さらば あぶない刑事

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さらば あぶない刑事
監督 村川透
脚本 柏原寛司
製作総指揮 黒澤満
出演者 舘ひろし
柴田恭兵
浅野温子
仲村トオル
ベンガル
山西道広
菜々緒
吉川晃司
小林稔侍
音楽 安部潤
主題歌 舘ひろし「冷たい太陽 Final Version」
撮影 仙元誠三
編集 只野信也
制作会社 セントラル・アーツ
製作会社 「さらば あぶない刑事」製作委員会
配給 東映
公開 2016年1月30日
上映時間 118分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
興行収入 16.1億円[1]
前作 まだまだあぶない刑事
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さらば あぶない刑事』(さらば あぶないでか)は、2016年1月30日公開の日本映画[2]。『あぶない刑事』劇場版シリーズの第7作。前作『まだまだあぶない刑事』から10年3ヶ月ぶりの新作であると同時に、シリーズ最終作となる。

キャッチコピーは「10年ぶりにコンニチハで、サラバだぜ」「泣くなよ絶対。とびきりハデにサラバだぜ。」「ジョークでサラバは、言わないぜ。」「「さらば」そして「ありがとう」」。

2016年時点において、同シリーズ同キャストによる刑事もの映画の作品数としては『ダイ・ハード』シリーズ6本を超え世界最多記録となる[3]

撮影方式はテレビシリーズ・映画ともに前作まで一貫してフィルム撮影が用いられてきたが、本作はシリーズ中初めて全編デジタルHD撮影で製作された。

2018年5月4日からHuluで配信が開始された。

ストーリー[編集]

警察官の定年退職が5日後に迫っていた鷹山と大下。無事に定年を迎えさせたいという町田捜査課長や深町県警本部長らの気遣いをよそに、最後の最後まで悪党退治(透曰くドンパチ)を楽しんでいた二人だが、一方で定年後の密かな夢も持っていた。特に鷹山は、最愛の恋人である夏海と共に新たな人生へ踏み出そうとしていた。

そんな二人の刑事人生最後のターゲットは、かつて壊滅させた銀星会の残党で現在は新興組織「闘竜会」の幹部として非合法のブラックマーケットを仕切っていた伊能。現場を急襲し伊能を追うも、謎のライダーの妨害によって逃げられてしまう。

その翌日、伊能が惨殺死体となって発見される。闘竜会・ロシア・中国・各国マフィアたちのパワーバランスが崩れ始める最中、謎の日系人キョウイチ・ガルシアが現れた。「ビジネスマン」と名乗るその正体は、中南米系犯罪組織「BOB」の幹部。目的はズバリ日本進出。中国マフィアや闘竜会の主だった幹部を殺害し、闘竜会の傀儡化を図る。BOBに呑み込まれていく横浜を守るべく、鷹山と大下は最後の捜査に挑む。

劇中用語[編集]

B.O.B
中南米のマフィアを祖とする犯罪組織。正式名称は「Blood Of the Braves(勇者の血)」。徹底した暴力主義で敵対勢力を制圧し、アメリカを中心に世界中の非合法ビジネスを手中に握る。
闘竜会
横浜を牛耳る新興暴力団。もともとは弱小組織に過ぎなかったが、銀星会の構成員だった伊能を若頭に迎えることで裏ビジネスのノウハウを身に付け、急速に勢力を伸ばしていった。
本牧ギャング
かつて中区本牧を拠点に活動していた不良少年グループ。現在は解散し、元リーダー格の川澄と石黒も大下の努力によって更生している。
横浜港を守る会
元港署長の松村優子が会長を務めるNPO法人。表向きは民間有志の運営による非営利団体だが、実態は神奈川県警が密輸品などの監視追跡を目的に組織した外郭機構である。

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

製作・プロモーション[編集]

当初は前作が完結編とされていたが、2012年6月より講談社から刊行された『あぶない刑事』のDVDマガジンが累計で120万部を売り上げたことを受け、新作の制作が決定した。[8]

クランクイン前の2015年3月3日、本作出演のためにバイクのトレーニングを行っていた吉川晃司が転倒事故を起こし、全治2か月の重傷を負っている[5]。この影響を演出に取り入れ、吉川演じるガルシアは常に杖を突く設定へ変更。同年4月、味の素スタジアムでの撮影からクランクインした。[9]

公開前日の2016年1月29日には、テレビアニメ『アクティヴレイド -機動強襲室第八係-』(UHFアニメではあるが、日本テレビ系のBS日テレでも放送)との連動企画として、コラボレーションイラストが同作公式サイトにて期間限定公開された。[10]

公開3日前の2016年1月27日から公開6日後の2月5日にかけ、東京ヤクルトスワローズのマスコットキャラクター・つば九郎のブログ『BUAZAつば九郎ひと言日記』にて本作関連の記事を掲載した。

受賞[編集]

テレビ放送[編集]

2017年2月17日日本テレビ系列の『金曜ロードSHOW!』で地上波初放送された[12]解説放送 / 文字多重放送 / データ放送)。

脚注[編集]

  1. ^ 2016年(平成28年) 興行収入10億円以上番組 (PDF)”. 日本映画製作者連盟. 2017年1月30日閲覧。
  2. ^ 「さらば あぶない刑事」タカ&ユージのポスター完成! 操上和美撮影の渋いビジュアル”. 映画.com (2015年7月16日). 2015年7月16日閲覧。
  3. ^ さらば あぶない刑事東映サイト
  4. ^ 菜々緒「あぶない刑事」完結編でタカの恋人に!”. 映画.com (2015年4月26日). 2015年7月16日閲覧。
  5. ^ a b 「あぶ刑事」史上最強最悪の敵役・吉川晃司、バイク事故でチーフプロデューサーがコメント”. 映画.com (2015年4月5日). 2015年7月16日閲覧。
  6. ^ 『あぶない刑事』名コンビとの共演は生涯の自慢!悪役・夕輝壽太が語る奇跡のような時間(1/2)”. シネマトゥデイ (2016年1月24日). 2016年1月25日閲覧。
  7. ^ 「あぶ刑事」完結編、エンディング曲は舘ひろし「冷たい太陽」!”. 映画.com (2015年10月12日). 2015年10月13日閲覧。
  8. ^ 舘ひろし&柴田恭兵「あぶない刑事」10年ぶり復活「さらば」でついにファイナル”. 映画.com (2015年2月3日). 2015年7月17日閲覧。
  9. ^ 「あぶ刑事」撮影快調!舘ひろし×柴田恭兵×浅野温子×仲村トオルが“港署”で爆笑会見”. 映画.com (2015年4月28日). 2015年7月16日閲覧。
  10. ^ 「アクティヴレイド」が「あぶ刑事」とコラボ!タカ&ユージが公式サイトもジャック”. アニメハック (2016年1月29日). 2016年1月30日閲覧。
  11. ^ “「さらばあぶない刑事」が石原裕次郎賞/映画大賞”. 日刊スポーツ. (2016年12月6日). http://www.nikkansports.com/entertainment/news/1747944.html 2016年12月6日閲覧。 
  12. ^ TVステーションダイヤモンド社、関東版2017年4号 71頁。 

外部リンク[編集]