マーク・ゲイティス

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マーク・ゲイティス
Mark Gatiss
Mark Gatiss
2011年のマーク・ゲイティス
生年月日 1966年10月17日(47歳)
出生地 イングランドの旗 イングランド
ダラムセッジフィールド
国籍 イギリスの旗 イギリス
ジャンル 俳優、脚本家、テレビプロデューサー、コメディアン、小説家
活動期間 1993年 -
活動内容 ドラマ、映画
配偶者 イアン・ハラード(2008年-)[1]
主な作品
映画
  • Bright Young Things』(2003年)
  • マッチポイント』(2005年)
  • Starter for 10』 (2006年)

テレビドラマ

マーク・ゲイティスMark Gatissplay /ˈɡ.tɪs/ gay-tis;[2]1966年10月17日 - )は、イギリス俳優脚本家小説家である。

リース・シェアースミススティーヴ・ペムバートン、脚本家のジェレミー・ダイソンと組んだコメディアン集団The League of Gentlemenのメンバーとして知られる。また『ドクター・フー』と『SHERLOCK』に俳優と脚本家として関わっていることでも有名。

来歴[編集]

幼い頃『ドクター・フー』に興味を持ったため、初期の著作は『ドクター・フー』に捧げたものが多い。初めて脚本を担当したテレビ番組はBBVの低予算ビデオシリーズ『P.R.O.B.E.』で、『ドクター・フー』のスピンオフであった。本編でドクター役を演じた俳優も出演しているが、2012年現在DVD化はされていない[3]。その他にも小説やオーディオドラマなどで『ドクター・フー』に関わっている[4][5]

最もよく知られているのがスケッチ・コメディー集団The League of Gentlemenの一員であることである。1995年から舞台に立ち[6]、1997年にはBBCラジオ 4で『On the Town with the League of Gentlemen』を開始。1999年にはBBC Two放送のテレビ番組となる。この番組でBAFTAテレビ賞を受賞している。現在は活動をしていないが解散はしておらず、将来的にまた番組などを始める予定である[6]

リトル・ブリテン』、『スペースド』などのコメディドラマに出演し、同時に脚本も担当。また徐々にSFやホラードラマにも出演していく。2007年と2011年には『ドクター・フー』本編に出演[7]。脚本家としては、「にぎやかな死体」、「テレビの中に住む女」、"Victory of the Daleks"、"Night Terrors"の脚本を執筆。『リトル・ブリテン』の共演者デヴィッド・ウォリアムスと共演した『ドクター・フー』を題材にしたコメディ番組では脚本執筆と出演をしている。

2007年には他にも『ドクター・フー』の脚本家スティーヴン・モファット[8]が制作した『ジキル』にロバート・ルイス・スティーヴンソン役で出演[9]

2010年にはボーイ・ジョージの人生を描いたドラマ『Worried About The Boy』にマルコム・マクラーレン役で出演。またスティーヴン・モファットと共同製作しているドラマ『SHERLOCK』にマイクロフト・ホームズ役で出演している。『SHERLOCK』では2009年製作のパイロット版、2010年放送の「大いなるゲーム」と2012年放送の「バスカヴィルの犬(ハウンド)」の脚本家でもある。

私生活[編集]

セッジフィールド生まれ[10] で、両親が働く精神病院の向かい側で育った。子供の頃熱中したのは『ドクター・フー』とハマー・フィルム・プロダクションのホラー映画を見ること、『シャーロック・ホームズ』とH.G.ウェルズの作品を読むこと、そして化石集めである。これらの興味が現在の仕事への原動力となっている[6][3][11][12]

ゲイであることを公表しており、2010年[13]と2011年[14]インデペンデント紙のイギリスで影響力のあるゲイの人物に選ばれている。 俳優のイアン・ハラードとシヴィル・パートナーシップを結んでおり、彼とラブラドール・レトリバーのブンセンと共に暮らしている[1]

出演作品[編集]

テレビドラマ[編集]

放送年 邦題
原題
役名 備考
1999–2000 The League of Gentlemen 様々なキャラクター シリーズ1、2
製作と脚本も兼務
2001 スペースド
Spaced
エージェント[15]
Randall & Hopkirk (Deceased) ラージ捜査官[15]
2002 The League of Gentlemen 様々なキャラクター シリーズ3
製作と脚本を兼務
2003 Nighty Night グレン・バルブ[15]
2004 Catterick ピーター[15]
ミス・マープル
Agatha Christie's Marple
ロナルド・ハウェズ 牧師館の殺人」に出演。日本ではLaLa TVで放送。
2005 The Quatermass Experiment ジョン・パターソン[15]
Nighty Night グレン・バルブ[15]
Funland アンブローズ・チャペル[15]
2006 Fear of Fanny ジョニー・クラドック
2007 たのしい川べ
The Wind in the Willows
ラッティー
ドクター・フー
Doctor Who
ラザラス博士 ラザラスの欲望」に出演。日本ではLaLa TVで放送。
ジキル
Jekyll
ロバート・ルイス・スティーヴンソン
2008 Clone ブラック大佐
Psychoville ジェイソン・グリフィン
Crooked House キュレーター 製作と脚本を兼務
2009 名探偵ポワロ
Agatha Christie's Poirot
レナード・ボイントン 死との約束」に出演。日本ではNHKで放送。
2010 Worried About the Boy マルコム・マクラーレン
月世界最初の人間
The First Men in the Moon
ケイヴァー 脚本を兼務
A History of Horror 本人 ドキュメンタリー
脚本を兼務
2010–
現在
SHERLOCK
Sherlock
マイクロフト・ホームズ 共同制作者を兼務。また「大いなるゲーム」と「バスカヴィルの犬(ハウンド)」の脚本も担当。日本ではNHKで放送。
2011 ドクター・フー
Doctor Who
ガントック "The Wedding of River Song"に出演
2012 ビーイング・ヒューマン
Being Human
ミスター・スノウ[15]
Horrible Histories "The League of Gentlemen"として出演
2014 ゲーム・オブ・スローンズ ティコ・ネストリス シーズン4

映画[編集]

公開年 邦題
原題
役名 備考
2001 バースデイ・ガール
Birthday Girl
ポーター[15]
2003 Bright Young Things 不動産管理人[15]
2004 Sex Lives of the Potato Men ジェレミー[15]
2005 マッチポイント
Match Point
ピンポン選手[15]
The League of Gentlemen's Apocalypse 様々なキャラクター
本人役
他の"The League of Gentlemen"のメンバーと共に脚本も担当
2006 Starter for 10 バンバー・ガスコイン[15] 実在する、クイズ番組の優勝者役
2008 Free Jimmy ジャッキー 声の出演

主な著書[編集]

書籍[編集]

『ドクター・フー』の小説[編集]

The League of Gentlemen[編集]

Lucifer Box[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b Randall, Lee (2008年11月17日). “The Monday Interview: Mark Gatiss - Top of the League - The Scotsman”. Thescotsman.scotsman.com. 2010年10月28日閲覧。 “Amid all this activity, Gatiss found time, last spring, to get married. He and Ian have been together for nearly a decade... He and Ian are the devoted 'parents' of Bunsen, a Labrador retriever.”
  2. ^ "Science of Christmas". Presented by Brian Cox and Robin Ince. The Infinite Monkey Cage. BBC. BBC Radio 4. 2011年12月26日放送. 6回,5シリーズ. 該当時間:2:28. 2011年12月28日閲覧。 "There is still a 49% chance that his name will be mispronounced. So please welcome Mark Gatiss not Gatiss."
  3. ^ a b Stephen Phelan (2004年11月7日). “Renaissance gentleman”. The Sunday Herald. http://findarticles.com/p/articles/mi_qn4156/is_20041107/ai_n12591433 2010年11月23日閲覧。 
  4. ^ Doctor Who - Invaders From Mars
  5. ^ Doctor Who - Phantasmagoria
  6. ^ a b c Michael Deacon (2010年10月15日). “Mark Gatiss: the journey of a geek made good”. The Daily Telegraph (London). http://www.telegraph.co.uk/culture/tvandradio/bbc/8067325/Mark-Gatiss-the-journey-of-a-geek-made-good.html 
  7. ^ “Doctor Who baddie role for Barlow”. BBC News Online. (2006年9月28日). http://news.bbc.co.uk/1/hi/entertainment/5388130.stm 2006年9月28日閲覧。 
  8. ^ Mark Gatiss joines James Nesbitt in BBC One's Jekyll”. bbc.co.uk (2006年11月16日). 2006年11月16日閲覧。
  9. ^ “I Always Wanted to be a Rat”. The Northern Echo. (2006年12月20日). http://www.thenorthernecho.co.uk/features/leader/display.var.1082536.0.i_always_wanted_to_be_a_rat.php 2007年1月6日閲覧。 
  10. ^ Jeffries, Stuart (2010年10月11日). “Mark Gatiss: Rocket man”. The Guardian (London). http://www.guardian.co.uk/tv-and-radio/2010/oct/11/mark-gatiss-first-men-moon 
  11. ^ Angelique Chrisafis (2004年11月3日). “A league of his own”. The Guardian (London). http://www.guardian.co.uk/books/2004/nov/03/fiction.angeliquechrisafis 2010年11月24日閲覧。 
  12. ^ Film Info. Interview with Steve Pemberton and Mark Gatiss”. The League of Gentlemen.co.uk (2004年11月7日). 2010年11月24日閲覧。
  13. ^ “The IoS Pink List 2010”. London: The Independent on Sunday. (2010年8月1日). http://www.independent.co.uk/news/people/news/the-iiosi-pink-list-2010-2040472.html 2010年8月1日閲覧. "The League of Gentlemen star is set for a bonanza 2010. As well as co-creating the BBC's acclaimed Sherlock Holmes reboot, he'll also be seen in his adaptation of HG Wells' First Men in the Moon. An appearance in an Alan Ackybourn revival at the National Theatre is also mooted." 
  14. ^ Herbert, Ian (2011年10月23日). The Independent (London). http://www.independent.co.uk/news/people/news/the-iiosi-pink-list-2011-2374595.html 
  15. ^ a b c d e f g h i j k l m Mark Gatiss credits”. London: Curtis Brown. 2012年2月15日閲覧。

外部リンク[編集]

先代:
サイモン・ペグ
ドクター・フー・コンフィデンシャルのナレーター
2006
次代:
アンソニー・スチュワート・ヘッド