ファーザー (映画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
ファーザー
The Father
監督 フローリアン・ゼレール
脚本 フローリアン・ゼレール
クリストファー・ハンプトン
原作 フローリアン・ゼレール『Le Père 父
製作 フィリップ・カルカソンヌ
サイモン・フレンド
ジャン=ルイ・リヴィ
デヴィッド・パーフィット
クリストフ・スパドーン
製作総指揮 ダニエル・バトセク
ローレン・ダーク
ポール・グリンデイ
ヒューゴ・グランバー
ティム・ハスラム
ジギー・カマサ
オリー・マッデン
出演者 アンソニー・ホプキンス
オリヴィア・コールマン
マーク・ゲイティス
イモージェン・プーツ
音楽 ルドヴィコ・エイナウディ
撮影 ベン・スミサード
編集 ヨルゴス・ランプリノス
製作会社 F・コム・フィルム
トレードマーク・フィルムズ
Cine@
配給 イギリスの旗ライオンズゲートUK
日本の旗ショウゲート[1]
公開 イギリスの旗2021年1月8日
日本の旗2021年5月
上映時間 97分[2]
製作国 イギリスの旗 イギリス
フランスの旗 フランス
言語 英語
興行収入 世界の旗$463,545[3]
テンプレートを表示

ファーザー』(原題:The Father)は2020年に公開されたイギリスフランス合作のドラマ映画である。監督はフローリアン・ゼレール、主演はアンソニー・ホプキンスが務めた。本作はゼレールが2012年に発表した戯曲Le Père 父』であり、彼の映画監督デビュー作でもある。

本作は批評家から絶賛され、特にホプキンスの演技に対して惜しみない賞賛が送られている[4][5]

本作は第93回アカデミー賞では作品賞を含む6部門にノミネートされ、このうち主演男優賞(アンソニー・ホプキンス)と脚色賞を受賞した。

概略[編集]

アンは80歳になった父親、アンソニーに認知症の兆候が見え始めたのを心配していた。アンソニーにヘルパーを付けようとしたアンだったが、気難しいアンソニーは難癖を付けてはヘルパーを追い出す始末だった。しかし、アンソニーの病状は悪化の一途を辿り、記憶が失われていくだけではなく、自らが置かれた状況すら把握できなくなっていった。困惑するばかりのアンソニーは苛立ちを募らせ、アンに当たることもあった。アンはそんな父親を懸命に支えていたが、気力と体力は消耗するばかりであった。

キャスト[編集]

製作[編集]

2019年5月2日、アンソニー・ホプキンスとオリヴィア・コールマンが本作に出演することになったと報じられた[6]。2020年1月15日、ルドヴィコ・エイナウディが本作で使用される楽曲を手がけるとの報道があった[7]

公開・マーケティング[編集]

2019年5月、ライオンズゲートUKが本作の全英配給権を購入した[8]。2020年1月17日、ソニー・ピクチャーズ・クラシックスが本作の全米配給権を獲得したと報じられた[9]。27日、本作はサンダンス映画祭でプレミア上映された[10]。9月14日、第45回トロント国際映画祭で本作の上映が行われると共に[11]、本作のオフィシャル・トレイラーが公開された[12]

評価[編集]

本作は批評家から絶賛されている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには199件のレビューがあり、批評家支持率は98%、平均点は10点満点で8.36点となっている。サイト側による批評家の見解の要約は「卓越した演技と演出のお陰で、『ファーザー』は認知症の実像―そこには認知症に対する深い理解があり、だからこそ観客は感情移入できる―を描き出せた。」となっている[13]。また、Metacriticには9件のレビューがあり、加重平均値は86/100となっている[14]

出典[編集]

  1. ^ 午後2:43 · 2020年12月31日 by@showgate_youga”. Twitter. 2021年1月1日閲覧。
  2. ^ ファーザー”. 映画.com. 2021年1月14日閲覧。
  3. ^ The Father (2020)”. The Numbers. 2021年1月14日閲覧。
  4. ^ ‘The Father’: Film Review”. Variety (2020年1月27日). 2020年10月9日閲覧。
  5. ^ The Father review – Anthony Hopkins drives devastating dementia drama”. The Guardian (2020年1月28日). 2020年10月9日閲覧。
  6. ^ Anthony Hopkins & Olivia Colman To Star In Stage Play Adaptation ‘The Father’, Embankment To Launch Sales — Cannes”. Deadline.com (2019年5月2日). 2020年10月5日閲覧。
  7. ^ Ludovico Einaudi Scoring Florian Zeller’s ‘The Father’”. Film Music Reporter (2020年1月15日). 2020年10月5日閲覧。
  8. ^ Lionsgate Takes UK Rights To Florian Zeller’s ‘The Father’ With Anthony Hopkins & Olivia Colman”. Deadline.com (2019年5月29日). 2020年10月9日閲覧。
  9. ^ Sundance: Sony Pictures Classics Buys ‘The Father’ With Anthony Hopkins, Olivia Colman”. Variety (2020年1月7日). 2020年10月9日閲覧。
  10. ^ Sundance Unveils Female-Powered Lineup Featuring Taylor Swift, Gloria Steinem, Abortion Road Trip Drama”. Hollywood Reporter (2019年12月4日). 2020年10月9日閲覧。
  11. ^ Toronto Sets 2020 Lineup: Werner Herzog, Regina King, Mira Nair, Francois Ozon, Naomi Kawase Titles Join Hybrid Edition”. Deadline.com (2020年7月30日). 2020年10月9日閲覧。
  12. ^ THE FATHER Official Trailer (2020)”. YouTube (2020年9月14日). 2020年10月9日閲覧。
  13. ^ The Father”. Rotten Tomatoes. 2021年4月8日閲覧。
  14. ^ The Father (2020)”. Metacritic. 2020年10月9日閲覧。

外部リンク[編集]