中村正人
中村正人 | |
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出生名 | 中村正人 |
別名 |
マサ アンドレ中村 |
生誕 | 1958年10月1日(63歳) |
出身地 |
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学歴 | 青山学院大学文学部英米文学科 |
ジャンル | J-POP |
職業 |
ベーシスト 作曲家 編曲家 音楽プロデューサー |
担当楽器 |
ベース 6弦ベース シンセベース ギター ドラム ピアノ キーボード シンセサイザー |
活動期間 | DREAMS COME TRUE(1988年 - ) |
レーベル |
DREAMS COME TRUE エピック・ソニー・レコード(1988年 - 1997年) 東芝EMI・Virgin/D.C.T.(1997年 - 2002年) DCT records(2002年 - ) ユニバーサルJ(2003年 - 2006年) NAYUTAWAVE RECORDS(2007年 - 2011年) ユニバーサルシグマ(2011年 - ) |
共同作業者 | DREAMS COME TRUE |
公式サイト | DREAMS COME TRUE 中村正人 オフィシャルブログ |
中村正人(なかむら まさと、別名:マサ、1958年10月1日 - )は、日本のミュージシャン、音楽プロデューサー、俳優。DREAMS COME TRUEのリーダーでベーシスト。東京都調布市出身。妻は元HIGH and MIGHTY COLORのマーキーこと中村麻紀[1]。
経歴[編集]
1958年10月1日、東京都調布市に生まれる。血液型A型。身長173cm。父の転勤に伴い、1歳半で東京都墨田区、2歳で愛知県名古屋市中村区、3歳で神奈川県川崎市、小学1年の2学期に大阪府寝屋川市、中学1年の2学期に千葉県市川市、高校2年で千葉県船橋市と移り住む[2]。
同志社香里中学校、市川市立第一中学校、千葉県立国府台高校を経て、青山学院大学文学部英米文学科に進学するも中退。
DREAMS COME TRUEのデビュー以前は、国府台高校在学中に、フォークソングやロック、あるいはR&B系のミュージックのバンド活動を始め、当時から演奏技術とセンスで頭角を現し、この国府台高校での数々のエピソードはラジオ番組等で何度となく、その楽しさが語られている[3]。
その後、青山学院大学在学中も音楽活動を行いつつ、セッションミュージシャンとしてとんねるず、中山美穂などのバックバンドでベーシストとして活動、その後、吉田美和(当時20歳)と出会う。当初は彼女の歌声に惚れ込み裏方(マネージャー業)で関わっていたが、数年後、ドリカムの前身と言える「CHA-CHA & AUDREY's PROJECT」を結成、一緒にライブ活動を行う様になる。
当初は本格的に歌手・作詞家も目指していたが、吉田美和に「歌と作詞はやめた方がいいね」と言われ断念した。ただし、後にアンドレ中村とオホーツクボーイズや『長男の嫁 オリジナル ドラマ・トラックス』などで自らボーカルを担当した曲を発表しており、歌手としても一応メジャーデビューは果たしている。
2002年7月には、吉田と共にインディーズレーベルとして「DCT records」を設立。現在は、彼女と共にエグゼクティブプロデューサーを務めている。
セガのメガドライブ用ゲームソフト『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』(それぞれ1991年、1992年発売)の音楽も担当した。
ドリカム公式サイト「DCTgaeden.com」内のドリブログで連載をし連続更新300回を記録したが、2007年9月、吉田の内縁の夫である映像ディレクターの末田健が死去による吉田の精神状況に伴い、同年10月5日より毎週金曜日に1回程度更新となったが、11月14日より再開。また結婚の報告をした2008年7月2日より8月1日までは休載した。2007年7月25日に1年分を収録した本「俺もドリカムだっ!」がソロシングル付きで発売。
2009年10月10日に第1子が誕生したことをブログで報告。
2015年9月30日をもってドリブログを終了したが、同年10月1日からはドリブログの代わりに「MASA BLOG」の連載をスタートした。
人物[編集]
DREAMS COME TRUE結成以降は、同バンドにおいて多くの楽曲の作曲と殆どの楽曲の編曲を行っている。また、中村正人個人の名義でもいくつかのドラマにおいて劇中音楽を担当している。下記ディスコグラフィーにもあるようにそれらの多くはCD化されているが、中村は「劇中音楽を収録したCD自体が一つのドラマを構成する」ことにこだわっており、基本的にCD化の際も「サウンドトラック」ではなく「ドラマ・トラックス」という名称を使っている。ただし『愛していると言ってくれ』だけは、スケジュールの都合上CD制作の時間が取れなかったため、「単に劇中音楽を収録したCDに過ぎない」という意味で逆に「サウンドトラック」の名称を用いている。
容姿がダチョウ倶楽部のリーダーである肥後克広と似ていることから、中村・肥後共にネタにしている。2004年にドリカムが主演及び原案を担当した映画『アマレット』では、肥後がドリカムの中村正人を演じ、ドリカムの2人は「ドリカムのそっくりさん」という設定で出演。これは中村本人のたってのオファーによって実現したものであった。また、2015年7月発売のライブDVD『25th Anniversary DREAMS COME TRUE CONCERT TOUR 2014 ATTACK25』のジャケット写真は中村の扮装をした肥後が登場している。[4]
テレビ・ラジオに単独で出演する事も多く、ドリカムのスポークスマン的役割も果たしている。
かつて、ラジオ『中村正人のNORU SORU』の企画で結成したユニット「アンドレ中村とオホーツクボーイズ」では、ボーカルのアンドレ中村役を担当したが公式には別人とされている。また、同ユニットのシングル『せつなくて〜オホーツクにたたずむ男〜』で作曲者としてクレジットされている海音寺潮二郎も、正体は中村本人。同シングルにおいては、編曲もプロフェッサー・ナカムラとして担当、作詞は、観音崎すみれこと吉田美和。
アース・ウィンド・アンド・ファイアー(EW&F)のモーリス・ホワイトを崇拝しており、音楽面でもEW&Fの影響を強く受けていることを認めている[5]。後述するように、過去にはモーリス好きが昂じて、モーリスの主宰するカリンバ・レーベルの代表曲を集めたセレクションアルバム「DANCE WITH KALIMBA」をリリースしたほど。
近年では、ポール・マッカートニーのファンであることを公言しており、2013年の来日の際には、スカパー!での特番[6]のMCを務めた。
実弟は小泉今日子のサポート・メンバーを務めた。
ディスコグラフィー[編集]
シングル[編集]
- せつなくて〜オホーツクにたたずむ男〜(1991年2月21日・Epic/Sony Records)※アンドレ中村とオホーツク・ボーイズ名義
ドラマサウンドトラック[編集]
- 「ひらり」 オリジナル ドラマ・トラックス(1993年1月21日・Epic/Sony Records) - ドラマについてはこちら
- 長男の嫁 オリジナル ドラマ・トラックス(1994年5月21日・Epic/Sony Records) - ドラマについてはこちら
- 愛していると言ってくれ オリジナル・サウンドトラック(1995年8月28日・Epic/Sony Records) - ドラマについてはこちら
- 7月7日、晴れ サウンドトラック(1996年4月1日・Epic/Sony Records) - ※DREAMS COME TRUE名義
- THE VOICE OF FATE~救命病棟24時 オリジナル・ドラマ・トラックス~(1999年2月24日・東芝EMI/Virgin/D.C.T.)
セレクションアルバム[編集]
- DANCE WITH KALIMBA(1994年9月21日・Sony Records)
インストルメンタル集[編集]
- masamania 〜DREAMS COME TRUE オリジナルインストルメンタル集〜(2010年3月21日・DCT records)
ゲームサウンドトラック[編集]
- ソニック・ザ・ヘッジホッグ 1&2 サウンドトラック (2011年10月19日・DCT records)
主な出演番組[編集]
テレビ番組[編集]
ラジオ番組[編集]
- スーパーFMマガジン 中村正人のNORU SORU(TOKYO FM系)
- 中村正人のKDD Sunday Network(TOKYO FM系)
- 中村正人のOH! MY RADIO(J-WAVE)
- 電気事業連合会 presents エレクトリカルサタデーナイト「中村正人の夜は庭イヂリ」(JFN38局フルネット) 2009年4月4日 - 2011年9月24日
- DREAMS COME TRUE 中村正人の ENERGY for ALL(JFN38局・山梨放送・和歌山放送) 2018年4月1日 - 2020年9月27日
テレビドラマ[編集]
- パパはニュースキャスター スペシャル(1987年10月2日、TBSテレビ) - 中山美穂のバックバンドの一人として
- 救命病棟24時 第5シリーズ 第9話(2013年9月3日、フジテレビ) - 及川琢己 役(友情出演)
吹き替え[編集]
- ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ(2022年) - チャンプ 役[7]
参考[編集]
- ^ ドリカム中村正人とハイカラマーキーが電撃結婚 - ナタリー・2008年7月2日
- ^ GWスペシャル!作家中村正人物語 第二話[リンク切れ] 『ドリブログ』 2007年5月4日
- ^ ドリブログ内マサブログ、でつ。[リンク切れ] 『ドリブログ』 2010年3月9日
- ^ 独占入手! ドリカム・中村&ダチョウ・肥後が奇跡の初2ショット「ヤー!」スポーツ報知 2015年6月12日付
- ^ ドリカム・サウンドにブラス・セクションは欠かせない。[リンク切れ] - ドリブログ・2007年5月23日
- ^ DREAMS COME TRUE 中村正人がポール・マッカートニー特番のMCを担当! オフィシャルサイト 2014.02.14
- ^ “ドリカム中村正人が「ソニックVSナックルズ」吹替版でアフレコ挑戦、山寺宏一も太鼓判”. 映画ナタリー. (2022年7月5日) 2022年8月19日閲覧。
外部リンク[編集]
- DREAMS COME TRUE 中村正人 オフィシャルブログ - LINE BLOG(2016年12月15日 - )
- ドリブログ(本人直筆の旧ブログ。2006年7月1日 - 2015年9月30日更新終了)
- MASABLOG(本人直筆のブログ。2015年10月1日 - )
- MASATO NAKAMURA (DREAMS COME TRUE) 中村正人(ドリカム)公式 (@DCT_MASATO) - Twitter