名探偵コナン から紅の恋歌
名探偵コナン から紅の | |
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Detective Conan The Crimson Love Letter | |
監督 | 静野孔文 |
脚本 | 大倉崇裕 |
原作 | 青山剛昌 |
出演者 |
高山みなみ 山崎和佳奈 小山力也 堀川りょう 宮村優子 ゆきのさつき 山口勝平 林原めぐみ 緒方賢一 松井菜桜子 岩居由希子 高木渉 大谷育江 宮川大輔 吉岡里帆 |
音楽 | 大野克夫 |
主題歌 |
倉木麻衣 「渡月橋 〜君 想ふ〜」 |
撮影 | 西山仁 |
編集 | 岡田輝満 |
制作会社 | トムス・エンタテインメント |
製作会社 |
小学館 読売テレビ 日本テレビ ShoPro 東宝 トムス・エンタテインメント |
配給 | 東宝 |
公開 |
2017年4月15日 2017年5月18日 2017年6月22日 2017年7月14日 2017年7月27日 2017年8月2日 2017年8月10日 2017年9月8日 2018年10月18日 |
上映時間 | 112分[1] |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
興行収入 |
68億9000万円[2][3] $63,147,576 [4] |
前作 | 名探偵コナン 純黒の悪夢 |
次作 | 名探偵コナン ゼロの執行人 |
『名探偵コナン から紅の恋歌』(めいたんていコナン からくれないのラブレター)は、2017年4月15日に公開されたアニメ映画で、劇場版『名探偵コナン』シリーズの21作目にあたる。上映時間は112分[1]。興行収入は68億9,000万円を記録し、2017年邦画興行収入ランキング第1位を獲得した[3]。キャッチコピーは「待っとれ 死んでも守ったる─」「ふたひらの運命を引き裂く哀しき歌―紅に染まる巡恋(チェインドラブ)ミステリー」[5]。
概要
2016年11月30日発売の『週刊少年サンデー』2017年1号にて、本作の公開日とタイトルの発表およびティザービジュアルの公開が行われた。その後、同年12月9日に放送されたテレビスペシャル『名探偵コナン エピソード“ONE” 小さくなった名探偵』では、本作の特報映像が放送され[6]、その翌週の同年12月16日には、公式チャンネルによってYouTubeで公開された[7]。
監督は前作に引き続き静野孔文、脚本は推理作家の大倉崇裕[注 1]が手がけている。主な内容は、大阪や京都を舞台として百人一首が絡む事件に江戸川コナンと服部平次が挑むというもので[注 2]、本作に登場する「自称・平次の婚約者」こと大岡紅葉は、今後の原作にも大きな影響をおよぼすという[8]。
平次と遠山和葉は第17作『絶海の探偵』以来4年ぶりの登場で、劇場版には通算7回目の登場となる[注 3]。平次と和葉がメインになる映画は第7作『迷宮の十字路』以来2度目で、本作のキャスト表記は公式サイトやポスターなどで毎年主役扱いのコナン、毛利蘭、毛利小五郎と同様に太字で別格になっている。さらに、毎年数か所で行われる舞台挨拶でも、常連であるコナン役の高山みなみ、蘭役の山崎和佳奈、小五郎役の小山力也らに平次役の堀川りょうと和葉役の宮村優子が同席するなど、本作では平次と和葉が主役同然に位置付けられている。故に、和葉がエピローグに登場した初めての劇場版でもある。
大岡紅葉と執事の伊織無我はテレビアニメに先行しての劇場版初登場となる[注 4]ほか、平次の母親である服部静華[注 5]も劇場版初登場となる[注 6]。この他、回想のみではあるが京極真も初登場となった[注 7]。
大阪や京都などの関西圏が舞台となるのは第17作『絶海の探偵』以来となる。また、コナンと平次は、第13・14・17作では間接的に関わるのみであったが、『探偵たちの鎮魂歌』以来に、直接対面している。平次や和葉と同様に、服部平蔵・遠山銀司郎と大滝悟郎も4年ぶりの登場となるが[注 8]、本作以降の銀司郎は、2015年3月7日に死去した小川真司に代わりてらそままさきが担当。また、平蔵役も小山武宏から本作のテレビアニメ版及び劇場版第1作に出演経験のある山路和弘に変更された。本作は関西が舞台であるため、ゲストキャラクターも関西出身の声優が多く起用されている。
これまで全ての劇場版に登場していた目暮警部が初めて登場しない作品である[注 9]。また、目暮の部下である警視庁捜査一課の刑事たち(高木渉、佐藤美和子、白鳥任三郎、千葉和伸)も登場せず、本作で起こる事件は大阪府警と京都府警の合同捜査となっている[注 10][注 11]。このため、京都府警の綾小路文麿も3年ぶりに登場した。
オープニング映像は概ね前作『純黒の悪夢』の演出を継承しており、本作でもタイトルからオープニング映像までのシーンを片目だけで見ると3D映像のように見えるようになっているが、新一が幼児化したシーン以降の背景やテロップなどが一新され、本作に合わせて百人一首の札や書道などをあしらった和風のデザインとなっている。また、和葉役の宮村がオープニングのキャストクレジットで紹介されるのは本作が初であり、平次役の堀川も『探偵たちの鎮魂歌』以来の紹介となる。
エンドロールの終盤では、脚本としてシリーズに携わり前年に亡くなった古内一成が追悼されている。
本作の公開と同日に放送のテレビアニメ第855話「消えた黒帯の謎」[11]は本作のプレストーリーとなっており[12]、京極真がテレビアニメオリジナルに初登場し、原作に先駆けて彼の少年時代も描かれた[13]。ただし、上記のように本作は季節が秋なので、放送時期に合わせて毎年季節もループするテレビアニメにおいて、季節の描写が異なる形式になっている。
本作のエピソードは原作にも反映されており、本作公開年の原作では帝丹高校の修学旅行で京都を訪れた蘭が紅葉と初めて会話するシーンにて、すでに以前出会っていたことが語られる[14]。この際、本作で関わらなかった園子が紅葉や伊織と初対面となっている[15]。また、平次と和葉も同様に紅葉とのやりとりで、本作の競技かるたを経てすでに面識があることにもなっている。さらに、これまで劇場版とプレストーリーのみのアニメオリジナルキャラクターだった綾小路文麿も、すでにコナンたちと面識がある形で同シリーズに初登場を果たしている[注 12]。
小学館ジュニア文庫から2017年4月13日に本作の小説版が発売され[16]、これとは別に、脚本最終稿をベースにして脚本を担当した大倉が書き上げた『小説 名探偵コナン から紅の恋歌』が小学館文庫から2017年12月6日に発売された[17][注 13]。前者は本編のノベライズだが、後者は原作的な小説である。また、2017年4月12日には「名探偵コナン 平次&和葉セレクション」も発売された[18]。そして、本作では第9作『水平線上の陰謀』以来となる(パンフレットを除く)本作単独の解説本「名探偵コナンシネマガイド2017」が公開前の2017年4月5日に発売された[19]。さらに、本作の公式ガイドも兼ねた「名探偵コナン 服部平次&遠山和葉 シークレットアーカイブス」も発売されている[20]。
タイトルの「から紅」は漢字で唐紅と書き、紅葉のような濃い紅色または深紅を指す言葉で[21]、六歌仙および三十六歌仙の1人である在原業平が詠んだ小倉百人一首の第17句「ちはやぶる 神代(かみよ)も聞(き)かず 竜田川(たつたがは) からくれなゐに 水(みづ)くくるとは」にも詠まれているフレーズである。また、同じく三十六歌仙の1人である平兼盛が詠んだ小倉百人一首の第40句「しのぶれど 色(いろ)に出(い)でにけり わが恋(こひ)は ものや思(おも)ふと 人(ひと)の問(と)ふまで」も和葉の恋心に関する歌になっており、予告編では和葉役の宮村がこの句を詠んでいる[注 14]。さらに、崇徳院が詠んだ小倉百人一首の第77句「瀬(せ)をはやみ 岩(いは)にせかるる 滝川(たきがは)の われても末(すゑ)に 逢(あ)はむとぞ思(おも)ふ」も新一と蘭の恋心に関する歌として、予告編にて新一役の山口勝平と蘭役の山崎が詠んでいる。
次作『ゼロの執行人』以降は金曜日公開となったため[22][23]、今作が最後の土曜日公開となった。
劇場版シリーズの定番となっているエンディング後の次回作の予告は、今作でも放映された。エピローグ終了後に宇宙から見た日本列島の夜景をイメージした映像が、5秒前からのカウントダウンとともにライトアップされた首都圏へクローズアップして行き、カウントが0になったところで、安室透役の古谷徹の声[24][注 15]による「ゼロ」という呟きと同時に首都圏の灯りが消えた直後、次回作の製作および公開が決定した旨の字幕による予告が流れた。その後、2017年11月26日午前0時より劇場版公式Twitterアカウントにて「3」から始まるカウントダウンが行われ[25][26][27]、「0」になる同年11月29日午前0時に、公安警察をテーマに安室透がメインとなる『名探偵コナン ゼロの執行人』のタイトルとキービジュアルが発表された[28][29]。
ストーリー
ある日の早朝、京都・東山のある屋敷で、百人一首の団体「
同日の午後、コナンと蘭、少年探偵団一行は、皐月会の会長である阿知波研介との対談を行う小五郎に同行し、皐月会が主催する大会「高校生皐月杯」が行われる日売テレビを訪れた。そこでコナンたちは、服部平次や遠山和葉と合流し、彼らと同じ改方学園の大会出場者である枚本未来子に出会う。大会のリハーサル収録を見学し終えて控え室に向かう途中で、百人一首の高校生チャンピオンの大岡紅葉と対面したコナンたちは、彼女が平次を見るなり「会えるんやないかと思てました。ウチの未来の旦那さんに…」と涙を浮かべながら呟いたことに驚く。
そのころ、大阪府警に「日売テレビを爆破する」との爆破予告のメールが届き、服部平蔵・遠山銀司郎・大滝悟郎らが対応を協議していた。爆破予告のメールには百人一首の札の画像が添付されており、「悪質なイタズラ」ではないかとも考えられていたが、「イタズラやなかったら大事やぞ」と危惧する平蔵の意向により、日売テレビに避難要請を出す。
要請を受けた日売テレビは、爆破予告の件を周囲に知られないようにしつつ、ビル内にいる全員に避難を呼び掛ける。突然の避難勧告発令に疑問を抱きながらも、コナンと少年探偵団、蘭と小五郎は外へ避難する。平次と和葉も避難を開始するが、未来子がスタジオに残されていた決勝戦用の百人一首の札を取りに戻ったため、彼女を追って引き返す。しかし、平次らがまだビル内にいる間に突如大規模な爆発が起こる。平次らを見失った未来子は警備員とともに無事外に避難したが、その直後に2回目の大爆発が起こり、平次と和葉は崩壊するビル内に取り残されてしまう。それに気付いたコナンは、万が一の時のために用意していたスケートボードで2人の元へ向かい、コナンの手助けの下、平次は和葉を抱きかかえながらビルから降りて間一髪助かる。
爆破予告が実行された場合に備えていた警察と消防の迅速な対応もあり、テレビ局爆破による死者は1人も出ず、百人一首の札も無傷で済んだ。しかし、その札を守ろうとした未来子は腕を骨折してしまい、大会を辞退せざるを得なくなる。未来子は和葉に自分の代わりに皐月杯に出場するよう説得するが、直後に和葉は紅葉から皐月杯で勝ったほうが平次に告白する権利を得るという挑戦状を叩きつけられ、平次を取られたくない和葉は、紅葉の挑戦を受けて立つと宣言する。和葉はその夜からかるたの猛特訓を行い、平次の依頼で駆け付けた平次の母で元クイーンの服部静華に師事し、徹底的にかるたの腕を磨いていく。
ほどなくして「矢島俊弥が何者かに殺害された」という知らせが阿知波の元に届き、小五郎は彼と共にパトカーで京都の現場に駆けつける。コナンも平次と共にバイクで現場へ向かい、小五郎達よりも前に現場へ到着していた京都府警の綾小路文麿の案内で、遺体が発見された部屋へ通される。そこでコナンたちは、矢島の血痕が付着した大量のかるた札が散乱している様子を目撃する。平次とコナンは、綾小路の許可を得て簡単な現場検証を始め、矢島の手の血痕から彼が散乱しているかるた札の一枚を持っていたことを突き止め、コナンは現場の写真を灰原に送り矢島がどの札を持っていたのかの解析を依頼する。次に、2人はテレビのリモコンに付着した血痕から、矢島が殺される直前にテレビで何かを見ていたと踏み、テレビの電源を入れるとそこには紅葉の姿が映し出されていた。この後、小五郎によって強制的に外へ出された2人は、現場に到着したばかりの関根康史を見つけ、関根と阿知波らの会話を聞いていた平次とコナンは、ある違和感に気付く。テレビ局の爆破事件も矢島の殺害も「皐月会」を狙っていることから、コナンは阿知波を、平次は後から来た綾小路警部と共に紅葉を見張る。
翌日、矢島邸での言動に疑問を抱いた平次とコナンは、関根が矢島の殺害犯ではないかと睨み問い詰めるが、関根はそれを否定し皐月杯のリハーサルのために阿知波や紅葉とともに3人それぞれ別々の車で阿知波会館に向かうことになる。しかし、車列が走り出した直後に何者かに爆破され、阿知波と紅葉は無事だったが、爆弾が仕掛けられていた車に乗っていた関根が重傷を負い、意識不明の状態となる。大阪府警では阿知波に対する聴取が行われ、そこで皐月会に恨みを持つ人物として、かつて存在した百人一首の団体・名頃会のリーダーであった名頃鹿雄が浮上する。名頃は5年前に皐月会に挑戦状を叩きつけたが、その試合を放棄して以降は消息不明となっていた。日売テレビを含めて、これまでの被害者には名頃の得意札が添付されたメールが送られていることから、捜査本部は名頃を容疑者として捜査を進める。そして、この場で平次は紅葉にも名頃の得意札の添付されたメールが送られていることを電話で聞いて忠告するが、聞き入れられず大阪府警は紅葉の警備体制を強化する。捜査会議が終わり、大阪府警から出てきたコナンと平次は阿知波に5年前、一体何があったのかを問い詰める。意を決した阿知波は、コナンと平次に自分の部屋に来るように告げる。
大阪観光を終えた蘭は、紅葉がいる病院にパスケースを届けに行き、待合室にいた紅葉を見つけて声をかける。この時、蘭に平次と指切りをしている写真について問われた紅葉は、『瀬を早み』の句を詠み、幼いころに平次と結婚の約束を交わしたことを告白し、蘭は答えに詰まってしまう。
一方、阿知波はホテルに戻ったコナンと平次に、名頃が5年前の試合前日に皐月の家を訪ね、皐月にかるた勝負を挑み皐月が勝利したことを話す。しかしコナンは、皐月の試合がある日は必ず洗車をするという阿知波の車が、5年前の試合当日には汚いままだったことに違和感を覚える。
その夜、平次は和葉を手伝おうと部屋に行った時、蘭から小学生の時のかるた大会で負かした女の子の事を聞かれ、ようやくそれが紅葉だと思い出し、和葉に伝える。
その後、阿知波会館では大阪府警と京都府警による厳重な警備体制の下で皐月杯が開催されるが、関根が意識を取り戻したとの連絡が入り大阪府警が警備を離脱する。和葉と紅葉が順調にトーナメントを勝ち進み決勝の行われる皐月堂へ阿知波と共に向かうが、ほぼ時を同じくして敷地内の倉庫が爆発する。コナンと平次は現場へ向かい、綾小路から名頃が誤爆した可能性を伝えられるが、コナンは海江田藤伍の着けていた大きな指輪が付近の木に刺さっているのを発見する。このことからコナンと平次は、海江田がこれまでの事件の実行犯であり、真犯人によって名頃が死んだように見せかけて殺害されたと推理する。そして、阿知波にも名頃の得意札の添付されたメールが送られていることと、和葉の携帯電話にも名頃の得意札の添付されたメールが送られていたことを綾小路から聞いた途端、平次は血相を変えてコナンをバイクに乗せ皐月堂に向かう。平次とコナンは、皐月堂が最後の爆破の標的であることに気付くが、既に爆発し炎上していた。
皐月堂では、阿知波を
コナンは決勝戦用の百人一首の札を調べられると困るのではないかと阿知波に問い、札の側面に付いた黒ずみは名頃の血液で名頃を殺害した犯人の指紋ではないかと指摘する。これに観念した阿知波は、5年前の試合前日の阿知波邸での前哨戦に皐月が負け、恥を晒さないように自身の手で名頃を殺したことを自白する。これを聞いて平次とコナンは札を証拠に自首するよう勧めるが、阿知波は札を証拠にすることだけは拒否する。この様子を見たコナンは、札に付着した指紋は阿知波の物ではなく皐月の物ではないかと気付く。実は5年前の試合前日の阿知波邸での前哨戦には、阿知波の持っていたテープが読手代わりに使用されており、札の詠まれる順番をある程度覚えていた皐月にとって圧倒的に有利な条件での試合であったにも拘らず、皐月は名頃に負けてしまい、動揺して衝動的に名頃を殺害してしまったのである。その直後に帰宅した阿知波は偽装工作を施し、翌日の試合本番は皐月の不戦勝となるが、名頃に敗北を喫して殺害してしまったショックと罪悪感から、皐月は2年後に病死を遂げる。この真相を話し終えた阿知波は、皐月堂に仕掛けた爆弾を起爆しようとするが、紅葉は「試合当日には名頃は負けるつもりだったのでは」「名頃は初恋の相手である皐月にただ褒められたかっただけだった」と話し、それを聞いた阿知波は自分の愚かさに腰を抜かしながら起爆装置を床に落とす。
その後、今にも崩れそうになっている皐月堂から避難しようと試みるが、平次と和葉を残してエレベーターが落ちてしまう。エレベーターはコナンの伸縮サスペンダーでどうにか止まり、平次は和葉をバイクの後ろに乗せ、先ほど拾った爆弾の起爆装置とその爆風を利用して皐月堂から離れた滝壺まで飛び移る[注 17]。
後日、紅葉には負けてしまったものの、自身の得意札である『しのぶれど』は取れたことを、和葉はホテルのエントランスで蘭に報告する。そこへ、平次に告白するために入って来た紅葉は、幼い頃「嫁に取ってやる」と平次に言われたと主張するが、当時を思い出した平次は「(札を)強めに取ってやる」と言ったのだと主張し、紅葉がブライダルカー仕様の車で去っていくところで終幕を迎える。
登場人物
レギュラーキャラクター
メインキャラクター
本作の物語の中心となる登場人物。
- 江戸川 コナン(えどがわ コナン)
- 声 - 高山みなみ
- 本作の主人公。本来の姿は「東の高校生探偵」として名を馳せている工藤新一だが、黒ずくめの組織に飲まされた毒薬・APTX4869の副作用で小学生の姿になっている。
- サッカーは並の高校生を超えた天才的な実力の持ち主で、本作でもその能力を生かして危機を乗り越え、平次と共に事件の解明に奔走する。
- 本作はモノローグでだが、和葉のことを「和葉ちゃん」と呼んでいる[注 18]。
- 服部 平次(はっとり へいじ)
- 声 - 堀川りょう / 比嘉久美子(幼少時代)
- 本作のキーパーソン。「西の高校生探偵」として有名で、新一とは「東の工藤・西の服部」と並び称されるライバルであるが、彼の親友でもある。コナンの正体を新一と知る数少ない人物の1人。大阪府警の強豪を全て倒せるほどの剣道の達人。
- 幼少の頃にかるたが得意だったことが判明。
- 遠山 和葉(とおやま かずは)
- 声 - 宮村優子
- 本作のヒロインにしてキーパーソン。平次の幼馴染かつガールフレンド。平次に好意を持っており、その想いを伝えようとしたことはあるが、失敗しており伝えられていない。蘭とも仲が良い。合気道部に所属しており有段者でもある。
- 人数あわせの「ゾンビ部員」であるものの、かるた部にも兼部していることが明らかとなり、成り行きで百人一首の大会に初出場することとなる[注 19]。
- 大岡 紅葉(おおおか もみじ)
- 声 - ゆきのさつき
- 本作のキーパーソンで、京都泉心高校の2年生。百人一首の団体「皐月会」に所属し、高校生の百人一首チャンピオンで「未来のクイーン」と言われている。競技かるたに携わる者として聴覚も鋭い。平次を「未来の旦那さん」と呼び、子供の頃に平次と「指切り」をした時の写真を「御守り」として肌身離さず持ち歩いている。
- 自身の名前が紅葉であることから平次を巡る恋のライバルである和葉のことを「葉っぱちゃん」と呼ぶが、和葉の居ない所では彼女の事を気に掛けてもいる。服部静華を旧姓の池波(いけなみ)静華で呼び、競技かるたの元クイーンであることを認識している一方で、静華にかるた勝負で強気な発言をしたり平次が自分を守っていることを臆面もなく話すなど、静華が平次の母であることは知らない。
- 文庫版では高速道路で犯人に、自宅を二人組の警察官[注 20]に襲われるなど、幾度となく命を狙われている[注 21]。
その他のレギュラーキャラクター
- 毛利 蘭(もうり らん)
- 声 - 山崎和佳奈
- 原作・テレビアニメ本編のヒロイン。新一の幼馴染かつガールフレンドで、関東大会で優勝するほどの空手の達人。
- 新一から想いを伝えられているが、その返事はまだできておらず、本作でも想いを伝えられた時のことを回想するシーンがある。
- 競技かるたに出場する和葉に協力する。
- 毛利 小五郎(もうり こごろう)
- 声 - 小山力也
- 蘭の父親で「眠りの小五郎」の異名で有名な私立探偵。コナンの保護者。元警視庁捜査一課強行犯係の刑事。
- 第17作『絶海の探偵』以来に眠りの小五郎で推理を披露している。
- 工藤 新一(くどう しんいち)
- 声 - 山口勝平
- コナンの本来の姿で高校生探偵。
- 蘭の回想シーンにおいて、APTX4869の解毒薬で一時的に元の姿に戻った新一が、ロンドンで蘭に告白した時の様子が描かれている。
- 本作のポスターでの服装はジャケットこそ着ているが、帝丹高校の制服とは異なるものになっている(黄緑色のネクタイもしていない)。
- 灰原 哀(はいばら あい)
- 声 - 林原めぐみ
- 元黒の組織の一員かつAPTX4869の開発者で、コナンの正体を新一と知る数少ない人物の1人。
- 阿笠博士と共に大阪には行かずに米花町に残ったために出番は少ないが、矢島俊弥の殺害された現場に残っていた証拠のかるたの解析をコナンから依頼される。他にもデータ調査等の情報収集をして、コナンと平次に陰ながら協力している。
- 阿笠 博士(あがさ ひろし)
- 声 - 緒方賢一
- コナンの正体を新一と知る数少ない人物の1人で、発明家。
- 灰原と共に米花町に残っており、第17作『絶海の探偵』以来でコナンや少年探偵団と一度も直接会っておらず[注 22]、何の行動も起こしていないが、彼の開発したシステムを灰原が使用して事件の調査には貢献している。ダジャレクイズは中盤で電話越しで出題。
- 文庫版では、コナンに通信機と超小型盗聴器を与えている。やはり別行動を取っているため、コナンには協力しつつも探偵団とは接触していない。
- 鈴木 園子(すずき そのこ)
- 声 - 松井菜桜子
- 蘭の同級生で親友。鈴木財閥の令嬢で、蘭や新一とは幼馴染でもある。蘭と新一を通じて、遠山和葉・服部平次とも友人関係。
- 本作のプレストーリーで起きた事件の際に風邪を引いてしまったため、コナンと京極と共にUSJで蘭と合流した後、大阪府内の病院で入院してから東京の自宅に送り返される羽目になり、本作の事件には直接関わらない。ただし、和葉が競技かるたの特訓を始めることを蘭から聞いた際には、和葉が特訓に費やす時間を多く持てるよう、彼女達が宿泊するホテルの手配を鈴木財閥に依頼した。
- 吉田 歩美(よしだ あゆみ)、小嶋 元太(こじま げんた)、円谷 光彦(つぶらや みつひこ)
- 声 - 岩居由希子(歩美)、高木渉(元太)、大谷育江(光彦)
- 少年探偵団の3人。
- 歩美の素直な性格は本作でも表れており、和葉が紅葉から平次との関係を聞かれた際に、横から「好きなんだよね」と笑顔で答えている。一方で、和葉と紅葉の女の対決も敏感に感じ取っていて、緊張した面持ちで「凄いの見ちゃったね」と感想を述べている。
- 「食欲の秋」故にか、元太は食い意地の張っており千枚漬けを鷲掴みにして食べる行為を見せた事で、コナンに皐月杯の決勝戦で使用するかるたの側面に付着した血痕の存在を気付かせることになる。
- 伊織 無我(いおり むが)[32]
- 声 - 小野大輔
- 大岡家の執事。紅葉の指示で平次の素行を調査するため、「
和田 進一 ()」[注 23]という偽名を使って医療関係者に変装したことがあり、その際には気配をまったく感じさせずにコナン・平次・安室 透(あむろ とおる)の3人の会話に介入するなどの鋭い行動を見せていた[33][注 24]。 - 本作でも常に紅葉の傍らで控えている。
- 服部 静華(はっとり しずか)
- 声 - 勝生真沙子
- 平次の母親で、服部平蔵の妻。夫や息子同様に剣道の達人。
- 競技かるたの元クイーンであることも判明し、平次に頼まれて和葉に競技かるたの個人指導を行う。
- 綾小路 文麿(あやのこうじ ふみまろ)
- 声 - 置鮎龍太郎
- 京都府警捜査一課警部。
- 矢島邸の前でコナンと平次を制止する部下に対し、「その子らやったら…通してもかめへんよ」と2人を通すよう指示する[19]。
- 文庫版では、関根襲撃の際に大勢の警察官を引き連れて高速道路を包囲したり、京都府警のヘリを手配したりするなどの描写がある。さらに、関根に事情聴取を行う刑事も、本編では大滝だが、文庫版では綾小路になっているなど違いがある。
- 大滝 悟郎(おおたき ごろう)
- 声 - 若本規夫
- 大阪府警捜査一課強行犯捜査係の警部。
- 本作で終盤に行動を共にする刑事は、本編では綾小路だが、文庫版では大滝になっている。また、捜査情報を平次やコナンに伝えているほか、警備と監視を兼ねて、刑事を覆面パトカーと思われる車に乗せている。
- 服部 平蔵(はっとり へいぞう)[注 25]
- 声 - 山路和弘
- 平次の父親で大阪府警本部長。平次を上回る推理力の持ち主。剣道も有段者の腕前。
- 遠山 銀司郎(とおやま ぎんしろう)[注 25]
- 声 - てらそままさき
- 和葉の父親で大阪府警察刑事部長。平蔵とは幼なじみかつ親友で、右腕として信頼を寄せられている。
- 京極 真(きょうごく まこと)
- 声 - 檜山修之
- 園子の彼氏。杯戸高校空手部主将で世界中を武者修行で旅している。
- 劇場版は本作が初登場であるが、本編では園子の回想シーンとして描かれるのみとなっている。ただし、本作のプレストーリーには本人が登場しており、起きた事件にも関わっていた。本格的な登場は、第23作『紺青の拳』からである。
オリジナルキャラクター
- 和智 佐和子[34][注 26]
- 紅葉の「高校生皐月杯」での対戦相手。本編ではセリフはなく出番は少ないが、文庫版では皐月会館の建物の構造の説明をするなど、本編より出番は多くセリフもある。
- 警官
- 声 - 福島潤
- 阿知波会館の警備を担当した刑事。物置小屋の前にいたコナンと平次を「これ以上入ったらあかん」と言って、制止した。
- 読み上げ機の声
- 声 - 木本景子
- 演じる木本は、プロモーションコラボした『ちはやふる』のアニメと実写映画の両方で読み手の役割をつとめている。
皐月会
- 枚本 未来子(ひらもと みきこ)[35]
- 声 - 吉岡里帆
- 百人一首の団体「皐月会」に所属する。平次や和葉と同じ改方学園の2年生で、かるた部の主将を務める[35][36]。
- かるた部に和葉を誘った張本人で、廃部の危機を回避するため、日々練習に打ち込んでいる努力家。昨年は高校生皐月杯争奪戦のベスト4まで進んでいる。
- 平次・和葉と共に日売テレビの爆破事件に巻き込まれ[35][36]右腕を負傷してしまい、出場予定だった今年の高校生皐月杯の辞退を余儀なくされている。
- 関根 康史(せきね こうじ)[35]
- 声 - 宮川大輔
- 「皐月会」に所属するカメラマン[35]。元々は「名頃会」に所属していたが、名頃失踪時に紅葉と共に「皐月会」へ移った。紅葉と同じく現在も失踪した名頃を慕っている。かるたの腕前はトップクラスで、名人の座を狙っている。日売テレビの爆発事件の際には連絡が取れなかった他、最初の殺人事件の現場に現れるなど謎の行動が多い[35]。
- 中盤で犯人に車を爆破されてから出番はなかったが、終盤では病室での様子が少しだけ描かれている。
- 阿知波 研介(あちわ けんすけ)[34]
- 声 - 阪脩
- 「皐月会」の会長。妻・皐月の死後に会長となった。かるたでは自身もかなりの腕前を持っているものの、札の読み手の方が好きで[19]:28頁、皐月杯の決勝戦では
読手 ()を務める[37]。 - 一代で財を築き上げた不動産会社「阿知波不動産」の社長でもあり、「浪速の不動産王」の異名を持つ。さらに、小五郎との対談の様子も文庫版で描かれている。
- 「阿知波不動産」を経営していたころに香港で海江田と知り合い、意気投合した[注 27]。
- 阿知波 皐月(あちわ さつき)
- 声 - 吉田美保
- 研介の妻。20年前に「皐月会」を創設し、その初代会長を務めていたが、3年前に病死している。マスコミを味方に付けた名頃に対戦を挑まれるものの、名頃が対戦日に現れず不戦勝となった。
- 矢島 俊弥(やじま としや)[34]
- 声 - 石川英郎
- 「皐月会」会員。灘の造り酒屋「矢島酒造」の次男で[19]:29頁、京都の豪邸に1人で住んでいる[37]。皐月杯には2年連続で優勝している。
- 阿知波や小五郎と対談をする予定だったが、自宅で皐月会の決勝戦を録画したDVDの鑑賞中に撲殺される。
- 文庫版ではある人物から、薄汚い強請屋だったことが明かされた。また、死亡推定時刻も異なっている[注 28]。
名頃会
- 名頃 鹿雄(なごろ しかお)
- 声 - 一条和矢
- 京都を拠点にする少数精鋭の競技かるた団体「名頃会」の代表。紅葉の師匠であり、得意札は自身の名前が「鹿雄」であるとの理由で「紅葉」が歌われた札である[注 29]。競技かるたの実力はトップクラスで、紅葉をはじめ弟子からはとても慕われている。紅葉からは何故あの日、試合会場に来なかったのかと言われている。「皐月会」をライバル視しており、5年前に阿知波皐月に試合を申し込むが、試合当日に現れず不戦敗となり、以来行方不明になっている。
阿知波研介の秘書・元秘書
- 海江田 藤伍(かいえだ とうご)
- 声 - 石井康嗣
- 阿知波研介の元秘書。阿知波の右腕として有名であったが、現在は秘書を辞めており、行方不明ということになっている[注 30]。「阿知波不動産」の裏の部分を一手に担ってきた切れ者と噂されており[19]:29頁[37]、親指には大きな指輪を付けている[注 31]。文庫版では、大量のダイナマイトを盗んだり[注 32]、高速道路[注 33]で関根の車を爆破したり、大阪府警の刑事をライダースーツを着たままいとも簡単に殴り倒したり、剣道の名手である平次と激闘を繰り広げたりした[注 34]。
- 本編では、阿知波(文庫版では皐月)会館の防災システムルームに侵入して、警察官を気絶させたのち防災設備をシャットダウンさせたが、文庫版ではこのシーンはなく、ダイナマイトを積んだ軽トラックで通用口から入った描写に変更されている。その際も高速道路同様、作業員を気絶させた[注 35]。
- 他にも、入り口で指紋認証装置をパスしてから会場へと入るシーンも、文庫版にはない本編オリジナルのシーンである。死に様も文庫版と本編では異なっている[注 36]。また予告状を送り付けた手段は、本編では紙を送付しているが、文庫版では電話で伝えている。
- 秘書
- 声 - 斎賀みつき
- 阿知波の秘書で女性。阿知波を陰ながらサポートしている。
日売テレビ
- プロデューサー
- 声 - 大西健晴
- 緊急の避難警告が発令された直後、ADにテレビ局を見回るよう指示を出した男性。その後、テレビ局に爆破予告があったとの連絡をADから受け驚きの表情を見せた。
- 警備員
- 声 - 高塚正也
- 日売テレビにいた男性警備員。スタジオ内に残っていた未来子や平次たちに驚き、一緒に避難していた最中、爆発に巻き込まれてしまい、未来子や爆発物処理班と共に出てきた。
- AD
- 声 - こぶしのぶゆき
- プロデューサーからの指示を受けて日売テレビ内を見回り、テレビ局に爆破予告があったとの連絡が大阪府警からあったことをプロデューサーに伝えた。
- アナウンス
- 声 - 進藤尚美
- 日売テレビ内で流れたアナウンスの音声。緊急避難警告を読み上げた。
スタッフ
- 原作 - 青山剛昌
- 監督・絵コンテ・演出 - 静野孔文
- 助監督 - 永岡智佳
- 製作 - 久保雅一、小石川伸哉、中山良夫、都築伸一郎、大田圭二、鈴木義治
- 脚本 - 大倉崇裕
- 絵コンテ協力 - 寺岡巌、金井次朗、永岡智佳、工藤隆光
- 演出 - 菅井嘉浩、濁川敦、篠原啓輔
- キャラクターデザイン・総作画監督 - 須藤昌朋
- 作画監督 - 岩井伸之、清水義治、堀内博之、野武洋行、高橋成之、岩佐裕子、広中千恵美、飯田清貴、徳田夢之介
- 作画監督補佐 - 吉見京子、三浦雅子、本吉晃子、井元愛夕、福永智子、中島里恵、大高美奈、高橋恒星
- アクション作画監督 - 金井次朗、椛島洋介、安藤義信、寺岡巌
- 色彩設計・色指定・仕上検査 - 中尾総子
- 特殊効果 - 林好美
- 美術監督 - 福島孝喜、佐藤勝、石垣努
- 3D背景ディレクター - 長谷川弘行
- 撮影監督・メインタイトルCGアニメーション - 西山仁
- CG監督 - 松倉大樹、齋藤裕允
- 編集 - 岡田輝満
- 音響監督 - 浦上靖之、浦上慶子
- 音響効果 - 横山正和、横山亜紀、山田香織
- 音楽プロデューサー - 近藤貴郎、大野久子
- 音楽 - 大野克夫
- ストーリーエディター - 飯岡順一
- マーチャンダイズ・ディレクター - 小沼俊
- 企画プロデュース - 浅井認、諏訪道彦、小島哲
- アニメーションプロデューサー - 三浦陽児
- プロデューサー - 近藤秀峰、米倉功人、石山桂一
- アニメーション制作 - TMS / V1 Studio
- 協力 - 一般社団法人 全日本かるた協会、東京東会、ホテルニューオータニ大阪
- 特別協力 - ゲオ、hulu
- 製作 - 「名探偵コナン」製作委員会(小学館、読売テレビ、日本テレビ、ShoPro、東宝、トムス・エンタテインメント)
- 配給 - 東宝
音楽
主題歌
- 倉木麻衣「渡月橋 〜君 想ふ〜」[38]
- 作詞 - 倉木麻衣 / 作曲・編曲 - 徳永暁人
- 倉木が劇場版作品の主題歌を担当するのは第13作『漆黒の追跡者』以来8年ぶりであり[39]、本作で4回目となる。前作『純黒の悪夢』の主題歌「世界はあなたの色になる」では行われなかったが、名探偵コナンの映画主題歌としては2年ぶりに『ミュージックステーション』で2度披露された[40][41]。12月22日放送の『ミュージックステーションスーパーライブ2017』で披露され[42]、『スーパーライブ』で名探偵コナンの映画主題歌が披露されたのは2年ぶり2回目となった。また、12月31日には『第68回NHK紅白歌合戦』でも歌唱された[43][44]。『名探偵コナン』の関連楽曲が『紅白』で歌われるのは、オープニング・エンディング・映画主題歌を含め、放送開始から22年にして初となった[注 37]。
- また、この曲は2017年10月7日放送の第876話から2017年12月23日放送の第886話までテレビアニメのエンディングテーマとしても使用されたため、前作『純黒の悪夢』に続いて2年連続で映画主題歌がテレビアニメのテーマ曲として使われた。
サウンドトラック
『名探偵コナン から紅の恋歌』 | ||||
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サウンドトラック | ||||
リリース | ||||
ジャンル | J-POP | |||
時間 | ||||
レーベル | Being | |||
プロデュース | 大野克夫バンド | |||
アルバム 年表 | ||||
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EANコード | ||||
EAN 4560109084036 |
収録曲
全作曲: 大野克夫(★付きは宮澤謙編曲)。 | ||
# | タイトル | 時間 |
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1. | 「忍びよる影」 | |
2. | 「クライム」 | |
3. | 「小倉百人一首」 | |
4. | 「★名探偵コナン メイン・テーマ(から紅ヴァージョン)」 | |
5. | 「あこがれのカルタ」 | |
6. | 「いつもの小五郎」 | |
7. | 「状況説明」 | |
8. | 「殺人現場」 | |
9. | 「一色即発」 | |
10. | 「和葉の追求」 | |
11. | 「事態発生」 | |
12. | 「全員退避!」 | |
13. | 「守るべきもの」 | |
14. | 「爆発」 | |
15. | 「避難誘導」 | |
16. | 「逃げる二人」 | |
17. | 「ブラスター・ブラス」 | |
18. | 「崩壊」 | |
19. | 「危機」 | |
20. | 「★走れコナン」 | |
21. | 「やすらぎの時」 | |
22. | 「悲しみのエチュード」 | |
23. | 「双葉の調べ」 | |
24. | 「宣戦布告」 | |
25. | 「おもひで」 | |
26. | 「ヘビー・ムーブメント」 | |
27. | 「現場確認」 | |
28. | 「気づいた二人」 | |
29. | 「新たな情報」 | |
30. | 「和やかな時」 | |
31. | 「ファンファーレ2017」 | |
32. | 「阿笠博士の段」 | |
33. | 「平次と和葉」 | |
34. | 「静華の調べ」 | |
35. | 「夜のティータイム」 | |
36. | 「密かな見送り」 | |
37. | 「蘭の気づかい」 | |
38. | 「深まる謎」 | |
39. | 「小五郎の追求」 | |
40. | 「皐月堂」 | |
41. | 「また事件が、、、」 | |
42. | 「阿知波の回想」 | |
43. | 「失踪の謎」 | |
44. | 「紅葉に吹く嵐」 | |
45. | 「二人の推理」 | |
46. | 「運命の百人一首」 | |
47. | 「おもひではふたたび」 | |
48. | 「蘭と若葉」 | |
49. | 「平次と和葉 II」 | |
50. | 「それぞれの思い」 | |
51. | 「タッチパネル」 | |
52. | 「★試合会場」 | |
53. | 「モニタリング」 | |
54. | 「ダーク・ムーブメント」 | |
55. | 「リアル・ターゲット」 | |
56. | 「★大炎上」 | |
57. | 「★コナンと平次の推理」 | |
58. | 「から紅の謎解き」 | |
59. | 「哀しい出来事」 | |
60. | 「紅葉の真実」 | |
61. | 「★コナン・レスキュー」 | |
62. | 「恋歌」 | |
63. | 「双葉の調べ II」 | |
64. | 「タッチ」 | |
65. | 「めぐりあひて、、、」 | |
合計時間: |
映像ソフト
プロモーション
本作では「CONAN LOVES PROJECT」と題し、「コナンがあなたの大切な恋を応援する」という趣旨のプロジェクトが展開された。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでは、本作のプロローグと位置付けられたリアル脱出ゲームが『名探偵コナン・ザ・エスケープ 〜追憶の導火線〜』(めいたんていコナン・ザ・エスケープ ついおくのファイア・コード)のタイトルで、2017年1月13日から開催されており、同年5月28日までの開催を予定していたが[47]、好評になったことを受けて6月25日までに延長された[48][49]。
2017年1月18日には、本作のポスタービジュアルが公開された[50]。
2月16日には、ゲスト声優として宮川大輔と吉岡里帆が出演することが発表された[35]。
2月23日にTOHOシネマズ六本木ヒルズにて開催されたX JAPANのドキュメンタリー映画『We Are X』の完成披露ジャパンプレミアでは、「紅」という言葉に反応したコナンが駆け付けたという設定でコナンが会場に現れ、一緒にXポーズを披露した[51]。
3月1日には、主題歌が倉木麻衣の「渡月橋 〜君 想ふ〜」であることが発表され、彼女が『名探偵コナン』の主題歌を歌うのは21回目で最多となり、同一作品の主題歌の最多記録としてギネス世界記録に申請する予定であることも同時に発表された[39]。また、同日には新たな予告編も公開された[32]。
ホワイトデーにあたる3月14日に公開された「恋歌ムービー〜下の句〜」[52]は、バレンタインデーの同年2月14日に公開された「恋歌ムービー〜上の句〜」[53]と対になっており、2つの動画を同時に再生すると「コナンと蘭」「平次と和葉」のトークの一部が掛け合いの形になっている[54]。
3月23日に発売された『CanCam』5月号には、実際に役所への提出が可能な婚姻届「から紅の婚姻届(マリッジコード)」が付録として付いている[55]。
4月1日には、本作品では平次にスポットがあたっていることから、エイプリルフールのキャンペーンとして漫画やテレビアニメ、本作品の公式サイトで『名探偵コナン』のタイトルが『名探偵ヘイジ』に変更された[56][57]。
4月7日(4月8日未明)には、読売テレビで放送された『キューン!』にて本作が紹介され、コナンの着ぐるみが高山みなみの声入りでスタジオに登場した。読売テレビをモデルにした日売テレビの社屋が爆破されてしまうシーン[注 38]や、宮川と吉岡の公開アフレコイベントなども紹介されたが、コナンの着ぐるみはこの出演用にあらかじめ高山に録音してもらっていた台詞以外はしゃべれないため、出演者のアドリブにあわてる一幕もあった[59]。
4月9日には、公開記念特番「宮川大輔&吉岡里帆が秘めし想いを詠み解く!」が放送された[60]。
公開2日前となる4月13日には、原作者の青山剛昌が『ちはやふる』の原作者・末次由紀と対談を行い[注 39]、1つの色紙にコラボイラストを描くというイベントも行われた。イラストでは『ちはやふる』のかるたクイーン・若宮詩暢と本作での百人一首の高校生チャンピオン・大岡紅葉が向き合いライバル心を燃やしているところを、コナンと『ちはやふる』の綾瀬千早があたふたしながら見守る場面が描かれている[61]。
6月16日には東京・TOHOシネマズ新宿で、同年6月23日には東京・池袋HUMAXシネマズでそれぞれ応援上映が実施された。
興行成績
全国368スクリーンで公開され、2017年4月15日と翌16日の初日2日間で観客動員数98万7,568人、興行収入12億8,692万8,000円に達し、最終興行収入63億3,000万円の前作『純黒の悪夢』との初動興行収入の対比で106.4%に及ぶシリーズ過去最高を記録し、興行通信社の調査による映画観客動員ランキングで初登場第1位となった[62]。
公開2週目の週末となる2017年4月22日と翌23日の2日間では、観客動員数58万人、興行収入7億4,800万円を記録し、興行通信社の調査による映画観客動員ランキングで2位となった他[63]、公開から2週の累計では観客動員数が212万956人、興行収入が27億5,553万3,600円を記録し、興収30億円間近となった[64]。
公開から4週が経過した2017年5月8日の時点の累計で観客動員数が420万9,975人、興行収入が53億9,318万4,100円を記録した[65]。
公開5週目の週末となる2017年5月13日と翌14日の2日間では、観客動員数19万人、興行収入2億4,300万円を記録し、興行通信社の調査による映画観客動員ランキングで2位となった他[66]、公開から5週の累計では観客動員数が454万35人、興行収入が58億2,056万2,100円を記録し、シリーズ最高興収となる前作『純黒の悪夢』までおよそ5億円というところまで迫った[67]。
公開6週目の週末となる2017年5月20日と翌21日の2日間では、観客動員数12万3,000人、興行収入1億6,100万円を記録。興行通信社の調査による映画観客動員ランキングでは5週連続で2位を維持し、累計興収は61億円を突破した[68]。
公開7週目の週末となる2017年5月27日と翌28日の2日間では、観客動員数8万9,000人、興行収入1億1,700万円を記録し、興行通信社の調査による映画観客動員ランキングでは4位にランクダウンしたが[69]、公開から44日目となる2017年5月28日時点の累計で、観客動員数が494万8,389人、興行収入が63億5,090万2,500円に到達した事が翌29日になって東宝より明らかにされ、この時点でシリーズ最高記録であった前作『純黒の悪夢』の興収63億3,000万円を上回った。これにより、第17作『絶海の探偵』から5年連続となるシリーズ最高記録更新を達成した[70]。
公開から47日目となる2017年6月1日には累計観客動員数500万人を突破したことが発表され[71]、公開51日目の2017年6月4日には累計興行収入が65億円に到達[72]。また、2017年6月17日と翌6月18日の観客動員ランキングでは10位にランクインし[73][74]、この時点でシリーズ最長となる10週連続トップ10入りを記録した[75]。
2017年7月24日には配給の東宝より、同年上半期に公開された作品の興行収入が発表され、この時点での興収が68億7,000万円と判明[76]。更に2017年8月14日には同年上半期の邦画興行収入ベストテンも発表され、本作は第1位を獲得した[75]。なお、次作『ゼロの執行人』の公開が発表された際には、本作の累計興行収入は68億8,000万円と報道されたが[77]、その後に更新された興行通信社の「歴代興収ベスト100」やシネマトゥデイ及び産経新聞の記事では68億9,000万円と記載されており[78][3][79]、2018年1月に映連から発表された興行収入も68億9,000万円であった[2]。
評価
ぴあの調査による初日満足度ランキングでは満足度92.2ポイントを獲得し、第1位となっている[80]。また、公開初日に東宝の行なったアンケートでは満足度が「96.1%」に達し、回答者の「93.8%」が「人にすすめる」と回答したということも明らかとなっている[81]。
2018年1月15日にはグランドプリンスホテル新高輪での記者会見にて、同年3月2日に同ホテルの国際館パミールにて開催される第41回日本アカデミー賞の優秀アニメーション作品賞を受賞したことが発表された[82]。
2018年5月、原作の青山剛昌、プロデューサーの近藤秀峰(小学館)、米倉功人(読売テレビ)、石山桂一(トムス・エンタテインメント)の4名に、優れた業績を残した映画製作者を対象とした第37回藤本賞が贈られ、青山は藤本賞を「映画界の沢村賞」に例え受賞を喜んだ[83]。
テレビ放送
本作がテレビで放送された際の字幕は、コナン(新一)が黄色、平次が水色、和葉が緑色、それ以外は白色で表記された(テレビアニメ本編では小五郎が水色、蘭が緑色)。
回数 | 番組名(放送枠名) | 放送形態 | 放送日 | 放送時間(JST) | 放送分数 | 平均世帯視聴率 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 金曜ロードSHOW! | 2018年4月20日 | 21:00-22:54 | 114分 | 10.8% [84] | 当初は同日公開の『ゼロの執行人』に合わせて4月13日に放送される予定だったが[85]、同年4月5日に逝去したアニメ監督の高畑勲追悼企画として急遽『火垂るの墓』が放送されることが決定し、1週延期[注 40]となった[86]。 |
その他
関根康史役の宮川大輔は『満天☆青空レストラン』の司会者のため「日本テレビ系列、毎週土曜午後6時台に放送している番組の主人公と司会者」が夢の共演を果たした[87]。なお、この共演はプロデューサーによる意図的なものだった[87]。
脚注
注釈
- ^ 有名作家が脚本を手掛けるのは第6作『ベイカー街の亡霊』の野沢尚以来である。
- ^ そのため、「コナン達がいる建造物が爆弾により崩壊する中、如何にして脱出するか」が終盤の見所になっている、前作『純黒の悪夢』、前々作『業火の向日葵』と比べると、本格ミステリーになっている。
- ^ 第3作『世紀末の魔術師』、第7作『迷宮の十字路』、第10作『探偵たちの鎮魂歌』、第13作『漆黒の追跡者』、第14作『天空の難破船』、第17作『絶海の探偵』に登場している。なお番外編を含めると、声はないものの平次のみ『ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE』にも登場している。
- ^ 最初に原作で登場したキャラクターがテレビアニメに先行して劇場版で正式に登場するのは、本作の紅葉と伊織が初となる(第18作『異次元の狙撃手』での領域外の妹(メアリー・世良)は、作中の言及がなく、描写は原作者の指定によるものであるが、同時に登場扱いではないとの公言もなされている[9])。さらに伊織は、登場発表時点で初登場のエピソードが単行本化されておらず、単行本登場より(劇場版予告編ではあるが)アニメ登場のほうが先になっている。
- ^ 正確には第7作『迷宮の十字路』のオープニング映像でも平次の母親として紹介され、回想という形で姿は見せている。
- ^ 公開直前の2017年4月1日と翌週の4月8日には本放送枠で静華が初登場したエピソードである「偽りだらけの依頼人」[10]が再放送された。
- ^ 本格的に登場するのは、メインとして活躍する第23作『紺青の拳』からである。
- ^ 番外編を含めると、声はないものの大滝のみ平次と共に『ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE』にも銭形警部に協力する形で登場している。
- ^ BDやDVDの裏のキャスト欄には誤表記されている。
- ^ 警視庁が関与しない事件は劇場版では初となる。警視庁の管轄である東京で事件が起きないのは『絶海の探偵』以来であるが、この時は小五郎からの要請で目暮たちも捜査に参加している(管轄である京都府警も追認していることが小説で語られている)。
- ^ 白鳥は『業火の向日葵』と『純黒の悪夢』にも登場しておらず、3作続けて登場しないのは初である。
- ^ 過去にも劇場版で登場したオリジナルキャラクターが原作で後に登場したり、設定が後で取り入れられたりした例はあるが、ストーリー上で過去の出来事として公開直後に直接描かれたのは本作が初である。
- ^ 脚本家自身が著者になるのは本作が初めてである。
- ^ 前作『純黒の悪夢』のエピローグ後に流れた次回作の予告でも、満月と紅葉の落葉を背景に平次役の堀川による「しのぶれど…ちゅうワケか」というセリフが流れた。
- ^ 声優名はノンクレジット。
- ^ 自陣・敵陣ともに、残りの札が1枚ずつになった試合のことを指し、一般的にこの状態では敵陣の札を取るのが難しく、自陣の札を確実に取る方が良いため、勝敗はどちらの札が先に読まれるかという運命にゆだねられた状態なのでこのように呼ばれる[30]。
- ^ この脱出方法は乗り物こそ異なるが、第5作『天国へのカウントダウン』そのままである。
- ^ コナンの時の呼び方は「和葉姉ちゃん」
- ^ 文庫版によると、改方学園では部員が5人未満になるとその部は廃部になるという校則がある[31]。
- ^ 実際は犯人から指示を受けていた一般人。
- ^ 本編では、そのようなことは起きていない。
- ^ 文庫版では、テレビ画面越しに幾度か対面している。
- ^ シャーロック・ホームズシリーズが和訳された当初、ジョン・H・ワトスンの日本人名として設定された名前でもある。詳細はシャーロック・ホームズシリーズ#前史を参照。
- ^ その後も、コナンたちに気づかれずに現場から立ち去るという行動を見せている。
- ^ a b 文庫版では登場していないが、平蔵のみ肩書が紹介された。
- ^ 文庫版では佐余子となっている[31]。
- ^ なお、このシーンは文庫版のみの描写で、本編には反映されていない。
- ^ 本編では午前6時だが、文庫版では午後1時になっている。
- ^ 大岡紅葉は名前に「紅葉」が含まれているためで、名頃鹿雄は鹿肉が「紅葉」と呼ばれることに由来する。
- ^ なお、文庫版では香港に戻ったことになっている。
- ^ この指輪が伏線となる。
- ^ 和歌山の工事現場から盗んだもので、監視カメラの映像にその時の様子が記録されている。
- ^ 本編では一般道路。
- ^ 平次との激闘の際、ライダースーツの袖が車体に引っかかり右腕が捲れてしまい、コナンに『名頃』と言う人物の存在を知らせてしまった。さらに、綾小路が警察官を引き連れた時も中央分離帯の一部を吹き飛ばした隙に、コナンたちの視界をくらませ、乗っていたバイクで逃亡した。
- ^ その作業員は頭部を強打された後、病院へ搬送された。
- ^ 爆死のくだりも、本編では爆風を正面から受けているが、文庫版では背後から受けている。
- ^ ライブラリ出演としては『第58回NHK紅白歌合戦』で「坂井泉水追悼企画」の一部として「グロリアス マインド」が流されたことがある。
- ^ 2020年に劇場版第24作『緋色の弾丸』の公開に際してプロデューサーの石山が明かしたところによれば、このシーンのために当時は大阪市京橋に存在していた読売テレビ社屋(2代目)へのロケハンを行ない、作中で「愛をもって」破壊したそうである[58]。
- ^ 『ちはやふる』は講談社の『BE・LOVE』連載作品であるため、出版社の垣根を超えたコラボとなっている。
- ^ 当初4月20日に予定されていた『パシフィック・リム』は5月11日に延期。
出典
- ^ a b 公式パンフレット及び「外部リンク」節の各作品紹介サイトより。
- ^ a b 2017年興行収入10億円以上番組 (PDF) - 日本映画製作者連盟
- ^ a b c 壬生智裕 (2016年12月31日). “2017年1位は『コナン』!『ドラえもん』など定番アニメ強し - 邦画興収年間ベストテン”. 映画ニュース (シネマトゥデイ) 2018年1月12日閲覧。
- ^ “Detective Conan: Crimson Love Letter (2017)”. Box Office Mojo. 2022年7月16日閲覧。
- ^ “名探偵コナン から紅の恋歌(からくれないのらぶれたー)”. 映画・映像. 東宝. 2020年10月2日閲覧。
- ^ 尾花浩介 (2016年11月30日). “『名探偵コナン』劇場版最新作は「から紅の恋歌」 ビジュアルも公開”. アニメニュース (アニメ!アニメ!) 2016年11月30日閲覧。
- ^ 「名探偵コナン から紅の恋歌」特報 - YouTube
- ^ “劇場版コナン、21作目新作タイトルが『から紅の恋歌』に決定! 原作ストーリーに関わる新キャラも”. 邦画ニュース (シネマカフェ). (2016年11月30日) 2016年11月30日閲覧。
- ^ 青山 剛昌、小学館集英社プロダクション、トムス・エンタテインメント『名探偵コナン 20YEARS シネマガイド』小学館〈少年サンデーグラフィック〉、2016年4月13日、219頁。ASIN 4091990452。ISBN 978-4091990457。 NCID BB22856833。OCLC 949234258。全国書誌番号:22720367。
- ^ 単行本28巻File.3「偽りの人」 - File.5「恐怖の女」(アニメ220話 - 221話「偽りだらけの依頼人」)。
- ^ "第855話「消えた黒帯の謎」". 名探偵コナン. 15 April 2017. 日テレ系列. 読売テレビ. 2017年4月18日閲覧。
- ^ “名探偵コナン:テレビアニメが劇場版とコラボ 最新作の前日談エピソードを放送”. MANTANWEB (毎日新聞社). (2017年4月15日) 2017年4月18日閲覧。
- ^ 江戸川コナン(公式)による2017年4月15日のツイート、2017年4月18日閲覧。
- ^ 単行本94巻File.8「鮮紅の天井」 - 95巻File.2「濃紅の予兆」(アニメ927話 - 928話「紅の修学旅行」)。
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<references>
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外部リンク
- 劇場版『名探偵コナン から紅の恋歌』公式サイト - ウェイバックマシン(2017年9月27日アーカイブ分)
- 名探偵コナン から紅の恋歌 - ウェイバックマシン(2019年5月14日アーカイブ分) - 東宝
- 名探偵コナン から紅の恋歌 - allcinema
- 名探偵コナン から紅の恋歌 - KINENOTE
- 名探偵コナン から紅の恋歌 - 文化庁日本映画情報システム
- Detective Conan The Crimson Love Letter - IMDb
- 名探偵コナン から紅の恋歌 - 映画.com
- 名探偵コナン から紅の恋歌 - MOVIE WALKER PRESS
- 名探偵コナン から紅の恋歌 - シネマトゥデイ
- 名探偵コナン から紅の恋歌 - YouTubeプレイリスト
- 劇場版名探偵コナン【公式】 (@conan_movie) - X(旧Twitter)
- 劇場版『名探偵コナン』 (detective.conan.movie) - Facebook
通番 | 題名 | 公開日 | 脚本 | 主題歌 | 歌手 | 興行収入 | 観客動員数 |
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第1作 | 緋色の不在証明 | 2021年2月11日 | 宮下隼一 | 12.4億円 | |||
第2作 | 灰原哀物語 〜黒鉄のミステリートレイン〜 |
2023年1月6日 | |||||
第3作 | 名探偵コナン vs. 怪盗キッド | 2024年1月5日 | 大胆 | WANDS |
通番 | 題名 | 公開日 | 監督 | 脚本 | 主題歌 | 歌手 | 興行収入 | 観客動員数 |
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第1作 | ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE | 2013年12月7日 | 亀垣一 | 前川淳 | 42.6億円 | 308万人 |