ファンタジーゾーン

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ファンタジーゾーン
ジャンル シューティングゲーム
対応機種 アーケードゲーム[AC]
セガ・マークIII[MkIII]
MSX[MSX]
ファミリーコンピュータ[FC]
PCエンジン[PCE]
X68000[X68]
セガサターン[SS]
PlayStation 2[PS2]
ニンテンドー3DS[3DS]
開発元 AC/MkIII:セガ
FC:サン電子
NES:テンゲン
PCE:ビッツラボラトリー
X68:電波新聞社
SS:ゲームのるつぼ
PS2/3DS:M2
発売元 AC/MkIII/SS/PS2:セガ
MSX:ポニー
FC:サン電子
NES:テンゲン
PCE:NECアベニュー
X68:電波新聞社
PS2:
 3Dエイジス(SEGA AGES Vol.3)
 セガ(同 Vol.33)
人数 AC/MkIII/MSX/X68/SS:1~2人
FC/PCE/PS2/3DS:1人
メディア AC:ROM
MkIII:1Mbitカセット
MSX:1Mbitカセット
FC:2Mbitカセット
PCE:2MbitHuCARD
X68:5.25" 2HDFD1枚
SS:CD-ROM1枚
PS2:CD-ROM1枚
発売日 AC:1986年3月
MkIII:1986年6月15日
MSX:1987年3月21日
FC:1987年7月20日
PCE:1988年10月14日
X68:1989年8月4日
SS:1997年2月21日
PS2:
 2003年8月28日(SEGA AGES Vol.3)
 2008年9月11日(同 Vol.33)
3DS:2014年3月19日
システム基板 システム16A
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ファンタジーゾーン』(FANTASY ZONE)はセガ1986年に稼動した業務用横スクロールシューティングゲーム

任意方向へのスクロールと買い物によるパワーアップシステムが特徴。キャッチフレーズは「その昔。遥か宇宙の彼方にファンタジーゾーンがあった。」

本項では、後年この作品を原典として制作された派生作品や移植作品についても解説する(特記無き場合は1作目に関しての記述)。

解説[編集]

開発の経緯[編集]

前年にコナミが稼働させ人気を博した横スクロールシューティング『グラディウス』へのアンチテーゼとして、「2系統(対空・対地)の武器を使い分ける」というシステムは踏襲しつつ、「真っ暗な宇宙空間に機械的な戦闘機」というグラフィックとは対極の、やわらかい曲線とパステルカラーで描かれた、山あり砂漠あり水ありのカラフルなステージと登場キャラクターがデザインされ、またスクロールに関しても「右方向への強制スクロール」ではなく、プレイヤーが任意の方向へスクロールできるという方式を選択した[1]

バージョン[編集]

基板は新旧2種類のバージョンがあり、それぞれのマイナーチェンジ版も含めると計4種類のバージョンが存在する。新バージョンではラウンド開始時にBGMのタイトルが表示されるほか、ラウンド5[2]やラウンドクリアの音楽が異なり、タイトル画面などの演出も変わっている。一部資料にて「USA版」と紹介されているが、日本でも新バージョンとして出荷されている[3]。ゲーム基板の一部のROM[4]に貼られたシールの番号末尾に "A" が付いていれば新バージョンである。

音楽[編集]

サウンドは川口博史が手掛ける。音源システム16Aに搭載されているヤマハYM2151(OPM)のみを使用し、ADPCMは使用していない。なお、作曲はヤマハのポータブルキーボードPSR-70を使用して製作された[3]

最終ボスBGM "YA-DA-YO" には歌詞が存在する。また1997年に発売されたセガサターン版には作曲者みずから編曲したラウンド1のBGMのボーカルバージョンが入っている。

稼働後の展開[編集]

稼働開始から約四半世紀の間、多くのコンシューマゲーム機やパソコンなどに対して、セガ自身も含む複数のメーカー・開発チームを経由して移植され、続編・姉妹作・スピンオフといったゲームも制作された。また、プレイヤーキャラクターの「オパオパ」は、 1991年に『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』がヒットする前は、セガのイメージキャラクター[5]として、様々なゲームにカメオ出演した他、セガのアミューズメント施設などの配布物にも登場などしていた。『ソニック』ヒット以後も頻度は少なくなったものの、カメオ出演するゲームは存在する。

移植[編集]

セガ・マークIII版:1986年6月15日
発売はセガ。マークIII用ゴールドカートリッジ第1弾として発売された。アーケード版と並行して開発されたものであり[6]、厳密な意味では移植作ではない。
ハードウェアの性能に合わせ、グラフィックはアーケード版を踏襲しつつ新たに描き起こされている[7]。システム面では「ラウンド4と6のボスの差し替え」「レーダーの削除」「基地の数が6個」といった変更がある。また、レーザービームの威力が低くなった分、価格も変更されている。
仕様に細かく差異のある2種類のバージョンがあり[8]、最初のバージョンは、ラウンド7のボスの耐久力が周回を重ねると異常に高くなる現象が起こる。
4種類のエンジンを買い揃えるとWEAPON 1の秒数制限が無くなる裏技があった。さらに、一つ買うとSOLD OUT(売り切れ)になるエンジンを複数買う裏技もあり、安いビッグウイングを4つ買って武器を無制限にすることもできた。
2008年3月11日よりWiiバーチャルコンソールで配信が開始された。要Wiiポイント500。マスターシステムのVC配信ソフト第2弾(参考リンク)。
MSX版:1987年
発売はポニー(現 ポニーキャニオン)。マークIII版をベースとして開発されたものであるが、移植された機種の中でもハードウェア的な制約が最も厳しかったものであり、ラウンド5と7のボスの攻撃も変更されている。
ファミリーコンピュータ版:1987年7月20日
発売はサンソフト。上下にもスクロールする、基地が動く、レーダーがある、全てのボスを再現しているなど、マークIII版と比較しよりアーケード版に近い仕様を実現している。ボスキャラが登場すると背景が消える点は上記2作と同様。基地の数は8個。
Nintendo Entertainment System
上記のファミリーコンピュータ版とは別に、日本以外で販売された移植作。発売はテンゲン。グラフィックの色彩やBGMの音色の違い、基地の数が6個になっている、一部のパーツの性能がオミットされている、などの細かな差異がある。
PCエンジン版:1988年10月14日
発売はNECアベニュー。開発はビッツラボラトリー。PCエンジンのハードスペックを生かし、グラフィックについては従来の移植作品よりもアーケード版に近いレベルで再現した[9]が、音色などサウンド関連の再現度は低くなっている。
X68000版:1989年
発売は電波新聞社。完全移植に加え、『スペースハリアー』をモチーフとした隠しラウンド「DRAGON LAND」が存在する。各ラウンドにおいて、レーダー右端からラウンド数番目の基地を最初に破壊するとアルファベットコインが出現し、全て集めて「HARRIER」の文字を完成させると、ラウンド8の前に隠しラウンドが始まる。他にもゲームのリプレイが残せるトレースプレイやJAPAN/USAバージョン切り替え、ノーマルBGM/アレンジBGMへの切り替え、ファミコン3Dシステム(要改造)など立体視端子に接続した3Dメガネによる3D表示への対応など、多数の追加要素が存在する。
セガサターン版『セガエイジス ファンタジーゾーン』:1997年2月21日
開発はゲームのるつぼ、発売はセガ。家庭用ハード初の完全移植。各種設定の変更や、リプレイデータの保存再生、海外バージョンの収録など様々な追加要素も存在。おまけとして1面BGMを元とした歌も収録されている。
Windows(9x/Me)版:1998年10月9日
『セガ メモリアルセレクション』に、『ペンゴ』『フリッキー』と共に収録。内容はセガサターン版のものとなっている。
PlayStation 2版『セガエイジス2500シリーズVol.3 ファンタジーゾーン』:2003年8月28日
発売は3Dエイジス。オリジナル版の完全移植ではなくアレンジ移植であり、ゲームシステムは変わらないがオブジェクトが全て3Dポリゴンで描画されており、ラウンド開始時などにカメラアングルの変化といった演出も用いられる[10]。ゲーム中に獲得した資金で新たな武器やオプション設定、追加ラウンドなどを購入できる「チャレンジモード」を搭載。
ケータイサイト セガエイジス版:2007年4月18日
iモードYahoo!ケータイEZwebなどの携帯アプリ用に配信された移植版。
PlayStation 2版『セガエイジス2500シリーズVol.33 ファンタジーゾーン コンプリートコレクション』:2008年9月11日
アーケード版、セガの家庭用ハードで発売された移植版、その他の関連作品、新規に作成したリメイク版などを収録した『ファンタジーゾーン』の集大成とも言える作品。収録作品は下記のリストを参照。ちなみに、本作が『セガエイジス2500シリーズ』かつCD-ROMの最後のゲームソフトであった。なお、本作に収録されているアーケード版には、本来エンディングでオパオパの父親が流すはずの涙が流れないというバグが存在する。
収録作品リスト
  1. ファンタジーゾーン
  2. ファンタジーゾーンII オパオパの涙
    • セガ・マークIII版
    • アーケード(システムE)版
    • SYSTEM16 リメイク版(後述)
  3. ファンタジーゾーンGear オパオパJr.の冒険(ゲームギア
  4. スーパーファンタジーゾーンメガドライブ
  5. オパオパ
    • アーケード(システムE)版
    • セガ・マークIII版
    • 日本国外版(Sega Master System、タイトルは "FANTASY ZONE THE MAZE")
  6. ギャラクティックプロテクター(セガ・マークIII)
ファンタジーゾーンII SYSTEM16 リメイク版
「もしも『ファンタジーゾーンII』が、当時のアーケード基板のSYSTEM16上で開発されていたとしたら?」というコンセプトのもと、現代において実際にSYSTEM16の開発環境上で制作されたもの。詳細は該当項目を参照。
ファンタジーゾーン ネオクラシック版
ファミリーコンピュータ版をベースとしたアレンジバージョン。元の仕様(ドットパターンやサウンド)をそのまま再現した上で、グラフィックの色数を増やし、またボス戦でも一枚絵ながら背景を表示させている。
なお、デフォルトでは選択不可で、ある入力をする必要がある。
Xbox360版/PS3版
北米のみで発売された "Sonic's Ultimate Genesis Collection" に、隠しタイトルとして収録。
ニンテンドー3DS版『3D ファンタジーゾーン オパオパブラザーズ』
ダウンロード配信専用ソフト。セガ3D復刻プロジェクト通算第10弾(2期第2弾)。アーケード版(新旧2バージョン)をベースに完全3D立体視対応。4:3、フル画面(ニンテンドー3DSの画面比に引き延ばしたもの)、ブラウン管のゆがみを3Dで再現したクラシック画面の3タイプから選択できる。さらに途中セーブ機能等を追加し、ゲーム中の累計コイン獲得数を「コインストック」として記録し、様々な隠しモードや設定に使用する。
隠しモードの1つ「ウパウパモード」は、オパオパの弟「ウパウパ」が主人公で、任意のタイミングで自由にパーツを装備できるが使用中リアルタイムで貯金(コインストック)が消費されていく。
他の隠し要素として、特定の条件を満たすとラウンド4と6でMk-III版のボスが登場する。

ゲーム概要[編集]

8方向レバーと2ボタン(ショット、ボム)で自機を操作。左右任意方向スクロール(上下にも多少スクロールする)が特徴で能動的なプレイを可能にしている。

ラウンド(ステージ)内に点在する10個の敵前線基地を全て破壊すると出現するボスキャラクターを倒すことでラウンドクリアとなる。ラウンドは環状に閉じており、左右どちらに進行しても良い。基地の配置は固定だが、任意スクロールを採用しているため敵の攻撃が流動的となっている。基地の場所は画面下部のレーダーで確認できる。未破壊の基地を示す光点が横に連なり、画面内のものが枠で囲まれる。

ラウンド8(最終面)には前線基地が存在せず、ラウンド1から7までに登場したボスキャラクター全てと連戦し、すべて倒すことで最終ボスキャラクターとの対決となる。最終ボスを撃破すればエンディングとなり、残機数×100万点+所持金額×10点がボーナスとして加算され、自機1機、所持金0、初期装備の状態で次の周回へと進む。

本作のあらゆるパワーアップアイテム(「パーツ」と呼ばれる)は、敵を倒すと現れるお金(コイン)を貯め、時々現れる「ショップ風船」(赤い風船に「SHOP」と書かれている)に接触して買い物をすることで入手する[11]。残機(プレイヤーストック)の追加も買い物以外に手段は無い。

パーツはSPEED UP(スピードアップ)、WEAPON 1(ウェポン1、ショット系武器)、WEAPON 2(ウェポン2、ボム系武器)といった系統に分けられており、同系統のパーツは複数所有していても一度に1種類しか装備できない。また、いくら買い溜めをしても、ミスをすると購入したパーツは(非装備のものを含め)全て失われてしまう。

ストーリー[編集]

B.G.1422年、惑星間の公式通貨が乱れ、エリダス第9惑星が大恐慌に見舞われた。そして、宇宙協会(スペースギルド)の調査により、何者かがメノン星人を操って外貨を奪い、「ファンタジーゾーン」に巨大要塞を建造していることが発覚した。早速オパオパは事態の解決のために「ファンタジーゾーン」へと向かった。

戦いの末、オパオパは「ファンタジーゾーン」に平和を取り戻すことに成功したが、敵の首謀者が自分の父親であったことに深い衝撃を受け、「自分の勝利は本当に支払っただけの価値があったのだろうか?」と自問することとなる。

ラウンド[編集]

ラウンド 惑星名 前線基地 ボス BGMタイトル
1 PLALEAF(プラリーフ) 緑の惑星 ドラリンフラー[12] スタンパロン OPA-OPA!
2 TABAS[13](タバスコーダ) 火の惑星 バイバーブ ボランダ KEEP ON THE BEAT[14]
3 LA DUNE(ラ・デューン[15]) 砂の惑星 パタートン コバビーチ SAARI
4 DOLIMICCA(ドリミッカ) 超惑星 ドリンガ アーケード版:クラブンガー
マークIII版:ウルトラスーパービッグマキシムグレートストロングトット
PROME
5 POLARIA(ポーラリア) 氷の惑星 パッカリアン[16] ポッポーズ HOT SNOW
6 MOCKSTAR(モクスター) 雲の惑星 バルンガ[17] アーケード版:ウィンクロン
マークIII版:dz・デノ・ローマ
DON'T STOP
7 POCARIUS(ポカリアス) 水の惑星 ロリンガ IDA-2 DREAMING TOMORROW
8 SALFAR(サルファ) 悪霊の凝縮した星 なし  ??? BOSS
YA-DA-YO
PlayStation 2版セガエイジス2500シリーズ 追加ラウンド

前線基地名およびボス・惑星名のカナ表記は不明。

ラウンド 惑星名 ボス BGMタイトル
8 DAWNDUSK SKAROTTEN SUNSET TEARS
9 APOCHAL POGANEL HAPPY CHAOS
10 CAVIAN METISTUTA CRYNICAL
11 DEPOOBLE PICKON CORAL SONG
X68000版追加ラウンド
ラウンド 惑星名 前線基地 ボス BGMタイトル
8 DRAGON LAND スタンレイ 詳細下記 HARRYER STAGE[18]

ボスキャラクター[編集]

アーケード版[編集]

ラウンド1「スタンパロン」(STUNPALON)
太く短い丸太をモチーフにしたボスキャラ。口から木の葉型の弾を吐き出す。
ラウンド2「ボランダ」(VOLANDA)
花をモチーフにしたボスキャラ。フラスコ状の本体(顔)の周りに大小2種類の回転する花弁を持つ。本体は静止している。種を上方に撒き散らし、画面全体に降らせる。
セガ・マークIII版では内側の花弁が3つになっている。また、外側の花弁は回転せず、その代わり本体が上下移動する。
ラウンド3「コバビーチ」(COBABEACH)
上下に移動する円い本体(顔)の向かって左側にレーザー砲がずらりと並び、順番にレーザーを発射してくる。
ラウンド4「クラブンガー」(CRABUMGER)
上下2本の触手を縦横無尽に動かし、先端のハサミから無数に弾を発射する。
ラウンド5「ポッポーズ」(POPPOS)
デフォルメされた鳥のような姿をした、本作中、唯一集団で登場するボス。同じ形で大きさの異なる個体が、最前列に小型の個体が縦に8体並び、次いで中型4体・大型2体・超大型1体という配置で編隊を組んで現れ、雪玉のような白い弾をまき散らしてくる。
ラウンド6「ウィンクロン」(WINKLON)
1個の眼を中心として渦巻き雲の列が周囲6方向に伸びているボス。その画面いっぱいに伸ばした渦の列を、風車のように時計回りに、徐々に速度を上昇させて回転させる。1周目ラウンド5までのボスキャラクター戦では自機が右向きに固定されるが、ラウンド6以降は向きが固定されなくなる。
ファミリーコンピュータ版ではハードウェアの制約から渦の列は3本に減っている代わりに、回転速度の上昇が速い。
ラウンド7「IDA-2」(アイダ・ツー)
自らを30個(縦5個×横6個)のパーツに分割して、拡散と収束を繰り返す。収束地点は拡散完了時の自機座標。拡散/収束のサイクルは次第に速くなる。
同社の3Dシューティングゲーム『スペースハリアー』に出てくる敵キャラクター「IDA(アイダ)」と名前の由来を同じとする。しかし実際にモチーフになっているのは「アイダ」ではなく同じくスペースハリアーに登場していた「シュラ」である。
ラウンド8「???」
ラウンド1から7までに登場したボスキャラクターとの連戦をクリアした後に登場する。オパオパの父親がエイリアンに操られ、最終ボスとして登場する。
登場後、本体は画面右奥に引っ込み、本体の先端からエイリアンが触手と化して1本ずつ(倒すと次の触手が)伸びてくる。触手は全部で6本存在し、全触手を倒すと父親が解放される。

セガ・マークIII版[編集]

MSX版含む。スプライトなどのハードウェアの機能面の制約により以下のキャラクターに差し替えられた。

ラウンド4「ウルトラスーパービッグマキシムグレートストロングトット」
巨大な魚型で、大きく広げた口に並んだ歯を飛ばしてくる。
後にアーケードのメダルゲーム版『メダルdeファンタジーゾーン』にも、ボスラッシュ中限定のボスとして再登場を果たした。
ラウンド6「dz・デノ・ローマ」
亀型のボス。頭を周期的に甲羅に出し入れし、甲羅から放物線状に高速弾を放つ。名前の由来はドラマ『スチュワーデス物語』で登場する台詞「ドジでノロマなカメ」から[6]

2体とも3DS版で特定の条件を満たすと、アーケード版の同ラウンドのボスと差し替わる形で登場する。

PlayStation 2版セガエイジス2500シリーズ追加ラウンド[編集]

ラウンド8 "SKAROTTEN"
頭の下に、4つのパーツがトーテムポールのように重なっているボス。下のパーツをすべて破壊すると、頭が動き出してくる。
ラウンド9 "POGANEL"
円盤型の本体の外周に8つの砲台と、それを覆う4つのカバーがついている。カバーを反時計回りに回転させつつ、カバーの隙間の砲台から弾を撃つ。
ラウンド10 "METISTUTA"
破壊不可能な無数の鉱石を、ほぼ一画面を覆う程に幾重にも張りめぐらせている。本体を中心に鉱石を互い違いに回転させ、接近や攻撃を阻む。
ラウンド11 "PICKON"
四隅に攻撃を弾く真珠を装備したボス。上下に浮遊しつつ、時折画面手前に飛んで、地面へ頭突きをすることで、画面下から無数の泡型の弾を湧きあがらせる。

X68000版追加ラウンド[編集]

スペースハリアーの様々な敵がボスラッシュのように登場。最初にビンズビーンが通過した後、オクトパス、テトラ、ローリーズ、最後にアイダに護られたバーバリアンが登場する。

続編・姉妹作[編集]

ファンタジーゾーンII オパオパの涙
ファンタジーゾーンGear オパオパJr.の冒険
サンリツ電気(現シムス)より1991年7月19日発売。ゲームギア対応。ゲームシステムを受け継いだオリジナル作品。
スーパーファンタジーゾーン

関連作品[編集]

スペースハリアー
ボスキャラクターの原点の共有や、X68000版での隠しラウンドのモチーフなど、何かと本作と関わりの多い作品。
元々“ファンタジーゾーン”というタイトルも、開発中のこの作品につけられていたものであり(本作のタイトルとした方が相応しいという理由で変更された)、ゲーム開始時の音声メッセージ "Welcome to the Fantasy Zone!" にその名残がみられる。
また続編に当たる『プラネットハリアーズ』では、裏技でオパオパを自機にしてプレイすることができる。それ以前にも、『スペースファンタジーゾーン(未発売作品、後述)』という両者を融合させたゲームも製作されたことがある。
オパオパ
セガより発売。2人同時プレイ可能なドットイートアクション、2Pキャラの名前は「ウパウパ」。1987年、アーケード版とマークIII版がほぼ同時期に発売。海外でのタイトルは "FANTASY ZONE THE MAZE"
ギャラクティックプロテクター
セガより1988年に発売のマークIIIオリジナルの固定画面シューティング。パドルコントローラ使用。
ファンタジーゾーン(メダルゲーム)
本作をモチーフにした同名のメダルゲーム。1999年に稼動開始。トリガーを引いてメダルを射出し、指定箇所に放り込むことで、液晶画面内のオパオパが敵を倒すなどの演出がなされる。
また、トリガーと別にレバーがあり、ボスを倒した際は、液晶画面内のオパオパをレバーで操作し、散らばったコインを回収した分、メダルを得ることができる。
メダルdeファンタジーゾーン
2012年2月より稼動のキッズマスメダルゲーム。開発はセガ・ロジステックサービス。筺体の大部分は同社のキッズメダルゲーム『キッズ屋台村』シリーズと同じものを採用。本作をモチーフにした4人同時プレイ可能な子供向けメダルゲームで、シューティング感覚でプレイができ、基本的に敵を一体倒すことで貰えるメダルピースを集めることでメダルの払い戻しを行う。1グループをまとめて倒すことによりコンボ達成となり、コンボスロットが回ってメダルやメダルピース、アイテム風船(原作の「ショップ」を再現したもの)などが貰える(連続して発生させることも可能で、その都度貰えるアイテムの価値も上がる)。敵基地を破壊することでボス戦に突入する仕組みも再現されており、本作では一定の敵を倒すか一定時間経つと現われる基地を、画面に表示されているノルマ数破壊することでボスに会える。ボス戦ではオパオパが砲台から離れて自由に移動できるようになる。3体のボスを倒すごとにボーナススロットを回すことが可能で、当選役はメダルやアイテム、一定時間敵が無尽蔵に大量発生する「FEVERモード」、原作のボスとの連戦を再現した「ボスラッシュ」など様々。このボスラッシュ中にはセガ・マークIII版に登場した「ウルトラスーパービッグマキシムグレートストロングトット」も再登場している。
なお、本作では一部を除いて、敵を倒したりコンボを達成した際に発生するメダル獲得の際に、自機が自陣内に落とされたメダルマークを回収する必要があるが、これは原作の「敵を倒した際に落とすコインを拾い集める」動作を再現したもの。
LSIゲーム
2009年8月27日発売。全4ラウンドで、ボスキャラクターは他のキャラクターの組み合わせで再現している。
サウンドトラック
  • 「セガ・ゲームミュージックVol.2」 - セガの他のゲーム作品と併録。ラウンド5のBGMはUSA版を収録。
  • 「ウルトラスーパービッグマキシムグレートストロングコンプリートアルバム」- PS2版『コンプリートコレクション』収録の関連作品なども併録。全4枚組。
  • 「ファンタジーゾーン オリジナルサウンドトラック Vol.1-3」- 2014年3月26日 iTunes StoreおよびAmazon MP3配信
ゲームブック
ファミリーコンピュータ版発売の際、『ファミコン冒険ゲームブック』のラインナップとして刊行された。ストーリーはゲーム版と異なり、惑星プラリーフ(本作ラウンド1の舞台)に暮らす少年少女の冒険物語となっており、オパオパは主人公の少年の親友として登場する。執筆は塩田信之
  • ファンタジーゾーン 異星からの侵略者 - 1987年10月初版 ISBN 4575760455
  • ファンタジーゾーン2 異星への旅立ち - 1989年2月初版 ISBN 4575760943
赤い光弾ジリオン
タツノコプロダクション1987年のアニメ作品。オパオパとウパウパがマスコットキャラとして登場。また同アニメのマークIII用のゲーム版にも、パワーアップアイテムとして登場する。
外部出演など
スペースファンタジーゾーン(未発売作品)
NECアベニューよりSUPER CD-ROM2で発売される予定だった作品。雑誌などで製作が発表されてから4年間も発売未定が続き、結局作品としてはほぼ完成していながら未発売となってしまった。
内容はスペースハリアーをファンタジーゾーンのキャラクターに置き換えた物で、買い物システムも搭載していた。

脚注[編集]

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  1. ^ セガサターンマガジン』での開発者インタビューより。
  2. ^ 旧バージョンにはメロディーラインがない
  3. ^ a b 『セガ・ゲームミュージックVol.2』のライナーノーツより。
  4. ^ 具体的には68000に接続されているEPR-7382/7383/7385/7386、Z80に接続されているEPR-7535
  5. ^ 同時期に発売された『アレックスキッド』も同様。
  6. ^ a b 名作アルバムVOL.05『ファンタジーゾーン』 開発スタッフインタビューより。
  7. ^ 基地は背景として描画されているためアニメーションしない。
  8. ^ ゲームオーバー時の背景色が黒から緑色に変更されているなど
  9. ^ 家庭用ハードの移植版で、ボス登場時に背景が消えないのは本作が初。
  10. ^ モデリングされたキャラクターをカメラアングルを変えて鑑賞できるモードもある。
  11. ^ 最終ラウンドのみラウンドスタート時およびミスからの再スタート時にショップ画面になる。
  12. ^ 「ドラリンフラワー」の表記もあり
  13. ^ 「TABAS(タバス)」はラウンド開始時の惑星名の表示による。
  14. ^ ラウンド開始時に表示される曲名では "KEEP ON THE BEST" と誤っている。セガサターン版では設定で表示を修正可能。
  15. ^ 惑星名は『デューン』からとられている。
  16. ^ 「バッカリアン」の表記もあり
  17. ^ 「バルーンガ」の表記もあり
  18. ^ 『ファンタジーゾーン コンプリートアルバム』より。

外部リンク[編集]