つやのよる

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つやのよる
著者 井上荒野
発行日 2010年4月30日(単行本)
2012年12月1日(文庫本)
発行元 新潮社
日本の旗 日本
言語 日本語
形態 四六判
文庫本
ページ数 254(単行本)
公式サイト 井上荒野『つやのよる』 新潮社
コード ISBN 978-4-10-473103-9(単行本)
ISBN 978-4-10-130256-0(文庫本)
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つやのよる』は、井上荒野による日本小説

2013年に『つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語』(つやのよる あるあいにかかわった、おんなたちのものがたり)のタイトルで映画化された。

あらすじ[編集]

書誌情報[編集]

映画[編集]

つやのよる
ある愛に関わった、女たちの物語
監督 行定勲
脚本 伊藤ちひろ
行定勲
原作 井上荒野『つやのよる』
製作 白倉伸一郎
木下直哉
藤岡修
日達長夫
吉村和文
月野木隆行
重村博文
若山泰親
木村良輔
吉澤貴洋
出演者 阿部寛
小泉今日子
野波麻帆
風吹ジュン
真木よう子
忽那汐里
大竹しのぶ
音楽 coba
主題歌 クレイジーケンバンド
「ま、いいや」
撮影 福本淳
編集 今井剛
製作会社 「つやのよる」製作委員会
配給 東映
公開 日本の旗 2013年1月26日
上映時間 138分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
興行収入 1億円
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2013年1月26日に公開された日本映画。監督は行定勲、主演は阿部寛R15+指定作品。最終興行収入は1億円[1]野波麻帆ヌードになってベッドシーンを演じている[2][3]

あらすじ[編集]

キャスト[編集]

  • 松生春二:阿部寛:艶の夫。「ペンション松生」の経営者。
  • 石田行彦:羽場裕一:艶の従兄。作家。12歳だった艶を犯して処女を奪った男。
  • 石田環希:小泉今日子:行彦の妻。
  • 伝馬愛子:荻野目慶子:行彦の愛人。作家。
  • 太田一雄:岸谷五朗:艶の元夫。離婚後24年。
  • 橋本湊:野波麻帆:不動産会社に勤める女性。太田と肉体関係を持つ。
  • 岩瀬:渋川清彦:湊の同僚。
  • 常盤社長:渡辺いっけい:湊の勤める会社の社長。湊と不倫関係にある。
  • 常盤夫人:高橋ひとみ:常盤社長の妻。
  • 橋川サキ子:風吹ジュン:1年前に夫に自殺をされた未亡人。
  • 橋川康太:水橋研二:サキ子の息子。
  • 茅原優:永山絢斗:大島でスナックを経営する青年。艶にストーカーをされていた。
  • 池田百々子:真木よう子:大島にある美容室で働く美容師。優の恋人。
  • 萩原ゆかり:藤本泉:優の元彼女。優との間に息子(光)あり。
  • 山田麻千子:忽那汐里:女子大生。8歳のときに父親(松生)が愛人(艶)と家出。
  • 山田早千子:大竹しのぶ:麻千子の母親。
  • 安藤慎二:奥田瑛二:大学教授。既婚であるが「女子学生喰い」で有名であり、麻千子とも肉体関係を持つ。
  • 芳泉杏子:田畑智子:艶が入院している病院の看護師。
  • 艶:大島葉子 ※顔出し無し

スタッフ[編集]

受賞[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 「2013年 日本映画・外国映画業界総決算」『キネマ旬報(2月下旬決算特別号)』第1656号、キネマ旬報社、2014年、199頁。 
  2. ^ 野波麻帆「ガツンと脱いでます」と全てをさらけ出した覚悟の濡れ場をアピール”. シネマカフェ cinemacafe.net (2013年1月8日). 2024年1月19日閲覧。
  3. ^ 野波麻帆、女優魂を見せた濡れ場のシーンは「有言実行でした」”. Movie Walker (2013年1月23日). 2024年1月19日閲覧。
  4. ^ 第37回日本アカデミー賞優秀作品発表!”. 日本アカデミー賞公式サイト. 2014年1月19日閲覧。

外部リンク[編集]