アイアンマン3

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アイアンマン3
Iron Man 3
Iron Man 3 logo.jpg
監督 シェーン・ブラック
脚本 ドリュー・ピアース
シェーン・ブラック
原作 スタン・リー
ラリー・リーバー
ドン・ヘック英語版
ジャック・カービー
製作 ケヴィン・ファイギ
製作総指揮 ルイス・デスポジート
スタン・リー
チャールズ・ニューワース英語版
ラルス・P・ウィンザー
ジョン・ファヴロー[1]
ダン・ミンツ
ヴィクトリア・アロンソ
スティーブン・ブルサール
出演者 ロバート・ダウニー・Jr
グウィネス・パルトロー
ドン・チードル
ガイ・ピアース
レベッカ・ホール
ステファニー・ショスタク
ジェームズ・バッジ・デール
ジョン・ファヴロー
ベン・キングズレー
音楽 ブライアン・タイラー
撮影 ジョン・トール[2]
編集 ジェフリー・フォード
ピーター・S・エリオット[2]
製作会社 マーベル・スタジオ
DMGエンターテインメント
フェアビュー・エンターテインメント
配給 ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ1
公開 日本の旗 2013年4月26日
アメリカ合衆国の旗 2013年5月3日[3]
上映時間 130分[4]
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $200,000,000[5]
興行収入 $1,214,811,252[6]
日本の旗 25.7億円[7]
前作 アイアンマン2(シリーズ前作)
アベンジャーズマーベル・シネマティック・ユニバース前作)
次作 マイティ・ソー/ダーク・ワールド(マーベル・シネマティック・ユニバース次作)
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アイアンマン3』(Iron Man 3)は、2013年公開のアメリカ合衆国スーパーヒーロー映画である。

マーベル・コミック」のアメリカン・コミックヒーロー『アイアンマン』の実写映画化作品の第3作品目。また、様々な「マーベル・コミック」の実写映画を、同一の世界観のクロスオーバー作品として扱う『マーベル・シネマティック・ユニバース』シリーズの作品としては『アベンジャーズ』に続いて第7作品目の映画となる。また、「フェイズ2(第2シーズン)」の第1作目でもある。

概要[編集]

マーベル・コミック」のアメリカン・コミックヒーロー『アイアンマン』の実写映画化作品の第3作。『アイアンマン』、『アイアンマン2』の続編である。また、様々な「マーベル・コミック」の実写映画を、同一の世界観のクロスオーバー作品として扱う『マーベル・シネマティック・ユニバース』シリーズの作品としては『アベンジャーズ』に続いて第7作目となる。そのこともあり、『アベンジャーズ』でハルクに変身してアイアンマンと共闘したブルース・バナーが、エンディングで出演している。

本作は映画『アイアンマン』シリーズ三部作の一応の「完結編」としており[8]、主人公のトニー・スタークが、アイアンマンになる以前の今より横柄だった頃の無礼が招いた危機と、アイアンマンとなったことで生じたトラウマ、今なお胸の奥に残る兵器の破片、1作目ではトニーを拉致し2作目では敵役のウィップラッシュを影から支援していた因縁深いテロリスト組織「テン・リングス」とそのリーダー「マンダリン」の真の正体が明らかになり直接対決する、などといった様々な問題に決着を付ける内容となっている。

マーベル・スタジオが製作、ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズが配給する1。監督はシェーン・ブラック、脚本はブラックとドリュー・ピアースが務め、ウォーレン・エリス英語版によるコミック「エクストリミス」を基にした物語となっている。トニー・スターク役のロバート・ダウニー・Jr、ペッパー・ポッツ役のグウィネス・パルトロー、ジェームズ・ローディ役のドン・チードルは引き続いて出演する。前2作の監督であるジョン・ファヴローは製作総指揮としてクレジットされると同時に引き続いてハッピー・ホーガン役を務め、この他にガイ・ピアースレベッカ・ホールステファニー・ショスタクジェームズ・バッジ・デールベン・キングズレーらが主要キャラクターを演じる。

『アイアンマン2』公開後の2010年5月にファヴローは監督降板を表明し、翌2011年2月にブラックが新たに起用された。2012年4月から5月にかけてキングズレー、ピアース、ホールらが加わり、5月23日よりノースカロライナ州ウィルミントンで撮影が開始された。ノースカロライナ州の他にもフロリダ州中国ロサンゼルスでも撮影が行われた。視覚効果にはスキャンラインVFXデジタル・ドメインWETAデジタルなど17社が参加した。

ポストプロダクション時にステレオDによる3D変換され[9]、2013年4月14日にフランス・パリのグラン・レックス英語版でプレミア上映が行われた[10]。国際市場では4月25日[11]、北米では5月3日に封切られた。日本では4月26日と全米の一般公開日よりも早く封切られた。マーベル・シネマティック・ユニバースの映像作品で、このような措置が取られたのは本作が初である(二作目は2016年公開の『シビル・ウォー』)。日本でのキャッチコピーは「さらば、アイアンマン」となっている。

あらすじ[編集]

トニー・スタークは、1999年の大晦日にスイスのパーティーに訪れていた。パーティーで知り合った植物学者のマヤ・ハンセンに興味を持って彼女の部屋に向かうが、「アドバンスド・アイデア・メカニックス英語版(A.I.M.)」の創設者である若き科学者、アルドリッチ・キリアンの熱烈な交渉を受ける。トニーはキリアンに屋上で商談する約束をしてあしらい、キリアンに屈辱を与える。部屋で生物の遺伝子の未使用領域を活用して能力を向上させるという研究について話し合い、マヤと一夜を過ごした。

2012年12月。ニューヨークにおけるアベンジャーズロキらの戦いから1年後。トニーはスターク・インダストリーズを恋人ペッパーに任せ、アーマーを次々と開発していた。遠隔操作と自動装着を可能にする新型「マーク42」まで開発したものの、かつての戦いで不眠症パニック障害を患ったトニーは、悪夢や発作に悩まされ、どこに行くにもアーマーを持ち歩く「アーマー依存症」とも言うべき状態に陥っていた。

その頃アメリカ国内では、爆破テロを行っては電波ジャックによる犯行声明を出す「マンダリン英語版」率いるテロリスト組織「テン・リングス」の活動が問題視されていた。トニーの親友であるジェームズ・“ローディ”・ローズ大佐、大統領の命を受け、「ウォーマシン」を改良した新型スーツ「アイアン・パトリオット」を着て捜査を行っていたが、周囲に全く爆弾の痕跡を残さないことから、実行犯を特定できずにいた。

そんなある日、ペッパーの元にキリアンが現れる。かつては小さな研究所だったA.I.Mは、今や政府に認可されるほどの大きなシンクタンクとなっていた。キリアンはペッパーに、人間の脳の未使用領域を利用して人の能力を向上させる細胞「エクストリミス」の研究を行っていることを打ち明け、その研究開発を共同で行おうと提案するが、研究結果が軍事利用されるかもしれないと考えたペッパーは断る。一方、警備主任となっていたハッピーはキリアンとその同行者を不審に思い、彼らを尾行して、チャイニーズ・シアターで同行者が謎のスーツケースを浮浪者に渡す現場を押さえる。が、そのスーツケースに入っていた薬品を浮浪者が摂取した直後、高熱を発しながら爆発を起こす。周囲の民間人数名が犠牲になり、ハッピーも重傷を負って昏睡状態となってしまった。

事件を知ったトニーは、マスコミを通じて「お前の命はここまでと思え。いつでも受けて立つ」と、自宅の住所を公表してマンダリンに宣戦布告。情報収集を行い、テネシー州のある町で酷似した爆発事件が起きていたことを知る。その直後、マヤがエクストリミスの件で相談があると言ってトニーの家を訪れるが、マスコミのヘリに偽装したテロリストのヘリが襲撃してくる。まだ武装の配備や調整が万全でない「マーク42」の最新機能を何とか使いこなし、自宅を破壊されながらもペッパーとマヤの2人を逃し、自身も空を飛んで危機を脱するが、テネシー州に不時着したところでスーツは故障してしまう。トニーは現地で偶然出会った少年・ハーレーの協力を得ながら爆発事件の現場や関係者を調べるうちに、爆発を起こした人間がキリアンの属しているA.I.Mに関わっていることを知る。

ローディの協力を得ながらマンダリンのアジトを突き止めたトニーは、マンダリン本人を尋問するが、マンダリンという人物は実在せず、本人とされていたのは金で雇われた売れない俳優トレヴァー・スラッテリーであり、裏で糸を引いていたのはキリアンであるという事実を知る。キリアンはマンダリンという架空のテロリストを作り上げてテロを起こさせ、それに乗じて各国の政府や軍に武器を売るというマッチポンプを行い、世界を裏で操ろうと画策していたのだ。その直後にトニーはローディと共にキリアンに囚われ、マヤと再会し、彼女がキリアンの手先だったことを知る。トニーはそこで、マヤはエクストリミスを平和利用の目的で広めるために止む無くキリアンに接触したこと、ペッパーもキリアンに捕まり、エクストリミスを投与されて拷問されていることを知らされる。トニーの説得でマヤはキリアンから離反するが彼の手で殺されてしまい、トニーもまた命の危機に瀕するが、J.A.R.V.I.Sとハーレーが修理したマーク42が飛来、これを装着したトニーはローディと共に反撃に転ずる。

クリスマスの夜、ペッパーが囚われた巨大タンカーに潜入したトニーとローディは、これまで開発したアーマーを全機召喚してテン・リングスに総攻撃をかけ、現場に捕らわれていた大統領を救出。続いてペッパーを発見するが、投薬で自らもエクストリミス・ソルジャーとなったキリアンの妨害にあい、トニーの奮闘むなしくペッパーは火災の炎の中に転落してしまう。怒りに燃えるトニーはキリアンとの一騎討ちの末、マーク42をキリアンに着せて自爆させるという奇策で重傷を負わせる。それでもなお立ち上がるキリアンだったが、同じくエクストリミスの作用で超人と化し、炎の中でも生き延びていたペッパーの反撃で死亡した。こうして一連の事件は決着し、ペッパーとトニーはお互いの愛を確かめ合うと、アーマー依存症の克服を宣言し、総攻撃で破壊されなかったアーマーを全てクリスマスの花火代わりに自爆させる。その後、ペッパーはトニーの開発した解毒剤で常人に戻り、トニーもアーク・リアクターを胸から外して心臓手術を受け、ミサイルの破片を胸から除去されて普通の人間に戻った。こうしてヒーローではなくなったトニーだが、「アーマーは私にとって繭だった。それを破って私は生まれ変わった」と述懐、新たな人生を歩むことを決意して物語の幕は降りる。

登場人物[編集]

※括弧内は日本語吹替

トニー・スターク / アイアンマン
演 - ロバート・ダウニー・Jr[2]藤原啓治
大富豪の天才発明家にして慈善家。アベンジャーズの中心的メンバー。本作では、昨年のニューヨーク決戦の際に死にかけた経験で、当時の闘いに関連する単語を聞くとパニック発作を発症するほど深刻なPTSDと不眠症[注釈 1]を抱え込み、その不安を払拭するためにアイアンマン・アーマーの増産に没頭し、外出時にもアーマーを持参するなど“アーマー依存症”といっても過言でない状態にまで陥ってしまった。そんな悩みを引きずったまま新たな幾多の受難に襲われ、孤立無援の闘いに赴くこととなるが、アーマーが使用不能でも、持ち前の頭脳と発明家としての技能を活かし、これまでに見せたことがない戦法で敵に挑んでいく。
マーク42の開発に励んでいたクリスマスシーズンに、親友のローディから体調を心配され、恋人のペッパーとの関係も危うくなってしまっていたなか、自身とペッパーの仲を気遣ってくれたハッピーが、世間を騒がせている“マンダリン”のテロの巻き添えで重傷を負ったことに怒り、マスコミの前でマンダリンへ自宅の住所も告げて宣戦布告同然に挑発してしまう。だが後日、スターク邸でマンダリンの情報を集め、来訪したマヤを迎えた矢先に、マンダリンの刺客が差し向けた武装ヘリ3機の襲撃を許してしまった。ペッパーとマヤを避難させ、マーク42を装着してヘリ2機を撃墜するが、破壊されたスターク邸の瓦礫ごとマリブの海へ水没し、J.A.R.V.I.S.によるマーク42の誤操作でテネシー州へと飛び立ってしまった。
不時着したローズヒルで、マーク42が停止しJ.A.R.V.I.S.の助力も暫く得られなくなるが、代わりに出会ったハーレイの協力を受けてチャド・デイヴィスの爆死現場や、彼の母親からA.I.M.の機密ファイルを入手。そこへ襲ってきたブラントを打倒し、サヴィンも撃退した。そして、サヴィンの愛車を奪ってハーレイにマーク42とJ.A.R.V.I.S.の管理を任せ、ローズヒルを後にした。
ローディや、道中で出会ったゲイリーの助けを借りてA.I.M.のエクストリミス実験の証拠映像を視聴し、復旧したJ.A.R.V.I.S.とハーレイからマンダリンの拠点の在り処を知らされ、ホームセンターで買い漁った大量の材料で即席の武器を創り、マイアミのマンダリンの拠点に浸入したが、そこでマンダリンの真実をスラッテリーから知らされ拍子抜けする。だがその隙を突かれてサヴィンに拘束されてしまう。
眼前にいたマヤに自分を解放するよう説得を試みるが、彼女は本性を現したキリアンに射殺されて失敗。しかし、キリアンの目を盗んで再起動したマーク42を呼び寄せて装着し、自身と同様に捕らわれていたローディと合流。スラッテリーからペッパーとキリアンの行方を聞き出し、押収した高速ボートでフロリダ沖へ向かうが、アイアン・パトリオットを奪い、エリスを襲ったサヴィンの対処のためにマーク42を遠隔操作して、大統領専用機へ飛び、格闘の末サヴィンを倒した。同時に機外へ吹き飛ばされてしまった乗務員13人は、墜落前に乗務員全員で手足を掴みあって掬い上げ、河川に着水させるという方法で救出した。
そしてローディと共にフロリダ沖の埠頭に到着し、現れたエクストリミス・ソルジャーたちに対抗するために“ホーム・パーティ・プロトコル”を発動し、エリスをローディに任せて自身はペッパーの救出へ向かうが、キリアンの妨害に逢い、彼女を火災の中に転落させてしまった。それでもキリアンに決闘を挑み、遅れて来たマーク42の自爆攻撃を仕掛けるが、倒すことはできなかった。しかし、エクストリミスに適合したペッパーがキリアンにとどめを刺したのを見て、彼女の治療とアーマーの処分を約束し、“クリーンスレート・プロトコル”を起動して、壊れなかったアーマー全てをクリスマスの花火代わりとして爆破した。
その事後、PTSDも不眠症も克服し、数年間心臓付近に刺さっていたミサイルの破片の除去手術を受け、ペッパーと一層仲を深めた。物語のラストで、スターク邸跡地に赴き、不要になったアーク・リアクターを海へ投げ捨て、DUM-EとUをサルベージしてその場を後にする。
ヴァージニア・“ペッパー”・ポッツ英語版
演 - グウィネス・パルトロー岡寛恵
スターク・インダストリーズCEOにして、トニーの恋人。本作では、トニーと寝室を共にするほどの関係となったが、アーマーに依存する彼に危惧を抱き、互いの距離を不安に思っている。これまで数回の困難を目の当たりにしたためか、荒事に直面しても取り乱す素振りを見せなくなったが、元同僚のキリアンから仕事を持ちかけられたことがきっかけで、これまで以上の危機に瀕してしまう。
ハッピーの働き振りにやや困惑しながらも、スターク社のCEOとして順調に業務をこなす日々を送っていたところに再会したキリアンからエクストリミスの合同研究を依頼されるが、軍事利用される危険性からこれを拒否した。一方で、ニューヨーク決戦のトラウマからアーマーを増産するトニーに対しては心配しつつも、呆れて冷たい態度をとってしまう。後にトニーがマンダリンへ宣戦布告した際には、スターク邸からの避難を推し進めるものの、時すでに遅く武装ヘリの攻撃を受け、トニーからマーク42を緊急装着され、彼や来客のマヤを救うが、スターク邸を大破され、トニーとも離ればなれとなった。
残されたアーマーのヘルメットで、トニーからの謝罪と生存を伝える留守電を聴いて安心すると、マヤからキリアンとマンダリンの繋がりを知らされ彼女を自宅へ招くが、そこに現れたキリアンに捕まり、強引にエクストリミスを投与される。
体内のエクストリミスに苦しみながら、フロリダ沖の埠頭に人質として捕縛され、駆け付けたトニーに安心するが、不慮の事故で火災の中へ転落してしまう。だがエクストリミスに適合したために一命を取り留めて、トニーに襲いかかるキリアンを鉄骨で殴り飛ばし、自分に誤って攻撃してきたマーク8のミサイルとリパルサーを駆使してキリアンを撃破した。自身の変化に混乱するも、症状を克服したトニーから治療を約束され、元の体質に戻り、心臓手術を終えたトニーと一層仲を深める。
ジェームズ・“ローディ”・ローズ / アイアン・パトリオット英語版
演 - ドン・チードル[2][12]目黒光祐
トニーの親友であるアメリカ空軍所属の軍人。以前は中佐だったが、本作では昇進して大佐となり、新たなアーマーの“アイアン・パトリオット[注釈 2]を装着して上層部の指示により紛争地域の鎮圧に出動する任務を請け負っている。しかし敵の策に嵌まり、パトリオットを奪われて悪用されてしまうなど、苦労人としての役どころが半ばお約束となっている。それでも、パトリオット無しで現役軍人としての実力のみでエクストリミス・ソルジャーを撃退する活躍を見せる。
トニーにマンダリンの極秘情報を伝え、マンダリンの映像の発信地であるパキスタンへ出動し捜索を開始するが、2度の誤情報の末に安物スポーツウェアの縫製工場で作業員になりすましたエクストリミス・ソルジャーに捕まってしまう。
パトリオットを装着したままキリアンの拠点に捕縛されながらも抵抗したが、あしらわれてパトリオットを奪われた。だがトニーと合流し、マンダリンの正体であるスラッテリーに驚いた後、ペッパーとエリスが捕らわれたフロリダ沖の埠頭へ向かう。
到着した埠頭でトニーと可笑しなやりとりを繰り広げながらも、自身は拳銃1丁で敵に立ち向かい、見事にエリスを解放・保護することに成功。取り戻したパトリオットを装着し、エリスを連れて戦線を離れた。
物語のラストで、ロドリゲスの連行には険しい表情で立ち会ったが、トニーの心臓手術の場ではペッパーと共にトニーを笑顔で見守る。
アルドリッチ・キリアン
演 - ガイ・ピアース[13]小原雅人
A.I.M.の創設者にして社長。若くして科学のエキスパートとなった天才で、ことわざ好きで“変人”の父親がいたという。1999年の大晦日に、ベルンの技術会議の会場でトニーの熱烈なファンとして彼に自分の研究を紹介しようと声を掛けるが、結局取り付けた待ち合わせの約束を破られて1時間以上も待ちぼうけを食らい、投身自殺まで考えかけた過去がある。また、ペッパーの嘗ての仕事仲間であり、彼女に独自の思惑を持つ。
元々は乱れた長髪に眼鏡というギークな容姿で、杖を使う必要があるほど片脚が悪く、吃音気味の青年だったが、投与したエクストリミスの効果で障害を克服して、現在ではペッパーに馴れ馴れしく色目を使う程の二枚目に変貌し、上半身に一対の龍の模様のタトゥーを入れている。また、エクストリミスとの相性が良かったため、口から火炎を吐くこともできる。
トニーに約束を反故とされたことで、彼への復讐心と世の中への憎悪が芽生え、マヤが発明したエクストリミスの研究開発と人体実験をA.I.M.で行い、エクストリミスの適合者は“エクストリミス・ソルジャー”として配下に置き、不適合者の爆死は捏造した架空のテロリスト“マンダリン”に犯行声明を出させて、テロ攻撃だと世間に不安を煽り、それに乗じて各国へ武器を売り捌きA.I.M.を拡大した。そして、西側諸国最高権力者とテロリストを手中に収め、反テロ戦争を引き起こして世界市場を得ることを最終目的として暗躍する。
クリスマスシーズンにスターク社を訪ね、エクストリミス開発の協力をペッパーに申し出たが、拒否されその場を一旦退く。後にトニーと離ればなれになり、マヤを自宅に匿ったペッパーを拉致して、強引にエクストリミスを投与した。
そして捕らえたトニーに、ペッパーの現状と自身の野望を伝えて協力を求めるが受け入れられず、止めに入ったマヤを射殺し、ローディから奪ったアイアン・パトリオットをサヴィンに装着させ、自身はフロリダ沖の埠頭へ向かった。
埠頭でペッパーを人質にし、連行されてきたエリスをタンカーの真上に吊るし上げ、彼の抹殺とその様子の電波ジャック放送の準備を進めるが、介入したトニーに阻まれて彼との応戦を余儀なくされた。左腕を切断されることもあったものの、エクストリミスの力で相手のアーマーを壊しながら善戦するが、トニーのアーマーを次々に着替える斬新な戦法と、巧みな口車に決定打を決められず、マーク42の自爆攻撃を喰らってしまった。それでも死には至らず、トニーに襲いかかろうとするが、生存していたペッパーからの猛攻を受けて爆死する。
マヤ・ハンセン
演 - レベッカ・ホール[14][15]東條加那子
エクストリミスを発明した植物学者。トニーとは、1999年の大晦日にベルンの技術会議に参加した際に、エクストリミスの初期研究を紹介しながら一夜だけを共に過ごした関係で、それっきり会っていなかった。
トニーの軽い物言いや態度にすかさずギャグで返す茶目っ気に富む女性であり、当初は再生医療研究のためエクストリミス開発に打ち込んでいたが、研究資金を援助するという条件で、A.I.M.にエクストリミスを提供してしまい、キリアンに従うこととなった。
マンダリンを挑発したトニーにすぐ逃げるよう、スターク邸に警告しにやって来るが、爆撃に巻き込まれた。難を逃れてペッパーに保護され、彼女に自分はキリアンとマンダリンに繋がりがあると打ち明けるが、キリアンに見つかり、ペッパーが彼に拉致されるきっかけを結果的に作ってしまい、キリアンの下に戻ることとなった。
後に捕縛されたトニーの前に現れ、キリアンへの協力を止めるよう説得されるものの応えなかった。しかしキリアンがトニーを痛めつけようとした際には良心の呵責を感じ、エクストリミス研究を握る自分がいなくなったらどうなるかと自害しようとする姿を見せ付けてキリアンを止めようとした。だが結局、彼に躊躇なく撃たれて息を引き取る。
エレン・ブラント
演 - ステファニー・ショスタク[16]山崎美貴
エクストリミス・ソルジャー。元は左前腕を欠損した身体障害者だったが、A.I.M.の実験で投与されたエクストリミスに適合し、キリアンの手先となった。左頬に何かしらの傷跡がある[注釈 3]。一見穏やかそうだが、敵対する姿勢を見せる者を妖しい笑みを見せながら容赦無く抹殺する血の気が多い女性である。
エクストリミスの不適合者の母親であるデイヴィス夫人を始末する目的でローズヒルのダイナー前に現れ、入店する直前のトニーに手袋を拾われ髪型を褒められるが、デイヴィス夫人から機密ファイルを受け取ったトニーに国土安保省の役員を装って再度接触し、言い掛かりを付けてきた保安官らを難なく手に掛けて、トニーと肉弾戦を展開した。
エクストリミスの力を活かしてトニーを苦しめたが、トニーが起こした電子レンジの大爆発で吹き飛んで絶命し、その亡骸は電線に引っかかる。
エリック・サヴィン
演 - ジェームズ・バッジ・デール[17]桐本琢也
キリアンの腹心を務めるエクストリミス・ソルジャー。キリアンのボディガードとしてスターク社を訪れた際に、来客用の椅子にだらし無く腰掛けながら待機し、ハッピーにバッジを付けるよう注意されても従わずに揶揄うなど、太々しい性格の持ち主。エクストリミス投与前の経歴は不明。
スターク社をキリアンと訪ねた後に、チャイニーズシアターでタガートと取引を交わし、その場を後にしようとしたが、尾行してその場を目撃したハッピーに襲いかかり、タガートの爆死に巻き込まれた。しかし、致命傷には至らず回復しつつシアターから姿を消した。
その後、ローズヒルでブラントと行動を共にし、トニーを発見して給水塔を倒したりハーレイを人質にとるなどして追い詰めるが、ハーレイとトニーに不意を突かれ、乗ってきた自動車も奪われて逃走を許してしまった。
ローディが捕まると、強奪したアイアン・パトリオットをキリアンの指示で着用し、エリスの前に現れ、彼や周囲の面々に自身をローディと思い込ませ、大統領専用機に潜入することに成功。専用機が離陸すると、エリスのSPたちを蹴散らし、正体を表してエリスをパトリオットに押し込んでフロリダ沖まで飛ばし、自身も脱出準備をするが、そこに現れたマーク42と交戦し互角に渡り合い、捕縛していた乗務員13人を機外へ吹き飛ばすものの、マーク42の至近距離からのユニビームで心臓を撃ち抜かれて絶命する。
J.A.R.V.I.S.
声 - ポール・ベタニー[16]加瀬康之
J.A.R.V.I.S.の項を参照。
マシュー・エリス
演 - ウィリアム・サドラー[18][16]をはり万造
アメリカ合衆国大統領。マンダリンのテロに脅かされながらも、決して屈することも国民を見捨てることもせず、悪に立ち向かおうとする高潔な政治家。
相次ぐマンダリンのテロ活動に、アイアン・パトリオットを現場投入させることを表明。専用機で移動中に、電波ジャックの生中継映像越しにマンダリン(スラッテリー)から連絡を受け、銃口を向けられたリチャーズを救おうとマンダリンへ電話するが、リチャーズを撃たれたことでローディにアイアン・パトリオットの出動を指示した。
だが後日、駆け付けたアイアン・パトリオットをサヴィンが装着していると知らずに専用機に同乗させ、サヴィンにパトリオットへ押し込まれ、キリアンに捕まってしまった。そしてキリアンから、ロクソン・ノルコ号の一件をネタに処刑すると告げられ、再びパトリオットに押し込まれて、宙釣りにされてしまう。しかし駆け付けたローディに解放され、パトリオットを取り戻した彼に連れられて飛び去る。
後に『エージェント・オブ・シールド』のシーズン3にも、数回登場する。
ジャック・タガート
演 - アシュレイ・ハミルトン[19]山岸治雄
アメリカ陸軍の兵士。被験者としてエクストリミスを投与され、適合したと思っていたが、体調に異変を来たし、チャイニーズシアターでサヴィンと安定剤のような物を取引した。だがエクストリミスに適合してなかった身体が限界を迎えて、居合わせたハッピーやサヴィンを巻き込んで爆死する。
デイヴィス夫人
演 - デイル・ディッキー北條文栄
テネシー州のローズヒルに住む、壮年の女性。息子のチャドをエクストリミスで失っており、息子が所持していた機密ファイルを保有していたが、ブラントに呼び出されてダイナーに向かい、現れたトニーを連絡して来たブラントと思い込み機密ファイルを託す。
ロドリゲス
演 - ミゲル・フェラー長克巳
アメリカ合衆国副大統領。冒頭のニュース映像で使われた写真にアイアン・パトリオットと写っている。フロリダ沖へ向かうトニーからの連絡を受けて、厳戒態勢を敷くと伝えるが、裏でキリアンと内通しており、大統領の後任の座と、エクストリミスによる右足を欠損した孫娘の治療を望んでいたために、軍の出動要請を出さなかった。物語のラストで、その不祥事が明るみとなり連行される。
ハーレー・キーナー
演 - タイ・シンプキンス[16]関根航
ローズヒルに住む小学生の少年で、憧れのヒーローはアイアンマン。劇中では両親が蒸発したと自身の境遇をトニーに訴えており、未登場だが妹もいるという。あざとく、いじめられっ子であるようだが、機械いじりが趣味らしく、ガラスビンを粉砕できる威力の改造ポテトガンを組み立てるほどの腕前で、トニーがマーク42の管理を頼んだ際にJ.A.R.V.I.S.の言語プログラムも少しいじっていた様子からプログラミングの素養も少々持っている。そのためぞんざいに扱われることもあったが、孤立無援状態となったトニーから頼りにされると同時に、彼を立ち直らせ、一歩前に進ませるきっかけも作ることになる。
クリスマスシーズンのある日の夜に、偶然自宅の発明品倉庫にやって来たトニーと知り合い、その腕前を見込まれて物品の支給[注釈 5]と、チャドの爆死現場への案内を引き受けるが、トニーのPTSDを知らずに、ニューヨーク決戦での出来事について質問責めにして彼のトラウマを抉ってしまった。だがトニーを銃撃しようとしたサヴィンに雪玉をぶつけたり、人質になってもいじめっ子撃退のためにと貰ったライトを使って脱するなど、トニーの危機を救ったり、一旦彼と離れてからも眠らずにマーク42とJ.A.R.V.I.S.の管理をしながら、A.I.M.の下り回線からマンダリンの拠点の場所を調べたり、再びパニックに陥ったトニーへ電話越しに何か創ってみたらとアドバイスするなど、多くの場面でトニーをサポートした。
今回の一件後、トニーによって大幅に改装された、技術者のラボのような自宅の発明品倉庫[注釈 6]を目にして感動する。
トーマス・リチャーズ
演 - トム・ヴァーチュー
ロクソン・オイル社の会計士。マンダリン/スラッテリー曰く善良な人物らしいが、マンダリンに捕まり、銃口を向けられ、その様子を電波ジャックで生中継されてしまい、マンダリンに撃たれる[注釈 7]
ゲイリー
演 - アダム・パリー(丸山壮史
ミスコン会場で働いていたカメラ・オペレーター。自作した“トニー人形”の顔をモデルにしたタトゥーを腕に施し、自身の顔付きや髪型までトニーのイメージに近づけようとするほどトニーの大ファン。
仕事の合間に自らの中継車両に忍び込んだトニーに挨拶すると、彼から無線LANを使用するために協力してほしいと頼まれ、引き受ける。
チャド・デイヴィス
演 - ジェームス・ラックリー(佐藤せつじ
アメリカ陸軍の軍曹。負傷を恐れない兵士になるため、キリアンにエクストリミスの被験者となることを志願したが、身体に適合しなかったため、故郷のローズヒルで爆死事件を起こす。ハーレーによると、「彼は頭がいかれて爆弾を作って自爆し、地獄に落ちたから影を残さずに死んだ」と町の人たちには伝わっている。
ウー
演 - ワン・シュエチー
心臓外科専門の中国人医師。ベルンの技術会議でインセンがトニーに紹介し、酒に酔ったトニーの振る舞いに幻滅したが、本作のラストでトニーの心臓からミサイルの破片を取り除く。
通常バージョンでは小登場している[20]。中国バージョンでは出演箇所が増やされ、また彼の助手の1人としてファン・ビンビンも出演している[21][22]
ホー・インセン
演 - ショーン・トーブ井上倫宏
嘗て『アイアンマン』でトニーの命の恩人となった物理学者。本作で1999年のベルンの技術会議の模様が描かれる。そこで酒に酔っていたトニーに挨拶し、ドクター・ウーを紹介するが相手にされなかった。
ハロルド・“ハッピー”・ホーガン
演 - ジョン・ファヴロー[23]大西健晴
トニーやペッパーの親友でスターク社の警備部長。1999年時の髪型はオールバックで、トニーから「マレットヘアー」と揶揄されていた。本作ではこれまでの三枚目的な一面が影を潜め、本社屋内の人々に口を酸っぱくしてまでIDバッジ着用を呼びかけ、従業員を削減しロボットに警備を任せようと提案するなど、周囲から煙たがられるほどセキュリティにうるさい男となった[注釈 8]。同時にトニーには、“上司と部下”の間柄でなくなったため、完全に対等な話し方をするように変わった。また、好きなテレビドラマは、『ダウントン・アビー』であることも明かされた。
スターク社を訪ねたキリアンとサヴィンに不審感を覚え、彼らを尾行してチャイニーズシアターでサヴィンとタガートの取引を目撃し、サヴィンが渡した物をタガートからすり取るが、サヴィンに気付かれて立ち向かう。しかしサヴィンの驚異的な力に圧倒された挙句、タガートの自爆に巻き込まれ、意識不明で瀕死の重傷を負ってしまった。
それから意識が回復しない状態が続いたが、物語のラストで目を覚まし、傍にいた看護師と2人で『ダウントン・アビー』を視聴する。
トレヴァー・スラッテリー / マンダリン英語版
演 - ベン・キングズレー[24]麦人
テロリスト“マンダリン”を「演じていた」舞台俳優。薬物問題を抱え、路上での犯罪歴も持っていたが、仰々しい演技[注釈 9]を見込まれてキリアンに誘われ、鬼気迫るマンダリン役を演じることとなった。
当人は強い思想を持たないややひょうきんな人物で、マンダリンを演じる代わりに豪邸で若い女性たちをはべらかす生活を送らせてもらっているため[注釈 10]、キリアンに従っていたに過ぎず、電波ジャックで放送した処刑映像などは、暴動などのビデオを合成して表現したため、彼自身は殺人に手を染めたことは無いと主張している。
キリアンの指示で、エクストリミスの爆破事件が発生すると、説教師風の語り口でマンダリンを演じながら犯行声明用の映像を撮影し、場合によっては前述のとおり人を直接手にかける映像を生中継することもあったが、豪邸に乗り込んで来たトニーにマンダリンの真相を全て打ち明け、キリアンを追う彼らに高速ボートを譲った。
物語のラストで警察に逮捕され、マスコミや野次馬に「チクショー」と言い放ちながら連行される。
後に『マーベル・ワンショット』の『王は俺だ』では、主役として登場する。
ノンクレジット・カメオ出演
ブルース・バナー
演 - マーク・ラファロ宮内敦士
スーパーソルジャー計画の再現実験中に、ガンマ線を大量に浴びたことで、緑色の巨人:ハルクへと変身してしまう体質となってしまった天才生物学者で、トニーの戦友でもあるアベンジャーズの中心的メンバー。
本作ではエンドロール後に登場し、トニーから本作の一部始終を聞かされていたが、長話が苦手なため早々に居眠りしてしまい、冒頭の場面についての部分しか聞いていなかった。それでもトニーが別の出来事を話しはじめて困り果てる。

その他にも、スタン・リーはミスコンの審査員役でカメオ出演している[25]

設定・用語[編集]

テクノロジー[編集]

パワードスーツ[編集]

アイアンマン・アーマー
本作ではマーク1から42までの42着が登場するが、トニーが劇中で装着したのはマーク42をはじめ、15、16、33、40である。本作に於いて、装着したもの・未装着のもの含め、全て破棄される。
アイアン・パトリオット
ローディが装着するアーマー。

その他のテクノロジー[編集]

アーク・リアクター
本作のラストでトニーは、これまで心臓保護用に使用していたリアクターを取り外し、マリブの海へ投げ捨てる。
J.A.R.V.I.S.(ジャーヴィス) 
トニーの優秀な電脳執事たるAI。本作ではトニーの戦闘サポートは勿論、マーク42の開発補助や、マンダリンの情報提供、ハッピーが巻き込まれた爆破現場をホログラムで再現して現場検証をサポートするなど、必要不可欠な存在としてトニーを支える。しかしスターク邸襲撃の際に、水没して窒息寸前だったトニーを苦手な機転を利かせて救出したが、自身もシステムに損傷を受けたためトニーが装着中のマーク42を、スターク邸襲撃前にフライト準備をしていたローズヒルへ誤って飛ばし、故障を自己診断してシステム復旧のために休止してしまう。それからはハーレーの自宅にて休息しながらも電話越しにトニーへ連絡し、クライマックスの戦闘ではアイアン・リージョンを操作する。だがシステムが復旧したとはいえ、ローディや敵に軽妙な挨拶をし、熱源とエクストリミスを探知して敵への攻撃を命じられたとは言えマーク8にペッパーを攻撃させるなど、システム損傷の障害による挙動が幾つか見られた。
DUM-E(ダミー)&U(ユー)
トニーの発明品の2台のロボットアーム。本作に於いてDUM-Eは「怠けた罰」として“DUNCE”と縦書きされた三角帽子を被せられながらワークショップを掃除し、Uはマーク42開発を行うトニーの撮影係を務めるが、その最中にビデオカメラを落とし、マーク42のパーツが起こした小火を見て慌てふためいていた。武装ヘリの襲撃時には、Uがヘリからの攻撃で大破してしまい、DUM-Eが助けようとしていたが、2台とも水没してしまった。しかし物語のラストでトニーにサルベージされ、マリブを後にする。
エクストリミス
マヤが発明し、A.I.M.によって完成したナノマシン。注射や吸入で被験者の体内に投与し、その際は激しい苦痛を伴う。適合した被験者は、生体電位を利用し、人間の脳の未覚醒部分を活性化させ、免疫強化、病気予防、欠損部位の超速再生などの驚異的な回復能力や、腕1本で巨漢を投げ飛ばし、アイアンマン・アーマーも容易く破壊できる怪力を発揮するなど常人を遥かに上回る身体能力と、高熱を発し操れる能力を得られる。しかし適合しなかった者は、体内でエネルギーが暴発し、11.9m以内の有機物を跡形もなく消し飛ばす人間爆弾となってしまう。投与された者はいずれも高い体温と摂氏3000度強の高熱を放ち、爪や髪の毛が伸びやすくなり、感情が高ぶると肌と瞳がオレンジ色に光る。更に相性良く適合した被験者は口から火を吹くことも可能になる。それでも驚異的な回復力を得たとは言え、不死身となる訳ではなく、非常に強力な衝撃を受けたり、一瞬で心臓を跡形もなく撃ち抜かれると、さすがに再生できず死に至る。
また、適合した人物を元の体質に戻す治療法が本作のラストでトニーに発見され、適合したペッパーは元の体質に回復したことが言及される。
ホログラム再生機
キリアンが使用する、ホログラム再生用のツール。転がした銀色の掌大のボール3個から録画された映像や、他の場所のリアルタイムで撮影中の対象までをホログラムとして空間に再生する。

組織・施設[編集]

スターク邸
カリフォルニア州のマリブにある、トニーの豪邸。本作ではクリスマスということで、トニーが高さ数メートルのウサギの特注縫いぐるみを飾り付けた。キリアンの手先が操縦する武装ヘリ3機の攻撃を受けて、完全破壊される。事件解決後に、トニーはニューヨークにあるスターク・タワーへと引っ越した。
ワークショップ
スターク邸地下にあるトニーのラボ。本作では、ホール・オブ・アーマーがマーク8以降のアーマーも格納できるよう地下2階分に拡張され、ワインセラーも取り付けられた。スターク邸襲撃時にこのラボも破壊されたが、マーク8以降のホール・オブ・アーマーは無事だったため、クライマックスの戦闘で“ホーム・パーティ・プロトコル”が発動され、破壊を免れた全アーマーが飛び立つ。
スターク・インダストリーズ
トニーの後を継いだペッパーがCEOを務める巨大複合企業。軍需産業撤退から経営が不安定となっていたが、本作では持ち直した様子を見せた。その反面本社屋で、ペッパーの下に警備部長のハッピーに対する社員からの苦情が3倍に増えたと言及される。
A.I.M.
キリアンが経営するシンクタンク。フルネームは“Advanced. Idea. Mechanics.”。元々は小さな研究所だったが、現在では政府に認可される組織となった。しかしその理由は、裏で退役軍人や社会不適合者に障害者を被験者とするエクストリミスの研究及び人体実験とテロ活動を行い、その危機管理を利用してアメリカに武器を売りつけるという非合法的なものだった。同時にアイアン・パトリオットのアップグレードも担当した。
キリアンの死後の動向は不明。
テン・リングス
嘗てアフガニスタンでトニーを拉致した無国籍テロリスト集団。本作では、本物のテン・リングスは登場せず、キリアンが世間にエクストリミスの不適合者の爆死事件を、テロと見せかけるためにその名と紋章を利用する。
豪邸
キリアンがスラッタリーに与えた、フロリダ州・マイアミ[注釈 11]にある邸宅。広い敷地を持ち、屋敷内には居住設備のほか、テレビの電波ジャック用の放送設備や合成撮影のためのスタジオも点在する。この施設はスラッタリーが暮らすだけでなく、キリアンの指示でマンダリンの犯行声明を発信する拠点としても利用される。

地域・船舶[編集]

ローズヒル
テネシー州にある、デイヴィス親子やハーレイが住む田舎町。劇中ではバーやダイナーのほか給水塔などが確認できる。マンダリンのテロ以前にチャド・デイヴィスによる爆死事件があり、彼を含めて6人が犠牲となった。アーマーを使用不能となったトニーと、ブラント&サヴィンの戦場と化してしまい、給水塔が倒壊するなどの被害を受ける。
ロクソン・ノルコ号
フロリダ沖の埠頭に停泊するタンカー。本作の2年前にこの船がペンサコーラ沖で原油流出事故を起こし、所有する“ロクソン・オイル社”の重役たちがエリスによって不起訴となった一件があり、「テロリストであるマンダリンがエリスを処刑する」という大義名分のためにキリアンがこの事実を利用し、エリスを抹殺しようとした。その後、このタンカーと周辺がクライマックスの戦闘の場となる。
なおロクソン・オイル社は、『アイアンマン』の頃から背景などに社名やロゴが映っており、本作の後の『エージェント・オブ・シールド』などの『MCU』のドラマ各作品にも、登場する。

製作[編集]

企画[編集]

『アイアンマン2』の公開後、マーベルの特定作品の配給権を持っていたパラマウント映画とマーベル・エンターテインメントの親会社であるウォルト・ディズニー・カンパニーが対立し、3作目の製作が不透明となった[26]。2010年10月18日、ウォルト・ディズニー・ピクチャーズは『アイアンマン3』と『アベンジャーズ』の世界配給権をパラマウント映画から買い取った[27]。パラマウントは製作には残留している。ディズニー、マーベル、パラマウントは『アイアンマン3』の公開日を2013年5月3日と発表した[3]

2010年12月、『アイアンマン』および『アイアンマン2』の監督であるジョン・ファヴローは、『マジック・キングダム』を優先するために『アイアンマン3』の監督を降板した。彼は、ジョス・ウィードン監督による関連作『アベンジャーズ』では製作総指揮、『アイアンマン3』では製作を務める[28][1]。2011年2月、シェーン・ブラックと監督契約の最終交渉に入り[29]、さらに彼は脚本も執筆することとなり[30]、さらに3月にはドリュー・ピアースが共同脚本家として雇われた[31]。ブラックは本作について現実世界にいるような悪人と戦う「トム・クランシー風スリラー」になると説明した[30]

プリプロダクション[編集]

2011年9月、マーベル・スタジオズはノースカロライナ州ウィルミントンEUE/スクリーン・ジェムズ英語版・スタジオで主に映画を撮影することで合意に達した。他にミシガン州で製作する案もあったが、ミシガン・フィルム・オフィスはノースカロライナ州の税制上の優遇措置を一致させることができなかった[32]。2012年4月、ベン・キングズレーを『アイアンマン3』の悪役として出演交渉中であると報じられた[24]。映画の偽のワーキング・タイトルは『Caged Heat』であり、マーベル・スタジオはトナ・B・ダールキスト・キャスティング会社と共にノースカロライナ州内でエキストラを探した[33]。翌週、製作者のケヴィン・フェイグは『アイアンマン3』はノースカロライナ州で「5週間」撮影し、「全力のトニー・スターク中心の映画だ...『アイアンマン』の前半の影響をとても受けている...彼は丸裸になり、壁にぶつかったので、そこから知恵を絞らなければならない。彼はソーを呼べない、彼はキャップを呼べない、彼はニック・フューリーを呼べない、そして彼は空でヘリキャリアー英語版を探すことができない」と述べた[34]。4月末、ウォルト・ディズニー・カンパニー・チャイナ、マーベル・スタジオズ、DMGエンターテインメントは中国で『アイアンマン3』を共同製作する契約を発表した。またDMGは中国でディズニーと共同で配給も行う[35]

4月20日、ガイ・ピアースは原作コミックの "Extremis" のエピソードで登場するアルドリッチ・キリアン役として最終交渉に入っていると報じられた[13]。さらに中国の俳優アンディ・ラウがトニー・スタークの旧友で中国の科学者役での出演交渉がなされた[36]。またジェシカ・チャステインも出演が打診されたが[37]、スケジュールの都合により断念された[14]。彼女の代わりにレベッカ・ホールがキャストに加わった[14]。彼女の役割は「エクストリミスというナノテクノロジーの創出において重要な役割を果たしている科学者」として記されている[15]。さらに数週後、ジェームズ・バッジ・デールが悪役のエリック・サヴァン英語版[17]アシュレイ・ハミルトンが同じく悪役のファイアーパワー英語版[19]、そして前2作と同じくジョン・ファヴローハッピー・ホーガンにキャスティングされた[23]ウィリアム・サドラーもまた役名不明ではあるが出演が報じられている[18]。『アベンジャーズ』でマリア・ヒルを演じたコビー・スマルダーズが本作にも出演するという報道がなされたが[38]、スマルダーズはtwitterでこれを否定している[39]

撮影[編集]

撮影は2012年5月23日よりノースカロライナ州ウィルミントンのEUE/スクリーン・ジェムズ・スタジオで開始された。6月4日から6日にはケーリーEpic Games本社で行われ[40]、巨大なクリスマスツリーがセットされた[41]。他にウィルミントン国際空港英語版でも撮影された[42]。ノースカロライナ州でのセットの画像には「アイアン・パトリオット英語版」らしきスーツが写っていた[43]。 それは後に赤と白と青色に塗られたウォーマシーンのアーマーであると報じられた[12]。また、アドバンスド・アイデア・メカニクス英語版のロゴが入った建造物の写真が公開された[44]。6月下旬、EUE/スクリーン・ジェムズ・スタジオで巨大な貯水槽がスタークのマリブの邸宅を破壊し、海に落とす場面で使われたと報じられた[45]。また同月、アンディ・ラウは第一子が生まれたために出演を断っていたことが報じられた。ラウの降板後、代役に陳道明Wu Xiuboが候補となった。また中国の女優のヤオ・チェン范冰冰が別の役で候補となった[46]

7月19日から8月1日までにはオークアイランドで「太平洋上の空中降下の撮影」が行われた[47]。7月下旬にはステファニー・ショスタクがキャストに加わったことが報じられた[48]。8月上旬にはノースカロライナ州ローズヒルで撮影された[49]。8月14日、女優のデイル・ディッキーがキャストに加わり、現在出演場面を撮影中であることを明かした[50]。8月15日、ダウニーが足首を負傷したために製作が一時中断された[51]。8月24日、撮影は再開された[52]。9月上旬、ラウの代役としてワン・シュエチーがチェン・ルー役にでキャスティングと報じられた[53]

デーニア・ビーチ英語版と南フロリダ周辺の場面の撮影のため、キャストとスタッフは10月1日にはフロリダ州に到着した[54]。同日、負傷していたダウニー・Jrがセットに戻った[55]。10月上旬、マリブのレストランのネプチューンズ・ネットのレプリカで撮られ[56]、さらに撮影がビスカヤ博物館と庭園で行われた[57]。10月半ばにはウィルミントンに戻り、追加撮影が行われた[58]。11月1日、ビスカヤ博物館と庭園[59]とアフガニスタンの村市場のように装飾された廃工場で撮影された[60]。アメリカ合衆国での撮影は11月7日にウィルミントンで完了した[61]

12月10日より中国の北京市での撮影が始まった。撮影は12月17日までの1週間を予定していた[20]。中国での撮影は主要キャストやスタッフ抜きで行われた[61]。2013年1月、シェーン・ブラック率いる撮影クルーが1月20日から24日までのインドでのロケーション・スカウティングを行っていると報じられた[62]。また1月、ドン・チードルはカリフォルニア州のマンハッタンビーチ英語版で再撮影が行われていることを明かした[63]。また2013年1月23日の週にはTCL・チャイニーズ・シアターでも撮影が行われた[64]

ポストプロダクション[編集]

視覚効果スーパーバイザーはクリス・タウンゼントが務め、2000箇所に及ぶVFXショットが17のスタジオ(WETAデジタルデジタル・ドメインスキャンラインVFX、トリックスター、フレームストアルマ・ピクチャーズ英語版、フェルVFX、カンティナ・クリエイティヴ、シネサイトエンバシー・ビジュアル・エフェクト英語版、ローラ、キャピタルT、プロローグ、ライズFXなど)によって作成された[65]

音楽[編集]

2012年10月、ブライアン・タイラーが映画音楽の作曲契約を交わした[66]

2013年3月、ディズニー・ミュージック・グループは、コンセプト・アルバム『ヒーローズ・フォール』とサウンドトラック盤を発売を発表した。2013年4月30日にハリウッド・レコードマーベル・ミュージック英語版より発売された[67]

公開[編集]

2013年4月にフランス・パリのル・グラン・レックス英語版で行われたプレミア上映でのロバート・ダウニー・Jr(上)とグウィネス・パルトロー(下)。

世界配給はウォルト・ディズニー・ピクチャーズが行う。中国ではDMGエンターテインメント、ドイツオーストリアではTele München Gruppeより公開される[35][68]。中国では、同国の観客向けの場面を追加した「中国バージョン」が公開された[22]。このバージョンではウー博士の場面などの4分間のカットが追加され、また中国製品のプロダクトプレイスメントも含まれる[69]。アメリカ合衆国では2013年4月24日にエル・キャピタン・シアター英語版でプレミア上映が行われた[70]。イギリスでは当初4月17日にプレミアが行われる予定であったが、元イギリス首相のマーガレット・サッチャーの葬儀と重なったために18日に変更された[71]。日本の名古屋市コロナワールド含めた世界各国の4DX方式を備えた劇場では同方式での上映がなされた[72]

マーケティング[編集]

2012年7月、サンディエゴ・コミコン・インターナショナルで、今作より新しく登場するアイアンマンのアーマーが前2作と『アベンジャーズ』のアーマーと共に展示された[73]。パネルではシェーン・ブラック、ロバート・ダウニー・Jr、ドン・チードル、ジョン・ファヴロー、ケヴィン・フェイグが語らい、数分の映像が流された[74]。初めてのテレビ広告はアメリカ合衆国CBSネットワークで中継された第47回スーパーボウルの際に放送された[75]。2013年3月25日、マーベルとディズニーは、本作中以前にトニー・スタークが作ったアーマーを紹介する公式Facebookページ「Iron Man 3: Armor Unlock」を公開した[76]

ホームメディア[編集]

『アイアンマン3』のBlu-rayおよびDVDは2013年9月4日に発売された[77]

評価[編集]

批評家の反応[編集]

2013年6月7日時点でRotten Tomatoesでは264件の批評家レビューで支持率は78%となっている[78]。またMetacriticでは43件のレビューで加重平均値は62/100となった[79]

興行収入[編集]

2013年6月5日時点で北アメリカで3億8682万3292ドル、それ以外の国々で7億9520万ドル、全世界で合計11億8202万3292ドルを売り上げている[6]。世界興行収入は歴代8位、2013年公開作品では1位、マーベル・シネマティック・ユニバース作品としては『アベンジャーズ』に次いで2位[80]、『アイアンマン』の映画作品の中では1位[81]単独のスーパーヒーローを描いた作品としては歴代1位[82]ディズニー配給作品としては2位の成績である[83]。世界公開初週末興行収入は3億7250万ドルで歴代7位の成績である[84]。2013年5月3-5日の週末には全世界のIMAX劇場で2860万ドルを売り上げるが、これは歴代1位の成績である[85]。公開23日目にはディズニー映画としては史上6作目、全映画の中では史上16作目となる10億ドル超えを達成した[86]。これは4位の到達日数である。2010年にディズニーが交わした契約により、パラマウント映画は『アイアンマン3』の興行収入の内9%を得る[87]

北アメリカ以外

アメリカ合衆国とカナダ以外の全市場では歴代で7位、2013年公開作品としては1位、スーパーヒーローおよびコミック原作映画としては歴代2位、ディズニー配給作品としては歴代3位の成績である[88]。公開初日(2013年4月24日水曜)には12カ国で1320万ドルを売り上げた[89]。4月28日までの5日間の初週末興行収入はで42カ国で1億9800万ドルであった[90]。この初週末興行収入にはIMAX上映分の710万ドルも含まれている[91]。フィリピン、台湾[89]、シンガポール、ベトナム、マレーシア[92]、中国[93]、ウクライナ[94]、ロシアおよび独立国家共同体(CIS)では初日興行収入記録が塗り替えられた[95]。またタイと南アフリカでは初日および単日興行収入記録が塗り替えられた[96]。またアルゼンチンでは『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』に次いで歴代2位の初日興行収入であった[97]。アルゼンチン、エクアドル[98]、香港、インドネシア、ベトナム、台湾、フィリピン、マレーシア、シンガポール[90]、タイ、南アフリカ、アラブ首長国連邦では公開初週末記録を更新した[94]。メキシコ[99]ブラジル[100]、ロシアおよびCISでは歴代2位の初週末成績であった[95]。インドでは『アメイジング・スパイダーマン』以降のハリウッド映画としては2位の初週末興行収入であった[101]。台湾、オランダ、ブラジル、フィリピンではIMAX劇場の初週末記録を更新した[91]。インドネシア、マレーシア[102]、ベトナムでは累計興行収入で歴代最高となった[103]。北米外市場では3週連続で週末興行収入1位を記録した[104]

製作にも携わった中国では深夜上映で210万ドル、初日に2150万ドルを売り上げ、それぞれ新記録となった[93]。初週末全体では6410万ドルを売り上げた[105]。中国での累計興行収入は1億2070万ドルを超え、韓国(6420万ドル)、イギリス・アイルランド・マルタ(5610万ドル)を凌いで北米外市場で最高の成績となった[106][103]

日本では25.3億円の累計興行収入、2013年年間ランキング12位となっている[107]

北アメリカ

2013年6月3日時点で、アメリカ合衆国とカナダ市場では2013年最高の興行収入であり[108]、コミック原作およびスーパーヒーロー映画としては歴代5位の成績である[109][110]。公開初日の興行収入は6890万ドル(深夜上映の1560万ドルを含む)で[111]、歴代7位の成績である[112]。公開初週末3日間の興行収入は1億7410万ドルで、『アベンジャーズ』に次いで歴代2位の記録である。公開初週末の観客のうち55%が25歳以上、61%が男性であり、45%が3D劇場からの売り上げであった。IMAX劇場のみでは初週末に1650万ドルを売り上げた[113]。2週目末には7250万ドルを売り上げて連続1位となったが、これは歴代4位の成績である[114]

受賞とノミネート[編集]

部門 対象 結果 出典
2013 ゴールデン・トレーラー賞英語版 サマー・ブロックバスター・トレーラー賞 『アイアンマン3』 - "Not Afraid" 受賞 [115]
アクション賞 『アイアンマン3』 - "Not Afraid" ノミネート
音響編集賞 『アイアンマン3』 - "Not Afraid" ノミネート
サマー・ブロックバスター・テレビスポット賞 『アイアンマン3』 - "Escape" ノミネート

マーベル作品とのクロスオーバー[編集]

  • 本作は『アベンジャーズ』で起きたニューヨークでの事件の1年後となっており、アベンジャーズの活躍の話題やトニーのセリフから「40年代の超人兵士やら、ハンマーを持った神様やらが」とキャプテンアメリカとマイティソーの存在が登場している。
  • 本作冒頭のパーティでホー・インセンが短くはあるがトニーと会話しており、一作目の獄中での「以前会ったことがある」と語るシーンに繋がっている。
  • 本作のエンドロール終了後、ハルク/ブルース・バナーがトニーの話の聞き役としてカメオ出演している(演じているのは『アベンジャーズ』でバナーを演じたマーク・ラファロ)。
  • 本作のエンドロール終了後に「トニー・スタークは帰ってくる(Tony Stark will return)」と表示されるが、これは『アベンジャーズ』の続編のことを指しており、本作はその序章である。

関連情報[編集]

  • 本作も『アイアンマン2』と同様にオラクル社の製品が登場している。
  • 入院しているハッピーの病室のテレビには、「ハッピーが好きだ」という設定によりイギリスのテレビドラマ『ダウントン・アビー』が映されている。

脚注[編集]

^ 『アベンジャーズ』以降のマーベル・スタジオ作品の配給権をウォルト・ディズニー・ピクチャーズへ譲渡する契約の一環として、本作と『アベンジャーズ』ではディズニーの代わりにパラマウント映画のロゴが使われている[116]

注釈[編集]

  1. ^ マーク42を装着したままテネシー州へ飛行していた際には気絶していたような描写がある。
  2. ^ 本人は「“ウォーマシン”という名では攻撃的過ぎる」と発言しているが、衛星通信のログインコードを“WarMachine68”、パスワードを“WarMachine rox”に設定するなど、“ウォーマシン”の名に未練があった。
  3. ^ エクストリミス投与前からこの傷跡がある。
  4. ^ このデジタルウォッチは『ドーラといっしょに大冒険』という実在の海外アニメのグッズである。
  5. ^ この時トニーからラップトップ、デジタルウォッチ、携帯電話、圧搾空気入れ、町の地図、大きなバネ、ツナサンドの支給を頼まれ、デジタルウォッチは妹のものを貸与した[注釈 4]
  6. ^ トニーは敵に踏み砕かれたデジタルウォッチも、新品を用意して返却した。
  7. ^ 但し後述のスラッテリーの主張から生死は不明。
  8. ^ 本人は苦情が増えても「嫌われるのもこの仕事だ」と割り切っている。
  9. ^ リア王を演じることが得意だと、キリアンが言及している。
  10. ^ 加えて整形手術も施してもらい、高速ボートまで与えられたとトニーに証言した。
  11. ^ 「I'm A.I.M.」のアナグラムである(MIAMI)。

参考文献[編集]

  1. ^ a b “Jon Favreau Talks Iron Man 3 and Avengers Success”. (2012年5月14日). オリジナル2012年9月3日時点によるアーカイブ。. http://www.webcitation.org/6APHhBjBt 2012年7月3日閲覧。 
  2. ^ a b c d “Marvel Studios Begins Production on Iron Man 3” (プレスリリース), Marvel Studios, (2012年6月4日), http://www.comingsoon.net/news/movienews.php?id=90979 2012年7月3日閲覧。 
  3. ^ a b Ward, Kate (2010年10月18日). “'Iron Man 3' to come to theaters in 2013”. Entertainment Weekly. 2012年9月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年9月3日閲覧。
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  5. ^ Schaefer, Sandy. “‘Iron Man 3′ Begins Production; Secures Increased Budget”. Screen Rant. 2013年3月10日閲覧。
  6. ^ a b Iron Man 3 (2013)”. Box Office Mojo. Amazon.com. 2013年6月7日閲覧。
  7. ^ 2013年興行収入10億円以上番組 (PDF) - 日本映画製作者連盟
  8. ^ [1]
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外部リンク[編集]