ドクター・フー

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Doctor Who
Doctor Who BBC
第10代ロゴ(2012年)
ジャンル SFドラマ
放送国 イギリスの旗 イギリス
制作局 英国放送協会
出演者 ドクター
(現在:ピーター・カパルディ
コンパニオン
(現在:ジェナ=ルイーズ・コールマン
旧シリーズ
放送時間 (25分)
放送期間 1963年11月23日 - 1989年12月6日(26シーズン694回)
出演者 ドクター:
ウィリアム・ハートネル
パトリック・トラウトン
ジョン・パートウィー
トム・ベイカー
ピーター・ディヴィソン
コリン・ベイカー
シルベスター・マッコイ
テレビスペシャル
放送時間 (90分)
放送期間 1996年5月12日
出演者 ドクター:
ポール・マギャン
新シリーズ
放送時間 (45分)
放送期間 2005年3月26日 - 現在(7シリーズ92回)
出演者 ドクター:
クリストファー・エクルストン
デイヴィッド・テナント
マット・スミス
ピーター・カパルディ
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ドクター・フー』(Doctor Who)は、イギリスのSFドラマ。

概要[編集]

本作は1963年からイギリスBBCで放映されている世界最長のSFテレビドラマシリーズである。

1989年に一度終了した後、1996年に単発の特別版を経て、2005年に新シリーズがスタートし、2011年現在も放映されている。当初は子供向け番組だったが、シリーズ長期化に伴ってその人気は不動のものとなり、イギリスのポップカルチャーに多大な影響を与えた番組となった。

ロン・グレイナー(Ron Grainer)作曲によるオープニングテーマは放送開始のBBC Radiophonic Workshop制作バージョン以来、いくつかの別バージョンを経ながらも、一貫して同じ曲が使われている。

熱狂的ファンのことを「フーヴィアン」と呼ぶ。

作品内容[編集]

ターディス

基本的なストーリーとして一貫しているのは、主人公のドクター(Doctor)と呼ばれる異星人が地球人の仲間とともに時空を自由に行き来して、旅をする道中で遭遇した、地球や他の惑星で起こる理不尽な外敵侵略、タイムパラドックスを防ぐために奔走するというものである。

「ドクター」とは仮の名前で、本名は明かされていない(エピソードによっては、本名は地球語では発音できない、という趣旨の説明がされることもある)。その背景はエピソードを重ねていくうちに徐々に明らかになりつつある。

あらすじ[編集]

ドクターは元々ガリフレイ(Gallifrey)という惑星に棲むタイムロード(Time Lord)という種族だった。タイムロードは外見は人間と同じだが、心臓を2個持ち、体が重度の損害を受けた場合は少なくとも12回まで別の体に再生(Regeneration)できる能力を持つ非常に長命な種である。また彼らはターディスTARDIS:Time And Relative Dimension In Space の略)というタイムマシンにより、宇宙のあらゆる場所、時代に行けるほど高度な文明力を持つ。ただし、自分たちの高い技術を他種族に知られることを恐れて基本的には宇宙で起こる事件に関しては不干渉主義を貫いていた。ドクターはそうした官僚主義的な状態に反発して、修理中のターディスを盗み出して出奔し、数々の冒険を重ねていくことになった。

エピソードリスト[編集]

旧シリーズ(1963年〜1989年)[編集]

番組開始時より1967年まで使用されたタイトルロゴ。

1963年11月23日から放送開始。1989年12月6日の放送をもって26年間続いたシリーズの幕を下ろした。1話25分であるが、1985年のシーズン22のみ1話45分。

登場人物[編集]

ドクター[編集]

初代ドクター(First Doctor)/演:ウィリアム・ハートネル(William Hartnell
1963年-1966年(エピソード1〜29、134回)
シーズン1,2,3,4(エピソード1,2)
初めはドクターの正体が不明のため、孫娘スーザンとともに旅をする謎に包まれた神秘的な老人として描かれている。また、当初はターディスは操縦不能で、行き先は運任せであった。
この頃はSFドラマだけではなく歴史ドラマも多く制作しており、歴史上の人物の登場が多かった。シーズン1ではダーレク、シーズン4ではサイバーマンという人気悪役が早くも登場している。テープが消去されたため現在は観られない回も多い。
外見は黒い古風なスーツをまとった白髪の老人。髪は後ろになでつけた独特のスタイル。やや頑固で居丈高な性格であるが、根は優しい。高齢ゆえに身体能力は低いが、強い意志と豊富な知識を武器に事件を解決していった。
シーズン4序盤の "The Tenth Planet"で寿命が尽き、2代目ドクターに再生した。この主役の交代は、ハートネルの病状の悪化によるものだった。
その後シーズン10の"The Three Doctors"において、TV画面に映る映像という限られたものではあったが再登場し、2代目、3代目ドクターと共演した。ハートネルの死後に放映された番組20周年記念TV映画『The Five Doctors』ではリチャード・ハンドールが演じた。
1967年から1969年まで使用されたタイトルロゴ。
2代目ドクター(Second Doctor)/演:パトリック・トラウトン(Patrick Troughton
1966年-1969年(エピソード30〜50、119回)
シーズン4(エピソード3〜),5,6
シーズン4序盤の "The Tenth Planet" の中で初代ドクターから再生した姿。
この頃から番組は純粋なSFドラマとなる。しかし、初代ドクターのシリーズ以上にテープが消去された回が多い。シーズン5で3代目ドクターの時期を中心に長くレギュラーを務めることになるレスブリッジ・スチュワート准将が初登場、シーズン6ではUNITが結成される。有名な悪役としては、イエティや氷の戦士が登場した。
外見は60代でスーツに蝶ネクタイをつけた、ボサボサの黒髪の老人。初代とは対照的に穏やかで、おどけた性格。考えが行き詰まると縦笛を吹くという癖がある。また、新シリーズでドクターが多用するソニック・スクリュードライバーをシーズン5において初使用した。
シーズン6最終話 "The War Games" のラストで他種族に干渉してはいけないというタイムロードの掟を破った罪で3代目ドクターに再生させられ、ターディスを使用不能にしたうえで20世紀の地球に流される。
その後シーズン10の"The Three Doctors"、1983年のテレビ映画『The Five Doctors』にて再登場。シーズン22の"The Two Doctors"では6代目ドクターと顔を合わせた。
1970年から1973年まで使用されたタイトルロゴ。
3代目ドクター(Third Doctor)/演:ジョン・パートウィー(Jon Pertwee
1970年-1974年(エピソード51〜74、128回)
シーズン7,8,9,10,11
シーズン6最終話"The War Games"にて2代目ドクターから再生した姿。
ここからカラー放送となり、ターゲットの年齢層も引き上げられた。当初はターディスが島流しとしてタイムロードによって使用不能にされていたため、時空間の移動はほとんどせずUNITに手を貸していた。シーズン10で正常に作動するようになる。シーズン8で宿敵マスターが初登場したのを筆頭に、オートンやオメガ、ソンターラン、サイルリアン、シーデビルなど人気悪役のデビューも多かった。
外見は60代の白髪の男性で大き目のジャケットにフリルシャツを合わせたものなどを着用している。蝶ネクタイをつけていることも多い。前の2人に比べると行動派で、非暴力主義者の多い歴代ドクターの中では珍しく攻撃的、武芸の心得も持っており、快活で大胆な性格。
黄色のロードスターを乗り回していた。これはカーマニアである本人の好みであったらしい。また、「フーモーバイル」というホバークラフトも所有している。
シーズン11最終話"Planet of the Spiders"の中で致死量の放射線を浴び、4代目ドクターに再生した。
その後も『The Five Doctors』やチャリティドラマ"Dimensions in Time"で再登場、歴代ドクターと共演している。
1973年から1980年まで使用されたタイトルロゴ。
4代目ドクター(Fourth Doctor)/演:トム・ベイカーTom Baker)/日本語版:玄田哲章
1974年-1981年(エピソード75〜115、172回)
シーズン 12,13,14,15,16,17,18
シーズン11最終話"Planet of the Spiders"の中で3代目ドクターから再生した姿。
4代目ドクターのシリーズは7シーズンの長きに渡った。ドラマのスタイルはもとの時空の旅に戻る。初期は超自然的なテーマのホラーエピソードが多かったが、内容が暴力的になりすぎたため、中盤でよりファミリー向けのドラマに転換、ファンタジックなエピソードが増える。シーズン16では全エピソードを通して一つのストーリーを描くという試みがなされた。シーズン18でファンタジーではなくより科学面を重視する方針が固まる。全体的にダーレクら定番の悪役の登場は少なかった。
外見は3、40代の男性で、もじゃもじゃ頭に茶色や水色の上着、チェックのベストに赤いスカーフといういでたち。シャツの襟にはクエスチョン・マークがあしらわれている(これはその後のドクターに受け継がれた)。首に巻いてたらした横縞の長いマフラーがトレードマーク。
よく動く大きな瞳と、滑舌のよいロジカルな議論の奔流で周囲を翻弄する。歯をむき出してニンマリ笑う仕草は特に有名である。それまでの「偏屈ではあるが愛嬌のある老人」としてのドクター像を一番いい意味で裏切った若いキャスティングであった。性格は暖かく、気まぐれで風変わりなユーモアの持ち主であるが、時には暗く冷淡になることもある。
ジェリーベイビーズという駄菓子が好物で、しばしばポケットから取り出して食べる。また、ヨーヨーもトレードマークの一つである。
シーズン18最終話"Logopolis"の中でマスターとの戦闘中アンテナから落下、5代目ドクターに再生した。
その予測できない行動が最もドクターらしいと評価され、2007年に行われた投票で10代目ドクターにその地位を譲るまでは、歴代ドクターの人気トップを誇った。
その後も『The Five Doctors』、"Dimensions in Time"で再登場、歴代ドクターと共演している。番組50周年記念特番『The Day of the Doctor』のラストではトム・ベイカーがカメオ出演し、11代目ドクターとの絡みを見せた。
日本では1993年にNHK-BS2でシーズン13が放送された。玄田哲章は同局で放映の21世紀版2シリーズ(後述)でオープニング・ナレーションも担当している。
1980年から1984年まで使用されたタイトルロゴ。
5代目ドクター(Fifth Doctor)/演:ピーター・デイヴィソン(Peter Davison
1981年-1984年(エピソード116〜135、69回)
シーズン19,20,21(エピソード1〜6)
シーズン18最終話"Logopolis"の中で4代目ドクターから再生した姿。
基本に返ることを指針とし、ユーモアを抑えた科学面重視のシリーズとなった。そのため史上初めてコンパニオンが死亡するなどシリアスな展開が多い。かつての悪役の再登場も多かった。
外見は10代目ドクターと並んで最も若く、2、30代のブロンド、服装は白いベストとパンツ、ジャケットという、クリケット選手のような格好が特徴である。性格は温厚で、非常に暴力を憎悪している。紳士的であるが、脆弱で優柔不断な面も持ち合わせており、しばしば意思決定にコイントスを使用した。また、彼は特定のガスにアレルギーを持っており、それを予防する効果のあるセロリを常に襟元につけている。
シーズン21終盤の "The Caves of Androzani" で、致命的な毒物であるスペクトロックスにさらされ、6代目ドクターに再生した。
"Dimensions in Time"で歴代ドクターと共演したほか、2007年12月に新シリーズのシーズン3の番外編にあたる『Time crash』に登場、10代目ドクターと顔をあわせている。
1984年から1986年まで使用されたタイトルロゴ。
6代目ドクター(Sixth Doctor)/演:コリン・ベイカー (Colin Baker
1984年-1986年(エピソード136〜146、31回)
シーズン21(エピソード7),22,23
シーズン21終盤の"The Caves of Androzani"の中で5代目ドクターから再生した姿。
暴力的なエピソードが多く、このころから視聴率も低下してくる。エピソードの制作数も減らされ、打ち切りの危機も見え始める。そんな状況を反映してか、シーズン23は全エピソードを通してドクターがタイムロードの裁判にかけられるというストーリーであった。
外見は40代の金髪の男性で、もじゃもじゃ頭に赤や黄色のカラフルな上着、派手な色のネクタイや傘、縞模様のズボンという、歴代ドクター中最も珍奇ないでたちである(服の色などは変わることが多い)。襟には猫を模したバッジをつけている。派手な服装とは対照的に性格は不安定でエゴが強く、横暴で生意気、怒りっぽく、メランコリックで予測不可能な精神の持ち主として描かれる。しかし、その暴力的な性格はファンには不評であった。
シーズン24の初回"Time and the Rani"でターディスがラニによって撃墜され、その衝撃で7代目ドクターに再生する。
その後は"Dimensions in Time"で再登場している。
1987年から1989年まで使用されたタイトルロゴ。
7代目ドクター (Seventh Doctor)/演:シルヴェスター・マッコイ (Sylvester McCoy)
1987年-1989年(エピソード147〜158、42回)
シーズン24,25,26
シーズン24の初回"Time and the Rani"の中で6代目ドクターから再生した姿。
6代目ドクターの時期に比べ評価は上がったものの視聴率の低下は防げず、ついに番組は打ち切られることとなる。ドクター本人の過去に触れるエピソードも試みられたが、番組の打ち切りにより全うされることはなかった。
外見は40代の男性で、白いジャケット(シーズン26では茶色)に白い帽子と派手なネクタイ、首にかけたマフラー、クエスチョン・マークがあしらわれたカラフルなベストといういでたちである。赤い柄の部分がクエスチョン・マークを模している黒い傘を持っているのが特徴。性格は当初はコミカルで気まぐれなものであったが、そんな態度とは裏腹に次第にシリアスで暗い面も強調されるようになり、しばしば「悲しいピエロ」と例えられる。暴力による解決には強い反感を持っており、武器を持つことはなかった。
1996年のテレビ映画の中でギャングに狙撃され搬送された病院内で死亡、8代目ドクターに再生した。

他の重要キャラクター[編集]

コンパニオン(Companion
ドクターは、毎回1人から3人の仲間とともにターディスで旅し、様々な危機に対して共に立ち向かう。その仲間達はコンパニオンと呼ばれている。若い女性であることが多い。地球人だけでなく、異星人やタイム・ロード(Romana)であることも。冒険ののち、彼らは様々な事情でターディスを降りることになるが、サラ・ジェーン・スミス(Sarah Jane Smith)のように時をおいてドクターと再び合流することもある。
ダーレク(Dalek)/日本語版:屋良有作
惑星スカロのミュータント種族。ダブロス博士が、カレド族を突然変異させることより創られた生命。
DNA操作により憎悪以外のあらゆる感情を抹消されている。種の保存だけを考え、ダーレク以外のあらゆる生命を絶滅させようとしている。
戦闘に特化するために強固な金属のシェルに入っている。機械的に歪んだ声で「抹殺セヨ!」と叫びながら、大規模な殺戮を行う。宇宙最大の脅威といわれ恐れられている。
シーズン1の"The Dalek"にて初登場、たちまち人気を博し、番組のヒットの火付け役となった名悪役である。その後も幾度となくドクターと対決した。
ダブロス博士(Davros)/日本語版:加藤精三
惑星スカロのカレド族の科学者。下半身はダーレクに似た形状にサイボーグ化している。自らの種族からダーレクを創造し、彼らの力による宇宙支配を企む。新シリーズのシーズン4で再び登場。
サイバーマン(Cybermen
惑星モンダスで生まれ、全身をサイボーグ化した種族。もともとは地球人のようなヒューマノイドだったが、機械化が進むにつれその性質は冷たく機械的なものに変化した。
すべての有機的な異星人をサイバーマンにすることを目的としている。名前の由来はサイバネティックと人間を合わせたもの。
頭に銃があり、腹のあたりにはレーダーのような装置を装備しており、水圧を利用した筋肉と脳を保有している。
金が弱点で、胸に金粉をかけられただけで呼吸器系を壊し死んでしまう。その弱点を利用して人間は金の放射銃を作り、サイバーマンを倒した。
シーズン4の"The Tenth Planet"にて初登場。以後、たびたびドクターと対決した。
サイバーリーダーは他のサイバーマンと見分けがつくように頭が黒くなっている。サイバーマンを指揮する立場にあるが、他のサイバーマンと違いはない。
マスター(The Master
宇宙征服を企むタイム・ロードで、ドクターの宿敵にして影のような存在。
ドクターと同様、本名は不明だが、ドクターが「宇宙を救う為に働く者」として「ドクター」と名乗るのに対して、「宇宙を征服する者」として「マスター」と名乗っている。人々を催眠やテレパシーによって操り、自らの目的遂行のために利用することが多い。惑星ガリフレイのアカデミー時代、ドクターとは同級生だったらしい。後のヤナ教授である。
初代マスター(演:ロジャー・デルガド)はシーズン8にて初登場。その後も再生して姿を変えながらドクターと対決した。

テレビ映画(1996年)[編集]

ユニバーサルTVとBBCワールドワイドと20世紀フォックステレビジョンによって制作された。アメリカSF・ファンタジー・ホラー映画アカデミーによる土星賞(Saturn Award)の1996年度最優秀テレビ映画賞(BEST SINGLE TELEVISION PRESENTATION)を受賞した。 制作された当初はシリーズ化が計画されていたが、結局それには至らず、番組は以降16年間の空白期間を迎えてしまう。

登場人物[編集]

8代目ドクター(Eighth Doctor)/演:ポール・マッガンPaul McGann
地球上でギャングの銃撃に巻き込まれ、そのまま死体として病院に運ばれ、霊安室で再生するという、シュールな状況で登場した。
外見は40代で、茶色の肩までの巻き毛に、ビロードのフロックコートに銀のベストという、19世紀の英国紳士のような服装が特徴。性格は情熱的でロマンチストであるが、ダークな面も顔をのぞかせる。番組では宿敵マスターとの対決のほか、史上初めてドクターとコンパニオンの恋愛が描かれた。
TVシリーズ化を見送られた8代目ドクターだが、オーディオ・ドラマへの出演は数多い。2013年には番組50周年記念特番『The Day of the Doctor』につながるミニ・エピソードである『The Night of the Doctor』にて久々のTV再登場を果たしている。

新シリーズ(2005年〜2009年)[編集]

シーズン1からシーズン4まで使用されたタイトルロゴ。

連続ドラマとしては16年ぶりの『ドクター・フー』となる。製作はBBCウェールズ。ドクターは9代目から10代目。新シリーズでは、タイム・ロードが惑星間を揺るがす大戦争(Time War) により、長年の宿敵であったダーレク(Dalek)との相打ちで絶滅したことが判明する。

2005年から放送、1話約45分。13話を1シーズンとして、1年間に1シーズンずつ放送し、2008年まで続いたが、2010年のシーズン5へ向けて2009年はシーズンを休止することになる。

登場人物[編集]

ドクター・フーに登場する、人やエイリアンなどの架空の人物Characterを記述する。

ドクター(The Doctor)[編集]

ドクター・フーの主人公で、タイムロードの生き残り。
2005年から始まった新シリーズでは、9代目ドクターと10代目ドクターが登場する。
9代目ドクター(Ninth Doctor)/演:クリストファー・エクルストンChristopher Eccleston)/日本語版:山路和弘
2005年
シーズン1
現代のロンドンに突如出現した、異星人タイム・ロードの生き残り。口癖は「ファンタスティック!!("Fantastic!")」。
900歳で、これが8回目の再生体となる。外見は短髪にレザージャケットをはおった40代の男性。
本人曰く「(外見そのものは)まあまあだが、耳の形が納得いかない」。
なぜか英語に北部訛りがある。飄々とした人格で、ふざけたような口調で周囲を戸惑わせるが、同胞を失った喪失感を抱え、エピソード中でそれが現れる。
ローズを助けるため自分が身代わりになってタイム・ボルテックスを引き受け、全身の細胞が破壊されたため、10代目の体へと再生する[1]
10代目ドクター(Tenth Doctor)/演:デイヴィッド・テナントDavid Tennant)/日本語版:関俊彦
2006年-2009年
シーズン2,3,4
再生後ミスがあり、しばし昏睡状態に陥ったが、復活する[2]。口癖は「何だ?("What?")」、「えっ("Well")」、「アロンズィ!("Allons-y !")」(フランス語で「さあ行こう!」の意)。
外見は30代前半男性で、茶髪、服装はツイードの上下にロングコートを合わせ[+ 1]、なぜかコンバースのシューズを履いている[+ 2]。年齢はシリーズ3時点で903歳[3]、2009年のスペシャル時点で906歳[4]
ものを良く見るときは眼鏡をかける。新しい外見に関しては、本人曰く「悪くないけれど、赤毛じゃないのが残念」。
9代目より人懐っこいが、共に旅をする仲間たちが年を取り、タイム・ロードゆえにほぼ不老不死の自身との距離を吐露するなど、陰のある一面もある。
自分に関することはあまり語らないが、ローズに対し、自分がかつて父親だったことを明かしている。これは旧シリーズに関する言及とも取れるが、その真意は不明[+ 3]
ローズを愛し[+ 4]、その不在を悲しんでいることがシーズン3以降何度も描かれる。
50万ラドもの放射線を大量に浴びて再生サイクルに入る[+ 5]。最後の力を振り絞り今までの仲間たちの元へターディスで現れ、「まだ行きたくない」と言い残し11代目に再生した[5][+ 6]
2005年放送のクリスマススペシャル「クリスマスの侵略者」で斬り落とされた右手[+ 7]から再生されたドクターのクローン。ドクターから再生エネルギーを、ドナから人間のDNAを含んだタイム・ロードの力を分け与えられて作られたため、半人間かつ半タイム・ロードとして現れる。
心臓も一つしかなく再生をすることも出来ないただの人間だが、今までのドクターとしての記憶を全て受け継いでいる。思考も論理も全て同じ[+ 8]であり、そのことがローズの心を動かすことになる。
ダーレクとの戦いの中で激しい怒りを抱くドクターから生まれたため、敵を躊躇なく倒すなど残虐な本性と復讐心を持ってしまう。これは9代目ドクターが初めてローズと出会った時と同じ精神状態であるとドクターは気付き、自らと同様に彼の性格に変化をもたらして欲しいとローズに委ねることに決める。またドナの情報も含まれているので、彼女の強気な性格も含まれている。
キャラクターの特性上演じたのはデイヴィッド・テナントであるが、ドクターともう一人のドクターが同時に登場するシーンも多かったためボディダブルを使用している。

コンパニオン[編集]

ターディスへ乗り込み、ドクターと共に旅をする者達。
ローズ・タイラー(中央)
ローズ・タイラー(Rose Tyler)/演:ビリー・パイパーBillie Piper)/日本語版:坂本真綾
シーズン1,2,4
ヒロイン。19歳。幼少時に父を亡くし、ロンドンの公営住宅に母親と二人暮らし。家族や友人にドクターとの旅を知られている初めてのコンパニオン。
デパートの婦人服売り場に勤務していたが、残業をしていた夜に動くマネキン(オウトン)の襲撃を受け、ドクターに助けられる。少々向こう見ずな面もあるが、冒険心に富みドクターのピンチを救う。そのままドクターの相棒としてターディスに乗り込み、冒険に乗り出していく。
ドクターが再生したとき多少動揺したが、異星人シコラックスによる地球侵略がおこり、これを巡る騒動の中で新たなドクターを受け入れ再び旅に出る[2]
その後も冒険を続けるが、サイバーマンとダーレクによる侵略の際、家族と共にパラレルワールドに移動し、ドクターとの別れを余儀なくされる[6]
「バッドウルフ」[+ 9]という言葉が彼女につきまとい、時に守っている。パラレルワールドに移動してからも「バッドウルフ」は元の世界に影響を及ぼし続けている。また幼い頃からドクターと関わりを持ち[7]、オウトンの襲撃の前にも一度ドクターに出会っている[8]
ドクターを愛し[+ 10]、自らの身を危険に晒してでも彼を守ろうと尽力する。
シーズン4で再登場し[9]、パラレルワールド[10][+ 11]に紛れ込んだドナの手助けをする。その後ドクターたちと再び合流、共に戦った後「もう一人のドクター」を託されタイム・ロードのドクターとは別れる。
ミッキー・スミス(Mickey Smith)/演:ノエル・クラークNoel Clarke)/日本語版:佐藤せつじ
シーズン1,2,4
自動車の修理工場で働くローズの恋人。優しいが、少々肝っ玉が小さい面もある。ローズが行方不明になったときは殺人容疑までかけられそうになったり、ローズの母親であるジャッキーに娘の失踪は彼に原因があると言いふらされ、世間から白い目で見られるなど難儀が絶えない。
国防省のコンピューターをハッキングしたり、飛行船の操縦をテレビゲームで覚えるなど、意外な技術を心得ている。
9代目ドクターにはきちんと名前を覚えてもらえず、いつも「リッキー」と呼ばれていた。
ターディスに乗り込んでドクター、ローズと共に旅をすることになったが[11]、パラレルワールドに存在したもう一人の自分の代わりにサイバーマンの侵略を阻止するため、そして元の世界では既に亡くなっていた祖母がパラレルワールドでは生存していたことからパラレルワールドに留まことを決意する[12]
後にサイバーマンを追って元の世界へと戻り、ローズ達と再会を果たす。元の世界ではサイバーマンを倒すため、サミエルと名乗り、トーチウッドで働いていた。
結局はサイバーマンとダーレクの封印のために再びパラレルワールドに留まらざるを得なかったが、ローズとジャッキーも合流したタイラー家との親交は続く。
シーズン4でダーレクの侵攻に立ち向かうため再び元の世界に戻りドクターに協力する。その際パラレルワールドの祖母も亡くなり、またローズとの関係が終わったためパラレルワールドに残る意味を喪失。ジャックに誘われ元の世界のUNITに所属する。その後マーサと結婚している[13]
キャプテン・ジャック・ハークネス
キャプテン・ジャック・ハークネス(Captain Jack Harkness)/演:ジョン・バロウマンJohn Barrowman)/日本語版:竹若拓磨
シーズン1,3,4。
1941年のロンドンに降り立った51世紀のタイム・トラベラー。ボーシェイン半島[+ 12]出身(どの惑星の土地かは不明)。
かつてはタイムエージェントだったが、2年分の記憶をタイムエージェンシーに奪われた理由を探るため時空を股にかけてタイムエージェントに対して詐欺を働いていた。1941年のロンドンでは第133戦闘飛行中隊大尉[+ 13]になりすまし、義勇兵として戦っていた。
ドクターとローズをタイムエージェントと思い、2人を騙し金を得るためわざとエイリアンの医療船をロンドンに墜落させた。しかしそれが原因で起きた事件をドクターとローズに収拾してもらい改心。その際に彼の宇宙船も爆発したのでターディスに乗り込む。かなり問題もあるが、愛嬌のある人物。
オムニセクシャルで、好みは老若男女、どこの星の出身であろうと関係なく誘い文句をかける。同時にそれが通用するほどの容姿の持ち主。
ダーレクによって一度死亡するが、タイム・ボルテックスを吸収したローズによって不死身となって生き返る[1]
生き返った後腕に装着したリストストラップを使い21世紀の地球へ向かう[+ 14]が、性能があまり高くないため失敗し1869年のカーディフに漂着。ストラップも壊れてしまったため19世紀でドクターと再会することを夢見るが、そこで自身が不死身になったことに気がつく。更にドクターの名を知っていたことからトーチウッドに拘束され、エージェントとして21世紀までずっと働き続けることとなる。
後にトーチウッドのリーダー格となり、ドクターと再会する[14][+ 15]。不死身であることを利用してドクターとマーサに協力し、マスターの脅威に立ち向かう。
シーズン4では世界を守るためトーチウッド3のメンバーを引き連れドクターと共に戦う。
この番組から派生し彼を主人公にしたドラマ「秘密情報部トーチウッド」(TorchWood)もある。
なお、「キャプテン・ジャック・ハークネス」は1941年に馴染むため別人の名を借りたものであり、本名は判明していない。また51世紀人であるが地球人であるかどうかは不明である。また、自身が故郷で「フェイス・オブ・ボー」と呼ばれていたと明かしている。
  • スピンオフ作品「トーチウッド」においてのジャック・ハークネス
基本的にはドクター・フーの設定どおりだが、いくつか設定が追加されている。
ジャック・ハークネスという名前は、ドイツ軍と遭遇し戦って戦死したハークネス大尉から借りたものであった。本物のジャック・ハークネスはアメリカ人で1941年1月21日に失踪したことになっている。
ドクターとローズと共に旅をした後、19世紀のトーチウッドに半ば強制的に所属させられる。エイリアンに対し暴力的行為を繰り返すトーチウッドに嫌悪感を拭えないが、「ドクターと再び巡り合えるのは21世紀」という予言を受け、彼を待つためエージェントとして働き続けている。
どのようなきっかけで入手したかは不明だが、2005年のクリスマススペシャル「クリスマスの侵略者」で切り落とされたドクターの右手をトーチウッド内に保存している。それが何であるかも、また自らが不死身であることも、「ドクター」が誰であるかもトーチウッドのメンバーに明かすことはない。
彼がカーディフにとどまる理由は時空間の裂け目が最もよく現れるからである。ターディスは時空間の裂け目から燃料を得ているので、補給のためドクターが現れる確率が高いのである。
ちなみにカーディフに時空間の裂け目が現れるのはドクターと関係している。カーディフでは1869年以前にも度々時空間の裂け目が現れていたが、ドクター・フー第3話「にぎやかな死体」で、ドクターとグィネスによって一度裂け目が閉じられている。しかし、第11話「悲しきスリジーン」で時空間の裂け目の跡からターディスの燃料補給をしようとカーディフに滞在した際、生き残っていたマーガレット・スリジーンがターディスの動力源を使ってエクストラポレーターで逃げようとする。その際、ターディスの動力源があまりに大きかった為、再びカーディフに時空間の裂け目が開くこととなった。
マーサ・ジョーンズ(Martha Jones)/演:フリーマ・アジマン(Freema Agyeman
シーズン3でドクターのコンパニオンになる医学生。
病院で研修医として勤務していた時に病院ごと月にテレポートされてしまい、その時ドクターと出会う[15]
旅は一度だけだとドクターに断言されての同行だったが、次第にローズを失ったばかりで虚勢を張っていたことをドクターが自覚。マーサに対する素っ気ない振る舞いを止めてコンパニオンとして認められる。
初対面のドクターにキスをされ恋に落ちるが、常にローズを想い続けるドクターにその想いは届かず次第に不満を募らせていく。ドクターに愛情を傾けても報われない同士としてジャックとは友情で結ばれる。
マスターとの戦いを経て、「永遠に片想いの相手に振り回されて自分の人生を無駄にしたくない」と自らターディスから降りていった。その後UNITに所属、トーチウッドにも派遣される。
シーズン4で世界の危機に対しドクターに協力を要請するUNIT隊員として再登場。共に戦い、その後ターディスを降りることになるミッキーをUNITに迎え入れ、後に結婚。
ドナ・ノーブル(Donna Noble)/演:キャサリン・テイト(Catherine Tate)/日本語版:雨蘭咲木子
シーズン4でのドクターのコンパニオン。2006年クリスマススペシャル「消えた花嫁」でドクターと行動を共にしたが、旅の誘いを断った。
その後、誘いを断ったことを後悔しながら平凡な生活を送っていたが、ドクターと再会し[16]共に旅をすることになる。
口うるさい母シルヴィアと望遠鏡が宝物の陽気な祖父ウィルフレッドと共にチズウィックに暮らす、タイピングが得意な派遣。
ローズはドクターを愛し、マーサはドクターに惚れていたが、ドナはドクターとは友達という関係。だがその関係は運命のようであるとローズから指摘を受け、自分を中心としたパラレルワールドを不可抗力であるが作ってしまうなど、特殊な人物でもある。
ドクターの再生エネルギーが充填された「ドクターの体から切断された右手」に偶然ドナが触れてしまい、自らのエネルギーを「手」と交換し合う形となり彼女は半タイム・ロードになってしまう[17]。タイム・ロードの知識は人の身である彼女には負担が大きく、苦痛を与えた。ドクターは彼女を救うため彼女のドクターとの思い出とタイム・ロードの知識を封じ、決して思い出させないために彼女と別れる。
2009年クリスマススペシャルで再登場。マスターとの邂逅で旅の記憶を取り戻しかけてしまうが、ドクターが予め防衛措置を取っていたことが明らかになる。旅の記憶を失ったまま、地球人男性と結婚。

他の重要キャラクター[編集]

コンパニオンの親族など旅先で出会った人物や、エイリアン。
ジャッキー・タイラー(Jackie Tyler)/演:カミーユ・コデュリ(Camille Coduri)/日本語版:磯辺万沙子
ローズの母親。正式名称はジャクリーン・アンドレア・スゼット・タイラー。ピートの世界においては1968年2月1日生まれの40歳だった(ただし、サバを読んで39という事にしていた)。
夫であるピートが死んだあと、ローズを一人で育てていた。再婚することは無かったが様々な男性と関係を持ち、ローズの悩みの種になっていた。
おしゃべりで騒がしく、化粧も濃い今どきの母親。とはいえ、ローズが無断でタイムトラベルに出て一年間行方不明になっていたときは非常に心を痛め、ボーイフレンドのミッキーを犯人だと周囲に触れ回っていた。娘を連れ出したドクターをひっぱたいたこともある。その後、ドクターを信頼し娘の出奔を容認していた。
シーズン2「永遠の別れ」で地球が危機に陥ったときに、ピートたちとともにパラレルワールドに移り、そのままそちらに残ることになり、後にローズの兄弟に当たる子供を儲けるようになる。
シーズン4で再登場。ダーレクに襲われるサラ・ジェーン・スミスを助けドクターに合流する。
ピート・タイラー(Pete Tyler)/演:ショーン・ディングウォール(Shaun Dingwall)/日本語版:仲野裕
ローズの父親。1987年11月7日、ローズが生まれて6ヶ月の時に亡くなっている。
本人曰く、あまり良い父親ではなかったらしいが、第8話「父の思い出」にてローズが父に会いたいがためにタイムパラドックスを引き起こした時、自らを犠牲にして問題を解決した潔さもある。
パラレルワールドのピート[+ 16]は実業家として成功し[18]、サイバーマンの件以降はトーチウッドで活動していた。サイバーマン侵攻の際、妻のジャッキーを失う。ルーミックの野望に気付いており、ジェミニという偽名を使って、レジスタンス側にサイバス工業の情報を流していた。
その後サイバーマンとダーレクの侵攻の際[6]、元の世界からやってきたジャッキーと「再会」した後、ローズ、ミッキーも含めた4人で暮らし始め、ローズの弟に当たる子供もできる。
別世界からやってきた「娘」に対しては当初は否定的な態度を取ったが、結局は父親として彼女がドクターと最後に交信できる手伝いをした。
シーズン4「旅の終わり」では、パラレルワールドに残って息子の子守りをしていたために戦いには参加しなかった。
サラ・ジェーン・スミス(Sarah Jane Smith)/演:エリザベス・スレイデン(Elisabeth Sladen)/日本語版:平野文
3代目、4代目、5代目ドクターのコンパニオンだった地球人の女性ジャーナリスト。
30年ぶりにドクターと再会した[19]。K-9をドクターから預けられるが、未来を変えない為にその存在を隠し続けている。
ドクターに恋をしていたことが作中でほのめかされており、そのためかローズに対し半ば対抗意識を見せる。最終的に二人は「タイム・ロードという面倒な男を愛した仲間」として友情で結ばれる。
過去に言えなかったドクターへの感謝と別れの言葉を言ってK-9と共に日常へと帰っていった。
後にUNITに所属する。活躍はスピンオフ「サラ・ジェーン・アドベンチャー」で描かれ、またシーズン4でも再登場する。
K-9
K-9(ケイ・ナイン)(K-9)/声:ジョン・リーソン(John Leeson)/日本語版:多田野曜平
未来世界(51世紀)の型ロボット[+ 17]。4代目、8代目ドクターのコンパニオンでもあった。
第17話でドクターと再会した。連続ドラマでの登場は25年ぶり。登場したとき経年劣化で壊れており、ドクターに修理され復活した。その後、クリリテーンとの戦いでクリリテーンとともに爆発に飲まれた。
その後ドクターに再び修理され、マークIII型からマークIV型となり、サラ・ジェーン・スミスと共に日常へと帰っていった。
口癖は「勿論です!("Affirmative!")」。
ウィルフレッド・モット(Wilfred Mott)/演:バナード・クリビンズ(Bernard Cribbins
シリーズ3「呪われた旅路」で初登場。ドクターに新聞を売り、またドクターが関わった事件の数少ない目撃者であることを明かしている。シーズン4ではドナの祖父として再登場、ドクターと再会する。
ドナがドクターと旅を始めた夜[16]、趣味の天体観測中にドクターのターディスが飛び立つのを見送り、たびたび登場するようになる。
シルヴィア(ドナの母親かつウィルフレッドの娘)からは邪魔者扱いされているが、様々な出来事を経験するうちに信頼を取り戻してゆく。
元軍人であり、第二次世界大戦中ナチスの強制収容所に関わる任務に付いていたことが精神的な重石になっている。従軍時代の知り合いからは「キャプテン」と未だに呼ばれており、ドクターに対しても敬礼で挨拶している。
2009年クリスマススペシャル「The End of Time」でコンパニオンとしてドクターと共にマスターの脅威に立ち向かう。その際普通の人間ならば探し出すことも難しいドクターの居場所を突き止め、更に同じ人間と何度も出会うことのないドクターと何度も出会っていることから、何かしらの運命によって導かれているのではないかという疑問をドクターが抱いている。
彼を助けるため、10代目ドクターは再生する事になった。
ハリエット・ジョーンズ(Harriet Jones)/演:ペネロープ・ウィルトン(Penelope Wilton)/日本語版:一柳みる
シーズン1「UFOロンドンに墜落」で初登場。初対面の人物に、自身の議員身分書を見せながら「ハリエット・ジョーンズ、上院議員です。(当選後は「首相です」)」と自己紹介する癖がある。(それに対して相手が「知っています」と返すのも、お決まりのパターンとなっている)
弱者のために奔走する性格であり、場合によっては自己犠牲も厭わない。
ロンドン議会の上院議員として首相官邸に居た際、スリジーンによる乗っ取り事件に巻き込まれ、9代目ドクターやローズと知り合うことになる。
2005年のクリスマススペシャルでは、選挙によって首相に選任されており、地球に侵攻してきたシコラックスの宇宙船に拉致されてしまう。その際、再生直後の10代目ドクター達と再開し救出される。
しかし、その直後に地球から撤退中の宇宙船に破壊命令を下したことで、ドクターの反感を買うこととなる。その後は失脚した模様。その時の自身の選択について、国民を守らなくてはならない自身の立場と、ドクターの立場との間で葛藤があったことをほのめかしている。
シーズン4「盗まれた地球」にて再登場し、マーサやジャック達にサブウェイ・ネットワークの存在を明かす。ダーレクによって侵略された地球を奪還する為にはドクターの存在が不可欠であることを確信しており、トーチウッドやサラジェーン達の協力の下、ダーレク側に自身の居場所が悟られる危険を承知の上で、ドクターへの交信を試みる。その後、居場所を探知したダーレク達によって抹殺される。
ジェニー(Jenny)/演:ジョージア・モフェット(Georgia Moffett
ドクターのDNAから作られたクローンで[20]、ドクターは彼女を娘と認める。
銃で撃たれて死ぬが、ドクターと分かれた後再び目を開け、宇宙船を奪い宇宙へと飛び立つ。
なお、演じた女優ジョージア・モフェットは旧シリーズで5代目ドクターを演じたピーター・デイヴィソンの実の娘。
リバー・ソング(River Song)/演:アレックス・キングストンAlex Kingston
寂れた図書館でドクターが出会う女性[21]。ソニック・ブラスター(正方形銃)を所持する。
ドクターは彼女と会うのは初めてであるが、リバーは未来のドクター(11代目)と過去に何度も会っている。彼から贈られたソニック・スクリュー・ドライバーを所持していたが、ドクターは信じようとしなかった。「彼の本当の名」を言うことでドクターに真実を伝えた。
フェイス・オブ・ボー(Face of Boe)/声:ストルアン・ロジャー(Struan Rodger)/日本語版:小川真司
シルバー・デバステーション出身で、顔だけの宇宙人。蒸気で動く流体の生命維持タンクに入っている。ボー一族の生き残りで、テレパシーを使って会話したり、テレポートする事ができる。
西暦200,100年頃にはイソップ銀河に住んでおり、イソップ銀河で最古の住民となっていた。
西暦50億23年では病院(プレニチュード)老衰で死に掛けていたが、たまにテレパシーで歌を歌っているという。ドクターに会った事で、死ぬのをやめ、3度目に会うときには「秘密」を話すと謎めいた言葉を残す。
西暦50億43年のニュー・ニューヨークでは、タイムロードの生き残りであるドクターに「一人ではない(You Are Not Alone)[+ 18]」と告げて死んだ。
スカロの集団[22]Cult of Skaro
スカロで生まれた最古のダーレク。セク(Secジャスト(Jastテイン(Thayカーン(Caanの4体。リーダーのセクのみ全身が黒く、他の3人は金色である。
タイムウォーを生き延びたダーレク達で、ダーレクの皇帝よりも階級が高く、敵がどのような事を考えているかを考え、ダーレクに指揮するのが役割である。
ボイドシップに乗り込み、無の空間ボイドを超えて地球にやってきた[23]
タイムトラベラーにタイム・ロードの監獄船「ジェネシス・アーク」を開けさせようとし、何百万体もいるダーレク族を解放した。
1939年のニューヨーク、マンハッタンで再び登場[24]。セクは人間と融合し、これまでダーレクが持っていなかった人間的な感情を手に入れたことで、ダーレク至上主義の終焉を宣言。ヒューマン・ダーレクとなりドクターと協力しようとするが、他3体はヒューマン化したセクを「リーダーとして不適切」と裏切り抹殺。さらにドクターも抹殺しようとするが、ドクターのDNAが刷り込まれたダーレク・ヒューマンとの戦いに敗れ、ジャスト、テインは死亡、カーンは緊急時間移動で逃亡。
その後カーンはタイム・ウォーへ戻りダブロス博士を救出。その際に時空間の渦を覗き込んでしまい発狂するが、それと引き換えにダーレク族の全てをすべてを知る存在となる。だが、全てを知ってしまったために「ダーレクは不要な存在」とし、全ダーレクを抹殺しようとする。
ダブロス
ダブロス(Davros)/演:ジュリアン・ブリーチ(Julian Bleach
ダーレクの創生者、ダブロスが新シリーズに登場。カレド族の科学者。
タイムウォーへと時間移動したダーレクカーンにより救出される。自らの肉体を使って、ダーレクを復活させる。新たに赤い装置の「アルティメットダーレク」を創り上げる。

マスター(The Master[編集]

タイム・ロードのマスターが、新シリーズに登場。
5代目マスター/演:デレック・ジャコビDerek Jacobi
宇宙の果てにいたヤナ教授(Yana)[+ 19]は、ドクターと出会った事で自分がマスターである事を思い出し、ドクターのターディスを奪って逃亡、その際に次の姿へと再生する[14]
彼は頭の中で「ドラムの音」が聞こえるという。
6代目マスター/演:ジョン・シムJohn Simm
若々しい姿の10代目ドクターを見て、自分もそうなりたいと願った5代目マスターの願いの通りに若返った外見のマスター。新たな武器「レーザースクリュードライバー(laser screwdriver)」を所持するなど、新シリーズではその脅威が増している。
「ドラムの音」が再生しても消えず、また同じタイムロードであるドクターにも聞こえないことで混乱し正気を失っていく。
ドクターのターディスで現代のイギリスに逃亡し、ハロルド・サクソン(Harold Saxonの名でイギリスの首相となっていた[25]。エイリアン「トクラフェイン(Toclafane)」を呼び出し、レーザースクリュードライバーでドクターを老化させて拘束し、一年に渡り地球を征服した。自分を戦争へを駆り立てる「ドラムの音」に従い全宇宙を攻撃することと人類の滅亡を目的としていたが、最後にはドクターに阻止された。半洗脳状態が解けたルーシー・サクソンにより撃たれ、ドクターが彼を許すというがマスターはそれを拒んで死亡した。
2009年から2010年のスペシャルで信奉者たちの助力で生き返ろうとするが、ルーシー・サクソンの妨害により不完全な状態で復活[26]。魂の欠損を埋めるため食べ物や人間を喰らっており、「ドラムの音」から未だに逃れることができないため以前にも増した狂気に満ちていた。
「音」が幻聴ではなく現実のものであると確信、その発信源を辿るべく地球の全人類を自分に同化させる。「音」の正体、自らの狂気の原因が全てタイムロードによって仕組まれたことであると知り、自分を今まで弄び続けたタイムロードたちに攻撃。全エネルギーを使い果たし、そのまま消滅した。
ドクターとは幼馴染みであり、彼のようになれなかったことがコンプレックスとなり狂気の素となっていた。
6代目マスターの妻でありコンパニオン。アークエンジェル・ネットワーク(Archangel Network)[+ 20]で改竄されたハロルド・サクソンの正体を唯一知り、10兆年後で生きる人類を守るためマスターによる現代の人類の虐殺に協力する。
貴族であるコール家の一番年下の娘で、ボーディングスクールで学び、成績も普通で無害なタイプの女性であった。しかし政治家である父親に親切にしたハロルドに好意を抱き、彼の正体を知っても尚運命を共にすることを選んだ。他の人類同様アークエンジェル・ネットワークに接続されているが、躊躇なく殺人を犯し徐々に狂気に走るマスターを本心では拒絶しており、そのことは常に右目のみが潤んで充血していることで表現されている。
マスターの改造したターディスによるパラドックスの解消後に時間が巻き戻り、アークエンジェル・ネットワークが存在しなくなったため彼への好意が薄れる。その結果マスターを撃ってしまい、刑務所に収監された。
2009年スペシャルで再登場。マスターの信奉者たちによって刑務所から連れだされ、彼の遺伝子情報を得るため唇の組織を使用される。それによりマスターは復活することになるが、既に彼への良い感情を全く抱いていなかったため復活の妨害を行う。

作品の世界観[編集]

ドクター・フーの作中世界について記述する。

アイテム[編集]

作中に登場するアイテムを記述する。
ターディス
時空を越えた移動を可能とする装置。
ドクターのターディスは、外観を変化させる「カメレオン回路」が現在は機能しておらず(ドクター曰く「(この形が)気に入ってる」とのことで直そうとしていない)、60年代のポリス・ボックスの形状のままである。
ドクターのターディスは『タイプ40』と呼ばれている。
10代目から11代目に再生する際に破損したため、第5シリーズから内装が新しくなっている。
ソニック・スクリュードライバー
ソニック・スクリュードライバー
手のひらサイズのスティック型の機械。ソニックドライバーと呼ばれることが多い。その名の通り本来はねじ回しとして使われる。使用する際に、光と音を放つ。新シリーズから発光するようになり、ウォードクターは赤色、9代目ドクターと10代目ドクターは青色、11代目ドクターは緑色の光を放つ。旧シリーズのシーズン5で2代目ドクターが初めて使用した。リヴァー・ソングなどドクター以外の人物もソニックドライバーを所持している。
物体の調査や破壊、あらゆる扉の開閉ができる。また、機械の遠隔操作やお金を引き出す、信号の発信源を突き止める、発信源にテレポートするなどさまざまな作業が行うことが可能である。だが相手を傷つけるための武器にはならない。また木材にも通用せず、木の扉に対しては破壊に数百年計算を必要とする。
前述のようにドクターによってデザインは異なり、11代目ドクターのものは先端部分が開閉するようになっている。
特殊な形式「デッド・ロック・シール」が掛った扉は、ソニックドライバーですら開閉できない。
シリーズ1「空っぽの少年」でキャプテン・ジャックが「ねじ回しにソニックなんてつけてどうするんだ」と言い、ソニック付きの機械としてはランクの低いものであることが分かる。
サイキックペーパー
白紙だが、相手が見たい身分を見せることができる。また仮定した自分の職業を言いながらこの紙を見せると、相手はそれを素直に信じ込んでしまう。機械に対してもID代わりに使用可能。またテレパシーによって紙上に文字を浮かび上がらせることも可能で、コンタクトを求めてきた人からのメッセージが届くこともある。
ただしサイキック訓練をつんだ者には通用せず、シリーズ6ではマダム・コヴァリアンの部下達がサイキックペーパーを使ったサイキック訓練をしている様子が描写された。シリーズ1ではキャプテン・ジャック・ハークネスが利用しており、シリーズ2でもトーチウッドの職員に見破られていることから、宇宙でそこまで珍しいものではないことが分かる。
ソニック・ブラスター(正方形銃)
51世紀のビレンガードの兵器工場製の銃。ソニック・キャノンにもソニック・ディスラプター(ディスラプターは『スターキング』や『スター・トレック』に登場する架空の兵器)にもなる。作中では壁に穴を開け、それを元に戻すという使い方をした。キャプテン・ジャックやリバー・ソングが所持する。
エクストラポレーター
シーズン1「悲しきスリジーン」から登場する基盤状の装置。供給されるエネルギーに比例した強度のバリアを生み出す。当初はスリジーンの生き残りであるマーガレットの所有物で、原子力発電所を故意に爆発させ、そのエネルギーを利用して、装置をサーフボードのように用いることで地球外に逃亡しようとした。
この事件以降エクストラポレーターはターディス内に置かれることになり、ダーレク艦隊からのミサイル攻撃を防ぐ等、たびたび使用される。
レーザー・スクリュードライバー
マスターが所持する武器。ソニック・スクリュードライバーより大型のスティック型の器械。
物体を攻撃したり、古くさせる効果を持つ。生物に対しても老化させる効果があり、これによってドクターは老化させられてしまった。
マスター以外の生物は操作できないように設定されており、ドクターがマスターから奪ったが使用できなかった。

組織[編集]

トーチウッド(TorchWood
政府・警察・国連にも属さない、存在が秘匿されているエイリアン対策専門の組織。エイリアンの技術を発見、研究して英国に利益と栄光をもたらすことが目的。
ドクターの人間を超えた知識と技術に危機感を抱いたヴィクトリア女王によって、再びドクターが現れた際の対策と人間の力でエイリアンに立ち向かうべく1879年に組織される[27]。組織名は結成を決めたヴィクトリア女王が滞在していたトーチウッド館から取られているが、「Doctor Who」のアナグラムでもある。
トーチウッド1はカナリー・ワーフにあったがサイバーマンとダーレクによる攻撃の影響で現在は封鎖[6]、トーチウッド2はグラスゴーにあったが解散[28]、トーチウッド3はカーディフにある。トーチウッド4もかつて存在したが、何らかの理由で消失している。デリーにも支部があったが1924年に閉鎖された。「秘密情報部トーチウッド」はトーチウッド3の物語である。
パラレルワールドにも存在しているが、こちらは公的な機関でエイリアンの技術を一般社会に還元している。
UNIT(UNIT
国連の庇護のもと[+ 21]活動する諜報・軍事機関。組織名は「統合諜報本部」(UNified Intelligence Taskforce)の略。
2代目ドクターと7代目ドクターが1960年代に関わった事件から組織される[29]。その後エイリアンについての情報を求めて3代目ドクターに協力を要請。ドクターもこれに応じ、3年間正式なメンバーとしてコンパニオンのリズと共に活動した。
世界各国に支部があり、必要があれば各国の陸軍・海軍・空軍に協力を要請できる。使用する兵器は通常の物にエイリアンの技術を組み合わせたものである。またエイリアンの言語を翻訳する機械や月面基地なども所有。
対ドクターのために組織されたトーチウッドとは違い、ドクターとの仲は良好である。
旧シリーズで多くの設定のずれが生じており、正確に何年結成かは不明とされる[+ 22]

モンスター・エイリアン[編集]

ドクター・フーで登場するモンスターやエイリアンなどを記述する。

オウトン
シーズン1「マネキン・ウォーズ」、シーズン5「パンドリカが開く」「ビッグバン」に登場する。
かつて旧シリーズにも登場していた動くマネキン人形。その実態は、プラスチックを自在に操ることができるネスティーンが発した信号によって遠隔操作されているものである。作中ではデパートのショーウィンドウに飾られた人形をはじめ、プラスチック製のゴミ箱、果てはプラスチックで生み出したミッキーのコピーが現れ、9代目ドクターと彼に接触しようとするローズをつけ狙った。
ネスティーンが激昂したことにより広範囲にいたオウトンが起動、至る所で銃撃を開始しロンドン中をパニックに陥れた。
体を自在に変化させることができ、作中では手を銃に、ミッキーの偽者は手を刃物にそれぞれ変形させていた。また物理攻撃は寄せ付けず、額に打ち込まれたシャンパンのコルクを体内を通し口から吹き出した。パイプを手刀で切断するなど銃以外の攻撃能力も高く、その気になれば数千年間の活動も可能だが、熱には弱い。
シリーズ5のオウトンはリヴァー・ソングの幻覚剤入りの口紅も効いており、かなり人間に近くなっているといえる。
ネスティーン意識体
シーズン1「マネキン・ウォーズ」に登場する。
旧シリーズにも登場していた生命体で、作中では『プラスティック生命体』と呼称された。粘性の高い溶岩のような外見をしている。
主にダイオキシンを好み、餌場となる故郷の星を失ったことで地球に潜入。新たな住み処を得るために邪魔な人間を滅ぼそうと考え、マネキンを操って攻撃を開始した。その企みを察知した9代目ドクターに何度も妨害されたため、ドクターを追っていたローズをも巻き込んだ騒動までに発展した。
本体はロンドン・アイの地下に潜んでおり、一度は話し合いで解決しようとしたドクターと対面するが、ドクターが保険として所持していたアンチプラスチックを武器として認識したことと、ドクターの正体がタイム・ロードであることを知り激昂、ロンドン・アイを巨大なアンテナとし全世界のプラスチックをも操作しようとした。
故郷の星を失った原因はタイムウォーの戦火に巻き込まれたためであり、怒りを露にするネスティーンに対してドクターは「君の星は救えなかった」と弁解していた。
シーズン5では姿こそ確認できないものの他種族とともに11代目ドクターの隔離作戦に協力。エイミーが持っていた本や写真に残る残留思念と記憶を利用しオウトンでローマ軍を作り上げ、パンドリカのアイデアを出し、リヴァー・ソングやドクターらを罠にはめた。
ゲルス
シーズン1「にぎやかな死体」に登場。
1869年のカーディフに出現したガス状の生命体。死体に乗り移ることができ、幽霊騒ぎを引き起こした。その身体特性からガスを弱点。
かつては肉体を持っていたが、タイムウォーに巻き込まれたために種族全員が肉体を失い、現在の姿に変貌してしまった。彼らの境遇に同情していた9代目ドクターを騙し、時空の裂け目を開かせることで数十億もの同族を解き放ち、地球人の肉体を乗っ取ろうとした。
この騒動の際に裂け目は閉じられたが、後に「悲しきスリジーン」の騒動によって、再び裂け目が開かれることとなった。
スリジーン一家
シーズン1「UFO ロンドンに墜落」「宇宙大戦争の危機」「悲しきスリジーン」に登場する。
  • 種族の特徴
惑星ラキシコリコファラパトリアス出身で、緑色の巨体に長い鋭い爪をもつ危険に陥ると指の先から毒針を出したり口から毒ガスを発生させたりもする。地球では圧縮装置で体を縮め人間の皮を被って活動している[30]
スリジーンは種族ではなく家族の苗字であり、マフィアの一家である。名前だけならシーズン5や7にも登場するため、かなり規模の大きいマフィアであることがうかがえる。そのためラキシコリコファラパトリアスでは上告の権利もなく死刑を宣告されている。
UFOをロンドンへ落とし、UNITをはじめとした宇宙人の専門家を集めて殺害。政府要人に成り済ますことでイギリスを乗っ取り、地球外からの攻撃を演出した。その目的は故意に核戦争を引き起こすことで地球を放射能で汚染し、燃料資源に変えて売り捌くことであった。
騒動の半年後、カーディフ市長に変装したマーガレットが。カーディフの原子力発電所をメルトダウンさせて時空間の裂け目を開き、そのエネルギーと「エクストラポレーター」を用いて地球からの逃亡を図るがドクターたちによって阻まれる。その後ターディスをエネルギー源にすることで時空の裂け目を開いて逃亡しようとするが、その際ターディスが自分の心臓部を開き、タイムボルテックスを覗き込んだために最後は卵となり、ドクターたちの手で善良な里親のもとに届けられた。
また、「ダーレク孤独な魂」のヴァン・スタテンの博物館にて、剥製にされた腕が展示されていた。
ダーレク
ダーレク(Dalek
シーズン1「ダーレク孤独な魂」「バッド・ウルフ」「分かれ道」に登場以来、すべてのシリーズで登場。
デザインは、旧シリーズから細部がアレンジされているが、全体のデザインは変更されていない。新シリーズになり、ダーレクの脅威が増した。
  • 種族の特徴
遺伝子操作により創られたミュータントで、常に生命維持装置の中に乗り込んでいる種族で、外見はロボットのように見えるが、これはダーレクが乗り込んでいるその維持装置である。ダーレク自身の姿は、タコを彷彿とさせるものである。装置の内部だけで一生を過ごすが、眼球などの感覚器官が見られる。
非常に高い知能を保有し、1兆通りのパスワードでも1秒足らずで解き明かすことができる。
あらゆる種族を絶滅させるのが目的で、「抹殺セヨ! (Exterminate!) 」と唱え、残虐を繰り返す。基本的に憎悪以外の感情はないが、恐怖を感じることもある。
  • 装置の特徴
強固な外殻に護られた、輸送機器(乗り物)の役割がある装置。
戦闘に特化しており、光線を放つ銃や、敵の情報を得る吸引装置など、武器を備えている。
地面を滑るように移動する。浮遊する事が可能で、空を移動できる。タイムトラベル時に浴びる粒子をエネルギー源としている。
頭部も胴体も180度回転させることができる。頭部には目があり、胴体には吸引機状のものと武器がついている。
ジャグラフェス
シーズン1「宇宙ステーションの悪魔」に登場。
2001世紀の地球の衛星軌道上から、世界中にニュースを配信している巨大ステーションサテライト5を影から90年支配していたエイリアン。天井を覆い尽くほどの巨体をもつナメクジのような姿で、鋭い歯をもつ口のみが垂れ下がっている。
サテライト5からの情報操作を行うことで、本来の歴史であれば繁栄していたはずの第4人類帝国の文明を後退させていた。これらの現状に不信感を持った施設に勤めるキャシカ、スーキー及び9代目ドクターたちによって初めて存在が露見した。
代謝が激しいため体温が極めて高く、ジャグラフェスのいるフロア500の温度は常に氷点下に保たれている。そのためサテライト5のフロア499から下は高温になっている。
事件後ドクターたちはそのまま去ったが、この出来事が後に重大な意味を持つこととなった。
リーパー
シーズン1「父の思い出」に登場。
胴体に巨大な口を持つ翼竜のような姿をした怪物。時間の流れが傷つくと現れ、修復のために周囲の存在を無差別に捕食するバクテリアのような役目を持つ。また、時間の流れの損傷具合によってさらに数を増やし、強大化する恐れもある。
過去に車にひき逃げされた父ピートの死を目撃したローズは、ターディスで再び同じ時間に戻り、死ぬ運命にあったピートを救出。本来は死ぬはずであったピートが生き残ったこと、そして同じ時間にローズが2人いることが原因となり時間の流れが傷つき、リーパー出現の引き金となってしまった。
9代目ドクターはターディスを呼び出して時間を修復しようとしたが、当時赤ん坊だったローズと現在のローズが接触してしまったためにリーパーがさらに強大化、ドクターまでもが捕食されてしまう。
新しいものから順番に消滅させるという性質があるが、幼いローズやミッキーが捕食されておらず人間よりも数百歳年上のドクターが先に捕食されたため、そこまで厳密ではない模様。
ガスマスクの人間
シーズン1「空っぽの少年」「ドクターは踊る」に登場。
1941年、第二次世界大戦中のイギリスに出没したガスマスクを着けた人々。ガスマスクを着けた少年を筆頭に全員が同じ箇所に同じ傷があり、同じ思考を共有している。さらに、後述のナノジーンの作用により、素手で壁を破壊できるほどの怪力をもつ。執拗に「ママ」を探してさ迷い歩く。
この人間に触れると触れた人間も彼らと同じ姿に変貌してしまう。ガスマスクは骨が変化したものであり、頭部と一体化しているため剥がすことはできない。
その実態は、キャプテン・ジャック・ハークネスがドクターたちに詐欺を働く目的で墜落させた宇宙船に入っていた大量のナノジーンにより、人々が姿を変えられてしまったものであった。
ナノジーン
未来の宇宙では一般的に使用されている医療用ナノマシン。ジャックの宇宙船にも搭載されており、ローズの怪我を瞬時に治癒した。
ジャックが墜落させた宇宙船は軍事用の医療船であり、積まれているナノジーンは負傷者を戦場へ復帰させる目的で、怪我の治癒だけでなく身体能力を大幅に向上させる特性ももつ。
運悪くこの宇宙船の墜落に巻き込まれ死んでしまったジェイミー少年を軍用ナノジーンが蘇生させようとしたが、ナノジーンは地球人のデータを持っておらず、さらにジェイミー少年はガスマスクを被っていたために地球人の外見を誤って認識、ガスマスクと傷のある外見そのままに再生してしまった。さらに、それ以外の人間たちの状態を「異常」と判断し、ナノジーン自体がウイルスのように作用することによって他の人間たちをも同じ姿に変えていった。
パイロット・フィッシュ
2006年クリスマススペシャル「クリスマスの侵略者」に登場。
昏睡状態の10代目ドクターの再生エネルギーに引き寄せられてやって来た、クリスマスのロンドンでローズとミッキーを襲撃したエイリアンの一団。コバンザメのように常に自分たちより強い存在についていくため、「パイロット・フィッシュの後には大物が来る」と言われる。作中ではサンタの扮装をしており、素顔は映されない。楽器に偽装した銃器や火炎放射器でローズたちを砲撃、リモコン操作式のクリスマスツリーをアパートに送り込みドクターの暗殺を狙う。
シコラックス
2006年クリスマススペシャル「クリスマスの侵略者」に登場。
パイロット・フィッシュに続き巨大な宇宙船に乗って現れたエイリアン。回収したイギリスの火星探査機を通じ地球侵略を宣言。さらにブラッド・コントロールによって世界中のA型の血液型をもつ人間を操作、断崖絶壁に立たせて人質とし、人類に降伏を呼び掛けた。
ブラッド・コントロールをはじめ人間を瞬時に殺害するエネルギー鞭などの武器を持つが、復活したばかりの10代目ドクターには子供だましとして軽くいなされてしまう。
この騒動の際、エイリアンと人類の関係をめぐってドクターとハリエット・ジョーンズの仲が決裂し、最後まで和解することはなかった。また、「嵐の到来」にて、宇宙船への攻撃を実行したのはトーチウッドであり、回収されたスリジーンの宇宙船の技術を用いていたことが明かされた。
狼男
シーズン2「女王と狼男」に登場。
光の波長によって姿を変える変態生物。1540年、スコットランドに宇宙船が墜落。乗っていたエイリアンは全滅したが、たった1つ生き残った細胞が近くにいた男性に寄生し狼男に変貌。その後、セント・カサリン谷の修道院がその狼男を崇拝、1世代に1人男を拉致して寄生する標的にし、300年以上生き続けてきた。
ヴィクトリア女王の王位を乗っ取り狼の王国を創設するため、アンジェロ神父率いる修道士を使いトーチウッド館へ潜入。修道士たちが女王をトーチウッド館へ誘導、女王とその部下を館へ閉じ込め、女王への寄生を狙う。
ヴィクトリア女王の手に傷を負わせており、王室病の原因にもなった。また、この狼男の陰謀をきっかけにトーチウッドが結成されることとなる。
クリリテーン
シーズン2「同窓会」に登場。
ドクター曰く混合種族で、侵略した文明の種族の特徴を取り込んで、その度に外見や生態を変える性質をもつ。そのため、一目見ただけでは種族の特定が難しい。作中ではコウモリに似た翼が生えたサルのような姿で登場するが、ドクターが以前遭遇した際は首が長かったらしく、翼も生えていなかった模様。10世代前に祖先がベッサン星を襲撃し、そこで翼を獲得した。
中学校の職員として学校に侵入、前任の職員をほぼ全員交代させ学校を密かに制圧。ネズミを真空パックで保存して食料にし、教員室で天井からぶら下がって眠るという生活を送っていた。邪魔になる職員や生徒を捕食して事実を隠蔽しつつ、生徒の学力を人間のレベルを脱するほどに高め、時間や空間など万物を支配する宇宙の定理スケイサス・パラダイムの解放を目論む。
クリリテーンオイルという油に弱い。クリリテーンオイルは人間やタイムロードなどが触れたり摂取したりしても問題はないが、クリリテーンの場合触れるただけで悶え苦しむ。これは度重なる変態により、オイルに対して拒絶反応を起こすようになってしまったためである。クリリテーンオイルには摂取した生物の脳を活性化させる働きがあり、中学校の学食のメニューであるフィッシュ&チップスの油にこのクリリテーンオイルを用い、生徒の学力を劇的に高めていた。
人間とコウモリの姿に自由に変身できるような描写があるが、リーダーであるフィンチ校長以外の個体は、人間の姿の幻覚を周囲に投影しているに過ぎない。
クロックワーク・ドロイド
シーズン2「暖炉の少女」に登場。
18世紀のフランスに現れ、ポンパドゥール夫人を狙うドロイドの集団。その正体は51世紀のとある宇宙船に使用されている修理ドロイド。船のコンピュータからの指示を受け、それを忠実に実行する。そのためには手段を決して選ばない。後述の理由から18世紀のフランスに合わせた扮装をしているが、 ゼンマイ仕掛けの内部構造はさながら時計のようであり、これを見たドクターはあまりの完成度に狂喜し「芸術品」「壊すのは犯罪的」とまで言わしめた。
イオンの嵐で故障した宇宙船の修理のために起動したが部品が不足していたため、船の乗組員全員を殺害し修理部品とした。それでも不足していた頭脳コンピュータを手に入れるために船の動力をフル稼働させて宇宙に穴を開け18世紀のフランスと接続させた。その理由は「建造されてから37年経った船には37歳のポンパドゥール夫人の頭脳が必要」と指令を受けたためである。
サイバーマン(Cybermen
シーズン2「サイバーマン襲来」「鋼鉄の時代」
2009年クリスマススペシャル「もうひとりのドクター」に登場。
デザインが旧シリーズから変更されており、顔のパーツを除く全てが変わっている。
旧シリーズのサイバーマンは一人一人に名前がついていたが、新シリーズでは名前が与えられていない。
また、シーズン1「ダーレク孤独な魂」のヴァン・スタテンの博物館において、旧シリーズのサイバーマンの頭部が展示されていた。
  • 種族の特徴
旧シリーズと異なり、サイバーマンはパラレルワールドの地球で生まれているため、元は異星人ではなく人間である。
パラレルワールドのルーミックの技術により現れる。パラレルワールドを超えて、ドクターの世界へやってきた。
余命僅かとなったルーミックが、全ての苦痛から解放されるため開発した、人間の脳と中枢神経を甲冑のような強化骨格の体に移植した機械人間(サイボーグ)である。サイバーリーダーの指揮を受けて動く。
消去対象となった相手には、「消去せよ(Delete!)」と唱えながら殺してしまう。
腕から電流を流すことで対象を殺害するほか、後の作品では腕にビーム兵器が追加された。
  • アップグレード
改造を『アップグレード』と称し、人間のあらゆる苦痛から解放されるために、全人類をサイバーマン化しようとしている。
デザイン性に対し「エレガント」という概念を持っており、ダーレクに対し「エレガントの欠片もない」というなど、デザインを意識している様子。
サイバーコントローラー
シーズン2「鋼鉄の時代」に登場。
部下クレインの裏切りによって生命維持装置を破壊されたために、生きたままアップグレードされたルーミックの成れの果て。頭部の意匠が通常の個体とは異なり、両目が発光しているほか、頭部が透けており内部の脳が確認できる。体中にパイプが接続されており、全サイバーマンの指揮を行う。
ドクターたちの活躍によって全サイバーマンの感情抑制が外され、人間としての自我を取り戻したサイバーマンは次々に発狂、自殺していった。その後自ら拘束を外し、飛行船で脱出を図るドクターたちに尚も追いすがるが、ピートによって縄梯子を切られ、爆発する工場に落下、消滅した。
以降の作品では、サイバーマンの指揮はサイバーリーダーによって行われることとなる。
サイバーリーダー
シーズン2「嵐の到来」「永遠の別れ」、2009年スペシャルに登場。
サイバーマンを指揮しているサイバーマンのリーダー格。サイバーリーダーが死ぬと、他のサイバーマンが自動的にサイバーリーダーにアップグレードされる。性能は他のサイバーマンと変わりはないが、旧シリーズと同様頭部のカラーに黒が加わる。シーズン2ではパイプ部分のみであったが、2009年クリスマススペシャルに登場した個体は目の回りまで黒く、脳が露出したデザインに変更された。
サイバーシェイド
2009年クリスマススペシャル「もうひとりのドクター」に登場。
人間ではなく家畜の脳を使用し、1851年のロンドンで暗躍するサイバーマンが新たに生み出した。顔はサイバーマンと似た意匠で、体には黒い毛皮のようなものを纏っており、サイバーマンに使役される。
ワイヤー
シーズン2「テレビの中に住む女」に登場。
惑星ヘルメティカで処刑された犯罪者。肉体を失うも、大知性体のように精神だけがこの世に残り、テレビの電波の中に住み着いた。
電気屋マグパイを支配下に置きロンドンで当時高級品のテレビを無料に近い価格で販売した。その目的はテレビを媒体に視聴者の脳の電気信号を奪ってエネルギー源に利用、元の肉体を復活させることだった。かなり貪欲であり、電気信号を奪う際に同時に顔までも奪ってしまう。電気信号を抜き取られた人間はのっぺらぼうになり、奪われた顔はマグパイの店の液晶画面に表示された。
エリザベス2世戴冠式を利用して数千万人の視聴者の脳信号を奪おうと画策し、マグパイに車を運転させ電波塔へ向かう。電波塔を送信装置から受信装置へ返還する途中、ドクターの追跡を受けてマグパイを殺害し彼を迎え撃つ。
ウード(Ood
シーズン2「闇の覚醒」「地獄への扉」に登場以来、たびたび登場する。
  • 種族の特徴
自ら奴隷になる事で生きがいを感じる種族。テレパシーでの会話をするが、人間に意思を伝える時は球体のような翻訳機を使う。また、翻訳機は武器にもなりうる。
雪が降りしきる惑星ウードスフィアで生まれた種族であり、その時代の人間によって大量に売買されている。全宇宙のどこにでもいるありふれた種族。
ビースト
シーズン2「闇の覚醒」「地獄への扉」に登場
ブラックホールの近くで吸い込まれずに存在する謎の小惑星クロプトールの地下深くに封印されていた太古の怪物。調査団の基地のウードを操っていた黒幕である。
本人は現在の宇宙が生まれる遥か以前の存在であると語り、ドクターを困惑させた。[31]地球を含むあらゆる文明の宗教における「悪魔」のオリジナルではないかと目される。
ドクターが地下で遭遇した時点では肉体に魂が宿っておらず脱け殻のような状態であり、魂は調査団の一員であるトビーに憑依して脱出を図ろうとしていた。
スイコロリン[32](アブソーバロフ)
シーズン2「エルトン君の大冒険」に登場
触れた相手を吸収してしまうエイリアン。体には犠牲者の顔が人面瘡のように浮かび上がる。彼らはこの状態でも自らの意思をもち、会話することも可能。なおスイコロリン(アブソーバロフ)は本名ではなく、作中の登場人物であるエルトンが名付け、本人もそれを気に入ったためにこう呼ばれるようになった。
ラキシコリコファラパトリアスの兄弟星であるクロム星出身で、ラキシコリコファラパトリアス星人(スリジーン)に似た姿をしている[33]。ドクターのターディスを奪い故郷に帰るために人間に化け、ドクター研究会「リンダ」[34]に「ビクター・ケネディ」と名乗り接近、リンダのメンバーを一人ずつ吸収していった。
タイムロード(Time Lord
タイムウォーによりドクター1人を残し絶滅したと云われていたが、シーズン3でマスターが登場し、2009年のクリスマススペシャルで再登場する。
  • 種族の特徴
惑星「ガリフレイ(Gallifrey)」の種族で、心臓が二つあり、非常に長寿である。
高い科学技術と知識を持つ。外見はヒトと全く同じ姿。
肉体が死にかけると「再生(Regeneration」を行うことで、全く新しい姿に変わり復活する事ができる。再生の限度は12回までであり、自身が望めばそれ以前の回数でも死ぬことは可能。また再生の際にはターディスの中にいなければならないため、ターディス外で致死ダメージを受けると死亡する確率が上がってしまう。また、再生中に殺害された場合はそのまま死亡する。
8歳になると全てのタイムロードは通過儀礼として時の渦(ターディスが旅をしている時間の流れ)を覗き込まなければならない。子供たちはその恐ろしさに逃げ出すか、覗きこみすぎて精神を病んでしまうかのどちらかになる[+ 23]
タイムロードは技術的にどの種族よりも優れ、最も長寿であり、『ドクター・フー』における最大の種だと思われる。
長いタイムウォーの間に超越的で冷静な性格は高慢で残虐なものへと変化し、種族を滅ぼしてまで戦争を終わらせようとするはみ出し者(ドクター)に対抗しタイムロードを存命させるため、幼いドクターの友人(マスター)に「ドラムの音」を植えつけてマスターによる様々な種族の虐殺も容認した上で長い間操作し続けていた。
  • 再生
再生回数は容姿の変化の有無ではなく、自身を復活させるほどの再生エネルギーを何度使用したかでカウントする。再生途中の腕の生え変わりなどは計算に加えない。ドクターの場合、10代目ドクターは容姿を変えずに再生したが、これも再生回数に含まれる。したがって、8代目と9代目の中間にいるWAR DOCTORも含めると11代目ドクターは再生できない計算になる。
再生できない身体になると、老衰に向かっていく。ドクターの話が本当であればシレンシオ湖のドクターはシリーズ5から200年後のドクターであり、この時点では殆ど老化していない。が、トレンザロアを300年間守り続けた頃には杖をつく必要があるほど肉体的な老化が進んだ。トレンザロアでのドクターとダーレクとの決戦の頃には痴呆のような症状も発症していた。
再生には老化や傷などをリセットする段階と姿を変える段階の2つが存在する。10代目ドクターが姿を変えずに再生できたのはリセット段階が終わるときに再生エネルギーを転移させたからである。また、11代目ドクターが一旦若返っていたのもリセット段階が存在するため。
再生中であれば、再生エネルギーを活用する事でダーレクの艦隊を一瞬で消し去るなどの力も発揮できる。
カーン星の炎にはタイムロードの再生を手助けする効力がある。
ソンターラン(Sontaran
シーズン4「侵略前夜」「死に覆われた星」に登場以来、たびたび登場する。
イギリス車「アトモス」を世界中に輸出、世界中の車体から毒ガスを発生させ、地球を毒ガスで蓋った。
  • 種族の特徴
じゃがいものような頭をしている。身長は人と変わらないが、少し低めである。全身を宇宙服で覆っている。
戦争を好む種族であり、戦争がはじまると鼓舞のため「ソンターハ!(Sontar - Ha‼)」と掛声を出す。10代目ドクターは彼らの掛声をうっとおしく思っている模様。

パラレルワールド[編集]

本作の世界観でのパラレルワールドは、時空の裂け目によって行き来できる別の宇宙とされている。
かつてタイム・ロードが存在した時代では、時空の管理がしっかりしていたためにパラレルワールド間の行き来が可能であった(その干渉への危険性を考え、干渉の制限は行われていた)。
しかし、その後タイム・ロード自体の数が減ったことで管理できない状態となったことと、干渉への危険性が具現化してきたために、現在では事故などの不可抗力が無い限りターディスでも行き来は不可能となっている。
ピートの世界(Cybernetics Earth)
ジョン・ルーミックが存在しており、彼の技術提供により科学技術が大きく進歩している世界。
彼の技術によりもたらされたものとして、飛行船による空の交通、両耳に装着するだけであらゆる情報通信を可能とするイヤポット、ドクターの世界ではまだ先の技術であるサイバーマンなどがある。
この世界ではイギリスに首相が存在せず、大統領制が採用されている[+ 24]。またローズの父ピートが生存しており、長年夢見ていた研究を成功させて豪邸に住んでいるが妻のジャッキーとは1ヶ月前から別居中。
ボイド空間
世界と世界の間にある光や闇さえもない無の空間で、「ハウリング」や「地獄」とも呼ばれる。
このボイドを越えて行き来できる「ボイドシップ」という乗り物があり、ダーレクはこれにより地球にやってきた。ボイドを通過したものには「ボイド粒子」と呼ばれる粒子が付着する。
シーズン2「永遠の別れ」にて、サイバーマンとダーレクが封じ込められることとなったが、シーズン4「盗まれた地球」「旅の終わり」の出来事によりボイドの壁が消滅、様々な時間軸にサイバーマン、ダーレクが解き放たれてしまった。

ダーレクの移動装置[編集]

装置の外殻
「ポリカーバイド」という物質からなる。
フォースフィールドと呼ばれる不可視のシールドに守られており、銃弾を瞬時に溶かしてしまうが、局所を集中的に攻撃した際に貫通する場合がある。
ダーレクの身体に通常の人間が触ろうとすると、燃え尽きてしまう。
タイムトラベラーが触れることでバイオマスや遺伝物質を吸収する事ができ、パワーアップする。その際はタイムトラベラーが燃えることはない。
装置の装備
武器はシェルに付いた銃状のもので、そこから電気エネルギーのような青い光線を発射する。光線の威力は絶対であり、いかなる生物も一瞬にして絶命する。水はそのエネルギーを通すため、濡れた状態でエネルギーを発生されると周りの生物は感電する。
胴体についている吸引機状の装置は、人間の脳波を感知することで対象の脳内の情報を全て調べることができる。外殻から出られないダーレクにとって手のような役割を担う。電線を通して電力の吸収やインターネット上の情報のダウンロード、衛星のスキャンなどもすることができる。
胴体の周りにある球体はフォースフィールドの発生装置であり、シリーズ1では自爆する際に球体で自分の体をシールドで覆い周りに被害が出ないようにしていた。

アップグレード技術[編集]

ルーミックのもたらした科学技術により、人間をサイバーマン化する技術である。人間の脳を摘出し、それを機械の身体に搭載する。また、サイバス工業が開発した化学薬品によって、脳の活動は半永久的に保たれる。
イヤポッド
サイバーマンを開発したサイバス工業によって開発された、通信機器(携帯電話のようなもの)である。
脳に直接データを送り情報を共有・ダウンロードすることができ、ダウンロード中、人間は活動を停止する(その場で立ち止まる)。
通常のイヤポッドで人間をコントロールしている場合、受信機能のない偽のイヤポッドを使っている人間を判断する事はできない。
サイバーマンのイヤポッドは人間の脳と直接接続する事もできるため、外見は人間のままサイバーマンに改造することもできる。その場合、イヤポッドを破壊するだけで静止するが、機器本体が大脳および中枢神経を貫通しているため、改造された段階で人間は既に死んでいる。
サイバーリーダーからの指示の受信もイヤポッドを介して行われている。
サイバーマンのイヤポッドで共有した情報は、コントロールしているコンピュータディスプレイなどに画像として写し出す事もできる。
感情の抑制
生きている人間の脳を摘出することでサイバーマンは創られるが、感情抑制装置により感情が抑制されている。
感情抑制装置を外す、或いは破壊すると、人間としての感情や記憶が戻る。感情が戻った人間は、機械の身体を寒いと感じたり、サイバーマンとなってしまった自分を悲観して、自ら死を選ぶ事もある。自らの記憶を思い出したり、感情を出したりする事はないが、ごく稀に記憶や感情が残る場合がある。
アップグレードした人の例
  • ジョン・ルーミック(演 - ロジャーロイドパック 声 - 小林勝也
サイバーマンの全てを指揮する、「サイバー・コントローラー」となる。
ルーミックは、自身のサイバーマン化を、死後か死ぬ直前に行う予定だった。だが、部下クレインに生命維持装置を切られ、生きてるうちにサイバーマンにされてしまった。
消去対象だった人間までサイバーマン化しようとしているのは、不老不死を願ったルーミックの意思である。
感情は残されているため、ドクターと議論する事もできる。声もルーミックのままである。
  • ジャクリーン・タイラー
パラレルワールドでのジャッキー・タイラーは、特別なイヤーポッドを与えられ、サイバーマン化した。
サイバーマン化した後は、感情はないものの、自分がジャクリーン・タイラーであることは認識しており、本来「消去」対象である、夫のピート・タイラーを、特別にサイバーマン化しようとした。
ドクターの作戦によって死亡したと思われるが、そのシーンは明確には描かれていない。
  • イヴォンヌ・ハートマン(演 - トレイシー=アン・オバーマン 声 - 小山茉美
ロンドンのカナリー・ワーフにあるトーチウッド1のリーダー。女王と英国に強い忠誠心を持ち、サイバーマン化した後も感情を残している。
階段を登りパラレルワールドへ帰還しようとするサイバーマンの前に立ち塞がり彼らを殺害、「女王と祖国のため義務を果たした」と涙を流した。
  • リサ
ドクター・フーの派生番組トーチウッドに登場する半サイバーマン。トーチウッド1が滅んだ「カナリー・ワーフの戦い」においてサイバーマンにアップグレードをされた。
通常のアップグレードは人間の脳を機械の身体に移植してサイバーマンにするが、リサの場合は人間の身体をアップグレードしてサイバーマン化している。そのため、頭や身体の一部にはサイバー化ユニットが取り付けられているが、顔や胴体は人間のままである。
トーチウッドメンバーによって改造途中で助け出され、カーディフにあるトーチウッド3に匿われており、人間に戻す方法を模索している。
改造途中であるため、自分自身で呼吸もできず動くこともできないため、生命維持装置で命を繋いでいる。
感情面においては人間の頃の記憶が強く残っているが、同時にサイバーマンとして人間をアップグレードしようとしたりもする。

スタッフ[編集]

日本での放送[編集]

NHK
NHK版では、シーズン1(全13話)、クリスマススペシャル2005、シーズン2(全13話)をまとめて全27話としている。
NHK教育 火曜19時枠
前番組 番組名 次番組
ドクター・フー
フルハウス(再放送)
リトルチャロ(再放送)
LaLa TV
LaLa TVでは、2010年3月からシーズン1、クリスマススペシャル2005、シーズン2を放送し、2011年12月からクリスマススペシャル2006およびシーズン3を放送した。
ひかりTV
ひかりTVでは、2013年1月からシーズン4をビデオサービス(VOD)において日本初、独占提供。これに加えて過去のシリーズ1〜3もすべてビデオサービス(VOD)で提供する。

日本語版スタッフ[編集]

受賞[編集]

BAFTA テレビ賞 (British Academy Television Awards)

  • 2005年度・2006年度 - 最優秀ドラマシリーズ
  • 2005年度 - パイオニア・オーディエンス賞
  • 2006年度 - パイオニア賞

ヒューゴー賞

  • 2005年度 - 最優秀映像作品賞 短編部門 (Best Dramatic Presentation, Short Form)
    第9話「空っぽの少年」、第10話「ドクターは踊る」
  • 2006年度 - 最優秀映像作品賞 短編部門
    第18話「暖炉の少女」
  • 2007年度 - 最優秀映像作品賞 短編部門
    シリーズ3第10話「Blink」
  • 2010年度 - 最優秀映像作品賞 短編部門
    秋スペシャル「The Waters of Mars」

ナショナル・テレビジョン賞(National Television Awards

  • 2005年度 - 最優秀男優賞
    クリストファー・エクルストン
  • 2005年度・2006年度 - 最優秀女優賞
    ビリー・パイパー
  • 2005年度〜2009年度 - 最優秀ドラマ賞
  • 2006年度・2007年度 - 最優秀男優賞
    デイビッド・テナント
  • 2008年度・2009年度 - 最優秀ドラマ演技賞
    デイビッド・テナント

TV Quick & TV Choice賞

  • 2005年度 - 主演男優賞
    クリストファー・エクルストン

ブロードキャスト・マガジン賞(Broadcast

  • 2006年度 - 最優秀ドラマ賞

BBC TV モーメント賞

  • 2005年度 - ゴールデンモーメント賞
    第10話「ドクターは踊る」

新シリーズ(2010年〜)[編集]

2005年から始まった新シリーズは、10代目ドクターが11代目へと交代するにあたり、スタッフを一新した、全面リニューアルする事となる。

2005年から2008年までの4年間続いた新シリーズだが、新たな幕開けとなるシーズン5へ向けての充電期間として、2009年は4本のスペシャルのみが放送された。

登場人物[編集]

ドクター・フーに登場する、人やエイリアンなどの架空の人物(Character)を記述する。

ドクター(The Doctor)[編集]

今シリーズは11代目ドクターから登場する。

11代目ドクター
11代目ドクター(Eleventh Doctor)/演:マット・スミスMatt Smith)/日本語版:川島得愛
2010年-2013年
シーズン 5,6,7
ターディスで地球を発った直後に再生を行った為自らの再生エネルギーでターディスを破壊してしまい、自身もろとも地球に墜落させてしまう。口癖は「ジェロニモ!("Geronimo!")」、「蝶ネクタイはクールだ("Bowties are cool")」。蝶ネクタイ以外にもステットソンやフェズなどもクールの対象である。
外見は今までで最も若く20代半ば。年齢はシリーズ5時点で907歳から909歳、シリーズ6時点で1103歳、シリーズ7時点で1200歳。肘あて付きのツイード蝶ネクタイ、サスペンダー、ロールアップしたパンツを身につけ黒のブーツを履いている。シリーズ7中盤からはフロックコートのヴィクトリア朝風の装いを着用するようになる。特に蝶ネクタイは気に入っているらしく、何度もその良さを語っている。またフェズも好んでいる。再生直後に手探りで自らの外見を探り、髪型から自分が女性になったのではないかと慌てている。本人曰く「体のパーツは揃っているが、また赤毛になれなかった」。
若々しい外見にそぐわず、性格は神経質で厭世的。過去の失敗を思い出し自己嫌悪に陥りやすいが、一方で自らの有能さや知名度を誇示したがる部分もある。
シーズン5の最終話で未知の力によりターディスが爆発。同時に宇宙の崩壊が引き起こされてしまい、全てが消滅するのを防ぐために時間に生じた亀裂を封じ込めた。代償として全ての時間からドクターの存在が消滅してしまったが、リバーの協力もありエイミーがドクターのことを思い出して復活する[35]
シーズン6ではその未知の力の正体が判明すると同時に、エイミー、ローリー、リヴァーが未来(再生後ではなく11代目の未来)のドクターの死を目撃してしまう。不可抗力でそのことを知ったドクターは、「歴史に介入しない」という主義を曲げ歴史上確定している自分の死を回避するために様々な策を講じていく。
シーズン7では謎の女性クララとの出会い、ポンド夫妻との別れ、そしてクララとの再会と彼女の秘密を探る。そして最終的に自身の過去にまつわる重大な秘密を知ることになる。
WAR DOCTOR(演:ジョン・ハートJohn Hurt
シーズン7
8代目と9代目の間に存在するドクター。
モメントを使い、タイムロードとダーレクを滅ぼし、ガリフレイを没落させ、タイム・ウォーを終わらせようとしたドクター。
ガリフレイに入り「NO MORE」というメッセージを残し、「Gallifrey Falls」と名づけられたガリフレイが陥落する絵の別名になっている。
ガリフレイを滅ぼし、大量虐殺したことを後悔し、ドクターの中でも長年、封印されていた。
良心を持ったモメントと未来のドクター達によってガリフレイをタイム・ロックによって封印するが、未来との整合性のため9代目以降はその時が来るまで記憶を失っている。また同時に、9代目へと再生した。
12代目ドクター(Twelfth Doctor)/演:ピーター・カパルディPeter Capaldi)/日本語版:内田直哉
2013年-
シーズン8
2013年のクリスマススペシャルで11代目から再生したドクター。
再生のショックでターディスの操縦方法を忘れてしまい、雌のティラノサウルスにターディスを飲み込まれたままヴィクトリア朝のロンドンへとやってくる。

コンパニオン[編集]

ターディスへ乗り込み、ドクターと共に旅をする者達。
エイミー・ポンド
エイミー・ポンド(Amy Pond)/演:カレン・ギランKaren Gillan)/日本語版:植竹香菜
2010年-2012年
シーズン 5,6,7
ターディスが墜落した民家でドクターが出会った7歳の少女。本名、アメリア・ジェシカ・ポンド(Amelia Jessica 'Amy' Pond)[36]
壁のヒビを恐れて助けを願っていた彼女の家にあがりこんだドクターは様々な食物を要求し、幼いアメリアを困惑させる。そしてエイリアンがアメリアの家に侵入したことを突き止め、すぐに戻ると言い残してその場を発ったドクターの帰りを待っていたが、再会したのは12年後だった。
その間エイミーはドクターが実在することを主張し続けるも家族や友人の誰からも信用されず、半ばドクターに恨みを抱きつつキソグラム[+ 25]をしていた。
その後ドクターと行動を共にし、更に2年の空白を挟んだ後に正式にコンパニオンに誘われ共に旅をすることになる[+ 26]
ドクターに対して恋愛感情は抱いていなかったが、一度キスをして迫った時にドクターを男性として意識する。しかしローリーへの愛のほうが強いことに気付き、それ以降友人としての立場を取る。
宇宙の亀裂の発生に関わりを持ち、それが原因で叔母以外の家族の記憶を失っている。ドクターの協力で両親の存在を思い出すが、引き換えにドクターの存在が消滅。ローリーとの結婚式の最中にリヴァーの姿を目撃したことから徐々に記憶を取り戻し、最終的にドクターの復活を成功させている。
シーズン7ではローリーとの結婚生活が破綻状態にあるところから始まるが、後に和解。その過程で過去の出来事により不妊状態にされてしまったこと[37]が明らかにされる。2話「Dinosaurs On A Spaceship」での年齢は31歳、3話「A Town Called Mercy」では33歳・34歳であることが示され、両話には時間的な差が生じている。現代のマンハッタンで嘆きの天使により過去へ飛ばされてしまったローリーを追うため、自ら天使に触れられることによってドクターと別れた。その後夫婦で幸せに暮らし、87歳で死去[38]
ローリー・ウィリアムズ(Rory Williams)/演:アーサー・ダーヴィルArthur Darvill)/日本語版:中島ヨシキ
2010年-2012年
シーズン 5,6,7
エイミーの幼馴染。エイミーとドクターが再会した時から2年間でエイミーとの距離を縮め、エイミーがコンパニオンとなった時にはボーイフレンドかつ婚約者となっている。幼い頃からエイミーに恋をしていたが、彼女からはずっとゲイだと勘違いされていた。
看護師として働いていたが、エイミーに迫られたドクターが2人の関係改善を必要と感じたためターディスへ誘われ、1580年のベニスでドクターと行動を共にした後コンパニオンとなる。
ドクターを守るため代わりに射殺されてしまい、宇宙の亀裂の影響もあってエイミーの記憶から存在が消えてしまう。その後102年に生きるローマ兵として復活するが、その正体はローリーの記憶を持ったオウトンであり、彼の意思とは反対にエイミーに攻撃してしまう。その後2000年間、エイミーが入ったパンドリカを守り続けた。シーズン5の終盤で存在が復活し、エイミーと結婚する。
シーズン7冒頭でエイミーとの結婚生活が破綻状態に陥っていたが、ドクターの助けもあり和解。エイミーが離婚を決意した理由がローリーが子供を望んでいたことにあったことが明らかにされる[37]。2話「Dinosaurs On A Spaceship」での年齢は31歳であり、エイミーとは同い年であることが判明する。1930年代のマンハッタンで嘆きの天使のエネルギー源にされかけたところをパラドックスを利用し回避するも結局天使から逃げきれずに過去へと飛ばされてしまう。その後彼を追ってきたエイミーと無事再会し、82歳で死去[38]
クララ・オズウィン・オズワルド[出典 4]Clara Oswin Oswald)/演:ジェナ=ルイーズ・コールマン(Jenna-Louise Coleman)/日本語版:原島梢
2012年-2015年
シーズン 7,8,9
2012年のクリスマススペシャルより登場したコンパニオン。異なる時代に複数のオズワルドが存在し、ドクターはその謎を追うことになる。
どのクララも『Run you clever boy,and remember me』という言葉とスフレを作るという共通点を持つ。
オズウィン・オズワルド(Oswin Oswald
1話「Asylum of the Daleks」でコールマンが演じたキャラクター。現在最も未来に存在するオズワルド。序盤でダーレクに囲まれているためにドクターに助けを求めるが、正体はダーレクに改造された元人間。改造された際の記憶がなく自身を人間だと思い込んでいた。
ドクターの助けを待つ間にスフレを作っており、これがクララとの接点となる。
クララ
1892年のイギリスの酒場の給仕であり、ミス・モンテギューの偽名でキャプテン・ラティマーの子供達の家庭教師もしている。ドクターよりターディスの鍵を渡されるも直後に空高くから落下、しばらく瀕死の状態を彷徨った後に死去。ドクターとは一緒に旅に出る約束をしたばかりであった。
ドクターにフルネームを明かさなかったが墓石に刻まれた名前により本名がクララ・オズウィン・オズワルドであり、死の直前にドクターに話した言葉が未来のオズワルドと全く同じであったこと、そして同じ声をしていたことから同一人物であると判断。「再び会える」という墓石に刻まれた言葉を頼りにドクターは彼女を探しに行くことになる。
クララ・オズワルド
現在のイギリスで住み込みの家庭教師として暮らす女性。オズワルドの墓地を訪れている。
給仕のクララとの出会いから彼女を追うようになったドクターと引かれるように出会う。
The Great Intelligenceの再来により死を選ぶ他無くなったドクターを救うため、時間の流れの中に飛び込み1代目から11代目まで全てのドクターを密かに守り続ける存在となるもドクターにより救い出される。
トレンザロアでの出来事の後に、それまで泊まっていたメイトランド家を出て、かつて初代ドクターの孫娘スーザンも通っていたCoal Hill Schoolで教師として働くようになる。
シーズン8では再生し、年老いた新しい12代目に中々慣れず、戸惑う。同僚の数学教師、ダニー・ピンクと交際するも、事故で失い、ミッシー(7代目マスター)による計画でサイバーマン化された彼に地球と共に救われるが、彼の決断によりと永遠に別れる事になる。

他の重要キャラクター[編集]

コンパニオンの関係者や、前シリーズに登場したキャラクターやエイリアンなどである。
リヴァー・ソング(River Song)/演:アレックス・キングストンAlex Kingston)/日本語版:原島梢
10代目ドクターが寂れた図書館で出会った女性で[21]、11代目ドクターは宇宙最大級の博物館で出会う。口癖は「ネタバレよ!("Spoiler!")」、「こんにちは、あなた("Hello, sweetie")
宇宙船「ビザンティウム」の調査をしていた時、11代目ドクターに助けられる。宇宙船は「Weeping Angels(忍び泣く天使)」の潜む惑星へと着陸し、ドクター達と惑星での行動を共にした後に別れる。
正体はエイミーとローリーの娘メロディー・ポンド。ドクターとは異なる時間の流れで出会っているため、ドクター側は10代目の時がリバーとの初対面だがリバー側は11代目の時が初対面である。
ターディス内で生まれたためタイムロードのDNAを持ち、再生能力も持っている。生まれた直後に誘拐され、サイレンスによってドクター殺害に特化した暗殺者として育て上げられる。1970年代のアメリカに送り込まれた際に再生し、メルスという名前でエイミーやローリーたちの幼馴染として一緒に思春期を過ごす。
その後再生し現在のリバーの外見となり、ドクターの暗殺を企むが彼への愛情を持ってしまったためサイレンスの命令を拒絶。偽物のドクターを殺害することで歴史の整合性を保ちドクターを救うが、殺人罪で投獄される。犯罪者として「ビザンティウム」に同乗し11代目ドクターと出会うのはこの後のことである。
後にドクターと結婚し、妻となる。ドクターの最後の地とされるトレンザロアで最後の別れを告げるが…。
マダム・ヴァストラ(演:ネーヴ・ マッキントッシュ)
ビクトリア時代に暮らす古代種族サイルリアン。スコットランドヤードが頭を悩ます難事件を解決する名探偵でもあり、ドクターとたびたび協力する仲間。
ロンドンの地下鉄工事によって都市を人間に破壊され目覚め、作業員を虐殺していたところにドクターたちに出会う。やがて人類を許し、武闘派メイドのジェニー・フリント(演:キャトリン・スチュワート)と同姓婚をする。ジェニーを妻に持ち、探偵業を営む。切り裂きジャックを始末し、その肉を食料にしたこともあった。
デーモンズ・ランでエイミーを救うため共闘。戦いで死亡したソンターランの看護師・ストラックス(演:ダン・スターキー)を復活させて仲間にした。
シリーズ7では香によって仲間を集めドリーム会議を開き、リヴァーとクララを引き合わせた。
カントン・エヴァレット・デラウェア三世(Canton Everett Delaware III)/演:マーク・シェパード(Mark Sheppard
1969年のアメリカ・ユタ州でドクター達が出会った、元FBIエージェント
エイリアンの侵略を警告する、謎の電話に悩まされていたニクソン大統領に助けを求められ、ドクター達と行動を共にする。黒人の彼氏を持つ同性愛者である。

作品の世界観[編集]

ドクター・フーの作中世界について記述する。

モンスター・エイリアン[編集]

ドクター・フーで登場するモンスターやエイリアンなどを記述する。

ドリーム・ロード(Dream Lord)/演:トビー・ジョーンズToby Jones
二つの異なる世界をドクター達に行き来させ、「ひとつは現実であり、もうひとつは夢」だと言う。
行き来する世界のどちらかで死んだなら「その世界が夢ならば、現実へ戻れる」「その世界が現実ならば、彼らの死は事実となってしまう」と明かし、ドクター達に選択を迫る。
嘆きの天使/忍び泣く天使(Weeping Angel
シーズン3で初登場したエイリアン。作者のスティーヴン・モファットだるまさんがころんだを参考にして創造した。
  • 種族の特徴
宇宙が誕生した頃と同じ時期に現れたとされ、どこの星の出身であるかは知られていない。
眼に見えないほど素早く動くことができるが、誰かに見られている状態であると量子ゼノン効果(クォンタム・ロック)の支配下に置かれ、石像化して一切の行動が取れなくなってしまうという特性を持つ種族。このため他種族とのコミュニケーションはほぼ不可能に近く、長い時の中でその性質は歪み非常に邪悪なエイリアンと化している。
同種族間のコミュニケーションは取ることが出来、時には集団で対象を襲う。この際同種族でも見られることで石像化してしまうのでお互い手で目を隠しつつ行動しており、その姿がまるで泣いているかのように見えることから「嘆きの天使」と呼ばれている。
対象に触れることで相手を過去に送り、対象が本来生きるべきであった時間軸に残るエネルギーを吸収することで生きている。殺される訳ではないが元々いた世界ではある意味死ぬことになるため、「宇宙一の暗殺者かつサイコパス」とドクターに評されている。写真や映像の中に映っているものも同じ効果を持つ。また天使の目を見続けると眼に映ることになり、肉体が天使化していってしまう。
現時点では倒すことは出来ず、対策は瞬きをせず[+ 27]に天使を見続けてその場を離れることしかない。また世界中全ての石像が天使であるという可能性も提示され、完全に逃げ切ることは難しいということも示唆されている[39]
それなりの知能は有しており、場合によっては過去へ飛ばさずに殺害することもある。その場合、人間の知能を乗っ取りトランシーバーなどを通じて喋ることもある。また、時空間の裂け目の危険性を理解している。
「見られている」ことに危険性を感じているため、目を瞑っていても見られていると思い込めば石像化することもある。
サイルリアン(Silurians
旧シリーズのシーズン7で登場した種族。新シリーズではシーズン5「ハングリー・アース」「冷血」に登場以来、たびたび登場する。
人類の掘削作業によって冬眠状態から目覚める。
  • 種族の特徴
爬虫類系のヒューマノイド。地球の先住民であり、異星人ではない。シルル紀に文明を築いていた種族。
地下に都市を築いており、現代は長期に渡る冬眠状態になっていた。
体は緑色で鱗で覆われており、姿は人間と似通っている。
サイレンス(Silence
シーズン5では言及されるのみだったが、シーズン6「ありえない宇宙飛行士」「月の日」でついに登場する。
  • 種族の特徴
ムンクの「叫び」を彷彿させる顔のエイリアン。長く伸びた指から電流を発生させる。
一度彼らを見てから視線を外すと存在を忘れてしまうという性質を持つ。それを防ぐにはアイドライブを装着する必要があるが、身に着けると指からの電撃攻撃を受けやすくなる。
正体はペイパル・メインフレーム協会の懺悔係。
大知性体/Great Intelligence(The Great Intelligence
肉体のない、知性だけの存在。ネスティーン意識体と同じく、プレ・ユニバースの時代から存在するグレート・オールド・ワンと呼ばれる高等種族。

スタッフ[編集]

  • プロデューサー - ピーター・ベネット、マーカス・ウィルソン ほか
  • 製作総指揮 - スティーヴン・モファット、ピアース・ウェンガー、ベス・ウィリーズ ほか
  • 脚本 - スティーヴン・モファット ほか
  • 演出 - ユーロス・リン、ジェームズ・ハウズ ほか
  • プロダクション・デザイン - エドワード・トーマス
  • 視覚効果製作 - ザ・ミル
  • テーマ作曲 - ロン・グレイナー
  • 音楽 - マレイ・ゴールド
  • 指揮・編曲 - ベン・フォスター
  • 演奏 - BBCウェールズ交響楽団

受賞[編集]

ヒューゴー賞

  • 2010年度 - 最優秀映像作品賞 短編部門
    シーズン5第12話「The Pandorica Opens」/第13話「The Big Bang」

ナショナル・テレビジョン賞(National Television Awards

  • 2011年度 - 最優秀男優賞
    マット・スミス
  • 2011年度 - 最優秀女優賞
    カレン・ギラン

スクリーム賞

  • 2011年度 - 最優秀SF男優賞
    マット・スミス

SFX

  • 2011年度 - 最優秀テレビ番組賞
  • 2011年度 - 最優秀テレビ男優賞
    マット・スミス
  • 2011年度 - 最優秀テレビ女優賞
    カレン・ギラン

TV Quick & TV Choice賞

  • 2011年度 - 最優秀家族向けドラマ賞
  • 2011年度 - 最優秀女優賞
    カレン・ギラン

年表[編集]

スピンオフ作品[編集]

ドクター・フーは様々なスピンオフ作品が作られている。以下はその主なものである。

オーディオブック(CD)[編集]

BBCラジオによって制作された、ラジオドラマ版ドクター・フー。ある意味オーセンティック(正統)なドクター・フー作品と言える。声も歴代のドクターを演じた役者本人が演じている。初期ドクターが演じる古いエピソードの中には、テレビ版が破棄されたために映像が現存しないものもあり、一次資料としても貴重なものである。

映画[編集]

BBC版がヒットしてまもなく、劇場用に作られた以下2本の映画が存在する。

前者はTVシリーズシーズン1のthe Daleks、後者はシーズン2のDaleks-Invasion Earthのリメイクであり、どちらも人気の敵役ダーレクをメインに据えた内容となっている。

主演のドクター役は、ハマー・フィルムの古典派ホラー映画や、スター・ウォーズモフ・ターキン総督でも知られる名優ピーター・カッシングであった。この作品シリーズのドクターはTVシリーズ初期の設定に準じ、孫と一緒に時間旅行しているという設定である。

テレビ[編集]

Doctor Who and the Curse of Fatal Death(1999年、23分)
コミック・リリーフ(Comic Relief)のチャリティー活動のために制作された単発ドラマで、正規のシリーズというよりはそのパロディ番組である。当時ドクターは8代目まで登場していたが、このドラマでは9代目ドクターをローワン・アトキンソンが演じた。その他10代目をリチャード・E・グラント、11代目ドクターをジム・ブロードベント、12代目をヒュー・グラント、13代目ドクターをジョアンナ・ラムリー(女優)が演じた。
秘密情報部トーチウッド』(2006年 - 、各50分)
新シリーズに登場していたキャプテン・ジャックを主人公としたドラマシリーズ。キャプテンをリーダーとするトーチウッド・カーディフ支部の活躍を描く。ドクター・フーとは設定が異なる点がある。BBCで2006年10月22日より第1シリーズ(全13話)が、2008年1月16日から第2シリーズ(全13話)が、2009年7月6日から10日にかけて第3シリーズ(全5話)が、2011年7月14日から第4シリーズが放送されている。ドクター・フーより大人向けの内容となっており、BBCでの放送時間も午後9時からである。なお、Torchwood は Doctor Who のアナグラム。日本ではスーパー!ドラマTVで2010年1月6日から4月5日まで、字幕/吹替え版両方で第1シリーズが放送され、その後第2シリーズ、第3シリーズも放送された。
The Sarah Jane Adventures(サラ・ジェーン・アドベンチャー、2007年 - 2011年、各30分)
新シリーズでドクターと再会したサラ・ジェーン・スミスを主人公とした子供向けドラマシリーズ。サラ・ジェーンと一緒に冒険をするのは近所に住む子供たちで、ドクター・フーからのゲストキャラクターも時折登場する。1つのエピソードが2話で完結するのが特徴。BBCで2007年1月1日にスペシャル版(60分)が放送された。2007年9月24日から第1シリーズ(全10話)が、2008年9月29日から第2シリーズ(全12話)が、2009年10月15日から第3シリーズ(全12話、ここから二日連続で1エピソードを放送するようになる)が、2010年10月11日から第4シリーズ(全12話)が放送された。2011年4月19日にサラ・ジェーン役のエリザベス・スライデンが癌のため死去し、これを受けてBBCは既に撮影が終わっていた第5シリーズの3エピソード(6話)を放送しドラマの終了を発表した。2011年10月より放送予定。CBBC(Children's BBC:6歳以上の子供向け地上波デジタル局)でも放送される。

小説[編集]

ドクター・フーの小説化作品のうち幾つかは、日本でもハヤカワ文庫から1980年に刊行された。

  • 『時空大血闘! 』 デイヴィッド・ホイティカー著、関口幸男訳、ハヤカワ文庫、1980年3月
  • 『オートン軍団の襲来! 』 テランス・ディックス著、関口幸男訳、ハヤカワ文庫、1980年4月
  • 『戦慄! 地底モンスター』 マルカム・ハルク著、関口幸男訳、ハヤカワ文庫、1980年5月
  • 『恐るべき最終兵器! 』 マルカム・ハルク著、関口幸男訳、ハヤカワ文庫、1980年7月
  • 『ダレク族の逆襲! 』 テランス・ディックス著、関口幸男訳、ハヤカワ文庫、1980年7月

コミックス[編集]

1960年代より複数の出版社より制作され続けてきたが、現在の出版社はTitan Books(アメコミ形式のコミックス)、Panini Comics(雑誌「Doctor Who Magazine」「Doctor Who Adventures」において連載)の2社。[要出典]

引用やパロディ[編集]

  • 4代目ドクターはテレビアニメ『ザ・シンプソンズ』にカメオ出演している。
  • イギリスのテクノユニットKLFは、かつて「The Timelords」という名義で2枚のシングル「Doctorin'the Tardis」と「Gary in the Tardis」を発表している。特に前者はドクター・フーの音源を無許可でサンプリングし、法的措置を取られている。
  • NHK教育テレビのテレビアニメ『アリス探偵局』には、Dr.ホーという人物が登場する。
  • ケロロ軍曹』の登場人物「ウレレ」の声は10代目ドクターと同じ声優であり、第169話での登場方法がドクター・フーのパロディであった。
  • ターディス (小惑星)は、ドクター・フーから命名された。
  • チャリティー団体コミック・リリーフがBBCで放送したテレソンレッド・ノーズ・デー2007」でのコント番組にデイビッド・テナントが教師役で出演した際、オチがドクター・フーにまつわるものであった。なお共演したのはドナ役のキャサリン・テイトである。
  • Macintoshの時計を同期させるためのソフトに、timelord、tardisという名称のものがあった。Columbia AppleTalk Packageを参照。これらのアイコンのデザインはドクターとターディスである。
  • イギリスのHC Mingham-Smith社のWindows用ソフトに、時刻同期のためのTardisとK9、ログをsyslogサーバに送るためのDalekというものがある[出典 5]
  • 2007年3月30日には、BBCのクイズ番組『ザ・ウィーケスト・リンク』(以前に日本で『ウィーケストリンク☆一人勝ちの法則』として制作・放映)で、「ドクター・フー スペシャル」が放送された。デイビッド・テナントなど主要キャストのほか、K9までもが解答者として参戦した。
  • Android用のメールソフトであるK-9 MailのアイコンはK9の顔である。
  • シーズン8の8話で、トンネル内を走行する列車の行先表示が「A113」である。
  • CBS放送テレビドラマシリーズ『ビッグバン★セオリー/ギークなボクらの恋愛法則』の登場人物シェルドン・クーパーはシーズン1第7話「4-1=0の法則 The Dumpling Paradox」でドクター・フーを毎週欠かさずに見ていることを明かしている。
  • 2014年7月に行われたモンティ・パイソンの「モンティ・パイソン復活ライブ」では、オープニングのアニメーションにターディス(TARDIS)ならぬ「RETARDIS」と書かれたポリスボックスが登場し、舞台上のモンティ・パイソンメンバーがそのポリスボックスから登場するという演出になっていた。

脚注[編集]

出典
注釈1
  1. ^ 時々スーツの色が変わったりコートを着ないこともある。コートはジャニス・ジョプリンからのプレゼント。
  2. ^ 演じたデイビッド・テナントは独特のコスチュームについて「スーツに運動靴といういでたちの料理番組『裸のシェフ』のジェイミー・オリヴァーからヒントを得た」と語っている
  3. ^ ただ、初代ドクターは孫と一緒に旅していたため、子供がいるのはほぼ確実である
  4. ^ 番組中想いを口にすることは最後まで無かったが、製作者たちのインタビュー及び演じたデイヴィッド・テナントの発言、小説から一人の男性として彼女を愛していたことは明確にされている。
  5. ^ それ以前に「頭の中でドアをノックする音が4回したら死ぬ」ことを予言されており、自身も死が近いことを勘付いていた。
  6. ^ 再生を必死で拒み、自殺行為であると分かると他者を救うことも嫌がるほどに「死」を極度に恐れた初めてのドクターであるが、のちのエピソードでシーズン4 「Journey's End」冒頭の再生中断と8代目と9代目の間に位置したWar Doctorの再生をカウントすると次の再生が最後の再生になるからと言う理由が明かされた。
  7. ^ 当初トーチウッド3でジャックにより保存されていたが、シーズン3「ユートピア」でターディス内に持ち込まれそのまま置かれることになった。
  8. ^ シーズン2「永遠の別れ」でドクターがローズに告げられなかった言葉を伝えている。
  9. ^ シーズン1「わかれ道」でそれがターディスに宿るタイム・ボルテックスの意思であることが判明する。
  10. ^ ドクターに対し明確な恋愛感情を表したのはサラ・ジェーン・スミスが最初であるが、彼女が「ドクターにはついていけない」と言った一方ローズは常に「永遠に一緒にいる」と発言している。
  11. ^ シーズン2のパラレルワールドとは別
  12. ^ この半島からの初のタイムエージェントであったため、地元ではボーの顔(フェイス・オブ・ボー)と呼ばれていた。
  13. ^ 英空軍所属であるが米空軍からの義勇兵であるため階級は米空軍式の物となり従ってキャプテンとは空軍大尉の事である。なお英空軍ではフライトルテナントが大尉、グループキャプテンが大佐となる。
  14. ^ ドクターはジャックが生き返ったことに気が付いていたが、不死身という自然の摂理に反した存在となったジャックを受け入れることが出来ずに置き去りにしている。
  15. ^ 後述するようにトーチウッドはドクターと相対する組織なため、このことをドクターは快く思っていない。
  16. ^ パラレルワールドではタイラー夫婦に子供はいなく、ローズと言う名の犬を飼っていた。
  17. ^ なおK-9とはCanine(犬)の語呂合わせで、現在もアメリカでは警察犬の意味で使用される単語である。
  18. ^ 同じ言葉をジャックも発しており、同一人物であることが暗示されている
  19. ^ フェイス・オブ・ボーの言い遺した言葉「You Are Not Alone」の頭文字を取ると「YANA」となり、ヤナ教授がドクターと同じタイムロードであることを暗示している。
  20. ^ マスターが人類支配のために打ち上げた15基の衛星に搭載されたシステム。全世界の人間を携帯電話などを通じ一定の周波数のテレパシーで繋ぎ、ハロルド・サクソンという存在への不信感を覚えずに好意を無意識に抱くように設定されている。
  21. ^ 元は国連直属という設定だったが、国連が不快感を表すだろうと脚本家に判断され新シリーズからは金銭的な援助のみという設定になっている。
  22. ^ UNIT dating controversyを参照。
  23. ^ 幼いドクターは逃げ出しており、マスターはこの時に精神が病んでしまった。
  24. ^ 大統領制では通例、大統領が国家元首とされるが、イギリス王室は存在しているため政治的位置づけは不明。
  25. ^ 記念日などに雇われ、相手にキスもする電報配達人のこと。1980年代には世界的に有名な職業で、メイド服警察官など様々なコスチュームを着た女性が行なっている。現在は主にストリッパーが就く職業。
  26. ^ この時エイミーはドクターに明かさないが、翌日にローリーとの結婚式を控えていた。
  27. ^ 初登場時のシーズン3「まばたきするな」ではタイトルの通り瞬きの重要性が強調されている。
注釈2
  1. ^ a b シーズン1 「わかれ道」
  2. ^ a b シーズン1 「クリスマスの侵略者」終盤
  3. ^ 2007年クリスマススペシャル「呪われた旅路」
  4. ^ 2009年クリスマススペシャル「The End Of Time」
  5. ^ 2009年クリスマススペシャル〜2010年ニューイヤースペシャル「The End of Time」
  6. ^ a b c シーズン2第13話「永遠の別れ」
  7. ^ シーズン1第10話「ドクターは踊る」
  8. ^ 2010年新年スペシャル「The End Of Time」
  9. ^ シーズン4 「Partners in Crime」
  10. ^ シーズン4「Turn Left」
  11. ^ シーズン2 「同窓会」
  12. ^ シーズン2 「鋼鉄の時代」
  13. ^ 2010年新年スペシャル「The End Of Time」
  14. ^ a b シーズン3 「ユートピア」
  15. ^ シーズン3「スミスとジョーンズ」
  16. ^ a b シーズン4 「Partners in Crime」
  17. ^ シーズン4 「Journey's End」
  18. ^ シーズン2 「サイバーマン襲来」
  19. ^ シーズン2 「同窓会」
  20. ^ シーズン4「The Doctor's Daughter」
  21. ^ a b シーズン4「Silence in the Library」、「Forest of the Dead」
  22. ^ NHK放映時の日本語吹替えより
  23. ^ シーズン2第12話「嵐の到来」
  24. ^ シーズン3第4話「ダーレク・イン・マンハッタン」
  25. ^ シーズン3「鳴り響くドラム」
  26. ^ 2009年スペシャル「The End of Time」
  27. ^ シーズン2第2話「女王と狼男」
  28. ^ トーチウッドシーズン3「Children of Earth」
  29. ^ 旧シーズン5第5話「The Web of Fear」、旧シーズン25第1話「Remembrance of the Daleks」
  30. ^ それでも体格的に無理があり、作中では全員が太った体型の人間に化けていた。
  31. ^ 実際、あらゆる言語を翻訳できるターディスでさえ、作中に登場する古代の言語を翻訳できなかった。
  32. ^ NHK放映時の日本語吹き替えでの名称
  33. ^ ドクターとローズにその点を指摘された際「一緒にするな、奴らはクズだ!」と憤慨していた。種族間で確執があるのか、彼個人が嫌っているのかは不明。
  34. ^ 実際はドクター好きが集まる愛好会のようなもので、スイコロリンが来るまではまともな活動はしていなかった。
  35. ^ シーズン5第13話「The Big Bang」
  36. ^ シーズン5「The Beast Below」
  37. ^ a b シーズン6「A Good Man Goes to War」
  38. ^ a b シーズン7「The Angels Take Manhattan」
  39. ^ シーズン3「まばたきするな」

外部リンク[編集]