ワンダとダイヤと優しい奴ら

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
ワンダとダイヤと優しい奴ら
A Fish Called Wanda
監督 チャールズ・クライトン
脚本 ジョン・クリーズ
原案 チャールズ・クライトン
ジョン・クリーズ
製作 マイケル・シャンバーグ
出演者 ジョン・クリーズ
音楽 ジョン・デュプレ
撮影 アラン・ヒューム
編集 ジョン・ジンプソン
配給 MGM
公開 アメリカ合衆国の旗 1988年7月15日
日本の旗 1989年4月8日
上映時間 108分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $7,500,000
興行収入 $62,493,712[1] アメリカ合衆国の旗カナダの旗
テンプレートを表示

ワンダとダイヤと優しい奴ら』(A Fish Called Wanda)は1988年制作のイギリスの映画。ケヴィン・クラインがアカデミー助演男優賞を受賞した、盗まれたダイヤモンドの在り処をめぐるライト・ブラックなクライムコメディ。

ストーリー[編集]

ジョージと吃音で彼の右腕のケンは宝石強盗を計画し、アメリカ人のセクシーな詐欺師ワンダと、ヒットマンのオットーと共に計画を実行し、高額のダイヤモンドを盗み出した。ワンダとオットーは兄弟だという触れ込みだったが、実は恋人同士で、盗みが成功するとすぐに裏切り、ジョージを警察に通報してしまう。ダイヤを持って逃げようとした二人だが、隠し場所である金庫を開けてみると、中には何も入っていなかった。オットーを信用していなかったジョージが、ダイヤを保管た本物の金庫の鍵をケンに預けたのだ。

ジョージは留置場で弁護士アーチーとの接見の後、面会に来たワンダとオットーに、共犯者の名前を挙げて司法取引に応ずる気があることを告げる。ケンの家でワンダは熱帯魚の水槽の中から鍵を見つけ、自分のペンダントの中に隠した。ワンダは続いて本物の金庫の手掛かりを得るべく弁護士アーチーに近づき色仕掛けを行う。最初はワンダの要求を突っぱねていたアーチーだが次第にワンダの色気と気立てのよさに惹かれてゆく。ワンダとアーチーが、アーチーの家で結ばれようとしたとき、嫉妬に狂ったオットー、たまたま帰ってきたアーチーの妻ウェンディと娘ポーシャが乱入してくる。ワンダの落としたペンダントをウェンディへのプレゼントだとアーチーは取り繕ったが、今度はワンダがペンダントを返してくれるように泣きついてくる。アーチーは泥棒を偽装しワンダのペンダントを妻の宝石箱から取り戻した。そんな経緯もあって、ワンダのほうも次第に誠実なアーチーに好意を寄せてゆく。

一方で、ジョージは無罪を勝ち取るために、目撃者であるコーディ夫人を殺害するようにケンに命じていた。ケンはコーディ夫人を殺そうと算段するが、なぜか夫人の飼い犬を次々に死なせてしまうことになった。動物を愛するケンにはつらい出来事になったが、老婦人は心臓発作のため、ケンの手によらずに亡くなる。

ジョージの裁判が開かれた。ワンダは証言台に立ちジョージのアリバイを崩す証言を行った。この証言の中でアーチーの浮気を確信したウェンディは離婚を宣言した。アーチーは金庫の隠し場所を言うようにジョージに迫る。盗品を返却して減刑を申し出る……と言うのは表向きの理由で、ワンダとの逃避行のためダイヤモンドを手に入れるためだ。その頃、オットーはケンの飼っている熱帯魚を喰って脅し、金庫の隠し場所を聞き出していた。

一足早く、ダイヤモンドを手に入れたオットーはワンダを連れて空港へ。アーチーとケンも2人を追って空港へ。空港内では、ワンダを連れて高飛びしようとするオットー。オットーを出し抜いてダイヤを手に入れアーチーを待つワンダ。オットーからワンダを奪い返そうとアーチー。オットーに喰われた熱帯魚たちの仇を討とうとするケン。四者それぞれの思惑と騒動の結果、オットーはローラー車の下敷きになる。オットーの最期を見たケンは喜びのあまり吃音も治り、アーチーはワンダと再会、逃避行へと。

後日談として、アーチーとワンダは結婚、計17人もの子宝に恵まれた。ケンは水族館ショーの司会になり愛する動物たちと共に過ごしている。死んでなかったオットーは南アフリカに移住し司法大臣になった。

キャスト[編集]

役名 俳優 日本語吹き替え
テレビ版
アーチー ジョン・クリーズ 阪脩
ワンダ ジェイミー・リー・カーティス 高島雅羅
オットー ケヴィン・クライン 大塚芳忠
ケン マイケル・ペイリン 青野武
ジョージ トム・ジョージソン

参考文献[編集]

  1. ^ A Fish Called Wanda”. Box Office Mojo. Amazon.com. 2012年7月11日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]