パタポン

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パタポン (PATAPON)
パタポン2 ドンチャカ♪
パタポン3
ジャンル コマンド・カーニバル(「1」・「2」)
アクションRPG(「3」)
対応機種 PlayStation Portable
開発元 ピラミッド
SCEジャパンスタジオ
発売元 ソニー・コンピュータエンタテインメント
人数 1人
メディア UMD
発売日 [1]2007年12月20日
[2]2008年11月27日
[3]2011年4月28日
対象年齢 CEROA(全年齢対象)
売上本数 14万9162本 (3)[1]
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パタポン』 (PATAPON) は、2007年12月20日ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンから発売されたPlayStation Portable専用ゲームである。続編として『パタポン2 ドンチャカ♪』が2008年11月27日に、『パタポン3』が2011年4月28日に発売。目玉のようなキャラクター「パタポン」に太鼓のリズムに合わせて指示を送り操作するシミュレーション音ゲーの要素を融合させたゲーム。キャラクタはフランス人アーティストRolitoがデザインした。

システム[編集]

ゲーム中で使うボタンは○□△×の4つのみで、十字ボタンはカメラの左右移動に使われる。それぞれに「ポン」「パタ」「チャカ」「ドン」の音が配置。4拍子の異なる音の組み合わせ(=リズム)が1つのコマンドになる。基本となるリズムは「進め」「攻撃」「守れ」の3つだが、ステージを進めるごとにこのコマンド(リズム)は増える。また、使用ボタンもゲーム進行で新たな太鼓を入手して増やすため、ゲーム開始直後○のみ(3は□以外の三つ)。

  • 進め:パタ・パタ・パタ・ポン(□□□○)
  • 攻撃:ポン・ポン・パタ・ポン(○○□○)
  • 守れ:チャカ・チャカ・パタ・ポン(△△□○)

また、10回ある程度正しいリズムで叩くとFEVER(フィーバー)状態となり、「ミラクル」を起こすことが可能になり、きっちり正確にたたくと、3回でFEVER状態となる。きっちり正確にたたくと、パタポンたちが低い音で歌うので、すぐ分かるようになっている。 基本以外のリズム

  • ためろ:ポン・ポン・チャカ・チャカ(○○△△)
  • 逃げろ:ポン・パタ・ポン・パタ(○□○□)
  • とべ :ドン・ドン・チャカ・チャカ(××△△)2より登場
  • さわげ:パタ・ポン・ドン・チャカ(□○×△)2より登場

特別なリズム

  • ミラクル(2)ショカーン(3):ドン・ドドン・ドドン(×・××・××)
    ミラクル発動には事前にゲーム中で入手したミラクルを装備していなくてはならない。また、ミラクルを発動させるにはミラクル発動のコマンド「ドン・ドドン・ドドン」の後に発生するパタポンたちの歌に合わせて改めて太鼓をたたかなくてはならない。このコマンド内容は装備しているミラクルによって異なる。また、基本的にミラクルは直接的に害を与える効果は無く、フィールドの状況を強制的に変化させる効果となっている。たとえば風向きを追い風にすれば敵の投擲武器が当りにくくなり、味方の攻撃がより遠くにまで及ぶようになる。但し「地震のミラクル」のみ、敵だけにノックバック・よろめきの効果を与える。
    ショカーンは古代の神を召喚し、古代の神とセッションして攻撃する。発動条件は入手したショカーン神のお経を装備し、フィーバー中に現れるフィーバー虫を、コマンドを入れることでショカナジーが溜まり黄金に輝き、ドン・ドドン・ドドンのコマンドを入力する。種類はやり神、たて神、そら神、やま神、超やり神、超たて神、超そら神、超やま神の8種類。ショカナジーは、ドンチャカの歌(パタ・ポン・ドン・チャカ)で早くたまる。また、ショカーン神とのセッションが上手くいくと、ショカーン神がパワーアップし、強いダメージを与えられる。

パタポン[編集]

1,2の設定[編集]

黒塗り一つ目の謎の生物。ゲーム開始当初、パタポンという種族はほぼ壊滅状態にあり、ほとんどの兵士とかつての英雄たちはみな死に絶えしまっていた。神様(プレイヤー)の太鼓によって息を吹き返したパタポンたちの望みは、未だ見ぬ伝説に残された「セカイの果て」とそこにあるという「それ」をその目で見ること。その願いをかなえてくれる神様を絶対信仰しており、神の太鼓に合わせて進み、戦い、踊りながら旅を進める。しかし彼らとどこか似た種族「ジゴトン」が、パタポンたちの行為を世界を破滅させることだとして行く手を阻む。「セカイの果て」にある「それ」とは何なのか、すべては謎に包まれている。

「パタポン」には様々な種類があり、種類によって役割が異なる。パタポンは、「肉」「木材」「鉱石」「野菜」「合金」の素材を2つを合成することで誕生し、よりレアな素材同士を合成することにより、7つあるランク中の高いランク強いパタポンが誕生する。

はたポン
リーダー的存在のパタポン。部隊の陣頭指揮を執り、これがやられるとゲームオーバーとなる。
たてポン
剣と盾を持ち、主に前衛を担当する。フィーバー中は盾を構えながら進軍するので、防御力が上がる。
やりポン
槍を持っており、ジャンプして槍を投げて高いところや少し離れた敵の攻撃を担当する。移動速度が若干遅め。
ゆみポン
弓と矢を持っている。射程距離はパタポン中一番長いが風の影響を受けやすい。
きばポン
動きがすばやく高い突進力を持つパタポン。一気に敵陣深くまで突入しての攻撃が可能。
めがポン
角笛から音弾を出し攻撃する一風変わったパタポン。フィーバー時には貫通する音弾を発射し敵を殲滅する。また長身なところも特徴。
でかポン
動きや攻撃速度は遅いが攻撃力がパタポン中一番。

他、上記以外にも複数の種類のパタポンの種類が存在しており、ゲームの進行により入手できる素材がふえることで作成できる種類も増えていく。

パタポンに持たせる武器は、敵を倒したりミニゲームをクリアすることで入手する。

3からの設定[編集]

パタポン達は、世界の果てを目指す途中、「呪いの大地」という荒地にたどりつく。そこでパタポン族は巨大な壁(邪悪の箱)に突き当たり、それを破壊し始める。″壁″が邪悪の箱だと判明し、女王メデンが箱の破壊を止めに来るが、箱は破壊され、7匹の"邪悪"が出てきて、パタポン族は皆石化してしまった。箱から出てきたほしポンの先祖、シルバーほしポンは、「2」のヒーロー(主人公)と、トン、チン、カンの三匹を聖なる灰で復活させる。そして、邪悪にマスクを渡され記憶を失った七匹の"ダークヒーロー"との戦いに挑む。

クラス[編集]

「3」では前作、前々作と違い、レベル制でクラスを増やす仕組みになっている。フィーバー時にはヒーロー技を使えるようになっている(ヒーローのみ)。各クラスで、レベルが一定を超えると、マスクのデザインが派手になっていく。

メインクラス[編集]

ヤリーダ
槍を投げて攻撃する。ヒーロー技は「ヤバヤーリ」。周りにもダメージを与える槍を投げる。
タテラーゼ
剣や刀で攻撃する。フィーバー時は盾を構えて移動。ヒーロー技は「ムテッペキ」。どんな技を受けてもダメージを受けなくなるが、攻撃ができなくなる。
ユミヤッチャ
弓で攻撃する。ヒーロー技は「メテオアロー」。風向きに左右されない弓を打つ。

派生クラス[編集]

メインクラスより派生するクラス。それぞれ動物などがモチーフとなっている。
ヤリーダより派生
キバッダ
騎馬に乗り、槍を構えて敵陣に突っ込んでいく。モチーフは騎馬でヒーロー技は「スゲトッシン」。
パイケロン
盾を装備できる盾槍戦士。モチーフは蛙でヒーロー技は「ガマンガーマ」。
ウォーヤリ
長槍を装備できる長槍戦士。モチーフは魚でヒーロー技は「レッカーシャ」。
ピョコライダ
瞬馬に乗れる唯一のヒーロー。モチーフは兎でヒーロー技は「ミラージョン」。
カノッサルタン
戦車に乗って武器を振るヒーロー。モチーフは鹿でヒーロー技は「ニオーザン」。
チャリバッサ
近くの相手には戦車で突進し、少し遠くの相手には武器を投げるヒーロー。モチーフは鳥でヒーロー技は「ザックラバラン」。
タテラーゼより派生
デストロボ
拠点破壊に優れた腕を装備できる破壊闘士。モチーフはロボでヒーロー技は「ダダッコンボ」。
ガーディラ
大盾を装備できる大盾剣士。モチーフは羊でヒーロー技は「デカイドーン」。
トンテンガ
巨体を防具でガッチリ固めて戦場に行く巨戦士。モチーフは豚でヒーロー技は「ジャイアンデス」。
ミャムサー
暗器を装備できる二刀流の暗殺士。モチーフは猫でヒーロー技は「ドトンシャドー」。
バウムンク
味方が有利になるように自然を変えるエコに目覚めた自然闘士。モチーフは大樹でヒーロー技は「ナンナノコノキ」。
グレンブルル
大剣を装備できる力強いヒーロー。モチーフは牛でヒーロー技は「ギョロッチン」。
ユミヤッチャから派生
アロッソン
長弓を装備できる弓速射手。育てていくと弓を射るスピードが速くなる。モチーフはハリネズミでヒーロー技は「アロアロアロー」。
ワンダパラッパ
音玉をばらまく轟音詩人。モチーフは犬でヒーロー技は「ムチャラパパ」。
ジャムッシュ
胞子をばらまく凶音詩人。モチーフは茸でヒーロー技は「スッポアズン」。
ピングレック
氷を操るヒーラーの白魔術師。モチーフはペンギンでヒーロー技は「チューシャトー」。
ウッホロック
装備する杖でクラススキルが変わる孤高の黒魔術師。モチーフは猿でヒーロー技は「ヤメテオン」。
キャノギャバン
身の丈よりも大きい大砲を装備できる大砲術師。モチーフは竜でヒーロー技は「ブッパナッソ」。

ボスキャラ[編集]

パタポンシリーズは、ボスが豊富である。1や2では、ステージを選ぶだけで戦えるが、3では、ダンジョンの奥にいたり稀にすこポンが見つけたりする。

ドドンガ
恐竜をデフォルメした様な形状したパタポンシリーズの代表的なボス。顎突き上げや火吹きなどの攻撃を仕掛けてくる。パタポンでは必ずと言っていいほど序盤で相手をする相手である。3では配信されるクエストのみで登場。
たたりドドンガ
3で登場。通常に比べ、体のあちこちに傷がある禍々しい雰囲気を漂わせるドドンガ。勇気の邪悪に支配されている。
マジドンガ
通常種より一回り大きいドドンガ。他にも体は赤く、角が生えている。2からは咆哮が追加された。
カッチンドンガ
2から登場。マジドンガよりさらに大きい究極のドドンガ。体色は水色っぽく、ブレスは氷。見た目も棘々しくなった。
ガイン
2から登場。ロボットのような巨大なモンスター。目から広域に広がるビームを出したり、重々しい腕で殴りつけてくる。3では純潔の邪悪に支配される。
ドガイン
ガインより少し大きくなったガインの上位種。角も生えた。2からはボディプレス攻撃が追加された。
キャノギアス
城をデフォルメしたような機械仕掛けのモンスター。機銃で掃射したり爆弾を吐いてきたりする。3では正義の邪悪に支配される。
ギャノディアス
キャノギアスより。少し大きく、体色が青くなった上位種。中でも「超・死滅砲」は強力。回避しないとパタポンが一瞬で全滅する
シュクル
肉食植物のモンスター。パタポンを食べたりツタで攻撃してくる。3では暴食の邪悪に支配される。
シュシュクル
体が少し大きいシュクルの上位種。少しもさっとした。
チョッキンナ
カニをデフォルメしたような形状。ハサミでつかんで投げる攻撃は即死技。3では自制の邪悪に支配される。
チョッキング
チョッキンナよりも派手になり剣が刺さった上位種。泡に触れると即死する。
デッタンカーメン
2のラスボス。獣モードと人型モードがある。
ズッタンカーメン
デッタンカーメンの上位種。人型だと隕石を落とす技を使ってくる。
アーク・パンダラ
3のラスボスで寛大の邪悪と六匹の邪悪が合わさって生み出された。。体力を減らすと異空間に飛ばされる。倒すとエンディング。
ダーク・ポンドラ
黄色のアーク・パンダラの上位種。その他ステータスも高くなる。同じく倒すとエンディング。
ギーク・ドンゴラ
配信で追加された紺色のアーク・パンダラの最上位種。かなり強くなっている。DLQなので倒してもエンディングにならない。
ギガンテス
3で追加。とても体が大きく、体力を減らさないとこちらに気付かない。踏みつけなど巨体を生かした攻撃をしてくる。
ギガンテキング
ギガンテスの王。王冠をかぶっている。
マンボス
大きなマンモスのようなモンスター。初めは氷漬けで体力を減らすと氷が割れる。
マンボロス
マンボスの王。マンボスよりも大きい。マンボスで使わなかった氷ブレスを使用する。
センチュラ
大きい蜘蛛型のモンスター。雨のミラクルで雨を降らさないと一切のダメージを与えられない。
ダラチュラ
センチュラの上位種で、体色は濃い紫。
モーチッチチ
怒れる怪鳥。おそらくオーチッチ達の王的存在。くちばしで突っつく攻撃や押しつぶしでこちらを攻撃してくる。
フェニッチ
不死鳥のように燃えているモーチッチチ。
ザックネル
大きい青虫のようなモンスター。火を噴いたり地震を起こしたりする。
ドカクネル
緑色のザックネルの上位種。ドカクネルの牙という槍がある。2でローラー攻撃が追加された。

その他のキャラ[編集]

1からの登場[編集]

メデン
パタポン族の女王。さらわれるのがお約束となっている。
ジゴトン族
目が四角い種族。パタポン達のライバル。パタポン達と同じように、クラスが存在する。
まこトン
恋人のあいトンをパタポンに殺され、パタポンを憎むようになる。その後ゴーンを裏切る。2では、ブラックほしポンのペットのダークヒーローとして戦ってくる。命令してくるブラックに「殺すぞ」と言うなど忠誠心は皆無。パタポンに敗れた後記憶を取り戻し、「あいトン・・・・おれはいったいここでなにを・・」という台詞を残し死亡。
カルマ
ジゴトン族の女王。蝶のような姿をしている。
鷹の目ゴーン
ジゴトン軍の隊長(?)。鎌を振り回して攻撃する。1でパタポン族が世界の果てに行くのを邪魔する。2ではパタポン族にミラクルを教えるなど協力的になり、3では邪悪に支配される。

2からの登場[編集]

カーメン
葉っぱのような面をつけた種族。パタポン達と同じように、クラスが存在する。
マ族
魔界からやってきた種族。語尾に「マ」をつける。パタポン達と同じように、クラスが存在する。
ブラックほしポン
マ族と共にやってきた。子供っぽい性格。

3からの登場[編集]

ダークヒーロー
全員邪悪に支配され、記憶を無くしている。フィーナやビークスなど記憶を思い出す者もいる。
ぶちぎれファンギル
オオカミをモチーフとしたダークヒーロー。非常に短気だが苦労人でもあり、ダークヒーローのツッコミ役。勇気の邪悪に支配されている。ヒーロー技は「ドリルパンチ」。
みだらなフィーナ
マーメイドをモチーフとしたダークヒーロー。ヒーローの事を想っており、気遣いなどをしてくれる。純潔の邪悪に支配されている。ヒーロー技は「プリーズフリーズ」。
たかPソナッチ
コウモリをモチーフとしたダークヒーロー。頭脳明晰でナルシスト。正義の邪悪に支配されている。ヒーロー技は「キルソニック」。
がっつきビークス
カラスをモチーフとしたダークヒーロー。物欲に支配されていてよくばり。誠実の邪悪に支配されている。ヒーロー技は「ゴントルネード」。その正体は...
おおぐいバズズー
ハエをモチーフとしたダークヒーロー。大食いで武士を気取っている。自制の邪悪に支配されている。ヒーロー技は「バーンニンフライ」。
ぐうたらカラパシ
カメをモチーフとしたダークヒーロー。ぐうたらで面倒くさがり。だが足は意外と速い。不屈の邪悪に支配されている。ヒーロー技は「アンチマジーク」。
やきもちコイール
ヘビをモチーフとしたダークヒーロー。嫉妬深くやきもち焼きのオカマ。寛大の邪悪に支配されている。ヒーロー技は「ダブルッパパン」。
ほねデス
今までの種族の代わりにパタポンズの前に立ちふさがるザコ敵。

パタプーカと天才パタポン[編集]

パタプーカとはパタポリスに存在する、巨大な精霊のこと。

パタプーカとは天才パタポンのみがコミュニケーションを取ることができる。

パタプーカたちは悩みを持っていて、その悩みをミニゲームで解決することでアイテムを受け取ることが出来る。

パタプーカはPATAPON(パタポン)では5体、『パタポン2 ドンチャカ♪』では7体が存在する。

なお、3にはミニゲームは存在しない。

パタポン1からのミニゲーム
パン・ぱかポンとウッボボンの踊り
ウッボボンは頭がかゆいと悩まされている大木。
パン・ぱかポンの演奏に合わせて踊り、ふさふさの頭からアイテムを落としてくれる。

その他[編集]

  • 続編の「2」では、「1」のデータを引き継ぐことが可能。引き継がれるのは一部の武具と素材アイテム。「2」ではギョロきゃべつ以外の野菜が中盤以降にならないと手に入りにくい為、「1」で多めに集めて引き継ぐ事が推奨されている。
  • 「2」の携帯用公式サイトでは、テレビCM用のBGMが着歌として期間限定のダウンロード配信されている。
  • 「2」の続編の「3」では、体験版か「2」のデータを引き継ぎ可能。一部の武具、アイテムは共通だが、「2」からの引き継ぎのみ、特別な武具が手に入る。

出典[編集]

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  1. ^ 『ファミ通ゲーム白書2013 補完データ編(分冊版)』 エンターブレイン2013年2015年12月30日閲覧。

外部リンク[編集]

今ではパタポン3も発売されている。