文豪ストレイドッグス

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文豪ストレイドッグス
ジャンル 異能力バトルアクション
漫画
原作・原案など 朝霧カフカ
作画 春河35
出版社 KADOKAWA
掲載誌 ヤングエース
レーベル 角川コミックス・エース
発表号 2013年1月号 -
巻数 既刊9巻(2015年12月現在)
小説
著者 朝霧カフカ
イラスト 春河35
出版社 KADOKAWA
レーベル 角川ビーンズ文庫
刊行期間 2014年4月1日 -
巻数 既刊3巻
小説:文豪ストレイドッグス 外伝
京極夏彦VS綾辻行人
著者 朝霧カフカ
イラスト 春河35
出版社 KADOKAWA
掲載誌 小説屋sari-sari
連載期間 2015年10月号 - 2016年1月号
巻数 全1巻
漫画:文豪ストレイドッグス わん!
原作・原案など 朝霧カフカ(原作)
春河35(キャラクター原案)
作画 かないねこ
出版社 KADOKAWA
掲載誌 ヤングエースUP
発表期間 2015年12月22日 -
アニメ
原作 朝霧カフカ・春河35
監督 五十嵐卓哉
シリーズ構成 榎戸洋司
脚本 榎戸洋司
キャラクターデザイン 新井伸浩
音楽 岩崎琢
アニメーション制作 ボンズ
製作 文豪ストレイドッグス製作委員会
放送局 TOKYO MXほか
放送期間 第1期:2016年4月 - 6月予定
第2期:2016年10月 -
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画アニメ
ポータル 漫画アニメ

文豪ストレイドッグス』(ぶんごうストレイドッグス)は、原作:朝霧カフカ・作画:春河35による日本漫画作品。『ヤングエース2013年1月号より連載中。略称は『文スト』。

2015年8月にアニメ化が発表され[1]、2016年4月より放送中。

概要[編集]

太宰治芥川龍之介中島敦といった文豪がキャラクター化[2]され、「人間失格」、「羅生門」、「月下獣」といったそれぞれのキャラクターに対応する異能力を用いて戦うアクション漫画である。

この作品が生まれたきっかけについて、原作者の朝霧は「文豪がイケメン化して能力バトルしたら絵になるんじゃないかと、編集と盛り上がったから」と述べている[3]。また、舞台が横浜市になったことについては作画担当の春河が自分が横浜の出身であるからとのこと[4]

全国書店員が選んだおすすめコミック2014で第11位[5]。単行本は220万部を突破している[6]

2014年4月1日より、小説版の刊行が開始されている。『小説屋sari-sari』2015年10月号から2016年1月号まで、外伝小説『文豪ストレイドッグス 外伝 京極夏彦VS綾辻行人』が連載された。『ヤングエースUP』では、2015年12月22日からスピンオフ漫画『文豪ストレイドッグス わん!』がかないねこの作画で連載。

ストーリー[編集]

孤児院を追い出され、横浜市を放浪する少年・中島敦鶴見川に飛び込んで溺れかかっていた太宰治を助ける。それをきっかけに敦は太宰が所属する武装探偵社が追う巨大な虎の捜索を手伝うことになる。太宰と共に虎の出現を倉庫街で待つ敦に対して、太宰は敦こそが虎の正体だと告げる。実は敦は無意識のうちに虎に変身して徘徊しており、それゆえに孤児院を追い出されていた。敦は自分の能力を制御出来ず太宰に襲いかかるが、太宰は相手の能力を無効化する人間失格を発動して、敦を鎮静化させ、さらに敦が武装探偵社の社員になれるよう尽力する。

採用試験を経て武装探偵社に就職することになった敦だったが、敦の就職後、武装探偵社はポートマフィアの襲撃を度々受けるようになる。実は敦には闇の世界で70億の懸賞金がかけられ、その懸賞金で裏社会を牛耳ろうとするポートマフィアの芥川龍之介が敦を狙っていた。

太宰はポートマフィアに潜入し、敦に多額の懸賞金がかけられた理由を探るが、一方で敦には芥川の魔の手が迫っていた。敦は芥川に拉致されるが、芥川自身が強大な力を持ちながら、孤児の泉鏡花に罪を重ねさせていることを知って怒りを爆発させ、芥川を打倒し、鏡花と共に脱出する。

敦に莫大な懸賞金をかけていたのは海外の異能力者集団だった。芥川が敦の拉致に失敗したことを知った北米の能力者集団「組合」の団長フランシス・スコット・キー・フィッツジェラルドは部下と共に横浜に乗り込み、武装探偵社・ポートマフィアと三社戦争を繰り広げる。しかし、組合が横浜の街自体を消滅させることも厭わないことを知った武装探偵社とポートマフィアは一時的に共闘し、組合を壊滅させる。

一方、組合壊滅の混乱に乗じて、組合の資産の強奪に成功した、地下組織『死の家の鼠』頭目フョードル・ドストエフスキーは、新たな戦いの準備にとりかかっていた。 

登場人物[編集]

主要な登場人物はほとんど全員が文豪と同じ名前と誕生日。各自の能力や人物設定も文豪自身のエピソードや作品にちなんだものが多い。

武装探偵社[編集]

中島敦(なかじま あつし)
- 上村祐翔Lynn(幼少期)
18歳の少年。右側に髪が一房垂れているのが特徴。気の弱い男だが、心優しく、いざというときには、自らを犠牲にしても他人を守らんと大胆な行動をとることもある。誕生日:5月5日・身長170cm・体重55kg・血液型:AB型。孤児院を追放されホームレスとして横浜市を徘徊していたところ、鶴見川に飛び込んでいた太宰治を助けたことで自分の異能を知り、武装探偵社に勤めることになる。
孤児院では職員から虐待されており、そのことがトラウマになっている。孤児院で自分の存在を否定され続けたことから、逆に存在意義のない人間はいないと考えており、自分と境遇が似ている泉鏡花に親身に接し、敵であるモンゴメリに対しても幸せに過ごせる方法が浮かばなかったことを悔いていた。好きな物は茶漬け・猫・カメレオン・横浜。嫌いな物は自分自身と昔いた孤児院。
当初は、異能による変身が始まってから人間の姿に戻って目を覚ますまでの自身の記憶・意識が無かったため、太宰達と出会うまでは、自分が孤児院を追い出された理由や「虎」の正体や自分が異能者であることに気づいていなかった。
孤児院を追い出されてからは、ホームレスとして無一文での生活を続けていた為、お金に対する執着が強い。
入社直後は自分に自信が持てず悲観的だったが、数々の経験を経て成長していく。三社戦争が始まると太宰と行動を共にするが、太宰と別れた後ナオミや春野と合流した際に夢野久作の異能を受け、駆けつけた太宰に救われる。その後街でフィッツジェラルドと遭遇するが、突然姿を現した鏡花に連れられて逃走する。しかし港で追いつかれ捕まってしまう。『ヨコハマ焼却作戦』を聞き焦燥に駆られるも船内で再会したモンゴメリと心を通わせ、彼女の助けで脱出、太宰に夢野の人形を届けることに成功した。そして再度白鯨に乗り込み、その墜落を阻止すべく芥川と共にフィッツジェラルドに戦いを挑み勝利する。
性格は中島敦の小説『山月記』の主人公、李徴に似ている所が多いキャラクターである。
月下獣(げっかじゅう)
非常に大柄な白虎に変身する異能。その体は銃弾すら通らないほど頑丈になり、身体の一部を失っていても変身の際に猛スピードで復元される。ただし変身すると自身で制御できなくなる。
話が進むにつれて、能力の一部を引き出し肉体の強化と身体能力の向上や治癒能力が作用するなど制御が可能になった。
能力名は上記の短編小説『山月記』から。
太宰治(だざい おさむ)
声 - 宮野真守
笑顔を絶やさず、掴みどころのない22歳の男性。誕生日:6月19日・身長181cm・体重67kg・血液型:AB型。常に羽織っている茶色のコートと腕や首などあちこちに包帯を巻いているのがトレードマーク。国木田に「包帯無駄遣い装置」と呼ばれた。
とてもマイペースな性格だが、頭がキレる上に身のこなしもいいなど実力は高い。前職は「探偵社の七不思議」と言われており、最初に当てた人が貰えるという懸賞金は70万にまで膨れ上がっている。
自殺マニアであり、ことあるごとにあらゆる手段で自殺しようとするが、毎回必ず失敗し結局死ぬことが出来ずにいる。死ぬまでに苦しむのは嫌とのことで、最近は美人の女性と心中したいと思っている。好きな物は酒・蟹・味の素。嫌いな物は犬と中原中也。
探偵社に入社する前は元ポートマフィアの史上最年少幹部で、芥川龍之介の上司で中原中也の相棒であり、中也と共に「双黒」と呼ばれていた。しかし友人の織田作之助が死亡した事件でマフィアを抜け、2年間地下に潜り、武装探偵社に入社した。
人間失格(にんげんしっかく)
直接触れたありとあらゆる異能を無効化する異能。
能力名はキャラクターと同名の文豪、太宰治の中編小説から。
国木田独歩(くにきだ どっぽ)
声 - 細谷佳正
銀縁眼鏡にスーツスタイルで身を包む22歳の男性。誕生日:8月30日・身長189cm・体重78kg・血液型:A型。表紙に「理想」と書かれた手帳を常に持ちながら[注 1]予定をたてて行動しており、予定外の事態に遭遇すると激怒する。手帳には、結婚を含めた今後のあらゆる予定・計画だけでなく、「理想の女性像」についても書かれている[注 2]。好きな物は魚釣りと鯉のたたき。嫌いな物は権威。
冗談の通じない杓子定規な性格で、マイペースな太宰に神経をかき乱されることが多く、度々太宰の冗談に騙される。敦に対しても厳しく接するが、鏡花の救出に向かう敦を激励したり、戦争終結後には一言褒めるなど、内心ではきちんと評価している。
探偵社員達のまとめ役のような存在。体術に優れ、襲撃してきた広津を軽く投げ飛ばしている。異能戦争では、谷崎と行動を共にしてスタインベックとラヴクラフトに捕まったナオミと春野を救い出した。ラヴクラフトの能力に追い詰められるが、谷崎の能力によって間一髪脱出する。探偵社に戻った後は夢野久作の異能の影響を受けるが、大したことにならずに済んだ。
武装探偵社で働く前は、学校で数学教師を務めていた。
過去に「蒼き王」を名乗るテロリストによる連続爆破事件の捜査に携わった際、独自の調査で「蒼き王」のアジトのビルを突き止め警察に報告するも、軍・警察・公安が合同で捜査していた為に指揮系統が混乱し、更には警察の動向を察知した「蒼き王」が爆弾を抱えてビルに立て籠り、その結果、いち早く現場に駆けつけた5人の捜査員が、追い詰められた「蒼き王」の自爆に巻き込まれる形で亡くなった。国木田は、結果的に捜査員を死なせてしまった事への責任感から、「蒼き王」の自爆行為によって父親を亡くしたハッカー・田口六蔵(声 - 石川界人)を情報屋として雇う傍ら、亡くなった彼の父に代わって世話をしている。
独歩吟客(どっぽぎんかく)
手帳の頁を切り取って消費することで、該当頁に書き込まれたものを具現化・実体化する異能。ただし実体化できるのは、国木田自身が一度肉眼で視認したうえで形状・機能を理解したものと、サイズが手帳の面積より小さいものに限られる。
能力名はキャラクターと同名の文豪、国木田独歩の筆名の一つから。
江戸川乱歩(えどがわ らんぽ)
声 - 神谷浩史
小柄で常にニヤニヤと笑みを浮かべ、ハンチング帽に茶色のスーツをだらしなく着崩した26歳の男。誕生日:10月21日・身長168cm・体重57kg・血液型:O型。甘いものが好きなのか駄菓子を頻繁に食べている。好きな物は合理的思考、幻想怪奇。嫌いな物は常識、無駄な知識。
刑事に面と向かって「警察は不要」という旨の発言をするなど、傲岸不遜で子供っぽいところもあるが下記の異能から探偵社では一目置かれた存在である。
また推理能力に優れる一方で一般常識は欠如しており、電車の乗り方も知らない。
一見しただけで福沢の過去も見抜き、福沢に「本物だ」と言わしめたほど物事を見抜く力がある。探偵社設立の際は、困難とされた夏目漱石の居場所を福沢の依頼により特定している。
三社戦争では、かつて探偵勝負をした組合のポオから推理遊戯を挑まれ、与謝野と共に参加し再び勝利を収めた。その後、「超推理」は異能ではないと気づいている様子を見せるが、「格好がつかない」としてそのまま異能者として振る舞っている。
超推理(ちょうすいり)
事件の情報を聞くだけで事件の真相がわかってしまう異能とされているが、実際は単に推理力が人一倍優れているだけである[注 3]。彼がこれを異能だと信じ込んでいるのは、自分が特異ではないと思いこみ、世間と自分との間にある齟齬に押し潰されそうだった乱歩を救うべく「お前のそれは異能だ」と述べた福沢の言葉からである。
そのため、(自称)異能者では一人だけ能力名が文豪の著作物に因んでいない。
与謝野晶子(よさの あきこ)
声 - 嶋村侑
ボブカットに大きな蝶の髪飾りを着けて、明治・大正期に流行したような、所謂「ハイカラ」な服装に身を包んだ25歳の女性。勝ち気な性格。誕生日:12月7日・身長166cm・体重52kg・血液型:O型。武装探偵社では能力を活かして医務を担当しているが、彼女に治療されることを探偵たちは恐れている。好きな物は花、和菓子、うなぎ、酒。嫌いな物は男尊女卑、弱い男。
女性を蔑視する者や死を軽く考える者を嫌悪しており、そういった人間を見ると発言が凶暴になったり激昂する。
戦争の時は、探偵社の隠れ家を訪ねてきた中原と対峙する。その後は組合のポオが仕掛けてきた推理遊戯に乱歩と共に臨んだ。
君死給勿(きみしにたもうことなかれ)[注 4]
異能の中でも珍しい治癒能力[7]で、外傷を跡形もなく完全に治療できる。ただし、瀕死の人間にしか使えないため、瀕死に至っていない怪我人を治癒するときは鉈などで解体するなどして一度瀕死の状態にしなければならない。
能力名はキャラクターと同名の文豪、与謝野晶子の詩から。
谷崎潤一郎(たにざき じゅんいちろう)
声 - 豊永利行
少し大きなTシャツと垂れ目が特徴的な、18歳で元学生の少年。誕生日:7月24日・身長174cm・体重59kg・血液型:A型。探偵社では張り込みや依頼の聞き取りなど手代のような役割を担う。好きな物は鱧、中華料理、猫。嫌いな物は地震。
常に妹のナオミと共に行動している。ただし、彼女が撃たれた時や行方不明になった時は狼狽し行動が大胆になるなど、妹への思いは人一倍強い。
敦の「入社試験」では「時限爆弾を持って探偵社に立て籠る犯人」の役を演じ、敦の入社後に謝罪した。
潜入や隠密の能力に長け、敦が白鯨に乗り込む際は小型飛行機の操縦も担当した。
細雪(ささめゆき)
辺りに雪を降らせ、その空間内をスクリーンのようにして幻影を投影することが出来る異能。
能力名はキャラクターと同名の文豪、谷崎純一郎の長編小説から。
谷崎ナオミ(たにざき ナオミ)
声 - 小見川千明
潤一郎の妹。常にセーラー服を着用している。ブラコン丸出しで、兄に抱きついていることが多い。
異能を持たず、武装探偵社では事務員を務めている[8]。しかし、組合のスタインベックとラヴクラフトの襲撃に際し裏をかいて脱出する、マフィアの意図を見破るなど頭の回転は速く、春野には「異能があれば兄より優秀な探偵になれる」と言われる。
名前は谷崎潤一郎の『痴人の愛』の登場人物から。
宮沢賢治(みやざわ けんじ)
声 - 花倉洸幸
幼い外見に麦わら帽子、農作業着を着込んだ14歳の少年。誕生日:8月27日・身長158cm・体重53kg・血液型:O型。二ヶ月前まで「イーハトーヴォ村」という電気も電話もない処で牛を飼って生活していたらしい。
好きな物は音楽、天ぷら蕎麦、三ツ矢サイダー。嫌いな物は貧困。
社長に勧誘されて探偵社に来た。物々交換で成り立つ村で過ごしていたため、金銭の概念がまだよく理解できていない。裏表のない明るい天然な性格で人気がある。
異能戦争が始まると守備側として隠れ家に残り、訪ねてきた中原と対面した。その時は彼が見せた異能に素直に感動していた。
雨ニモマケズ(あめニモマケズ)
怪力と頑丈さを得る異能。だが万能ではなく、空腹のときにしか発現しない。
能力名はキャラクターと同名の文豪、宮沢賢治の詩から。
泉鏡花(いずみ きょうか)
声 - 諸星すみれ
和服姿の小柄で無表情がちな、14歳の美少女。誕生日:11月4日・身長148cm・体重40kg・血液型:B型。実在の泉鏡花は男性だが、本作では女性として登場。
好きな物は兎、豆腐、紫陽花、おばけ。嫌いな物は犬、雷、蝿。
孤児だったところをポートマフィアに拾われ、芥川の指示に従い殺人に手を染める。既に35人を殺害しており、警察に逮捕されれば死罪は確実であると言われていた。芥川に襲われている敦を救出した後に、警察の追跡を逃れるため、対外的には福沢の孫という扱いで武装探偵社入りし、敦の部屋に同居していたが、入社試験は受けておらず、武装探偵社の正式な社員とは見なされていなかった。その後、警察に逮捕され、飛行機で護送中に、制御出来なくなった白鯨に遭遇し、自らが乗った飛行機を白鯨に体当たりさせて、横浜の街を救う。この行為によって、武装探偵社の入社試験に合格したとみなされて、正式に武装探偵社の社員になり、さらに福沢の能力によって生還を果たした。
意外にも舌が肥えており、武装探偵社で尋問されたときには老舗の名店の湯豆腐を所望した。
夜叉白雪(やしゃしらゆき)
仕込み杖を持った白い甲冑武者姿の女性の幻影「夜叉白雪」を召喚する異能。鏡花だけでは操作出来ず、彼女が所持している携帯電話から聞こえる指示にのみ従う。瞬時に列車の壁をコマ切れにするなど、非常に高い戦闘能力を持つ。
能力名はキャラクターと同名の文豪、泉鏡花の著書『夜叉ケ池』と、同著に登場する龍神・白雪姫からと推測される。
福沢諭吉(ふくざわ ゆきち)
声 - 小山力也
武装探偵社社長である和装の男性。武道の達人で、かつては用心棒をしており日本刀を使用していた。
社員思いの性格で、敦がマフィアに誘拐されたときは、本業を中止してでも彼を救出するよう命じた。
異能戦争が佳境に入ると敦の提案を受け入れ、ポートマフィア首領の森鷗外と密会する。その際彼を「森医師(せんせい)」と呼んでいる。自分の命を犠牲にヨコハマを救おうとした鏡花の心意気を認め、彼女の異能を制御可能にして護送機から脱出させた。
人上人不造(ひとのうえにひとをつくらず)
異能の出力を調整し制御を可能にする制御能力。自分の部下にのみ発動する。そのため、部下ができる以前は自分が異能者ということに気づいていなかった。
能力名は同名の啓蒙思想家・教育者、福沢諭吉の著書『学問のすゝめ』の一節から。
春野綺羅子(はるの きらこ)
声 - 美名
武装探偵社で事務員を努める女性。他の武装探偵社メンバーに比べて登場は遅く、初登場は第6巻。猫好き。おっとりした性格で、組合の異能者に避難先を襲撃された時も葡萄酒やヘアアイロンの心配をし、ナオミをあきれさせた。
アニメ版では社長秘書という設定になっており、敦の入社試験の段階で登場している。
名前は谷崎潤一郎の『痴人の愛』の登場人物から。

ポートマフィア[編集]

芥川龍之介(あくたがわ りゅうのすけ)
声 - 小野賢章
黒い外套を纏う無表情な男で、20歳のポートマフィア構成員。誕生日:3月1日・身長172cm・体重50kg・血液型:A型。
樋口と共に首領直轄の遊撃隊所属であり武闘派組織「黒蜥蜴」を指揮する権限を持ち、マフィアの命により敦を生け捕りにしようとする。殺人を躊躇なく実行する[注 5]など、冷酷非情な性格。また、独断で命令に反する行動を取った部下に対しても、一切の反論を許さず平手打ち等の罰を与えるが、目の前で部下が窮地に陥った際には、自らの異能力で援護することも少なくない。また拉致された自分を樋口が単身救いに来た時には彼女をねぎらっている。
貧民街の浮浪児だったが、ポートマフィアの下部組織の構成員に仲間を殺され、単身で復讐に向かった際、太宰に見出されて部下となる。[9][注 6]太宰の部下だったときに彼に認められなかったことにこだわっており、彼に目をかけられている敦に嫉妬のような感情を抱いている。しかし、三社戦争の終盤ではフィッツジェラルドに対して敦と共闘し、彼を倒すことに成功する。その後、敦と鏡花を迎えに来た太宰に強くなったと認めてもらった。好きな物は骨董・茶・無花果。嫌いな物は盆栽・犬・風呂・蚕豆・蜜柑。
妹がいる[10]
羅生門(らしょうもん)
外套の端を、影のように不定形かつ何でも喰らう「黒獣」に変身させ操る異能。黒獣は空間を含むあらゆる物を喰らい、切り裂くことが出来る。
敵を攻撃する「矛」としてだけでなく、銃等の攻撃から身を守る「盾」としても利用することができる。
また芥川は、格子状に変形させた「黒獣」で敵を切り裂く「羅生門・顎(らしょうもん・あぎと)」や、「黒獣」を伸縮自在の「黒い『手』」に変形させて攻撃する「羅生門・叢(らしょうもん・むらくも)」等、相手の動きに合わせて様々なパターンの攻撃を繰り出す。
能力名はキャラクターと同名の文豪、芥川龍之介の短編小説から。
樋口一葉(ひぐち いちよう)
声 - 瀬戸麻沙美
パンツスーツを着こなす芥川の後輩の女性。芥川が重傷で敵対組織に拉致された時には単身で救出に向かうなど、芥川に対する忠誠度は高い。彼と共に首領直轄の遊撃隊に所属、武闘派組織「黒蜥蜴」を指揮する権限を持つ。
戦闘の際には拳銃で交戦するなど異能らしい異能を見せておらず、芥川のように部下を畏怖させるだけの能力を持っていないことに内心忸怩たる想いを抱いている。武装探偵社のことは「ポートマフィアの力で簡単に潰せる零細企業」と見下している。
広津柳浪(ひろつ りゅうろう)
声 - 斧アツシ
武闘派組織「黒蜥蜴」百人長。黒いコートに色の薄いストールを巻き、片眼鏡を身に着けている50歳の男。先代首領の頃からの古株。
ポートマフィアの荷を横流しする組織を壊滅させるなど高い戦闘能力を誇るが、武装探偵社襲撃には失敗している。
芥川・樋口の指揮に従ってるが、自身や芥川のような能力を持たない樋口に内心では敬意を払っていなかった。しかし、彼女が単身で芥川の身柄奪還に向かった際にはその意気を評価し、彼女を援護している。
落椿(おちつばき)
指先で触れたものを斥力によって弾き飛ばすことが出来る異能。
能力名はキャラクターと同名の文豪、広津柳浪の小説作品から。
立原道造(たちはら みちぞう)
声 - 林勇
武闘派組織「黒蜥蜴」十人長。茶髪と鼻の頭に貼った絆創膏が特徴の青年。粗野な口調。戦闘時は二丁の拳銃を用いている。
銀(ぎん)
武闘派組織「黒蜥蜴」十人長。黒髪を後ろで束ね、口元をマスクで隠しておりかなりの無口。外見からは分かりにくいが女性。袖に小刀を隠している。気配がなく動きも俊敏。
梶井基次郎(かじい もとじろう)
声 - 羽多野渉
ポートマフィア構成員の28歳の男性。金髪と黒グラスのゴーグル、襟にバッジを止めた袖がボロボロの白衣を羽織った派手な出で立ちをしている。隠密主義であるマフィアの構成員にもかかわらず指名手配犯として名の知られた爆弾魔。
一度与謝野を追い詰めるが、その際自らの「死」に対する探究心とそれに基づくある実験談を彼女に話したことで怒りを買い、異能で復活した与謝野によって殴り飛ばされた上で爆弾の解除法を喋らされるために「治療」された。
武装探偵社・ポートマフィア・『組合』間で争った際には、自らの異能を利用して『組合』の前線基地である豪華客船の爆破に成功している。
檸檬爆弾(レモネード)
レモン形の爆弾を具現化する異能と思われていたが、実際はレモン形爆弾による爆発のダメージを受けない能力。爆弾は全て彼の手作りである。
能力名はキャラクターと同名の文豪、梶井基次郎の短編小説『檸檬』から。
中原中也(なかはら ちゅうや)
声 - 谷山紀章
ポートマフィア幹部で小柄な22歳。誕生日:4月29日・身長160cm・体重60kg・血液型:B型。マフィア時代の太宰の元相棒。
好きな物は帽子と喧嘩、酒、音楽。常に黒い帽子を被っており、性格は好戦的。嫌いなものに太宰治を挙げているほどの太宰嫌いで、彼に対して常に喧嘩腰だが太宰にいいようにからかわれている。背は小さいがマフィアきっての体術使いで、一人で探偵社を粉砕するのに十分と言われるほど戦闘能力は高い。
ポートマフィアに潜入した太宰を追い詰めるも、彼の仕掛けた嫌がらせの一環で結果的に太宰を見逃すこととなった。その後一時的に太宰と共闘し、スタインベック・ラヴクラフトの『組合』コンビを撃退した。
汚れつちまつた悲しみに(よごれつちまつたかなしみに)
触れたものの重力のベクトルと強さを操ることが出来る。『汚濁(おぢょく)』形態になると重力子を集約することで強力な重力弾を発射することができるが、一切の理性を無くし死ぬまで暴走し続ける(太宰の能力で『汚濁』形態は解除できる)。
能力名はキャラクターと同名の文豪、中原中也の詩から。
尾崎紅葉(おざき こうよう)
着物を着ており、容姿、言葉遣いは遊女のようなポートマフィア幹部の女。26歳。誕生日:1月10日・身長171cm・体重62kg・血液型:A型。泉鏡花同様、実在の人物は男性だが、本作では女性として登場。好きな物は泉鏡花、金ぷら、漬物。嫌いな物は希望、愛。
ポートマフィア時代の鏡花の姉貴分で彼女を溺愛しており、鏡花を連れ戻すために白昼堂々彼女と敦を襲撃する。また自身も鏡花と同じように裏社会から逃げ出そうとした過去があるような描写があり、彼女の想いにも理解を示している。
敦と鏡花を襲撃するが、そこに介入してきた組合メンバーに部隊を壊滅させられる。その後は、行方不明になった鏡花を太宰が探すことと引き換えに探偵社内で幽閉されていたが、探偵社とポートマフィアの密会の招待状を森に渡させる為に太宰に追い出されマフィアに復帰した。
金色夜叉(こんじきやしゃ)
鏡花と同じタイプの夜叉を使役する異能だが、こちらは自分の意思で操作できる。
能力名はキャラクターと同名の文豪、尾崎紅葉の未完小説から。
森鷗外(もり おうがい)
元医師でポートマフィア首領の男。外見は髪をオールバックにした冴えない中年男性だが、時として相手に恐怖心を抱かせる表情をする時がある。
常に冷静沈着で、その時点の状況における最適解を導きだす。エリスという幼女を溺愛しており、側に置いている。
病床の中で朝令暮改の命令を下し続ける前首領を「論理的ではない」として自らの手で殺めた過去を持つ。
モンゴメリが街中で作り出した異空間の中で敦と出会う。異能戦争においては、情報や構成員を巧みに配置し、彼らを翻弄した。組合によるヨコハマ壊滅を阻止するために福沢と密会するが、その時は彼のことを昔の二つ名で呼んでいた。太宰がマフィアを抜けたことを残念がっているようだが本心は不明。
ヰタ・セクスアリス
詳細は不明。
能力名はキャラクターと同名の文豪、森鴎外の小説作品から。
エリス
鷗外と共に過ごす、金髪で可愛らしい幼女。鷗外のことを「リンタロウ」と呼ぶ。
織田作之助(おだ さくのすけ)
マフィアの最下級構成員で、ポートマフィア時代の太宰の友人。「絶対に人を殺さないマフィア」と言われ変わり者扱いをされていたが、激怒した際には凄まじい戦闘能力を見せた。
本人は太宰と共に関わった事件の際に死亡しており、太宰がマフィアと訣別する直接的な原因となった。好物は混ぜカレー。
天衣無縫(てんいむほう)
所謂予知能力で、5秒以上6秒未満の未来を観測する。
能力名はキャラクターと同名の文豪、織田作之助の短編小説から。
坂口安吾(さかぐち あんご)
マフィアの専属情報員で丸眼鏡を掛けている男性。織田と同じく、マフィア時代の太宰の友人。太宰がマフィアを抜けた後、彼の経歴を洗浄した。
その正体は内務省異能特務課のエージェントで、ポートマフィアに潜り込み動向を監視。特務課に報告していた。
三社戦争においては、太宰に司法取引を持ちかけられた。戦争終結後はメルヴィルを逮捕し、『組合』の情報を得ようとしている。
堕落論(だらくろん)
坂口の異能。詳細は不明。
能力名はキャラクターと同名の文豪、坂口安吾の随筆から。
夢野久作
Qと呼ばれる13歳の少年。黒と白の2色の髪に小さい帽子を載せているのが特徴。誕生日:1月4日・身長146cm・体重38kg・血液型:AB型。好きな物は自分、混沌、黒砂糖。嫌いな物は自分、平和、社会、病院。
人間を玩具のように考え、敵味方かまわず精神を操作して相手を破壊するため、太宰によって封印され、座敷牢に閉じ込められていた。中原にもよく思われていない様子。しかし、武装探偵社・組合との戦闘を勝ち抜くために、戦闘終了まで無関係な人間に介入しないことを条件に鷗外によって解放された。
組合の襲撃から逃れてきたナオミと春野の前に現れ、彼女達に能力を発動して駅で待っていた敦を追い詰めるも、駆けつけた太宰によって失敗する。更に組合のラヴクラフトに対して能力を発動したが返り討ちにあって拘束され、横浜焼却作戦に利用された。囚われている時に自身の異能に対する感情を吐露して涙を見せる。その後、太宰と中原に救出された。
ドグラ・マグラ
Qの異能。自分を傷つけた相手を呪う。呪われた者には手形の痣が浮き上がり、Qが持っている人形を破壊すると呪いが発動する。呪われた人物は狂乱して周囲の人物に襲いかかるようになる。呪いを解くには、太宰がQの人形に対して人間失格を発動するしかない。
能力名はキャラクターと同名の文豪、夢野久作の小説作品から。

組合(ギルド)[編集]

北米の能力者集団。組合は政財界や軍の要職を努める人物たちによって構成されており、その圧倒的過ぎる勢力であるが故にかえって存在自身を疑われ、都市伝説とも言われている組織である。外交筋から圧力を掛けることで構成員に外交官同様の権限を与え、法執行機関である警察はおろか内務省異能特務課ですら手出しができない。

フランシス・スコット・キー・フィッツジェラルド
『組合(ギルド)』団長。端正な顔立ちでスーツを着込んだ男性。彼自身も多数の企業を経営する富豪。32歳。武装探偵社が持っている異能開業許可証を狙っている。徹底した能力主義を貫き、敵に敗北した部下を用済みとして排除することを公言している。一方で敦に敗北したモンゴメリの残留を許したり、部下の被害が最も少ない作戦の立案をオルコットに命じたりと、部下思いの側面も覗かせる。ただし、温情は自分の部下にのみ向けられており、自分と無関係の人間がどんなに被害を受けても意に介さない。また、家族愛も非常に強く、娘を亡くして以降妄想から抜け出せない妻ゼルダのために、ある「本」を手に入れ娘を生き返らせようとしている。
白鯨をヨコハマに墜落させようとしていたときに、敦と芥川の攻撃を受ける。それでもなおも立ち上がるがバランスを失い、白鯨から落下した。
華麗なるフィッツジェラルド
消費した金額に比例して自分自身の身体能力を強化させることができる異能。 
能力名はキャラクターと同名のアメリカの文豪、F・スコット・フィッツジェラルドの長編小説『華麗なるギャツビー』から(ギャツビーは人名である)。
ルーシー・モード・モンゴメリ
孤児院出身の少女。19歳。組合では一度失敗しただけで組織から放逐されるので、「失敗できない」という重圧に耐えながら任務を遂行している。初めて探偵社を訪れた際見送りをした賢治を異空間に閉じ込め、更に街中において敦と谷崎のすぐ傍でナオミをもさらい、彼らにアンとの勝負を仕掛ける。同じ孤児院出身ながら幸福そうに見える敦に怒りをぶつけた。敦に敗北した後も組合残留を希望し、メイドとして残留を許可された。敦が組合に幽閉された時に、敦もまた自分と同じ苦しみを味わってきたことを知り、組合を裏切って敦をQの人形と共に脱出させる。
深淵の赤毛のアン
ターゲットを異空間に誘い込み、アンと名付けた人形に襲わせる異能。
アンとの鬼ごっこに敗れると、異空間に囚われる。異世界にはドアが存在し、そこから脱出することが出来るが、ドアから元の世界に戻ると異空間のことを忘れてしまう。
能力名はキャラクターと同名のカナダの文豪、L・M・モンゴメリの長編小説『赤毛のアン』から。
マーガレット・ミッチェル
『組合』の従弟(アプレンティス)。日傘を差し、豪奢なドレスを着る女性。
武装探偵社・ポートマフィア・『組合』の戦争時、『組合』の拠点である豪華客船を守る任務を受けていたが、梶井の策略によって客船は爆破され、避難しようとしていた所を芥川によって強襲される。ホーソーンをかばって重傷を負い、ほぼ再起不能となる。
一族の莫大な負債を返済し、家名を立て直すために作戦に参加しており、敗北や屈辱を知らない素振りを見せる芥川に激昂した。
風と共に去りぬ
風により物質を風化させることが出来るミッチェルの異能。
能力名はキャラクターと同名のアメリカの文豪、マーガレット・ミッチェルの長編小説から。
ナサニエル・ホーソーン
『組合』の職人(フェロークラフト)。メガネを掛けた牧師風の男性。
ミッチェルと共に豪華客船を守る任務を受けていたが、梶井の客船爆破を阻止することが出来ず、ポートマフィア側の刺客を迎え撃ちながら避難しようとしていた所を芥川に強襲される。
重傷を負った状態でホーソーンらの追撃に立候補した芥川に困惑するも、"何か"のために命を燃やす彼に「信仰」に近い物を感じ、その願い通り全力で戦うことを誓った。戦闘終了後、何でも金で解決しようとするフィッツジェラルドを痛烈に批判した。
フィッツジェラルドが行方不明になった際、ミッチェルを治すことを条件にドストエフスキーに勧誘される。
緋文字(ひもんじ)
自身の血液を聖なる文字に変え、操るホーソーンの異能。弾丸の如く飛ばしたり、障壁を作る、敵を縛るといったことが可能。
能力名はキャラクターと同名のアメリカの文豪、ナサニエル・ホーソーンの小説作品から。
ジョン・スタインベック
誕生日:2月27日・身長175cm・体重64kg。血液型:A 型。『組合』の職人。ハンチング帽を被る農家風の青年。21歳。
同じく『組合』の構成員であるラヴクラフトとツーマンセルで行動し、武装探偵社の事務員を襲撃、夢野久作と自らの異能を組み合わせて『横浜焼却作戦』を実行に移すなど暗躍する。故郷の大家族を養うために組合に参加しており、何でも金で解決しようとするフィッツジェラルドをよく思っていなかった。しかし彼の家族に対する愛とその結末を見た後は、団長を失って崩壊し始める組合を立て直すことを表明する。
怒りの葡萄
スタインベックの異能。葡萄の種を植え付け、宿主と樹木を繋ぎ感覚を共有する。自分に植えつけて枝や根の操作も可能である。
能力名はキャラクターと同名のアメリカの文豪、ジョン・スタインベックの小説から。
ハワード・フィリップス・ラヴクラフト
『組合』の職人。長髪で陰気な顔をした男。常に気だるそうな言動をする。ピストルで撃たれても全くダメージを受けない他、折れた首を簡単に戻すなど人間離れした身体であり、中原の重力弾を受けても無事であった。三社戦争終結後は、組合メンバーの前で海に飛び込みどこかへと去って行った。
旧支配者
ラヴクラフトの異能。腕を複数の触手に変化させ、自在に操ることが出来る。しかし設定上、異能とされているが、太宰の異能が通用しない事などから太宰も「あれは異能じゃないんだ。」と言っている。また中原中也との戦いに到っては完全に異形の姿に変わってしまっており、彼はラヴクラフト本人曰くフィッツジェラルドが契約を結んだ人外的存在であると推測される。
能力名はキャラクターと同名のアメリカの文豪、ハワード・フィリップス・ラヴクラフトの小説をもとに体系化されたクトゥルフ神話、およびその設定を共有し書き継いだ作家たちの作品群に登場する、かつて地上を支配していたと設定されている太古の神々に由来している。
マーク・トウェイン
『組合』の構成員でくせっ毛の青年。陽気な性格。銃撃や狙撃を得意とする。白鯨から脱出した敦を執拗に攻撃したが、太宰の仕掛けた飽和チャフによって失敗した。
ハック・フィン&トム・ソーヤ
トウェインの異能。ハックとトムという2人の小人を使役し、彼らを弾丸とともに発射することにより狙撃の命中精度を上昇させたり、標的の座標を正確に知ることが出来る。
能力名はキャラクターと同名のアメリカの文豪、マーク・トウェインの小説「ハックルベリー・フィンの冒険」「トム・ソーヤーの冒険」から。
ルイーザ・メイ・オルコット
『組合』の従弟で作戦参謀。眼鏡をかけた大人しめの女性。対人恐怖症気味。しかし団長のフィッツジェラルドのことはそれなりに慕っており、戦争終結後は日本に残って彼を探すことを決めた。
若草物語
オルコットの異能。手持ちの情報から未来を限定予言する。予言をもとに組み立てられた作戦案はどれも長編になってしまい、全てに目を通すのに時間がかかる。
能力名はキャラクターと同名のアメリカの文豪、ルイーザ・メイ・オルコットの小説から。
ハーマン・メルヴィル
『組合』の職人。あごひげをたくわえた物静かな老人。2代前の組合団長。戦争に積極的に参加する意思はなく、下降する白鯨と運命を共にしようとしていた。鏡花が護送機をぶつけて白鯨を墜落させることを知ると、敦、芥川と共に脱出。フィッツジェラルドが行方不明になった後、無関係な組合メンバーを逮捕しないことを条件に内務省特務異能課に逮捕され、組合の情報を提供することとなった。
白鯨
メルヴィルの異能。白いクジラの「白鯨」を召喚、操作できる。ただし『組合』によってその体の殆どは改造され、『組合』の巨大飛行要塞と化しており、メルヴィルの意思での操作はできなくなっている。白鯨が死亡すると、一定期間を経てまた生まれてくる模様。
能力名はキャラクターと同名のアメリカの文豪、ハーマン・メルヴィルの小説から。
エドガー・アラン・ポオ
『組合』の設計者長(マスター・アーキテクト)。前髪で顔が隠れた青年。28歳。アライグマを連れている。6年前の探偵勝負で乱歩に敗れた意趣返しのために、白鯨の死角と攻略法に関する情報を餌に乱歩と晶子を呼び出し、推理遊戯(ゲエム)を挑んだ。乱歩に再び敗れるが、彼がポオのことを覚えており彼を認めている趣旨の発言をしたことで、創作に戻る。
モルグ街の黒猫
ポオの異能。自身が執筆した小説の世界に読者を引き込むことが出来る。小説世界の中では読者は異能を使うことが出来ない。
能力名はキャラクターと同名のアメリカの文豪、エドガー・アラン・ポーの小説「モルグ街の殺人」「黒猫」から。

その他[編集]

アガサ・クリスティ
『時計塔の従騎士』近衛騎士長。貴族のような格好の女性。従者が何人かいる模様。
そして誰もいなくなった
詳細は不明。
能力名はキャラクターと同名のイギリスの文豪、アガサ・クリスティの長編小説から。
フョードル・ドストエフスキー
地下組織『死の家の鼠』頭目。肩まで伸びた黒髪と不気味な笑顔が特徴。コンピューターの扱いに長け、白鯨のメインシステムを掌握して墜落させた。また組合のコンピューターにクラッキングして、組合内部に混乱を引き起こし、さらに資産の4割を強奪することに成功した。またミッチェルを治す条件でホーソーンを勧誘した。
罪と罰
能力名はキャラクターと同名のロシアの文豪、フョードル・ドストエフスキーの長編小説から。
綾辻行人
武装探偵社とは別の探偵社「絢辻探偵事務所」を開いている探偵。自身の異能力から「殺人探偵」という呼び名を持ち、政府から本来ならマシンガンを装備した警備部隊に囲まれた鉄格子の中で監視される「特A級危険異能者」の指定を受けているが、自身の能力を政府のために使うことと引き換えに措置が緩和されている。
性格はドSで超然とした態度で他人を煙に巻くことが多い。人形集めが趣味。
Another
絢辻の異能。絢辻が殺人事件の犯人を分かるとその犯人は必ず事故死する。
能力名はキャラクターと同名の作家、絢辻行人の著書から。
京極夏彦
「妖術師」の異名を持つ異能力者。自身の異能を用いて他の人間に数百件もの事件を起こさせてきた。超越した異能を持ちながら政府の言いなりとなっている絢辻にちょっかいをかけることが趣味。妖怪が大好き。
憑き物落とし
京極の異能。「憑き物」を与えることで対象者の精神を変容させる。
能力名はキャラクターと同名の作家、京極夏彦の著書の登場人物・中禅寺秋彦の行動から。
辻村深月
内務省の非公然組織・異能特務課の新人エージェント。コードネームは「4048」。絢辻が政府の意向を無視して暴走した時に備えて常に彼を監視、有事には彼を抹殺する任を受けている。
あるスパイ映画の女主人公に憧れており、自分を奮い立たせる時は彼女の決め台詞をつぶやいている。
きのうの影踏み
辻村の異能。「影の仔」と呼ばれる存在を自分の意志で操ることが出来る。
能力名はキャラクターと同名の作家、辻村深月の著書から。

書誌情報[編集]

単行本[編集]

小説[編集]

プロモーション[編集]

ヤングエース』2013年9月号に、本作品の特別企画として小説家綾辻行人をキャラクター化したイラストが掲載された。能力は、相手を偶然不運な死に陥れるというもので、能力名は綾辻の作品にちなんだ「Another」。[25]

単行本3巻発売時には京極夏彦がキャラクター化され、POPなどとなり全国の書店に提出されている。能力は相手に憑物を落とし、落ちた憑物に応じて精神を病ませる「憑物落とし」。キャラクター化された綾辻と対決する漫画も公開された。[26]

コラボレーション企画第3弾として、ダン・ブラウンがキャラクター化された。能力は、無意識に詠まれる三行韻詩の解読により、33分後の未来を予測可能となる「インフェルノ[27]

コラボレーション[編集]

  • 乙女パズルゲーム『ラヴヘブン』と2014年にコラボレーションイベントを開催することを発表され[28]、2014年9月10日メンテナンス終了後 - 2014年10月22日 メンテナンス入り前の期間中に「文豪ストレイドッグス」に登場する武装探偵社の人気キャラクターたちがラヴヘブンの世界に参戦[28]。コラボレーションイベントをクリアすると、イベント限定キャラクター「中島敦」「宮沢賢治」が入手できるほか、「太宰治」「国木田独歩」「江戸川乱歩」がコラボ限定召喚キャラクターとして登場する[28]

テレビアニメ[編集]

TOKYO MXほかで2016年4月から第1期、同年10月から第2期の分割2クールとして放送予定[29]

1クール目のエンディングアニメーションの演出・絵コンテ・作画監督は梅津泰臣が担当する[30]

アニメ化の企画は、原作第1巻が発売された辺りから動き始めた[31]。本作品のプロデューサーを務める倉兼千晶の隣の席の社員に、『ヤングエース』の担当者から「文豪ストレイドッグス」が持ち込まれたことから企画が始まった[31]。当時男性向けライトノベルなどのアニメ化を担当していた倉兼が、『文豪ストレイドッグス』のような作品も担当してみたいと言い続けていたことで担当することとなった[31]。制作会社については、「異能力バトルならボンズ!」ということからボンズに打診された[31]

スタッフ[編集]

  • 原作 - 朝霧カフカ春河35KADOKAWAヤングエース掲載)
  • 監督 - 五十嵐卓哉
  • シリーズ構成 - 榎戸洋司
  • キャラクターデザイン - 新井伸浩
  • メカニックデザイン - 片貝文洋
  • プロップデサイン・サブキャラクターデサイン - ヒラタリョウ
  • 総作画監督 - 新井伸浩、菅野宏紀
  • 美術監督 - 近藤由美子
  • 色彩設計 - 後藤ゆかり
  • 撮影監督 - 神林剛
  • 編集 - 西山茂
  • 音響監督 - 若林和弘
  • 音楽 - 岩崎琢
  • 音楽制作 - ランティス
  • 音楽プロデューサー - 吉江輝成
  • プロデューサー - 倉兼千晶、田村淳一郎
  • アニメーションプロデューサー - 鈴木麻里
  • アニメーション制作 - ボンズ
  • 製作 - 文豪ストレイドッグス製作委員会

主題歌[編集]

オープニングテーマ「TRASH CANDY」
作詞 - 谷山紀章 / 作曲・編曲 - 飯塚昌明 / 歌 - GRANRODEO
エンディングテーマ「名前を呼ぶよ」
作詞・作曲 - PON / 編曲・歌 - ラックライフ

各話リスト[編集]

話数[注 7] サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督
第1話 人生万事塞翁が虎 榎戸洋司 五十嵐卓哉 菅野宏紀
第2話 或る爆弾 五十嵐卓哉 佐藤育郎 徳岡紘平
第3話 ヨコハマ ギャングスタア パラダヰス 吉田泰三 米田和弘 西島翔平、塚本知代美
第4話 運命論者の悲み 福田道生 山岸大悟 石野聡
第5話 Murder on D Street 池添隆博 池下博紀 下條祐未
第6話 蒼の使徒 五十嵐卓哉 浅井義之 服部聰志
第7話 理想という病を愛す 佐藤育郎 徳岡紘平
第8話 人を殺して死ねよとて 池添隆博 米田和弘 西島翔平、菅野宏紀
塚本知代美

放送局[編集]

日本国内 テレビ / 第1期 放送期間および放送時間
放送期間 放送時間 放送局 対象地域 [32] 備考
2016年4月7日 - 木曜 1:05 - 1:35(水曜深夜) TOKYO MX 東京都
木曜 1:30 - 2:00(水曜深夜) サンテレビ 兵庫県
木曜 2:35 - 3:05(水曜深夜) TVQ九州放送 福岡県
2016年4月8日 - 金曜 1:00 - 1:30(木曜深夜) チバテレ 千葉県
tvk 神奈川県 作品の舞台地
金曜 1:05 - 1:35(木曜深夜) テレ玉 埼玉県
金曜 1:45 - 2:15(木曜深夜) 岐阜放送 岐阜県
金曜 2:20 - 2:50(木曜深夜) 三重テレビ放送 三重県
金曜 23:30 - 24:00 BS11 日本全域 BS放送/『ANIME+』枠
日本国内 インターネット / 第1期 放送期間および放送時間
配信期間 更新時間 配信サイト 備考
2016年4月9日 - 土曜 12:00 更新 dアニメストア
2016年4月15日 - 金曜 23:00 ニコニコ生放送
金曜 23:30 更新 ニコニコチャンネル
2016年4月16日 - 土曜 12:00 更新 楽天SHOWTIME 最新話限定で無料配信
更新時間未定 GYAO!ストア
DMM.com
バンダイチャンネル 第1話は常時無料/見放題サービス会員は全話見放題
U-NEXT
ひかりTV
J:COMオンデマンド
ビデオパス
ビデオマーケット
HAPPY!動画
ムービーフルPlus

BD / DVD[編集]

発売日 収録話 規格品番
BD限定版 DVD限定版
1 2016年6月24日予定 第1話 - 第2話 KAXA-7361 KABA-10461
2 2016年7月29日予定 KAXA-7362 KABA-10462

Webラジオ[編集]

文豪ストレイラヂヲ』のタイトルで音泉より配信されている[33]。2016年2月14日にプレ放送、3月6日に第0.5回、4月7日から隔週木曜日に配信。パーソナリティは上村祐翔(中島敦 役)が務める。

ゲスト

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 時折、太宰にスリ取られている。
  2. ^ 太宰からはこの「理想の女性像」について、「女性には見せない方が良い」と言われている。
  3. ^ その証拠に、敦が初めて乱歩と太宰の捜査に同行した際、「異能力を無効化する能力」を持つ太宰が「超推理」を行っている最中の乱歩の髪に触れても、乱歩の推理は外れていなかった。
  4. ^ 初登場時は「キミシニタウコトナカレ」と歴史的仮名遣い風のルビがふられていたが、その後は「キミシニタウコトナカレ」と現代仮名遣い風のルビがふられている。
  5. ^ 「殺人」には自らの異能力を使うが、殺害した相手の遺体等の「証拠」を隠滅する際には、時限式の爆弾を使用する。
  6. ^ なお、芥川の仲間を殺した構成員たちは芥川が太宰の部下になる見返りとして太宰に殺害された。
  7. ^ 公式サイト内では「第1話」「第2話」という数字表記、作品本編中では「第一話」「第二話」という漢数字表記という形で、夫々異なる表示形式を取っている。

出典[編集]

  1. ^ 「文豪ストレイドッグス」アニメ化、五十嵐卓哉×榎戸洋司タッグでボンズ制作”. ナターシャ (2015年8月21日). 2015年8月20日閲覧。
  2. ^ コミックナタリー - [Power Push 「文豪ストレイドッグス」イケメン文豪の誕生秘話を語る朝霧カフカ、春河35インタビュー (2/3)]”. コミックナタリー (2013年4月4日). 2014年5月3日閲覧。
  3. ^ 第1巻194頁「後書」
  4. ^ 第1巻表紙カバーの春河の言葉より
  5. ^ オンライン書店 Honya Club.com:発表!全国書店員が選んだおすすめコミック2014”. ホンヤクラブ. 2014年5月3日閲覧。
  6. ^ 1月30日発売!『文豪ストレイドッグス』スピンオフ小説に、綾辻行人氏&京極夏彦氏&辻村深月氏より推薦コメントが到着!遂にカバーデザインも完成!”. PRTIMES (2016年1月12日). 2016年1月12日閲覧。
  7. ^ 第2巻8話、梶井基次郎のセリフより
  8. ^ 第4巻106 - 107ページの潤一郎のセリフより
  9. ^ 朝霧カフカ「掌編『心なき狗』」(単行本第6巻収録)より。
  10. ^ 朝霧カフカ「掌編『心なき狗』」(単行本第6巻収録)、166・169頁
  11. ^ 株式会社KADOKAWAオフィシャルサイト|文豪ストレイドッグス (1)”. KADOKAWA. 2014年5月3日閲覧。
  12. ^ 株式会社KADOKAWAオフィシャルサイト|文豪ストレイドッグス (2)”. KADOKAWA. 2014年5月3日閲覧。
  13. ^ 株式会社KADOKAWAオフィシャルサイト|文豪ストレイドッグス (3)”. KADOKAWA. 2014年5月3日閲覧。
  14. ^ 株式会社KADOKAWAオフィシャルサイト|文豪ストレイドッグス (4)”. KADOKAWA. 2014年5月3日閲覧。
  15. ^ 株式会社KADOKAWAオフィシャルサイト|文豪ストレイドッグス (5)”. KADOKAWA. 2014年8月4日閲覧。
  16. ^ 株式会社KADOKAWAオフィシャルサイト|文豪ストレイドッグス (6)”. KADOKAWA. 2014年12月4日閲覧。
  17. ^ 株式会社KADOKAWAオフィシャルサイト|文豪ストレイドッグス (7)”. KADOKAWA. 2015年5月2日閲覧。
  18. ^ 株式会社KADOKAWAオフィシャルサイト|文豪ストレイドッグス (8)”. KADOKAWA. 2015年9月4日閲覧。
  19. ^ 株式会社KADOKAWAオフィシャルサイト|文豪ストレイドッグス (9)”. KADOKAWA. 2015年12月29日閲覧。
  20. ^ 株式会社KADOKAWAオフィシャルサイト|オリジナルラバーストラップ付き限定版”. KADOKAWA. 2015年12月29日閲覧。
  21. ^ 株式会社KADOKAWAオフィシャルサイト|文豪ストレイドッグス 太宰治の入社試験”. KADOKAWA. 2014年5月3日閲覧。
  22. ^ 株式会社KADOKAWAオフィシャルサイト|文豪ストレイドッグス 太宰治と黒の時代”. KADOKAWA. 2014年8月9日閲覧。
  23. ^ 株式会社KADOKAWAオフィシャルサイト|文豪ストレイドッグス 探偵社設立秘話”. KADOKAWA. 2015年5月5日閲覧。
  24. ^ 株式会社KADOKAWAオフィシャルサイト|文豪ストレイドッグス外伝 京極夏彦VS綾辻行人”. KADOKAWA. 2016年2月12日閲覧。
  25. ^ コミックナタリー - 「文豪ストレイドッグス」企画で綾辻行人が異能キャラに”. コミックナタリー (2013年8月3日). 2014年5月3日閲覧。
  26. ^ 鈍器のような文庫本が武器? 京極夏彦氏が文豪キャラ化、「文豪ストレイドッグス」3巻発売記念で - ねとらぼ”. ねとらぼ. ITmedia (2013年12月4日). 2014年5月3日閲覧。
  27. ^ コミックナタリー - 文豪SD企画で「ダ・ヴィンチ・コード」作者が異能力者に”. コミックナタリー (2013年12月22日). 2014年5月3日閲覧。
  28. ^ a b c 乙女パズル『ラヴヘブン』に武装探偵社の面々が参戦! 大人気コミック『文豪ストレイドッグス』とのコラボイベントが開催決定!”. アニメイトTVニュース (2014年9月4日). 2014年9月4日閲覧。
  29. ^ 『文豪ストレイドッグス』EDアーティストが“ラックライフ”に決定! 気になる放送局も明らかに”. アニメイトTV (2016年1月25日). 2016年1月27日閲覧。
  30. ^ ED担当作品・文豪ストレイドッグス”. 梅座流星群 (2016年3月12日). 2016年3月21日閲覧。
  31. ^ a b c d 「異能力バトルのボンズ」から生まれたアニメとは?”. GIGAZINE (2016年5月5日). 2016年5月27日閲覧。
  32. ^ テレビ放送対象地域の出典: 放送分野の動向及び規制・制度(資料2)”. 政府規制等と競争政策に関する研究会「通信・放送の融合の進展下における放送分野の競争政策の在り方」. 公正取引員会. p. 2 (2009年10月9日). 2015年8月31日閲覧。 基幹放送普及計画”. 2015年8月31日閲覧。 地デジ放送局情報”. 一般社団法人デジタル放送推進協会 (Dpa). 2015年8月31日閲覧。
  33. ^ 文豪ストレイドッグス ウェブラヂヲ「文豪ストレイラヂヲ」”. 音泉. 2016年3月6日閲覧。
  34. ^ 上村祐翔さん、宮野真守さん、谷山紀章さんが出演!AJ2016『文豪ストレイドッグス』ラジオ公録 速報レポ”. アニメイトTV. アニメイト (2016年3月28日). 2016年4月22日閲覧。

外部リンク[編集]