キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー

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キャプテン・アメリカ
ウィンター・ソルジャー
Captain America: The Winter Soldier
監督 アンソニー・ルッソ
ジョー・ルッソ
脚本 クリストファー・マルクス
スティーヴン・マクフィーリー
原作 ジャック・カービー
ジョー・サイモン
製作 ケヴィン・フェイグ
製作総指揮 ヴィクトリア・アロンソ
ルイス・デスポジート
アラン・ファイン
マイケル・グリロ
スタン・リー
出演者 クリス・エヴァンス
スカーレット・ヨハンソン
セバスチャン・スタン
アンソニー・マッキー
コビー・スマルダーズ
フランク・グリロ
エミリー・ヴァンキャンプ
ヘイリー・アトウェル
ロバート・レッドフォード
サミュエル・L・ジャクソン
音楽 ヘンリー・ジャックマン
撮影 トレント・オパロック
編集 ジェフリー・フォード
製作会社 マーベル・スタジオ
配給 ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ
公開 アメリカ合衆国の旗 2014年3月13日エル・キャピタン・シアター英語版
アメリカ合衆国の旗 2014年4月4日
日本の旗 2014年4月19日
上映時間 136分[1]
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 約200億円[2]
興行収入 約820億円[3]
7億円[4] 日本の旗
前作 キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー(シリーズ前作)
マイティ・ソー/ダーク・ワールドマーベル・シネマティック・ユニバース前作)
次作 シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(シリーズ次作)
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーマーベル・シネマティック・ユニバース次作)
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キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(Captain America: The Winter Soldier)は、マーベル・スタジオ製作、ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ配給による2014年公開のアメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画である。

マーベルコミックス」のアメリカン・コミックヒーローである『キャプテン・アメリカ』の実写映画化作品で、2011年の映画『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』の続編となるシリーズ第2作。また、様々な「マーベル・コミック」の実写映画を、同一の世界観のクロスオーバー作品として扱う『マーベル・シネマティック・ユニバース』シリーズとしては第9作品目の映画である。

概要[編集]

マーベルコミックス」のアメリカン・コミックヒーローである『キャプテン・アメリカ』の実写映画化作品で、2011年の映画『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』の続編となるシリーズ第2作。また、様々な「マーベル・コミック」の実写映画を、同一の世界観のクロスオーバー作品として扱う『マーベル・シネマティック・ユニバース』シリーズとしては第9作品目の映画である。

監督はルッソ兄弟、脚本はクリストファー・マルクススティーヴン・マクフィーリーである。出演はクリス・エヴァンススカーレット・ヨハンソンセバスチャン・スタンアンソニー・マッキーコビー・スマルダーズフランク・グリロエミリー・ヴァンキャンプヘイリー・アトウェルロバート・レッドフォードサミュエル・L・ジャクソンらであり、ワシントンD.C.に潜む敵を破るために奮闘するキャプテン・アメリカ(エヴァンス)とブラック・ウィドウ(ヨハンソン)が物語の中心となる。

『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』の脚本家であるクリストファー・マルクスとスティーヴン・マクフィーリーはその公開の前から執筆作業を開始し、2012年6月にはルッソ兄弟の監督交渉も始まった。翌月にはアンソニー・マッキーやセバスチャン・スタンといった助役のキャスティングも始まった。主要撮影は2013年4月にカリフォルニア州ロサンゼルスで始まり、その後ワシントンD.C.やオハイオ州クリーブランドでも行われた。2014年3月13日にロサンゼルスでワールド・プレミアが開催され、国際市場では3月26日、北アメリカでは4月4日より、2D、3DIMAX 3Dの3フォーマットで封切られた。2016年5月6日にはルッソ兄弟監督による続編が公開予定である。日本では4月19日と数週間遅れでの公開となった。キャッチコピーは「アベンジャーズ以外、全員敵。」である。

あらすじ[編集]

ニューヨークでの戦いから2年後[5]キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャースはワシントンD.C.で暮らし、諜報機関S.H.I.E.L.D.ニック・フューリーの下で働きつつ、現代社会への適応に苦労していた。

ある日、S.H.I.E.L.D.の船舶が海賊ジョルジュ・バトロック英語版によって占拠されてしまい、ロジャースとエージェント・ナターシャ・ロマノフは、エージェント・ラムロウ英語版が率いる対テロ作戦部隊S.T.R.I.K.E.英語版と共に人質の救出へ向かう。その任務中、ロジャースはロマノフが船のコンピュータからデータを取り込んでいるところを見つけ、彼女がフューリーから別の指令を受けていることを知る。

ロジャースはS.H.I.E.L.D.本部のトリスケリオン英語版へと帰還し、フューリーからS.H.I.E.L.D.が進める「インサイト計画」の説明を受ける。これは船から打ち上げられたスパイ衛星によって敵を捉え、3隻のヘリキャリアー英語版によって先制攻撃するというものだった。フューリーはこの計画に賛同しつつも違和感を持ったため、ロマノフに密かに計画のデータを持ち帰るよう指示したのだった。データが解析できないことを不審に思ったフューリーは、世界安全保障委員会のアレクサンダー・ピアースに計画の延期を要求する。

マリア・ヒルとの待ち合わせ場所へ向かう途中、フューリーはウィンター・ソルジャーと呼ばれる謎の暗殺者率いる部隊の襲撃を受けた。フューリーはロジャースのアパートに逃げ込み、戻ってきた彼にS.H.I.E.L.D.が危険であると警告する。ロジャースにUSBメモリを手渡した直後、フューリーはウィンター・ソルジャーの狙撃を受けて倒れ、手術中に死亡が確認される。後日、ピアースはロジャースをトリスケリオンに呼び出す。ロジャースがフューリーの情報を渡すのを拒否すると、ピアースはロジャースをS.T.R.I.K.E.に襲撃させた。これを振り切って脱出したロジャースを、ピアースは逃亡犯として手配した。

ロジャースは追われる身となった。ロマノフと合流したロジャースはUSBメモリのデータを利用して見つけたニュージャージー州にあるS.H.I.E.L.D.の無人の格納庫へ潜入し、古びたスーパーコンピュータを起動する。その中には、ナチスから生まれた組織・ヒドラの科学者アーニム・ゾラ英語版の意識が保存されていた。ゾラは第二次世界大戦後にS.H.I.E.L.D.が設立されて以来、かつて壊滅したはずのヒドラがS.H.I.E.L.D.内部で密かに活動を続け、人々が保安と引き換えに自由を放棄するように世界を誘導していたことを明かした。その直後、格納庫はS.H.I.E.L.D.のミサイル攻撃を受けスーパーコンピュータもろとも破壊されるが、2人はかろうじて生き延びた。

ロジャースとロマノフは、ロジャースの友人で元米空軍パラシュート兵のサム・ウィルソンに助けを求め、そして彼はウイングスーツ「ファルコン」を準備する。ピアースとS.H.I.E.L.D.捜査官のジャスパー・シットウェルがヒドラの一員であると推論した3人はシットウェルを捕まえ、将来ヒドラの計画の邪魔になる恐れがある個人を特定できるデータマイニング・アルゴリズムをゾラが開発していたことを白状させた。インサイト計画の真の目的とは、これにより特定した個人をヘリキャリアと衛星を使って排除することであった。

移動中、ロジャース、ロマノフ、ウィルソンはウィンター・ソルジャー率いる武装集団の襲撃に遭い、シットウェルは対向車線に放り投げられた。武装集団を倒し、ウィンター・ソルジャーとの1対1の戦闘で彼のマスクが外したロジャースが見たウィンター・ソルジャーの素顔は第二次世界大戦中ヒドラとの戦闘で谷底に落ち死んだはずの親友バッキー・バーンズであった。実はバッキーは谷底に落ち左腕を失う重傷を負ったが生きていた。だがその後ヒドラに捕まりゾラの実験を受けて記憶を失い、暗殺者に仕立て上げられていたのだ。呆然となるロジャース。ウィンター・ソルジャーが姿を消した後、駆けつけたS.T.R.I.K.E.に3人は逮捕されるがヒルによって救い出され、そして死を偽装することにより難を逃れていたフューリーと再会する。インサイト計画を阻止することを決意した一同は、ヘリキャリアーのコントロール・チップを交換することで自滅させる作戦を実行に移す。

世界安全保障委員会のメンバーがヘリキャリアーの発進のために集結した後、ロジャースはトリスケリオンで働く者たちにヒドラの陰謀を放送で暴露する。委員会のメンバーの1人に変装していたロマノフはピアースの武装を解除する。フューリーが到着するとピアースにS.H.I.E.L.D.のデータベースをロックを解除させ、ロマノフにヒドラの行動を全世界に公開させた。一同が揉み合った後、ピアースはフューリーにより射殺される。一方ロジャースとウィルソンは2隻のヘリキャリアーに突入し、チップの交換に成功するが、3隻目でウィンター・ソルジャーが現れ、ウィルソンのスーツが破壊されロジャースとの戦闘となった。ロジャースは最終的にウィンター・ソルジャーをかわしてチップを交換し、ヒルに連絡してヘリキャリアーを同士討ちさせた。ロジャースはかつての親友であるウィンター・ソルジャーとの戦いを拒み、そしてヘリキャリアーはトリスケリオンに衝突して彼はポトマック川へと投げ出された。ロジャースの呼びかけで記憶を取り戻したウィンター・ソルジャーは彼を救出し、その場を去った。

戦いは終わった。その後、S.H.I.E.L.D.は混乱し、フューリーは死を偽装したままヒドラの残党を追って東ヨーロッパへと旅立ち、ロマノフは過去の経歴について上院議会に尋問された。ヒルはスターク・インダストリーズの面接を受け、またロジャースの護衛をしていたエージェント13CIAへと移った。ヒドラのダブルエージェントであったラムロウはトリスケリオンの崩壊で重傷を負い、病院へと担ぎ込まれた。ロジャースとウィルソンはウィンター・ソルジャーを追跡することにした。

エンドクレジットの途中の場面で、ヒドラの研究所でバロン・フォン・ストラッカーが「奇跡の時代」の始まりを宣言し、エネルギーを帯びたロキの杖と、ガラス張りの部屋に監禁された若い2人の男女(超高速で動く男念導力を使う女)が登場した。エンドクレジット後の場面ではウィンター・ソルジャーがスミソニアン博物館を訪れ、記念館にあるバッキー・バーンズのパネルを見つめていた。

キャスト[編集]

2013年のコミコン・インターナショナルに登場したキャストとスタッフ。左から、ケヴィン・フェイグ、ヴァンキャンプ、マッキー、スマルダーズ、ジャクソン、ヨハンソン、アンソニーとジョー・ルッソ、エヴァンス、グリロ、スタン。

※括弧内は日本語吹き替え。

スティーブ・ロジャース / キャプテン・アメリカ
演 - クリス・エヴァンス中村悠一
今作冒頭では潜入任務仕様に色調が抑えられた新たな戦闘服と暗めの色に塗り直した盾で登場する[6]
未だに現代社会に馴染むのに苦労しており、現代の知識を学ぶためにメモ帳を常に持ち歩いている。
演じたエヴァンスはパルクールブラジリアン柔術空手ボクシング体操の訓練を受けたが、ルッソ兄弟はこれをスティーブ・ロジャースが近代的な戦闘スタイルと技術を学び、マスターしたことを意味すると考えている[7]
ナターシャ・ロマノフ / ブラック・ウィドウ
演 - スカーレット・ヨハンソン米倉涼子[8]
S.H.I.E.L.D.の下で活動する高度な訓練を受けたスパイで、S.H.I.E.L.Dに追われる身となったロジャースのパートナーを務める[9]
過去の任務中にウィンター・ソルジャーに遭遇したことがあり、フューリーを襲撃した犯人を即座に見抜いた。
ジェームズ・"バッキー"・バーンズ / ウィンター・ソルジャー
演 - セバスチャン・スタン白石充
第二次世界大戦時のロジャースの親友で、前作で死亡していたと思われていたが生き延び、洗脳された暗殺者として再登場する[10][7]。任務時にはフェイスガードで口元を覆い、昼間は防弾仕様のゴーグルを装着。夜間任務では目の周りに原作での姿を彷彿とさせる黒いフェイスペイントを施す。
失われた左腕には機械の義手が装着されている。銃弾を弾くほどの硬度と瞬間的にキャプテンのパワーを上回るほどの出力を持つ。
本作ではヒドラの所属であるが、原作ではソ連所属のキャラクターであり、その名残として左肩には共産圏の象徴である赤い星のマーキングが施されているほか、部下との意志疎通にはロシア語を用いている。
スタンは『ザ・ファースト・アベンジャー』を含む9本の映画に出演する契約をマーベル・スタジオと交わしており[11]、役作りのために5ヶ月に及ぶ訓練に耐え、歴史的なリサーチを行い、冷戦ものの映画を鑑賞した[12]
サム・ウィルソン / ファルコン
演 - アンソニー・マッキー溝端淳平[8]
特別製のウィング・パックを使い、空中戦闘の軍事訓練を受けた元落下傘兵[7]
日課のランニング中にキャプテンと知り合い意気投合、後にS.H.I.E.L.Dに追われる身となったキャプテン達を匿った。かつて任務中に相棒を失い、助けられなかった無力感から軍を除隊した過去を持つが、キャプテンの危機に際し戦場へ戻ることを決意する。現在は退役軍人省で、同じく戦場でトラウマを抱いた退役軍人たちのカウンセラーとして働いている。
この役柄についてマッキーは「(ウィルソンは)大規模な軍事訓練を経て、戦術的な指導者になった本当にスマートな男」[13]、「彼は最初のアフリカ系アメリカ人のスーパーヒーローだ。それは私がやったすべての仕事が報われたと感じさせてくれる。私には息子や甥や姪がいるが、ハロウィンのときにファルコンのように着飾るという彼らのアイデアは大好きだ。彼らには今、偶像視できる誰かがいる。それは私にとって大きな名誉だ」と語った[14]。マッキーは、マーベルは契約前に脚本を読ませず[15]、また役作りのために5ヶ月間に及ぶトレーニングと毎食1万1000カロリーの摂取が必要だろうと述べた[16]
マリア・ヒル
演 - コビー・スマルダーズ本田貴子
ニック・フューリーと密接に連携するS.H.I.E.L.D.のエージェント[17]
ブロック・ラムロウ英語版
演 - フランク・グリロ[17]水内清光
S.H.I.E.L.D.の対テロチームであるS.T.R.I.K.E.英語版のメンバー[18][7]
S.H.I.E.L.Dの任務中には、キャプテンの優秀な片腕的存在として任務をサポートしたが、後にS.T.R.I.K.E.チームがキャプテンを襲撃した際には、何の躊躇もなく襲いかかった。
ケイト / エージェント13
演 - エミリー・ヴァンキャンプ[19]御沓優子
ロジャースには極秘で、彼の隣人『ケイト』を装い護衛を任されたS.H.I.E.L.D.のエージェント[20][7]。原作では前作ヒロインのペギー・カーターの姪にあたるが、本作ではキャプテンらに語られず、終盤ナターシャによって本名が『シャロン』であることが明かされるのみだった。
ペギー・カーター
演 - ヘイリー・アトウェル園崎未恵
戦略科学予備軍を退役したキャプテン・アメリカの元恋人[21]
第二次大戦から時のたった現在も生存していたが、認知症を患っている。
アレクサンダー・ピアース
演 - ロバート・レッドフォード田中秀幸
S.H.I.E.L.D.の高官[21]で世界安全保障委員会とのパイプ役。ニック・フューリーの古い同志でもあり、フューリーのS.H.I.E.L.D長官就任はピアースの推薦によるものであることが今作で判明した。[22]
その一方でウィンター・ソルジャーによるフューリー襲撃後、一方的にキャプテンの拘束を指示するなど、不審な面を見せ始める。レッドフォードは『コンドル』をはじめとする1970年代のスリラーでの彼の役柄へのオマージュも兼ねてキャスティングされた[23]
レッドフォードは出演理由について「ハイテクによって漫画のキャラクターが実写化されるような映画の新しい製作過程を経験したかったからなんだ」と語っている[24][25]
ニック・フューリー
演 - サミュエル・L・ジャクソン竹中直人[8]
S.H.I.E.L.D.の長官[26]
インサイト計画に不信感を抱き、ピアースに計画延期を訴えた矢先、謎の武装集団に襲撃されてしまう。
アーニム・ゾラ英語版[27]
演 - トビー・ジョーンズ佐々木睦
ヒドラの科学者。前作から続投。ただしすでに人としての体は無く、大量の磁気テープに意識を映した分身として登場。PC画面に人の顔を模して語るシーンは原作での姿(頭の無い機械の体で、胸に画面がついておりそこに顔が映し出されている)をイメージさせる。
ジャスパー・シットウェル[28]
演 - マキシミリアーノ・ヘルナンデス丸山壮史
S.H.I.E.L.D.エージェント。『マイティ・ソー』、『アベンジャーズ』から続投。冒頭でインサイト計画に使用される人工衛星の打ち上げ船『レムリア・スター』に乗船していたためにバトロックらに拘束されていた。
スターン
演 - ギャリー・シャンドリング石住昭彦
かつてトニー・スタークにアイアンマンスーツの引渡しを要求した上院議員。『アイアンマン2』から続投[29]。実はヒドラのメンバーであったことが判明し、事件後逮捕されることとなった。
ジョルジュ・バトロック/バトロック・ザ・リーパー英語版
演 - ジョルジュ・サンピエール[30]
アルジェリア人の傭兵。S.H.I.E.L.Dの人工衛星打ち上げ船『レムリア・スター』を部下を率いて襲撃、制圧した。
格闘戦でキャプテンと互角に渡り合う実力を持つ。演じるサンピエールはUFCの格闘家で、作中の戦闘シーンも彼が演じている。
ジャック・ロリンズ
演 - カラン・マルヴェイ高橋圭一[31]
S.H.I.E.L.D.の対テロ部隊S.T.R.I.K.E.班のメンバー[32]
ラムロウの片腕的存在。序盤にパラシュートを着けずに降下したキャプテンに驚いていた。
ヘリキャリア管制官
演 - アーロン・ヒムルスタイン
インサイト計画に使用される新型ヘリキャリアの管制官。
気弱な性格で、正体が露見したラムロウにヘリキャリアの発進を強要されるが、キャプテンの意志を尊重し最後まで屈しなかった。
その後の乱戦の最中にラムロウに殺されそうになるが、エージェント13に救われたことで事なきを得た。
医者
演 - ジョー・ルッソ
ウィンター・ソルジャーに襲撃されたフューリーの手術を担当していたほか、終盤のフューリーのアジトで怪我を負ったナターシャの止血を行った。
実はフューリーの協力者であり、彼の死を偽装するために『ブルース・バナー(ハルク)用の鎮静剤』を投与することで心停止に見せかけていた。
今作の監督の1人であるジョー・ルッソ自らが演じている。

アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』より登場

エンドクレジット後にカメオ出演[33][34]
バロン・ヴォルフガング・フォン・ストラッカー
演 - トーマス・クレッチマン広瀬彰勇
S.H.I.E.L.D.の元科学者で、ロボット工学と人工知能に精通しているヒドラのリーダー。
ドクター・リスト
演 - ヘンリー・グッドマン
ストラッカーの部下でヒドラの科学者
スカーレット・ウィッチ
演 - エリザベス・オルセン
クイックシルバーの双子の姉。テレキネシス能力を使う。
クイックシルバー
演 - アーロン・テイラー=ジョンソン
スカーレット・ウィッチの双子の弟。超高速移動が可能。『X-MEN: フューチャー&パスト』でエヴァン・ピーターズが演じた同キャラクターとは別人。

世界安全保障委員会のメンバー[35]

ゲイリー・シニーズ山野井仁)はキャプテン・アメリカをテーマとした博物館のナレーターの声を務めている。スタン・リー広瀬正志)は博物館の警備員役、ウィンター・ソルジャーの創造者であるエド・ブルベイカー英語版はウィンター・ソルジャーのもとで働く科学者役でカメオ出演している[36][37]

製作[編集]

企画[編集]

「我々がこの監督たちを選んだ理由は、スーパーヒーロー映画を装った70年代のポリティカル・スリラー英語版をやりたいという案を彼らが気に入ってくれたからだ。1作目でも、『スーパーヒーロー映画を装った40年代の第二次世界大戦映画をやりたい』と述べたので、同じようにジョー・ジョンストンを選んだ。私は1作目と完全に異なるジャンルの続編を作ることが大好きだ。私は楽しいことだと思う。そしてコミックでは常にそれが行われている」

—プロデューサーのケヴィン・フェイグの発言[38]

脚本のクリストファー・マルクススティーヴン・マクフィーリーは、2011年4月に『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』の続編の脚本を執筆中であると述べた[39]。2011年6月、彼らはインタビューで、続編は現代の物語が中心になると述べた[40]。クフィーリーは後に、脚本の98%が現代を舞台としており[41]、執筆の最初の数ヶ月段階ではマーベルと試行錯誤していたが、アウトライン完成後にストーリーはあまり変化しなかったことを明らかにした[42]。マルクスとマクフィーリーはコミックからエド・ブルベイカー英語版のウィンター・ソルジャーのストーリーラインを翻案したがったが、彼らが納得するものを作り上げるのに6ヶ月を要した。2人は脚本のジャンルを陰謀もの英語版であると定義し、『コンドル』(1975年)、『パララックス・ビュー』(1974年)、『マラソンマン』(1976年)から影響を受けていることを明らかにした[41]

2011年9月、クリス・エヴァンスは続編は2014年まで公開されないだろうと述べた[6]。2012年1月、ダム・ダム・デュガン英語版を演じたニール・マクドノーは、おそらく『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』が完成したあとの2012年末頃に撮影されるだろうと述べた[43]

2012年3月、監督候補は10名挙がっていたうち、マーベルはジョージ・ノルフィF・ゲイリー・グレイルッソ兄弟のいずれかに絞り込んでいることが報じられた[44]。ウォルト・ディズニー・スタジオは続編の公開日を2014年4月と発表した。ディズニーは、「2作目では『アベンジャーズ』の後、ニック・フューリーS.H.I.E.L.D.と共に活動を続け、現代での自分の役割を受け入れるのに苦悩するスティーブ・ロジャースがピックアップされる」と述べた[45]。4月末、F・ゲイリー・グレイはニュー・ライン・シネマN.W.A.の伝記映画『Straight Outta Compton』を監督するために降板したことが報じられた[46]

プリプロダクション[編集]

「時事的でない政治的な映画を製作するのは難しい。それはちょうどスリラーとは異なるポリティカル・スリラーにするものだ。そしてそれはキャラクターのパラノイアと観客のそのパラノイアの経験の一助となるものだ。しかし我々もポップカルチャーに取り憑かれ、そして時事問題を好きなので、幸か不幸か、スノーデンNSAの秘密を暴露していた頃に、場面を入れていた。そのものは既に時代精神にあった。我々全員は無人機による攻撃、先制攻撃、オバマが誰を殺すかについて話していたという人権問題といった疑惑に関する記事を読んだ。我々はそれが(キャプテン・アメリカの)グレイテスト・ジェネレーション英語版的な発想とは正反対であったので映画に取り入れたかった。」

—共同監督のアンソニー・ルッソ[47]

2012年6月、ルッソ兄弟への監督交渉に入った[48]。また、サミュエル・L・ジャクソンがS.H.I.E.L.D.長官のニック・フューリー役で再出演することが報じられた[26]。マーベルはテレビシリーズ『コミ・カレ!!』の第2シーズン最終回を見た後にルッソ兄弟を探し出し[49]、彼らのアイデアが盛り込まれた[50]。2012年7月、コミコン・インターナショナルで続編のタイトルが『Captain America: The Winter Soldier』となり、ルッソ兄弟が監督することが発表された[51]。監督契約を交わした後、ルッソ兄弟はウィンター・ソルジャーというキャラクターの詳細を学ぶためにエド・ブルベイカーと会談した[52]。同月、アンソニー・マッキーファルコン役での出演交渉に入った[10]。またセバスチャン・スタンもジェームズ・バーンズ役での再出演が報じられた[10]。2012年8月、『ニューヨーク・ポスト』は、アナ・ケンドリックフェリシティ・ジョーンズイモージェン・プーツらが主要キャストの筆頭候補となっていることが報じられた[53]

2012年9月、クリス・エヴァンスは撮影開始は2013年3月になるだろうと発言した[54]。エヴァンスはまた、ロジャースが現代世界に適合するのは元々『アベンジャーズ』に含まれていたが、『Captain America: The Winter Soldier』の方が合っているだろうと述べた[55]。同月末、グレーター・クリーブランド・フィルム・コミッションは950万ドルの税額控除が認められ、『Captain America: The Winter Soldier』がクリーブランドで撮影されることを発表した[56]。また、一部はカリフォルニア州とワシントンD.C.で撮影されることも報じられた[56][57]

2012年10月、『Deadline.com』は、エミリア・クラークジェシカ・ブラウン・フィンドレイテリーサ・パーマー、イモージェン・プーツ、アリソン・ブリーがロジャースの恋人役に考慮されていると報じた。またスカーレット・ヨハンソンブラック・ウィドウ役で再出演することが報じられた[9]。後にメアリー・エリザベス・ウィンステッドが女主人公で、さらにニコライ・コスター=ワルドージョシュ・ホロウェイの出演が考慮されていると報道された[58]。しかしながらウィンステッドは「どこから来たのかわからない噂のようなもの」だと述べた[59]。10月末、フランク・グリロが悪役のクロスボーンズ英語版役のでテストを受けていることが報じられた[60]。同月末までにグリロは同役での出演契約を交わし、またコビー・スマルダーズが『アベンジャーズ』に引き続いてマリア・ヒルを演じることが報じられた[17]

2013年1月、前作でペギー・カーターを演じたヘイリー・アトウェルは続編には登場しないと述べた[61]。しかしながらエイブラハム・アースキン博士を演じたスタンリー・トゥッチは、アトウェルは回想シーンで登場するだろうと述べた[62]。同月、マーベルは3Dでの公開を発表し、アンソニー・マッキーは2013年4月1日からの撮影開始を明した[63][64]。また月末、アーニム・ゾラ博士を演じたトビー・ジョーンズは、続編でも同役を務めることを明した[27]。さらに同月末、ロサンゼルスのローリー・マンハッタン・ビーチ・スタジオに撮影のためのステージが建てられたことが報じられた[65]

2013年2月、エミリー・ヴァンキャンプが女性主人公を演じるための交渉に入ったことが報じられた[19]。同月末、プロデューサーのケヴィン・フェイグは、本作はポリティカル・スリラー英語版であると説明した[66]。フェイグは後に、

「私たちの映画の全てがユニークであると感じ、異なると感じさせられる試みでは、私たちは似ているもの(『コンドル』)に回帰していことに気づいた。また70年代には他にも『パララックス・ビュー』、『大統領の陰謀』といったポリティカル・スリラーがあり、これはキャップがコミックに登場したのと同じ時代だ。彼は自分が揺れ動く60年代からウォーターゲート時代、レーガン時代英語版、そして我々がいる今日へと続いていることに気づく。コミックではそれはスティーヴにとってとんでもない旅だった。そしてシネマティック・ユニバースでは彼は眠っていたので我々はそれらの時代に彼を連れ回すことはできなかった。しかし我々は彼にその70年代の風味がある道徳的な難問に立ち向かって欲しいと思った。そして我々の映画の中ではそれがS.H.I.E.L.D.という形になって現れる[67]

と述べた。ジョー・ルッソは後にインサイト計画が標的殺害英語版の実行に対する批判であることを付け加えた。ジョーは「問題はどこで立ち止まるかだ。我々が自分をより安全にするために100人を殺せばいいなら、そうするか? もしもそれが1000人だったら? 1万人だったら? 100万人だったら? どの時点で貴方は立ち止まるか?」と述べた[68]

2013年3月、『Deadline.com』は『マイティ・ソー』と『アベンジャーズ』でS.H.I.E.L.D.エージェントのジャスパー・シットウェルを演じたマキシミリアーノ・ヘルナンデスの出演を報じた[28]。同月、ロバート・レッドフォードにS.H.I.E.L.D.の上官役で交渉中であることが報じられた[69]。レッドフォードは出演を認め、いつもの自分の映画とは異なるものであったために興味があったと述べた[70]。また月末、UFCの格闘家のジョルジュ・サンピエールバトロック・ザ・リーパー英語版役に決まったことが報じられた[30]

キャプテン・アメリカのユニフォームは以前の映画で見られたものから変更され、ケブラー素材で弾道学的構成によってキャプテン・アメリカを保護しつつ軍服の機能を果たすものとなっている[7]。ファルコンの衣裳に関して映画製作者たちはコミックの要素を剥ぎ取り、現実のウェビング、ストラップ、ギアをといったコミックで登場したものよりも戦術的なデザインの多くを追加することに興味を持っていた[7]

撮影[編集]

2013年4月1日よりロサンゼルスのローリー・マンハッタン・ビーチ・スタジオで、『Freezer Burn』というワーキングタイトルを使って撮影が始まった[71]。「Lumerian Star」の場面はカリフォルニア州ロングビーチにドッキングしていたシーローンチ・コマンダーで撮影された[7]。5月上旬、ドミニク・クーパーハワード・スターク英語版を再演することを明かした[72]。5月13日、製作はワシントンD.C.に移り、ナショナル・モールセオドア・ルーズベルト橋英語版で撮影が行われた[73]ギャリー・シャンドリングが『アイアンマン2』のスターン上院議員役を再び務めることが明かされた[29]。ワシントンD.C.では他にウィラード・ホテルデュポン・サークル英語版で撮影が行われた[74]

5月17日にクリーブランドでの撮影が始まり、6月中旬までにウェスト・ショアウェイ英語版カヤホガ・ハイツ英語版の南下水処理場、レイクビュー・セメタリー・ダムでのロケが予定された[75]。クリーブランドはワシントンD.C.としてスタンドインとして選ばれ、東6番街はサウスウェストD.C.の7番及びD番街のダブルとして撮られた[76]。クリーブランドでは他にクリーブランド連邦準備銀行クリーブランド公立図書館英語版クリーブランド州立大学英語版クリーブランド・アーケード英語版タワー・シティ・センター英語版クリーブランド美術館ウェスタン・リザーブ歴史協会英語版でロケが行われた[76][77][78][79][80]。インテリアショットは民家やトレモント英語版ピルグリム組合教会英語版内部で撮影された[81]。クリーブランドでの撮影は2013年6月27日に完了した[82]

撮影監督には『第9地区』や『エリジウム』で知られるトレント・オパロックが雇われた。オパロックは監督が『マラソンマン』や『コンドル』のような1970年代のスリラーの「砂のような、現実的な世界」に触発されたと述べている。オパロックは「我々の出発点は、このストーリーとこのキャラクター、キャプテン・アメリカをベースとした現実世界だ。我々は古典的なフレーミングと自然照明について話した。我々の注視のもう1つの鍵は頻繁に手持ち撮影を行うオペレーターのアンドリュー・ロリンズとイアン・フォックスの素晴らしい仕事ぶりだった。しかし基本的な考えは我々がこの素晴らしいキャラクターに衣裳を着せて盾を持たせて走り回らせることであった。彼が現実の人間であった場合、どのようなものだろうか? これは面白い問題提起であった」と述べた。これを実現するため、オパロックはパナビジョンアナモルフィック英語版・レンズとコーデックス デジタルレコーダーを搭載したアリ・アレクサ・プラス4:3英語版カメラを使用した[83]

ポストプロダクション[編集]

特殊効果にはインダストリアル・ライト&マジックスキャンラインVFXを含む5社が参加した[84]。2013年12月、翌月に追加撮影を行う予定が組まれた[85]

『アベンジャーズ』及び『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』の監督であるジョス・ウィードンはエンドクレジット後の場面のうちの1つを監督し[86]、そこでクイックシルバースカーレット・ウィッチが初登場した[34]

音楽[編集]

2013年6月、ヘンリー・ジャックマンが映画音楽を作曲することが発表された[87]。サウンドトラックアルバムはハリウッド・レコードより2014年4月1日に発売された[88]

マーケティング[編集]

左からジャクソン、ヨハンソン、エヴァンス、ルッソ兄弟(2014年3月・パリ)。

2013年6月7日、マーベル・スタジオは破損して変色したキャプテン・アメリカの盾が描かれたティーザーポスターを公開した[89]。『ロサンゼルス・タイムズ』は「続編で(キャプテン・アメリカの)深刻な戦いが描かれる可能性があることを示唆している」と報じ、また『ローリング・ストーン』は「続編のダークなテーマを暗示している」と評した[90][91]。翌月、マーベル・スタジオ社長でプロデューサーのケヴィン・フェイグ、監督のルッソ兄弟、キャストのクリス・エヴァンス、スカーレット・ヨハンソン、サミュエル・L・ジャクソン、セバスチャン・スタン、アンソニー・マッキー、コビー・スマルダーズ、エミリー・ヴァンキャンプ、フランク・グリロがコミコン・インターナショナルのパネルに登場し、フッテージ映像が公開された[92]。さらにマーベルは『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』のキャプテン・アメリカとハウリング・コマンドーズを描いたスミソニアン型のブースを展示した[93]。7月末、ディズニーXDのディズニー・ファンダムのイベントでマーベルの他のフェイズ2映画と共に映像が上映された[94]

2013年8月、ディズニーのD23エキスポ英語版にフェイグ、エヴァンス、スタン、マッキーが出席し、クリップ映像が上映された[95]。2013年9月、マーベルは『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャーズ』からのハーレーダビッドソンとの提携を継続し、劇中でキャプテン・アメリカは同社のソフテイル・ブレイクアウトのオートバイに乗ることを発表した[96]

2013年10月、マーベルは最初の予告編を公開した[97]

2014年2月2日、第48回スーパーボウルで『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』のテレビ広告が流された。『ハリウッド・リポーター』はディズニーは30秒あたりに400万ドル以上を支払っていると報じている[98]

2013年3月18日、ABCは1時間の特別番組Marvel Studios: Assembling a Universe』で『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』のスニークピークを公開した[99]。2014年4月1日、エヴァンスとスタンは映画の劇場公開を記念してニューヨーク証券取引所のオープニングベルを鳴らした[100]

公開[編集]

パリ・プレミアでのクリス・エヴァンス。

2D、3DIMAX 3Dで2014年3月26日に国際市場で封切られ[101]、その1週間後の4月4日より北アメリカで公開が始まる[45][63]。ワールド・プレミアは2014年3月13日にカリフォルニア州ハリウッドエル・キャピタン・シアター英語版で行われた[102]。パリ・プレミアはル・グラン・レックス英語版で3月17日[103]、ロンドン・プレミアはウェストフィールド・ロンドン英語版で3月20日[104]、北京プレミアは3月24日に開催された[105]。クリーブランド・プレミアは4月1日に行われた[106]。クリス・エヴァンスとスカーレット・ヨハンソンはプレミアの1つのパスをチャリティのためにオークションに出した[107]

評価[編集]

興行収入[編集]

2014年5月16日時点で北アメリカでは2億4646万4860ドル、それ以外の地域で4億5060万ドル、全世界合算で6億9706万4860ドルである[3]

北アメリカ
北アメリカでは2014年4月3日木曜の深夜上映で前作の2倍以上となる1020万ドルを売り上げた[108]。金曜日の公開初日は3690万ドル[109][110]、初週末3日間では9500万ドルを売り上げたが、これは4月初日及び初週末記録を更新する額である。また初週末興行収入は前作を46%上回る額であった[111]。週末興行収入は3週連続で1位となった[112][113]
北アメリカ以外
32か国で封切りが始まり、初週末に7520万ドルを売り上げて1位となった[114]。中国では公開3日間で北米外最高となる3920万ドルを売り上げたが[115][111]、これは同国で公開されたマーベル・シネマティック・ユニバース作品としては最高の初週末成績である[116]。日本では全国488スクリーンで2014年4月19日に公開され、全国映画動員ランキング(興行通信社調べ)初登場4位、公開初週の土日2日間の成績は動員14万2,236人、興収1億9,836万800円を記録した[117]

批評家の反応[編集]

2014年4月6日時点で批評家のレビュー集積サイトのRotten Tomatoesで185件のレビューで支持率は89%、平均点は7.5/10となっている[118]Metacriticで42件のレビューで加重平均値は69/100となっている[119]

ハリウッド・リポーター』のトッド・マッカーシーは「ハードな保守的なアクションの楽しみを復活させ、キャラクターの発展に驚き、サスペンスに好奇心をそそられ、CGIスペクタクルを極小にする大胆な(マーベルの)一歩を踏み出す」と評した[120]。『シカゴ・サンタイムズ』のリチャード・ローパーは「『アベンジャーズ』または1本目及び3作目の『アイアンマン』と同等ではないが、これはマーベルのビッグスクリーン・ストーリーの中で別の堅実な章である」と評した[121]。『エンターテインメント・ウィークリー』のオーウェン・グレイバーマンは「『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』は今起こっていることにあなたを差し込む、『ダークナイト』以来初めてのスーパーヒーロー映画だ」と評した[122]

映画監督のジェームズ・ガンが2014年のお気に入りの映画12本の中で本作を挙げている[123]

受賞[編集]

賞 / フィルムフェスティバル カテゴリー 受賞者 結果 脚注
2014 Golden Trailer Awards Best Action Captain America: The Winter Soldier ノミネート [124]
Best Action TV Spot Captain America: The Winter Soldier 受賞
Best Music TV Spot Captain America: The Winter Soldier ノミネート
Teen Choice Awards Choice Movie: Sci-Fi/Fantasy Captain America: The Winter Soldier ノミネート [125]
Choice Movie Actor: Sci-fi/Fantasy Chris Evans ノミネート
Choice Movie Actress: Sci-fi/Fantasy Scarlett Johansson ノミネート
Young Hollywood Awards Super Superhero Chris Evans ノミネート [126]
2015 Critics' Choice Movie Awards Best Action Movie Captain America: The Winter Soldier ノミネート [127]
Best Actor in an Action Movie Chris Evans ノミネート
People's Choice Awards Favorite Movie Captain America: The Winter Soldier ノミネート [128]
Favorite Movie Actress Scarlett Johansson ノミネート
Favorite Movie Duo Chris Evans and Scarlett Johansson ノミネート
Favorite Action Movie Captain America: The Winter Soldier ノミネート
Favorite Action Movie Actor Chris Evans 受賞
Favorite Action Movie Actress Scarlett Johansson ノミネート
Academy Awards Best Visual Effects Dan DeLeeuw, Russell Earl, Bryan Grill and Dan Sudick ノミネート [129]
Saturn Awards Best Comic-to-Film Motion Picture Captain America: The Winter Soldier ノミネート [130]
Best Director Joe Russo and Anthony Russo ノミネート
Best Writing Christopher Markus & Stephen McFeely ノミネート
Best Actor Chris Evans ノミネート
Best Supporting Actor Anthony Mackie ノミネート
Samuel L. Jackson ノミネート
Best Supporting Actress Scarlett Johansson ノミネート
Best Music Henry Jackman ノミネート
Best Editing Jeffrey Ford and Matthew Schmidt ノミネート
Best Production Design Peter Wenham ノミネート
Best Special Effects Dan DeLeeuw, Russell Earl, Bryan Grill, and Dan Sudick ノミネート
Empire Awards Best Thriller Captain America: The Winter Soldier ノミネート [131]
MTV Movie Awards Best Fight Chris Evans vs. Sebastian Stan ノミネート [132]
Best Kiss Scarlett Johansson and Chris Evans ノミネート

続編[編集]

2014年1月、ルッソ兄弟は3作目を監督する契約を交わし、3月に彼らはクリス・エヴァンスがキャプテン・アメリカ役、ケヴィン・フェイグがプロデューサー、クリストファー・マルクスとスティーヴン・マクフィーリーが脚本家を続投することを明かした[133][134]。監督との再契約は『ウィンター・ソルジャー』公開の3ヶ月前にマーベル幹部とのテスト・スクリーニングを行った結果によるものである[133]。マルクスとマクフィーリーは2013年後半より脚本作業に取り組んでいる[135]。撮影監督も引き続いてトレント・オパロックが務める[136]。公開は2016年5月6日を予定している[137]

マーベル作品とのクロスオーバー[編集]

  • エージェント・オブ・シールド』の第1シーズン第16話「始まりの終わり」と第17話「疑いの連鎖」は『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』の出来事が中心となっている[138]。第14話「タヒチ」で始まる『ウィンター・ソルジャー』とクロスオーバーの原因となる全エピソードは「Uprising」と呼ばれるエピソード群の一部であった。
  • 今作のインサイト計画にはトニー・スタークも関わっている。三機の新型ヘリキャリアーには、トニーに提供されたリパルサーエンジンが使用されており、補給無しでの飛行が可能になったと冒頭においてフューリーに語られている。これは、『アベンジャーズ』で、旧型のタービン式エンジンに巻き込まれたトニー自身の経験による。また、インサイト計画をヒドラが発動しようとして標的をロックしたシーンではトニーも標的となっており、アベンジャーズ・タワー(旧スターク・タワー)と、トニー・スタークの顔写真が映っている。
  • シットウェルの語るヒドラの脅威になりうる人物の中に「ストレンジ」の名が出ているが、これはフェイズ3で実写化の決定しているマーベルヒーローの一人「ドクター・ストレンジ」が既にこの時点で存在している事を示唆している。

脚注[編集]

  1. ^ ファイギは映画の終わりに登場したこの杖が『アベンジャーズ』のロキのものであるとインタビューで語っている[139]

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外部リンク[編集]