ドクター・ストレンジ (映画)

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ドクター・ストレンジ
Doctor Strange
Doctor Strange (2016) Logo.png
監督 スコット・デリクソン
脚本 スコット・デリクソン
ジョン・スペイツ
C・ロバート・カージル
製作 ケヴィン・ファイギ
製作総指揮 ルイス・デスポジート
チャールズ・ニューワース
スタン・リー
ヴィクトリア・アロンソ
スティーヴン・ブルサード
出演者 ベネディクト・カンバーバッチ
キウェテル・イジョフォー
レイチェル・マクアダムス
ベネディクト・ウォン
マイケル・スタールバーグ
ベンジャミン・ブラット
スコット・アドキンス
マッツ・ミケルセン
ティルダ・スウィントン
音楽 マイケル・ジアッチーノ
撮影 ベン・デイヴィス
編集 ワイアット・スミス
サブリナ・プリスコ
製作会社 マーベル・スタジオ
配給 ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ
公開 アメリカ合衆国の旗 2016年11月4日
日本の旗 2017年1月27日
上映時間 115分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $165,000,000[1]
興行収入 世界の旗$677,718,395[1]
アメリカ合衆国の旗 $232,641,920[1]
日本の旗 18.7億円[2]
前作 シビル・ウォー/キャプテン・アメリカマーベル・シネマティック・ユニバース前作)
次作 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(マーベル・シネマティック・ユニバース次作)
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ドクター・ストレンジ』(Doctor Strange)は、マーベル・スタジオ製作、ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ配給による2016年公開のアメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画である。日本では、2017年1月27日に公開された[3]

マーベル・コミック」のアメリカン・コミックヒーローである『ドクター・ストレンジ』の実写映画化作品である。また、様々な「マーベル・コミック」の実写映画を、同一の世界観のクロスオーバー作品として扱う『マーベル・シネマティック・ユニバース』シリーズとしては第14作品目の映画となる。

ストーリー[編集]

ニューヨークの病院で働く天才外科医、スティーヴン・ストレンジ。ある日交通事故に遭った彼は、外科医としては致命的な、両手にマヒが残るケガをしてしまう。一瞬にしてその輝かしいキャリアを失った彼は、あらゆる治療法を試し、最後にカトマンズの修行場カマー・タージに辿り着く。そこで神秘の力を操る指導者エンシェント・ワンと巡り会った彼は、未知なる世界を目の当たりにして衝撃を受け、ワンに弟子入りする。そして過酷な修行の末に魔術師として生まれ変わったストレンジ。しかしそんな彼の前に、闇の魔術の力で世界を破滅に導こうとする魔術師カエシリウスが現れ、人類の存亡をかけた戦いの渦に巻き込まれていく。

登場人物・キャスト[編集]

スティーヴン・ストレンジ / ドクター・ストレンジ
演 - ベネディクト・カンバーバッチ、日本語吹替 - 三上哲[4][5]
さまざまな医療知識に精通し、天才的な医術を持つ神経外科医だったが、事故によってその能力を失い、神秘的な魔術の世界へと足を踏み入れ、魔術師に転身する本作の主人公。
かつては難易度の高い数々の手術で、“神の手”とも称される医術の腕前を用いて治療困難な患者を救ってきた実績と、学界でも数々の公演を行う経歴を残し、ニューヨークの高級アパートに住み、音楽鑑賞や高級腕時計の収集、高級車の運転が趣味であったなど、富と名声を得ていた。予想外の出来事にも即応できる柔軟な対応力や、手術中に音楽を流したりジョークを飛ばしたりするユーモアまでを持ち合わせている反面、その実力から自身の呼び名に“ドクター”をつけるようにと他者へ注文するほど医者であることに強くこだわり[注釈 1]、自信とプライドに満ち、疑り深く自分の常識に反するものを容易に信じようとせず、自分の利にならない手術は断るなどかなり傲慢な男で、その傲慢さは アイアンマンことトニー・スタークとよく似ている・若しくは彼以上である。
愛車のランボルギーニ・ウラカンで学術発表会に向かう途中に、夜の山道で脇見運転をしたことで交通事故を起こしてしまい、両手の神経を損傷し、その機能を失う[注釈 2]。一命を取り留め、医師として復帰することに固執し、さまざまな治療法を7回も試してみるものの両手の機能は治らず、ただの時間と莫大な費用の浪費に終わって世界中の医師に見放されると共に外科医としての道を断たれた。これにより激しく荒んでしまい、元恋人のクリスティーンにまで立ち去られる結果となるが、下半身不随になった男がある治療施設に行ったのち平然と歩けるようになったという噂を聞く。藁にもすがる思いで、わずかな所持金をはたいて、治療のためにネパール・カトマンズにある“カマー・タージ”と呼ばれる施設へ向かう。そこの門を叩いて、“多次元宇宙(マルチバース)”由来の魔術の存在と、これまでの世界の常識の範疇外の事象を見せつけられ、エンシェント・ワンに弟子入りした。
入門して間もない頃は、ゲートウェイを開く修行にも苦労していたが、天才的頭脳から発揮される瞬間的記憶と学習能力、旺盛な探究心や向上心をもって数ヶ月で魔術師としてのランクを上げていき、新たな魔術を会得しようとするあまり、やや規則を無視する傾向を見せたほど、魔術の道を究めようとした。しかし戦うことに関しては、人の命を助ける医者であったため、敵であっても殺生は好まず、困難を前にしても避けようとしていた[注釈 3]。だがアベンジャーズも関知できない別次元の脅威を知り、自分に与えられた運命と向き合うこととなって、実戦経験に乏しくも、闇の勢力から世界を救うために、魔術師として立ち上がる。
モルド英語版
演 - キウェテル・イジョフォー、日本語吹替 - 小野大輔[4]
カマー・タージで修行を積む黒人系の魔術師で、エンシェント・ワンを強く信頼している忠実な弟子。自然の調和を保つ魔術師であることに誇りを持っており、生真面目で自らの倫理観を確立しているものの、そんな人物像から融通が利かない一面もあり、自然の秩序を乱す敵には容赦せず命まで奪おうとするほどの激しい気性の持ち主。その意固地さも相まって、エンシェント・ワンには「若い頃に苦労した経験から魂が固すぎる」と危惧されている。
カトマンズを訪れたストレンジを暴漢らから救い、カマー・タージへと招いて彼の兄弟子兼お目付け役となり、修行相手を務めつつ魔術の知識を与えるだけでなく、規則を無視したり闇の勢力との戦いに消極的な姿勢を見せるストレンジを戒める。やがてゼロッツのサンクタム・サンクトラム襲撃に巻き込まれ、応戦する最中にエンシェント・ワンの秘密を知ったことで、魔術に対して失望してしまう。
それでも香港を守るためにストレンジやウォンと共闘したが、戦闘後に彼らと袂を分かって行方を晦ました。エンドロール後には、パングボーンの下に現れ、彼の魔力を奪い取り、「魔術師が多すぎる」と呟く。
クリスティーン・パーマー
演 - レイチェル・マクアダムス、日本語吹替 - 松下奈緒[4]
メトロポリタン総合病院に在籍する救急救命医。 ストレンジと一時期は恋人同士だったが、彼の傲慢さに付いていけず、現在は同僚の関係に戻っている。それでも彼とは仕事のパートナー兼友人として深く信頼し合い、ストレンジから唯一心を許せる人と認められるほど、芯が強く愛情に溢れ、茶目っ気もある女性である。また、突然の声掛けや物音にも極端に反応してしまうなど相当怖がりな部分もある。
事故後に両手を負傷したストレンジを気に掛け、甲斐甲斐しく彼の治療に付き添い続けてきたものの、両手の機能が戻らないと知って自暴自棄になったストレンジから暴言を浴びせられると、彼を見限った。しかし魔術師として戻ってきたストレンジと再会した際には、深手を負っていた彼を治療し、復縁したいと打ち明けられたが、魔術師として人を救う道を歩みはじめたストレンジの決意を尊重し、彼の再出発を頰へのキスで後押しして、今生の別れを決める。
ウォン英語版
演 - ベネディクト・ウォン、日本語吹替 - 田中美央
カマー・タージの書庫を管理・守護するアジア系の魔術師。常に仏頂面を崩さず、流行や著名人に関する事象にも疎いようで、ストレンジのジョークにも動じない。何事にも真剣に取り組み、浮世離れしているように見える一方、携帯音楽プレーヤーで音楽を聴きながら仕事をするなど、必ずしも堅物というわけでもない。彼もまた、ストレンジの導き手となる。
毎度魔術書を借り受けに来ては閲覧禁止の書物を読もうとするストレンジに頭を抱え、彼がアガモットの目を用いた魔術まで試していることに気付くと、モルドと共にストレンジへ厳しく忠告し、多次元宇宙とカリオストロの儀式について解説した。
物語のクライマックスでは香港を守るため、他の魔術師たちを率いて果敢に戦場に立つが、ゼロッツに敗れて瓦礫の下敷きとなってしまった。しかしストレンジに救われ、彼によって香港が救われた一部始終と、去り行くモルドを見届ける。
ニコデマス・ウエスト英語版
演 - マイケル・スタールバーグ、日本語吹替 - 志村知幸
ストレンジやクリスティーンの同僚の医師。救える患者を脳死と誤診し、ストレンジから辛く罵られるなど、医師としての腕は今ひとつに見えるが、両手に重症を負ったストレンジの治療を担当し、物語の後半にはカエシリウスとの戦いに敗れたエンシェント・ワンの手術をストレンジから頼まれているため、決して藪医者という訳ではない。
ジョナサン・パングボーン
演 - ベンジャミン・ブラット、日本語吹替 - 根本泰彦
事故で下半身不随に陥ったものの、エンシェント・ワンの下で魔術を身につけ、歩けるようになった男性。現在は鉄工所で働き、バスケットボールを楽しめる程にまで回復した。
かつてストレンジに治療を求めたこともあったが、彼が自分の名声が傷つくのを恐れ、手術を不可能だと告げたため、門前払いを食らった[注釈 4]。そこで医術を諦めて、世界中の寺院や聖堂を渡り歩いた末にカマー・タージに行きつき、半年間エンシェント・ワンの下で魔術を学ぶ。その際にモルドとも顔馴染みとなるとともに、マスターズ・オブ・ミスティックアーツ入りを辞退した代わりに、魔力を得てまともに動ける肉体を手に入れた経緯を持つ。
前述の件もあって初対面時には辛辣な態度を取るが、ストレンジが自分と同じ境遇に陥っているのを見て、カマー・タージに行くよう助言する。だが、エンドロール後に職場で仕事中に現れたモルドに虚を突かれて身体から魔力を奪われ、再び下半身付随となってしまう。
ハミア
演 - トポ・ウェルネスニーロ
カマー・タージの左前腕が欠損している老魔術師で、エンシェント・ワンからは“マスター・ハミア”と呼ばれる。カマー・タージを初めて訪ねたストレンジからエンシェント・ワンと間違えられた。五体不満足ながらも、エルドリッチ・ライトを容易く発動できるほど優れた魔術師である。
ブルネット・ゼロッツ
演 - ザラ・フィシアン
ゼロッツの一員である、黒髪の女性魔術師。冒頭のミラー・ディメンションから香港まで、倒されることや戦線離脱することは一度も無かったが、最終的に“暗黒次元(ダーク・ディメンション)”の王“ドルマムゥ”によって暗黒次元へ吸い込まれる。
トール・ゼロッツ
演 - アラー・サフィ
ゼロッツの一員である男性の魔術師。物語後半のミラー・ディメンションでの戦いで、カエシリウスに無惨にも捨て駒にされて、死亡する。
ブロンド・ゼロッツ
演 -カトリーナ・ダーデン
ゼロッツの一員である、ブロンドヘアーの女性魔術師。ニューヨークのサンクタム・サンクトラムの戦いで、ストレンジによってゲートウェイから砂漠に一時放逐されたが、その後香港では何事も無かったかのように、カエシリウスらと共闘してストレンジたちに挑んだ。しかし、最終的にドルマムゥによって暗黒次元へ吸い込まれる。
ダニエル・ドラム
演 -マーク・アンソニー・ブライトン
ニューヨークのサンクタム・サンクトラムの主を務める魔術師。サンクタム・サンクトラムを破壊しようとするゼロッツに応戦するが、カエシリウスに刺殺される。
ルシアン / ストロング・ゼロッツ
演 - スコット・アドキンス、日本語吹替 -祐仙勇
ゼロッツの一員である男性の魔術師で、カエシリウスの弟子たちの中心的存在。弟子たちの中でも最も強力な魔力と身体能力を有し、足技を中心としたアクロバティックな格闘技を用いて戦う。
エンシェント・ワンには他の弟子たちと同様に苦戦を強いられたものの、ニューヨークのサンクタム・サンクトラムでは、まだ戦闘慣れしていないストレンジを苦しめた。だが、アストラル・ディメンションでの一騎打ちにおいて、クリスティーンがストレンジの身体に施し彼のアストラル体から放たれた電気ショックの衝撃を受けて自らのアストラル体が消滅し、絶命する。
カエシリウス
演 - マッツ・ミケルセン、日本語吹替 - 井上和彦
本作のヴィランである、ゼロッツを率いる魔術師。最愛の家族を亡くして以来、永遠の命を求めるようになり、エンシェント・ワンに弟子入りしてマスターとなったものの、ドルマムゥが持つと言われる、死を克服し時間を超越した力と永遠の命に魅入られた。だが、闇の魔術を禁じている師に幻滅し、亡くなった妻や子どもを蘇えらせることはできないと悟ったことを機に数人の魔術師と共に離反。彼らを自分の弟子として従え、「暗黒次元こそ人間を真の幸福に導くための目指すべき目標」という思想を掲げて、この世界を暗黒次元へと引きずり込もうと暗躍する。弟子たちとは異なり、山吹色と茶色のツートンカラーの道着を着用している。
落ち着いた物腰の壮年男性だが、エンシェント・ワンやモルド曰く、「ストレンジとよく似ている」と言われるほど傲慢で頑固らしく、邪魔者の抹殺として相手の頭部の切断や弟子を捨て駒にする行為を躊躇い無くとるなど、極めて残酷な本性も秘めている。
物語の冒頭では、2本の鎌を武器とし、通常の魔術を駆使していたが、エンシェント・ワンの追撃を振り切り、カリオストロの儀式を行って暗黒次元にアクセスし、ドルマムゥから強大な魔力と数百年の時を生き続けることができる不老の力を会得。闇の魔術を使いこなし、現実世界とミラー・ディメンションの空間や物質を自在に操ることができるようになった。その力を用いて弟子たちと共に各サンクタム・サンクトラムを襲撃し、ストレンジたちとも交戦して、エンシェント・ワンの打倒に成功。香港に暗黒次元を出現させたが、最終的にドルマムゥによって暗黒次元へと吸い込まれる末路を辿る。
エンシェント・ワン英語版
演 - ティルダ・スウィントン、日本語吹替 - 樋口可南子[4]
カマー・タージの主にして、至高の魔術師“ソーサラー・スプリーム”の称号を持つ、700歳を超えた年齢不詳のケルト人女性の魔術師。その魔力は魔術師の中でも最強を誇り、カエシリウスたちを圧倒する程の実力を持つ。神秘的な扇子を愛用し、英語だけでなく中国語も話せるマルチリンガルでもある。
物静か且つ常に達観した佇まいを崩さない淑女だが[注釈 5]、至高の魔術師を引き継ぐべき人物が現れるまで現実世界を多次元の脅威から守り続けるために、自ら禁じている闇の魔術によって気の遠くなるほど長い時を生きてきた事実を隠してきた。その結果、このことがカエシリウスやモルドの離反に繋がった。
離反したカエシリウスらゼロッツにカリオストロの書を奪われた数ヶ月後、両手を治すべく救いを求めてやって来たストレンジに、多次元宇宙の一端を見せつけて、魔術の教えを請われるが、彼からカエシリウスと同じものを感じ取ったため一度は拒否した。しかしストレンジの辛抱強さと魔術の継承者としての可能性を見出し、時には獅子の子落としの如き厳しさで彼を魔術師の道へ導いていった。
ゼロッツがニューヨークのサンクタム・サンクトラムを襲った際に、ストレンジたちに前述の事実を知られつつもゼロッツに応戦するが、カエシリウスによって致命傷を負わされ、メトロポリタン総合病院に搬送されることになった。しかし絶命直前にアストラル体を分離させ、同じくアストラル体となったストレンジに最後の教えとメッセージを残してアストラル体が消滅。同時に息を引き取る。
ノンクレジット・カメオ出演
ソー
演 - クリス・ヘムズワース、日本語吹替 - 三宅健太
神々の国“アスガルド英語版”の王“オーディン”の息子であるアスガルドの皇子で、“アベンジャーズ”の主力メンバーである最強の雷神。エンドクレジット後にて登場し、ニューヨークのサンクタム・サンクトラムの主となったストレンジの下を訪ねて、かつて地球へと侵攻した危険人物である、義弟の“ロキ”と共にオーディンを探しに来た事を伝え、ストレンジに協力を求めた。その際にジョッキに入ったビールで接待され、飲み干すとストレンジの魔術で継ぎ足しされたジョッキに驚く。
ちなみにこのソーの登場場面は『マイティ・ソー』シリーズ第3作『マイティ・ソー バトルロイヤル』の一場面であり、ソーがストレンジと出会うまでの経緯もこの作品にて描写されている。

設定・用語[編集]

魔術関連[編集]

魔術/ミスティック・アーツ
古来より伝えられてきた、多次元宇宙(マルチバース)にアクセスし強力なパワーを引き出すための技法。呪文と身振りにより構成され、魔術師たちは呪文によって自らの思考を、身振りにより肉体をそれぞれ集中させ、魂を制御することで思考を現実化することができる。また魔術師は、修行を積んでいくことによって、機能を失った身体の一部を魔力によって再び動かすことや[注釈 6]、他の次元に干渉できるほどの超常的なパワーを発現することも可能となる。
エルドリッチ・ライト
多次元宇宙のエネルギーを引き出して発するパワーで、人の目には輝くオレンジ色の光として映る。魔術師は戦闘時にこの光で魔法円を展開し[注釈 7]、それをさまざまな武器や防具の形に変えて装備する[注釈 8][注釈 9]
至高の魔術師(ソーサラー・スプリーム)
魔術師の一団“マスターズ・オブ・ミスティック・アーツ”の中で、一団を率いる資格と実力を持つ魔術師に与えられる称号。初代は古えの魔術師“アガモット”であったが、現在ではエンシェント・ワンがこの称号を持つ。
カリオストロの儀式
“カリオストロの書”に記載されている、闇の儀式。この儀式を行うことで、身体を不老のものに変化させたり、通常のもの以上に強力な魔術を発動することができるほどのパワーを暗黒次元(ダーク・ディメンション)から授けられる。
闇の魔術
暗黒次元由来の魔術。この魔術の使い手は、暗黒次元の魔力の影響により額にドルマムゥの紋章が赤く浮かび上がり、目元は黒くひび割れている[注釈 10]。エルドリッチ・ライトではなく、透明状のエネルギー体を発生させ、それを武器の形に変えて装備したり[注釈 11]、現実世界の空間すら湾曲させるなどの魔術を行使できるようになる。

レリック[編集]

魔術師が使用する道具。道具ごとに強力でさまざまな魔力が込められており、それぞれ戦闘や移動に用いられる。レリック自体が、持ち主を選ぶ。

スリング・リング
自分が望む行き先へのゲートウェイ(出入り口)を開く指輪で、二本指だけ通すメリケンサックのような形状をしている。これを指先に嵌めて前方にかざし、もう片方の手で円を描くことでゲートウェイを開けるが[注釈 12]、集中して行き先を念じなければ発動しない。ゲートウェイは一度開くと、魔術師によって閉じない限り開いたままの状態を維持する。また、戦闘などで紛失してしまえば移動は不可能になる。魔術師の中でも初歩的な道具で、最初に使用法を学ぶレリックでもある。
また、ミラー・ディメンションからの脱出に必要不可欠なアイテムでもある。
浮遊マント
ニューヨークのサンクタム・サンクトラム内の陳列室のガラスケースに収められていた赤いマント。カエシリウスに苦戦していたストレンジに突如として加勢し、以後彼の愛用品となった。レリックの一つであるものの、意思を持っており、モルドとエンシェント・ワンによれば、気まぐれな性格で他人にはなかなか懐かないというが、気に入られるとマント自身が魔術師へと取り付くように身に付けられる。
このマントを身につけると、空中を自在に浮遊飛行できるようになり、ストレンジがマントを身に付けた後に魔術の威力が増した描写があることから、魔力を増幅する力もある様子。また、戦闘中にマント単体が敵に巻きついて攻撃したり、助言するような行動を示すなど、独自に支援する場合もある。
アガモットの目
至高の魔術師の初代であったアガモットの名を冠した首飾り。時間そのものを自在に操ることができ、使用時にはペンダント本体部分が駆動して内部の緑色の石が露出・発光し、独特の緑色の魔法円が展開する。使用者によって、任意の人物や場所などを、操る時間に干渉されないよう処置することも可能。
エンシェント・ワンの蔵書を読み解かなければ使用出来ないほどの難解な呪文で保護されており、普段はウォンが厳重に管理していたが、持ち前の瞬間記憶力で蔵書の内容を理解したストレンジがたびたび忍び込み、アガモットの目を用いた魔術を試していた。
カエシリウスの襲撃により、成り行きでそのままストレンジが終盤まで持ち歩くことになる。
内部に収められている緑色の石は“インフィニティ・ストーン”の一つである、時間を司る“タイム・ストーン”である。
ヴァルトのブーツ
モルドが常時履いている一足の靴。これを履くことで、空中を蹴りながら歩行・跳躍ができる[注釈 13]
リビング・トリビューナルの杖
モルドが背負って携行・愛用する、多節棍のように変化する杖。モルドはこれを修行や戦闘で鞭のように用いる。
ワトゥームの杖
香港のサンクタム・サンクトラムのレリックの陳列室に置かれていた杖で、ウォンがカエシリウスらゼロッツに立ち向かうために持ち出す。
ボムガリアスの火桶
ニューヨークのサンクタム・サンクトラムの陳列室に飾ってあった火桶。使用者の魔術(呪文)をより強力にするパワーを持つが、カエシリウスとの戦いで防戦一方だったストレンジは、このレリックを咄嗟に相手に向けたものの、使い方を知らなかったため、投擲攻撃に使用。その結果破損する。
サイトラックのクリムゾン・バンド
3000年前のバビロンで作られた拘束具。これもニューヨークのサンクタム・サンクトラムの陳列室の壁にかけてあったレリックで、カエシリウスと戦闘中のストレンジが浮遊マントのサポートを受けて投げつけると、カエシリウスの身体にはまり、彼を膝まづかせながら機械的な挙動と共に、カエシリウスの手足と口元の自由を奪った。しかしストレンジがルシアンと戦っているうちに、カエシリウスはこれを壊して拘束を解く。
ダヴェロスのダガー
ニューヨークのサンクタム・サンクトラムの陳列室に飾ってあった短剣。数本が存在し、ゼロッツの面々も携行する。

その他のアイテム[編集]

ジャガー・ルクルト[注釈 14]
ストレンジがクリスティーンから貰った高級腕時計で、本体の裏には『Time will tell you how much I love you, Christine.』というメッセージが彫られている。事故後のストレンジは、両手の手術費用のために保有していたさまざまな高級品を売り払ったが、唯一この腕時計だけは売らなかった。しかし、カトマンズの路地裏で暴漢にこれを狙われた挙句、ストレンジが袋叩きにされたことで文字盤は割れてしまい、動かなくなってしまった。
それでもストレンジはこの腕時計を持ち続け、物語のラストでも修理することなく左手に巻く。まさにストレンジのクリスティーンに対する想いが込められた腕時計である。
カリオストロの書
カマー・タージの図書館に収蔵されていた魔法書のうちの一冊で、書式はサンスクリット語。時間を操る危険な魔術が掲載されており、本作の冒頭でカエシリウスはカリオストロの儀式のページを破って奪取した。後にストレンジも、アガモットの目の力を行使して、破り取られたページを一時的に修復し、儀式の概要を知ることになる。

多次元宇宙(マルチバース)[編集]

この世界とは異なる、ありとあらゆる次元宇宙の総称。魔術師たちは、マルチバースを開くことによって得たエネルギーを用いて様々な魔術を行使する。 エンシェント・ワンは、東洋医学だけでなく魂と魔術といった目に見えない概念まで卑下したストレンジに、このマルチバースの一部を魔術で見せつけ、この体験からストレンジは魔術に感銘を受け、エンシェント・ワンに教えを請うようになる。

ミラー・ディメンション
現実世界を基に作り出した仮想空間のような次元。密接に繋がった現実世界を反映しているものの、鏡映しのように正反対の世界で、暗黒のエネルギーで成り立っている。こちらから現実世界を視認することはできるが、直接的な干渉はできない。逆に、現実世界側からは一切の視認、干渉は不可能。
主に戦闘時や、捕らえた相手の拘束に使用される。相手と自分をこの次元に隔離することで現実世界に損害を与えず戦闘を行ったり、追手からの逃走に使用される。スリング・リングが無ければ出入りは不可能になる。反面、暗黒次元由来の魔術の使い手は、この次元内の構造を自在に操ることができ、彼らを相手として戦う場合は相性が悪い。
アストラル・ディメンション
肉体を離れた精神や魂などの霊的な物が存在する次元。この次元も現実と密接に繋がっており、魔術師たちは“アストラル投射”という魔術によって、幽体離脱のように肉体から精神体“アストラル体”を分離させ、建物などの構造物を無視して自在に移動することができる。アストラル体同士では、会話や戦闘などのやりとりをすることも可能。しかし、肉体は無防備な状態で現実世界に放置されるため、敵に襲撃される危険もある。
基本的に現実世界からの認識は不可能だが、アストラル・ディメンション側から任意で姿や音声を現実世界に現すことは可能。また、壁や物体にぶつかった際の物音や衝撃はそのまま現実世界にも反映される。
暗黒次元(ダーク・ディメンション)
この世界とは根本的に異なる物質で満ちた暗黒の空間で、生命体はおろか時間や生死、倫理など人間の概念が存在しない。暗澹としており、取り込まれて朽ち果てたと思しき星々が数多く浮かんでいる。
カエシリウスらゼロッツによって、香港に出現させられ、壊滅的な被害を与えたが、ストレンジの策に嵌ったドルマムゥによって香港から消失する。
ドルマムゥ
暗黒次元を支配している邪悪な存在で、飽くなき欲望と無限の力を持つ。その外見は、暗黒次元に浮かぶ巨人のようなエネルギー体で、顔面は縦に波打っている。無数の突起物状のエネルギー体、口から吐く破壊光線、光球、星々の岩石を利用する串刺しなど、非常に強力で多彩な攻撃手段を披露する。また、文字通り直接倒す方法は現時点で存在しない。
他の次元をも暗黒次元に引き込むために地球を第一の侵略目標に定め、その機会を虎視眈々と狙っていたものの、エンシェント・ワンとは地球を巡って長年に渡って対立し、サンクタムを破れずにいた。ゼロッツによって暗黒次元が香港に出現した際には、眼前に現れたストレンジを徹底的に圧倒したが、彼の時間ループに閉じ込められて根負けし、ストレンジと「ゼロッツを地球からつまみだして共に別の次元に立ち去り、2度と地球に手を出さないと誓えば解放する」という取引に応じて、ゼロッツと共に地球から去る。

団体・聖域・施設[編集]

マスターズ・オブ・ミスティック・アーツ
厳しい訓練で習得した魔術を駆使して、この次元を侵略しようとする闇の勢力に対抗する魔術師の一団。“アベンジャーズ”とは異なり、人知れず戦いに臨むため、その存在は世間に認知されていない。魔術師たちは魔術そのものだけでなく、格闘技などの体術やレリックの使用法も修行で習得しなければならない。魔術を会得した者は“マスター”と呼ばれる。また、魔術師たちにはランクが存在し、それは身に纏う道着の配色で識別される。ランクの色分けは下から、初心者(灰)→見習い(赤)→門徒(青)→達人(好みの色)となっている。
カマー・タージ
ネパールのカトマンズにある、魔術師のために建てられた修行場。出入り口は路地裏にある一般的な住宅と同等の小規模な玄関で、見た目は古びているが、ネパールの美しい山々を一望でき、内部にはエンシェント・ワンの謁見の間をはじめ、魔術師たちの居住設備のほかにも広い図書館や、3ヶ所のサンクタム・サンクトラムそれぞれに繋がる扉の間が存在し、Wi-fiも繋がる。
ここでエンシェント・ワンを筆頭に、彼女の指導の下で多くの魔術師達が日々修行に励んでいる。
エンシェント・ワン亡き後の、本修行場の主については不明。
図書館
ウォンによって管理される、古今東西のあらゆる魔法書が収蔵された部屋。各魔法書は、ラックに鎖で縛り付けて保管されている。
本作の冒頭では、ゼロッツを率いるカエシリウスによって、ウォンの前任者の魔術師が斬首され、カリオストロの書が奪われる。
サンクタム
地球をあらゆる別次元からの侵略から守るために構えられた聖域。ロンドン、ニューヨーク、香港の3ヶ所に存在する。アガモットによって張りめぐらせた結界によって多次元宇宙からの侵略者の襲来を防いでいる。
サンクタム・サンクトラム
3ヶ所のサンクタムを守護する砦として建てられた施設。3ヶ所それぞれの建築様式とシンボルは異なり、マスターのランクに達する魔術師が主として常駐している。3ヶ所のうち2ヶ所でも破壊されると結界が消滅し、多次元宇宙からの侵略者が襲来してしまう[注釈 15]
ニューヨーク
グリニッジ・ビレッジのブリーカー通り177Aが住所である、ニューヨークのサンクタム・サンクトラム。4階建てで最上階にあるアガモットの目と同デザインのオキュラス(丸い大きな窓)が特徴の洋館。玄関を入るとすぐに上階への階段がある広間に出られる。上階の廊下の先の行き止まりは、3つのゲートウェイが並ぶホールとなっており、ゲートウェイはそれぞれ脇にあるダイヤルを回すことで、森の中や砂漠に海など、さまざまな場所を行き先として選択できる。最上階はレリックを収めたガラスケースが数多く立ち並ぶ陳列室となっており、上記のレリックも複数保管されていた。
ロンドンのサンクタム・サンクトラムを破壊したゼロッツが次の目標として2度に渡って襲撃し、主のドラムが命を奪われ、施設の内部もかなり荒らされてしまったが、ストレンジの奮戦により施設の完全破壊は免れ、物語のラストでは、ストレンジがここの主となる。
ロンドン
物語の中盤でゼロッツに襲撃・破壊された、ロンドンのサンクタム・サンクトラム。具体的な所在地と建築様式は不明。
香港
香港の街中にあるサンクタム・サンクトラム。古びた5階建てのビルで、最上階にシンボルであるオキュラスとレリックの陳列室がある。
ウォンたち数人の魔術師が守護しようとしたものの、一度ゼロッツによって破壊されてしまった。だが、ストレンジがアガモットの目の力を行使し、破壊される前の時間に戻ったことで修復される。
ゼロッツ
闇の力を狂信し、エンシェント・ワンの教えに背いて離反した魔術師の一団。カエシリウスを筆頭に、赤紫色の道着を身にまとった彼の弟子たちは、魔術に加えて杖やダヴェロスのダガーを武器とする。
物語の序盤では、十数人の弟子たちが属していたが、エンシェント・ワンとの戦闘で多くの者が倒された。それでも現実世界を暗黒次元へと引きずり込むために、闇の魔術の力を得て、3ヶ所のサンクタムを攻撃し、マスターズ・オブ・ミスティック・アーツと連戦する中、遂に香港に暗黒次元を出現させた。しかし、ストレンジの策に嵌ったドルマムゥによって、生き残ったカエシリウスたちは最終的に暗黒次元へ吸い込まれることになる。
メトロポリタン総合病院
ニューヨークにある、クリスティーンやウエストたちが務める総合病院で、物語の前半まではストレンジもここに籍を置き、医者としての腕を振るっていた。
魔術師となったストレンジは、ゼロッツとの戦闘中に負傷してここを訪ね、クリスティーンの手当てを受けながらアストラル・ディメンションでルシアンと再戦し、その後、瀕死の重傷を負ったエンシェント・ワンも搬送されて手術を受けるも、息を引き取る。
デアデビル』をはじめとする、“ディフェンダーズ”に属するヒーローたちが活躍するMCUドラマ各作品には、“メトロ総合病院”という名称の病院施設が登場している。
アベンジャーズ・タワー
かつてアベンジャーズの本部施設であった、ニューヨークのグランド・セントラル駅の北側に隣接する超高層ビル。本作の時点では、アベンジャーズの本部機能が別施設に移り、アベンジャーズに属するヒーローも登場しないため、背景の一部としてしか写らない。

他マーベル作品とのクロスオーバー[編集]

  • ストレンジが講演へ出発する前に描写されたニューヨークの都市にアベンジャーズタワーが登場した。
  • ストレンジが事故直前、車の中にて運転中下半身不随となった軍人を見てほしいという電話が入るが、これは『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で負傷したローズ大佐と当初は思われていた。しかし後に監督がローズ大佐ではないと明言している。
  • 主要キャストのクレジットシーン後のソーの登場場面は、『マイティ・ソー』シリーズ第3作『マイティ・ソー バトルロイヤル』の一場面であり、ソーがストレンジと出会うまでの経緯もこの作品にて描写されている。

受賞[編集]

映画賞 対象 結果 出典
2017 第21回美術監督組合賞(ADC賞) ファンタジー映画部門 未決定 [6]
第15回視覚効果協会 長編実写映画・視覚効果賞 未決定 [7]

日本での公開[編集]

日本では約二か月遅れの1月27日に公開された。キャッチコピーは「上から目線の天才外科医。彼を目覚めさせたのは、魔術ー」である。公開初日には来日したカエシリウス役のマッツ・ミケルセンが登壇しての舞台挨拶が行われた。映画興行収入ランキングでは初登場1位を果たした。アメコミ映画がランキング1位にランクインするのは『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』以来となる。マーベル・シマティック・ユニバース内では4作目に当たり、単体タイトル作品としては『アイアンマン』以来の快挙である。

批判[編集]

原作コミックにおいてもともとはチベット系の武道の老師であったエンシェント・ワンを白人の女優であるティルダ・スウィントンに演じさせたことが映画におけるホワイトウォッシングであるとして批判されたが、これに対して監督をつとめたスコット・デリクソンは、原作であるコミック版のエンシェント・ワンについて「白人のヒーローに教えを授ける年取ったフー・マンチュー風のメンター像をひきずった1960年代の西洋のステレオタイプ[8]」だと述べ、「東洋のキャラクターや人についてアメリカ人が持っているひどく古いステレオタイプで、何をしてでもこういうステレオタイプは避けないとと強く思ったんです[9]」とスウィントンを起用した理由を弁護している。マーベル・スタジオ側もステレオタイプを避けるためにこうしたキャスティングを行ったと弁明したが、「エンシェント・ワンについてあるアジア系のステレオタイプを避けようとしたせいで別のステレオタイプを強化している」という批判を受けた[10]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 魔術師に転身してからも、自身を「マスターでもミスターでもなく、“ドクター・ストレンジ”だ」と豪語した。
  2. ^ 精密な動きが不可能となったのであって、ペンや髭剃りなどの物を持ったり、一時的に壁などに捕まる程度は出来る。
  3. ^ そんな姿勢をモルドには非難され、エンシェント・ワンも「柔軟で吸収力が有るが、弱い」と指摘した。
  4. ^ 正確には助手が断っていた。
  5. ^ モルド曰く、「無慈悲で寛容」。
  6. ^ あくまで魔力で「動かす」だけであって、「元の身体機能を回復させる」わけではない。物語のラストで、マスターとなったストレンジは、負傷した両手を少しずつ上手く動かせるようになりかけてきたことが描写される。
  7. ^ その際には、火花が飛び散る。
  8. ^ ストレンジや闇の魔力を得る前のゼロッツの面々は鞭、エンシェント・ワンは一対の扇子に形作って装備する。
  9. ^ 魔法円の展開を省略して武器や防具の形に変えることも可能。
  10. ^ エンシェント・ワンは、闇の魔術を発動する際に額にドルマムゥの紋章が赤く浮かび上がるのみだった。
  11. ^ カエシリウスらゼロッツの面々は、大小双方の刃を形作って装備したが、エンシェント・ワンは終始エルドリッチ・ライトを駆使していた。
  12. ^ 開いたゲートウェイの外輪からも火花が飛び散る。
  13. ^ 空中を蹴ると、小さな魔法円が発生する。
  14. ^ 型番はマスター・ウルトラスリム・パーペチュアル、モデルはステンレススチールである。
  15. ^ 劇中ではニューヨークの施設だけが完全破壊を免れ、香港の施設を破壊されたことで現実世界に暗黒次元が出現した。

参考[編集]

  1. ^ a b c Doctor Strange” (英語). Box Office Mojo. 2017年1月27日閲覧。
  2. ^ 2017年興行収入10億円以上番組 (PDF) - 日本映画製作者連盟
  3. ^ “カンバーバッチ主演「ドクター・ストレンジ」2017年1月27日に公開決定”. 映画ナタリー. (2016年7月26日). http://natalie.mu/eiga/news/195800 2016年7月26日閲覧。 
  4. ^ a b c d “「ドクター・ストレンジ」樋口可南子と松下奈緒が吹替初挑戦、小野大輔も参加”. 映画ナタリー. (2016年11月16日). http://natalie.mu/eiga/news/209499 2016年11月16日閲覧。 
  5. ^ “話題のふきカエ ドクター・ストレンジ”. ふきカエル大作戦!!. (2017年1月27日). http://www.fukikaeru.com/?p=5675 2017年1月27日閲覧。 
  6. ^ “第21回米美術監督組合賞ノミネート発表”. 映画.com. (2017年1月10日). http://eiga.com/news/20170110/11/ 2017年1月10日閲覧。 
  7. ^ “「ローグ・ワン」視覚効果協会賞で7部門ノミネート!”. 映画.com. (2017年1月12日). http://eiga.com/news/20170112/8/ 2017年1月12日閲覧。 
  8. ^ Stefan Kyriazis (2016年10月27日). “Doctor Strange director on 'whitewashing' Tilda Swinton: I didn't want a racist Fu Manchu”. Express. 2017年4月27日閲覧。
  9. ^ Karen Chu (2016年10月13日). “'Doctor Strange' Director Addresses Whitewashing Controversy”. The Hollywood Reporter. 2017年4月27日閲覧。
  10. ^ Olivia Truffaut-Wong (2016年11月4日). “'Doctor Strange' Avoids One Asian Stereotype With The Ancient One But Reinforces Another”. Bustle. 2017年4月27日閲覧。

外部リンク[編集]