この世界の片隅に (映画)

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この世界の片隅に
In This Corner of the World
Kono Sekai no Katasumi ni.png
監督 片渕須直
脚本 片渕須直
原作 こうの史代
この世界の片隅に
製作 真木太郎
製作総指揮 丸山正雄
出演者 のん
細谷佳正
稲葉菜月
尾身美詞
小野大輔
潘めぐみ
岩井七世
牛山茂
新谷真弓
澁谷天外(特別出演)
音楽 コトリンゴ
主題歌 コトリンゴ「みぎてのうた」
撮影 熊澤祐哉
編集 木村佳史子
制作会社 MAPPA
製作会社 「この世界の片隅に」製作委員会
配給 東京テアトル
公開 日本の旗 2016年11月12日
タイ王国の旗 2017年2月23日[1]
メキシコの旗 2017年3月10日[2]
香港の旗 2017年3月30日[1]
インドネシアの旗 2017年6月14日[3]
フィリピンの旗 2017年6月28日[4]
イギリスの旗 2017年6月28日[5]
アイルランドの旗 2017年6月28日[5]
スペインの旗 2017年6月30日[6]
シンガポールの旗 2017年7月6日[7]
マレーシアの旗 2017年7月13日[8]
ドイツの旗 2017年7月17日[9]
中華民国の旗 2017年7月28日[10]
デンマークの旗 2017年8月7日[11]
アメリカ合衆国の旗 2017年8月11日[12]
ベトナムの旗 2017年8月18日[13]
カナダの旗 2017年8月18日[14]
ペルーの旗 2017年8月25日[15]
アルゼンチンの旗 2017年9月第1週[16]
パラグアイの旗 2017年9月第1週[16]
フランスの旗 2017年9月6日[17]
イタリアの旗 2017年9月19日[18]
ブラジルの旗 2017年9月24日[19]
チリの旗 2017年9月24日[19]
グアテマラの旗 2017年9月24日[19]
カリブ共同体の旗 2017年9月24日[19]
ホンジュラスの旗 2017年9月30日[19]
エルサルバドルの旗 2017年9月30日[19]
コスタリカの旗 2017年9月30日[19]
パナマの旗 2017年9月30日[19]
ベネズエラの旗 2017年9月[20]
ウルグアイの旗 2017年9月[20]
エクアドルの旗 2017年9月[20]
ボリビアの旗 2017年9月[20]
大韓民国の旗 2017年10月26日[21]
コロンビアの旗 2017年10月[19]
ニュージーランドの旗 2017年12月7日[22]
オーストラリアの旗 2017年12月7日[23]
ブルネイの旗 (詳細未定)[24]
<上記国外の特別上映>
ノルウェーの旗 2017年1月[25]
スウェーデンの旗 2017年1月[26]
ベルギーの旗 2017年2月[27]
オーストリアの旗 2017年3月[28]
フィンランドの旗 2017年3月[29]
オランダの旗 2017年3月[30]
クロアチアの旗 2017年6月[31]
スロバキアの旗 2017年6月[32]
ネパールの旗 2017年9月[33]
スイスの旗 2017年9月[34]
カンボジアの旗 2017年11月[35]
イランの旗 (詳細不明)[36]
上映時間 129分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
製作費 2.5億円[37]
興行収入 日本の旗 26億円
(2017年6月30日時点)
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この世界の片隅に』(このせかいのかたすみに)は、こうの史代による同名漫画を原作とする、片渕須直監督・脚本、MAPPA制作の日本の長編アニメーション映画2016年公開。昭和19年(1944年)に広島市江波からに18歳で嫁いだ主人公すずが、戦時下の困難の中にあっても工夫を凝らして豊かに生きる姿を描く[38]

配給は東京テアトル。第29回東京国際映画祭にてワールドプレミアが行われ、2016年11月12日に日本国内で封切られた。封切り日の公開館数は63館であったが、徐々に規模を拡大し、累計380館を超え、累計動員数200万人・興行収入26億円を突破するなどミニシアター系の映画としては異例のヒットを記録した[39]。この他、公共ホールなど340以上の会場で上映会が行われ(2017年12月時点)、日本国外では世界50の国と地域で上映される。制作の足がかりとなる資金をクラウドファンディングで一般から調達したことでも知られる[40]

本作は第40回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞、第90回キネマ旬報ベスト・テン日本映画第1位、第71回毎日映画コンクール日本映画優秀賞・大藤信郎賞、第41回アヌシー国際アニメーション映画祭長編部門審査員賞などを受賞した。また監督の片渕は第67回芸術選奨文部科学大臣賞、第59回ブルーリボン賞監督賞、第90回キネマ旬報ベスト・テン日本映画監督賞などを受賞した。

あらすじ[編集]

1944年(昭和19年)2月、18歳のすずは広島から軍港のある呉の北條家に嫁ぐ。戦時下、物資が徐々に不足する不自由さの中、すずは持ち前の性格で明るく日常を乗り切っていたが、翌年の空襲によって大切なものを失う。広島への原子爆弾投下、終戦。それでもすずは自分の居場所を呉と決め、生きていく。

原作との相違点[編集]

映画は原作と以下のような相違点がある。

  • 物語冒頭、幼少のすずが海苔を届ける途中で人さらいと遭遇するエピソードの時期が「昭和9年1月」から「昭和8年12月」へと早められた[41][42]。映画では演出プラン練り直しなど種々の経緯を経てこのエピソードの時期を昭和8年12月に設定したが、昭和8年(1933年)12月23日皇太子誕生の影響を反映する必要性を回避することも考慮し、昭和8年12月23日より前の日付とした[41]
  • 映画では嫁と小姑の関係にあるすずと径子の対比を主軸として、原作における主要な登場人物であった遊女のリンの登場場面が少なくなっており[43][44][45]、周作、リン、すずの三角関係にまつわるエピソードが描かれない[46][47]。これに伴い、原作においてすずとリンの再会を仲立ちする遊女のテルの登場場面は1カットのみとなり、台詞はない。ただし、すずの回想で名前が言及される場面があり、また原作ではテルの死後、リンを通じてすずに手渡されたことになっている遺品の艶紅を、映画でもすずが所持している描写がある[47]
  • 映画では、女性の目線から描かれた原作を補う形で、艦船や戦闘機といった兵器のディテールや男性の登場人物の想いなど、男性的な目線の描写を追加したものになっている[48][49]。劇中の昭和20年3月(原作第26話)における最初の呉軍港空襲で、円太郎がすずと晴美を庇って伏せる場面では、米軍機と空中戦を繰り広げる紫電改に搭載された誉エンジンに対する、円太郎の思い入れを語る台詞が追加されている[49]。また映画のこの場面では、すずが戦争の光景に見とれ、すずの想像の中でカラフルな爆煙が絵筆を用いて表現されるという、モノクロで描かれた原作にはない描写があるが、これも当時の軍艦の高角砲には識別のための着色弾が混じっていたという史実を踏まえたアレンジである[50][45]
  • 日本の敗戦を伝える玉音放送を聞いたすずが激昂して家を飛び出した後、掲げられた太極旗を見て泣き崩れる場面の台詞が変更されている[43][51][52][44][45]。原作第38話では、すずは自分たちの信じていた正義が失われたと感じ、他国を暴力で従えていたからこの国は暴力に屈するのかと独白するが、映画では、自分は海の向こうから来た米や大豆で出来ているから暴力に屈しないといけないのかと独白する。これについて片渕は、当時の日本の食料自給率が高くなく、海外から輸入される穀物に頼らざるを得なかった状況があり、原作と同じようなことを語るのに、ずっと炊事をやってきた生活人のすずが食料に絡めて反応をしたほうが彼女らしくていいと思ったと述べている[43][52]。「#反戦映画としての評価」も参照。関連する描写として、すずが闇市を訪れる場面では、モブキャラクターが台湾米のことに言及する、原作にない台詞が追加されている。

登場人物・声の出演[編集]

北條 すず
- のん[53]
本作の主人公。旧姓浦野。広島市江波の海苔梳きの家で育ち、のちに呉の北條家に嫁ぐ。絵を描くことが得意。
原作のすずが、内向的だが女の情念を秘めた大人の女性という意図で描かれていたのに対し、映画では少女と大人の境界線上で揺れる、素直だが芯のある女性という解釈で描かれている[54]。一方で原作における、一見地味な作風ながらもすずの女性としての魅力や色っぽさが描かれているという要素は、映画でも重視された[49]
北條 周作
声 - 細谷佳正[55]
すずの夫。呉鎮守府軍法会議録事(書記官)。幼い頃に広島で一度だけすずに会ったことがある。
水原 哲
声 - 小野大輔[55]
小学校時代のすずの幼なじみ。すずとは互いに憎からず想う間柄であったが結ばれず、のちに志願兵として海軍に入隊し、重巡洋艦「青葉」の乗員としてすずと再会する。
映画では、兄の七回忌で江波に帰っていた際、すずに結婚を申込むため浦野家を訪れた帰りの周作と円太郎に電停への道を訊ねられ、わざと江波山の方角を案内して道に迷わせたことが語られており、見合いをせずに逃げ出したすずが、江波山で周作と邂逅するきっかけとなっている。
黒村 径子
声 - 尾身美詞[55]
周作の姉。結婚して家を出ていたが、時計屋を営んでいた夫キンヤの病死後、建物疎開によって黒村家が下関に引っ越すことを機に離縁、黒村の跡取りである息子の久夫を下関に残し、娘の晴美ともども北條家に戻ってきた。
黒村 晴美
声 - 稲葉菜月[55]
径子の娘。兄の久夫に軍艦の名前を教えてもらっており、幼いながらすずより軍艦の知識に詳しい。母とともに北條家に同居し、すずに懐いている。
浦野 すみ
声 - 潘めぐみ[55]
すずの年子の妹。女子挺身隊として工場に動員されている。
北條 円太郎
声 - 牛山茂[55]
周作の父(すずの舅)。広海軍工廠技師。開戦後は第11海軍航空廠の発動機部に勤務している[56][48][49]
映画では原作の設定を史実上の第11海軍航空廠発動機部の状況と突き合わせ、1945年3月19日の呉軍港空襲で米軍機の迎撃に向かった紫電改に搭載されている誉エンジンの最終試験を担当していた技師である、という設定がされている[48][49]
北條 サン
声 - 新谷真弓[55]
周作の母(すずの姑)。足を痛めているので普段は安静にしているが、瓶づき精米など座ってできる家事は手伝っている。
なお、新谷は広島出身で、キャスト用の広島弁ガイド収録も担当。サン役に決まる以前に本作品の全セリフを録音している。
白木 リン
声 - 岩井七世
呉の朝日遊廓「二葉館」の遊女。すずと同じく広島の出身。闇市での買い物帰りに道に迷ったすずと偶然知り合う。
原作では、馴染みの客が周作で、結婚まで考えていたという過去が示唆され[57]、そのことですずを後々まで悩ませるが、映画では多くが語られない。絵コンテの段階まではリンにまつわるエピソードを盛り込むことも予定されており[43]、原作第18話においてすずが周作とリンの関係に気がつくきっかけになった、裏表紙の一部が切り抜かれたノートを手に取る場面も映画で描かれているものの[47][46]、そこからすずが二人の関係に思い至る描写とその先の展開が描かれない[47][46]。これらの展開は、もし映画の企画段階で十分な予算があれば、本編に盛り込まれていたはずの内容であるとされる[45][46][58]
なお、エンディングロールの終盤でクラウドファンディングの協力者一覧が列挙される箇所では、原作第41話で描かれたリンの生い立ちが描かれており[44][59]、周作のノートから切り抜かれた裏表紙で作った名札のことも描写されている。
浦野 十郎
声 - 小山剛志
すずの父。かつては海苔養殖に従事していたが、海の埋め立てにより廃業し、埋立地に建てられた工場に勤めている。
浦野 キセノ
声 - 津田真澄
すずの母。娘を大事にしている。
浦野 要一
声 - 大森夏向
すずの兄。腕白ぶりから怖れられる、通称「鬼(おに)いちゃん」。陸軍軍人としてニューギニアに出征していたが戦死の知らせが届く。
原作で描かれた劇中漫画「鬼イチャン」のエピソードは、映画では終盤、原爆症に伏せる妹すみとの会話の中で言及されている。
森田 イト
声 - 京田尚子
すずの祖母。広島県西部の古江から嫁ぎ、草津に住む。
マリナ
声 - 目黒未奈
すずの叔母。母と同居し夫妻で草津で海苔梳き業を営んでいる。夫(森田の叔父)は10年8月を最後に登場しない。
千鶴子
声 - 池田優音
森田夫妻の娘(すずの従妹)。
小林の伯父・伯母
声 - 佐々木望(伯父)、塩田朋子(伯母)
すずと周作の仲人を務めた。昭和20年7月1日の空襲で自宅を失くし、以降北條家に同居することになる。
知多さん
声 - 瀬田ひろ美
近所の主婦で北條家と同じ隣組。元看護婦。
刈谷さん
声 - たちばなことね
近所の主婦で北條家と同じ隣組。夫につづき息子も出征することとなる。
堂本さん
声 - 世弥きくよ
近所の主婦で北條家と同じ隣組。
ばけもん
声 - 三宅健太
物語冒頭と結末に登場。幼少時に広島の街中(中島本町)へとおつかいに出たすずと周作をさらおうとしたが、相生橋で逃げられる。原作では虚実の定まらない形で描かれていたエピソードだが、映画では、幼少のすずが自分の体験を元に、妹のすみに見せるために描いた紙芝居の中の出来事という体裁になっている。
原作の劇中漫画「鬼イチャン」では、戦死したはずの兄、要一のなれの果てという設定になっている。映画では物語の結末で再登場した際に、「鬼イチャン」のエピソードを反映してワニの入った篭を背負って登場しており、絵を描く右腕の負傷と共に喪失していたすずの想像力が不意に現れた[44]と解釈できる描写になっている。
憲兵
声 - 栩野幸知
高台にある北條家の畑で海岸線と停泊中の軍艦を写生していたすずを「間諜行為」と叱責し、すずが愛用するスケッチブックを押収する。
なお、栩野はほかに闇市の老婆と玉音放送の声と、広島弁監修を担当している。
行進する女学生たち
声 - 荻野沙織、桜奈里彩、巴奎依広瀬ゆうき水希蒼A応P[60]
下関に避難するために駅へ向かう途中のすずらの前で行進していた女学生たち。当時、大空襲に遭った女学生たちが海岸線近くの壕に避難したが、爆撃で壕が壊れ海水が浸入し、全員が溺死したという出来事があった。当時、中学生で、彼女たちを人工呼吸した男性から、映画化に際して彼女たちのエピソードを盛り込むように要望された片渕監督は、時間的な制約がある中で行進する姿を描き、悲劇を示唆させている[61][62]
女性アナウンサー
声 - 八木菜緒文化放送アナウンサー)
原爆投下日、朝のラジオで情報を伝える。元々は男性アナウンサーが伝えていたが、戦況の悪化する中で寄せられた「男性の声だと危機感を煽りすぎる」という市民からの意見をとりいれ、女性が起用された経緯を基にしている[63]
駅員
声 - 澁谷天外(特別出演)[55][64]
要一の葬儀の帰り、呉駅で夫婦喧嘩するすずと周作を諌める。

スタッフ[編集]

音楽[編集]

本作と同じく片渕が監督を手掛けた映画『マイマイ新子と千年の魔法』にもコトリンゴが主題歌を提供していた縁で、まずコトリンゴのアルバム『picnic album 1』に収録されていた「悲しくてやりきれない」を本作の予告編にすることが決まり、続いて本編の主題歌や劇伴もコトリンゴが手掛けることになったという[66][67]

以下はボーカル曲を劇中使用順に挙げる。

オープニングテーマ「悲しくてやりきれない
作詞 - サトウハチロー / 作曲 - 加藤和彦 / 編曲 / 唄 - コトリンゴ
ザ・フォーク・クルセダーズの楽曲のカバーで、コトリンゴのアルバム『picnic album 1』に収録されたもののアレンジ。物語冒頭、幼少のすずが海苔を届けるために広島市中心部を訪れる場面で、原爆投下前における爆心地周辺の街並みを描写した後に流れる。特報や海外版トレーラーでは『picnic album 1』に収録されたバージョンが使用されている。
『picnic album 1』に収録されたバージョンは権利問題からそのまま映画に使うことができなかったものの[67]、アレンジを作品の世界観やヒロインのすずのイメージに寄せたいというコトリンゴの意向が反映された[66][67]
挿入曲「隣組
作詞 - 岡本一平 / 作曲 - 飯田信夫 / 編曲 / 唄 - コトリンゴ
劇中の時代に流布された曲。隣組にまつわるエピソードである原作の第4話では、展開に沿って1番から4番までの歌詞が全文引用されており、映画でも原作と同じ場面で実際の歌曲が流れる。原作では注釈として、楽曲の背景と共に、この曲が戦後のお笑い番組ドリフ大爆笑』の主題曲の原曲でもある旨の解説があり、楽曲と共にコントのような展開が繰り広げられる。
主題歌「みぎてのうた」
作詞 - こうの史代片渕須直 / 作曲 / 編曲 / 唄 - コトリンゴ
歌詞は原作最終話のモノローグが元になっており[68]、作詞者として原作者と監督が名を連ねている。同様に原作最終話の場面で歌として流れる。
劇中においてすずの右手は、世の中と繋がる手段や、好きな絵を描くことで表現される想像力やユーモア、子供時代の想い出などを象徴する役割が与えられているが[66][59][44]、すずは物語の途中から空襲による負傷で右手を喪失し、右手が象徴する過去からの自立を余儀なくされる[59][44]。この楽曲はすずを見守る、(擬人化された)右手の歌という意味づけになっている[67]
歌詞の元となっている原作のモノローグは、擬人化されたすずの右腕から「いま此れを讀んだ貴方」[69]に宛てた手紙という体裁になっており、劇中に登場するチェーンメール幸福の手紙」を模した導入に始まり結びの挨拶で終わるが[70]、原文そのままでは尺に収まらず、監督の片渕が詩を編集して最終的な形が決まった[67]
エンディングテーマ「たんぽぽ」
作詞 / 作曲 / 編曲 / 唄 - コトリンゴ
エンディングロールの途中[59]で流れる。すずや、劇中にも登場するタンポポの綿毛をイメージした曲[67]。制作に関わったスタッフの一覧と平行して、原作の結末の後日談となる、広島から孤児の少女を連れ帰った後のすずたちが明るく暮らしていく姿が描かれる[48]。ここでは晴美の兄である久夫も登場する。

制作[編集]

2010年8月、片渕自身がこの作品のアニメーション映画化を企画し、こうのに許諾を請う手紙と自作『マイマイ新子と千年の魔法』のDVDを送った[71][72]。こうのは1996年に放送された片渕のテレビアニメ『名犬ラッシー』にあこがれ、「こういう人になりたい、こういうものが作りたいと思う前途にともる灯」として捉えていたため、アニメ映画化は「運命」と喜び、この手紙を枕の下に敷いて寝たという[73][74]

片渕は2010年5月から何度も深夜バスで広島に通い[48]、後知恵を徹底的に排除した上で、多くの写真を集めたり、70年前の毎日の天気から、店の品ぞろえの変化、呉空襲での警報の発令時刻に至るまで、すべて調べ上げて時代考証をさらに重ね、原作の世界にさらなるリアリティを加えた[50][75][76][77][64]。「理念で戦争を描くのではなく実感できる映像にしたかった」とディテールにこだわり、広島弁と呉弁の微妙なアクセントの違いから[78]高角砲の着色弾の色彩の再現のほか[50][45]、劇中で登場する戦艦大和の入港[79]、及び艦上での手旗信号の内容も解読できるように作られている[50]

アニメーションの手法としては、人物の動作を緩慢に描き、動きの幅が小さな動作にも中割りの作画枚数を割くことで、嘘臭ささのない生活感を表現することが試みられている[48]。通常のリミテッドアニメでは、もっと動きにメリハリをつけて作画枚数を省略しつつ見栄えを良くする手法が用いられるが、本作の作風には合わなかったため、敢えて手間のかかる表現が用いられた[48]。また映画の後半、すずが空襲で目の前で家族の命を奪われ、自らも負傷して絵を描くための右手を喪失し生死の境をさまよう場面は、フィルムに直接傷を書き込んで作画するシネカリグラフィ(フィルムスクラッチ)と呼ばれる手法を模した表現になっているが[80][81]、これはカナダの映像作家ノーマン・マクラレンの作品『線と色の即興詩』のオマージュで、原作漫画の該当場面で多彩かつ実験的な手法が用いられていることを踏まえた表現である[80][81]

2012年8月17日にTwitterにて制作発表、翌日より第一弾ポスターが広島県・山口県を中心に展開された[82]。アニメーション制作は、本作が原作のあるアニメ映画製作が初となるMAPPA。ポスターの作画は浦谷千恵。制作状況は、監督によってWEBアニメスタイルのコラムで連載された[83][84]

片渕の熱意は周囲を感化し、広島を中心にアニメ化を望む声は高まっていったが、資金調達のめどは一向に立たなかった[72]。その打開策となったのがクラウドファンディングであった[72][85]。2015年3月9日からはスタッフの確保やパイロットフィルムの制作を目的に、クラウドファンディングを開始し[71][64]、当初目標の2000万円を8日後の3月18日午前2時50分に達成[86][87]。最終的に5月末まで日本全国47都道府県3374人の支援者から、3912万1920円の支援金を集めた[71]。支援者数は国内クラウドファンディングの過去最高人数で、支援金額も映画部門では国内最高記録であった[77]

片渕は原作の要素の大部分を盛り込んだ150分のプログラムを予定していたが、4億円とされる製作費の調達は困難だったため、プロデューサーとの話し合いの末いくつかのエピソード(おもにリンに関するもの[46])を省略することにより、120分のプログラムに変更し、製作費を2億5000万円まで抑えた[37]。これにより2015年6月3日に製作委員会が正式に発足[71]東京テアトルが配給することとなった。ネットニュースなどで広く報じられ、同日「『この世界の片隅に』を支援する呉・広島の会」が発足した[71]

主人公のんの起用は、片渕がすずの非常に喜劇的な部分と繊細な内向性を持つキャラクターが絞られてくると思っていた矢先に『あまちゃん』を観て、イメージにぴったりと、のんにオーディションの参加を依頼[88][89]。後日、のんから手紙で「私がすずさんをやりたい!」と気持ちが詰まった返事が来て、それを読み、映画を必ず完成させると決意した[77][88][90][91]。収録は2016年7月下旬に始まり8月中ごろまで続いたが、のんは毎日、広島弁を収録した台詞とテープを聞き、友人との会話でも広島弁を使っていたという[53][88][92]。のんの広島弁は違和感なく、すずに命を吹き込んだ等、称賛された[75][93][94]。広島弁の指導はのんも含めて広島出身の北條サン役新谷真弓と呉出身の栩野幸知が行った[71][95]

長尺版[編集]

興行収入10億円を達成すれば制作することがプロデューサーの真木により示唆されていたが[58]、当初の絵コンテに沿った『長尺版』の制作が2017年8月に開始された[96]

公開[編集]

キャッチコピーは「昭和20年、広島・呉。わたしはここで生きている。」「日本中の想いが結集!100年先も伝えたい、珠玉のアニメーション[97]

2016年10月28日に第29回東京国際映画祭にてワールドプレミアが行われ、同年11月12日に日本国内で封切られた[98]。封切り日の公開館数は63館であったが[99]、徐々に規模を拡大し、累計380館を超えた(最大同時公開劇場数は301館(2017年2月18日~24日))[100]。2017年5月には、映画館以外でも全国各地の公共ホールや小学校から大学までの各種学校等での上映会が企画され、上映されるようになった[101][102][103][104][105][106]。公共ホール等では2017年12月までに340以上の会場で上映会が行われる[107]

公開拡大の経緯[編集]

公開直前に開催された広島国際映画祭2016でヒロシマ平和映画賞を受賞したが[108][109]、この時点ではマスメディアで扱われることはほとんどなかった[94][110]。一方で、公開前の早い時期から試写後の反応で「本年度ナンバー1」との呼び声も上がり、多くの評論家・著名人・アーティスト・クリエーターから高い支持を受けていた[99]。こうして迎えた公開初日には主要劇場で全回が満席となり、上映終了後には拍手が沸き起こった[111]。配給元・東京テアトルの直営館であるテアトル新宿では1か月以上連日満席・立ち見となり(立ち見すら売り切れて札止めになるというあまりないことが続いたという)[112]、同館の過去10年間の週間興収で最高記録を塗り替えた[42]

映画.com発表のTwitterつぶやき数ランキング[注釈 1]では公開2週目で3万5000件超(前週比739%)を記録し、8週に渡って1位であった『君の名は。』を上回り首位に立った[113]。本作のSNSの拡散・口コミ効果について、NHKは「SNSによる口コミ効果が爆発的に広がっている作品」と紹介し[114]シネマトゥデイは「本作の人気の沸騰ぶりは尋常ではない。事前に作品を観た著名人や批評家らが軒並み絶賛してネットに拡散」と分析した[42]。アンケート調査では、鑑賞後に不特定多数へ向けてSNS等に感想を投稿した割合が22.6%となり、他ヒット作の15%前後[注釈 2]と比較して高いという結果が出た[115]

興行成績[編集]

興行成績[注釈 3]は、小規模公開ながら初登場10位にランクイン[111]。公開2週目は初週の興行収入・動員をさらに上回り、3週目・4週目もさらなる右肩上がりを記録。4週目には異例のジャンプアップとなる4位に浮上した[114]。こうして公開初週から15週にわたり週末興行成績のトップ10入りを果たした。

その後、公開216日目となる2017年6月15日に累計動員数200万人を突破し[116]6月30日には興行収入26億円を突破した[117][118]。これにより東京テアトル配給の劇場用映画としての史上最高記録を更新した(従来の記録は5.2億円[注釈 4])。

『この世界の片隅に』日本国内の動員数・興行収入の推移
週末動員数 累計動員数 週末興行収入 累計興行収入 備考
1週目の週末 (11月12日・13日) 10位 3.2万人 3.2万人 0.47億円 0.47億円 [120][121]
2週目の週末 (11月19日・20日) 10位 4.0万人 11.7万人 0.57億円 1.63億円 [122][42]
3週目の週末 (11月26日・27日) 6位 4.4万人 22.0万人 0.65億円 3.06億円 [123][124][125]
4週目の週末 (12月3日・4日) 4位 4.6万人 32.8万人 0.68億円 4.51億円 [126][127][128]
5週目の週末 (12月10日・11日) 7位 万人 43.9万人 0.67億円 6億円 [129][130][131]
6週目の週末 (12月17日・18日) 10位 万人 52.1万人 0.45億円 7.08億円 [132][133]
7週目の週末 (12月24日・25日) 10位 3万人 60万人 0.45億円 8.2億円 [134][135][136]
8週目の週末 (12月31日・1月1日) 9位 3万人 万人 0.37億円 9.37億円 [137][138][139]
9週目の週末 (1月7日・1月8日) 10位 5.7万人 86万人 0.77億円 11億円 [140][141]
10週目の週末 (1月14日・1月15日) 8位 万人 100.8万人 0.91億円 13.4億円 [142][143][144]
11週目の週末 (1月21日・1月22日) 7位 7万人 110万人 0.93億円 15億円 [145][40]
12週目の週末 (1月28日・1月29日) 9位 万人 万人 0.68億円 17.4億円 [146][147]
13週目の週末 (2月4日・2月5日) 7位 万人 144.7万人 億円 18.96億円 [148][149]
14週目の週末 (2月11日・2月12日) 8位 4万人 156.6万人 0.62億円 20.46億円 [150][151]
15週目の週末 (2月18日・2月19日) 9位 万人 166.7万人 億円 21.67億円 [152][153]
16週目の週末 (2月25日・2月26日) 圏外 万人 171.8万人 億円 22.35億円
17週目の週末 (3月4日・3月5日) 圏外 万人 181.5万人 億円 23.57億円
18週目の週末 (3月11日・3月12日) 圏外 万人 186.85万人 億円 24.24億円
19週目の週末 (3月18日・3月19日) 圏外 万人 191.4万人 億円 24.82億円
20週目の週末 (3月25日・3月26日) 圏外 万人 193.3万人 億円 25.07億円 [154]

出来事[編集]

  • 本作の異例のヒットを受けて、2016年11月22日の東京株式市場では、東京テアトルの株価が急上昇。制限値幅の上限(ストップ高水準)となる前日比50円(38%)高の182円で取引を終えた[155]
  • 映画を通して呉に興味を持ったのん自身の提案により[156]、のんが作品の舞台である広島・呉市の映画ゆかりの地を巡る写真集を2016年12月16日に発売[156][157]
  • 青森市の映画館では、手違いで12月30日上映回から約1か月半にわたって最終完成前のバージョン(完成版とは、背景の一部や色合いなどが異なる)が上映されていたことがわかった。既に別の映画館で何度も鑑賞していたファンが気付き、片渕にTwitterで問い合わせたことがきっかけだった[158]
  • 監督の片渕は、本作の舞台挨拶を全国各地で精力的に行っている。公開274日目となる2017年8月12日の渋谷ユーロスペースでの舞台挨拶が100回目となった[159]

日本国外[編集]

日本国外へのセールスは、ロンドンに拠点を置くアニマツ・エンタテインメントが代理人を務める[160]。世界38の国と地域で公開される他、12の国と地域で特別上映される[注釈 5]

2016年11月22日、クラウドファンディングサイトで「映画『この世界の片隅に』の海外上映を盛り上げるため、片渕監督を現地に送り出したい」と題したプロジェクトが開始された[161][162]。目標金額は1080万円であったが、開始して1日経たずに支援金額が約1500万円に到達し、新規の支援を控えてもらう異例の呼びかけが行われる中[163]、最終的に約3200万円に到達した[161]。この支援を受けて、片渕は、2017年2月にメキシコ、3月に香港、6月にフランス、7月に米国、9月に再びフランスへ渡航し、現地の映画祭等の上映会で舞台挨拶を行うとともに、現地メディアからの取材に応じた[164]

劇場用に字幕版の他、スペイン語(メキシコ)[2]、スペイン語(スペイン)[165]、ドイツ語[166]、英語[167]、フランス語[168]、イタリア語[18]の吹き替え版が制作された。

題名は、原題に対応する『In This Corner of the World』(英語)、『In This Corner of the World / Góc Khuất Của Thế Giới』(英語/ベトナム語)、『En este Rincón del Mundo』(スペイン語)、『Dans un Recoin de ce Monde』(フランス語)、『In questo Angolo di Mondo』(イタリア語)、『이 세상의 한구석에』(韓国語)、『U ovom kutu svijeta』(クロアチア語)、『V tomto kúte sveta』(スロバキア語)の他、アレンジを加えた『In This Corner of the World แค่วาดฝันให้โลกสวย』(この世界の片隅に/美しい世界をただ夢見て ‐ タイ)、『謝謝你,在世界角落中找到我』(ありがとう、この世界の片隅にうちを見つけてくれて ‐ 香港)、『謝謝你,在世界的角落找到我』(ありがとう、この世界の片隅にうちを見つけてくれて ‐ 台湾)が付された。

評価[編集]

観客による評価[編集]

第90回キネマ旬報ベスト・テンの読者選出日本映画ベスト・テン第1位[169]、映画レビューサイト・Filmarks(フィルマークス)の2016年満足度ランキング第1位(平均スコア4.39点/5点満点)[170]ぴあの2016年初日満足度ランキング[注釈 6]第1位(満足度95.2は歴代でも上位となる。)[171][172]とそれぞれ発表された。映画.com発表のTwitterつぶやき数ランキングによれば、公開1週目の調査で満足度は98%であった[173]

公式ファンブックが企画され、ちばてつや高橋留美子ヤマザキマリ総勢61名の漫画家が本作への想いを漫画やイラスト、文章等、様々な形で表現する他、ユースケ・サンタマリア東出昌大著名人や文化人が本作への想いを寄稿文や対談、インタビュー等の形で表現するなど、合わせて総勢89名が同書に参加した[174]

批評家による評価[編集]

  • 映画評論家の町山智浩は「野の花、雲、虫、画面の隅々、一瞬ごとに深い思いが込められ、観るたびに層がめくれて、新しい物語が見えてくる、何度でも観るべき映画」と評し、自身のラジオ番組で本作を「2016年の“町山”大賞」であるとした[175][176][177]
  • キネマ旬報上野昴志上島春彦モルモット吉田の映画評を掲載し、それぞれ「世界の片隅で生きる一人の平凡な女性の戦中から戦後への暮らしが、普遍的な輝きを帯びて浮かび上がる」「水彩画的な画面のタッチと主人公の絵心がマッチして、極上の効果」「戦中が特別なのではなく、戦前も戦後も継続した時間にすぎないという忘却された自明の理を個人の視点から見事に映しだす。『火垂るの墓』と双璧の秀作が誕生」と評価、全員が満点となる星5つを付けた[178]
  • 映画監督の松江哲明は「いま生きている現実と地続きで戦争をイメージできる傑作」と評した[179]
  • ミュージシャンの大槻ケンヂ映画秘宝の連載コラムの中で「今までにないタイプの戦争映画ですね。これは文句なしの傑作」と評した[180]
  • 映画評論家としても活動するラッパーの宇多丸は、自身のラジオ番組で本作を、普通に見て楽しい作品であると同時に帰る時にはドスンと来る、『となりのトトロ』と『火垂るの墓』の鬼の二本立て[注釈 7]を完全に融合した恐ろしい一本であり、日本映画史に残る大傑作となるのではないかと評した[182]
  • 芸術新潮は、日本アニメ誕生100周年を機に実施した、アニメに造詣の深い批評家30人の投票に基づく日本アニメ史上ベスト作品ランキング[注釈 8]において、本作を第5位と発表した[183]。本作の第5位は、映画作品の中では、最上位となる第4位の『AKIRA』に次ぐ順位である[183]
  • 一方で次のような批判もある。メールマガジン映画野郎』の副編集長・小川修司(じょ〜い小川)は同誌にて、「なるほど、これは小津安二郎や黒澤明、木下惠介、今村昌平、黒木和雄、中村登も同系統の実写作品を作っていたが、このポップな感覚は革命的である。悪い映画ではない」とした上で、「重い・不穏な映画特有の毒がまったくなく」「薬膳料理のような世界観がダラダラと2時間以上も展開する」「連続テレビ小説のような作りでもあり、テレビドラマが嫌いな者には退屈極まりない」と評し、本作に2つ星(満点は5つ星)を与えた[184][185][186]。また映画芸術の発行人・編集長である荒井晴彦は第26回あきた十文字映画祭のチラシの裏面にて、自身が脚本や監督を務めた映画『共喰い』『この国の空』などと比較して、「相も変わらぬ戦争=被害映画、これはダメだと思った。庶民に戦争責任は無いのか。戦争で手を失った田中裕子が天皇の戦争責任を言う映画があり、戦時下の日常を描いた実写映画があり、加害を描いた映画もあったのに、もう忘れたのか。いま、客が一番悪い」と、作品のみならず、映画を鑑賞する観客の姿勢をも批判した[要高次出典]。なお本作は、映画野郎の2016年ベストテンでは第2位[186]、映画芸術の2016年日本映画ベストテンでは第1位に選出された[187]

日本国外[編集]

  • メキシコの映画誌Cine Premiereは本作に満点である5つ星を与え、「戦争による破壊を前にした苦闘と家族の価値についての奥深い物語を伝える映画。正真正銘の傑作」と評した[188][189]
  • イギリスの映画誌Total Filmは本作に満点である5つ星を与え、「失われたものへの強烈な観念を呼び起こす、爆弾投下前の広島の精妙な肖像」と評した[190]。映画情報サイトHeyUGuysは本作を「まさに胸が張り裂けるほど美しい、深遠で圧倒的な物語」と評した[191]
  • スペインの娯楽誌Hobby Consolasは本作に95点(100点満点中)を与え、「シンプルな外観を通して魅了する宝石である。実は全編にわたり途方もない感動と人生の教訓を秘めている」「あたたかく、エレガントで、喜びを与えるものである。要するに、傑作である」と評した[192]。映画誌El antepenúltimo mohicanoは本作に満点である5つ星を与え、「そこには、きめ細やかな美しさを犠牲にすることなく、常に歴史的客観性を維持しようとする厳格さがある。日本の登場人物の閉鎖的視点を通して描かれるが、しかし同時に、表現されたものの普遍性により地理的な境界を超越し、タイトルに含有された双対性を成す」「アニメーション映画史上の画期的な作品であるとともに、映画一般という観点でも今年を代表する作品のひとつとなる」と評した[193][189]
  • ドイツの映画誌Filmdienstは「並外れた激しさをもつアニメーション映画」「戦争の恐怖を少しも誤魔化すことなく、漫画原作を印象派の詩情に満ちた心動かすアニメーションへ巧みに翻案する。この激しくて詩的なリアリズムは完璧な均衡を見つけ、心をかき乱すと同時に元気づけるものとなる」と評した[194]
  • 米国の娯楽業界誌Varietyは本作を「戦争の破滅的な時流におかれた民間人の営みが詰まった、物憂げで郷愁を誘うタイムカプセル」と評した[195]。日刊紙Los Angeles Timesは「ごくありふれた状況に備わる魔法に光をあてる」「すずの物語は観る者と深く繋がり、映画の最後に手が振られると、私たちはまるで友人に対してそうするかのように思わず手を振り返したくなる」と評した[196]。映画批評サイトRotten Tomatoesは、本作について集積した批評に基づいて「しばしば劇化の題材となる時代について、他に類を見ない地上の視座を提示する。手描きの美しいアニメーションによってさらに際立つ」とする総評を掲載するとともに、批評件数40以上かつ肯定的評価75%以上等の基準に基づいて本作に対する肯定的評価に認証を与えた(Certified Fresh(新鮮認証))[189]
  • フランスの文化情報誌Téléramaは「人生のように広大で慎ましく、この映画はあらゆるものを包み込む」「最も美しい、この世界の片隅のひとつ」「我々はこの作品を熱烈に愛している」と評した[197][198]。全国紙Le Mondeは「スペクタクル性を断固として拒み、日々の根気強さの中に、この世界の揺るぎない愛の秘密を見出す」「見逃してはならない」と評した[199]。映画情報サイトAlloCinéでは本作に対して、Téléramaが満点である5つ星、Le Mondeが4つ星の他、映画批評誌Cahiers du CinémaPositifがそれぞれ4つ星と5つ星、全国紙Libérationが5つ星を与えるなど、公開に際して掲載された20のメディア全てが4つ星以上の評価を与えた[200]AFCAE(フランス芸術・実験映画館協会)は、本作を若年層カテゴリーの支援対象に選定した[201]
  • イタリアの日刊紙Il Manifestoは「この主人公の空想的な捉え方は、言葉では言い表せない戦争の恐怖を<正常化>するものであるが、この正常化はほとんど真逆の効果をもって戦争の恐怖をあらわにする」「この片渕作品は本当にうれしい驚きであり、近年公開された戦時中を舞台にした長編映画の中で最も成功した作品のひとつである。長く語り継ぐことになる作品である」と評した[202]
  • 中国の映画情報サイトMtime时光网は「このアニメをもって宮崎駿の引退を受け入れることができる」「結局のところ、罪と罰や善と悪についての歴史的結論はこの映画が語りたいことではなく、この映画の物語にあるのは政治化された視点ではなく完全に市民の視点である。歴史の節目に道徳上の判断を下すのではなく、普通の人々の情感と悲劇を真に表現するものである」と評した[203]

映画賞・映画祭による評価[編集]

本作は第40回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞、第90回キネマ旬報ベスト・テン日本映画第1位、第71回毎日映画コンクール日本映画優秀賞・大藤信郎賞、第41回アヌシー国際アニメーション映画祭長編部門審査員賞などを受賞した。また監督の片渕は第67回芸術選奨文部科学大臣賞、第59回ブルーリボン賞監督賞、第90回キネマ旬報ベスト・テン日本映画監督賞などを受賞した。

キネマ旬報ベスト・テンにおいてアニメーション映画が日本映画ベスト・テン第1位に選出されるのは、宮崎駿監督『となりのトトロ』以来28年ぶり2度目である[204][205]。また、ブルーリボン賞、キネマ旬報ベスト・テンにおいてアニメーション映画の監督が監督賞を受賞するのは、それぞれ史上初である[204][206]

第67回芸術選奨は、本作について「緻密な映像・音響設計で映画ならではの深い感動を観客に体験させる。すずや家族の慎ましい生活の細部、そして、時間的、空間的な距離感がリアルに迫る。戦争を知らない世代が戦争の恐怖とともに、世界の片隅にある何気ない日常の大切さ、そして希望までを観(み)る者に静かに感じさせる」、また片渕の業績について「綿密な取材と丁寧な作画で日本映画史に残る傑作を生み出した」と評した[207]

第31回高崎映画祭は、ホリゾント賞を監督の片渕と主演声優ののんに贈賞し、「時代を伝えること、世界を広げること、を可能にする懐の深い映画であった。企画・構成・演出・手法 あらゆる面で、この先の日本映画に一筋の光を照らした作品となった」「ゆったりと朗らかに発話するのんさん演じるすずに、私たちはその世界に心地よく誘われ、また諭された」と評した[208][209]

第71回毎日映画コンクールは、大藤信郎賞の贈賞について「全編、温かみのある水彩画風の美術世界と細やかな動きで彩られ、時に切り紙やフィルムに描くシネカリ技法のタッチを取り入れるなど、アニメーションでしか表現し得ない美しさと楽しさに満ちた、まさに絵に命が吹き込まれた珠玉作である」と評した[210]

第22回AMDアワードは、本作の制作に対して年間コンテンツ賞「優秀賞」を贈賞し、「クラウドファンディングの導入やSNSでの感動の広がりは新時代を象徴していた。大ヒットとなった実績とともに、その熱意とアイデアを高く評価」と評した[211]

受賞歴[編集]

日本国内の受賞歴等
発表年 カテゴリー等 対象 結果 備考
2016 広島国際映画祭2016[109][108] ヒロシマ平和映画賞 この世界の片隅に 受賞 [注釈 9]
第41回報知映画賞[212] 作品賞・邦画 この世界の片隅に ノミネート [注釈 10]
監督賞 片渕須直 ノミネート
第38回ヨコハマ映画祭[214][215] 2016年日本映画ベストテン この世界の片隅に 1位 [注釈 11]
作品賞 この世界の片隅に 受賞 [注釈 11]
審査員特別賞 のん 受賞
WOWOWぷらすと的ベスト映画2016[216] この世界の片隅に 1位
日本映画ペンクラブ選定ベスト5[217] 日本映画部門2016年度ベスト5 この世界の片隅に 2位
2017 第31回高崎映画祭[208] ホリゾント賞 片渕須直、のん 受賞 [注釈 12]
第90回キネマ旬報ベスト・テン[218][219][169] 日本映画ベスト・テン この世界の片隅に 1位 [注釈 13]
監督賞 片渕須直 受賞 [注釈 14]
読者選出日本映画ベスト・テン この世界の片隅に 1位
読者選出日本映画監督賞 片渕須直 受賞
映画野郎ベストテン[186] 2016年度ベストテン この世界の片隅に 2位
ぴあ映画生活ユーザー大賞2016[220][221] 2016年度映画ベスト10 この世界の片隅に 3位
第71回毎日映画コンクール[222][223] 日本映画優秀賞 この世界の片隅に 受賞
監督賞 片渕須直 ノミネート
女優主演賞 のん ノミネート [注釈 15]
音楽賞 コトリンゴ 受賞
大藤信郎賞 この世界の片隅に 受賞
映画芸術日本映画2016ベストテン&ワーストテン[187][226] 日本映画ベストテン この世界の片隅に 1位 [注釈 16]
映画秘宝ベスト&トホホ10[227] 2016年度映画ベスト10 この世界の片隅に 2位
2016年度HIHOベストガール のん 1位
第26回東京スポーツ映画大賞[228][229][230] 作品賞 この世界の片隅に 受賞 [注釈 17]
主演女優賞 のん ノミネート
第59回ブルーリボン賞[231][206] 作品賞 この世界の片隅に ノミネート
監督賞 片渕須直 受賞 [注釈 18]
eAT 2017 in KANAZAWA [232][233][234][235] 金沢大賞 片渕須直 受賞
Best 10 Cinemas in Sapporo 2016[236] 日本映画ベスト10 この世界の片隅に 1位
日本映画監督賞 片渕須直 受賞
日本映画アニメーション賞 この世界の片隅に 受賞
日本映画特別賞 のん 受賞
おおさかシネマフェスティバル2017[237] 日本映画作品賞ベストテン この世界の片隅に 1位
音楽賞 コトリンゴ 受賞
第21回日本インターネット映画大賞[238][239] 日本映画作品賞(ベストテン) この世界の片隅に 1位
日本映画監督賞 片渕須直 受賞
日本映画最優秀女優賞 のん 受賞
日本映画思い入れ作品賞 この世界の片隅に 受賞
日本映画ベストインパクト賞 片渕須直、のん 受賞
日本映画アニメ賞 この世界の片隅に 受賞
coco賞2016[240] 2016年ベストムービー この世界の片隅に 2位
2016年度全国映連賞[241] 日本映画作品賞(ベストテン) この世界の片隅に 1位
監督賞 片渕須直 受賞
女優賞 のん 受賞
第40回日本アカデミー賞[242] 最優秀アニメーション作品賞 この世界の片隅に 受賞 [注釈 19]
優秀音楽賞 コトリンゴ 受賞
第67回芸術選奨[243] 映画部門文部科学大臣賞 片渕須直 受賞
第22回AMDアワード[244][245] 優秀賞 真木太郎 受賞
第11回声優アワード 特別賞 のん[246] 受賞
助演女優賞 潘めぐみ[247] 受賞
第59回児童福祉文化賞[248] 映像・メディア等部門 この世界の片隅に 受賞
第41回日本カトリック映画賞[249] この世界の片隅に 受賞 [注釈 20]
第36回藤本賞[251] 特別賞 丸山正雄、真木太郎 受賞
第34回日本映画復興賞[252] 日本映画平和賞 この世界の片隅に 受賞
日本アニメーション学会賞2017[253][254] 特別賞 片渕須直 受賞 [注釈 21]
文化庁長官表彰[255] 国際芸術部門 片渕須直 受賞 [注釈 22]
第23回宮崎映画祭[256] 金のはにわ賞/アニメーション賞 この世界の片隅に 受賞
第16回センス・オブ・ジェンダー賞[257] 時を超える賞 この世界の片隅に(漫画及び映画) 受賞
第3回ジャパン・ツーリズム・アワード[258] メディア部門 部門賞 広島フィルム・コミッション 受賞 [注釈 23]

上表記載の他、TBSラジオライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」のシネマランキング2016第1位[259]FM802Ciao! MUSICA」のマサデミー作品賞[260]佐賀新聞の2016シネマベスト10第1位[261][262]などメディアの企画や、キネマ旬報シアター「スタッフ&お客様が選ぶ2016年に観た映画ベストテン」第1位[263]新文芸坐ベストテン2016邦画第1位[264]/2016京都シネマBEST10選出[265]など劇場の企画でも評価を受けた。

日本国外の受賞歴等
発表年 カテゴリー等 対象 結果 備考
2017 スペインの旗 第14回ナバラ・アニメフェスティバル[266][267] 観客賞 この世界の片隅に 受賞
ドイツの旗 第24回シュトゥットガルト国際アニメーション映画祭[268] 最優秀長編アニメーション映画賞スペシャル・メンション この世界の片隅に 授与 [注釈 24]
クロアチアの旗 第27回ザグレブ国際アニメーション映画祭[269][270] 長編コンペティション この世界の片隅に ノミネート
フランスの旗 第41回アヌシー国際アニメーション映画祭[271] 長編部門審査員賞 この世界の片隅に 受賞 [注釈 25]
アメリカ合衆国の旗 第23回ロサンゼルス映画祭英語版[273][274] ワールド・フィクション賞 この世界の片隅に ノミネート [注釈 26]
カナダの旗 第6回トロント日本映画祭[275] 審査員大賞 この世界の片隅に 受賞
イギリスの旗 第71回エディンバラ国際映画祭[276] 最優秀国際長編映画賞 この世界の片隅に ノミネート [注釈 27]
中華民国の旗 第19回台北映画祭[277][278] 観客選出トップ20 この世界の片隅に 4位 [注釈 28]
オーストラリアの旗 第66回メルボルン国際映画祭英語版[279][280][281] 長編部門観客賞 この世界の片隅に ノミネート [注釈 29]

公的認定[編集]

各方面からの反応[編集]

本作は、以下のように様々な分野の研究者などによる考察ないし議論の対象となっている。

  • 人間行動学者である細馬宏通は、姉妹、虫たちの営み、食事の支度など様々な観点から本作を考察し、「アニメーション版『この世界の片隅に』を捉え直す」と題して全18回にわたってウェブサイトに記事を掲載した[283]
  • 社会学者である宮台真司は、社会学的見地から「映画『この世界の片隅に』は我々の大規模定住社会が立ちゆかなくなる理由を示す」と論じた[284]
  • デザイン評論家である藤崎圭一郎は、すずが絵を描くことに焦点を当て、「映画『この世界の片隅に』を観ながら、絵を描くことの意味を考えてみる」と題した記事を公表した[285]
  • 民俗学者である畑中章宏は、民俗学の文脈で本作を考察し、「『この世界の片隅に』は優れた“妖怪”映画だ!民俗学者はこう観た」と題した記事を公表した[286]
  • アニメーション評論家である藤津亮太は、映画は原作のストーリーを忠実に再現しつつも、突然の結婚によって少女でいられなくなったすずが、最終的に自分自身を見つけ直すに至るまでの物語として再構成されており、そうした構成を浮かび上がらせることを意図した台詞の変更やエピソードの追加が行われていると分析した[44]

反戦映画としての評価[編集]

本作、及びこうの史代の原作漫画に寄せられた評価の中には、「声高な反戦のメッセージ性がないからこそ素晴らしい作品である」「反戦作品ではない」「左翼的でないから良い」という趣旨のものも少なからずあった[287][51][288][289][290]。こうした意見はネット上で交わされる言論に多く見られ[51][289][290]中沢啓治による漫画『はだしのゲン』のような、反戦をテーマにした従来の作品との比較の中で立ち現れることが多い[287][51][290][291]。また、同様の評価は原爆投下後の広島を舞台にしたこうのの前作『夕凪の街 桜の国』に対しても寄せられている[292][293]。一方、そうした意見に対しては少なからず反論もある[287][292][51][288][289][290]

コミュニスト左翼を自称する漫画評論家の紙屋高雪は、こうのによる原作漫画を、反戦をテーマにした過去の漫画作品と比較することで「反戦漫画ではない」という言説を検証し[287]、原作漫画について、過去の反戦作品で脈々と語られてきたテーマを「戦争による居場所の喪失」などといった独自の切り口で語り直したものと位置づけ、戦後日本の平和運動や反戦思想と無縁の作品ではないと評した[287][294]。また、映画評論家の小野寺系は、本作に対する「反戦映画でないから良い」というような一部の見解は、それまで戦争映画をあまり観たことがなかったような観客層が抱く「戦争映画はひたすら陰鬱で面白味のない作風で描かれているものばかり」という先入観によるものであるとし[288]木下惠介監督による1954年の映画『二十四の瞳』などを例に、戦争を俯瞰せず生活者の実感という目線で描くことや、そこにユーモアを交えること自体は古くから今まで数多くあるテーマであり、本作を従来の戦争映画の流れに沿ったものであるとした[288]。大衆文化研究者の森下達は原作漫画について、原作者のこうのが「紛れもない生活(ギャグ)漫画」と称していることを踏まえつつも、原作が日常に重きを置いていることは社会的な広がりを欠いていることを意味しないとし、戦争という大きな歴史の流れが、別々の人生を歩んできた登場人物たちを一様に巻き込み、日常を侵食していく様子を描いていることを指摘した[295]

映画では、終戦の日を迎えたすずが太極旗を見て泣き崩れる場面の台詞が原作から変更されており(詳細は「#原作との相違点」を参照)、原作では韓国併合のことを示唆する台詞であったものが[296]、映画では輸入米の話になっている[43][52][296][297]。監督の片渕は映画におけるすずの台詞を、自分が食べていた米が朝鮮米であることに思い至る描写で[52]、日本の植民地支配〔ママ[注釈 30]について直接触れる台詞であるとしており[297]、すずが泣き崩れるのも、今まで国を挙げての戦争を肯定していた自分を薄みっともなく思って泣いたのだという解釈で描いたと述べている[289]。映画評論家の町山智浩によれば、終戦の前年は韓国では災害による大飢饉があったにもかかわらず、日本は韓国から希少な米を取り上げて本土へと送っており、すずの台詞にはそのような歴史的背景があるとしている[296]。一方、映画では原作と比べて大極旗の意味が分かりにくいものになっており[51]、産経新聞はこの場面を「原作通りに旗を出したが、そこに政治的な意図を込めたくなかった」のであろうと評した[52]。監督の片渕は、映画版での台詞が植民地支配[注釈 30]について触れるものであることに気がついてくれる人はあまりおらず[297]、そこに言及してくれたのは町山くらいであったとも述べている[297]

終戦の日に掲げられた太極旗の描写について、観客の間では解釈を巡る論争があった[51][52]。一方には、これをすずたちが住む呉でも在日朝鮮人が日本人と共に戦火に巻き込まれながら暮らしていたことを表すもので[51]、植民地支配[注釈 31]からようやく解放されたという意味で掲げたものだと解釈する意見がある[52]。アニメ評論家の藤津亮太は、終戦の際に太極旗を掲げた家が、映画ではそれ以前の場面にも兵士を送り出す舞台として登場していることを指摘し[44]、これを原作にあった「暴力で従えとった」というすずの台詞をさりげなく補完するものだと評している[44]。『日本会議の研究』などの著作で知られ、かつて「レイシストをしばき隊」に参加した過去もある著述家の菅野完は映画について、「銃後の小市民」たちが戦争の被害者であると同時に加害者でもあるという、これまでの戦争を扱った従来の日本映画に欠けていた視点を鋭くえぐり出す作品であるとして高く評価した[298]。一方、日本映画大学の准教授で在日韓国人の文化を専門分野とする社会学者のハン・トンヒョンは、原作は読んでいないとしつつも映画版の感想として、日本人の加害者性に関して何の伏線もなく登場する太極旗は、単なるエクスキューズ(言い訳)に留まるものであり、悪しきポリティカル・コレクトネスの例とも言うべき蛇足なものとして批判した[299]

他方、Twitterに寄せられた感想の中にはこの大極旗を、「在日特権を許さない市民の会」などが実在を主張している朝鮮進駐軍(=朝鮮人による武装蜂起)に関連した描写として解釈し、それを「単なる(左翼的な)反戦作品ではない」理由に挙げてとして賞賛する意見もあった[51][300]。このようなネット上の解釈を否定的に取り上げたニュースサイト『LITERA』の記者酒井まどは、徹底的な時代考証の元で制作された本作が、ネット右翼が広めた朝鮮進駐軍なる真偽の怪しい陰謀論を採用するはずがないとし[51][注釈 32]、原作にもあった大極旗の描写は、こうのの前作『夕凪の街 桜の国』に対して寄せられた「日本人の不幸しか描かれていない」という批判に対する回答であろうと推察した[51]。なお本作の原作漫画で戦争責任の問題がはっきり描かれていない理由について、原作者のこうの自身が語るところによれば、当時の人々を悪しざまに描けば、読者は「この時代の人はこういうことをやっているからダメなんだ」と他人事のように受け取ってしまうと考え、特定の誰かを糾弾する描写を排除したためであるとし、庶民が罪の意識も責任感も持たないまま簡単に戦争に転じていく様子を現代に伝える意図があったとしている[302][292]。原作漫画で日本人による中国人や韓国人に対する差別が描かれていないのも、被差別者に対して優しい主人公を免罪符のように描けば、読者に対して「自分だけは悪くない」という逃げ道を与えてしまうことになるため、そのような描写を避けた結果であるとしている[302][292]

アニメ評論家でありインターネットと保守にまつわる問題も専門としている文筆家の古谷経衡は、中沢による漫画『はだしのゲン』を本作と比較し、『はだしのゲン』における主人公・ゲンの主張は正論ではあるものの、原爆症を克服し社会と戦うゲンの姿があまりに超人的に描かれているために感情移入できず、他人事の主張として認識してしまうため、戦後教育を受けながらも戦争を美化して捉えているような層には主張が伝わらなかったと批判し、それに対して本作の主人公すずは、自分たちと同じ皮膚感覚を持った人間として感情移入できるとして称賛した[291]。漫画家・漫画評論家のいしかわじゅんは、『はだしのゲン』と本作を二者択一で評価するような論調には違和感を感じるとしつつも、戦争の描き方としては対照的であるとした[290]。いしかわは、『はだしのゲン』の場合は執筆当時の作者にとって戦争の記憶が生々しく、自身の戦争体験を咀嚼して作品に反映する余裕がなかったのに対し、本作の場合は原作者のこうの自身が戦争を体験していなかったために、ストレートに主張をぶつけるような形で戦争を描くことこそできなかったが、それゆえに多くの人々に伝わる作品になったのだと分析した[290]。一方、フランス文学者で漫画研究家の中田健太郎は、前述の本作における戦争責任の問題に関連したこうのの発言を引きつつ、『夕凪の街 桜の国』などのこうの作品が声高でない戦争批判に見えることは、戦争批判が控えめであることを意味せず、資料を駆使して作者自身が直接体験したことがない時代の人間像に迫り、敵と味方を分けて政治を論じるような安易な言説を潜り抜けて書くことこそが、こうのの作品全般における政治性であり、譲れない願いを込めた戦争批判なのだと評した[292]

漫画『ディエンビエンフー』などを手掛けた漫画家の西島大介は、原作者であるこうのとの対談の中で、原作漫画が「反戦」「平和」といったわかりやすい題材に加えて「戦争の面白さ」も扱っているとしつつも、それが空襲によって完膚なきまでに破壊されてしまう末路まで描いていることを指摘し、一周回って共感する部分が多いとした[303]。こうのは西島との対談の中で、戦争の悲惨さだけを語っても悲惨な話が好きな人にしか伝わらず、人間が戦争に惹きつけられてしまう理由を描くには、戦争の魅力も同時に描かなければならないのだとした[303]。テレビアニメ『機動戦士ガンダム』などを手掛けたアニメ監督の富野由悠季は、本作の監督である片渕との対談の中で終戦の場面にも触れる中、主人公・すずの言動が戦争の窮状に伴って右翼的になっていくことを指摘しつつ、こうした状況は各国の戦争で見られるものであるとし、女性も男の論理をもって戦わざるを得ないという状況に至るまでの統治や国際関係について、考えたり議論したりする叩き台として優れた映画であると評した[289]

内容の普遍性[編集]

本作は、産経デジタルが運営するオピニオンサイト『iRONNA』で「この作品の魅力をとことん語り尽くす」として取り上げられる一方[304]しんぶん赤旗で「主人公「すず」の健気さが胸に迫る作品」として取り上げられるなど[305]、政治的スタンスを異にする各メディアから好意的に取り上げられた。日本国外では、上述したように、米国映画批評サイトRotten Tomatoesで肯定的評価の認証を受けるとともに[189]、中国メディアから「結局のところ、罪と罰や善と悪についての歴史的結論はこの映画が語りたいことではなく、この映画の物語にあるのは政治化された視点ではなく完全に市民の視点である。歴史の節目に道徳上の判断を下すのではなく、普通の人々の情感と悲劇を真に表現するものである」と受けとめられた[203]。また本作は、浄土真宗本願寺派の広島市連絡協議会が開催したイベントでトークショーのテーマとして取り上げられ、「われわれの存在がはかない分、いとおしさを感じさせられた」と評される一方で[306]SIGNIS JAPAN(カトリック・メディア協議会)から日本カトリック映画賞を受賞し、「映画を観たとき、今という時間や生活、そして一人ひとりを大切にしなければと思いました。一人ひとりのうちに秘められた尊さをもっと大切にしたい」と評されるなど[307]、宗教観を異にする各宗教団体から好意的に評価された。なお、監督の片渕は、米国公開に際して「この映画は政治的には中立的で、国籍や思想に関係なく見てもらえると思う」と述べている[308]

関連商品[編集]

書籍[編集]

オリジナル・サウンドトラック[編集]

  • 劇場アニメ「この世界の片隅に」オリジナルサウンドトラック[68](作曲:コトリンゴ、発売元:フライングドッグ、販売元:ビクターエンタテインメント、2016年11月9日)[66][59]

動画配信[編集]

  • 2017年5月10日より、セルスルー(売り切り)形式または長期間レンタル形式による本作の配信が、いくつかの動画配信サイトにて開始された[313][314]

DVD・ブルーレイ[編集]

  • 2017年9月15日より、DVD及びブルーレイが発売される[315]

その他[編集]

  • 「この世界の片隅に」すずさんボイス付きLINEスタンプ[316](作画:浦谷千恵、演出:片渕須直、声:のん)
  • 「この世界の片隅に」公式カレンダー 2017(ほるぷ出版、2016年12月31日)、ISBN 978-4-593-19101-7

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 「つぶやき数」は、映画レビューサイトcocoによる独自集計により、Twitter上で該当作品が1週間のうち何回言及されたかをカウントした延べ数。
  2. ^ シン・ゴジラ』- 15.3%、『君の名は。』- 13.7%、『美女と野獣』- 15.8%、『ラ・ラ・ランド』- 14.1%。
  3. ^ 興行通信社発表の全国映画動員ランキングによる。映画館以外の上映は対象外。
  4. ^ 2015年公開の『それいけ!アンパンマン ミージャと魔法のランプ』の記録[119]
  5. ^ 上部の作品情報欄を参照。
  6. ^ 映画館で作品を観終わった観客に聞き取り調査を行い、満足度調査を実施。
  7. ^ 公開当時、『となりのトトロ』と『火垂るの墓』は二本立てで上映された。『となりのトトロ』のような楽しいアニメを見ようと映画館を訪れ、楽しいトトロを見た後に『火垂るの墓』を見て、衝撃を受ける、涙が止まらない、茫然自失で席から立ち上がれない観客が続出したという[181]
  8. ^ 「日本アニメ100年の歴史の中で、もっとも重要だと思われる10作品をお挙げください」に対する回答を集計。
  9. ^ 広島国際映画祭2016におけるヒロシマ平和映画賞の受賞は、本作にとって最初のものとなった。
  10. ^ 第41回報知映画賞において、本作は邦画作品賞にノミネートされたが、アニメーション映画として史上初の受賞とはならなかった[213]
  11. ^ a b ヨコハマ映画祭においてアニメーション映画が日本映画ベストテン1位・作品賞を受賞したのは史上初である[215]
  12. ^ ホリゾント賞は、野心的かつ革新的作家性を備え、日本映画界の未来を照らすであろう映画人に贈られる。
  13. ^ キネマ旬報ベスト・テンにおいてアニメーション映画が日本映画ベスト・テン第1位に選出されたのは、宮崎駿監督『となりのトトロ』以来28年ぶり2度目である[204]
  14. ^ キネマ旬報ベスト・テンにおいてアニメーション映画の監督が監督賞を受賞したのは史上初である[204]
  15. ^ 第71回毎日映画コンクールにおいて、主演声優ののんが女優主演賞に異例のノミネートをされたが、アニメーション映画の声優として史上初の受賞とはならなかった[224][225]
  16. ^ ベストテン1位、ワーストテン8位。ベストテン1位は、素点からワーストテン8位の点数を差し引いた結果。
  17. ^ 東京スポーツ映画大賞においてアニメーション映画が作品賞に選出されたのは、押井守監督『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』以来21年ぶり2度目である。
  18. ^ ブルーリボン賞においてアニメーション映画の監督が監督賞を受賞したのは史上初である[206]
  19. ^ 東宝以外の配給映画が本賞を受賞したのは第33回の『サマーウォーズ』(ワーナー・ブラザーズ映画)以来7年ぶりである。
  20. ^ 日本カトリック映画賞にアニメーション映画が選出されるのは、高畑勲監督『火垂るの墓』以来28年ぶり3度目である[250]
  21. ^ 理論と実践を結びつけた創作活動をはじめとする、アニメーション研究への貢献に対して。「自身が研究会で得た視覚心理学の知見に基づく実践を、2016年に公開された作品『この世界の片隅に』の制作において積極的に試み、成果をあげた業績は特筆に値する」と評した。
  22. ^ アニメーション監督が表彰されるのは、短編アニメーション『つみきのいえ』で第81回アカデミー賞短編アニメ賞に輝いた加藤久仁生監督(2009年表彰)以来、8年ぶりとなる。
  23. ^ 『アニメーション映画「この世界の片隅に」の応援を通したロケ地広島の魅力発信』
  24. ^ 第24回シュトゥットガルト国際アニメーション映画祭におけるスペシャル・メンションの授与は、本作が最優秀作品に準ずる評価を受けたものである。
  25. ^ アヌシー国際アニメーション映画祭における審査員賞は準グランプリにあたる[272]
  26. ^ 第23回ロサンゼルス映画祭では、全部門において本作が唯一のアニメーション映画の出品である[274]
  27. ^ 第71回エディンバラ国際映画祭では、最優秀国際長編映画賞において本作が唯一のアニメーション映画のノミネートである[276]
  28. ^ 本作は審査外部門(感官嘉年華 Sensations)への出品であるが、観客投票は全部門(160作品余り)が対象である。本作の第4位は、台湾以外の作品の中で最上位となる。
  29. ^ 第66回メルボルン国際映画祭では全357作品が上映される。長編部門は審査されないが、本作を含む6作品が"Animation"に分類され、他の長編作品とともに観客投票の対象となる。
  30. ^ a b 片渕はインタビューの中で、戦時中における日本の支配地域(外地)に対して「植民地支配」という表現を用いているが[297]、当時の日本の支配地域が植民地と呼べるものであったかどうかについては議論もある。「植民地#日本の内地以外の支配地域を植民地とすることへの異論、反発」を参照。
  31. ^ 産経新聞の記事では「植民地支配」という表現を用いているが[52]、当時の日本の支配地域が植民地と呼べるものであったかどうかについては議論もある。「植民地#日本の内地以外の支配地域を植民地とすることへの異論、反発」を参照。
  32. ^ 安田浩一らの検証によれば、「在日特権を許さない市民の会」(在特会)が配布したチラシに掲載されている写真は、実際には武装した日本人の警察官を写した写真に、「銃を所持した在日朝鮮人」という趣旨の、事実と異なったキャンプションをつけたものであるとされ[301]、またチラシ本文の「GHQによれば約4,000人の日本人が在日朝鮮人の武装集団によって殺害された」とする内容も裏付けが取れず、実際にあった事件とも実態が異なるとしており[301]、実態のないデマゴギーであるという疑いが持たれている[301][51]。一方、在特会の支持者やその主張を鵜呑みにした人々の間では歴史的事実として語られ、ブログなどを通じて拡散されている[301][51]。詳細は「朝鮮進駐軍」を参照。

出典[編集]

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参考文献[編集]

外部リンク[編集]