アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
アベンジャーズ
インフィニティ・ウォー
Avengers: Infinity War
監督 アンソニー・ルッソ
ジョー・ルッソ
脚本 クリストファー・マルクス
スティーヴン・マクフィーリー
原作 スタン・リー
ジャック・カービー
製作 ケヴィン・ファイギ
出演者 ロバート・ダウニー・Jr
クリス・ヘムズワース
マーク・ラファロ
クリス・エヴァンス
スカーレット・ヨハンソン
ドン・チードル
ベネディクト・カンバーバッチ
トム・ホランド
チャドウィック・ボーズマン
ゾーイ・サルダナ
カレン・ギラン
トム・ヒドルストン
ポール・ベタニー
エリザベス・オルセン
アンソニー・マッキー
セバスチャン・スタン
イドリス・エルバ
ダナイ・グリラ
ピーター・ディンクレイジ
ベネディクト・ウォン
ポム・クレメンティエフ
デイヴ・バウティスタ
ヴィン・ディーゼル
ブラッドリー・クーパー
コビー・スマルダーズ
グウィネス・パルトロウ
ベニチオ・デル・トロ
ジョシュ・ブローリン
クリス・プラット
サミュエル・L・ジャクソン
ショーン・ガン
ウィリアム・ハート
レティーシャ・ライト
テリー・ノタリー
キャリー・クーン
マイケル・ショウ
音楽 アラン・シルヴェストリ
撮影 トレント・オパロック
製作会社 マーベル・スタジオ
配給 ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ
公開 台湾の旗香港の旗大韓民国の旗シンガポールの旗 2018年4月25日
アメリカ合衆国の旗日本の旗 2018年4月27日
上映時間 149分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $316,000,000[1]
興行収入 アメリカ合衆国の旗 $678,815,482[2]
日本の旗 37.4億円[3]
世界の旗 $2,048,359,754[2]
前作 アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン
(シリーズ前作)
ブラックパンサー
マーベル・シネマティック・ユニバース前作)
次作 アントマン&ワスプ
(マーベル・シネマティック・ユニバース次作)
アベンジャーズ/エンドゲーム
(シリーズ次作)
テンプレートを表示

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(Avengers: Infinity War)は、2018年アメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画。

製作はマーベル・スタジオ、配給はウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズアメリカン・コミックマーベル・コミックアベンジャーズ』の実写映画シリーズ第3作。また、様々なマーベル・コミックの実写映画を、同一の世界観のクロスオーバー作品として扱う『マーベル・シネマティック・ユニバース』(MCU)シリーズとしては第19作品目の映画である。

概要[編集]

当初MCUシリーズの「フェイズ3」のロードマップが発表された時点では、次作の『アベンジャーズ/エンドゲーム』と共に『Avengers: Infinity War Part1』『Avengers: Infinity War Part2』の2部作構成とされていたが、それぞれの作品の独立性が高いとの理由から別のタイトルとなり「Part1」表記が削除された[4]

マーベルが1990年代に刊行した「インフィニティ」三部作の第一部『インフィニティ・ガントレット』とストーリー的な関連があることが指摘されている[5]。また本作のサブタイトルは三部作の第二部『インフィニティ・ウォー』と共通である。

予告編は2017年11月30日に初めてネット上に公開され、公開後24時間以内の再生回数が2億3000万回に到達し、『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』の記録(1億9700万回)を抜いて歴代最高記録を更新した[6]

ストーリー[編集]

地球に向かうアスガルドの避難船サノスが襲撃。かろうじてハルクは地球に逃れるもソーたちは壊滅、ロキが隠し持っていたスペース・ストーンが奪われる。パワー・ストーンと合わせ2つのインフィニティ・ストーンを入手したサノスは、ロキを殺し船を破壊すると残るストーンを求めて消え去る。

ニューヨークに墜落したブルース・バナー(ハルク)は、スティーブン・ストレンジ(ドクター・ストレンジ)にサノスの計画を伝え、トニー・スターク(アイアンマン)に協力を求める。トニーは難色を示すが、ソーの死を告げられ、スティーブ・ロジャース(キャプテン・アメリカ)へ連絡しようとする。そこへサノスの配下がストレンジの持つタイム・ストーンを狙い急襲。危機を察知したピーター・パーカー(スパイダーマン)が加勢し、激戦の末、敵の1人エボニー・マウはストレンジを拉致しQシップで宇宙に発進。トニーとピーターがそれを追い、バナーはスティーブへ連絡する。

一方、宇宙を漂っていたソーを救出したピーター・クイルたち(ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー)は、サノスの目的を聞き二手に別れる。ロケット、ソー、グルートはムジョルニアに代わる新たな武器を求め惑星ニダベリアへ、他の4人はリアリティ・ストーンのある惑星ノーウェアへ向かう。

隠居生活を送っていたヴィジョンとその恋人ワンダ・マキシモフ(スカーレット・ウィッチ)は、ヴィジョンの頭部にあるマインド・ストーンを狙うサノスの配下に襲われ窮地に陥る。そこにスティーブ、ナターシャ・ロマノフ(ブラック・ウィドウ)、サム・ウィルソン(ファルコン)の3人が現われ、敵は撤退、スティーブたちはアベンジャーズ本部へと赴く。ヴィジョンを守るためにマインド・ストーンを摘出すべきという結論に至ると、彼らは超文明国家ワカンダ王国へ向かう。

クイルたちはノーウェアに辿り着くが、サノスはすでにリアリティ・ストーンを手に入れていた。クイルらを一掃しガモーラを拉致したサノスは、捕らえていたネビュラを拷問、ガモーラだけが知るソウル・ストーンのありかを聞き出し惑星ヴォーミアへ向かう。ソウル・ストーン入手の条件は愛する者の魂と引き換えであり、サノスの愛する者とは愛娘のガモーラであった。ガモーラは絶望のまま谷底に落とされ死亡。サノスはソウル・ストーンを手に入れる。

ソーたちは惑星ニダベリアに辿り着く。しかしニダベリアはサノスによって壊滅させられていた。唯一生き残ったドワーフの職人エイトリの協力のもと、ソーはムジョルニアを超える武器ストームブレイカーを手に入れる。

一方Qシップでは、トニーとピーターがマウを撃破してストレンジを救出。トニーはタイタンでサノスを待ち伏せての奇襲を提案する。タイタンに到着した3人はクイルたちと遭遇し、目的が同じであると知り団結、1400万605通りの未来を見たストレンジは自分たちが勝てるものが1つだけあると語る。やがてサノスが到着し戦いが始まる。ヒーローたちは、劣勢ながらもネビュラの加勢も得てサノスの動きを止めることに成功するが、クイルがガモーラの死を知って激高したことで状況は逆転。ヒーローたちはサノスに追い詰められ、ストレンジはタイム・ストーンを渡してしまう。

地球のワカンダでは、国王ティ・チャラ(ブラック・パンサー)の妹シュリがヴィジョンからマインド・ストーンの摘出手術を開始。そこにサノスの軍勢が襲来、ヒーローたちが応戦する中、ソーたちが飛来して戦況は好転、敵幹部3人を倒す。しかしサノスが現れヒーローたちを返り討ちにしていく。ワンダはヴィジョンの最期の願いを聞き入れ、彼もろともマインド・ストーンを破壊するが、サノスは、タイム・ストーンの力で時間を巻き戻し、再生したヴィジョンからマインド・ストーンを奪う。ついに全てのインフィニティ・ストーンを手に入れたサノスは、ソーの急襲で重傷を負いながらも、左手の指を鳴らして力を発動させ、そのままどこかへワープして消える。当惑するソーらの前で、異変が起こり、全宇宙の半分の生命が塵となり消え始める。生き残った者たちが茫然とする一方で、サノスはどこかの惑星で日の出を眺めていた。

登場人物・キャスト[編集]

アベンジャーズ[編集]

めざましい能力・技能を持つヒーローやスパイたちによるヒーローチーム。ヒーローたちのような超人を国連の管理下に置くというソコヴィア協定の賛否を巡るアベンジャーズの内乱で決裂し、事実上の解散状態になってしまった。だが、サノスの脅威を知り、サノスに立ち向かうべく再び集結することとなる。そのため本作では、アベンジャーズはソコヴィア協定を無視して行動している。
トニー・スターク / アイアンマン
演 - ロバート・ダウニー・Jr、日本語吹替 - 藤原啓治[7][8]
アベンジャーズの共同リーダー。巨大複合企業「スターク・インダストリーズ」会長にして天才発明家。自身が開発した最新鋭のパワードスーツを装着し、アイアンマンとして戦う。
ニューヨークでの戦い以来、外宇宙からの敵の襲来について考え続けていたため、サノスへの奇襲を提案するなど、他のアベンジャーズのメンバーより考え方が過敏になっている。アベンジャーズが解散となった一因が自分にもある事には負い目を感じており、いざという時は一人でも戦えるように準備を重ねていた。指名手配されているアベンジャーズの仲間たちには複雑な感情を抱いており、スティーブから連絡手段として送られたフリップ・フォンを現在も持ち歩いているにもかかわらず、連絡・追跡等も含め一切のコンタクトを断る頑なな態度をとっている。一方で、恋人のペッパーとの私生活は順調である様子や、ストレンジにピーター、ガーディアンズたちに振り回され気味になる様子も描かれている。
ペッパーとのランニングデート中にストレンジから呼び出しを受け、タイム・ストーンの守護の協力を求められる。当初は協力に否定的であったが、ブルースからソーの身に起きたことを聞かされ、再び彼らと共に戦うことを決意。ニューヨークに襲来したサノスの軍勢に応戦すべく、ストレンジとウォン、駆けつけたピーターと共同戦線を張る。ストレンジがマウに拉致されると、彼を救出するべくQシップへと乗り込み、同じく乗り込んできたピーターと合流、彼の奇策でマウを倒しストレンジを救出した。この戦果により、子ども扱いしていたピーターの正式なアベンジャーズ加入を認め、サノスに奇襲を仕掛けるべくストレンジにも共闘を持ち掛け、そのまま惑星タイタンへと移動。そこで、一度はお互いの誤解でクイル率いるガーディアンズと戦う羽目になるが、クイルと協力関係を築き、サノスとの決戦に臨む。
本作におけるいわゆる裏設定として、トニーはアベンジャーズの内乱以降に使えるものを全て利用して政府とのパイプを作っており、わざと和解の道を閉ざしたうえで逃亡中のスティーブたちを追跡せず、生かし続けていた。またヴィジョンが引退を考えていることを知っており、彼への接触も行っていない[注釈 1]
ソー
演 - クリス・ヘムズワース、日本語吹替 - 三宅健太[9]
北欧神話雷神トールのモデルであり、神々の国アスガルドの王オーディンの息子。ラグナロクの発動によるアスガルドの崩壊から逃れ、国民を率いて避難船で地球へと向かっていた最中にサノスの襲撃を受け、民とヘイムダル、そして義弟ロキを目の前で殺される。
後に、宇宙を漂っていたところをガーディアンズに救出され、事情を話して協力関係を築き、サノスへの復讐を誓う。サノスを倒すための新たな武器を調達するべく、ロケット、グルートを連れて惑星ニダベリアへ向かう。グルートの言葉は理解でき(本人曰く「選択科目」だった)、サノスの養女であるガモーラに対しては、自分と同じように家族のことで苦悩している彼女に共感と理解を示した。
ニダベリアでは、武器を造るために惑星の巨大リングを捨て身で再起動させ、完成した自身の新たな武器ストームブレイカーの力でロケットとグルートを連れてワカンダでの決戦に駆けつける。雷神本来の力を最大限に発揮してサノスの軍勢を薙ぎ払い、インフィニティ・ストーンを全て手に入れたサノスの不意を突くことにも成功する。
アンソニー・ルッソは、「最重要キャラクターである(ヴィラン側の)サノスを除けば、ソーこそが(ヒーロー側で)最も重要な存在」と語っており、ジョー・ルッソは「もしラストシーンでストームブレイカーがサノスの頭部を破壊していれば、本作はソーの映画になっていただろう」と語った[注釈 1]
スティーブ・ロジャース / キャプテン・アメリカ
演 - クリス・エヴァンス、日本語吹替 - 中村悠一[7]
第二次世界大戦中に超人血清によって肉体を強化されて母国アメリカを救うも、氷海に墜落し冬眠状態となり、70年後に長い眠りから目覚めた伝説の超人兵士。
アベンジャーズの内乱でトニーと決裂し、バッキーをワカンダに託した後はナターシャやサムと共に人知れず反テロ活動の最前線で戦う道を歩んでいたが、現在でもトニーに全幅の信頼を置いている。本作では伸びた髭とやや乱れた長髪など、過酷な生活に身を置いていたことがうかがえる風貌となっている。
ブルースからの連絡に応じて、ブラック・オーダーに襲われていたヴィジョン、ワンダをサム、ナターシャと共に救出。サノスの目的がマインド・ストーンであることを知ると、ストーンを破棄するために犠牲になろうとするヴィジョンに生命の尊さを説き、皆でヴィジョンを守ることを決意する。国連に指名手配されているため、協力を得られるのはワカンダのみと判断してティ・チャラに連絡をとり、ワカンダでサノスの襲来に備える。
ジョー・ルッソによれば、2年間の逃亡生活で人格も変化しており、寡黙な男がさらに無口になってしまったという。なお、ブラック・オーダーからワンダとヴィジョンを救う存在として、彼とサム、ナターシャを総称して「“影のアベンジャーズ”と呼ぶべき一団」としている。
ブルース・バナー / ハルク
演 - マーク・ラファロ、ハルクの声 - ルー・フェリグノ、日本語吹替 - 宮内敦士
ガンマ線を大量に浴びたことで、感情の高ぶりに呼応して緑色の大男ハルクに変身する能力を得た天才生物学者。
ソーたちと一緒に地球に向かう途中でサノスに襲われ、ハルクの状態でも力及ばず敗北し、瀕死のヘイムダルによって地球へと逃がされる。
帰還後はブルースの姿に戻り、墜落した先で出会ったストレンジたちや再会したトニーにサノスの脅威と宇宙の危機を報せる。また、協力に消極的な態度を取っていたトニーを叱咤・説得し、スティーブたちに連絡を取らせようとした。Qシップが去った後、トニーが落としたフリップ・フォンを拾い、スティーブやアベンジャーズのメンバーに連絡を取り、サノスの脅威を報せる。
その後、アベンジャーズ本部でローディやスティーブ達と合流。彼らとロスの一連の会話の際は別室に身を潜めていたが、会話を聴く中でロスが国際社会における強大な影響力を手に入れた事を知り、手段がより過激になった事に危機感を感じていた。
後の戦闘では、ブルースが心拍数を上げて変身しようとしてもハルクに変身を拒否されてしまい、ハルクは表に現れなかった。そのためワカンダでの決戦ではトニーの開発した「ハルクバスター・マーク2」を装着して戦わざるを得なくなるが、装着時にはハルクのように動けることを喜んでいた。
本作の監督の1人であるジョー・ルッソによると、本作冒頭以降ブルースがハルクに変身できなくなった理由は、「『マイティ・ソー バトルロイヤル』でハルクが成長し自我が芽生えたことで、ブルースの都合でヒーローを演じさせられることを嫌がるようになってしまったため」とのこと[10][11]
ナターシャ・ロマノフ / ブラック・ウィドウ
演 - スカーレット・ヨハンソン、日本語吹替 - 米倉涼子[12][13]
S.H.I.E.L.D.のエージェントにして、世界最強の女スパイ。アベンジャーズの内乱以降は、アベンジャーズを離れてスティーブたちと共に逃亡生活を送っていた。本作では、髪の色がアッシュブロンドに変わり、タクティカル・ベストとジャンプスーツを戦闘服として着用する。また、彼女の言により、本作に登場しないクリントとスコットの2名は、ソコヴィア協定を受け入れて司法取引を交わし、自宅で軟禁状態にあることが明かされた。
スティーブ、サムと共に、ブラック・オーダーに襲撃されたワンダとヴィジョンの危機を救う。アベンジャーズ本部基地でブルースと再会したときは互いに少々よそよそしくなりながらも再会を喜んだ。ワカンダでの決戦では、ワンダ、オコエと共にプロキシマと戦う。
ジェームズ・“ローディ”・ローズ / ウォーマシン英語版
演 - ドン・チードル、日本語吹替 - 目黒光祐
アメリカ空軍大佐にして、トニーの親友兼相棒[注釈 2]。アベンジャーズの内乱で負った怪我の後遺症である下半身不随は、トニーが製作したマシンで克服している。かつてはソコヴィア協定に肯定的だったが、アベンジャーズ解散という結果に加え、地球の危機が迫っていても自由に出撃出来ない現実から、ロスに「協定は間違いだった」と苦言を呈す。それぞれの理由から失踪したブルースやナターシャ、内乱で争ったスティーブたちとわだかまりなく再会を喜び合い、その後も気さくに彼らに接した。
ブルースから連絡を受けて彼を本部基地に招き、本部に来たスティーブたちの逮捕を命じたロスを無視して彼らと再会。以後は再結成されたアベンジャーズの一員としてスティーブたちと共に行動する。ワカンダでの決戦では、より強化された「ウォーマシン マーク4」を身にまとい、サムと連携してサノスの軍勢を迎え撃つ。
サム・ウィルソン / ファルコン
演 - アンソニー・マッキー、日本語吹替 - 溝端淳平[12][13]
落下傘兵にして、スティーブの現代における親友兼相棒。特殊能力は持っていないが、ウィングパック「EXO-7ファルコン」を駆使して戦う。
アベンジャーズの内乱後はスティーブ、ナターシャと共に行動しており、ブラック・オーダーに襲撃されたワンダとヴィジョンの危機を救う。ワカンダでの決戦では、ローディと連携してサノスの軍勢を迎え撃つ。
ヴィジョン
演 - ポール・ベタニー、日本語吹替 - 加瀬康之
マインド・ストーンを埋め込まれたヴィブラニウム製の人工肉体に、人工知能「J.A.R.V.I.S.(ジャーヴィス)」が移植されて誕生した人造人間。本作では気にかけていたワンダの逃亡生活に付き添い、彼女と共に過ごすうちに精神的に人間らしく成長。同時にワンダとは相思相愛となった。能力面もさらに進化しており、マインド・ストーンの力で外見を普通の人間と同じように変化できるようになっている。
ワンダと共にスコットランドで2年間隠遁生活を送っていたが、マインド・ストーンを狙うブラック・オーダーの襲撃を受け、重傷を負う。
アベンジャーズ本部基地へ赴いた後、サノスを止めるためにマインド・ストーンだけでも破壊すべきと主張し、いざというときは自分ごと破壊するようワンダに頼む。しかし、マインド・ストーンを摘出することができるのではないかとブルースに指摘され、スティーブの提案でワカンダへ向かう。
ワカンダでは、ティ・チャラの妹で天才科学者であるシュリの保護下に置かれ、決戦と並行して摘出手術をおこなっていたが、乗り込んで来たコーヴァスに対抗するため怪我を押して応戦する。
なお、ヴィジョンはワンダとの逃亡中に引退を考えていたという。そのため、トニーはストーンの保有者であるヴィジョンに直接危機を伝えていない[注釈 1]。また、アンソニーとジョー・ルッソによれば、彼が序盤で深刻なダメージを受け、以降最後まで戦線を離脱し続けていたのは「ヴィジョンが強すぎて序盤で物語が終わってしまうため」であるという[注釈 1]
ワンダ・マキシモフ / スカーレット・ウィッチ
演 - エリザベス・オルセン、日本語吹替 - 行成とあ
人体実験でテレキネシスマインドコントロールなどの特殊能力を得た強化人間。アベンジャーズの内乱後、ヴィジョンと逃走しつつの同棲生活を経て彼への愛を深めていき、相思相愛の関係になって共に隠遁生活を送っていた。
ヴィジョンがマインド・ストーンを所持していたためにブラック・オーダーの襲撃を受けるが、スティーブたちに救われて難を逃れる。アベンジャーズ本部基地で事情を聞いた後、ヴィジョンから万一のときのマインド・ストーンの破壊役を任され激しく苦悩するが、ブルースの提案で希望を見いだした。ワカンダでの決戦では、ナターシャ、オコエと共にプロキシマと戦い、打倒する。
ピーター・パーカー / スパイダーマン / アイアン・スパイダー
演 - トム・ホランド、日本語吹替 - 榎木淳弥[9]
特殊なクモに噛まれた影響で、クモの特殊能力を得た高校生にしてニューヨークのヒーロー。アベンジャーズの内乱でトニーにスカウトされて以来、高校生活と自警活動に精を出しながらアベンジャーズの一員になろうと努力してきた。
高校の課外授業中に、自身の持つ「スパイダー・センス」で危機を感知してトニーとストレンジの元へ駆けつけ、参戦する。一度はトニーから帰宅するよう促されるが、自身の戦う決意を表明して、参戦を許可される。
彼が「昔の映画」である『エイリアン2』を見て得た知識が、本作でマウを倒すのに役に立つこととなり、ストレンジ救出にも繋がった。この戦果がトニーに評価され、正式にアベンジャーズ入りを認められる。惑星タイタンでのサノスとの戦いにおいても、周囲と連携をとりながらサノスを翻弄する。
トニーとは『シビル・ウォー』・『ホームカミング』以降で父と子のような関係になっており、ピーターを心配するトニーは極限の環境下で活動できる「アイアン・スパイダー・アーマー」を用意していた[注釈 1]

マスターズ・オブ・ミスティック・アーツ[編集]

地球を脅威から守る使命を帯びた魔術師たちの集団。
スティーヴン・ストレンジ / ドクター・ストレンジ
演 - ベネディクト・カンバーバッチ、日本語吹替 - 三上哲[8]
交通事故により神の手と呼ばれた医療技術を失い、魔術の道に転身した元天才外科医の魔術師。師であるエンシェント・ワンの死後、ニューヨークのサンクタム・サンクトラムの主となっていた。本作では魔術の腕前がより向上しており、シールド発生とシールドによる足場の形成、「アガモットの目(タイム・ストーン)」による未来予知能力など様々な技を披露する。
タイム・ストーンを内包するアガモットの目を持っていることから、サノスの軍勢に狙われる。タイム・ストーンがサノスに渡れば宇宙が滅ぶことを懸念して、トニーたちの命よりタイム・ストーンを守ることを最優先事項としている。
サンクタム・サンクトラムに墜落したブルースからサノスの脅威を聞きトニーに協力を求めるが、不遜な態度や言動がトニーの気に触り、彼とたびたび衝突してしまう。だが、Qシップ内でトニーとピーターに救出された後はトニーの提案に賛同し、彼らと共にタイタンへと向かった。
サノスとの戦いに備え、タイム・ストーンの力で1400万605通りものの未来を覗き、その結果である幾多ものの敗北の未来と1つの勝利を目撃して決戦に臨む。タイタンで対面したサノスには「最強の魔術師」を自称し、その名に恥じない実力を見せつけた。
ウォン英語版
演 - ベネディクト・ウォン、日本語吹替 - 田中美央
ストレンジの盟友である魔術師。以前は(外見上は)堅物のような印象をもつキャラクターであったが、本作では既にストレンジと打ち解け、冗談を言い合って笑うなど、かなりくだけた一面を見せる。また、インフィニティ・ストーンのことに詳しく、その誕生の経緯やそれぞれのストーンが持つ概念とその能力も熟知している。
ストレンジと共にブルースからサノスの脅威を聞き、トニーたちにインフィニティ・ストーンについて解説する。ブラック・オーダーとの戦いではトニーたちと連携し、魔術でカルの左腕を奪い、彼を北極へと追いやる。マウに拉致されたストレンジの救出とタイム・ストーン奪還はトニーたちに任せ、自身はストレンジの代理としてニューヨークのサンクタムを守るべく撤退する。

ワカンダ王国[編集]

強大なエネルギーを秘めた最強の希少金属“ヴィブラニウム”を産出する超文明国。
ティ・チャラ / ブラックパンサー
演 - チャドウィック・ボーズマン、日本語吹替 - 田村真
超文明国家ワカンダの主にして、母国とその秘密を守護する戦士ブラックパンサーでもある若き国王。神秘のハーブによる超人的な身体能力と先端技術を用いた武装で戦う。本作では国王就任から2年の年月を経ており、地球の危機を前にしても一国の主として高潔で毅然とした態度をとる。
本作ではスティーブから技術協力を依頼され、サノスとの戦いに備えるべくアベンジャーズを自国に受け入れる。ワカンダでの決戦では、多数の戦士たちを率いて自ら前線に立ち、スティーブと共に先陣を切って戦う。
シュリ
演 - レティーシャ・ライト、日本語吹替 - 百田夏菜子[12][13]
ティ・チャラの妹にして天才科学者であるワカンダの王女。兄の指示で自らの腕を振るい、ヴィジョンの生体分析と2兆以上のプロテクトにかけられたマインド・ストーンを解析・摘出する作業を難なくこなす。また、その途中に侵入してきた敵に対して、ヴィブラニウム・ガントレットを用いて防戦する。
オコエ
演 - ダナイ・グリラ、日本語吹替 - 斎賀みつき
ティ・チャラに仕える、ワカンダ王室の親衛隊「ドーラ・ミラージュ」の隊長。ティ・チャラから開国と聞かされて、オリンピック誘致やスター・バックス開店を想像する意外な一面を見せた。ワカンダでの決戦では、ナターシャ、ワンダと連携してプロキシマと戦う。
エムバク英語版
演 - ウィンストン・デューク、日本語吹替 - 木村昴
ワカンダの山奥に棲む「ジャバリ族」のリーダー。好戦的だが、母国や仲間への愛は誰よりも強い。ワカンダでの内乱で王家と和解し、本作でも一族を率いてティ・チャラに協力。ティ・チャラとは「兄弟」と呼ぶほどの仲になっていた。サノスの軍勢を相手に激戦を繰り広げる。
アヨ
演 - フローレンス・カサンバ英語版、日本語吹替 - 織部ゆかり
「ドーラ・ミラージュ」の隊員。『シビル・ウォー』では、オコエに代わってティ・チャラの護衛を任されていた。本作でも、親衛隊員の一員としてサノスの軍勢に戦いを挑む。
ジェームズ・ブキャナン・“バッキー”・バーンズ / ウィンター・ソルジャー / ホワイトウルフ
演 - セバスチャン・スタン、日本語吹替 - 白石充
かつてヒドラに洗脳され、暗殺者ウィンター・ソルジャーに仕立て上げられた、スティーブの幼馴染みにして親友兼相棒。アベンジャーズの内乱後は、ティ・チャラの手引きによってワカンダへと亡命し、ワカンダの医療技術でヒドラの洗脳を解くべく冷凍冬眠装置に入っていた。
ワカンダで農業などに勤しみながら隠遁生活を送っていたが、本作にてティ・チャラから新たにヴィブラニウム製の義手を提供され、来訪したスティーブと再会を喜んだ後、再び戦線に復帰することとなる。ワカンダでの決戦では、ワカンダへ降り立ったロケットとも連携して、敵群を軽機関銃で一掃する。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー[編集]

ピーター・クイル率いる銀河のはみ出し者たちによるヒーローチーム。本作では、これまでの活動から2、3年ほど経過しており、彼らは銀河でいくつもの冒険を続け、スーパーヒーローとして知られている。また、グルートの言葉も少しは理解できるようになっている[注釈 1]
ピーター・ジェイソン・クイル / スター・ロード
演 - クリス・プラット、日本語吹替 - 山寺宏一[8][12][14]
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのリーダー。幼い頃に宇宙海賊に地球から拉致されて宇宙を駆け巡る宇宙海賊となった、天界人と地球人のハーフ。本作においてガモーラとの関係は色々あった末に両想いの仲に進展しており、お互いに信頼しあっている。救出したソーの勇ましく逞しい性格と容姿に目を奪われた仲間からぞんざいな扱いを受け、ソーと張り合ってしまうみっともない様子もあったが、 ガモーラと交わした約束を守るために、サノスに捕らわれた彼女に引き金を引くという私情を挟まない行動に出る姿も見せ[注釈 3]た。
偶然救出したソーから事情を聞き、サノスより先にストーンを回収すべくメンバーを二手に分け、ガモーラ、ドラックス、マンティスを連れてリアリティ・ストーンのある惑星ノーウェアへ向かう。ガモーラがサノスに拐われた後、ネビュラの連絡で向かったタイタンにてお互いの誤解からトニーたちと対立するも、共通の敵がサノスであることと、彼らがソーの話していたアベンジャーズであることを知ると戦いを中断して和解、彼等と団結する。
本作のBlu-rayに収録されている未公開シーンによれば、ガモーラが拐われた後、調子を取り戻すために5時間も同じ音楽をベネター号の中でかけたままノーウェアに滞在し、ドラックスと揉めている最中にネビュラからの着信に気づいてタイタンへ向かったことが判明した。
ガモーラ
演 - ゾーイ・サルダナ、日本語吹替 - 朴璐美[9]
ガーディアンズの一員にして、サノスの義理の娘。クイルとの関係は以前より発展しており、両想いの仲になっていた。
サノスからの手術と訓練によって暗殺者にされたため、サノスの目的を誰よりも知っており、義父への憎しみも深い。しかし内心では、彼を徹底的に憎み切れていない様子を時折垣間見せる。
最後のインフィニティ・ストーンであるソウル・ストーンの所在地を知っていたため、惑星ノーウェアで待ち伏せていたサノスに拐われてしまう。
本作で、彼女が武器として使っているナイフはもとはサノスの物であり、彼がゼホベリ侵攻時に「宇宙のバランスをとる」というアイデアを幼少期のガモーラに示すために使い、彼女に渡したことが明かされる。ガモーラはこのナイフを使ってサノスを抹殺することを望んでおり、劇中でも実行したが、失敗。ガモーラはこれで自害を図ったものの、これも阻止される。
幼少期のガモーラ
演 - アリアナ・グリーンブラット、日本語吹替 - 蒼井由奈
ロケット
声 - ブラッドリー・クーパー、日本語吹替 - 加藤浩次極楽とんぼ[12][14]、演 - ショーン・ガン
違法な遺伝子操作でアライグマの姿に改造された、元賞金稼ぎ兼傭兵のガーディアンズの一員。
救出したソーからは「ウサギ」と呼ばれるが、惑星ニダベリアの伝説を知っていたことでおだてられて彼と意気投合し、ソーの新たな武器を調達するため、ソーとグルートを連れてニダベリアへ向かう。その道中で、ソーが抱える苦悩や覚悟を知り、「自分には失いたくない者が沢山ある」と打ち明けながら、彼を改めて同志と認めて共にサノスと戦う決意を固める。
後にソー、グルートと共にワカンダでの決戦に駆けつけ、自身と同じく銃器を装備して戦っていたバッキーと組んで敵群を一掃する。
グルート
声 - ヴィン・ディーゼル、日本語吹替 - 遠藤憲一[12][14][8]
ガーディアンズの一員。ロケットの無二の親友にして相棒である人型植物のヒューマノイド。『リミックス』終盤にて反抗期を迎えたため、台詞は「オレはグルート」に変化しており、目つきと口がかなり悪くなっている。
劇中では常にゲームに熱中していて、周りで起きている出来事に無関心な態度をとる。しかし、ニダベリアでソーやロケットの捨て身の行動を目にし、自身の一部をストームブレイカーの柄として提供して武器の完成に貢献する。ワカンダでの決戦では、ソー、ロケットと共に戦場に降り立ち、サノスの軍勢相手に活躍を見せる。
ドラックス
演 - デイヴ・バウティスタ、日本語吹替 - 楠見尚己[8]
ガーディアンズの一員であるパワー・ファイター。過去にサノスと同盟を結んでいたロナンに愛する家族を殺されて以来復讐を決意し、ロナンとサノスを探し続けていた。猪突猛進さと単純すぎる性格は相変わらずだが、ガーディアンズの仲間たちを自分のもう1つの家族と思っており、深く愛情を持って接している。ズレた言動や行動で場の空気を凍らせてしまう点もこれまでと同様であり、後に出会ったトニーたちも困惑していた。
本作にて、自身の妻と娘の真の仇であるサノスとついに対峙する。
Blu-ray収録の未公開シーンでは、ガモーラ拉致で精神を取り乱したクイルが何時間も同じ音楽をかけていたことや、サノスへの復讐を邪魔されたことで激しい苛立ちをクイルにぶつけ、揉めている。
マンティス英語版
演 - ポム・クレメンティエフ、日本語吹替 - 秋元才加 [12][14]
ガーディアンズの一員で、他人の感情を読み取ったり感情を操ったりするエンパシー(共感能力)を持つ宇宙人の女性。『リミックス』でガーディアンズに加入した。
本作では、ガーディアンズ以外の相手とも十分に話し合えるほどコミュニケーション能力が向上。その一方で、銀河の各地で次々に起こる異変を敏感に感じ取り、若干落ち着きを失いつつある。意識を失っていたソーを自身の能力で起こしたり、タイタンでストレンジと連携を取りながら自身の能力でサノスを足止めしたりするなどの活躍を見せる。

ヒーローたちの関係者[編集]

ロキ
演 - トム・ヒドルストン、日本語吹替 - 平川大輔[9]
北欧神話の悪戯の神ロキのモデルである、ソーの義弟。かつてサノスと同盟を結び、アベンジャーズに敗北した経緯がある。本作での出番は冒頭のみであるものの、かつてとは異なりサノスに媚びを売るように見せかけてソーを救おうとする姿が描写される。
アスガルドの崩壊から逃れ、ソーたちと共に地球を目指していたが、自分がアスガルドからひそかに持ち出した四次元キューブ(スペース・ストーン)を求めて襲撃してきたサノスによって、アスガルドの民を皆殺しにされてしまう。切り札だったハルクが敗北し地球へと逃がされた後、瀕死のソーを見捨ててサノスに服従したかのようにふるまい、彼を仕留めようとするが、サノスを傷つけることすらできないまま彼に首を絞められ、サノスを罵った直後に首の骨をへし折られて倒れる。
ヘイムダル英語版
演 - イドリス・エルバ、日本語吹替 - 斉藤次郎
北欧神話の光の神ヘイムダルのモデルである、アスガルドとあらゆる世界を繋ぐ虹の橋「ビフレスト」の門番だった戦士。サノスの襲撃で瀕死の重傷を負うが、死の直前に最期の力を振り絞ってハルクを地球へと送った。
ネビュラ
演 - カレン・ギラン、日本語吹替 - 森夏姫
サノスの義理の娘にしてガモーラの義妹である、全身サイボーグの女性暗殺者。自身を全く愛さずに改造し続けたサノスを暗殺しようとしたものの返り討ちに遭い、サノスに半ば分解される形で拷問を受ける。その後、隙を突いて脱出し、マンティスに連絡をとってタイタンへ向かうよう伝える。
エゴの打倒後にガモーラとの絆を取り戻したことで、前述の通りガーディアンズの面々とも協力しあい、タイタンでサノスと戦っていたトニーたちアベンジャーズにも加勢する。
Blu-ray収録の未公開シーンでは、サンクチュアリ脱出時にクイルたちガーディアンズにメッセージを送るも全く返信がなかったことからクイルたちが気づく5時間後までに22件もメッセージを送信している。
ヴァージニア・“ペッパー”・ポッツ英語版
演 - グウィネス・パルトロー、日本語吹替 - 岡寛恵
スターク・インダストリーズ現CEOにして、トニーの恋人。トニーのヒーロー活動を受け入れきれてはいないものの、彼とは深い愛情を育んでいた。
ランニングデートの最中、宇宙からの敵の襲来を恐れるトニーを安心させようとするも、トニーに会いに来たストレンジや再会したブルースからサノスの脅威を聞いたことで、無駄に終わってしまう。トニーの身を案じて連絡を送るも、彼はストレンジ救出のためにQシップに乗り込んで宇宙へ行ってしまったため、通信は途切れてしまう。
ネッド・リーズ
演 - ジェイコブ・バタロン、日本語吹替 - 吉田ウーロン太
ピーターのクラスメイトにして親友である高校生。ピーターがスパイダーマンであることを知っており、彼のヒーロー活動を手助けしている。
ピーターと共にスクールバスに乗っており、危機を感知したピーターから「(出撃するから)バスに乗っている同級生全員の目を逸らせ」と頼まれた直後、「宇宙船だ!」と叫んで周囲の注意を引きつけた。
F.R.I.D.A.Y. (フライデー)
声 - ケリー・コンドン、日本語吹替 - 安井絵里
アイアンマンのサポートAI。F.R.I.D.A.Y. (フライデー)の項を参照。
エイトリ英語版
演 - ピーター・ディンクレイジ、日本語吹替 - 北川勝博
惑星ニダベリアに住むドワーフの職人で、ソーとは旧知の仲にある。長年アスガルドの武器を作り続けており、かつてソーとオーディンが所持していたムジョルニアも彼の一族が作ったものである。
サノスの依頼でインフィニティ・ガントレットを作った後、その代償として、一族を惑星ごと滅ぼされ、自分も両腕を使えない状態にされる。悲嘆に暮れていたが、再会したソーの激励で希望を取り戻し、ソーの新たな武器であるストームブレイカーを造りあげる。
タニリーア・ティヴァン / コレクター英語版
演 - ベニチオ・デル・トロ、日本語吹替 - 石住昭彦
惑星ノーウェアを拠点に、銀河中から珍しい遺物や様々な生物を収集・保管する収集家で、『マイティ・ソー/バトルロイヤル』に登場する惑星サカールの独裁者グランドマスターの弟。『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』にて、アスガルドからエーテル(リアリティ・ストーン)を預かっていた。本作での彼の描写は、全てサノスがリアリティ・ストーンの力で作った幻覚だったため、本人の去就は不明。
サディアス・“サンダーボルト”・ロス英語版
演 - ウィリアム・ハート、日本語吹替 - 菅生隆之
かつてハルクの力を軍事利用しようと目論んでいた元米陸軍の将軍にして、現アメリカ国務長官。2年前、アベンジャーズを分裂させる切っ掛けを作ったソコヴィア協定を推し薦め、アベンジャーズの分裂後にスティーブたちを国際指名手配犯にした張本人でもある。
ニューヨークがブラック・オーダーに襲撃され、地球の危機が迫っている中でも、ヒーローへの否定的かつ批判的な姿勢は一切変わらず、自身の保身のために出撃許可を出さないどころか、独断で出撃したトニーをソコヴィア協定に違反したとして非難し、協定に同意した事を後悔していたローディに水を差すような言い方をした。後にスティーブたちがアベンジャーズ本部基地に現れた際も彼らを糾弾し、ローディに逮捕を命じるが、ローディの事実上の命令拒否によって通信を切られてしまう。
ヨハン・シュミット / レッドスカル
演 - ロス・マーカンド、日本語吹替 - 山路和弘
およそ70年以上前にヒドラのリーダーとして君臨し、一時期は四次元キューブ(スペース・ストーン)を掌握していたスティーブの宿敵。
スティーブとの最終決戦時に、四次元キューブ(スペース・ストーン)に触れたことで行方不明扱いとなっていたが、実際はヴォーミアに転送されていたことが本作で明らかになり、そこで長年に渡って生存していた。謎が多い最後のインフィニティ・ストーンであるソウル・ストーンを求めるサノスを迎え、ソウル・ストーンの性質と入手方法について語る。ヴォーミアに到達した者の全てを知る能力を有しており、初対面であるサノスやガモーラについて当事者以上に詳しく知っている様子を見せる。
スクールバスの運転手
演 - スタン・リー、日本語吹替 - 高桑満
ピーターの通う高校の学生たちが乗るスクールバスの運転手を務める老人。バスに乗車していた学生たちに、「小僧ども、宇宙船を見るのは初めてか?」と尋ねる。

ヴィラン[編集]

ブラック・オーダー[編集]

通称「サノスの子」と名乗る、サノスの側近である4人衆。サノスが掲げる「全宇宙の均衡を保つ」という使命を完遂するべく、次々と星々を襲撃し、その星の人口の半分を虐殺し続けてきた。全員がサノスに絶対的な忠誠心を持っており、彼の目的のためならあらゆる犠牲を厭わない。
ブラック・オーダーはいずれもインフィニティ・ストーンを見つける能力を有しており、またストーンについて莫大な知識を有している[注釈 1]
エボニー・マウ英語版
演 - トム・ヴォーン=ローラー英語版、日本語吹替 - いずみ尚
ブラック・オーダーの戦略家。天才的頭脳を持つ闇魔術師でもあり[15]、戦闘では元素を操る闇魔術で瓦礫や鉄筋を利用して敵を攻撃・拘束する。サノスに絶対的な忠誠心を持っており、自身に与えられた任務を必ず遂行しようと心掛けている反面、仰々しく敵対者を軽んじる言動が耳につく陰湿な性分で、ブラック・オーダーの中では唯一饒舌な老人である。
タイム・ストーンを求めてQシップでカルと共にニューヨークを襲撃、闇魔術でヒーローたちと戦う。ストレンジをQシップに拉致して拷問するが、船内に潜り込み、ピーターの奇策を実行したトニーによって宇宙空間へと放り出され、氷漬けとなり死亡する。
米メディアJustJaredでは、2017年7月5日頃にCG合成用の特殊スーツを着てストレンジ役のカンバーバッチを襲うヴォーン=ローラーの画像が公開されていた。collider.comはスーツに「EB-MAW」と書かれていることを指摘しており、ストレンジとマウの戦闘がある可能性に言及している。
ジョー・ルッソによれば、マウとトニー、ピーターとの対決シーンは最も議論された場面の1つであったという。アクション・シーンの多さと既に対決シーンが存在していたことから、序盤で戦った強大な敵を一瞬で片付ける展開になったという。ルッソは似た展開に「レイダース/失われたアーク《聖櫃》」でインディ・ジョーンズが登場したばかりの敵キャラクターに対し、いきなり銃撃して瞬殺するシーンを挙げている[注釈 1]
カル・オブシディアン英語版
演 - テリー・ノタリー英語版
ブラック・オーダーにおいてサノスの用心棒を務める巨漢の戦士。冷血で暴力的、狩りと殺しの技術に長ける[15]。他のブラック・オーダーのメンバーとは違い、知能は大して見受けらず、基本的に言葉を喋ることすらない。盾や鋏など複数の姿に変形するチェーンつきの斧を愛用する。
タイム・ストーン回収のためマウと共にQシップでニューヨークに現れ、トニーやピーターを相手に猛威を振るうが、ウォンの魔術によって北極へと追いやられ左前腕を失う。ワカンダの決戦では、義腕を付けた状態でもハルクバスター マーク2を装着したブルースの片腕をもぎ取るほどの力を見せるが、奮起したブルースに撃破される。
プロキシマ・ミッドナイト英語版
演 - キャリー・クーン、日本語吹替 - 鷄冠井美智子
ブラック・オーダー最強の女戦士。行く先々で恐れられ、その槍で敵に速やかなる死をもたらす[15]紅一点の女戦士。電撃を発する三又の槍を操る。極めて冷徹で残忍だが、コーヴァスがアベンジャーズに傷つけられた際は、アベンジャーズを恨む様子も見せた。
サノスからマインド・ストーンの回収を指示されており、コーヴァスと共にヴィジョンを襲撃しワンダと交戦するが、救援に来たスティーブたちに妨害され、負傷したコーヴァスと共に撤退。ワカンダでの決戦では、ナターシャ、ワンダ、オコエと戦い、一進一退の攻防を繰り広げたものの、ワンダのテレキネシスで自ら起動させていたスラッシャーに投げ込まれて粉砕される。
コミック版ではコーヴァスの妻であるが、監督の意向でこの関係はわずかに仄めかされる程度となっている。
コーヴァス・グレイブ英語版
演 - マイケル・ジェームズ・ショウ英語版、日本語吹替 - 山岸治雄
ブラック・オーダーにおいてサノスの副官を務めている戦士。手にした金色の槍斧ハルバードで敵を狩るだけでなく、その抜け目のない知能も彼の武器である[15]。不意打ちや侵入による騙し討ちを得意とする卑劣な性質の持ち主。
マインド・ストーンの回収を目的にプロキシマと共にスコットランドに現れ、ヴィジョンに重傷を与えるも、2人を救出しに来たスティーブたちの参戦で負傷し、プロキシマと共に撤退。ワカンダでの決戦では、再びマインド・ストーンを狙ってヴィジョンを襲撃し追い込むが、救援に来たスティーブとの戦闘に突入。スティーブにもとどめを刺す直前まで至ったものの、ヴィジョンに不意を突かれ、自身の槍斧で串刺しにされる最期を遂げる。

メインヴィラン[編集]

サノス
演 - ジョシュ・ブローリン、日本語吹替 - 銀河万丈[8]
全宇宙の生命体の半分を消し去り、均衡を保つことを目標に掲げるタイタン人。以前ロキやロナンを利用してインフィニティ・ストーンの回収を試みたが、2度とも失敗している。インフィニティ・ガントレットを手に入れ、自らストーンを回収するべく動き出した。
かつて、自身の故郷であるタイタンの滅亡を食い止めようとしたが叶わず、それ以来、「宇宙全体のバランスを保つためには、全宇宙の生命体の半分を消し去らねばならない」という歪んだ信念を抱き、その完遂のために6つ全てのインフィニティ・ストーンを揃えるべく宇宙中を駆け巡る。目的のためにはあらゆる犠牲を厭わぬ冷酷な性格で、行く先々で虐殺・破壊を繰り返している。しかしその一方で、犠牲を欲する性質を持つソウル・ストーンを手にするためには愛娘であるガモーラを犠牲にする必要があることを察すると、苦しい表情を見せて涙を流し、自分が与えた任務を果たしたマウの死を悼むなど、一切の感情を捨てているというわけではない。
その実力は、驚異的な怪力を持つハルクを腕力のみで容易く倒し、雷神のソーをも破るほどである。それにインフィニティ・ストーンの力を最大限に発揮できるインフィニティ・ガントレットが合わさることで、複数のヒーローを一度に相手取り一蹴するほどの力を発揮する。
ザンダーでパワー・ストーンを強奪したことを皮切りに、本作の冒頭でスペース・ストーンを奪取し、続いてノーウェアでもリアリティ・ストーンを難なく入手するなど、目的地を次々に移動し、抵抗してきた者たちを歯牙にもかけず、ストーンを手に入れてきた。
惑星ノーウェアで拐ったガモーラからソウル・ストーンの在処を白状させてヴォーミアに赴き、ソウル・ストーンの入手方法を聞かされると、苦しみながらもガモーラを犠牲にしてストーンを手に入れた。作中の戦いでアベンジャーズやガーディアンズの連携や反撃に窮地に陥りかけることもあったが、相手の乱心や油断を突いて形成逆転。ヒーローたちをあしらって残りのタイム・ストーンとマインド・ストーンまで手中に収め、指をはじいて全宇宙の生命の半分を塵に変えて消滅させることに成功する。これにより、自身は何処かの惑星へとワープし、消滅を免れて残された者たちは愕然とする。
メインヴィランではあるが、物語のもうひとりの主役とも言うべき存在で、本作ではサノスとガモーラの過去が描かれる。
ジョー・ルッソ監督は「サンディエゴ コミコン2017」においてComicbook.comの取材に対し「サノスを新世代のダース・ベイダーにしたい」と述べており、2017年夏には撮影現場における取材で脚本を執筆したスティーヴン・マクフィーリーとクリストファー・マルクスが「(本作は)サノスの映画である」と語っている。

ノンクレジット・カメオ出演[編集]

マリア・ヒル
演 - コビー・スマルダーズ、日本語吹替 - 本田貴子
S.H.I.E.L.D. 副長官。S.H.I.E.L.D.崩壊後はスターク・インダストリーズにトニーやペッパーの秘書として就職し、アベンジャーズのサポートも兼務していたが、ウルトロンとの戦いの後はフューリーと共に行動している。
ポスト・クレジット・シーンに登場。フューリーと共にアトランタで起きている異変に遭遇した直後、自らもまた塵となって消えてしまう。
ニック・フューリー
演 - サミュエル・L・ジャクソン、日本語吹替 - 竹中直人
S.H.I.E.L.D.長官。アベンジャーズ計画の発案者にして元司令官。S.H.I.E.L.D.崩壊後は自分の死を偽装したまま行方を眩ましていたが、ウルトロンとの戦いの後はマリアと共に行動している。
ポスト・クレジット・シーンに登場。マリアと共にアトランタで起きている異変に遭遇した直後、その異常性にいち早く対応し、何者かにポケベルで救援信号を送信する。しかしその直後、彼もサノスによって無作為に消された者の一人となってしまう。彼が落としたポケベルにはキャプテン・マーベルを想起させる紋章が表示されている。

この他にも、未公開シーンではジョン・ファブロー扮するハロルド・“ハッピー”・ホーガンが、本編冒頭に位置するトニーとペッパーの会話中に登場している。

インフィニティ・ストーン[編集]

本作で重要な役割を担う6つのエネルギーの結晶石。宇宙が誕生する前に存在した6つの特異点が、ビッグバンによって宇宙が生まれた時に残骸となり、「空間(スペース)」・「精神(マインド)」・「現実(リアリティ)」・「時間(タイム)」・「力(パワー)」・「魂(ソウル)」という6つの異なる概念を司るエネルギーの結晶石へと変化した。それぞれが全てを破壊するほどの比類なき力を秘めており、マーベル・シネマティック・ユニバースの大半の作品において重要なアイテムとなり、所在地や所有者はユニバースの進行と共に変遷している。概要は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』にてコレクターに説明されていたが、本作の冒頭においてドクター・ストレンジとウォンによって改めて説明されており、全てのストーンの名称と能力も明らかになった。

スペース・ストーン
テッセラクト/四次元キューブ”と呼ばれる青白い立方体の中に納められた青色の石。マーベル・シネマティック・ユニバースで最も初期に登場したインフィニティ・ストーンでもある。
空間を司り、宇宙のあらゆる場所へ移動することが可能。サノスがストーンの力を理解してからは、単純なテレポートに限らず、念動力のように物体を動かしたり、他のストーンの能力を遠く離れた場所に伝播させるなど、戦闘において補佐役として効果的に使用している。
登場作品
マイティ・ソー』『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』『アベンジャーズ』『マイティ・ソー/バトルロイヤル』、『キャプテン・マーベル
所有者
コズミック・エンティティーズ → (不明) → オーディン → トンスベルグの聖堂 → ヨハン・シュミット/レッドスカル → ハワード・スターク → (不明) → マー・ベル → スクラル人 → グース → S.H.I.E.L.D. → ロキ → アスガルド → ロキ
バックストーリー
遥か昔にオーディンによって地球へと置かれて以来、ノルウェーの聖堂で数百年間ひそかに隠されてきた(『マイティ・ソー』)。
第二次世界大戦中にヒドラのリーダーのシュミット/レッドスカルに強奪されるが、キャプテン・アメリカとの決戦で、キューブに直接触れたシュミットはどこかへ転送され、キューブは海へと沈む。戦後、ハワード・スタークによって海から引き上げられる(『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』)。
その後マー・ベルが試験飛行機のエネルギーコアとして使用したが墜落、キャロル・ダンヴァースが爆発の余波を浴びて超人的な身体能力を得る。その後地球に隠れ住んでいたスクラル人が保管していたが、1995年にグースが飲み込んだのち吐き出し、国際平和維持組織“S.H.I.E.L.D.”によって厳重に保管される(『キャプテン・マーベル』)。
サノスはこれを狙ってロキを地球に送り込み、ロキはキューブ奪取後、洗脳したエリック・セルヴィグ博士にキューブを動力源としたワームホール発生装置を作らせ、サノスの軍勢をニューヨークへと呼び寄せる。ニューヨーク決戦の後、ソーによってロキと共にアスガルドへと持ち帰られ、オーディンの宝物庫に厳重に保管された(『アベンジャーズ』)。
その後、アスガルドが滅びる直前にロキが宝物庫からひそかに持ち出し、保有する(『マイティ・ソー/バトルロイヤル』)。
マインド・ストーン
セプター”と呼ばれる杖の先端、青い宝石の中に隠されている黄色の石。現在はヴィジョンの額に納められている。
思考・精神を司る力を持ち、人の心を操ったり、意識や潜在能力などを高い領域に上げることで精神を強化する。ストーンそのものが非常に高度なプログラムを形成しており、人間の心や頭脳に似た動作を行い、ウルトロンに自我を与えたり、ヴィジョンに超自然的な能力を与えたりしている。
登場作品
アベンジャーズ』『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
所有者
コズミック・エンティティーズ → (不明) → サノス → ロキ → S.H.I.E.L.D. → ヒドラ → アベンジャーズ → ウルトロン → ヴィジョン
バックストーリー
地球侵攻とスペース・ストーン奪取を目論むサノスが、先遣隊を務めるロキにセプターを与え、ロキはこれを利用して他者の洗脳をおこなった。ニューヨーク決戦では、四次元キューブの力で開いたワームホールを閉じるために使用された(『アベンジャーズ』)。
後にヒドラがひそかに回収しており、これを用いた人体実験によってワンダとピエトロ・マキシモフの兄妹は超人的な能力を得た。アヴェンジャーズがセプターを奪取すると、トニーとブルースは、ストーン内部にあった高度なプログラムを使い、平和維持のための人工知能“ウルトロン”の完成を目指す。しかしストーン由来のコードがプログラムに自我を与え、ウルトロンは暴走。のちに、ウルトロンが作った人工生体ボディにトニーとブルースが人工知能“J.A.R.V.I.S.”を移植し、ソーの雷撃で起動したことにより、究極の人造人間ヴィジョンが誕生する(『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』)。
リアリティ・ストーン
エーテル”と呼ばれる、真紅の液体のような不定形物質。現実を司る力を持つ。唯一石の形状をとっていないインフィニティ・ストーンである。
誰かの体に寄生することで生命エネルギーを吸収して強大となる代わりに、宿主に現実を歪めるほどの力を与える。ソーのムジョルニアをもってしても破壊できない強靭さを持つ。
登場作品
マイティ・ソー/ダーク・ワールド
所有者
コズミック・エンティティーズ → マレキス → ボー王 → ジェーン・フォスター → マレキス → アスガルド → タニリーア・ティヴァン/コレクター
バックストーリー
5千年前に、ダーク・エルフのリーダーマレキスが、エーテルを使って現実世界の全てを暗黒物質(ダークマター)へ変えようとしたが、オーディンの父ボーによって阻止、エーテルはボーによって地中深くに封印される。それから5千年後、ジェーン・フォスターによって偶然封印が解かれ、エーテルは彼女の体内に寄生する。復活したマレキスは、この力をジェーンから分離させて再び使用したが、力の全てを使い切る前に死亡した。ソーがマレキスから奪還した後、すでに四次元キューブ(スペース・ストーン)を保管しているアスガルドへ置くのを危惧したヴォルスタッグたちによって、惑星ノーウェアに住むタニリーア・ティヴァン/コレクターの元へ運ばれ、彼のコレクションとして保管された(『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』)。
本作ではサノスがインフィニティ・ガントレットに装着された状態でこのストーンを支配下に置き、その特性を用いて質量のある幻影を多数の人間に見せたり、相手の攻撃や行動などを歪めて別のものに変換したりした。
パワー・ストーン
オーブ”と呼ばれる球体の中に納められている紫色の石。力を司り、使用者に全てを破壊する程の無限の力を与え、身体能力を大幅に強化する。また、ストーンそのものが強大なエネルギーを発しており、普通の人間はまともに触れることすらできず、接触した瞬間に消滅してしまう。
登場作品
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
所有者
コズミック・エンティティーズ → (不明) → エソン・ザ・サーチャー → (不明) → コズミック・ビーイング → ピーター・クイル/スター・ロード → ロナン・ジ・アキューザー → ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー → ノバ軍
バックストーリー
かつてセレスティアルズのエソン・ザ・サーチャーが巨大武器に埋め込んで使用、それから数千年後、クイル/スター・ロードが廃墟の惑星の寺院から盗み出したが、狂信的なクリー人のロナン・ジ・アキューザーによって奪われる。ロナンとの戦いの後、ガーディアンズによってノバ軍に引き渡され、ノバ軍が所有する保管庫へと厳重に保管された(『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』)。
その後長らく登場していなかったが、本作の冒頭の時点ですでにサノスのガントレットに収められている。ソーの発言から、ザンダー星は宇宙船ステイツマンを襲撃する1週間前にサノスの手によって滅ぼされてしまっていたことが判明した。
本作のVFXスーパーバイザーであるダン・デリーウは、生命を消滅させたのはパワー・ストーンであることを伝えている[16]
タイム・ストーン
古代のアーティファクト“アガモットの目”の内部に納められた緑色の石。時間を司り、時間の流れを逆行・停止・進行させることができる。
登場作品
ドクター・ストレンジ』『マイティ・ソー/バトルロイヤル
所有者
コズミック・エンティティーズ → (不明) → アガモット → カリオストロ → ドクター・ストレンジ
バックストーリー
古代、至高の魔術師(ソーサラー・スプリーム)の初代であるアガモットによって“アガモットの目”が作られる。魔術師の修行場カマー・タージの書庫で厳重に保管されていたが、ストレンジが持ち出し、時間を巻き戻す力を駆使して悪の魔術師であるカエシリウスや暗黒次元(ダーク・ディメンション)の王ドルマムゥと戦った。戦いの後は書庫の奥に戻された。(『ドクター・ストレンジ』)。
ソーと出会った頃には、ストレンジはアガモットの目の正式な所有者となっており、首から提げている(『マイティ・ソー/バトルロイヤル』)。
本作ではストレンジが、サノスに勝てる未来を見るために使用し、時を超えて1400万605通りの可能性からそれを探り出した。しかし、トニーがサノスによって追い詰められると、ストレンジはトニーの命と引き換えにサノスへと差し出した。その後、サノスはヴィジョンと共に破壊されたマインド・ストーンの再生に用いている。
ソウル・ストーン
魂を司る力を持つ橙色の石。全てのストーンの中で最も強力かつ特別な力を持つらしいが、その力は未知数であり、未だ謎が多い最後のインフィニティ・ストーンでもある。また、このストーンにはある種の知恵があり、持ち主となる者がストーンの力を十分に理解することを望んでおり、その持ち主となる者を見極めるという。
ジョー・ルッソは、ストーンの内部には「この世とは異なる世界」が存在していることを明言している[17]
登場作品
なし
所有者
コズミック・エンティティーズ → なし
バックストーリー
本作で初登場した、惑星ヴォーミアに眠る最後のインフィニティ・ストーン。シュミットはスペース・ストーンに触れたことによってヴォーミアに転送され、このストーンを守るストーン・キーパーとなった。シュミットはソウル・ストーンの性質として、ストーンを手に入れるためには愛する者の魂を犠牲にしなければならないことを語っている。サノスは自分の養女であるガモーラを犠牲にしてこれを手に入れる。
全宇宙の生命の半分の消滅が始まった直後、サノスはソウル・ストーンの内側の世界に引きずり込まれ、幼き頃のガモーラの魂と会話をしている。ジョー・ルッソは、このシーンについて「彼(サノス)の苦しみ、罪悪感を示すもの」であるとし、ストーンにはそれだけの力があると語る[17]

設定・用語[編集]

武装・アイテム[編集]

インフィニティ・ガントレット[編集]

インフィニティ・ストーンの力を最大限に発揮できる左手用の金色のグローブ。各指の付け根部分と手の甲に6つのストーンを収容する穴があり、手を閉じることでそれぞれのストーンの力を自在に使用できる。また、ストーンが発する強大なパワーを制御しているため、ガントレット自体もアスガルドの武器に使われている金属“ウル”を使用しており、非常に強靭なものに作られている。ストーンを埋め込むと、その直後にストーンの力が装着者に流れ込むため、常人ではその衝撃に耐えるのは困難である。6つ全てのストーンを埋め込むと、ガントレットをはめた指を鳴らすだけで全てのストーンの力を同時に発動させ、全宇宙の半分の生命を消すことができる。

本作以前では、オーディンの宝物庫に右手用の物が置かれていたが、『マイティ・ソー/バトルロイヤル』でヘラによってそれはレプリカであったと語られた。本作に登場するのは、アベンジャーズがウルトロンとの戦いを終えた頃にサノスが惑星ニダベリアのドワーフたちに作成を依頼し、新たに作り上げられたものである。

アベンジャーズとヒーローたちの装備・ビークル[編集]

アイアンマン・アーマー
本作では、トニーが装着する“マーク50 ブリーディングエッジアーマー”と、ハルクの協力を得られないブルースが装着する“マーク49 ハルクバスター・マーク2(HULKBUSTER 2.0)の2着が登場する。
F.R.I.D.A.Y. (フライデー)
アイアンマンのサポートAI。本作でもトニーを補佐するが、彼がストレンジ救出のためにQシップに乗り込んで宇宙へ上がった後は、ネットワークの回線が届かなくなり通信不能となったため、それ以降はサポートできなくなってしまう。
ストームブレイカー
本作のクライマックスからソーが入手して愛用する、死にゆく惑星“ニダベリア”の心臓で出来た大斧。王の武器と称されており、アスガルドの歴史上最強の武器とされる。
ドワーフのエイトリが型を用意し、ニダベリアの心臓のエネルギーで素材のウルを溶かして作り上げ、グルートが自分の腕を柄にしたことで完成した。ソーの武器としては、かつての武器であるムジョルニアと同じように自在に空を飛び回る能力と、ソーの持つ雷神の力を最大限に発揮させる能力に加え、ビフレストを呼び出せる能力を備えている。
ワカンダの盾
スティーブが本作でティ・チャラから受け取った、新しいヴィブラニウム製の盾。2枚存在し、両前腕に装着したが、その形状からか劇中では投擲攻撃はせず、打撃のみに使用する。
アイアン・スパイダー・アーマー
 ピーターが着用する、トニーが新たに開発した新型のスパイダーマン・スーツ。 『スパイダーマン:ホームカミング』の終盤に登場し、本作では、トニーが宇宙空間で呼吸困難に陥ったピーターを救うべくF.R.I.D.A.Y.に命じアベンジャーズ本部から射出、装着させた。アイアンマン・マーク50と同じく全身ナノマシンで構成されており、マスク装着も全自動で行う上に、背中からは4本の鋼鉄脚ピンサーやパラシュートを出現させることが可能。また、アイアンマンのサポートAIであるF.R.I.D.A.Y.(フライデー)ともリンクしているため、トニーの指示でスーツの機能を自在に操作することもできる。
クインジェット
アベンジャーズが保有する特殊航空機。本作ではスティーブたちがアベンジャーズ本部への帰還時の他、ワカンダへ移動する際にも使っている。

その他のテクノロジー・ビークル[編集]

ステイツマン
ソーたちがアスガルドの民を率いて乗っていた大型宇宙船。地球を目指していたが、サンクチュアリIIに襲撃されてしまい、本作の冒頭の時点で半壊させられていた。最終的にサノスがパワー・ストーンの力を発揮させたことで爆散する。
サンクチュアリⅡ
サノスの母艦にしてブラック・オーダーの拠点となる超巨大戦艦。艦内の劇中描写はさほど多くはないが、サノスの玉座のみが置かれた広間と、ネビュラを分解して拘束し通信も可能な端末が置かれていた部屋が登場する。
マイティ・ソー バトルロイヤル』の終盤から本作の冒頭にかけてステイツマンを攻撃した。また、ガモーラの回想にもQシップとともに登場している。
Qシップ
サンクチュアリIIに設置されているドーナツ状の大型宇宙船。劇中ではマウとカルがタイム・ストーン回収任務時に乗船していたものと、プロキシマとコーヴァスがマインド・ストーン回収任務時に乗船していたものの2隻が登場している。
マウのものは、彼の死後にトニーたちを乗せたまま自動操縦で惑星タイタンへと向かい、そのまま墜落・大破。プロキシマとコーヴァスのものは、体勢を整えた後再び地球の大気圏へと戻り、ドロップシップをワカンダへと投下させる。

登場惑星・地域・施設[編集]

アベンジャーズ本部基地
ニューヨーク州北部にあるアベンジャーズの拠点である基地施設。本作では、ここにいるローディと合流するべく、ヴィジョンとワンダを救出して連れてきたスティーブたちも訪れている。
サンクタム・サンクトラム
ニューヨーク市にある、サンクタムを守護する砦として建てられた施設。現在はストレンジが主として務めている。本作では、ビフレストによって上階のオキュラスと階段を突き破る形でハルクが地球に帰還、その縁でトニーも招かれ、彼らとストレンジたちの邂逅の場となる。
ワカンダ
中央アフリカの小国にして超文明国。ティ・チャラが国王を務めている。本作では、スティーブの連絡を受けてアベンジャーズを入国させ、サノスを迎え撃つ決戦の地となった。

※ 以下の各惑星の詳細はマーベル・シネマティック・ユニバースの作中世界を参照のこと。

ゼホベリ
かつてゼホベレイが住み、ガモーラの故郷でもあった惑星。
ノーウェア
銀河座標“M3RD 17H17211 + 2121224”に位置する無法地帯の採掘コロニー。リアリティ・ストーンを保管しているコレクターが居住している。
ニダベリア
アスガルドと親交がある種族“ドワーフ”たちが住み、エイトリの故郷である惑星。
ヴォーミア
最後のインフィニティ・ストーンであるソウル・ストーンが眠る惑星。およそ70年以上前に四次元キューブ(スペース・ストーン)の力で飛ばされたストーン・キーパーとして滞在する。
タイタン
サノスの故郷。文明も発達し緑豊かな惑星だったが、かつて人口過多と食糧難に陥ったことにより戦争が勃発し、サノスが滅びの前に虐殺を行ったことで滅亡したと、サノス自身によって語られた。

他のMCU作品とのタイ・イン[編集]

  • 本作は『マイティ・ソー バトルロイヤル』のポスト・クレジット・シーンの直後の出来事として、ストーリーが展開される。
  • シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』での出来事で、アベンジャーズは解散状態にあることがトニーによって語られた。さらに、キャプテン・アメリカに加担したホークアイことクリント・バートンとアントマンことスコット・ラングは、家族の為に「ソコヴィア協定」を受け入れ、2年間自宅で軟禁状態にあることが、ナターシャとスティーブによって明かされた。「シビル・ウォー」後のアントマンについての詳細は、マーベル・シネマティック・ユニバース次作『アントマン&ワスプ』で描かれている。
  • ケヴィン・ファイギは、ポスト・クレジット・シーンで、消滅する直前のニック・フューリーがポケベルで救援信号を送信した相手はキャロル・ダンバースであることを明らかにしている。また、ファイギはフューリーがとった行動について「彼女の持つどんなキャラクターよりも強大な力を求めたため」であることを明言した[18]。ダンバースはマーベル・シネマティック・ユニバース次々作『キャプテン・マーベル』の主人公を務める事が既に判明しているほか、『アベンジャーズ/エンドゲーム』への登場も示唆されている。

評価[編集]

TOHOシネマズ日比谷東京ミッドタウン日比谷内)[注釈 4]のコンセッション上部に展示された宣伝看板(2018年4月14日撮影)

興行収入[編集]

世界[編集]

初週末3日間のオープニング興収が世界合計で6億4,050万$となり、『ワイルド・スピード ICE BREAK』を越えて史上最高記録となった[20]

北米[編集]

初週末3日間のオープニング興収は2億5,770万$を突破し、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を超えて史上最高記録となった[20]

日本[編集]

初週末2日間のオープニング興収は6億7,200万円となり、前作『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』より15.4%減少した(その一方公開三週目にして30億円を突破し、最終的には37億円を超え[21]、日本でのMCU史上最高額を記録した)。また観客動員では公開3週目の『名探偵コナン ゼロの執行人』に次ぐ第2位となった[22]

批評[編集]

Rotten Tomatoesには324件のレビューが寄せられ、支持率84%、平均7.4/10となっている。[23]。サイト側による批評家の意見の要約は「アベンジャーズ:インフィニティ・ウォーは、MCUヒーローの驚異的な勢いをまだ徹底的に断ち切っており、その結果、スリリングで感情的に共鳴する大ヒットとなり、大々的な野心を実現している。」となっている[24] 。 また、IMDbのMetascoreは68となっている[25]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ a b c d e f g h Blu-rayに収録されている音声解説より。
  2. ^ ただし、本作ではトニーとの共演シーンはない。
  3. ^ 当然サノスによって阻止された。
  4. ^ アベンジャーズ前作と前々作はTOHOシネマズ日劇有楽町マリオン内)がチェーンマスターだったが、この年(2018年)の2月4日をもって日劇が閉館したため、本作以降はTOHOシネマズ日比谷に集約された(MCU前作『ブラックパンサー』はTOHOシネマズ日本橋メインで、日比谷では未上映となっている[19])。

参考[編集]

  1. ^ D'Alessandro, Anthony (2018年5月8日). “'Avengers: Infinity War’ Marches Toward $600M Profit; How The Russo Brothers Mapped Out The Marvel Hit”. Deadline Hollywood. 2018年5月8日閲覧。
  2. ^ a b Avengers:Infinity War”. 2019年1月24日閲覧。
  3. ^ 2018年興行収入10億円以上番組 (PDF) - 日本映画製作者連盟 2019年2月11日閲覧。
  4. ^ “『アベンジャーズ:インフィニティー・ウォー』は2部作にならず!”. シネマトゥデイ. (2016年7月30日). https://www.cinematoday.jp/news/N0084931 2018年4月6日閲覧。 
  5. ^ Chitwood, Adam (2017年4月24日). “Kevin Feige on How Closely Thanos' 'Infinity War' Arc Will Mirror 'Infinity Gauntlet'”. Collider.com. 2017年4月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年4月24日閲覧。
  6. ^ “『アベンジャーズ』新作予告が史上最高再生数!キャップのヒゲ面が最も話題に”. マーベル公式. (2017年12月1日). https://www.cinematoday.jp/news/N0096580 2017年12月18日閲覧。 
  7. ^ a b “藤原啓治「アイアンマンに励まされた」“キャプテン・アメリカ”中村悠一への思いも吐露”. MovieWalker. (2018年4月27日). https://movie.walkerplus.com/news/article/145164/ 2019年6月1日閲覧。 
  8. ^ a b c d e f “『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』山寺宏一インタビュー”. アニメイトタイムス. (2018年5月6日). https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1524846539 2019年6月1日閲覧。 
  9. ^ a b c d “山下大輝、三宅健太、平川大輔らヒロアカ×アベンジャーズ声優陣がヒーロー対決”. コミックナタリー. (2018年4月21日). https://natalie.mu/comic/news/279096 2019年6月1日閲覧。 
  10. ^ 【ネタバレ】『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』ハルクの物語はなぜこうなった?『マイティ・ソー バトルロイヤル』後の変化とは”. THE RIVER (2018年5月7日). 2018年5月7日閲覧。
  11. ^ 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』でハルクはサノスを恐れたのか?のファンの説が話題に”. THE RIVER (2018年8月2日). 2018年8月2日閲覧。
  12. ^ a b c d e f g 作品情報”. マーベル公式サイト. 2019年6月1日閲覧。
  13. ^ a b c “「アベンジャーズ」集結式、ももクロ百田夏菜子が「私には米倉涼子さんがついてる」”. 映画ナタリー. (2018年3月14日). https://natalie.mu/eiga/news/273492 2018年3月14日閲覧。 
  14. ^ a b c d “「アベンジャーズ」ガーディアンズ役山寺宏一、加藤浩次、遠藤憲一、秋元才加が続投”. 映画ナタリー. (2018年4月3日). http://natalie.mu/eiga/news/276260 2018年4月3日閲覧。 
  15. ^ a b c d 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』日本語版パンフレットより。
  16. ^ One Specific Infinity Stone Wiped Out Half the MCU in 'Infinity War'”. 2018年9月14日閲覧。
  17. ^ a b 'Avengers: Infinity War' Directors Clarify Soul Stone Comments”. 2018年9月14日閲覧。
  18. ^ Why Nick Fury Contacted Captain Marvel In Avengers: Infinity War, According To Kevin Feige”. 2018年9月13日閲覧。
  19. ^ “注目映画紹介:「ブラックパンサー」もう一つの顔は国王 苦悩と葛藤抱えたニューヒーローの成長描く”. まんたんウェブ (毎日新聞社). (2018年3月1日). https://mantan-web.jp/article/20180301dog00m200013000c.html 2019年1月18日閲覧。 
  20. ^ a b アベンジャーズ最新作、世界興収で新記録!史上最高のオープニング - シネマトゥデイ” (日本語). シネマトゥデイ (2018年5月1日). 2018年5月2日閲覧。
  21. ^ マーベルが贈る、全世界NO.1*シリーズ『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』MovieNEX、9/5(水)発売!8/8(水)先行デジタル配信開始!マーベル日本版公式サイト
  22. ^ 【国内映画ランキング】「名探偵コナン」V3、「アベンジャーズ」は2位、「となりの怪物くん」6位スタート” (日本語). 映画.com (2018年5月3日). 2018年5月4日閲覧。
  23. ^ (英語) Avengers: Infinity War, https://www.rottentomatoes.com/m/avengers_infinity_war/ 2018年5月18日閲覧。 
  24. ^ Avengers: Infinity War (2018)”. Rotten Tomatoes. 2018年7月12日閲覧。
  25. ^ (英語) Avengers: Infinity War (2018), https://m.imdb.com/title/tt4154756/criticreviews 2018年5月18日閲覧。 

外部リンク[編集]