アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー

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アベンジャーズ
インフィニティ・ウォー
Avengers: Infinity War
Avengers Infinity War Logo.png
監督 アンソニー・ルッソ
ジョー・ルッソ
脚本 クリストファー・マルクス
スティーヴン・マクフィーリー
原作 スタン・リー
ジャック・カービー
製作 ケヴィン・ファイギ
出演者 ロバート・ダウニー・Jr
クリス・ヘムズワース
マーク・ラファロ
クリス・エヴァンス
スカーレット・ヨハンソン
ドン・チードル
ベネディクト・カンバーバッチ
トム・ホランド
チャドウィック・ボーズマン
ゾーイ・サルダナ
カレン・ギラン
トム・ヒドルストン
ポール・ベタニー
エリザベス・オルセン
アンソニー・マッキー
セバスチャン・スタン
イドリス・エルバ
ダナイ・グリラ
ピーター・ディンクレイジ
ベネディクト・ウォン
ポム・クレメンティエフ
デイヴ・バウティスタ
ヴィン・ディーゼル
ブラッドリー・クーパー
コビー・スマルダーズ
グウィネス・パルトロウ
ベニチオ・デル・トロ
ジョシュ・ブローリン
クリス・プラット
サミュエル・L・ジャクソン
ショーン・ガン
ウィリアム・ハート
レティーシャ・ライト
テリー・ノタリー
トム・ヴォーン=ローラー
キャリー・クーン
マイケル・ショウ
音楽 アラン・シルヴェストリ
撮影 トレント・オパロック
製作会社 マーベル・スタジオ
配給 ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ
公開 香港の旗大韓民国の旗台湾の旗シンガポールの旗 2018年4月25日
アメリカ合衆国の旗日本の旗 2018年4月27日
上映時間 149分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $316,000,000[1][nb 1]
興行収入 アメリカ合衆国の旗$664,987,816[5]
世界の旗$2,021,112,558[5]
日本の旗 36.7億円[6]
前作 アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン
(シリーズ前作)
ブラックパンサー
マーベル・シネマティック・ユニバース前作)
次作 アントマン&ワスプ
(マーベル・シネマティック・ユニバース次作)
アベンジャーズ4
(シリーズ次作)
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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(Avengers: Infinity War)は、2018年アメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画。製作はマーベル・スタジオ、配給はウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズアメリカン・コミックマーベル・コミックアベンジャーズ』の実写映画シリーズ第3作。また、様々なマーベル・コミックの実写映画を、同一の世界観のクロスオーバー作品として扱う『マーベル・シネマティック・ユニバース』(MCU)シリーズとしては第19作品目の映画である。

概要[編集]

当初MCUシリーズの「フェイズ3」のロードマップが発表された時点では、次作の『アベンジャーズ4(仮題)』と共に『Avengers: Infinity War Part1』『Avengers: Infinity War Part2』の2部作構成とされていたが、それぞれの作品の独立性が高いとの理由から別のタイトルとなり「Part1」表記が削除された[7]。また、本作は『マイティ・ソー バトルロイヤル』終盤の直後の出来事として、ストーリーが展開される。

マーベルが1990年代に刊行した「インフィニティ」三部作の第一部『インフィニティ・ガントレット』とストーリー的な関連があることが指摘されている[8]。また本作のサブタイトルは三部作の第二部『インフィニティ・ウォー』と共通である。

予告編は2017年11月30日に初めてネット上に公開され、公開後24時間以内の再生回数が2億3000万回に到達し、『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』の記録(1億9700万回)を抜いて歴代最高記録を更新した[9]

ストーリー[編集]

宇宙誕生以前に存在した6つの特異点が、大爆発によって宇宙が生まれた時に残骸となり、ひとつひとつが「空間(スペース)」「現実(リアリティ)」「力(パワー)」「魂(ソウル)」「精神(マインド)」、そして「時間(タイム)」を司る6つのエネルギーの結晶石へと姿を変えた。それが、インフィニティ・ストーンである。もし、6つ全てのストーンを手に入れることができれば、全能の力を得られ、指を鳴らすだけで全宇宙の半数の生命を消せるーー。

ラグナロクの発動によるアスガルド滅亡の直後、新天地を求めて地球に向かっていたソー率いるアスガルドの民を乗せた宇宙船「ステイツマン」を何者かが襲撃した。それは宇宙で最も恐れられ、かつて義弟ロキを地球へと送り込んだ凶暴なタイタン人:サノスの宇宙船「サンクチュアリⅡ」だった。人口過多の宇宙のバランスを完全に保つためには、全宇宙の半分の生命を消し去る必要があると信じるサノスは、インフィニティ・ストーンを集めるべく自ら行動を開始したのだ。この襲撃で、アスガルドの民たちの半分は全滅。サノスはソーを拷問し、彼らが持っているはずの物を要求した。兄の窮地に見かねたロキは、サノスが欲する物――アスガルド崩壊に乗じて手中に収めていた「四次元キューブ」を見せる。その瞬間、サノスの隙をついてハルクが攻撃を仕掛けるが、サノスはハルクの猛攻に耐え、逆にハルクを打ちのめす。ハルクの敗北を受け、ソーの腹心にしてアスガルドの門番ヘイムダルは最期の力を振り絞り、アスガルドといくつもの世界を繋ぐ虹の橋・ビフレストの剣の力でハルクを地球へとワープさせた。それは彼が、腹心であるコーヴァス・グレイヴの槍を使ったサノスに殺される直前のことだった。ハルクがいなくなり、最早息も絶え絶えのソーを守るものはない。ロキはサノスに屈し、四次元キューブを差し出した。サノスを罠に嵌めるために。しかしそれも失敗に終わった。サノスは圧倒的な力をもって、神であるロキ相手に一切何もさせずロキの首を絞め殺した。サノスは手にした四次元キューブを粉々に破壊し、中に収められている空間を司る青色のインフィニティ・ストーン:スペース・ストーンを左腕にはめた金色のグローブ:インフィニティ・ガントレットに埋め込む。更に、ガントレットにはもう一つのストーンが紫色の光を放ちながら輝いていた。それは、ザンダー星の宇宙警察ノバ軍に保管されていたはずの、力を司るパワー・ストーンである。ザンダー星を滅ぼして手に入れたその無限の力をもって、サノスは宇宙船ステイツマンを破壊した。死んだロキとヘイムダル、半分のアスガルドの民たち、そしてソーもろとも。

地球,ニューヨーク。多次元宇宙(マルチバース)を守る魔術師スティーヴン・ストレンジ(ドクター・ストレンジ)の元に、空から男が降って来た。それは、ヘイムダルが命を賭けて転送したハルクことブルース・バナー博士であった。サノスが2つのインフィニティ・ストーンの所在地である地球を狙っている事をバナー博士から伝えられたストレンジは、アベンジャーズの共同リーダーであるトニー・スターク(アイアンマン)に接触し、ストーンの護衛を依頼する。しかし、既にアベンジャーズの内乱から続く様々な苦難に直面していたトニーは、スティーブを含むかつてのメンバーたちとの確執に悩んでおり、協力に消極的な態度を示すが、バナー博士はトニーにソーの身に起きたことを伝えて彼を説得し、トニーはスティーブから預かっていた古い携帯電話を手に取り、連絡を取ることにした。そんな中、「Qシップ」とよばれるドーナツ状の宇宙船がニューヨーク上空に出現した。それは、サノスの配下の軍隊「ブラック・オーダー」の幹部にして闇魔術師のエボニー・マウと巨漢の用心棒;カル・オブシディアンが、ストレンジの持つ「アガモットの目」に収められた時間を司るタイム・ストーンを狙い襲来したのである。トニーは、自身の胸部に新たに取り付けたアーク・リアクターに触れ、ナノテクノロジーを使用した最新型アイアンマンスーツ・マーク50を起動して装着し、ストレンジと彼の盟友:ウォンと共に応戦する。バナー博士もハルクに変身してトニーたちに加勢しようとするが、先の戦いでサノスに恐怖心を抱いたハルクが「ノー‼」と変身を拒否し表に出ないがために、ストレンジによって避難を余儀なくされる。ウォンは激闘の末、カル・オブシディアンの片腕を切り落とし北極に追放するが、アガモットの目に魔術を掛けてタイム・ストーンを守っていたストレンジは、エボニー・マウに拉致されてしまう。同じ頃、スパイダー・センスでこの危機にいち早く気付いていたピーター・パーカー(スパイダーマン)は、トニーがアベンジャーズ本部にあるマシン;ヴェロニカから発射した、マーク50と同じ様にナノマシンで構成されてる新型スパイダーマンスーツ;アイアン・スパイダーを身に纏い、逃走するQシップにしがみ付きエボニー・マウを追跡する。トニーもまた、加速してQシップに乗り込みストレンジの救出に乗り出す。Qシップが去った後、ウォンはストレンジ救出とタイム・ストーン奪還をトニーたちに託し、ニューヨークのサンクタムを守護すべく撤退。残ったバナー博士は、トニーが落とした携帯電話を拾い、この危機をアベンジャーズに伝えるべくスティーブたちに連絡を取る。

一方、宇宙。傷つきながらもサノスの襲撃から生き延び宇宙を漂っていたソーは、ピーター・クイル率いる銀河のはみ出し者集団:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの乗るミラノ号によって救助されていた。唯我独尊ながらも品の良さがにじみ出る態度と、容姿端麗で筋骨隆々なソーにガーディアンズのメンバーすぐさま意気投合。その心酔ぶりにリーダーとしてプライドが傷つくクイルだったが、インフィニティ・ストーンには、かつてサノスと同盟を結びザンダー星を滅ぼそうとした危険なクリー人:ロナン・ジ・アキューザーと戦ったときに関わっており、特にサノスの養女であるガモーラがサノスの目的をよく知っていたことから、ガーディアンズはそれを阻止すべく行動を開始する。ソーは、6つのストーンのうち2つのストーンは、現在地球で最強のヒーローチーム;アベンジャーズが守護している事をガーディアンズに伝える。クイル,ガモーラ,ドラックス,マンティスの4人は、エーテルこと現実を司るリアリティ・ストーンの在り処にして、かつて自分たちが訪ねたストーンの収集家:タニリーア・ティヴァン(コレクター)の住む「惑星ノーウェア」へ、ロケットと意気投合したソーは、グルートも加えてムジョルニアに代わる自身の新たなる武器を求め、アスガルドの武器を長年作り続けている種族:ドワーフが暮らす「惑星ニダベリア」へと訪れることに決定。ガーディアンズは二手に分かれ、宇宙の危機に備えることになる。

一方、地球,スコットランド。およそ三年前、邪悪な人工知能ウルトロンが作り出したボディに、トニーのサポートに当たっていた人工知能J.A.R.V.I.S.(ジャーヴィス)の思考プログラムを移植し、生み出された究極の人造人間;ヴィジョンは、自身の額に埋め込まれていた思考・精神を司るマインド・ストーンが何かに反応してヴィジョンに語りかけていることを察知する。2年間共に行動し恋人となったワンダ・マキシモフ(スカーレット・ウィッチ)は、そんなヴィジョンを心配していた。そんな時、ニュースでニューヨークに現れた謎の宇宙船の事と、トニーが行方不明になっている事を知り、助けに行こうとするヴィジョンを何者かの凶刃が背後から襲った。それは、サノスの配下の軍隊:「ブラック・オーダー」の幹部:コーヴァス・グレイヴとプロキシマ・ミッドナイトだった。二人は、ヴィジョンの額にあるマインド・ストーンを狙い襲撃したのである。物質をすり抜けられるヴィジョンを容易く傷つけるコーヴァスとプロキシマ、ヴィジョンを守護しようと能力を駆使し応戦するワンダ。追い詰められた二人の危機を救ったのは、2年前のアベンジャーズの内乱で指名手配されていたはずのスティーブ・ロジャース(キャプテン・アメリカ)とサム・ウィルソン(ファルコン)に、アベンジャーズを離れ彼らと行動を共にしているナターシャ・ロマノフ(ブラック・ウィドウ)だった。スティーブたちの加勢によって、コーヴァスは負傷し、彼らへの雪辱を誓うプロキシマと共に撤退した。思わぬ援護によって難を逃れたヴィジョンとワンダは、スティーブに連れられてクインジェットへと乗り込み、トニーの親友のジェームズ・"ローディ"・ローズ(ウォーマシン)のいるアベンジャーズ本部へと赴く。ローディは既にバナー博士と接触しており、この事態を把握していた。一方本部では、2年前にアベンジャーズを分裂させる切っ掛けを作ったソコヴィア協定をアベンジャーズに推し薦め、事件解決後にスティーブたちを指名手配犯にした張本人にして、現アメリカ国務長官になっていたサディアス・"サンダーボルト"・ロスが、ローディと通信中だった。居合わせたスティーブたちを逮捕するように命じるロスだったが、ローディはその命令を無視しロスとの通信を切る。その後、ローディとバナー博士はスティーブたちとの再会を喜んだ。自身が指名手配犯であるため、国連の協力を得られないことを知ったスティーブは、ヴィジョンの額からマインド・ストーンを摘出しサノスとの戦いに備えるべく、地上最強の金属:ヴィブラニウムを産出する超文明国家:ワカンダ王国へ向かうことを決め、出発した。

再び、宇宙。ミラノ号でノーウェアへと向かっていたクイル一行は、サノスとの戦いに備え準備を進めていた。そんな中、ガモーラはクイルに、もし失敗して自分がサノスに捕まったときには、自分を殺すように頼んだ。戸惑いながらもクイルはそれを了承し、この数年でお互いの愛を育んだ二人はそれを表すかのように口づけをする。ノーウェアに辿り着いたクイルたちは、真っ先にティヴァンの屋敷へと足を踏み入れる。その中では、サノスがティヴァンにリアリティ・ストーンを渡すように迫り拷問していた。クイルはガモーラたちに散開する様に合図するが、3人はそれを無視し足を進めた。サノスを見た直後、妻と娘を殺された復讐心をたぎらせていたドラックスは、クイルの制止を振りきろうとしていたが、マンティスが能力で間一髪眠らせる。しかし、ドラックスが床に倒れると、その音にサノスが気づきクイルたちの方へと向かってきた。クイルはガモーラとマンティスに右へ行くように指示したが、真っ先にガモーラが飛び付き、涙ながらにサノスを一瞬で殺害した。その一部始終を見ていたティヴァンは歓喜した。だがその直後、殺された筈のサノスの声が館に響いた。そう、自分たちが見ていた光景は、既にリアリティ・ストーンを手にしていたサノスがストーンの力で見せていた幻だった。惑星全体を包んでいた幻影が解除されると、ノーウェアは火の海となって既に壊滅しており、そこにはリアリティ・ストーンを新たにガントレットへ埋め込んでいたサノスが立っていた。サノスは自身に歯向かってきたガモーラの動きを封じると、真っ先に攻撃を仕掛けたドラックスとマンティスをリアリティ・ストーンの力で行動不能にした。二人がやられた後、クイルはガモーラを解放するようにサノスに銃を向け迫るが、ガモーラは狙うのはサノスではなく自分を撃つように懇願する。サノスもクイルにガモーラを殺すように迫るが、クイルは撃つのを躊躇した。しかしそれでもガモーラは自分を撃つように頼み続け、クイルへの愛を示し、クイルもガモーラへ愛していることを告げた後、引き金を引いた。だが、銃口から出てきたのはシャボン玉だった。再びリアリティ・ストーンの力を使いクイルの攻撃を防ぐと、サノスはガモーラをスペース・ストーンの力で連れ去った。

その頃、ストレンジはQシップ内でエボニー・マウの闇魔術で拷問を受けており、タイム・ストーンを渡すように迫られていた。一方、ストレンジの所有する意思を持った浮遊マントが、密航していたピーターとトニーに接触し、ストレンジ救出を決行する。ピーターが思い付いた奇策「“古い映画”エイリアン2大作戦」を実行したトニーの手によって、エボニー・マウは宇宙空間へと放り出され、氷漬けとなって死亡した。同じく宇宙空間へ吹き飛ばされかけていたストレンジを、ピーターがアイアン・スパイダーアーマーの能力で間一髪救い出す。主を失ったQシップは、自動操縦でコースを修正しながら、サノスの故郷の惑星タイタンへと向かっていた。ストレンジは地球へ戻るようにトニーに言うが、6年前のニューヨークでの戦いからサノスとの戦いに備えていたトニーは、行き先でサノスを待ち伏せし、奇襲を仕掛けることをストレンジに提案する。ストレンジは、二人の命よりタイム・ストーンを優先で守護するという条件付きでこれに同意、Qシップは惑星タイタンへと進み続ける。ピーターは、自分の作戦がストレンジ救出に繋がったことで、トニーによって正式にアベンジャーズ入りを認められた。

惑星ニダベリアへと向かう途中、ソーは惑星コントラクシアでの賭けで手に入れた義眼をロケットから貰い、右目に付けた。そして、たどり着いた惑星ニダベリアは、既に壊滅していた。その中で、サノスが左手に付けストーンを埋め込んでいた金色の手袋の型を発見すると、辿り着いたソーたちを何者かが襲った。それは、ソーの古い友人であるドワーフのエイトリだった。エイトリは、サノスがドワーフたちにインフィニティ・ストーンの力を最大限に発揮する手袋インフィニティ・ガントレットの製作を自分たちに依頼した事を語る。ガントレットが完成すると、サノスはエイトリだけを残し、他のドワーフたちを虐殺したのである。ソーは悲嘆にくれるエイトリを激昂し、自身の新たな武器を作る手助けを依頼する。死にゆく惑星ニダベリアの心臓の力、ソーの雷神の力とエイトリの技術、そしてグルートが自らの腕を柄として提供したことで、ムジョルニアと同じ能力に加え、あらゆる世界を繋ぐ虹の橋:ビフレストを呼び出す力をも得た、王の武器と称されるアスガルドの歴史上最強の武器・ストームブレイカーが完成した。

ノーウェアでサノスに誘拐されたガモーラは、最後にして6つのインフィニティ・ストーンの中で最も謎が多く、魂を司る力を持つストーン:ソウル・ストーンのある場所を知っていた。その地図は見つけて焼き払ったものの、サノスは船に忍び込み自身を暗殺しようとした彼女の義妹であるネビュラを拷問することで、ついにその所在地を吐かせることに成功する。サノスはガモーラを連れて、スペース・ストーンの力でソウル・ストーンが隠されている場所;惑星ヴォーミアへと辿り着く。ネビュラは一瞬の隙をつき、チタウリの見張り番を倒しネクロクラフトで脱走、ガーディアンズの一人であるマンティスに「いますぐタイタンへ向かって!」と連絡を取る。その頃、ヴォーミアには意外な人物が待ち構えていた。それは、73年前に起きたワルキューレの戦いで四次元キューブに触れ、どこかへ飛ばされたヒドラのリーダーにしてキャプテン・アメリカの宿敵:ヨハン・シュミット(レッドスカル)である。ソウル・ストーンのストーンキーパーとなった彼は、サノスにこう告げる。「ソウル・ストーンを手に入れるためには、愛するものと引き換えにしなければならない、その者の魂と共に」と。それを聞いたガモーラは勝ち誇った。愛する人を持たないサノスには決して手に入れられないと。しかし、サノスはガモーラの方へと振り返り、苦しい表情を見せ涙を流していた。ガモーラには、彼なりの愛情を注いでいたのであった。ガモーラは慌ててナイフを使って自刃しようとするも、サノスはリアリティ・ストーンの力でナイフをシャボン玉に変えてそれを阻止し、彼女の腕を掴み崖の下へと放り出し、殺害した。その後眩い光に包まれ、いつのまにか湖の上を漂っていたサノスの手には、オレンジ色の光を放つソウル・ストーンが握られていた。そして、彼の次なる行先は自身の故郷である惑星タイタン。エボニー・マウとの合流地点にして、タイム・ストーンの現在の所在地である。

その頃惑星タイタンでは、着陸の衝撃でバラバラになったQシップを舞台に、トニー一行とクイル率いるガーディアンズが戦いを繰り広げていたが、お互いの敵がサノスであることと、トニーたちがソーの言っていたアベンジャーズであることを知ると、彼らは協力し、打倒サノスの計画を練る。その頃、ストレンジがタイム・ストーンの力で時を超えながら、あらゆる未来を予知していた。1400万605通りの未来を見てきたストレンジは、自分たちがサノスに勝てた未来は、たった一つだけであることを語る。そして、4つのインフィニティ・ストーンを得たサノスがタイタンを訪れる。それを待ち構えるストレンジに、待ち伏せするトニーたち。サノスはバラバラになったQシップとストレンジが生きているのを見て、エボニー・マウの死を察すると、自身が与えた任務を果たした彼の死を悼んだ。その後サノスは、かつて自身の故郷であるタイタンが置かれていた状況と、それを阻止できなかったがために、究極の方法で宇宙のバランスを取ることを決意したとストレンジに語る。戦う決意を見せるストレンジの言葉を合図に、戦いがはじまる。それぞれがガントレットによるストーンの力の発動を食い止めながら戦うなか、ストレンジの魔術とマンティスの能力が、ついにサノスの動きを止める。同時に、サンクチュアリⅡから脱出してネクロクラフトで突撃したネビュラが飛び入りで彼らに加勢し、アイアンマンとスパイダーマンが必死にガントレットを奪おうとする。そんな中、アイアンマンの制止を振り切り、クイルは一人サノスに「俺のガモーラはどこだ」と問う。サノスは薄れゆく意識の中で「私が殺した」と答える。その言葉を聞きガントレットに埋め込まれてるソウル・ストーンを見たネビュラは、サノスがソウル・ストーンを手に入れ、ヴォーミアからこうしてタイタンに戻った事で、ガモーラが殺されたことを察する。恐れていた事が起きてしまった。クイルは怒りのままに、サノスを何度も強く殴り、その影響でマンティスが振り落とされてしまい足止めが効かなくなってしまった。意識が回復したサノスはアイアンマンたちを振り払い、パワー・ストーンとスペース・ストーンの力でタイタン上空の月を隕石として落とし、アイアンマンたちを追い詰めていく。そして、サノスの渾身の一撃がアイアンマンを貫き、ついに絶体絶命のピンチに陥る。そんな時、ストレンジは突如トニーの命乞いをした。「トニーの命を助けてやれ、代わりにストーンをくれてやる」と。交渉は成功し、ストレンジはタイム・ストーンをあっさりと渡した。トニーは辛うじて一命をとりとめるが、ストレンジが命よりも大切であると語っていたタイム・ストーンは、ついにサノスの手に渡ってしまった。しかしそれは、ストレンジが予知した、自分たちがサノスに勝てる未来への望みを繋げるためにしたことであり、他に方法は残されていなかったのだ。タイム・ストーンを手に入れると、クイルの猛攻をはね除け、最後の一つであるマインド・ストーンを求め、サノスはスペース・ストーンの力で地球へとワープした。

そして、地球,ワカンダ王国。国王ティ・チャラ(ブラックパンサー)と妹シュリはヴィジョンを保護し、マインド・ストーンをヴィジョンから切り離した後で破壊する方法を実行に移す。そしてスティーブは、ワカンダからホワイトウルフの称号を与えられたかつての親友:バッキー・バーンズと再会する。しかしそんな彼らの一時の休息と再会をよそに、事態は非常に素早く進行していた。体制を建て直したブラック・オーダーがストーンを求めて、ついにワカンダへと襲来したのである。ワカンダを守るエネルギー・バリアを、戦闘員であるアウトライダーズの命などお構いなしに突撃させてこじ開けようとするプロキシマとカル。背後に回り込まれる前に、正面での決着を目指すスティーブたちは、ティ・チャラの合図でエネルギー・バリアの一部を解除装着し、そこを重点的に叩くことを決める。ワカンダ防衛軍とアベンジャーズ対ブラック・オーダーの、マインド・ストーンを掛けた決戦がついに始まった。スティーブやバッキー、ティ・チャラが白兵戦でアウトライダーズの相手を取り出するが、圧倒的な敵の数で次々と追い込まれていく中、虹の橋:ビフレストの光が戦場を包む。ストームブレイカーを新たに携えたソーが、ロケットとグルートと共に戦場に舞い降りた。ソーたちの加勢によって、戦況は一気に好転していた。助っ人として加勢したロケットは、バッキーと連携を取りながらアウトライダーズの相手をし、ハルク化が上手くできないバナー博士は、アイアンマンマーク44・ハルクバスターマーク2を装着して義腕を装着し戻ったカルをバリアの上で爆散、ワンダはナターシャとオコエの協力でプロキシマをブラック・オーダーのスラッシャーでバラバラにし、そして、スティーブの加勢を受けたヴィジョンが、コーヴァスを彼の槍で胸を貫いて、それぞれの敵を倒して勝利する。

しかし、運命は無常にも訪れる。5つのインフィニティ・ストーンを左手のガントレットに宿したサノスが、ワカンダに現れた。一斉にヒーローたちが足止めに向かうが、次々とストーンの力でやられていき追い詰められてしまう。そんなとき、ワンダはヴィジョンの最期の願いを聞き入れ、自分のエネルギーをヴィジョンへと一気に流し込み、彼もろともマインド・ストーンを葬り去った。これにより、サノスの計画を阻止したかに思えた。しかしサノスは、タイタンでストレンジから新たに手に入れたタイム・ストーンの力で、ヴィジョンとマインド・ストーンの時を巻き戻し、再生させた。再生したヴィジョンの頭部を抉り壊すと、ヴィジョンは機能停止し、倒れた。ヴィジョンから奪ったマインド・ストーンをカントレットへと埋め込むと、ついにサノスは6つ全てのインフィニティ・ストーンを手に入れた。その時、雷を身にまとったソーが物凄い勢いで空中からサノスに飛びかかり、サノスの胸をストームブレイカーで貫いた。しかしサノスは、ソーが頭を攻撃しなかったことを嘲笑いながら、左手の指を鳴らした――。その瞬間、サノスの意識はオレンジ色の空間へと迷い混む。そこに立っていたのは、幼きガモーラの幻影だった。サノスはガモーラに「何を引き換えにしたの?」と問われ、サノスは「全てだ」と答えた――。

全てのストーンの力を発揮し、黒焦げとなったガントレットと共に、サノスはどこかへとワープし去った。サノスが去った後、スティーブの名を呼ぶと共に最初に消えたのは、バッキーだった。バッキーを皮切りに、ティ・チャラが、ワンダが、サムが、そしてグルートがロケットの目の前でチリになって消えて行った。タイタンでは、マンティス,ドラックス,クイルが消える。そして「トニー、他に道は無かった」というトニーへの謝罪の言葉と共にストレンジが、ピーターもトニーに泣きながら助けを求めながら、消えた。誰もいないタイタンの地で、生き残ったトニーにネビュラが「やってしまった」と声を掛ける。ワカンダでは、スティーブたちがストーンを奪われ倒れているヴィジョンと、消えてしまった仲間たちの跡を静かに見据える。ただ今は、それしかできなかった――。その頃、どこかの静かな山奥の小屋がある惑星へとワープしたサノスは、使命を果たしたことに安堵の表情を浮かべながら、静かで長閑な景色を眺め微笑んでいた――。

ポスト・クレジット・シーン。ニューヨークで、ウルトロンとの戦い以来姿を消しアベンジャーズを離れていた、マリア・ヒルとニック・フューリーの目の前で街中の人々が次々と消えていく。程無くしてヒルも消え、緊急事態であることを悟ったフューリーはバックからポケベルを取り出して誰かに救援信号を送るが、フューリー自身もまた静かに消え去っていく。道端に残されたポケベルには、赤と青の星の紋章が表示され、多くの謎と新たな希望を残したまま、物語の幕は閉じる。

キャスト[編集]

※括弧内は日本語吹替[10]

トニー・スターク / アイアンマン
演 - ロバート・ダウニー・Jr藤原啓治
アベンジャーズの共同リーダー。地球最大の巨大複合企業(元兵器産業):スターク・インダストリーズ会長にして天才発明家。自身が開発した最新鋭のパワードスーツ;アイアンマンを装着し戦う。現CEOにして恋人のペッパーとのデート中に、バナーの話に応じたドクター・ストレンジから呼び出しを受ける。ストレンジからスティーブたちに協力を依頼しろと言われるが、『シビル・ウォー』での一件から否定的であった。また、本作が始まる前にスティーブを含む殆どのメンバーが、ソコヴィア協定の影響で逃亡犯となっており、アベンジャーズは解散状態にあることがトニーによって明かされた。だが、バナーからソーの身に起きたことを伝えられると、スティーブから受け取っていた古い携帯電話を取り出し、再び彼等と戦うことを決意する。しかしそんな中、タイム・ストーンを求めてニューヨークへと襲来したエボニー・マウとカル・オブシディアンを、ストレンジと彼の盟友であるウォンと危機を察知して駆け付けたピーターと共に迎え撃った。だが、ストーンを守護していたストレンジがエボニー・マウに拉致されると、彼を救出するべくQシップへと乗り込み、同じ様に乗り込んでいたピーターと合流し、ピーターの奇策でエボニー・マウを倒しストレンジを救出した。その後、サノスに奇襲を仕掛けるべくストレンジに共闘を持ち掛け、そのまま惑星タイタンへと向かった。そして、お互いの誤解で戦っていたクイル率いるガーディアンズ・オブ・ギャラクシーと和解し、共にサノスを打倒するべく協力関係を築いた。
ニューヨークでの戦い以来、サノスなどの宇宙からの敵の襲来のことは6年間も考えていたために、救出したストレンジにサノスへ奇襲を仕掛けるために共闘を持ち掛けるなど、考え方が他のメンバーよりかなり過敏になっていた。
本作では、全身ナノマシンで構成されている最新型のアイアンマンスーツ「マーク50」を装着する。
救援に来たピーターを未だに子供扱いしているが、Qシップ内での戦果から正式にアベンジャーズ入りを認めた。
また、自分と同じ年代の生まれであるクイルとは、7・80年代のポップカルチャー関係で話が合う。
ソー
演 - クリス・ヘムズワース三宅健太
神々の国:アスガルドの王,オーディンの息子にして、最強の雷神。ラグナロクの発動によるアスガルドの崩壊から逃れ、新天地として地球へと向かう最中にサノスの襲撃を受け、四次元キューブ(スペース・ストーン)を奪われた末、半分のアスガルド人,ヘイムダル,義弟のロキを目の前で殺され、サノスへの復讐を誓う。
後に、宇宙を漂っていたところをガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバーに救出され、事情を話して協力関係を築き、サノスを倒すための新たな武器を調達すべく、ロケット,グルートを連れて惑星ニダベリアへ向かう。
このときガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバー全員に、地球最強のヒーローで結成された集団「アベンジャーズ」が地球にいることを伝えたため、後に惑星タイタンにてお互いの勘違いで対立していたトニーたちとクイルたちが誤解を悟り協力しあうキッカケとなった。
また、ニダベリアへと向かう最中に意気投合したロケットから義眼を貰い、以降は右目に付けている。なお、グルートの言葉は分かるらしい。サノスの養女であるガモーラに対しては、自分と同じ様に家族のことで苦悩している事で彼女に理解を示し、共感していた。
ワカンダでの決戦では、ムジョルニアに代わる自身の新たな武器:ストームブレイカーの力でロケットとグルートを連れて戦場に現れ、雷神本来の力を最大限に発揮し、ブラック・オーダーを薙ぎ払った。
ブルース・バナー / ハルク
演 - マーク・ラファロ宮内敦士)、ハルクの声 - ルー・フェリグノ
キャプテン・アメリカを誕生させたスーパーソルジャー計画の再現実験中にガンマ線を大量に浴びたことで、怒りや憎しみなどの感情の高ぶりで、緑色の巨人:ハルクに変身する能力を持つ天才科学者。ソーたちと同様に、地球に向かう途中でサノスに襲われロキの作戦で反撃するも力及ばず敗北し、ヘイムダルによってビフレストの力で地球(ストレンジがいるニューヨークのサンクタム)へと逃がされる。帰還後はバナーの姿に戻り、偶然出会ったストレンジやトニー、スティーブたちアベンジャーズのメンバーにサノスの脅威と宇宙の危機を知らせる。また、協力に消極的な態度を取っていたトニーを激昂・説得し、スティーブたちに連絡を取らせようとした。Qシップが去った後、サンクタムを守護するべく撤退したウォンと別れ、トニーが落とした古い携帯電話を拾いスティーブたちと連絡を取り、サノスの脅威を報せた。
後の戦闘では、バナーが自ら心拍数を上げてハルク化しようとしても、サノスに恐怖心を抱いたハルクに「嫌だ!!」と拒まれてしまい、ハルクは表に現れなかった。これによりバナーは、ワカンダでのブラック・オーダーとの戦いでは「ハルクバスター・マーク2」を装着して戦わざるを得なくなるが、装着時に「まるで自分の意識がはっきりしている状態でハルクになった気分だ」と評しており、非常に喜んでいた。しかし、最後に頼りになるのはハルクだと考えており、カルとの戦闘では再度のハルク化を試みている。
スティーブ・ロジャース / キャプテン・アメリカ
演 - クリス・エヴァンス中村悠一
アベンジャーズの共同リーダー。第二次世界大戦末期に超人血清によって肉体を人間の限界以上にまで強化された、伝説の超人兵士。後にヒドラとの最終決戦後に氷海に墜落し氷漬けで仮死状態となったが、70年後にS.H.I.E.L.D.に発見され、70年の眠りから目覚めた。バナーからの連絡に応じて、スコットランドでブラック・オーダーに襲われていたヴィジョン,ワンダをサムとナターシャと共に救出し、ローディと合流するべくクインジェットでアベンジャーズ本部へと赴いた。アベンジャーズの内乱の一件で2年間国連に指名手配され追われているため、協力を得られるのはワカンダのみと判断してティ・チャラに連絡をとり、バナー,サム,ナターシャ,ローディ,ワンダ,ヴィジョンを連れてワカンダへ向かい、サノスの襲来に備える。
本作では、ワカンダから提供された新たなヴィブラニウム製の盾を両腕に装備して戦いに復帰する。
ナターシャ・ロマノフ / ブラック・ウィドウ
演 - スカーレット・ヨハンソン米倉涼子[11]
元 S.H.I.E.L.D.のエージェントにして、世界最強の女スパイ。『シビル・ウォー』の一件以降は、アベンジャーズを離れてスティーブたちと共に2年間逃亡生活を送っていた。スティーブ,サムとともにスコットランドに登場し、ブラック・オーダーに襲撃されているワンダとヴィジョンの危機を救った。ローディと合流するべく赴いたアベンジャーズ本部で、自分の想い人であるバナーと再会した時は複雑な感情を抱きながらも、誰よりも再会を喜んだ。ワカンダでの決戦では持ち前の身体能力とスキルを武器に、ワンダとオコエと共にプロキシマと戦う。
ジェームズ・“ローディ”・ローズ / ウォーマシン
演 - ドン・チードル目黒光祐
アメリカ空軍大佐にして、トニーの親友。他のアベンジャーズメンバーからは「ローディ」と呼ばれている。バナーから既に連絡を受けて接触していたため、逮捕の命を下したロスを無視し、本部に来たスティーブたちのことは逮捕せず再会を喜んだ。ソコヴィア協定に同意したことでスティーブたちと対立した事をトニーと同じ様に後悔していた為、ロスとの通信でその旨を明かしていた。下半身不随は、トニーが製作したナノテクを応用したマシンで歩けるようになった。
ワカンダにおけるブラック・オーダーとの戦いでは、サムと組んで戦う。
スティーヴン・ストレンジ / ドクター・ストレンジ
演 - ベネディクト・カンバーバッチ三上哲
ニューヨークのサンクタムを異次元の脅威から守護する、元天才神経外科医だった魔術師。「アガモットの目」ことインフィニティ・ストーンの1つであるタイム・ストーンを持っていることから、ヴィジョンと同様サノスに狙われている。
偶然出会ったバナーからサノスの脅威を聞きトニーに協力を求めるが、彼がアベンジャーズの内乱での一件からスティーブ達との確執で悩んでいることや、自身の上から目線の態度がトニーの気に触り彼と衝突してしまうが、Qシップ内でトニーとピーターに救出された後は、トニーの提案に賛同し、彼らと共に惑星タイタンへと向かった。本作では魔術が更に上達し、質量のある分身,多次元宇宙(マルチバース)エネルギーの放出とエネルギーによる武器の精製,シールド発生,アガモットの目(タイム・ストーン)による予知能力等様々な魔術を修得しており、サノスを足止めするほどの強力な魔力を持っている。タイタンに現れたサノスに「最強の魔術師」と自称しており、彼との戦いではその名に恥じないほどの実力を見せつけた。
タイム・ストーンがサノスに渡れば宇宙が滅ぶことを懸念して、仲間の命よりタイム・ストーンを守ることを最優先事項としている。
ピーター・パーカー / スパイダーマン / アイアン・スパイダー
演 - トム・ホランド榎木淳弥
特殊なクモに噛まれた影響で、クモの特殊能力を得た高校生にしてニューヨークのヒーロー。アベンジャーズの内乱でトニーに能力を買われスカウトされて以来、アベンジャーズに入ろうと努力してきた。ミッドタウン高校の課外授業中に、自身の持つスパイダー・センスで危機を感知してトニーとストレンジの元へ駆けつけ、サノスから宇宙を守るために参戦する。
シビル・ウォー』と同様に、昔の映画である『エイリアン2』を見て得た知識が、本作でもエボニー・マウを倒すのに役に立つこととなり、ストレンジ救出に繋がった。この戦果がトニーに評価され、正式にアベンジャーズ入りを認められた。タイタンでもトニーたちと連携を取りながら、サノスを翻弄した。
本作では、『ホームカミング』終盤でトニーから提供されるも受け取りを拒否した、アイアンマン・マーク50と同じ様にナノマシンで構成されている新型アーマースーツ:「アイアン・スパイダー」を装着する。
ティ・チャラ / ブラックパンサー
演 - チャドウィック・ボーズマン田村真
超文明国家ワカンダの国王にして、国と希少金属「ヴィブラニウム」を守護する戦士。「神秘のハーブ」によって、超人的な身体能力を有しているため、『シビル・ウォー』ではバッキーとキャプテンと互角に戦った。事件解決後は、指名手配犯となったスティーブとバッキーを自身の手引きでワカンダヘと亡命させた。スティーブの連絡を受け、アベンジャーズをワカンダへ入国させる。
ブラック・オーダーとの戦いでは、大多数のワカンダ兵とジャバリ族を含む5つの部族を率いて、アベンジャーズと共に前線に立つ。
ガモーラ
演 - ゾーイ・サルダナ朴璐美
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバーの一人で、サノスの義理の娘。手術と訓練によって人間兵器となった元暗殺者。そういった関係もあり、サノスの目的は誰よりも知っている。救出したソーからは、自分と同じ様に家族のことで苦悩している事で共感されていた。クイルとの関係は、前作『リミックス』より更に発展しており、相思相愛の関係になっていた。また、最後のインフィニティ・ストーンであるソウル・ストーンの所在地を知っていたため、惑星ノーウェアで待ち伏せていたサノスに拐われてしまう。本作では彼女とサノスの過去が明らかになる。
ネビュラ
演 - カレン・ギラン森夏姫
サノスの義理の娘であり、ガモーラの義妹。自身をサイボーグにしたサノスを暗殺しようとサンクチュアリIIに侵入したものの返り討ちにあい、サノスにストーンの力で半ば分解される形で拷問を受ける。その後、隙をついて脱出してマンティスと連絡を取り、タイタンへ向かうように伝える。
前作『リミックス』でガモーラとの絆を取り戻したことで、前述のように他のガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバーとも協力しあっている他、タイタンでサノスと戦っていたトニーたちアベンジャーズにも加勢する。
ロキ
演 - トム・ヒドルストン平川大輔
かつてサノスと同盟を結び、四次元キューブ(スペース・ストーン)を手に入れるべく地球へ侵攻し、アベンジャーズに敗北した邪神にしてソーの義弟。ラグナロクの発動でアスガルドを脱出し、ソーと共に地球を目指していたが、自分がアスガルド崩壊に乗じて回収し所持している四次元キューブ(スペース・ストーン)を求めて襲撃してきたサノスによって、アスガルド人の半分を皆殺しにされてしまう。切り札だったハルクはサノスに敗北し、瀕死のヘイムダルによってビフレストの力で地球へと逃がされた後、瀕死のソーを見捨ててサノスに四次元キューブ(スペース・ストーン)を渡して服従しようするが、それらはサノスを仕留めるための演技であった。しかし、そのサノスを傷つけることすらできないまま彼に首を絞められ、殺されてしまう。
ヴィジョン
演 - ポール・ベタニー加瀬康之
ウルトロンが開発したマインド・ストーンを埋め込まれたヴィブラニウム製の究極の人工肉体に、トニーのサポートを務めていた人工知能J.A.R.V.I.S.(ジャーヴィス)が移植されて誕生した究極の人造人間。ワンダとともにスコットランドで潜伏生活を送っていたが、マインド・ストーンを所持していたためにブラック・オーダーの襲撃を受ける。
ワンダと、救援に来たスティーブたちによって難を逃れるが、コーヴァスとの戦闘で身体の密度を制御出来ずに負傷してしまう。
アベンジャーズ本部へ赴いた後に、バナーやスティーブたちから事情を聞き、サノスを止めるためには、自身のマインド・ストーンだけでも破壊すべきと主張する。しかし、バナーからマインド・ストーンを摘出すれば、自分の純粋な人格だけが残るのではないかと言う指摘をされ、ストーンを摘出するべくスティーブの提案で彼らと共にワカンダへと向かった。ワカンダへ渡った後は、マインド・ストーンを摘出するべくティ・チャラの妹であるシュリの保護下に置かれた。
本作では『シビル・ウォー』の頃より更に進化しており、マインド・ストーンの力で外見を普通の人間と同じ様に変化できるようになっていた。
ワンダ・マキシモフ / スカーレット・ウィッチ
演 - エリザベス・オルセン行成とあ
マインド・ストーンを利用したヒドラの人体実験で、テレキネシス,マインドコントロール等の特殊能力を得た強化人間(ミュータント)。アベンジャーズの内乱後に、スコットランドで恋人関係になったヴィジョンと2年間潜伏生活をしていたが、マインド・ストーンを求めてやって来たブラック・オーダーに襲われる。その後、スティーブたちに救われて難を逃れ、再会する。
スティーブたちから事情を聞いた後、マインド・ストーンと同等のエネルギーを持っていることで、ヴィジョンからマインド・ストーンの破壊の役目を自身に任されたことで激しく動揺する。ワカンダでの決戦では、ナターシャとオコエと共にプロキシマと戦う。
サム・ウィルソン / ファルコン
演 - アンソニー・マッキー溝端淳平[11]
元落下傘兵にして、人工翼で飛行しサポートするキャプテン・アメリカの相棒。アベンジャーズの内乱後はスティーブ,ナターシャとともに行動しており、彼らとスコットランドへと向い、ブラック・オーダーに襲撃されているワンダとヴィジョンを救出した。
ワカンダでのブラック・オーダーおよびアウトライダーズとの戦闘では、ローディと連携する。また、ファルコンと連携する戦闘支援用ドローン『レッドウィング』は三機に増えている。
バッキー・バーンズ / ウィンター・ソルジャー / ホワイトウルフ
演 - セバスチャン・スタン白石充
かつてヒドラに洗脳され、暗殺者「ウィンター・ソルジャー」に仕立て上げられた、スティーブの幼馴染みにして無二の親友。アベンジャーズの内乱後は、ティ・チャラの手引きによってワカンダへと亡命し、ワカンダの医療技術でヒドラの洗脳を解くべく冷凍冬眠装置に入った。『シビル・ウォー』にて左腕の義手を失うが、本作にてティ・チャラから新たにヴィブラニウム製の義手を提供され、同時にホワイトウルフの称号を与えられ戦線に復帰する。
ワカンダの医療技術でヒドラの洗脳も完全に消えており、再会したスティーブとはかつて親友だった頃のように再会を喜んだ。
ワカンダでのアウトライダーズとの戦闘では、ライフルM249 パラトルーパーを装備して応戦、後にソーとともにワカンダへ降り立ったロケットとも連携する。ロケットからは、自身の義手とライフルを売るように要求されてしまう。
ヘイムダル英語版
演 - イドリス・エルバ斉藤次郎
アスガルドとあらゆる世界を繋ぐ虹の橋:ビフレストの門番。全てを見透せる目を持つ。サノスたちの襲撃で瀕死に陥るが、ハルクがサノスに敗北した直後、死の直前に最期の力を振り絞って、ハルクをビフレストの剣の力で地球へと送った。その後、コーヴァスの槍を手にしたサノスによって殺害される。
しかし、彼の行動はバナーがアベンジャーズにサノスの脅威を知らせる橋渡しとなった。
オコエ
演 - ダナイ・グリラ斎賀みつき
国王となったティ・チャラに仕えている、ワカンダ王室の親衛隊「ドーラ・ミラージュ」の隊長。
ワカンダでの戦闘ではナターシャ,ワンダと連携してプロキシマと戦う。
エイトリ英語版
演 - ピーター・ディンクレイジ北川勝博
本作にて初登場した、惑星ニダベリアにいる巨体のドワーフの職人。ソーとは旧知の仲である。長年アスガルドの武器を作り続けており、かつてソーが所持していたハンマー「ムジョルニア」は彼の一族が造ったものである。襲撃してきたサノスの依頼で、全てのインフィニティ・ストーンの力を最大限に発揮出来る手袋:インフィニティ・ガントレットを作った後、一族を惑星ごと滅ぼされて悲嘆に暮れるが、再会したソーの激励で希望を取り戻し、ソーの新たな武器であるストームブレイカー作りに一役買った。
ウォン英語版
演 - ベネディクト・ウォン田中美央
魔術師の総本山「カマー・タージ」の書庫の番人にして、ストレンジの盟友。サンクタムに落ちてきたバナーからサノスの脅威を聞き、ニューヨークに降下したブラック・オーダーとの戦いではストレンジやトニー,ピーターと連携し、カル・オブシディアンの片腕を奪い、彼を北極へと追いやった。エボニー・マウに拉致されたストレンジの救出とタイム・ストーンの奪還は宇宙に上がったトニーたちに任せ、自身はストレンジの代理としてニューヨークのサンクタムを守るべく地球に残り、スティーブに連絡を取ろうとしていたバナーと別れ撤退した。また、インフィニティ・ストーンのことに詳しく、未だに謎が多い最後のストーンであるソウル・ストーンを、6つあるストーンの中で最も強力な力を持つストーンだと評した。
マンティス英語版
演 - ポム・クレメンティエフ秋元才加[12]
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバーの一人で、他人の感情を読み取ったり感情を操るエンパシー(共感能力)を持つ。幼い頃に、天界人にしてクイルの実父であるエゴに育てられたが、エゴと接してこなかったため他人との接し方がよくわからず悩んでいたが、ドラックスとのふれ合いで少しずつ他人との接し方を学んでいった。エゴの死後は、ガーディアンズのメンバーとなり行動を共にしている。
本作では、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバー以外の相手とも十分に話し合えるほどコミュニケーション能力が向上している。また、サノスの襲撃で気を失い宇宙を漂っていたソーを自身の能力で起こしたり、惑星タイタンでは自身の能力でストレンジと連携を取りながらサノスを足止めした。
ドラックス
演 - デイヴ・バウティスタ楠見尚己
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバーの一人。過去にサノスと同盟を結んでいた危険なクリー人:ロナン・ジ・アキューザーに家族を殺されて以来、復讐を決意し、ロナンとサノスを探し続けていた。猪突猛進な性格は相変わらずで、妻と娘を殺された恨みを晴らすためにクイルの制止を振り切り、サノスへ攻撃を仕掛けようとするほど。自身のズレた言動で場の空気を凍らせてしまう点も全く変わっておらず、トニーとピーターも困惑していた。ガーディアンズのメンバーを自分のもう一つの家族と思っており、愛情を持って大切にしている。また、単純すぎる性格な為、マンティスの能力で簡単に眠ってしまう。救出したソーを見て「クイルよりかっこいい男」と称した。本作にて、自身の妻と娘の真の仇であるサノスとついに対峙することとなる。
グルート
声 - ヴィン・ディーゼル遠藤憲一[12]
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバーの一人。ロケットの無二の親友にして相棒である、人形植物のヒューマノイド。前作『リミックス』終盤にて反抗期を迎えたため、台詞は「オレはグルート」に変化しており、それに伴い口がかなり悪くなっている。劇中では常にゲームに熱中していて、周りで起きてる出来事に無関心な態度をとる。しかし、いざというときは頼りになる存在であり、ソーの新たな武器であるストームブレイカーの完成に一役買い、ワカンダでの決戦ではロケットとソーと共に戦場に降り立ち、ブラック・オーダー相手に勇猛果敢な活躍をみせる。
ロケット
声 - ブラッドリー・クーパー加藤浩次極楽とんぼ[12])、演 - ショーン・ガン英語版
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバーの一人。違法な遺伝子操作と人工頭脳移植手術によって、高度な知能を持ったアライグマ。戦闘では主にライフルを用いる。救出したソーからは「ウサギ」と呼ばれるが、「リーダーとしての風格がありそう」と言われて彼と意気投合し、ソーの新たな武器を調達するため、ソーとグルートを連れて惑星ニダベリアへ向かう。その道中で、ソーが抱えてる苦悩や覚悟を知り、改めて同志として共にサノスと戦う決意をする。後にソーがストームブレイカーを得たことでグルートとともにビフレストで地球のワカンダへ援軍として参戦し、自身と同じくライフルを装備して戦っていたバッキーと組んでブラック・オーダーを迎え撃つ。その時に、バッキーが持つ義手とライフルに興味を持ち、自分に売るように要求した。
ペッパー・ポッツ英語版
演 - グウィネス・パルトロー岡寛恵
スターク・インダストリーズ現CEOにして、トニーの恋人。過去にトニーの秘書をしていたが、トニーに会社の後継者として抜擢され、CEOへと任命された。デートの最中、宇宙からの敵の襲来を恐れるトニーを安心させようとするも、トニーに会いに来たストレンジや再会したブルースからサノスの脅威を聞いたことで、無駄に終わってしまう。トニーの身を案じて連絡を送るも、ストレンジ救出の為にQシップに乗り込んで宇宙へ行ってしまった為、通信は途切れてしまう。
タニリーア・ティヴァン / コレクター英語版
演 - ベニチオ・デル・トロ石住昭彦
辺境の惑星ノーウェアに住んでいる収集家。過去に、ガモーラからオーブことパワー・ストーンを手に入れようとしたが、失敗している。『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』の終盤にて、アスガルドからエーテルことリアリティ・ストーンを預かっていたことから、サノスの襲撃を受ける。
サノス
演 - ジョシュ・ブローリン銀河万丈
今作におけるメイン・ヴィラン。全宇宙の生命体の半分を消し去り均衡を保つことを目標に掲げる、狂えるタイタン人。かつてロキやロナンを利用して、インフィニティ・ストーンの回収をしていたが、ロキの敗北やロナンの裏切りによって2度も失敗している。だが、インフィニティ・ガントレットを手に入れてからは、自らストーンを回収するべく動き出した。その実力は、ロナンの腹心であるコラスがかつて「サノスは宇宙一強大な力を持つ存在」と称しているため、雷神のソーや驚異的な怪力を持つハルクを容易くあしらい圧倒してしまうほど。更に、インフィニティ・ストーンの力を最大限に発揮できる手袋:インフィニティ・ガントレットを持っている為、複数のヒーローを一度に相手取り瞬殺出来てしまえるほどの力を発揮する。
「宇宙の救済」という歪んだ信念を持ち、そのためには6つ全てのインフィニティ・ストーンを揃える必要があると考え、それを実現すべく宇宙中を駆け巡る。
かつて、自身の故郷であるタイタンの滅亡を食い止めようとしたが叶わなかった。それ以来、宇宙全体のバランスを保つために大いなる野望を掲げた。その完遂のためにはあらゆる犠牲をいとわず、行く先々で虐殺・破壊を繰り返し、果ては自身が愛情をもって育て上げた義理の娘の命さえ差し出すほどである。
しかし、ソウル・ストーンを手にするためには、愛娘であるガモーラを犠牲にする必要があると察すると苦しい表情を見せ涙を流したり、自分が与えた任務を果たしたエボニー・マウの死を悼んだり、自分と必死に戦ったトニーに対し尊敬の念を示したりと、一切の感情を捨てているというわけではない。本作ではサノスを中心に描かれており、彼とガモーラの過去が鮮明に描かれる。
ジョー・ルッソ監督は「サンディエゴ コミコン2017」においてComicbook.comの取材に対し「サノスを新世代のダース・ベイダーにしたい」と述べており、2017年夏には撮影現場における取材で脚本を執筆したスティーヴン・マクフィーリーとクリストファー・マルクスは本作について「サノスの映画である」と語っている。
ピーター・クイル / スター・ロード
演 - クリス・プラット山寺宏一[12]
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのリーダー。幼い頃に、ヨンドゥ・ウドンタ率いる宇宙海賊ラヴェジャーズに地球から誘拐されて以来、宇宙を駆け巡る宇宙海賊となった、天界人と地球人のハーフ。本作では、救出したソーの勇ましく逞しい性格と容姿に目を奪われた仲間からぞんざいな扱いを受け、ソーと張り合う。また、ガモーラとの関係が前作『リミックス』より更に発展しており、相思相愛の関係になっていた。
ソーから、エーテルことリアリティ・ストーンが現在、自分たちがかつて『ロナンとの戦い』のときに行ってきた惑星ノーウェアにいるコレクターの手にあると聞き、サノスより先にストーンを回収すべくメンバーを二手に分け、ガモーラ,ドラックス,マンティスを連れて惑星ノーウェアへ向かう。ガモーラがサノスに拐われた後、惑星タイタンでお互いの誤解で戦っていたトニーたちアベンジャーズと出会い、共通の敵がサノスと知ると戦いを中断して和解し、サノスを打倒するべく協力関係となる。7・80年代のポップカルチャーに詳しい為、オタクのピーターと自分と同じ年代の生まれであるトニーとは話が合う。
サディアス・“サンダーボルト”・ロス英語版
演 - ウィリアム・ハート菅生隆之
かつてハルクの力を軍事利用しようと目論んでいた元陸軍の将軍にして、国務長官。2年前、アベンジャーズを分裂させる切っ掛けを作ったソコヴィア協定をアベンジャーズに推し薦め、分裂後にスティーブたちを指名手配犯にした張本人でもある。ニューヨークがブラック・オーダーに襲撃されている事態にあっても、ソコヴィア協定に賛成する者として、ヒーローへの否定的かつ批判的な姿勢は変わらない。後にスティーブたちがアベンジャーズ本部に現れた際も、居合わせたローディに逮捕を命じたが、ローディの事実上の命令拒否によって通信を切られてしまった。
シュリ
演 - レティーシャ・ライト百田夏菜子[11]
ティ・チャラの妹にして、天才科学者。持ち前の頭脳でヴィジョンの額のマインド・ストーンにかけられた2兆以上のプロテクトを解析し、その用意周到さからバナーを褒める。
兄の指示で、ヴィジョンからマインド・ストーンを摘出する作業を行う。
カル・オブシディアン英語版
演 - テリー・ノタリー英語版
サノス配下の軍隊;ブラック・オーダーの用心棒。冷血で暴力的、狩りと殺しの技術に長ける[13]。他のブラック・オーダーのメンバーとは違い、基本的に言葉を喋ることは無い。
タイム・ストーン回収のためエボニー・マウと共にニューヨークに現れ、アイアンマンやスパイダーマンを相手に怪力を振るうが、ウォンの魔術によって北極へと追いやられ片腕を失う。ワカンダの決戦では義腕を付けた状態でも、ハルクバスター・マーク2を相手に片腕をもぎ取るほどの力を見せる。
エボニー・マウ英語版
演 - トム・ヴォーン=ローラー英語版いずみ尚
ブラック・オーダーの戦略家。天才的頭脳を持ち、闇魔術で元素を操る闇魔術師でもある。[13]。サノスに絶対的な忠誠心を持っており、自身に与えられた任務を必ず遂行しようと心掛けている。
タイム・ストーンを求めてQシップでカルと共にニューヨークを襲撃、持ち前の闇魔術でドクター・ストレンジやアイアンマンといったヒーローたちの前に立ちふさがる。ストレンジが操るタイム・ストーンの魔術に興味を持ち、ストレンジを拉致しストーンを渡すよう迫り彼を拷問するが、ストレンジを救出しにQシップへと潜り込み、ピーターの奇策を実行したトニーによって宇宙空間へと放り出され、氷漬けとなり死亡した。その後、彼のQシップはトニーたちを乗せたまま、自動操縦でコースを修正しながらサノスとの合流地点である惑星タイタンへと辿り着く。
米メディアJustJaredでは、2017年7月5日頃にCG合成用の特殊スーツを着てストレンジ役のカンバーバッチを襲うヴォーン=ローラーの画像が公開されていた。collider.comはスーツに「EB-MAW」と書かれていることを指摘しており、ストレンジとマウの戦闘がある可能性に言及している。
プロキシマ・ミッドナイト英語版
演 - キャリー・クーン鷄冠井美智子
ブラック・オーダー最強の女戦士。行く先々で恐れられ、その槍で敵に速やかなる死をもたらす[13]
サノスからマインド・ストーンの回収を指示されており、コーヴァスと共にヴィジョンを狙うが、救援に来たスティーブたちに妨害され、負傷したコーヴァスと共に撤退する。ワカンダでの決戦では義腕を付け合流したカルと共に襲撃し、後にナターシャ,ワンダ,オコエと戦う。
コーヴァス・グレイブ英語版
演 - マイケル・ジェームズ・ショウ英語版山岸治雄
ブラック・オーダーにおいてサノスの副官を務めている戦士。手にした槍斧「ハルバード」で敵を狩るだけでなく、その抜け目のない知能も彼の武器である[13]
マインド・ストーンの回収を目的にプロキシマと共にスコットランドに現れ、透過能力と最強金属ヴィブラニウムのボディを持つヴィジョンを容易く翻弄するも、二人を救出しに来たスティーブたちの参戦で負傷し、プロキシマと撤退する。ワカンダでの決戦では、再びマインド・ストーンを狙いヴィジョンを再び襲撃したが、ヴィジョンを救援しに来たスティーブと戦うことに。
エムバク英語版
演 - ウィンストン・デューク英語版木村昴
ワカンダの山奥に棲むジャバリ族のリーダー。好戦的な性格だが、祖国や仲間への愛は誰よりも強い。本作でも一族を率いてティ・チャラに協力し、アベンジャーズとも共闘する。
アヨ
演 - フローレンス・カサンバ英語版織部ゆかり
ドーラ・ミラージュの隊員。
F.R.I.D.A.Y. (フライデー)
声 - ケリー・コンドン安井絵里
アイアンマンのサポートAI。本作でもトニーを補佐するが、彼がストレンジ救出の為にQシップに乗り込んで宇宙へ上がった後はネットワークの回線が届かなくなり通信不能となったため、それ以降はサポートできなくなってしまう。
ネッド
演 - ジェイコブ・バタロン吉田ウーロン太
ピーターのクラスメイトにして親友。とある偶然からピーターがスパイダーマンであることを知り、それ以降はピーターのヒーロー活動を手助けしている。ピーターとともにミッドタウン高校の課外授業に来ており、危機を感知した彼から「(出撃するから)バスに乗っている同級生全員の目を逸らせ」と頼まれるが、ピーターの話を余所にQシップを目撃し「宇宙船だ!」と叫んだため、本人に自覚がないとはいえ結果的にピーターの頼みに応えた。
スクールバスの運転手
演 - スタン・リー高桑満
今作でスタンは、ピーターたちミッドタウン高校の学生が乗るバスの運転手役を務める。前にも宇宙船を見たことがあるらしい。
ヨハン・シュミット / レッドスカル
演 - ロス・マーカンド英語版山路和弘
およそ70年以上前にヒドラのリーダーとして君臨し、一時期は四次元キューブ(スペース・ストーン)を掌握していたキャプテン・アメリカの宿敵。
今作では『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』でのキャプテンとの最終決戦後に、四次元キューブ(スペース・ストーン)に触れたことで惑星ヴォーミアに転送されたことが明らかになり、ソウル・ストーンを求めるサノスを歓迎し、ストーンキーパーとしてソウル・ストーンの性質と入手方法について語る。また、ヴォーミアに到達した者の全てを知る能力を有しており、初対面であるサノスやガモーラについて当事者以上に詳しく知っている様子を見せる。
マリア・ヒル
演 - コビー・スマルダーズ(クレジットなし)(本田貴子
元S.H.I.E.L.D. 副長官。S.H.I.E.L.D. 崩壊後はスターク・インダストリーズにトニーとペッパーの秘書として就職するが、ウルトロンとの戦いの後はフューリーと共に行動している。ポスト・クレジット・シーンに登場。フューリーと共にニューヨークで起きた異変に対面した直後、自らもまたチリとなって消えてしまう。
ニック・フューリー
演 - サミュエル・L・ジャクソン(クレジットなし)(竹中直人
元S.H.I.E.L.D.長官。 アベンジャーズ計画の発案者にして元司令官。S.H.I.E.L.D. 崩壊後は、自分の死を偽装したまま行方を眩ましていたが、ウルトロンとの戦いの後はヒルと共に行動している。ポスト・クレジット・シーンに登場。ヒルと共にニューヨークで起きている異変に遭遇した直後、その異常性にいち早く対応し、何者かにポケベルで救援信号を送信する。しかしその直後、彼もサノスによって無作為に選ばれ消された者の一人となってしまう。
彼が落としたポケベルには、マーベル・シネマティック・ユニバース次々作に登場するヒーロー;『キャプテン・マーベル』を想起させる紋章が表示されている。

用語[編集]

インフィニティ・ストーン[編集]

今作で最も重要な役割を担う6つのエネルギーの結晶石。宇宙が誕生する前に存在した6つの特異点が、大爆発で宇宙が誕生した事により、特異点はそれぞれ6つの異なるエネルギーを司る結晶石へと変化した。全てを破壊するほどの比類なき力を持ち、「空間(スペース)」「精神(マインド)」「現実(リアリティ)」「時間(タイム)」「力(パワー)」、そして「魂(ソウル)」と、それぞれが6つのあらゆる万物を司る力がある。それぞれがマーベル・シネマティック・ユニバースの大半の作品において重要なキーアイテムとなっており、所在地や所有者はユニバースの進行と共に変遷している。概要は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』にてコレクターに説明されていたが、今作冒頭においてドクター・ストレンジとウォンによって改めて説明がなされている。

スペース・ストーン(青)
外殻 - テッセラクト/四次元キューブ (Tesseract)
ガントレット位置 - 中指
所在地 - アスガルド、オーディンの宝物庫
所有者 - ロキ
過去の所有者 - コズミック・エンティティーズ → (不明) → オーディン → トンスベルグの聖堂 → ヨハン・シュミット(レッドスカル) → ハワード・スターク → S.H.I.E.L.D. → ロキ → アスガルド
登場作品 - 『マイティ・ソー』『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』『アベンジャーズ』『マイティ・ソー/バトルロイヤル
テッセラクト(日本語訳では『四次元キューブ』)と呼ばれる青白い立方体の中にある青色の石。マーベル・シネマティック・ユニバースで、最初に存在が確認されたインフィニティ・ストーンでもある。
空間を司り、宇宙のあらゆる場所への移動や、念動力のように物体を動かし操ることが可能。地球を消せるほどの非常に強いエネルギーを持ち、かつてヒドラやフューリーはそれを利用した兵器を作り出そうとした。また、本作でスペース・ストーンを手に入れたサノスは、インフィニティ・ガントレットへと埋め込んだことでマインド・ストーンとタイム・ストーンの所在地を特定したことから、他のインフィニティ・ストーンを探し出すことも出来る。遥か昔の地球で、ヨトゥンヘイムの氷の巨人との戦いを終えたオーディンによって地球へと置かれて以来、トンスベルグの聖堂の者たちによって密かに隠されてきたが、第二次世界大戦中にキューブを求めてトンスベルグへ侵攻してきた、ヒドラのリーダーであるレッドスカルによって強奪されてしまう。強奪後、ヒドラは研究・解析の末にキューブのエネルギーをバッテリーに転移させることに成功し、それを大量生産することで新型の兵器を完成させた。だが、キューブを搭載した大型戦闘飛行機;ワルキューレ内部でのキャプテン・アメリカとの決戦で、キューブに直接触れたレッドスカルは、宇宙の遥か彼方の惑星ヴォーミアへと転送され、転送後にはキューブは海へと沈んだ。後にキャプテンの捜索中に、ハワード・スタークによって海から引き上げられ、戦後S.H.I.E.L.D.によって厳重に保管された。
サノスはかつてこれを領域外から活性化させてロキを地球に送り込み、ソーはロキをアスガルドに送還する際に使用している。また、直接触れたレッドスカルを宇宙の彼方の惑星ヴォーミアへと吹き飛ばしている。ニューヨークの戦い後は、アスガルドへと持ち帰られ、ロキとの戦いで破壊された虹の橋;ビフレストがキューブの力によって修復が完了した後、オーディンの宝物庫へと厳重に保管された。ラグナロクが起こる直前に、ロキがオーディンの宝物庫から持ち出しアスガルドを脱出したが、後にストーンを求めて襲撃してきたサノスに奪われ、内部のストーンはキューブを破壊することで入手し、インフィニティ・ガントレットに埋め込まれた。
マインド・ストーン(黄)
外殻 - ロキの杖・セプター (Scepter)
ガントレット位置 - 手の甲
所在地 - 地球
所有者 - ヴィジョン
過去の所有者 - コズミック・エンティティーズ → (不明) → サノス → ロキ → S.H.I.E.L.D. → バロン・ストラッカー → アベンジャーズ → ウルトロン
登場作品 - 『アベンジャーズ』『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
セプターと呼ばれる杖の先端、青い宝石の中に隠されている黄色の石。現在はヴィジョンの額に収められている。
思考・精神を司る力があり、人の心を操り、または人の意識や能力を非常に高いレベルに上げることで精神面の強化・支配を行う。サノスからセプターを託されたロキは、単純に洗脳に利用し、ヒドラのリーダー;バロン・ストラッカーは解析と実験の果てにワンダとピエトロ・マキシモフに超人的な能力を与えている。トニー・スタークは、ストーン内部にある“頭脳”を使い平和維持プログラムの人工知能を開発しようとしたが、“頭脳”が突如自我に目覚めたことにより、邪悪な人工知能:ウルトロンを生み出してしまう結果になってしまった。ウルトロンは、人工細胞の研究者にしてブルース・バナーの友人であるヘレン・チョ博士が開発した人工皮膚細胞テクノロジー、ヴィブラニウムと細胞再生装置(クレードル)を利用して完成させた最強の人工肉体の額に、セプターから取り出したストーンを埋め込み、自身の意識をアップロードすることで究極の生命体になろうとしていたが、アベンジャーズにクレードルを奪われてしまった。その後、トニーとバナーによってアイアンマンのサポートに当たっていた人工知能J.A.R.V.I.S.(ジャーヴィス)の思考プログラムが移植された事によって、究極の人造人間:ヴィジョンが誕生した。ヴィジョンは石からビーム状のエネルギーを放ったり、自身を物理的に透過したりしている。
リアリティ・ストーン(赤)
外殻 - エーテル (Aether)
ガントレット位置 - 薬指
所在地 - 惑星ノーウェア、コレクターのミュージアム
所有者 - タニリーア・ティヴァン(コレクター)
過去の所有者 - コズミック・エンティティーズ → (不明) → ボー王 → ジェーン・フォスター → マレキス → アスガルド
登場作品 - 『マイティ・ソー/ダーク・ワールド
現実を司る力を持ち、真紅の液体のような物質で、核を持たず唯一石の形状をとっていないインフィニティ・ストーンである。
誰かの身体に入り込むことで、その人物に強大な力を与え、現実を歪ませたり触れたものを暗黒物質(ダークマター)へ変えるほどの能力を与える。数千年前に、ダークエルフのリーダー;マレキスは、アスガルド軍を全滅させ暗黒世界を作り出そうとエーテルを使おうとしたが、アスガルドの先々代の王にしてオーディンの父であるボー王によって阻止された。ダークエルフたち敗北し去った後、エーテルはその力を危惧したボー王によって地中深くに封印された。数千年後、惑星直列の影響でエーテルの封印場所にワープしたジェーン・フォスターによって封印が解かれ、エーテルは彼女の体内に入った。復活したマレキスは、この力をジェーンから引きはがして再び使用したが、力の全てを使い切る前に死亡し、一時的に取り込んでいたジェーンも全くコントロールできていなかったが、本作でリアリティ・ストーンを手に入れたサノスは、インフィニティ・ガントレットに装着された状態で使用し、質量のある幻影をひとつの惑星の全体を包み込むレベルで多数の人間に見せている。ソーによってマレキスから奪還した後、既に四次元キューブ(スペース・ストーン)を保管しているアスガルドへ置くのを危惧したヴォルスタックたちによって、惑星ノーウェアに居る収集家;タニリーア・ティヴァン(コレクター)の元へ運ばれ、彼のコレクションとして保管された。
なお、固体ではないインフィニティ・ストーンだが、ソーは液体が凝固するように赤い石となるビジョンを見ており、インフィニティ・ガントレットに埋め込まれた状態では、他のストーンと同じ様に宝石の形をしている。
タイム・ストーン(緑)
外殻 - アガモットの目 (Eye of Agamotto)
ガントレット位置 - 親指
所在地 - 地球、カマー・タージの書庫
所有者 - ドクター・ストレンジ
過去の所有者 - コズミック・エンティティーズ → (不明) → アガモット → カリオストロ
登場作品 - 『ドクター・ストレンジ
「至高の魔術師(ソーサラースプリーム)」の初代;アガモットによって作られた、古代のアーティファクト『アガモットの目』の内部に収められている緑色の石。
時間を司り、時間の流れを逆行させたり、停止したり、進ませることができる。ドクター・ストレンジは破壊された香港の町や犠牲になった人々を救うために世界全体の時間を巻き戻し、暗黒次元(ダークディメンション)の王:ドルマムゥとの交渉では無限タイムループを作り上げ、何度も倒されても倒される前に時間が戻るようにした。ドルマムゥとの戦いの後に、カマー・タージの書庫の奥に戻されたが、ソーと出会った頃にストレンジが首から下げていたことから正式な持ち主として認められた模様。
本作でストレンジは、アベンジャーズがサノスに勝てる未来を見るために使用し、時を超えて1400万605通りの可能性のある未来を予知し、サノスに勝てた未来は一つだけという結果を導きだした。
ウォンは、この力を自然の法則に反していると評しており、使用は非常に高い危険性を孕んでいるという。
パワー・ストーン(紫)
外殻 - オーブ (Orb)
所在地 - ザンダー星,ノバ軍の保管庫
ガントレット位置 - 人差し指
所有者 - ノバ軍
過去の所有者 - コズミック・エンティティーズ → (不明) → エソン・ザ・サーチャー → (不明) → コズミック・ビーイング → ピーター・クイル(スター・ロード) → ロナン・ジ・アキューザー → ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
登場作品 - 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
オーブと呼ばれる球体の中に収められている紫色の石。
力を司り、使用者に無限の力与え、身体能力を大幅に強化する他、全てを破壊する程の無限のエネルギーを持っている。ストーンそのものが強大なエネルギーを発しており、普通の人間はまともに触れることすらできず、消滅してしまう。
セレスティアルズのエソン・ザ・サーチャーは巨大武器に埋め込んで使用し、武器の先端が地表に触れただけでその惑星の文明やを住人もろとも滅ぼしている。ロナン・ジ・アキューザーも同様に自身の武器であるコズミックハンマーに埋め込み、ザンダー星の破壊とサノスの抹殺のために利用しようとした。このストーンを素手で触れて唯一制御できたのは、天界人と地球人のハーフであるピーター・クイル(スター・ロード)のみである。ロナンとの戦いの後、ガーディアンズによってノバ軍に引き渡され、ノバ軍が所有する保管庫へと厳重に保管された。
ソウル・ストーン(オレンジ)
外殻 - 不明
所在地 - ヴォーミア
ガントレット位置 - 小指
所有者 - 不明
過去の所有者 - コズミック・エンティティーズ
初登場 - 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
魂を司る力を持つストーン。カマー・タージの書庫の番人:ウォンとこのストーンのキーパーであるレッドスカルは、インフィニティ・ストーンの中で最も強力且つ特別な力を持つストーンであると語っているが、その力は未知数であり、未だ謎が多い最後のインフィニティ・ストーンでもある。更に、このストーンにはある種の知恵があり、持ち主となる者を見極めるという。また、このストーンのキーパーであるレッドスカルは、「ソウル・ストーンを手に入れる為には、愛する者を犠牲にしなければ手に入らない」と語っていることから、手に入れるためには大いなる犠牲を払わなければならない。その犠牲となる者の魂と共に。サノスは、自分の養子であるガモーラを犠牲にして手に入れた。

装備・武器[編集]

インフィニティ・ガントレット
インフィニティ・ストーンの力を最大限に発揮できる左手用の金色のグローブ。各指の付け根部分と手の甲に6つのストーンを収容するスペースがあり、手を閉じることでそれぞれのストーンの力を着用者が望むタイミングで自在に使用できる。ストーンが発する強大なパワーを制御しているため、ガントレット自体もアスガルドの武器に使われている金属を使用しており、非常に強靭なものに作られている。
本作以前の作品ではオーディンの宝物庫に右手用の物が置かれていたが、それはレプリカであったと『マイティ・ソー/バトルロイヤル』でヘラによって語られた。本作に登場するのは、地球でアベンジャーズが人工知能ウルトロンとの戦いを終えた頃に、サノスが作成を依頼し、惑星ニダベリアのドワーフたちによって新たに作り上げられたもの。
ストームブレイカー
死にゆく惑星ニダベリアの心臓で出来た斧。王の武器と称されており、アスガルドの歴史上最も強力な武器とされる。
ドワーフのエイトリが型を用意し、惑星ニタベリアの心臓のエネルギーで金属を溶かして作り上げ、グルートの腕を柄とすることで完成した。ソーの武器としては、先代となるハンマー:ムジョルニアと同じ様に自在に空を飛び回る能力と、ソーの持つ雷神の力を最大限に発揮出来る能力に加え、あらゆる惑星間を自由に移動可能な虹の橋:ビフレストを呼び出せる能力をも得た。
アイアンマン・アーマー マーク50 ブリーディングエッジアーマー
今作でトニーが使用する、ナノマシンで構成されている最新型のアイアンマンスーツ。トニーの胸部に取り付けられたアーク・リアクターにトニー自身が触れることで起動し、液体で包み込まれるように装着される。武装はナノマシンによって自動精製される。槍やシールドの他に、アームハンマー,ミサイル,低温冷却液噴射装置,リパルサー・レイ発射強化ユニット,リパルサー電磁エネルギーブレード,リパルサーアームキャノン,レーザービーム砲,加速用ブースターの精製,スーツの一部分を対象物に装着させる機能の他、ナノマシンによるスーツの破損箇所を自己修復する機能も搭載されている為、過去のアイアンマン・アーマーを遥かに上回る高い性能と出力・汎用性を誇る。また、ナノマシンを全面的にスーツへ使用しているため、マーク42から引き継がれている自動キャッチ機能は撤廃されている。
アイアンマン・マーク44[要出典] ハルクバスターアーマー マーク2(HULKBUSTER 2.0)
初代ハルクバスター(アイアンマン マーク44 ハルクバスターアーマー)の進化型。ワカンダでのブラックオーダーとの戦いに投入される。性能もパワーも格段に上がっているため、アウトライダーズを一気に相手取る事が出来る。武装はリパルサー・レイとレーザービーム砲。
今作では、ハルクの協力を得られないブルース・バナー自身が着用した。
アイアン・スパイダー・アーマー
スパイダーマン:ホームカミング』の終盤に登場し、本作にてトニーがQシップにしがみついたまま宇宙空間で呼吸困難に陥ったピーターを救うべく装着させた、新たなスパイダーマンスーツ。「アイアンマン・マーク50」と同じくナノマシンで構成されており、マスク装着も自動で行うことができる上に、背中からは4本の脚ピンサーやパラシュートを出現させる事ができる。また、アイアンマンのサポートAIであるF.R.I.D.A.Y.ともリンクしているため、トニーの指示でスーツの機能を自在に操作する事もできる。宇宙に出ても呼吸できることから、宇宙空間での活動も可能になっているらしい。
ウォーマシンアーマー・マーク4
今作でローディが装着する、新たなウォーマシンスーツ。性能も格段に上がっており、デザインやカラーリングは過去のものを踏襲している。基本装備のリパルサー・レイ、キャノン砲やガトリング銃以外にも、背中だけでなく脇からもミサイルポッドや爆撃ユニットを出すなど、マーク3より重武装な仕様になっている。

評価[編集]

興行収入[編集]

世界[編集]

初週末3日間のオープニング興収が世界合計で6億4,050万$となり、『ワイルド・スピード ICE BREAK』を越えて史上最高記録となった[14]

北米[編集]

初週末3日間のオープニング興収は2億5,770万$を突破し、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を超えて史上最高記録となった[14]

日本[編集]

初週末2日間のオープニング興収は6億7,200万円となり、前作『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』より15.4%減少した(その一方公開三週目にして30億円を突破している)。また観客動員では公開3週目の『名探偵コナン ゼロの執行人』に次ぐ第2位となった[15]

批評[編集]

Rotten Tomatoesには324件のレビューが寄せられ、支持率84%、平均7.4/10となっている。[16]。また、IMDbのMetascoreは68となっている[17]

出典[編集]

  1. ^ a b D'Alessandro, Anthony (2018年5月8日). “'Avengers: Infinity War’ Marches Toward $600M Profit; How The Russo Brothers Mapped Out The Marvel Hit”. Deadline Hollywood. 2018年5月8日閲覧。
  2. ^ McClintock, Pamela (2018年4月5日). “Marvel's Production Chief: How I Keep the 'Avengers' on Schedule and on Budget”. The Hollywood Reporter. https://www.hollywoodreporter.com/heat-vision/marvels-victoria-alonso-keeping-avengers-infinity-war-budget-1099377 2018年4月21日閲覧。 
  3. ^ Sylt, Christian (2018年4月8日). “Disney shells out £1.3bn to make Marvel films in the UK”. The Daily Telegraph. https://www.telegraph.co.uk/business/2018/04/08/disney-shells-13bn-make-marvel-films-uk/ 2018年4月21日閲覧。 
  4. ^ XE Currency Charts: GBP to USD”. XE.com. 2018年4月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。 Template:Cite webの呼び出しエラー:引数 accessdate は必須です。
  5. ^ a b Avengers:Infinity War”. 2018年6月20日閲覧。
  6. ^ 掲載2018映画興行収入ランキング!日本おすすめベスト-ピクシーン”. 2018年6月20日閲覧。
  7. ^ “『アベンジャーズ:インフィニティー・ウォー』は2部作にならず!”. シネマトゥデイ. (2016年7月30日). https://www.cinematoday.jp/news/N0084931 2018年4月6日閲覧。 
  8. ^ Chitwood, Adam (2017年4月24日). “Kevin Feige on How Closely Thanos' 'Infinity War' Arc Will Mirror 'Infinity Gauntlet'”. Collider.com. 2017年4月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年4月24日閲覧。
  9. ^ “『アベンジャーズ』新作予告が史上最高再生数!キャップのヒゲ面が最も話題に”. マーベル公式. (2017年12月1日). https://www.cinematoday.jp/news/N0096580 2017年12月18日閲覧。 
  10. ^ “話題のふきカエ アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー”. ふきカエル大作戦!!. (2018年6月19日). https://www.fukikaeru.com/?p=9503 2018年6月19日閲覧。 
  11. ^ a b c “「アベンジャーズ」集結式、ももクロ百田夏菜子が「私には米倉涼子さんがついてる」”. 映画ナタリー. (2018年3月14日). https://natalie.mu/eiga/news/273492 2018年3月14日閲覧。 
  12. ^ a b c d “「アベンジャーズ」ガーディアンズ役山寺宏一、加藤浩次、遠藤憲一、秋元才加が続投”. 映画ナタリー. (2018年4月3日). http://natalie.mu/eiga/news/276260 2018年4月3日閲覧。 
  13. ^ a b c d アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー日本語版パンフレットより。
  14. ^ a b アベンジャーズ最新作、世界興収で新記録!史上最高のオープニング - シネマトゥデイ” (日本語). シネマトゥデイ (2018年5月1日). 2018年5月2日閲覧。
  15. ^ 【国内映画ランキング】「名探偵コナン」V3、「アベンジャーズ」は2位、「となりの怪物くん」6位スタート” (日本語). 映画.com (2018年5月3日). 2018年5月4日閲覧。
  16. ^ (英語) Avengers: Infinity War, https://www.rottentomatoes.com/m/avengers_infinity_war/ 2018年5月18日閲覧。 
  17. ^ (英語) Avengers: Infinity War (2018), https://m.imdb.com/title/tt4154756/criticreviews 2018年5月18日閲覧。 

外部リンク[編集]


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