にアイパッチを付けた成犬に成長した後は、タクティカル・バディとして使うことができる。
犬種は不明だが、オセロットの見立てでは狼の血を引いたウルフドッグ、ヒューイは狼として見ている[注 16]
ヒデオ
モデル・声 - 小島秀夫
「GROUND ZEROES」のSIDE OPS「諜報員奪還」にて、キューバ米軍基地キャンプ・オメガに潜入し重要情報としてカセットテープを入手するが、敵地であるためスネークに救助要請を行った。
「THE PHANTOM PAIN」では、あるSIDE OPSにてある人物と似たような状況で拘束されている。ただしGZで救助を達成していれば、ダイヤモンド・ドッグズの隊員として先行加入する。
ちなみに、前作『ピースウォーカー』でもHIDEOという名称の兵士として小島本人を仲間にすることができた。

XOF[編集]

スカルフェイス
声 - 土師孝也[17] / ジェームズ・ホラン[33]
「XOF」のロゴの入った謎の部隊[注 17]を指揮する男。全身黒ずくめのスーツに黒いアイマスク、黒い帽子を纏っているが、その素顔は白く焼け爛れ、さながら髑髏のようになっている。相手の弱みに付け込んだ巧みな心理戦やそれを用いた尋問ないし拷問を得意としており、これによりパスやチコ、コードトーカーはスカルフェイスに反抗心を抱きながらも、彼の思い通りの行動をせざるを得ない状況に追い込まれた。
出身地は北トランシルヴァニア。祖国がソ連に併合される前、家族と共に工場で働いていたところを空襲で焼け出され、炎上した菜種油を浴びて全身の皮膚を失った。
幾度も他国の言語に支配されたため、最早本来の母語・その土台は完全に失われてしまっている。この経験から「人間の精神や記憶、人種は言語によって規定される」などの思想を持つようになった。この経緯をザ・ボスに重ねた故か、全方位的管理統制と環境演出型権力を持って人種・民族・国境の融合によって世界を一つにしようとするゼロや、国家に帰属せず何者の管理も受けない兵士たちのための楽園を作り上げようとするビッグ・ボスの行為を間違っていると糾弾し、自分こそがザ・ボスの思想の理解者だと自負する。特に「世界はありのままでいい」という思想はスカルフェイス本人の自負の通りビッグ・ボスやゼロの解釈よりもザ・ボスの思想に近いものであった。
ソ連の支配に対する民衆の決起であるハンガリー動乱の際、ソビエトのスパイ狩りに便乗して大戦中にハンガリーを拠点に活動していた諜報員や軍関係者、現地の兵士などを寄生虫で暗殺。その後西側に亡命し、ゼロと合流する。レバーアクションライフルを愛用している。
ゼロとの合流後は、彼の副官 (eXecutive OFficer) として、CIAはおろかザ・ボスでさえ関知しないFOXの裏打ちとなる非正規特殊部隊XOFを率いて、FOXの栄光に隠れる形で長年スネークの影役を務めてきたといい、スネークがスネークイーター作戦に失敗した場合はスカルフェイスがその作戦を完遂することになっていた。スネークを「律義な男」と評している通り、スカルフェイス自身はスネークのことは以前から認識していたのだが、スネークの方は面識がなかった。
賢者達の遺産の使い道について、ゼロから「SOPシステム」や「愛国者達」の構想を聞かされ、密かにゼロへ反旗を翻した。本人曰くゼロには何の恨みもなく恩人とさえ思っていたようだが、スカルフェイスが最も憎む「言葉」を他人に植え付けその力で支配する情報操作の体現者こそがゼロであったことが、離反の決め手となった。
その後XOFの部隊を率いてスネーク達国境なき軍隊を壊滅させた為にゼロの怒りを買い、アフリカへと左遷される。そこで自身を生かしているパラサイトセラピーに再会し、研究を重ねることで声帯虫を生み出した(厳密には声帯虫はもっと昔からあったが、言葉への反応などに不安定さがあり、スカルフェイスの望む『民族解放』に使えるような状況ではなかった)。またザ・ボスの遺品の贋作に寄生虫を利用したわなを仕掛け、ゼロを襲撃。共通言語として少数民族の言葉を脅かす英語を声帯虫(本人はこの英語株のものを「民族解放虫」とも呼んでいる)で滅ぼし、メタルギア・サヘラントロプスによるプロモーションの後に、自らメタリックアーキアを利用して、警戒されることのないイエローケーキや微量のウランを含む鉱石、廃棄物である劣化ウランから安価・短時間で作り出した核を世界各国に密売する事で、相互核抑止による世界平和を実現させるという計画を立てていた(実際にはスカルフェイスによる一種のプロテクトがかけられており、都合の悪い核攻撃は停止できるようにされている)。そういった「世界を報復で一つにする」危険な手段によって、絶滅していく言葉・文化・民族を救おうと画策する。
しかし、第三の子供がイーライの報復心に取りつき共生してしまったために計画は潰え、サヘラントロプスが倒した鉄骨に押し潰されて重傷を負う。サヘラントロプスを撃破したスネーク達によって声帯虫のサンプルを破壊された上に、スネーク、もしくはカズから復讐として手足を自身のライフルで潰されてしまう。死を乞うも放置され、さらに現れたヒューイによって引導を渡された。
カセットテープに収録されたコードトーカーの証言によると、スカルフェイスは寄生虫による治療、パラサイトセラピーを受けてこれまで生きながらえており、ヒューイに引導を渡された時点でも寄生虫によって細胞を生かされ続け肉体的には死んでいなかった。その肉体を寄生虫ごと火葬されることにより完全に絶命した。
"スカルズ" パラサイトユニット
XOFの特殊強化部隊。「覆い尽くすもの」と呼ばれる寄生虫によって、高い身体能力や特殊能力を持つ。メンバーは男女問わずスキンヘッドであり、高速で移動しターゲットを強襲する。
一切言葉を発することがなく自我を持っているかどうかは不明だが、ターゲットを襲撃する際には必ず4人組で登場し、他の個体と連携をとって攻撃する。
用いられている寄生虫には「MIST」(霧を発生させる能力)「CAMO」(ステルス迷彩と同様、自らを透明化する能力)「ARMOR」(身体を岩石のように硬化させ、一切のダメージを無効化する能力)の三種類が存在する。また、一部の強固固体は爆発性の岩石を地中から自在に発生させる能力を持ち、浮遊させ吹き飛ばす能力も併せ持つ。CAMO型のスカルズは唯一の女性形で、クワイエットと同様にスナイパーライフルを用いてプレイヤーを狙撃してくる。肉体を金属化する部隊もおり武装も様々だが、大型のマチェットはスカルズに共通する装備になっている。

グラウンド・ゼロズの登場人物[編集]

"パス・オルテガ・アンドラーデ"/ パシフィカ・オーシャン
声 - 水樹奈々[17][31] / タラ・ストロング[33]
本名はパシフィカ・オーシャン。アメリカの非政府諜報機関「CIPHER(サイファー)」のスパイ。ピースウォーカー事件後に消息を絶っていたが、「GROUND ZEROES」にてキューバ南端にある米軍の収容キャンプの捕虜として生存していることが判明した。二重スパイの嫌疑がかけられ尋問を受けており、拘束された際に髪を切られていたためスネークらと出会った頃の面影は無くなっている。拷問によってゼロの居場所を聞き出された後は、スカルフェイスにより内臓の一部を取り除かれ(スネークが救出に来るまで生存できる程度には残された)、爆弾を埋め込まれスネークへのトラップとして利用される。スネークに救出され爆弾は除去されたかに見えたが、爆弾はもう1つありマザーベースの崩壊後に爆発した。
「THE PHANTOM PAIN」にも登場。医療プラットフォームの一室に記憶喪失のまま匿われており、爆弾は二つとも除去、海上に落ちて生存したとされ、ヘリはXOFからのロケット攻撃で僚機に激突して墜落したとされた。だがそれは、もう一つの爆弾を見落とした事に罪を感じていたヴェノム(メディック)が脳障害の後遺症で見た幻視だった。
実際にヴェノムが訪れていたのは建設中の無人のプラットフォームであり、パスがいたはずの部屋はまだ床が仮設置されただけの状態で、人が住めるようなものではなかった。この幻視にはいくつかパス本人しか知りえない情報が含まれていたが、ビッグ・ボスの「人生の追体験」の際に、ヴェノムの体内に残ったパスの骨のかけらによって一種の記憶転移が起きた可能性が考えられる。
一連のイベントの最後に入手するテープは明らかに"ビッグ・ボスのファントムとしての"ヴェノムに向けられた内容であり、彼女本人に関するその後の言及はないため、正式な生死は不明である。
スネークだけでなく、DDのメンバーには彼女を覚えているMSF時代のスタッフも多く、ゲームが進むと彼女のアニメキャラ風ポスター[注 18][27]がマザーベースに貼られるようになる。また、サイドオプス『惨劇の生存者』で正気を失って放浪しているメンバーの近くで『恋の抑止力』や『パスの口笛』を外部スピーカーで流すと、敵対せずにこちらに向かってくる。
"チコ" / リカルド・バレンシアノ・リブレ
声 - 井上喜久子[17][31] / アンソニー・デル・リオ英語版[33]
サンディニスタ民族解放戦線 (FSLN) に姉のアマンダとともに所属し、スネークが率いる国境なき軍隊にも志願している少年兵。好意を寄せているパスが捕らえられたことを聞くと、スネークが核査察への準備に追われすぐに動けないため単身救出に向かうが、逆に捕らえられスネークに救助の無線を入れる。胸にイヤホンジャックのような物が取り付けられているが、それが何なのかは明言されていない。
「GROUND ZEROES」でスネークがキャンプにたどり着いた頃には、既に拷問によってマザーベースの場所を聞き出された後だった。「THE PHANTOM PAIN」ではカセットテープで9年前の襲撃時にヘリの爆発で死亡していたことが判明した。
目と指
SIDE OPS「帰還兵排除」における目標(ターゲット)。ラオスでの戦闘後に引退した2人のアメリカ海兵隊観測手と狙撃手。
黒人観測手の「目」(声 - 広田みのる)と白人狙撃手の「指」(声 - 高口公介)で構成されている。
米軍撤退とともに引退し、出身地であるキャンプ・オメガに視察と称したバカンスとして出戻っている。
引退したとはいえ、彼らの生存は東側諸国にとっては脅威であるため、スネークに2人の排除を依頼する[注 19]
日本語版では「目」の方が先輩なのか、「指」は「目」に対して敬語を使っている。
「GROUND ZEROES」においてこの2人を生きたまま回収してSIDE OPSをクリアすると、クリア後に彼らに関する真実を知ることができる。この条件を満たして「THE PHANTOM PAIN」にデータを引き継ぐことで、マザーベースのスタッフとして再登場する。
潜入調査員
声 - 坂巻学
SIDE OPS「機密情報回収」に登場する、キャンプ・オメガに関する情報を調査している潜入調査員。
キャンプ・オメガに関する情報を入手するため、スネークは依頼主[注 20]からこの調査員に接触するよう依頼される。
雷電
別の世界から来たサイボーグで、『グラウンド・ゼロズ』の特別ミッション「ジャメヴ・ミッション」の主人公。
米軍兵士を殺してすり替わったスナッチャーを倒すため、キューバ米軍基地に潜入する。なぜかミッションの報酬としてXOFの部隊章を要求している。
本作では刀ではなく、銃火器を使用している。またホールドアップ時などの音声は雷電役の堀内賢雄ではなく、スネークの音声を合成したものを使用している。
「THE PHANTOM PAIN」では、ある条件を満たすと入手出来るスーツとしてその外見が登場。声は変化しない。車両程ではないが同じスーツであるサイボーグ忍者を越える圧倒的な速度で走ることが可能。
両作に共通する特殊能力として、ダッシュ状態が「ニンジャラン」となり、敵に触れると転ばせる事ができる他、落下ダメージを受けなくなる。さらにTPPでは睡眠中の敵を踏むことでスタンに変化する。Ver1.02以降でFOBミッションでも使用可能になる。

ファントムペインの登場人物[編集]

ストレンジラブ
声 - 菊地由美
「GROUND ZEROES」でのマザーベース崩壊後は行方不明となっていたが、「THE PHANTOM PAIN」では既に故人となっており、カセットテープにのみ登場する。
ヒューイの研究施設にあったAIポッド(ママルポッドの機能を引き継いだレプタイルポッド)を回収・調査中に、その中で一部白骨化した遺体で発見された。マザーベースにて司法解剖を行った結果に、下腹部を一度開腹して縫った跡が見つかり、殺害される4年程度前に帝王切開で出産していることが判明。ヒューイの証言でハル(オタコン)の実の母親であることが明かされた。
失踪後は連絡もなしだったが、一度だけアマンダに接触しAIポッドをニカラグア湖から回収していた。
ヒューイへの尋問とAIポッドに残された記録から後に判明する経歴は、ゼロの指示で引き上げたAIポッドの技術を用いて愛国者達のAI開発に参加後、続いてスカルフェイスの要求で夫のヒューイと共にソ連軍の兵器開発でAIの研究を行っていたということである。研究の際、ヒューイがハルを実験台にしようとした所を取り上げて隠し、それによって激怒したヒューイによってAIポッドに押し込められた末に衰弱死したとのことだった。
"ホワイトマンバ" / イーライ
声 - 本城雄太郎[38] / Piers Stubbs
戦闘能力に長ける少年。着ている服の背中には眼帯をした豚の絵と、英語で「NEVER BE GAMEOVER」漢字で「液体人間」という文字が書かれている。
メンバーが全て子供で構成された武装集団を率いる。のちのリキッド・スネークであり、父親に執着した言動をとる。本編の言動からヴェノムの事をオリジナルだと勘違いしているらしく、スネークを殺害して彼の呪縛を解放する事を望んでいるようだ(『蝿の王国』では、ヴェノムがファントムである事に気づいており、本物のビッグ・ボスを倒す前に彼を殺害すると宣言している)。
何度か大人達に抵抗し、オセロットやヴェノムに取り押さえられる事があった。その後、マザーベースに連れてこられた少年兵達と共に反乱を起こし、ヒューイの協力を得て修理したサヘラントロプスを第三の子供の力を借り起動、少年兵達と共にヘリを乗っ取りどこかへと飛び立った。
第三の子供 (Tretij Rebenok)
ガスマスクを被った謎の少年。常識では測れない驚異的な超能力を持っており、サイコキネシスやテレポートなどの様々な能力を使用してスネーク達の前に現れる。
カズとオセロットは“宙に浮いた少年”と呼称している。
彼は怒りや恨みといった精神エネルギーの影響を受けやすく、より強い「報復心」を持った者の意思を遂行しようとする。自分の意識はほとんどなく、操られているような状態。
インフォーマントの報告書によるオセロットとの会話を記録したテープによると、彼の能力を覚醒させたのはビッグ・ボスの目覚めによる怒り。その後研究施設に運び込まれた際に燃える男の報復心に反応し、病院を襲撃した。次にヴェノムの報復心に反応(ヴェノムを撃とうとしたXOFのヘリを巨大なクジラに飲み込ませた)し、その後はスカルフェイスの強大な報復心によって燃える男共々コントロールされ、サヘラントロプスを動かすために利用されていた。スカルフェイスは燃える男とヴェノムを戦わせようとしたが、彼はヘリに忍び込みその場に居合わせたイーライの更に強大な報復心に反応し、共生の対象となった事で自らの意思でイーライの仲間となった。誰に反応していたかは、少年が燃えていたり角が生えていたりと対象の人物の特徴が現れることで判断できる。
その正体は後のシャドー・モセス島事件でソリッドと対決したサイコ・マンティス本人だった事が、本編ノベライズ『メタルギアソリッド サブスタンスI』で明かされている。この事実に従うと『メタルギアソリッド』でのマンティスの経歴は偽装されていた事になる。
また上記ノベライズによるとテレポートと空中浮遊能力は幻覚であるとソリッド・スネークが明言している(本編ではサヘラントロプスを宙に浮かしているので、全てが幻覚とは断定できない。あくまでソリッド・スネークの見解である)。
燃える男
スネークが目覚めた病院を襲撃した謎の男。その後も度々現れスネークを襲う。
炎を自在に操る高い戦闘能力と驚異的な不死性を持つが、常に炎に包まれているためか水に弱く、雨やスプリンクラーを被るとしばらく足が止まり、池などに落ちると一時的とはいえ姿を消す。
その正体は、スネークイーター作戦でビッグ・ボスと対決したヴォルギン大佐。シャゴホッドと共に燃え尽きたと思われたが、一命を取り留めており、モスクワの病院に搬送されていた。
病院搬送後、意識は戻らないままにその特異体質をソ連の超能力研究機関に調べられていたが、体に残った「報復心」に第三の子供が反応し「燃える男」として覚醒。施設を全焼させスネークへの「報復心」で行動を始めた。
ゼロ / デイビッド・オウ
声 - 銀河万丈
本編終了後に入手できるテープにのみ登場。元特殊部隊FOX指揮官であり「愛国者達」の創始者。「恐るべき子供達計画」後に体を悪くし姿を隠していたが、スカルフェイスから送られた寄生虫によってさらに脳へ障害を負うことになる。その後、スネークが入院していたキプロスの病院へ見舞いに行き消息が途絶える。
ガンズ・オブ・ザ・パトリオット事件後のビッグ・ボスは「互いに憎み合っていた」としていたが、ゼロ本人は「恐るべき子供達計画」でビッグ・ボスとの関係が拗れ2度と元の関係に戻れないと悟りつつも、ビッグ・ボスが昏睡状態から覚醒することを信じていたなど、信頼を捨ててはいなかったらしい。
マザーベース壊滅事件は、ゼロの意思ではなくスカルフェイスの独断によるものである。ゼロ自身はビッグ・ボスのファントムを用意することと、オセロットとミラーにはビッグ・ボスが目覚めた時のための準備を依頼していた。
EVA
本編終了後に入手できるテープにて名前だけで登場。かつてスネークイーター作戦でビッグ・ボスをサポートした女性工作員で、ビッグ・ボスやオセロット、そしてゼロとともにサイファー(愛国者達)を創設したメンバーの一人。今回はゼロからカリブ海の出来事を聞いてキプロスの病院へ意識不明のビッグ・ボスを運ぶ誘導を担当した。
主治医
声 - 大塚芳忠 / イアン・ムーア
ゼロの友人でビッグ・ボスとヴェノムの治療を行った主治医。病室で目覚めたヴェノムに9年間昏睡状態であったことや整形手術を行ったことを伝える。
ヴェノムが目覚めてしばらくたったある日、突然襲撃してきた謎の部隊の一員(クワイエット)に襲われ、ヴェノムの目の前で殺害される。
女性看護師
声 - Joanna Kalafatis
スネークの担当看護師。ドアの近くにいたため、主治医がヴェノムに説明している後ろで殺害される。

作中の時系列[編集]

本作ではムービー中に日付や時刻を記載する演出が多用されている。ただし、『グラウンド・ゼロズ』のSIDE OPSには日付に付け加えて「ありえたかもしれない もう一つの擬史」という文言が表示されるため、あくまでパラレルワールドという扱いである。

  • 1974年
    • 12月3日 13時18分 - SIDE OPS「帰還兵排除」。
    • 12月7日 5時31分 - SIDE OPS「諜報員奪還」。
    • 12月21日 18時6分 - SIDE OPS「機密情報回収」。
  • 1975年
    • 1月9日 7時10分 - SIDE OPS「対空兵器破壊」。
    • 3月16日 0時0分 - 「GROUND ZEROES」。
    • 3月16日 13時31分 - ビッグ・ボス、心肺蘇生を受ける。
  • 1984年
    • 2月26日 - エイハブ、9年間の昏睡から覚醒。
    • 3月11日 2時3分 - エイハブ、イシュメールと共に病院を脱出。
    • 3月11日 2時32分 - エイハブ、車の事故によって気絶。イシュメールことビッグ・ボス、その間に車から抜け出す。
    • 3月11日 3時7分 - エイハブ、意識が戻りオセロットと遭遇。
    • 3月11日 5時59分 - ビッグ・ボス、服装を整えオセロットが用意したバイクで走り去る。
    • 3月21日 14時6分 - ヴェノム、ミラーの救出に向かう。
  • ありふれた戦いの或る日[注 21] - ヴェノム、A面に「『世界を売った男』より」と書かれたカセットテープをウォークマンで再生。さらに「OPERATION INTRUDE N313」と書かれたB面をMSX2に接続されたデータレコーダで再生した。

使用楽曲[編集]

劇伴[編集]

カセットテープ[編集]

その他[編集]

開発[編集]

このゲームはメタルギアシリーズの25周年を記念した私的な催しで発表され、二日後、2012年の Penny Arcade Expo で一般公開された[39]。ディレクターの小島秀夫ビッグ・ボスがこのゲームの主役として帰還し、ストーリーはシリーズのもう一つのプロローグに当たるものだと裏付けた[40]。小島プロダクションが開発した Fox Engine が使われる初のゲームになる[41]

また、同じく2013年2月21日に発売された『メタルギア ライジング リベンジェンス』とは異なり、本作では小島秀夫自身がプロデューサーおよびゲームデザインを手がけている[42]

本作ではマルチプラットフォームでの開発に伴い、パソコンベースでの開発となっており、PS3およびXbox 360では720p(内部でスケーリング)/30fps、PS4では1080p/60fps、Xbox Oneでは720p『ファントムペイン』では900p(最終出力は1080p)/60fpsとなる[34][43][44]

シリーズのディレクターを務めている小島秀夫は、このゲームにはリアルタイムで移り変わっていく「昼夜」のサイクルがあることを明らかにした。「一つのステージをどれだけじっくり見回っていくかに応じて目的地についた時の時刻が変化する。」とのこと。 またこのゲームは次世代ゲーム機用のものだと考えられ、2011年6月3日にKONAMIによって公表された「Fox Engine」を採用し、美しく力強いメタルギアソリッドの世界を表現した[45]

フェイシャルキャプチャー
本作ではシリーズ初のフェイシャルキャプチャーを行っており、ビッグ・ボスの表情は俳優のキーファー・サザーランドが行っている。また、他の登場人物の表情も英語版の声優が担当している[46]。ちなみに、キーファーは英語版のビッグ・ボスの声優も担当している。そのため、今までスネークの声優を務めていたデヴィッド・ヘイター(en) は降板となった[32]
今までのメタルギアシリーズでは、日本語などの音声に合わせて口の動きをつける作業を行っていたが、本作では英語の口の動きに対して日本語吹き替えを行う、いわゆる「洋画の日本語吹き替え版」のような形になっている。

コンパニオンアプリ[編集]

本作『グラウンド・ゼロズ』『ファントムペイン』にはそれぞれ連動して使用するAndroidおよびiOS向けのコンパニオンアプリが2014年3月18日/2015年9月1日に配信された[注 22][注 23]。アプリでは以下の連動機能が使用できるが、『グラウンド・ゼロズ』アプリには単独でも使用できるモードが存在する。

なお、Xbox 360環境ではiDROID機能を使用するにあたって、コンパニオンアプリの他に、Xbox SmartGlassアプリのインストールも別途必要となる。『グラウンド・ゼロズ』コンパニオンアプリとのデータリンクという手順が余分に必要になるものの、機能的にはPlayStationプラットフォームと同等のものが提供されている。また、Xbox One版では、Xbox SmartGlassアプリは不要となっている。

iDROID
ゲーム本体と連動して使用するモードで、ゲーム本体がないと使用できない。
このモードではゲーム中のミッション情報[注 24]やマップの閲覧、味方ヘリのランディングゾーンの指定をアプリの画面上から行うことができる。
また、iDROIDに収録されているカセットテープの操作を行うことができ、音楽プレイヤーのようにゲームをプレイしながら視聴が行える[注 25]
マップの閲覧では、他のプレイヤーが敵に見つかった場所や撃たれた場所が集計されており、サーモグラフィーのように色付けされて表示させることができる。
CASSETTE TAPE
クリアしたミッションで入手したカセットテープを視聴できるサウンドトラックモード。ゲーム本体がないと使用できない。
DATA PORTAL
同作に関連する情報を閲覧できる『グラウンド・ゼロズ』アプリ専用モード。アプリ単独でも使用できる。

ノベライズ[編集]

メタルギア ソリッド ファントムペイン
2015年10月24日に角川書店より発売。著者は野島一人(矢野健二)。ISBN 978-4-04-103230-5
本作との連動企画として発行された小説の第3弾。『メタルギア ソリッド サブスタンスI シャドー・モセス』『メタルギア ソリッド サブスタンスII マンハッタン』ではマンハッタンに住む少年が語り部であるのに対し、今作品ではイシュメールことビッグ・ボスがそれを担当している。また、ヴェノムの補佐官としてロシア語を母語とするオセロットと、日本語を母語とするミラーの他に、オリジナルキャラクターとして英語を母語とし中立的な姿勢のレナード・ルインが登場する。序章『グラウンド・ゼロズ』及び映像特典の『蝿の王国』はノベライズ版に収録されず、回想という形で触れられている。

企業との提携[編集]

今までのメタルギアシリーズに引き続き、本作でも複数の企業とプロダクトプレイスメント契約を結んでいる。

  • セイコー - ファントムシガー使用時の背景には、1980年代に発売されたデジタル腕時計「デジボーグ」が映されている[31]。また、同社のブランド「WIRED」とのコラボレーションモデルが限定販売された。
  • プーマ - 本作とコラボレーションしたトラックジャケットが付属した『グラウンド・ゼロズ』のプレミアムパッケージがコナミスタイルで限定販売された。また、本作とコラボレーションしたTシャツ、トラックジャケットとシューズがプーマ公式店舗およびプーマ公式通販サイトで販売された。
  • スクウェア・エニックス - 同社のフィギュアブランド「プレイアーツ改」のスネーク、スカルフェイス、クワイエット、燃える男のフィギュアが発売された。さらにオセロット、ダイアモンド・ドッグ、第三の少年のフィギュアが発売される予定。また、スネークの限定フィギュアが付属した『グラウンド・ゼロズ』のプレミアムパッケージがコナミスタイルで限定販売された。
  • 海洋堂 - 同社のフィギュアブランド「リボルテックヤマグチ」のスネークのフィギュアが発売された。さらにソ連兵のフィギュアが発売される予定。また、Amazon.co.jpではスネークの限定フィギュアが付属した『グラウンド・ゼロズ』のプレミアムパッケージが限定販売された。
  • ソニー - 前作『ピースウォーカー』に引き続いて、カセットテープタイプのウォークマン「TPS-L2」が登場する。また、『グラウンド・ゼロズ』ではFOXのエンブレムが入ったHDDカバーが付属しているPS4本体同梱パッケージがソニーの公式通販サイトで限定販売された[注 26]。さらに、『ファントムペイン』では限定色のPS4本体同梱パッケージが限定販売された[注 26]。ちなみに、ソニー公式通販サイトでは、PS4本体の購入オプションとしてビッグ・ボス、スカルマーク、ダイアモンド・ドッグズマークの計3種類のデザインが刻印されたHDDカバーを選択できた。さらには限定刻印のウォークマン2種とコラボレーションモデルのXperiaタブレット2種が限定販売された。
  • ソニーモバイルコミュニケーションズ - 『ファントムペイン』とコラボレーションしたXperia J1 Compactが発売された。
  • HORI - スネークのバイオニックアームの色をイメージしたPS4用のオリジナルヘッドセットが販売された。
  • 千値練 - iDROID型のiPhone 5iPhone 5s用ケースが発売された。また、コナミスタイルで限定販売予定の『ファントムペイン』のプレミアムパッケージには、バイオニックアームのレプリカ[注 27]が付属した。2016年には「RIOBOT メタルギア・サヘラントロプス」が発売予定。
  • J.F.Ray - 「GROUND ZEROES」のSIDE OPS「諜報員奪還」では「JF1142」モデルの眼鏡が登場する。また、本作とコラボレーションしたサングラスと眼鏡が限定販売された。
  • ギルドデザイン - オリジナルデザインのiPhone 6iPhone 6 Plus用ジュラルミンケースが限定販売された。

不具合[編集]

グラウンド・ゼロズ[編集]

  • 2014年3月20日の0時 - 14時の間、日本国内のXbox Gameストアにて英語版が誤って配信されていた[47][48]。このため、誤って海外版をダウンロードした場合は国内版を再ダウンロードするように呼びかけられている[注 28]
  • 2014年3月19日の10時 - 2014年3月20日の9時の間、PS3版およびPS4版にてサーバーとのネットワーク障害が発生していた[49]

ファントムペイン[編集]

  • 開発資料の入手後、チェックポイントからのリトライを経て、ポーズメニューからミッションを中断し直接空中司令室に戻ると、開発資料を入手していない事になり、その後の入手もできなくなってしまう。現在公式のアナウンスはないが、対処法としては開発資料を手に入れた時に遂行中のミッションを中断せず(入手後のチェックポイントからのリトライは可)最後までクリアしきることが挙げられている。
  • その他、無力化した兵士に水鉄砲を当てると異様な反応をしたり、表記ミスなどの細かいバグなどが存在する。

関連項目[編集]

1851年に発表されたハーマン・メルヴィルの小説。本作のあらゆる要素やキーワードが「THE PHANTOM PAIN」において初期トレーラー[注 29]を含めた各所に散りばめられている。また、この作品を元にした1997年テレビアニメ白鯨伝説』では、エイハブ役を大塚明夫が務めていた。
1902年に刊行されたジョゼフ・コンラッドの小説で、フランシス・フォード・コッポラ監督による1979年の映画『地獄の黙示録』の原作。ノベライズのあとがきで小島秀夫が影響を受けた作品とされている。
1949年に刊行されたジョージ・オーウェルの小説。『グラウンド・ゼロズ』発売時に本作が『1984年』に影響を受けていることを小島秀夫がインタビューで明かしていた[51]ダブルシンク、2足す2は5、ビッグ・ブラザー101号室といった『1984年』の重要なキーワードがゲーム中に散りばめられている。ビッグ・ボスも昏睡状態に陥る前に『1984年』を読んでいたらしく「THE PHANTOM PAIN」で1984年に昏睡状態から目覚め、『1984年』の小説に準えて状況や世界情勢を説明される際には、皮肉交じりに笑っていた。
1954年に刊行されたウィリアム・ゴールディングの小説。イーライが座っている椅子の前のテーブルに豚の首が置いてあるなど、特にイーライに関連する場面において『蝿の王』のキーワードや要素が登場する箇所がある。
1988年にコナミから発売されたアドベンチャーゲームで、本作と同様に小島秀夫監督作品。『グラウンド・ゼロズ』では、スナッチャーが米軍基地を乗っ取ったというストーリーのミッション「ジャメヴ・ミッション」が収録されている。また、後述の「デジャヴ・ミッション」をソリッド・スネークまたはサイボーグ忍者でプレイすると、作中に登場したスノー・スギの花粉が降る演出が追加される[注 30]
1998年にコナミから発売されたPlayStation対応のステルスゲームで、本作と同様に小島秀夫監督作品。『グラウンド・ゼロズ』では米軍基地内で『メタルギアソリッド』のシーンを再現するミッション「デジャヴ・ミッション」が収録されている。また、特定の条件をクリアすることで『メタルギアソリッド』のローポリゴンなソリッド・スネークまたはサイボーグ忍者[注 31]のキャラクターでプレイすることができ、その際は敵兵士がゲノム兵に、捕まっている捕虜が『メタルギアソリッド』に登場するドナルド・アンダーソンとケネス・ベイカーに変更される。
2001年にコナミから発売されたPlayStation 2対応のアクションゲームで、本作と同様に小島秀夫監督作品。「THE PHANTOM PAIN」ではスネークの装備できるバイオニックアームで、『ZONE OF THE ENDERS』の主人公機であるジェフティの腕部を模した「HAND OF JEHUTY」が開発でき、使用時にスネークが「はいだらー!」と叫ぶ。
2013年にコナミから発売されたPlayStation 3対応のアクションゲーム。一定の条件下で雷電がプレイヤーとして操作できる。
本作のメディックによる手術などの医療シーンを東北大学病院高度救命救急センターの久志本成樹が監修を行っている。
『ファントムペイン』のキャンペーンサイト「メタ男 on Web」のタイアップソングの楽曲提供の他、同サイトのショートムービーにメンバー4人が出演している。
「THE PHANTOM PAIN」の時代背景として取り入れられており、舞台の一つであるアフガニスタンにはソ連軍が進駐している。
「THE PHANTOM PAIN」の時代背景として取り入れられており、反政府軍を支援する南アフリカ系PFが登場している。
シリーズを通してネタがちりばめられているが、今作ではBGMやキーワードとして世界を売った男 The Man Who Sold The World(ミッジ・ユーロによるカヴァー・ヴァージョン)、組織名としてダイアモンド・ドッグズ Diamond Dogs等が引用されている。ダイアモンド・ドッグズもジョージ・オーウェル1984年の影響下で制作された作品であり、アルバムには1984という楽曲が収録されている。また、ボウイもスネークと同じく片目が不自由である。

脚注[編集]

[ヘルプ]

注釈[編集]

  1. ^ PS3、Xbox 360、国内版PS4のみ。
  2. ^ USB接続のハードディスクでは動作しない。
  3. ^ PC版は非対応
  4. ^ PS3版のディスクが必要。
  5. ^ a b 4K解像度対応のビデオカードとディスプレイが必要。
  6. ^ PS3、PS4、Xbox Oneのみ。
  7. ^ Xbox 360版、PC版は非対応。
  8. ^ 「GROUND ZEROES」については年表で 「マザーベース壊滅」と表記されているほか、「THE PHANTOM PAIN」でのマザーベーススタッフは「GROUND ZEROES」での一連の出来事を「カリブの大虐殺」と呼んでいる。
  9. ^ 『グラウンド・ゼロズ』での「ジャメヴ・ミッション」の主人公雷電と「デジャヴ・ミッション」でサイボーグ忍者を使用時は、ダッシュが通常のダッシュよりも速いニンジャランになり、ニンジャラン中にぶつかった敵兵は地面に倒れる。
  10. ^ ただし、サービス開始はPC版以外は2015年10月6日(米国太平洋標準時)、PC版は2016年1月予定。
  11. ^ 『グラウンド・ゼロズ』ではミッションごとに天候・時間は固定。
  12. ^ イーライはビッグ・ボスのクローンであるため、本来ならば血縁関係が認められるはずである。
  13. ^ バディとして連れていけるかどうかはこの時のプレイヤーの行動次第。
  14. ^ 露出度の高い格好をしているのは、皮膚呼吸を妨げないようにするためであった。
  15. ^ 名付け親はオセロット。
  16. ^ 小島監督からも「そもそも犬ではないかもしれない。狼かもしれない」との言がある。
  17. ^ 部隊章をよく見ると、FOXのものを鏡に映したように左右逆にしたものである。また、XOFのロゴは「GROUND ZEROES」発表初期のイメージでも使われている。
  18. ^ このポスターのイラストは箕星太朗の描きおろしである。
  19. ^ ミラーのコロンビア時代に知り合ったKGB工作員からの依頼だが、ピースウォーカー事件に登場したガルベス(ザドルノフ)とは別口のようである。
  20. ^ ミラーはピースウォーカー事件の関係から依頼主はアメリカ統合参謀本部であると睨んでいるが、詳細は不明。
  21. ^ 位置がアウターヘブンと記されていることやB面に書かれた言葉から、1995年だと考えられる。
  22. ^ 『グラウンド・ゼロズ』ではPC版が、『ファントムペイン』ではXbox 360版とPC版がアプリ非対応となっている。
  23. ^ ただし『ファントムペイン』のiOS版コンパニオンアプリは『ファントムペイン』発売時点ではXbox Oneには対応していない。なお、Android版についてはXbox Oneに対応している。
  24. ^ ただしゲーム本体とは異なり音声は流れない。
  25. ^ ただし、字幕や音声がカセットテープ側に優先されてしまうので、ミラーの無線や敵兵士の声が聞こえにくくなる。
  26. ^ a b 同梱されるPS4本体は『グラウンド・ゼロズ』ではCUH-1000AB01、『ファントムペイン』ではCUH-1200シリーズをベースにしたものとなっている。
  27. ^ 国内版では1/1スケール、海外版では1/2スケールとなっている。
  28. ^ なお、海外版のセーブデータと国内版のセーブデータには互換性がないため、海外版のセーブデータは国内版には使用できない。
  29. ^ 「THE PHANTOM PAIN」発表時の名義が「Moby Dick Studio」であり、ロゴにも鯨のモチーフが含まれていた。
  30. ^ ミラーの無線より。
  31. ^ ただし、シャドー・モセス島事件でサイボーグ忍者だったグレイ・フォックスの顔ではなく、ソリッド・スネークの顔に書き換えたもの。

出典[編集]

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外部リンク[編集]