ドラックス・ザ・デストロイヤー

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Drax the Destroyer
出版の情報
出版者 マーベルコミックス
初登場アイアンマン』第55号(1973年2月)
クリエイター マイク・フリードリヒ英語版
ジム・スターリン英語版
作中の情報
本名 アーサー・サンプソン・ダグラス
所属チーム ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー
インフィニティ・ウォッチ英語版
リージョン・オブ・ザ・アンリビング英語版
シークレット・ディフェンダーズ英語版
ユナイテッド・フロント
能力 怪力、スタミナ、スピード、耐久性
エナジーブラスト
熟練したナイフ使い
サノスの位置を感知する能力

ドラックス・ザ・デストロイヤーDrax the Destroyer)、またはアーサー・ダグラスArthur Douglas)は、マーベルコミックスが出版するコミック作品に登場するキャラクターである。マイク・フリードリヒ英語版ジム・スターリン英語版により創造されたこのキャラクターは『アイアンマン』第55号(1973年)で初登場した。

元々地球人であったアーサー・ダグラスはスーパーヴィランのサノスの手によって家族ごと攻撃され、命を落とすが、サノスへの対抗する者が必要と考えたクロノス英語版によってその魂が回収され、新たな強靭な肉体に宿り、ドラックス・ザ・デストロイヤーとして生まれ変わった。ドラックスは怪力と超人的回復力、飛行、手からのエナジーブラスト放射能力を身につけた。ドラックスはサノス、時にはスーパーヒーローキャプテン・マーベル英語版アダム・ウォーロック英語版とも戦った。またインフィニティ・ウォッチ英語版のメンバーも務めた。2004年には飛行能力とエナジーブラストなどを失った。その後はクロスオーバーイベント『アナアイレーション英語版』及び『アナアイレーション: コンクエスト英語版』で重要な役割を果たした後、新たに結成されたガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシーのメンバーとなった。

ドラックスはテレビアニメテレビゲームに登場するほか、玩具トレーディングカードも作られた。2014年の実写映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』ではデビッド・バウティスタがドラックスを演じた。

出版上の歴史[編集]

ドラックスは『アイアンマン』第55号(1973年2月)で初登場し、マイク・フリードリヒ英語版ジム・スターリン英語版によって創造された。『キャプテン・マーベル英語版』第1期第27号(1973年7月)より定期的に登場し、また『ウォーロック英語版』第10号(1975年12月)、『アイアンマン』第88号(1976年7月)、『ウォーロック』第15号(1976年11月)、『Logan's Run』第6号(1977年6月)、『ソー』第314号(1981年12月)、『アベンジャーズ』第219号(1982年5月)にゲスト出演した後、『アベンジャーズ』第220号(1982年6月)でムーンドラゴン英語版に殺害された。

スターリンは『シルバーサーファー』第3期第35号(1990年)でドラックスを復活させ、以後同誌第50号まで複数回登場させた。『インフィニティ・ガントレット』第#1-6号(1991年)に登場後、『ウォーロック・アンド・ザ・インフィニティ・ウォッチ英語版』第1-42号(1992年 - 1995年)でインフィニティ・ウォッチのメンバーとして登場した。その後は『ウォーロック』第3期第1-4号(1998年 - 1999年)、『キャプテン・マーベル英語版』第4期第4-6号(2001年)に登場した。

2004年に全4号となる自身のミニシリーズ『ドラックス・ザ・デストロイヤー』が出版された後、『アナアイレーション: ノヴァ』第1-4号(2005年)と『アナアイレーション英語版』第1-6号(2006年)で重要な役割を果たした。その後、『ノヴァ英語版』第4期第4-7号(2007年)と『アナアイレーション: コンクエスト英語版』に登場後、2008年にリランチされた『ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー』誌で同チームのメンバーとなり、同誌第25号まで登場し続けた。ドラックスは『ザ・サノス・インペラティブ英語版』第1-3号(2010年)に登場し、サノスに殺害された。

ドラックスは『アベンジャーズ・アッセンブル』第4-8号(2012年6月 - 10月)で死に関する詳細が明かされないまま再登場した。またマーベルNOW!英語版の一環で第3期としてリランチされた『ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー』誌にも登場する[1]

キャラクターのバイオグラフィ[編集]

創造と生い立ち[編集]

妻と娘が乗る車を砂漠で運転するアーサー・ダグラスは、人間に見られてしまったと考えたサノスが操縦する宇宙船の攻撃を受ける[2]。彼女の娘のヘザーは生存し、サノスの父のメンター英語版によって保護され、タイタン英語版で育てられ、後にムーンドラゴン英語版となった[3]

サノスの驚異と戦うための闘士を必要としたメンターとタイタンの神クロノス英語版はダグラスの魂を新しい強靭な肉体に移した。彼は「ドラックス・ザ・デストロイヤー」と名を変え、サノス抹殺を唯一の目的として行動を開始した。ドラックスはアイアンマンと共にサノスとブラッド・ブラザーズ英語版と戦うが[4]、サノスは逃亡する。サノスのコズミック・キューブ英語版入手を阻止しようとした際[5]、ドラックスの記憶は復元された[2]キャプテン・マーベル英語版がサノスを破った際[6]、ドラックスは自分の目的を奪ったキャプテン・マーベルに襲いかかった[7]。ドラックスは復活したサノスを探して宇宙中をさまよった。彼がサノスが再び自分を具現化したことを知るまでにはサノスはキャプテン・マーベル、アベンジャーズアダム・ウォーロック英語版との戦いに敗れた[8][9]。キャプテン・マーベルと共にドラックスはISAAC英語版、スレララックス、ロード・ガエア、エリシウス英語版、カオスと戦った[10][11]

しばらくしてドラックスはエイリアンの支配下となり、娘のムーンドラゴンとスーパーヒーローのソーと戦った。ドラックスは回復した後、ムーンドラゴンと共に知識を求めて宇宙を旅した[12]。最終的に彼らはヒューマノイドエイリアンが内戦を起こしている惑星バ・バニスにたどり着く。ムーンドラゴンは争いを鎮めるために精神パワーを利用して自分自身を女神と認識させて管理しようとする。ドラックスはそれを卑劣であると感じ、救難メッセージを乗せた宇宙船を地球に送った。メッセンジを受け取ったアベンジャーズはムーンドラゴンに精神を支配された惑星へとたどり着いた[13]。アベンジャーズによって精神コントロールから解放されたドラックスはムーンドラゴンに立ち向かうが、精神と身体を分離させられてしまう[14]

インフィニティ・ウォッチ[編集]

サノスがミストレス・デスにより復活させられると、クロノスはドラックスを生き返らせ、より強力な力を与えた[15]。しかしながらクロノスはドラックスの死の影響を考慮しておらず、彼の心はムーンドラゴンによる損傷を負ったままであった。ドラックスは他のヒーローたちと共にインフィニティ・ガントレットの所有者となったサノスやネビュラと戦った[16]。その後ドラックスはアダム・ウォーロック英語版によってパワー・ジェム英語版の所有者に選ばれ、インフィニティ・ウォッチ英語版の一員となった[17]

エナジーヴァンパイアのルーン英語版がジェムを盗んだ後[18]、ウォッチは別行動を取った[19]。ドラックスはムーンドラゴンと共にタイタンへと戻り、クロノスに頼んで自分のパワーを落とすことと引き換えに傷ついた心を元に戻して貰った[20]。ドラックスはエリシウスなどを殺したことを告発されるが、サイフォンにより精神操作された結果であったことが発覚すると無罪となった[21]。ムーンドラゴンを捜している最中にドラックスはジーニス・ヴェルとの喧嘩になる[22]。この際にドラックスとジーニスはミクロバースへ転送される[23]

復活[編集]

その後ドラックスはパイボック英語版ルナティク英語版ブラッド・ブラザーズ英語版と共に刑務所の移送船で目撃される。船はアラスカで墜落し、ドラックスは住民を守るために他の囚人たちを攻撃する[24]。彼はキャミ英語版という少女を娘と見間違え、彼女をパイボックから守ろうとする。ドラックスは殺されたかと思われたが、その死体の大きな殻からより細く、知的なドラックスとなって蘇った[25]。2隻目の宇宙船が到着するとドラックスとキャミは逮捕された[26]

キルン刑務所でのアニヒラス英語版の攻撃を生き延びたドラックスとキャミはゼンダリアン・ノヴァ・コーズ英語版の最後の生き残りであるリチャード・ライダー英語版と手を組んだ。ドラックスとノヴァは共にアナアイヒレーション・ウェーブと戦うこととなった[27]。ドラックスはサノスがムーンドラゴンを人質に取っており、追跡すれば死ぬことを知る[28]。アナアイレーション・ウェーブとユナイテッド・フロントの戦いの最中、ノヴァと他のグループ(キャミも含む)が避難を終える間、ドラックスは侵入者を退けるために残った[29]。ドラックスはアナアイレーション・ウェーブの母船まで進撃するとサノスを発見し、殺害した。ドラックスは捕らえられていたギャラクタスを解放し、ギャラクタスはドラックスとムーンドラゴンを遠くの惑星にテレポートさせた[30]。その後、ムーンドラゴンはドラックスが「消えた」と言う。またキャミは生存し、サノスの案内人と共に居る姿が目撃されている[31]

ファランクス英語版クリー英語版侵攻の際、ドラックスはハイブマインドの「選択」により同化されてしまう。ファランクスは惑星から逃れたノヴァを追うためにガモラと共にドラックスを派遣した[32]。その後2人はファランクスから解放され、ハラでのウルトロンとの戦いに参加する[33]

ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー[編集]

スター・ロードはドラックスを新しいガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシーのメンバーとして雇った[34]。ガーディアンズはサノスと同盟し、「キャンサーバース」と呼ばれる別世界への移動することを余儀なくされた[35]。過酷な冒険の末、ドラックスはサノスを攻撃し、殺害された[36]。その後死に関する詳細が描かれないまま、地球でガーディアンズと共に再登場した[37][38]

パワーと能力[編集]

ドラックスのパワーは当初は怪力、超人的スタミナ、物理耐性のみであったが、後にコズミック・エナジーを両手から放出する能力を身につけた。また空気、水、食料なしで宇宙空間超空間英語版を高速で移動可能である。さらに広範囲にわたってサノスの存在を感知することができる。

2006年の「アナアイレーション」の直前からドラックスの肉体は大幅に小型化しており、物理的な力もそれに相応して下がる、また飛行能力とエナジーブラストも失っている。一方で知能は回復しており、戦闘ではナイフを使うようになった[26][27]。また一時的にサノスのフォースフィールドを通り抜ける能力があった[39]

他のメディア[編集]

テレビ[編集]

  • Avengers Assemble』の第1シーズン第22話「Guardians and Spaceknights」ではデヴィッド・ソボロブがドラックスの声を務めた。

映画[編集]

テレビゲーム[編集]

参考文献[編集]

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外部リンク[編集]