Zune

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Zune
Zune80and4.jpg
左からZune 3/8/12、Zune 4/8/16
製造元 マイクロソフト
種別 携帯音楽プレーヤー
発売日 アメリカ合衆国の旗 2006年11月14日 (Zune 30 (en) [1]
アメリカ合衆国の旗 2007年11月13日 (Zune 4, 8 (en, 80 (en)
カナダの旗 2008年6月13日 (Zune 4, 8, 80)
アメリカ合衆国の旗カナダの旗 2008年9月16日 (Zune 16, 120) [2]
販売期間 アメリカ合衆国の旗 2006年11月14日
カナダの旗 2008年6月13日
売上台数 300万台以上(2009年1月)
OS Windows Embedded
CPU Freescale i. MX31L processor ARM Core
ストレージ 4, 8,16 GB Flash
30, 80, 120 GB HDD
ディスプレイ 1.8インチLCD、解像度 240×320 (Zune 4, 8, 16)
3インチQVGA LCD、解像度 240×320 (Zune 30)
3.2インチLCD、解像度 240×320、アスペクト比 4:3 (Zune 80, 120)
タッチパッド 円形パッド(タッチセンサー非対応)
(30 GB)
Zune Pad(タッチセンサー対応)
(4, 8, 16, 80, 120 GB)
外部接続 Wi-Fi (Zune-Zune, Sync-PC, Microsoft Surface)
USB
オンラインサービス Zune Marketplace
次世代ハード Zune HD (en

Zune(ズーン)はマイクロソフトが開発し販売した携帯音楽プレーヤー、およびそれを販売するブランドの名称。2006年11月14日に米国で販売開始されたが、2011年10月に開発中止と生産終了が発表された [3]。日本で販売されることはなかった。

概要[編集]

第1世代の機器は東芝が製造を請け負っていた。東芝のgigabeat Sに近い製品であった。第2世代はシンガポールフレクトロニクス社が製造した。

米国外で発売されたのはカナダのみで、ヨーロッパや日本など北米以外の地域で発売されることはなかった。

発売以来、米国では概ねポータブルオーディオプレーヤーの10%前後のシェアを獲得し、iPodに次ぐ第2位を確保しているが、iPodには大きく引き離されており牙城を崩すには至らなかった。

Zune Marketplaceという専用オンラインストアで音楽・ビデオを購入することができる。zune passという契約中は何曲でも定額でダウンロードできるサービスがある。新品でZuneを購入すると本体裏に自分の好きなテキストや好きなアーティストが手がけたイラストをレーザー刻印してくれるサービスを開始。

なお、2010年にマイクロソフトが発表したスマートフォンKIN』, Windows Phone シリーズにおいても、Zune Marketplace等のサービスが利用出来る[4]

主な仕様[編集]

Zuneには2006年に発売されたZune30、2007年10月2日に発表されたZune80とフラッシュメモリを搭載したZune8及びZune4がある。 内蔵のラジオでは日本、アメリカ、ヨーロッパでの使用が可能。 XNAで作ったゲーム、アプリケーションをZuneに取り込み遊んだり、使用することができる。 ポータブルハードディスクとしての使用は不可能。 ファームウェア2.2からインタフェース言語にフランス語、スペイン語が追加された。 2008年の9月16日に配布されたバージョン3.0のアップデートにより本体に時計機能、ラジオでの曲購入、キーロック機能、インターネットへの無線接続が可能になった。XNAでのゲーム終了後の再起動も改善された。なお、ソフトウエアも改善され様々な情報の表示が可能なMIXVIEWの機能が付加。 曲名等の日本語表示ができず、日本語の文字は□で表示されてしまう。 Zune HDは曲情報等の日本語表示が可能となっている。

ゲーム、アプリケーション[編集]

zune boardsのサイトにて様々なゲームやアプリケーションをいろいろな人が公開している。 ゲームではXNAで製作したrunning man(駆け抜けシューティングゲーム)やSIR TET(ZUNE版テトリス)等がある。

zune boardsのサイトにはアプリケーションも置かれている。これもXNAを使ったもの。数は少ないが、時計機能、アラーム機能、ストップウオッチ、カレンダー、wifiを使った簡易メッセンジャーがある。

バージョン3.0に本体をアップデートするとゲームのプリセットにXboxでお馴染みのHEXICとカジノゲームがインストールされる。

歴代ラインナップ[編集]

Zune 30[編集]

  • 発売日:2006年11月14日
  • サイズ:11.2 x 6.1 x 1.4 cm, 重量:158.8 g
  • HDD:30GB
  • ディスプレイ:3.0インチQVGA液晶
  • Wi-Fi搭載(Zune同士で画像や曲の交換をする際に使用される・但し送られてきた曲は3回再生するか3日経過すると聞けなくなる仕様)
  • FMラジオ搭載
  • Xbox 360との連携
  • 対応音声フォーマット:MP3, WMA, AAC
  • 対応動画フォーマット:WMV, H.264, MPEG-4
  • 駆動時間:14時間(音楽)/4時間(動画・画像)いずれもWi-FiをOFFにした場合
  • 楽曲はZune Marketplaceで購入。Zune Passと呼ばれる定額制サービスも用意されている。

Zune 80, 120[編集]

  • 発売日:2007年11月13日
  • サイズ:10.8 x 6.1 x 1.3cm
  • HDD:80GB or 120GB
  • ディスプレイ:3.2インチ液晶
  • 新たな入力インターフェースとして「Zune Pad」と呼ばれるタッチセンサーがついた。
  • 初代同様Wi-Fiを搭載し、新たにWi-Fiを使ってのPCとの同期が可能になった。音楽のシェアリングは3日以内という制限がなくなり、3回再生すると聞けなくなる仕組みになった。

Zune 4, 8, 16[編集]

  • 発売日:2007年11月13日
  • サイズ:91.5 x 41.4 x 8.5mm
  • フラッシュメモリ:4GB or 8GB or 16GB
  • ディスプレイ:1.8インチ液晶
  • カラーバリエーション:ピンク・グリーン・ブラック・レッド
  • 入力インターフェイス:80GB同様Zune Padを採用

Zune HD[編集]

Zune HD
Microsoft Zune HD in box.jpg
製造元 マイクロソフト
種別 携帯音楽プレーヤー
発売日 アメリカ合衆国の旗 2009年9月15日
OS Windows CE
CPU NVIDIA Tegra APX 2600
メモリ 16GB または 32GB
ストレージ フラッシュメモリ
ディスプレイ 3.3インチ有機EL
入力機器 タッチパネル
外部接続 Wi-FiUSBHDMI
オンラインサービス Zune Marketplace
サイズ 52.7 × 102.1 × 8.9 mm
重量 74g
前世代ハード Zune 80, 120
次世代ハード -

2009年5月に発表[5]、同年9月15日に米国で発売。NVIDIA Tegraプラットフォームを採用する。有機ELタッチパネルを搭載。動画配信サービスをXbox LIVE Marketplaceに統合し、別売のドッキングステーションで最高720p解像度の動画をHDMI出力可能。携帯端末としては初めてデジタルラジオのHD Radioを受信可能。競合するiPod touchと比較して3割ほど低価格に設定されたが[6]、Zune HDの発売直前にiPod touchもラインナップを一新して同程度の価格帯になった。オーディオ再生にはウォルフソン・マイクロエレクトロニクスの超低電力ステレオCODEC「WM8352」を採用している。また、Gセンサーを導入している。Wifi接続時にはWeb Browserが利用できる。

その他[編集]

第1世代のプロモーションのためにWindows XP用の「Zune デスクトップテーマ」が無料配布されていた(公式な配布は終了)。詳しくはLunaを参照。

関連項目[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]