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スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望

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スター・ウォーズ
エピソード4 新たなる希望
STAR WARS EPISODE IV
A NEW HOPE
監督 ジョージ・ルーカス
脚本 ジョージ・ルーカス
製作 ゲイリー・カーツ
リック・マッカラム(特別篇)
製作総指揮 ジョージ・ルーカス
出演者 マーク・ハミル
ハリソン・フォード
キャリー・フィッシャー
アレック・ギネス
ピーター・カッシング
音楽 ジョン・ウィリアムズ
撮影 ギルバート・テイラー
編集 ポール・ハーシュ
マーシア・ルーカス
リチャード・チュウ
製作会社 ルーカスフィルム
配給 20世紀フォックス
公開 オリジナル版
アメリカ合衆国の旗 1977年5月25日
日本の旗 1978年6月24日(先行上映)
日本の旗 1978年7月1日
特別篇
アメリカ合衆国の旗 1997年1月31日
日本の旗 1997年5月31日
上映時間 121分
125分(特別篇)
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $11,000,000[1]
興行収入 $775,398,007[1]
次作 エピソード5/帝国の逆襲
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スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(スター・ウォーズ エピソードフォー/あたらなるきぼう、原題:STAR WARS EPISODE IV A NEW HOPE)は、1977年に公開されたアメリカ映画

SF映像作品『スター・ウォーズ』シリーズにおける主要実写映画の公開第1作品目。シリーズ主要9部作の中では、ルーク・スカイウォーカーを主人公とする3部作の第1章『エピソード4』に当たる。

公開当初、タイトルは主題の『スター・ウォーズ』のみで、副題の『エピソード4/新たなる希望』は付いていなかった。だが、後年本作の大ヒットによりシリーズ化が決定してから、現在のタイトルに変更された。

1997年の《特別篇》公開、2004年DVD版の発売、2011年ブルーレイ版の発売に際し、その都度最新のCG技術などを用いて一部内容の修正・変更が行われている。

概要

当初のタイトルは『スター・ウォーズ』のみだった。「新たなる希望」という副題は1976年脚本の最終稿に見えていたが、公式に付けられたのは1980年の『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』公開前のリバイバル上映からで、オープニング・クロールに加えられるようになったのはVHS版からであった[2]。元々「大河ドラマの一部」という前提で製作された(3年に一度続編を作ると言われていたが実際には無理だった)ための便宜上の副題であったが、シリーズ化に成功、更に1999年に前日談となる『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』が公開されて以降、各作品を区別するため正式なタイトルとして加えられるようになった。

邦題は当初『惑星大戦争』になる予定だったが、本作の本国アメリカでの大ヒットや、日本ではアメリカの翌年に公開されるなどの理由で中止になったため、最終的に1977年に公開された日本映画(『惑星大戦争』)のタイトルに流用された[3]

全シリーズの中で、本作がスピンオフを含めて『スター・ウォーズ・サーガ』を語る上での中心となっていて、製作された時代背景、特撮上の不備などから実質上の公開第1作目である。

特撮シーンの評価も高かったが、第一次、第二次世界大戦の記録映像を研究して作り上げられた戦闘機の空中戦シーンとその編集、ベンジャミン・バートJr.が制作した既成の音源に頼らないユニークな効果音やキャラクターの声をもそれまでに無い新しさを印象付ける一助となり、アカデミー賞を得ている。

1977年公開当時、1978年公開の映画『未知との遭遇』などとともに世界的なSFブームを巻き起こし、それまでマニアックな映画としてしか認識されていなかったSF作品を誰でも楽しめるエンターテインメントへと評価を完全に変えた。アメリカ国内のみでの総合興行収入インフレーション調整版)は歴代2位(世界歴代興行収入上位の映画一覧参照)。1989年には、アメリカ議会図書館フィルム保存委員会により永久保存映画に選定された[4]アメリカ国立フィルム登録簿に永久保存登録された)。

ストーリー

遠い昔、はるか彼方の銀河系で…[5]

ジェダイ騎士団と共和国が滅亡して久しい時代、かつて平和だった銀河系銀河帝国による圧政下にあった。そんな中、反乱同盟軍のスパイが帝国の誇る最終兵器であり宇宙要塞であるデス・スターの極秘設計図を密かに盗み出す事に成功した。銀河帝国皇帝ダース・シディアスが最も信頼を置くシスの暗黒卿ダース・ベイダーは、設計図奪還と同盟軍本拠地の早期発見を命じられる。

同盟軍の指導者の一人レイア・オーガナ姫はオルデランへ帰還の途上だったが、帝国軍のスターデストロイヤーに襲撃され輸送船は拿捕される。激しい戦闘の最中、レイアは養父の友人のオビ=ワン・ケノービに助けを求めるべく、ドロイドR2-D2に救援メッセージとデス・スターの設計図を託し、R2-D2は相棒のC-3POと共に船から脱出する事に成功する。

R2と3POは砂漠の惑星タトゥイーンに漂着する。原住生物ジャワに捕獲されてバザーに出された2体は、オーウェンベルーのラーズ夫妻と甥の農場手伝いの青年ルーク・スカイウォーカーに購入された。ルークによって整備されたR2はふとした拍子にレイアのメッセージを再生してしまう[6]。R2は夜中にラーズ家を抜け出し単身でオビ=ワンにそのメッセージを届けようとするが、後を追ったルークらと共に野盗タスケン・レイダーの襲撃に遭い、近所に住む老人ベン・ケノービに助けられる。

ベンこそが、名を変えて隠遁していたジェダイの騎士オビ=ワン・ケノービであった。オビ=ワンはルークらを自宅へ招くと、ルークに彼の父アナキンライトセーバーを渡し、自身とアナキン、そしてジェダイを裏切り多くの騎士を殺害したダース・ベイダーの過去を話す。そしてレイアのメッセージを受けて、彼女の故郷の惑星オルデランへの旅へルークを誘うが、ルークは叔父が許してくれないと断り、オビ=ワンをアンカーヘッドの街まで送ろうとする。その途中、ルークらはドロイドを売ったジャワ達が帝国軍に襲撃された現場を見てラーズ家の危機を察知し農場へ駆け戻るが、時既に遅くオーウェンとベルーは帝国軍に無残に殺害され、農場は焼き払われていた。もはやタトゥイーンに留まる理由を無くしたルークは、父のようにジェダイの騎士になる事を誓って、オビ=ワンとオルデランへ行く事を決意する。一行はモス・アイズリー宇宙港で密輸商人のハン・ソロチューバッカを雇い、彼らの宇宙船ミレニアム・ファルコンで帝国軍の追跡を振り切ってオルデランへ向かう。

同じ頃、帝国軍に囚われの身であったレイアは執拗な尋問にも頑強に抵抗していた。業を煮やしたデススター司令官ターキン総督は、反乱軍の秘密基地の所在を吐かねば故郷オルデランを破壊すると脅し、レイアはやむなく既に放棄された反乱軍の基地の所在を教えるが、ターキンは見せしめとしてオルデランをデススターの究極兵器・スーパーレーザーによって破壊してしまう。その瞬間、ミレニアム・ファルコン内でルークにフォースを教えていたオビ=ワンはフォースに異常な乱れが起きた事を感じた。彼らが到着した時には既にオルデランは星屑と化しており、付近にあったデス・スターを衛星だと勘違いしていた一行は、トラクター・ビームによって捕らえられてしまう。

ルークたちはファルコン号の二重床を使ってストーム・トルーパーの装甲服を奪って変装し、管制室へ逃れる。R2にデス・スターのコンピューターから情報を引き出させ、トラクター・ビームは複数の電源のうち1つを切るだけで停止することを知ると、オビ=ワンは一人で電源を切りに向かった。その後、R2の解析によりレイアがここに監禁されている事が分かり、ルークはソロとチューバッカを説得し救出に向かう。帝国軍の猛追を受けながらも三人はレイアの救出に成功、ファルコン号へと急ぐ。トラクタービームの電源を切り終えてきたオビ=ワンは、ファルコン号の目前でベイダーと再会、ライトセーバーを交える。ファルコン号へ乗り込もうとするルーク達を見たオビ=ワンは突然何かを悟ったかのようにライトセーバーを収める。直後、ベイダーのライトセーバーがオビ=ワンのローブを切り払うが、そこにオビ=ワンの死体はなかった。

TIEファイターの追撃を振り切り、ミレニアム・ファルコンはレイア姫の案内で反乱同盟軍の基地のあるヤヴィン第4衛星へたどり着く。デス・スターの設計図からは「反応炉の排熱口が地表に直結している」という構造上の弱点が判明し、その排熱口よりプロトン魚雷を撃ち込んで反応炉を破壊する作戦が立案される。その頃、ファルコン号に追跡装置を仕掛けておいた帝国軍はヤヴィン第4衛星の基地の存在を突き止め、デス・スターの圧倒的な力をもってヤヴィン第4衛星ごと破壊せんとする。ルークはスクランブルする反乱軍の戦闘機隊に加わりパイロットとして戦場へ向かうが、礼金を受け取ったソロとチューバッカは早々に基地を立ち去ろうとする。

帝国軍と同盟軍の雌雄を賭けた戦いが今始まろうしていた…。

登場人物・キャスト

日本語吹き替え

役名 THE STORY OF THE STAR WARS 劇場公開版 日本テレビ版1 日本テレビ版2 ソフト版 日本テレビ版3
ルーク・スカイウォーカー 神谷明 奥田瑛二 渡辺徹 水島裕 島田敏 石田彰
ハン・ソロ 羽佐間道夫 森本レオ 松崎しげる 村井国夫 磯部勉 堀内賢雄
レイア・オーガナ 潘恵子 森田理恵 大場久美子 島本須美 高島雅羅 石塚理恵
ダース・ベイダー 辻村真人 南原宏治 鈴木瑞穂 坂口芳貞 大平透 坂口芳貞
オビ=ワン・“ベン”・ケノービ  納谷悟朗 河原崎國太郎 久米明 滝田裕介 納谷悟朗 滝田裕介
グランドモフ・ウィルハフ・ターキン総督 山田康雄 北村弘一 川辺久造 大木民夫
C-3PO 三橋洋一 高山栄 野沢那智 岩崎ひろし
R2-D2 (なし)
オーウェン・ラーズ 塩見竜介 小瀬格 宮川洋一 村松康雄 山野史人
ベルー・ホワイトサン・ラーズ 藤夏子 本山可久子 中西妙子 斉藤昌 立石凉子
グリード (登場せず) 千葉繁 (原音) 田原アルノ[7] (原音)
コナン・アントニオ・モッティ提督 青野武 安田隆 池田勝 内田直哉
ジャン・ドドンナ将軍 大木民夫 藤本譲 北村弘一 平野稔
ガーヴェン・ドレイス 玄田哲章 玄田哲章 大山高男 内田直哉
ビッグス・ダークライター(隊員1) 屋良有作 池田勝 千田光男 小島敏彦 大川透
ウェッジ・アンティリーズ(隊員2) 千葉繁 安原義人 塩沢兼人 津田英三 猪野学
ゴールドリーダー 屋良有作
ジョン・D・ブラノン(レッドフォー) 藤城裕士 小森創介
隊員3 小滝進
隊員4 宮村義人
プラージ中佐 平林尚三 小島敏彦 加藤亮夫
デイン・ジャー中佐 千田光男 城山知馨夫 大川透
カシオ・タッグ将軍 細井重之 大山高男 池田勝
ポール・トレイダム中尉 玄田哲章 沢木郁也 小野塚貴志
シャン・チルゼン中尉 藤城裕士 田原アルノ 加藤亮夫
カーギー大尉 秋元羊介 大川透
タンブリス中尉 古田信幸 加瀬康之
ストーム・トルーパー 島香裕
ドクター・エヴァザン 広瀬正志 長嶝高士
ジェイク・ポーキンス 島香裕
基地インターコム 宮村義人 藤本譲 小島敏彦 廣田行生
コマンダー1 千田光男
コマンダー2 鈴木慎
兵士1 宮村義人
通信音声 渡部猛
ナレーター 広川太一郎 (なし) 金内吉男 城達也 岡部政明[8] 若山弦蔵
  • THE STORY OF THE STAR WARS:映画本編のダイジェスト版ともいうべきレコード日本語版
原作 ジョージ・ルーカス、音楽 ジョン・ウィリアムズ、脚本 鏡明/宮崎真由美、制作 高和元彦、演出 上野修
監修 ジョージ・ルーカス、演出 原田眞人台本 宇津木道子、調整 兼子芳博、スタジオ 新坂スタジオ、担当 ザック・プロモーション
その他の出演:寺島幹夫神谷和夫安田隆、湯川元敬、佐藤政通、稲葉実田村勝彦飯塚昭三広瀬正志藤城裕士、立沢雅人、千田光男、及川智靖
演出:田島荘三翻訳:大野隆一、監修:野田昌宏、調整:近藤勝之/川崎宗利、録音助手:関範明、音響効果:南部満治/大橋勝次/河合直、スタジオ:コスモスタジオ/NTV映像センター、制作進行:小嶋尚志/本多敬、制作協力:コスモプロモーション、担当:梶原隆/横山宗喜(日本テレビ)、制作:日本テレビ
その他の出演:西村知道
演出 蕨南勝之、翻訳 大野隆一、監修:野田昌宏、調整:近藤勝之、効果:新音響、製作:コスモプロモーション/日本テレビ 奥田誠治
その他の出演:小室正幸星野充昭
演出 伊達康将、翻訳 岡田壯平、調整 飯村康雄、
  • 日本テレビ版3:2002年5月3日初回放送 日本テレビ「金曜ロードショー」
演出 佐藤敏夫、翻訳 岡田壯平、調整 長井利親、効果 リレーション、編集・録音 ムービーテレビジョン
その他の出演:佐々木敏楠見尚己天田益男小形満、田島康成、小森創介

スタッフ

製作

製作背景

本作が製作された1970年代中盤のアメリカ映画は、ベトナム戦争終結等の社会風潮を受け、内省的なアメリカン・ニューシネマが多くを占めていた。ベトナム戦争以前の「古きよきアメリカ」を描いた『アメリカン・グラフィティ』で一定の成功をおさめた[9]ジョージ・ルーカスは、かつてのアメリカ娯楽映画の復権を意図し、古典コミックフラッシュ・ゴードン』の映画化を企画する。しかし様々な問題が絡みこの企画の実現が不可能となり、その設定を取り入れて自ら『スター・ウォーズ』の脚本を執筆した。そのため、一般的にはSF映画というジャンル分類されている本作であるが、内容は正に娯楽映画の見本市であり、戦争映画をはじめ、西部劇海賊映画、ラブロマンスヒューマンミュージカル、果ては日本の時代劇要素まで盛り込まれている。

製作にゴーサインが出たとはいえ極端に予算が少なく、様々な作業をこなさなければならなかったルーカス本人が忙しさの余り入院したほどであった。このため、撮影終了後ルーカスはアラバマ州で『未知との遭遇』を撮影していた友人のスティーヴン・スピルバーグを訪ね、「もう大作はこりごりだ」と言っていたという[10]

製作時、ほとんどの関係者は「毛むくじゃらの(チューバッカ)が二足歩行しているし、ヒロインは変な団子を付けているし、変な映画だな」などと思ったという。中には「ゴミ映画だ」とぼやいたカメラマンもいたほどだった。ルーカスが、スピルバーグやブライアン・デ・パルマなどの友人たちを招いて自宅で完成前のラッシュ試写を行った際には、気まずい空気が流れ、デ・パルマに「ダース・ベイダーは陳腐な悪玉」「フォースという名の都合のよい便利な魔法」「レイア姫の菓子パンのような三つ編み」「冒頭の長すぎるスーパーインポーズ」などの酷評を受けたが、スピルバーグは「一億ドルは儲かる」と高く評価した。完成後の試写会と同時にそうした低評価の感想は減っていたが、関係者の中では試写中に居眠りをする者もいた。

アメリカの各映画館は当時、子供やマニア向けのB級映画と低く見なして上映することを渋り、配給会社である20世紀フォックスも他の映画作品との抱き合わせる形で売り込みを行わざるを得なかった。そのため完全に自信を失ったルーカスは映画が大失敗すると思い込み、公開当日には自宅に債権者が押しかけてくるのを恐れてハワイ旅行に出かけ、電話テレビもない別荘に籠っていたという。本作の失敗を確信していたルーカスは、自身が受け取る本作の収益歩合と、スピルバーグが受け取る『未知との遭遇』の収益歩合を交換しようと持ち掛け、ルーカス本人以上に本作を高く評価していたスピルバーグはこれを了承し、印税の2.5%を交換することにした。公開と同時に大ヒットしたことを、電話のつながらない場所にいるルーカスにいち早く伝えたのもスピルバーグである。結果として『スター・ウォーズ』は『未知との遭遇』を超える大ヒットとなり、現在になってもその印税収入は、スピルバーグに利益をもたらしている。

影響

ルーカスは特撮映画の巨匠レイ・ハリーハウゼンに大きな影響を受けており、「僕達のほとんどが子供の頃から彼の影響を受けてきた。その存在なくして『スター・ウォーズ』は生まれなかった。」と語っている[11]。製作にあたっては黒澤明監督の『隠し砦の三悪人』を元にしたとも言われる[12]。特に物語キーパーソンとなるC-3PO、R2-D2の2体のドロイドのモデルは『隠し砦の三悪人』に登場した戦国時代の2人の百姓、太平(千秋実)と又七(藤原釜足)であるとルーカス自身が認めており、同じく姫から褒美をもらうというラストシーンも双方の作品に見受けられる。

序盤のモス・アイズリー宇宙酒場で、オビ=ワンが自身とルークに因縁をつけてきたゴロツキの宇宙人2人の腕を切り落とすシーンは『用心棒』によく似たシーンが存在し、中盤にデススター内でミレニアム・ファルコンの床に隠れるシーンは『椿三十郎』の若侍を三十郎が隠すシーンを彷彿させる。また、オビ=ワン役(もしくはベイダー役)で三船敏郎に出演依頼があったという逸話もある[13]

特撮

脚本にゴーサインがなかなか出ないためルーカスは友人のバーウッドとロビンスから紹介されたイラストレーターのラルフ・マクォーリー(以降『エピソード5/帝国の逆襲』、『エピソード6/ジェダイの帰還』でもデザインを担当)にキャラクターや宇宙船のイメージ画制作を依頼し、それらも用いたプレゼンテーションを経てようやく20世紀フォックスから制作のゴーサインを得た。

映像化にはコマ撮りアニメやマット画といった古典的手法から大量の模型制作、光学合成、ミニチュアの爆破に至るまで幅広い技術が必要だったが、当時視覚効果スタジオは閉鎖が続き本作で想定されたような映像を作り出すには数々のノウハウを一から生み出す必要があった。ルーカスとプロデューサーのカーツは「インダストリアル・ライト・アンド・マジック(ILM)」という社名で撮影スタジオや工房に使うための倉庫をヴァン・ナイスに借り、自主映画で特撮の研究をしていた学生やカメラマン、デザイナー、特殊メイクのアーティストを多数雇い入れた。ベテランの特撮スタッフも参加しており、「P.S.」名義でマット・ペインティングを手がけたハリソン・エレンショウ(ディズニーの特撮映画でペインターを務めたピーター・エレンショウの息子)はディズニーに所属していたが本作をディズニー作品と兼任で担当する事を依頼され、本来断るところが作品の面白さに惚れ込み承諾したという。

2001年宇宙の旅』以後宇宙を舞台にした『サイレント・ランニング』を監督し、TVシリーズ『スターロスト宇宙船アーク』のプロデューサーも務めていたダグラス・トランブルに視覚効果の統括が依頼されたが、トランブルは「もう宇宙はたくさん」と言って断った。しかし『サイレント・ランニング』に参加した後もトランブルのスタジオに出入りしていたジョン・ダイクストラがこの話を知る。模型の移動装置とカメラの光学系操作をコンピュータで連動させる事に成功しており、劇場映画に用立てる事を望んでいたダイクストラはルーカスとカーツに売り込み正式に依頼された[14]

夥しい数の要素を合わせプリントを重ねる光学合成プロセスが必須であり、画質の劣化を最小限に止める為には大面積のフィルムで撮影する事が望ましかったが、トランブルのスタジオで使われていた65mmフィルムのシステムはフィルムからカメラ機材に至るまで高価で予算に収まらず、1961年の映画『片目のジャック[15]以降使われず枯れた技術となったビスタビジョン方式を採用。中古のビスタビジョン・カメラやプリンターも非常に安く調達可能で、35mmの汎用フィルムを使用しながら高画質が得られる利点は大きかった。

こうしてスタートした通称「トリック・ユニット」は本作でSFXの流行を呼び、映像化可能になった、あるいは大ヒットの可能性を見せた事で着手されるあての無かったSF映画の企画の多くが一気に映画化に動き出す。本作後に一度解散した後、次作『エピソード5/帝国の逆襲』で再結成されたILMはアカデミー賞視覚効果部門で何年も連続受賞するなど大活躍を見せる。視覚効果デザイン部門のジョー・ジョンストンはやがてSFXを多用した映画の監督にも転進し、ダイクストラ、リチャード・エドランド、フィル・ティペット、ピーター・クランなども独立してそれぞれのスタジオを構えることになる。

リドリー・スコットジェームズ・キャメロンローランド・エメリッヒピーター・ジャクソンなど高い技術を持ち自作に自由や融通の効く特撮工房を設立する映画監督の例はデジタル時代になると数々現れる。彼らは、皆に人生を変える程の影響を本作から受けたと語っている。[16]

本作の製作をきっかけにダイクストラにより開発されたダイクストラフレックス(Dykstraflex[17])はその後の特撮映画に大きな影響を与える[18]

劇中の撮影用のミニチュア(プロップ)の表面のディテールはプラモデルの部品を張り付けているが、これは一々彫刻するのが面倒だからである[19]。これは当時のアメリカのSF映画では広く普及していた手法である[20]

コンピュータ・アニメーションとの関わり

本シリーズは、その当初から当時としては珍しくCGIと関わりがあった。

物語後半、分析されたデス・スターの設計図がブリーフィングで投影される場面があるが、これは手描きの動画ではなく、コンピュータで制作したCGを映したモニター画面をコマ撮りカメラで撮影し、フィルム投射したものである。USC時代のルーカスの後輩であるダン・オバノンが監修したもので、ソフトウェア開発はトーマス・デファンティプログラミングはラリー・キューバによる。

CG研究の第一人者とされるジョン・ホイットニー・ジュニアとキューバの2人は、完成上映後にXウィングの飛行映像をCGで製作し、ルーカスにプレゼンテーションを行った。『エピソード5/帝国の逆襲』では不採用だったものの、ルーカスもCGに将来性を見出し、ほどなくILMにCG研究部門が新設された。『エピソード6/ジェダイの帰還』ではやはり3DCGによる作戦図を製作したトム・ダフ、ウィリアム・リーヴスを含むこのチームは、ピクサーの母体となる[21]

ルーカスが「未完成」と語り技術の限界から映像化を断念せざるを得なかったシーンは、20年後公開の『特別篇』でデジタル・アニメーションを駆使して作り直された。後のアナキン三部作(『エピソード1/ファントム・メナス』『エピソード2/クローンの攻撃』『エピソード3/シスの復讐』)も、背景やキャラクターなど多くがCGで作られた。

カットされたシーン

小説版にも存在する、ルークが冒頭の宇宙戦を地上から観察する場面があるが、この場面は元々「映画が始まってから20分もの間、主人公が不在なのはおかしい」という制作当時の考えからとりあえず撮影だけはされたものの、編集段階でカットされた。なお、この場面では本編では一切使用することのなかったチューリップハット調の帽子を被ったルークを見ることができる[22]2011年発売のブルーレイ版に特典映像として収録された。

公開・反響

ファースト・ランはわずか全米50館での公開であったものの、結果として良質な娯楽映画とポジティブなストーリーに飢えていた大衆は本作に熱狂し各地でヒットを記録、世界的な社会現象となった。公開初日からそれまでの興行収入も一挙に塗り変え、それまでB級、キワモノという扱いだったSF映画に対する評価も一挙に引き上げるまでになった。このことを伝えるためスピルバーグはルーカスがこもっているハワイの別荘へ行き、そこで『インディ・ジョーンズ』の構想が生まれたといわれる。なお、本作をもってルーカスは監督業からは一時期離れることになる。

日本公開時、20世紀フォックスの重役であったアラン・ラッド・ジュニアは来日して日本の劇場を訪れた[23]。本国アメリカやヨーロッパでは上映中と上映終了後、拍手と歓声などで賞賛されたが、沈黙という反応に不安を覚えたという[24]。直後に日本人は、静かにじっと鑑賞する事が彼らの賞賛の形だと聞き、安心したという[24]

また、本作の商品化ライセンスを取得していたケナー・プロダクツ英語版(現ハズブロ)は本作が失敗すると考え、玩具などの関連商品の販売はごく少数しか予定していなかった。しかし予想外のヒットによって供給が不足し、公開年のクリスマス(アメリカの玩具メーカーにとっては最大の書き入れ時)までに充分な商品を販売することが出来なかった。そのため、『スター・ウォーズ』は映画関連のコンテンツ・ビジネスの成功例の嚆矢とも言われている。

日本におけるテレビ放映

初放映

1983年10月5日午後8時より日本テレビ系の「水曜ロードショー」(2012年現「金曜ロードショー」)にて日本語吹替版が放送された。

この日の日本テレビは、朝から生番組にC-3POとR2-D2を出演させて宣伝したり、夜7時からの1時間枠に「ウルトラ宇宙クイズ・秋のSF大決戦 スター・ウォーズまで後60分!!全国子供博士大集合」という特別番組を放映したほか、映画本編も通常夜9時からの「水曜ロードショー」の放映枠を1時間前倒しし、3時間の特別編成を敷いた。

本編が始まる直前にも、日本テレビ局舎内で行われたタモリ研ナオコやC-3PO・R2-D2、愛川欽也による解説、放送開始スイッチを押すまでの劇を数分行った。この時、本編を模した部屋でオーケストラを用いたテーマ演奏が行われた。この数分の劇は、C-3POとR2-D2が日本テレビにやってくる場面から始まり、途中行われていたオーケストラ(SWテーマ)の演奏に浸っていたC-3POが、タモリ扮する警備員と揉め事を起こしたり研ナオコをヨーダの娘と思ったりするというストーリーで、このシークエンスの後、スタジオに着いたC-3POが時間が既に8時を過ぎていることに驚いて放送開始スイッチを押すという更なるシークエンスを挟んで本編に移行するというものであったが、C-3POが「放送開始」とボタンを押すたびにCMが流れ、「押すボタンを間違えた。本当のボタンはどこだ」と局内を移動する演出であったために著しい不評を買い、「早く映画を始めろ!」「ふざけるな!」といった苦情電話が殺到したことにより、後日ディレクターがコメントするという一幕もあった。

主な吹替の声優はルーク:渡辺徹、レイア:大場久美子、ハン・ソロ:松崎しげる。本編終了後、愛川欽也と渡辺徹らの対談が入り、タモリに優しく手を振られながら去っていくC-3POとR2-D2の姿が映し出され、本編を模したクレジットとともに番組は終了する。

2度目の放映

2度目のテレビ放映も同じく日本テレビの「金曜ロードショー」枠(水曜から放送曜日移動)。新しい吹き替えバージョンとして、番組内で水野晴郎にも紹介された。(前回放送時の解説であった愛川欽也は、映画解説というよりも「レイア姫、いい女だ」など個人的な感想しか述べず、そういう意味でも改善された。)主な声優はルーク:水島裕、レイア:島本須美、ハン・ソロ:村井国夫という、その後のシリーズ作と同じ組合わせでなされた。その際ベイダー役は坂口芳貞となっていたが、その後のシリーズではベイダー役のみ初放映時の鈴木瑞穂が再び担当している。ちなみに、次週予告のテロップが流れる際、「新吹き替えで放送します」と入った。

受賞

受賞 人物
編集賞 リチャード・チョウ
ポール・ハーシュ
マーシア・ルーカス
美術賞 ジョナサン・バリー
ノーマン・レイノルド
レスリー・ディリー
ロジャー・クリスチャン
衣装デザイン賞 ジョン・モロ
作曲賞 ジョン・ウィリアムズ
録音賞 レイ・ウエスト
デレク・ボール
ドン・マクドゥーガル
ボブ・ミンカー
視覚効果賞 リチャード・エドランド
ジョン・スティアーズ
ジョン・ダイクストラ
ロバート・ブララック
グラント・マキューン
ノミネート
作品賞 ゲイリー・カーツ
監督賞 ジョージ・ルーカス
助演男優賞 アレック・ギネス
脚本賞 ジョージ・ルーカス

修正・変更点

1997年の《特別篇》公開、2004年DVD版の発売、2011年ブルーレイ版の発売に際し、一部内容の修正・変更が行われている。以下に主なものを本編の流れに沿って記述する。

特別篇

  • 制作から20年が経ち、劣化・褪色していたネガフィルムを物理的に洗浄し3年かけて修復。
  • 音楽と音響効果はCEDAR社のシステムを使用してノイズ低減処理が行われた。一部の効果音と台詞は、それまでリリースされた劇場プリント、ビデオ版で脱落していた要素もあり、バラつきをなくすために再編集され、5.1chサラウンド化されている。20世紀フォックス映画のファンファーレは、サラウンド化するために本作のオリジナル版ではなく、映画『帰らざる河』にて使われた4トラックマスターを用いて収録された。
  • レンズにワセリンを塗って下の車輪を隠したルークのランドスピーダーを含め、不完全のままだった光学合成が、CGによるデジタル合成で修正された。
  • モーションコントロール・カメラを用い、実写で撮影されたオープニング・スクロールは、《特別篇》公開の2年後に公開された『エピソード1』に先行してCGにより作り直された。そのため書体や改行位置がオリジナル版と異なる。
  • タトゥイーンの岩地をR2-D2が徘徊している時に、ジャワ族に捕らえられるシーンが夕方になった。
  • サンド・トルーパーのシーンが若干延長。デューバックが頭部しか動かない大型パペットを使用していたオリジナル版からCGに変更になったことで動き回れるようになり、サンド・トルーパー小隊をタトゥイーンに降ろしたセンチネル級シャトルがCGで追加。
  • ジャワ族のサンド・クローラーの移動シーンが近景に変更。
  • オビ=ワン・ケノービの家の外観のデザインが変更に。
  • スター・デストロイヤーが接近する際のデス・スターの全景を映す場面で、デス・スターが自転するようになった。
  • ルークらがモス・アイズリー宇宙港に入る場面で、新規カットが追加。モス・アイズリーの街中にCG合成により新規の通行人、クリーチャー、ドロイド、ビークル、宇宙船が多数追加。また街の全景を映す新規カットも増やされるなど、賑わいのある街として描かれている。
  • 《特別篇》の公開を記念して製作されたスピンオフ作品『スターウォーズ 帝国の影』の主人公ダッシュ・レンダーの愛機「アウトライダー」が、モス・アイズリー上空を飛行する姿を追加。
  • 酒場カンティーナの入り口のシーンで、中に入る2人の客が追加。また、デューバックがCGに差し替えられた。
  • リック・ベイカーがマスク造形を行った酒場の客たちが一部変更(デフェル⇒メラーズ、ラック・シブラック⇒ケトウォール)。
  • 酒場の外に、CGのデューバックから降りるストーム・トルーパーがCGで追加。
  • ハン・ソロがグリードを射殺する場面が別のテイクに変更。ハン・ソロが一方的に撃つのでなく撃ち合いになった(グリードが先に1発発砲しソロが2発撃ちこむ)。またハン・ソロのグリードに対する台詞が「Yes, I bet you have.」から「I'll bet you have.」に変更。
  • 続編『エピソード5』や『エピソード6』での因縁が分かりやすいように、ハン・ソロとCG制作のジャバ・ザ・ハットが会話する新規シーンが追加。元々ジャバを人間の役者で撮影した未公開シーンがあり、それを素材に制作。またジャバの用心棒の一人としてボバ・フェットが合成で追加出演するようになった。
  • モス・アイズリー宇宙港から飛び立つミレニアム・ファルコンがCGに変更。
  • レイアの故郷、オルデランの爆発に、大規模な爆発で見られる衝撃波を模して、ドーナツ状に広がる炎の輪が追加された。
  • デス・スターに収容されるミレニアム・ファルコンがCGに変更。
  • ハン・ソロがストーム・トルーパーを追い立てた先に、大群のトルーパーと出くわして引き返す場面の行き先が、トルーパーの大編隊が集合した大部屋に変更。
  • デス・スターでのルークとレイアの通路が途切れて断崖になってる場所でのシークエンスが、後ろのドアもこじ開けられそうになったりと緊迫感が増す内容に延長。
  • ハン・ソロがストーム・トルーパーに追われシャッタードアをくぐる際、トルーパーの台詞「Close the blast doors!」が追加。
  • デス・スターから逃げるミレニアム・ファルコンに、青白い噴射の効果演出が追加。
  • ヤヴィン第4衛星の反乱軍基地(マサッシ大神殿)の入口に、CGで汚れや蔦などが追加されディティールがより描きこまれた。
  • ミレニアム・ファルコンが、ヤヴィン第4衛星に接近する場面の全体の構図が変更。
  • ヤヴィン第4衛星にミレニアム・ファルコンの着陸シーンがCGで追加。
  • ルークとタトゥイーン時代の親友ビッグス・ダークライターとの再会と、それに続くレッド・リーダーとの会話シーンが追加[注 1]。なお、映画序盤でタトゥイーンに帰郷していたビッグスが、ルークにだけ反乱軍入りを告白する未公開シーンは以前カットされており、こちらはブルーレイ版の特典映像として収録された。
  • 反乱軍の戦闘機群がヤヴィンの基地から飛び立つシーンがCGにより大幅修正。
  • ヤヴィンの戦いで多数のカットがCGによるものに変更。
  • レッド・リーダーが撃墜される直前のルークのカットに、ビッグスかウェッジの台詞「He's on your tail.」が追加。
  • デス・スターの爆発に、大規模な爆発で見られる衝撃波を模して、ドーナツ状に広がる炎の輪が追加。
  • ラストの祝勝会シーンで、左右外側の兵士たち(マットペイント画)の色調を自然な色調に変更。
  • エンド・クレジットに《特別篇》のスタッフが追加。

特別篇⇒DVD版

  • ローリー・デジタル・イメージ社によりフィルムのデジタル化が行われ、キズとホコリを徹底除去と画質の向上が図られた。その際、劇場公開時に作成された褪色の無いテクニカラープリントが参照された。
  • R2-D2とC-3POが乗る脱出ポッドが射出される際、信号音が追加。
  • ジャワ族のサンドクローラー内でC-3POが寝ていたR2-D2を起こす前に「We stopped.」の台詞が追加。
  • ルークが2重太陽を見つめてたそがれる場面で、右側の太陽とそこにかかる雲が全面的に描き直された。
  • サンド・ピープルを追い払うために、オビ=ワン・ケノービが発したクレイト・ドラゴンの咆哮の鳴き真似が変更された。
  • 破壊されたジャワ族のサンド・クローラーの周辺に、瓦礫が増えた。
  • モス・アイズリー宇宙港に入る際の、ルークのランドスピーダーの後ろ姿がC-3POを含めてCGに変更。また、小動物スカリアーの数が減った。
  • ハン・ソロとグリードの対決シーンで、両者の発砲するタイミングが縮まり、ほぼ同時に。
  • ジャバ・ザ・ハットのCGのディティールがよりリアルに修正され、『エピソード1』登場時の姿に近くなった。
  • ミレニアム・ファルコン内で修行するルークのライトセ-バーの発光色が、一部緑色に変更された。
  • ミレニアム・ファルコン内を捜索していた2人のストーム・トルーパーが顔を見合わせた際に「There's no one here.」という台詞が追加。
  • デス・スターの管制室や独房ブロックでの戦闘で、帝国軍士官にブラスターのレーザーが着弾した瞬間の服から炎が出ているカットを削除。
  • R2-D2らが籠っていた部屋に、ストーム・トルーパーが入ってくる時、右側の一人がドアに頭をぶつけるときの音が増強された。
  • レイアが囚われた拘留ブロックの通路の奥行きが深くなった。
  • トラクター・ビーム発生装置に書かれた「POWER」や「TRACTOR BEAM」などのアルファベットが、作中の公用文字「オーラベッシュ(Aurebesh)」に修正された。だが、デス・スター攻撃シーンにおいても、反乱軍の計器類のモニターにアラビア数字が表示されていたが、観客にカウントが読めないと緊迫感が伝わらないという理由で、敢えてこの部分は修正されずにそのまま使われている。
  • ダイアノーガの目玉がCGになり、瞬きをするように。
  • オビ=ワン・ケノービとダース・ベイダーの対決シーンで、オプチカル合成の不備によりライトセーバーの発光が一部消えていたが、CGで修正された。
  • ヤヴィン第4衛星の反乱軍の基地の格納庫が広くなり、戦闘機の数も増加。
  • 《特別篇》にて、レッド・リーダーが撃墜される直前のルークのカットに挿入された、ビッグスかウェッジの台詞「He's on your tail.」が再び削除。
  • ダース・ベイダーのTIEファイターが弾き飛ばされた際の、ベイダーの呼吸音が削除。

DVD版⇒ブルーレイ版

  • ドロイド購入時に、ベルーおばさんがルークに話しかける台詞が「Luke, tell Uncle...」から「Luke, tell your Uncle...」に変更。
  • ルークがタスケン・レイダーに襲われた時に、R2-D2が隠れていた洞穴の左手前に岩が追加。
  • オビ=ワンのクレイト・ドラゴンの咆哮の鳴き真似が再度変更。より響き渡る声に。
  • ハン・ソロとグリードの対決シーンが再度修正。両者の発砲タイミングがより近づいた。ほぼ同時だが依然グリードの方がほんの一瞬早い。
  • ミレニアム・ファルコンでの修行中、ルークのライトセーバーの発光色が、一部で緑色になっていたのを青色に統一。
  • デス・スター脱出後のTIEファイターによる追撃シーンにて、映像が切れていた部分が、左右のトリミングの修正により復活。

脚注

注釈

  1. ^ ただし、レッド・リーダーがルークの父と過去に面識があった旨の台詞は、シリーズ間の整合性を図るため引き続き削除された。

出典

  1. ^ a b Star Wars (1977)” (英語). Box Office Mojo. Amazon.com. 2010年4月2日閲覧。
  2. ^ [1]
  3. ^ SCREEN 2005年10月号 「スター・ウォーズ」シリーズ トリビア30連発
  4. ^ SCREEN 1997年8月号 「スター・ウォーズ」サーガ その舞台裏から製作開始直前の新シリーズまで
  5. ^ 画面奥の方にスクロールしてゆくオープニングはセシル・B・デミル監督の1939年の映画『大平原』のオマージュになっている[要出典]
  6. ^ モーツァルトの『魔笛』では侍女たちがタミーノに女王の娘パミーナの絵姿を見せると彼は彼女に一目惚れする。二人の男女にさまざまな試練が降りかかってくることも構造的に類似している[誰?]。『魔笛』を『スター・ウォーズ』のように宇宙服を着せて演じさせた演出もある[誰?]
  7. ^ ビデオとリミテッドエディションDVDの劇場公開版のみ
  8. ^ VHSとリミテッドエディションDVDの劇場公開版のみ
  9. ^ ただし、ルーカスが「スター・ウォーズ」の企画を始めたのは『アメリカン・グラフティ』の完成直後の1973年4月であり、映画会社側から「失敗作」と思われていた『アメリカン・グラフティ』が公開されて「大成功」したのは1973年8月1日からである。ゲリー・ジェンキンス『ルーカス帝国の興亡』扶桑社より。
  10. ^ その後ルーカスは、『スター・ウォーズ』シリーズ「エピソード1〜6」や『インディ・ジョーンズ』シリーズなどの大作を次々と手がけることになる。
  11. ^ “【訃報】特撮の巨匠・レイ・ハリーハウゼン死去。ゴジラ、ルーカス、ピクサーに多大な影響”. DDN JAPAN livedoorニュース. (2013年5月8日). http://news.livedoor.com/article/detail/7656547/ 2013年6月8日閲覧。 
  12. ^ [2]
  13. ^ [3]
  14. ^ 本作を断ったトランブルは『未知との遭遇』の後ダイクストラと1979年の『スター・トレック』の視覚効果を共同で手掛ける。
  15. ^ マーロン・ブランド監督・主演作でアカデミー撮影賞ノミネート。もともと『2001〜』のスタンリー・キューブリックによる企画だった。
  16. ^ エメリッヒは自ら特撮工房を構え本作で爆破撮影を担当したジョー・ヴィスコシルを迎えアカデミー賞を獲得した『インデペンデンス・デイ』の公開後、偶然遭ったルーカスに「何故ILMに視覚効果を依頼して来なかった?」と問われ「あなたと同じ事をした」と答えている。
  17. ^ コンピュータによるモーション・コントロールカメラのシステム。「ダイクストラ・カメラ」とも呼ばれた。
  18. ^ 使用料(同様の撮影システム開発に支払いが見込まれる特許使用料、またはILMからの同システムのレンタル料)の高額さに二の足を踏み、導入・活用が遅れた特撮邦画は特撮CG技術の確立・台頭の時代まで、人工臨場感演出技術で大きく水を空けられることとなる。
  19. ^ 当時アメリカで高評価だったタミヤハセガワバンダイなどの日本製のプラスチック模型が多用されている。『ガンプラ開発真話』 著:猪俣謙次・加藤智、メディアワークス。
  20. ^ プロップの完全再現を目指すモデラーの中には各種資料を元に実際に使われた流用パーツを特定して製作する者がいる(『モデルグラフィックス』連載企画「考古学的SWモデリング」など)。
  21. ^ 『特別篇』の公開後、ピクサー社は2001年にエピソード4のクライマックスをパロディに、TIEファイターに追われるXウィングがデス・スター調のTHXロゴを攻撃するというTHXトレイラー(予告篇)を製作した。スカイウォーカー・サウンドによってシリーズでお馴染みの音響効果も付けられている(現在はTHX公式サイトでは観る事が出来ない)。
  22. ^ この帽子を被ったルークのシーンは、日本公開時のパンフレットモノクロのスチル写真として掲載されていた。
  23. ^ 古谷経衡 『インターネットは永遠にリアル社会を超えられない』 ディスカヴァー・トゥエンティワン〈携書137〉、2015年、20頁。
  24. ^ a b 古谷経衡 『インターネットは永遠にリアル社会を超えられない』 ディスカヴァー・トゥエンティワン〈携書137〉、2015年、22頁。

外部リンク