清水一行

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清水 一行
(しみず いっこう)
ペンネーム 清水 一行(しみず いっこう)
誕生 清水 和幸(しみず かずゆき)
1931年1月12日
日本の旗 日本
東京府南葛飾郡吾嬬町
(現在の東京都墨田区八広
死没 (2010-03-15) 2010年3月15日(満79歳没)
日本の旗 日本 東京都
職業 小説家
最終学歴 早稲田大学法学部中退
活動期間 1966年 - 2010年
ジャンル 経済小説
主題 日本企業の実態
刑事事件の内幕
代表作 『小説兜町』(1966年
動脈列島』(1974年
器に非ず』(1988年
主な受賞歴 日本推理作家協会賞1975年
デビュー作 『小説兜町』(1966年
子供 清水草一
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清水 一行(しみず いっこう、1931年昭和6年)1月12日 - 2010年平成22年)3月15日)は、日本小説家

実際に起きた経済事件に関わった実在の人物をモデルに、企業の実態や事件の内幕を描く作風を確立した[1]高杉良城山三郎らと並ぶ経済小説の第一人者として知られる[1]。息子に自動車評論家清水草一、孫にテレビ朝日アナウンサー竹内由恵、俳優の竹内太郎がいる。

経歴[編集]

生い立ち[編集]

東京府南葛飾郡吾嬬町(現在の東京都墨田区八広)の2階屋が4軒続く長屋で、大工の次男として生まれた[2]。父は忠助、母ははな[2]。清水が生まれた吾嬬町は、『玉の井』と呼ばれる私娼街(娼家が密集している地域)の南側に隣接していた[2]

母はなは夫の忠助が花札ばくちばかりして稼ぎが悪いので、そばと酒の屋台を出した[3]

右の少年が清水

3歳の頃に長野県小県郡滋野村(現東御市)に住む叔母に引き取られる[4]。清水の下に妹ができ、母はなは、妹を背中にくくりつけ、清水と兄を屋台の下の籠の中に入れて、お歯黒どぶのそばで商売を続けていたが、さすがに3人を育てながらでは身体がもたなくなった[4]。そして、清水が間引きされるような形で信州に行くことになった[4]

1936年8月に母のはなが、4人目の子どもを流産し、自身も命を落とした[5]。清水は「自分はもう東京に帰ることなく、ずっと滋野村の人間として暮らすのだろう」と考えた[5]。しかし父の忠助が茨城県出身の女性と再婚し、1939年に8歳になっていた清水を吾嬬町(1932年に向島区に編入)の長屋に呼び戻した[5]

学生時代[編集]

墨田区立更正小学校に入学[6]。当初、滋野村の方言が抜けず学校でいじめられたりして苦労した[6]。更正小学校を卒業すると岩倉鉄道学校(現・岩倉高等学校)に入学[7]

早稲田大学法律学科中退[8]

労働運動[編集]

敗戦とともに、それまで禁じられていた共産主義が知識人、労働者、学生などの間に広っていった[9]。清水も自然と共産主義に興味を持つようになった[9]。青年共産同盟に入り、マルクス・エンゲルスの『共産党宣言』や『資本論』を勉強したり、赤旗をかついでデモに参加するようになった[9]

清水は父親の忠助と激しい口論をした[10]。忠助は「うちは赤線商売をやってるが、はばかりながらアカの血統はねえんだ!」「とにかくうちに共産党の人間はおいておけねえ。共産党を辞めねえんなら勘当だ!。とっとと出てけ!」とかんかんになって怒鳴った[11]

1948年4月全日本産業別労働組合会議本部書記[8]

1949年1月、清水は18歳の誕生日を迎え、正式な共産党員になった[12]

労働調査協議会出版部員を経て、週刊誌のフリーライターになる[8]。一方で藤原経済研究所に所属した[8]

小説家として[編集]

1966年に『小説 兜町(しま)』発表[8]

1975年に『動脈列島』で日本推理作家協会賞を受賞[8]

2010年3月15日千代田区の病院で、老衰により死去[13]通夜葬儀は近親者で済ませた[1]

エピソード[編集]

若かりし日は熱心な共産主義者だった清水は、1952年5月1日の血のメーデー事件をきっかけに、労働運動共産党と訣別し物書きとして生きていくことを決心した[14]

1967年春、『アサヒ芸能』連載中だった小説『悪の公式』の中の

溺れる寸前藁をつかみに訪ねてくる中小企業主の、厳かな屠場でもあった。しかしもちろん、屠場とはいっても、暗い凄惨な臭気など微塵もなく
途方に暮れ、充血した眼つきで竜夫を見上げる中小企業主。屠場で最後の止めを待つ哀れな犠牲者…
「魔窟みたいなもんだな」「こないだ、あるゴム会社の方が、屠場だなんて言っていました」

といった表現が部落差別とされて屠場労組から糾弾を受け[15]、同年9月15日の『解放新聞』に「私の反省 小説<悪の公式>は差別作品であった」と題する反省文を発表[16]。それによると、1967年7月27日、謝罪のため部落解放同盟大阪府連合会に呼び出された清水は「兵庫の番町へ行ってくれ」と命じられ、神戸市長田区の番町に出向いたところ、いきなり十数名の部落解放同盟員に取り巻かれ、「馬鹿者!」という怒声から始まる面罵の集中攻撃を受けたという。

1999年2月、甲山事件に基づく小説『捜査一課長』で殺人罪に問われ、大阪高裁で審理中の元保母山田悦子が「犯人扱いされ、名誉を傷つけられた」として著者の清水と集英社祥伝社の出版社2社に損害賠償などを求めた訴訟で、最高裁第1小法廷は、計176万円の賠償を命じた大阪高裁判決を支持し、清水と2社の上告を棄却した[17]。これにより、清水と出版社の敗訴が確定した[17]

家族・親族[編集]

清水家[編集]

東京都墨田区八広
実家
父・忠助は栃木県南部の田沼町(現佐野市)の生まれで、東京の大工の棟梁に嫁いだ姉を頼って上京した[2]。母・はなは信州小諸近くの滋野村(現東御市)の出身[2]。忠助が大工仕事の出稼ぎにいったとき、2人は知り合った[2]。忠助ははなの実家である清水家に婿入りし「迎えにくるからな」といい残して親方とともに東京に戻った[2]。間もなくはなに子どもができているのがわかり、忠助を追って東京に出てきて一緒に長屋暮らしを始めた[2]1936年8月にはなは亡くなった[5]
忠助は茨城県出身のみつと再婚した。かつて『玉の井』の銘酒屋(娼家)の手伝いをしていたみつのつてで、廃業する娼家の経営者から店舗と経営権を譲り受け、夫婦で娼家の経営を始めた[18]戦前は玉の井などの私娼を置いた娼家は、銘酒屋と呼ばれていたが、戦後カフェーと呼ばれるようになった。[18]。忠助夫婦のカフェーは、いろは通りから行くと花街の入り口近くにあり、上玉の女給7、8人を使って繁盛した[18]。一階に女給たちが窓から道ゆく男たちに声をかけたり、遊客を迎えたりするホールや帳場、経営者夫婦の住居があり、2階に客をもてなすための部屋が複数あった[18]。店の切り盛りは主にみつがやり、忠助は東北や北陸などに行って女を集めた[18]
  • 父・忠助(大工、娼家経営)
  • 実母・はな長野県出身[2]
1936年(昭和11年)8月没[5]
自家
  • 長女
  • 次女
  • 息子・草一

主な作品とそのモデル[編集]

著書[編集]

1960年代[編集]

  • 小説兜町(三一新書 1966年 集英社文庫、角川文庫、徳間文庫)
  • 賭博的株教室 億万長者への最後のチャンス(光文社 1966年 (カッパビジネス))
  • 東証第二部(三一新書 1966年 「虹の海藻」角川文庫、光文社文庫)
  • 買占め(河出書房新社 1966年 角川文庫、集英社文庫、光文社文庫)
  • 松下イズム ナショナル商法の秘密(徳間書店 1967年)
  • 悪の公式(徳間書店 1967年 角川文庫、徳間文庫、集英社文庫)
  • 虚業集団(読売新聞社 1968年 角川文庫、光文社文庫)
  • 暴落(徳間書店 1968年 集英社文庫)
  • 地場者 株に憑かれた男(講談社 1968年 角川文庫、光文社文庫)
  • 巨大企業の罠(講談社、1969年 「巨大企業」徳間文庫、ケイブンシャ文庫、角川文庫)
  • 虚名浮沈(文藝春秋 1969年 ケイブンシャ文庫)
  • 情報銘柄(講談社 1969年 角川文庫)
  • 大奥崩壊(講談社 1969年)

1970年代[編集]

  • 赤たん褌(講談社 1970年 「札束時代」徳間文庫、角川文庫、ケイブンシャ文庫)
  • 怒りの回路(光文社 1970年 (カッパ・ノベルス) 角川文庫、光文社文庫)
  • 銀の聖域(文藝春秋 1970年 「九連宝燈」角川文庫、徳間文庫、「石の条理」ケイブンシャ文庫)
  • 太閤の柩(青樹社 1970年 「黒い尊厳」青樹社、「銀行取付」徳間文庫、光文社文庫)
  • 女拓物語(講談社 1970年 角川文庫)
  • 天から声あり 総会屋外平(徳間書店 1971年 角川文庫、徳間文庫、ケイブンシャ文庫)
  • 横領計画(青樹社 1971年 光文社文庫)
  • 狂人相場(講談社 1971年 角川文庫、ケイブンシャ文庫)
  • 色即是空(徳間書店 1971年 光文社文庫)
  • 重役室(光文社 1971年 (カッパ・ノベルス) 集英社文庫、角川文庫、光文社文庫)
  • とことん 無我夢中の章(双葉社 1971年 「ふてえ奴」徳間文庫、角川文庫、ケイブンシャ文庫)
  • ウラ街道ばんざい(双葉新書 1971年)
  • 餌食(青樹社 1972年 文庫)
  • 巨頭の男(桃園書房 1972年 角川文庫、集英社文庫)
  • 赤線物語(徳間書店 1972年 ケイブンシャ文庫、角川文庫)
  • 燃え尽きる 小説牧田与一郎(徳間書店 1972年 角川文庫、徳間文庫、集英社文庫)
  • 好色三昧(桃園書房 1973年 角川文庫)
  • 最高機密(祥伝社 1973年 (ノン・ノベル) 角川文庫、集英社文庫、徳間文庫)
  • 覆面工場(青樹社 1973年 集英社文庫、角川文庫)
  • 残侠一代 鷹の風道(徳間書店 1973年 「すげえ奴」文庫、光文社文庫、角川文庫)
  • 女楽(桃園書房 1973年 ケイブンシャ文庫、光文社文庫)
  • 毒煙都市(徳間書店 1973年 角川文庫、徳間文庫、ケイブンシャ文庫)
  • 噂の安全車(祥伝社 1973年 (ノン・ノベル) 「合併人事」集英社文庫、角川文庫、徳間文庫)
  • いくやいかずや(桃園書房 1974年)
  • 匿名商社(青樹社 1974年 角川文庫、徳間文庫、光文社文庫)
  • 同族企業(光文社 1974年 (カッパ・ノベルス) 集英社文庫、角川文庫、ケイブンシャ文庫、青樹社文庫)
  • 投機地帯 ギャンブル・ゾーン(双葉社 1974年 集英社文庫、角川文庫、徳間文庫)
  • 動脈列島(光文社 1974年 (カッパ・ノベルス) 角川文庫、集英社文庫、光文社文庫、双葉文庫、徳間文庫)
  • 姦触時代(桃園書房 1974年 徳間文庫)
  • 企業爆破(青樹社 1975年 「乗取り」光文社文庫)
  • 時効成立 小説三億円事件 強奪編(講談社 1975年 角川文庫、徳間文庫、集英社文庫)
  • 動機(光文社 1975年 (カッパ・ノベルス) 新潮文庫、角川文庫、光文社文庫、徳間文庫)
  • 雛の葬列(祥伝社 1975年 (ノン・ノベル) 「殺人念書」角川文庫、徳間文庫、青樹社文庫)
  • 狼の地図(青樹社 1975年 角川文庫、光文社文庫)
  • 天国野郎 女と酒とギャンブル(光文社 1975年 角川文庫、徳間文庫、ケイブンシャ文庫)
  • 尼僧くずし SEXコンサルタント(桃園書房 1975年 「Sexコンサルタント」ケイブンシャ文庫)
  • 首都圏銀行(双葉社 1976年 角川文庫、徳間文庫)
  • 奔馬の人 小説藤井丙午(光文社 1976年 角川文庫、ケイブンシャ文庫)
  • 女の時間(桃園書房 1976年 光文社文庫)
  • 砂の紋(光文社 1976年 (カッパ・ノベルス) 集英社文庫、角川文庫、徳間文庫)
  • 人脈 人間関係を誤れば一生の悲劇 青春出版社 1976年 (プレイブックス)
  • 神は裁かない(集英社 1976年 文庫、角川文庫、光文社文庫)
  • 事件屋悠介(ベストブック社 1976年 徳間文庫、角川文庫、光文社文庫)
  • 不敵な男(ベストブック社 1976年 徳間文庫、角川文庫、光文社文庫)
  • 砂防会館3F 祥伝社 1976年 (ノン・ノベル) 角川文庫、徳間文庫、集英社文庫)
  • 女教師(光文社 1977年7月 (カッパ・ノベルス) 角川文庫、集英社文庫、光文社文庫、徳間文庫)
  • 死の谷(実業之日本社 1977年5月 (Joy novels) 「死の谷殺人事件」集英社文庫、角川文庫)
  • 蟻の奈落(双葉社、1977年 角川文庫、徳間文庫、「倒産」青樹社文庫)
  • 風の骨(双葉社、1977年 角川文庫、徳間文庫、集英社文庫)
  • 新車作戦(青樹社 1977年6月 「敗者の価値」ケイブンシャ文庫)
  • 敵意の環(集英社 1977年4月 文庫、角川文庫、徳間文庫)
  • 抜擢(青樹社 1977年10月 「経営の神様」ケイブンシャ文庫、「辞任のとき」角川文庫、徳間文庫、「抜擢」徳間文庫)
  • 最年少重役(青樹社 1977年12月 「問題重役」徳間文庫、原題青樹社文庫)
  • 赤い絨毯(トクマ・ノベルズ 1978年3月 集英社文庫、ケイブンシャ文庫、角川文庫)
  • 捜査一課長(集英社 1978年2月 文庫)
  • 背信重役(光文社 1978年4月 集英社文庫、角川文庫、徳間文庫)
  • 愛・軽井沢(集英社 1978年8月 角川文庫、集英社文庫、徳間文庫)
  • 後継者(青樹社 1978年9月 文庫)
  • 副社長(光文社 1978年5月 (カッパ・ノベルス) 集英社文庫、角川文庫、「副社長自殺」集英社文庫、原題で徳間文庫、「副社長自殺」ケイブンシャ文庫)
  • 頭取室(光文社 1978年12月 (カッパノベルス) 文庫、角川文庫、集英社文庫、徳間文庫)
  • 虚構大学(光文社 1979年4月 角川文庫、集英社文庫、光文社文庫)
  • 女患者(光文社 1979年5月 角川文庫、光文社文庫、集英社文庫)
  • 指名解雇(青樹社 1979年5月 角川文庫、集英社文庫)
  • 七人心中(集英社 1979年8月 「私刑」文庫、角川文庫、光文社文庫)
  • 太く短かく(双葉社 1979年‐1981年 徳間文庫、角川文庫、ケイブンシャ文庫)

1980年代[編集]

  • 世襲企業(光文社 1980年2月 角川文庫、集英社文庫、ケイブンシャ文庫、光文社文庫)
  • 男の報酬 祥伝社 1980年3月 (Non novel) 「密室商社」集英社文庫、角川文庫、徳間文庫)
  • 機密文書(青樹社 1980年4月 集英社文庫、角川文庫)
  • 血の河(実業之日本社 1980年4月 角川文庫、集英社文庫、徳間文庫)
  • 相場師(集英社文庫 1980年6月 角川文庫、光文社文庫、徳間文庫)
  • 辞表提出(青樹社 1980年9月 角川文庫、徳間文庫)
  • 医大理事(光文社 1980年12月 (カッパ・ノベルス) 「重要参考人」角川文庫、光文社文庫、集英社文庫、徳間文庫)
  • 密閉集団(集英社 1980年12月 文庫、角川文庫、光文社文庫)
  • 偶像本部(双葉社 1981年3月 角川文庫、集英社文庫、光文社文庫)
  • 憤死 死ぬ外に抗議の術なし!(光文社 1981年5月 (カッパ・ノベルス) 「支店長の遺書」集英社文庫、角川文庫、光文社文庫、徳間文庫)
  • 取締役解任(青樹社 1981年5月 「末席重役」光文社文庫、角川文庫)
  • 逃亡者(カドカワノベルズ 1981年11月 文庫、徳間文庫、集英社文庫)
  • 一億円の死角(トクマ・ノベルズ 1981年12月 文庫、角川文庫、光文社文庫)
  • 新人王(双葉社 1982年4月 角川文庫、ケイブンシャ文庫、集英社文庫)
  • いい加減にしろ!日本人論(光文社 1982年3
  • 小説財界(集英社 1982年12月 文庫、角川文庫、徳間文庫)
  • 処刑教師(光文社 1982年5月 (カッパ・ノベルス) 角川文庫、光文社文庫、ケイブンシャ文庫)
  • 冷血集団(光文社 1982年10月 (カッパ・ノベルス) 集英社文庫、角川文庫、光文社文庫、徳間文庫)
  • 名門企業(青樹社 1982年6月 文庫、角川文庫)
  • 闘いへの執着(光文社 1983年12月 (カッパ・ノベルス) 文庫、角川文庫、徳間文庫)
  • 擬制資本(トクマ・ノベルズ 1983年1月 文庫、角川文庫、集英社文庫)
  • 共謀融資(青樹社 1983年4月 「非常勤取締役」光文社文庫、「不良融資」集英社文庫、「非常勤取締役」集英社文庫)
  • 大物(光文社 1983年7月 (カッパ・ノベルス) 文庫、徳間文庫、角川文庫)
  • 財界人社長(青樹社 1983年11月 「造反連判状」角川文庫、「造反」徳間文庫)
  • 女相場師(徳間文庫 1983年11月 集英社文庫)
  • 使途不明金(角川文庫 1983年10月 光文社文庫、徳間文庫)
  • 石油王血族(カドカワノベルズ 1984年4月 「惨劇」文庫、光文社文庫、徳間文庫)
  • 汚名(双葉ノベルス 1984年3月 集英社文庫、角川文庫、徳間文庫、青樹社文庫)
  • 限界企業(青樹社 1984年1月 (Big novels) 文庫)
  • 悪名集団(光文社 1984年3月 (カッパ・ノベルス) 集英社文庫、角川文庫、ケイブンシャ文庫)
  • ダイヤモンドの兄弟 専務の負債78億円(トクマ・ノベルズ 1984年6月 文庫、角川文庫、ケイブンシャ文庫)
  • 公開株殺人事件(光文社文庫 1984年9月 角川文庫、徳間文庫)
  • 派閥渦紋(徳間文庫 1984年10月 角川文庫、光文社文庫)
  • サラリーマン直訴(徳間文庫 1984年11月 「直訴」角川文庫)
  • 湿地帯(集英社 1985年10月 文庫、角川文庫、光文社文庫)
  • 単身赴任(角川文庫 1985年10月 集英社文庫、徳間文庫)
  • 株価操作(角川文庫 1985年12月 徳間文庫、光文社文庫)
  • 兜町物語(集英社 1985年2月 文庫、角川文庫、光文社文庫)
  • 極秘指令(光文社 1985年3月 (カッパ・ノベルス) 文庫、角川文庫、光文社文庫)
  • 女重役(光文社 1985年5月 (カッパ・ノベルス) 文庫、角川文庫、徳間文庫)
  • 醜聞(カドカワノベルズ 1985年7月 文庫、集英社文庫、徳間文庫)
  • 側近筆頭(青樹社 1985年10月 (Big books) 文庫)
  • 取締役候補(徳間文庫 1985年10月 角川文庫)
  • 欲望集団(光文社 1986年6月 (カッパ・ノベルス) 文庫、角川文庫、徳間文庫)
  • 逆転の歯車(光文社 1986年8月 (カッパ・ノベルス) 文庫、光文社文庫、徳間文庫)
  • 社命犯罪(トクマ・ノベルズ 1987年4月 「社命」文庫、角川文庫、青樹社文庫、日文文庫)
  • 銀行員(光文社文庫 1987年8月 青樹社文庫)
  • 財界重鎮(光文社文庫 1988年7月 「葬った首」徳間文庫)
  • 器に非ず(光文社 1988年9月 (カッパ・ノベルス) 文庫、角川文庫、集英社文庫、徳間文庫)
  • 寄生虫(徳間文庫 1988年11月 青樹社文庫)
  • 頭取の権力(徳間書店 1989年10月 文庫、角川文庫、集英社文庫)
  • 社内情事(角川文庫 1989年10月 光文社文庫)
  • 首位戦争(角川文庫 1989年12月 徳間文庫)
  • 花の嵐 小説・小佐野賢治(朝日新聞社 1990年6月 角川文庫、朝日文庫、光文社文庫)

1990年代[編集]

  • 株の罠(徳間文庫 1990年6月 角川文庫)
  • 敵対的買収 Merger & acquisition(光文社 1990年10月 徳間文庫、角川文庫、集英社文庫)
  • 銀行内紛(角川文庫 1990年11月 「銀行の内紛」光文社文庫)
  • 暗黒の月曜日(青樹社 1990年3月 (Big books) 光文社文庫、徳間文庫)
  • 悪魔祓い(角川書店 1991年7月 文庫、集英社文庫)
  • 架空集団(徳間書店 1991年4月 のち文庫、角川文庫、光文社文庫)
  • 百億円投機(光文社文庫 1991年3月 集英社文庫)
  • 苦い札束(集英社文庫 1992年4月 徳間文庫)
  • 内部告発(角川文庫 1992年9月 光文社文庫)
  • 出向拒否(光文社文庫 1992年5月 角川文庫)
  • 系列(集英社 1992年7月 文庫、角川文庫、日文文庫、徳間文庫)
  • 会社の女(徳間文庫 1992年8月 ケイブンシャ文庫)
  • 秘密な事情(角川文庫 1992年8月 光文社文庫、集英社文庫)
  • 暴落企業(光文社 1992年4月 文庫)
  • 新・天国野郎(トクマノベルズ 1993年11月 「天国野郎 part 2」文庫、原題で角川文庫)
  • 女帝 小説・尾上縫(朝日新聞社 1993年10月)
  • 迷路(勁文社 1993年10月 文庫、徳間文庫、光文社文庫)
  • 勧奨退職(徳間書店 1994年3月 文庫)
  • 相続人の妻(角川書店 1994年4月 文庫、光文社文庫)
  • 懲りねえ奴 小説M資金(徳間書店 1995年7月 「こりねえ奴」文庫)
  • 君臨(光文社 1995年3月 文庫)
  • 取締役の首(光文社 1995年10月 「出世運の女」文庫、徳間文庫)
  • 裏金(角川文庫 1995年4月 光文社文庫、徳間文庫)
  • ザ・スキャンダル(勁文社 1996年7月 「影法師」角川文庫、光文社文庫)
  • 高級官僚(徳間書店 1996年8月 「遊興費」集英社文庫、徳間文庫)
  • 宴かな(光文社文庫 1997年7月 徳間文庫)
  • 一瞬の寵児(角川文庫 1997年5月 光文社文庫、徳間文庫)
  • 別名は“蝶"(集英社文庫 1997年10月 光文社文庫、徳間文庫)
  • 〔コウ〕火(徳間文庫 1998年2月 「東京下町物語」光文社文庫)
  • 金まみれのシマ(角川文庫 1998年12月 光文社文庫)
  • 三人の賢者(光文社文庫 1998年7月 徳間文庫)
  • 銀行恐喝(光文社文庫 1999年9月 徳間文庫)
  • 真昼の闇(光文社文庫 1999年7月 徳間文庫)
  • 風の神様(徳間文庫 1999年11月 光文社文庫)
  • 追われる男(角川文庫 1999年2月 ケイブンシャ文庫)

2000年代[編集]

  • 腐蝕帯(集英社文庫 2000年4月 徳間文庫)
  • 歪んだ器(光文社文庫 2000年7月 徳間文庫)
  • 最終名儀人(徳間文庫 2000年11月 光文社文庫)
  • 勇士の墓(光文社文庫 2001年9月 徳間文庫)
  • 陰の朽木 リストラ社員の決断(徳間文庫 2002年6月)
  • 家族のいくさ(光文社 2003年4月 文庫)
  • 会社泥棒(光文社文庫 2003年7月)
  • 血の重層(徳間文庫 2003年11月)
  • ITの踊り(光文社文庫 2004年7月)
  • 創業家の二人の女(徳間文庫 2005年5月)
  • 社長の品格(光文社文庫 2005年7月)
  • 絶対者の自負(徳間文庫 2006年5月)

関連項目[編集]

  • 甲山事件 - この事件をモデルにした小説『捜査一課長』を書き、名誉毀損で訴えられ敗訴した。
  • 東北文化学園大学 - 補助金詐欺事件で逮捕された元理事長が清水の著作「虚構大学」を大学設立の際に参照したと供述。
  • 高杉良城山三郎

脚註[編集]

  1. ^ a b c 「小説・兜町」など経済小説の草分け、小説家の清水一行さん死去 - 芸能 - ZAKZAK
  2. ^ a b c d e f g h i g2ジーツー)』講談社、2011.September vol.8、黒木亮「兜町の男 - 清水一行と日本経済の興亡」371頁
  3. ^ 『g2(ジーツー)』講談社、2011.September vol.8、黒木亮「兜町の男 - 清水一行と日本経済の興亡」373頁
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