シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ

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シビル・ウォー
キャプテン・アメリカ
Captain America: Civil War
Captain America – Civil War Logo.png
監督 アンソニー・ルッソ
ジョー・ルッソ
脚本 クリストファー・マルクス
スティーヴン・マクフィーリー
原案 マーク・ミラー
スティーブ・マクニーブン
シビル・ウォー
原作 ジャック・カービー
ジョー・サイモン
製作 ケヴィン・ファイギ
製作総指揮 ヴィクトリア・アロンソ
ルイス・デスポジート
アラン・ファイン
スタン・リー
ネイト・ムーア
パトリシア・ウィッチャー
出演者 クリス・エヴァンス
ロバート・ダウニー・Jr
スカーレット・ヨハンソン
セバスチャン・スタン
アンソニー・マッキー
ドン・チードル
ジェレミー・レナー
チャドウィック・ボーズマン
ポール・ベタニー
エリザベス・オルセン
ポール・ラッド
エミリー・ヴァンキャンプ
マリサ・トメイ
トム・ホランド
フランク・グリロ
マーティン・フリーマン
ウィリアム・ハート
ダニエル・ブリュール
音楽 ヘンリー・ジャックマン
撮影 トレント・オパロック
編集 ジェフリー・フォード
製作会社 マーベル・スタジオ
配給 ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ
公開 アメリカ合衆国の旗 2016年5月6日エル・キャピタン・シアター英語版
日本の旗 2016年4月29日
上映時間 147分 [1][2]
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $250,000,000[3]
興行収入 世界の旗 $1,153,304,495[3]
日本の旗 26億3000万円[4]
前作 キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(シリーズ前作)
アントマンマーベル・シネマティック・ユニバース前作)
次作 ドクター・ストレンジ(マーベル・シネマティック・ユニバース次作)
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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(Captain America: Civil War)は、マーベル・スタジオ製作、ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ配給による2016年公開のアメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画である。

マーベル・コミック」のアメリカン・コミックヒーローである『キャプテン・アメリカ』の実写映画化作品で、2011年の『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』と、2014年の『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』の続編となるシリーズ第3作である。また、様々な「マーベル・コミック」の実写映画を、同一の世界観のクロスオーバー作品として扱う『マーベル・シネマティック・ユニバース』シリーズとしては第13作品目の映画となる。

本作のストーリーはマーク・ミラースティーブ・マクニーブンによるコミックシリーズ『シビル・ウォー』を原作としており、2015年公開の映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』での戦いから約1年後を舞台に物語が展開される[5]

あらすじ[編集]

ソコヴィアでのウルトロンとの戦いから約1年後、ヒドラの残党ブロック・ラムロウのテロ計画を阻止するため、スティーブ・ロジャース率いるアベンジャーズがナイジェリアの都市ラゴスに出撃する。計画を阻止されたラムロウはスティーブを道連れに自爆を図るが、それを阻止しようとしたワンダの行動により一般市民に犠牲者が出てしまう。アベンジャーズはこの件で国際法違反の自警団ではないかと国際社会から批判を浴びる。同じ頃、トニー・スタークもソコヴィアで犠牲となった青年の母親から叱責され、ウルトロンの一件を猛省する。

アベンジャーズを国際連合の管理下に置くことを規定とする「ソコヴィア協定」が、世界各国の支持を得る。米国務長官サディアス・ロスは行方不明になっているソーとブルース・バナーを除くアベンジャーズのメンバーに協定への署名を求め、トニーとジェームズ・"ローディ"・ローズ、ヴィジョン、ナターシャはこれに賛同するが、スティーブは「自分で判断する権利と責任が奪われる」という主張から署名を拒否し、サムとワンダはそれに同調する。そんな時、かつての恋人であったペギー・カーターの訃報を聞いたスティーブは彼女の葬儀に出席し、そこで再会したエージェント13がペギーの姪シャロンであることを知る。

ウィーンで行われたソコヴィア協定の署名式で爆破テロが発生し、演説中だったワカンダ王国国王ティ・チャカが死亡する。監視カメラの映像からバッキー・バーンズが犯人として国際指名手配を受け、ワカンダの王子ティ・チャラは彼へ復讐を誓う。スティーブとサムは単独でブカレストに潜伏中のバッキーに接触するが、間もなくして隠れ家が警察特殊部隊に急襲される。スティーブら3人は隠れ家を脱出するが、ティ・チャラがスーツを着て現れ戦闘になる。そこにローディがウォーマシンで飛来し、バッキーを含む4人を逮捕する。

トニーは4人が収容された対テロ共同対策本部を訪れ、ソコヴィア協定に署名するようスティーブを再度説得するも、再び拒否される。同じ頃、精神鑑定医を装い施設に潜入したヘルムート・ジモがバッキーと接見し合言葉を使い、彼を再び洗脳状態に戻す。ウィンター・ソルジャーと化したバッキーは逃走を図るが、阻止しようとしたスティーブと共に川に落下し行方不明、騒動に乗じてサムも脱走する。サディアスはトニーに、スティーブ、バッキー、サムの身柄を確保するよう最後通告する。トニーはニューヨークで動画サイトに上がっていた映像から、ピーター・パーカーを仲間に引き入れる。

洗脳から覚めたバッキーは、自分以外にもウィンター・ソルジャーが存在し、現在もシベリアの施設に冷凍保存されていることを明かす。3人は、ジモの狙いが残りのウィンターソルジャーを復活させ更なるテロ攻撃を行うことだと推理する。シャロンの手引きで装備を取り戻した3人は、クリント・バートン、ワンダ、そしてスコット・ラングを仲間に引き入れ航空機を奪ってシベリアに飛ぶ計画を立てる。

スティーブらの動きを察知したトニーは空港を封鎖し、ナターシャらを従え空港で彼らを待ち受ける。スティーブはジモの計画の件を話すがトニーは聞く耳を持たず、遂に両陣営は総力で激突する。激戦の中、ナターシャが突然スティーブ側に寝返り、サムを狙ったヴィジョンの光線が誤ってローディを撃墜、脊髄を損傷した彼は下半身不随となる。スティーブとその仲間は逮捕され、洋上に建設されたラフト刑務所に収監される。トニーは独自の捜査で署名式爆破の真犯人がジモだったことを突き止め、単独でシベリアに向かい、それを察知したティ・チャラもトニーを追う。シベリアの施設でスティーブ、バッキーとトニーは一時休戦し、共にジモを捕らえるため施設内を捜索するが、冷凍保存されていたウィンター・ソルジャーらはジモによって既に全員殺害されていた。ジモは更に、かつてトニーの両親を殺害した犯人がバッキーであったことを明かす映像を放送する。激昂したトニーはバッキーを攻撃しようとするがスティーブがそれを阻止し、乱戦が開始される。

その隙に施設の外に出たジモの前にティ・チャラが現れる。ジモもまたソコヴィアで家族を失いアベンジャーズへの復讐を誓った男だったことを知ったティ・チャラは、彼を殺害せずに逮捕する。スティーブは敗北寸前まで追い詰められるも、バッキーの助けが起点となりトニーのリアクターをシールドで破壊することで戦いに勝利した。トニーは「父の作ったシールドをお前が持つ資格はない」と叫ぶ。スティーブはシールドを置き、左腕を失ったバッキーと共にティ・チャラの手引きを受けワカンダ王国へ渡る。バッキーは自身の洗脳を解く方法が見つかるまで冷凍睡眠へ戻ることを自ら選択する。


登場人物・キャスト[編集]

スティーブ・ロジャース / キャプテン・アメリカ
演 - クリス・エヴァンス、日本語吹替 - 中村悠一[6]
第二次世界大戦末期に母国アメリカを救って消息を絶ち、70年後の現代で蘇った伝説の超人兵士。ナイジェリアラゴスでの激戦の後、アベンジャーズのリーダーとして戦いの中で犠牲者を出すことに責任を感じつつも、ロスから推進されたソコヴィア協定には、国連も信用できず自身らの決断も下せなくなるとして不信感や危険を覚えて反対の立場を取り、トニーたち協定賛成派との間に大きな軋轢を生んでしまう。スコットやピーターからは尊敬の念を示されるなどヒーローとして高い人気を持っていることも描写される。
協定の賛否問題に加えてこれまで心の支えとなっていたペギーが亡くなり、大きな悲しみに暮れる中、親友であり自分の過去との唯一の接点となったバッキーがテロの嫌疑をかけられたため、彼の無実を証明するために奔走し、真犯人のジモの関与を突き止めるものの、一部のアベンジャーズメンバーとも相見えるという苦渋の決断を下し、大乱戦に突入することを余儀なくされる。だがその結果、インサイト計画の一件から本作までの間に、スターク夫妻の死の真相の事実を隠していたことに激怒したトニーと死闘を演じる事態にまで状況を悪化させてしまった。
死闘の末に、トニーとは別離することを決めて、バッキーと共に失踪し、協定に違反したとしてロスにより指名手配犯にされてしまう。そして、トニーに小包を送り、ラフト刑務所に囚われていたサムたちを救出するべく単身侵入した。その後、ティ・チャラの手引きによってバッキーと共にワカンダへと亡命する。
トニー・スターク / アイアンマン
演 - ロバート・ダウニー・Jr、日本語吹替 - 藤原啓治[7]
巨大複合企業“スターク・インダストリーズ”会長にして大富豪の天才発明家兼慈善家。自らが発明したパワードスーツを装着し、“アイアンマン”として戦い、アベンジャーズの活動資金の提供や、新装備の開発も一手に担当する。なお本作からスティーブやナターシャ、クリントからは「トニー」とファーストネームで呼ばれるようになり(前作までは「スターク」)、実父のハワードにキャプテン・アメリカの話を聞かされ続けたことからスティーブに嫉妬していたという心情も吐露している。また、かつてキリアンを打倒した直後に交わした約束を結局は守れなかったことから、恋人の“ペッパー・ポッツ”とは別居してしまっている。そして今回で、両親の死の真相を目の当たりにすることになる。
ソコヴィアでの事件以降、戦線から退いて奨学金給付活動などに精を出していたが、これまでの戦いで犠牲者を出したという自責の念からソコヴィア協定に賛成の立場を取り、スティーブと対立することになってしまう。やがて爆破テロの実行嫌疑がかかったバッキーを追い続けるスティーブたちの真意を知らないまま、彼らを止めるためにナターシャやローディたちと組んで、空港での大乱戦に突入。自身は敗れることは無かったが、スティーブとバッキーを逃がしてしまい、多くの仲間も倒れたり離れることとなった。
それと引き換えにスティーブたちの真意に漸く気付いて単身シベリアへ赴き、彼らと協力してジモを捉えようとするが、ジモの罠に嵌って激怒し、両親を手にかけたバッキーにこれまで見せることが無かった猛攻をかけ、スティーブも交えた死闘へと発展してしまう。だが、スティーブによって戦闘を続行できなくなったためバッキー打倒は叶わず、彼を連れて立ち去るスティーブと別離することとなった。
事後は、アベンジャーズ本部基地でローディのリハビリの補助を手伝っていた時にスティーブから手紙とフリップフォンが届き、前者に書いてあった謝罪と、必要な時は友としていつでも助けに来る旨を読んでいたところに、ロスからラフト刑務所が破られたという連絡が入るが、スティーブの意思を尊重し無視する。
ナターシャ・ロマノフ / ブラック・ウィドウ
演 - スカーレット・ヨハンソン、日本語吹替 - 米倉涼子[8]
KGBに所属していた過去を持つ、元S.H.I.E.L.D.エージェントであった女スパイ。本作では、休職中のトニーに代わってアベンジャーズの共同リーダーを務め、ソコヴィア協定への問題とペギーの訃報で若干不安定な心情となったスティーブや、バッキーから受けたダメージに身を屈めるトニーを気遣うなど、チームのまとめ役らしい素振りを見せる。その一方で彼らがルーマニアで騒動を起こして連行された際や、我の強い態度で対峙した際には苦言を呈することもある。また今回の戦闘服は、空港での大乱戦時にのみ着用し、以前のものとは異なり発光しない。
ラゴスでの戦いの後に推進されたソコヴィア協定への署名に逡巡する素振りを見せながらも、アベンジャーズ存続のために同意し、協定の署名式に、チームの代表として参加した。式場で爆破テロが発生してからは、トニーと共にバッキー捜索にあたり、彼と共にスティーブとサムが行方を一時晦ますと、彼らの身柄確保のためにティ・チャラをスカウトする。
空港での大乱戦では、最終的にスティーブたちの意を汲んで、彼らを追う同陣営のティ・チャラを足止めし、スティーブたちを離陸させる。本部基地に戻ると、前述の行いで追われる身となったことをトニーに非難されるが、自身も彼の難点を指摘して失踪した。
ジェームズ・ブキャナン・“バッキー”・バーンズ / ウィンター・ソルジャー
演 - セバスチャン・スタン、日本語吹替 - 白石充
第二次世界大戦中に谷底に転落して左腕を失う重傷を負いながら行方不明になり、ヒドラによって同組織の暗殺者“ウィンター・ソルジャー”に改造・洗脳された、スティーブの相棒にして、子ども時代からの親友。本作では、かつて自身をシベリアのヒドラの基地に収容して操っていたカルポフの命令でスターク夫妻を暗殺したことが明らかになる。また本編中では徐々に過去の記憶と人格を取り戻しているが[注釈 1]、洗脳が完全に解けきっておらず、特定の暗号を聞かされることによって暗殺者としての人格を呼び起こされてしまう[注釈 2]ことが判明する。そのような状態と凄惨な過去から、心に影を落としている。
インサイト計画の一件以降行方を眩まし、ルーマニアのブカレストで一般市民に紛れて暮らしていたが、ウィーンでの爆破テロ事件の嫌疑を懸けられたことからスティーブと再会。そこからGSG-9の隊員たちや、父の仇と誤解したティ・チャラなどと激しい追撃戦を繰り広げることとなり、ジモにも操られて直接利用されるなど、長く壮絶な逃避行にならざるを得なくなった。
それでも、自らの無実を信じて証明しようとするスティーブの友情に支えられて、ジモを追おうと決める。空港での大乱戦ではピーターやティ・チャラに苦戦したが、スティーブと共にクインジェットに乗り込み、離陸に成功した。向かった先のシベリアで、駆けつけたトニーも合わせて3人でジモと対峙するが、ジモの罠で激怒したトニーに猛攻をかけられてしまう。死闘の最中に追い詰められたものの、スティーブに救われて、彼と行方を晦ました。
物語のラストでは、ティ・チャラの手引きでスティーブと共にワカンダへと亡命し、ヒドラの洗脳を解く方法が見つかるまで眠りにつくことを決意し、冷凍睡眠装置に身を委ねる。
サム・ウィルソン / ファルコン
演 - アンソニー・マッキー、日本語吹替 - 溝端淳平[9]
アベンジャーズの一員である、高性能ウィング・パックを駆使する元落下傘兵にして、現代におけるスティーブの親友兼相棒。本作では冒頭のラゴスから、ペギーの葬儀に中盤まで多くの場面でスティーブに同行し、助力を尽くして活躍する。以前小競り合いしたスコットとの軽妙な再会や、スティーブの不在時にバッキーと張り合うなど、コミカルな場面も見せる。
ラゴスでの戦いの後に推進されたソコヴィア協定には初めから反対の立場を取り、スティーブと同様に犯罪者扱いされることも厭わず、各地でバッキーを追い続けた。空港での大乱戦では、トニーやローディと空中戦を繰り広げたが、ヴィジョンのエネルギービームをかわしたことでローディを負傷させる間接的なきっかけを生んでしまい、トニーに撃たれる[注釈 3]
その後クリントたちと共にラフト刑務所へと収監されてしまうが、スティーブの真意を知ったトニーに彼らの行き先を密かに教え、友として助けに行くようにとトニーに助言した。物語のラストで、自分たちを助けに単身ラフト刑務所へと侵入したスティーブに救出される。
ジェームズ・“ローディ”・ローズ / ウォーマシン英語版
演 - ドン・チードル、日本語吹替 - 目黒光祐
アベンジャーズの一員である、アメリカ空軍大佐にしてトニーの親友兼相棒。多くの国が賛同しているという理由から、ソコヴィア協定に賛成の立場を取り、他の面々が賛否を問わず協定に何かしらの疑問や葛藤を抱えていた様子に対して、自身はアベンジャーズの中でただ一人迷うことなく協定に賛成する姿勢を終始一貫していた。そのため、協定に反対するサムと激論を交わしたり、調印していないにもかかわらずルーマニアで騒動を起こしたスティーブの前に立ちはだかった際には、「おめでとう、君は犯罪者だ」と辛辣な物言いを容赦なくぶつけた。
空港での大乱戦では、トニーとの連携で巨大化したスコットを倒したり、ワンダを鎮圧させる活躍を見せたが、クインジェットで飛び去ったスティーブたちを追って飛行した際に、流れ弾となったヴィジョンのエネルギービームが当たって高空から墜落し、下半身不随となる重傷を負ってしまった[注釈 4]
物語のラストでは、アベンジャーズ本部基地でトニーの補助を受けながらリハビリに専念する。
クリント・バートン / ホークアイ
演 - ジェレミー・レナー、日本語吹替 - 宮迫博之[10]
元S.H.I.E.L.D.のベテランエージェントにして、優れた洞察力を持つ弓術の達人。ナターシャとは良き相棒にして親友。本作では衰えていない弓術のほか、棒術もティ・チャラ相手に披露した。
ソコヴィアでの戦いの後、愛する家族のためにアベンジャーズを脱退。ソコヴィア協定の制定による情勢の変化を受けてヒーローとしても引退することを決めたが、スティーブたちの危機を知り、彼の救援依頼に承諾。自身の過失に沈んでいたワンダを説得し、サムがスカウトしたスコットも連れて戦線に復帰する。
空港での大乱戦では、親友のナターシャに本気で挑めないこともあったが、ワンダや縮小したスコットと力を合わせて、武装面で大きく上回るトニーを翻弄し、スティーブたちをクインジェットに乗せるために自分たちが囮になるしかないと同陣営の面々に呼びかけた。ティ・チャラに自己紹介して白兵戦を仕掛ける余裕も見せたが、太刀打ちできずに敗北し、ラフト刑務所に収監されてしまう。
刑務所内では、後に来訪したトニーを激しく罵るなどやけになっていたが、物語のラストでスティーブに救われる。
ティ・チャラ / ブラックパンサー
演 - チャドウィック・ボーズマン、日本語吹替 - 田村真[11]
超文明国家“ワカンダ”の王子で、ティ・チャカの息子。黒豹を模したヴィブラニウム製のスーツを装着し、国の秘密を守護する戦士。重厚なムエタイのような格闘技能と、凄まじい疾走速度と跳躍力を発揮する脚力を中心とした超人的な身体能力を持ち、超人兵士であるスティーブやバッキーと互角以上に渡り合うほどの実力を見せる。
普段は温厚且つ冷静沈着で、自ら決断したことは曲げようとしない一本気な性格。そのため重要なところを盲目的に見落としてしまうこともある。また、対策本部での待機時にスマートフォンをいじるなど、庶民的な姿も見せる。自他ともに認める外交嫌いでもあり、ソコヴィア協定には立場上賛成していたが、「政治的には反対」と考えていたため当初は「多数よりも少数の方が物事を容易に決めることができる」と、スティーブ側にも理解を示していた。
ソコヴィア協定の署名式での爆破テロで父を失い、その容疑者であるバッキーへの復讐を目的に参戦。ルーマニアでバッキーやスティーブと激しい追跡戦を展開し、ベルリンの対策本部内でもバッキーに生身で立ち向かった。後にナターシャにスカウトされてトニーたちに加勢。空港での大乱戦に臨み、白兵戦を挑んできたクリントを返り討ちにする活躍を見せたが、ナターシャの心変わりでバッキーたちを逃してしまった。
それでもトニーの後をつけてシベリアへ向かい、彼がスティーブやバッキーと死闘を繰り広げている最中に、黒幕のジモの苦しみと復讐心を知り、彼も犠牲者であることを認めてジモの自決を阻止しながら「生きて罪を償え」と呼びかけて彼を逮捕した。エンドロール後には、戦犯として指名手配犯となったスティーブとバッキーをワカンダへと匿う。
ヴィジョン
演 - ポール・ベタニー、日本語吹替 - 加瀬康之
トニー/アイアンマンの元サポートAI“J.A.R.V.I.S.”だった究極の人造人間で、アベンジャーズの一員。
これまでの戦いによる被害を独自に分析した上で、ソコヴィア協定は妥当と判断して調印を決意する。普段は人間性を学ぶために衣服を着用し、料理にも挑戦している。自らの能力に悩むワンダを、自分なりに気にかけており、彼自身も額のマインド・ストーンの超常的な力を恐れている。
協定賛成の表明後に、皆と共にベルリンへ赴いたトニーから頼まれたこともあって、本部基地でワンダの守護を名目に彼女を監視・軟禁し、説得に現れたクリントを圧倒したものの、結局ワンダは基地から出ていってしまう。
ワンダやスティーブたちを止めるためトニーたちに加勢し、空港での大乱戦に参加。最後まで倒れることは無かったが、弱ったワンダの介抱に気を取られたまま放ったエネルギービームが結果的にローディに命中してしまい、彼を負傷させることとなった。
ローディが大怪我を負い、ワンダも守れなかったことを深く気に病み、物語のラストでは本部基地でチェスの駒をいじりながら意気消沈していた。
ワンダ・マキシモフ / スカーレット・ウィッチ
演 - エリザベス・オルセン、日本語吹替 - 行成とあ
マインド・ストーンの力で強力なテレキネシスとマインドコントロール能力を得たソコヴィア出身の強化人間で、アベンジャーズの一員。能力の応用で飛行が可能になっている。能力の強弱は自身の精神状態に大きく左右され、最高潮の段階では超常的な力を持つヴィジョンを一方的に押さえ込む程の力を発揮する。だが本心では一人の普通の人間として見てもらうことを望んでおり、劇中でたびたび苦悩している様子が描かれる。
ソコヴィアでの戦い以降、自身の力が無関係の人間へ被害をもたらすことに対して臆病になっているにもかかわらず、冒頭のラゴスでの戦いでラムロウの自爆攻撃からスティーブを救った代わりに、ワカンダの親善使節団を犠牲にしてしまい、ニュースでその一件を名指しで謗られたことも手伝って苦悩に拍車がかかることとなった。その後ソコヴィア協定への調印には保留を表明し、料理を通してヴィジョンと仲を深め合うが、自分が軟禁されていることに気付き、クリントの説得でヴィジョンを押し退け、自ら行動することを決意し、スティーブたちに加勢する。
空港での大乱戦では、積極的に攻撃することは少なく、スティーブたちのサポートに徹したものの、ローディが放った超音波を浴びて倒れる。その後、ラフト刑務所に拘束具をはめ込まれた形で収監されるが、物語のラストでスティーブに救われる。
スコット・ラング / アントマン / ジャイアントマン
演 - ポール・ラッド、日本語吹替 - 木内秀信
優秀な元システムエンジニアにして、科学者の“ハンク・ピム”博士にスカウトされ2代目“アントマン”となった泥棒。アベンジャーズ本部基地に侵入して、サムと戦闘した縁からスカウトされ、スティーブたちに加勢する。
クリントに連れられて[注釈 5]ドイツの空港で待機していたスティーブたちと合流し、彼と会った早々に長々と握手を交わして加勢。そのまま突入した大乱戦では、縮小した給水車と間違えて縮小した石油タンクローリーをスティーブに投げさせ攻撃してしまう何処か抜けてる姿も見せたが、得意の縮小化能力でナターシャやトニーと拮抗したり、サムの合図に応えて“ジャイアントマン”への巨大化能力を披露し、旅客機や空港の設備を多数破壊するほどの暴れぶりで相手側に迫った。しかし、透明化したヴィジョンの反撃でパニックに陥り、ピーターのウェブで両足を縛られ、トニーとローディのアッパーカットを喰らって倒れこみ、元に戻って力尽きた。
その後ラフト刑務所に収監され、来訪したトニーに「ピム博士から信用するなと言われた」と投げつけるも、「君は誰だ?」とあしらわれた。だが物語のラストで、スティーブに救われる。
シャロン・カーター / エージェント13
演 - エミリー・ヴァンキャンプ、日本語吹替 - 御沓優子
S.H.I.E.L.D.のエージェントで、現在はCIAから異動し、対テロ共同対策本部に籍を置く。本作ではソコヴィア協定に賛成しているが、追われる身となったスティーブたちを陰から支援する。また、スティーブのかつての想い人である“ペギー・カーター”の姪であり、唯一の親族であることが本作において明言された。
物語前半のペギーの葬儀に参列し、姪として伯母との思い出をスピーチして、スティーブとも親交を深める。協定の署名式の爆破テロ後にはバッキーの潜伏先の情報をスティーブたちに託し、一度拿捕されたバッキーが対策本部で暴れた際には、敵わなかったもののナターシャと共に無駄のない動作で格闘戦を挑んだ。その後、犯罪者に手を貸すことになると覚悟の上でスティーブたちと密会し、押収された彼らの装備一式を返上。スティーブとキスを交わして立ち去る。
その後の彼女の去就は描写されず、本作以降のMCU作品には2019年現在登場していない。また、本作の制作の初期段階ではキャプテン・アメリカ陣営だった。
ピーター・パーカー / スパイダーマン
演 - トム・ホランド、日本語吹替 - 榎木淳弥[12]
本作の約半年前頃から、生活圏であるニューヨークのクイーンズで自作のコスチューム姿で正体を隠しながら“スパイダーマン”と名乗り、自警活動を行っていた高校生。特殊なクモに噛まれた影響でクモのさまざまな能力を有しており、俊敏さと走行中の車を受け止められるほどの怪力、自作のウェブ(クモ糸)を射出する“ウェブ・シューター”を合わせたトリッキーな戦闘スタイルで戦うが、おしゃべり好きで無駄口が多く敵味方双方から呆れられる場面もある。なお、まだ未成年で学生のためトニーからは「坊や」・「スパイダーボーイ」・「レオタード君」と呼ばれている(ピーターはトニーを「スタークさん」と呼んでいる)。サムがスコットの素性を追っていた時点で既に存在を示唆されており、これまでの活躍をネット映像で見たトニーにスカウトされ、空港での大乱戦に参加する。
ある日高校から帰宅すると、叔母のメイがトニーを招いていたことに驚き、彼と二人きりになるとスパイダーマンとしての活動を見抜かれて、自分が自警団を行う理由を語り、トニーにスカウトされる。
そして、彼によって新調されたスーツにその身を包んで、トニーたちに加勢。空港での大乱戦では、バッキーの左義手のパンチを軽々と受け止め、彼とサムの2人を相手にしても戦いを優位に進め、憧れのスティーブとも渡り合うなど大活躍するが、巨大化したまま倒れ込んできたスコットの右手に勢い余ってぶつかり、疲労困憊となってトニーから帰宅するよう勧められた。
エンドロール後には、自室でトニーから譲り受けたウェブ・シューターからスパイダー・シグナルを天井に投影して驚く。
トニーが彼をチームに引き入れた理由は、彼の戦闘法が相手を傷付けずに捕縛することに長けていたため[13]。本人の希望とトニーの配慮でチームメンバーにその素性は伏せられている。
メイ・パーカー英語版
演 - マリサ・トメイ、日本語吹替 - 安藤麻吹
ピーター・パーカーの叔母。過去のスパイダーマンの映画シリーズに登場した同名のキャラクターに比べて、ややリアクションが大きく見えるほど明るく、年若い。両親を失ったピーターを引き取り、実の親子同然に彼とクイーンズで長年暮らしているが、ピーターがスパイダーマンとして自警活動してることは知らない。
奨学金給付の話のためと称して訪問してきたトニーを興奮しながら迎え入れ、エンドロール後には、怪我をして帰って来たピーターに事情を知らず「強くなったわね」と声をかける。
ティ・チャカ英語版
演 - ジョン・カニ英語版、日本語吹替 - 佐々木敏
ワカンダの国王で、ティ・チャラの父。一国の主らしく誠実な人物で[注釈 6]、ラゴスの惨事を受け、ニュースでアベンジャーズを辛辣に批判したが、ウィーンでのソコヴィア協定の署名式では、協定に賛成の立場で参加したナターシャと快く挨拶を交わした。だがその後、演説を行っている際中にバッキーに扮したジモが引き起こした爆破テロに遭い、息子に抱かれて絶命。彼が右手薬指にはめていた指輪は、ティ・チャラに託される。
ハワード・スターク
演 - ジョン・スラッテリー、日本語吹替 - 仲野裕
トニーの実父であり、スターク・インダストリーズの創始者にして、S.H.I.E.L.D.創設者兼幹部の一人。本作の時点では故人。
以前、彼の死にヒドラが関与していることがゾラによって示唆されていたが、本作において明確になった。その詳細は1991年12月16日の夜、妻のマリアと共にペンタゴン経由でバハマへ出張するため自動車を走らせていたが、運搬していた超人血清を奪取する任務を請け負ったバッキー/ウィンター・ソルジャーの襲撃を受け、撲殺されたというものだった。
マリア・スターク
演 - ホープ・デイヴィス、日本語吹替 - 泉裕子
ハワードの妻で、トニーの母。本作の時点では故人。ピアノの弾き語りを得意とし、トニーからも慕われ、不和だったトニーとハワードの親子仲を取り持つなど、穏やかな人柄だった。
本作で、1991年12月16日にハワードを手にかけた直後のバッキー/ウィンター・ソルジャーに絞殺されていたことが判明した。
ミリアム・シャープ[注釈 7]
演 - アルフレ・ウッダード
国務省の人事部門に勤務する女性。自慢の息子の“チャールズ・スペンサー”[注釈 8][注釈 9]がソコヴィアでの戦闘に巻き込まれたが、ビルの下敷きになって死亡したことからアベンジャーズを憎み、トニーを糾弾する。この時のやりとりもトニーが協定に賛成するきっかけの一端となった。
演じるウッダードは、同MCUのTVドラマ『Marvel ルーク・ケイジ』にも出演しているが、マリア・ディラードという別のキャラクターを演じている。
ヴァシリー・カルポフ
演 - ジーン・ファーバー、日本語吹替 - 山岸治雄
元ロシア軍大佐である、ヒドラの一員。1991年時には、ヒドラのシベリア基地で管理していたバッキーを利用した任務や、奪った超人血清を被験者に投与してウィンター・ソルジャー化させる実験を行なっていた。バッキーにスターク夫妻暗殺を指示した張本人でもあり、ウィンター・ソルジャーたちを道具扱いし、自身に危害が加わりそうになると部下たちを見捨ててまでバッキーに自分だけを救わせた典型的な小悪党である。
現代ではクリーヴランドの自宅に潜伏していたが、同時に秘匿していた赤いノートを狙うジモの不意打ちを受けて逆さ吊り状態で捕縛・拷問され、「地獄へ落ちろ」「ヒドラ万歳」と言い残し、ノートを奪ったジモによって水死する。
F.R.I.D.A.Y. (フライデー)
声 - ケリー・コンドン、日本語吹替 - 安井絵里
トニー/アイアンマンが所有するサポートA.I.。
F.R.I.D.A.Y. (フライデー)の項を参照。
配送員
演 - スタン・リー、日本語吹替 - 高桑満
フェデックスの老配送員。物語のラストで、アベンジャーズ本部基地を訪ね、トニーの名を「トニー・スタンク」[注釈 10]と呼び間違えながらスティーブからの小包を手渡し、ローディを笑わせる。
ブロック・ラムロウ / クロスボーンズ英語版
演 - フランク・グリロ、日本語吹替 - 水内清光
S.H.I.E.L.D.の特殊部隊“S.T.R.I.K.E.”のリーダーでありながら、その正体はヒドラの戦闘員だった男。インサイト計画の際にヘリキャリアの墜落に巻き込まれたが、全身に大火傷を負いながらも生存していた。そのことで顔の左半分に大きな大火傷の跡が残ったため、スティーブを激しく憎悪し、彼の抹殺に執念を燃やす。本作では、敵を倒すために手下も爆風に巻き込むなど冷酷な行為もとる。
物語の冒頭で黒いマスクとボディアーマーで身を包んだ“クロスボーンズ”として10数人の手下と共にラゴスで生物兵器の強奪を目的としたテロ活動を企てる。現地に待機していたアベンジャーズと交戦するも、感染症研究所から兵器の奪取に成功。飛行場へ向かうが、スティーブと格闘して敗れ、兵器も奪還された。しかしバッキーの話をしてスティーブを油断させ、彼を道連れにしようと自爆を敢行し死亡。スティーブは事なきを得たが、この戦いがきっかけで多くの人的被害が発生し、ソコヴィア協定及び協定への調印などを巡るアベンジャーズの内部分裂の発端となる。
エヴェレット・ロス
演 - マーティン・フリーマン、日本語吹替 - 森川智之
対テロ共同対策本部の副司令官で、シャロンの上司。ソコヴィア協定に調印しなかったスティーブやサムにも威張りちらし、犯罪者と見做した人物に有無を言わせず連行して、彼らへ嫌味を吐くなどいけ好かない第一印象だが、有事の際には周囲の部下たちを引き締める高官として職務に務める。
ウィーンでの爆破テロ事件の容疑者となったバッキーに対する捕獲作戦指揮を執り、捜査妨害を行ったスティーブとサムをバッキーと共に逮捕し、彼らの装備一式を押収。バッキーを精神科医に心理鑑定させようとしたが、ジモの策略に振り回されてしまう。
しかし本作のラストでは、ジモを監視下に置く。
サディアス・“サンダーボルト”・ロス英語版
演 - ウィリアム・ハート、日本語吹替 - 菅生隆之
かつてアメリカ陸軍将軍時代に、 ブルース・バナー / ハルクの力を軍事利用しようとしたアメリカ国務長官。本作の5年前にゴルフ中に心臓発作を患い、13時間のバイパス手術を受けたらしく、ローディ曰く「サムより勲章を1つ多く持っている」。アベンジャーズに属するヒーローたちのような超人を露骨に毛嫌いし、彼らを合法的に圧制する術を模索している節もあり、ソコヴィア協定による超人たちの管理を強く求めている。また、アベンジャーズを脱退中のソーと行方不明のブルース/ハルクを「“核弾頭”」と称したり、協定に調印したトニーの報告や提案を聞き入れず、一方的に自分の指示を押し付けるなど、度量が狭い面は相変わらずである。
ラゴスでの惨事の数日後に、アベンジャーズ本部基地を訪ねて、アベンジャーズにソコヴィア協定への登録を推し進めた。その後は、ルーマニアやドイツで幾度となく騒動を起こしたスティーブやバッキーたちを捉えるようにトニーたちへ命じ続けた。
事後は、戦犯としてスティーブたちを国際指名手配犯にするが、スティーブがサムたちを救出するべくラフト刑務所を侵入したときには、トニーに連絡を取ったものの、スティーブの意思を尊重したトニーに無視されてしまう。
ヘルムート・ジモ英語版
演 - ダニエル・ブリュール、日本語吹替 - 内田夕夜
元ソコヴィアの特殊暗殺部隊“エコー・スコーピオン”の隊長を務めていた男で[注釈 11]、今回の一件の黒幕である。かつては家族思いの善人だったが[注釈 12]、1年前にウルトロンが引き起こしたソコヴィアの戦いで被害に遭い、自分たちを救わずに立ち去ったアベンジャーズを逆恨みし、父親と妻子を喪ったことへの復讐を決意する。当人は超人に匹敵する特殊能力も、ヒドラのような組織力も持たないなど、肩書きを除けば普通の人間であるが、特殊暗殺部隊に所属していた経験から、英語だけでなくロシア語やドイツ語も話せる語学力と、銃器の取り扱いや変装に、EMP爆弾の組み立てといった技能、暗号解読の腕や行動力まで、常人を軽く上回るほどの実力を備えている。朝食に必ずベーコンとコーヒーを添付させるこだわりを持つ。
アベンジャーズへの復讐心を行動原理に各地を渡り歩いて、目的達成のために複数の人物をも手にかける非情さをも秘めているが、ウィーンでティ・チャカを爆破テロに巻き込んで死なせてしまった事実に罪悪感を抱いていたことから良心が完全に欠落した訳ではない様子が伺える。
家族を喪った後にアベンジャーズへの復讐心が芽生え、彼らに直接対決を挑んでも勝つことはできないと判断し、彼らを同士討ちさせて内部崩壊させる計画を立案。かつてヒドラのインサイト計画の際にナターシャが暗号化して世間に公表したS.H.I.E.L.D.の資料を1年近くに渡って解読し、バッキーがウィンター・ソルジャーとして遂行した任務記録を執拗に求めて暗躍を開始。クリーヴランドでのカルポフの赤いノート奪取から、ウィーンの国連会議場でバッキーに変装しながら爆破テロを引き起こすことでの罪の擦り付け、更に精神科医の“ブルサード”になりすまして[注釈 13]ベルリンで逮捕されたバッキーを暗号で暴れさせるなど各地での行動を次々と成功させ、これが切っ掛けでアベンジャーズは分裂し、空港で大乱戦を引き起こすこととなってしまう。
その後に向かったシベリアにあるヒドラの基地では、冷凍室に眠っている他のウィンター・ソルジャーを射殺し、スティーブたちを待ち伏せ、彼らが来るとウィンター・ソルジャーの任務記録にあったスターク夫妻暗殺時の映像を見せて遂にスティーブとトニーを対決させたが、ティ・チャラに彼の父を死なせたことを謝罪し、今回の一件のけじめとして拳銃自殺しようとしたところをティ・チャラに阻止・逮捕される。
物語のラストで、アベンジャーズは解体したものの、トニーとスティーブが密かに和解したことにより復讐は完遂に至らず、自身はエヴェレットの監視下に置かれることとなり、彼から嘲られるが、それに対して意味深な言葉を返す。
原作における二代目バロン・ジモと同名だが、容姿・キャラクターともに全く異なる。

設定・用語[編集]

武装・アイテム・テクノロジー[編集]

ヒーローの装備・ビークル[編集]

ヴィブラニウムの盾
スティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカが戦時中から愛用する、トレードマークの武器。超文明国ワカンダで採掘される地上最強の希少金属“ヴィブラニウム”製で、あらゆる攻撃を跳ね返し、衝撃を完全に吸収する性質を持つ。トニーの父ハワードと同僚が制作した。本作では、空港での戦いでピーターが初登場時にウェブで奪い取って右腕に保持しながら自己紹介した挙句にスコットに取り返されたり、ティ・チャラが着用するブラックパンサー・スーツのヴィブラニウム製爪攻撃で大きな傷跡を残すなどの一幕もあり、クライマックスではスティーブがトニーの強訴を呑んで手放す。
ユニフォーム
スティーブが着用する、星条旗デザインの新戦闘服とヘルメット。外観のイメージはそのままに、より優れた防御力とフィット感を有するものにとトニーによって新調されたが、“マグネティック・エレメント”はオミットされている。
ワイヤー射出機
スティーブがユニフォームのポーチに収めて傾向していたツール。クライマックスの死闘で、トニーの首に巻きつけて彼を一時牽制する。
アイアンマン・アーマー
トニー・スターク/アイアンマンが装着するパワードスーツ。本作ではマーク46と、衝撃波を放つことが可能な戦闘用のグローブに変形する腕時計が登場する。
ウィドウ・バイト
ナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウが両腕に装備する万能リストバンド。ラゴスの戦いと空港での大乱戦で、スタンガン機能やテーザー・ディスク射出機能を駆使する。
ウィドウ・バトン
ナターシャの2本の近接格闘戦用バトン。本作ではトンファー型となっており、空港でのクリントとの白兵戦で登場するが、放電機能は使用しない。
サイバネティック・アーム
ヒドラの技術者らによって開発され、第二次世界大戦で左腕を肩から失う重傷でヒドラに捕まったバッキー・バーンズがウィンター・ソルジャーに改造される際、取り付けられたチタニウム製左義手。本作でもバッキーの主戦力となるが、クライマックスの死闘でアイアンマンのユニビームをゼロ距離で喰らい、蒸発してしまう。
Eユニフォーム
バッキーが着用する黒ずくめの戦闘服。本編で着用しているものは、ヒドラに属していた頃のものとはディテールが異なり、以前のように多数の手持ち武器も携行していない。
EXO-7ファルコン
サム・ウィルソン/ファルコンが装備する、彼のコードネームの由来でもある、ウイングパック型のフライトスーツ。本作ではより多くの機能が行使され、左前腕のガントレットにタッチパネルを、背部には小型ミサイル発射口や後述のレッドウィングが備わり、耐久性と可動域が向上した主翼を必要に応じて様々な形態に変形させ、盾として使用することもできるなど、より戦闘に特化したものになったことが描写される。
対テロ共同対策本部に押収された際に、シャロンがサムへ差し出した借用書には、「鳥の衣装」と皮肉を込めて表記されていた。
レッドウィング
鳥類を模した戦闘支援用小型ドローン。EXO-7ファルコンの背部に搭載され、使用時に展開した背部から分離して射出される。小型カメラ、X線スキャン、弾丸発射、ワイヤー射出機能、ファルコンのタッチパネルによる遠隔操作まで多数の機能を備え、頑強な外装を活かした体当たりまで難なく行うなど、偵察や戦闘支援で活躍する。サムは仲間たちに、このドローンの名を呼んでもらうことを願うほど気に入っている。
ウォーマシン マーク3
ジェームズ・ローズ/ウォーマシンが装着するパワードスーツ。
トリックアロー
クリント・バートン/ホークアイが愛用する矢。本作では放電する矢や、爆弾付きで発射後に9本に分裂して追尾する矢などを使用する。
トリックアローと対となるクリント愛用のリカーブボウ。本作では近接戦闘用の長尺のロッドに変形させる機能を披露し、通常形態での射撃や白兵戦闘に加え、棒術戦も可能となったが、ティ・チャラに叩き折られる。
警棒
クリントが背部に収めて携行する、近接格闘用の武器。アベンジャーズ本部基地で対抗してきたヴィジョンに対して振るうが、彼のヴィブラニウム製のボディには全く通用せずに折れてしまう。
ブラックパンサー・スーツ
ティ・チャラ/ブラックパンサーが着用する、黒豹をモチーフにデザインされた戦闘用スーツ。ヴィブラニウムが編み込まれており、軽量でしなやかでありながら機銃掃射を受け続けても傷一つ付かないほどの非常に高い対衝撃性を発揮する。黒豹の頭部を模したヘルメットはスーツ本体から分離も可能。武器は両手の指先から伸縮するヴィブラニウム製の銀色の爪で、その切れ味は、同じヴィブラニウム製のキャプテン・アメリカの盾表面に傷跡を残し、コンクリート製の壁面にも指先を食い込ませられるほど鋭い。しかし、ナターシャにウィドウ・バイトを撃ち込まれた際に感電したことから、電流への防御能力までは有していないことが伺える。
ブラックパンサーのスーツと称号は、ワカンダの歴代国王によって受け継がれてきており、王位継承の資格を持つ者が次期国王の座とこの称号を受け継ぐ。
マインド・ストーン
ヴィジョンの額に埋め込まれた、“インフィニティ・ストーン”の一つである、思考・精神を司る力を持つ黄色い結晶石。ヴィジョンに様々な超常的な力を与える。
アントマン・スーツ マーク2
スコット・ラング/アントマンが着用する、アリを模した特殊スーツとヘルメット。本作で着用するスーツは、最新テクノロジーでアップグレードされた新型であり、配色と素材だけでなく、腹部のピム粒子調整機や上半身のチューブが現代的になって、左前腕部にタッチパネルが搭載され、ヘルメットも赤いラインと背部へ繋がるチューブがなくなり、開閉・脱着スイッチは左耳の下に置き換わってシャープなデザインになるなど、若干スマートで現代的な外観である。
旧スーツと同等の縮小・拡大能力も健在だが、タッチパネルと左手の拡大ボタンの操作で身長約20メートルまで巨大化が可能になった[注釈 14][14]。だが使用者に多大な負担がかかる欠点があり、過去のテスト時に一度だけ巨大化を試みた際、スコットは巨大化を解いた直後に気絶してしまった模様で、空港での大乱戦時でも彼は巨大化から元のサイズに戻ると頭痛を訴えていた。
※ 旧スーツとヘルメットについてはこちらを参照。
ピム・ディスク
スコットが使用する、手裏剣のような形状の小型ディスク。本作では拡大用のディスクのみを使用し、空港での大乱戦でスティーブに投げてもらった縮小石油タンクローリーに投げつけて巨大化させ、攻撃する。
スパイダーマン・スーツ(ハイテク・スーツ)[15]
ピーター・パーカー/スパイダーマンの意見や能力を参考に、トニーが新開発したピーター専用の特殊なスパイダーマン・スーツ[注釈 15]。赤と青のツートンカラーを基調に、黒いクモの巣の模様が施されている。ゴーグルの代わりとなるマスクの目元には表情筋を反映させて絞るシャッターのような機能がある。
ウェブ・シューター
ピーターがスーツの上から両腕に装備する、ウェブ(クモ糸)発射装置。ピーター自ら発明したクモ糸の原料“ウェブ・フリュイド”を詰めたカートリッジを装填し、ウェブを発射する。その強度と粘着力は、超人兵士のスティーブやバッキーですら一時的に拘束するほど高い効果を発揮する。伸ばしたウェブをロープのように用いてスイングしながらの移動にも多用される。また、スパイダーマンのマークである“スパイダー・シグナル”の投影機能も搭載されている[注釈 16]
ハンドガン
グロック26
ナターシャが右大腿部のホルスターで携行するハンドガンだが、劇中未使用。
H&K P30
クリントが左大腿部のホルスターで携行し、護身用の補助武装として用いるハンドガンだが、劇中未使用。
マシンガン
M249 パラトルーパー
クライマックスのシベリアで、バッキーがクインジェット内の武器庫から取り出して[注釈 17]装備した軽機関銃。後に激怒したトニーに銃口を向けるが、すぐに武装解除される。
ステアーSPP
サムがサブウェポンとして愛用する、マシンピストル。
クインジェット
アベンジャーズが保有する特殊航空機。元々はS.H.I.E.L.D.が所有していた貨物船兼戦闘機だったが、トニーによって改良が施され、スターク社製のステルス機能も搭載された。本作では、空港の格納庫に駐機された本機へ、スティーブとバッキーが大乱戦の末に搭乗。離陸時に障害物を機銃掃射で破壊し、飛び立つことに成功した。そしてそのまま、ジモが待ち受けるシベリアへと赴く。
ブラックパンサーのジェット機
ティ・チャラが空港での大乱戦の後、単身でバッキー打倒へ向かうために操縦した、1人乗りの黒い小型航空機。ティ・チャラは本機で密かにトニーの後をつけて、シベリアまで飛ぶ。
後の『ブラックパンサー』に登場するワカンダ産の航空機各種は、パイロットが片腕に巻いた“キモヨ・ビーズ”で操縦するが、本機は通常の航空機と同様に、操縦席に備え付けられた操縦桿で操縦する形式である。

その他の武器・アイテム・テクノロジー[編集]

F.R.I.D.A.Y.(フライデー)
ソコヴィアでの戦闘から、ヴィジョンに移植されたJ.A.R.V.I.S.に代わって、トニー/アイアンマンをサポートするAI。出番はさほど多くなかったが、物語の後半ではジモが今回の一件の黒幕として暗躍していることを突き止め、トニーに伝える。その際に、「私を誰だと?」と自信家風の言い回しをした。
B.A.R.F.
トニーが6億1100万ドルもの大金を注ぎ込んで発明したシステムで、B.A.R.F.とは、“B”inarily “A”ugmented “R”etro- “F”ramingの略称。人の心のケアのために研究開発され、人の頭脳の海馬をスキャンして過去を拡張し、ホログラムとして構成する。但しスキャンを受けた者は、暫くの間若干の頭痛に襲われるようで、トニーはMITで行った奨学金給付セミナーで、このシステムのデモンストレーションとして両親との最後の思い出を構成したが、その後の物語の前半で、体調が良好でない様子を数回見せる。
超人血清
これまでのMCU作品の幾つかにも同等のものが登場した人体強化用の薬品で、スティーブの能力を限界にまで強化した血清。本作の1991年の回想シーンに登場するものは、戦時中に発明されたオリジナルのデータを元にハワードが再現したものである。しかし完成度はオリジナルに至らず、投与された被験者は苦しんだ末に1991年時のバッキーを上回る身体能力を発揮したが、理性を失って暴走している。
クロスボーンズのボディアーマー
ブロック・ラムロウ/クロスボーンズがテロ実行と身体の火傷を覆い隠すために用いる、装甲服。“クロスボーンズ”の名のとおり、胸部アーマーには“×”が、フルフェイスヘルメットには髑髏のような白いペイントがそれぞれ施されており、両二の腕部には複数の爆薬が収められている。両前腕に装備するガントレットには、空気圧で打撃力を高める機能があり[注釈 18]、格闘戦用の刃まで仕込まれている。
ラムロウの自爆に伴ってこのアーマーも消失したが、戦闘中に外されて落とした右腕側のガントレットは、後の『スパイダーマン:ホームカミング』で“ショッカーガントレット”に改良されて登場する。
生物兵器
ラゴスの感染症研究所に保管されていた兵器。具体的な概要は不明だが、ラムロウの一味がこれを狙って研究所を襲撃し、奪取に成功してラムロウの手下の1人が所持して逃走。アベンジャーズと争奪戦を展開したが、ナターシャとレッドウィングを操作したサムの連携により、地面に落ちる間一髪のところで奪還に成功する。
コードブック
かつてヒドラのシベリア基地に保管されていた、ヒドラのノート。黒い星がマーキングされた赤いハードカバーが特徴で、中にはシベリア基地のセキュリティドアを開く番号から、ウィンター・ソルジャーを洗脳する暗号等、ウィンター・ソルジャーに関する情報までが記載されていた。
現在においてこのノートは、カルポフによって彼の潜伏先であるクリーヴランドの自宅の壁の内側に、ヒドラの多くの物品の1つとして秘匿されていたが、カルポフを襲ったジモに奪われ、彼の復讐計画に利用されることになる。
EMP爆弾
ジモがドイツで組み立てた電磁波爆弾。共同対策本部に身柄を確保されたバッキーを暴れさせる作戦の一環として、ジモはこれを木箱に収めて運送業者にベルリン郊外の発電所に運搬させた。そして木箱が開封されると、ジモの遠隔操作で発せられた強力な電磁波で発電設備をショートさせ、ベルリン中を一斉に停電・混乱に陥れた。その隙に精神科医になりすまして共同対策本部に潜入したジモは、バッキーを操って暴れさせる。
銃火器
ハンドガン
サブマシンガン
ショットガン
ライフル
  • G36C
  • G36K
マシンガン
M67破片手榴弾
ラムロウがナターシャへの攻撃に使用する。

条約・制度[編集]

ソコヴィア協定
超人たちやヴィランによる活動と戦闘で、世界各地に多大な被害が被られ続けたことを受けて、国連委員会が提唱した協定書。アベンジャーズに属するヒーローたちをはじめとする世界中の超人たちや、認可外の技術・物品を所持する者たちを国連委員会の管理下に置き、その活動を国連委員会が認めた時にのみ許可させるという条約である。即ち上述の事項に該当する者はこの条約に署名を拒否した場合、超常的な力や技術を用いての活動を一切禁止され、その立場のまま力や技術を用いて活動すると犯罪者として識別されてしまうことになる。また、署名を拒否した者への接触・加担を行った人物も、同様に犯罪者として扱われる。
全世界の中から117の国家が賛同して樹立され、ウィーンのサミットで署名式が執り行われたが、その最中にジモの陰謀で中継車に仕掛けられた爆弾による爆破テロが置き、70人が負傷してティ・チャカを含む12人が死亡した。
本作終了後も本協定が廃止されることはなく、以降のMCU作品の幾つかにも本協定が登場して、物語に大小問わず影響を与えている。
セプテンバー資金奨学金
“スターク・インダストリーズ”CEOのペッパー・ポッツが代表となって設けられた、MITの研究生たちへの奨学金制度。本作の前半でトニーは、MITで本制度の給付セミナーに出演し、生徒全員への資金提供を宣言した。また、ピーターをスカウトする際にも、本制度の話という名目でパーカー家を訪ねている。

施設・組織・国家[編集]

アベンジャーズ本部基地
ニューヨーク州北部にあるスターク社の倉庫を改装した、アベンジャーズの拠点である基地施設。本作では、アベンジャーズの面々の私室[注釈 19]や、ガラス張りの応接室、キッチン、ジムなどが描写された[注釈 20]。ワンダがテレキネシス能力でヴィジョンを抑えた際には、施設内の天井や床に大穴が空く。
ヒドラ
かつて第二次大戦中に壊滅へと追い込まれながらも、70年近くの間に歴史の影で再興・暗躍していた秘密結社。本作では1991年時に、シベリア基地において暗殺部隊結成のために、バッキー以外にもウィンター・ソルジャーを生み出そうと計画し、バッキーに奪わせた超人血清を被験者5人に投与したが、全員理性を失って暴れ出したため[注釈 21]計画は失敗に終わり、被験者全員冷凍睡眠されることとなった逸話が明かされた。
そして現在でも、シベリア基地に5人のウィンター・ソルジャーが冷凍睡眠状態で保存されており、そのことを知ったスティーブはジモが彼らを手中に収めようとしていると睨んだが、ジモ自身は5人のウィンター・ソルジャーを欲していたわけではなく、スティーブたちの誘き寄せに成功すると5人まとめて射殺している。
シベリア基地
シベリアの雪原に構えられた、ヒドラの秘密地下施設。出入り口はセキュリティドアとなっており[注釈 22]、無機質な内部には、ウィンター・ソルジャーの収容・実験設備や彼らの冷凍睡眠用カプセルが備わる冷凍室[注釈 23]、備品の保管庫などがあり、1991年時にはバッキーの記憶を抹消するための“メモリー・サプレッシング・マシーン”も置かれていた。
現在では閉鎖されて一見無人の廃墟同然となっていたが、セキュリティドアや冷凍室のカプセルなどの設備は未だに機能しており、保管庫にもヒドラの物品が幾つか残っていた。そのためジモは計画の仕上げとして、この施設にスティーブたちを誘き寄せて、彼らに死闘を展開させた。その余波で、冷凍室は壊滅している。
対テロ共同対策本部
エヴェレットが副司令官を務め、シャロンも所属する国際的特殊治安維持部隊。国際的政府組織の下で、世界中のテロへの対処を主任務とし、活動内容によって各国の特殊部隊などと共同作戦を展開することもある。本部施設はベルリンに置かれている。
テロの嫌疑がかかったバッキーを捕らえるために彼のアパートへGSG-9を派遣し、バッキーの抵抗やスティーブとサムの妨害に遭って激戦となりながらも、彼らを捕縛し、本部施設の東棟地下5階にバッキーを収容するが、精神科医になりすましたジモにより、バッキーを操られて施設内が大混乱となってしまった。本作のラストでは、ジモを捕縛する。
感染症研究所
物語の序盤に登場した、ラゴスに存在する研究施設。施設自体は3階建のビルで、生物兵器を保管していたが、ラムロウ率いる武装集団の襲撃を受け、アベンジャーズとの戦場となり、その最中に生物兵器はラムロウに奪取されてしまう。
ライプツィヒ・ハレ空港
ドイツザクセン州に位置する国際空港。スティーブたちはここからヘリコプターに乗り込んでジモの後を追おうとしたが、トニーに妨害された。その結果、ヒーローたちの激しい大乱闘の舞台となり、空港内の設備や車両・旅客機などが多数破壊され、大きな被害が出る。
ラフト刑務所
大西洋の海中に建てられた刑務所。世界中の犯罪者の中でも特に凶悪な輩や、超人及びそれに匹敵する装備を所持する者が収監対象である。この施設にアクセスするには、建物自体を海面に露出させる必要があり、劇中では屋上のヘリポートからの出入り口が登場した。また、建造されて大した年月が経っていないのか、所内は現代的で整然としている。本刑務所に収監された犯罪者は、青い囚人服を着せられる。
物語の後半で、ここにサム、クリント、ワンダ、スコットが収監され、後にスティーブたちの行方を追うトニーやロスも来訪した。たが本作のラストで、侵入したスティーブによって所内の監守や職員たちが倒され、上記の4人は解放される。
ワカンダ
アフリカに位置する、ティ・チャラやティ・チャカの母国。本作の時点では、希少な超金属“ヴィブラニウム”の産出国であるということ以外にその全容は不明だが[注釈 24]、本作のエンドクレジット後にスティーブに連れられたバッキーが亡命し、本国の冷凍睡眠装置にその身を委ねる。

製作[編集]

企画[編集]

2014年3月、ルッソ兄弟はキャプテン・アメリカの実写映画化第2作『ウィンター・ソルジャー』より引き続き、クリス・エヴァンス主演、ケヴィン・ファイギ製作、クリストファー・マルクスおよびスティーヴン・マクフィーリーによる脚本のもと本作の監督を務めることを明らかにした[16][17]。マルクスとマクフィーリーは2013年の後半以来、兄弟が2014年2月に映画の製作を始めたのと同時に脚本の執筆にとりかかっており[18][19]、ルッソ兄弟の監督としての再起用は、『ウィンター・ソルジャー』の本上映より3か月前に行われた試写会の後、マーベルより決定が下されていた[16]

2014年4月、ジョー・ルッソはインタビューで『ウィンター・ソルジャー』からのストーリーの続きについて「この映画(『ウィンター・ソルジャー』)のいいところは、2つのパートに分かれていることだ。ウィンター・ソルジャーの旅はまだ終わったわけではない。次回作は必然的に、その旅の終わりについて描いたものになるだろうね」と述べた[20]。またマーベルは、本作のアメリカでの公開日を2016年5月6日と発表[21]。前作で撮影監督を務めたトレント・オパロックも引き続き本作に携わることを発表している[22]。2014年7月、マルクスとマクフィーリーは2015年4月に本撮影を開始する予定に合わせ脚本の草稿を執筆している途中であることを明かし[23]、同年8月には本作品を、「『ファースト・アベンジャー』と『ウィンター・ソルジャー』が混ざり合ったもの」にするつもりだと述べた[24]。ルッソ兄弟も本作品を"サイコスリラー"と位置付けており、『セブン』や『ファーゴ』、『ゴッドファーザー』といった作品に加え、西部劇ブライアン・デ・パルマの映画から影響を受けたと述べている[25][26]

プリプロダクション[編集]

2014年10月、ロバート・ダウニー・Jr.が本作でトニー・スタークを演じるための最終交渉に入り、本作の元となった漫画『シビル・ウォー』のストーリーラインに合わせるべくキャストに加えられた[27]。同月末、セバスチャン・スタンが前作に引き続きバッキー・バーンズ役で出演することが明らかとなり[28]、本作の正式な題名がCaptain America: Civil Warに決定された[29]。また、チャドウィック・ボーズマンがブラック・パンサーに扮するキャラクター・ティチャラとして出演することが発表された[30][31]。プロデューサーのファイギは本作品を、マーベル・シネマティック・ユニバース(以下MCU)におけるフェーズ3の最初の映画であると位置づけた[32]

2014年11月、アンソニー・マッキーとフランク・グリロが前作に引き続き、それぞれサム・ウィルソン、ブラック・ラムロウとして出演することとなり、ダニエル・ブリュールが新たにキャストとして加えられた[33][34]。加えて、同月24日に発生したソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントへのハッキング事件により流出したメールの中に、マーベルが本作品にスパイダーマン(ソニー・ピクチャーズが映画化権を保有している)を登場させる要望が記されたメールがあったことが明らかとなった[35]。この交渉は当初決裂したものと思われていたが、2015年2月に両社がMCUの映画においてスパイダーマンのキャラクターを使用するライセンス契約を結んだことにより、スパイダーマンが本作品に登場することが決定された[36][37][38]。ルッソ兄弟はこれに関し、本作品にスパイダーマンを登場させるために数か月間ロビー活動をしていたことを明かした[39]

2015年1月にはスカーレット・ヨハンソンが前作に引き続きナターシャ・ロマノフ役を演じることが明かされ[40]、『ウィンター・ソルジャー』で編集を務めたジェフリー・フォードも本作に携わる契約に署名した[41]。2015年3月、ジェレミー・レナーが再びクリント・バートン役で出演することが決まった[42]。4月には本作が3D変換で製作されること[43]、そしてブリュールがヘルムート・ジモ役を演じることが明らかとなった[44][45]。さらに、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』に出演していたエリザベス・オルセンもワンダ・マキシモフ役で本作に出演することが決定された[46]

アトランタ・ダウンタウン地区に組まれた『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の舞台セット

撮影[編集]

本作の撮影は2015年4月27日[47][48]、ジョージア州ファイエットにあるパインウッド・アトランタ・スタジオ[49]にて開始された(撮影時の題名は「スプートニク」[50])。加えて、アトランタ都市圏のバックヘッド[51]、ミッドタウン[52]、ダウンタウン[53]の3地区とノークロス市(グイネット郡[51]、およびポルシェの北米本社(劇中ではアベンジャーズの本部ビルとして使用されている)[54]にてロケーション撮影が行われた他、ドイツプエルトリコアイスランドにて追加のロケーション撮影が行われた[55][56]。また、本作ではIMAXARRIの提携によるデジタル2Dカメラが、ドイツのライプツィヒ・ハレ空港での約15分にも及ぶ戦闘シーンの撮影で使用されている[47][57]

5月上旬、マーベルはマーティン・フリーマンが詳細不明の役で出演することを発表した[58]。この間、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』に出演したヴィジョン役のポール・ベタニーおよびローディー役のドン・チードル、『ウィンター・ソルジャー』に出演したシャロン・カーター役のエミリー・ヴァンキャンプ、『アントマン』に出演したスコット・ラング役のポール・ラッド、『インクレディブル・ハルク』に出演したロス将軍役のウィリアム・ハートが、それぞれ同一の役で本作品に続投させることが決定されていた[55][59]。余談として、『キャプテン・アメリカ』映画シリーズ前2作や『アベンジャーズ』前2作に出演していたニック・フューリー役のサミュエル・L・ジャクソンIGNのインタビューで、本作での彼の出番がないことをルッソ兄弟から知らされ「驚いた」と語っている[60]。製作総指揮のネイト・ムーアはフューリーの不在について、「彼(フューリー)は『シビル・ウォー』のストーリーには一切関与していない」からだと述べた[26]

2015年5月30日、ルッソ兄弟はファイギともう一人のプロデューサーであるエイミー・パスカルと共に、スパイダーマンに扮するピーター・パーカーの役を演じる俳優を決めるスクリーンテストをアトランタで行った。ルッソ兄弟らは1500人の中からオーディションで選ばれた最終候補者の6人にロバート・ダウニー・Jrを相手役とした演技テストを行い、最終オーディションではクリス・エヴァンスを相手役とした演技テストを行った。その結果、19歳の新人であるイギリスの俳優トム・ホランドがピーター・パーカー役に選ばれた[61][62]。ジョー・ルッソは「僕らは配役に関してかなり主張した」と述べており、ダンスと新体操で培われたホランドの身体性を高く評価していた。また、ルッソ兄弟は「過去の『スパイダーマン』実写作品で演じられていた時と区別する」ために、ピーター・パーカーの年齢をホランドの実年齢に合わせて若く設定している[63]。マーベルは当初、契約の守秘義務によりこのことを公表していなかったが、2015年7月に脚本家のジョナサン・ゴールドスタイン英語版がホランドの出演を明らかにした[64][65]

6月下旬には撮影の半分が終了し[66]、8月上旬に残りの撮影がドイツで行われた[67](ロケの撮影地には上記のライプツィヒ・ハレ空港に加え、ベルリンオリンピアシュタディオン[68]が含まれている)。8月22日には全ての撮影が終了した[69]

ポストプロダクション[編集]

2015年9月、これまでのMCU作品でハルクを演じていたマーク・ラファロは、当初本作の脚本ではハルクも登場することになっていたものの、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』の終盤でハルクがアベンジャーズから去っていった理由と居場所をマーベルが明らかにしなかったため、登場しないことになってしまったと語った[70]。脚本担当のマルクスはこの理由について、原作コミックにはハルクが登場していないことと、早い段階でハルクを出すと戦いがすぐに終わってしまうからだと述べた。また、マルクスはインタビューで「どのキャラクターを出すかは、どんな戦いをさせたいかによるからね」と述べている[63] 。11月、ジョー・ルッソは本作のテーマを"裏切り"とし、「とてもエモーショナルな作品」だと称した[71]

2016年1月にはいくつかの撮り直しが行われた[72]。2月22日にはマーティン・フリーマンが登場するスチール写真が公開され、エヴェレット・ロス役を演じることが発表された[73][74]。また、『アイアンマン』実写3部作にペッパー・ポッツ役で出演していたグウィネス・パルトロウも本作に続投で出演することが明らかになった[75][76]。3月16日、ルッソ兄弟は本作の完成まであと1週間半かかることと合わせて[77]、本編終了後のポストクレジット・シーン(おまけ映像)を2つか3つ加える予定だと明かした[78]

公開[編集]

2016年4月22日に本作品のワールドプレミアがドルビー・シアターにて行われ[79]、27日に世界中で先行上映された[80](日本では2016年4月29日より上映[81])。アメリカでは5月6日にIMAXで上映される[82]

日本でのマーケティング[編集]

一般の公開は全米よりも早い4月29日であり、このような措置が取られたのは『アイアンマン3』以来である。日本でのキャッチコピーは「友情が、友情を引き裂く-」「"禁断の戦い"が始まる」となっている。ジャパンプレミアは、熊本地震の影響によりレッドカーペットは中止となったが、試写会は開催され、ゲストとしてファルコンの吹き替えを担当した溝端淳平が登壇した。

2016年4月6日に本作と漫画誌『週刊少年マガジン』(講談社)のコラボレーション企画として、同誌に連載されている『FAIRY TAIL』、『ダイヤのA』、『七つの大罪』の描き下ろしビジュアルが公開された。このビジュアルでは、アベンジャーズが2つの陣営に分かれ互いに戦うという本作の内容を基に、それぞれの作品に登場するキャラクターたちが2つの陣営に分かれて向き合う様が描かれている。このビジュアルを使用したポストカード(3作品のうち1つ)と2種類の本作のポスターカードがセットになった3枚組スペシャルポストカードセットが70万セット限定で用意された[83][84]

他のMCU作品とのタイ・イン[編集]

  • 今作は『アベンジャーズ』『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』の出来事が問題として取り上げられている。
  • ヘルムート・ジモがヒドラの機密情報に詳しい理由については、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』終盤にブラック・ウィドウことナターシャがS.H.I.E.L.D.とヒドラの情報をネット上に流出させたことが遠因であると、作中でジモ本人に語られている。
  • 今作は『インクレディブル・ハルク』からのキャラクターであるサディアス・“サンダーボルト”・ロスが、国務長官として初めて他MCU作品に登場した。
  • アイアンマン陣営のメンバーであるブラックパンサーとスパイダーマンは、単独映画より先駆けて登場している。また、スタッフロール中盤と終了後に流れる2つのおまけ映像は、フェイズ3において、ブラックパンサースパイダーマンの単独映画が控えていることを示唆している。
  • キャプテン・アメリカ陣営のメンバーであるホークアイとアントマンのその後については、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の1シーンにて、ナターシャとスティーブによって語られた。

今後の展開[編集]

プロデューサーのファイギによれば、本作品は『キャプテン・アメリカ』実写3部作の完結作であるとされている[85]。同時に、クリス・エヴァンスがマーベルと出演契約を交わした映画の中では最後の『キャプテン・アメリカ』実写作品であり[86]、エヴァンスは2015年9月に、アベンジャーズ実写映画の次回作である『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』以降の出演まで契約を延長することを受け入れたとコメントした[87]

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 本作で移り住んでいたアパートの一室に置いてあったメモ帳に、思い出すことができた戦時中の出来事や、殺し屋としての活動の一端などを大量に書き留めていた。
  2. ^ 暗号は、“熱望”、“錆びつき”、“17”、“夜明け”、“灼熱”、“9”、“温情”、“帰郷”、“1”、“貨物列車”、という10の単語を聞かせ(半数近くの単語を聞いただけでも自我を失って凶暴化し始める)、最後に「兵士」と尋ねるもので、この後ウィンター・ソルジャーとしての人格に豹変し、「服従します」と返す。暗号は前述の順番とロシア語で唱えることが必須である。
  3. ^ トニーと同様に彼もローディを救おうとしたが、間に合わずトニーに陳謝しており、ラフト刑務所への収監後もローディを気にかけていた。
  4. ^ トニー曰く、「たとえ回復しても麻痺が残る」。
  5. ^ この際、クリントが運転してきた自動車内で雑魚寝していた。
  6. ^ ジモも「立派そうな人だった」と評した。
  7. ^ 原作におけるミリアムにあたるキャラクター。エンディングでは「Miriam」としかクレジットされていない。
  8. ^ 原作では“ダミアン・シャープ”。また、チャールズ・スペンサーという名前はチャールズ・チャップリンのフルネームから来ており、1992年作品『チャーリー』でダウニーJr.が演じている。
  9. ^ トニーによると、「コンピューター工学を専攻し、3.6GPAの優秀な成績を築き上げ、インテルへの就職が決まっていたと同時に、ソコヴィアへ貧しい人々のために家を建てに行った」。
  10. ^ 日本語字幕や日本語吹き替えでは「トニー・スカンク」と訳されている。
  11. ^ 当時の階級は大佐だった。
  12. ^ 亡くなった愛妻からの最後の留守電を現在でも保存していた。
  13. ^ この人物も殺害され、ジモが泊まっていたベルリンのホテルの一室内の浴室で、死体となっていた。
  14. ^ 巨大化した際に何故かスコットは笑っていた。
  15. ^ 他のメンバーと早く打ち解け新参者と疎外感を感じぬようにとトニーが開発に協力している[13]
  16. ^ 原作ではベルトから投影していた。
  17. ^ この武器庫の引き出しには、“ROMANOFF(ロマノフ)”と記されていた。
  18. ^ これで放つパンチは、一撃でスティーブをも突き飛ばした。
  19. ^ 劇中ではスティーブの部屋とワンダの部屋が登場した。
  20. ^ トニーの言によると、プールやホームシアターまであるらしい。
  21. ^ バッキーによると、「彼らは30ヶ国語を話す」らしい。
  22. ^ このドアとコードブックの保管庫を開けるには、備え付けのテンキーに解錠コード“1 7 8 2 6”を入力しなければならない。
  23. ^ ジモ曰く「ミサイル発射の衝撃にも耐えられる」ほどの高い強度を誇るが、アイアンマンのミサイルには無力だった。
  24. ^ アイアンマン2』のラストのS.H.I.E.L.D.の倉庫内のシーンで、モニター内の世界地図にその位置が記されており、その時点で本国の存在が示唆されていた。

参考[編集]

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外部リンク[編集]