イドラ ファンタシースターサーガ

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ファンタシースターシリーズ > イドラ ファンタシースターサーガ
イドラ ファンタシースターサーガ
ジャンル 運命選択RPG
対応機種 iOS
Android
運営元 セガゲームス
シリーズ ファンタシースターシリーズ
人数 1人
メディア ダウンロード
運営開始日 2018年11月27日
テンプレートを表示

イドラ ファンタシースターサーガ』は、セガゲームスより配信されるスマートフォンゲームアプリ。2018年11月27日サービス開始。基本プレイ無料(アイテム課金制)。キャッチコピーは「あなたが選ぶ 星の彼方の物語」。

概要[編集]

ファンタシースターシリーズ30周年記念作品として製作された。随所に『ファンタシースターオンライン2』との共通点が見られる他、一部のキャラクターが本作にも登場する。戦闘はターン制バトルとなっており、参加できるのは4人までだが控えの4人と入れ替えが可能なため、実質的に8人パーティーとなる。戦闘メンバーはガチャを回して増やすのが基本となっており、ストーリーを進めることでガチャを回せるチケットを入手できる。

世界設定[編集]

種族[編集]

人間
主な該当者 - ユリィ、ステラ
もっともポピュラーな種族。神人がヴァンドールに降り立つ前からいたと言われる。
エルフ
主な該当者 - サーシャ、アベーユ
長く尖った耳が特徴的な種族。神人たちと共に、天界から方舟に乗ってこの世界にやって来たと言われる。人間と同じく人口が多く、世界各地に見られる。
デモニック
主な該当者 - ゾラ
尖った角が特徴的な種族。男性は一本、女性は二本生えている。またオッドアイの者もいる。その独特な容貌から見世物にされたり、迫害されたりする者が断たず、世間から隠れるように偏狭で暮らしている。そのため目にする機会は少ない。エルフやマキナと共にヴァンドールにやって来たと言われている。
マキナ
主な該当者 - ロギア
機械の身体を持った種族。大変珍しい種族で滅多に会うことはない。エルフやデモニックと共にヴァンドールにやって来たと言われている。
ライカン
主な該当者 - リュカオン、カリン、チロル
いわゆる獣人。ライカンにも様々な種族がおり、狼やうさぎの特徴を持った者もいる。神人たちが創り出した種族と言われている。一番最初に生み出されたのは狼のライカンであり、ルプスになる能力もその時に付与されたという。しかし、その力を得るために人間たちから過酷な仕打ちを受けている。
ノーム
主な該当者 - ポポプリン
非常に小柄な体が特徴的な種族。神人たちがしもべとして創り出したと言われ、神話においては神人たちの武器から作られたとも語られている。

勢力[編集]

光従(ロウ)
主な該当者 - ステラ、ローザリンデ、ベルンハルト
ダークファルスを封印した「星帝」が遺した星石(ルーン)を用い、繁栄した一派。身体のどこかに星石をアクセサリーとして身につけているのが特徴。この星石の力によって術や力を行使する。秩序を重んじる傾向にあり、「自由」を掲げるカオスを無秩序と見る者もいる。皇帝一族はロウ側の人間であるため、実質的にロウが大陸を支配していると言っても過言ではない。
虚衆(カオス)
主な該当者 - アンナマリー、ジャスパー、ライナー
星石に頼るロウと袂を分かち、自由を掲げる者たち。身体のどこかに紋様である誓痕(フェスト)を持ち、これにより自然から力を借り受け術や力を行使する。この誓痕は、その人間の意志を受けたカオスの先達の導きによって身体に現れるが、星石の力を相殺する効果がある。そのため星石を捨てなければ誓痕の力が使えない。白羊騎士団がロウ班とカオス班でメンバーを分けているのはこのため。誓痕を消すには星石の力で焼くしかなく、カオスからロウになる(戻る)ことも可能。
上述のようにロウとは大変仲が悪く、長い歴史の中で諍いは絶えなかった。現在は帝国の圧政や束縛に反抗するロウの民も出てきており、自由を求めてカオスへと転じる者も少なくない。帝国の崩壊を目論む反乱軍なる組織も登場する。
ニュートラル
主な該当者 - ユリィ、ダンカン、ラナ
星石にも誓痕にも頼らず「己の力」で能力を行使できる存在。大変希少とされており、世界情勢に詳しいジャスパーでさえもニュートラルがどうやって能力を使うのか知らなかった。

組織[編集]

白羊騎士団(はくようきしだん)
イドラを倒すため世界各地を回っている騎士団。当主はステラ。プレイヤーが所属することになる。どの勢力にも属しない独立した組織だが、帝国から自治権を任されている。
正統レオリア帝国
大陸を統べるロウの一族。皇帝はジークムンド。「秩序」のために民を苦しめる圧政を強いることもあり、ロウの民から自由を求めてカオスに転向する者も少なくはない。
反乱軍 / 革命軍
帝国の崩壊を目論むカオスたちの反体制組織。盟主はメッサーラ。世間的には反乱軍と呼ばれているが、彼ら自身は解放軍を名乗っている。幹部には三人の将軍「三黒将(さんごくしょう)」がいる。現時点では白羊、帝国のどちらとも敵対している。

用語[編集]

アルゴノーツ
20年前、ダークファルスを再封印した伝説の旅団。アンナマリーやユリィの父親が所属していた。当時のダンカン船長はアルゴ号という船に乗っており、これにアンナマリーたちが乗っていたことから『アルゴノーツ』の名で呼ばれるようになった。
星獣(イドラ)
1200年前に封印されたダークファルスの眷属と言われる存在。本作における主要な敵対存在の一つ。後述のように人間がイドラ化する場合もある。
神星獣(ハイ・イドラ)
イドラの中でも強力な存在であり、12星座に属する。
ヴァンドール
本作の世界名。
神人
太古の昔、方舟に乗ってこの世界にやって来たと言われる者たち。その内の人は『星帝アクィロー』と呼ばれており、1200年前にダークファルスを封印した。
ゾディアート
稀にイドラ化する能力を持った者がおり、中でもハイ・イドラに変身できる者はゾディアートと呼ばれる。ジャスパー曰く、ただのイドラとハイ・イドラでは「格が違う」とのこと。変身は一人で行うのではなく、周囲の人間たちと同化することで力を借り、イドラへの変身が可能となる(メルダーのように一人でも変身は可能)。また返信するためにイドラコアという媒体が必要。
ゾディアートは、星帝アクィローの血を引く12人の子供の子孫に当たるという。
ダークファルス
1200年前、星帝によって封印されたと言われる災神(さいじん)。実は20年前に一度復活しており、若き日のアンネマリーたち『アルゴノーツ』によって再封印された。5章にて、かつて封印されたダークファルスの名は「ダークファルス・テアトル」であることが判明した。

主な登場人物[編集]

ストーリーに関わる人物を中心に記載。キャラクターボイスは公表済みのもののみを記す。ここで登場する殆どのキャラクターがプレイアブルキャラクターとして操作が可能となっている。ユリィたちに同行しない者もいるが、ガチャで排出されれば物語の整合性は関係なくパーティーを組める。

ユリィ
声 - 増田俊樹
本作の主人公。本名はユリシス。両親を早くに亡くし、ダンカン船長のもとで船乗りとして鍛えられた。おおらかで正義感が強く、誰とでも素直に接することができる性格。周囲からは「ひょうひょうとしていて掴みどころがなく、何を考えているのかわからない」、「しかし大物の器を感じさせるので侮れない」と評されている。
序章では、たまたま乗り合わせた白羊騎士団の当主ステラに加勢。その後、アンナマリーからイドラ・ケートスの討伐に誘われる。二章から正式に白羊騎士団の一員となり、才能を見込まれて遊撃隊隊長の位を授かる。
ステラ
声 - 藤田茜
本作のヒロイン。本名はステラマリー。白羊騎士団の当主で、アリエス【白羊】(はくよう)のゾディアート。
内気で気弱な少女で、鉄仮面をつけていないとまともに喋ることができない。一見すると清楚で可憐なように見えるが、実際は怒りっぽく我侭な性格。一度へそを曲げるとテントに引きこもって出てこないこともたびたびある。
ローザリンデ
声 - 小松未可子
一章から登場。正統レオリア帝国の第二皇女にしてロウのナイト。レオ【獅子】のゾディアート。
行き違いから部下たちが白羊と敵対してしまったが、自ら誤解を解くべく現れイドラ討伐への同行を申し出た。皇族らしく誇り高い振る舞い、ステラたちに対して腰を低くしているがカオスに対してやや偏見を持つ。実は皇帝の命令で白羊を護衛・監視するべく近づいたのだが、アンナマリーには見破られていた。
二章からは遊撃隊の一員となり、ユリィの部下となった。三章からはジャスパー一家が加わったことでロウ班のまとめ役となる。
ジャスパー
声 - 斉藤壮馬
二章から登場。ジェミニ【双児】(そうじ)のゾディアート。
野盗団ジャスパー一家の首領だったが、白羊騎士団に成敗されてからは仲間と共に遊撃隊隊員として取り込まれた。と言っても忠義や恩義などさらさらなく、隙あらばステラを人質に取って逃げようと目論んでいる。しかし不思議な雰囲気を持つユリィには興味を示しており、彼の良き兄貴分として接している。一方でロウの『正義』は決して肯定しようとせず、ローザリンデとはたびたび衝突する。
三章からはカオス班のまとめ役となる。
列伝では帝国軍に家族を皆殺しにされたことが語られた。その際に二重人格になった(【双児】のゾディアートの特性とのこと)。このことから帝国の人間は毛嫌いしているが、ロウの民を怨んでいるわけではないという。自由であることを標榜しており、そういった復讐心にも囚われることを避けている。
ジャスパーβ
ジャスパーの中に潜むもう一つの人格。性格は理知的で冷静。普段は深層意識の奥に引っ込んでいるが、ジャスパーが激しい悲しみなどに見舞われた時に表出する。列伝ではレイチェルと戦い、精神的に勝利して撤退させた。

序章から登場[編集]

アンナマリー
声 - 大原さやか
白羊騎士団の先代当主にしてステラの母親。アリエス【白羊】のゾディアート。早くに跡目を娘に譲ったが、今でも精力的に活動している。娘とは逆にアグレッシブで活動的な女性。ダンカンとは旧知の仲で、その縁からユリィをイドラ討伐に誘った。チュートリアルでの進行役も務める。
ダンカン
ユリィの育ての親。船乗りの船長であるが格闘技も心得ており、ユリィのことを鍛えていた。アンナマリーとは旧知の仲で、白羊騎士団に協力する形で船に乗せた。これが縁となってユリィは白羊騎士団に所属することとなる。四章ではユリィの両親とは友人であり、二人が流行り病で死ぬ間際に息子を託されたことが明かされた。更に20年前、ダークファルスとの戦いの際にアルゴ号という船の舵を取ってアンナマリーたちの援護を担った。このことからダンカンたちの属する旅団は『アルゴノーツ』と呼ばれるようになった。なお、アルゴノーツは仲間というよりは、共通した目的の集まりである同志とのこと。
ラナ
声 - 相川奈都姫
ダンカンのもとで働く船乗りの少女。盗賊に故郷を襲われ両親を失ったところ、ダンカンに引き取られた。ユリィとは兄妹のように育ち、「ユリ兄」と呼び慕う。明るく活発だが反面、一人で悩みを抱え込んでしまいがちな性格。ダンカンには鍛えられており、彼と同じく徒手空拳での戦闘スタイルを持つ。
ユリィが船を降りた際に別れてしまうが、列伝ではユリィを追いかけて白羊騎士団に飛び込んだことが語られた。
なお、「ラナ」とはハワイの言葉で「波」を意味する。その名の通り津波を起こすエレメンタルブラストを使用できる。

一章から登場[編集]

サーシャ
声 - [[]]
ステラの従者を務めるエルフの少女。ステラも彼女の前では愚痴をこぼしたり我侭を言ったりする。そうした立場の中でも、冷静冷徹に振る舞える性格。
ナディア
声 - 相川奈都姫
ローザリンデの従者を務める少女。幼少の頃から仕えている。ローザリンデより年下で敬語も使うが「姉のように」振る舞うところがある。
フラミィ
声 - 喜多村英梨
アンナマリーの「スターゲート」によってヴァンドールへ来てしまった女性。ショックで記憶を失っており、「フラミィ」という名前も自身の本名に近かったと思われるため名づけられもの。現在は白羊騎士団の管理官を務めている。主な仕事は依頼内容のまとめや現地に出現する魔物の情報収集。自ら戦場に赴き戦うこともある。
ベルンハルト
声 - 高階俊嗣
ローザリンデに仕える老練のアーチャー。彼女の部隊の統率者でもある。貴族主義者であり、「船乗りの小僧」が主人の上司になったことを快く思っていない。大柄な外見に反して料理上手という面があり、そばが食べられなくて気落ちしていたアマネのためにスパゲッティを作るなど面倒見のいいところがある。
列伝ではユリィに対する態度も改善されていき、ごく自然に「隊長」と呼び邪険にしないようになった。
ポポプリン
声 - 小堀幸
ノーム少女。帝国国内では天才的なエレメンタラーであり、その才能を見込まれてローザリンデの軍師となった。平時は幼い性格でお菓子が大好きだが、いざという時はメガネをかけて軍師モードに豹変する。
ブーザー
シェルタンの村の漁師。魔物に襲われていたところ、ユリィたちに助けられた。自分の住む町がイドラに襲われそうになっていると聞き、同行を申し出る。当初はカオスということでローザリンデに同行を断られたが、ユリィの言葉を受けたステラに許可され同行者となった。嫁にはサンドラがいる。
ケートスとの戦いで船が壊れてしまい、列伝では白羊騎士団に同道しつつ資金を貯めていることが明かされた。しかし海の男というプライドから地道に働くことはできず、賞金首を追ったりと真面目に働こうとはしない。
サンドラ
ブーザーの妻。一年前までは暗殺ギルド随一の実力者だったが、結婚のために足を洗っている。このことは夫にも隠していた。
列伝では夫の船が魔物に壊されてしまったことで、資金稼ぎのため再びアサシンに戻った。高額の依頼を募ったところを、ローザリンデの暗殺依頼を受けることに。しかしいざ実行するとブーザーがその場に現れてしまい、迷いが生じてしまう。結局ローザリンデを暗殺することができず、同僚アサシンたちの邪魔をしたとして命を狙われることとなった。妻として生きるか、それともアサシンとして生きるか。サンドラは二つの選択を迫られる。
ロウルートでは、ローザリンデに事の真相を打ち明け、刑に服すことも考えた。しかしローザリンデの要請で共にアサシンギルドを殲滅し、廃業してからはブーザーの妻として本格的に主婦になった。カオスルートでは、単身でアサシンたちを打ち倒し、ギルドマスターを追い詰める。そして「二度と殺し屋家業はしない」と誓わせた。あえてギルドマスターを殺さなかったのは、殺して解決するのでは今までと変わらないと考えたため。以後はブーザーと協力して船を買うお金を貯めることに。

二章から登場[編集]

ライナー
ジャスパー一家の自称斬り込み隊長。ジャスパー以上に直情的で捻くれており、徹底してロウのことを嫌っている。しかし、ステラから面と向かって頼まれたら突っぱねられないなど根はお人好しで人情家。その気性からアベーユにはからかわれることもある。だがイドラ・ケートスを殆ど単身で倒すなど実力は高い。
キリオン
ジャスパー一家のアサシン。強敵との戦いと、倒した相手の名にしか興味を示さない。ジャスパーに関しても彼の首を取るのが目的で共に行動していると公言している。
元々はジャスパーと敵対する盗賊団に雇われており、ジャスパーの首を狙っていたが敗北し、仲間に勧誘された。以後は自分がジャスパーを殺すまでは彼を守るということで同行している。列伝ではローザリンデのもとに帝国の騎士が使者としてやってくるが、キリオンはその正体が彼女の首を狙うロウの暗殺者だと見抜く。だがジャスパーに手を出さなければ何をしても構わないという条件で見逃した。ところがローザリンデだけではなく、騎士団の面々にも賞金がかけられていた。そのため暗殺者はキリオンの言葉を無視してジャスパーの命まで奪おうとしていた。
ロウルートでは、自らロウとなって暗殺者を倒し、帝国の騎士たちの包囲網から逃れる(カオス単身ではロウの軍勢に太刀打ちできないため)。しかし致命傷を負ったことで余命いくばくもなく、死に際に「仲間」たちに思いを馳せた自分に呆れながら息を引き取った。カオスルートでは、暗殺者に誘き出されたジャスパーを止めるべく戦いを挑み勝利する。弱いジャスパーには興味がないとして手を下すことなく引き下がり、真相を隠したまま刑罰を受けた。ユリィたちも暗殺者に誘き出されるはずだったが、ジャスパーをケガをしたことで参加は取りやめとなった。「仲間」を思いやるユリィたちの考えは理解できないと考えていたが、それで悩むのも悪くないと微笑を見せた。
アベーユ
ジャスパー一家のウィザード。名前の意味は「」。巨乳で妖艶なエルフで一家の紅一点。ライナーやキリオンとは違い、ユリィたちには協力的だがロウのことは快く思っていない。
実は西の国の両家の娘で、元々はロウだった。大学で美術を専攻していたが、ある日突然敵対勢力に家族を皆殺しにされ財産も奪われてしまう。命からがら逃げ出した先でウェイトレスとして働いていたところ、ジャスパーと出会う。

三章から登場[編集]

リュカオン
ライカンの村の村長。ジャスパーとは旧知の中。イドラ・ルプスに変身する能力を持つ(ゾディアートではない)。
既定の税金を納められず、領主グスタフに子供たちを連れ去られそうになったので、ゾズマ山脈の洞窟に籠城していた。白羊にとりなしてもらった方がいいとアドバイスしたジャスパーを「ロウに組した」と誤解し、襲い掛かってくるが鎮圧された。
カリン
リュカオンの娘。儚げな印象を持つが実際は芯の強い女性。
チロル
声 - 野水伊織
うさぎのライカンの少女。カオスであるリュカオンたちとは敵対関係にある。白羊がリュカオンと与して自分たちの縄張りを乗っ取りにきたと誤解し、戦闘となる。しかし戦闘後には耳を傾け誤解も解けた。
グスタフ
声 - 鳥海浩輔
皇帝ジークムンドの次男でローザリンデの兄。ゾズマ一帯を統治する領主の地位にある。
ステラに敬語を使うが横柄さはまったく隠そうとしておらず、白羊を寄せ集めと見下している。村長リュカオンが税を納められなかったため、見せしめとして子供たちを帝国に連れ去ろうとする。その後、白羊が邪魔になると考え先手を打ってライカンの村を焼き払うようケンペルに命じた。
ケンペル
グスタフの側近。冷酷非情な策士。主の命令に従い、ライカンの村を焼き払った。村人たちに犠牲者は出なかったものの、ユリィの怒りを買い戦闘となる。決着はつかず、グスタフの介入によって引き分けに終わる。

四章から登場[編集]

ヴァルター
ゾズマの関門たる砦を守る守備隊長。マドックとは親友であったが、彼は5年前、ロウの立場と軍の地位を捨てて突如失踪してしまった。
列伝では家柄同士で決めただけの婚約者がいることが判明する。相手は手紙魔というくらい頻繁に手紙を送ってくるが、ヴァルターは愛情を感じておらず「出世に期待しているだけ」と断じている。それでも結婚すれば将来的には有利になるので、愛がなくとも我慢しなければと考えていた。そんな中、失踪したはずのマドックと戦場で遭遇。反乱軍へと身を落とした親友に打ち勝つも殺すことはできず、その間隙を突かれる形で逃げられてしまう。マドックからその中途半端さを指摘され、更に「命を懸けてでもやり遂げようとするものがない」とまで言い捨てられてしまった。苦悩した末にヴァルターは己の生き方を決断することとなる。
エマ
ヴァルターの部でアーチャーの少女。気弱な性格で、同僚たちがロウの在り方から逃げるようにカオスへ転じたことを憂えている。一方でカオスに対して興味を示すような発言も見られる。
シェンク
声 - 伊原正明
ややぽっちゃりした商魂たくましきカオスの商人。うさんくさい容姿だが様々な相手と取引を交わしており、幅広い情報網を持つ。ライナーとは同じカオスということで仲が良い。しかし、後ろ盾のないカオスの生活に嫌気が差し、ロウになることを検討中。
ゾラ
 声 - 古賀葵
反乱軍の幹部・三黒将(さんごくしょう)の一人。ダンサーの女性で帝国に怨みを持つ。砦の門を破るべく攻撃を集中させ、一方で食料を奪うという本懐を成し遂げ、マドックたちと共に撤退して行った。
列伝では彼女の過去が判明する。元々は辺境に住んでいたデモニックだったが、その見た目から帝国の人狩り兵に拉致され、見世物にされて弄ばれていた。そして本編の五年前、人狩りから助けにきたマドックと遭遇し、彼に連れられる形で共に解放軍に身を投じた。その後、盟主メッサーラに女として好意を抱き、彼の理想を叶えるべく側近となった。ダークファルスを利用することに関しては賛成できないでいたが、メッサーラへの想いからなにも言い出せないでいた。自分と同じように解放軍へ連れ去られたステラを見て同情するも、彼女には「仲間」という支えがあった。ただ怯えていただけの自分とは違うことを知り、恥じ入ったゾラは今後の生き方を決断することとなる。
マドック
声 - [[]]
反乱軍のウィザードでゾラの側近。レイチェルが撤退した後、第二派としてウィザード隊を率いて現れた。元々はロウの人間であり、ヴァルターとは浅からぬ因縁がある様子。
五年前まではヴァルターと同僚だったが、人狩りたちからゾラを助けた際に運命的な出会いを果たし、彼女と共に反乱軍へと身を投じた。結果、ヴァルターは彼に代わって出世街道に乗ることとなった。
レイチェル
声 - [[]]
三黒将ゾラの配下でベルセルク隊の隊長を務める女剣士。戦いと破壊を求めており、帝国の人間は殺すと公言している。四章にて部隊を率いて砦侵攻の先陣を切るが、ユリィたちに撃退された。
列伝ではカオスの民の村の出身であることが判明する。帝国軍によって故郷を襲われ、家族は慰み者にされた上に殺されてしまい、そしてレイチェルは復讐鬼となった。砦侵攻作戦でユリィたちに撃退された後、撤退命令を無視して再度突撃。死角から攻め込もうとしたところ、カオスの難民と遭遇。「作戦の邪魔」「帝国に逃げるようなカオスも同罪」として虐殺したところ、傍観していたジャスパー一家と遭遇。カオスの民を殺したことを告げると、ジャスパーからもう一人の人格が表出し戦闘となる。ジャスパーに勝つことはできず、彼の言葉で精神的に追い詰められていき、復讐鬼と化した自分が帝国となんら変わりないことを突きつけられる。正気を失ったところで部下たちに連れられて撤退していった。その後、マドックから命令違反を問われ、更に自分が殺したカオスの民の大半が同郷の者たちだったことを告げられ、激しい罪悪感に囚われてしまった。以後は「悪魔を憎む余り自分も悪魔になってしまった」と自覚し、狂気を消し去って落ち着いた雰囲気を漂わせる女性へと変わった。台詞も敬語になるため、運命分岐後はどちらを選んでもキャラクターの変化が激しくなる。

五章から登場[編集]

パイ
声 - [[]]
アンナマリーのスターゲートによって異界から呼び出されたロボット。小さく丸っこい見た目。なぜかプログラムが勝手にユリィをマスターと認識し、そのまま白羊騎士団に付き従う。
8章ではなぜかリリーパ族の言語を翻訳することができた。
ジークムンド
声 - 小山力也
正統レオリア帝国の皇帝。一人称は「余」。20年前、『アルゴノーツ』の一員としてアンナマリーたちと共にダークファルス・テアトルと戦った。その時に手傷を負わせており、彼から激しく憎悪されている。
8章終盤では反乱軍がテアトルの『魔力』の封印解放に向けて動き出したことを察知し、自ら兵を率いて反乱軍の討伐へと向かった。
エルウィン
声 - 内山昂輝
皇太子。皇帝一族の長兄だが、なぜかゾディアートに備わっているはずのイドラ化能力がなく、グスタフやゲルダには見下されている。また身体も弱く、大人しい雰囲気をまとっている。ローザリンデからは強く深く尊敬されている。イドラにはなれないものの魔法の腕前は国内随一。武術大会ではグスタフを破ったこともあり、それ故に弟からは敵視されている。
6章ではサーシャからの要請を受けて白羊騎士団を援護するべく兵を率いて駆けつけ、反乱軍に睨みを利かせた。その際にダークファルス・テアトルと擦れ違い、凄まじい禍々しさを感じ取っている。7章ではユリィたちを賢者アストライアのもとまで案内した後、帝都レグルスへと帰還。8章終盤にて皇帝にダークファルスの脅威を伝えた。
ゲルダ
声 - 小清水亜美
レオリア帝国の第一皇女にして、レオ【獅子】のゾディアート。優秀な頭脳と、帝国屈指のエレメンターとしての腕を持つ才媛。しかし、その心の中には激しい愛憎の炎が渦巻いている。
ローザリンデの姉でエルウィンやグスタフの妹。皇帝の三番目の子に当たる第一皇女。ローザリンデが大人びた風貌とは対照に、こちらは幼さの際立つ容姿となっている。エルウィンを見下し、彼から寵愛を受けるローザリンデに関しても機会があれば暗殺してやろうと考えている。カオスを嫌っているだけではなく、自分たち一族以外のゾディアートは不要とまで考えている。実の妹すら平然と殺そうとする狂人ぶりは、配下の兵士さえも怯えさせたほど。
グスタフの列伝では、実はエルウィンに対して独占欲を持っていることを匂わせている。
ヘルミーナ
声 - 橋本結
正統レオリア帝国の占星宰相。エルフの女性で序列を遵守する堅物。「絆など当てにならない」と言い切り、誰に対してもどこか冷たく接する。法を守り正義を貫く姿勢は皇帝にも評価されており、自分に直言できる数少ない人物として買われている。帝国の大学で占星学を修めた占星術師であり[注 1]、あえて視界を封じることで星の放つ霊気をより敏感に感じとっている。人の放つ気も感じ取れるので不自由はしていない。
列伝では皇帝からの託を頼まれ、賢者アストライアのもとを訪れる。実は皇帝は、ヘルミーナの「見たいものだけ見ている」という視野の狭さを見抜いており、アストライアと話をさせることで成長を促すのが目的だった。作戦は功を奏し、ヘルミーナはアストライアから「人を導くなら人のことをもっと知ってほしい」と諭される。その言葉を重く受け止めた彼女は、「法を守ること」に対する見方を変えることとなった。
ロウルートでは目隠しを取り去って素顔となり、カオスルートではレグルスには戻らずカオスの民を助けながら大陸を旅している。
バルナバス
エルウィンが子供の頃から25年仕えた老兵。サイのライカンで、同じく老兵であるベルンハルトとは戦友同士。ベルンハルトが現役な内は引退はできないとライバル視している様子。
ヴォルフ
声 - 相楽信頼
レグルスの闘技場のチャンピオン。ある事情から莫大な借金を抱えており、返済のために奴隷として戦っていた。本来なら軍の幹部にもなれるほどの実力者だが、世話にはなれないとその道を断っている。
タニア
 声 - 古賀葵
レグルスの闘技場の準チャンピオン。ヴォルフには一年挑んでも勝つことができなかった。ユリィたちに敗北を喫した後、チャンピオン超えは彼らに託した。
列伝ではヴォルフを破ったユリィとジャスパーの強さに惚れ込み、彼らの強さを秘密を知るべく白羊騎士団に押しかけてくる。一方で、強くなった暁にはユリィとジャスパーと再戦したいと考えている。

六章から登場[編集]

メッサーラ
声 - 武内駿輔
反乱軍(解放軍)のトップ。スコーピオ【天蝎】(てんかつ)のゾディアート。20年前はアンナマリー、シーシアス、ジークムンド、ダンカンらと協力し、アルゴノーツの一員としてダークファルスと戦った。
トールビョルン
声 - [[]]
反乱軍の幹部・三黒将の一人。不気味な風貌の男で、種族はエルフ。ゾラが敬語を使っていることから立場は上の様子。反乱軍では参謀を務めており、頭はキレるがそれを誇示するような言動をするところがある。また無駄を嫌う厳しい性格から部下たちには「怖い人」という認識をされている。
キバキ
声 - 武田羅梨沙多胡
反乱軍の幹部・三黒将の一人。小柄なアサシンの少女で、ヤマネコのライカン。三黒将の中ではかなり明るい性格で好奇心旺盛。高い実力に反して可愛らしい見た目のため部下たちにも人気がある。
テアトル
声 - [[]]
メッサーラの側に立ち、時折狂気性を見せる謎の少年。正体はダークファルス・テアトルの「精神」が復活した姿。「精神」「魔力」「魂」の三つの分割して封印されており、「精神」のみが復活した状態なので今は子供程度の力しかない。メッサーラによって各勢力を牽制するための駒として利用されているが、いずれは力を取り戻し、自分を封印した者たちに復讐を目論んでいる様子。特に皇帝ジークムンドに対する怨みは深い。

七章から登場[編集]

アストライア
世間的には賢者と呼ばれているが、その正体は神人たちに生み出された『原種エルフ』と呼ばれる女性エルフ。その証として背中には天使女神を思わせる翼が生えており、100年以上の時を生きている。人間嫌いのため森の中に引きこもっており、基本的に外に出ることはない。平時は女神然としたお淑やかな振る舞いを見せるが、実は短気で感情的になりやすく、怒った時は言葉遣いが一変する。
20年前の戦いでは『アルゴノーツ』の一員としてダークファルスと戦った。実はユリィの父シーシアスに一目惚れし、それで協力したというのが真相。しかし、戦いが終わった後にフラれたためまた引きこもりになった。ユリィたちがダークファルスに対抗するアドバイスを求めて訪れた時は、「ダークファルスとの戦いを繰り返す」ことに疲れて諦観していたと語っていたが、アンナマリーに上記の事実を突きつけられた後、ユリィがかつて愛した男の息子だと教えられ協力を示すようになった。その後、ダークファルスを倒すための方法を調べていたことを明かし、一行に『星剣ライオネル』の存在を教えた。
ヘルミーナの列伝では皇帝の使いとして訪れた彼女と対話し、民を守るために民のことをよく知ってほしいと諭した。
キーラ
アストライアの側近を務めるエルフの女騎士。大の男嫌い。サーシャの最初の友達。
トトノット
アストライアの側近を務めるエルフの少女。間延びした話し方をしたりと言動がどこか幼い。サーシャの最初の友達。

八章から登場[編集]

ロクサーヌ
砂漠の民として隊商を率いている女性。盗賊たちに物資を奪われそうになった際、ユリィたちに助けられたことが縁で一行のガイド役となった。
リリモ
リリーパ族の青年。臆病な種族のため警戒心が強く、人前に姿を見せることは滅多にない。
リリーパ族の長老
老人の姿をしたリリーパ族。
メルダー
マキナの男性で【人馬】サジタリウスのゾディアート。星帝の命により1000年も昔から『星剣ライオネル』を守っていた。守護者としてユリィたちと戦いを演じ、敗北した後は彼らの実力と人柄を認め、ローザリンデに星剣ライオネルを授けた。

その他の人物[編集]

クーナ
声 - 喜多村英梨
『ファンタシースターオンライン2』の主要人物の一人。ある日突然異世界ヴァンドールへとやってきてしまい、白羊騎士団に保護されることに。以後は自分がこの世界にきた意味を探るべく行動することとなる。
フラミィ
声 - 喜多村英梨
『ファンタシースターオンライン2es』の管理官「セラフィ」と容姿が酷似しており、クーナ同様異世界ヴァンドールへ飛ばされ、記憶喪失になった状態で白羊騎士団に保護されることになった。適当な名前を挙げて行った際「フラミィ」の名前に反応したためイドラではこの名前で呼ばれている(その他「セーラ」でもやや反応している)。
ツバクロ
アマネを追う『追い忍』たちの頭目であり、アマネ曰く追い忍最強の実力者。彼女が忍びの掟に背いて逃げたことに疑問を抱いており、アマネの生き方を理解することができないでいる。「アマネを育てた」と述べているが、父親代わりだったのか師匠だったのかは不明。
列伝では、最終的に生きるためにカオスの道を歩んだアマネに敗北する。死体を残すのは生き恥を晒すとして崖から突き落とされたが、その際に謝られ、なぜ敵であるはずの自分にそんな言葉を掛けたのかと再び疑問に囚われる。
シーシアス
ユリィの父親。20年前、アンナマリーやジークムンドたちと共にダークファルスと戦った英雄の一人。彼女たちの中でも抜群の腕を持つ戦士だったが、ダークファルスの封印後、妻を娶ると同時に人前から姿を消した。ユリィ誕生後、妻と共に流行り病で亡くなる。しかし死の直前、友人ダンカンに息子を託した。ユリィにはロウとカオスの争いに巻き込まれず、船の上でおおらかに育ってほしいと願っていた。

期間限定クエスト[編集]

追い忍A&B
ツバクロの配下。野盗に扮してアマネの行方を探っていたところ遭遇し、始末しようとした。しかしユリィたちに阻止される、凶暴化した魔物に襲われるなどのトラブルに見舞われ撤退を余儀なくされた。その後、敵を前にして逃げた上に面も割れたことでツバクロに見限られ、「忍の恥さらし」とコキ下ろされ、すごすごと本国に帰還して行った。当人たちは至って真面目にアマネを討とうとしていたが、そばの実を狂ったように求める彼女に振り回されたり、前述のトラブルに見舞われるなどコメディリリーフの役回りが強い。

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ ヴァンドールでは、天体の運行から政策を策定する占星学の研究が盛んのため。

出典[編集]

外部リンク[編集]