パルスマン

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パルスマン
ジャンル アクションゲーム
対応機種 メガドライブ[MD]
Wii
開発元 ゲームフリーク
発売元 セガ
人数 1人
メディア [MD]ロムカセット
[Wii]バーチャルコンソール
発売日 [MD]1994年7月22日
[Wii]2007年4月24日
対象年齢 [Wii]CEROA(全年齢対象)
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パルスマン』(PULSEMAN)は、1994年ゲームフリークが開発、セガが発売したメガドライブアクションゲーム。発売前の名称は『スパーク(仮)』(SPARK)とされていた。ゲームフリークは後に『ポケットモンスター』シリーズ(以下『ポケモン』)を開発し、本作に登場するものの名前が一部ポケモンにも引き継がれている。

概要[編集]

舞台は西暦2015年で、プレイヤーは現実世界とコンピュータ内を行き来できるパルスマンを操作し、ドク・ワルヤマ率いるギャラクシィ・ギャングに立ち向かうこととなる。

ポケモンショックの影響から、バーチャルコンソール版では、オリジナル版から画面の明度を落とした仕様となっている。ゲームセンターCX有野晋哉がこのソフトに挑戦した際(オリジナル版)にも、「光の刺激が強い部分がありますので部屋を明るくして離れてご覧ください」と、注意テロップが表示されていた。

登場キャラクター紹介[編集]

パルスマン
人間の父とC-Life(CG生命体)の母から生まれた『Half C-Life』。ふだんは、コンピュター・ネットワークのメモリ空間に住んでいる。光にのってテレビからテレビへの移動が可能。さらに3次元世界へも自由に往来できる。攻撃方法は「パンチ」、「スライディングキック」、「ムーンサルトキック」、スパークリング状態になれば「スラッシュアロー」、「ボルテッカー」を使用できる。水が弱点で、水中ではスパークリング状態にはなれない。
ドク・ワルヤマ
銀河宇宙征服という、大それた野望をいだく謎の秘密結社『G・G(ギャラクシィ・ギャング)』を率いる、自称「銀河宇宙一の神才科学者」。
リーチェ
パルスマンのガールフレンドで、ナビゲートをしてくれる。元々は「G・G」側にいた。
ヴェール
ドク・ワルヤマの息子でボルテッカーを使ってくる。

ステージ紹介[編集]

  • ステージ1 日本
    • ギャラクシィ・ギャング(以下G・G)に占拠されたテレビ局が舞台。ボスは「バーチャルハンド」。
  • ステージ2 インド
    • 機械化されたインドの熱帯雨林が舞台。ボスは「ワンダー・ツリー」。
  • ステージ3 アメリカ
    • アリゾナの砂漠地帯、ラスベガスが舞台。ボスは「ダイナマイト・デザートタンク」。
  • ステージ4 タイ
    • インド洋の古代遺跡が舞台。ボスは「材質吸収ボールT.M.N.」。
  • ステージ5 アラスカ
    • アラスカの秘密基地が舞台。順番通り進まないと進めないステージが存在する。ボスはドク・ワルヤマの息子「ヴェール」で、ボルテッカーを使ってくる強敵。
  • ステージ6 オーストラリア
    • G・Gの造っている潜水艦を破壊すべく、海底に潜り込んだパルスマン。水に弱く、スパークリング状態になれないパルスマンはどう戦うのか?ボスは「スーパーストロングサブマリン」。
  • ステージ7・8 ゲームセンター
    • G・Gの本部を突き止めたパルスマンはG・Gの本部がある日本のゲームセンターに乗り込む。テレビゲームの中へと入っていくパルスマンを待ち受ける世界とは?ステージ7のボスは「宇宙空母 グレート・コア」。ステージ8では「ドク・ワルヤマ」との最終決戦が待ち受ける。

ステージ1から3、4から6はリーチェのナビゲートにより、自由に選ぶことができる。ただし、裏技でステージセレクトを選んだ場合は、順番通む必要がある。

アイテム[編集]

  • スパークボール
    • 10個集めると、1upし、ライフも完全回復する。
  • エナジーリペア
    • 取ると、ライフが1つ回復する。
  • 1up
    • 取ると、1upする。
  • ボルテックパワー
    • 取ると、そのステージに限り、常時スパークリング状態になり、スラッシュアロー、ボルテッカーが自由に使える。

このほか、5万点取るごとに1upする。

テクノとのかかわり[編集]

開発者の田尻智は、佐藤大が90年代にオーガナイズしていたクラブイヴェント「東京ゲーマーズナイトグルーヴ」に客として出入りしており、パルスマン開発にあたり、このイヴェントからもインスパイアされている。佐藤自身も当時ゲームフリークに参画し、広告宣伝に携わった。また佐藤大と砂原良徳のユニット「ステレオタイプ」によるイメージアルバム、フロッグマンレコーズから国内外のテクノアーティストが結集してコンピレーションアルバムを発表した。後にこの企画を知ったマイク・ヴァン・ダイクもまたパルスマンの音をサンプリングした「ゲーマーズナイト」を収録したシングル「東京トラックス」を発表している。

ポケモンとの関係[編集]

  • 本作のネットワーク統括コンピュータの名称が「サント・アンヌ」であり、『ポケモン』にも同名の豪華客船が存在する。
  • パルスマンのアクション「ボルテッカー」が『ポケモン』のピチューピカチュウライチュウの専用技としても登場している。
  • 任天堂より発売の『大乱闘スマッシュブラザーズX』にてピカチュウが登場し、『最後の切りふだ』で「ボルテッカー」を使用するが、エフェクトは本作のものを元にしている。
  • 『ポケモン』のゲーム中にて、ポケモンはパソコンに預けることができる。現実世界とコンピュータ内を自由に行き来できるというところは、パルスマンを思わせる。

外部リンク[編集]