江戸川コナン

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江戸川 コナン / 工藤 新一
名探偵コナン』のキャラクター
Hokuei Conan Street Detective Conan Comics Monument Vol1 1.jpg
作者 青山剛昌
藤崎直(江戸川コナン)
小栗旬(工藤新一)
溝端淳平(工藤新一)
高山みなみ(江戸川コナン)
山口勝平(工藤新一)
詳細情報
愛称 コナン
新一
探偵ボウズ
別名 高校生探偵
性別 男性
職業 小学生(江戸川コナン)
高校生(工藤新一)
家族 工藤優作
工藤有希子
国籍 日本の旗 日本

江戸川 コナン(えどがわ コナン、海外版アニメでの表記はConan Edogawa〈コナン・エドガワ〉)は、『週刊少年サンデー』で連載されている青山剛昌原作の漫画作品『名探偵コナン』、およびそれを原作とするテレビアニメなどのメディアミックス作品に登場する架空の人物であり、同作品の主人公。本名は工藤 新一(くどう しんいち、海外版での名前はJimmy Kudo〈ジミー・クドウ〉)。

アニメでの声優は、江戸川コナンと幼年期の工藤新一を高山みなみ[+ 1]、中学生以降の工藤新一を山口勝平が担当する。海外版アニメでは、コナンをアリソン・ヴィクトリン、新一をジェリー・ジュエルが担当しているが、コナンが頭の中で考えているときの台詞だけはジュエルが声を担当している。

ドラマでの俳優は、江戸川コナンを藤崎直(声:高山みなみ)、工藤新一を小栗旬(単発第1・2作)、溝端淳平(単発第3・4作、連続ドラマ)が担当。

概要[編集]

帝丹高校に通う高校生・工藤新一は、数々の事件を解決した高校生探偵として名を響かせていた。しかし、幼なじみの毛利蘭とのデート[+ 2]後に「黒の組織」の取引現場を目撃したため、口封じのために試作段階の毒薬であるAPTX4869を飲まされる。命に別状はなかったが、組織も知らない副作用により小さな子供の姿になってしまう。組織に新一が生きていることが知られると周りの人間に危害が及ぶと考え、帝丹小学校に通う1年生・江戸川コナンと名乗り、蘭の家で居候生活をしている[+ 3]。元の姿に戻るために、様々な事件を解決しつつ、阿笠博士服部平次灰原哀らの協力を得て「黒の組織」の陰謀を追っている。

風邪の状態で中国酒白乾児(パイカル)を飲むか(劇場版を含めて2回[+ 4][+ 5])、または灰原が白乾児の成分を参考にして作った解毒剤の試作品(効果は24時間、連続服用の場合は12時間に短縮となる)を飲むことで一時的に元に戻ることができる[+ 6]。だが、解毒剤の効果が切れ、コナンの姿に戻るタイムリミットが近づくにつれて呼吸が荒くなり、目もうつろになり激しい動悸のため胸を押さえるなど、不自然な細胞の急成長・後退化により身体への負担が大きく、その変化は命がけといえる[+ 7]

江戸川コナンの正体[編集]

2014年現在、江戸川コナンの正体が工藤新一だという事実を知っているのは以下の9人である(事実を知った直後に死亡した宮野明美を除外すれば8人)。

  • 阿笠博士 - 事情説明のため、自ら正体を明かした。彼の進言によって、正体は極力隠すことにした。
  • 工藤優作 - 阿笠による事情説明で判明した。
  • 工藤有希子 - 父・優作と同上。変装等において協力している。
  • 服部平次 - 彼自身の推理力により見抜かれてしまい、やむを得ず事情を明かした。
  • 宮野明美 - 自ら正体を明かすも、その直後に死亡した。
  • 灰原哀 - 彼女自身の調査と、阿笠による事情説明で判明した。
  • ベルモット / シャロン・ヴィンヤード - 彼女自身の調査にて判明した。
  • 本堂瑛祐 - 蘭への告白を防ぐためにやむを得ず正体を明かすが、半ば見抜かれていた。
  • 沖矢昴 - コナンが新一の声で蘭に電話している場面を目撃される。

灰原によると、少しでも正体を打ち明けたり組織のことを話したりすれば、それを聞いた人間は組織から抹殺の対象にされる可能性が高くなるため、普段は自ら正体を明かそうとする描写はほとんど見られない[+ 8][+ 9]。なお、阿笠博士・本堂瑛祐の2人にはやむを得ない事情で自ら正体を明かしている。

上記9人以外では、以下の5人がコナンの素性や正体について過去に疑問に感じたことがあるか、現在も疑問に感じている描写がある。

  • 毛利蘭 - コナンの正体を新一だと何度か確信しかけたことがあるが、その都度コナンおよび他に正体を知っている者たちにごまかされることが繰り返されて、2014年現在も2人を別人と認識した状態が続いている[+ 10]。ただし、最近ではコナンの推理力や行動力を目の当たりにする機会が増えており、新一の姿を重ねるのと同時にコナンがただの子供でないことを確信するまでに及んでいる。
  • 毛利小五郎 - 自分の推理はコナンが裏で行動を起こしてるのではと一時は疑うが、あり得ないとすぐに考えるのをやめた[+ 11]
  • 高木刑事 - コナンの正体に疑問を感じて「君はいったい何者なんだい?」と問いかけたことがある[+ 12]
  • 世良真純 - コナンについて、最初から何か知っているかのような素振りが見られるが、コナンの正体を知っていることを示す描写は見られない。
  • バーボン/安室透 - コナンの素性を疑っているが、正体を知るには及んでいない。

FBIメンバーの赤井秀一ジェイムズ・ブラックジョディ・スターリングアンドレ・キャメルは正体を知らないが、「黒の組織の壊滅」という共通の目的を持っている彼らの前では、あまり無理な演技をする必要性がないため、多少なら構わないと思っている様子も見られる。

上記以外にも、妃英理鈴木園子遠山和葉目暮十三白鳥任三郎佐藤美和子、千葉、百瀬、大和敢助、上原由衣、諸伏高明は、コナンのことをその言動などから「子供にしては頭の回転がとんでもなく早い」という程度の認識を持ち、特に妃英理は、コナンとしての初対面時からその才能をいち早く察知していた。また、大和敢助は「眠りの小五郎」を牛耳っているのはコナンだと看破しており、警察関係者では唯一、平次と行うような推理のやり取りを交わす。

劇場版も含めると、以下の人物もこの事実を知っている。

また、黒羽快斗は工藤新一時代の対決後、個人的に新一をマークしていたため、原作でも気づいていることになっている[2]。コナンの方も正体を指摘される描写はないものの、彼に対して素を見せたり、母の仕事のことを話したりと、気づかれていることをほぼ承知している。

クロスオーバー作品では、『ルパン三世VS名探偵コナン』のラストでルパン三世次元大介石川五ェ門峰不二子の4人にも正体が知られた[+ 13]。 さらに続編の『ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE』では、アラン・スミシーの「君は何者なんだ」という問いに対してコナン自ら正体を明かしている。ただしアランはこのとき瀕死であり、前述の宮野明美と同様に正体を知った直後に死亡している。

他に、ゲーム作品の『名探偵コナン&金田一少年の事件簿 めぐりあう2人の名探偵』で金田一一が持ち前の推理力で、「江戸川コナンの正体は自分と同じ高校生探偵の工藤新一では?」と気づきかけたが、「高校生が小学生に化けるのは普通ありえない」という理由で、その考えは没にしている(そのため、江戸川コナン=工藤新一と認識したわけではない)。

人物[編集]

現在は江戸川コナンとして帝丹小学校1年B組に在籍。阿笠博士の遠い親戚の子ということにして[+ 14]、現在は毛利家に居候中。体重は18キログラム。血液型は不明だが、蘭と同じである。

工藤新一としては帝丹高校2年B組に在籍。年齢は17歳[+ 15]、誕生日は5月4日[+ 16]。身長は174センチメートル[+ 17]。住所は東京都米花町2丁目21番地[+ 18]。父親は世界的に有名な推理小説家・工藤優作で、母親は元女優の工藤有希子である。高校生になってすぐの頃、両親の住むロサンゼルスへ向かう飛行機の中で発生した殺人事件を解決したのをきっかけに、警察から一目を置かれるようになる。その後、数々の事件を解決し[+ 19]、「日本の警察の救世主」、「平成のシャーロック・ホームズ」と呼称され、東の高校生探偵として名を響かせていた。

主人公という立場上、行く先々で事件に遭遇するため、一部警察関係者からは「死神や疫病神に取りつかれている」「お祓(はら)いしてもらった方がいい」と言われている(探偵団のメンバーは「事件が探偵団を呼んでいる」とフォローしている)。

容姿
園子に「顔良し」と呼ばれるように美形で、小説(ドラマ版ノベライズ)『工藤新一への挑戦状〜さよならまでの序章(プロローグ)〜』でもモデル並みのイケメンであると言及されている。
性格
常にクールで論理的な二枚目を気取っているが[+ 20]、正義感が人一倍強く、どんなときでもあきらめない強い意志と熱い部分も合わせ持ち、自分や仲間の言動、慢心による油断・隙・詰めの甘さが原因で窮地に立たされても、機転や強運で乗り越えようとする[+ 21]
しかし、その実はプライドが高く負けず嫌い[+ 22]なため、簡単に自分の非を認められずムキになる面がある。やきもち焼き、おだてられると喜びを表したり、自分の活躍が載った新聞を見て高笑いをするなど実生活ではクールになりきれず、時と場所を考えないその無鉄砲ぶりは蘭・両親・阿笠など幼少時から新一を見ている人たちや平次・灰原などにも警告されている[+ 23]。特に蘭のこととなると、ときに子供のような態度や無謀な行動に走ることも少なくない。彼女に命の危機が迫るに至っては、普段の冷静さから一転、周りが見えなくなりやすい。早合点の推理の結果、周囲に迷惑をかけた場合、決まりが悪いため謝りもせず、こっそりその場から立ち去ろうとするところもある(「えっ! 本当!?」(アニメ版「歩美ちゃん誘拐事件」))。
探偵団のメンバー同様好奇心旺盛であるが、事件が起こると喜んでしまい、また自分と無関係な事件にでも興味本位で首を突っ込むという悪い癖を持っており、灰原に「自身がいかに危険で不安定な立場にあるかを理解していない」と苦言を呈されている。自分以上の推理力を持つ父親への対抗心や母親の血筋ゆえなのか、若干英雄症候群に近い傾向があり、さらには自己顕示欲も強いため[+ 24]、工藤新一のときには目立ったパフォーマンスが多い[+ 25]。また、正義感と清潔感が強すぎて、それによって精神的にがんじがらめになってしまうことがある。後述の怪盗キッドとの対決や爆破テロ事件の解決等によって、「お手柄小学生」として自らの写真を新聞に載せてしまったり、テレビのインタビューを受けてしまうといった不用意さも見せており、これが原因でコナンとしての自身が周囲に怪しく見られてしまうことも少なくない。
一方で、犯行を軽視したり、正当化しようとする犯人や勝手に危険な行動をとる探偵団のメンバーに対しては激高し、口調が荒々しくなったり、説教じみた言動をとる。基本的に事情がどうであれ、犯人に同情する様子はない[+ 26]。逆に下らない動機で事件を起こしたり、お粗末な計画を立てる犯人に対してあきれることがある。また、特別編では狂気的な動機の犯行と犯人に言葉を失ったことがある。
さりげなく相手の気持ちを思いやることができ男女ともに人望があるが、小さいことでも根に持ち、仕返しをすることがある(「仮面の下の真実」(アニメ版「江戸川コナン誘拐事件」)など)。その一方で、同世代か年下の男性や女性(特に子供)に対しては失礼かつ不用意な言動を平気でとるため、仕返しを受けることがある(灰原哀など)。
ひとつのことに熱中すると、周囲のことにまったく無関心になってしまい[+ 27]、1度事件が起こるとそれ以外のことに目が向けられなくなる悪い癖があり、警察による鑑識が済んでいない状態で死体に触る、死体が持っていた物を勝手に取ってしまうといった非常識な行動を起こしては、小五郎に殴られたり、蘭に怒られたりしている。また、好きなもの(特にサッカー)に夢中になると周りを気にせず騒ぎだしたり、それに関係するショックなことが起こると上の空になってしまう(「レッドカード」(アニメ版「大阪3つのK事件」)など)。衝動買いをする傾向がある[+ 28]
一人称・口癖
江戸川コナンとしての一人称は「ボク」で、子供らしい口調で話す。ただし、正体を知っている相手や少年探偵団の前では本来の工藤新一としての一人称と同じく「オレ」[+ 29]を使い、口調も新一とほぼ同じになる。だがまれに正体を知らない人物にも無意識のうちに素の新一のままの口調で話してしまう場合もあり、蘭や他の人物に怪しまれることがある。また、推理中にはクールでシリアスな口調になる[+ 30]
口癖は「バーロ、んなんじゃねーよ[+ 31]」。基本的には標準語を話すが、親しい者との日常会話には、しばしば江戸っ子特有の口調で話すことも多い。
探偵としての能力
頭脳明晰(ずのうめいせき)、柔軟な思考の持ち主で観察眼に優れている。体が子供になった後でも性格や癖、頭脳や技術などは変わっていないため[+ 32][+ 33]、その頭脳を駆使して数々の難事件を解決している[+ 34]。ただし体力などは相応の子供並に落ちており、探偵としての行動に制限がかかるため、阿笠博士の作ったメカ(「時計型麻酔銃」や「蝶ネクタイ型変声機」「犯人追跡眼鏡[+ 35]」「イヤリング型携帯電話[+ 36]」「ターボエンジン付きスケートボード」など)でそれを補っている。
高校生探偵の中では服部や白馬など有名な人物より探偵能力は上で、彼らが間違った解釈をしてもそれを是正できるだけの能力がある。しかし、少年探偵団(特に光彦)が考えた推理を「普通は~」といって否定することが多いが、幾つかのエピソードでその推理が当たっていることがあり、光彦から「普通は~というが、必ずしもそういうことばかりではないはず」という指摘を受け、探偵として最もあってはいけない「固定観念」に支配されていることを反省したこともあった。また「頭は切れるが落ち着いて行動できないのが玉にキズ」(阿笠博士談)。
要点を見逃していたことを父・優作に指摘され、まだまだ観察力が足りないと評されたことがある。また頭脳と推理力にうぬぼれている面があり、事件が解決しきっていない(ピンチを脱していない)にもかかわらず、軽い気持ちで(または無意識に)推理や考えを披露して状況を悪化させたり(「写真は語る」など)、予想外の出来事にすぐ動揺し対処しきれず挙動不審になったり(「スペシャルコーチ」など)、小さくなる前の自分しか知らないことなどを口にしてボロを出す(「眼前セーフ」など)など、若さゆえの未熟さや精神的なムラ、不用心さも目立つ。肝心なときに危機管理能力・状況判断力が働かず、高をくくって無謀な行動に出た結果失敗し、第三者の助けがなければ本当に死んでいた場面も多い。
推理・捜査のスタイル
体が小さくなったことにより声質も小さいころの声に戻っている[+ 37]。コナンの姿では、事件の真相を語っても相手にされない[+ 38]のと、正体を知られてはいけないので、コナンの事情を知らない人の場合は麻酔銃で眠らせてから、コナンの正体を知っている人の場合は本人に口パクをさせて、変声機で人の声を真似(まね)て真相を話すことにしている[+ 39]。基本的に、小五郎の引率先で事件が起こるため、小五郎の声を使うというパターンが多い。小五郎がいない場合は鈴木園子、阿笠博士、山村刑事の声を借りることもある。なお、劇場版では小五郎を眠らせようとしたところ、誤って妃英理に麻酔銃の針を刺してしまい、彼女の声で推理したことがある。
上記の他に、小五郎や目暮警部にヒントを与えて自力で解かせたり、蘭や有希子に推理を教え込んで真相を話させたり、平次とのコンビで真相を話す[+ 40]こともある。
自分で真相を話すこともある。この場合は犯人と1対1で相対する場合が多い(黒の組織幹部、怪盗キッド戦など、劇場版はほぼ毎回)。
少年探偵団がいるときは、彼らにトリックの実演またはヒントとなるキーワードを言わせるなどして協力してもらう。
周囲に自分の推理を話す際、素の状態(新一として)で推理を披露するとそれに慣れていない大人に怪しがられるため、子供のフリをして「あれれ~? おっかしいぞぉ~?」のような幼い口調で話す[+ 41]。また、大人でも知らないような知識をつい話してしまうことがあり、気づいた後には「(親戚のフリをしている)新一兄ちゃんから聞いた」「~ってテレビでやってた」と、あわてて付け加えてごまかしている[+ 42]
第1話では人一倍目立ちたがり屋で事件を解決したこと・人気や知名度が上がったことを鼻に掛けたり、探偵を続ける理由に犯人を追いつめるスリルと快感がたまらないと道楽的な感覚を持っていた。しかし、小さくなってからは周囲の人に正体を怪しまれないよう、自分が活躍したことが漏れないようにしている。「名前の秘密!!」(アニメ版「ピアノソナタ「月光」殺人事件」)では犯人の自殺を阻止できず死なせてしまいコナンの心に暗い影を落とすとともに、この事件以降は「推理で犯人を追い詰めて死なせてしまっては、殺人者と変わらない」と考え、「犯人は絶対に自殺させない」ことを探偵としての信条とするようになった[+ 43][+ 44]
一方で「推理に勝ち負けや上下関係はない」(「東の名探偵現る!?」(アニメ版「外交官殺人事件」))、「捜査に私情は禁物」(「サクラサク」(アニメ版「白鳥警部、桜の思い出」))といった考えや戒めを持ちながら、性格上意図的にそれを破ることがある[+ 45]
自身が探偵行為を行なう関係上止むを得ないが、例えば第8巻所収「恐怖のウイルス」(アニメ版68話「闇の男爵殺人事件」)で警察が事件関係者の部屋を調査しているにもかかわらずベランダへの扉を開けて部屋に突風を入れるなど、警察の鑑識・捜査の邪魔をする行動も時折起こす。
捜査は慎重かつ冷静に行っているが、事件発生前にもかかわらず他人の行動を詮索することがある。例えば第41巻所収「そこにある危機」(アニメ版338話「4台のポルシェ」)でストーリー進行後に事件関係者になる人物達に、現時点では何の接点もないのに「なんで、他の3人がおじさんの車に乗ってるの?」と聞くなど、ここぞというときには大胆さも発揮している。
蘭との関係
幼なじみの蘭とは両想い。なかなか素直になれずにいたが、ある事件をきっかけに蘭に対して「好きな女」と告げることができた[+ 46]。自分を想う蘭の恋心に関しては、平次があきれ果てるほど鈍感だが、母・有希子から「女」に関しての雑学を吹き込まれている影響から他人の恋愛ざたには敏感なため、恋愛感情が絡む事件の推理に不自由はない。
小学1年生の頃は恥ずかしがって蘭のことを名字の「毛利」と呼び、自分のことも「工藤くん」と呼ばせようとしていた時期があったが、とある些細(ささい)な謎解き事件がきっかけで、たがいに再び下の名前で呼び合うようになったというエピソードもある。
蘭には「厄介な事件に関わっているから解決するまで帰れない」ことにしているが、蘭が心配しないように時々新一の声(蝶ネクタイ型変声機を使用)で電話をかけている[+ 47]
「大事な人!?」(アニメ版「コーヒーショップ殺人事件」)では容疑者の1人である全く無関係の男性を蘭の待ち人と勘違いし、様々な嫌がらせを行った。
なお、子供時代に蘭の母親の妃英理によく叱られたトラウマから本能的に彼女に恐怖を感じてしまう。
ホームズの大ファン
シャーロック・ホームズの大ファンで、「世界最高の探偵」と評している。好きな言葉は "When you have eliminated the impossible, whatever remains, however improbable, must be the truth." 「すべての不可能を消去して、最後に残ったものがいかに奇妙なことであっても、それが真実となる」であり、これもホームズの推理論である(『四つの署名』より)。
自分の好みの話題(特にホームズ関連)になると、一方的にその話を続けてしまう。第1話でも、せっかく遊園地に遊びに来たにもかかわらず、話す内容はすべてホームズのことばかりだと蘭にあきれられてしまっていた。そのため蘭からは「推理オタク」「大バカ推理之介」などと呼ばれることがある。また、借りていたアパートが放火事件で燃えてしまい住む家がなくて困っていた沖矢昴がホームズファンだと知ると、「ホームズファンに悪い人はいない」という理由で工藤邸に住まわせている。
「名探偵(ホームズ)の弟子」では、芝の女王ミネルバ・グラスの弟のアポロに自分の推理能力を信用させるために「ホームズの弟子」だと自称している。
サッカー好き
コナン大橋に設置されている江戸川コナンのブロンズ像
サッカー好きで、帝丹中学のサッカー部所属時に1年生でミッドフィールダーとしてレギュラーに抜擢(ばってき)され、のちにJリーグにスカウトされるほどの技術の持ち主で、蘭いわく「続けていれば国立のヒーローになっていた」とのこと。新一本人もやっているうちにサッカー好きになったが(コナンになってからも、高校の授業でサッカーをするのを楽しみにしていることをつぶやいている)、あくまで探偵に必要な運動神経を養うためだけに行っていただけらしく、高校1年生のときに探偵として依頼を受けるようになってから部活は止めてしまった。しかし、反射神経と脚力は並みの大人以上で、足元にたまたまある物をサッカーボールを蹴るように犯人にぶつけることで逃走を防ぐなど、サッカー部時代に鍛えた体力を危険な事件現場で犯人と対決するための戦闘力として探偵業に活かしていた。利き足は右だが連載初期では左足でボールやタイヤを蹴っているため、両利きの可能性もある[+ 48]。コナンの姿になってからは体力が小学生並みに戻ったものの[+ 49]、反射神経の方は衰えておらず、キック力増強シューズどこでもボール射出ベルトを犯人逮捕時に使用している。好きなサッカー選手はレイ・カーティスRay Curtis、声:チャールズ・グラバー)で彼が殺人事件の犯人だと信じられず、私情に駆られて否定しかけてしまった。少年探偵団と遊ぶときは野球をすることも多いが[+ 50]、本人はサッカーをしたいため不満そうにしている。
音痴
かなりの音痴で、音楽の授業は大の苦手[+ 51]。さらに変化記号楽想記号の意味やG線上のアリアを知らないなど、基本的音楽知識に乏しい(ただし五線譜の音階は読める)。しかし、聞くことに関しては絶対音感を持っている[+ 52][+ 53]。また、ホームズが弾くことができるということでバイオリンについては豊富な知識を持ち、一応弾くこともできるが、蘭いわく特徴的な弾き癖があるなど才能はない様子。
芸能界にはあまり興味がないらしいが、ある事件をきっかけに知り合ったTWO-MIXの高山みなみからCDをもらってからは、カラオケボックスに行くといつもその歌を歌っているという。
好き嫌いと料理
苦手な食べ物はレーズン[+ 54]で、中学時代の先輩によればレモンパイが好物[+ 55]。キュウリをうまく切れずにつなげてしまうなど、料理は苦手な様子[+ 56]
怪盗キッドとの対決
世間をにぎわせている怪盗キッドこと黒羽快斗とは、工藤新一であったときから、様々な秘宝を巡って何度も対決をしている。
父・工藤優作は、先代キッドである黒羽盗一とは、彼の正体に気付いていた上で宿命のライバル関係になっており、幾度にも渡って対決をしていたが、犯行を阻止したことはあっても、最後まで捕まえることまではできなかった。
息子であるコナンは当初、「泥棒に興味はない」と、黒羽盗一の息子である現代のキッドにほとんど無関心であったが、コナンになってからの最初の対決で、挑発された上で逃げられたことからか、その対峙(たいじ)以降は執念を燃やすようになった。現在は世代を超えた因縁のライバル関係となっていて、対決の結果はこれまでのところ互角である。ベルツリー急行のエピソードでは、黒の組織に狙われている灰原を助けるために、見逃すことと引き換えに協力を仰いでいる。
ちなみにコナンの関わったキッドの事件後、コナンはキッドから宝を守ったヒーローとして扱われることが多く、「お手柄小学生」、「キッドキラー」といった形で新聞記事に載っている。
作者によると、コナンとキッドの対決は『シャーロック・ホームズ対アルセーヌ・ルパン』をイメージして描いていて(作者はホームズシリーズルパンシリーズ両方のファンであるため)、両方に勝たせたくないとのこと。
その他の能力
ネイティブの人とも普通に話せるほど英語に堪能である[+ 57]。しかし、関西弁には難があり、周囲に違和感を覚えさせることもしばしばある[+ 58][+ 59]。その他にも豊富な知識を持っており、推理をするときに役立てている。
テレビゲームに関しては、元太たちに負けてしまったり[7]、コナンだけクリアできていない面があることを光彦から指摘されるなど、あまり得意ではない様子[8]
劇場版では拳銃や多くの乗り物(自動車からパラグライダー、ヘリコプター、ジャンボジェット機まで)を自在に扱っていて、本人いわく「ハワイで親父に教わった」とのこと(この台詞(せりふ)は劇場版初期のころは定番となっていた)。『ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE』では読唇術を披露した。

名前の由来[編集]

江戸川コナンの名前は、小説家である江戸川乱歩アーサー・コナン・ドイルに由来する。作中では、小さくなってしまったコナン(新一)が工藤邸で蘭に見つかり名前を尋ねられ、偶然目に入ったこの2人の名前を合わせて「江戸川コナン」と名乗ったことから誕生したことになっている。

工藤新一の名字は、TVドラマ『探偵物語』の主人公・工藤俊作に由来する(元々はアニメ版の脚本家であるとともに、『探偵物語』の人物設定も手掛けた柏原寛司の高校時代の恩師に由来している)。「新一」の由来は作者のお気に入りの名前から。

決め台詞[編集]

由良駅前に設置されている江戸川コナンのブロンズ像

決め台詞は「江戸川コナン(工藤新一)…探偵さ…[+ 60]」。TVアニメ・劇場版での決め台詞は「真実はいつもひとつ![+ 61][+ 62]」。

また、アニメのオープニングでは毎回ナレーションがあり、シリーズの途中からは「たったひとつの真実見抜く、見た目は子供、頭脳は大人、その名は名探偵コナン!」というセンテンスが定型で用いられている。

映画の場合は「小さくなっても頭脳は同じ 迷宮なしの名探偵 真実はいつもひとつ! 」となっている(通常アニメ版でも使われたことあり)。

補足[編集]

  • 第1回キャラクター人気投票での順位はコナンは1位(1028票)、新一は2位(646票)。2011年のTV&劇場版15周年記念キャラクター人気投票では、コナンと新一の投票数を合わせて1位。2012年連載800回記念キャラクター人気投票ではコナンは1位、新一は4位。
  • 劇場版での「工藤新一」としての登場は、薬で一時的にもとの姿に戻った『名探偵コナン 迷宮の十字路』を除き、冒頭の前説・回想・モノローグのみである。
  • 江戸川コナンとしてのパスポートは所持していない(正確には、江戸川コナンは無戸籍者のために作ることができない[+ 63])ため、事件の舞台は日本国内に限定されている。長い連載の中での例外は、工藤新一として事件を解いたNY編と、薬で一時的に工藤新一に戻ることによって出入国を果たしたロンドン編の2例のみである。劇場版では『名探偵コナン ベイカー街の亡霊』でバーチャルゲーム内のロンドンが舞台になっている。アニメでは『ルパン三世VS名探偵コナン』でヴェスパニア王国という架空の国家が舞台になった[+ 64]小学館の学年別学習雑誌連載の特別編では題材の都合上もあって、海外へも何度かコナンの姿で蘭たちと一緒に旅行しているが、これらは原作やアニメとはパラレルワールドであると見なされている。
  • 戸籍がない状態のまま小学校に通っていることについて、保護者である毛利小五郎がどのような手続きを行ったのかは作中に説明がなく不明である[+ 65]
  • 1巻から登場しているレギュラーキャラの中で、単行本の裏表紙の鍵穴に未登場なのはコナンとジンの2人だけである。
  • アニメ『ポケットモンスター』に登場するヒロシは声優がコナンと同じ高山みなみのため『ポケットモンスターサイドストーリー』8話ではコナンが頭の中で推理するシーンのパロディが行われた。

注釈[編集]

  1. ^ 「コナンは最初っから高山さんの声のイメージで描いてた」と、作者は高山との対談で語っている[1]
  2. ^ 蘭が買ってもらったばかりの携帯を推理に夢中になっていた新一のせいで溝に落として紛失してしまったため、新一が代わりの携帯を買うほか、お詫びに今度東京にできるトロピカルランドに連れて行くと約束したもの。その際、蘭は空手の都大会で優勝したら全部新一のおごりだと約束させた(FILE884「ピンク色の回答」参照)。
  3. ^ そのため、行方不明となった工藤新一については、世間の一部で死亡説が流れている。
  4. ^ 劇場版『迷宮の十字路』内では白乾児と、風邪と同じ作用を起こす阿笠博士の発明した薬によって元に戻った。
  5. ^ ドラマの単発第2作では、白乾児と他の酒を混ぜて作られたケーキを偶然食べたことで元に戻っている。
  6. ^ それらの際は阿笠や服部、灰原による偽装が行われた。
  7. ^ 解毒剤の効果が切れかけた際、熱を測った毛利蘭からは「すごい熱」、毛利小五郎からは「苦しみ方が尋常じゃないぞ」と驚かれたことがある。
  8. ^ 後述の「黒衣の騎士」事件後に蘭に正体を明かそうとした際に遭遇したエレベーター内での社長殺人事件の解決を優先した結果、彼女に正体を明かすことができなかったことをコナンから聞かされた灰原は、「彼女が(コナンの)正体を知らないからこそ、組織から命を狙われることはない(組織にしてみれば、蘭を殺す理由がない)」との旨の指摘をしている。
  9. ^ コナンは毛利蘭 に何度か正体を明かそうと試みたことがあるが、その都度に諸事情が重なってかなわず、「黒衣の騎士」事件以後は、前述のとおり灰原に釘を刺されたこともあって、2014年現在まで1度も自ら正体を打ち明けることのない状態が続いている。なお、平次は誰にも正体や組織のことを話してはならない考えに賛成し配慮もしているが、蘭にだけは真相を明かした方が良いと考え、コナンにそれを何度か勧めている。
  10. ^ その一方で、コナンの正体を知らない者たちの中では、唯一人コナンの言動に新一の姿を重ねることも繰り返されている。さらに、コナンの顔が幼い頃の新一とうり二つであることも何度か指摘している(コナンの正体を知らない者の中で、それに気づいているのも蘭だけである)。
  11. ^ 現在も時折コナンに対して子供とは思えない鋭さを感じることはあるものの、特に正体に疑問を感じている描写などは見られず、コナンのことを「相変わらず妙な知識をもってやがるガキだ」と思っている程度である。
  12. ^ このときコナンは「知りたいのなら教えてあげるよ…あの世でね…」と答えたが、爆弾の爆発を阻止するためにうやむやになり、その後そのときのことを話題にしたり思い起こす描写は2013年現在まで1度もない。
  13. ^ ルパン一味がコナンの正体を知った経緯は不明。ただし、同じ裏世界に生きる者たちとして「黒の組織」の存在を知っている可能性が、続編の『ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE』で示唆され、特に不二子は組織の存在や灰原の正体まで知っていた。
  14. ^ のちに工藤有希子により、コナンは有希子の「祖父の兄の娘のイトコの叔父の孫」という設定が追加されている。そのため、有希子(と新一)も阿笠博士とは「とぉーい親戚」ということになっている(しかし「母さんの胸の中!?」(アニメ版「追いつめられた名探偵! 連続2大殺人事件」)では、有希子が友人や山村刑事に「コナンはロスで生んだ第2子」と紹介してしまい、「重要参考人」(アニメ版「容疑者、毛利小五郎」)では蘭や英理にそれを知られかけた)。
  15. ^ 初登場時は16歳でコナンとしては当初は「6歳」と言っていたが、劇場版『時計じかけの摩天楼』で誕生日が紹介され17歳になり、コナンとしても「7歳」と言うようになった。
  16. ^ 「5月4日」のことを思い浮かべると、「『最後の事件』でシャーロック・ホームズがモリアーティ教授ライヘンバッハの滝に転落した日」と連想するだけで、自分の誕生日だということを忘れていることが多く、毎年蘭に思い出させられている様子。
  17. ^ 作者の青山と同じ。
  18. ^ ホームズが住んでいたとされるベーカー街221Bに由来[3]
  19. ^ 映画『時計じかけの摩天楼』で、警察が把握する過去に新一の推理で逮捕された犯人の履歴を調べると、全員が刑務所に服役していたことが判明している。
  20. ^ 連載初期の頃は三枚目的キャラクターであったが、次第に現在のような性格に変わっていった。
  21. ^ 犯人を追いつめるために証拠を捏造(ねつぞう)することも辞さず、場合によっては事件のトリックや犯行の動機を偽造し、真相を隠蔽するなどして汚名や悪名をあえてかぶる面もある。また、追い詰められて観念する場合もある。
  22. ^ TVゲームが下手で、元太たちによくバカにされるのが悔しいためか、小五郎や蘭が就寝した後、居間でこっそり練習している(劇場版『ベイカー街の亡霊』より)。
  23. ^ 「体が小さくなってしまったのも、軽い気持ちで事件に首を突っ込んだからだ」と阿笠博士に諭されたことがある。
  24. ^ 「商売繁盛のヒミツ」(TVアニメオリジナル)のエピローグでは「自分はもっと頭脳が火花を散らすような事件に遭遇したい」と不満を漏らしたことがある。
  25. ^ 特に帝丹高校の学園祭に起きた事件では、学校中の生徒や観客の前で推理ショーを展開した結果、後の『名探偵コナン 漆黒の追跡者』で黒の組織のメンバーの1人であるアイリッシュに正体を知られてしまうという致命的なミスを犯している(結果的には、アイリッシュが死亡したためジンたちに正体が知られることはなかった)。
  26. ^ ただし、「ストーカー殺人事件」(TVアニメオリジナル)では西谷美帆が自分を殺そうとしたストーカーを殺害したことについては情状酌量し、罪を償って素晴らしい人生を歩んでほしいと述べた。また後述のレイ・カーティスの起こした事件では自身の信条に反しかけた。この他事件の当事者や周囲に対する考慮から偽造・隠蔽を行ったり、未遂に終わった事件の犯人をとがめず見逃すエピソードがいくつかある。
  27. ^ 拳銃の闇取り引きに関する事件の現場写真を撮ることに気をとられて、背後からジンに忍び寄られていることに気づかなかったことなどはその例で、結果新一は試薬を飲まされコナンになってしまった。
  28. ^ 元太や光彦と一緒におつかいに行くと、サッカーのカードなど余計なものまで買ってくることがある。
  29. ^ なお、工藤新一は目上の人物に対しての一人称が「僕」となる。
  30. ^ このギャップから、蘭や小五郎、歩美らからも違和感を覚えられることがある。
  31. ^ 「バーロ」は江戸弁で「バカヤロー」の意味。本来は、作者が「馬鹿野郎」というストレートな罵倒語を作中で用いることを避けたための表記であり、青山作品に登場する他のキャラクター(毛利小五郎、黒羽快斗など)も使用する言葉である。また、類似の言葉として、「この野郎」を意味する「ニャロ」というバリエーションもある。
  32. ^ 指紋も変わらないため、「工藤新一の殺人」では平次が自身のお守りの中に入っている鎖に付着したコナンの指紋を用いて新一の疑いを晴らしたが、その現場にいた蘭と和葉はコナンがお守りに触っているところを見たことがあっても新一が触っているところを見たことがないため、「お守り奪還作戦!」(アニメ版「恥ずかしいお守りの行方」)では疑問を抱かれた。
  33. ^ 探偵たちの鎮魂歌』と『漆黒の追跡者』では、指紋をもとに一部の人間に正体が知られている。
  34. ^ ただし、元太が命を狙われた事件の際に、犯人を油断させるためにあえてまったく見当違いな推理をしたことがある。
  35. ^ 度は入っていない。
  36. ^ 携帯電話が普及したこともあり、今はほとんど使っておらず、別に、W21Sのエナジーレッドをコナンとして1台、新一として1台所持している。劇場版などでは多少変更されている。ダイヤルロックの暗証番号は、シャーロック・ホームズにちなんで「4869」。
  37. ^ 回想に見られる小学生時代の新一はコナンと同じ声である。
  38. ^ 目暮らも当初は相手にしていなかったが、コナンの鋭さを見慣れてからはコナンの話を聞き入れることが増えている。
  39. ^ 『ルパン三世VS名探偵コナン』では小五郎に変装したルパンに口パクさせて変声機で真相を話したが、このときのルパンの口は動いておらず、しかもその都度ルパンが勝手な行動をとったりするため、コナンは半ばあきれていた。
  40. ^ この場合でも小五郎を眠らせることが多い。
  41. ^ ただし、その幼すぎる口調を指摘されるのが恥ずかしいため、少年探偵団の前では使いたがらない。
  42. ^ しかし、「謎解きの鍵」では幼い口調やごまかしが効かず、安室透(バーボン)に疑惑を持たれてしまった。
  43. ^ この事件の犯人の自殺はコナンを通じて間接的に平次の探偵としてのあり方にも影響を及ぼすことになる。
  44. ^ この事件以前に起こった「殺人鬼の正体!」(アニメ版「山荘包帯男殺人事件」)では、蘭への殺人未遂を反省せず、自分の殺人を正当化したまま自殺しようとした犯人に「死にたきゃ勝手に死ね!」と暴言を吐いたこともある(ただし、暴言から続けた厳しい非難によって犯人は自殺を思いとどまっている)。
  45. ^ 平次が目暮から「推理力は工藤君以上かも」と評された際、腹を立てたり、逆に平次との推理対決で勝利した際、勝ち誇る表情や態度をとった。また、平次と共闘したときは、自分が先に謎を解いたと主張し、どさくさ紛れに彼の弱みを握った。
  46. ^ 2人はお互いに幼少時から好意を抱いており、それを恋愛感情と自覚し始めた時期について新一の方は明確ではないが、蘭の方は高校1年のときのニューヨークでのある事件からである。ただし、新一もニューヨークへ渡航中の飛行機の中で隣の席で眠る蘭を意識して眠れなかったと胸中で述べていることから、蘭より先に恋愛感情を意識していたと思われる。
  47. ^ ただし、新一からすれば(コナンとして)同居しているため蘭の近況はほとんど聞かず、話すのは自分のことだけだという(「東の名探偵現る!?」(アニメ版「外交官殺人事件」)より)。
  48. ^ 元太たちとサッカーをしているときにうますぎるため右足禁止といわれ左足だけでプレイしたが、それでもうますぎるため左足も禁止といわれた。
  49. ^ そのため、危機一髪のところを警察や蘭、沖矢昴、世良真純たちに助けられることも少なくない。
  50. ^ 野球に関する知識は乏しく、甲子園で事件が起こった際には、両翼や銀傘の意味がわからず、平次をあきれさせたこともある。
  51. ^ 中学時代は、リコーダーを吹けば教師の松本小百合にタクトでピシパシたたかれ、歌を歌えば音程を外してばかりで、新一にとっては最悪だった様子。
  52. ^ 日本音響研究所の所長・鈴木松美(実在の人物)いわく、「この音痴は声がうまく出せない音痴であって、音はしっかり聞くことができる音痴である」とのこと[4]。絶対音感があることについては劇場版『戦慄の楽譜』でほぼ明らかになったが、それ以前にも「名前の秘密!!」(アニメ版「ピアノソナタ「月光」殺人事件」)において、ピアノの音階をアルファベットに置き換えた暗号を耳だけで聞いて内容を理解している描写がある。
  53. ^ 「うっかり音痴っていう設定を忘れてたんだよね」と、作者は高山との対談で語っている[5]
  54. ^ この設定は『名探偵コナン 特別編』の作者の1人で青山のアシスタントでもある山岸栄一が考案したものである。初出は特別編2巻のおまけマンガから。ちなみに、作者の青山も同じくレーズンが苦手。
  55. ^ ただし本人からの言及はない。
  56. ^ しかし新一に関しては一人暮らしの間、「食事は自分が作ったり、蘭が作ったり、博士が作ったり。料理ぐらいはできるんじゃないかなぁ。今はコンビニとかもあるし。」というコメントもある[6]
  57. ^ 作者いわく外国語は「いっぱい」話せるとのこと。
  58. ^ 「本当の姿」(アニメ版「ホームズフリーク殺人事件」)で披露した際には、平次に「けったいな関西弁」と評されている。劇場版『迷宮の十字路』で披露した際も、京阪式アクセントでなく東京式アクセントだったり、標準語が混ざったりしていた。
  59. ^ 近年では自覚もあるようで、74巻「魔法の料理」では犯人にボロを出させるために挑発として使った。
  60. ^ 1度だけ、灰原の姉である宮野明美が事切れる寸前に「江戸川、いや・・・工藤新一・・・探偵さ・・・」と言っている。
  61. ^ 放送開始前のアイキャッチで使用。以前は「犯人はお前だ!」だったが、視聴者を指差しながらの台詞だったためか変更された。
  62. ^ 原作でこの台詞は多用されていない。単行本第10巻FILE5「東の名探偵現る!?」などで使用されているがこの回では言い回しが違うほか、一字一句全く同じ台詞は使用されていない。
  63. ^ 当初、ロンドンに行こうとした際にコナンはパスポートを偽造しようと提案するが、犯罪になるため阿笠博士から止められた。『名探偵コナンカラーイラスト全集』の「青山剛昌×高山みなみスペシャル対談!!」では、「あれ? でもコナン、パスポートとれるんですか? ほら戸籍とか必要でしょ。」との高山の問いに対し、作者は「阿笠博士とかがなんとかしてくれるでしょ。多分(笑)。」と語っている。
  64. ^ この際は連れ去られた蘭を追いかけて、離陸直前の王室専用機のタイヤ格納庫にもぐりこんでヴェスパニアに渡った。帰路はルパン一味の手まわしで潜水艦で帰国した。
  65. ^ 『名探偵コナンカラーイラスト全集』の「青山剛昌×高山みなみスペシャル対談!!」で、コナンが戸籍がない状態で小学校に通っていることについて「よく考えたら、やばい?」との高山の問いに対し、作者は「でもコナンが小学校に通ってることで、誰も困ってないんだからさ。別にやばくないんじゃない?」と答えている。

出典[編集]

  1. ^ 『名探偵コナンカラーイラスト全集―The complete color works』(ISBN 4091998917、青山剛昌、小学館)2003年4月、「青山剛昌×高山みなみスペシャル対談!!」より
  2. ^ 『名探偵コナン 全映画パーフェクトガイド』(小学館、2001年5月、ISBN 9784091018021)において、キッドの初出作品で青山の初連載作品『まじっく快斗』の単行本第4巻3、4話「ブラック・スター(前後編)」にて新一と対峙(たいじ)した頃から気になり始め調査していたところ、新一が消えた時期とコナンが現れた時期の関係もあり疑っていた「……ということにしておこう」とある。だが、ミステリーにおいて禁じ手である「作中外説明」のため、作品内では一切語られていない。
  3. ^ 『コナンドリル-オフィシャルブック』(少年サンデー特別編集プロジェクト、ISBN 9784091794024)より
  4. ^ 『コナンドリル』より
  5. ^ 『名探偵コナンカラーイラスト全集』「青山剛昌×高山みなみスペシャル対談!!」より
  6. ^ 『オフィシャルファンブック for ガールズ ラブ・コナン』(小学館、ISBN 4091061435)2004年3月、「教えて! 青山先生」より
  7. ^ 原作第6巻 FILE.6「結成! 少年探偵団」より。
  8. ^ 劇場版『名探偵コナン ベイカー街の亡霊』より。

外部リンク[編集]