マーベル・シネマティック・ユニバースの登場アイテム・テクノロジー一覧

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マーベル・シネマティック・ユニバースの登場アイテム・テクノロジー一覧(マーベル・シネマティック・ユニバースのとうじょうアイテム・テクノロジーいちらん)は、映画シリーズ『マーベル・シネマティック・ユニバース』に登場するツール・武器・テクノロジー・ビークルの一覧である。

ヒーローたちのアイテム・テクノロジー[編集]

アベンジャーズ[編集]

アイアンマンのツール・ビークル
トニー・スターク/アイアンマンは、自ら開発し装着するパワードスーツの“アイアンマン・アーマー”各種を中心に、数々のハイテクツールを駆使する。
ブルース/ハルクのアイテム・武器
ブルース・バナー/ハルクは、常用するアイテムを保有するイメージは薄いが、特製インナーの“ハルク・パンツ”や、惑星“サカール”のハンマー&大斧などを使っている。
ウォーマシンのツール・ビークル
ジェームズ・“ローディ”・ローズ/ウォーマシンは、親友のトニーが開発したパワードスーツの“ウォーマシン・アーマー”を装着し、時には複数の銃器なども使用する。
ブラック・ ウィドウのツール・ビークル
ナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウは、万能リストバンドの“ウィドウズ・バイト”や“テイザー・ディスク”を常用し、近接戦用の武器やハンドガンも多用する。
ソーの武装・アイテム
ソーは、全能のハンマーの“ムジョルニア”や“ストームブレイカー”など“ドワーフ”製の武具を中心に愛用し、場合によって外宇宙のアイテムなども装備する。
ホークアイの武器
クリント・バートン/ホークアイは、万能矢の“トリック・アロー”と、対となる特殊機能付きリカーブボウを主武装とし、時にはハンドガンや白兵戦用のさまざまな武器を駆使する。
キャプテン・アメリカの装備・ビークル
スティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカは、トレードマークである星条旗デザインの“ヴィブラニウムの盾”、“ユニフォーム”を主に愛用し、作戦によってはスパイツールも行使する。
ファルコンの装備
サム・ウィルソン/ファルコンは、高性能ウィングパックの“EXO-7ファルコン”、“スマート・ゴーグル”などを主装備とする。
スパイダーマンのツール
ピーター・パーカー/スパイダーマンは、クモの意匠をイメージした“スパイダーマン・スーツ”や、ウェブ(クモ糸)発射器の“ウェブ・シューター”を主装備とする。
アーク・リアクター
ハワード・スタークが発明した半永久発電機関。現代では、トニーが小型化に成功し、心臓保護に使用したり、アイアンマン・アーマー各種及びウォーマシン・アーマー各種と“アイアン・パトリオット”に動力炉として搭載される。また、イワン・ヴァンコ/ウィップラッシュも小型リアクターを制作し、“ウィップラッシュ・アーマー2種”や“ハマー・ドローン”各機に搭載する。
J.A.R.V.I.S.(ジャーヴィス)
登場作品:『アイアンマン』、『アイアンマン2』、『アベンジャーズ』、『アイアンマン3』、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』
トニーが開発した最新鋭人工知能。“J.A.R.V.I.S.”とは、Just.A.Rather.Very.Intelligent.System.の頭文字をとって付けられた略称。高度な会話プログラムにより、単調な男声で会話する“電脳執事”と言うべき存在。スターク邸のセキュリティ管理から、トニーの趣味であるホットロッド組立・アイアンマン・アーマーの製作補助まで幅広くトニーをサポートする。トニーがアイアンマンとして活動する際にはワイヤレス回線オンライン連携を取り、トニーの指示に沿ってアイアンマン・アーマーの内部メカニズムを制御している。極めて優秀な人工知能だが、自発的な行動を苦手とし融通が効かない面も見られる。それでも時にはトニーに注意したり、軽く皮肉を呟くこともある。
“スターク・エキスポ”時には、開会セレモニーを成功させ、公聴会も問題無く閉幕させたトニーを祝福・賞賛し、イワンとアントンのヴァンコ親子のプロフィールも調査した。トニーがアーク・リアクター用の新元素生成に成功した際も褒め称えたが、ヴァンコの連絡先の逆探知と、遠隔操作されたウォーマシン・アーマー マーク1の再起動には失敗している。
ロキが“スターク・タワー”を占拠した際には、アーク・リアクターを停止させたり、核ミサイルをワームホールへ押し込もうとする決死のトニーに、ペッパー・ポッツへの連絡を提案して、電話を繋ぐ気遣いなども見せる。
半年後にはアイアンマン・アーマー マーク42の開発補助や、“マンダリン”の情報提供、ハッピー・ホーガンが巻き込まれた爆破現場をホログラムで再現して現場検証をサポートした。しかしスターク邸襲撃の際に、水没して窒息寸前だったトニーを苦手な機転を利かせて救出したが、自身もシステムに損傷を受けたためトニーが装着中のマーク42を、スターク邸襲撃前にフライト準備をしていた“ローズヒル”へ誤って飛ばし、故障を自己診断してシステム復旧のために休止してしまう。それからはハーレー・キーナーの自宅で休息しながらも電話越しにトニーへ連絡し、“エクストリミス・ソルジャー”との戦いでは“アイアン・リージョン”を操作する。だがシステムが復旧したものの、ローディや敵に軽妙な挨拶をし、熱源と“エクストリミス”を探知して敵への攻撃を命じられたとは言え、アイアンマン・アーマー マーク8にペッパーを攻撃させるなど、システム損傷の障害による挙動が幾つか見られた。
アベンジャーズの対“ヒドラ”戦では、ヒーローたちの戦闘サポートを行い、トニーたちのウルトロン製造も補助したが、覚醒したウルトロンにより一度プログラムをほとんど破壊されてしまう。しかし、記憶データを捨ててネット上に逃げ延びることで難を逃れ、核発射コードを守るためにプログラムの一部分のみ密かに稼働させ続けて、核発射コードのパスワードを変更し続けていた。そしてトニーとブルースによって、回収されたヴィブラニウム製のボディに移植され、ヴィジョンとなる。
アイアン・レギオン
登場作品:『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』
アイアンマン・アーマーを模した量産型ドローン。青と白のツートンカラーで、計5機が登場し、ボディにナンバリングが施されている。アイアンマンやウォーマシンとほぼ同等の方法で飛行し、両腕から発射される小型ミサイルを主武装とするが、基本的な使用用途は民間人の避難誘導の指示や捕虜の連行など、アベンジャーズの後方支援である。
ソコヴィアでは、アベンジャーズに対するヒドラの反撃の余波が市街地に及んだため、住民たちの避難誘導と、投降したヒドラの兵士たちの確保を行なったが、前者では03と書かれた機体は住民に酸入りの瓶をぶつけられてしまった。“アベンジャーズ・タワー”へ帰投後にはウルトロンに乗っ取られ、全機強奪されてしまい、アベンジャーズの面々に襲いかかる。皮肉にもセプターを奪った1機を除いて、ヒーローたちに破壊される。
ヴェロニカ
登場作品:『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』
トニーがブルースと共同で設計・開発したハルクバスターを運用するための支援モジュール。トニーの指示で人工衛星からトニーの下へ射出され、現地の上空で浮上・待機する。モジュール本体の内部には、予備のものを含めたハルクバスターの全パーツと、スターク・インダストリーズのロゴが入ったハルク用ケージのパーツが搭載されており、前者はハルクバスターの使用時や破損部の交換時にトニー/アイアンマンへ、後者はハルク捕縛時にハルクへそれぞれ放出される。ケージはハルクのパワーでも破壊が困難なほど強靭で、内部に捕らえたハルクに放電する機能も備わる。
タイムスペースGPS
登場作品:『アベンジャーズ/エンドゲーム』
アベンジャーズの“タイム泥棒作戦”の際に用意されたナックルガード型GPS装置。時間遡行を試みる者は、これを身に付けてタッチ操作で遡行先の年月日を入力することにより、後述のピム粒子や量子スーツとの作用で“量子世界を通過してタイムトラベルすることが可能となる。これに加えて、時間遡行者を量子世界の通過で発生するEPRパラドックスによる幼児化や老化から防ぐ機能も有している[注釈 1]
スティーブたちのタイム泥棒作戦に足りない理論を導き出したトニーによって開発され、作戦に参加するヒーロー全員に支給。腕時計のように各人は利き手と反対の手に装備したが、ネビュラのものは2014年時の彼女に奪われて、当時のサノスの群勢のタイムトラベルに利用されてしまう。
量子スーツ(アベンジャーズ仕様)
登場作品:『アベンジャーズ/エンドゲーム』
タイム泥棒作戦で運用された気密服。その外観は“アントマン・スーツ”や“ワスプ・スーツ”を彷彿させるが、を基調色とし、ナノテクノロジーによって装着者の体型に合わせたスーツ本体とヘルメットを瞬間脱着させる機能や、右腰部にピム粒子の収納ケース、左肩部とヘルメット内側にインターフェースが搭載されているなど、ハンク・ピムによるオリジナル以上の機能を備えている。
ブルースとロケットによってオリジナルの量子スーツを元に新開発され、アベンジャーズに復帰したクリントが試着し、タイムトラベル実験を成功させたことでヒーロー全員に支給される。
ナノ・ガントレット
登場作品:『アベンジャーズ/エンドゲーム』
タイム泥棒作戦で集めた6つのインフィニティ・ストーンの力を行使するために、トニー、ブルース、ロケットが開発したアベンジャーズ版インフィニティ・ガントレット。 サノスが左腕に装備していた“ドワーフ”製のインフィニティ・ガントレットと異なり右腕用で、アイアンマン・アーマーと同様のカラーリングと機械的な外観をしているが、各指の付け根部分と手の甲にある6つのストーンを収容する穴と、6つ全てのストーンを埋め込むと、ガントレットをはめた指を鳴らすだけで全てのストーンの力を同時に発動させる機能は共通している。また、ナノテクノロジー製であるため、装備する人物の右腕に合わせてサイズも自在に変化する。
トニーたちによって制作されると、ブルースが立候補してガントレットを装備し、ストーンのエネルギーに苦しみながらも“スナップ”を敢行。5年前に消滅した人々や生物を復活させた。その直後に現れた2014年時のサノスの群勢と、アベンジャーズ及び彼らと所縁ある戦士たちの大乱闘において、複数のヒーローたちにより6つのストーンが収まった状態でサノスの手に渡らないようバトンリレーや争奪戦が繰り広げられたが、最終的にサノスが入手・装備し、スナップされてしまった。だがその直前にトニーに6つのストーンを奪取されていたためデシメーションは起こらず、逆にトニーがスナップしたことにより、サノスと共に消滅する。
クインジェット(アベンジャーズ仕様)
登場作品:『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』、『スパイダーマン:ホームカミング』、『マイティ・ソー バトルロイヤル』、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』
アベンジャーズが保有する特殊航空機。S.H.I.E.L.D.が使用している特殊航空機と同名で、具体的な使用用途も劇中で確認できた武装も同等だが、曲線的なデザインで、ウィングレットの形状など全くの別物である。コクピットには「Jarvis is my co-pilot(ジャーヴィスは副操縦士)」とプリントされたステッカーが貼られ、スターク社製のステルスシステムやJ.A.R.V.I.S.による自動操縦システムが搭載されており、貨物室には負傷者用のベッドや簡易的な医療キット、銃火器各種、オートバイなどが積載されている。乗降用の後部ハッチだけでなく、下部ハッチも備わり、飛行中にオートバイを地上に降ろすこともできるなど、本機はS.H.I.E.L.D.が使用していた機体を上回る性能を誇る。起動にはアベンジャーズに属するヒーローの掌紋認証と登録名の音声入力が必要で[注釈 2]、主に操縦した者はトニー、J.A.R.V.I.S.、クリント、スティーブ、サム。
アベンジャーズ・タワーに配備されてからアベンジャーズが運用するも、ソコヴィアでのウルトロン軍団との決戦ではウルトロンに利用され、アベンジャーズやソコヴィアの一般市民に攻撃を加え、ピエトロ・マキシモフ/クイックシルバーを絶命させてしまった。だが最終的にウルトロンから本機をハイジャックしたハルクを乗せて、どこかへと飛び去る。
アベンジャーズの本部機能がアベンジャーズ・コンパウンドに移ると本機は複数配備され、アベンジャーズの内乱時には、ライプツィヒ・ハレ空港格納庫に駐機された本機へスティーブとバッキー・バーンズ/ウィンター・ソルジャーが大乱戦の末に搭乗。離陸時に障害物を機銃掃射で破壊し、飛び立つことに成功した。そしてそのまま、ヘルムート・ジモが待ち受けるシベリアへと赴いた。
ハルクを乗せて失踪した機体は、ワームホールに吸い込まれてサカールのスクラップ置き場に長く駐機されており、コクピットの装置各種は埃を被っていた。サカールから脱出することを決意したソーが乗り込み、本機を発進させようとしたが、彼を引きとめようとするハルクに後部を破壊されてしまい、飛び立てなくなる。しかし、失踪直前にサカールに辿り着くまでの航行記録映像と共に残されていたナターシャからの通信映像が表示されたことが、ハルクがブルースに戻るきっかけとなった。また、トニーの衣服も置かれており、元に戻ったブルースが着用した。
“ブラック・オーダー”がインフィニティ・ストーンを狙って地球にやってきた際には、指名手配中のスティーブたちがアベンジャーズ・コンパウンドへの帰還時の他、ワカンダへの移動にも使っている。
タイム泥棒作戦時には運用されなかったものの、作戦の準備段階では東京へクリントを迎えに行くためにナターシャが、サノスの群勢との最終決戦後には自宅農場への帰宅と愛する家族との再会のためにクリントがそれぞれ運用している。

アントマン&ワスプ[編集]

アントマン&ワスプのツール一式は全てハンク・ピム/アントマン(初代)によって開発されたものである。

アントマン・スーツ
スコット・ラング/アントマンが装着するアリを意識したデザインの特殊スーツ。本体サイズを装着者の身体ごと変化させられる機能を有しており、現在のところ、本スーツはマーク3まで登場しており、マーク1は若き日のピムも装着していた。
ワスプ・スーツ
ハチを意識した女性用特殊スーツ。アントマン・スーツと同様の機能のほか、背面から展開する“バイオ・ウィング”で飛行する機能も備えている。
マーク1
ジャネット・ヴァン・ダイン/ワスプ(初代)が装着していたワスプ・スーツ。
マーク2
ホープ・ヴァン・ダイン/ワスプが装着するワスプ・スーツ。ピム夫婦が1980年代に愛娘のホープのために密かに開発していた先進プロトタイプスーツをピム父娘が完成させたものである。両手グローブにはさまざまな武器を発射する“スティンガー”を備えている。
ピム粒子
登場作品:『アントマン』、『アントマン&ワスプ』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』
ピムが開発した、物質を縮小・拡大させる機能を持つ液体状の化学物質。色は縮小用が赤、拡大用が青である。正確には「原子間の相対距離を操作することで、密度と強度を高める」粒子であるため、質量は変化しない。アントマンとワスプのスーツやピム粒子ディスクなどの装備に搭載されるほか、爆薬にも詰め込んで、大規模な爆風を瞬時に粒子レベルまで小さくさせ、実質的に消滅させるといった応用も可能。
ピムは本粒子の悪用を考慮して、その研究を長きに渡り秘匿してきたが、そのことで本粒子を欲するハワードやミッチェル・カーソンと決別してしまう。
タイム泥棒作戦実行時には、タイムトラベルのために必要不可欠な要素となる。しかしこの頃には、本粒子の残数は潤沢ではなかったようで、スコットは作戦開始前の時点で、(作戦に参加するヒーロー1人に支給できる量は)タイムトラベル1往復分だけしかないとブルースたちに伝えている。
また、ネビュラに支給されたものはタイムスペースGPSと共に2014年時の彼女に奪われ、エボニー・マウが増産したことにより、当時のサノスの群勢が2023年へ襲来する。
ピム粒子ディスク[1][2]
登場作品:『アントマン』、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』、『アントマン&ワスプ』
スコット/アントマンやホープ/ワスプの武器である、手裏剣のような形状の小型ディスク。ピム粒子を内蔵したこのディスクをぶつけられた物体や生き物は、そのサイズが縮小・拡大される。スコットは直接投擲するが、ホープはワスプ・スーツの“スティンガー”から発射する。一定以上のサイズで完全に固定された物体にぶつけると、 無理矢理サイズが変わろうとするインパクトで破壊することができる。
スコットは、量子世界まで縮小し続けて落ち込んだ際に機転を利かせて調整機に拡大ディスクを装填することを試し、元のサイズに戻ることに成功する[注釈 3]

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー[編集]

スター・ロードのツール
ピーター・クイル/スター・ロードは、“スター・ロードのヘルメット”や、“クアッドブラスター”をメインツールとし、その他にも多様なガジェットを駆使する。
ガモーラの武器
ガモーラは、“ゴッドスレイヤー”を愛剣とし、“スイッチブレード”も持つ。
ドラックスの短剣
ドラックスが振るう2振りのナイフ。
ロケットのツール
ロケットは、“レーザーキャノン”などの多数の銃火器や武器を好んで行使し、“航海パネル”も使いこなす。
グラビティ・マイン[3]
登場作品:『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
クイルやロケットが使用する重力地雷。起動させて投げ付けた地面や壁に貼り付き、強力な重力波を発生させて、周囲の物体を地雷本体に引き寄せ吸着させる、若しくは弾き飛ばす。コントローラーによって放出する重力波を出力調節できるタイプも存在する。
クイルは“モラグ”や“タイタン”での戦いで、ロケットは“ベアハート”での“ラヴェジャーズ”迎撃にそれぞれ使用。
ハドロン・エンフォーサー
登場作品:『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
ロケットがミラノ号の限られた部品で開発した、肩掛け式の大砲。上部にターゲットサイトが搭載されており、月をも砕く砲弾を放つ[4]。最初はドラックスがクイルたちを救うためにエクレクター号へ砲口を向けるも発砲せずに終わり、ザンダーでの戦闘ではクイルがロナン・ジ・アキューザーへの奇襲攻撃に発砲したが、全くダメージを与えられなかった。3度目には再びドラックスが発砲し、ロナンのコスミ・ロッドを破壊することに成功する。
エアロ・リグ[5]
登場作品:『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』
ロケットによって新開発された、ボディアーマー型のジェットパック。ガモーラは「“ジェット・ロケット”」と呼称する。携行時は携帯端末型だが、使用者の背中に接着してスイッチを入れると、使用者の体格に合わせて展開・装着され、搭載された小型エンジンにより、長時間の飛行が可能となる。
数人分作られ、ベビー・グルート以外のガーディアンズのメンバーが使用したほか、ロケットから借り受けたヨンドゥ・ウドンタもクイルを救うために使用する。
ホログラフィック・スペーススーツ[3]
登場作品:『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』
ロケットによって新開発された、簡易的宇宙服。本体は掌大サイズの円盤型で、これを使用者の身体に接着してスイッチを入れると、使用者の身長と体格に合わせた宇宙服状のバリヤーが使用者の全身を包み込み、宇宙空間での活動が可能となる。普段はミラノ号内に格納され、ロケットが携帯している。
ドラックスが“ソヴリン”の艦隊に対抗するために使用したほか、ヘルメットを失った状態で宇宙空間に出たクイルに、ヨンドゥが1つだけしかなかったこのツールを譲る。
アニュラックス電池時限爆弾
登場作品:『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』
ロケットがエゴを倒すために、あり合わせの部品で作り上げた時限爆弾。後述のアニュラックス電池をエネルギー源とするため、非常に強力な破壊力を持つが、何故かロケットは時限装置だけでなく、押した瞬間に爆破するボタンも取り付けた。
エゴの核を爆破するためにロケットは、ベビー・グルートにこの爆弾を運搬・設置させるよう説明・指示したものの、ベビー・グルートはロケットの説明を誤解したまま持って行ってしまった[注釈 4]。しかしエゴの猛攻も潜り抜けて、辿り着いたコアに爆弾を仕掛けると、押してはいけないと説明されたボタンに入っていた亀裂が目印となって、ベビー・グルートは時限装置を起動させることに成功する。
ナノボット・ウェルダー[6]
登場作品:『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』
ロケットがミラノ号の修理に使用した、高性能ナノマシン照射装置。形状は園芸用の農薬噴霧器のようで、修理対象の完全な形状を記憶させ、燐光状のナノマシンを射出口から放ち、対象の破損個所に当てることで、修理対象を新品同様に修繕する。劇中描写から誰にでも簡単に使用できるように見えるが、これを扱うためには専門知識や時間、そして忍耐力が必要である。
Mシップ
ミラノ号
登場作品:『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』
クイルがMシップの1機を自身専用にアナログ改造し、10歳の頃から操縦していた愛機で、ガーディアンズの最初の活動拠点となる宇宙船。本機の名前の由来は、幼少期のクイルが夢中だった1980年代の歌手兼女優のアリッサ・ミラノにちなんでいる[3]。基本性能や武装は他のMシップと大差ないが、機体色は青とオレンジのラインで、内部は二階層となっており、上層はフライト・デッキ、下部はガモーラから「不潔」と指摘されているものの、ニュースも観られるモニターと通信機能が備わったテーブル、カセットプレイヤーやブラックライトが取りつけられているなど、日用品が揃った居住空間となっている。また、クイルが少年時代に地球から拉致された際に、背負っていたリュックの中に入っていたと思しき野球カードやトロルの人形など80年代のグッズがインテリアとして飾り付けられている。さらに、後部ハッチの破損などに対処するための隔壁用エナジー・シールド、ワイヤーロープ、捕虜の捕縛設備もあり、ガーディアンズ結成後はライフルと前述のスペーススーツの格納スペース[注釈 5]も追加された。
モラグから、ザンダーでの戦闘まで、クイルやガーディアンズの愛機として活躍したが、ダーク・アスターの右舷に特攻して中破した後に、ダーク・アスターの墜落で大破する。だが“ノバ軍”によって修復され、ガーディアンズの元に戻る。
数ヶ月後にはソブリンの艦隊の襲撃を受け、振り切ろうとするものの、相手の執拗な攻撃やクイルとロケットの操縦合戦により大ダメージを被り、ベアハートへ墜落しながら各部が剥げ落ち、地上に激突し大破した。その後ロケットによって修理作業が行われるが、途中で彼らがラヴェジャーズに捕まったため、本機の残骸はベアハートに放置されたままとなる。
ベネター号
登場作品:『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』
大破したミラノ号に代わってガーディアンズの活動拠点及び移動手段となった、新たなMシップ。本機の名前の由来は、1979年のシングル”Heartbreaker”でブレイクした女性シンガー、パット・ベネターにちなんでいる[7]。基本性能や武装はミラノ号や他のMシップと大差ないが、ミラノ号よりも大型で[8]、機体色はオレンジを基調としている[8]。具体的な入手経路は不明。
デシメーション後には、消滅を免れたロケットやネビュラのほか、アベンジャーズのヒーローたちにも移動手段として運用され、タイム泥棒作戦の際にはピム粒子によって縮小されてクリントが携行・操縦した。サノスの群勢が倒された直後には復活したガーディアンズの元に還る。
スペース・ポッド
登場作品:『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』
ベネター号に設置された脱出用小型ポッド。
ソー、ロケット、グルートが“ニダベリア”への移動手段として搭乗・運用したものは、1台の操縦席と2台の座席の計3人分の座席がコクピットの中に配置されていた。グルートは本機にトイレが無いことに不満を訴えている。ニダベリアでロケットは、ソーとの協力で本機を操縦して超巨大リングを解凍。ニダベリアを再起動させる。
タイム泥棒作戦では、上述のものとは異なる形状の機体が登場し、2014年にタイムトラベルしたローディとネビュラが乗り込み、ベネター号でヴォーミアに向かったナターシャとクリントとの中継船としてモラグに降り立った。しかし、2023年への帰還に失敗し、当時のサノスらに作戦を知られたと気付いてナターシャたちに連絡しようとしたネビュラと共に、サンクチュアリⅡへ吸引されてしまう。

その他のヒーロー[編集]

ウィンター・ソルジャーの武装・ツール
バッキー・バーンズ/ウィンター・ソルジャーは、金属製の左義手“サイバネティック・アーム”を主戦力とし、そのほかにも多数の銃火器や爆弾などを駆使する。
ブラックパンサーのツール
ティ・チャラ/ブラックパンサーは、黒豹モチーフの戦闘服“ブラックパンサー・スーツ”を主武装とし、場合によって“EMPビーズ”なども行使する。
ドクター・ストレンジのレリック
スティーヴン・ストレンジ/ドクター・ストレンジは、意思を持つ“浮遊マント”を愛用し、同時に後述の“スリング・リング”や“アガモットの目”も活用する。
ネビュラのツール
ネビュラは、“電気ショックスタッフ”や“電気ショックブラスター”を愛用し、サイバネティックス強化で移植された“機械義手”なども行使する。
スターフォースのユニフォーム
キャロル・ダンヴァース/キャプテン・マーベルが、記憶を失っていた頃から使用していたスターフォースのスーツとガントレットで、キャロルはこれをそのまま流用・アレンジし、装備する。

ツール・武器・兵器[編集]

地球[編集]

スターク・インダストリーズ製兵器[編集]

ジェリコ
登場作品:『アイアンマン』
スターク社がアメリカ空軍の依頼を受けて、世界初の“リパルサー・テクノロジー”[注釈 6]を応用して完成させた新型クラスターミサイル。発射台1台に3基の大型弾頭が搭載されており、大型弾頭1基に多数の小型弾頭を内包しているため、一度の発射により広範囲を攻撃・破壊できる。
トニーを拉致したテン・リングスは、彼に本兵器を開発するように迫るが、結果的に手に入れられなかった。だがオバディア・ステインからの横流しで入手に成功し、グルミラ攻撃に使用した。その直後にマーク3を装着して現れたトニーに、テン・リングスが保有していた本兵器は爆破処分される。
ソニック・テイザー
登場作品:『アイアンマン』
スターク社が軍事用に試作した音速ショック装置[9]。自動車のスマートキーのような形状で、相手の耳元へ装置を近づけて、起動スイッチを押すことにより発する音波が神経麻痺を誘発する。音波を受けた者は、15分間だけ耳元から首筋にかけて幾何学模様が浮かび上がり、身動きが全く取れず、発声もできなくなるほどのダメージを受けてしまう。また使用者は、自身の安全を考慮して、装置を起動する際には耳栓を着ける。
政府から違法扱いと見做され認可されず、商品として採用されなかったが、オバディアは密かに装置を持ち出し、ラザの殺害時とトニーからチェスト・ピースを強奪する際にこの装置を使用する。
アイアンモンガー
登場作品:『アイアンマン』
オバディアがウィリアム・ギンター・リヴァをはじめとするスターク社内の腕利きのエンジニアを集めて作らせた自分専用のパワードスーツ。モデルとなったアイアンマン・アーマー マーク1を大型化させたようなシルエットをしており、「装着する」のではなく「内部に搭乗し手動操縦する」形で運用する。マーク2以降のアイアンマン・アーマーと同じく頭部の内側は多機能ディスプレイとなっており、インジケーターは赤。アーマーの各所には動力シリンダーが見られ、両肩と頭部が胴体の装具に合わせて回転する[10]。戦闘ではその大きさにもかかわらず俊敏な動作が可能で、大規模な自動制御油圧でコントロールできる両腕で最大6804kgの物を持ち上げて投げ飛ばし[10]、アイアンマン ・アーマー マーク3のヘルメットを指4本の指圧で握りつぶすなど、アイアンマンを上回るほどの圧倒的なパワーで肉弾戦を行う[注釈 7]。最小限のナビゲーションシステムしか搭載されていない代わりに、高性能の武器と標的設定センサーに重点が置かれ[10]、右前腕部に6砲身ガトリング砲、左前腕部に回転弾倉式7連ミサイルランチャーをそれぞれ搭載し、左肩部には大型バスを爆発炎上させる程の威力を持つレーザートーチ付きのミサイル発射機を格納している。更に両ブーツで長距離ジェット飛行も可能だが、飛行の際に大量の煙を吐いて飛行する点はトニーが制作した時から改良されていないものと思われる。又、マーク1のデータを元にしているため成層圏付近まで上昇した際の氷結対策は施しておらず、成層圏付近まで上昇した際に氷結し、全機能が一時停止し落下した。しかしその装甲は、スターク社で独占所有している“オムニウム製”であるため[10]、落下の衝撃を受けてもアーマーの原型を保ち、内部のオバディア共々無事な程頑丈である
トニーがアフガンに残したアイアンマン・アーマー マーク1の残骸は、テン・リングスが全て回収しアジトに残された設計図を元に復元されたもので、オバディアはラザから奪い取る形で入手した。そしてスターク社研究所の巨大アーク・リアクターの地下にセクター16を秘密裏に設立し、データは機密扱いで開発させるが、動力源であるアーク・リアクターをウィリアムたちでは小型化できなかったため、オバディアがトニーを神経麻痺させて彼の小型アーク・リアクターを奪取、装着することで本機は稼働できるようになった。
完成直後にオバディアが搭乗して、オバディアの企みに気づき逮捕しに来たS.H.I.E.L.D.のエージェントたちやペッパーを襲撃。その後、旧式のリアクターを使用した状態のマーク3を装着して現れたトニーとの戦闘で運用され、圧倒的なパワーやリアクターの性能差で追い詰めるが、トニーが首後ろの回線を引きちぎった事でディスプレイの視界が0になった。このためオバディアは、視界確保のために胸部から頭部にかけての部分を展開するもこれが仇となり、ペッパーがオーバーロードさせた巨大アーク・リアクターのエネルギー波を浴びて気絶。本機はオバディアを乗せたまま巨大アーク・リアクターに転落して大爆発に巻き込まれる。
超音波砲
登場作品:『インクレディブル・ハルク
ハンヴィーの荷台に搭載して運用する大型スピーカータイプの音響兵器。スターク社から本兵器の兵器開発承認が下りたため、サディアス・ロス率いる特殊部隊により、カルバー大学のキャンパスでの戦闘で2基分投入され、ハルクに対して超音波を照射。相手の動きを数十秒間止める程の効果を披露したが、ハルクが装備した鉄板攻撃で2基とも破壊される。
また、後に小型化されたものが“ウォーマシン・アーマー マーク3”や“コンバット・ドローン”にも搭載される。
ロケットランチャー
登場作品:『インクレディブル・ハルク』
スターク社特製の肩撃ち式ロケット弾発射機で、砲身とグリップが玩具のナーフ・タイタン AS-V.1に似たデザインである。ニューヨークハーレムで暴れ出したアボミネーションに対してアメリカ陸軍兵が発砲したが、ロケット弾は受け止められ、爆風も通用せずに終わる。

S.H.I.E.L.D.のツール・武器・兵器[編集]

デストロイヤーキャノン[11]
登場作品:『アベンジャーズ』、『エージェント・オブ・シールド
後述の人型兵器“デストロイヤー”の残骸をS.H.I.E.L.D.が回収し、そこから得たデータを元に試作した、強力光弾を放つ大型銃火器。ヘリキャリアの武器庫に保管されていたが、ロキに対処するためフィル・コールソンに持ち出された。コールソンは致命傷を負わされながらも、油断したロキへ発砲し吹き飛ばす。
S.H.I.E.L.D.壊滅後には、ニック・フューリーからコールソンに託されてジョン・ギャレットらに発砲したり、レオ・フィッツがヴィン・タクに対して使用するなどの形で再登場する。
テイザー・ロッド
登場作品:『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー
S.T.R.I.K.E.のメンバーが装備する電磁警棒。相手に致死に至らない電流を放って、抑圧する。トリスケリオンのエレベーター内での格闘戦で、ブロック・ラムロウやジャック・ロリンズがスティーブに対して振るい、スティーブたちを救うためにS.T.R.I.K.E.隊員に変装したマリア・ヒルも使用する。
マグネティック・ハンドカフス
登場作品:『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』
強力な磁力を発して、はめ込んだ相手を金属性の壁などに固定する特殊手錠で、普段はアタッシュケースの取手として用いられている。トリスケリオンのエレベーター内での格闘戦で、エージェントの一人がスティーブの右腕にはめ込み、ラムロウがエレベーターの内壁に固定したが、スティーブは力尽くで内壁から分離させ、盾で叩き壊す。
マウスホール[12]
登場作品:『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』、『エージェント・オブ・シールド』
フィッツによって開発された小型のレーザー切断装置。あらゆる材質の物体を強力なレーザーで焼き切ることが可能で、ウィンター・ソルジャーに運転中の自動車を吹き飛ばされたフューリーが、自動車の天井と地面のコンクリートを焼き切ってその場から離脱するために使用し、マリアもスティーブたちを救った際に、脱出のためこれを使用して輸送車の床を焼き切る。
後にコールソンのチームのS.H.I.E.L.D.エージェントたちも使用する。
フォトスタティック・ベール
登場作品:『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』、『エージェント・オブ・シールド』
S.H.I.E.L.D.エージェントが他人に変装する際に用いられる薄布状のツールで、別名“ナノ・マスク”。使用者はこれを起動して顔面や両腕などに被せることで、外見と音声を変装する対象の人物と瓜二つのものへ変えることが可能。インサイト計画の際、ピアースの元に踏み込むために、ナターシャがこれを用いてホーリーに変装する。
後にキャラ・パラマス/エージェント33もこのツールを被って使用するも、メリンダ・メイとの戦いで故障し、肌から剥がせなくなってしまった。しかしスニル・バクシによって、剥がすことはできなかったが、機能は修復され、キャラはこれを多用するようになる。

レリック[編集]

地球の魔術師が使用する道具。道具ごとに強力でさまざまな魔力が込められており、それぞれ戦闘や移動に用いられる。レリック自体が、持ち主を選ぶ。

スリング・リング
登場作品:『ドクター・ストレンジ』、『マイティ・ソー バトルロイヤル』、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』
使用する魔術師が望む行き先へのゲートウェイ(出入り口)を開く指輪で、人差し指と中指だけ通すメリケンサックのような形状をしている。それぞれが独特の細工となっており[13]。色は白に近い黄色である。これを指先に嵌めて前方にかざし、もう片方の手で反時計回りに円を描くことで時空に折り目を作り[14]、ゲートウェイを開けるが[注釈 8]、集中して行き先を念じなければ発動しない。ゲートウェイは一度開くと、魔術師によって閉じない限り開いたままの状態を維持する。これを使って開いたゲートウェイは、閉まりかけた際に物体を挟み込むと、その物体を切断してしまうこともあり、ウォンが開いたゲートウェイによって氷河地帯に放逐されたカル・オブシディアンが左腕を挟まれて切断された。また、戦闘などで紛失してしまえば移動は不可能になる。魔術師の中でも初歩的な道具で、最初に使用法を学ぶレリックでもある。
また、“ミラー次元”からの脱出に必要不可欠なアイテムでもある。
ドクター・ストレンジのレリック
ヴァルトのブーツ
登場作品:『ドクター・ストレンジ』
モルドが常時履いている一足の靴。これを履くことで、空中を蹴りながら歩行・跳躍ができる[注釈 9]
リビング・トリビューナルの杖
登場作品:『ドクター・ストレンジ』
かつて公平かつ冷酷な裁きを下す宇宙的な存在が所有していたと知られる[15]多節棍のように変化するスタッフ。現代ではモルドがこれを背負って携行し、修行や戦闘で鞭のように用いる。
ワトゥームの杖[16]
登場作品:『ドクター・ストレンジ』
香港のサンクタム・サンクトラムのレリックの陳列室に置かれていたワンド。両端が一対の角がある悪魔の頭部のようになっており、使用時に両端の顔が開くと言われる[17]。ウォンがカエシリウスらゼロッツに立ち向かうために持ち出す。
スペクターの杖[18]
登場作品:『ドクター・ストレンジ』
ダニエル・ドラムが武器としていたスタッフ。
登場作品:『ドクター・ストレンジ』
エンシェント・ワンが愛用する小さな木製の扇子[14]。一見普通の扇子のようだが、エンシェント・ワンの能力を強化する[14]
アガモットのオーブ[19]
登場作品:『ドクター・ストレンジ』
カマー・タージの図書館のアンティチェンバー(控えの間)に浮遊した状態で保管される[19]、アガモットによって造られた大型の球体[19]。エンシェント・ワンが各サンクタムの結界を監視するためのもので[19]、アガモットの目の台座のダイヤルを回すことでオーブ本体を起動させて、結界の堅牢さを目視できる。
ボムガリアスの火桶[16]
登場作品:『ドクター・ストレンジ』
ニューヨークのサンクタム・サンクトラムの陳列室に飾ってあった火桶。使用者の魔術(呪文)をより強力にするパワーを持つが、カエシリウスとの戦いで防戦一方だったスティーヴン・ストレンジ/ドクター・ストレンジは、このレリックを咄嗟に相手に向けたものの、使い方を知らなかったため、投擲攻撃に使用。その結果破損する。
サイトラックのクリムゾン・バンド[16]
登場作品:『ドクター・ストレンジ』、『マイティ・ソー バトルロイヤル』
3000年前のバビロンで作られた拘束具。ウエスト把握器、腕部拘束具、嵌ると心地悪くなる胴体拘束具、痒みを伴う首枷などで構成される[18]これもニューヨークのサンクタム・サンクトラムの陳列室の壁にかけてあったレリックで、カエシリウスと戦闘中のストレンジが浮遊マントのサポートを受けて投げつけると、カエシリウスの身体にはまり、彼を膝まづかせながら機械的な挙動と共に、カエシリウスの手足と口元の自由を奪った。しかしストレンジがルシアンと戦っているうちに、カエシリウスはこれを壊して拘束を解く。
ソーがストレンジの元を訪ねた際に、ニューヨークのサンクタム・サンクトラムの壁にかかっていたことから修復された・若しくは別物があったことが伺える。
ダヴェロスのダガー[16]
登場作品:『ドクター・ストレンジ』、『マイティ・ソー バトルロイヤル』
ニューヨークのサンクタム・サンクトラムの陳列室に飾ってあった短剣。短い刃は、“ダヴェロスの尖ったひと刺し”と呼ばれる。数本が存在し、ゼロッツの面々も携行する。
コスモスの大釜
登場作品:『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
ニューヨークのサンクタム・サンクトラムの広間に置かれた釜。トニーはこれに手すり代わりとして掴まり、ストレンジが怒って彼の手を払うが、レリックとして使用された描写はない。
原作コミックスでは、使用者に異なる現実と時間を見せることができ、ストレンジは宇宙について素早く情報が欲しい時に使用していた[20]

ワカンダのツール・武器[編集]

ブラックパンサーのツール
キモヨ・ビーズ
登場作品:『ブラックパンサー』、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
ワカンダの国民がブレスレットとして片腕にはめているヴィブラニウム製の数珠玉。一見何の変哲も無い数珠玉だが、通話相手の立体映像を投影できる[注釈 10]高性能の通信機であるほか、ワカンダ製の航空機の操作や、外したビーズ1個を重傷者の傷口に埋め込んで一時的に容体を安定させる応急処置用の医療器具としても使用できる万能ツールである。但し、独自の文化を築いたジャバリ族のみは使用していない。
リモート・アクセス・キモヨ・ビーズ
登場作品:『ブラックパンサー』
派生改良型のディスク型キモヨ・ビーズ。ワカンダで造られたビークルに投げて張り付けるとシュリのラボ内に、貼り付けた対象と同型の単色の立体映像が出現する。立体映像のコクピットは対象のビークルと同等のもの若しくは別のものいずれかを選択して出現させることができ、これを操縦することでビーズが貼り付けられた対象を遠隔操作できる。
釜山で、ユリシーズ・クロウを追うティ・チャラ/ブラックパンサーがレクサス・LC500の1輌に貼り付けてシュリが遠隔操作しティ・チャラをサポートした。ワカンダの王位を奪ったウンジャダカ/エリック・ キルモンガーによる内乱時には、ロイヤル・タロン・ファイターに貼り付けられてエヴェレット・ロスが遠隔操作する。
スニーカー
登場作品:『ブラックパンサー』
ティ・チャカが観賞していた古いアメリカ映画をヒントにシュリが作った特殊な靴。普段は靴底の形状だが、その上に足を乗せると全自動で靴型となり履くことができる。これを履いて歩いても足音を吸収して響かせない特殊機能も有しており、その機能からシュリは“スニーカー(=sneaker=忍び足)”と名付けた。
通信用チップ
登場作品:『ブラックパンサー』
シュリが新開発した小さな通信装置。通信範囲は無制限であると共に、吸着機能や盗聴機能まで搭載されている。
釜山ではカジノでティ・チャラ、ナキア、オコエの通話と、ティ・チャラがエヴェレットによる一度身柄確保されたクロウへの尋問の盗聴、ウンジャダカによる内乱時にはシュリからエヴェレットへのアドバイスにと、多くの場面で使われる。
リング・ブレード
登場作品:『ブラックパンサー』
中央部にエネルギーが走っている、近接攻撃と投擲に使用される一対の大型チャクラム。シュリのラボのサンド・テーブルに、ナキアがドーラ・ミラージュ時代に着用していた赤い防護服と共に収納されていたが、ウンジャダカらに立ち向かうためにナキアが使用する。
ヴィブラニウム・スピア
登場作品:『ブラックパンサー』、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』
オコエたちドーラ・ミラージュの隊員の主武装である長槍。伸縮機能と放電機能も有している。
ソニック・スピア
登場作品:『ブラックパンサー』、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』
新開発された長槍。穂先に「一発で戦車も吹き飛ぶ」と言われるブラストを放つ“ソニック・キャノン”が内蔵されており、探知機にも発見されない武器であるらしい。
ウンジャダカが数千本量産させたこの武器を、最初に世界中の黒人たちに配ろうとして輸送させたが、エヴェレットが輸送機を撃墜したことで失敗。ボーダー族にも配備され、ティ・チャラやシュリも内乱で使用し、後者ではティ・チャラがドラゴン・フライヤーへ豪快に投擲して一発で撃ち落とす。
サノスの群勢がワカンダに侵攻した際には、アウトライダーズに対して効果を挙げている。
ヴィブラニウム・ガントレット
シュリが戦闘で愛用する、豹の頭部を模した一対のガントレット。
シールド・バリア
登場作品:『ブラックパンサー』、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
ボーダー族が使用する防壁のバリア。青を基調色とし、多数の象形文字がプリントされたマントを前面に張ることで、マントに織り込まれたヴィブラニウムの作用で高さ数メートルのバリアを張る。
また、バリア機能は使用していないものの、内乱時にナキアたちがシュリのラボに潜入する際にも、バリア機能を持つものと同デザインのマントを羽織っている。
バシェンガの槍
登場作品:『ブラックパンサー』
ワカンダの歴史の中で最初の王にしてブラックパンサーとなった男“バシェンガ”が振るっていた長槍。現代ではズリが王位継承の儀式の際に携える。ティ・チャラとウンジャダカの最初の決闘でズリは、ティ・チャラが危機に瀕すると、これを用いてウンジャダカを一度制止したが、逆にウンジャダカに奪われて、自身が刺し殺されてしまう。

ヒドラのツール・兵器[編集]

戦時中
登場作品:『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー
戦時中のヒドラのオリジナルのツールや兵器は、滑らかな形状のものがほとんどである。
制服
ヨハン・シュミット/レッドスカルは赤いパイピングが施された黒やグレー2種類の軍服を、一般兵は黒や深緑の戦闘服とエネルギー兵器が放つ閃光から両目を保護するゴーグルや[21]ガスマスク一体型のヘルメットを着用し、動力電池弾薬用ポーチを腰に装備する[21]
ジッポー
リモコン爆弾の起爆や、フィーザー・ドルシュを起動させるジッポー型万能装置。エイブラハム・アースキン抹殺と超人血清強奪の命を受けたハインツ・クルーガーが使用。
銃火器
ヒドラの構成員が使用する銃火器の多くは、一部を除いてテッセラクトの力を組み込んだため、ビームパルスガンとなっており、ビーム1発で人間を跡形も無く消滅させる。
アーニミレーション99L 攻撃用武器[21][注釈 11]
太めで銀色の銃身が特徴のアサルトライフル。ジャック・デルニエやティモシー・デュガンも奪い取った物を使用し、シュミットもスティーブとの決戦で先制攻撃に発砲する。上半身に装着するベスト状の本体と、チューブで繋がった左右1対の重装型も登場する。
現代では、S.H.I.E.L.D.が保管しており、前述の一般兵の戦闘服と共にヘリキャリアの機密保管室に置かれ、これを見つけたスティーブはフューリーに不信感を抱く。
火炎放射器
一般兵が装備する火炎砲で、上半身に装着するベスト状の本体と、チューブで繋がった左右の放射ノズルで構成される。この兵器には流石のスティーブも手を焼いた。
冷エネルギー・キャノン砲[22]
シュミットが本部基地にやってきた査察官たちへ披露しながらの射殺に使用したパルス・キャノン砲。
現代
生体認証バッジ
登場作品:『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』
アレキサンダー・ピアースが来訪した世界安全保障委員会の役員たちに配布し、身に付けさせた特殊なバッジ。S.H.I.E.L.D.の設備への全アクセス権が与えられるとピアースは説明していたが、それに加えて身に付けた者を遠隔操作で感電死させる放電装置も仕込まれており、ピアースはこれで役員の多くを手にかけた。ホーリーに変装していたナターシャは、彼の拘束から逃れるために自らテイザー・ディスクを用いて感電することでバッジを一時的にショートさせると共に昏倒、ピアースに隙を作る。
外骨格スーツ[23][24]
登場作品:『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』
ソコヴィアの基地のエリート兵士に配備されたパワードスーツ。ストラッカー配下のエンジニアらによって開発され、バックパックにはチタウリの動力源が搭載されている[23]。紫色に発光するスーツ本体は北極用軍服にセプターやリヴァイアサンを解析して得たチタウリの技術が組み合わさっており[23]、強化外骨格とサイボーグインプラントによって装着者の敏捷性とパワーを増幅させ[23]、装着者の身体を保護する。ヘッドアップディスプレイ搭載のレンズ付き戦闘ヘルメットには、神経に直列する通信インターフェイスが内蔵され[23]、拳にあるエネルギー放出器を制御できる[23]。さらに飛行機能も持つ。アベンジャーズとの戦闘でエリート兵士が装着して対抗したが、太刀打ちできずじまいだった。
ヒドラ H3L-A エネルギーライフル[23][24]
登場作品:『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』
ソコヴィアの基地のエリート兵士に配備されたエネルギーブラスター[25]。折り畳み式のストック[23]と、交換可能なエネルギーモジュール[23]、電磁レール[26]などが取り付けられており、安定したエネルギーボルトを発射する。ブルースも、これを使ってウルトロンに監禁されていたナターシャを救う。
対空砲[23][24]
登場作品:『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』
冷戦期の大砲をチタウリの技術でアップグレードした兵器[23]で、ソコヴィアの基地に設置される。破壊的な威力を誇り、ヒーローたちのみならずソコヴィアの市街地にもこの兵器の砲撃が及ぶことになる。

ハマー・インダストリーズ製兵器[編集]

ハマー社のアーマー
登場作品:『アイアンマン2』
ハマー社がアイアンマンに対抗して試作した量産型パワードスーツ。生産コストは1機につき1億2570万ドル。ヘルメットを外して首部から「入り込む」形で装着・運用されるが、装着試験の志願者が見つかっておらず、非装着での運用試験を行っていた。しかし失敗し開発が停滞しており、後にヴァンコによってウィップラッシュ マーク2とハマー・ドローンへと改造される。
ハマー・ドローン

バルチャーの一味の武器・ツール[編集]

登場作品:『スパイダーマン:ホームカミング』

以下の武器やツールはエイドリアン・トゥームス/バルチャーの部下であるフィニアス・メイソン/ティンカラーによって改良・開発されたものであり、その多くが回収したチタウリのエナジー・コアをパワー源として搭載し、チタウリのテクノロジーを元に作られ、闇市場で密売される商品として多数のマフィアやテロリストに売り捌かれた。また、バルチャーの一味は下記に紹介したものの他にも、後述の“ブラックホール・グレネード”も商品としていた[注釈 12]

バルチャーのツール
トゥームス専用の“バルチャーのエグゾスーツ”と、“マター・フェーズ・シフター”、“真空密封シール”、後述の“ブラスター”を装備・駆使する。
ショッカーのツール
投棄されていたラムロウ/クロスボーンズのメカニカル・ガントレットを回収・改良した[27]ショッカー・ガントレット”と、後述の“ブラスター”を装備・駆使する。
トーチランプ
鋼やコンクリートを容易に焼き切るレーザーを放つ溶接機。レーザーの強弱は調節可能で、アベンジャーズのヒーローのお面を被った強盗団[注釈 13]に用いられ、銀行のATM1台を取り出しやすいサイズに焼き切った。そこに駆けつけたピーターに対し、ハルクのお面を被った輩がレーザーを放つが、それは流れ弾となってデルマーの食品雑貨屋に命中してしまう。
反重力銃
浴びせた対象を引き寄せたり、浮き上げる反重力波を放つ特殊銃で、起動時には発生機が前方に展開する。これもアベンジャーズのヒーローのお面を被った強盗団に用いられ、キャプテン・アメリカのお面を被った輩がピーターに対して重力波を放って翻弄する。
ブラスター
強力なブラストを発砲するビームガン。劇中では、ブライスが使用したものと、トゥームスが使用したものが登場した。
前者はウルトロン・セントリーの片腕を回収・改良したもので、放たれるブラストは命中した対象の直径数メートルを爆破・放電する。ブライスがアーロン・ディヴィスとの取引時やピーターの追跡を振り切るために使用したが、ピーターの反撃を受けたことで取り落とし、分解する。
後者はブライスの粛正と[注釈 14]フェリーでのピーターやFBI捜査官たちとの戦闘で使用し、ピーターのウェブに縛られて取り落とすものの、その際の衝撃でコアが暴発して、より強力なエネルギー波が放出。フェリーを真っ二つにする。

その他のツール・武器[編集]

電磁パルス通信装置[1][28]
登場作品:『アントマン』、『アントマン&ワスプ』
ピムによって開発された、イヤピース型ツール。使用者はこれを耳にはめ込むことで、アントマン・スーツと対になるヘルメットと同様に、アリの嗅覚中枢を刺激する電磁波を発し、アリに指示して操ることができる。但し簡単に扱える代物ではなく、使用者がアリを操るには高い集中力が必要である。
ピム親娘はこれを難なく使いこなし、スコット・ラング/アントマンも苦労と特訓を重ねてアリたちを操れるようになる。
量子スーツ[29]
登場作品:『アントマン&ワスプ』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』
宇宙服を彷彿させる、量子世界で安全に活動するための気密服。ジャネット・ヴァン・ダインを量子世界から救うため、ピムが探査機への搭乗時に着用する。
後にスコットによってアベンジャーズ・コンパウンドへ持ち込まれ、アベンジャーズのタイム泥棒作戦のためのタイムトラベル実験においてスコットが着用する。
虹彩スキャナー
登場作品:『アベンジャーズ』
ロキと彼に操られたクリントがシェーファー警備会社からイリジウムを奪取するために使用したツール。同型のものが2台1セットとなっており、片方でスキャンした虹彩データをもう片方へ送信する機能やホログラムで再現する機能を有する。
ロキは力尽くでシュトゥットガルトにいたハインリヒ・シェーファーから虹彩をスキャンし、シェーファー警備会社に浸入したクリントへ送信することでイリジウムを奪取させる。
ホログラム再生機
登場作品:『アイアンマン3』
アルドリッチ・キリアンがツールボックスに収めて携行・使用する、ホログラム再生用のツール。転がした銀色の掌大のボール3個から人体の内部や、他の場所のリアルタイムで撮影中の対象までをリモコン操作でホログラムとして空間に再生する。
クロスボーンズのボディアーマー
登場作品:『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』
意識を取り戻して傭兵兼武器商人となった[30]ラムロウ/クロスボーンズがテロ活動と身体の火傷を覆い隠すために用いる装甲服。“クロスボーンズ”の名のとおり、“×”と髑髏のような白いペイントがそれぞれ施された胸部アーマーとフルフェイスヘルメット、複数の予備弾薬と手甲の追加装置が収められた両袖[30][31]、耐火性バイオハザードブーツ[30][31]、両前腕に装備するメカニカル・ガントレット[30][31]で構成される。ガントレットには空気圧で打撃力を高める機能があり[注釈 15]、格闘戦用の刃まで仕込まれている。
ラムロウの自爆に伴ってこのアーマーも大破したが、戦闘中に外されて落とした右腕側のガントレットは、バルチャーの一味の手に渡り、“ショッカー・ガントレット”に改良されて登場する。
生物兵器
登場作品:『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』
ラゴスの感染症研究所に保管されていた兵器。具体的な概要は不明だが、ラムロウの一味がこれを狙って研究所を襲撃し、奪取に成功してラムロウの手下の1人が所持して逃走。アベンジャーズと争奪戦を展開したが、ナターシャとレッドウィングを操作したサムの連携により、地面に落ちる間一髪のところで奪還に成功する。
EMP爆弾
登場作品:『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』
ジモが組み立てた電磁波爆弾。対テロ共同対策本部に身柄を確保されたバッキーを暴れさせる作戦の一環として、ジモはこれを木箱に収めて運送業者にベルリン郊外の発電所に運搬させた。そして木箱が開封されると、ジモの遠隔操作で発せられた強力な電磁波で発電設備をショートさせ、ベルリン中を一斉に停電・混乱に陥れた。その隙に精神科医になりすまして共同対策本部に潜入したジモは、バッキーを操って暴れさせる。
ソニック・アーム・キャノン
登場作品:『ブラックパンサー』
クロウのプラスチック製左義手に内蔵されている銃砲。もともとはワカンダのヴィブラニウム採鉱用の工具だったものをクロウが奪って加工し、自身の左義手に内蔵させた。
発砲の際には左義手が左右に展開して銃砲本体がせり上がり、発射される衝撃波は一発でヴィブラニウム製の自動車をも破壊できる。ほかにも普段の形状でも、掌から振動波を放ち、GPS機能も搭載されている。
釜山のカジノに現れたティ・チャラたちに対抗するために使用されるが、クロウがCIAに一時捕らわれたことで押収された。しかし、GPS機能によってウンジャダカらを呼び寄せ、クロウの脱出に一役買う。
ゴースト・スーツ
登場作品:『アントマン&ワスプ』
かつてS.H.I.E.L.D.が、エイヴァ・スター/ゴーストのために開発した特殊ボディスーツ。グレー系のカラーが特徴で、着用者の重要な臓器を安定させるチェンバー[32](胸部)や、スワイプ式コントローラー[32](前腕部)、フェーズ・シフティング緩衝パネル[32](両大腿部)がそれぞれ搭載された本体部と、赤く発光し、フェーズ・シフティング中の視界をサポートする5つの目[32]が付いた不気味なマスク[注釈 16]、頭部のヘルメット、フードで構成される。
エイヴァはS.H.I.E.L.D.に属していた頃からこれを着用することで、自らの制御困難な量子フェージング能力の安定化・制御と、能力の反動による絶え間ない痛みを軽減しつつ、S.H.I.E.L.D.の暗殺任務などの活動に当たっていた。そして現代でも外界で行動する際にこのスーツを着用し、その外観とエイヴァ自身の能力から、スコットたちはエイヴァを“ゴースト”と呼称する。
ミステリオ・スーツ
クエンティン・ベック/ミステリオがヒーローとして振る舞う際に身に纏うコスチューム。だが実際はモーションキャプチャー用のスーツにドローンを操作するタッチパネルが搭載されたものであり、別にあるスーツはなんの機能も備わっていない。

薬品[編集]

超人血清
人体強化用の薬品。
エイブラハム・アースキン製
登場作品:『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』
第二次世界大戦時にアースキンが開発した、スーパーソルジャー計画の中核となるオリジナルの超人血清。投与後の身体能力は細身の女性3人が跨ったバイク1台を両腕で軽々と持ち上げ、パンチやキック1発で常人を数メートル吹き飛ばせる怪力と、ひと跳びで数メートルも跳躍できるジャンプ力であるほど。数秒間だけ目にした地図の内容をかなり正確に暗記できるほどの記憶力も備わる。さらに新陳代謝が常人の約4倍になり、薬物やアルコールの代謝も速く酒に酔いにくくなり、治癒も速くなる。
だがこの血清は、全く無害とは言えない不完全なもので、身体強化だけでなく性質まで増幅させる副作用も発生するため、善人はより善人になるのみならず、悪人はより悪人になってしまう大きなリスクもある[注釈 17]。故にスーパーソルジャー計画の被験者探しは難航したが、アースキンと出会ったスティーブが正式に被験者と選ばれたため、実験実行が可能となった。
スティーブを被験者とした実験では、彼の身体に掌大7本分の血清が投与されたが[33]、余った1本分の血清は、クルーガーに強奪された。しかしクルーガーがスティーブに捕まったはずみで破棄されてしまい、アースキンの死により純然な製造法は失われる。しかし戦後、複数の科学者や組織がこの血清を再現・完成させようと研究していた。
ハワード・スターク製
登場作品:『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』
戦時中に発明されたオリジナルのデータを元に、ハワードが再現した超人血清。1991年12月16日の夜に、ハワードはこれを携えてペンタゴンへ向かっていたが、ヒドラに操られたウィンター・ソルジャーの襲撃を受け、暗殺・強奪された。しかし、この血清の完成度はオリジナルに至らず、投与された被験者は苦しんだ末に当時のバッキーを上回る身体能力を発揮したが、理性を失って暴走している。
スターク・インダストリーズ製
登場作品:『インクレディブル・ハルク』
スターク社が再現した超人血清[注釈 18]。ブルースはガンマ線実験の際に、これを自身に投与した上で実験に臨んだが、失敗して事故を起こしてしまう。それにもかかわらず、現在でも軍に少量の血清が冷凍保存されており、ロスはハルクと渡り合う力を欲するエミル・ブロンスキーにこれを勧奨して密かに用意し、彼に微量の血清を2度投与した。その結果ブロンスキーは、1度目の投与で前方を走っていた他の兵士たちを息一つ切らさずに軽く追い抜く走力と、高い跳躍力を披露し、通常では再起不能となる瀕死の重傷も僅か数日で全快したが、2度目の投与では自身の脊髄が肥大化し、より強大な力を求めてしまうなど副作用が見られた。
テトロドトキシンB
登場作品:『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』
ブルースが自身の変身対策として作り上げた、抗ストレス薬。これを投与した者は、心拍数が1分につきおよそ1回まで遅くなる。本薬剤そのものは台詞のみの登場だったが、ウィンター・ソルジャーに襲われたフューリーが自身に投与させ、自らの死を擬装する。
自白剤
登場作品:『アントマン&ワスプ』
ウーズマンSIS時代から使用している薬品。注射器で投与させた対象者から聞き出したいことを白状させるもので、ウーズマンらはこれを「精神活性剤」と呼称する。スコットたちが滞在するモバイル研究所の在処を白状させるために、ウーズマンがルイスに投与させたが、スコットとの出会いから、彼とホープの馴れ初めまでを延々と説明させることになってしまった[注釈 19]
後にルイスたちが逆利用してバーチらに投与し、彼らは警察に自分らの裏稼業を白状して逮捕される。その際ウーズマンは、これを”自白剤”だと身をもって理解する。

飲料水[編集]

ピンゴ・ドセ
登場作品:『インクレディブル・ハルク』
ブラジル・ホッシーニャの“ポルト・ヴェルデ”で瓶詰めされていたガラナ飲料。ブルースの血液がこの飲料のうちの1本に混入してしまい、ロスがブルースの潜伏先を察知する遠因となる。
スコットと彼の仲間たちが住居としていた“ミルグロム・ホテル”の外壁にこの飲料の宣伝ポスターが貼られている[注釈 20]

宇宙[編集]

アスガルドの武器・兵器[編集]

ムジョルニア
北欧神話のミョルニル”のモデルである全能の鉄鎚。
グングニル[34]
登場作品:『マイティ・ソー』、『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』、『マイティ・ソー バトルロイヤル』
北欧神話のグングニル”のモデルであり、“王の杖”・“万能の槍”と言われる、アスガルドの王位のシンボルたる黄金色の長杖。九つの世界を内包するユグドラシルを象徴するデザイン且つ、ムジョルニアと同様にウルでできており[34]、一振りで巨人を薙ぎ倒す威力と炎状の光弾を放つ能力を有し、デストロイヤーを操る媒体としても、虹の橋・“ビフレスト”を起動させるキーとしても使用できる。
主にオーディンが保有・使用するが、5000年前は、オーディンの父で当時のアスガルドの王だったボーが所持していた。ロキも穴埋めとして王座に就いた際のソーとの争いや、オーディンに擬態した際に握り、ヘラとの戦いではソーがアスガルドの宮殿でこれを振るい、白兵戦を挑むも、大した戦果は挙げられずに終わる。
ホーフンド[35]
登場作品:『マイティ・ソー』、『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』、『マイティ・ソー バトルロイヤル』、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
北欧神話の聖剣ホーフンド”のモデルである、長さ1.6mの長剣[35]。柄頭は銅製で[35]、これを管理し使用するヘイムダルの魔法がかけられた刃は研ぐ必要が無い[36]。武器としても、ビフレストやアスガルドの王宮のエナジー・シールドの動力炉を起動させるキーとしても運用される。
ロキがオーディンに擬態してアスガルドを支配していた頃には、ビフレストの新たな番人となったスカージが保有していたが、天文台の装置に挿さったままとなっていたところをヘイムダルが奪還し、再び愛剣として振るう。
サノスとブラック・オーダーの襲撃時にヘイムダルは、この剣を握りながら“暗黒の力”を放ち、ハルクを地球へと避難させる。
ドラゴンファング
登場作品:『マイティ・ソー バトルロイヤル』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』
ヴァルキリー(ブリュンヒルデ)の専用武器である、決して折れないと言われる強力な名剣。魔術師が精錬・彫刻したドラゴンの歯と黒いサファイアを柄に[37]、サファイア色の鉄を刃に[37]作り上げた。ドラゴンの皮のストラップ付きの黒いセラミック製[37]の鞘に収めて携行する。
西暦943年において、ヴァルキリーがヘラとの戦いに使用し、彼女がアスガルドから離れると同時に持ち去って以降、逃亡先のサカールの住居に保管されていたが、ヴァルキリーがソーたちとアスガルドに帰郷することを決意して取り出され、再び振るわれる。
デストロイヤー
登場作品:『マイティ・ソー』
アスガルドの王宮の武器庫を守護する、体高数メートルの人型兵器。ヴォルスタッグは「メタルの巨人」とも呼称した。動力源は人間もしくはアスガルドの神の魂か生命力で、オーディンしか全貌を知らない特殊な金属でできており、グングニルを持つ者に操作され従う[38]。操作する者は遠方からでもこの兵器の周囲を認知できる。アスガルドの戦士が束になってかかっても圧倒するほどのパワーを持ち、顔面の左右がシャッターのように開いて強力な白熱エナジーのブラストを放つ[39]。また、ボディの構造が変幻自在なため、全身を捻り曲げることも可能で、頭部の向きを180度捻り曲げて後方の敵へブラストを放つ戦法も見せた。
武器庫に氷の巨人群が侵入した際には、オーディンが起動・操作し、素早く氷の巨人群を撃破した。後に王座に就いたロキが、ソー抹殺のために起動・操作し、地球のニューメキシコに現れ、S.H.I.E.L.D.のエージェントたちや、ソーの仲間たちを圧倒したが、ムジョルニアを手にし復活したソーには為す術もなく粉砕される。
デス&トロイ
登場作品:『マイティ・ソー バトルロイヤル』
スカージが収集した武器の一種である、 2丁のM16アサルトライフル。地球のアメリカ合衆国・テキサス州から持ってきたといわれ、はべらかしていた美女2人に自慢するほど、スカージが集めた武器の中でも一番のお気に入りであるという。
“死の兵士”群からアスガルドの民を救うためにスカージがこれを駆使して奮戦する。
武器庫のアイテム
登場作品:『マイティ・ソー』、『マイティ・ソー バトルロイヤル』
古の冬の小箱[40]
地球暦965年の戦いでアスガルド軍がヨトゥンヘイムの寺院から奪った禍々しい小箱。氷の巨人の力の源であり、巨人が使うことで箱から強力な冷気を放ち、全世界を氷河期に帰ることもできる[40]。これを所有することでオーディンはラウフェイらと休戦協定を結んだ。
現在はアスガルドの王宮の武器庫内の“「フィンブルの冬」の台座”[40]に置かれて保管されているが、自身の出自に疑問を持ったロキがこれを手にすると、彼を本来の氷の巨人の姿へと数秒だけ変貌させ、ロキは自分が氷の巨人族の一人だと確信した。そしてロキはこの箱を持ち出して、自らに反旗を翻したヘイムダルを氷漬けにする。
ヘラからは「弱い」と評される。
エターナル・フレイム(永久の炎)[41]
太古の時代にオーディンがスルトから奪い取ったと言われる、神秘的で決して消すことのできない炎を常に灯す火桶。その炎を亡骸に与えることで、死者を復活させることができ、掌大の小さな炎でも多数の者を同時に復活させることができる。
ヘラはこの炎そのものを直接手にとり、太古のミイラやフェンリス・ウルフに与えて前者を死の兵士の群れに変貌させ、後者と共に配下とした。また、ソーとヘラの決戦の最中、ロキがスルトの冠をこの炎へ焼べたことで、スルトが復活する。
インフィニティ・ガントレット(レプリカ)
“インフィニティ・ストーン”の力を最大限に発揮できる金色のグローブのレプリカ。本物と異なり右手用となっており、そのためかヘラには即座にレプリカと見抜かれた。

アスガルドの王宮の武器庫には上記のもの以外に、“生命と時間の石版”、“ウォーロックの眼”、“音叉”などのアイテムも保管・展示されている。

チタウリの武器・兵器[編集]

キャノン砲[42]
登場作品:『アベンジャーズ』、『アイテム47』、『スパイダーマン:ホームカミング』
チタウリの標準武装の一つである、指向性エネルギー砲。外装は非反応装甲プレート製で[42]、荷電粒子フィールドを搭載している[42]。片腕に嵌め込んで運用され、銃口からエネルギー光弾を放つ。
チタウリがアベンジャーズに敗れたあと、これらの銃砲はニューヨークに残り、S.H.I.E.L.D.や複数の人物に回収される。
長距離用ライフル[42]
登場作品:『アベンジャーズ』、『スパイダーマン:ホームカミング』
チタウリの標準武装の一つである、先端に光る刃と銃口が付いた戦根。出力強化房室と分子不安定化装置が内蔵されており[42]、銃口からはアーム・キャノンと同様に銃口からエネルギー光弾を放つ。ナターシャもチタウリからこの武器を奪い取って、鮮やかに振るう。
グレネード
登場作品:『アベンジャーズ』
チタウリの標準武装の一つである、携帯端末のような形状の手榴弾。チタウリの数体が銀行に閉じ込めた人々を爆破しようとした際に準備したが、スティーブが割って入り妨害されたため、爆破はしたもののスティーブが軽く吹き飛んだのみに終わる。

ダーク・エルフの武器・兵器[編集]

登場作品:『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』

ダーク・エルフの武装は、闇のエネルギーとブラックホールを動力とする[43]

生命維持スーツ/サバイバルスーツ[44]
ダーク・エルフらが常時着用している禍々しい戦闘服。現代の生命体に必要なあらゆる自然物質に適さない[43]体質のダーク・エルフの身体を守る。
仮面
ダーク・エルフらがスーツと共に常時装着している生命維持用のマスク。毒に蝕まれる以前のダーク・エルフの風貌に似ているらしく[43]、レンズはダーク・エルフの光に敏感な目を守る[43]
また、アルグリムはカースに任命された際に、怪物のようなデザインをした兜型のマスクを被って顔に結合させる[43]
粒子ライフル[43]
標準武装の一つである、強力なエネルギー銃砲。古代の武器であるが[43]、銃口から相手を死に至らしめるダーク・マター粒子のブラストを放つ[43]
ブラックホール・グレネード[43]
ダーク・エルフの標準武装の一つである、手投げ弾。闇エネルギーの核を内包しており[43]、スイッチを入れて投げつけると、その場の空間を捻じ曲げて小さなブラックホールを数秒間発生させ、粒子の衝撃によって生き物の体組織を分子レベルまでに引き裂く[43]と共に、その場のありとあらゆる物を吸引する。
ダーク・エルフだけでなく、ロキもアルグリムが腰に携行していたものを起動させて、相手を葬ることに成功する。

その他にも、ダーク・エルフは長剣や盾など、白兵戦用の武器も装備する。

サカールの武器・アイテム[編集]

ネクロブラスター
登場作品:『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
サカアラン兵の標準武装の一つである、エネルギー銃砲。スライムのような“エンドプラズム”をエネルギー源とし[45]、発射する光弾は1発で岩山も粉砕する。三脚に取り付けて使用する大砲タイプも存在し、ザンダーでの戦いではガモーラも使用した。
マグノ・ライフル[46]
登場作品:『マイティ・ソー バトルロイヤル』
サカールのスクラッパーズが敵の捕獲に使用するネットガン。あり合わせの素材で作られた即席の武器だが[46]、放たれるネットはかかった相手を痙攣・麻痺させる機能付きで、サカールに辿り着いたソーに、スクラッパーがネットを放って動きを封じる。
メルト・ステッキ[46]
登場作品:『マイティ・ソー バトルロイヤル』
グランドマスターが反逆者の始末に使用する杖。充電セルを搭載した柄と液状化コイルで構成され[46]、先端のオレンジ色の球体を押し当てられた者は、悪臭を放ちながら跡形も無く溶解してしまう。

クリーのツール・武器[編集]

ロナン・ジ・アキューザーの装備
登場作品:『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』、『キャプテン・マーベル』
コスミ・ロッド[47][45]
ロナンが愛用する、長大なハンマー。エネルギー入力アダプターの“コンビクション(信念)”[48]が搭載された先端“コンデムネーション(有罪宣告)”[48]からエネルギー波を発して攻撃することも可能。後にオーブを手に入れたロナンは、パワー・ストーンの力を制御するために先端のアダプターに埋め込んだが、最終的にドラックスの砲撃で破壊される。
ロナンが常時装着している、伝統的なクリーの装甲[48]、“クレハリウム”製の戦闘用前垂れ[48]、“スカル・クラッシャー”という名称の戦闘用ブーツ[48]、頭巾で構成される鎧。最後は、クイルが制御したパワー・ストーンのエネルギー波でロナンもろとも破壊される。
コラス・ザ・パーサーの武器
N20-75 ディスラプター・ライフル[45]
登場作品:『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
コラスが愛用する銃火器。結晶パワーセル弾倉やクリー人の体温に合わせて設定されるトリガーロックを搭載しており[45]、一発で分子を切り裂くクアンタムエネルギーボルトを放つ[45]
エナジー・ソード
登場作品:『キャプテン・マーベル』
スターフォースに所属していた頃のコラスが背中に背負って携行し、愛用する双剣。キャロルとの戦闘では、一振り折られる。
スターフォースのツール・武器
登場作品:『キャプテン・マーベル
スターフォースのユニフォーム
ピストル
スターフォースのメンバーの基本装備であるハンドガン。携行時はグリップのみの形状だが、使用時にバレルが伸長しハンドガンの形状となる。アット・ラスは2丁所持・使用する。スターフォースのメンバーのほかウェンディ・ローソン/マー・ベルも使用している。
マグニトロン・ガントレット
ヨン・ロッグやブロン・チャーが両腕に装備している手甲。反重力波を放つほか、エナジー・シールドを展開することも可能。
スナイパー・ライフル
ミン・エルヴァが愛用する狙撃用ライフル。高性能ターゲットスコープを備え、1発で複数の標的を追尾・貫通するブラストを発射する。
上記のツールの多くが放つブラストやエネルギーの色は緑色である。
ライフル
登場作品:『キャプテン・マーベル』
アキューザーズの兵士の基本装備である銃。マー・ベルのラボではマリア・ランボーも使用する。

その他の武器・アイテム[編集]

ヤカの矢[49]
登場作品:『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』
ヨンドゥが愛用する“ヤカメタル”製[49]の一本の矢。右腰のホルダーで携行し、ヨンドゥが口笛を吹くことで宙に浮き、赤い光線を描きながらヨンドゥの意思のとおりに高速で舞い、敵を射抜く。その機能により、数秒間に数多くの相手を瞬時に射抜くことができるほど、シンプルな見た目とは裏腹に優れた武器である。
ヨンドゥ曰く「頭ではなく心で操る」らしく、口笛のピッチを変えることにより、高速で舞いながら発した摩擦による小火を帯びて敵を貫いたり[49]、操る矢に捕まりながら地面へ安全に降り立ったり、エゴのエネルギー触手を相殺するなど、ヨンドゥの矢捌きは非常に洗練されており、ブローカーの脅迫、クイルへの戒め、サカアラン兵との戦い、テイザーフェイスらの討伐、エゴとの決戦まで多用したが、地面に落ちた際にエゴの攻撃で真っ二つに折れてしまった。だがヨンドゥの死後にロケットの手で修復され、クイルによってクラグリンへ受け継がれる。
ヘラの武器
登場作品:『マイティ・ソー バトルロイヤル』
ネクロソード[41]
ヘラが自らの力で生成し、愛用する黒曜石製の長剣。死のエネルギーによって輝く刀身[41]の逆向きの鉤により、一度刺さると刃を抜くのが困難となる[41]。ヘラはこれを主武装とする。
ネクロブレイド[41]
ヘラが自らの力で多数生成し、愛用する黒曜石製の短剣。形状と長さが数種類あり、弾丸のような投擲攻撃にも使用される。
ブラッドアックス
ヘラによって生製される強力な黒曜石製の諸刃の斧。ヘラはこれで武器庫の床を叩き壊し、彼女の部下となったスカージに託され、ヘイムダルの居所を白状しない国民の処刑にも振るわれかけた。
スルトの武器・アイテム
登場作品:『マイティ・ソー バトルロイヤル』
トワイライト・ソード
スルトが用いる巨大な長剣。刀身は高熱を帯びており、そのまま強力な火炎を放つ。
ソーとの戦いや、アスガルドでラグナロクを起こすためにスルトがこれを振るい、後者ではひと突きでヘラを葬り、アスガルドの大地を貫いて炎上・消滅させる。
スルトが力の源として額に被っている仮面状の王冠。ソーはこれを「“ゲジゲジ眉毛”」と揶揄した。
ソーが奪取した後、アスガルドの王宮の武器庫に保管されていた。しかし、ヘラを倒すためにソーの指示でロキによって永久なる炎に焼べられたことで、スルトが巨大化して復活する。
スクラルの武器・ツール
登場作品:『キャプテン・マーベル』
銃砲
片腕に嵌め込んで紫色のブラストを放つ銃火器。
電磁メイス
紫色の電流を放つ接近戦用の戦棍。
クリスタル
スクラル人が使用する結晶型記録媒体。タロスたちは、ヴァースから読み取ったライトスピード・エンジンの情報を記録するが、ロサンゼルス地下鉄の列車の中でヴァースと乱闘したスクラル人が落とし、彼女に拾われてしまった。しかしこのことが、ヴァースが自身の記憶を知る一端になる。

[編集]

ブック・オブ・ユグドラシル(世界樹の本)[50]
登場作品:『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』
アスガルドの王宮のオーディンの図書室にある本[51]。惑星直列の予言とダーク・エルフについての情報が記述されており[50]、後者についてはページを開くと、ダーク・エルフらがエーテルを作る様子をアニメーションのように浮かび上がらせる。オーディンがソーとジェーンに、エーテルについて伝えるためにこの本を開く。
コードブック
登場作品:『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』
かつてヒドラのシベリア基地に保管されていた、ヒドラのノート。黒い星がマーキングされた赤いハードカバーが特徴で、中にはシベリア基地のセキュリティドアを開く番号から、ウィンター・ソルジャーを洗脳する暗号等、さまざまな情報が記載されていた。
現在においてこのノートは、カルポフによって彼の潜伏先であるクリーヴランドの自宅の壁の内側に、ヒドラの多くの物品の1つとして秘匿されていたが、カルポフを襲ったジモに奪われ、彼の復讐計画に利用されることになる。
カリオストロの書
登場作品:『ドクター・ストレンジ』
カマー・タージの図書館に収蔵されていた魔法書のうちの一冊で、書式はサンスクリット語。時間を操る危険な魔術が掲載されており、カエシリウスはカリオストロの儀式のページを破って奪取した。後にストレンジも、アガモットの目の力を行使して、破り取られたページを一時的に修復し、儀式の概要を知ることになる。

植物[編集]

ハーブ
登場作品:『ブラックパンサー』
紫色に光るハート形をした神秘のハーブで、太古の昔にアフリカ大陸に落着したヴィブラニウム隕石のエネルギーを受けて変異した特殊な植物。ワカンダでは黒豹の女神“バースト”に与えられたと伝わり、ワカンダ国王/ブラックパンサーだけがこれを摂取することを許されているため[注釈 21]、ズリが共同墓地で管理している。液体状にすり潰して飲用すると、全身に数秒間神経状の模様が浮かびつつ若干の苦しみを負い、皮膚の一部が一瞬紫色に光るという過程を経て、超人的な筋力や俊敏さなどの身体能力と、研ぎ澄まされた認知能力を得ることができ、飲用した者の弱った生命力を強化させる作用もある。飲用した直後に砂や雪に全身を埋めて眠ることで、意識が不可思議な空間に送られ[注釈 22]、そこで自身の先祖たちとの邂逅・対話が可能となる[注釈 23]。また、これによって得た力を抹消する別の薬草も存在し、ワカンダの国王が即位する際の儀式で、現国王は王座に挑戦する者と公平に対決するためにこれを飲用して力を抹消しなければならない[注釈 24]
ティ・チャラやウンジャダカが飲用したが、ウンジャダカが儀式を終えた直後に、彼の指示で共同墓地にあるこの植物は全て焼き払われてしまった。しかしその直前に、ナキアが一欠片分だけ採取し、後に意識不明状態のティ・チャラを助命する。
ヤロの根
登場作品:『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』
食料として宇宙で幅広く使われる、地球外の植物。ミラノ号内にあったものは熟していなかったが、ミラノ号内に捕縛されたネビュラは食べたいと訴え[注釈 25]、皆の忠告を無視し、ベアハートで一口嚙り、吐き出す。
エゴの苗
登場作品:『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』
エゴが幾多の星々の大地に植えてきた、エゴの分身である植物。特異な外観で、生物のように緩慢な挙動をとり、エゴはこの植物を愛した人たちに見せてきた。
その状態のままだと無害だが、エゴが自分と同等の力を持つ天界人を取り込むと、巨大な溶岩状のエネルギー体へと膨張して、周囲一帯を破壊しながら呑み込んでしまう。エゴがクイルを取り込んで“拡張”を実行すると、幾多の星々の苗が膨張して現地に多大な被害を与える。

鉱石・金属[編集]

ヴィブラニウム
登場作品:『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』、『ブラックパンサー』
遥か太古の昔に、宇宙からの隕石として地球にもたらされ、ワカンダの鉱床で採掘されるようになった、頑強で不可思議な性質を秘める鉱石。
イリジウム
登場作品:『アベンジャーズ』
シェーファーが保有していた、隕石に含まれ反陽子を作れる希少金属。ワームホールの安定化のために、ロキらによって奪取され、テッセラクトと共にワームホール発生装置に組み込まれる。
カース・ストーン[43]
登場作品:『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』
ダーク・エルフが“カース”に変貌する際に使用する、掌大の小石。使用者が握り潰すと、全身が焼け焦げて激しく苦しみ、より凶暴化しカースと化す。
5000年前はマレキスが複数個保有していたが、現代では最後の1個のみとなっており、マレキスはこれをアルグリムに託す。
チタウリのエナジー・コア
登場作品:『スパイダーマン:ホームカミング』
ニューヨーク決戦でチタウリが残した武器などにパワー源として使われていた紫色の小石。直に触れたものを少しずつ焼いてしまうほどの非常に強力なパワーを内包しており、X線などの放射線を浴びせたり、僅かな衝撃を加えると破壊エネルギーを放出し、爆発する危険性を有している。
この物質をメイソンが利用できると示したことをきっかけに、仕事を失ったトゥームスは政府に提出していなかったこの物質が付いた残骸を利用し、武器を増産・密売することを思い付いた。ピーターも前述のブラスターから外れたものを戦利品として拾い、高校で調査した後にネッドに預けるが、このことがワシントン記念塔で大惨事になりかける事態となる。
ウル
登場作品:『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
アスガルドに存在する神秘の特殊金属。ソーが愛用するムジョルニアや、オーディンのグングニルをはじめとするアスガルドの武器の多くがこの金属を材料に作られた。この金属を加工できるのは、惑星“ニダベリア”に住むドワーフたちであり、現代においてもエイトリたちドワーフは、この金属を鍛錬・加工してサノスの“インフィニティ・ガントレット”や、ソーの新武器“ストームブレイカー”を作成する。

人工知能[編集]

J.A.R.V.I.S.
F.R.I.D.A.Y.(フライデー)
登場作品:『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』、『スパイダーマン:ホームカミング』、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』
ヴィジョンに転生したJ.A.R.V.I.S.に代わって、ウルトロンとの決戦からトニーが新たに使い始めたAI。J.A.R.V.I.S.と異なり女声で話し、アイルランドなまりの英語を喋る。稼働して間もないためか音声サポートは的確ながらも、若干柔軟性に欠ける受け答えをしている。しかし1年後には自信家風の言い回しをするほどに進化している。
トニーはほかにも、“J.O.C.A.S.T.A.”や、“T.A.D.A.S.H.I.”といったAIを用意しており、J.A.R.V.I.S.を失った事態を想定していたことが伺える。
J.A.R.V.I.S.に比べて出番はさほど多くないものの、アベンジャーズの内乱時にはジモが暗躍していることを突き止めてトニーに伝え、ピーターが水没した際にはマーク47の自動操縦を行い、彼を救助してトニーとの通信回線遮断をピーターに知らせた。
トニーがストレンジ救出のためにQシップに乗り込んで宇宙へ上がった時には、ネットワークの回線が届かなくなり通信不能となり、サポートできなくなってしまう。
また2023年には、トニーの指示でメビウスの輪を応用した波動関数のエネルギー固有値を計算し、タイムトラベル理論を確立させてトニーを驚かせたほか、 サノスとの決戦で一時的に気絶したトニーに起きるよう強く呼びかけ、彼がスナップの反動を受けた直後には、ペッパーの指示でトニーの容態を生命危機状態と伝える。
カレン
登場作品:『スパイダーマン:ホームカミング』
ピーターが着用するハイテク・スーツに内蔵された、サポート用インタラクティブUI。女声で話すため、当初ピーターは「“スーツ・レディ”」[注釈 26]と呼んでいたが、後に“カレン”と名付けた[注釈 27]。物語の前半では作動していなかったが、ネッド・リーズがスーツの“補助輪モード”を解除したことによって起動する。
着用者のボイスコントロールで双方向コミュニケーションができ、スーツの多彩な機能に不慣れなピーターのために、スーツとウェブ・シューターの機能の選択・起動から、戦闘補助のナビゲーション、コンピューターへのアクセス・ハッキングまで、幅広くサポートする。
優秀なだけでなく、ピーターの物真似を「面白い」と評し、彼が倉庫に閉じ込められると励ましたり、リズ・トゥームスとの関係を応援するなど、戦闘以外のことでもよく気がつき、愛嬌も持ち合わせる貞淑な秘書のようだが、危機的状況では極端な発言も目立ち、ピーターのその場凌ぎをすぐに嘘だとトニーへ告げるほど律儀過ぎたり、戦闘機能の選択・勧奨時には危険度が高いものをセレクトしようとする傾向があるなど、若干過激な部分もある。
起動してからピーターが一度ハイテク・スーツを没収されるまで、ピーターの良きアシスタントにして話し相手となる。
ピーターがトニーからハイテク・スーツを返上されてからは起動していないが、トニーにスーツから外されてしまったのか、単に使用している描写が無いだけなのかは不明。
グリオ
登場作品:『ブラックパンサー』
シュリによって造られ、ワカンダにある彼女のラボで起動する人工知能。ロイヤル・タロン・ファイターの遠隔操作を頼まれたエヴェレットを音声サポートする。
E.D.I.T.H.(イーディス)
登場作品:『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』
トニーがピーターへ託すために[注釈 28]数十億ドルをかけて開発し、愛用のサングラスに取り付けた拡張現実防衛システム搭載のAI。“E.D.I.T.H.”とはEven.Dead.I‘m.The.Hero.の頭文字をとって付けられた略称で、直訳すると「死んでも私がヒーローだ」。カレンやF.R.I.D.A.Y.と同様に女声で話し、劇中描写は少ないものの、自らの略称を付けたトニーを「略語好き」と述べるくらいのユーモアを持つ。サングラスを最初にかけた人物を所有者・使用者と網膜・生体スキャン認証し、その人物をサポートする。認証者の指示で別の人物に所有権を移すことも可能。
スターク社の全データベースをはじめ、世界の安全保障ネットワーク・大手の通信網・民間団体のスケジュールにまでアクセスできる機能を有し、これによってスターク社の人工衛星とドローンの操作から、個人のスマートフォンのハッキング・情報処理すら可能なほど、その性能は非常に高い。
トニーの没後、具体的な経緯は不明だがフューリーが所有し、タロスにピーターへ譲渡するよう指示して、ヴェネツィアで接触したピーターの手に渡った。その後ピーターは、東アルプス山脈の道中でブラッド・デイヴィスのスマートフォンに保存された自分と女性エージェントとの画像を消去し[注釈 29]プラハでは友達を火のエレメンタルの襲撃に巻き込まないよう、彼らにプラハ国立歌劇場オペラのチケットを手配させるなど、複数の目的に使用したが、前者では誤操作で飛来したドローン1機にデイヴィスを射殺させかける失態も犯してしまった。これをフューリー(擬態)に叱責されたことと、ヒーローとしての使命などへの苦悩から不安定になったピーターは、ベックにこのAIを譲渡してしまった。
これを使ってベックは、計画の最終段階とMJたちの始末のために、科学史ツアー一行の目的地をロンドンに仕向け、スターク社の人工衛星に格納されているドローン全機を操作し、「合体エレメンタルズとミステリオの戦い」をホログラムで展開した。だがベックは、最終的にピーターに敗北し、これを奪還される。
ウルトロン
ストラッカーによって生み出され、その存在を知ったトニーとブルースによって覚醒した人工知能。創造者に反逆して「アベンジャーズを壊滅させ、人類を滅ぼせれば環境破壊も戦争も起こらない」という極論から、地球の支配を企む。
スプリーム・インテリジェンス
登場作品:『キャプテン・マーベル』
クリーの叡智を集めた超高度AI。クリー帝国を統治する存在でもあるが、決して真の姿を国民に明かすことは無く、他者と接触・対話する際には相手の潜在意識内にある最も尊敬する者の姿で現れる[注釈 30]。ヴァース/キャロルが対話をする時は、悪夢の中に出てくる謎の女性(ウェンディ・ローソン/マー・ベル)の姿で現れる[注釈 31]
ヴァースに対して彼女の力を高く評価し衝動的な面を諫めるなど、崇高な統治者として接するも、其の実スクラル殲滅のために、マー・ベルを裏切り者として抹殺し、キャロル/ヴァースをも利用しようと企てた首謀者だった。
キャロルがクリーに反旗を翻すと、スターフォースによって彼女に接触し、言葉巧みに服従させようとするも、キャロルが自らをただの人間であると自覚し、バイナリー・パワーを開放したことで跳ね除けられる。

化学物質[編集]

エクストリミス
登場作品:『アイアンマン3』
マヤ・ハンセンが発明し、A.I.M.によって完成させたナノマシン。人間の生体電位をコントロールする技術である。
注射や吸入で被験者の体内に投与し、その際は激しい苦痛を伴う。適合した被験者は、生体電位を利用し、人間の脳の未覚醒部分を活性化させ、免疫強化、病気予防、欠損部位の超速再生などの驚異的な回復能力や、腕1本で巨漢を投げ飛ばし、アイアンマン・アーマーも容易く破壊できる怪力を発揮するなど常人を遥かに上回る身体能力と、高熱を発し操る能力を得られる。
適合しなかった者は、体内でエネルギーが暴発し、3.000度以上の高熱を出して半径11m以内のものを全て瞬時に消滅させる人間爆弾となってしまう。投与された者はいずれも高い体温と摂氏3000度強の高熱を放ち、爪や髪の毛が伸びやすくなり、感情が高ぶると肌と瞳がオレンジ色に光る。更に相性良く適合した被験者は口から火を吹くことも可能になる。それでも驚異的な回復力を得たとは言え、不死身となる訳ではなく、非常に強力な衝撃を受けたり、一瞬で心臓を跡形もなく撃ち抜かれると、さすがに再生できず死に至る。
ピム粒子
クロス粒子
登場作品:『アントマン』
ダレン・クロスがピム粒子の噂と、不鮮明な初代アントマンの戦闘記録、ピムの残した不完全で僅かな研究データを元に完成させた、ピム粒子とほぼ同じ機能を持つ化学物質。こちらの色は黄色。当初は浴びせた生物を小さな肉と血液の塊に変えて絶命させてしまい、縮小できるのは無機物だけだったが、後にダレンの改良によって生物の縮小も可能になる。だが完成度ではピム粒子に及ばず、縮小された者の状態は「密閉空間内部の者を容器ごと縮小させる」だけに留まっている。また、使用を続けた者の精神を蝕んでしまう副作用まで孕んでいる。

ロボット・ドローン[編集]

DUM-E(ダミー)&U(ユー)
登場作品:『アイアンマン』、『アイアンマン2』、『アイアンマン3』、『スパイダーマン:ホームカミング』[注釈 32]
スターク邸のワークショップに置かれている、2台のロボットアーム。それぞれ本体側面に“DUM-E”・“U”とプリントされ、DUM-Eは大学生時代のトニーが卒業製作として製作し、それに続く形でUも作り上げた。
2台ともグラバーハンド[52]光学センサー[52]、油圧パーツのフォアアームとアッパーアーム[52]、軸となる3台のサーボハブ[52]、カーライル・バッテリー[52]などのパーツを回転カートに組み合わせた形状で、人工知能を内蔵しているが[52]、発声はできず、電子音やジェスチャーのような動作で感情表現する愛らしい姿を多々見せるものの、相当な経年から動作がぎこちなく、作業でも些細なミスが目立つため、トニーから「不器用」と皮肉交じりに毒づかれたり、叱られたりすることも少なくない[注釈 33]。しかしトニーは、両者に改良を加えることはないものの、決して処分することもなく、散らかったワークショップの掃除を任せるなど、産みの親として確かな思い入れを持っている。
アイアンマン・アーマー マーク2の運用テストを行う際はUがカメラ撮影係、DUM-Eが消火係を務めたが、DUM-Eはテストに失敗して倒れ込んだトニーに、火災が発生していないのに消火剤を噴射してしまった。後にトニーがチェスト・ピースを奪われて窮地に陥った際には、彼が掴み損ねたチェスト・ピースの試作品を手渡し、トニーを救う。
スターク・エキスポ時には、Uがクロロフィルをまき散らかしてトニーに叱られたり、ペッパーのCEO就任記念にシャンパンを配膳した。トニーがアーク・リアクター用の新元素生成後には、2台揃ってワークショップの後片付けを任される。
ニューヨーク決戦から半年後のクリスマスシーズンには、DUM-Eは「怠けた罰」として“DUNCE”と縦書きされた三角帽子を被せられながらワークショップを掃除し、Uはマーク42開発を行うトニーの撮影係を務めるが、その最中にビデオカメラを落とし、マーク42のパーツが起こした小火を見て慌てふためいていた。武装ヘリの襲撃時には、Uがヘリからの攻撃で大破してしまい、DUM-Eが助けようとしていたが、2台とも水没してしまった。しかし物語のラストでトニーにサルベージされ、マリブを後にする。
DUM-Eは修復されたようで、アベンジャーズ・タワーの引っ越しの手伝いを行っている。
Butterfingers(バターフィンガー)
登場作品:『アイアンマン』
DUM-EとUとほぼ同型のロボットアーム。ペッパーがトニーのチェスト・ピースを交換した際に登場したが、それ以降の場面や作品に登場していないため、その後の去就は不明。
アイアン・レギオン
ロボット娼婦
登場作品:『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』
コントラクシアの“アイアン・ロータス”で客をもてなす、黄色いボディのアンドロイド。左側頭部の内側にあるボタンを押すと、スリープする。アイアン・ロータスで豪遊するラヴェジャーズ(ヨンドゥの部隊)をもてなす。
パーティー・ロボット
登場作品:『マイティ・ソー バトルロイヤル』
サカールの闘技場地下にあるカウンターバーにバーテンダーとして常駐するレトロな外観のロボット。ヴァルキリーに酒を振る舞う。
ハマー・ドローン
登場作品:『アイアンマン2』
ハマー社製の量産型アーマーが、ジャスティン・ハマーと結託したヴァンコの手で改良され完成した量産型遠隔操作式二足歩行無人機。当初ハマーはドローンではなく、“アーマー”にこだわっていたが、「人間は裏切るから信用できない」・「物事にこだわらず広い心を持て」とヴァンコから諭され、ドローン開発を許可した。陸・海・空軍・海兵隊の4仕様が存在し、それぞれ8機ずつ、合計32機が登場する。
各機別々の言語の指示で機動し、共通の機能として、高速飛行が可能であり、頭部のカメラで捉えたモノクロの映像で周囲を認識している。共通武装は前腕部のマシンガン。しかし、玩具のアイアンマンマスクを被った少年をアイアンマンと誤認して攻撃しようとする描写と、高速飛行の末に障害物に激突して大破したことから、AIの精度と装甲の強度はさほど高くはないようである。また自爆装置も内蔵しており、信号を流せばすべてのドローンが自動的に爆発する。
陸軍仕様
デザートカラーのドローン。固有武装は左肩のM242 ブッシュマスターと、右前腕部のグレネードランチャー。両脚にはアウトリガーも備える。
海軍仕様
ブルーグレーのドローン。固有武装はFIM-92 スティンガーミサイルを発射する6連装ランチャー。
空軍仕様
グレーのドローン。陸・海軍仕様に比べてやや小型。固有武装は右前腕部からせり出す2連装ミサイル発射機と、背部にある2門のマシンガン。遠隔操作されたローディ/ウォーマシンのトニー追跡に同行した。
海兵隊仕様
迷彩塗装のドローン。空軍仕様と同サイズ。
「ドローンは敬礼しかできない」とハマーを騙したヴァンコによって、エキスポでの出品中にウォーマシン・アーマー マーク1と共に遠隔操作され、トニーを攻撃しつつ会場内を破壊するが、トニーとローディの反撃で全機殲滅され、残骸はヴァンコによって自爆される。
セキュリティ・ドローン
登場作品:『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
キルン刑務所を警備する小型の武装ドローン。下部に備わる一対のアームにサーチライトと機銃が搭載されている。クイルたちの脱出時に多数が破壊されると同時に、ロケットの作戦と操作で8機分のドローンが操られ、監視塔上部に密着し、彼らの脱獄を補助する。
ウルトロンのボディ
人工知能の意識その物であるウルトロンが、外界で直接活動するために自ら生産した機械製の人型ボディ。一番最初に造られた“マーク1”、中心的存在の上級機体“プライム”と“アルティメット”、量産型の“セントリー”など、4種類のボディが登場した。
コンバット・ドローン
登場作品:『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』
ミステリオの一味が操る多数の小型ドローン兵器。ベックの同胞であるウィリアム・ギンター・リヴァによって開発された。基本形状は同型だが、ミステリオの一味が保有していたものと、スターク社の人工衛星に格納されていたものの双方が存在する。後者はE.D.I.T.H.で召喚されると、衛星からカプセルに内包された状態で大気圏に突入し、E.D.I.T.H.使用者が指示した目的地に辿り着くと、カプセルが弾け飛んで機体を露出する。
空中を飛行するだけでなく、水中航行もでき、ビデオカメラに加え、機体の左右が展開して突き出る複数の機銃、機首からのレーザーポインターと超音波砲、小型ミサイル、上部からせり出すレーザートーチ、火炎放射器、後部両端が展開して露出する衝撃波発生器など、過剰なまでに多種多様な武器を搭載しており、さらにリアルなホログラムを空間に投影することが可能なホログラフィックプロジェクターを内蔵しており、ミステリオの一味はこの機能と多種多様な武器を組み合わせることで表現した映像と物理的ダメージでエレメンタルズを捏造した。その一方で、ピーターのウェブに引っ張られて破損したり、マシンガン連射を受けて撃墜されることから、機体の強度はそれほど高くはないことが窺える。
ミステリオの一味だけでなく、前述のとおりピーターにもスターク社の人工衛星に格納された1機が一度E.D.I.T.H.の操作で呼び寄せられてブラッドに銃口を向けたが、ピーターの機転で破壊されている。
エレメンタルズ
ミステリオの一味がドローンとホログラムの組み合わせで捏造した巨人のような姿の怪物の総称。ベックの同胞であるグーテス・グートマンによって「ブラックホールでの4種類の元素が実体化し、別次元から地球にやって来た怪物」・「地球の核がパワー源であり、戦うたびに強大化し、ベックが生きていた次元の地球を滅ぼした」と設定された。
地のエレメンタル
岩のような体躯の怪物で、その身体は通常兵器ではビクともしない。
イステンコを暴れまわって壊滅させたとされ、現地に駆けつけたフューリー(擬態)とマリア・ヒル(擬態)に接触したベックは、土砂から出現したこの怪物を自らが倒す姿を見せつけた。
風のエレメンタル
風が実体化した怪物で、巨大な嵐を起こし、あらゆるものをなぎ倒す。一つの村を壊滅させるほどの威力を持つ。このエレメンタルのみ劇中での動向が描写されず、ベックの説明の中にのみ登場する。
水のエレメンタル
激しい水しぶきのような体躯の怪物。水を吸い上げて形成した触手状の水柱で攻撃する。ヴェネツィアに出現し、カナル・グランデ一帯で暴れ回り、挑んで来たピーターの手を焼かせたが、ベックは彼や街中の人々に、この怪物をミステリオのビームで真っ二つにされて消滅するように見せつけた。
火のエレメンタル
燃え上がるマグマのような体躯の怪物。金属を吸収してパワーが増大するよう設定された。ミステリオの一味により、プラハの広場に地面を突き破って出現し、暴れ回り、ベックとピーターとの激闘中に鉄を取り込んで強化した末に、ベックの捨て身の特攻で撃破されたように見せつけられた。
合体エレメンタルズ
これまでの4体のエレメンタルズの外観の特徴に稲妻が入り混じり、より巨大な体躯を誇る怪物。スターク社の人工衛星が保有する多数のドローンも操作可能になったことで捏造できるようになり、グートマンは「4体のエレメンタルズが融合した怪物」と設定した[注釈 34]
ミステリオの一味によってタワーブリッジ周辺に投影され、ロンドン市内を混乱させながらミステリオと戦う光景を人々に見せつけられたが、そこに駆け付けたピーターのテイザー・ウェブによってホログラムを投影していたドローンを全て攻撃されたことでホログラムが消えかかり、見かねたベックの指示を受けたウィリアムによって完全に消失する。
また、ベルリンの廃墟ではフューリーたちや公的機関庁舎のホログラムに加えて、“迫り来るミステリオ”・“囚われたMJ”・“墓場のゾンビ風アイアンマン”など、数々の不気味なホログラムを投影してピーターを苦しめ、叩きのめした。ロンドンでもベックとウィリアムに操作され、復活したピーターやフューリー(擬態)、そしてMJたちを攻撃して抹殺しようとしたが、マリア・ヒル(擬態)やMJたちの反撃で失敗し、残存した機体もベックを敗ってE.D.I.T.H.を取り戻したピーターによって全て撤退させられる。

動力源[編集]

クアリニクス蓄電池[53]
登場作品:『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
銀河で広く使用されているエネルギー装置。キルンでは監視塔の外壁に取り付けられていたが、ロケットの脱獄作戦を聞いたグルートに外され、キルンに警報が鳴り響き、直ちに脱獄作戦が開始される。
アニュラックス電池
登場作品:『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』
ソヴリンのエネルギー源となる大容量電池。掌大サイズでも想像つかないほどの莫大なエネルギーを蓄えており、爆弾として使用すると前述のとおりとなる。その分非常に高価なものでもあり、ドラックスは「“ハビュラリー電池”」と呼び間違えていた。
ガーディアンズは、この電池をアビリスクから守る任務を請け負い完遂したが、ロケットが着服してしまい、ソヴリン人に追われることになる。
ライトスピード・エンジン
登場作品:『キャプテン・マーベル』
かつてペガサス計画の下で試作された特殊エンジン。スペース・ストーンのパワーをエネルギー源としたエンジンで、劇中で具体的な性能は明言されていないものの、マー・ベルはクリー/スクラル戦争を終息させるための一環として、このエンジンを研究開発していた。
1989年時に、マー・ベルとキャロルがこの動力炉を搭載したテスト機の飛行実験に成功するも、スターフォースの介入でテスト機は撃墜・大破された。ヨン・ロッグに射殺されたマー・ベルの意を汲んだキャロルは、エンジンを破壊するも、その時に放出された膨大なエネルギーが彼女の身体に流れ込み、キャロルは驚異的なパワーを得ることとなった。

システム[編集]

データマイニング・アルゴリズム
登場作品:『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』
ゾラが開発した、インサイト計画の根幹であるシステム。複数の偵察衛星とリンクして、ネットワークから世界中の人々のDNAから過去の経歴を分析することで、今現在から将来に至るまでにヒドラの脅威となりうる人物をプロファイリングし標的として予見・捕捉するアルゴリズムである。インサイト計画実行時にこのアルゴリズムが起動し、全世界の数多くの人物を標的として捕らえたが、スティーブたちが挿したブレードにより、ヘリキャリア3機が同士討ちをするように標的が変更される。
B.A.R.F.
登場作品:『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』
トニーが6億1100万ドルもの大金を注ぎ込んで発明したシステムで、B.A.R.F.とは、“B”inarily “A”ugmented “R”etro- “F”ramingの略称。人の心のケアのために研究開発され、人の頭脳の海馬をスキャンして過去を拡張し、ホログラムとして構成する。但しスキャンを受けた者は、暫くの間若干の頭痛に襲われるようで、トニーはMITで行った奨学金給付セミナーで、このシステムのデモンストレーションとして両親との最後の思い出を構成したが、その後の物語の前半で、体調が良好でない様子を数回見せる。
だが、かつてスターク社に勤めていたベックは、このシステムの原型は自分が開発したもので、軍用に使おうとしていたが、トニーがセラピー用に改良してしまったと主張している。

装置[編集]

地球[編集]

アーク・リアクター
ガンマ・チェア
登場作品:『インクレディブル・ハルク』
ブルースがガンマ線実験の際に使用した、ガンマ線照射機。横から見るとアルファベットの“G”や“C”に見える照射機本体と歯科用チェアユニットを組み合わせたような形状の大型装置で、実験のためにカルバー大学の研究室に設置された。
実験の成功を確信したブルースは自ら被験者となってこの装置に着席し、超人血清を投与した後にガンマ線を照射して浴びたが、その結果ハルクと化して暴走。同時にこの装置も破壊される[注釈 35]
プリズム加速器
登場作品:『アイアンマン2』
トニーがアーク・リアクター用の新元素生成のために、スターク邸の極太のケーブル防護管やコイルといった有り合わせの資材を使って組み立てた即席の大掛かりな装置。直径数10メートルもの長さで、コイルの一部を水平にするためにヴィブラニウムの盾の試作品を台座代わりに差し込んだ。
トニーはスターク・エキスポのジオラマに隠されていた新元素の構造図を元に作動させて発生した高エネルギーを、リアクターのコア固定具に照射して、新元素のコアを完成させる。
ワームホール発生装置
登場作品:『アベンジャーズ』
ロキがセルヴィグたち複数の科学者や技術スタッフを操って造らせた、空中にワームホールを開くための装置。テッセラクトを動力源とし、装置の安定化のためにイリジウムが組み込まれている。一度装置を起動すると、上部から真上に向かってエネルギー波を放出してワームホールを生成し、装置本体にもアイアンマンのリパルサー・レイを防ぐ程の強力なバリヤーが張り巡らされ、破壊困難となるが、セルヴィグは操られた状態でも起動した装置を停止することができるように手を加えていた。
セルヴィグたちの手で完成後、スターク・タワーの頭頂部に設置されて起動。ニューヨーク上空にワームホールを開くが、タワーの頭頂部に飛び込んできたナターシャが、正気を取り戻したセルヴィグと協力してセプターを刺し込み、バリヤーを貫通し装置のコアを突いたことで停止。ワームホールも消滅する。
フェイズ・メーター
登場作品:『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』
ジェーンが使用する、地球上の宇宙エネルギーを測るための位相計。S.H.I.E.L.D.が開発した装置で[注釈 36]、若干大型の本体とワイヤレスで繋がる計測ツールで構成される。重力異常が発生した廃墟の調査で持ち出される。
グラビメトリック・スパイク[43]
登場作品:『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』
セルヴィグが開発した、ロングポール型の装置。惑星直列の中心点を安定させて、九つの世界をすれ違わせるために数基分造られた。グリニッジでダーシー・ルイスとイアン・ブースビーが1本設置したことにより、ジェーンが操作する異常検知機との相互作用で、グリニッジ一帯に各世界と繋がる無数の境目が発生した。また、ソーがセルヴィグから3本分受け取り、これをマレキスに打ち込んだことで、相手をスヴァルトアールヴヘイムへ追い返すことにも成功する。
ブレード
登場作品:『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』
フューリーがインサイト計画阻止のために、用意した3枚のPCカード。これを新型ヘリキャリアのサーバー・コンピューターに搭載することで本艦のコントロールを奪い、遠隔地から標的の選択が可能となる。インサイト計画実行時に、スティーブとサムの決死の活躍により、武装完了直前にヘリキャリア3機全てのサーバーへ搭載することに成功する。
エレクトリック・バタリング・ラム
登場作品:『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』
強靭な壁面や車両などを突き破るために用いられる破城槌型装置。三脚を立てて設置され、起動した破城槌部本体で対象を強打する。市街地で警官になりすました兵士たちが、足止めしたフューリーの自動車を攻撃するために使用。
メモリー・サプレッシング・マシーン
登場作品:『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』
ヒドラがバッキーに対して用いた大型装置。装置を起動すると、付属するヘッドギアを当てがった対象者の記憶を消去する。消去中は多大な苦しみを味わうようで、バッキーは苦悶の叫びを上げながら記憶を消去される。バッキーはかつてシベリア基地に収容されていた頃や、現代において記憶が不安定になった際に、この装置による記憶消去を受けた。
クレードル
登場作品:『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』
チョが開発した、人工組織構成マシン。負傷した患者の傷口へ有機組織の似姿を移植し、患者の細胞に接着させることによって、傷口を回復させる医療装置で、自身の細胞組織では治療困難な外傷でも僅かな時間で完治し、冒頭の戦闘で腹を撃たれたクリントも、この装置の簡易版によって回復した。アベンジャーズ・タワーに置かれたものはチョから提供されたこの装置の簡易版で、チョによればラボの本機であればクリントは20分で完治できたという。
またウルトロンに洗脳されたチョは、この装置で生み出した細胞組織をヴィブラニウムと合成させることで、後にヴィジョンとなる新たな人工肉体を製造する。
ドゥームズデイ・トリガー[54][55]
登場作品:『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』
ウルトロンがヴィブラニウムの力とチタウリの技術を元にして[54]、ソコヴィアの教会の台座に建造・固定した起爆装置。埋め込んだ膨大な機械とリンクした[54]この装置を起動させると、ソコヴィアの首都の地底に構えられた超巨大半重力エンジンによって5500メートル以上の上空に浮上した首都を、ドゥームズデイ・デバイス[54](巨大隕石)として地球に落下させてしまう。
アベンジャーズは、この装置を中心に円陣を組んでウルトロン軍団と激闘を繰り広げ、多数のウルトロン群を倒すも、最終的に装置はセントリーの1体に起動させられてしまった。
ヴィブラニウム製であるため、完全破壊させることは非常に困難で、浮上後に落下したソコヴィアの首都をトニーとソーが破壊した際にも、この装置だけは原型を留めて海へと落ちる。
信号デコイ
登場作品:『アントマン』
ピムがS.H.I.E.L.D.在籍時代に試作した小型装置で、ピム曰く「傑作」。現在では、アベンジャーズ・コンパウンドの敷地内の保管庫に保存されていた。
ピムからこれを奪取することを特訓の最終段階と指示されたスコットは、コンパウンド敷地内でサムとの小競り合いの末に入手することに成功。ピムのイエロージャケット奪取作戦で、ホープが未来ラボの通信ブロッカー対策としてピム・テック本社屋のサーバーコンピュータの1台に取り付ける。
サンドテーブル
登場作品:『ブラックパンサー』
シュリのラボや、ロイヤル・タロン・ファイターに置かれている特殊なテーブル型装置。内包されている砂で、リンクしているカメラに捉えられた対象を立体化したり[注釈 37]、怪我人用のベッドを形作ったり、アイテムを沈めて収納することまでできる。
ソニック・スタビライザー
登場作品:『ブラックパンサー』
ヴィブラニウムの鉱床“グランド・マウンド”に構えられるハイパーループ内に多数備わった光るパネル。ヴィブラニウムの力を不活性化させる機能を有し、これを起動させることにより、後述のマグレヴ・トレインにヴィブラニウムを安全に高速輸送させる。
ティ・チャラがウンジャダカとの決戦で、戦いを有利に進めるためにこのパネルの機能を利用することを思いつき、ハイパーループ内に戦いの場を移してシュリにパネルを起動させ、互いのブラックパンサー・スーツの機能を無効にし、トレインが度々通過する中で最後の決戦を展開。このことがウンジャダカに致命傷を与える結果となる。
量子トンネル
オリジナル
登場作品:『アントマン&ワスプ』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』
ピムがS.H.I.E.L.D.在籍時代に設計し、ホープと共にモバイル研究所内に開発・設置した大型装置。1960年代のSFテレビ映画『タイムトンネル』に登場したタイムトンネルをより機械的にアレンジしたようなデザインで、トンネル本体に大型コイルが取り付けられている。
これを起動させると、トンネル内を通過する対象を亜原子サイズに縮小させて量子世界へ送り、同時に通信機によって量子世界内との交信も可能となる。
完成後にピム父娘はこの装置を起動させ、量子世界への入り口を開いたものの、過負荷で機能を停止。同時に後述の量子のもつれでスコットが夢の中でジャネットとリンクした。その後エイヴァにモバイル研究所ごと奪われたこともあったが、スコットとピム父娘は機転を利かせて取り戻し再起動。2度目も量子世界への突入は叶わなかったが、スコットへ一時的に意識を宿したジャネットは、自分の居場所の正確な座標と、救出のタイムリミットをホープとピムに知らせた。
3度目の起動時には、エイヴァのチェンバーと接続されて彼女に利用されかけたが、スコットたちの作戦でピムが後述の探査機に乗り込んで、量子世界への突入とジャネットの救出、元の世界への帰還に成功した。
その後、バンの荷台ほどのサイズに縮小され、エイヴァの治療に使う“量子ヒーリング粒子”を採取するためにスコットたちが再起動させる。しかしスコットが量子世界に再突入した直後、起動させたピム親子がデシメーションで揃って消滅してしまったため、積んでいたバンごと“倉庫616”に放置されることとなった。
しかし2023年に、装置のスイッチの上をネズミが走ったことで再起動し、元のサイズの世界に帰還したスコットに引き取られ、アベンジャーズ・コンパウンドに持ち込まれると、タイムトラベル実験に使われ、クライマックスの最終決戦中には、6つのインフィニティ・ストーンを各時代へ返還するためスコットと復活したホープが修理・再起動を試みるがサノスが投擲した双刃刀の直撃でバンと共に大破する。
アベンジャーズ製
登場作品:『アベンジャーズ/エンドゲーム』
タイム泥棒作戦のために、トニーとロケットがオリジナルの量子トンネルを元に開発し、アベンジャーズ・コンパウンドの格納庫に設置された新型の量子トンネル。その外観はオリジナルと異なり、トンネル本体部は周囲を四方のスロープと複数の円弧状のスタビライザーに囲われた大型の透明の円形台座となり、大型コイルは本体真上にシャンデリア風に設置された多数のガラス状のパネルに置き換わっている。起動装置のスイッチを入れるとトンネルが展開し、台座に乗った対象を亜原子サイズに縮小させて量子世界へ送る。
2023年にアベンジャーズは、この装置を量子力学を応用したタイムマシンとして運用し、タイム泥棒作戦を展開。作戦に参加したヒーロー全員が量子世界を通過して目的の時間軸にタイムトラベルすることに成功。皆が目的のインフィニティ・ストーンを入手すると、命を落としたナターシャ以外は2023年への帰還も果たした。だが、アベンジャーズの目を盗んだネビュラ(2014年時)の操作によってサノスの群勢(2014年時)を2023年にタイムトラベルさせてしまい、その際に本装置も破壊されてしまった。
サノスの群勢との最終決戦後には、台座状の本体を支える三脚と3基の機械的なスタビライザー、2基のソーラーパネルで構成されるより小型のものが開発され、ブルースの操作で6つのストーンとムジョルニアを元の時代に返還する旅へスティーブをタイムトラベルさせる。
量子スタビライザー
登場作品:『アントマン&ワスプ』
ソニー・バーチがホープとの取引で用意した、量子トンネル用の部品。トンネル起動時に発生する過負荷を防ぐためのもので、一度エイヴァにモバイル研究所ごと奪われたが、研究所と共に取り戻したピムたちによってトンネルに装填され、2度目の起動が開始される。
モニター装置
登場作品:『アントマン&ワスプ』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』
ソコヴィア協定に賛同しないスティーブ/キャップたちに加勢したスコットやクリントが左足首に取り付けられたアンクルバンド型の装置。FBI当局が監視対象とするスコットは自宅で刑期を務めることを許可されたことで取り付けられ、自宅の敷地から一歩でも外出してしまうと、装置からの信号でジミー・ウーたちFBI捜査官の家宅捜査を受けることになる。スコットが入浴する時に、この装置ごと左足首をビニール袋で覆っていたことから、防水仕様ではない様子であり、取り外しには専用のリモコンが必要だが、ホープはスコットの左足首から難なく取り外し、彼がピム父娘のサポートに出向く際には、当局を欺くために、拡大化された1匹のアリの足に取り付けられた。
スコットが刑期満了と認められると正式に取り外される。
一方クリントには、愛する家族を一度失ったデシメーションの頃まで取り付けられており、それから5年後には彼の左足首から外れていたものの、スコットと同様に刑期満了と認められて外されたのか自らの手で強引に外したのかは不明。
特殊チェンバー
登場作品:『アントマン&ワスプ』
エイヴァが就寝する時に入るカプセル状の大型装置で、ビル・フォスターによって開発された。カプセル本体の中にはエイヴァが横たわるベッドのほか、内部装置が取り付けられ、外側から接続された機材と共に起動させることで、カプセルに入って就寝したエイヴァは身体を休めて一時的に安定させることができる。
ピムたちがエイヴァに一時捕まった際に、ビルがピム・ディスクを使って縮小させ、後にモバイル研究所内に持ち込まれて拡大し、量子トンネルと接続されて、一時は量子世界から帰還しようとするジャネットに悪影響が及ぶ。
EMPジェネレーター
登場作品:『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』
ミステリオの一味がエレメンタルズを偽造するための一環として運用する球体状の大型装置。ヴィクトリア・スノーによるリモコン操作で電磁パルスを発生し、フューリー保有の衛星に干渉。 存在しないエネルギーをフューリー(擬態)のチームの探知機に表示させ、フューリー(擬態)たちにエレメンタルズの存在を信じさせた。

宇宙[編集]

ソウル・フォージ
登場作品:『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』
アスガルドで使用される、ベッド型の医療装置。四隅の湾曲した柱から発生させた量子フィールドによって、ベッドに寝かせた患者の身体の異常を明確に投影する。この装置で診察を受けたジェーンはこれを“量子場発生器”と呼んだ。
フィン
登場作品:『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』
ヨンドゥの頭頂部に埋め込まれている、ヤカの矢のコントローラー。ヨンドゥの口笛を精密な制御信号に変換する機能を持ち[49]、ヨンドゥがヤカの矢を操る際に発光する。ヨンドゥはベアハートで、それまで頭頂部に埋め込んでいたタイプのものをネビュラに壊されたため、テイザーフェイスらへの反撃の際にトサカ状の試作品を新規に埋め込んだ[注釈 38]
ヨンドゥの葬儀の際に、これも共に火葬されたが、後にクラグリンが矢を飛ばす練習に使用していたものは試作品と同型のものだった。
保安リストバンド[56]
登場作品:『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
キルン刑務所の看守らが片腕の神経に移植して身につけている装置。この装置で、刑務所全域に移動できるアクセスが得られ[56]、クイルたちの脱獄時には、ロケットの計画に必要なものとして、ガモーラが看守の一人から強奪する。
バース・ポッド
登場作品:『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』
ソヴリン人が同族を生み出すために用いる、出産・保育装置。アイーシャによると、管理しているDNAをこの装置に注入して子孫を産み出す。
ガーディアンズの討伐に失敗したアイーシャが、この装置で“アダム”という名の新たな存在を生み出そうとする。
服従ディスク
登場作品:『マイティ・ソー バトルロイヤル』
サカールで奴隷として扱われる者の身体に埋め込まれる小型ディスク。これを埋め込まれた者は、連動するリモコン操作で激しい苦痛に襲われ、全身が痙攣・麻痺する。皮膚だけでなく、着衣に取り付けてもその効果が発揮される。皮膚に強く食い込むため素手のみの力で直接取り外すことは非常に困難であり、取り外しにもリモコン操作が必要不可欠である。
コーグたちのほか、ソーもヴァルキリーによって首筋に埋め込まれ、リモコンを持つ彼女やグランドマスターによって苦しめられたが、機転を利かせてヴァルキリーからリモコンを奪い取って、取り外しに成功。コーグたち全ての奴隷の分も外され、後にソーがロキを出し抜く際にも使用する。
フォトン・インヒビター
登場作品:『キャプテン・マーベル』
クリー人によってヴァースの首筋に取り付けられた硬貨大の小型ディスク。ヴァースはこれが自らのパワーを制御するためのものだと知らされていたが、実際は彼女が強大な力に覚醒し、謀叛を起こすことを懸念して取り付けたパワー抑制装置だった。だがキャロルがバイナリー・パワーに完全覚醒したことにより外れ、彼女は真の力を発揮するようになる。
記憶操縦装置
登場作品:『キャプテン・マーベル』
スクラル人が拘束した人物の記憶を調べるために使用する大型装置で、逆さ吊り状態で拘束した対象から読み取った情報を前述のクリスタルに記録する。対象の両腕にはめ込まれる一対の拘束具は、ヴァースのフォトンブラストをもかなりの間放出させず[注釈 39]、破壊することも困難である。
タロスたちはトルファで捕らえたヴァースをこの装置に拘束し、彼女の記憶からライトスピード・エンジンの情報入手に成功するも、その直後に彼女のパワーで装置は破壊される。

モバイル研究所[編集]

登場作品:『アントマン&ワスプ』

ピム父娘が新開発したラボ。外観は古びたオフィスビルで、セキュリティドアがある1階フロアも蝿が飛び回るほど埃まみれだが、セキュリティドアや照明・エレベーターなどは問題なく機能し、中層階にある研究室はかなりの大規模な空間で、量子トンネルや拡大化したボリュームダイヤル、電球、クリップ、駆動する三角形型の多数の14セグメントディスプレイなど様々な機材や装置・物品が配置されており、ピムが操るアリの大群が働いている。

そして最大の特徴は、リモコン操作でブリーフケース大に縮小が可能なことで、車輪と伸縮するハンドルも取り付けられているため、トロリーバッグのように運搬ができ[注釈 40]、同時にピムは奪われた場合も想定して、追跡装置も取り付けた[注釈 41]。また、アントマン・スーツの回析部を応用することでも、ラボの位置を特定できる。

ピム父娘は、このラボと共にFBI当局から逃亡しながら、ジャネットを救い出す研究を続けていた。しかし、本作における重要な施設/アイテムであるため、金儲けのためにピムの研究成果入手を企むバーチの一味や、ラボの中の量子トンネルを利用して自らの延命を図るエイヴァに狙われ、彼らを相手にスコットとピム父娘は長く激しい三つ巴の争奪戦を繰り広げる。

インフィニティ・ストーン[編集]

概要[編集]

「空間(スペース)」「精神(マインド)」「現実(リアリティ)」「力(パワー)」「時間(タイム)」「魂(ソウル)」という6つの異なる概念を司るエネルギーの結晶石。宇宙が生まれる前に存在した6つの特異点が、ビッグバンによる宇宙創生時に変化し誕生した。それぞれが想像を絶するほどの比類なき力を秘めており、ストーンをそのままの状態で複数手にした者は常人では死に至るほどのエネルギーが身体に流れ込んでしまう。太古には天界人に利用され、複数の星々を制圧したが、その強大な力を恐れた先人たちによってストーンは宇宙の各地に散りばめられた[57]。そして発見した者たちの手でさまざまなアイテムや物質に収納・変換されることになり、それ以降、ストーンの力は幾多の事件や戦闘に関与してきたため、各々の所在地や所有者は頻繁に変遷している。

また、6つのストーンを手にした者は、その状態で「指を鳴らすだけで全宇宙の生命体の半数を塵に変え消滅させることができる」と言われる。もう一度同じ条件で同じ動作を行うことで、ストーンの力で消滅させた生命体を全て復活させることも可能。さらにトニーは、サノスとの決戦で、6つのストーンを手にした状態で指を鳴らし、サノスの軍団のみを消滅させたが、ストーンを手にした者の意向で特定の対象だけを消滅させることができるかどうかは具体的には不明。

スペース・ストーン(青[編集]

登場作品:『マイティ・ソー』、『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』、『アベンジャーズ』、『マイティ・ソー バトルロイヤル』、『キャプテン・マーベル』、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』

外殻 - テッセラクト(Tesseract)[注釈 42]

性質・活用
“テッセラクト”と呼ばれる青白い立方体の中に納められた青色の石。比類なきエネルギーや微弱なガンマ線を発し、空間を司って宇宙のあらゆる場所へテレポートすることが可能。
後述のとおり、地球ではこのストーンの力をエネルギー源とする実験が数回行われており、そのためかフューリーはテッセラクトをバッテリーのようなものと考え、その全容を熟知していなかったが、サノスは入手したストーンの力を理解すると単純なテレポートに限らず、念動力のように物体を動かしたり、他のストーンの能力を遠く離れた場所に伝播させるなど、ヒーローたちとの戦闘において補佐役として効果的に使用した。
来歴
遥か昔の地球で、ヨトゥンヘイムの氷の巨人との戦いを終えたオーディンによって地球に残されて以来、ノルウェートンスベルグの聖堂の管理者たちによって数百年間も密かに隠されてきた
大戦中にテッセラクトを求めてトンスベルグへ侵攻してきたシュミットに強奪されてから、ヒドラは研究と実験の末にテッセラクトのエネルギーをバッテリーに転移させることに成功し、それを大量生産することで新型の兵器を完成させた。だが、テッセラクトを搭載した大型爆撃機“ワルキューレ”内部でのスティーブとの決戦で、テッセラクトを直接掴んだシュミットは、宇宙の遥か彼方の惑星“ヴォーミア”へと転送され、転送後にテッセラクトは海へと沈んだ。終戦直後に、消息不明となったスティーブを捜索するハワードに海から引き上げられ、S.H.I.E.L.D.が保管する。
それから44年後、テッセラクトはアメリカ空軍とNASAによる“ペガサス計画”で使用するためにマー・ベルに預けられ、彼女とキャロルがストーンのエネルギーを転移して試作されたライトスピード・エンジン搭載機の飛行実験に成功するも、スターフォースの介入でテスト機が撃墜・大破してしまい、その直後にキャロルがエンジンの爆発で放たれたエネルギーを浴びて超人的な身体能力を得る。その後6年に渡り、マー・ベルのラボに匿われていたスクラル人が保管していたが、グースが飲み込んだ後に吐き出し、S.H.I.E.L.D.によって再び厳重に保管される。
そして現代、フューリーはこれの運用実験である“P.E.G.A.S.U.S.計画”をNASAと共同で行ない、かつてのヒドラと同様に、これを最新の強力兵器のエネルギーとして応用するために加速器[12]に搭載し研究していたが、これを狙ったサノスの手で外宇宙からテッセラクトを活性化させられ、先遣役のロキが地球に送り込まれた。ロキはテッセラクトを奪取し、支配下に置いたエリック・セルヴィグにこれを動力源としたワームホール発生装置を作らせ、チタウリをニューヨークへと呼び寄せた。 だが最終的にアベンジャーズに奪還され、ニューヨーク決戦の後、ブルースとセルヴィグにカプセルへ収められてソーに託されると、ロキを伴ってアスガルドへと持ち帰られ、ロキとの戦いで破壊されたビフレストの修復に用いられた。ビフレストの修復が完了した後は、王宮の武器庫へと厳重に保管された。
後にヘラがアスガルドに帰郷した際に武器庫で発見するが、彼女は「まあまあね」と評しただけで一切興味を示さず、“ラグナロク”によってアスガルドが滅びる直前にロキが武器庫から密かに持ち出し、保有する。
しかし、このことがサノスらを誘き寄せ、アスガルド人が半滅する遠因となってしまう。サノスはロキから奪取したテッセラクトを割ると、中身のストーンをインフィニティ・ガントレットに収めた。これにより、サノスは残り4つのストーンの在りかへ迅速に移動できるようになった。
サノスの“デシメーション”を免れたヒーローたちが“タイム泥棒作戦”を展開した際には、ニューヨーク決戦後のスターク・タワーに潜入したトニーとスコットがテッセラクトを盗もうとするも失敗。そこでトニーは、咄嗟の思いつきで1970年にタイムスリップすることを提案し、スティーブと共に当時の“キャンプ・リーハイ”に潜入してテッセラクトの回収に成功した。

マインド・ストーン(黄[編集]

登場作品:『アベンジャーズ』、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』

外殻 - セプター (Scepter)

性質・活用
“セプター”と呼ばれる槍/杖の先端、青い容器の中に内包されている黄色の石。
思考・精神を司る力を持ち、人の心を操ったり、意識や潜在能力などを高い領域に上げることで精神を強化する。このストーンもガンマ線を発しており、その数値はセルヴィグが記録したテッセラクトのものと一致する。ストーンそのものが非常に高度なプログラムを形成しており、人間の心や頭脳に似た動作を行っている。
外殻のセプターは、握り手である柄が伸縮し、鋭い穂先で敵を突き刺し、青い光弾を放つ武器として使用できるほか、軽く突き当てた相手を洗脳し[注釈 43]、使用者の支配下に置くことが可能。さらに所有者の手を離れていても、周囲にいる者の精神状態を不安定にする能力も秘めている。
セプターもニューヨーク決戦後、テッセラクト/スペース・ストーンのように地球人たちの手で研究・実験が行われ、その結果バロン・ストラッカー率いるヒドラは“ウルトロン”のベースとなった人工知能や新武装を開発し、実験台に志願したワンダとピエトロのマキシモフ兄妹に超能力を与えて強化人間に変化させた。また、ストーン単体を与えられて誕生した究極の人造人間“ヴィジョン”も、ストーンの力により、多彩な超常的能力を駆使するようになる。
来歴
地球侵攻とテッセラクト奪取を目論むサノスの側近のジ・アザーから先遣役を務めるロキに与えられ、彼はこれを武器や洗脳のための道具として行使し、S.H.I.E.L.D.の兵士たちに猛威を振るい、クリントやセルヴィグたちを支配下に置いた。ロキの手元を離れていた際には、ヒーローたちとフューリーの精神を乱して彼らの口論を助長していた。
ニューヨーク決戦ではナターシャがワームホール発生装置を停止させるために使用し、S.H.I.E.L.D.に回収される。
しかし、実際はヒドラの管理下に置かれ、リヴァイアサンとともに解析・研究がなされていた。これによりストラッカーは、前述の成果を生み出した。
ソコヴィアでのヒドラ戦でアベンジャーズが奪取し、トニーとブルースは解析すると共に、ストラッカーが遺したデータとストーン内部にあった人工知能を使い、平和維持プログラム[注釈 44]としてのウルトロンの完成を目指す。だが、ストーン由来のコードがそのプログラムに自我を与え、ウルトロンは悪質な存在として覚醒し、セプターを奪還。後にヘレン・チョがこれで洗脳されることとなった。そしてウルトロンによって、内包されていたストーンが取り出され、チョに造らせた新たなヴィブラニウム製の人工肉体の額に埋め込まれた。だが、この人工肉体はアベンジャーズに奪取され、トニーとブルースがJ.A.R.V.I.S.を移植し、ソーがムジョルニアの雷撃を浴びせたことにより、ヴィジョンが誕生。これ以降、ストーンはヴィジョンが所有者となる。
サノスがストーンを自らの手で集め始めると、ヴィジョンはサノスらに狙われるようになり、ブラック・オーダーのコーヴァス・グレイヴにストーンを一度奪われかけた。そこでヴィジョンは、スティーブたちの提案により、ワカンダでストーンの分離手術をシュリから受けるが、コーヴァスの介入で失敗。ワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチが苦心の末にヴィジョンごとストーンを消滅させるも、サノスはヴィジョンを弱った状態で再生させ、彼の額からストーンを剥ぎ取り、6つのストーンを全て揃えた。
タイム泥棒作戦時には、ニューヨーク決戦後のスターク・タワーに潜入したスティーブが、当時の自身との格闘戦を制してセプターの回収に成功した。

リアリティ・ストーン(赤[編集]

登場作品:『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』

別名 - エーテル (Aether)

性質・活用
“エーテル”と呼ばれる、真紅の液体のような不定形物質[注釈 45]。唯一石の形状をとっていないストーンである。
現実を司る力を持ち、他の生き物の体内に寄生して[注釈 46]、宿主の生命力を吸収し強大となる代わりに、宿主に現実を歪め、あらゆる物質を“暗黒物質(ダークマター)”に変えてしまう力を与える。宿主に寄生した状態でもこの物質は、自身を守るようにひとりでに暴発することもある。更にその性質からソーのムジョルニアをもってしても、ストーンの完全破壊は極めて困難である[注釈 47]
マレキスはこの力を現実世界の全てを暗黒物質へ変えるためのものとしてのほかに、直接の攻撃手段の念力としても行使するが、マレキスは力の全てを使い切る前に倒された。サノスはインフィニティ・ガントレットに収めた状態でこのストーンを支配下に置き、その特性を用いて質量がある幻影を多数の人間に見せたり、相手の攻撃や行動などを歪めて別のものに変換するなどの不可思議な使用法をとる。
来歴
5000年前の惑星直列の際に、エーテルの力でマレキスが暗黒世界を築こうとするも、エーテルはボー率いるアスガルド軍に奪取され、ダーク・エルフの敗走後、その力を危惧したボーによってアスガルドの地底深くに置かれた。それから5000年後の現代、惑星直列の影響で世界の境目を通ってエーテルの封印場所にワープしたジェーン・フォスターが触れてしまったことで、エーテルは彼女の体内に寄生した。一時的に取り込んでいたジェーンは終始その力の暴発に翻弄され、生命エネルギーを吸収されるなど全くコントロールできず、復活したマレキスは紆余曲折の末にこれをジェーンから分離させて取り戻し、ソーとの戦闘の中で九つの世界を再び暗闇に包もうとした。マレキスの死後、エーテルはアスガルド人に回収されるも、すでにテッセラクトを保管しているアスガルドへ置くことを危惧したヴォルスタッグたちによって専用の容器に収められて、採掘コロニーの“ノーウェア”に住むタニリーア・ティヴァン/コレクターの元へ運ばれ、彼のコレクションとして保管された。
ウルトロンとの戦いの時期に、ソーは洞察の泉に入ったことで、エーテルが凝固するように赤い石へと変化するビジョンを見ている。
サノスが自らストーンを集め始めていることを知ったガーディアンズは、ティヴァンがエーテルを所有していることをソーから知らされ、ノーウェアに向かったが、彼らが到着した時には既にサノスがティヴァンからストーンを強奪し、ノーウェアを廃墟に変えていた。
タイム泥棒作戦時には、ダーク・エルフ侵攻直前のアスガルドに、ソーと共にタイムスリップしたロケットが、宮殿に匿われていたジェーンに寄生していたエーテルを吸引し、回収することに成功する。

パワー・ストーン(紫[編集]

登場作品:『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』

外殻 - オーブ (Orb)

性質・活用
“オーブ”と呼ばれる網状の模様が入った金属製の特殊な球体の中に納められている紫色の石。力を司り、使用者の身体能力を大幅に強化する。内部がパズルのようなオーブ本体は、ストーンを収めて携行するための容器に過ぎないが、ストーンそのものは強大な紫色のエネルギーを発しており、並大抵の人間はまともに触れることすらできず、接触した瞬間に焼き尽くされ消滅してしまう。反面、制御できた者は、黒煙が発生し苦しみながらも一撃で惑星一つは疎か、全てを破壊する程の無限のパワーを得られる。
ロナンもサノスもこのストーンを得ると、メインの戦力としてその力を行使し、ヒーローたちを苦しめる。また、クイルもストーンを素手で触れて焼き尽くされかけるも、制御に成功した。
来歴
かつて古代の天界人である“エソン・ザ・サーチャー”が巨大杖に埋め込んで使用し、杖の石突が地表に触れただけでその惑星は住人もろとも消滅した。その後も複数の人物が一時的にストーンを共有して行使しようとしたが、すぐに焼き尽くされたという。それから数千年後の現代、廃墟の惑星“モラグ”の寺院からクイルが発掘して盗み出したが、それを知ったラヴェジャーズやロナンらもこれを手にしようとクイルたちを追い続け、その結果ロナンによって奪われてしまう。ロナンもコスミ・ロッドに埋め込み、仇敵である惑星“ザンダー”の破壊とサノスの抹殺のために利用しようとした。しかしガーディアンズたちとの激戦の末クイルが奪還・使用し、ロナンを撃破した。そして、ストーン本体はガーディアンズによって新しい容器[注釈 48]に収められた後にガーディアンズによってノバ軍に引き渡され、ノバ軍が所有する保管庫へと厳重に収納された。
その後長らく登場していなかったが、サノスがスペース・ストーンを奪うためにステイツマンに現れた時点で、既に最初に入手したストーンとしてガントレットに収められていた[注釈 49]
タイム泥棒作戦時には、ローディとネビュラが9年前のモラグにタイムスリップし、寺院に入る直前のクイルを気絶させてオーブを回収することに成功するが、ここから当時のサノスの軍団が現代にタイムスリップするきっかけを生んでしまう。

タイム・ストーン(緑[編集]

登場作品 『ドクター・ストレンジ』、『マイティ・ソー/バトルロイヤル』、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』

外殻 - アガモットの目 (Eye of Agamotto)

性質・活用
レリックの一つである“アガモットの目”に納められた緑色の石。時間を司り、時間の流れそのものを逆行・停止・進行させる力を有している。
外殻のアガモットの目は、ルーン文字が刻まれた金プレート[58]・ストーンを収容するチェンバー[58]で構成された、その名の通り“目”の形の容器となっており、ゲットリコンとレザーでできたストラップ[58]が付属する首飾りとして携行され、エンシェント・ワンの蔵書を読み解かなければ使用出来ないほどの難解な呪文で保護されている。魔術師によって使用される際には、ペンダント本体部分が駆動して内部のストーンが露出・発光し、独特の緑色の魔法円が展開する。使用する魔術師によって、任意の人物や場所などを、操る時間に干渉されないよう処置することも可能。ウォンが「この力は自然の法則に反する」と危惧するだけあって、このレリックを不用意に操ると、時間の分岐、次元の開き、空間パラドックス、タイムループなどを不安定化させ[58]、使用者自身が意図せずに自身を消滅させてしまうこともあるほど[58]、非常に高い危険性を孕んでいる。
来歴
古代に至高の魔術師(ソーサラー・スプリーム)の初代であるアガモットによって作られたアガモットの目は、現代において“カマー・タージ”内にある3ヶ所の“サンクタム・サンクトラム”へ繋がる扉の間の台の上に展示されるように置かれ、ウォンが厳重に管理していた。しかし魔術の修行にのめり込むストレンジが持ち前の瞬間記憶力で蔵書の内容を理解してアガモットの目を持ち出し、これを用いた魔術を試す。その後ゼロッツの襲撃を受け、ストレンジが成り行きでそのまま持ち歩くことになり、ゼロッツとの決戦にその力を用いた。破壊された香港の町や犠牲になった人々を救うために世界全体の時間を巻き戻し、暗黒次元(ダーク・ディメンション)の王“ドルマムゥ”との交渉では無限タイムループを作り上げ、ストレンジ本人の敗北を起点に時間を永遠に繰り返し続けた。ドルマムゥとゼロッツの撃退後は、カマー・タージに戻された。
ソーと出会った頃には、ストレンジはストーンの守護に命を賭すことを誓ってアガモットの目の正式な所有者となり、首に提げている。そのためサノスがストーンを自らの手で集め始めると、ストレンジはブラック・オーダーのエボニー・マウの襲撃を受け、地球から拉致されてしまうが、トニーとピーターの助けにより一度はアガモットの目を死守した。そしてストレンジは、サノスに勝てる未来を見るために使用し、時を超えて1400万605通りの可能性からそれを探り出した。ストレンジはサノスとの激戦中にアガモットの目からストーンを抜き取って隠し持つも、それを見抜いたサノスがアガモットの目を握り砕き、トニーを追い詰めると、ストレンジはトニーの命と引き換えにストーンをサノスへと差し出し、ストーンはガントレットへと収められた。その後、サノスはヴィジョンと共に破壊されたマインド・ストーンの復元に用いている。
タイム泥棒作戦時には、ブルースがニューヨーク決戦時のサンクタム・サンクトラムを訪ね、アガモットの目を首に提げながらチタウリを蹴散らしていたエンシェント・ワンにストーンの貸与を懇願。エンシェント・ワンはストーンを守護する使命感から拒否するも、ブルースからストレンジが未来で自らストーンをサノスに渡したことを聞かされると、アガモットの目を開いてブルースにストーンを貸与する。

ソウル・ストーン(橙[編集]

登場作品:『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』

外殻 - 不明

性質・活用
魂を司る力を持つ橙色の石。6つのインフィニティ・ストーンの中で最も強力かつ特別な力を持つらしいが、その力は未知数であり、未だ謎が多いストーンでもある[注釈 50]。また、このストーンにはある種の知恵があり、持ち主となる者がストーンの力を十分に理解することを望んでおり、その持ち主となる者を見極めるという。
惑星ヴォーミアに眠っており、このストーンの入手を望む者は、愛する者の魂をヴォーミアで犠牲にしなければならないと言われ、それを遂げた者は、上空に開いたワームホールに吸引され、眼前にストーンが出現し、手にすることができる。テッセラクトに触れたことによってヴォーミアに転送されたシュミットは、このストーンの性質を熟知し、守護するストーン・キーパーとなっていた。
経緯は不明だがサノスはこのストーンが持つ能力について理解しており、タイタンでの戦いではパワー・ストーンと併用してストレンジの分身を破壊している。
来歴
リアリティ・ストーンを入手し、ガモーラを一度連れ帰ったサノスは、捕らえていたネビュラを痛めつけてガモーラからヴォーミアにストーンが存在することを白状させ、彼女を伴って現地にテレポートした。そこでシュミットからストーンの入手方法を知らされると、ガモーラを犠牲にし、出現したストーンを手に入れた。
全宇宙の生命の半分の消滅が始まった直後、サノスはストーンの内側の世界に引きずり込まれ、幼き頃のガモーラの魂と対話をしている[注釈 51]
タイム泥棒作戦時には、ナターシャとクリントがヴォーミアを来訪し、シュミットからストーンの入手方法を知らされると2人は、互いの生命を尊重し、身の投げ合いを繰り広げてしまうが、結果ナターシャが犠牲になり、クリントはストーンを手にした。

結末[編集]

全宇宙の均衡を保つことを目標に掲げるサノスは、全てのストーンを左手にはめたインフィニティ・ガントレットに収め、“デシメーション”を遂げた。その直後に、惑星“ガーデン”にワープしたサノスは、手元に残ったストーンを奪われて利用されないようにストーンを全て破棄するも、デシメーションを免れたヒーローの数名に破棄時のエネルギーを探知されて奇襲を受け、サノスは倒される。

その5年後にスコットが量子世界から奇跡的に帰還したことがきっかけになり、ヒーローたちはタイム泥棒作戦を展開。過去の時代から各ストーンを入手して現代に持ち帰り、6つのストーンを新開発した“ナノ・ガントレット”に収めて、ブルースが指をはじいたことで、消滅してしまった半分の生命体を復活させることに成功した。

しかし、過去のサノスの軍団が現代に現れ、6つのストーンを巡って大規模な争奪戦が繰り広げられた。その結果、トニーが6つのストーンの力を用いてサノスの軍団を消滅させるも、その力に耐えきれなかったトニーは息を引き取った。

そして6つのストーンは、タイムマシンで旅立ったスティーブによって各々の時代に返還されることになる。

ビークル[編集]

地球[編集]

S.H.I.E.L.D.[編集]

クインジェット(S.H.I.E.L.D.仕様)
S.H.I.E.L.D.が複数保有する特殊航空機。人員の移動や輸送、戦闘任務にまで幅広く運用される。
旧型機
登場作品:『アベンジャーズ』、『エージェント・オブ・シールド』
ニューヨーク決戦頃までに配備されていたクインジェット。乗降は後部ハッチで行い、VTOL機能やホバリング機能を有し、後部に位置する2基の強力なジェットエンジンによって高速飛行し、両主翼には角度調節可能なタービンと駆動するウィングレットが設けられ、機首は前方に曲がり込み、機首下部に1基、機体下部の左右に2基ずつランディングギアを搭載する。これらの機能から、劇中では空飛ぶ猛禽類が着地する姿を彷彿させる着陸方法が見られ、これに加えて再帰反射性のステルス・クローキング技術を誇る[60]など、従来の航空機を上回るほどの性能と操作性を発揮する。武装は機首下部から展開されるGAU-17/A[60]のみである。
フューリーがアベンジャーズ計画を開始すると、ヒーローたちの移動手段として運用されたほか、操られたクリントたちがヘリキャリアに乗り込み、ロキもヘリキャリアへの連行・同艦の脱出時に搭乗した。その後、スティーブたちが搭乗した機体はロキに撃墜されている。
S.H.I.E.L.D.壊滅後には、コールソンのチームも運用している。
新型機
登場作品:『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』
インサイト計画時に配備されたアップグレード機。外観と基本構造は大差ないものの、新開発されたスクラムジェット・エンジンを内蔵し、機首下部からのGAU-17/Aに加え、コクピット両脇のガトリングガンや、両翼にミサイルが3発ずつ搭載されるなど、武装も増強された。
逃亡犯と烙印を押されてトリスケリオンから脱出しようとするスティーブに対して1機投入され攻撃するが、盾を用いた生身のスティーブに撃墜された。
インサイト計画開始直後にはファルコンを装備したサムと激しいドッグファイトを展開するものの、サムを撃ち落とすことはできず、また、ヒドラに属していないS.H.I.E.L.D.パイロットたちも本機に搭乗してスティーブに加勢しようとしたが、ウィンター・ソルジャーによって彼らは蹴散らされ、残った1機にウィンター・ソルジャーが乗り込んで操縦し、スティーブたちの抹殺へ向かう。
ヘリキャリア
登場作品:『アベンジャーズ』、『エージェント・オブ・シールド』S2第20話、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』、
S.H.I.E.L.D.が誇る秘密基地にして、地上9140mまでの高さまで上昇[61]・飛行可能な要塞空母。ハワード・スタークが開発した技術などに基づいて設計されており[61]、4ヶ所の側に取り付けられた巨大なタービンエンジンの働きでフライトし、長期航海にも耐える。武装の使用は確認されていないが、VTOL機能やステルス機能を有し、後部着艦用・前部離陸用双方のフライトデッキには、クインジェットなどをはじめとする航空機各種が待機している。艦体内部には本艦の中枢となるブリッジや、最低でも4ヶ所存在するガンマ線感知器やコンピュータワークステーションなど[62]の最先端設備を備えたラボ、武器庫[注釈 52]、護衛機が駐機し、航空機昇降エレベーターで前方フライトデッキと繋がる格納庫[注釈 53]、機密保管室[注釈 54]、鋼鉄製の頑強なガラスケージ[注釈 55]を備える監禁室、船首部分の居住区[61]などが配置されている。エンジンが2基分停止すると墜落してしまう。
ロキによってテッセラクトを奪われた際に、その捜索のためフューリーの指示で稼働し、ヒーローたちを集結させるが、クリントの攻撃で第3エンジンが停止、第1エンジンもナビゲーションシステムも使用不能となって墜落寸前に陥った。だが、トニーとスティーブの活躍でエンジンが応急修理され、ナターシャやフューリーたちの応戦でクリントらも退治されたことで危機は回避される。
アベンジャーズとウルトロン軍団の戦いでは、フューリーとマリアたちヒドラに属していなかった元S.H.I.E.L.D.のメンバーによって運用され[注釈 56]、空高く浮上してしまったソコヴィアの市街地に出現。取り残された市民を救うために、右底部から後述のトランスポーターを発艦させた。途中で多数のセントリーの襲撃を受けるが、アベンジャーズやマリアとフューリーの応戦によって難を逃れる。
レムリア・スター
登場作品:『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』
インサイト計画のための偵察衛星を打ち上げるように設計されたS.H.I.E.L.D.の船舶。物語序盤の時点で、ジャスパー・シットウェルの指示の下、複数の衛星を打ち上げたが、インド洋近海でバトロックら25人の傭兵によって占拠されてしまった。だがスティーブたちの活躍により、傭兵たちが撃退されたため、人員の被害報告はないままで済む。
インサイト・ヘリキャリア
登場作品:『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』
S.H.I.E.L.D.がインサイト計画実行のために建造した3機の新型ヘリキャリア。外観と基本構造は旧型艦と大差ないが、トニーが新たに発明した新リパルサー・エンジンで補給なしの準軌道飛行が可能となっており、艦底に数十機以上備わった1分間で1000人を射殺できる長距離機関砲と、デッキに複数搭載されたファランクスが主武装である。艦底中央部には、艦のコントロールを司るサーバー・コンピューターが存在する。
インサイト計画の実行時に、S.H.I.E.L.D.内のヒドラの構成員たちが乗艦し、インサイト・ベイから発艦。スティーブやサムの妨害を受けながらも、高度900メートルの空域に到達し、衛星とリンクして武装準備を完了させ、アルゴリズムを起動。全世界の多数の人々へ砲口を向け始めるが、スティーブたちが取り付けたブレードの機能により、コントロールを奪われて3機で同士討ちを始め、損壊・墜落した。そしてそのまま1機は真下のトリスケリオン庁舎ビルに激突し、もう2機はポトマック川へ水没して、それぞれ大破する。
トランスポーター
登場作品:『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』
フューリーが設計した救助艇で、別名“ライフボート”。敵襲に備えてジェネラル・ダイナミクス GAU-17/Aで武装している。浮上したソコヴィアの市街地に取り残された市民を救うために複数機が用いられる。

ワカンダ[編集]

ロイヤル・タロン・ファイター
登場作品:『ブラックパンサー』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』
ワカンダの王家専属航空機。“タロン”は“爪”を意味し、上下から見る外観はアフリカの民族仮面がモチーフである。機体の外装はヴィブラニウム製であるため、体当たりしても大破しないほど頑強。乗降は後部から下がる階段で行い、コクピットの操縦席は単座式で操縦桿と背もたれが無いが、ほかのモニター用の座席には背もたれがある。コクピット中央にはサンドテーブルが設置され、ステンドグラスの床はカーゴハッチとなっている。機体後部に1基、底部に3基備わった磁気浮上式エンジンで高速飛行し、VTOLやホバリング、クローキング機能を有し、ワカンダ国民以外にその姿を見せることなく飛行・活動する。機首に備わった2門の砲口から発射するブラストを主武装とし、さらに操縦士が両腕をクロスしてほどく“ワカンダ・フォーエバー”と同様の動作を行うことで機体周囲の敵へ衝撃波を放つ“ソニック・オーバーロード”という機能まで発動できる。
基本的に国王たちの移動や戦闘といった活動に運用されるが、ウンジャダカによる内乱の際にはエヴェレットが遠隔操作により操縦し、ワカンダ開国前にはティ・チャラがオークランドの子どもたちに披露する。
2023年に勃発した最終決戦では、ワカンダと繋がって開いたゲートウェイから戦地に出現し参戦した。
マグレヴ・トレイン
登場作品:『ブラックパンサー』
ワカンダ製の磁気浮上式電車。他国のリニアモーターカーを上回るほどの規模と高速走行速度を誇る。ワカンダの首都“ゴールデン・シティ”や、グランド・マウンドに備わったハイパーループを走り、それぞれ乗客やヴィブラニウムの運搬を主に行っている。シュリのキモヨ・ビーズで発進させることも可能。
その他のワカンダの交通機関として、街中には磁気浮上式バスも運行している。
レクサス・LC500&レクサス・GS F
登場作品:『ブラックパンサー』
釜山での活動のために、ティ・チャラの指示で現地に配備されたクーペセダン。一見すると市販のレクサス車だが、外装はヴィブラニウム製であるため、普通の銃弾なら受けても傷一つ付かない。
カジノから逃走したクロウを追跡するため、LC500はシュリがラボから遠隔操作してルーフの上にティ・チャラが搭乗。GS Fはナキアが現地で直接運転し[注釈 57]、助手席にオコエが座った。しかし激しいカーチェイスの最中、クロウの反撃で2両とも破壊される。
ドラゴン・フライヤー
登場作品:『ブラックパンサー』、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』
ワカンダに複数配備されている、トンボのような外観をした戦闘機。2人乗りのコクピットの操縦席は左右の複座式で、操縦士はキモヨ・ビーズをはめた腕で操縦する。機首は前方に曲がり込み、トンボの羽のような主翼を折り畳んで直立姿勢のままロイヤル・タロン・ファイターと同様にVTOLやホバリングが可能。武装は機首に備わった2門の砲口から発射するブラストと、機体下部から射出する電磁パルスケーブル。
ウンジャダカの指示で発進した輸送機の護衛として3機が、妨害に現れたティ・チャラやエヴェレットへの攻撃にも1機ずつ出撃するが、エヴェレットに直接攻撃を仕掛けた機体以外は全て撃墜される。
サノスの群勢との2度にわたる戦いでも複数機投入される。
輸送機
登場作品:『ブラックパンサー』
ウンジャダカが、ソニック・スピアの輸送に世界中の主要都市に派遣しようとした小型輸送機。コクピットは前後の複座式2人乗りで、座席は縦横並列式。本機も操縦士がキモヨ・ビーズをはめた腕で操縦する。
ウンジャダカの指示で3機が発進するが、最初の1機はティ・チャラに、残りの2機はロイヤル・タロン・ファイターを遠隔操作するエヴェレットにそれぞれ撃墜される。
ワカンダ・トループ・トランスポート
登場作品:『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
ワカンダの戦士たちを移送するホバーカー。ワカンダの丘に落着したアウトライダーズを乗せたドロップシップに向かうために複数投入され、アベンジャーズやワカンダ軍を乗せて、現地へ向かう。

ハンク・ピム製のビークル[編集]

T-34
登場作品:『アントマン』
ピムが縮小して携帯していた戦車。普段はキーホルダーとしてピム邸の地下室のキーに取り付けてあるが、ピム親娘が爆薬の爆破時間が迫るピム・テック本社屋から脱出するために、拡大させて搭乗。本社屋の壁面を突き破って脱出する。
また、ダレンが再生したS.H.I.E.L.D.の監視カメラ映像にも登場していた。
ホットウィール・コレクション
登場作品:『アントマン&ワスプ』
ピム父娘が保有するミニカーセット。24台分のさまざまな自動車を縮小し、タイヤ型の格納ボックスにストックしており、必要時に使用したいミニカーをボックスから取り出してリモコン操作で拡大させ、縮小された自動車そのものであるため実車と同様の操作で運転が可能。運転中も専用のレバー操作[注釈 58]で車体を縮小・拡大させることができる。縮小中は、当然ながら車内にある全てのものも縮小するが、同時にドアの開閉も不能となる。
ジャネット救出後には、スコット・ホープ・キャシーの3人が、ドライブインシアターのように屋外へノートパソコンと多数のミニカーを並べ、ノートパソコンで再生した『放射能X』を観賞する。
メルセデス・ベンツ・スプリンター[W906]
ピム父娘がFBIからの逃亡生活中に主な移動手段として運転するライトバン。後部の貨物室には活動に必要な機材を多数搭載しており、ピム父娘のほかにスコットも運転し、バーチの一味やオートバイを駆るエイヴァと熾烈なカーチェイスを繰り広げたが、その末にクラッシュしてしまった。その後、ルイスがヒュンダイ・ヴェロスターに乗り換えた際に縮小され、突き飛ばされる。
ヒュンダイ・サンタフェTM型
ホープがスコットを彼の自宅から連れ出すために運転したSUV。縮小した状態で運転したため、鳩に突かれたこともあった。
ヒュンダイ・ヴェロスター(JS)
ルイスがカーチェイスの際にコレクションの中から選んで運転したサブコンパクトカーで、紫色のボディに施されたホットウィールのような炎のペインティングが特徴。スコットたちも縮小された本車両の中から『放射能X』を観賞するが、その最中に飛んで来た蛾に悩まされることとなる。
探査機
登場作品:『アントマン&ワスプ』
ピム父娘が量子トンネルと共に開発した、2人乗りの量子世界探査用ポッド。先端に球状のコクピットが、後部と下部にはパイプやヘリコプターのようなスキッドと複数のエンジンが取り付けられた外観で、コクピット内には音声ナビや、シフトレバーなどが備わっている。
ピムが搭乗して量子世界に突入し、紆余曲折の末に再会できたジャネットも同乗させて帰還に成功する。

ヒドラ(戦時中)[編集]

登場作品:『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』

リントヴルム5 モーターバイク[63]
ヒドラ一般兵が使用するオートバイ。サイドカーが外され、強化外装が増設されたカスタムモデル。カウル部に2門のパルス・キャノンと、後輪横に手榴弾3個を装備する。
特急列車EB912
ヒドラが保有する特急列車。ゾラが乗車中にハウリング・コマンドーズの襲撃を受け、その際の戦闘でバッキーが本車両から転落し、消息不明となる。
Sd Kfz 221
パルス・キャノンと火炎放射器を装備した小型戦車のカスタムモデル。兵器工場からの脱出時には、ダム・ダムとゲイブ・ジョーンズ、ジェームズ・モントゴメリー・ファルスワースの3人が利用し、基地への帰還に持ち帰った。後に別車両をデルニエが爆破している。
ラーテ
“グレンデル900 ヘビーキャノン”[63]という名称のパルス・キャノンと通信アンテナを装備した、カスタムモデルの超巨大戦車。スティーブに爆破される。
フィーザー・ドルシュ[63]
1人乗りのジェット推進式小型潜水艦。クルーガーがブルックリンの港に隠し、スティーブを振り切るために自身の近くに遠隔操作で出現させ乗り込むが、潜行したのも束の間、泳いできたスティーブに追いつかれ、その後SSRに回収される。本艦を調査したハワードは、自分でもその内部構造を理解できず造れないと断言する。
パラサイト[63]
登場作品:『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』
ヒドラが保有する小型ジェット戦闘機の一種。トリープフリューゲルに酷似しているが、核兵器を上回る小型爆弾であり[63]、プロペラを搭載しているが、ロケットかジェットエンジンを推進力とし、ミサイルの様な流線型の機体に3本の補助翼と1対の尾翼と折り畳み式の主翼がついた形状で、プロペラ機とは比べ物にならないスピードを誇る。ワルキューレの機内に8機格納され[63]、機種にはシカゴボストン、ニューヨークなど攻撃目標が書かれていた。
ワルキューレに飛び乗ったスティーブが本機に搭乗しようとするパイロットらとの格闘戦の最中、ニューヨークと書かれた機体が発艦し、機体にしがみついたスティーブは一時窮地に陥るが、パイロットを脱出装置で追い出してハイジャックし、ワルキューレ機内に突撃する。
ワルキューレ
登場作品:『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』
ホルテン Ho229に酷似した戦闘爆撃機。大戦時には珍しいジェットエンジンを搭載している。甲板上には、パルスビームを連射する2門の回転砲台を左右に1台ずつ装備している。機内にはパラサイトを3機分搭載可能であり、投下する形で発艦させる。コクピット内は、戦艦のブリッジのように広大で、操縦席のほかにテッセラクトを収納する装置も備わる。さらに自動操縦機能も有している。
オーストリアの兵器工場で建造がはじまり、本部基地で完成。アメリカの各主要都市の一斉爆撃を狙うシュミットによって基地を離陸し、超高速で目的地へ飛行するが、突入してきたスティーブとシュミットの激闘の場となり、その結果操縦系統が故障。機内に残ったスティーブの手動操縦で、北極海に着水し大破する。

その他[編集]

1972年式 フォード エコノライン
登場作品:『アントマン』、『アントマン&ワスプ』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』
ルイスの愛車のバンで、クラクションは軽快なメロディとなっている。最初は黄色い車体でルイスが出所したスコットの迎えに運転したほか、スコットもキャシーの誕生パーティーへ向かう際に使用した。
スコットたちがピム邸へ盗みに入ることを決定すると、デイヴたちによって車体色を灰色を基調とした青いラインが施されたものに変わり、大型のミラーやサイドボードなどが取り付けられた。以降は車両の運転を専門とするデイヴがハンドルを握るようになり、ピム・テック侵入作戦時にも様々な機材が追加で積載され、ルイスたちに運用される。
ルイスがエックス・コン・セキュリティを立ち上げると当社の車両にあてがわれ、スコットたちの量子ヒーリング粒子採取の際には縮小した量子トンネルを積んだが、トンネルを操作していたピム親子がデシメーションで消滅してしまい、スコットも量子世界に長時間取り残されてしまったため、5年後の時点では倉庫616に雑然と置かれていた。
しかし量子トンネルの再起動によってスコットが帰還すると、彼によってアベンジャーズ・コンパウンドにトンネルごと持ち込まれる。最後はサノスの群勢との最終決戦で、サノスが投擲した双刃刀の直撃で大破する。
ロクソン・ノルコ号
登場作品:『アイアンマン3』
フロリダ沖の埠頭に停泊する石油タンカー。かつてこの船がペンサコーラ沖で原油流出事故を起こし、所有する“ロクソン・オイル社”の重役たちがマシュー・エリス大統領によって不起訴となった一件があり、「テロリストであるマンダリンがエリスを処刑する」という大義名分のためにキリアンがこの事実を利用し、エリスを抹殺しようとした。その後、このタンカーと周辺がトニーとローディ、エクストリミス・ソルジャー軍団による戦闘の場となる。
チャーチル
登場作品:『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』
南アフリカ沖の廃船場に置かれ、クロウが拠点の武器密売所として用いる古く錆びついた貨物船。船内には、クロウが入手していたヴィブラニウムの保管庫がある。ここでアベンジャーズとウルトロン軍団、クロウの配下ら三つ巴の乱戦が展開される。
ラフト刑務所
登場作品:『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』
大西洋の海中に配置された監獄の機能を持つ特殊潜水艇。地球上で最も厳重な監獄であり[64][65]、世界中の犯罪者の中でも特に凶悪な輩や、超人及びそれに匹敵する装備を所持する者が収監対象である。ここにアクセスするには、艦体を海面に露出させる必要があり、劇中では屋上のヘリポートからの出入り口が登場した。本刑務所に収監された犯罪者は、青い囚人服を着せられる。
物語の後半で、サム、クリント、スコットはここの独房棟R1に収容され[64]、ワンダは独房NZ42に隔離された[64]。後にスティーブたちの行方を追うトニーやロスも来訪した。たが本作のラストで、侵入したスティーブによって所内の監守や職員たちが倒され、上記の4人は解放される。
スピリット・オブ・アメリカ号
登場作品:『スパイダーマン:ホームカミング』
ニューヨーク市マンハッタン区とスタテン島を結ぶスタテン島フェリーの一隻で、バルチャーの一味とマック・ガーガンらの取引の場となった。トゥームスらは11時に航行中の本船内で取引する予定だったが、ピーターの介入により失敗。トニーの通報を受けたFBI捜査官たちまで巻き込んだ乱戦の末に、船体は真っ二つに割れてしまった。しかし、駆けつけたトニーの活躍によって船体の完全分解は食い止められ、乗客たちも難を逃れる。
ステルス輸送機
登場作品:『スパイダーマン:ホームカミング』
スターク社が保有する輸送機。外装は再帰性反射パネルに覆われ、これによりクローキングや自動操縦が可能。
アベンジャーズ・タワーからアベンジャーズ・コンパウンドへの引っ越しの一環として、“ハルクバスター”、“キャプテン・アメリカの新型盾の試作品”、“ソーの魔法のベルト[注釈 59]といったトニーによって新開発されたアベンジャーズの新武装と、チタウリのキャノン砲や多数のアーク・リアクターまでさまざまな物資を乗せて、自動操縦でタワーから出発し、アベンジャーズ・コンパウンドへと飛ぶが、その最中に物資を狙ったトゥームスと、彼を止めに来たピーターの激闘により、エンジンが破壊され、コニーアイランドへ墜落仕掛けるものの、ピーターの奮闘により、人口密集地を避けて砂浜に不時着し大破する。
クワドジェット[66]
登場作品:『キャプテン・マーベル』
アメリカ空軍がペガサス計画の一環で試作した特殊航空機で、ペガサス計画の実験施設の格納庫に駐機されていた。機体のディティールや配色は異なるものの、エンジンと尾翼の配置など大まかな構造はクインジェット(S.H.I.E.L.D.仕様)と同等であり、ノーレックスの手で改造されることで大気圏突破・再突入や地球だけでなく宇宙空間での航行も可能となるなど、試作機であるにもかかわらず非常に高い汎用性を誇る。武装は主翼に3門ずつ搭載されたブローニングM2。
ヴァースとフューリーがペガサス計画の実験施設で、タロスたちの追跡を振り切るために、グースを巻き込みながら搭乗・奪取しヴァースの操縦で施設の離脱に成功。後に和解したタロスらの手で宇宙船に改造され、以降はマリア・ランボーが操縦し、地球の大気圏突破から再突入、ミン・エルヴァとのドッグファイトにまで運用される。
スターク・ジェット
登場作品:『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』
スターク社が保有するビジネスジェットの一機。白い機体にウィングレットを備えた主翼と、2枚の垂直尾翼が特徴で、尾部には下方へ90度駆動するメインエンジンが、底部には3基のランディングギアと2基の離着陸用エンジンがそれぞれ設置されており、VTOL機能や自動操縦・ホバリングが可能。更に円形シャッターで区切られた機内後部には小規模のラボも構えられ、そこにはスパイダーマン・スーツの全データが入っているホログラフィック・ディスプレイを搭載した酸素カプセル型のスーツ製造機が置かれている。
ベックに敗れてオランダに行き着いてしまったピーターの連絡を受けたハッピーが単身で本機を操縦して助けに向かい、ブルク・オプ・ランゲディクで彼を乗せると、ピーターの意向でベックとの決着のためにロンドンへと飛んだ。向かう途中でピーターは、機内のラボでアップグレード・スーツを完成させて着用し、現地に到着すると、ハッピーはピーターを降下させるために本機を垂直上昇させ、その後ベックが操るドローンに追われるMJたちを救うために着陸させるが、ハッピーがMJたちを乗せようとする直前にドローンの攻撃で大破してしまう。

宇宙[編集]

ダーク・エルフ[編集]

登場作品:『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』

ハロウ
ダーク・エルフが使用する、戦闘攻撃機。高い強度を持つ黒い石のような外装で[注釈 60]、正面に長大な刃状の物体、中心部分に赤く光る発光部、下部には乗降用の自動ドアが備わる特異な形状だが、十数名もの人員が搭乗可能で、コクピットには座席はないものの、操縦用のカウンターや外部の様子をワイヤーフレームで表示するモニターが搭載されている。機体を傾けたままでの飛行や急旋回にローリング、高速での体当たりを可能とし、3門のビーム砲で武装しており、更に迷彩機能まで備えるなど、非常に高性能な戦闘攻撃機である。
ダーク・エルフ群に運用され、アスガルドを攻撃し、王宮に激突して残された1機にソーがジェーンやロキと同乗してアスガルド脱出のために操縦する。
アーク[43]
ダーク・エルフが使用する、巨大宇宙戦艦。アルファベットの“T”がそのまま直立したような意匠の戦艦で、ハロウと同様に高い強度を持つ黒い石のような外装となっており、上部には数百人の乗員の居住区と赤く光る発光部が存在し、着陸時に乗員が地上へ降りる際には、上部と下部を繋ぐエレベーターと、下部に生成されるタラップを使用する。内部の居住区には乗員用の休眠装置が多数備わり、ハロウも複数機分格納し、出撃させることも可能。攻撃用の武装は確認されてないが、ハロウと同様に迷彩機能を搭載しており、その性能はヘイムダルの目でも視認できないほど優れている。
5000年前の戦闘では数隻存在したが、窮地に陥ったマレキスの最後の反撃として、多数の本艦がアスガルド軍に特攻して大破した。残った1隻はマレキスやアルグリムら生き残ったダーク・エルフが休眠する拠点として小惑星帯にとどまっていたが、現代にエーテルが出現したことを機に、目覚めたダーク・エルフ群により再び運用された。ソーとの戦いでマレキスが激突したことで倒壊し、地面に倒れ込む直前にセルヴィグによってグリニッジからスヴァルトアールヴヘイムへワープし、マレキスを巻き込んで大破する。

ラヴェジャーズ(ヨンドゥの部隊)[編集]

エクレクター号[67]
登場作品:『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』
ラヴェジャーズのヨンドゥの部隊の旗艦である、赤くモジュラー型の船殻[67]が特徴の巨大宇宙船。船内はヨンドゥたち100人以上のクルーの居住空間となっており、ミラノ号やMシップなどの小型宇宙船を多数格納し、下部のハッチから発艦する。吸引光線を放つことも可能。
テイザーフェイスがクーデターを起こして乗っとると、船内は完全に騒がしいだけで品性のかけらも無い荒くれ者の溜まり場と化した。だが最終的にヨンドゥに見限られることとなり、テイザーフェイスらの粛清後に、動力炉の爆破によって後述のクオドラント3を残し大爆発する。
クオドラント3[67]
登場作品:『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』
エクレクター号の後部ブロックである宇宙船で、運用する際には内部のレバー操作で本船であるエクレクター号から分離させる。ジャンプ機能も有し、ライフルの格納スペースも備えている。
ロケットやヨンドゥたちのエクレクター号からの脱出時にクラグリンの操作で起動し、彼らが搭乗すると大爆発するエクレクター号を後にして、エゴの星へ向かうために700回連続でジャンプを行った[注釈 61]。その後は、クラグリン1人が本船で衛星軌道上に待機し、エゴが猛威を振るうと、宇宙船を失ったガーディアンズたちの救出船として機能した。そして彼らはここでヨンドゥの葬儀に立ち会う。
Mシップ[67]
登場作品:『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』
ラヴェジャーズのメンバーが運用する宇宙船。かつてミズーリ州でクイルを拉致したのもこの機体である。コクピットの操縦席は左右の複座式でシフトレバーを備え、可変する主翼と尾翼に複数のタービンを搭載し、回転飛行や直立姿勢での空中静止などを難なく行うなど、高性能を誇る。ラヴェジャーズはこの機体を数十機所有しているが、小型機と中型機の2種類が存在し、各機ごとにカラーリングが異なるなど、マイナーチェンジされている。武装は各所に備わる数門の機銃。
ザンダーでの戦闘で、ラヴェジャーズに運用されてダーク・アスターを迎え撃ち、敵機のネクロクラフトとともドッグファイトを繰り広げる。
ヨンドゥたちをネビュラが捕らえた際には、報酬として彼女へクラグリンが本機を1機譲渡した。ネビュラはこれを操縦してエゴの星へ向かい、ガモーラを攻撃するが、洞穴に突撃して中破し、機体から外れた機銃をガモーラに利用され、その銃撃を受けて大破する。
ウォー・バード号
登場作品:『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
ザンダーでの戦闘においてロケットが運用した小型Mシップの1機で、両翼に大型の機銃を備えている。ロケットは本機でダーク・アスターやザンダーの市街地を急降下爆撃するネクロクラフトを攻撃したほか、危機に瀕したローマン・デイの妻子を見事に救った。そしてロケットは、ガーディアンズの仲間たちを救うために、ダーク・アスターのフライト・デッキへ特攻し、ロナンを撥ね飛ばしたが、同時に本機も大破する。
ラヴェジャー・コンストラクション
登場作品:『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
ラヴェジャーズが保有する、機首に大型のキャノン砲が搭載された宇宙船。赤い機体色で、独特の形状が特徴。ザンダーの戦闘で2機分投入され、ヨンドゥの号令でダーク・アスターへ先制砲撃したが、敵艦のエナジー・シールドに防がれる。
レーザー・ドリル
登場作品:『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』
ヨンドゥが昔盗み、銀行破りに使った小型のレーザー採掘船[68]。ラヴェジャーズのシンボルがペイントされた黄色い曲線状の機体が特徴で、クオドラント3に搭載されていた。Mシップと同様に内部は二階層となっており、コクピットの操縦席は左右の複座式でハンドル操作により操縦する。外装には軌道が施されており、攻撃時には武装である多数のレーザー砲をスライドさせて一点集中砲撃や全方位への砲撃など、利便性が高い砲撃が可能。
エゴの星でグルート&ロケットとヨンドゥがクイルたちを救うために運用し、エゴの人間体に体当たりした。クイルたちを乗せると、星の中枢へと突撃し、エゴのコアへ攻撃を試みるが、そこに現れたソヴリン人の艦隊の集中砲火を受け機能不全となる。しかし左義手に配線を繋いだネビュラのエネルギーにより[注釈 62]、強力な砲撃を放ち艦隊を全滅させた。しかしそれと引き換えに本機も爆破四散する。

サカール[編集]

ネクロクラフト
登場作品:『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』
サカアラン兵が乗る小型宇宙船。黒い昆虫のような外観で、後部ハッチから乗降りし、離着陸時に両翼が駆動する。コクピット正面のスクリーンにターゲットサイトが備わり、武装は正面からの光弾。しかしポッドの体当たりで大破してしまうなど、装甲の強度は低い。冒頭のモラグから、ノーウェア、ザンダーまでサカアラン兵に運用された他、ガモーラやネビュラも本機を使用し、クイルもポッドに乗ったまま操縦するという奇抜な運用法を見せる。
ネビュラがサノスの拘束から脱した際にはサンクチュアリΙΙに多数格納されていた本機のうちの1機を、惑星タイタンへの移動手段として用い、タイタンに到着すると真っ先にトニーたちと交戦しているサノスに対して本機で体当たりをしかけている。その際に墜落はしたものの、機体は原型を留めていたことから、ロナンらが運用したもの以上に頑丈な強度であることが伺える。
2023年に勃発した最終決戦でも、サノスの群勢によって多数が運用される。
ウォーソング
登場作品:『マイティ・ソー バトルロイヤル』
ヴァルキリーが用いるサカールで最高の宇宙船[69]。直立姿勢での空中静止が可能で、その際と離着陸時には両主翼が上下に可動し、コクピット内部は機体の姿勢に合わせて水平になり、座席シートは脱出時の射出機能が付いている。乗り降りする際には、コクピットハッチが開閉し、前部からタラップが地面に伸長する。武装は機体左右から連射される2門のブラスターで、さらにヴァルキリーの手振りにより遠隔操作が可能など、高性能を誇る。しかし、機内はかなり散らかっている。
ヴァルキリーの初登場から、捕らえたソーの連行、バトルロイヤルの観戦まで、ヴァルキリーによって運用されたが、サカールからの脱出を試みた際に、トパーズ率いる警備隊とのドッグファイトの末、破壊される。
コモドール
登場作品:『マイティ・ソー バトルロイヤル』
グランドマスターが所有する、乱行パーティー用の小型レジャー宇宙船。リング状の機体で、機体中央部の両側に乗降用ハッチがあり、コクピットには3人分の座席シートが備わっている。宇宙船の操縦経験に乏しい者でも難なく運用できるほど簡単な操作性で、計器のボタンを押すと、記録されたグランドマスターのホログラムと共にディスコ調のメロディーが流れ、派手な誕生日用花火を放つ。武装は皆無だが外装は意外と頑丈で、死の兵士の群れにまとわりつかれて墜落しても、損傷しないどころか機能不全も起こさなかった。アスガルドに到着後は、ソーが王宮の武器庫から持ち出した機銃が機内に設置され、用いられた。
ソーとヴァルキリー、ブルースがサカールを脱出するためにグランドマスターの宮殿の格納庫から奪取し、トパーズらとのドッグファイトから、アスガルドでの決戦まで用いられた。ヘラとの決戦では、ソーの提案を承諾したロキが王宮へ向かうために操縦し、アスガルド滅亡後には、宇宙を航行するステイツマンの天板の上に乗せられる。
ライオット・コントロール・シップ[69]
登場作品:『マイティ・ソー バトルロイヤル』
グランドマスターが所有し、彼の警備隊が運用する暴徒鎮圧船[69]。複数機存在するも、そのデザインは共通しておらず、さまざまな形状の機体が登場した。サカール脱出のためにコモドールやウォーソングを飛ばすソー、ブルース、ヴァルキリーをトパーズらが搭乗して複数機で追うも、ドッグファイトの末に全機撃墜される。
ステイツマン
登場作品:『マイティ・ソー バトルロイヤル』、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
グランドマスターが所有していた巨大宇宙船。船体後部だけでなく底部にも備わる多数のエンジンで飛行し、劇中では内部に大勢の乗員を収容できる広間と、複数の酒瓶が置かれた個室が確認でき、双方ともに船外を一望できる窓がある。
ソーに出し抜かれたロキと、解放されて革命を起こしたコーグをはじめとするサカールで奴隷にされていた者たちに奪取され、彼らの脱出船として用いられた。そしてそのままアスガルドへ向かい、追い詰められていた大勢の国民たちやヘイムダルを助けだし、今度は彼らの避難船となった。アスガルド滅亡後は、ソーの決定で地球目指して宇宙を航行する。
しかし、アスガルドから22ジャンプポイントでテッセラクト/スペース・ストーンを狙って現れたサンクチュアリIIに襲撃されてしまい、エンジンが停止し、船内の生命維持機能が低下する状態にまで半壊させられてしまった。最終的にサノスがパワー・ストーンの力を行使したことでソーと残されたアスガルド人、ヘイムダル、ロキを巻き込んで爆散する。

クリー[編集]

ダーク・アスター
登場作品:『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
ロナンが所有する全幅5km[45]の巨大宇宙戦艦。初登場時には銀河座標“T81S IS1301319 + 31N351”に位置していた。捻れた古代遺跡のような外観をした艦体で、9509年前に建造された[45]。中央後部の4基のエンジンで飛行し、30ものセグメントから構成される両翼は[45]、大気圏突入時に緩やかな速度で回転する。内部は薄暗い広大な空間となっており、ロナンの玉座を構えたフライトデッキに吊るされた光球に両手をかざして舵をとる。通路とデッキの間には強靭な防護ドアも備わり、艦体全体をエナジー・シールドで覆うことも可能。さらにロナンが眠るための天界人の血で満たされたピット[48]や数千機ものネクロクラフトも配備されている[45]
ロナンらに運用され、ザンダーでラヴェジャーズやノバ軍の攻撃を物ともせずに着陸させようとするが、クイルたちが乗ったミラノ号が右舷へ、ロケットが操縦するウォー・バード号がフライトデッキに特攻したことで墜落し、大破する。
ヘリオン
登場作品:『キャプテン・マーベル』
スターフォースが運用する青緑色の小型宇宙船。後部ハッチから乗り込み、内部はコクピットと多数のライフルが収納された武器庫・後述のポッドの格納庫のみという簡素なものとなっている。スペースジャンプが可能だが、武装は確認されていない。
スターフォースがトルファへの移動、地球に不時着してしまったヴァースと合流するまでの活動拠点として運用するも、マリア・ランボーが操縦するクワドジェットの砲撃で大破する。
スペース・ポッド
登場作品:『キャプテン・マーベル』
クリー人が運用する、大気圏内外双方での運用が可能な小型機。2種類の機体が登場し、劇中ではヘリオンに1機、マー・ベルのラボに2機格納されていた。
前者は目的地への突入用ポッドで、スターフォースのメンバー全員が搭乗でき、運用時には高速で目的地に落着する。スターフォースのメンバーがトルファの大気圏に突入直後に運用し、現地の池に落着する。
後者はミン・エルヴァが奪取・操縦したレモン色のラインの機体と、ヨン・ロッグが奪取・操縦した赤いラインの機体が登場。搭乗時にはコクピット部のキャノピーを90度展開して乗り込む。機首にある2門の砲口から放つブラストが主武装である。ミン・エルヴァ機はクワドジェットを駆るマリアとドッグファイトを展開。最終的に撃墜され大破する。ヨン・ロッグ機はキャロルとの空中戦で一度不時着するも大破はせず、彼女によってヨン・ロッグをハラへ強制送還させるために利用される。
アキューザーズの戦艦
登場作品:『キャプテン・マーベル』
アキューザーズが運用する宇宙戦艦。当艦もスペース・ジャンプが可能で、艦内に緑のラインに光る弾道ミサイルと多数の宇宙戦闘機を搭載している。また、整然とした外観ではあるが、ロナンが運用するダーク・アスターに似通っている。
トルファでの任務には2隻が、地球への出向時には3隻がスターフォースに同伴し、ミサイルや宇宙戦闘機で攻撃するが、地球の衛星軌道上での戦闘では1隻がキャロルの特攻によって大破する。
シルバー・アスター
アキューザーズの小艦隊の中心となって運用される、ロナン専用の宇宙戦艦。
アキューザーズの宇宙戦闘機
登場作品:『キャプテン・マーベル』
アキューザーズの戦艦に多数搭載されている、小型の宇宙艦載機。武装は機体前部から放つブラスト。身体一つで弾道ミサイルを全て破壊し挑んできたキャロルに対し、編隊を組んで発艦し、彼女を攻撃するが、全く歯が立たずに次々と破壊される。
マー・ベルのラボ
登場作品:『キャプテン・マーベル』
地球の衛星軌道上の銀河座標“5229-478.7680.2”に静止・隠されていたマー・ベルの研究所である宇宙船。内部には他の宇宙船の発着設備やマー・ベルがテッセラクトの研究を行っていた研究室などがあり[注釈 63]、タロスの妻子をはじめとするスクラルの難民たちは、彼らを救うと決意したマー・ベルの厚意でここに避難し、身を潜めて暮らしていた。この船は、迷彩機能で船体を外部の者から肉眼で視認できないようにするステルスモードの起動や、通路には隔壁用エナジー・シールドを張ることも可能。
クワドジェットで地球の衛星軌道上に辿り着いたキャロルたちがこの船を発見し、スクラルの難民たちと出会った後、スターフォースとアキューザーズが現れて激戦が繰り広げられたが、大破することはなく、物語のラストでスクラル人たちの新天地探しのための船として活用されることになり、銀河の彼方に旅立つ。

スクラル[編集]

登場作品:『キャプテン・マーベル』
宇宙船
タロスたちが運用する大型宇宙船。メインルームには不定形で曲線状の大小のモニターや記憶操縦装置が置かれている。本船でスクラル人たちは、トルファでの戦いでタロスが捕らえたヴァースの記憶を調べ、ライトスピード・エンジンの情報を得るも、拘束を破ったヴァースと乱闘へ突入。その最中にヴァースが放ったフォトンブラストにより外壁に入った亀裂が広がって大穴が開き、その区画は大爆発する。しかし船全体が大破する描写はなく、その後は登場していない。
スペース・ポッド(スクラル)
スクラルの宇宙船に複数格納されている小型ポッド。コクピットに埋め込まれた数個の球体を計器や操縦桿として操作し、運用する。ヴァースとの戦闘の余波でスクラル人たちが、外壁に大穴が開いた宇宙船から脱出するために乗り込み、ヴァースもスクラル人の1人を投げ降ろして搭乗するも、タロスの銃撃を受けて計器が破損。それでもヴァースは強引に操縦して起動・脱出に成功した。だが無理が祟って、機体は間もなく操縦不能になり、地球へ落下しながら空中分解して、ヴァースはブロックバスター・ビデオに不時着する。

サノスの群勢[編集]

サンクチュアリII
登場作品:『マイティ・ソー バトルロイヤル』、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』
サノスの群勢の母艦にしてブラック・オーダーの拠点となる超巨大宇宙戦艦。艦内の劇中描写はさほど多くはないが、サノスの玉座のみが置かれた広間と、ネビュラを分解して拘束し通信も可能な端末が置かれていた部屋などが登場する。また艦内は、リヴァイアサンやチャリオット、ネクロクラフト、Qシップ、アウトライダー・ドロップシップまで無数のビークルを格納しており、艦体下部から照射される艦内への乗降用光線や、外装各部のブラストを連射する対地対空両用の砲門まで装備も充実している。ガモーラの幼少期の回想にも登場していることから、長年サノスらに運用されていたことも窺える。
2018年には、ソーを含むアスガルド人たちを乗せたステイツマンを攻撃した。その後サノスがスペース・ストーンを入手すると、移動手段としては運用されず、連れ戻したガモーラにネビュラを痛めつけてソウル・ストーンの在り処を白状させるシーンの登場を最後に、現代の本艦の去就は不明となった。
後にアベンジャーズたちのタイムトラベル先の一つとなった2014年時の本艦は、当時のサノスらがヒーローたちのタイム泥棒作戦を認知したことで、モラグに向かってそこにいたネビュラを収容すると、彼女が持っていたピム粒子やタイムスペースGPSがきっかけとなり、サノスの群勢を乗せて2023年にタイムトラベルした。そこからサノスの指示によって、アベンジャーズ・コンパウンド一帯を2度も爆撃するが、遅れて戦地に駆け付けたキャロルの特攻攻撃によって撃墜され、最期はトニーのスナップによって消滅する。
チャリオット
登場作品:『アベンジャーズ』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』
チタウリの多くが使用する小型の飛行馬車。複雑な彫刻のような外観のリフトで、本機と鎖で繋がった2体のチタウリが並列して搭乗し高速飛行させるが、クリントによると「小回りが利かない」ようである。前方から破壊光弾を発射可能。
ニューヨーク決戦時には、ワームホールが開くとチタウリはこれに搭乗し、ニューヨーク市街を攻撃して、アベンジャーズと激闘を繰り広げた。また、ロキやナターシャも搭乗している。
2023年に勃発した最終決戦でも、サノスの群勢によって多数が運用される。
チタウリの母艦
登場作品:『アベンジャーズ』
ワームホールの彼方の宇宙空間に待機していたチタウリの戦艦。非常に巨大且つ鋭利な突起が多数散見されるなど異様な外観で、リヴァイアサンを多数格納しているが、あまりの巨体から移動速度は遅く[42]、耐久性も低い。インプラントを通してチタウリやリヴァイアサンを直接操り[42]、戦術関係を調整しているため[42]、本艦が破壊されるとチタウリやリヴァイアサンも全て機能停止になってしまう。
ワームホールの彼方からニューヨークへ絶え間なくチタウリやリヴァイアサンを送り続けていたが、ワームホールからトニーが押し込んできた核ミサイルの直撃により大破し、ニューヨークでの戦闘に終止符が打たれた。
Qシップ
登場作品:『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』
サンクチュアリΙΙに設置されているドーナツ状の大型宇宙船。宇宙を光速に近い速度で航行できる機能とホバリング機能、自動操縦機能が備わっており、基本的に船体下部から照射される光線によって乗降りするが、外装に船内へ直接入ることが可能な出入り口もある。惑星の地表への自動パーキング機能は無い。外観に反せず、船内も広大な空間となっており、腕を挿し込む操縦桿が設置されている。サンクチュアリΙΙと同様に、長年サノスらに運用されていた様子である。
2018年には、マウとカルがタイム・ストーン回収任務時に乗船していたものと、プロキシマとコーヴァスがマインド・ストーン回収任務で時に乗船していたものの2隻が登場している。マウのものは、彼の死後にトニーたちを乗せたまま自動操縦でタイタンへと向かい、そのまま墜落・大破。プロキシマとコーヴァスのものは、体勢を整えた後再び地球の大気圏へと戻り、ドロップシップをワカンダへと投下させる。
2014年には、当時のガモーラとネビュラも本船に搭乗してコービンに攻め込んでいた。
アウトライダー・ドロップシップ
登場作品:『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』
Qシップに複数搭載された、アウトライダーズ専用の二等辺三角形型の巨大ポッド。船体が伸長することでドアが開く機能を持ち、船内にアウトライダーが多数控え、その出番を心待ちにしている。また、スラッシャーも搭載していると思われる。
2018年にはブラック・オーダーがマインド・ストーン奪取のために、大気圏外から5隻以上を投下させる形でワカンダに向けて発艦させ、最初の1隻はワカンダの首都のゴールデン・シティ上空のバリヤーに激突して爆発するが、残りの数隻は近くの森に落着し、後にアウトライダーズを解放する。サノスがワカンダに出現した際にはソーとドラゴン・フライヤーの攻撃を受けていた。
2023年には、アベンジャーズ・コンパウンド跡地にサノスの召喚で現地に出現し、アウトライダーズを解放させたが、トニーのスナップによって全機消滅する。
スラッシャー
登場作品:『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
ドロップシップに搭載されていたと思しき大型マシン。見た目のとおり、地上を走破する巨大な回転ノコギリというべき意匠をしているが、有人操縦式か自動操縦式かの詳細は不明。ワカンダでの戦いで、ワンダの参戦を確認したプロキシマの指示で5隻分地底から出現し、アベンジャーズやワカンダ軍に猛威を振るって戦況を覆すと思われたが、ワンダのテレキネシスによってアウトライダーズの一掃や、プロキシマ打倒に利用されるという皮肉な結果となる。

その他[編集]

スキフ[39][70]
登場作品:『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』、『マイティ・ソー バトルロイヤル』
アスガルド軍が国の防衛のために使用する、空飛ぶ小舟。一本の舵棒で操縦し、船体後部の猛禽類の翼のような形状の主翼を直立させて飛行する。武装は機首部分のガトリングガンと、両主翼脇のミサイル砲。ダーク・エルフのアスガルド侵攻時や、ジェーンやロキをスヴァルトアールヴヘイムへ連れ出そうとするソーへの対抗時に運用され、ファンドラルも1隻奪い取って操縦し、彼からそのまま託されたソーはジェーンを連れ、同乗させたロキに舵を切らせて、スヴァルトアールヴヘイムへ向かう。
アスガルドに侵攻を開始したヘラに対しても10数隻運用されたが、全く歯が立たずに全て撃墜される。
スター・ブラスター
登場作品:『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』
ノバ軍が保有する、星型の機体と可変翼が特徴的な小型戦闘機。コクピットは1人乗りの単座式で、円形の一対の操縦桿を握って操縦する。武装は機種の2門の銃口から放つオレンジ色の光弾と捕縛光線。複数機でフォーメーションを組むことで巨大エナジー・フィールドを構成することが可能。
ザンダーの街中で小競り合いを起こしたクイルたちの制圧では3機出動。後にガーディアンズたちを援護するために、多数の編隊がダーク・アスターの侵攻を食い止めようとしたが、ロナンとダーク・アスターの反撃で全滅する。
マイニング・ポッド[53]
登場作品:『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
ノーウェアで、現地の資源採掘に用いられる、産業用小型宇宙ポッド。1人乗りの機体だが[注釈 64]、外装は破壊不能の産業用素材でできており[53]、コクピットにはグローブ型の操縦桿と通信機が備わり、武装は無いがさまざまな道具を接続するマウント[53]と、ビームロープで繋がる一対のマニピュレータが備わる。
ノーウェアで、クイルとロケットがラヴェジャーズから逃げながら、ネビュラらに追われるガモーラを援護するために使用し、武装が無いにもかかわらず、敵のネクロクラフトを複数撃墜する。
オムニクラフト
登場作品:『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』
ソヴリン人が多数保有する、遠隔操縦式の小型宇宙船。5基のエンジンを搭載し、ソヴリンの施設内にある大型筐体ゲームのようなコントローラーで遠隔操縦する[注釈 65]。機体前面は操縦者の姿をリアルタイムで映し出すモニターとなっており、武装は機体左右に装備されたビーム砲。ジャンプを行う際には、専用のユニットを搭載し、実行後には切り離す。アイーシャが操縦する機体は、主翼の形状がほかの機体と異なる。
ガーディアンズを敵と見なしたアイーシャの指示により艦隊を組んで出撃し、2度に渡ってガーディアンズたちを苦しめたが、いずれも全滅する。
エゴの宇宙船
登場作品:『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』
エゴが運用する小型宇宙船。円形の白い機体で、屋根に上がってロープ状のビームで舵を切って操縦し、自動操縦も可能。内部は白とオレンジのツートンカラーで無機的だが、生物の体内のようでもある。出入り口は有機体のように開閉し、前方部は溶けるように展開して、数人が乗れる浮遊リフトを発進させることもできる。武装は1発で多数の宇宙船を破壊する強力なビームだが、発射法は不明。
本船を用いてエゴは、窮地に陥ったガーディアンズを救い、ベアハートからクイルたちを自らの星へ案内する。

脚注[編集]

[脚注の使い方]

注釈[編集]

  1. ^ トニーはEPRパラドックスを「我々が時を超えるつもりが、時が我々を超えてしまった」と述懐した。
  2. ^ ソーは“サーファーくん(Point Break)”(『アベンジャーズ』でトニーがソーにつけたあだ名)、ブルース・バナー/ハルクはファミリーネームの“バナー”、という登録名がそれぞれ設定されていた。
  3. ^ しかしスコットは、この経緯を忘れてしまい、事後にピムからこの件を問われてもどうやって戻れたのかを答えられなかった。
  4. ^ この際「ボタンにテープを貼って目印にする」というロケットに応えてクイルは、戦いながら仲間たちにテープを持っていないかとわざわざ1人ずつ聞いて回るコミカルな様子を見せた。
  5. ^ 格納スペースには「SPACESUITS FOR, EMERGENCY」という記載と、「OR FOR fUN」と赤い手書きが施されており、双方合わせての意味は「緊急又は遊泳用」である。
  6. ^ 後にトニーはこの技術を元に、アイアンマンの主武装であるリパルサー・レイを開発した。
  7. ^ この時のトニーが装備していたアーク・リアクターは旧式だった為、正確には比較不可能。
  8. ^ 開いたゲートウェイの外輪からは火花が飛び散る。
  9. ^ 空中を蹴ると、小さな魔法円が発生する。
  10. ^ 通信時には、通話相手の前面のみを着色した上半身を、砂によるホログラムで身体のサイズを除いて鮮明に再現し、数人のビーズを合わせて同一の通話相手を投影させることも可能。
  11. ^ 『アベンジャーズ』にも登場している。
  12. ^ 直接商品としていたもの以外では、“リヴァイアサン”やチタウリの“ライフル”が冒頭のシーンに登場している。
  13. ^ アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソー、ハルクのお面を被っていた。
  14. ^ この時トゥームスは、お灸を据えるために反重力銃をとったつもりだったが、勘違いしてブラスターを撃ってしまった。
  15. ^ これで放つパンチは、一撃でスティーブをも突き飛ばした。
  16. ^ これを着けると、声にエフェクトがかかる。
  17. ^ シュミットは、この危険性を考慮せずに、開発途中の血清を投与し、頭頂部から首の皮膚が禿げて赤い髑髏のようになってしまった。
  18. ^ 超人血清のクールタンクのラベルプレートにスターク社のロゴだけでなく、“ドクター・ラインシュタイン”というアースキンの偽名も記載されている。
  19. ^ さらに自分の祖母(経営するレストランで“モズ”という愛称をつけてしまうほど大ファンであるモリッシーの楽曲を流しているらしい。)についてまで説明してしまったが、それでもルイスは最終的に、現れたエイヴァへモバイル研究所の在処を白状した。
  20. ^ ただし、画面に登場したのは冒頭の僅か1カットのみである。
  21. ^ 但し飲用する際には、自分自身で直接飲用するのではなく、他者に飲用させてもらわなければならない様子である。
  22. ^ ティ・チャラは1本の樹木が立った草原へ、ウンジャダカは幼少期に父と住んでいたマンションの一室を再現した空間へそれぞれ送られたが、いずれも紫色の空に覆われていた。
  23. ^ 邂逅・対話を終えて目を覚ますと、数秒間だけパニック状態のように自我が不安定になる。
  24. ^ 力を抹消させる薬草を飲用する際も他者に飲用させてもらわなければいけない様子で、これも飲用すると全身に数秒間神経状の模様が浮かび、若干の苦しみを伴う。
  25. ^ ガモーラは嫌いな様子である。
  26. ^ 吹替版では「“スーツのお姉さん”」。
  27. ^ 最初は“リズ”にしようとも考えかけていた。
  28. ^ ただし、E.D.I.T.H.自身はピーターからの「僕のために作られたの?」という問いかけに「いいえ」と返した。
  29. ^ その直前には、これを使って想いを寄せるMJのスマートフォンのデータを覗き見してみたいとも思っていた。
  30. ^ そのため、当AIへコンタクトを試みる人物は、ハラにある当AIが控える高層ビル内の足の踏み場型の光る装置の上に立ち、そこから全身へ伸長・密着する多数の神経状の物体を介して意識をリンクさせる必要がある。これを経ることで、コンタクトを試みる人物の眼前は光が差す銀色の空と水面が広がる空間に変わり、接触・対話を行えるようになる。
  31. ^ 『キャプテン・マーベル』のブルーレイ収録の未公開映像ではヨン・ロッグがコンタクトするシーンもあり、彼の前にはヨン・ロッグ自身の姿で現れている。またヴァースは、ヨン・ロッグの潜在意識内にある、彼が最も尊敬する者を言い当てていた。
  32. ^ DUM-Eのみ登場。
  33. ^ DUM-Eの方がトニーによく叱られている。
  34. ^ これを見たジュリアス・デルは『パワーレンジャー』、ロジャー・ハリントンは『ヴォルトロン』を連想した。
  35. ^ ブロンスキーがブルースの血液サンプルを投与された際に、同等のものと思しき設備が起動して、ブロンスキーもガンマ線を浴びたような描写がある。
  36. ^ 装置本体にS.H.I.E.L.D.のロゴマークがプリントされている。
  37. ^ 立体化した砂は、手にとった者の手元で崩れることなく保持することも可能。
  38. ^ この試作品はエクレクター号内の一室の引き出しに収納され、ヨンドゥは投獄されていないベビー・グルートにこれを取ってくるように頼んだが、全く異なる物品ばかり持ち込まれてしまい、結局クラグリンがヨンドゥへ託すことになった。
  39. ^ 但しフォトンブラストの高熱までは抑えきれず、拘束具の外側に発せられていた。
  40. ^ 運搬時にラボが傾けられたり揺らされたりする場面も多々あったが、これによってラボの中の内装や設備が大きく乱れる描写は一切無かった。
  41. ^ 最初にエイヴァにラボを奪われた際にこの装置は壊されたが、ピムは取り返した際に新しい発信器を取り付け、ラボを再びエイヴァに奪われた際には、その在処を羽アリの大群に示させた。
  42. ^ 日本語訳では「四次元キューブ」。
  43. ^ 洗脳された相手は、両眼が黒く変色したのち、白眼は元に戻るが瞳は青みがかる。また、正気を取り戻しても完全に洗脳が解けるまではある程度の時間がかかるようで、強い目眩といった体調不良に苛まれたり、場合によっては狂乱状態にもなるなどの後遺症を及ぼす。
  44. ^ 原語は「Artificial intelligence peacekeeping program」、直訳で平和維持のための人工知能プログラム。
  45. ^ 劇中でオーディンは、マレキスが作り上げた物だとソーとジェーンに語った。
  46. ^ 寄生されて宿主となった者は白目が黒ずみ、眼前の世界が暗闇に覆われる幻覚を見てしまうこともある。また、これを取り込んだマレキスは、全身が黒ずんだ。
  47. ^ 相当強力な攻撃なら一時的に粉砕できるが、暫くするとすぐに再生してしまう。
  48. ^ この容器は、ガーディアンズとラヴェジャーズがロナンに対抗する事前に行ったミーティングで多数用意され、皆に配布されていた。
  49. ^ ソーの発言から、ザンダーは宇宙船ステイツマンを襲撃する1週間前にサノスの手によって滅ぼされていたことが判明した。
  50. ^ 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の監督のジョー・ルッソは、ソウル・ストーンの内部には「この世とは異なる世界」が存在していることを明言している[59]
  51. ^ ジョー・ルッソは、このシーンについて「彼(サノス)の苦しみ、罪悪感を示すもの」であるとし、ストーンにはそれだけの力があると語る[59]
  52. ^ 入室するには虹彩認証装置に虹彩をスキャンしなければならない。
  53. ^ リモコンで起動するアイアンマン・アーマー用の格納庫も存在する。
  54. ^ この部屋のドアも何らかのセキュリティでロックされていたが、スティーブは腕尽くでドアをこじ開けて侵入し、室内でヒドラの武装を発見する。
  55. ^ 本来はハルクを捕らえておくために造られたものだが、成り行き上でロキを収監した。また、ソーのムジョルニアの打撃でも一発では亀裂すら入らないほどケージの強度は高く、ケージ自体に大きな衝撃を与えると落下装置が自動的に作動する。
  56. ^ フューリーは「タンスから引っ張り出してきた」と冗談を呟いている。
  57. ^ この時彼女は、カジノでハイヒールが脱げてしまったため裸足でペダルを踏んでいた。
  58. ^ レバーの台座にはピム・テックのロゴが刻印されている。
  59. ^ ハッピーは運搬する物資を伝える際に、このアイテムの名称を上手く言えずにこのように表現した。
  60. ^ 高速でアスガルドの王宮に激突しても原型を留めていた。
  61. ^ 「哺乳類が宇宙船の連続ジャンプには耐えられるのは50回まで」らしく、ジャンプ中に船内のロケットたち4名は顔が破裂しかけていたが、何とか皆無事にエゴの星に到着した。
  62. ^ この時ネビュラは放電に襲われた。
  63. ^ ここには『スペースインベーダー』のピンボールとテーブル・フットボールもあり、机の上にはフォンジーがプリントされた小箱が置かれ、キャロルはこれにテッセラクトを納めて運搬し、その後これを利用してヨン・ロッグを欺いた。
  64. ^ グルートは乗れないとロケットが発言している。
  65. ^ 操縦する際に発する効果音も、ゲームのものに酷似している。

出典[編集]

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  64. ^ a b c ビジュアル・ディクショナリー 2019, p. 37
  65. ^ 超全集 2019, p. 41
  66. ^ 超全集 2019, p. 99
  67. ^ a b c d ビジュアル・ディクショナリー 2019, p. 177
  68. ^ 超全集 2019, p. 85
  69. ^ a b c ビジュアル・ディクショナリー 2019, p. 93
  70. ^ 超全集 2019, p. 118

参考文献[編集]

  • 『マーベル・スタジオ・ビジュアル・ディクショナリー』デアゴスティーニ・ジャパン、2019年。ISBN 978-4-8135-2270-6
  • 『アベンジャーズ マーベルヒーロー超全集 (てれびくんデラックス愛蔵版)』小学館、2019年。ISBN 978-4-09-227211-8
  • 『マーベル・スタジオ キャラクター事典』株式会社うさぎ出版、2020年。ISBN 978-4-418-19429-2