404KC

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
京セラ > DIGNO > 404KC
ワイモバイル DIGNO C 404KC
キャリア ワイモバイル
製造 京セラ
発売日 2015年2月27日
概要
OS Android 4.4
CPU Qualcomm
Snapdragon 410
MSM8916
1.2GHz(クアッドコア)
音声通信方式 UMTS GSM[要出典]
(AXGP 2.5GHz帯/
LTE Bands 1/3/8
UMTS Bands 1/8
GSM Tri Bands[要出典]
データ通信方式 AXGP LTE UMTS GSM[要出典]
形状 ストレート型
サイズ 144 × 73 × 10.8 mm
質量 約146 g
連続通話時間 約1290分
連続待受時間 約640時間(AXGP)
約710時間(LTE)
約880時間(3G)
バッテリー 2300mAh
(取り外し不可能)
内部メモリ ROM:8GB
RAM:1GB
外部メモリ microSD
(最大2GB)
microSDHC(最大32GB)
赤外線通信機能 なし
テザリング あり(最大10台)
Bluetooth 4.0
放送受信機能 なし
メインディスプレイ
方式 TFT
解像度 qHD
(540x960ドット
サイズ 5インチ
表示色数
サブディスプレイ
なし
メインカメラ
画素数・方式 約500万画素CMOS
機能 手ブレ補正
サブカメラ
画素数・方式 約200万画素CMOS
カラーバリエーション
グロスブラック
ホワイト
テンプレート / ノート
ウィキプロジェクト

DIGNO C 404KC(ディグノ シー ヨンマルヨンケイシー)は、京セラによって開発された、ワイモバイル(「電話サービス(タイプ1)」対応)の第3.9世代移動通信システムスマートフォン端末である。

概要[編集]

Digno C 404KCは、2015年2月27日に発売された端末である。同じ日に、親会社のソフトバンクモバイル(現・ソフトバンクのSoftbankブランド)からも、同じスペックの「Digno U」が発売された[1]。カラーは、Digno C のグロスブラックに対して Digno U はマットブラックで、若干異なる。

前機種のDigno T 302KCに比べて、ディスプレイが 4.5インチから 5インチに大型化され、バッテリーも 2,000mAhから 2,300mAhに容量が向上した(ただし、取り外し不可能となった)。

一方で、ディスプレイの解像度は qHD(540x960ドット)のまま据え置かれ、スマートソニックレシーバーは廃止。そのほか、RAM(1.5GB → 1GB) やメインカメラ(800万画素 → 500万画素)もスペックダウンとなるなど、コストダウンが図られた端末となっている。

なお、本体の前面・背面ともに、「Digno」とは表記されていない。同時期に発売された SIMフリー端末「S301」(2015年3月27日発売)[2]アメリカ合衆国向け端末「Hydro Wave C6740」(2015年7月22日発売)[3]もほぼ同一の筐体である。

沿革[編集]

  • 2015年2月20日 - Digno C の発売を発表。[4]
  • 2015年2月27日 - 発売。カラーはグロスブラックのみ。
  • 2015年3月19日 - ホワイトを発売。[5]

アップデート履歴[編集]

  • 2015年03月11日 - ソフトウェア更新。バージョン(ビルド番号):101.0.2400
初期設定中のフリーズ事象の改善[6]
  • 2015年04月28日 - ソフトウェア更新。バージョン(ビルド番号):102.0.2520
通話音質改善、画面ロック解除後に画面が黒くなる事象の改善[7]
  • 2015年06月22日 - ソフトウェア更新。バージョン(ビルド番号):103.0.2600
アプリショートカットが消える事象の改善など[8]
  • 2015年09月16日 - ソフトウェア更新。バージョン(ビルド番号):104.0.2810
セキュリティ機能の改善[9]
  • 2015年11月10日 - ソフトウェア更新。バージョン(ビルド番号):105.0.2900
エントリーホームのショートカットキーが反応しない事象の改善[10]
  • 2016年05月10日 - ソフトウェア更新。バージョン(ビルド番号):106.0.2a20
セキュリティ機能の改善など[11]
  • 2016年10月05日 - ソフトウェア更新。バージョン(ビルド番号):107.0.2b10
送話音量が小さくなる事象の改善、不在着信通知がスタート画面に表示されない事象の改善など[12]
  • 2017年04月11日 - ソフトウェア更新。バージョン(ビルド番号):108.0.2c10
世界時計のサマータイム時刻がずれる事象の改善、PCメールで一部CCが表示されない事象の改善など[13]
  • 2018年01月25日 - ソフトウェア更新。バージョン(ビルド番号):109.0.2d20
セキュリティ機能の改善など[14]
  • 2020年02月17日 - ソフトウェア更新。バージョン(ビルド番号):110.1.2e10
オールリセット後の不具合事象修正[15]

関連項目[編集]

出典[編集]

  1. ^ “防水、防塵、耐衝撃対応スマートフォン「DIGNO® U」発売 ~ソフトバンクモバイルとして初めて、米国国防総省基準MIL規格に準拠したスマートフォン~”. ソフトバンクモバイル. https://www.softbank.jp/corp/group/sbm/news/press/2015/20150220_01/ 2017年10月14日閲覧。 
  2. ^ “イオン向け高耐久性スマートフォン 耐衝撃に対応した京セラ製「S301」登場”. 京セラ. http://www.kyocera.co.jp/news/2015/0301_byel.html 2017年10月14日閲覧。 
  3. ^ “Kyocera Surfs Into T-Mobile And MetroPCS With New Waterproof, Drop-Proof Hydro Wave Android Smartphone” (英語). Kyocera Communications. http://www.kyoceramobile.com/news/20150722-hydro-wave-launch-announcement/ 2017年10月14日閲覧。 
  4. ^ “DIGNO C 404KCを2月27日に発売~シーンを問わずアクティブに使える防水・防塵・耐衝撃スマートフォン~”. (旧)ワイモバイル. http://www.ymobile.jp/corporate/press/2015/0220.html 2017年10月14日閲覧。 
  5. ^ “スマートフォンDIGNO C 404 KCのホワイトを3月19日に発売”. (旧)ワイモバイル. http://www.ymobile.jp/corporate/info/2015/0312.html 2017年10月14日閲覧。 
  6. ^ 京セラ - ソフトウェア更新のお知らせ(2015年3月11日)。2017年10月14日閲覧。
  7. ^ 京セラ - ソフトウェア更新のお知らせ(2015年4月28日)。2017年10月14日閲覧。
  8. ^ 京セラ - ソフトウェア更新のお知らせ(2015年6月22日)。2017年10月14日閲覧。
  9. ^ 京セラ - ソフトウェア更新のお知らせ(2015年9月16日)。2017年10月14日閲覧。
  10. ^ 京セラ - ソフトウェア更新のお知らせ(2015年11月10日)。2017年10月14日閲覧。
  11. ^ 京セラ - ソフトウェア更新のお知らせ(2016年5月10日)。2017年10月14日閲覧。
  12. ^ 京セラ - ソフトウェア更新のお知らせ(2016年10月5日)。2017年10月14日閲覧。
  13. ^ 京セラ - ソフトウェア更新のお知らせ(2017年4月11日)。2017年10月14日閲覧。
  14. ^ 京セラ - ソフトウェア更新のお知らせ(2018年1月25日)。2018年2月10日閲覧。
  15. ^ 京セラ - ソフトウェア更新のお知らせ(2020年2月17日)。2020年5月16日閲覧。

外部リンク[編集]