植物図鑑 (小説)

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植物図鑑
著者 有川浩
イラスト カスヤナガト
発行日 2009年6月30日
発行元 角川書店
ジャンル 恋愛小説
日本の旗 日本
言語 日本語
形態 単行本
ページ数 359
コード ISBN 978-4-04-873948-1
ISBN 978-4-344-41968-1(文庫)
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植物図鑑』(しょくぶつずかん)は、角川書店より出版された有川浩ライトノベル、恋愛小説。イラストカスヤナガト角川書店ケータイ小説サイト「小説屋 sari-sari」[1]で2008年6月から2009年4月まで連載され、2009年6月に角川書店から刊行。2013年1月に幻冬舎から文庫版刊行。読者と書店員が選ぶ「みんなの幻冬舎文庫(書店編)」第1位や「第1回ブクログ大賞」小説部門大賞を受賞しており[2]、2015年7月時点で累計80万部超え[2]

2016年、高畑充希岩田剛典三代目 J Soul Brothers)のW主演で実写映画化[3]

概要[編集]

角川書店による概要は「男の子に美少女が落ちてくるなら女の子にもイケメンが落ちてきて何が悪い!ある日道端に落ちていた好みの男子。「樹木の樹って書いてイツキと読むんだ」。野に育つ草花に託して語られる、最新にして最強の恋愛小説!」[4]

書籍情報[編集]

あらすじ[編集]

ごく普通のOL・さやかは、ある日、マンションの前で行き倒れていた青年・樹と出会う。半年間という期限付きで樹はさやかの家で暮らすことになり、料理上手で野草に詳しく、それまで知らなかった世界を優しく教えてくれる樹に、さやかは次第に惹かれていくが……。

主な登場人物[編集]

河野さやか(こうの さやか)
主人公。樹を“拾った”OLで、以降奇妙な同居を始める。8月15日生まれで、作中春の時点で26歳。親類が度々お見合いをセッティングしようとするため、休暇の際に実家に帰ることはほぼない。
最寄り駅から程近い、新婚向けの間取りのマンションの1階に住んでいるが、リフォーム済み・築20年であるため「マンション」と言うより「アパート」と言ったほうが近い物件であり、家賃は割と安いらしい。
自炊や家事は基本的に苦手で食生活はあまりよくないが、形から入るタイプで、1人暮らし開始直後に器具はそこそこ揃えている。
街中で生まれ育ったため、絵本などで見た野草に幼い頃から憧れており、樹に教わって野草を「狩り」始めてからは、彼が作る、それらを使った料理にハマる。また、ポケット図鑑を買って積極的に調べるようになった。
ダ・ヴィンチ』2013年5月号の有川浩特集における「好きなカップルランキング」では、樹とともに第2位を獲得。
日下部 樹(くさかべ いつき)
さやかのマンションの前に行き倒れていた青年。さやかに拾われ、家事全般と金銭管理を引き受ける条件で同居を始める。3月1日生まれ。さやかと同い年だが早生まれのため、学年はひとつ上。
ザックひとつに手荷物を収めて全国を放浪しており、資金調達のためのアルバイトで居酒屋にいたこともあるため、料理は一通りこなせる。野草類に詳しく、さらにはそれを使った料理も得意。さやかを川原などへ誘っては「狩り」と称した植物採集にいそしむ。
有名な華道家の長男だが、切花を生けるより野草を観察するのが好きで、実家と折り合いが悪い。植物の写真を撮るのが趣味で、数少ない持ち物の一つであるデジタル一眼レフで写真を撮っては、ノートパソコンに保存している。
さやかとの同居が長くなるうち、「このままではいけない」とけじめをつけることを選んで、ある日不意に姿を消した。それから約1年の後、実家の相続権を放棄することで自由を得て、大学教授の助手になり、さやかに会いに行く。

漫画[編集]

映画[編集]

植物図鑑 運命の恋、ひろいました
監督 三木康一郎
脚本 渡辺千穂
出演者 岩田剛典
高畑充希
音楽 羽毛田丈史
主題歌 Flowerやさしさで溢れるように
制作会社 松竹
ホリプロ
LDH
配給 松竹
公開 日本の旗 2016年6月4日
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
興行収入 22億600万円[5][6]
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植物図鑑 運命の恋、ひろいました』(しょくぶつずかん うんめいのこい ひろいました)のタイトル[7]で、2016年6月4日公開。監督は三木康一郎、脚本は渡辺千穂、主演は岩田剛典高畑充希、配給は松竹、企画&プロデュースはホリプロ[2][3][8]

初顔合わせとなる岩田と高畑は、ともに映画初主演。2015年6月13日にクランクインし、同年7月下旬、クランクアップ[2][3]

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

受賞(映画)[編集]

関連商品[編集]

オフィシャルブック
  • 「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」オフィシャルブック(2016年4月21日、幻冬舎[14]

外部リンク[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ 「小説屋 sari-sari」
  2. ^ a b c d 岩田剛典&高畑充希W主演!有川浩のベストセラー恋愛小説映画化”. 音楽ナタリー (2015年7月9日). 2015年7月9日閲覧。
  3. ^ a b c 岩田剛典&高畑充希、映画初主演!有川浩「植物図鑑」を映画化”. 映画.com (2015年7月8日). 2015年7月9日閲覧。
  4. ^ 植物図鑑:角川書店
  5. ^ 2016年(平成28年) 興行収入10億円以上番組 (PDF)”. 日本映画製作者連盟. 2017年1月30日閲覧。
  6. ^ キネマ旬報 2017年3月下旬号』p.42
  7. ^ 本日、『植物図鑑』の第1回製作委員会が行われました(o^^o) サブタイトルを含めた正式なタイトルは『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』です!公開まであと6ヶ月!”. 映画『植物図鑑』公式Twitter (2015年12月4日). 2016年2月23日閲覧。
  8. ^ 三代目JSB岩田剛典&高畑充希、映画初主演!有川浩「植物図鑑」で行き倒れの王子様とOLに”. シネマトゥデイ (2015年7月9日). 2015年7月9日閲覧。
  9. ^ 今井華が三代目JSB岩田剛典&高畑充希の「植物図鑑」にヒロインの恋敵役で出演”. 映画ナタリー (2016年2月22日). 2016年2月22日閲覧。
  10. ^ FlowerがJUJUの名曲「やさしさで溢れるように」をカヴァー! そして、岩田剛典×高畑充希W主演で話題の映画『植物図鑑』の主題歌に決定! Flower(フラワー)|OFFICIAL WEBSITE (2015年10月15日) 2016年5月25日閲覧
  11. ^ “【報知映画賞】宮沢りえ、史上初となる3度目主演女優賞に…各賞を発表”. スポーツ報知. (2016年11月29日). http://www.hochi.co.jp/entertainment/20161128-OHT1T50169.html 2016年11月29日閲覧。 
  12. ^ “第40回日本アカデミー賞優秀賞の最多受賞は「怒り」、「シン・ゴジラ」「64」が続く”. 映画ナタリー. (2017年1月16日). http://natalie.mu/eiga/news/216979 2017年1月17日閲覧。 
  13. ^ “第40回日本アカデミー賞話題賞”. https://ssl.1242.com/info/allnight/2016academy/ 2017年2月16日閲覧。 
  14. ^ “岩田剛典と高畑充希の秘蔵フォト満載、「植物図鑑」オフィシャルブック”. 映画ナタリー. (2016年4月14日). http://natalie.mu/eiga/news/182815 2016年4月14日閲覧。 

外部リンク[編集]