パックマンワールド 20thアニバーサリー

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パックマンワールド 20thアニバーサリー
Pac-Man World: 20th Anniversary
ジャンル アクション
対応機種 PlayStation [PS]
開発元 ナムコ・ホームテック [PS]
Full Fat [GBA]
発売元 ナムコ(後のバンダイナムコエンターテインメント
プロデューサー ブライアン・ショア
デザイナー ハーディ・ルベル、スコット・ロジャーズ
音楽 トミー・タラリコ
人数 1人
メディア CD-ROM
発売日 [PS] 1999年11月2日
対象年齢 CEROA(全年齢対象)
その他 ワイドTV対応
メモリーカード - 1ブロック
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パックマンワールド 20thアニバーサリー』(Pac-Man World: 20th Anniversary)は、1999年11月2日に、ナムコ(後のバンダイナムコエンターテインメント)により発売された、PlayStation用ゲームソフト。日本国外では2004年にゲームボーイアドバンス版が発売されている。2022年8月25日にはリメイク版の『パックマンワールド リ・パック』(PAC-MAN WORLD Re-PAC)がNintendo SwitchPlayStation 5PlayStation 4Xbox Series X/SXbox One、PC(Steam)向けに発売された[1]。ワールドシリーズで初めて日本のスタジオナウプロダクションが開発を担当し、日本語の主題歌「We are PAC-MAN!」も採用されている。

概要[編集]

ナムコの看板タイトル「パックマン」シリーズの生誕20周年を記念して開発された[2]。ナムコのアメリカ法人であるナムコ・ホームテック(Namco Hometek)により開発[3]

シリーズ初の3Dアクションゲームで、主人公のパックマンを操作し、ステージをクリアしたり3D空間の迷路「メイズ」を攻略したりする。今作ではゴール地点にあるコイン(デザインは「パックマンワールド2」のナムココインと似ている)を取るかボスを倒すことでステージクリアとなる。なお、今作のパックマンは残り人数が0人になってもゲームオーバーにならない。ただし、その状態でミスをした場合はその限りではない。

NINTENDO64ドリームキャストMicrosoft Windowsでもリリース予定はあったが、キャンセルされている。

ストーリー[編集]

トックマン』はパックマンの分身かつ悪い心の象徴である狂ったロボット。彼は、20回目の誕生日を迎えるパックマンに嫉妬の念を抱いていた。そして、パックマンの家へプレゼントを届けに向かう途中だった『パックマン・ファミリー』を手下のモンスター達に誘拐させてしまう。パックマンは、監禁されたファミリーを救出する為に、単身『ゴーストアイランド』へ向かった。

ゲームモード[編集]

クエストモード
本作のメインとなるモード。6つの世界に分けられる「ゴーストアイランド」を冒険し、パックマン・ファミリーを救出し、トックマンと対決する。
なお、ゲームオーバー時はトックマンが高笑いしながら出てくる他、空から鉄でできた銀色の「TOC」の3文字が落ち、ゲーム名が「トックマンワールド」という表記になるという演出が存在する。その後は残り人数が1人になる。
メイズモード
シリーズで馴染み深い「パックマン」を3Dリメイクしたような空間を駆け回る。ゴーストをかわしながらフィールド上の全てのドットを食べるのが目的。ステージによってはモンスターやトラップなども登場する。フルーツの出現の仕方はミズパックマンに近い。
最初は1つのエリアにつき3つのコースしかないが、クエストモードのメイズをクリアするごとにコースが追加され、最終的には1つのエリアにつき6つになる。全てのコースを出現させるとマラソンプレイ・モード(全てのメイズを連続でプレイする挑戦ステージ)に挑戦することが出来る。それもクリアすると、ギャラリーを見ることが出来る。
ゲームオーバー時の演出はクエストモードと同じ。
オリジナルモード
アーケードゲーム「パックマン」をプレイできる。
おまけ
クエストモードをクリアすると現れる隠しモード。ゲーム中に見られるムービーを使ったいわゆるNG集。

エリア[編集]

今作では6つのエリアがある。古代いせきエリアを除き、各エリアにコースが4つある。最初はかいぞく船エリア最初のコース「バッカニアビーチの巻」しか遊べない。そこをクリアするとゴーストアイランド(Ghost Island)に行くことが出来、かいぞく船エリア2つ目のコース「海賊船の入り江の巻」や古代いせきエリア、うちゅうエリアを遊べるようになる。

これら3つのエリアをクリアするとビックリハウスエリアと工場エリアを遊べるようになり、5つのエリアをクリアすることで最終エリアであるボスやしきエリアが解禁される。

かいぞく船エリア
海賊をモチーフにしたステージ。家が入口。入口付近に大砲が置かれている。このステージには大砲が登場する。
「バッカニアビーチの巻」を除き、このステージのゴーストは海賊帽を被り、を持っている。クエストモードでは紫しか出現しない。
このステージのトランポリンのデザインは白い背景と赤の的のようなデザインをしている。このステージのボーナスステージは水上と水中にあるフルーツを全てとるステージである。水中にも宝箱があるため水上にあるメタルドットを使って破壊する必要がある。
古代いせきエリア
古代遺跡をモチーフにしたステージ。洞窟が入口。入口付近に川が流れている。このステージには溶岩が登場する。とにかく暗く足場が見えにくい。また、他のエリアと違い、コースが3つしかないのも特徴。
このステージのゴーストはを持っている。クエストモードでは白しか出現しない。
また、このステージのトランポリンは的ではなく黒い背景の中に蜘蛛の巣が書かれているようなデザインになっている。このステージのボーナスステージはヘリベーターで移動しないと取れないフルーツと足元にあるフルーツを取るステージである。
うちゅうエリア
宇宙をモチーフにしたステージ。ロケットが入口。このステージには触れるとダメージを受けるレーザーが登場する。また、敵が宇宙人になっている。
このステージのゴーストは宇宙服のヘルメットを被っている。
このステージのトランポリンは黄緑の背景と緑の的のデザインをしている。このステージのボーナスステージは黄色スイッチを押すことで一定時間だけ出現する足場の上にあるフルーツを取るステージである。
ビックリハウスエリア
遊園地をモチーフにしたステージ。ビックリハウスのように回転するステージ。ピエロの口が入口。入口付近にメリーゴーランドがある。このステージには回転する床が登場する。
このステージのゴーストはピエロの鼻をつけ、頭に赤い丸のついた黄色と緑の二色の横シマシマ模様と青いツバのついたとんがり帽子をつけている。クエストモードでは水色が多く出現する。
このステージのトランポリンはかいぞく船エリアのものと同じく白の背景と赤の的のデザインをしている。このステージのボーナスステージは一定時間経つと消える風船の上にあるフルーツを取るステージである。
工場エリア
工場をモチーフにしたステージ。工場が入口。入口付近に灼熱のパイプがある。このステージには鉄箱が登場する。
このステージのゴーストは橙色のキャップ帽子を被っている。
このステージのトランポリンはかいぞく船エリアのものと同じく白の背景と赤の的のデザインをしているタイプと白の背景と青の的のデザインをしているタイプの二種類がある。このステージのボーナスステージはクレートリフターに潰されないように気を付けつつ足元にあるフルーツを取るステージである。ボーナスステージに敵が登場する唯一のエリアである。
ボスやしきエリア
最終エリア。ラスボスのトックマンが潜んでいる。オバケ屋敷が入口。入口付近に枯れ木がある。ボスステージを開くまでは常時トックマンの声が響き渡っている。
このステージと「バッカニアビーチの巻」のゴーストは従来の姿をしている。クエストモードでは緑色が多く出現する。
このステージのトランポリンはかいぞく船エリアのものと同じく白の背景と赤の的のデザインをしている。このステージのボーナスステージは紫の棺桶を渡りつつ青色スイッチを押すことで出現するフルーツを全て取るステージである。フルーツを全て取った後は2秒以内に安定した足場に移動しないと「100パーセント!」「VERY GOOD」で動けなくなり、そのまま転落死してしまう(勿論残機が1人減り、ステージもやり直しとなる)。

ステージ[編集]

かいぞく船エリア[編集]

最初のエリアで海賊をモチーフにしたエリア。バッカニアビーチの巻とメイズを除き、ゴーストの色は全員紫色。

バッカニアビーチの巻(Buccaneer Beach)
最初はここしか遊べない。チュートリアルステージ。このステージをクリアすることでゴーストアイランド(Ghost Island)に行くことが出来る。このステージのゴーストだけ例外的にボスやしきエリアのゴーストと同じ姿をしている。唯一メイズとボーナスステージのないステージ。また、かいぞく船エリアのメイズの曲はこのステージの曲と同じである。このステージではピンキーとクライドのみ登場する。かいぞく船エリア4つ目のメイズはこのステージをクリアすることで出現する。
海賊船の入り江の巻(Corsair's Cove)
名前の通り水中面が多いステージ。水中ではトゲに気を付けながら進む必要がある。また、近づくと攻撃してくる魚が登場する。
大砲パニックの巻(Crasy Cannonade)
空中を移動するステージ。砲台のハッチの上に乗る場面がある。
ボスの大帆船の巻(HMS Windbag)
巨大な海賊船の姿をしたボスのHMSウィンバッグと戦うステージ。
前半はHMSウィンバッグの撃つ砲弾で足場を壊されていくので、落下しないように逃げるステージとなる。後半はHMSウィンバッグと直接対決するステージで、5つの青いスイッチをヒップアタックで押して的の付いた案山子を起こし、HMSウィンバッグの撃ってくる砲台の弾を反射してダメージを与えていく。ただしスイッチは通常は引っ込んでおり、時折起動したときに押す必要がある。
リメイク版では前半戦のルートが変化し、後半戦は第2形態が存在する。第1形態はスイッチの数が3つに減っており、第2形態で従来の5つになるが、原作には無い新しい攻撃パターンが登場する。

古代いせきエリア[編集]

全面に渡って溶岩があり、全体的に暗いエリア。唯一ステージが3つしかない[4]エリア。メイズを除き、ゴーストの色は全員白色。

あぶないどうくつの巻(Crisis Cavern)
名前の通り足場が崩れやすかったり物が落下しやすかったり溶岩があったりする、名前通りの危険なステージ。
イカれた鉱山の巻(Manic Mines)
「あぶないどうくつの巻」の要素に加え、触れるとダメージを受けるトロッコが走っているステージ。この線路の上を歩かないと先に進めない。また、触れるとダメージを受ける竜巻に変身する敵も登場する。この敵は倒せないので、根気よく攻撃を躱すしかない。唯一メイズが2つあるステージ。古代いせきエリアのメイズのBGMはこのステージのものを採用している。
怪物アヌビスの巻(Anubis Rex)
ミイラ、および遺跡の装置であるボスのアヌビスレックスと戦うステージ。
前半は地面から生えてくる槍やシャッターのように動く柵などのトラップを躱しつつ、背後から迫ってくるミイラに追いつかれないように逃げるステージ。常にミイラの一人称でステージが進行し、ミイラの右腕が見えているのでどのくらい迫っているかが分かりやすい。追いつかれても即死ではなくライフがひとつ減るのみで、その直後自動的に一定の距離をとるので、捕まってもチャンスはある。
後半はアヌビスレックスと直接戦うステージで、ダッシュテーブルを利用してアヌビスの腕を少しずつ広げる。全てのダッシュテーブルを使うと完全に腕が広がりきりハートが露出するので、その隙に露出したハートに目掛けてパックダッシュすることでダメージを与えられる。なお、一定時間経つと腕が閉じてしまうので、腕を広げきったら素早く攻撃を行う必要がある。また、ダメージを与える度に攻撃が激しくなって難易度が上がっていく。第二形態で黒い竜巻が発生し、第三形態で空から隕石が降り、第四形態でビームを撃ってくる。これらの攻撃はダッシュテーブルを目掛けてくることが多い。竜巻はヒップアタックで飛び越えて避けることが出来る。また、隕石は右から、ビームは左から順に放たれるという性質がある(ただし例外として最初の一発目の隕石だけは真ん中に落ちる)。ダメージを与える度にボスの頭についている4つのダイヤが一つずつ割れ、頭が回転して正面のダイヤの色が黄→緑→桃→水色(リメイク版では黄→青→黄緑→桃)と変わっていき、ハートの色も黄→緑→赤→青(リメイク版では黄→青→緑→赤)と変わっていく。4つのダイヤがすべて割れると倒したことになる。このゲームの中でも1、2を争うレベルの難易度のステージ。
リメイク版では後半戦においてダッシュテーブルの周囲に足場が追加され、落下ミスをしにくくなった。ただしダメージを与えるごとに足場が崩れてステージが狭くなっていく。

うちゅうエリア[編集]

宇宙ステーションをモチーフにしたエリアでレーザービームなどが出てくる。水中面は存在しない。このエリアから従来のゴーストの色に戻る。ブリンキーとインキーは本編においては、このエリアが初登場となる。

宇宙で大忙しの巻(SPACE RACE)
名前の通り、一定時間を過ぎると通行できなくなったりダメージを受けたりする仕掛けが多い。黄色スイッチが多いステージ。うちゅうエリアのメイズのBGMはこのステージのものを採用している。
遥か遠くへ!の巻(FAR OUT)
「宇宙で大忙し」の要素に加え、隕石に注意しながら進むステージ。また、このステージからヒップアタックするとダメージを受ける水色の宇宙人の敵が登場する。
宇宙を手に入れよう!の巻(GIMME SPACE)
「遥か遠くへ!」の要素に加え、さらにワープもするステージ。背景に地球がある。このステージのBGMは「遥か遠くへ!」のBGMに音が追加された別バージョンになっている。
ギャラクシアン対パックマンの巻(KING GALAXIAN)
シューティングステージ。シューティングで雑魚などを倒した後にボスのキングギャラクシアンと対峙する。赤い目が弱点であり、すべての目を潰すと倒せる。目を一つ潰すとボスは攻撃の届かない遠くへ逃げ、ギャラガに登場する雑魚敵を召喚する。
ボス戦は基本的にボスと戦う直前で自動的にコンティニューされるのだが(かいぞく船エリアや古代いせきエリアのボス戦ではミスをしても追いかけっこから再開にはならない)、このステージはチェックポイントが存在するので、それを取らないとミスをした際に最初からやり直しになる。キングギャラクシアン戦のBGMはギャラガのアレンジとなっている。
リメイク版では尻尾が追加され、攻撃の届かない遠くへ逃げたあと尻尾からエネルギー弾を発射して攻撃を行い、尻尾の体力ゲージを0にしないと戻ってこないようになった。

ビックリハウスエリア[編集]

グルグル回る床が登場するエリア。かいぞく船エリアに登場した的が再登場する。

グルグル床の巻(Clowning Around)
名前の通り、グルグル回る床が多数登場する。
ろうかも回る!の巻(Barrel Blast)
「グルグル床の巻」の要素に加え、動く廊下を利用して上に進むステージ。また、このステージから触れるとダメージを受ける高温の足場が登場する。ビックリハウスエリアのメイズのBGMはこのステージのものを採用している。
回って回って目が回るの巻(Spin Dizzy)
「ろうかも回る!の巻」の要素に加え、ベルトコンベアやハンマー、踏むと破裂する風船が登場するステージ。チェックポイントが6個しかない上各チェックポイント間の距離が長い。クエストモード最難関ステージといわれている。
どっかん!グランプリの巻(Clown Prix)
ボスである15人のクラウンレーサー達とレースをして競うステージ。
1位にならないとミスになり、残機が減ってしまう。コース上に落ちているパワーエサを拾ってストックし、それを使って加速しつつ穴に気を付けながら進む。唯一、ボスを倒さないステージ(コースから落下させることは可能)。
リメイク版ではパックマンが車に乗っている間カメラがドライバー視点(『マリオカート アーケードグランプリ』のシステムに近い)に変更され、ボスの数が15人から10人に減少した。またパワーエサがストック方式から、取った瞬間発動し一定時間加速し続ける方式に変更された。

工場エリア[編集]

ジュース工場をモチーフにしたエリア。

パイプがあっちっちの巻(PERILOUS PIPES)
鉄箱や頭にかいぞく船エリアのトランポリンのデザインがある敵が登場する。灼熱のパイプを避けながら移動するステージ。灼熱のパイプからは一定間隔でガスが噴き出している。
ブレス機をぶっ潰せ!の巻(UNDER PRESSLIRE)
「パイプがあっちっちの巻」の要素に加え、ベルトコンベアとブレス機と機械のサメが登場するステージ。工場エリアのメイズのBGMはこのステージのものを採用している。
潜れや潜れ!の巻(DOWN THE TUBES)
黄色い水(ジュースのようなもの)に落ちるとミスになる。歯車が落ちてくる箇所がある。名前に「潜れや潜れ!の巻」とあるが、前半は通常の地上面で、水中面は後半に登場する。水中に隠れているフルーツを取得しないとカギを取得できない。
クロームキーパーの巻(KROME KEEPER)
ベルトコンベアで流れてくる箱を蹴ってくるボスのクロームキーパーと戦うステージ。
触れるとダメージを受ける灼熱のスイッチ5つを全て押す(ボスの目の前にある一つは最初は引っ込んでおり、他4つを押すことで起動する)とボスの頭に鉄箱が落下し、ダメージを与えられる。ボスが蹴ってくる箱は鉄箱が多いが、稀にメタルドットが入った木箱があり、メタルパックマンに変身するとダメージを受けずにスイッチが押せる。ただし、天井にメタルパックマンを引き付ける磁石があり、磁石の真下に立って引き付かれてしまうとタイムロスとなる。スイッチには制限時間があり、放置していると最初から押し直しとなる。
ステージ中心には緑色の液体(硫酸プール)があり、それに通常状態で落ちるとダメージを受ける。なお、このボス戦からボスの残りライフを示すケージが表示される(リメイク版では全てのボスに表示される)。
リメイク版では戦い方が全くの別物となっている。ボスと戦うステージが、足場は全て動くベルトコンベアに変更され、硫酸プールや灼熱のスイッチも無くなり、ボスの攻撃パターンも別物となっている。メタルドットは青色の宝箱に入っており、メタルパックマンの状態でボスの弱点である胸部のスイッチを直接攻撃することでダメージを与えられる。一定のダメージを与えると第2形態、第3形態に移行し、第2形態では両肩にミサイルランチャーを装備し、第3形態では両腕にビーム砲を取り付ける。

ボスやしきエリア[編集]

最終エリア。このエリアをプレイするには、他の5つのエリアをボスステージ含め全てクリアする必要がある。RIP(Rest In Peaceの意)という文字の彫られた石碑がある。水中面が存在しない。唯一、メイズも含め緑色のゴーストが登場するエリア。カギが牢屋のあるステージに置かれていないエリアである。

ゴーストのお庭の巻(GHOSTLY GARDEN)
緑色のゴーストや火炎放射器を持った骸骨、紫のコウモリなどが登場するステージ。空中に棺が浮いており、紫の棺は踏むと消え一定時間経つまで復活しない。ゴーストは全部で23体おり、うち3体はパワーエサが近くに設置されていないため、倒せない。青色スイッチが多く、見かける度にしっかり押しておかないとパワーエサが出現できなくなり、ゴーストが倒せなくなるため難易度が上がる。BGMにミズ・パックマンのアレンジが入っている。
地下のお墓でゾゾッの巻(CREEPY CATACOMBS)
「ゴーストのお庭の巻」の要素に加え、火炎放射や熱風放射をするライオンの像と、歩いている時は無敵だが寝ている時は倒せる敵が登場する。また、古代いせきエリアに登場したクモが再登場する。ステージ後半から雨が降り始め、ステージクリア後も降り続けるが、ゴーストアイランドに戻ったときは止んでいる。ボスやしきエリアのメイズの曲はこのステージの曲を採用している。牢屋のカギはこのステージに置かれている。
どしゃぶり坂道危機一髪の巻(GRAVE DANGER)
名前の通り雨が降っているステージ。「地下のお墓でゾゾッの巻」の要素に加え、雷雲が登場する。ステージクリア後は雨は止んでいる。最後の檻はこのステージのゴール地点に設置されている。BGMはタイトル画面のアレンジ(ミズ・パックマンの最初のブレイクタイムの曲のアレンジでもある)。このステージでは紫の棺の亜種として、緑の棺が登場する。従来ではステージをクリアすれば自動的に次のステージの扉が開かれたが、このステージは仲間が全員救出されている状況でクリアしないと、次のステージが開かれないままステージが終わってしまう。
からくりトックマンの巻(TOC-MAN'S LAIR)
最終ステージ。このステージは他のボスステージと違い、仲間を全員救出しないと挑めない。ラスボスのトックマンと戦うステージ。
基本的にトックマンの動きの真似をすれば倒せる。第一形態では衝撃波のあるボムアタックに加え、口から小さな隕石を吐く攻撃をしてくる。このボムアタックの際にパックドットが出るので、それを利用し長押しで溜めたボムアタックをする。なお、長押しをしなくても地道に5粒当てればダメージを与えられる。トックマン戦でのみパックマンのボムアタックが確実にトックマンに当たる仕様になっているため、攻撃を外す心配はない。因みに、トックマンのパックドットが尽きると代わりに隕石を3発同時に、扇状に撃ってくるようになり、難易度が上昇する。
一定量ダメージを与えると第2形態に移行。衝撃波のあるヒップアタックをしてくるので、それを躱しつつ全ての青色スイッチをヒップアタックで押しトックマンの動きを止めさせ、頭上目掛けてヒップアタックする。
さらに一定量ダメージを与えると、青色スイッチが消え第3形態に移行。パックダッシュで攻撃してくる。パックダッシュは中央にある足元が金網となっている安全地帯は通らないためここで待機し、動きが止まったところでパックダッシュをするとダメージを与えられる。近づきすぎるとパックダッシュではなくヒップアタックをしてくるので注意。
リメイク版では戦い方が全くの別物となっている。第1形態は指先から弾をマシンガンの様に発射する攻撃と空を飛んでの体当たりが攻撃手段。ボムアタックは無いためパックドットは周囲のザコ敵を攻撃、あるいはトックマンの攻撃に巻き込んで倒すことで入手する。
第2形態ではトックマンがメタルドットを使用しメタルトックマンとなる。ヒップアタックによる衝撃波はステージ全体に広がるようになった他、高台に逃げた後大砲に援護射撃をさせる攻撃が加わっている。大砲から発射される砲弾のなかにメタルドットが混じっているため、メタルドットを取ってメタルパックマンに変身し、高台から戻ってきたトックマンにパックダッシュをすることでダメージを与えられる。
第3形態ではパワーエサを2つ使った巨大パワーエサを使用し巨大化する。大きく足を上げて一歩歩くとメタルトックマンのヒップアタックと同じ衝撃波が広がり、手足を引っ込めてパックダッシュを行う。パックダッシュはステージ中央に来てから始め、グルグル周りながら中央から外周に向かって広がっていく、という軌道で動く為、安全地帯は無くなった。両足に体力ゲージが出現するため、どちらか片足の体力を0にすると転倒し、手から身体をよじ登り頭にヒップアタックをすることでダメージを与えられる。
第3形態を倒しても終わりではなく、パックマンもパワーエサを使用して巨大化し、ぶつかり合いとなる。ボタンを連打し、トックマンを食べることに成功することでようやく撃破となる。

登場キャラクター[編集]

パックマン[編集]

本作の主人公。最大ライフは4。トックマン達に誘拐されたパックマン・ファミリーを救う為、冒険の旅に出る。ヒップアタックやボムアタック、パックダッシュなど、多彩なアクションを駆使する。

悪役[編集]

トックマン(声:郷里大輔[5]
ボスやしきエリアのボスで、本作の最終ボスでもある。パックマンの悪の分身とされるロボット。最大ライフは16。パックマンより体が大きい、目の形が片方は縦長でもう片方は横長と左右非対称、パックマンに無い歯があるなどパックマンとは似ても似つかない。
ゴーストアイランドというゴースト達のアジトに住んでいる。部下からは「ボス」「トックマン様」と呼ばれており丁寧語で話されるが、上下関係は特に厳しいわけでは無く、お互いにフレンドリーな関係。
パックマンに嫉妬しており、部下のゴーストやモンスター達にパックマンの家族や友人を誘拐させる。なお、撃破後は大破し、正体が判明する。
日本国外ではよほど人気があったのか、後に『パックマンワールド3』及び『パックマンワールドラリー』にも出演した[6]
なお『パックマンワールド3』ではパックマンの3回目のヒップアタックが彼のヒップアタックになる他、一定時間の間彼のヒップアタックを連続で使えるようになるアイテム「スーパーストンプパワーエサ」が登場する。
なお、クエストモード開始時のオープニングムービーや「からくりトックマンの巻」開始前のムービー、「おまけモード」のムービーでの声は郷里大輔が吹き替えている。
リメイク版では各ボス戦のイントロムービーに登場。各ボス達を使役しているというのが分かりやすくなった。またデザインが大幅に変更され、顔のデザインが整い左右対称になり、手は巨大化、鼻がなくなり、ジェットパックを装備して空を飛べるようになっている。
HMSウィンバッグ
かいぞく船エリアのボス。空飛ぶ海賊船の敵。旗に目が付いている。最大ライフは6。HMSはHis Majesty's Serviceの略。
アヌビスレックス
古代いせきエリアのボス。遺跡の装置の敵。最大ライフは4。
キングギャラクシアン
うちゅうエリアのボス。4つの赤い目が弱点。最大ライフは4。
クラウンレーサー
ビックリハウスエリアのボス。カートに乗ったピエロの集団。パックマンにレースで勝負を挑んでくる。全部で15人。リメイク版では10人。
クロームキーパー
工場エリアのボス。ガラクタを寄せ集めて作られたロボット。最大ライフは8。
ブリンキー
赤色のゴースト。通称「オイカケ」。クエストではひたすら巡回し、メイズではひたすらパックマンを追いかける。本家と違い、通路の途中で反転してでも追いかける性質をもつ。
ピンキー
桃色のゴースト。通称「マチブセ」。本来はパックマンの移動先に先回りして待ち伏せするが、今作ではオイカケと同じ動きをする。
インキー
水色のゴースト。通称「キマグレ」。本来は気紛れに動くが、今作ではオイカケと同じ動きをする。
クライド
橙色のゴースト。通称「オトボケ」。本来は自由に動くが、今作ではオイカケと同じ動きをする。
オルソン
白色のゴースト。

パックマン・ファミリー[編集]

パックマンの家族や友人。パックマンの誕生日を祝いにプレゼントを持って彼の家を訪れる途中、モンスター達にさらわれてしまう。なお、最終ステージをプレイするためには、彼らを全員救出する必要がある。

ミズ・パックマン
パックマンの妻。ナムコのアーケードゲーム『ミズ・パックマン』に登場するキャラクター。自宅で誕生日パーティーの準備をしていた途中でゴーストに誘拐される。リメイクではゴーストに誘拐される。ボスやしきエリアのどこかの牢屋にいる。
パック教授(プロフェッサー・パックとも)
パックマンの知人である教授。UFOに誘拐される。リメイクではグルグル眼鏡をかけさせられて気絶したところをゴースト達に誘拐される。うちゅうエリアのどこかの牢屋にいる。
パック・ジュニア
パックマンの息子。帽子を被っている。機械に誘拐される。リメイクでは湖に引きずり込まれて誘拐される。工場エリアのどこかの牢屋にいる。
パック・ベイビー
パックマンの娘。口におしゃぶりを咥えている。錨で誘拐される。リメイクでは樽に閉じ込められて誘拐される。ビックリハウスエリアのどこかの牢屋にいる。
友人プーカ
ナムコのアーケードゲーム『ディグダグ』に登場する敵キャラクター。パック・ベイビーと一緒にパックマンの家へ向かっていた途中で錨で誘拐される。リメイクではパック・ベイビーと一緒に樽に閉じ込められて誘拐される。かいぞく船エリアのどこかの牢屋にいる。
チャンプ・チャンプ
パックマンの愛犬。地面に引きずり込まれ誘拐される。リメイクでは穴に落とされて誘拐される。古代いせきエリアのどこかの牢屋にいる。

敵キャラクター[編集]

ゴースト
シリーズお馴染みのパックマンの宿敵。本来はモンスターという名前だが、今作ではゴーストという名前になっている。パワーエサを取ると体が青くなり(イジケ状態)倒す事ができる。基本的に何らかの武器を持ったり何かを体につけたりしているが、イジケ状態になっている間は無効化される。なお、ボスやしきエリアと「バッカニアビーチの巻」のゴーストだけ従来の姿をしている。また、古代遺跡エリアもメイズだけ従来の姿になっている。因みに、クエストのゴーストは食べられると復活しない。メイズのゴーストは食べられても復活するがパワーエサの効果が解除されるまで巣から出てこない。また、全てのゴーストを食べるとライフを1つだけ回復できる。
モンスター
ゴーストとは違い、パワーエサを取っても倒せない。代わりに後述のアクションで倒すことが出来る。様々な種類がいる。[]内は登場するステージを指す。

主にかいぞく船エリアで登場するキャラ

スケルトン(Skeleton)[1-1・1-2・1-3]
刀で攻撃してくる海賊衣装の骸骨。「バッカニアビーチの巻」で初登場。
パロット(Parrot)[1-2・1-3]
緑の鳥。爆弾を抱えながら飛ぶ。爆弾がなくなると体当たりしてくる。「海賊船の入り江の巻」で初登場。
パファーフィッシュ(Puffer Fish)[1-2・2-1]
魚の敵。パックマンが近づくと体中からトゲを出して応戦してくる。水中にいる上にヒップアタックでも倒せないため、メタル状態のドットアタックまたはボムアタックでないと倒せない。「海賊船の入り江の巻」で初登場。
ウォーキングバレル(Walking Barrel)[1-2]
近づくと自爆する樽。「海賊船の入り江の巻」のみに登場。
ウォーキングキャノン(Walking Cannon)[1-3]
灰色の銃の敵。普段は橙色の弾を銃につけた状態で移動し、パックマンが近付くとそれを2発発射してくる。射程はスケルトンの4倍ほど。「大砲パニックの巻」のみに登場。

主に古代いせきエリアに登場するキャラ

ネアンデル・パック(Neander PAC)[2-1]
古代人の生き残りのような風貌の敵。近づくと手にしたこん棒でつぶしてくる。「あぶないどうくつの巻」のみに登場。
スパイダー(Spider)[2-1・2-2・6-2]
蜘蛛。天井にぶら下がっている場合もある。「あぶないどうくつの巻」で初登場。
マミー(Mummy)[2-2]
兜を着た敵。トゲがあるためヒップアタックではダメージを受ける。倒す方法はドットアタック系やパックダッシュだが、トゲが光っている間はパックダッシュも相打ちになってしまう(つまりは、パックダッシュで攻撃してもダメージを喰らってしまう)。「イカれた鉱山の巻」のみに登場。
トルネード(Tornado)[2-2]
古い石像のような形の敵。近づくと名前の通り竜巻に変身し、パックマンを正確に追尾してくる。無敵につきいかなる攻撃も効かない。フルーツとびらの中まで追尾してくるため安全地帯は殆どない。一応追尾する時間は約6秒であり、それを過ぎると一旦石像に戻るが、石像に戻るのは一瞬だけですぐにまた追尾してくるため実質半永久的。「イカれた鉱山の巻」のみに登場。

主にうちゅうエリアに登場するキャラ

ショッカー(Shocker)[3-1・3-2・3-3]
紫色の機械型宇宙人。パックマンを見つけると一定時間、電気の回転攻撃をしてくる。攻撃をやめた瞬間を狙ったほうが無難。「宇宙で大忙しの巻」で初登場。
パック・エイリアン(PAC-ALIEN)[3-2・3-3]
青の宇宙人。頭に電気が流れているためヒップアタックではダメージを受ける。パックマンが近づくとピンク色のバリアのようなものを出して応戦してくる。パックマンをモチーフにしたキャラかは不明。「遥か遠くへ!の巻」で初登場。

主にビックリハウスエリアに登場するキャラ

バンパーカー(Bumper Car)[4-1・4-3]
緑色のねずみ型の車の敵。近付くとパックマンをマップ外に押し出そうと急加速してくる。「グルグル床の巻」で初登場。
クラウンプレーン(Clown Plane)[4-1・4-2・4-3]
乗り物に乗ったペンギン型のピエロ。パックマンを直接襲うことはないが当たるとダメージを受ける。「グルグル床の巻」で初登場。

主に工場エリアに登場するキャラ

スパーキー(Sparky)[5-1・5-2・5-3]
スタンガンのようなモンスター。頭から電撃を発しつつ、決められた道のりを巡回している。頭が正面を向いているときのパックダッシュと、上を向いているときのヒップアタックではダメージを受けてしまうため、倒せない。「パイプがあっちっちの巻」で初登場。
クレートリフター(Crate Lifter)[5-1・5-2]
空中に浮いている巨大磁石。コンテナを運搬するタイプと、何も運搬していないタイプがいる。前者は近づくとコンテナを落とし、後者は直接押しつぶしてくる。頭の上に乗るとリフトとして利用できる。無敵につき、いかなる攻撃も効かない(頭上でダッシュしたりヒップアタックしたりすると歯車をまき散らす演出がある)。「パイプがあっちっちの巻」で初登場し、工場エリアのボーナスステージにも6体登場する。
シャーク(Shark)[5-2・5-3]
工場用の水路に巣食うサメ型ロボット。常にガチガチと音を立てながら決められたルートを泳いでいる(パックマンを直接追尾することはない)。メタル状態でのヒップアタックでのみ倒せる。「プレス機をぶっ潰せ!の巻」で初登場。

主にボスやしきエリアに登場するキャラ

キャンドルスケルトン(Candle Skelton)[6-1・6-2・6-3]
ローソクの炎に息を吹き掛け火炎放射器のような攻撃をしてくる紳士服の骸骨。射程がスケルトンよりも遥かに長い(スケルトンの4倍くらいある)ためダメージを受けやすい。寝ている個体もいるが、パックマンが近付くと起きる。また、画面を切り替えると復活する場合がある。「ゴーストのお庭の巻」で初登場。
マンバット(Manbat)[6-1・6-2・6-3]
大きなコウモリの敵。攻撃や移動の仕方はパロットと同じだが、急降下攻撃する確率がパロットよりもかなり多くなっている。また、足場の悪いところにいることが多い。当たり判定が小さいのか、ヒップアタックでは相討ちになりやすい(体の端っこを狙ったほうが相討ちになりにくい)。「ゴーストのお庭の巻」で初登場。
ウォーキングトムストン(Walking Tombstone)[6-2・6-3]
墓標の敵。パックマンを見つけると特定の方向に歩き、浴びせ倒し攻撃を仕掛け、一定時間後に起き上がる。歩く方向および倒れる場所が決まっているため、その場所にいない限りはダメージを受ける心配はない。基本無敵だが、倒れたところをヒップアタック(頭にトゲがあるため、頭にあたる部分に攻撃すると相打ちになってしまう)かボムアタックで攻撃すると倒すことが出来る。どこか「マリオシリーズ」のバッタンを彷彿とさせるキャラ。「地下のお墓でゾゾッの巻」で初登場。

アクション[編集]

ジャンプ
×を押すことで出来る。攻撃力はないが敵の攻撃をかわしたり地面に空いている穴を回避したりできる。
ヒップアタック
おしりを地面に当てる基本技。これで宝箱を破壊したり敵を倒したりすることができる。また、通常のジャンプよりも高い。ジャンプ中に×を押すことでできる。
パックダッシュ
急加速する技。これを使って素早く移動したり敵を倒したり遠くへ移動したり仕掛けを作動することができる。□を押すことでできる。
ボムアタック
掌からパックドットを放ち攻撃をする。直接触れるとダメージを受ける敵を倒すときに使える。○を押すことでできる。なお、長押しすることで強力な一撃を放つことができるが、その場合は消費ドットも多くなる。
ドルフィンジャンプ
水面でジャンプすると出来る高いジャンプ。

アイテム[編集]

パックドット
パックマンシリーズに登場するアイテムのドットと同じアイテム。1粒5点。今作ではボムアタックを使うのに必須で、これがないとボムアタックを放つことが出来ない。
ドットレール
名前の通り、レール上に並んだパックドット。端に矢印がついているのが特徴で、パックドットを掴むと矢印の方向に移動する。
パワーエサ
パックマンシリーズお馴染みのアイテム。1粒45点。一定時間無敵になる上に、ゴーストを食べることが出来る(ただし無敵の効果はゴーストが白黒に点滅しだすと同時になくなる)。
メタルドット
パワーエサに匹敵するサイズの巨大な銀色のドット。スコアはなし。取得すると一定時間銀色のメタルパックマンになる。メタル状態の間は水中でも地上と同じように歩いたりヒップアタックなどのアクションをすることができる。ただし効果が切れるまで泳げないのが難点。
ボムドット
白色に光ったドット。ドットの周りを虹色の小粒が回っている。スコアはなし。取得すると顔に白く光った半透明の膜のようなものを纏う。ヒップアタックすると青い衝撃波を出し、画面内にいる敵を全て倒すことが出来るが一度しか使えない。
ライフ
黄色い扇形のアイテム。1つ500点。取るとライフが1回復する(なお、残りライフ2以下の場合はスコアはなし)。なお、赤く光っているライフは全回復する上に、ライフがどの状態でも500点もらえる。
1UP
右を向いた初代パックマンの形をしているアイテム。スコアはなし。サイズは大きく、常に口が動いている。取ると残機が1増える。
チェックポイント
右を向いた初代パックマンの形をしたアイテム。スコアはなし。サイズは小さく、小さい星マークが周囲を回っている。これを取るとミスしても最後に取ったチェックポイントから再開できる。
フルーツ
苺、サクランボ、メロン、オレンジなど色々ある。スコアはフルーツによって異なる。フルーツとびらに入るのに必須なアイテム。
ボス・ギャラクシアン
コース内にあるメイズをプレイするのに必要なアイテム。1つ2000点。このアイテムを取った後に、このマークのフルーツ扉に入ることでメイズをプレイできる。
カギ
浚われた家族を助けるのに必須なアイテム。スコアはなし。ステージのどこかに設置してある。牢屋のあるステージにあるとは限らない。フルーツとびらの中にある場合もある。
まほうのカギ
虹色に光っている鍵。ステージクリア後のスコア集計タイムの際にハイスコアが765000点以上になると自動的に取得され、何度使っても消滅しない。フルーツやボス・ギャラクシアンなどを持っていなくてもフルーツとびらを開けられる。
ボーナス文字
全てとるとボーナスステージに行くことが出来る。1つ200点。「P」「A」「C」「M」「A」「N」の6文字ある。バッカニアビーチの巻とボスステージを除き必ずステージのどこかに置いてある。
ボーナスステージのBGMはコーヒーブレイクのアレンジである。ボーナスステージは全エリア共通で、全てのフルーツを取るものである。15秒きると秒数が赤くなり、「HURRY UP!」の文字が表示される。クリアすると「100パーセント!」と「VERY GOOD!」と表示されパックマンの動きが強制的に止められる(ボスやしきエリアの場合はこの表示がされる前に安定した足場に移動しないとそのまま転落しミスになる)。

フルーツ[編集]

チェリー
100点。
ストロベリー
300点。
アップル
300点。
レモン
300点。
ピーチ
300点。
オレンジ
500点。
バナナ
500点。
メロン
1000点。
ベル
3000点。

仕掛け[編集]

スイッチ
四角い形のスイッチ。ヒップアタックで押すと何かが起こる。緑色は一度しか押せないが半永久的に効果がある。黄色は何度でも押せるが一定時間しか効果がない。青色は一番不思議なスイッチで他の青色スイッチとリンクしていることが多く、青色スイッチを1つ押すことで他の青色スイッチが押せるようになる。すべての青色スイッチが押せる状況の場合は全て押すことで何かが起こる。なお青色の効果は緑色と同じ。
トランポリン
この上を目掛けてヒップアタックすると大きいジャンプができる。
ダッシュテーブル
この上でパックダッシュすると他の何かが動く。
ヘリベーター
この上でパックダッシュするとこれそのものが移動する。空中にあることが多い。
フルーツとびら
フルーツのマークの書かれている扉。このマークと同じフルーツを予め食べていないと入ることが出来ない。
中にはスイッチやボーナス文字などがある。基本的には入らなくてもクリアできるが、入らないと先に進めなかったり、家族を助けるのに必要なカギがこの中にあったりなど入ることが必須になる場合もある。

シリーズ作品[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 『パックマンワールド リ・パック』8月25日に発売決定! 巨大化してドットを食べ、ときにはカーレースやシューティングバトルも。何でもアリアリの3Dアクションアドベンチャー”.  ファミ通.com (2022年6月28日). 2022年7月11日閲覧。
  2. ^ PAC-MAN WORLD 20th ANNIVERSARY | ソフトウェアカタログ | プレイステーション オフィシャルサイト
  3. ^ Pac-Man World for PlayStation (1999) - MobyGames
  4. ^ Kooky Crypt(和訳:変人の地下室の巻)というステージが3つ目のシナリオとして登録されていたが、それが没となったためシナリオが1つ減った。
  5. ^ 日本版のみ
  6. ^ 前者は本人ではなく後継機なので厳密には別人であり、パックマンの偽者を演じる必要がなくなったためか今作とは容姿も全く異なる。なお、パックマンとオイカケが操縦する。

出典[編集]

  • 「電撃攻略王・パックマンワールド20thアニバーサリー 完全攻略ガイド」(株式会社ナムコ・株式会社メディアワークス発行、角川書店発売)1999年12月10日初版発行(ISBN 4-8402-1424-7)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]