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スター・ウォーズ・シリーズ

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スター・ウォーズ』(STAR WARSシリーズは、ジョージ・ルーカスの構想・製作総指揮と、ルーカスフィルム社の制作によるアメリカの映像作品[1]である。

概要

遠い昔のはるか彼方の銀河系舞台としたスペースオペラを描く[1]映画シリーズ。

欧米文学、および比較神話学者のジョゼフ・キャンベルによる神話的雛形汎神論的考えを元にした、神話学人類学的作風となっている[2]

シリーズ構成

本シリーズの実写映画本編は、生みの親である監督ジョージ・ルーカスの下、複数のエピソードにより綴られるサーガの形式を採っている。現時点では、3世代の主人公により紡がれる、3つの3部作からなる「全9部作」を予定している。エピソード番号は、原題ではローマ数字を採用しているが、邦題ではアラビア数字を採用している。

『エピソード1/ファントム・メナス』からではなく『エピソード4/新たなる希望』から制作されたのは、まずは一作目の映画が商業的に成果を収めねばシリーズ化が望めず、一番“冒険活劇”としての完成度の高かった『エピソード4』を最初に世に出すことが得策だったためである。また『エピソード1・2・3』の時代は、全銀河の首都である大都市惑星コルサントの描写や、『エピソード4・5・6』で反乱同盟軍が仕掛けていたようなゲリラ戦ではなく、大軍同士の大規模戦争が行われた「クローン大戦」の描写が必須にも関わらず、当時の映像技術と予算では映画化が不可能であったためである[3]

映画の製作順では第1作目に当たる『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』が公開され、高い評価を受け商業的にも成功した後にジョージ・ルーカスが、主要実写映画は「9部作」であると発表した。だがその後、彼が2つの3部作からなる「6部作」であると訂正した。2005年に当時最終作だった『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』をもってシリーズは一度完結した。

しかし2012年10月ウォルト・ディズニー・カンパニーが本シリーズの制作会社ルーカスフィルム買収し、『エピソード7・8・9』の製作を発表した。現時点では再び当初の発表と同じく「全9部作」が予定されている[4]。これ以降、配給会社も『エピソード1~6』までの20世紀フォックスからウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズに変更となった。『エピソード7』以降も、作品自体は引き続きルーカスフィルムが制作するが、ジョージ・ルーカスは自身は『エピソード1~6』までの様に製作総指揮は行わず制作現場から退き、「クリエイティブ顧問」いう特別な役職となった[5]

実写映画本編(劇中の時系列順)

以下に本シリーズの本編となる実写映画作品を、劇中の時系列順で記述する。3世代の主人公により紡がれる、3つの3部作からなる「全9部作」で構成されている。

  1. スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』(1999年公開/3D版:2012年公開)
  2. スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』(2002年公開)
  3. スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』(2005年公開)
  1. スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(1977年公開/特別篇:1997年公開)
  2. スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』(1980年公開/特別篇:1997年公開)
  3. スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還[※ 1]』(1983年公開/特別篇:1997年公開)
  • シークエル・トリロジー(レイ3部作、続三部作とも)
  1. スター・ウォーズ/フォースの覚醒(エピソード7)』(2015年公開)
  2. 『スター・ウォーズ エピソード8(仮)』(2017年12月15日公開予定[6]
  3. 『スター・ウォーズ エピソード9(仮)』(2019年公開予定[7]

実写映画のスピンオフ作品

本シリーズの実写映画本編を補完するスピンオフ(外伝)作品が、実写映画「アンソロジー・シリーズ[8]」として製作されている。

現時点では、『エピソード3』と『エピソード4』の間の時代を舞台に反乱同盟軍が銀河帝国の宇宙要塞「デス・スター」の設計図を奪うべく奔走する『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』と、ルークと出会う前のハン・ソロの活躍を描く物語の2作品が予定されている。

※本シリーズのその他の実写映画は、『スピンオフ』の『映像作品』に記載。

アニメーションのスピンオフ作品

実写映画以外の主要なアニメーション作品では、『エピソード2/クローンの攻撃』から『エピソード3/シスの復讐』冒頭の戦いまでをシームレスに繋ぐ2Dアニメのテレビシリーズ『スター・ウォーズ クローン大戦』や、同じく『エピソード2』と『エピソード3』の間の時代を舞台にクローン大戦における戦いの一端を描いた3DCGアニメ映画スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』(2008年公開)、そしてその続編となるクローン大戦の様々な戦場を描く3DCGアニメのテレビシリーズ『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』が発表されている。

また、ウォルト・ディズニー・カンパニーによるルーカスフィルム買収後も、反乱同盟軍が結成されるまでの『エピソード3』と『エピソード4』の間の時代の物語を描いた3DCGアニメのテレビシリーズ『スター・ウォーズ 反乱者たち』が製作されている。

※本シリーズのその他のアニメーションは、『スピンオフ』の『映像作品』に記載。

小説・コミック・ゲームのスピンオフ作品

映像作品以外でも、小説コミックゲームなどの多種多様な媒介を通じて、沢山のスピンオフ(外伝)作品が発表されてきた。

ジョージ・ルーカスが他の作家によるスピンオフ作品の制作に寛容であったこともあり、整合性が取られていない独創性の高い作品が多かった[9]

スピンオフ作品のカノン(正史)とレジェンズ(非正史)への分別

2012年にウォルト・ディズニー・カンパニーがルーカスフィルムを買収したことにより、『エピソード7・8・9』の製作が決定した。その後スピンオフ作品が沢山あることが新規ファンに混乱を与えてしまうという配慮から、スピンオフ作品は全て「カノン(正史)」と「レジェンズ(非正史)」に分別されることとなった[9][10]

「カノン」に属するスピンオフ作品は、アニメ『クローン・ウォーズ』やアニメ『反乱者たち』のように、ウォルト・ディズニー・カンパニーがルーカスフィルムの買収後に設立した「ルーカスフィルム ストーリー・グループ」の監修を受けた作品が該当する[9]

一方「レジェンズ」に属するスピンオフ作品は、ウォルト・ディズニー・カンパニーによるルーカスフィルムの買収以前に製作された作品や、すでにシリーズ展開が終了した作品、及び「ルーカスフィルム ストーリー・グループ」の監修下で製作されていない作品が該当する。これらの作品は、いわゆる“パラレルワールド”の扱いとなった[9]

ストーリー

遠い昔、はるか彼方の銀河系で…。(A long time ago in a galaxy far, far away....)

多くの異星人種が暮らす世界で、銀河共和国の下での平和を数万年に渡り保っていたのは、フォースを操り、ライトセーバーを振るって争いを解決する「ジェダイの騎士」だった。

しかし共和国にも停滞と腐敗が蔓延し、銀河系の秩序と平和は少しずつ崩れつつあった。裏で暗躍し、ジェダイへの復讐の機会を狙っていたのが、負の感情から生まれるフォースの暗黒面(ダークサイド)の力で自らの野望を実現しようとする者達「シスの暗黒卿」であった。

そんな中、辺境の惑星タトゥイーンにおいて、伝説の「フォースにバランスをもたらす者」として一人の少年がジェダイにより見出された。その名はアナキン・スカイウォーカー。師オビ=ワン・ケノービの許でジェダイとして成長し、銀河を二分するクローン大戦を戦い抜いたアナキンだが、元ナブー女王の元老院議員パドメ・アミダラとの禁断の愛、そして全ての黒幕であったシスの暗黒卿ダース・シディアスこと最高議長パルパティーンの奸計とによって、彼自身がフォースの暗黒面に墜ちてシスの暗黒卿ダース・ベイダーと化してしまう。シスの陰謀によりジェダイは壊滅し、生き延びたオビ=ワンと高師ヨーダは、パドメの遺したアナキンの子供達と共に姿を隠す。

20年後、銀河帝国皇帝ダース・シディアスの恐怖政治に対し、オルデラン王女レイア・オーガナらの率いる反乱同盟軍が自由と平和のための苦難の戦いを続けていた。彼女の密命を受けてタトゥイーンに降り立った2体のドロイドR2-D2C-3POは、そこで志を抱く青年ルーク・スカイウォーカーと出会う。老オビ=ワンから自分がジェダイの末裔である事を知らされたルークは、密輸ハン・ソロとその相棒チューバッカと共に同盟軍に加わる。ベイダーの手によって師オビ=ワンを失いながらも、フォースに覚醒したルークは帝国の究極兵器デス・スターを破壊する武勲を挙げる。さらなる帝国軍との戦いとヨーダとの修行を経て、遂に宿敵ダース・ベイダーと対決。だが、その圧倒的な力の前に敗れた上、ベイダーの正体が自身の父アナキン・スカイウォーカーである事を知る。ルークは、父を暗黒面から解放すべく更なる修行を積み、再びダース・ベイダーと、すべての黒幕である皇帝との宿命の対決へと赴く。

登場人物と出演者

登場人物 作品名
ファントム・メナス クローンの攻撃 シスの復讐 新たなる希望 帝国の逆襲 ジェダイの帰還 フォースの覚醒
アナキン・スカイウォーカー / ダース・ベイダー ジェイク・ロイド ヘイデン・クリステンセン ヘイデン・クリステンセン
ジェームズ・アール・ジョーンズ(ダース・ベイダーの声)
デヴィッド・プラウズ
ジェームズ・アール・ジョーンズ(ダース・ベイダーの声)
ベイダー: デヴィッド・プラウズ
ジェームズ・アール・ジョーンズ(ダース・ベイダーの声)
アナキン: セバスチャン・ショウ
ヘイデン・クリステンセン(2004年発売のDVD版)
オビ=ワン・ケノービ ユアン・マクレガー アレック・ギネス ユアン・マクレガー(声)
アレック・ギネス(声)
R2-D2 ケニー・ベイカー
C-3PO アンソニー・ダニエルズ
ヨーダ フランク・オズ(声) フランク・オズ(声)
ダース・シディアス/ パルパティーン イアン・マクダーミド クライヴ・レヴィル(声)[11]
イアン・マクダーミド(2004年発売のDVD版)
イアン・マクダーミド
クワイ=ガン・ジン リーアム・ニーソン リーアム・ニーソン(声)
ヌート・ガンレイ サイラス・カーソン
パドメ・アミダラ ナタリー・ポートマン
パナカ隊長 ヒュー・クァーシー
シオ・ビブル オリバー・フォード・デイビス
ジャー・ジャー・ビンクス アーメド・ベスト(声)
ボス・ナス ブライアン・ブレッスド(声) himself
サーベ キーラ・ナイトレイ
ダース・モール レイ・パーク
ピーター・セラフィノウィッツ(声)
ワトー アンドリュー・セコーム(声)
セブルバ ルイス・マクロード(声)
シミ・スカイウォーカー ペルニラ・アウグスト
ジャバ・ザ・ハット Himself ラリー・ウォード(声) ラリー・ウォード(声)
ビブ・フォチューナ アラン・ラスコー
マシュー・ウッド(声)
マイケル・カーター
エリック・バウアースフェルド(声)
ヴァローラム最高議長 テレンス・スタンプ
メイス・ウィンドゥ サミュエル・L・ジャクソン
キ=アディ=ムンディ サイラス・カーソン
タイフォ隊長 ジェイ・ラガイア
ベイル・オーガナ ジミー・スミッツ
ザム・ウェセル リーアナ・ウォルスマン
ジャンゴ・フェット テムエラ・モリソン
デクスター・ジェッスター ロナルド・フォーク(声)
ボバ・フェット ダニエル・ローガン himseif ジェレミー・ブロック
ジェイソン・ウィングリーン(声)
テムエラ・モリソン(声)(2004年発売のDVD版)
オーウェン・ラーズ ジョエル・エドガートン フィル・ブラウン
ベル・ホワイトスン ボニー・ピーシー シェラー・フレイザー
クリーグ・ラーズ ジャック・トンプソン
ドゥークー伯爵 クリストファー・リー
グリーヴァス将軍 マシュー・ウッド(声)
チューバッカ ピーター・メイヒュー
ルーク・スカイウォーカー エイダン・バートン マーク・ハミル
レイア・オーガナ エイダン・バートン キャリー・フィッシャー
グランド・モフ・ウィルハフ・ターキン ウェイン・パイグラム ピーター・カッシング
ハン・ソロ ハリソン・フォード
ウェッジ・アンティリーズ デニス・ローソン
ピエット提督 ケネス・コリー
ランド・カルリシアン ビリー・ディー・ウィリアムズ
アクバー提督 ティモシー・M・ローズ
エリック・バウアースフェルド(声)
ウィケット ワーウィック・デイヴィス

シリーズの歴史

作品解説

経緯

『エピソード4』が制作された1970年代のアメリカ映画は、ベトナム戦争終結の社会風潮を受け、アメリカン・ニューシネマが代表であった。ベトナム戦争以前の「古きよきアメリカ」を描いた『アメリカン・グラフィティ』で一定の成功をおさめた[※ 2]ジョージ・ルーカスは、かつてのアメリカ娯楽映画の復権を意図し、古典コミック『フラッシュ・ゴードン』の映画化を企画する。しかし、様々な問題から不可能なったため、自ら『スター・ウォーズ』の脚本を執筆した。

権利

ルーカスは、配給会社である20世紀フォックスとの交渉で、監督としての報酬を抑える代わりに、作品に関わるすべての権利を得た。これによって、キャラクター・メカのグッズを製造・発売し、ルーカスに莫大な利益をもたらした。この利益を元にアナキン3部作では制作費を自ら出資、製作したことから「世界で最も贅沢なインディーズ映画」と言われた。

2012年、ディズニーがルーカスフィルムを買収したことで、ルーカスの『スター・ウォーズ』の権利はディズニーに移った。過去の『エピソード1~6』の配給権、販売権については、2020年5月までは20世紀フォックスが所有するが、『エピソード4』のみ例外で、永久に20世紀フォックスが所有するとされる[12]

反響

音楽

1977年には『スター・ウォーズ』のテーマをMECO英語版ディスコアレンジでカバーした「スターウォーズのテーマ〜カンティーナ・バンド(酒場のバンド)」が発売され、Billboard Hot 100で1位を獲得した。

1978年にイメージソングとして子門真人が歌った[13]「スター・ウォーズのテーマ~カンテナ・バンド[13]」が発売された(ポリドール DR6186)。これは『スター・ウォーズ』のメインテーマを有川正沙子による日本語詞をつけたものであったが、作曲者であるジョン・ウィリアムズの許可を得ず無断で行われたため、ルーカスフィルム側から抗議を受け、発売中止になった。

興行成績

作品名 公開日 興行収入 順位
北米 北米以外 全世界 インフレ調整
(北米)
北米
歴代
全世界
歴代
スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望[14] 1977年5月25日 $460,998,007 $314,400,000 $775,398,007 $1,416,050,800 #4 #30
スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲[15] 1980年5月21日 $290,475,067 $247,900,000 $538,375,067 $780,536,100 #38 #62
スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還[16] 1983年5月25日 $309,306,177 $165,800,000 $475,106,177 $747,772,300 #29 #80
エピソード4・5・6合算 $1,060,779,251 $728,100,000 $1,788,879,251 $2,944,359,200
スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス[17] 1999年5月19日 $431,088,301 $493,229,257 $924,317,558 $674,365,200 #7 #11
スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃[18] 2002年5月16日 $310,676,740 $338,721,588 $649,398,328 $425,074,300 #27 #42
スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐[19] 2005年5月19日 $380,270,577 $468,728,238 $848,998,815 $471,630,400 #11 #20
エピソード1・2・3合算 $1,122,035,618 $1,300,679,083 $2,422,714,701 $1,571,069,900
スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ[20] 2008年8月15日 $35,161,554 $33,121,290 $68,282,844 $35,020,908 #1,557
映画『スター・ウォーズ』シリーズ合算 $2,217,976,423 $2,061,900,373 $4,279,876,796 $4,384,857,465

批評家の反応

作品名 Rotten Tomatoes Metacritic
Overall Cream of the Crop
スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望 94% (63レビュー中)[21] 88% (17レビュー中)[22] 91 (13レビュー中)[23]
スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲 97% (66レビュー中)[24] 88% (16レビュー中)[25] 78 (15レビュー中)[26]
スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還 78% (63レビュー中)[27] 76% (17レビュー中)[28] 52 (14レビュー中)[29]
スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス 62% (158レビュー中)[30] 40% (47レビュー中)[31] 52 (35レビュー中)[32]
スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃 66% (215レビュー中)[33] 40% (40レビュー中)[34] 53 (39レビュー中)[35]
スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 80% (252レビュー中)[36] 67% (43レビュー中)[37] 68 (40レビュー中)[38]
スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ 19% (152レビュー中)[39] 15% (26レビュー中)[40] 35 (30レビュー中)[41]
平均 71% 59% 61

アカデミー賞

部門 結果
新たなる希望 帝国の逆襲 ジェダイの帰還 ファントム・メナス クローンの攻撃 シスの復讐
助演男優賞 ノミネート
アレック・ギネス
美術賞 受賞 ノミネート ノミネート
衣裳デザイン賞 受賞
監督賞 ノミネート
ジョージ・ルーカス
編集賞 受賞
メイクアップ賞 ノミネート
作曲賞 受賞 ノミネート ノミネート
作品賞 ノミネート
脚本賞 ノミネート
音響編集賞 ノミネート ノミネート
録音賞 受賞 受賞 ノミネート ノミネート
視覚効果賞 受賞 ノミネート ノミネート
特別業績賞 受賞
ベン・バート
受賞
(視覚効果)
受賞
(視覚効果)

日本におけるテレビ放映

初放映

本シリーズの日本におけるテレビ初放映作品は、『エピソード4/新たなる希望』。1983年10月5日午後8時より日本テレビ系の「水曜ロードショー」(現「金曜ロードSHOW!」)にて日本語吹替版が放送された。

2度目の放映

2度目のテレビ放映も同じく日本テレビの「金曜ロードショー」枠(水曜から放送曜日移動)で『エピソード4/新たなる希望』。新しい吹替バージョンとして、番組内で水野晴郎にも紹介された。

2005年6月から同年7月に行われた日テレTBSテレビ朝日の『エピソード3/シスの復讐』公開を控えた5作品一斉放送では一部の声優が変更された。

ハイビジョン

『エピソード4/新たなる希望』公開30周年に当たる2007年には、WOWOWで「エピソード1~6」がハイビジョン5.1chで放送された。

2010年7月には、NHK-BShiにて5.1chにエピソード順での放送が行われた。特に2010年の放送では、6月末より関連番組や便乗CMをほぼ毎日放送するなどこれまでの日本におけるどの放送よりも力を入れて行われ、『エピソード2』の直後に外伝作品の『スター・ウォーズ クローン大戦』を放送するなど時系列順を徹底し、パロディ作品の『ファンボーイズ』も『エピソード3』の直後に放送している。。

データ放送ではそれら関連番組の視聴時間に応じて「フォースポイント」というポイントが溜まり、オリジナルグッズへの応募が可能だった。

『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が12月18日に公開されることを記念して、日本テレビで『エピソード1』から『エピソード6』までの6部作が放送された。映画番組「金曜ロードSHOW!」にて12月18日(金)に『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』、25日(金)に『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』が放送され、12月28日(月)深夜の「映画天国」では『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』、『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』がオンエアされる。また『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』は12月30日(水)深夜、『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』は2016年1月1日(金・祝)深夜に特別枠で放送された。「映画天国」と特別枠は関東ローカルでの放送となった。[42]

特別篇

フィルムの物理的な洗浄と、エピソード4では色落ちの無いテクニカラープリントに基づいた製作時の色彩の復旧、素材フィルムまで戻った光学合成シーンのデジタル合成によるやり直し、音響効果もバラつきが統合され、サウンドトラック全体もヒスノイズ低減処理を経て再編集が行われた。

デジタル3D版

2010年に本シリーズの『エピソード1~6』のデジタル3D化が発表された[43]

そのためのデジタル3D変換技術の開発がイン・スリー社において行われたが、これは人物や背景などのシーン中の全対象物の3次元形状を3DCGモデルで再現し、そこに元映像をマッピングして3Dレンダリングするという非常に手間のかかるもので[44]コストの問題が解決出来ずキャンセルされ、ルーカスとILMの監修の下プライム・フォーカス社においてデジタル3D変換が行われることになった[45]

2012年には『エピソード1/ファントム・メナス』のデジタル3D版が公開され、以後『エピソード2~6』のデジタル3D版がエピソード順に公開される予定だったが、同年10月にウォルト・ディズニー・カンパニーが本シリーズの制作会社ルーカスフィルムを買収し、『エピソード7』に当たる『フォースの覚醒』を始めとする新たな3部作『エピソード7・8・9』の映画製作の決定に伴いその製作に尽力することとなり、延期になった。しかしその後、『エピソード2/クローンの攻撃』のデジタル3D版は2013年7月26日から7月28日ドイツのメッセ・エッセンで開催された『スター・ウォーズ』オフィシャルファンイベントの「スター・ウォーズ セレブレーション ヨーロッパⅡ」で[46][47]、『エピソード3/シスの復讐』のデジタル3D版は2015年4月16日から4月19日にアメリカのカリフォルニア州アナハイムで開催された『スター・ウォーズ』オフィシャルファンイベントの「スター・ウォーズ セレブレーションアナハイム」で初上映された[43][48]

ソフト

2006年にルーク3部作の劇場初公開版が初めてDVD化され(特別篇との2枚組)、日本版には意訳の多かった劇場初公開時の日本語字幕も収録されている。

2011年に発売された『エピソード1~6』を収録したBlu-ray BOXには特典映像として、ルーカスフィルムに保存されている宇宙船モデルや衣装のアーカイブ映像、未公開のカットシーン、制作ドキュメントや傑作パロディ集などが収録されている。

スピンオフ

映像作品

ゲーム

イベント・テーマパーク

関連映画

パロディ

ドキュメンタリー

  • ピープルVSジョージ・ルーカス - 2010年公開のドキュメンタリー映画。世界中のスター・ウォーズファンが語ったジョージ・ルーカスに対して否定的な意見をまとめている。

その他

  • ファンボーイズ - 2009年公開の映画。数人のスター・ウォーズファンが、末期ガンに侵されたスター・ウォーズファンの仲間に(劇中では公開前の)『エピソード1/ファントム・メナス』を見せようと奮闘する話を描いている。

トリビア

  • 実写映画本編では全編にわたって、必ず登場人物の誰かが「嫌な予感がする」(原文はI have a bad feeling about this. 各作品によって微妙に違う)と発言する。
  • ルーカスが監督を担当しなかった『エピソード5』、『エピソード6』のライトセーバー戦で、俳優たちがフェンシングのような立ち回りをすると、それを知ったルーカスはそれを激しく否定したという[要出典]
  • 吹替え版では戦争映画、アクション、SFのジャンルを多く手がける平田勝茂の翻訳版が『エピソード4』だけ作られていない。平田は本作を除く5作品で吹替翻訳を担当した。

関連項目

注釈

  1. ^ 2004年DVD版の発売時に訂正されるまでの旧邦副題は『ジェダイの復讐』であった。
  2. ^ ただし、ルーカスが『スター・ウォーズ』の企画を始めたのは『アメリカン・グラフィティ』の完成直後の1973年4月であり、映画会社側から「失敗作」と思われていた『アメリカン・グラフィティ』が公開されて「予想もしない大成功」をしたのは1973年8月1日からである。ゲリー・ジェンキンス『ルーカス帝国の興亡』扶桑社より。

出典

[ヘルプ]
  1. ^ a b VOYAGE GROUP朝日新聞社, “スター・ウォーズ”, 『コトバンク』, VOYAGE GROUP・朝日新聞社, https://kotobank.jp/word/%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%BA-189762 2015年5月25日閲覧。 
  2. ^ 東義真 (2012年). 『スター・ウォーズ』が内包する異文化共存思想の研究:米国人映画作家ルーカスの思想と映画表現の関係性 (Ph.D. thesis). 東義真.. pp. 2-3. https://kitakyu.repo.nii.ac.jp/?action=repository_uri&item_id=254&file_id=20&file_no=1 
  3. ^ 『エピソード1』『エピソード2』『エピソード4』オーディオ・コメンタリー
  4. ^ a b c “ディズニーの「スター・ウォーズ」製作、ファンは賛否両論”. ロイター. (2012年10月31日). http://jp.reuters.com/article/entertainmentNews/idJPTYE89U03K20121031 2012年10月31日閲覧。 
  5. ^ "New Video Series: A Discussion About the Future of Star Wars", StarWars.com, October 30, 2012. Retrieved May 25, 2013.
  6. ^ “「スター・ウォーズ」次回作は2017年12月公開、ディズニーが延期”. ロイター (ロイター). (2016年1月21日). http://jp.reuters.com/article/star-wars-idJPKCN0UY2ZX 2016年1月21日閲覧。 
  7. ^ a b c 映画ニュース 「スター・ウォーズ」新3部作は2年ごとに公開映画.com 2015年2月2日
  8. ^ 『スター・ウォーズ ニューズウィーク日本版 SPECIAL EDITION 「フォースの覚醒」を導いたスター・ウォーズの伝説』MEDIA HOUSE MOOK、81頁。
  9. ^ a b c d 『スター・ウォーズ ニューズウィーク日本版 SPECIAL EDITION 「フォースの覚醒」を導いたスター・ウォーズの伝説』MEDIA HOUSE MOOK、78頁。
  10. ^ 「スター・ウォーズ」EP4&5をつなぐアメコミ「スカイウォーカーの衝撃」発売 映画ナタリー 2015年12月3日
  11. ^ IMDB entry for Clive Revill
  12. ^ 『スター・ウォーズ』をめぐってディズニーと20世紀フォックスが火花?”. シネマトゥディ (2012年11月1日). 2015年11月25日閲覧。
  13. ^ a b フジテレビトリビア普及員会編 『トリビアの泉 ~へぇの本~ 素晴らしきムダ知識』Ⅲ、講談社、2003年 18頁 ISBN 9784063527049
  14. ^ Star Wars Episode IV: A New Hope (1977)”. Box Office Mojo. 2008年9月12日閲覧。
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  18. ^ Star Wars Episode II: Attack of the Clones (2002)”. Box Office Mojo. 2008年9月12日閲覧。
  19. ^ Star Wars: Episode III: Revenge of the Sith (2005)”. Box Office Mojo. 2008年9月12日閲覧。
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  53. ^ 【告知】スター・ウォーズ エリアOPEN!キャンペーン開催中♪アメーバピグオフィシャルブログ
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外部リンク