スティーヴ・ペンバートン

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スティーヴ・ペンバートン
Steve Pemberton
Steve Pemberton
ポーリーン・キャンベル=ジョーンズを演じるペンバートン
本名 Steven James Pemberton
生年月日 (1967-09-01) 1967年9月1日(51歳)
出生地 イングランドの旗 イングランドランカシャーブラックバーン
職業 俳優、脚本家、コメディアン、監督
ジャンル コメディ
活動期間 1995年 – 現在
配偶者 アリソン・ペンバートン(Alison Pemberton)
所属劇団 ザ・リーグ・オブ・ジェントルメン
主な作品

スティーヴ・ペンバートン: Steve James Pemberton[2]1967年9月1日 - )は、英国俳優脚本家コメディアンジェレミー・ダイソンマーク・ゲイティスリース・シェアスミスらと、シットコム・スケッチ番組『リーグ・オブ・ジェントルマン 奇人同盟!』を制作した。シェアスミスとは他にも、『サイコヴィル英語版』(2009年)、『インサイド No.9英語版』(2014年)[3]などを制作している。『ドクター・フー』、『ベニドルム英語版』、『ブラックプール英語版』、『シェイムレス英語版』、『ホワイトチャペル英語版』、『ハッピー・ヴァレー英語版』、『マップとルチア』 (Mapp and Lucia (BBC TV series)などに出演している。

略歴と私生活[編集]

ペンバートンは、ランカシャーの町チョーリー英語版で生まれた。チョーリーにある聖ミカエル英国国教会高校 (St. Michael's CE High Schoolに通い、演劇の才能を認められた。同じくチョーリーのランショー・カレッジ英語版で学んだ後、ブレットン・ホール・カレッジ (enに通い、舞台芸術のBachelor of Artsで優等学位 (Honsを得た。

私生活では、アリソン・ペンバートン(: Alison Pemberton)と結婚し3人の子供に恵まれている。

芸歴[編集]

ペンバートンの活動初期には、実験的な劇場(フリンジ・シアター英語版)での業績が多い。彼はゴードン・アンダーソン[注 1]、トム・ハドリー[注 2]、そしてプロデューサーのシェーン・ウォルター[注 3]と606劇場(: The 606 Theatre)を立ち上げている。バラエティ誌に寄稿をしていたほか、1991年から1998年までは『インターナショナル・フィルム・ガイド』(英: International Film Guide)の編集補も務めていた。『ホワイトチャペル英語版』、『ベニドルム英語版』、"Under the Greenwood Tree"、『ホテル・バビロン』、"The Last Detective"、『幽霊探偵ホップカーク英語版』(2000年版)、『ブラックプール英語版』、『シェイムレス英語版』などに名を連ねている。2004年には、映画『ナイルに死す英語版』でベスナー医師を演じた[4]。また2005年の映画『名犬ラッシー』にも出演している[5]

ペンバートンはスケッチ・コメディ・グループ「ザ・リーグ・オブ・ジェントルメン」の一員として最もよく知られている。グループの他のメンバーは脚本家のジェレミー・ダイソン、脚本家兼俳優のマーク・ゲイティスリース・シェアスミスである。ペンバートンは10代の終わりに、ブレットン・ホール・カレッジ (Bretton Hall Collegeでメンバーと出会った。「ザ・リーグ・オブ・ジェントルメン」としての活動は1995年の舞台活動に始まり、1997年にはBBC Radio 4英語版でのラジオ番組 "On the Town with the League of Gentlemen"[6]、そして1999年にはBBC Twoでのテレビ番組『リーグ・オブ・ジェントルマン 奇人同盟!』の放送開始と次第に場所を移していった。中でもテレビ番組には、英国アカデミー賞テレビ部門英語版ロイヤル・テレビジョン・ソサエティ・アワード英語版、名高いモントルー・金のバラ賞などが与えられている[7]

2007年には、『Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!』で教区司祭 (Vicarを演じた[8]。同じ年の6月には、ウエスト・エンドで上演されたミュージカル『ドロウジー・シャペロン』の「椅子の男」(英: Man in Chair)役をボブ・マーティン英語版から引き継ぎ[9]、終演の2007年8月4日まで同役を演じきった[10]。2008年には、ノルウェーで制作されたアニメーション映画 "Free Jimmy" (enの吹替を担当し、ずんぐりとして派手に着飾った、暴走族「ラピッシュ・マフィア」[注 4]のメンバー・マティス(: Mattis)を演じている。この作品では、同じ「ザ・リーグ・オブ・ジェントルメン」のゲイティス、シェアスミスも吹替を担当している[11]

2009年6月には、シェアスミスとの共同脚本番組『サイコヴィル英語版』がBBC Twoで放送された[12]。2人とも『リーグ・オブ・ジェントルマン』同様に、複数役と脚本をこなす構成の番組である。

2010年には、"Terry Pratchett's Going Postal" (enテリー・プラチェットによるディスクワールドシリーズ)に出演し、ルーファス・ドラムノット (Rufus Drumknottを演じた[13]。2011年にドンマー・ウェアハウスで公演された "The 25th Annual Putnam County Spelling Bee" (enには、ダグラス・パンチ副院長[注 5]として登場した[14][15]

2014年には、E・F・ベンソン英語版の小説『マップとルチア英語版』の翻案 (Mapp and Lucia (BBC TV series)に参加し、ジョージー・ピルソン(英: Georgie Pillson)を演じた。ペンバートンは翻案の執筆も担当したほか、同じく「ザ・リーグ・オブ・ジェントルメン」のマーク・ゲイティスとも共演している。作品は2014年のクリスマスに公開された[16][17]

また2014年には、ダークコメディ・アンソロジーの『インサイド No.9英語版』がBBC Twoで放送開始された[18]。『サイコヴィル』同様シェアスミスとの共同制作で、2015年には第2シリーズも放送されている[19]

フィルモグラフィ[編集]

映画[編集]

邦題
原題
役名 備考
2004 ナイルに死す (en
Death on the Nile
ベスナー医師
Dr. Bessner
デヴィッド・スーシェ版『名探偵ポワロ』シリーズの一作
2005 The League of Gentlemen's Apocalypse (en 複数役 共同制作者、共同脚本
名犬ラッシー
Lassie
ハインズ
Hynes
銀河ヒッチハイク・ガイド
The Hitchhiker's Guide to the Galaxy
ミスター・プロッサー
Mr. Prosser[20]
2007 The Old Curiosity Shop (en ミスター・ショート
Mr. Short[21]
Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!
Mr. Bean's Holiday
教区司祭
Vicar
2008 Free Jimmy (Free Jimmy マティス
Mattis
2012 Football Managers[要出典] オリヴァー
Oliver
脚本も担当

テレビ番組[編集]

邦題
原題
役名 備考
1999–2002 リーグ・オブ・ジェントルマン 奇人同盟!
The League of Gentlemen
複数役 シリーズ1-3
共同制作者、共同脚本
2000 Gormenghast (en ミュール教授
Professor Mule
第1シリーズ第3話に登場[22]
2000–2001 幽霊探偵ホップカーク英語版
Randall and Hopkirk
リデル巡査部長
Sergeant Liddel
エピソード "Drop Dead"に出演[23]
2004 ブラックプール英語版
Blackpool
エイドリアン・マー
Adrian Marr[24]
シェイムレス英語版
Shameless
エディー・ジャクソン
Eddie Jackson
2話に出演[25]
2005 ホテル・バビロン
Hotel Babylon
ダニエルズ
Mr.Daniels
第1シリーズ第3話に登場[26]
The Last Detective (en エドワード・ネザートン
Edward Netherton
エピソード "Friends Reunited"に出演[27]
Under the Greenwood Tree ミスター・シナー
Mr. Shinar[28]
2007–2015 ベニドルム英語版
Benidorm
ミック・ガーヴィー
Mick Garvey[29]
44エピソード
2008 ドクター・フー
Doctor Who
ストラックマン・ラックス
Strackman Lux[30]
エピソード: 195a - 『静寂の図書館』 (Silence in the Library、195b - 『影の森』 (Forest of the Dead
2009 Terry Pratchett's Going Postal (en ドラムノット
Drumknott
2009–2011 サイコヴィル英語版
Psychoville
複数役 共同脚本
2009–2013 ホワイトチャペル英語版
Whitechapel
エドワード・バカン
Edward Buchan
2話の脚本も担当、18話に出演[31]
2013 Heading Out (en[32] ヴェット警部
Vet Inspector
1話
2014 マップとルチア
Mapp and Lucia (en
ジョージー・ピルソン
Georgie Pillson
脚本も担当
ハッピー・ヴァレー英語版
Happy Valley
ケヴィン・ウェザリル
Kevin Weatherill[33]
2014- インサイド No.9英語版
Inside No. 9
複数役 共同脚本・監督
2015 Harry Hill in Professor Branestawm Returns アルゲブレイン教授
Professor Algebrain[34]
1回もののスペシャル

舞台[編集]

邦題
原題
役名
2008 ドロウジー・シャペロン
The Drowsy Chaperone
「椅子の男」
Man in Chair
2009 The 25th Annual Putnam County Spelling Bee (en ダグラス・パンチ副院長
Vice Principal Douglas Panch
2012 負けるが勝ち英語版
She Stoops to Conquer
ミスター・ハードキャッスル
Mr. Hardcastle

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 英: Gordon Anderson
  2. ^ 英: Tom Hadley
  3. ^ 英: Shane Walter
  4. ^ : "Lappish Mafia". ラップ人マフィアの意味。
  5. ^ 英: Vice Principal Douglas Panch

出典[編集]

  1. ^ リーグ・オブ・ジェントルマン 奇人同盟!”. BBC Worldwide Japan. 2016年6月15日閲覧。
  2. ^ Ancestry.com. England & Wales, Birth Index: 1837–1983 (database on-line).
  3. ^ Inside No. 9 - BBC2 Comedy Drama”. British Comedy Guide. Comedy.co.uk. 2016年6月23日閲覧。
  4. ^ Death on the Nile - インターネット・ムービー・データベース(英語)
  5. ^ Lassie - インターネット・ムービー・データベース(英語)
  6. ^ On the Town with The League of Gentlemen”. BBC Radio 4. 2016年6月23日閲覧。
  7. ^ The League of Gentlemen - Awards”. IMDb. 2016年6月23日閲覧。
  8. ^ Mr. Bean's Holiday - インターネット・ムービー・データベース(英語)
  9. ^ Baluch, Lalayn (2007年6月27日). “Steve Pemberton to join The Drowsy Chaperone”. The Stage (The Stage Newspaper). http://www.thestage.co.uk/news/newsstory.php/17276 2008年6月3日閲覧。 
  10. ^ Gans, Andrew (2007年7月6日). “London's Drowsy Chaperone to Close in August”. Playbill News (Playbill). http://www.playbill.com/news/article/print/109381?id=109381 2008年6月3日閲覧。 
  11. ^ Free Jimmy” (English). STORM FILMS. 2016年6月23日閲覧。
  12. ^ Psychoville”. BBC Two. BBC. 2016年6月24日閲覧。
  13. ^ Going Postal – Cast List”. Discworld.com (2009年7月26日). 2016年6月24日閲覧。
  14. ^ The 25th Annual Putnam County Spelling Bee”. Donmar Warehouse. 2016年6月24日閲覧。
  15. ^ Charles Spencer (2011年2月22日). “The 25th Annual Putnam County Spelling Bee, Donmar Warehouse, review”. テレグラフ. 2016年6月24日閲覧。
  16. ^ “BBC announces adaptation of EF Benson's Mapp and Lucia”. www.bbc.co.uk (BBC). http://www.bbc.co.uk/mediacentre/latestnews/2014/mapp-and-lucia 2014年5月3日閲覧。 
  17. ^ Steve Pemberton on adapting the scripts - Mapp and Lucia - BBC One Christmas 2014 - YouTube
  18. ^ Inside No. 9”. BBC. 2016年6月24日閲覧。
  19. ^ Inside No. 9, BBC Two, review: 'sadly beautiful'”. テレグラフ (2015年4月2日). 2016年6月24日閲覧。
  20. ^ The Hitchhiker's Guide to the Galaxy - インターネット・ムービー・データベース(英語)
  21. ^ The Old Curiosity Shop - インターネット・ムービー・データベース(英語)
  22. ^ "Gormenghast (2000– ) - Episode #1.3" - インターネット・ムービー・データベース (英語)
  23. ^ "Drop Dead" - インターネット・ムービー・データベース (英語)
  24. ^ Blackpool - インターネット・ムービー・データベース(英語)
  25. ^ Shameless - インターネット・ムービー・データベース(英語)
  26. ^ "Hotel Babylon (2006–2009) - Episode #1.3" - インターネット・ムービー・データベース (英語)
  27. ^ "Friends Reunited" - インターネット・ムービー・データベース (英語)
  28. ^ Under the Greenwood Tree - インターネット・ムービー・データベース(英語)
  29. ^ Tom Eames (2015年1月7日). “Steve Pemberton on quitting Benidorm: "It was a very difficult decision"”. Digital Spy. 2016年6月24日閲覧。
  30. ^ Steve’s in league with Who”. ザ・サン. 2013年5月28日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2016年6月24日閲覧。
  31. ^ Whitechapel - インターネット・ムービー・データベース(英語)
  32. ^ “Sue Perkins' 'Heading Out' cast list revealed: Brown, Pemberton, French...”. entertainment.ie. (2012年10月26日). http://entertainment.ie/tv/news/Sue-Perkins-Heading-Out-cast-list-revealed-Brown-Pemberton-French/147295.htm 2016年6月24日閲覧。 
  33. ^ Danny Walker (2016年2月3日). “Happy Valley RECAP: The story so far and EVERYTHING you need to know about series 2”. ミラー. 2016年6月24日閲覧。
  34. ^ Harry Hill in Professor Branestawm Returns”. BBC. 2016年6月24日閲覧。

外部リンク[編集]