セガ エンタテインメント

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株式会社セガ エンタテインメント
SEGA ENTERTAINMENT CO.,LTD
セガのロゴ
天王洲運河
本社が入居するカナルサイドビル (天王洲運河右側)
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
140-8583
東京都品川区東品川1丁目39番9号
カナルサイドビル
本店所在地 144-8531
東京都大田区羽田1丁目2番12号
設立 2004年4月1日
(株式会社セガ ビーリンク)
業種 サービス業
法人番号 4010801014318
事業内容 アミューズメント施設の企画・運営
飲食店施設の企画
遊戯機器のレンタル
代表者 代表取締役会長 岡村秀樹[1]
代表取締役社長 上野聖
資本金 1億円
発行済株式総数 21,001株
売上高 364億4000万円
2017年3月期)
営業利益 18億2200万円
(2017年3月期)
純利益 5億5100万円
(2017年3月期)
純資産 199億500万円
(2017年3月31日現在)
総資産 266億6800万円
(2017年3月31日現在)
決算期 3月31日(年1回)
主要株主 (株)セガホールディングス 100%
外部リンク http://www.sega-entertainment.jp/
特記事項:2012年10月1日に株式会社セガ ビーリンクから商号変更。
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株式会社セガ エンタテインメントは、アミューズメント施設(ゲームセンター)などを運営する日本の企業。セガホールディングスの100%子会社であり、セガサミーグループの企業。

本稿では2005年4月から2012年9月までにおける株式会社セガ(後の株式会社セガゲームス)直営時代のアミューズメント施設運営事業についても述べる。

概要[編集]

2004年4月にセガの子会社として株式会社セガ ビーリンクを設立し、当初は株式会社セガ アミューズメントからダーツバー「Bee」、「BeeRUSH」、「KABURA」の運営を移管した上でを展開していた[2]。セガ アミューズメント自体はセガ ビーリンク設立後もゲームセンターを中心に運営していたが、2005年4月に株式会社サミー・アミューズメントサービス共々セガに吸収合併されて再度セガ直営となった[3]

2012年10月に、セガからアミューズメント事業を吸収分割し[4]、セガの子会社であった株式会社AGスクエアを吸収合併したと同時に現在の社名に変更し、、セガから「セガワールド」「セガアリーナ」「ハイテクランドセガ」「クラブセガ(CLUB SEGA)」「ギーゴ(GIGO)」「岡山ジョイポリス」を、AGスクエアから「AGスクエア」「AGBOWL」の運営をそれぞれ引き継いだ。以降はセガサミーグループに於けるアミューズメント施設部門を担っている他、アーケードゲーム機のレンタル業務も担当している。

親会社であるセガホールディングスは2016年1月29日に、2014年5月から実施しているセガサミーグループの構造改革の一環として同年3月1日付でセガ エンタテインメントの会社分割を実施し、設立時からの事業であるダイニングダーツバー事業、ダーツアクセサリー等の販売事業を承継会社である株式会社ビーリンクへ吸収分割することを発表。同年3月1日にダイニングダーツバー事業、ダーツアクセサリー等の販売事業をビーリンクへ吸収分割したと同時に、「Bee」、「BeeRUSH」、「KABURA」の運営はビーリンクへ移管された[5][6]。これにより、セガ エンタテインメントはゲームセンター事業並びにアーケードゲーム機のレンタル業務、「KidsBee」の運営に特化することになると同時に、セガサミーグループにおけるダーツ事業を行う企業は、2016年4月以降ダーツライブハイブクリエーションの2社となる。

沿革[編集]

  • 2004年4月1日 - 株式会社セガ ビーリンクとして設立。同時に株式会社セガ アミューズメントから「Bee」、「BeeRUSH」、「KABURA」の運営を移管。
  • 2012年10月1日 - 株式会社AGスクエアを吸収合併し、かつ株式会社セガからアミューズメント施設事業部を分割して吸収合併の上、商号を株式会社セガ エンタテインメントに変更。セガから東京ジョイポリス・梅田ジョイポリスを除くアミューズメント施設の運営、アーケードゲーム機のレンタル業務を再移管。
  • 2013年3月18日 - 三菱商事の子会社である株式会社ロイヤリティ マーケティングのポイントサービスであるPontaのサービスを開始[7]
  • 2015年4月1日 - セガサミーグループ再編に伴い、セガホールディングスの子会社となる[8][9][10][11]
  • 2016年
    • 2月15日 - 交通系電子マネーによるゲームプレイ代金決済を、クラブセガ新宿西口店で試験導入開始[12]
    • 3月1日 - セガ エンタテインメントの会社分割を実施し、「Bee」、「BeeRUSH」、「KABURA」ブランドのダイニングエンタテインメント施設の企画・運営、飲食店施設の企画・運営、ダーツアクセサリー等の販売事業を、同年1月18日に設立した株式会社ビーリンクに吸収分割かつ移管[5][6]
    • 4月 - 企業ロゴを独自のロゴから、セガホールディングス、セガゲームス、セガ・インタラクティブと同様のSEGAロゴに変更。
  • 2017年10月17日 - PCスマートフォンで操作するオンラインクレーンゲームを、同年12月から開始することを発表[13]

展開している店舗[編集]

北海道新潟県山梨県富山県奈良県和歌山県熊本県の7道県には店舗は存在しない。一部店舗は、改装と同時にブランドをセガに順次変更している。Pontaポイントサービスは、当初は首都圏の3店舗で開始したが、2013年7月1日からは全国でのサービスとなった(一部店舗除く)[7][14]。電子マネー対応店舗は、前述のクラブセガ新宿西口店での試験導入の他にも、コナミアミューズメント製のアーケードゲームのみPASELIを導入している。2017年1月1日に、セガサミーホールディングスが保有していたセガ・ライブクリエイション株の一部売却が実施されたが、岡山ジョイポリスは同日以降も従来通りセガ エンタテインメントが運営する。

セガアミューズメント施設事業部から移管
  • セガ
  • セガワールド
  • セガアリーナ
  • ハイテクランドセガ
  • クラブセガ(CLUB SEGA)
  • ギーゴ(GIGO)
  • 岡山ジョイポリス
AGスクエアから移管
  • AGスクエア
  • AGBOWL
セガ エンタテインメントへの商号変更後から運営
  • KidsBee
  • セガ ソニック鉄道

かつて展開していた店舗[編集]

  • コスプレプリントシールスタジオ「くるチェン!」 - 2016年1月31日の新宿ALTA店閉店を以って消滅。
  • でこぼこモーターズ - 2017年4月9日のトレッサ横浜店閉店を以って消滅。
  • でこぼこクレーンカンパニー
  • 以下の店舗は2016年3月1日付で株式会社ビーリンクへ移管。
    • Bee
    • BeeRUSH
    • KABURA

2000年代後半以降の動向[編集]

  • セガ時代の2008年3月期から2009年3月期までアミューズメント施設事業やコンシューマー事業が芳しくない状態が続き、2008年に約400人の希望退職、アミューズメント施設110店舗の閉鎖を行うことを[15]、2009年に約560人の希望退職、アミューズメント施設110店舗の閉鎖を行うことをそれぞれ発表した[16]。尚、セガの2008年3月期並びに2009年3月期の最終赤字は、ドリームキャスト発売当時に次ぐ赤字額となった(2008年3月期は382億8700万円の最終赤字、2009年3月期は318億9500万円の最終赤字)[17][18]
  • 2009年3月期末当日である2009年3月31日には、セガから経営分離される北海道・福島県千葉県埼玉県東京都静岡県愛知県大阪府兵庫県広島県福岡県に所在する15店舗の運営を引き継ぐ新会社として、同年6月1日付で株式会社ES1を新設分割で設立することを発表。対象となった15店舗の内、セガワールド豊橋(2017年1月9日に閉店)セガワールド松原・セガワールドソニックタウン甲子園(後にセガららぽーと甲子園へ店名変更)の3店舗は後にES1への運営移管対象から除外され、セガ→セガ エンタテインメント直営で存続することになった。ES1全株式は設立当日に株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングスの子会社である株式会社SPC1号(後の株式会社タイトー〈3代〉)へ譲渡され、同時にES1への移管対象となった12店舗はタイトーステーションに変更された[18][19]。なお、セガからタイトーへ移管された店舗は、2017年現在でも大半の店舗が営業している。
  • 2011年3月11日に発生した東日本大震災を受けて、東北地方のアミューズメント施設の臨時閉店、および関東地方のアミューズメント施設の一部臨時閉店、店内外節電の徹底、営業時間の12時開店・18時閉店への短縮を発表した。また、セガサミーグループとして2億円の義援金を寄付するほか、一定期間、全国アミューズメント施設の売り上げの一部とALL.Net P-rasを採用したアーケードゲームタイトルの課金収益(セガ店舗問わず)の一部も義援金として寄付すると発表した。
  • 2017年12月より「セガキャッチャーオンライン」の名前でサービスを開始するオンラインクレーンゲームは、同業他社と同様、獲得した景品を宅配にて受け取るサービスとなる。大手アーケードゲームメーカー系列では、2017年秋にサービス開始予定のタイトーに次いで2社目となる[13]
  • 経営面では、セガ ビーリンク時代は赤字決算が続いていたが、現社名に商号変更して以降は、2013年3月期以来4期連続で黒字決算となっている。

不祥事・事故[編集]

オールスターパーク岐阜(リバーサイドモールのテナント)での児童指切断負傷事故
セガ直営時代の2007年10月6日に時間従量料金制ゲームセンターのオールスターパーク岐阜で、ターゲットストライカーというサッカーボールを蹴って的を狙うサッカーを題材としたアーケードゲーム機の立入禁止部分に小学校1年生の子供が仕切り網をくぐって入り込み[20]、ゲーム機の仕掛けを動かすためのチェーン指先を挟まれ切断重傷を負う人身事故が発生した。セガはオールスターパーク岐阜を、隣接するセガアリーナ岐阜共々臨時休業の処置を取った。このことに関し、セガは「カバーがあれば事故は防げた。運営が不適切だった」と、安全管理上の過失を認めている[21]。2008年3月16日に、オールスターパーク岐阜並びにセガアリーナ岐阜は閉店した。
セガ代々木店での従業員過呼吸事故
セガ直営時代の2010年6月30日に、ゲームセンターのセガ代々木店で、30分間の発声練習をした18歳から24歳のアルバイト従業員の女性6人が過呼吸により「気分が悪い」と訴え、病院に搬送された。いずれも軽症[22]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 平成29年3月期有価証券報告書セガサミーホールディングス
  2. ^ 会社概要セガ ビーリンク (2012年7月7日のキャッシュ)
  3. ^ セガサミーグループの各事業分野別再編に伴う子会社の合併(アミューズメント施設事業)についてセガサミーホールディングス 2005年1月28日
  4. ^ 有価証券報告書セガサミーホールディングス 2013年6月19日
  5. ^ a b 子会社の会社分割(吸収分割)及び孫会社の株式譲渡に関するお知らせセガサミーホールディングス 2016年1月29日
  6. ^ a b 吸収分割公告セガ エンタテインメント2016年1月29日
  7. ^ a b セガのアミューズメント施設3店舗でPontaポイントのサービスがスタート4Gamer.net 2013年3月18日
  8. ^ セガグループの再編及び新会社設立のお知らせセガプレスリリース 2015年2月12日
  9. ^ グループ内組織再編とそれに伴う一部子会社の名称変更に関するお知らせセガサミーホールディングス 2015年2月12日
  10. ^ セガグループ再編により,セガを分社化して新会社3社を設立。コンシューマ事業部門はセガネットワークスを吸収合併してセガゲームスへ4Gamer.net 2015年2月12日
  11. ^ セガサミーHDグループ再編 トムスは中間持株会社セガHDの子会社にアニメ!アニメ!ビズ 2015年2月14日
  12. ^ SuicaやPASMO等の交通系電子マネーがセガのゲームセンターで使える!クラブセガ新宿西口にてキャッシュレス決済が可能にセガ製品情報サイト 2016年2月15日
  13. ^ a b セガも参入、スマホで遠隔操作するクレーンゲーム 12月開始ITmedia NEWS 2017年10月17日
  14. ^ セガアミューズメント施設でのPontaサービスが本日より全国展開4Gamer.net 2013年7月1日
  15. ^ 当社子会社(株式会社セガ)における希望退職者募集に関するお知らせセガサミーホールディングス 2008年2月8日
  16. ^ 当社子会社(株式会社セガ)における希望退職者募集に関するお知らせセガサミーホールディングス 2009年2月10日
  17. ^ 平成20年3月期決算公告セガ
  18. ^ a b 平成21年3月期決算公告セガ
  19. ^ 新設分割公告セガ 2009年4月16日(2011年7月17日のキャッシュ)
  20. ^ 事故ゲーム機を撤去へ 岐阜の指切断、施設は営業再開[リンク切れ](中日新聞)2007年10月10日
  21. ^ サッカーゲーム機:岐阜の指切断事故、セガがミス認める 毎日jp (毎日新聞)
  22. ^ 発声練習で過呼吸、アルバイト6人搬送 代々木のゲームセンター MSN産経ニュース

外部リンク[編集]