Xperia

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
Xperia
Xperia Logo.svg
Xperia Z1 SOL23 front.jpg
Xperia Z1(日本国内版はSO-01F/SOL23)
製造元 ソニーモバイル
コミュニケーションズ
種別 スマートフォン
発売日 2008年10月 (2008-10) 以降
売上台数 3700万台以上[1] [2](2011年)
OS Android
Windows Mobile (X1, X2)
ウェブサイト www.sonymobile.co.jp

Xperia(エクスペリア)は、ソニーモバイルコミュニケーションズ(旧ソニー・エリクソン)のスマートフォンタブレット端末、およびソニーのタブレット端末のブランド名である。現在の日本国内におけるキャッチコピーは「感覚を揺さぶるもの」「この感覚が、Xperia」があり(2012年2月中旬頃からテレビCM (15秒は除く) などを中心に使われてる。ただし、ごく一部のテレビCMには表示されなかったものがあった[3]。)、2015年6月中旬頃からは「だから私は、Xperia。」も並行して使われている[† 1]

ブランド名は、Experience(体験)とラテン語で場所を意味する接尾辞“ia”を組み合わせた造語であり、「さまざまな体験を生み出す場所」という意味が込められている。

スマートフォン[編集]

2008年10月、旧ソニー・エリクソンは最初のXperiaブランドの端末として、キーボードを搭載したスライド型で、オペレーティングシステムにWindows Mobile 6.1 を搭載した「Xperia X1」を欧米諸国向けを中心に発売した。翌年には、Windows Mobile 6.5の搭載やカメラなど性能向上を図った「Xperia X2」を発売した。

2010年に発売された「Xperia X10」では、Windows MobileにかわりAndroidを導入しており、以後Xperiaブランドの端末にはオペレーティングシステムとしてAndroidが搭載されている。

ソニーのグループ企業の製品と融合した端末も開発されており、2011年にはPlayStation Suite(現・PlayStation Mobile)に対応したXperia Play(後にXperia arcXperia acro等にも対応)が発売された。対応端末ではPlayStation Storeからゲームソフトウェアをダウンロードし、端末上でプレイできる。

Xperiaシリーズは多機種展開されており、エントリーモデル、ミッドレンジモデル、HDディスプレイを採用したハイエンドモデル、ゲーム機と一体化しスライド式のゲームコントローラーを備えたモデル、キーボード搭載モデル、ミニサイズやスリム・軽量化モデル、スポーツアウトドア用途を想定しハンマーで叩いても割れないタフネスモデルなど多岐に及んでいる。

Xperia Z以降の機種でZ1Tablet Z等、モデル名にZがつく機種はXperiaZシリーズともいわれる。

ロゴの位置は各国のキャリアによって異なっており、その位置関係は以下の通りとなる。ドコモはGシリーズからロゴの配置を変更している。 ソフトバンク版やボーダフォン版はグローバル版とロゴの配置が同等であり、キャリアモデルの中では最も素のデザインに近づけている。なおこれ以外のキャリアモデルは、それぞれ独自のキャリアロゴが入れ込まれるなどの改変が施されている。

位置 グローバルモデル(SIMフリー版) ベライゾン版 AT&T版 ボーダフォン版 T-Mobile版 チャイナ・モバイル版 チャイナ・テレコム版 ドコモ版(Fシリーズ以前) ドコモ版(Gシリーズ以降) au版 ソフトバンク版
表面
上部 SONY Verizon 4G AT&T SONY SONY SONY SONY NTT docomo Xi SONY SONY SONY
下部 SONY SONY SONY
裏面
中央 SONY Verizon 4G SONY XPERIA XPERIA XPERIA XPERIA NTT docomo Xi XPERIA SONY
下部 XPERIA XPERIA XPERIA XPERIA T-Mobile 4G CHINA MOBILE 中国電信ロゴ XPERIA au XPERIA
製品群

タブレット[編集]

Xperia Tabletの前身機種であるSony Tabletについては「Sony Tablet」を参照のこと。

ソニーのタブレット事業は、2011年4月26日に初公開[24]、2011年9月1日に販売が発表された『Sony Tablet』シリーズ2機種(Sony Tablet SSony Tablet P)が存在した[25]

その後、2011年10月にエリクソンと共同出資だった『ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ』の株式をソニーが全て取得することを発表し[26]、2012年2月15日に『ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ』がソニーの完全子会社となり、同時に『ソニーモバイルコミュニケーションズ』へ組織変更した[27]

2012年8月30日、IFA 2012で『Xperia Tablet』を出展する事と[28]、これまでスマートフォンのみで使用していた Xperia ブランドを、タブレットでも展開することを発表した。同年9月4日には日本市場で販売することを発表し、同月15日から販売開始した[29]

2012年9月時点での端末は、『Sony Tablet S』後継の『Xperia Tablet S』1機種が発表され、『Sony Tablet P』後継機種は当面発表予定は無いとされている[30]

タブレットのブランド変更に伴い、スマートフォンの Xperia とデザイン・ユーザーインターフェイス(操作体系)などを共通化している[31]

Xperia Z2 TabletからはWi-Fi版・ドコモ版・au版が発売されるようになった。この場合、ロゴの位置関係は以下の通りとなる。

位置 Wi-Fi ドコモ au
表面
上部 SONY
下部 NTT docomo Xi
裏面
中央 XPERIA
下部 au
製品群
機種名 日本向け
モデル
液晶方式 通信方式 CPU メモリ メインカメラ サブカメラ 初期搭載
OS[† 2]
トピック
Xperia Tablet S SGPT121JP/S(16GB)
SGPT122JP/S(32GB)
SGPT123JP/S(64GB)
TFT液晶 9.4インチ WXGA GSM, UMTS
IEEE802.11a/b/g/n
NVIDIA
Tegra 3 T30L
1.3GHz
RAM:1GB
Storage:16GB(SGPT121JP/S)
Storage:32GB(SGPT122JP/S)
Storage:64GB(SGPT123JP/S)
8.0MP 1.0MP A. 4.0[† 13] 赤外線通信[† 25]、WALKMAN、S-Master、DTCP-IP、PlayStation Mobile、防滴、SDXC、ステレオスピーカー
ソニー製
Xperia Tablet Z SO-03E TFT液晶 10.1インチ WUXGA GSM, UMTS, LTE, IEEE802.11a/b/g/n Qualcomm
Snapdragon S4 Pro
APQ8064 1.5GHz
RAM:2GB
Storage:32GB
8.1MP 2.2MP A. 4.1 NFC、ワンセグ、フルセグ[† 6]、NOTTV、赤外線通信[† 25]、WALKMAN、MHL、DTCP-IP、Miracast、PlayStation Mobile、防水・防塵、microSDXC、ステレオスピーカー、エリアメール、テザリング
ソニーモバイル製
Xperiaシリーズ初のNOTTV・フルセグ対応モデル。
SGP311JP/B(16GB)
SGP312JP/B・W(32GB)
IEEE802.11a/b/g/n RAM:2GB
Storage:16GB(SGP311JP/B)
Storage:32GB(SGP312JP/B・W)
A. 4.1[† 17] NFC、赤外線通信[† 25]、WALKMAN、MHL、DTCP-IP、PlayStation Mobile、防水・防塵、microSDXC、ステレオスピーカー
ソニー製
SO-03EのWi-Fi版。
16GBモデル(SGP311JP/B)はソニーストア限定モデル。
Xperia Z Ultra SGP412JP/B・W・V TFT液晶 6.4インチ FHD IEEE802.11a/b/g/n/ac Qualcomm
Snapdragon 800
APQ8074 2.2GHz
RAM:2GB
Storage:32GB
8.1MP 2.2MP A. 4.2[† 18]→5.0(日本版を除く) NFC、WALKMAN、MHL、DTCP-IP、Miracast、PlayStation Mobile、防水・防塵、microSDXC、トリルミナスディスプレイ for mobile、X-Reality for mobile
ソニー製
SOL24のWi-Fi版。
パープル(SGP412JP/V)はソニーストア限定モデル。
Xperia Z2 Tablet SGP511JP/B(16GB)
SGP512JP/B・W(32GB)
TFT液晶 10.1インチ WUXGA IEEE802.11a/b/g/n/ac Qualcomm
Snapdragon 801
MSM8974AB 2.3GHz
RAM:3GB
Storage:16GB(SGP511JP/B)
Storage:32GB(SGP512JP/B・W)
8.1MP 2.2MP A. 4.4 → 5.0(予定) NFC、赤外線通信[† 25]、WALKMAN、MHL、DTCP-IP、Miracast、PlayStation Mobile、防水・防塵、microSDXC、トリルミナスディスプレイ for mobile、Live Color LED、X-Reality for mobile、ステレオスピーカー、デジタルノイズキャンセリング、ハイレゾ音源再生[† 23]
ソニー製
SOT21・SO-05FのWi-Fi版。
16GBモデル(SGP511JP/B)はソニーストア限定モデル。
SOT21 GSM, CDMA2000, EVDO, UMTS, LTE, WiMAX2+
IEEE802.11a/b/g/n/ac
RAM:3GB
Storage:32GB
Wi-Fi版の機能に加え、以下の機能も備える。
ワンセグ、フルセグ、緊急速報メール、テザリング
ソニーモバイル製
SO-05F GSM, UMTS, LTE
IEEE802.11a/b/g/n/ac
Wi-Fi版の機能に加え、以下の機能も備える。
ワンセグ、フルセグ、NOTTV、エリアメール、テザリング、VoLTE
ソニーモバイル製
Xperia Z3 Tablet Compact TFT液晶 8.0インチ WUXGA GSM, UMTS, LTE, IEEE802.11a/b/g/n/ac Qualcomm
Snapdragon 801
MSM8974AC 2.5GHz
RAM:3GB
Storage:16GB/32GB
8.1MP 2.2MP A. 4.4 NFC、WALKMAN、MHL、Miracast、PlayStation Mobile、防水・防塵、microSDXC、トリルミナスディスプレイ for mobile、Live Color LED、X-Reality for mobile、ステレオスピーカー、デジタルノイズキャンセリング、ハイレゾ音源再生[† 24]、DSEE HX、PS4リモートプレイ
SGP611JP/W・B(16GB)
SGP612JP/W・B(32GB)
IEEE802.11a/b/g/n/ac RAM:3GB
Storage:16GB(SGP611JP/W・B)
Storage:32GB(SGP612JP/W・B)
A. 4.4 → 5.0(予定) グローバル版のWi-Fiモデル。ソニー製
Xperia Z4 Tablet TFT液晶 10.1インチ WQXGA GSM, UMTS, LTE, IEEE802.11a/b/g/n/ac Qualcomm
Snapdragon 810
MSM8994 2.0GHz + 1.6GHz
RAM:3GB
Storage:32GB
8.1MP 5.1MP A. 5.0 NFC、MHL、Miracast、防水・防塵、microSDXC、トリルミナスディスプレイ for mobile、Live Color LED、X-Reality for mobile、ステレオスピーカー、デジタルノイズキャンセリング、ハイレゾ音源再生[† 24]、DSEE HX、PS4リモートプレイ、LDAC
SGP712JP/B・W IEEE802.11a/b/g/n/ac グローバル版のWi-Fiモデル。ソニー製
SO-05G GSM, UMTS, LTE
IEEE802.11a/b/g/n/ac
グローバル版の機能に加え、以下の機能も備える。
ワンセグ、フルセグ、NOTTV、エリアメール、テザリング、VoLTE
ソニーモバイル製
SOT31 GSM, UMTS, LTE, WiMAX2+
IEEE802.11a/b/g/n/ac
グローバル版の機能に加え、以下の機能も備える。
ワンセグ、フルセグ、緊急速報メール、テザリング
ソニーモバイル製

脚注[編集]

[ヘルプ]
注釈
  1. ^ 「Xperia File」という企画のキャッチコピー。
  2. ^ a b c d e f g h A. x.xはAndroidのバージョン、WM. x.xはWindows Mobileのバージョン。
  3. ^ Windows Mobile 6.5.3のアップデートあり。
  4. ^ Android 2.1、2.3のアップデートあり。
  5. ^ なお、日本国内向けモデルSO-01Bについては、Android 2.3へのアップデートは実施しない方針であるとNTTドコモ広報部が回答している。
  6. ^ a b c d e f g h i j k l m n o ソフトウェア更新で対応。
  7. ^ a b c Android 2.1のアップデートあり。
  8. ^ 「Xperia」を冠さずに「Sony Ericsson mini」として発売される。
  9. ^ a b c d e f Android 4.0へのアップデートあり。
  10. ^ a b c 国内向けモデルでは非搭載。
  11. ^ a b c d e 国内向けモデルのみ搭載。
  12. ^ Xperia TL(アメリカ版)のみ対応。
  13. ^ a b c d Android 4.1へのアップデートあり。
  14. ^ アメリカでの販売名は「Xperia TL」となりLTEに対応する。
  15. ^ アメリカでの販売名は「Xperia advance」となる。
  16. ^ Android 4.0、4.1へのアップデートあり。
  17. ^ a b c d e f g Android 4.2へのアップデートあり。
  18. ^ a b c d e Android 4.4へのアップデートあり。
  19. ^ ブラジルではXperia ZQとして一部仕様を変更して発売。
  20. ^ ただし、Xperiaのブランドは冠しておらず、「Sony Z Ultra」として販売される。
  21. ^ 中国では「Xperia Z1 Colorful Edition」として販売。
  22. ^ SO-02Fの発売は2013年12月19日。
  23. ^ a b c d ハイレゾ音源を聴くには、ハイレゾ音源対応のUSB DAC、USBホストケーブル、USBケーブル、ハイレゾ音源対応ヘッドホンおよびスピーカーが必要。
  24. ^ a b c d e f g h i ハイレゾ音源を聴くにはハイレゾ音源対応ヘッドホンおよびスピーカーが必要。ハイレゾ音源対応のUSB DACも使用可能。
  25. ^ a b c d リモコン機能のみ。
出典
  1. ^ 9 Million Xperia Units Sold in Q4 2010. Se-xperia.com (2011-01-20). Retrieved on 2011-10-18.
  2. ^ [1]. www.sonymobile.com (2012-01-19). Retrieved on 2012-1-19.
  3. ^ 【TV-CM】 Xperia Z1 SO-01F 「The best of Sony, for the best of you.」篇 - ソニーモバイル公式YouTubeより。
  4. ^ Sony Ericsson shows new Xperia Pureness at London brand event
  5. ^ Sony Ericsson XPERIA™ X10 introduces an open and integrated world of social media, communication and entertainment
  6. ^ Sony Ericsson unveils Xperia X10 Andriod handset
  7. ^ http://www.sonyericsson.com/cws/corporate/press/pressreleases/pressreleasedetails/sonyericssonx10miniandminifinal-20100214
  8. ^ http://www.sonyericsson.com/cws/corporate/press/pressreleases/pressreleasedetails/sonyericssonx10miniandminifinal-20100214
  9. ^ Sony Ericsson delivers the most entertaining smartphones
  10. ^ Sony Ericsson introduces Xperia™ arc - the ultimate smartphone with super-slim design and state-of-the-art Sony technology
  11. ^ Introducing Xperia PLAY - the world's first PlayStation certified smartphone
  12. ^ Sony Ericsson expands Xperia family with two new generation Android smartphones
  13. ^ Sony Ericsson expands Xperia family with two new generation Android smartphones
  14. ^ ソニー・エリクソン、日本の市場向けXperia™シリーズの新モデル、『Xperia™ acro』を発表
  15. ^ 充実のビジュアル・エンタ-テインメント機能を搭載 快適な操作性を実現し、ワンセグやFeliCa™、赤外線通信に対応した『Xperia™ acro IS11S』の発売について
  16. ^ Sony Ericsson unveils next-generation Xperia™ minis
  17. ^ Sony Ericsson unveils next-generation Xperia™ minis
  18. ^ Sony Ericsson stuns with Xperia™ ray
  19. ^ Get fit with Sony Ericsson Xperia™ active
  20. ^ Sony Ericsson boosts 2011 Xperia(TM) family with new experiences and new software
  21. ^ Sony Ericsson unveils its fastest entertainment experiences to date with Xperia™ arc S
  22. ^ a b Sony Mobile Communications introduces Xperia P and Xperia U - smartphones for connected entertainment experiences
  23. ^ Xperiaを中心に据えたソニーブース - ケータイ Watch
  24. ^ ソニー、Androidタブレット2製品を発表 - ケータイWatch 2011年4月26日
  25. ^ ソニー、Androidタブレット2シリーズ4製品を発表 - ケータイWatch 2011年9月1日
  26. ^ ソニー、ソニー・エリクソンのエリクソン保有株式を完全取得 - ソニー 2011年10月26日
  27. ^ ソニー、ソニー・エリクソンの100%子会社化を完了 社名をソニーモバイルコミュニケーションズに変更し、事業の融合を加速 - ソニー 2012年2月16日
  28. ^ IFA 2012出展について モバイルを軸に機器間の連携を強化した新商品群、84V型4K対応液晶テレビなどを初公開 - ソニー 2012年8月30日
  29. ^ Android™搭載タブレット端末 Xperia™ Tablet 発売 ~生活防水や独自のアプリケーション、バラエティに富んだ別売アクセサリーで多彩な使い方を提案~ - ソニー 2012年9月4日
  30. ^ 「Xperia Tablet S」徹底検証(前編)――Sony Tabletからの進化を見極める (1/5) - ITmedia 2012年9月4日
  31. ^ 「Xperia Tablet S」徹底検証(後編)――“ソニーならでは”の付加価値に迫る (1/5) - ITmedia 2012年9月14日

関連項目[編集]

外部リンク[編集]