マラソンマン (映画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
マラソンマン
Marathon Man
監督 ジョン・シュレシンジャー
脚本 ウィリアム・ゴールドマン
原作 ウィリアム・ゴールドマン
製作 ロバート・エヴァンス
シドニー・ベッカーマン
出演者 ダスティン・ホフマン
ローレンス・オリヴィエ
音楽 マイケル・スモール
撮影 コンラッド・L・ホール
編集 ジム・クラーク
製作会社 パラマウント映画
配給 アメリカ合衆国の旗 パラマウント映画
日本の旗 CIC
公開 アメリカ合衆国の旗 1976年10月6日
日本の旗 1977年3月26日
上映時間 125分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
興行収入 $21,709,020[1]
テンプレートを表示

マラソンマン』(Marathon Man)は1976年制作のアメリカ映画ウィリアム・ゴールドマン同名小説の映画化。原作者のゴールドマンが脚本も兼ねたので、原作に忠実に描かれている。小説と映画の両者とも、ナチス残党の歯科医が歯にドリルを突き立ててベーブを拷問するという非常に生々しいシーンで有名になった。

ストーリー[編集]

ある日、ニューヨークの街中で、ドイツ人とユダヤ人が運転する車が事故を起こし、運転していた二人が死亡する。死亡したドイツ人クラウス・ゼルは、元ナチ党員クリスティアン・ゼル博士の兄だった。その頃、実業家ドクはフランス人ルクレールと取引の予定を取り付けるが、滞在先のホテルで何者かに命を狙われ、ルクレールも殺されてしまう。兄クラウスが死んだことを知ったゼルは、亡命先のウルグアイから秘密裏にニューヨークに向かった。

ドクの弟で、コロンビア大学の大学院生でマラソン好きのベーブは、大学で知り合ったスイス人エルザと恋仲になり兄に紹介するが、ドクは彼女がスイス人ではないことを見抜き、弟に近付かないように警告する。その日の夜、ドクは秘密裏に入国したゼルと接触して取引を行うが、その際にゼルに刺されてしまう。ドクは重傷を負いながらベーブのアパートに逃げ込むが、そこで力尽きて死んでしまう。警察はベーブに事情を聞くが、彼は自分が犯人扱いされたことで警察に怒りをぶつける。事情聴取が終わった後、ドクの知り合いを名乗るジーンウェイ刑事が現れ、ドクが、ゼルが第二次世界大戦中にアウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所のユダヤ人から命と引き換えに巻き上げたダイヤモンドを銀行から引き出す役を請け負っていたことを語り、ベーブの身にも危険が迫っていることを伝える。

ジーンウェイが帰った後、一人になったベーブはゼルの部下に連れ去られ、ゼルから尋問を受ける。しかし、そこにジーンウェイが現れてベーブを助け出して脱出する。ジーンウェイは「ドクから何か聞いていないか」と尋ねるが、ベーブは「何も知らない」と返答する。ゼルの所属するナチス組織の一員だったジーンウェイはゼルの元に引き返し、ベーブはゼルから拷問を受ける。拷問の結果、ベーブが何も知らないことを理解したゼルは部下に口封じを命じるが、ベーブは隙を突いて脱出し、エルザに助けを求める。エルザはベーブを車に乗せて郊外の隠れ家に向かうが、そこはクラウス・ゼルの家だった。エルザがゼルの仲間だと知ったベーブは彼女を人質にして追跡して来たジーンウェイたちと対峙する。ベーブはジーンウェイからゼルの居場所を聞き出すが、彼の部下が発砲しようとしたため銃撃戦となり、ベーブはジーンウェイたちを射殺するが、彼を庇おうとしたエルザがジーンウェイに射殺される。

ゼルは銀行からダイヤモンドを受け取り国外に脱出しようとするが、待ち伏せしていたベーブに捕まり、セントラル・パークの排水処理場に連れ出される。ゼルはそこでベーブを取り込もうとするが、ベーブは聞き入れずに「ダイヤを飲み込め」と命令し、ダイヤモンドを水の中に投げ捨て始める。ゼルは仕込みナイフでベーブに襲いかかり、二人はダイヤの入ったスーツケースを巡って揉み合いとなり、スーツケースを水の中に落としてしまう。ゼルは拾いに行こうとするが、足を踏み外して階段から転落し、仕込みナイフが胸に刺さって死んでしまう。廃水処理場を出たベーブは貯水湖に銃を投げ捨て、マラソンコースを歩いて行く。

キャスト[編集]

※括弧内は日本語吹き替え

出典[編集]

  1. ^ Marathon Man (1976)”. Box Office Mojo. Amazon.com. 2010年8月8日閲覧。

外部リンク[編集]