キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー

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キャプテン・アメリカ/
ザ・ファースト・アベンジャー
Captain America: The First Avenger
Captain America Prop Auction - Bucky and Captain America costumes (7034403425).jpg
監督 ジョー・ジョンストン
脚本 クリストファー・マルクス
スティーヴン・マクフィーリー
原作 ジョー・サイモン
ジャック・カービー
製作 ケヴィン・ファイギ
製作総指揮 ルイス・デスポジート
アラン・ファイン
ナイジェル・ゴステロー
スタン・リー
デヴィッド・メイゼル
出演者 クリス・エヴァンス
トミー・リー・ジョーンズ
ヒューゴ・ウィーヴィング
ヘイリー・アトウェル
セバスチャン・スタン
ドミニク・クーパー
トビー・ジョーンズ
ニール・マクドノー
デレク・ルーク
スタンリー・トゥッチ
音楽 アラン・シルヴェストリ
撮影 シェリー・ジョンソン
編集 ジェフリー・フォード
ロバート・ダルヴァ
製作会社 マーベル・スタジオ
配給 パラマウント映画
公開 アメリカ合衆国の旗 2011年7月22日[1]
日本の旗 2011年10月14日
上映時間 124分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $140,000,000[2][3]
興行収入 世界の旗 $370,569,774[3]
アメリカ合衆国の旗 $176,654,505[3]
日本の旗 3億1,000万円[4]
前作 マイティ・ソーマーベル・シネマティック・ユニバース前作)
次作 キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(シリーズ次作)
アベンジャーズ(マーベル・シネマティック・ユニバース次作)
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 『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(Captain America: The First Avenger)は、マーベル・スタジオ製作の2011年アメリカ映画

 「マーベル・コミック」のアメリカン・コミックヒーロー『キャプテン・アメリカ』の実写映画作品としては、1990年の『キャプテン・アメリカ 卍帝国の野望』以来の新作。また、様々な「マーベル・コミック」の実写映画を、同一の世界観のクロスオーバー作品として扱う一大企画『マーベル・シネマティック・ユニバース』シリーズとしては、第5作品目の映画となり、その中の『キャプテン・アメリカ』シリーズの第1作目。

概要[編集]

 監督はジョー・ジョンストン。『マーベル・シネマティック・ユニバース』シリーズとしての次作である『アベンジャーズ』の監督ジョス・ウェドンも脚本に参加している[5]3D映画として公開された[6]。日本では10月14日と全米公開から三か月遅れての公開となった。キャッチコピーは「なぜ彼は、世界最初のヒーローと呼ばれたのかー。」である。

ストーリー[編集]

 第二次世界大戦中の1942年3月。ナチスの将校:ヨハン・シュミットの部隊がノルウェートンスベルグを侵攻、オーディンから由来する強大なパワーを持つ「コズミックキューブ英語版」(「四次元キューブ」との訳語もあり)を奪取。ニューヨークでは強い愛国心を持つ青年スティーブ・ロジャースが出身地を偽装しつつ兵士に志願していたが、ひ弱な体を理由に何度も入隊を拒否されていた。スティーブがゴロツキに殴られている所を親友のバッキー・バーンズが助け、共に未来技術の展覧会を訪れたところ、そこでも兵士が募集されており、諦めきれなかった彼は今一度入隊を申し込んだ。そこで戦略科学予備軍(SSR)の科学者であるエイブラハム・アースキン博士はスティーブの強い意志を知り、彼にSSRが行う「スーパーソルジャー計画」の被験候補者としてチェスター・フィリップス大佐とイギリスのエージェントのペギー・カーターの下でテストを受けさせようとする。フィリップスは当初スティーブを使うことに反対していたが、彼の勇気を知ると、アースキンの主張に納得した。実験前夜、アースキンはかつてナチスに協力させられ、シュミットに不完全な超人血清を与えた結果、副作用を起こさせていた経緯をスティーブに明かした。

 ヨーロッパではシュミットが部下のアーニム・ゾラ博士にキューブを使わせ、新兵器のエネルギーを生成させた。さらにシュミットはアースキンの居所を把握し、彼のもとへ暗殺者を送り込んだ。アメリカではスーパーソルジャー計画が実行に移され、スティーブには超人血清が打たれ「ベータ線」が浴びせられた。実験は成功し、彼の身長は伸び、筋肉質な身体となった。だがその直後、国務省の役人と身分を偽って実験に立ち会っていたシュミットの部下ハインツ・クルーガーにより実験場は爆破され、血清の入ったサンプルを持ち去られてしまう。アースキン博士はクルーガーの放った銃弾に倒れ、スティーブに看取られながら息を引き取る。クルーガーは待機していた仲間とともに逃亡を図るも、スティーブの超人的な身体能力によって阻止される。スティーブに素性を問われたクルーガーは隠し持っていた青酸カリで自決、血清も逃走の過程でサンプルが破損し失われてしまう。

 アースキンの死により血清の製造法は失われ、スーパーソルジャー計画は凍結されてしまい、スティーブは唯一の超人兵士となってしまった。スティーブは戦場へは出ず、米国上院議員ブラントの依頼で星条旗をモチーフにしたコスチュームを着て「キャプテン・アメリカ」というマスコットキャラクターとして活動することとなる。国内の戦意高揚に大いに貢献するが、1943年、ショーのツアーのためにイタリアを訪れたところ、現地の兵士たちからは冷笑されるのみであり、自分の存在意義を改めて見つめ直し始めたところバッキーが所属する107部隊がヒドラによる襲撃を受けたことを知る。バッキーの死を信じられなかったスティーブは、ペギーとハワード・スタークに敵地上空まで輸送してもらい、単身でシュミット率いるヒドラの秘密基地へと乗り込んだ。そこでやはりバッキーやその仲間たちは生きており、共に秘密基地を脱出する。バッキーと共に逃亡する最中、スティーブはシュミットと出会い、未完成の血清の副作用によってレッドスカルとなった彼の真の姿を目にした。

 救出を成功させて自軍へと帰還したスティーブは兵士たちの信頼を勝ち取り仲間として認められ、その後ヒドラの秘密基地を壊滅させるため、バッキー、ダム・ダム・デューガン、ゲイブ・ジョーンズ、ジム・モリタ、ジェームズ・モントゴメリー・ファルスワース、ジャック・デルニエを率いて部隊を結成した。さらにスティーブはハワードに依頼し、炭素繊維強化プラスチック製の戦闘服と鋼鉄よりも頑丈なヴィブラニウムでできた盾を身につけ、数多くの秘密基地を潰していった。部隊はさらにゾラ博士が乗った列車を攻撃するが、彼の反撃により同行していたバッキーが谷底へと落とされてしまう。フィリップス大佐は捕らえたゾラ博士からシュミットが世界の主要都市の爆撃を計画していることを聞き出した。親友を失い悲しみに暮れるスティーブだったが、世界を救うため最後のヒドラ基地へと向かう。

 正面から乗り込んだスティーブは捕まってしまうが、彼を囮として部隊が強襲。一気に基地を壊滅へと追い込むが、シュミットは爆弾を載せた飛行機ワルキューレで脱出する。離陸するワルキューレに乗り移ったスティーブはシュミットと死闘を繰り広げ、その最中にキューブが暴走しシュミットは惑星ヴォーミアへ飛ばされる。しかし、この戦闘で故障したワルキューレを止めるすべはなく、スティーブは爆弾をアメリカに到達させないために北極にワルキューレごと沈めることを決めた。デートの約束をしていたペギーは彼と再会の約束をするが、途中で無線は途絶えた。ハワードはスティーブの捜索の末、キューブを回収したが、遂に彼を見つけることは出来ず、捜索は打ち切られた。スティーブが消息を絶って間もなく第二次世界大戦は終結し、世界は平和を取り戻した。

 そして70年後の現代。北極で氷漬けとなった飛行機と、その中に眠る盾が発見された。氷漬けになりながらもスティーブは生きており、S.H.I.E.L.D.の基地に運ばれ治療を受ける。目を覚ましたスティーブは、変わり果てたアメリカに驚愕するがニック・フューリーから新たな任務が言い渡される。

キャスト[編集]

スティーブ・ロジャース / キャプテン・アメリカ
演 - クリス・エヴァンス、日本語吹替 - 中村悠一
ニューヨーク・ブルックリン出身で、後の世にアメリカの英雄“キャプテン・アメリカ”として名を残す青年。父親をマスタード・ガスで、看護師だった母親を感染症で亡くしている。当初は小柄で喧嘩も強くなく、女性との付き合いも上手くないが、誰もが認めるほど品行方正で、本物の愛国心と如何なる状況でも決して諦めない芯の強さをキャプテンとなる前から持つ。スケッチブックでイラストを描くことが趣味。また強化後は、高速スカイダイビングを特技とし、本作以降の『MCU』作品でも何度か披露する。
戦争を終わらせたいという思いから、出身地を偽造して5回も軍への入隊を志願するも、貧相な体格と生まれつき病弱な体質[注釈 1]。から不合格となっていた。だがある日、親友のバッキーと出向いた万国博覧会で、最後の運試しとして徴兵センターに入隊志願へ向かうと、偶然出会ったアースキンに見出され、彼の計らいでスーパーソルジャー計画の被験者候補となり、SSRに徴兵される。そして数日間に渡る厳しい訓練に耐え抜き、抜き打ちテストもパスして正式な最初の被験者に選ばれ、限界まで引き上げられた能力と屈強な肉体を持つ男に生まれ変わった。
実験直後にアースキンを失ったが、すぐにその能力を不慣れながらも発揮して暗殺実行犯のクルーガーを追い詰め、大衆から話題になった。しかし後述の理由から、戦地への出向は拒否されてしまい、代わりに彼に惹かれたブラントの依頼で、軍のマスコットキャラ“キャプテン・アメリカ”となって国債活動に数ヶ月間精を出し、子どもたちを中心に国民の人気者となる。だが1943年11月、イタリアに兵士慰問に訪れた際に、兵士たちから馬鹿にされて気が付く。自分はただの見世物に成り下がり、命懸けで国のために戦おうとしていた初心を忘れていたことに。そこへバッキーが所属する107連隊が捕われたという情報を耳にし、フィリップスの意向を無視してペギーとハワードの協力でオーストリアのヒドラの兵器工場へ救出に向かった。工場への侵入に成功し、兵器のエネルギー源を入手すると共にバッキーを含む107連隊の兵士たちを開放して、彼らと脱出のために共闘。その中でヒドラの首謀者であるシュミットと初めて対峙するが、逃亡された。だが、崩壊するヒドラ基地からバッキーたち多くの兵士と共に脱出に成功し基地へ帰還。現地の兵士たちからもその功績を讃えられ、晴れてSSRの戦闘要員に迎えられた。
入隊早々にヒドラとの本格的な戦闘のため、バッキーたち107連隊の出身者から数名をスカウトし、精鋭部隊“ハウリング・コマンドーズ”を結成。自らはチームのリーダーとなって闘いの矢面に立ち、その最中でバッキーを救えずに失いながらも、ヨーロッパ各地に構えられたヒドラの関連施設を次々に落としていった。
そしてヒドラの本部基地を正面から総攻撃することを提案。単身で敵の注意を自分に引きつけ、その間にSSR全兵士を突入させることに成功した。自身も仲間たちの援護を受けて、シュミットが飛ばしたワルキューレに飛び乗り、敵兵を全て蹴散らし、シュミットと再戦。激闘の末にシュミットは消滅するが、制御不能となったワルキューレを手動で着水させる決意をし、操縦席に着いて通信でペギーとダンスの延期を約束した。その結果、ワルキューレを北極海に墜落させたが、自身は消息不明となった。
本作のラストで、ベッドの上に寝かされた状態で目覚めるが、そこの様子がおかしいことをすぐ察知し、外へ飛び出す。辺り一面を見渡すと、そこはニューヨークのタイムズスクエアであり、間もなく現れたフューリーから、自分が70年近くも眠っていたことを知らされ、ペギーとの約束を果たせなかったことを痛感する。
マーガレット・エリザベス・“ペギー”・カーター
演 - ヘイリー・アトウェル、日本語吹替 - 園崎未恵
SSRの女性士官であり、イギリス出身。コードネームは“エージェント・カーター”。冷静沈着で、愛用するワルサーPPKでの射撃も一流の腕利きエージェントだが、他者からの女性差別と受け取れる態度には過敏で、そのような言動や行動を見せる者には容赦しない。やや嫉妬深い面もあり、スティーブがロレインに唇を奪われた際には、盾をもったスティーブに対し、いきなり銃撃テストを行ったこともある。
スティーブに対しては、異性と話し慣れていない彼を睨みつけることもあったが、出会って間もない頃から強い意志と純朴さを併せ持つ人柄を気にかけ、彼が自分の現状に思い悩んだ時や、アースキンやバッキーを失って落ち込んでいた時には励ますなど、単なる同僚以上の男性として想い、接するようになった[注釈 2]
クライマックスのヒドラの本部基地では、スティーブを援護し、ワルキューレに飛び移ろうとする彼とキスを交わして見送った。制圧したヒドラ本部基地の管制室でワルキューレを着水させる決意をしたスティーブと通信し、「土曜にクラブで会いましょう」と約束をしたが、彼が消息不明となったことで叶わなくなった。本作のラストでは、フィリップスから渡されたスティーブの資料を紐解き、強化前でSSRに入隊して間もない頃の彼の写真を取り出し、スティーブへの思いにふける。
戦後はSSRのエージェントとして多くのミッションに携わり、SSRがS.H.I.E.L.D.に発展した際の創設メンバーの一員となる。
ジェームズ・ブキャナン・“バッキー”・バーンズ
演 - セバスチャン・スタン、日本語吹替 - 白石充
スティーブの少年時代からの無二の親友。両親に先立たれ、天涯孤独の身であるスティーブにとっては家族同然の存在であり、体格に恵まれ腕っぷしも強く、異性と遊び慣れているなど、スティーブとは対照的な青年。いつも独力で物事を成そうとするスティーブを気に掛けている。
スティーブに先駆けて徴兵され、第107連隊に軍曹として配属される[注釈 3]。イングランドへ出征前夜にガールフレンドとの最後のデートとしてスティーブと共に訪れた万国博覧会でハワードのパビリオンを観覧した後、会場内の徴兵センターに向かおうとするスティーブと別れを交わし、後日戦地へと向かっていった。
数ヶ月後、107連隊がヒドラの襲撃で敗北したことで自らもまた生き残りの兵士たちと共に捕虜となった。強化されたスティーブが救出に駆け付けた際にはゾラの研究室で実験台として手術台に固定され、意識が朦朧とした状態で発見された。スティーブに解放され、自爆を始めた工場で窮地に陥るものの、多くの生き残りの兵士たちと共に前線基地へ帰還し、皆にスティーブを讃えるよう呼びかけた。
一時はスティーブが自分より大きな姿に変わり、魅力的になったことへショックを受けるが、妬みはせず変わらぬ友情を持ち続け、キャプテンの下に結成されたハウリング・コマンドーズの一員となり、幾多の戦場でキャプテンの良き相棒として支え続けた。その闘いのうちゾラの確保任務にて、雪山を移動中の列車内でヒドラの兵士たちと熾烈な戦闘を繰り広げるが、列車の壁面に大穴が開いた拍子に車外へ吹き飛び、列車から谷底へと転落し消息不明となり、戦死扱いとなる。
しかし実際には重傷を負いながらも奇跡的に生存しており、SSRの捕虜となったゾラたちによって人知れず“ウィンター・ソルジャー”へと改造・利用されることになる。
チェスター・フィリップス
演 - トミー・リー・ジョーンズ、日本語吹替 - 谷口節
アメリカ陸軍大佐にして、SSR指揮官。スーパーソルジャー計画の責任者であり、当計画を実現させるために議員に何度も頭を下げたという。
表情が硬く常に合理的で、話が通じそうにないほど徹底した石頭の老兵だが、部下が命令違反となる行動をとっても真っ当な成果を出せば許容し、捕虜に食事を差し出して自ら尋問を行うなど、ただ厳しいだけの人物ではなく、一定の度量とユーモアも持ち合わせている。
当初は被験者候補となったスティーブに期待しておらず、何度も候補者を変えるようアースキンに進言していたが、自身が偽の手榴弾を用いて行った抜き打ちテストで立派な成果を出したスティーブを渋々認めた。後日の実験成功に驚くが、アースキンの死によって超人血清の製法が失われ、「個として強い兵士」ではなく「群として強い軍隊」を求めていたためスティーブにお役御免の通達を言い渡した。
スティーブの独断専行に当初は頭を痛めたものの、捕虜の救出やその後のヒドラとの戦いでの戦果から徐々に信頼を寄せるようになった。また、捕縛したゾラを尋問し、彼の証言から突き止めたヒドラの本部基地への総攻撃作戦では自身も多くの部下たちと共に武装して銃撃戦に参加。シュミットの愛車にペギーと搭乗し、離陸しようとするワルキューレを追うスティーブも乗せて、彼を飛び移らせることに成功した。本作のラストでは、SSRイギリス本部の片付けを行うペギーに、“機密扱い 退役”と記載されたスティーブの資料一式を差し出す。
戦後はSSRがS.H.I.E.L.D.に発展した際の創設メンバーの一員となる。
ヨハン・シュミット / レッド・スカル
演 - ヒューゴ・ウィーヴィング、日本語吹替 - 山路和弘
ナチスの極秘科学部門“ヒドラ”創設者にして将校。オカルトやチュートン神話をヒトラー以上に信奉し、それらに関するパワーを狂信する野心家のアーリア人で、アースキンが開発した超人血清を、自身の素養を気にせず無理やり自己投与したため、頭頂部から首の皮膚が禿げて赤い髑髏のような頭部となった。カイトシールドをへこませる打撃力などのパワーを得るが、同時に血清の副作用により残虐性もより増大したため、投与後の彼は悪虐の限りを尽くした。また、レコードでクラシック音楽を流しながら、画家に自画像を描かせる自惚れの強さや、ハウリング・コマンドーズにヒドラの各施設を陥落され続けると、ゾラに当たり散らすなど短気な一面も持つ。
ノルウェーのトンスベルグの塔からテッセラクトを強奪し、ヒドラの一員だったアースキンがSSRに協力していると知ると、ゾラにはテッセラクトを研究させ新兵器の開発を、クルーガーにはアースキンの抹殺と超人血清強奪をそれぞれ指示した。超人血清強奪には失敗するが、ゾラが新兵器を完成させると、自らの下にやって来たナチスの査察官たちを射殺し、ヒドラによる世界制服へと乗り出す。
オーストリアの兵器工場では、捕虜たちを救出するために侵入したスティーブと初めて対決し、それまで被っていた自身の本来の頭部を再現したマスクを剥がして現在の素顔を見せるが、捕虜たちによって部下たちが倒されたのを見て逃亡する。
その後ヨーロッパ各地の部下が、スティーブたちハウリング・コマンドーズに連敗し、加えてゾラまで拿捕されてしまうが、それでも“ワルキューレ”を完成させ、アメリカの各主要都市への一斉爆撃作戦を開始する。そこへ単身で本部基地に現れて拘束されたスティーブと再び対峙し、痛めつけてとどめを刺そうとしたが、その隙を突かれてSSRの総攻撃を許してしまった。
何とかワルキューレに搭乗し離陸するも、スティーブの追撃を受けて撃ち墜とそうとするが失敗し、メインルームで格闘戦に挑み、一進一退の攻防を繰り広げた。だがその最中に、メインルーム中央の装置から露出したテッセラクトを元に戻そうと掴み取るが、テッセラクトの暴走で発生したエネルギーに呑まれて消滅する。
スティーブは「シュミットは死んだ」と通信で報告したが、実際には地球外に転送され、生存していたことが『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で発覚する。
ハワード・スターク
演 - ドミニク・クーパー、日本語吹替 - 野島裕史
巨大軍需産業“スターク・インダストリーズ”の若社長である、“アメリカで最高の機械工学士”を自称する天才発明家。SSRに技術者として協力し、スーパーソルジャー計画に技術提供している。後のトニー・スタークの父親であり、息子に負けず劣らずのプレイボーイぶりを見せる。戦時中から重力展開技術を発明・研究し、万国博覧会で披露していた。また、一流の航空機パイロットでもあり、自家用機を自ら操縦する。
スーパーソルジャー計画の実験時に、アースキンの指示で“ヴァイタ・レイ”照射機を操作し、スティーブの強化成功を見届けた。その後クルーガーが残した小型潜水艦を調査して、ヒドラの技術力が未知のものであると断言し、スティーブが単独でバッキーたちの救出に向かおうとした際には、ペギーの頼みで高射砲の弾幕の中を自社の飛行機で敵地まで送り届けた。また、希少な金属である“ヴィブラニウム”製の盾をスティーブに提供したのも彼である。これらのことから、彼もスティーブやペギーと親しい戦友となる。戦後は消息不明になったスティーブの捜索を行うが、発見できず、その代わりに海中に没したテッセラクトを発見したほか、SSRがS.H.E.I.L.D.に発展した際の創設メンバーの一員となる。
アーニム・ゾラ
演 - トビー・ジョーンズ、日本語吹替 - 佐々木睦
シュミットに協力する天才科学者で、スイス人。当初はテッセラクトに対する科学的興味から協力し、シュミットへの恐怖心から従っていたが、後にヒドラの忠実な信奉者となる。
個性的な見て呉れと、肉を食べられない体質を持つ神経質な性格で、シュミットのアースキンに関心を示す態度は懐疑的に見ていたものの、彼の赤い頭部をした姿には「美しい」と評し、シュミットからも愛車を貸し与えられるほど、優秀な科学者として信頼されていた。
ヒドラの本部基地でテッセラクトのエネルギーを研究利用し、様々な兵器を開発した。しかし、貨物列車で移動中にハウリング・コマンドーズの襲撃を受けて、SSRへ拿捕された。ヒドラの一員であるにも関わらず、青酸カリで自決せず、尋問でフィリップスにヒドラの本部基地の所在と、ワルキューレによる一斉爆撃作戦を打ち明けた。このため、スイスに送還されたと言及される。
戦後はSSRの捕虜として活動するが、その裏でヒドラ再興にも暗躍する。
ティモシー・“ダム・ダム”・デューガン
演 - ニール・マクドノー、日本語吹替 - 志村知幸
107連隊出身で、ハウリング・コマンドーズの一員である髭面の巨漢。ヒドラの兵士に捕虜として牢屋へ入れられた際に、「覚えてろ、必ず同じ目に遭わせる」と吐き捨て、戦闘でもスティーブやバッキーと共に先陣を切ることが多いなど、活力に満ちた兵士である。大酒飲みで、スティーブからハウリング・コマンドーズへのスカウトを受けた際には、ビールのお代わりを奢ってもらうことで了承した。
ゲイブ・ジョーンズ
演 - デレク・ルーク、日本語吹替 - 乃村健次
107連隊出身で、ハウリング・コマンドーズの一員である黒人。気立ての良い好漢で、ドイツ語とフランス語も話せる。
MCUドラマ『エージェント・オブ・シールド』のシーズン1と2には、彼の孫であるS.H.I.E.L.D.のエージェント“アンソニー・トリプレット”が登場する。
ジャック・デルニエ
演 - ブルーノ・リッチ、日本語吹替 - ふくまつ進紗
107連隊出身で、ハウリング・コマンドーズの一員であるフランス人のレジスタンス。爆発物を専門とする若干テンションが高い技術者で、走行中の敵の装甲車の真下に生身で潜り込み、時限爆弾を取り付け爆破させるトリッキーな戦法も披露した。
ジェームズ・モントゴメリー・ファルスワース
演 - JJ・フィールド、日本語吹替 - 宮内敦士
107連隊出身で、ハウリング・コマンドーズの一員である少佐。精悍な顔つきとベレー帽がトレードマークで、チームの中では最も軍人らしい雰囲気を醸し出す兵士。戦場ではスティーブに爆弾や盾を投げ渡す活躍も見せた。
ジム・モリタ
演 - ケネス・チョイ、日本語吹替 - 遠藤大智
107連隊出身で、ハウリング・コマンドーズの一員である日系アメリカ人。スティーブと初対面の際には日本兵と間違われた。故郷のフレズノでは特殊部隊に所属しており、最先端の無線機器の取り扱いに長けた通信兵。スティーブにスカウトされた際には真っ先に乗ったと表明した。その役割から戦場では、後に続く一般兵たちを指示することもあった。
スパイダーマン:ホームカミング』には、彼と瓜二つの孫であるミッドタウン高校の校長“モリタ”が登場する。
ハインツ・クルーガー
演 - リチャード・アーミティッジ、日本語吹替 - 川原慶久
ヒドラのスパイ。シュミットから超人血清強奪とアースキン抹殺の命を受け、アメリカ国務省のクレムソンと名乗り、スーパーソルジャー計画の実験場となったブルックリンのSSRの秘密基地に潜入。スティーブへの実験が成功し、その場が盛り上がっているところに本性を現して、基地の観覧ブースを爆破し、実験で余った超人血清1本を奪ってアースキンを射殺した。
ペギーが放った銃弾を受けたり、待機していた仲間も撃たれる中で、通りかかったタクシーを奪取して逃走し、追い込まれると居合わせた少年を人質にして海に放り込むなど、追いかけて来たスティーブに対して卑劣な行為を繰り返すが、隠していた潜水艦に搭乗して逃走を試みたのも束の間、泳いできたスティーブに捕まり、捕虜となることを拒んで、歯の奥に仕込んでいた青酸カリを噛んで自決する。
ギルモア・ホッジ
演 - レックス・シャープネル英語版、日本語吹替 - 樋口智透
SSRの新兵の1人で、スティーブとは同期入隊。訓練も難なくこなし、体格が良い彼ならスーパーソルジャー計画の被験者に相応しいとフィリップスはアースキンに推薦したが、粗暴であるという理由から拒否された。キャンプ場の旗取りや、フィリップスからの抜き打ちテストでは失態を犯した。だが強化されたスティーブが、107連隊の生き残りの兵士たちと帰還した際には、皆と同様にスティーブを讃える。
ブラント
演 - マイケル・ブランドン、日本語吹替 - をはり万造
アメリカ上院議員。アメリカ軍やSSRに大きな影響力を持つ。超人兵士となったスティーブのブルックリンでの活躍に感銘を受け、国債活動を依頼した。勲章授与式も自ら執り行う。
タワー・キーパー
演 - デイビッド・ブラッドリー、日本語吹替 - 浦山迅
ノルウェーのトンスベルグの塔の番人を務める老人。塔内のユグドラシルの彫刻を施した壁面に隠したテッセラクトを守っていたが、1942年3月にシュミットらに塔へ攻め込まれ、奪われてしまう。そのパワーに焼かれるぞと警告するが、シュミットによって無惨にも射殺される。
プライベート・ロレイン
演 - ナタリー・ドーマー、日本語吹替 - 行成とあ
SSRの女性2等兵。ロンドンの地下に構えられたSSRの秘密基地では、フィリップスの傍に立っていることが多かった。107連隊の生き残りの兵士たちを救って帰還したスティーブが目の前に現れると、言葉巧みに誘惑して唇を奪う大胆な行動に出る。
S.H.I.E.L.D.エージェント
演 - アマンダ・リゲッティ、日本語吹替 - 東條加那子
約70年後の現代で目を覚ましたスティーブが、最初に目にした女性。ニューヨークにあるS.H.I.E.L.D.の施設でSSRの軍服に身を包み、目覚めたスティーブに声をかけるが、彼がすぐさまこの場所に不信感を覚えて脱走したため、“コード13”を発動する。
コニー
演 - ジェナ・ルイーズ・コールマン、日本語吹替 - 山根舞
バッキーのガールフレンド。万国博覧会で、バッキーと2人でハワードの重力展開技術披露を観覧するなど、デートを楽しむ。
エイブラハム・アースキン
演 - スタンリー・トゥッチ、日本語吹替 - 多田野曜平
ドイツのアウクスブルク出身の科学者で、ドイツからアメリカに亡命してきたSSR代表[注釈 4]。温厚且つ慎重な人格者で、スーパーソルジャー計画の中核となる超人血清の製造法を知る唯一の人物である。
嘗て母国にいた頃、シュミットに未完成の血清を奪われレッド・スカル誕生の切っ掛けを生み、自身は“ジョセフ・ラインシュタイン”と偽名を名乗ってアメリカへ亡命した経緯を持つ。この事から「力が生まれつき強い者は、力に敬意を払わないが、力の価値を知る弱者は力への敬意を持ち、他者への痛みと憐れみも知る」という考えに至り、SSRでスーパーソルジャー計画の被験者探しに慎重を期して打ち込んできた。その最中に出会ったスティーブに希望を見出し、彼を被験者候補としてSSRに入隊させた。
厳しい訓練に苦しみながらも、抜き打ちテストをパスして正式な被験者に選ばれたスティーブに、「完璧でなくても善良な君のままで」と実験前夜に酒を振る舞った[注釈 5]
実験本番時には、自ら音頭取りとして来賓のブラントたちへスピーチし実験を行い、見事にスティーブを屈強な身体へと強化させた。だが本性を現したクルーガーが起こした騒ぎの中で彼に撃たれて瀕死の重傷を負い、スティーブに恩師として前述のメッセージを忘れないようにとジェスチャーし、息を引き取る。
ニック・フューリー
演 - サミュエル・L・ジャクソン、日本語吹替 - 手塚秀彰
S.H.I.E.L.D.の長官。
カメオ出演
将軍
演 - スタン・リー
スティーブの叙勲式に出席していた老将。キャプテンが登場しないと伝えに顔を出した職員をキャプテンと勘違いし、「意外と小柄だ」と誤評した。

設定・用語[編集]

キャップの主装備[編集]

ヴィブラニウムの盾
キャプテン・アメリカのトレードマークにして主装備。キャップの象徴である星条旗をあしらった円形の盾で、ハワード・スタークによって最高の硬度と軽量性を兼ね備えた金属“ヴィブラニウム”を材料に作られた。
同等サイズの鋼の盾よりも三倍軽く、衝撃を吸収する作用があり、高温や放射線などへの耐性が非常に高く、ヒドラのビームパルスガンすら受け付けない[注釈 6]。高い硬度を活かして、防具としてだけでなく打撃・投擲武器としても多用され、優れた攻撃力と破壊力を発揮する。投擲の際にスティーブは、投げ方や盾の弾道、敵や周囲に立つ物に命中させることで生じる跳ね返りを瞬時に計算し、自分の手元に戻って来るように投げつける。
しかしこの盾は、誰にでも使いこなせる代物ではなく、常人のバッキーが咄嗟に敵の強力な攻撃をこの盾で防いだ際は反動で吹き飛んでしまったことから、超人兵士であるスティーブや、彼に匹敵する強靭な肉体を持つ者にこそ活用できるものであると言える。
ユニフォーム
盾と同様に星条旗をモチーフにした戦闘服とヘルメット。スティーブの頼みで国債活動で着用していたコスチュームのイメージ[注釈 7]を取り入れてハワードが盾と共に作り上げたものだが、そのデザインは色長を抑えた軍服そのものとなった。材質はカーボン・ポリマーで、銃撃に対してある程度の耐性を持つ。胴体部には盾を背負うためのユーティリティ・ベルト、右大腿部にはM1911A1を携行するためのホルスター、腰回りには救急キットやペギーの顔写真付きの方位磁針を収納するためのポーチがそれぞれ備え付けてある。ヘルメットは額部分に“A”のアルファベットが、両脇には小さな羽がそれぞれ描かれており、口元以外の頭部を保護するマスクとして用いられた。戦闘服本体とは一体型ではない代わりに顎留めが付属する。

戦略科学予備軍SSR[編集]

概要
SSRとは、“S”trategic “S”cientific “R”eserveの略称。連合軍により、史上最強の軍隊を目指して優秀な人材で創設されたアメリカの軍事組織である。ドイツから亡命したアースキンを招聘したことで、スーパーソルジャー計画を推進。スティーブを被験者に計画を成功させると、次は大統領命令でヒドラとの戦闘を主任務とするようになり、拠点をロンドンへと移した。数ヶ月間は戦況に進展無しだったが、スティーブを正式に加入させたことで本格的にヒドラ壊滅作戦を展開。バッキーやスティーブが消息不明となったものの、ヨーロッパ各地のヒドラの施設を全て陥落させ、ヒドラを壊滅させることに成功した。
戦後も組織自体は存続し、数年後には戦略国土調停補給配備局S.H.I.E.L.D.へと発展する。
ハウリング・コマンドーズ
ヒドラ壊滅作戦のリーダーとなったスティーブが、救出したバッキーたち捕虜の中から数名をスカウトして結成した、SSRの少数精鋭部隊。我流の戦法が特徴で犠牲が全く無かった訳ではないが、優れた実力とチームワークを発揮し、ヨーロッパ各地で前線に立ってヒドラと戦い連戦連勝を収め、ヒドラ壊滅の立役者となる。
スーパーソルジャー計画
アースキンを中心に研究が行われた、超人血清によって強化された“超人兵士”を複数生み出すための計画。後述の超人血清の副作用から、被験者探しには相当難航したが、アースキンと出会ったスティーブが正式に被験者と選ばれたため、実験実行が可能となった。
実験の過程は、まず“ヴァイタ・レイ”照射カプセルに固定した被験者にペニシリンを投与し、次に急速な細胞変化を誘発させるために主要筋肉群へ超人血清を数本分兼備注射する。そして被験者の身体の成長を促進させるため、リアクター操作でカプセルを閉じて被験者にヴァイタ・レイを照射する[注釈 8]。この際、被験者の全身に数十秒間激痛が走る。スティーブは叫びながら苦しむも、強靭な意志で皆へ実験続行を熱望。その結果、彼は屈強な身体へ強化された。
だが、その直後にアースキンが殺害されたため、計画の続行は不可能となる。

関連施設[編集]

キャンプ・リーハイ
アメリカのニュージャージー州にある、SSRの訓練施設。施設内には隊員たちの宿舎や、訓練設備が点在し、マラソンコースの中間地点には高さ数メートルの旗ポールが立っており、先端の掲揚旗をポールをよじ登って取ることには、17年間誰も成功していなかった[注釈 9]。スティーブがペギーと初めて出会った場所であり、スーパーソルジャー計画の被験者候補として厳しい訓練に汗を流した。
ニューヨーク基地
ブルックリンの地下に構えられた極秘基地。出入り口は地上の骨董品店内にあり、基地施設へ入るには店の主人である老婆の「今朝はいいお天気ね」という問いかけに「ええ、でも傘は持っている」と合言葉を返すことで、カウンター下のボタンを押してもらい、店の奥にある本棚が開いて現れる出入り口を通過しなければならない。ここの観覧ブース付きのラボでスティーブを被験者とした実験が行われる。
ロンドン基地
SSRが大統領命令で対ヒドラ戦に臨むために、ロンドンの地下に構えた秘密基地。作戦会議などを行う作戦室やハワードたち技術陣のラボのほか、ピアノが置かれた酒場などの娯楽設備もある。

アイテム・装備・ビークル[編集]

超人血清
アースキンが開発した、スーパーソルジャー計画の中核となる人体強化用の薬品。僅かな量でも人体に投与された者は、常人を大きく上回る身体能力と治癒再生能力を得られるが、投与した者にヴァイタ・レイを照射することでその人物の身体を生物として1番理想的な状態に保つことができる。その状態の単純な基礎能力は、細身の女性3人が跨ったバイクを両腕で軽々と持ち上げ、パンチやキック1発で常人を数メートル吹き飛ばせる打撃力と、ひと跳びで数メートルも跳躍できるジャンプ力などを発揮する。また、数秒間だけ目にした地図の内容をかなり正確に暗記できるほどの記憶力も備わる。さらに新陳代謝が常人の約4倍になるため薬物やアルコールの代謝も早く、酒に酔えない。
だがこの血清は、全く無害とは言えない不完全なもので、身体だけでなく性質まで増幅させる副作用も発生するため、善人はより善人に、悪人はより悪人になってしまう大きなリスクもある。
スティーブを被験者とした実験では、彼の身体に掌大6本分の血清が投与されたが、余った1本分の血清は、クルーガーに強奪された。しかしクルーガーがスティーブに捕まったはずみで破棄されてしまい、アースキンの死により純然な製造法は失われる。
制服
SSRの正規軍人は、関連施設ではモスグリーンを基調とし、金色のSSRのバッジを付けた軍服を着用する。女性軍人用には、モスグリーンのほかにもブラウンを基調とする軍服も存在する。
銃火器
M1911A1
スティーブやバッキーがサブウェポンとして愛用するハンドガン。
ワルサーPPK
ペギーが愛用するハンドガン。
S&W M10
SSRロンドン基地のラボに置かれていたハンドガン。
ウェブリー Mk VI
ファルスワースが愛用するハンドガン。
ステン Mk.II SMG
ファルスワースが愛用するサブマシンガン。
M1921 トンプソン
SSRニューヨーク基地に繋がる骨董品店の老婆が使用するサブマシンガン。クルーガーも老婆を射殺して奪取し、利用する。また、スティーブも国債活動のプロパガンダ映画撮影で使用した。
M1928A1 トンプソン
ペギーやバッキー、ゲイブが使用したサブマシンガン。
M3/M3A1グリースガン
モリタが愛用するサブマシンガン。
ウィンチェスターM1897
ダム・ダムが愛用するショットガン。クライマックスではフィリップスも使用。
M1ガーランド
SSR一般兵の主要装備であるライフル。
U.S.M1カービン
デルニエが愛用するライフル。
M1941ジョンソン小銃
バッキーが愛用するスナイパーライフル。
ブローニング M1919A4
ゲイブが愛用する重機関銃。
マークII手榴弾(偽物)
フィリップスが抜き打ちテストで、訓練中のSSRの新兵たちに投げ込んだ手榴弾。
ミルズ型手榴弾
ファルスワースが肩に複数携行する手榴弾。
1942 ハーレーダビッドソン WLA"リベレーター"
スティーブがハウリング・コマンドーズのリーダーとなってから愛用するカスタムメイド軍用バイク。武装も豊富に搭載しており、左ハンドルのスイッチ操作でフロントカウルの2門の砲口からミサイルを発射し、右ハンドルのスイッチ操作で、シート後部のワイヤー射出機や、火炎放射器、自爆装置をそれぞれ起動させる。
本車両でスティーブは、多くの戦場を駆けてきたが、ヒドラの本部基地突入時に、特攻して自爆する。

ヒドラ[編集]

概要
ヒドラとは、シュミット率いる秘密結社である[注釈 10]。戦時中の全世界の中でも特に優れた科学技術を有し[注釈 11]、最先端の兵器を数多く生み出してきた[注釈 12]
元々はナチスの極秘科学部門だったが、シュミットが不完全な超人血清を打ったことによりレッド・スカルとなった件で、体よく追放されたと思い込み、テッセラクト入手によって新兵器を完成させて暴走。ナチスから独立し世界征服を目論むようになる。骸骨の口から6本の触手が出たのようなマークをシンボルとして用いる。「頭を一つ切り落としてもそこから二つ生えてくる」をモットーとしており、構成員は両腕を突き上げ「ハイル、ヒドラ!」の掛け声と共に敬礼する。また、構成員の多くは奥歯に青酸カリを仕込んでおり、敵に追い詰められ捕虜になりかけた際には、これを噛んで自決する。
テッセラクトの力を利用した兵器を完成させたことで、敵対勢力に対し猛威を振るったが、キャプテン・アメリカとなったスティーブとハウリング・コマンドーズの登場で形成が逆転し、ヨーロッパ各地の各施設や本部基地が陥落・制圧され、シュミットも消滅したため壊滅へと追い込まれた。
だが、SSRの捕虜となったゾラをはじめとする残党によって、戦後に水面下で再興され世界中で暗躍する。そのため、本作以降の『MCU』作品にも度々登場する。

関連施設[編集]

本部基地
オーストリアのアルプス地表の下152メートルに構えられた、ヒドラの本拠地。シュミットの自室は、窓からアルプス山中の美しい景色を眺められ、ここでテッセラクトの研究も行われた。他にも各車両や航空機の格納庫や、航空管制室に滑走路まで備わる。本作クライマックスで、SSRの総攻撃により制圧される。
兵器工場
オーストリアのクラウスバーグの山に囲まれた兵器工場。捕虜を作業員としてワルキューレをはじめとした様々な部品生産や兵器製造が行われた。捕虜の牢屋や格納庫と管制室、施設放棄のための爆薬と自爆装置まで備わる。
シュミットがワルキューレ開発の査察にやって来たのと同時期に、バッキーたちを救うために潜入したスティーブによって解放された捕虜たちの反撃を受けたため、シュミットが起動させ自爆装置によって壊滅する。だが、生産された部品は全て別の施設へ移された。
その他にも、ポーランド、フランス、ベルギー、チェコスロバキアなどにも関連施設を構えるが、全てハウリング・コマンドーズによって陥落される。

アイテム・装備・ビークル[編集]

ヒドラのオリジナルの兵器やビークルは、滑らかな形状のものがほとんどである。

コズミック・キューブ/テッセラクト
本作のキーアイテムとなる、比類なきエネルギーを内包した青白い立方体。ヒドラはこれを最新兵器のエネルギーとして利用している。なお、原作におけるコズミック・キューブはインフィニティ・ストーンではないが、今作ではインフィニティ・ストーンの設定が取り入れられており、『アベンジャーズ』以降はテッセラクト(四次元キューブ)として登場。
ジッポー
リモコン爆弾の起爆や、後述のフィーザー・ドルシュを起動させるジッポー型万能装置。アースキン抹殺と超人血清強奪の命を受けたクルーガーが使用。
制服
シュミットは赤いパイピングが施された黒やグレー2種類の軍服を、一般兵は黒や深緑の戦闘服とガスマスク一体型のヘルメットを着用する。
銃火器
ヒドラの構成員が使用する銃火器の多くは、一部を除いてテッセラクトの力を組み込んだため、ビームパルスガンとなっており、ビーム1発で人間を跡形も無く消滅させる威力を発揮する。
ビームパルスガン
ルガーP08(カスタムモデル)
シュミットが愛用するビームパルスガン。
アサルトライフル
太めで銀色の銃身が特徴のビームパルスガン。デルニエやダム・ダムも奪い取った物を使用し、シュミットもスティーブとの決戦で先制攻撃に発砲する。
上半身に装着するベスト状の本体と、チューブで繋がった左右1対の重装型も登場する。
実弾銃
ワルサーP38
クルーガーが愛用するハンドガン。スティーブの国債活動のキャンペーン・ショーに登場するヒトラー役の役者も握っている。
M40
トンスベルクに乗り込んだヒドラの兵士が所持していたサブマシンガン。
火炎放射器
一般兵が装備する火炎砲で、上半身に装着するベスト状の本体と、チューブで繋がった左右の放射ノズルで構成される。この兵器には流石のスティーブも手を焼いた。
パルス・キャノン
シュミットが本部基地にやってきた査察官たちへ披露しながらの射殺に使用したキャノン砲。
ナイフ
一般兵が使用する、近接格闘用の武器。
車両
V16ヒドラ・シュミット クーペ
7メートル半[8]もの長さの車体が特徴のシュミットの愛車。左ハンドルで3人乗りの6輪車で、オフロードでも自在に走行する。運転席には加速スイッチも取り付けられている。
シュミットのほか、ゾラが兵器工場からの脱出時に、フィリップスとペギーがスティーブの援護のために搭乗・運転する。
BMW・R75
一般兵が使用するオートバイ。サイドカーが外され、外装が増設されたカスタムモデル。カウル部に2門のパルス・キャノンと、後輪横に手榴弾3個を装備する。
FV432
本部基地や兵器工場に駐車されていた装甲兵員輸送車
Sd Kfz 221
パルス・キャノンと火炎放射器を装備した小型戦車のカスタムモデル。兵器工場からの脱出時には、ダム・ダムとゲイブ、ファルスワースの3人が利用し、基地への帰還に持ち帰った。後に別車両をデルニエが爆破している。
M35 2.5tトラック
捕虜となったバッキーたちを救うために、スカイダイビングで降り立ったスティーブが兵器工場に浸入する際に乗り込んだ兵員輸送用トラック。
ラーテ
パルス・キャノンを装備した、カスタムモデルの超巨大戦車。スティーブに爆破される。
特急列車EB912
ヒドラが保有する特急列車。ゾラが乗車中にハウリング・コマンドーズの襲撃を受け、その際の戦闘でバッキーが本車両から転落し、消息不明となる。
フィーザー・ドルシュ
1人乗りのジェット推進式小型潜水艦。クルーガーがブルックリンの港に隠し、スティーブを振り切るために自身の近くに遠隔操作で出現させ乗り込むが、潜行したのも束の間、泳いできたスティーブに追いつかれ、その後SSRに回収される。本艦を調査したハワードは、自分でもその内部構造を理解できず造れないと断言する。
航空機
フォッケウルフ トリープフリューゲル
ヒドラが保有するジェット戦闘機の一種。シュミットが兵器工場からの脱出時に搭乗。
パラサイト
ヒドラが保有するジェット戦闘機の一種。トリープフリューゲルに酷似しているが別機種で、プロペラを搭載しているが、ロケットかジェットエンジンを推進力としており、ミサイルの様な流線型の機体に3本の補助翼と1対の尾翼と折り畳み式の主翼がついた形状で、プロペラ機とは比べ物にならないスピードを誇る。ワルキューレの機内に3機格納され、機種にはシカゴ、ボストン、ニューヨークと攻撃目標が書かれていた。
ワルキューレに飛び乗ったスティーブが本機に搭乗しようとするパイロットらとの格闘戦の最中、ニューヨークと書かれた機体が発艦し、機体にしがみついたスティーブは一時窮地に陥るが、パイロットを脱出装置で追い出してハイジャックし、ワルキューレ機内に突撃する。
ワルキューレ
ホルテン Ho229に酷似した戦闘爆撃機。大戦時には珍しいジェットエンジンを搭載している。甲板上には、パルスビームを連射する2門の回転砲台を左右に1台ずつ装備している。機内にはパラサイトを3機分搭載可能であり、投下する形で発艦させる。コクピット内は、戦艦のブリッジのように広大で、操縦席のほかにテッセラクトを収納する装置も備わる。さらに自動操縦機能も有している。
オーストリアの兵器工場で建造がはじまり、本部基地で完成。アメリカの各主要都市の一斉爆撃を狙うシュミットによって基地を離陸し、超高速で目的地へ飛行するが、突入してきたスティーブとシュミットの激闘の場となり、その結果操縦系統が故障。機内に残ったスティーブの手動操縦で、北極海に着水し大破する。

その他の組織・行事[編集]

第107歩兵連隊
ニューヨーク州の7番目の州兵連隊。第一次世界大戦ではスティーブの父親も所属していた。第一次世界大戦中1918年9月~10月の“第二次ソンムの戦い”において最前線で戦い、圧倒的な成功を収めた。
本作ではバッキーが軍曹として出向したが、“アッツァーノの戦い”で未知の兵器を操るヒドラの襲撃を受け敗北し、生存した者の多くが捕虜となる。
万国博覧会
ニューヨークのフラッシング・メドウズ・コロナ・パークで開催された、最先端の技術博覧会。会場内にはパビリオンだけではなく、新兵採用センターも置かれている。
スターク・インダストリーズのパビリオンでは、ハワードが重力転換技術を応用したホバーカーを披露した。
ここでスティーブは、バッキーと一時の別れの挨拶を交わし、恩師となるアースキンと出会う。
国債活動
強化されたにも関わらず戦地への出向を許可されなかったスティーブが、ブラントの依頼でUSOに参加して数ヶ月間行ったプロパガンダ活動。主な活動内容は、歌うチアガールたちをバックに、タイツ姿で売り込むアメリカ国債購入キャンペーンショーや、プロパガンダ映画出演など。
スティーブはこの活動に明け暮れて精を出し、バッファロー、ミルウォーキー、フィラデルフィア、シカゴ、ニューヨークといったアメリカの各主要都市のキャンペーンツアーにまで参加した。その結果、子どもを中心に“キャプテン・アメリカ”として広く知られるようになり、人気を集め、国に貢献することに成功する。
スティーブがSSRに復帰すると中止された。
S.H.I.E.L.D.
SSRを前身とする現代の国際的捜査機関。北極海の氷の中から発見されたワルキューレの残骸の中で、氷漬けになって眠っていたスティーブをニューヨークの施設へ収容し、1940年代の病室を再現したセット内に寝かせるが、目覚めた彼が不信感を覚えたため脱走される。しかし、フューリーたちがすぐにスティーブを保護する。

製作[編集]

企画[編集]

 1997年4月マーベル・スタジオズは、映画『キャプテン・アメリカ』製作のためにマーク・ゴードンゲイリー・レヴィンソンと交渉し、更にラリー・ウィルソンとレスリー・ボームをスクリプト執筆のために準備させていた[9]2000年5月、マーベルは映画への融資援助のためにArtisan Entertainmentと共同した[10]。しかし、『キャプテン・アメリカ』の著作権を巡ってマーベル・コミックとジョー・サイモンが訴訟を起こしたために企画は中断した。訴訟は2003年9月に決着した[11]2005年、マーベルはメリルリンチから5億2500万ドルの融資を受け、『キャプテン・アメリカ』を含む10本の映画を製作することが決まった。また、パラマウント映画が映画を配給する契約を結んだ[12][13]

 プロデューサーのケヴィン・フェイグによると、企画当初、映画のおよそ半分が第二次世界大戦の時代を舞台にしたストーリーが予定されていた[14]2006年2月、プロデューサーのアヴィ・アラドは2008年公開を希望していることを明かした[15]。また、ジョン・ファヴローが本作をコメディ映画として製作する為にアラドに接近したが、結局彼は『アイアンマン』を監督することになった[16]7月、子供の頃キャプテン・アメリカのファンだった[17] というデヴィッド・セルフがスクリプト執筆の為に雇われた[18]。この他、マイケル・フランスも興味を示していた[19]

 映画製作は2007年から2008年にかけての全米脚本家組合ストライキの間、一時保留されていたが、2008年1月マーベル・エンターテインメントは本作を含むプロジェクトを進行させるためにすぐに脚本家組合と協議を開始した[20]。2008年5月5日、マーベルは映画『ザ・ファースト・アベンジャー: キャプテン・アメリカ』(The First Avenger: Captain America)を2011年5月6日に公開すると発表した[21](後に同年7月22日に変更)。2008年11月、最終的に監督はジョー・ジョンストンに決定し[22]、また、クリストファー・マルクススティーヴン・マクフィーリーがリライトの為に雇われた[23]。ケヴィン・フェイグは監督がジョンストンに決定した理由について、「『スター・ウォーズ』旧3部作の特殊効果、『ロケッティア』、『遠い空の向こうに』などの過去の仕事ぶりから彼がふさわしいと判断した」とのこと[24]

プリプロダクション[編集]

 2009年12月、ジョー・ジョンストンは2010年6月クランクインを計画していると発言した[25]。ジョンストンは、レッドスカルが映画のメイン・ヴィランになり[26]、第二次世界大戦期のスーパーチームであるインベーダーズを後半で登場させたいと明かした[27]。2010年3月22日バラエティ誌はにクリス・エヴァンスがキャプテンアメリカ、ヒューゴ・ウィーヴィングがレッドスカルに決まったと報じた[28]。また、4月までにキャプテンアメリカの相棒のバッキー・バーンズにセバスチャン・スタン[29]、恋人のペギー・カーターにヘイリー・アトウェルが決まり、タイトルが『ザ・ファースト・アベンジャー: キャプテン・アメリカ』(The First Avenger: Captain America)から『キャプテン・アメリカ: ザ・ファースト・アベンジャー』(Captain America: The First Avenger)に変更された[30]。また後日、『アベンジャーズ』を脚本・監督するジョス・ウィードンが脚本に参加することが報じられた[5]サミュエル・L・ジャクソンはインタビューでニック・フューリーが映画に登場することを明かし[31]、また、ケヴィン・フェイグは米国陸軍レンジャーズのハウリング・コマンドーとして同キャラクターが登場すると述べた[32]5月6日、ヒート・ヴィジョン誌はアーニム・ゾラ役をトビー・ジョーンズにするために最終交渉中であると報じた。また5月、『アイアンマン』のジョン・ファヴロー監督はMTVのインタビューで若きハワード・スタークが本作に登場することを明かした[33]。他に、ヘイリー・アトウェルの発言からトミー・リー・ジョーンズが出演することがわかった[34]。6月7日にはダム・ダム・デューガン役でニール・マクドノー[35][36]、アースキン博士役でスタンリー・トゥッチが出演することが判明した[37]

撮影 [編集]

マンチェスターのセットの写真。

 撮影は2010年6月28日より開始された[38]。同日、マーベルにより、トミー・リー・ジョーンズがチェスター・フィリップス米軍大佐役で[39]、翌日にはドミニク・クーパーが若きハワード・スターク役で出演することが発表された[40]。まず最初に『Frostbite』というワーキング・タイトルの下で、マンチェスター大学付近で撮影が行われた。このロケ地は1940年代のニューヨーク市マンハッタンローワー・イースト・サイドと似た場所を捜した結果選ばれた[41]。7月下旬にはロケ地をロンドンに移して行われ[42]、9月にはウェールズのカーウェントで戦争シーンが撮られる計画であった[43]

2010年7月、『ロサンゼルス・タイムズ』誌は2Dで撮影された本作が3D映画に変換される予定であることを報じた[6]

ポストプロダクション[編集]

 スタンリー・トゥッチによると、2010年11月には自分のシーンの撮影が完了しており、残り3週間で全撮影を終える段階であった[44]。2011年2月、アラン・シルヴェストリが映画音楽を手掛けると報告じられた[45]。3月、CraveOnlineは4月にイギリスとロサンゼルスで再撮影が行われると報じた[46][47]。4月23日、ニューヨークのタイムズスクエアにて一場面の撮影が行われた[48]

映画では1600個近くの視覚効果が使われ、13の会社が分担して行った[49]

サウンドトラック[編集]

 『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー (サウンドトラック)英語版 2011年6月、ブエナ・ビスタ・レコード英語版よりサウンドトラックの詳細が発表された。アルバムの映画音楽アラン・シルヴェストリが制作し、さらに主題歌の「Star Spangled Man」をアラン・メンケンが作曲、デヴィッド・ジッペル英語版が作詞した。録音はロンドンのAIRスタジオで行われ、2011年7月29日にウォルト・ディズニー・レコードから発売された[50]

公開[編集]

 ワールド・プレミアは2011年7月19日にカリフォルニア州ハリウッドエル・キャピタン・シアターで行われた[51]。同月21日にはコミコン・インターナショナルで上映された[52]。翌22日よりアメリカ合衆国とカナダで一般公開が始まった[53]

 パラマウントは国際配給の際に、アメリカ色の強いタイトルを避けたい国には『ザ・ファースト・アベンジャー』の副題のみで公開できるよう選択肢を与えた。結果、ロシア、韓国、ウクライナではそのタイトルで公開されることとなった。マーベルとパラマウントはこれらの国々で変更された理由を明らかにしなかった[53][54]

マーケティング[編集]

 2010年6月、マーベルは本作と『マイティ・ソー』のロゴを公開した[55]。最初のテレビ広告はフォックス放送が中継する第45回スーパーボウルで流された。伝えられるところによれば、パラマウントは30秒の広告を出すために300万ドルを支払っている[56]。予告編第一弾は2011年3月に公開された[57]

 2011年2月にマーベル・コミックは映画のサイドストーリーを描いたデジタル・コミックを発表した[58]

 映画とタイアップしてコンピュータゲーム作品 Captain America: Super SoldierXbox 360PlayStation 3WiiPlayStation PortableニンテンドーDSセガより発売された[59](日本では未発売)。7月にはモバイルゲーム作品 Captain America: Sentinel of Liberty がリリースされた[60]。さらに同様に玩具も発売された[61]

ホームメディア[編集]

 北米では2011年10月25日にDVDBlu-rayBlu-ray 3Dが発売[62]。日本では2012年2月24日にパラマウント ジャパンより発売された。

評価[編集]

興行収入[編集]

 2011年7月22日に北米で公開され、金曜日の深夜上映のみで約400万ドル[63]、金曜日全体では2570万ドルを記録した[64]。初週末3日間では約6510万ドルと、2011年のスーパーヒーロー映画としては『マイティ・ソー』(6570万ドル)に次いで高い初動記録となった[65]。2011年10月10日時点で、北アメリカで約1億7500万ドル、世界全体で約3億6200万ドルを記録[3]

批評家の反応[編集]

 Rotten Tomatoesでは206のレビュー中78%が支持を表明し、平均点は10点満点中6.9点となった[66]Metacriticでは36のレビューで100点満点中平均66点を獲得した[67]

 『オーランド・センチネル英語版』のロジャー・ムーアは、「ジョーストン監督は『スター・ウォーズ』、『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』への愛ある参照で、ナチスがあり、ライトでクレイバーで、バランスの良い冒険映画を提供してくれた」と肯定的なレビューを書いた[68]。『シカゴ・サンタイムズ』のロジャー・イーバートは4つ星満点で3つ星を与えた[69]。『ニューヨーク・タイムズ』のA・O・スコットは「中々楽しめた」と評した[70]

 一方、『ザ・ヴィレッジ・ヴォイス』のロング・ワース英語版は、「陳腐で感傷的な2時間に、まったく不要な後付け変換3D」と否定的なレビューを書いた[71]。『バラエティ』のPeter Debrugeは、「『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』はマーベル・スタジオの『アベンジャーズ』の前日譚のようだ」と述べた[72]。『ハリウッド・リポーター』のカーク・ハニーカットは「『アイアンマン』2作品や『インクレディブル・ハルク』と同じく次夏の『アベンジャーズ』の続くマーベル映画の前日譚として、本作は少し単純すぎて、ルーチンである」と書いた[73]

受賞歴[編集]

部門 候補者 結果
ティーン・チョイス・アワード[74] 夏の映画賞 ノミネート
夏の映画男優賞 クリス・エヴァンス ノミネート
スクリーム賞[75] アルティメット・スクリーム賞 ノミネート
SF映画賞 ノミネート
SF女優賞 ヘイリー・アトウェル ノミネート
SF男優賞 クリス・エヴァンス ノミネート
悪役賞 ヒューゴ・ウィーヴィング - レッド・スカル役 ノミネート
スーパーヒーロー賞 クリス・エヴァンス - キャプテン・アメリカ役 受賞
助演男優賞 トミー・リー・ジョーンズ ノミネート
ブレイクアウト女性演技賞 ヘイリー・アトウェル ノミネート
格闘シーン賞 最終決戦: キャプテン・アメリカ vs. レッド・スカル ノミネート
3D映画賞 ノミネート
コミック映画賞 ノミネート

マーベル作品とのクロスオーバー[編集]

 前述のとおり本作は複数のマーベルの実写映画作品で世界観を共有する「マーベル・シネマティック・ユニバース」(MCU)の一作であり、スタッフロールの後に2012年公開の映画『アベンジャーズ』の予告編が流れる。それ以外にも他のマーベル作品とのクロスオーバーが図られている。

  • スーパーソルジャー計画は戦後再開され、超人血清の開発が進められた。しかし血清は未完成のまま人体に投与されてしまったため、『インクレディブル・ハルク』においてハルク、アボミネーションを生み出すことになってしまう。
  • キャプテン・アメリカのシールドやコスチュームを開発したハワード・スタークは『アイアンマン』シリーズのトニー・スタークの父親である。また、キャプテン・アメリカのシールドの素材として使われている架空の元素「ヴィブラニウム」は『ブラックパンサー』にてキー・アイテムとなる、宇宙から隕石としてもたらされた超金属と同じものである。
  • 本作のキーアイテムとなる「コズミック・キューブ」は『マイティ・ソー』に登場した「オーディンの宝物庫」から出たという伝説を持ち、『マイティ・ソー』のエンドクレジットの後にも特殊機関S.H.I.E.L.D.とニック・フューリーによって保管されたコズミック・キューブが登場する。また、コズミック・キューブの暴走によってレッド・スカルが消滅するシーンは『マイティ・ソー』にて登場人物が異世界へと移動するシーンとよく似ている。
  • 終戦直後のアメリカを舞台としたテレビドラマ『エージェント・カーター』は本作に登場するペギー・カーターを主人公としたスピンオフである。
  • 劇中でスティーブが戦時国債販売促進のショーで着用していたコスチュームは、原作版コスチュームに近いデザインとなっている。

続編[編集]

 2011年4月、クリストファー・マルクススティーヴン・マクフィーリーは続編の脚本を書いていると発言した[76]。2012年7月、ディズニーとマーベルがサンディエゴ・コミック・コンでタイトル『Captain America: The Winter Soldier』とそのロゴを発表した。公開予定日は2014年4月4日である。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 喘息と猩紅熱、リウマチ熱などの既往症があった。
  2. ^ スティーブもユニフォームのポーチに彼女の顔写真を貼った方位磁針を収めておくなど、彼女を強く意識していた。
  3. ^ 番号は32557。
  4. ^ 亡命後はニューヨークのクイーンズ73番とユートピア通りの角が住所だとスティーブに話した。
  5. ^ しかし、スティーブには翌日の実験があるため、彼のグラス分の酒も代わりに飲み干した。
  6. ^ 但し塗装が剥がれることはある。
  7. ^ 捕虜となった107連隊の面々を救出に向かった際は、国債活動で着用していた布製のコスチュームの上に皮製の軍用ジャケットを羽織り、カイトシールドとチアリーダー用小道具のヘルメットに、ホルスターやハーネスにポーチなどを身に付けた。
  8. ^ ヴァイタ・レイ照射には、ブルックリンの半分が停電する程の膨大な電力が必要である。
  9. ^ しかし訓練中のスティーブは、金具を抜き、ポールを倒して掲揚旗を取ることに成功した。
  10. ^ フィリップス曰く「シュミットを崇拝するカルト集団」。
  11. ^ 天才発明家のハワードもその技術力を評価した。
  12. ^ 劇中未登場の兵器も複数存在する[7]

出典[編集]

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外部リンク[編集]