ピクセル (2015年の映画)

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ピクセル
Pixels
監督 クリス・コロンバス
脚本 ティム・ハーリヒー
ティモシー・ダウリング
原案 ティム・ハーリヒー
原作 パトリック・ジャン
『ピクセル』
製作 アダム・サンドラー
クリス・コロンバス
アレン・コヴァート
マーク・ラドクリフ
製作総指揮 パトリック・ジャン
ベンジャミン・ダラス
ジョニー・アルヴェス
マティアス・ブシャール
セス・ゴードン
ベン・ウェイスブレン
喇培康(ラー・ペイカン)
ジャック・ジャラプート
スティーヴ・コーレン
ヘザー・パリー
バリー・ベルナルディ
マイケル・バーナサン
出演者 アダム・サンドラー
ケヴィン・ジェームズ
ミシェル・モナハン
ピーター・ディンクレイジ
ジョシュ・ギャッド
ブライアン・コックス
アシュレイ・ベンソン
ジェーン・クラコウスキー
音楽 ヘンリー・ジャックマン
主題歌 アメリカ合衆国の旗 ワカ・フロッカ・フレイム『Game On(feat. Good Charlotte)』
日本の旗 三戸なつめ『8ビットボーイ』
撮影 アミール・モクリ
編集 ヒューズ・ウィンボーン
製作会社 ハッピー・マディソン・プロダクションズ
1492ピクチャーズ
配給 アメリカ合衆国の旗 コロンビア映画
日本の旗 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
公開 アメリカ合衆国の旗 2015年7月24日
日本の旗 2015年9月12日
上映時間 105分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $88,000,000
興行収入 $243,700,000 世界の旗
10億5800万円[1] 日本の旗
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ピクセル』(原題: Pixels)は、2015年7月24日公開のアメリカ映画。日本では2015年9月12日に公開された[2]。公開日は当初、2015年5月15日を予定していた[3][4]が、2014年8月12日に変更され、その後7月24日を経て2015年に変更された[5]

2010年にパトリック・ジャンが監督、ティム・ハーリヒー英語版が脚本を務めた短編映画『ピクセル (2010年の映画)英語版』(2011年アヌシー国際アニメーション映画祭短編部門受賞)を原作としており[6]、『パックマン』『ギャラガ』『ドンキーコング』など、クラシックアーケードゲームのキャラクターが多く出演する[2][7]

ストーリー[編集]

NASAは地球外生命体に向けて1982年当時流行していたゲームの映像などを収録したメッセージを友好目的として宇宙へ打ち上げたが、そのメッセージを見たある異星人が「宣戦布告」と誤解してしまう。

それから数年後の2015年、異星人は映像を基にゲームのキャラクターを兵器として再現し、地球に送り込んだ。手始めにグアムアンダーセン空軍基地を攻撃し、あらゆる物質を立方体状のブロック(ピクセル)に変える能力で兵器をバラバラに分解して、基地を壊滅させた。その兵器が『ギャラガ』をモデルにした物だと気づいた大統領ウィルは幼馴染みのサムを呼び出し相談を持ち掛けるが、ポーター大将ら軍幹部はゲームオタクに過ぎない彼の話を聞き入れず追い返してしまう。帰り道で親友のラドローと出会ったサムは、彼から今回の攻撃は「ヴォルーラ星人」と名乗る異星人からの挑戦状だと告げられる。2人はウィルの元に駆けつけ、ヴォルーラ星人からの「3本勝負」の挑戦状の存在を知らせたが、支持率を下げたくないウィルは軍隊の派遣をためらう。

そうしているうちに、インドタージ・マハルが『アルカノイド』の形をした兵器によって崩滅してしまい、もう後が無いと悟ったウィルは、サムとラドローに地球の命運を託すことを決断した。ヴァイオレット中佐ら開発チームが対ゲームキャラ用武装“ライトキャノン”を作り、2人はポーター率いるアメリカ軍の精鋭部隊にゲームスキルを教え込む。そしてロンドンで『センティピード』が襲来し3回戦が始まったが、生え抜きのアメリカ兵達も特訓の甲斐無く苦戦を強いられ、ゲームに無関心なポーターら指揮官も全く役に立たず、ゲームに精通した2人の活躍によって勝利する。

勝利を喜ぶサムたちの元にヴォルーラ星人からのメッセージが届き、次の決闘場がニューヨークだと告げられる。サムは今後の戦いを有利に進めるため、自身のライバルでかつてアーケードゲーム世界大会チャンピオンだったエディに協力を依頼し、彼を対ゲームキャラチーム“アーケーダーズ”に迎え入れる。サムたちはニューヨークで『パックマン』との闘いに勝利し同点に持ち込むが、実はエディがチートプログラムを使用してしまっておりヴォルーラ星人にはそれが筒抜けになっていた。彼らはそれを「ルール違反」と咎めて地球総攻撃を通告すると共に、ペナルティとしてヴァイオレットの息子マティを攫ってしまう。

“アーケーダーズ”を疎んじていたポーターはこれ幸いと彼らを追い出すが、ワシントンD.C.を襲うゲームキャラの大群に手も足も出ない。一方、失意に陥るも再び立ち上がった“アーケーダーズ”は、シェルターから抜け出したウィルが持ってきたライトキャノンを携え迎撃に臨む。母船の下に辿り着いたサムたちは内部に呼び入れられ、「ボスとの直接対決」としてサムが苦手とする『ドンキーコング』で戦うこととなった。かつてエディに敗れたトラウマを思い出し苦戦するサムだったが、マティからエディが世界大会でもチートプログラムを使用していたことを知らされ、「実力だけで勝負したらブレナーさんがチャンピオンだった」と言われて奮起し、ドンキーコングを倒して勝利する。

地球人と誤解を解いたヴォルーラ星人との和平は無事に成就された。そして人質を救出して帰還を果たした“アーケーダーズ”は地球を救った英雄として迎えられ、サムは世界大会で敗れて以来失っていた自信を取り戻した。

登場人物[編集]

アーケーダーズ[編集]

サム・ブレナー
演 - アダム・サンドラー / アンソニー・イッポリト(13歳)、日本語吹替 - 柳沢慎吾[8] / 柴井伶太(13歳)
今作の主人公。元『ギャラガ』の世界チャンピオン。子供の頃は凄腕のアーケードゲーマーだったが、アーケードゲーム世界大会の決勝戦でエディに負けて以来自信を失い落ちぶれる。現在はホームシアターの取り付け業者として働いているが、大統領となった親友ウィル直々の指名により地球の命運を賭けた戦いに身を投じる。センチピード戦での活躍によって大統領公認の対ゲームキャラチーム“アーケーダーズ”のリーダーとなる。性格は達者で楽観的だが、敵キャラの行動パターンを読み取れる実力を持っている。そのためゲーム好きでありながらも、パターンのない現代ゲームよりパターンのあるレトロゲームを好む。アーケードゲーム世界大会の決勝戦に使われた『ドンキーコング』にはトラウマ的な苦手意識を持つ。
ちなみに日本語吹替版でのサムの台詞には、序盤で「あばよ」と吹き替えを務める柳沢慎吾のセルフパロディが入っている。
ウィル・クーパー
演 - ケヴィン・ジェームズ / ジャレッド・ライリー(13歳)、日本語吹替 - 木村雅史 / 青木柚(13歳)
サムの幼なじみの親友で、現在はアメリカ大統領として活躍している。小学校で絵本を読み聞かせる際に読み間違いを繰り返した挙句、それを子供に手厳しく指摘され呆然とする情けない姿を中継で曝したり、新妻のジェーンと幼稚にじゃれ合いながらケーキを作ってる映像をスクープされたりとスキャンダル続きで、歴代中最もバカな大統領として世間の笑い者にされている。なんで大統領になれたのか不思議だが、今回の事件でサムらを活躍させた事で国民からの支持率と信頼度が回復していき自身も難しい言葉が少し分かる程には成長した。
子供の頃にクレーンゲームで手に入れた『スターウォーズ』のチューバッカのマスクを愛用していることから、チューバッカの愛称である「チューイー」のニックネームを持つ。当初はサム達の活躍を別室から見守っていたが、終盤では窮地に陥った彼らを助けるべく“アーケーダーズ”の一員として参戦。ゲームの腕前はサムに遠く及ばないが、クレーンゲームだけは誰よりも上手。
ヴァイオレット・ヴァン・パッテン中佐
演 - ミシェル・モナハン、日本語吹替 - 本田貴子
今作のヒロイン。一児の子供を持つアメリカ軍中佐で、対ゲームキャラ形兵器用武装の開発及び提供を担当している。最初はサムとは犬猿の仲だったが、彼の活躍によって次第に信頼し合えるほどの距離に縮まり、仲良くなる。パックマン戦では“アーケーダーズ”のオペレーター役を務めたが、エディが狡したせいで息子をヴォルーラ星人に連れ去られた上解任されてしまった。その後戦いを終わらせ息子を救出する為に改めてチームの一員に加わる。
エディ・プラント
演 - ピーター・ディンクレイジ / アンドリュー・バンブリッジ(13歳)、日本語吹替 - 神谷明(両方兼任)
アーケードゲーム世界大会でサムを負かした『ドンキーコング』の世界チャンピオンで、サムのライバル。自称「火炎噴射男(ファイアブラスター)」。著名人だったが、様々なスキャンダルを起こし刑務所に送られていた。そんな彼の実力を頼りにするため、協力してくれる代わりに釈放させる約束で、“アーケーダーズ”のエースファイターとして加入した。非常に傲慢で常に挑発的な振る舞いをし、他者を「負け犬」呼ばわりする事が多い。強欲な一面もあり、協力の見返りとして釈放以外に島や自家用ヘリ、セリーナ・ウィリアムズマーサ・スチュワートとのデートを要求した。
しかし、実はサングラスのレンズにチートコードを彫り込んでおり、世界チャンピオンまで上り詰めたのもそれを用いたイカサマによるものだった。が、ワシントンD.C.襲撃の際には「ズルせずに勝ちたい」という願望を胸に再び参戦。すべてが終わった後にはサムにイカサマの件を謝罪し、彼が世界一のアーケードゲーマーであると認めるという条件付きで許された。
容姿と性格は、実在する『パックマン』と『ドンキーコング』の世界チャンピオンビリー・ミッチェルをモデルにしている。
ちなみに日本語吹替版でのエディの台詞では、神谷のアドリブで神谷が演じた『シティーハンター』シリーズの冴羽りょうや、『北斗の拳』シリーズのケンシロウのセルフパロディが入っている。
ラドロー・レイモンソフ
演 - ジョシュ・ギャッド / ジェイコブ・シンダー(8歳)、日本語吹替 - かぬか光明 / 丸山有香(8歳)
サムとウィルの少年時代からの親友で、同じくサムと共にアーケードゲーム世界大会に参加したゲーマー。自称「ワンダーキッド」。誰よりも先に異星人からの果たし状に気づき、サム達を動かした。センチピード戦でサムと共に活躍したため“アーケーダーズ”の一員として抜擢される。『ドージョークエスト』のレディ・リサを溺愛していて、現実世界に現れたら結婚したいと強く願っている。幼い頃から病的な陰謀論者であり、また他者とコミュニケーションを取ることも苦手としているため、周囲からは変人扱いされており友達も少ない。

事件に関わった人々[編集]

マティ
演 - マット・リンツ英語版、日本語吹替 - 沢城みゆき
ヴァイオレットの一人息子。サムと同じくゲーム好きで、それをきっかけに彼と仲良くなる。更に母親とサムを近づけようとサポートする。子供とは思えないほど冷静であり、『ラスト・オブ・アス』などの流血や暴力表現のあるゲームでも平然と遊ぶ。「敵キャラの行動パターンを読んで戦う」という考えを持つサムとは違い「プレイヤー側のキャラが死なないように戦う」という考えを持っており、更にエディが狡した事に唯一気付き奇しくもこれらの事がラストゲームで役立ってくる。
ジェーン・クーパー
演 - ジェーン・クラコウスキー、日本語吹替 - 加藤有生子
アメリカのファーストレディで、ウィルの新妻。最初はウィルが相手してくれなかった事で愛想が尽きそうになったが、今回の事件で改めてウィルと時間を過ごす事で、互いの夫婦愛が改善された。
ポーター大将
演 - ブライアン・コックス、日本語吹替 - 浦山迅
アメリカ海軍提督で、ヴァイオレットの上司。保守的な軍人の典型で、ゲームキャラ形兵器による攻撃も当初は他国からの攻撃だと決めつけていた。そもそもゲームへの興味もゲームオタクへの理解も無く、対ゲームキャラ形兵器用武装も撃退に大活躍しているサム達も信用していない。
岩谷教授
演 - デニス・アキヤマ / 本人(1982年時)、日本語吹替 - 原康義
『パックマン』の生みの親で、パックマン戦にて4人目のゴースト役に、サムたちの助っ人として日本から派遣されて来る。自分が創ったパックマンをこよなく愛しており、実体化して街を襲撃するパックマンを手なずけようと接触するが、右手を噛まれてピクセル化されてしまったために「このビッチをぶっ殺せー!」と叫びながら逃げていった。
その後は特に大した出番も無かったが、ラストでピクセル化された右手が元に戻り、ヴォルーラ星人の母船を見て笑顔を浮かべていた。
なお、岩谷徹本人も1982年に幼いサムたちが通っていたゲームセンターでアーケードゲームの修理をするナムコのエンジニア役として一瞬だけ登場した[9]
ディラン・コーハン軍曹
演 - アフィオン・クロケット英語版、日本語吹替 - 山本兼平
アンダーセン空軍基地に勤務している軍曹。基地がギャラガに襲撃された際、異星人によって「トロフィー」として攫われてしまう。マザコンで、母親の事ばかり気にしている。
クライマックスで救出された際にはウィルを「二番目に好きな大統領」と褒め称えた(一番目は「オバマさん」)。
ヒル伍長
演 - ショーン・ビーン、日本語吹替 - 田中正彦
SASに所属するイギリス軍伍長で、ハイドパークにて一般人に退去を命じた。ポーター同様に保守的な軍人で、サムたちを信用していない。
バグショー首相
演 - フィオナ・ショウ[10](ノンクレジット)、日本語吹替 - 一城みゆ希
イギリスの首相。異星人を撃退するためアメリカ軍に協力する。小難しい単語や言い回しを使って話すため、ウィルは何を言ってるのか理解できなかった。ただしウィルのスキャンダラスなスクープを観た時は、彼にズレた指摘をした。
司会者
演 - ダン・エイクロイド、日本語吹替 - 玄田哲章
1982年にサム達が参加したアーケードゲーム世界大会の司会者。
セリーナ・ウィリアムズ
演 - 本人、日本語吹替 - 渡辺直美[8]
エディが地球を救う見返りに求めたデート相手。
マーサ・スチュワート
演 - 本人
エディが地球を救う見返りに求めたデート相手。

ヴォルーラ星人[編集]

ロナルド・レーガン大統領マドンナリカルド・モンタルバンエルヴェ・ヴィルシェーズダリル・ホール&ジョン・オーツ
ヴォルーラ星人からのビデオメッセージの出演者としてサムたちの前に現れる。TVチャンネルの一般回線に割り込み、全人類に対して宣戦布告を行った。
マックス・ヘッドルーム
演 - マット・フリューワー、日本語吹替 - 山寺宏一
アメリカでも放送されたイギリスのテレビ番組『マックス・ヘッドルーム』の主人公。ヴォルーラ星人のボスの使いとして、彼の顔を借りたメッセンジャーが「アーケーダーズ」をラストゲームへと招く。
なお、日本語吹き替え版での名前表記は“宇宙人マックス”。

参戦するアーケードゲームとそのキャラクター[編集]

参戦するゲームは82年頃に人気だったアーケードゲーム[11]で、8ビットのドット絵で作成されたキャラクターが立方体の輝くピクセルによって3次元の姿に形成されて実体化しており、ゲームキャラ達の攻撃を受けた物体(生物を含む)は物質の概念とは一切関係無くキューブ化(ピクセル化)して分解される。これは原作の短編作品からそのまま継承されている設定だが、短編作品は廃棄されたアナログテレビから飛び出すのに対し、本作では「ヴォルーラ星人」と名乗る異星人が実体化させたものとなっている。また、ヴォルーラ星人は明確に素顔を見せていない(ビデオメッセージ冒頭で過去のニュース映像が映し出された際キャスターの顔が異星人のそれらしきものから一瞬で変化するシーンがあるのみ)。

ギャラガ
ヴォルーラ星人からの最初の攻撃としてグアムアンダーセン空軍基地を襲撃したゲーム。サムはその攻撃パターンから、ヴォルーラ星人がゲーム化させたのは81年の初期型であると見抜いた(現在スマホのアプリとなっているバージョンとは全く異なる)。また、ヴォルーラ星人の母船はボス・ギャラガの形になっており、トラクタービームで対象者をピクセルに分解して船内外へ転送する。
ワシントンD.C.襲撃では雑魚敵が大挙して登場した。
アルカノイド
ヴォルーラ星人からの2回目の攻撃としてインドを襲撃したゲーム。タージ・マハルを崩壊させてしまう。
センティピード[12]
ヴォルーラ星人からの3回目の攻撃としてイギリスのハイドパークを襲撃。当初はサム達の主導のもと、アメリカ兵達にアーケードゲームを集中訓練させて実戦に臨ませたが、難しすぎるため形勢は不利になり、見かねたサムとラドローが参戦、見事勝利を収める。なお、ムカデの1匹が老婆の部屋に逃げ込んだ際気づかずエアロビクスをしている彼女の動作をなぜか数秒ほど真似ていた。
ワシントンD.C.襲撃ではムカデや蜘蛛が大挙して登場した。
ダックハント
猟犬が、センチピード戦の「トロフィー」として登場。エアロビクスをしていた老婆のもとに現れる。
パックマン
ヴォルーラ星人からの4回目の攻撃としてニューヨークを襲撃。本来ならプレイヤーキャラクターであるパックマンが敵として登場。ライトキャノンでは倒せないらしい(ルールにも反している)ので、“アーケーダーズ”はゴーストを模したMINI(サムが「ミニ・ゴースト」と命名した)でパックマンを追いかける事になる。
「ミニ・ゴースト」は原作のゴーストと同じ数の4台が用意され、サムが赤、ラドローがオレンジ、エディがピンク、岩谷が水色に乗車する。パックマンがパワークッキーで10秒間無敵になった時は、車の色が青色に変色する。
Qバート
プレイヤーキャラクターであるQバートが、パックマン戦の「トロフィー」として登場。
Qバート
人間の言葉を話す事ができ、終盤ではサム達にヴォルーラ星人の母星の内情を語る。
ドンキーコング
ヴォルーラ星人のボスと“アーケーダーズ”との決戦用に、母船内を舞台にしたラストゲーム。基本的なルールは同じだが、レディの代わりに「トロフィー」として連れ去られた2人とペナルティとして連れ去られたマティの3人が人質となっている。
マリオ
ワシントンD.C.襲撃で『ドンキーコング』『ドンキーコングJR.』仕様のが一瞬だけ登場。また、ラドローが『スーパーマリオブラザーズ』仕様のマリオのTシャツを着ている場面もある。
ドンキーコング
ヴォルーラ星人のボスが変化した姿。
終盤でワシントンD.C.を襲撃するゲーム
スペースインベーダー
インベーダーが大挙して登場。
テトリス
ビルの間に積み重なり、ビルの階数を減らして崩していく。
フロッガー
本来プレイヤーキャラクターであるカエルが登場。その一体が丸腰の“アーケーダーズ”に襲いかかるも、ウィルにクレーン車で捕まれ行動不能になる。なお、この時のカエルは『ギャラガ』の虫型雑魚敵をべろで捕食していた。
ロボトロン2084
巨大ロボットが登場し、頭部から放つレーザーで一般人をピクセル化させていた。
ジャウスト
敵キャラクターが登場。
バーガータイム
敵キャラクター(具材)が登場。
ペーパーボーイ
作中では自転車で走り回りつつ新聞を投げつけて攻撃していたが、最終的にライトキャノンで倒される。
ディグダグ
敵キャラクターであるファイガーが登場。
当初は中国の万里の長城を襲撃する予定だったが、一連のシーンは中国側への配慮として映画公開前にカットされた。
ミサイルコマンド
サムとラドローが主導したアメリカ兵達の訓練で使われたが、照準などが実体化し軍の戦闘機を撃墜した。
ディフェンダー
自機が登場、ショットを撃っているが破壊描写はない。
『スマーフ:レスキューインガーガメルズキャッスル』
スマーフが実体化し特に人を攻撃する事なく踊っていたが、ヴァイオレットに銃撃され仕留められた。
『ドージョークエスト』
本作オリジナルのアーケードゲーム。架空のゲームだったが本作の公開に合わせてスマートフォン用のレトロ風アクションゲームとして実際に製作され日本でも日本語化され無料配信された。レディ・リサのほかにデフォルメされた忍者のような敵キャラクターもワシントンD.C.襲撃の際に出現した。
レディ・リサ
演 - アシュレイ・ベンソン
『ドージョークエスト』のヒロインで、ラドローが溺愛しているキャラクター。二刀流の達人で、その美しい姿はラドロー含む多くのプレイヤーを魅了した。ヴォルーラ星人の技術によって実体化したが、他のゲームキャラクターは全てゲームと同じドット体で登場するのに対し、リサだけはなぜか人間と変わらない姿に変化できる。ラストで少しだけ喋ったが、日本語吹き替え版ではラドローが喋った事になっている。
当初参戦する予定だった作品
ぷよぷよ』『ロードブラスターズ
ただし『ぷよぷよ』は1991年発売、『ロードブラスターズ』は1987年である。

制作[編集]

トロントのダウンタウンに設置された撮影セット

プロデューサーのアダム・サンドラーは長編映画化に際し、原作の脚本を務めたティム・ハーリヒー英語版に脚本を依頼した[13]。脚本には製作総指揮のセス・ゴードンに依頼されたティム・ダウリングも加わり、2012年7月に脚本が完成した[14][15]2013年からはクリス・コロンバスが制作に加わるようになった[6]。しかし、完成された脚本に書かれていた「万里の長城がエイリアンに破壊される」「アメリカ大統領がエイリアンの侵略を中国の陰謀と疑う」「中国がメールサーバをハッキングする」などのシーンに関して、「中国での公開に好ましくない影響を与える」というソニー・ピクチャーズ中国支社幹部の意見や中国当局による検閲に配慮したため、2014年には中国に関するシーンは全てカットされた[16]

制作に際して『パックマン』『フロッガー』『ドンキーコング』などを登場させるためライセンスを取得した[17]際、『パックマン』の生みの親である岩谷徹は「残虐じゃなかったらいいよ」と許諾しており、また、制作陣は「パックマンは正義の味方」というアメリカ人の一般的な認識に基づき、パックマンが人間を食べないように意識して制作している[18]

音楽は『シュガー・ラッシュ』の楽曲を担当したヘンリー・ジャックマンが担当し、2015年6月にはワカ・フロッカ・フレイムが主題歌となる「Game On」を発表した[19]。日本語吹き替え版では、三戸なつめの「8ビットボーイ」が主題歌となる[20]

2014年3月25日、カナダオンタリオ州メディア開発公社は、パインウッド・スタジオ・トロント英語版で5月28日から9月9日まで『ピクセル』の撮影が行われることを発表した[21][22]。主要な舞台となるニューヨークの撮影は6月2日からオンタリオ州トロントのダウンタウンで開始され[23]、7月29日からはマーカムでの撮影も開始された[24]。8月26日からはコーバーグで撮影が開始され、1日につき12時間行われた撮影は3か月間で終了した[25][26]

脚注[編集]

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  1. ^ キネマ旬報」2016年3月下旬号 45頁
  2. ^ a b 映画『ピクセル』本ポスター&キャストが興奮を語る特別映像が解禁!【動画あり】”. ファミ通.com (2015年7月1日). 2015年7月1日閲覧。
  3. ^ Bahr, Lindsey (2014年7月18日). “Adam Sandler, Josh Gad, and Peter Dinklage battle Pac-Man in 'Pixels'”. ew.com. http://insidemovies.ew.com/2014/07/18/pixels-first-look/ 2014年7月18日閲覧。 
  4. ^ Lee, Ashley (2014年4月28日). “Adam Sandler's 'Pixels' Gets July 2015 Release Date”. hollywoodreporter.com. http://www.hollywoodreporter.com/news/adam-sandler-pixels-release-date-699432 2014年6月6日閲覧。 
  5. ^ “Sony Delays Adam Sandler’s ‘Pixels’, Moves Up Brad Pitt’s ‘Fury’”. deadline.com. (2014年8月12日). http://deadline.com/2014/08/pixels-release-date-fury-adam-sandler-brad-pitt-818364/ 2014年8月13日閲覧。 
  6. ^ a b Sneider, Jeff (2013年5月30日). “Chris Columbus in Talks to Direct ‘Pixels’ for Sandler and Sony”. thewrap.com. http://www.thewrap.com/movies/column-post/harry-potters-chris-columbus-talks-direct-pixels-sandler-and-sony-94536 2014年3月5日閲覧。 
  7. ^ ゲームファン必見の映画「ピクセル」の紹介映像が公開。パックマンが街を食べまくり,ギャラガが空中からワシントンDCを襲う”. 4Gamer.net (2015年3月18日). 2015年3月19日閲覧。
  8. ^ a b 柳沢慎吾 アフレコ初挑戦でハリウッド色気!?「バカにした連中見返してやる」”. スポニチ (2015年7月9日). 2015年7月9日閲覧。
  9. ^ 映画「ピクセル」関係者向けフッテージ上映会が開催 - 4Gamer.net
  10. ^ http://www.imdb.com/title/tt2120120/fullcredits?ref_=tt_cl_sm#cast
  11. ^ 『テトリス』など82年以後に生まれたゲームのキャラも実体化して登場している。一見矛盾が生じているようだが、メッセージが打ち上げられた正確な時期については作中では明言されていない。
  12. ^ 日本語吹き替え版では「センピード」と言われている。
  13. ^ Kit, Borys (2010年11月10日). “Happy Madison Hires Writer for 'Pixels' Feature”. hollywoodreporter.com. http://www.hollywoodreporter.com/blogs/heat-vision/happy-madison-hires-writer-pixels-43920 2014年3月5日閲覧。 
  14. ^ Hogan, Brianne (2015年7月27日). “Pixels: Baking Comedy into the Characters”. CreativeScreenwriting.com. http://creativescreenwriting.com/pixels-baking-comedy-into-the-characters/ 2015年7月27日閲覧。 
  15. ^ Sneider, Jeff (2012年7月16日). “Tim Dowling to rewrite vidgame-themed ‘Pixels’”. variety.com. http://variety.com/2012/film/news/tim-dowling-to-rewrite-vidgame-themed-pixels-1118056642/ 2014年3月5日閲覧。 
  16. ^ “ソニー映画「ピクセル」にみる中国への気遣い”. ロイター. (2015年7月27日). http://jp.reuters.com/article/2015/07/27/sony-pixels-china-idJPKCN0Q10PW20150727 2015年8月9日閲覧。 
  17. ^ Graser, Marc (2014年7月22日). “Pac-Man, Donkey Kong Among ’80s Video Game Icons to Appear in Adam Sandler’s ‘Pixels’”. variety.com. http://variety.com/2014/film/news/pac-man-donkey-kong-among-80s-video-game-icons-to-appear-in-adam-sandler-pixels-1201266466/ 2014年7月23日閲覧。 
  18. ^ “映画『ピクセル』のパックマンは悪役じゃない!? 岩谷徹氏が生みの親としての心境を語ったミニ会見をリポート”. ファミ通. (2015年5月18日). http://www.famitsu.com/news/201505/18078866.html 2015年8月9日閲覧。 
  19. ^ Waka Flocka Flame & Good Charlotte Go Half On Pixels: The Movie Theme Song”. HipHopWired.com. 2015年6月3日閲覧。
  20. ^ 人気モデル三戸なつめ、ハリウッド映画の吹き替え版主題歌を担当!”. シネマトゥデイ (2015年7月28日). 2015年7月28日閲覧。
  21. ^ Listing of productions shooting or about to shoot around Ontario”. omdc.on.ca. 2014年4月5日閲覧。
  22. ^ Vlessing, Etan (2014年3月25日). “Sony's Video Game Movie 'Pixels' to Shoot in Toronto”. hollywoodreporter.com. http://www.hollywoodreporter.com/news/sonys-video-game-movie-pixels-690903 2014年4月5日閲覧。 
  23. ^ Christine (2014年6月3日). “Adam Sandler begins filming in ‘Pixels’ in Toronto”. onlocationvacations.com. http://www.onlocationvacations.com/2014/06/03/adam-sandler-begins-filming-in-pixels-in-toronto/ 2014年6月6日閲覧。 
  24. ^ Joseph, Simone (2014年7月29日). “Adam Sandler filming movie near Markham”. yorkregion.com. http://www.yorkregion.com/news-story/4724992-adam-sandler-filming-movie-near-markham/ 2014年8月15日閲覧。 
  25. ^ “King Street closed for filming of ‘Pixels’ movie in Cobourg”. northumberlandnews.com. (2014年8月14日). http://www.northumberlandnews.com/news-story/4758853-king-street-closed-for-filming-of-pixels-movie-in-cobourg/ 2014年8月15日閲覧。 
  26. ^ “Michelle Monaghan: My leading men are magic!”. film-news.co.uk. (2014年10月20日). http://www.film-news.co.uk/show-news.asp?H=Michelle-Monaghan:-My-leading-men-are-magic!&nItemID=27922 2014年10月21日閲覧。 

外部リンク[編集]