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Xbox Series X/S

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Xbox > Xbox Series X/S
Xbox Series X|S

Xbox Series X

Xbox Series S
開発元 マイクロソフト
種別 据置型ゲーム機
世代 第9世代
発売日 2020年11月10日
売上台数 2100万台(2023年6月時点)[1]
日本の旗57万台(2024年3月時点)[注釈 1]
対応メディア Series X:
CPU AMD 8コアZen 2 カスタム
Series X: 3.8GHz(SMT使用時 3.66Ghz)
Series S: 3.6GHz(SMT使用時 3.4Ghz)
メモリ GDDR6 SDRAM
Series X:16 GB
Series S:
10 GB
ストレージ カスタムNVMe SSD
Series X:1TB
Series S:512GB
ディスプレイ 720p1080p1440p
Series X:4K8K
グラフィック AMD RDNA2
Series X:52 CUs @ 1.825 GHz
Series S:20 CUs @ 1.565 GHz
コントローラ入力
  • Xbox ワイヤレスコントローラー
    Xbox One ワイヤレス コントローラー
    Xbox Adaptive Controller
オンラインサービス Xbox ネットワーク
後方互換
  • Xbox One(Kinect専用ソフトを除く)
  • Xbox 360(一部ソフトのみ)
  • Xbox(一部ソフトのみ)
前世代ハード Xbox One

Xbox Series X|S(邦題:エックスボックス シリーズ エックス|エス)は、マイクロソフト2020年11月10日[3][4]に発売した家庭用ゲーム機の総称及びその開発プロジェクトである。

概要[編集]

2020年にマイクロソフト社は、「Xbox Series X」と「Xbox Series S」の2種類のモデルで発売することを発表した。ゲーム機の名称は単に「Xbox」であり、「Series X」および「Series S」の部分は、機種の細分を示す語(モデル名)である[5]。正式名称の発表前は「Project Scarlett」(プロジェクト・スカーレット)と呼ばれていた[6]。マイクロソフトの家庭用ゲーム機の大幅刷新は、2013年以来7年ぶりとなる[7][8]

マイクロソフトはXbox Series Xを「これまでで最速かつ最も強力なコンソール」と称しており、パフォーマンスではXbox One Xの約4倍の処理能力を実現[9]し、4K/60fpsから4K/120fpsを性能目標とし、8K解像度の描画[10]、ハードウェアレベルでのレイトレーシングや、可変リフレッシュレートにも対応する[11]。Xbox Series Sは「最も小さなXbox」と称しており、ディスクドライブ非搭載で4K/8K解像度をサポートせず、1440p(WQHD:2,560×1,440)までとなる。

プロセッサにはAMD社製CPUとGPUはRDNA2を搭載、ストレージにはSSDを採用する。マイクロソフトは2020年10月28日に正式発表されたRDNA2を十全に使用できる唯一のハードとしている。

Xbox Game Pass[12]や、初代XboxXbox 360Xbox Oneの三世代分の後方互換性[13]を備えており、発売日から数千の過去のゲームを遊ぶことが可能である。また、Xbox OneとXbox Series X|Sの両方で発売されているソフトの多くは「スマートデリバリー」に対応しており、どちらか一方の機種のソフトを購入しただけで両方の機種版のソフトを購入したことになり、無償でそのハードに最適なバージョンが自動的にダウンロードされる[14]。ディスク版でも同様。

沿革[編集]

ハードウェア[編集]

ラインナップ[編集]

  • Xbox Series X
    4K/120fpsを描画性能目標とする標準モデル。
  • Xbox Series S
    WQHD/120fpsを描画性能目標とし、ディスクドライブ非搭載、小型の廉価モデル。

バリエーション[編集]

・Xbox Series X[編集]

  • Halo Infinite リミテッド エディション(2021年8月27日 発売)。 C8Y-00038
  • Forza Horizon 5 同梱版(2023年2月17日 発売)。RRT-00066
  • ディアブロ IV 同梱版(2023年6月6日 発売)。 RRT-00042

・Xbox Series S[編集]

  • Fortnite, Rocket League, Fall Guys 同梱版(2022年11月29日 発売)。 RRS-00086
  • 1TB ブラック(2023年9月8日 発売)。 XXU-00015

内蔵ソフトウェア・サービス[編集]

発売当初から基本的にXbox Oneとほぼ同じ機能を搭載しているため、Xbox Oneから一部引用する。

OS[編集]

OSについては基盤となるホストOS上で2つのWindows 10ベースの仮想OSが同時に動作し、合計3つのOSが連携して動作する特異な設計となった。極めて複雑な構造のOSとなったため単純にハードウェアの性能を引き出す面においては不利となるが、後継機種との高い互換性の確保をXbox One同様実現している。Oneguide、Kinectの接続は廃止されたが、OSはXbox One系列と同じものが使用されている。

Quick Resume(クイックレジューム)[編集]

Xbox Series X|Sからの新機能で、起動中のゲームから別のゲームに切り替える際に、ゲームの状態を丸ごとSSDに保存し、次回そのゲームを起動した時に前回保存したそのままの状態からゲームを再開できる機能。複数のタイトルの状態を保存することができ、Xbox Series X|S専用タイトルで少なくとも3タイトルの状態を保持することができる。更にメモリ使用量が少ないXbox One、Xbox 360、無印Xboxタイトルであれば3タイトル以上の状態を保持できる[15]。クイックレジュームはダウンロード版・ディスク版問わず利用できる。

SSDにあらかじめクイックレジューム専用の記憶域をOS側が確保しているので、保存数が増えても追加の記憶域を使用しない[15]。保持できるメモリがクイックレジュームの記憶域を超えた場合は古いデータから削除されていく。

クイックレジュームで保存されたゲームはバックグラウンドで動作しないので、プレイ中のゲームのパフォーマンスに影響を及ぼさない[15]。また本体のフルシャットダウンや再起動、システムアップデート、コンセントからケーブルを抜く行為を行ってもゲームの状態は保持され続ける。

2022年3月9日のシステムアップデートで、クイックレジュームのピン止めに対応した。自動で削除されたくないタイトルのクイックレジュームを最大2つまで指定できる[15]

Xbox ネットワーク (旧 Xbox Live)[編集]

Microsoft Azureと一体化され、30万台のサーバが用意される。セグメントごとのダウンロードやバックグラウンドでの更新ができる。クラウドに処理を一部負担させることもできる[16][16][17]

Xbox Play Anywhere[編集]

Xbox版とWindows PC版のどちらかのダウンロード版を購入すれば、どちらのプラットフォームでもプレイできるサービスである(クロスバイ・クロスセーブに近い)[18]。XboxとWindows PCの境界線のない未来を目指している。[19][20]

後方互換[編集]

Xbox 360初代Xboxタイトル

エミュレーターを介し、後方互換を実現している。ただし、すべてのゲームが動作するわけではなく人気作を中心とした一部のゲームのみの対応となり、Xbox Oneの機能追加(2015年)から随時、互換対応タイトルの追加がなされてきたが2021年11月16日をもってタイトルの追加は終了した。 Xbox 360 ダッシュボードのXbox 360 ガイドもXbox One上にて起動させることが可能。[21]

  • 後方互換に対応しているXbox 360用ゲームディスクをディスクスロットに挿入した場合、同タイトルがダウンロードされ、当該ディスクを挿入した場合のみゲームは起動する。Xbox 360実機においてはディスク交換が必要とされるタイトルであってもディスク交換の必要はない。ダウンロード版の場合はマイコレクションに追加され、ダウンロードの後に起動できる。
  • セーブデータはユーザーのクラウドストレージ上にのみ保存される。Xbox 360実機のセーブデータをクラウドストレージに移動させるためにはXbox Game Pass Core (旧 Xbox Live Gold)への加入が必要である。
  • オンラインプレイはXbox 360実機同様Xbox Game Pass Coreへの加入が必要である。また、以下はXbox 360と異なる部分のみ記載する。
    • 初代XboxのXbox Liveサービスは2010年に終了しており、オンライン機能などは使用できない。
    • セーブデータはユーザーのクラウドストレージ上に保存されるが、初代Xbox,Xbox 360本体からのセーブデータ移行はサポートされない。

Xbox Oneタイトル

基本的にはXbox Oneのほぼ全てのゲームに対応しているが、一部のタイトル(Kinect専用タイトル)とアプリ(EA Play Hub、OneGuide)は対応していない。

Xbox Series XでXbox Oneゲームをプレイする際、そのゲームがXbox One X Enhanced対応タイトルの場合、Xbox One X Enhanced版をプレイすることができ、4K画質またはHDR、またはその両方を利用できる。ただし、4K120fpsやDolby Visionは利用できない。

Xbox Series Sでは通常のXbox One品質でプレイすることになるが、改善されたテクスチャフィルタリング、より高く安定したフレームレート、より速いロード時間、自動HDRが利用できるためXbox Series Sでも快適にXbox Oneタイトルを遊ぶことができる。この場合、ネイティブ画質はほとんどの作品で720p,900p,1080pのいずれかになる。[22]

Xbox One X Enhanced[編集]

Xbox Oneタイトルに高解像度、より速いフレームレート、改善されたテクスチャなどのアップデートを行ったタイトルのことでXbox One X、Xbox Series X本体では最大16倍、それ以外の本体では最大4倍の解像度に高解像度化されて動作する。

こちらから対応タイトル一覧が見れる(全て英題)。

DRM[編集]

Xboxゲームは、パッケージ版、ダウンロード版にかかわらず全てのゲームソフトにおいてネット接続が必要だったが、2022年9月20日に仕様を変更し「パッケージ版」でソフトを起動する際、初回起動時のオンライン確認も不要になった。これにより、遠い将来Xboxサーバーが閉鎖された場合でもゲームを起動できる状態になった。ただし、ダウンロード版やXbox Game Pass、後方互換機能でのXbox 360、初代Xboxタイトルは今まで通りネット接続は必要である。[23][24]

Discordとの連携[編集]

2022年9月14日の本体アップデートによりXbox Series X|S、Xbox One本体でDiscordのボイスチャット機能が利用可能になった。この機能はDiscordアカウントとXboxアカウントを連携させDiscordを使い、スマホ等からXbox本体に転送することで実現された[25][26]。また2022年11月16日の本体アップデートでXbox Series X|S、Xbox One本体から直接利用できるようになった[27]

仕様[編集]

Series X Series S
CPU AMD Zen2(8コア)
最大3.8GHz
AMD Zen2(8コア)
最大3.6GHz
GPU AMD RDNA2
12テラフロップス
AMD RDNA2
4テラフロップス
解像度 8K/4K WQHD
描画性能 ・最大120FPS
・DirectXレイトレーシング
・可変レートシェーディング
RAM
構成
16GB(GDDR6 RAM)
=10GB(560GB/s)+6GB(336GB/s)
10GB(GDDR6 RAM)
=8GB(224GB/s)+2GB(56GB/s)
保存容量 1TB(カスタムSSD) 512GB(カスタムSSD)
光学ドライブ 4K UHDブルーレイドライブ 無し
ゲームソフト ・ディスク版
・ダウンロード版
ダウンロード専用
音響

Blu-ray Discのビット ストリーム出力を除く) (S/PDIF端子は非搭載

HDMI端子

・非圧縮PCM(2.0/5.1/7.1)
Dolby Digital 5.1
Dolby Atmos
DTS 5.1ch[注釈 2]
・DTS:X

3.5mmヘッドホン端子(コントローラー・チャットパッド・ヘッドセットアダプター経由) ・Dolby Atmos for Headphones(要課金) ・DTS Headphone:X(要課金)
・Windows Sonic

入出力 ・HDMI2.1 x1
・USB3.1 Gen1 x3
・1GbpsLAN x1

・専用拡張SSDカード用スロット x1 ・二軸電源ケーブル

機能 ・Smart Delivery
・Quick Resume
・AMD FreeSync
・X Enhanced (X Enhanced非対応)
付属品 ・超高速HDMIケーブル ・高速HDMIケーブル
・Xboxワイヤレスコントローラー
大きさ
重量
4.45kg
151mm x 151mm x 301mm
1.93kg
65mm x 151mm x 275mm
価格(税込) ¥54,978

→2023年2月17日より¥59,978

¥32,978

→2023年2月17日より¥37,978

型番 RRT-00015 RRS-00015

コントローラー[編集]

コントローラーは本体のWifiアンテナを使用し、Wifi DIRECTで接続される。有線接続による電池を外したコントローラーのペアリング・使用も可能。

第一世代Xboxコントローラー(ブラック)

第一世代「Xbox One ワイヤレス コントローラー」

Xbox One初期型に同梱してくる、このコントローラーはXbox 360のコントローラーから40項目以上の改良が施されている。Wi-Fi Directによる通信方式を採用したことで、本体との通信速度が大幅に高速化している。トリガーに触れる左右の指先それぞれに振動を伝えることができるように、振動モーターが左右のグリップ部分に加え、トリガー付近に追加され合計4個となった。アナログスティックの縁が網目状になり、軽く操作できるようになった。単3電池2本で駆動する。電池の収納が縦から横になり、背面がフラットになっている。十字キーは、溝から直接十字のパッドが露出する形状に変更された。Kinectにより、どのコントローラーが、どの位置で操作されているか検知する。これはコントローラー正面に赤外線LEDがあり、それを赤外線カメラで撮影しているためである。micro-USB Type-B端子を搭載しており、USBケーブルで本体と接続すれば無線をオフにして有線コントローラーとしても使用可能である。Windows用ドライバも提供されており、PCでも使用可能。 Bluetoothに非対応である。
主に、Kinect用の赤外線センサー二つの追加、トリガー部分のモーターの追加、コントローラーの優先ポートの変更、電池カバーのデザインの利便性の変更、XboxランプのLEDの変更が行われ、それ以降の世代のXboxコントローラーとの規格はこのコントローラーと完全に統一されている。

第二世代「Xbox One ワイヤレス コントローラー」

Bluetoothに非対応であるが3.5mmヘッドセット端子が追加され、ヘッドセットアダプターに頼ることなく市販のヘッドセットが使用可能になった。第一世代で問題だったLBとRBのボタンの固さが修正された。流通数は少ないためあまり見かけない。
第三世代Xboxコントローラー(ホワイト)

第三世代「Xbox ワイヤレス コントローラー」

Xbox One S、Xbox One Xに標準搭載されるこのコントローラーは、Bluetooth 4.0に対応する(単体発売ではXbox Design Labでオリジナルモデルの発注ができる)。日本では2017年1月27日に「Xbox コントローラー(Windows USBケーブル付)」が登場した。第三世代の商品名は"Xbox One ~"の部分からOneが無くなり"Xbox ~"となった。
コントローラーのアップデートにより、第四世代Xbox ワイヤレス コントローラー同様にWi-Fi Direct、Bluetoothと接続方法を切り替えることが出来るようになり、Dynamic Latency Inputにも対応した。
第四世代Xboxコントローラー(ブラック)

第四世代「Xbox ワイヤレス コントローラー」

Xbox Series X|Sと同時発売のコントローラー。Bluetooth対応Xbox Oneと互換性があり、使用することが可能である。基本的には第一~第四世代のコントローラーと同じであり、前モデルからの変更点という意味では小幅な改良にとどまっている。シェアボタンが新設され、手軽にスクリーンショットや動画をコミュニティに共有することが可能になった。また、十字キーに「ハイブリッド方向パッド」が採用され、斜め入力がしやすくなっている。
USB接続端子がUSB Type-Cになり、トリガーとバンパーも滑りにくいマット仕上げに。さらに、触覚ドットパターンが追加され、グリップしやすくなっている。また、平均的な8才の子どもの手のサイズに最適化することにより若干サイズが小さくなり持ちやすくなり、Bluetooth Low Energy(BLE)、Dynamic Latency Inputをサポートした。全体的にXbox Elite ワイヤレス コントローラー シリーズ2に近い仕様になっている。また特別版として「シフトシリーズ」が発売されており、グリップ部分がラバー加工されているものもある。

Xbox Elite ワイヤレス コントローラー[編集]

オリジナル(無印、第一世代)
「Xbox Elite ワイヤレス コントローラー」はプロレベルを追求し、パーツ交換やカスタマイズ機能が追加されている。[28][29]
シリーズ 2
「Xbox Elite ワイヤレス コントローラー シリーズ 2」は2019年11月5日に発売されたEliteコントローラーの第二世代。[30]コントローラーのアップデートにより、Wi-Fi Direct、Bluetoothと接続方法を切り替えることが出来るようになり、Dynamic Latency Inputにも対応した。
背面パドルなどの付属品を失くし価格を下げた「Xbox Elite ワイヤレス コントローラー シリーズ 2 - Core」が2022年9月21日に発売された。
Xbox Elite ワイヤレス
コントローラー(背面)(無印、第一世代)
Xbox Elite ワイヤレス コントローラーの簡易比較表 (2019年11月5日、シリーズ2発売時点)
シリーズ2 オリジナル
(無印、第一世代)
電源 専用仕様 共通仕様[注釈 3]
内蔵バッテリー 単3形乾電池x2
着脱式バッテリーパック
USB接続端子 Type-C Micro B
Bluetooth接続 対応 非対応
プロフィールスロット 3 + "既定"1 [注釈 4] 2
トリガーロック機能
稼働域設定
プロフィール連動[注釈 5]
3段階
最大・半分・無し
2段階
最大・半分
連動する 連動しない
パドルサイズ
(基準)[注釈 6]
パドルロック機能
(無効化・誤動作防止)
プロフィールボタン長押し[注釈 7] 接続ボタン二回押し
付属サムスティック[注釈 8] 標準x2
クラシックx2
トールx1
ワイドドームx1

※Coreには付属しません。

標準x2
ドームx2
トールx2
割当機能 シフト割当
アクション割当
サムスティック方向割当

(基準)
その他機能等 サムスティックのテンション調整
(基準)
キャリングケースに着脱可能な充電ドック

※Coreには付属しません。

より広い範囲をカバーするラバーグリップ
配色 黒基調
暗い銀
【Core】

白基調
暗い銀

黒基調
明るい銀
蛍光緑
【限定ホワイト】
白基調
明るい銀
蛍光緑

Xbox Design Lab[編集]

Xboxワイヤレスコントローラーを自分でデザイン・購入できるサービス。

米国では2016年にスタートし、米国より5年遅れで日本では2022年6月9日よりサービス開始された。現在は第四世代の通常版コントローラーのカスタマイズをすることができるが、2022年10月18日にはXbox Elite ワイヤレスコントローラシーズン2もカスタマイズができるようになった。

Xbox Adaptive Controller[編集]

肢体に障碍があるユーザーを補助し、自由にゲームを操作する為に設計されたゲームコントローラー[31]。対応ハードはXbox OneおよびMicrosoft Windows 10搭載PC。日本国内では2020年1月9日より数量限定でマイクロソフトのオンラインストアにて発売された[32]。アクセシブルゲーミングを推進するマイクロソフトが開発した[33]。巨大な黒い二つのボタンがメインキーとして配置され、僅かな圧力で反応する[34]。19個の3.5mmジャックを搭載し、別売りの外付けスイッチ/ボタン/マウント/ジョイスティック等[35]のユーザーに合ったデバイスを接続し、機能を拡張を行う[34]。従来の「コントローラーを手を握る」という動作は必要なく、プレイヤーの体勢を問わずプレイ可能となっている。デバイスをマウントし、ベッドや壁に固定させることも可能[36]。底面には車椅子用アタッチメントの標準仕様である3つのネジ穴がある[37]

プレイ&チャージ キット[編集]

ワイヤレスコントローラー[注釈 9]の単3乾電池2本に代えて使用する専用バッテリー パック。
充電用ケーブルが付属。
※初代と2代目では端子が違うので注意が必要。

2014年 S3V-00010 (micro usb)
2017年 S3V-00016 (micro usb) S3V-00014 (海外版)
2020年 SXW-00004 (Type-C) SXW-00002 (海外版)

ヘッドセット アダプター[編集]

音量調整、マイクの消音、音量バランスを操作できるボタンを装備。
3.5mmヘッドセット端子を持たない第一世代Xbox One ワイヤレス コントローラーに市販のヘッドセットを接続するためには必須。

Xbox One ボイスチャット ヘッドセット(2014)[編集]

片耳タイプのヘッドセット。音量調整、マイクの消音を操作できるボタンを装備。
3.5mmヘッドセット端子を持たない第一世代Xbox One ワイヤレス コントローラーでも使用可能。

Xbox ボイスチャット ヘッドセット(2018)[編集]

基本性能は前回と変わらないが、コードの根本部分が改良されていたりと細かな改良がされた。

Xbox Oneステレオ ヘッドセット(2014)[編集]

両耳タイプのヘッドセット。
下記のヘッドセットアダプターが付属。

Xboxワイヤレスヘッドセット(2021)[編集]

両耳タイプのワイヤレスヘッドセット。
Xbox One各種、Xbox Series X|Sにオプションを用いずワイヤレス接続可能で、更にBluetooth接続にも対応。両者は同時に入力可能。
Xbox One各種、Xbox Series X|S、Windows PCのいずれにおいてもWindows Sonic、Dolby AtmosDTS Headphone: X などの立体音響テクノロジに対応。Dolby Atmos、DTS Headphone: X 使用時はMicrosoft Storeにて販売されている有料アプリを購入する必要がある。

Xboxステレオヘッドセット(2021)[編集]

両耳タイプのヘッドセット。
Xboxワイヤレスヘッドセット(2021)からワイヤレス機能を取り除いたものと同等の機能を有する。

ワイヤレス アダプター for Windows 10[38][編集]

Windows PCのUSB端子に接続し、同時に最大8個のXboxワイヤレスコントローラーを使用できるアダプタ。
XboxワイヤレスコントローラーをBluetooth接続するとコントローラーに接続する各種アクセサリー類[注釈 10]はサポートされないが[39]、こちらを経由させることでこれらのアクセサリ類も使用可能になる。

専用ストレージ拡張カード(512GB、1TB、2TB)[編集]

シーゲイト・テクノロジーより発売されたXbox Series X|S専用ストレージ拡張カード。日本においては1TBが本体同時発売され、2022年10月30日に2TBが発売された。ストレージカードは廃熱のために金属端子が付与されていることから、非純正品の接続は推奨されない。のちにウエスタンデジタルから自社オンラインストア限定で512GBと1TBが2023年6月7日より発売された[40]

Xbox One メディア リモコン[編集]

Blu-rayやDVDの視聴、動画視聴アプリで動画や音楽使うときの操作を、片手で簡単に行うことができるようになる。メディアリモコンの一部のボタン(小型版の場合は音量調節ボタンの三つ)はKinectか3.5mm端子のIRブラスター(Xbox Oneシリーズのみ接続可能)、またはHDMIのリンク機能を経由しなければ動作しない。特に、Xboxに搭載されたHDMIのリンク機能の規格は日本のものと異なるため、Xboxで日本製テレビのHDMIリンクを設定することはできず、IRコントロールを使用するしかないため、Xbox Series X/Sではそれらのボタンは完全に意味がなくなってしまう。リモコンは小型のものと大型で、テレビの操作が一通りできるものの二つが存在する。また、機能の設定に成功するとXbox本体とテレビの電源の入切も連動が可能になる。

ゲームソフト[編集]

Smart Delivery
Optimized for Xbox Series X|S

詳細は「Xbox Series X/Sのゲームタイトル一覧」を参照。また、Kinect対応タイトルを除く全タイトルに関して前世代機であるXbox Oneとの互換性を持つため、「Xbox Oneのゲームタイトル一覧」も参照することを推奨する。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ Series X(26万2674台)とSeries S(30万6446台)の合算[2]
  2. ^ DTS信号に設定している状態であれば、ドルビーデジタル信号が流れても自動的にDTSに変換される。
  3. ^ Xbox ワイヤレス コントローラーと共通の仕様
  4. ^ シリーズ2では"既定スロット"(全インジケータ消灯)と"既定プロフィール"があり、"既定スロット"には"既定プロフィール"が固定され変更は出来ない。"既定スロット"選択時は背面のパドルが無効になる。"既定プロフィール"には標準のボタン割当が保存されている。(なお、"既定プロフィール"にはパドルにA,B,X,Yが割当られており、"既定プロフィール"をユーザースロットに設定した際に有効になる。)
  5. ^ コントローラー側のスイッチで設定した最大稼働域に合わせて、プロフィール側の入力範囲も自動で連動する機能。連動しないオリジナルは、スイッチの位置に合わせてプロフィール側も手動で設定しないと正しく動作しない。
  6. ^ (オリジナルを基準として比較、以下同じ)
  7. ^ (パドル操作が無効となっている"既定スロット"が選択される)
  8. ^ シリーズ2とオリジナルはスティックと本体側軸との接続形状が異なり、互換性はない
  9. ^ Xbox Elite ワイヤレスコントローラー シリーズ2を除く
  10. ^ コントローラーに直接接続するタイプのヘッドセット、チャットパッド。コントローラーの端子に直接3.5mmオーディオケーブルを接続できる場合も多いため、ワイヤレスアダプターは必ずしも必要ではない。

出典[編集]

  1. ^ PS5の販売台数が4000万台を突破 PS4の数字に迫っている”. IGN Japan (2023年7月28日). 2023年7月28日閲覧。
  2. ^ 【ソフト&ハード週間販売数】『プリンセスピーチ』がV2! 好調な『ドラゴンズドグマ 2』、『ウイニングポスト10 2024』もトップ10入り【3/25~3/31】”. ファミ通.com (2024年4月4日). 2024年4月5日閲覧。
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関連項目[編集]

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外部リンク[編集]