龍が如く 維新!

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龍が如く 維新!
ジャンル アクションアドベンチャー
対応機種 PlayStation 4
PlayStation 3
開発元 セガ第一CS研究開発部(龍が如くスタジオ)
発売元 セガ(後のセガゲームス
シリーズ 龍が如くシリーズ
人数 1人(ミニゲームでの対戦1人 - 4人)
メディア BD-ROM
ダウンロード販売
発売日 日本の旗 2014年2月22日[1][2]
日本の旗 2015年11月5日(廉価版)[1][3]
対象年齢 CEROD(17才以上対象)
コンテンツ
アイコン
セクシャル、暴力、犯罪[1][2]
売上本数 日本の旗 PS4 & PS3:累計39万本[4]
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龍が如く 維新!』(りゅうがごとく いしん)は、セガ(後のセガゲームス)より2014年2月22日PlayStation 4PlayStation 3で発売されたゲームソフト。

キャッチコピーは「かつて日本には、英雄がいた。」。

発売に伴い、本作と連動するPlayStation Vita専用アプリ『龍が如く 維新! 無料アプリ for PlayStation Vita』が2014年2月13日に無料配信された。

概要[編集]

龍が如くシリーズの最新作として、2013年8月18日に行われた「龍が如くシリーズ キャラクター総選挙」の結果発表とともにサプライズ発表という形で発表された。

過去に発売された作品『龍が如く 見参!』と同じく日本の歴史をモチーフにしたスピンオフ作品であることが、総合監督・名越稔洋とプロデューサー・横山昌義のコメントにて明かされた[5]

今作は『龍が如く4 伝説を継ぐもの』以降の複数の主人公を操作する形式ではなくなり、主人公は「坂本龍馬(斎藤一)」一人となっている。

メインゲストとして、俳優船越英一郎高橋克典桜庭ななみ中村獅童大東駿介高橋ジョージが出演する[注 1]。その他のゲストとして、4人のグラビアアイドル[注 2]ものまねタレント原口あきまさ、(元)プロサッカー選手稲本潤一槙野智章武田修宏フットサル選手の星翔太などが出演する。また、作品中に登場する筆文字を書道家の中塚翠涛が担当する。

予約特典として、ナンバリングシリーズのBGM楽曲と歌声酒場に収録されたオリジナル楽曲が収録された「龍が如くシリーズ ベストサウンドトラック」と、あらすじのナレーションを任意のキャラクターで再生できる「ダイジェストナレーションボイス」のプロダクトコードが付属される。「ダイジェストナレーションボイス」は後に有料でダウンロードコンテンツ(DLC)として配信された。

今作は『龍が如く5 夢、叶えし者』と同様にプレミアムアドベンチャー(幕末漫遊)モードのデータをプレミアムニューゲームに引き継ぐことは不可となっている。なお、シリーズ恒例のDLC[6]と過去のPS3作のセーブデータ引継ぎによる特典は今作にも存在するが、セーブデータ引継ぎ特典はPS3版のみの仕様となっている[注 3]

PS4版は同ハードとの国内ローンチタイトルとなり、PS3版購入者に限り、2014年2月22日〜2014年6月30日までの期間中、PS4のダウンロード版を1,000円(税込)で購入できるアップグレードサービスを実施[7]。PS4版とPS3版とでは、描画(PS4版:1080p、PS3版:720p)やフレームレート(PS4版:60fps、PS3版:30fps)、PS4版のみインストールしながらゲームをプレイできるなど仕様が若干異なる部分がある[7]

ストーリー[編集]

日本という国が大きく変わろうとしていた時代、幕末

攘夷や倒幕という理想実現のため、大勢の志士たちが京に集まる中、世の中を変えるためでもなく、ただ復讐のためだけに生きる一人の男がいた。その名は「坂本龍馬」。

恩師の仇を捜すべく、素性を隠し京の街に潜伏する彼が行きついた先は、壬生狼と恐れられる最強の人斬り集団「新選組」だった。

龍馬は己の名を捨て「斎藤一」という偽りの名で、死と隣り合わせの潜入を決意する。

時代を駆け抜けた英雄・坂本龍馬、もう一つの伝説が今始まる。

登場人物[編集]

歴史上の人物が多数登場するが、史実に基づかない点が多いためにあくまで題材にしているだけのものと思われ、また実在する地名があり、位置関係なども現在のそれに準じている点もあればフィクションが含まれている点もある。また、龍が如く本シリーズで登場したキャラクターに類似した登場人物が多数登場し、相当するキャラクターは【】内で表記している。

坂本龍馬(斎藤一)とその関係者[編集]

坂本 龍馬(さかもと りょうま) / 斎藤 一(さいとう はじめ)【桐生一馬
声 - 黒田崇矢
本作の主人公。四国の大藩・土佐藩の下級武士で、成すことを求めてあがく「土佐の“”」。「身分は人の命より重い」という旧態依然とした土佐の現状を目の当たりにして上級武士に楯突いたことで獄に入れられてしまうが、自らの育て親である吉田東洋と再会を果たして脱獄し、同じ境遇を持つ兄弟分である武市半平太に会うように告げられる。その後、それがきっかけで土佐藩へのクーデターに参加することになるが、クーデター前夜に謎の覆面男に東洋が殺害され、東洋殺害の濡れ衣を着たまま土佐を抜け出す。一年後は自らの名を捨てて「斎藤一」という名で京で酒や博打に明け暮れる世捨て人を演じながら「天念理心流」を使う覆面男を追うために京へ潜伏し、一年に渡る執念の調査の末に全ての謎が「新選組」にあると察して独り血に飢えた狼の群れに足を踏み入れる。その後は永倉との入隊試験に合格し、その実力から三番隊隊長に選ばれ、「壬生の“狼”」として任務をこなしながら新選組への調査を進めていく。その後、自身が以蔵を捕らえた事で武市が処刑された事やもう一人の坂本龍馬が東洋殺害の黒幕である事を知り、結果的には自身が薩長同盟を結ばせた事で戦争目前となったケジメを付ける為に沖田と共に近藤の手紙を将軍に渡すために江戸に向かう。その後は近江屋にてもう一人の坂本龍馬が武市である事を知ると沖田達と共に土佐に向かって武市に挑み、死闘の末に勝利する。その後、武市から真の黒幕である山内容堂の目的を聞かされ、その容堂を倒して目論見を阻止する。その後のエピローグではおりょうと結ばれる。
おりょう
声 - 桜庭ななみ
本作のヒロインで、龍馬が定宿とする京でも指折りの船宿「寺田屋」に住み込みで働く器量よしの女中。親が幕府の役人に斬られたことで簡単に人を斬る新選組に憎悪を抱き、彼らを人殺しだと嫌っている。龍馬の名を語る武市と内通しており、龍馬の状況等を武市に流すが、後に龍馬にその事を知られたことで全てを白状する。その後、龍馬に対して色々と協力するようになり、その過程で徐々に彼に惹かれていき、エピローグでは龍馬と結ばれる。
お登勢(おとせ)【朴美麗】
声 - 朴璐美
寺田屋の女将。長期間定宿している龍馬の面倒を見続けており、滞納した宿代を催促していることから龍馬に「金に細かい女」と呼ばれている。
遥(はるか)【澤村遥
声 - 釘宮理恵
両親が事故で亡くなり、莫大な借金のある謎の少女。借金を龍馬が肩代わりし、その代わりとして龍馬の別宅で働くことになる。

土佐藩[編集]

武市 半平太(たけち はんぺいた)
声 - 高橋克典
「勤王攘夷」を掲げ、時代を憂う若き下級武士によって結党された「土佐勤王党」の頂点に立つ男だが、実は東洋殺害の黒幕で、もう一人の坂本龍馬の正体である。背中に大きな火傷跡があるが、これは幼き頃に上士により両親と家を焼かれた龍馬を助けた際にできたものである。戦闘では龍馬の一刀の型に似た剣術のみならず、銃も同様に使いこなし、龍馬の乱舞の型に似た動きで剣と銃による猛攻を仕掛けてくる。龍馬と同じく身分制度のせいで親兄弟を失くしており、二度と自分達のような人間を作り出させないために吉田東洋が企てたクーデターに参加することを決意するもクーデター前夜に覆面男に襲撃され、腕を切られて負傷し、濡れ衣を着せられた龍馬と離れ離れになってしまう。一年後は参政に出世して骸街で龍馬と再会し、新選組に入るのを止めて土佐に戻るように促したが、結局は聞き入れて貰えずに桂に龍馬を頼むようにお願いする。その後、薩長を利用して幕府との戦争を引き起こすために暗躍し、後に幕府要人暗殺で捕まった以蔵の供述により処刑されたとされていたが、実際は生存しており、近江屋で龍馬との二度目の再会では様々な懊悩から異様に老け込んで白髪に変わり果てた姿を見せながらも龍馬に土佐で待つことを伝えて去って行く。その後は土佐の高知城で龍馬を迎え、東洋を心底慕いつつも「血を流さずに世を変える」という自らの理想に足を取られて思うように改革を進められない東洋への歯がゆさから彼の暗殺を謀ったということを告白し、あくまで血を流さずに世を変えるという理想を追い求めた東洋と血を流してでも着実に世を変えようとした自分のどちらが正しいかを証明するために龍馬と対決するも死闘の末に敗北する。敗北後は自らの行いを悔いて龍馬と和解すると同時に巨大兵器と化した土佐を壊すことや真の黒幕である山内容堂のことを話した直後に龍馬を庇って容堂に撃たれるも何とか生存し、エピローグでは明治に入ってから「山内容堂」として土佐の再建に貢献した。
吉田 東洋(よしだ とうよう)【風間新太郎】[注 4]
声 - 石塚運昇
土佐で最も規律に厳しいと言われる参政で、龍馬と武市にとって父親とも呼べる存在。極秘裏に藩の犠牲になり、親兄弟を失った者達を密かに世話するといった裏の顔を持つ。龍馬と同様に土佐の苛強な階級社会に疑問を持ち、土佐藩への一大クーデターという壮大な計画を企てていたが、そのクーデター前夜に謎の覆面男に斬られ、最後は龍馬に土佐の未来を託して息を引き取った。
岡田 以蔵(おかだ いぞう)【錦山彰】
声 - 中谷一博
土佐勤王党に所属しており、党内においては武市に次ぐ剣の達者と評され「人斬り以蔵」と呼ばれる程の実力を持つ。戦闘では一見緩やかな動きから素早く背後を取り、鋭い一撃を見舞う戦法を得意とする。いきなり筆頭に任命された龍馬を気に入らないために勝負を仕掛けるも敗れる。一年後は京で幕府要人の暗殺を繰り返していたところを洛外の賭場で新選組に入隊した龍馬に敗れて捕縛され、史実通りに土佐で拷問を受けて処刑されたとされているが、実際は生存しており、後に伊東達が起こした京大火に紛れて近藤を暗殺した。その後、御所前にて龍馬と最後の対決に挑むも死闘の末に敗北し、最後は武市を止められるのは兄弟である龍馬だけと言い残して死亡する。
中岡 慎太郎(なかおか しんたろう)【伊達真】
声 - 山路和弘
東洋の付き人である土佐藩士。龍馬と暗殺された東洋を目撃しており、表向きの犯人となっている龍馬を追いつつも実際は龍馬が犯人であることに疑問を持ち、京で生活する龍馬に接触し、真犯人を探すために龍馬の協力者となる。その後、以蔵が捕まって土佐に連行されたことを聞き、土佐の状況を確かめるために一旦は土佐に戻ることになるが、後に全てを知って帰ってくる。その後は龍馬達よりも先に乗り込んだ近江屋にて佐々木に斬られるが、エピローグでは生存していたことが判明し、「坂崎紫瀾」として龍馬の伝記を執筆する。
山内 容堂(やまうち ようどう)【神宮京平】
声 - 吉田裕秋
土佐藩15代藩主だが、実は武市を裏で操っていた真の黒幕である。武士の風上にも置けない小物な性格で、拳銃を使って龍馬に不意打ちを掛けたり、逆に自分が追い詰められると掌を返して龍馬に助けを請うなどしていた。土佐を利用して内戦状態の日本をイギリスに売り渡し、自身が国王(つまりは帝になって代わること)になるという目的のために暗躍しており、後に龍馬に対して今の日本に未来は無いと語って必死に自己弁護をしたが、最後は龍馬から一蹴されてそのまま斬殺される。
島田 弥平(しまだ やへい)
土佐勤王党の一員。土佐勤王党を騙るならず者を退治した龍馬と会い、彼に武市の居場所を教える。一年後は京に移り住んでおり、同じく京にいる龍馬と再会したが、後に以蔵によって殺害される。

薩摩藩[編集]

西郷 吉之助(さいごう きちのすけ)【郷田龍司
声 - 岩崎征実
薩摩藩軍賦役。身分を偽るために公の場では大坂弁を使っている。戦闘では大振りな拳打ちや豪快な投げ技、体当たりなど力任せな攻撃を得意とする。銭湯で龍馬と初めて会い、祇園で彼に酒を奢る。その後は勝からもう一人の坂本龍馬(武市)を紹介され、後に新選組に入隊した龍馬に質問されるが、全てを明かさなかった。その後、ならず者達にいじめられていた犬(声 - シェパード太郎)を拾った頃に長州藩士の桂と鉢合わせになり、決着を付けようとするも龍馬に阻止され(龍馬自身は酔っていたために覚えていない)、桂と薩長同盟を結ぶことになる。

長州藩[編集]

桂 小五郎(かつら こごろう)【秋山駿
声 - 山寺宏一
長州藩士。勤王志士である故に新選組の標的とされており、逃げ足が速いことから「逃げの小五郎」と呼ばれている。戦闘では素早い剣撃に蹴りを織り交ぜた独特な技を得意とする。龍馬が斎藤一という偽名を使っていることを知っており、武市に万が一の時に龍馬を助けるように頼まれていたために「新堀松輔」という偽名を使って龍馬と道場で偶然に接触し、彼から覆面の男を追っていることを聞き、サイの風呂屋という情報屋を紹介する。その後は池田屋で龍馬と再会し、剣を交えることになるが、龍馬の芝居で脱出した。その後、宿敵の薩摩藩の一人である西郷に決着を付けようとするも龍馬に止められ、薩長同盟を結ぶことになる。その後のエピローグでは明治新政府の重鎮である「木戸孝允」となり、容堂を名乗った武市の許を訪れる。
吉田 稔麿(よしだ としまろ)【金井嘉門】
声 - 石川英郎
長州藩士。大勢の新選組隊士を斃した上に永倉をも手負いに追い込む程の実力を持つ。戦闘では大型の金砕棒を用いる。帝を奪うために京の町に火をつける計画を立てていた(桂には反対されていた)が、桂と共にいた池田屋で対峙した龍馬に倒された。

江戸幕府[編集]

徳川 慶喜(とくがわ よしのぶ)【堂島大吾】
声 - 徳重聡
江戸幕府第15代征夷大将軍。若いながらもその知力や胆力は歴代将軍の中でも突出している。戦闘では剣術と手裏剣術を駆使する。江戸城にて龍馬と対峙し、敗北後は大政奉還を成し遂げて徳川300年の歴史に幕を下ろした。
佐々木 只三郎(ささき たださぶろう)【渡瀬勝】
声 - 西凛太朗
新選組と対をなす戦闘集団である「京都見廻組」の隊士。戦闘ではその出自に見合わず勢い任せの大振りな突進攻撃を多用する。新選組を敵視しているが、裏では戦争を実現させて戦うことを楽しむという自身の本来の目的のために武市と通じており、新選組にいる内通者に密かに協力する。その後、同じく通じていた伊東と共に土佐で龍馬達と対峙するが、最後は殿として一人その場に残った永倉との戦いの末に敗れる[注 5]
勝 麟太郎(かつ りんたろう)【青山稔】
声 - 堀内賢雄
幕府軍艦奉行並。立場上は幕府側にいるが、勤王派の西郷にもう一人の坂本龍馬(武市)を紹介し、戦争を仕掛けさせようと画策する。その後、大政奉還によって戦争が回避された事で目論見は失敗した。

新選組[編集]

近藤 勇(こんどう いさみ)
声 - 船越英一郎
新選組局長。屯所には殆ど姿を見せず、伊東も入隊以来一度しか面識が無く、死亡説まで流れている程である。戦闘では天念理心流の剣術を遣い、その腕前は龍馬の斬撃を突きで撃ち落とすという離れ技が可能なほど。祇園の屋敷で龍馬に覆面の男の正体を教えると引き換えに帝を江戸へ移す江戸遷都計画に協力するように持ちかけるが、薩長同盟が成立して戦争が始まることを危惧し、龍馬に徳川将軍宛の手紙を届けるように言い渡す。その後、伊東達が起こした京大火の際に以蔵に斬られ、駆け付けた龍馬に自分を斬った男についてや今までの感謝の言葉を残し、最後は土方に宛てた遺言書を託して息絶えた。
土方 歳三(ひじかた としぞう)【峯義孝】
声 - 中村獅童
新選組副長。「鬼の副長」と称される通りに龍馬に敗北した山南に躊躇無く止めを刺すなどの冷徹な性格であるが、決して無情というわけではない。また、近藤不在の新選組を実質的に指揮を執っており、新選組に入った龍馬を気に掛ける一方で、参謀である伊東の行動に目を光らせている。近藤の死後は龍馬の正体とその目的を知るが、尚も彼に協力して伊東を嵌める形で彼の本性を暴く。終盤では龍馬らと共に土佐を訪れ、そこで伊東と対峙するも龍馬らを先に行かせた後に伊東に戦いを挑んで勝利し、龍馬らと共に容堂を追い詰める。
伊東 甲子太郎(いとう かしたろう)【浜崎豪】
声 - 高橋ジョージ
新選組参謀。丁寧な態度や言葉遣いとは裏腹に常に他者を出し抜くことを考えているなどの策士的な一面を見せるが、近藤や藤堂の意図を見抜けなかったり、土方の誘導尋問に引っかかって自ら墓穴を掘る発言をしてしまうなどの詰めの甘いところもある。戦闘では上段の構えから鋭い斬撃を繰り出すほか、部下や地形を利用した攻撃を行う。裏では武市と内通しており、新選組を乗っ取る為に暗躍[注 6]していたが、終盤では土方の策に嵌まる形で本性を暴露すると武田や藤堂、半数以上の隊士達を率いて新選組を脱退して「御陵衛士」を結成し、後に同じく武市についていた佐々木と共に土佐で龍馬達を迎え討ち、最後は土方との戦いの末に敗れる[注 5]
沖田 総司(おきた そうじ) / 平山 五郎(ひらやま ごろう)【真島吾朗
声 - 宇垣秀成
新選組一番隊隊長を任されている左目に眼帯をした男だが、正体は過去の一件以来で沖田総司を名乗ることになった平山五郎である(詳細は沖田総司(本物)を参照)。浅葱の羽織が返り血で染まる程に戦闘を好む根っからの人斬りであるが、自らを「美少年」と名乗るなどの茶目っ気のある人懐こい一面も持つ。戦闘では我流の小太刀術を基に組み上げたトリッキーな動きで翻弄してくるが、2戦目では龍馬に「覆面の男そのもの」と言わしめる程の天念理心流の技で立ち回った。入隊試験に合格した龍馬に興味を示したことで彼と戦うことを望むようになり、後に龍馬との幾多の死闘[注 7]や共闘を経て龍馬から「沖田の兄さん」と呼ばれるまでの強い信頼関係で結ばれていくこととなる。終盤では龍馬らと共に土佐を訪れ、そこでグラバーと対峙するも龍馬を高知城に行かせた後にグラバーに戦いを挑んで勝利し、龍馬らと共に容堂を追い詰める。
永倉 新八(ながくら しんぱち) / 平間 重助(ひらま じゅうすけ)【冴島大河】
声 - 小山力也
新選組二番隊隊長を任されている寡黙且つ大柄な男で、曲者揃いな新選組の隊長達の中では最も仁義ある良識的な人物だが、正体は過去の一件以来で永倉新八を名乗ることになった平間重助である(詳細は沖田総司(本物)を参照)。戦闘では天念理心流を基としながらも力で圧する剣を得意とする。入隊試験で龍馬と剣を交えて龍馬を合格させ、以降は龍馬に一目置くようになる。その後、池田屋では龍馬がわざと桂を取り逃がした事を見抜くもそのまま黙認し、新選組では裏切りが死につながる事を龍馬に忠告した。終盤では龍馬らと共に土佐を訪れ、そこで佐々木と対峙するも龍馬らを先に行かせた後に佐々木に戦いを挑んで勝利し、龍馬らと共に容堂を追い詰める。
松原 忠司(まつばら ちゅうじ)【森永悠】
声 - 東地宏樹
新選組四番隊隊長で、任務に対して誰よりも熱心に取り組むなどの非常に生真面目な性格の男だが、正体は長州藩の間者である。新選組の情報を長州に流していたが、幾人もの情報屋に接触する場面を山崎に見られたことで正体がばれ、池田屋で土方に詰問されて追い詰められると本性を露わにし、龍馬も依頼していた情報屋である鴉から聞いていた龍馬の真の目的を暴露しようとしたところを井上に口封じも兼ねて粛清された。
武田 観柳斎(たけだ かんりゅうさい)【林弘】
声 - 菅田俊
新選組五番隊隊長。男色の気があり、光州流軍学を活かした心と体を教育する方法で隊士を育てている。また、伊東派に属しているが、実際には武市にいいように利用されているだけの伊東にも目切りをつけている。伊東が新選組から離脱すると同時に自分も御陵衛士側に就く。その後、藤堂が近藤派の間者であった事を知るともう一人の坂本龍馬(武市)を介して入手した二挺拳銃(自動装填式)で彼に致命傷を負わせ、更には幾松を人質に取ると「取引」と称して桂と繋がりのある龍馬に自分を長州藩に雇う様に取り次いでもらおうと懐柔しようとするも、その言動から龍馬に「下衆」と一蹴されてしまい、その事に激怒して二挺拳銃で龍馬に襲い掛かるも返り討ちに遭って死亡し、死体は藤堂の意思を汲んだ沖田らに表向きとして藤堂共々新選組に襲撃されものとして偽装された。
井上 源三郎(いのうえ げんざぶろう) / 芹沢 鴨(せりざわ かも)【柏木修】
声 - 咲野俊介
新選組六番隊隊長を任されている新選組最年長の男で、隊士100人を率いる六番隊の頭だが、正体は新選組初代筆頭局長である芹沢鴨で、同時に覆面の男の正体である。水戸天狗流宗家であり、卓越した剣の腕を持つが、今現在は本来の力を見せる場面は少なく、素性を知らない若い連中からは軽んじられている節がある(隊も「無用の六番隊」と蔑まれている)。水戸藩脱藩を見逃してもらう代わりに暗殺の仕事を依頼されて東洋を殺害した。東洋暗殺後は起こったいざこざ(詳細は沖田総司(本物)を参照)から井上源三郎を名乗るようになり、後に偽名を使って入隊してきた龍馬を罪滅ぼしのために陰ながら手助けしていたが、最後は東洋暗殺の依頼主である武市に口封じのために殺害された。
谷 三十郎(たに さんじゅうろう)【八幡】
声 - 浜田賢二
新選組七番隊隊長。金や女に非常に強欲で、隊長という立場を利用して様々な利潤を得ている。岡田以蔵生け捕りの任務の賞金を目当てに以蔵に挑むも返り討ちに遭って死亡する。
藤堂 平助(とうどう へいすけ)【馬場茂樹】
声 - 大東駿介
新選組八番隊隊長。自ら進んで新入りの龍馬に業務などを教えるなどの快活で、社交的な性格を持つが、その一方では龍馬の行動を見抜く感の鋭さや、笑顔を浮かべながら人を斬り捨てる等の冷酷さを兼ね備えている。かつて伊東に軍学を習っていた縁から近藤の指示で伊東派に間者として近づき、後に近藤の遺言に基づいて伊東派の動きとその背後で繋がっている「新選組の本当の敵」を探るために本性を露わにした伊東や武田らと共に御陵衛士へ転向する。その後、龍馬や土方らに伊東がもう一人の坂本龍馬(武市)と繋がっていた事や彼らの動向を報告し、それを基に龍馬が発案した武市をおびき寄せる計画に協力するもその最中に武田に見つかって銃撃され、瀕死の状態で寺田屋へ駆け込んで龍馬に武田の口を封じる様に後を託して龍馬が武田との戦いに赴いている間に死亡した。彼の遺体は伊東に悟られないようにする為に本人の遺言に基づき、沖田らの手で武田と同じ場所に放置され、御陵衛士の一人として死亡した様に偽装された。
鈴木 三樹三郎(すずき みきさぶろう)【荻田冠】
声 - 竹内良太
新選組九番隊隊長。伊東の伝手で隊長までのし上がった男で[注 8]、また谷と同様に好戦的且つ金に対しての貪欲さを持つ。谷と共に岡田以蔵生け捕りの任務に向かい、谷が以蔵に殺害されたところを目の当たりにして切り札の銃を放つも全て外し、自棄になって襲い掛かったところを斬られて死亡した。
原田 左之助(はらだ さのすけ)【相沢聖人】
声 - 安元洋貴
新選組十番隊隊長で、自身の名を世に知らしめるために新選組に入隊した野心に満ちた男。傲慢且つ粗暴で、基本的に好戦的な性格の人間が多い新選組幹部の中でも特にその性格が際立っており、勝つためなら手段を選ばない一面もある。戦闘では槍術を得意とし、龍馬との決闘では拳銃と槍を併用した独自の戦闘スタイルを用いた。命令で京に火を放っていた際に龍馬と遭遇し、手柄を多く取るために火事に乗じて龍馬を消そうとするも返り討ちに遭う。敗北後、火事場泥棒の行為や剣を蔑んだ言動から龍馬に軽蔑されて「坂本龍馬の歴史にお前の名は必要ない」と一蹴される。その一言でプライドが折れ、愕然としていたところへ背後から炎上した火の見櫓が倒れてきて、龍馬に助けを請いながら下敷きとなって死亡した。
山崎 烝(やまざき すすむ)【釘原広志】
声 - 神奈延年
新選組監察。変装を駆使して情報を手に入れる偵察役と隊士達が怪しい動きをしないように見張る監視役を務めており、何かあるたびに新選組の隊長らにその事を報告している。また、捕らえた者を拷問することもしており、その時も拷問された者の悲鳴を聞くことを楽しむなどの残忍な一面を見せる。裏では武市と内通しており、おりょうと同様に武市に龍馬の状況等を流していたが、後に龍馬に武市と内通していたことを知られてしまい、その口封じのために(武市と内通している)何者かによって土蔵の中で殺害される。
山南 敬助(やまなみ けいすけ)【葛城勲】[注 4]
声 - 瀬戸川太一
龍馬が新選組に入隊する前に新選組総長兼三番隊隊長を任されていた男。新選組を脱走して捕えられ、土方からの命令で龍馬と殺し合いをして勝てば命を助けるという条件を出されて戦うも敗北し、最後は土方に粛清された。
沖田 総司(本物)
声 - 大野拓朗
近藤ら試衛館の面々と上洛してきた本物の沖田総司で、甘いマスクとたしかな剣の腕前で名が通っていた人物。壬生浪士組時代に仲間だった芹沢一派の実力と近藤からの優遇ぶりに焦り、同じく上洛してきた本物の永倉新八【刑務官・斉藤】や井上源三郎【牛島史哉】と共に自身らの立場を取り戻すために芹沢一派に夜襲をかけるも永倉と井上は芹沢に殺害され、自身も芹沢を追い詰めたところを助太刀に来た平山と平間に殺害された[注 9]
秋元 文吉(あきもと ぶんきち)【秋元】
声 - 矢薙直樹
モテるために新選組にコネで入った男。戦闘では刀を使うものの構えは腰が引けており、繰り出す攻撃も隙だらけである。三番隊に属していた際に人斬りばかりの新選組についていけずに脱走を図り、馴染みである遊女の美月【キャバ嬢・美月】(声 - 中嶋佳葉)のいる日向屋で飲んでいたところを龍馬に見つかって襲い掛かるも返り討ちに遭う。その後、龍馬からは見逃され、美月と二人静かな山奥で暮らすことを夢見ていたところを龍馬の行動を見透かしていた藤堂に斬られて死亡したかと思われたが、驚異の生命力で助かっていたために骸街で龍馬と再会し、美月にもう一度会いたいがために三番隊(支援隊士)に戻ることを決意する。

三番隊隊士[編集]

バトルダンジョンに連れていける隊士(カード)で本シリーズに登場したキャラクターのみを表記する。

攻撃隊士
歌 掘衛門【二代目歌彫】古牧 宗之介【古牧宗介】品田 辰之助【品田辰雄】南 大五郎【南大作】劉 九龍【劉家龍】琉道 力也【島袋力也】
守備隊士
伊原 勝正【伊原勝】白川 般若【黒川般若】新垣 幹三郎【新垣幹夫】日村 公庵【日村】与那城 尚三【与那城尚二】
衛生隊士
宇野 道盛【宇野】柄本 宗継【柄本】神田 剛二【神田強】
応援隊士
大島 平八【大島平八郎】黒雷 勇矢【ユウヤ】長谷部 兼満【長谷部】
支援隊士
北方 蔵之介【北方大蔵】道明寺 一輝【一輝】真鍋 兼松【真鍋幹二】

師匠[編集]

古牧 宗光(こまき そうこう)【古牧宗太郎】
声 - 折原純[8]
古武術道場を開いている小柄な老人。年齢と体格に見合わぬ格闘術の達人であり、龍馬に「格闘の型」の稽古をつける。
吟柳(ぎんりゅう)【綾小路獅子】
声 - 岩瀬遼平
吟柳道場を開いている剣豪。刀剣と剣術に美しさを見出すあまり、貴族の出でありながら道場を興しつつ自身の道場を継ぐ弟子を探していた。一定の価値を持つ刀を見せるたびに立ち会いを行うことで「一刀の型」「乱舞の型」の技が鍛えられていく。
ウィリアム・ブラッドリー
うどん屋の地下をアジトにしている海外の武器商人にして銃の達人。表向きは物々交換で取引をするためであるが、本来の目的は日本人の仲間を殺した犯人に復讐するためである。彼の出す課題をこなすことで「短銃の型」の技が鍛えられていく。
十兵衛(じゅうべえ)博士【役小褄】[注 10]
案山子をこよなく愛する男で、絡繰屋敷「かかし屋敷」の主。
新兵衛(しんべえ)博士【役小褄】[注 10]
十兵衛の弟。骸街の河原に設置してある大砲の持ち主。

お尋ね者[編集]

浄僧(じょうそう)天狗
天狗の面を被ったならず者集団「浄僧天狗」の首領。戦闘では一刀を使用する。京で無法の限りを尽くしていたが、龍馬に敗れ逃げ去る。以降は龍馬を逆恨みしていたところを現れた稲原に唆されてからは龍馬を倒すために手段を選ばなくなる。しかし再び叩きのめされ、実際には稲原に利用されていただけだという事を知る。事件解決後は悪事から手を引き橘組の一員となる。
行光(ゆきみつ)
刀の蒐集を趣味とする集団「刀剣一家」の盟主。戦闘では居合などの様々な型の剣術を使用する。人柄のよい性格だったが、稲原から妖刀「村様」を購入した際に渡されたお香によって他の愛好家共々辻斬りへと変貌してしまう。龍馬に叩きのめられて我に返ったあとは橘組に保護される。事件解決後は橘組の一員となる。
藤次郎(とうじろう)
義賊集団「義賊忍盗」の頭領。忍の一族に弟子入りした男で身寄りのない者を組織に受け入れたりと部下からも慕われている。戦闘では小太刀を武器に使用し、素早い身のこなしで翻弄したり特殊な効果を持つ飛び道具や蹴り技なども使用する。稲原によって妹のお春が倒れてからは変貌し、罪のない者からも盗みを働くが、龍馬に叩きのめられてからはお春の病気が嘘だったことが判明し、橘組に保護される。事件解決後は橘組の一員となる。
稲原 阿久水(いなばら あくみず)
医者の仕事をしている男で、お松の友達の一人だが、実はお尋ね者を操った張本人である。戦闘では龍馬が今まで倒したお尋ね者達を引き連れ自身も一刀を使用し素早い動きで立ち回りつつ、毒効果をもつ斬撃を使用する。龍馬に護衛の依頼をする過程でお松を我が物にするためにお香[注 11]や妖刀などをお尋ね者に使わせて実験を行い、そのお香でお松を操って連れ去ろうとするが、龍馬に阻止される。その後、お松からお香で操られたフリをしていたことを聞いて逃げようとするが、最終的にはお尋ね者らに成敗されて橘組でタダ働きすることとなる。

京の住人達[編集]

幾松(いくまつ)【花】[注 12]
声 - 平野綾
居酒屋「松之井」の女将。
サイの風呂屋【サイの花屋】
声- 藤原喜明
風呂屋を根城にしている京一番の情報屋。天念理心流の使い手が新選組にいることを龍馬に教えた。
千石 虎之丞(せんごく とらのじょう)【千石虎之介】
声 - 西前忠久
京で指折りの呉服商。沖田が提示したある嘘の条件を飲んで龍馬を誘き寄せる計画に協力したが、後に余計な事を龍馬の前で喋った事で逆鱗に触れた沖田に殺害される。
鴉(からす)
京で龍馬が依頼していた情報屋(桂曰く能力としては「普通」とのことである)。松原と接触しているところを龍馬に見られ、互いに依頼していることを察した松原に口封じのために殺害される。
神主【和田雄三】
洛内にある神社の神主を勤めている男。ゴロツキに絡まれているところを龍馬に助けられた際に徳の上げ方について教え、神主商店を開いたりしてサポートする。
朱里(あかり)【夏川アカリ】
神主の神社に勤める巫女。
お松(おまつ)
骸街で「橘組」と呼ばれる自警団のような組織を束ねる女性。受付の仕事も兼ねて龍馬にお尋ね者の確保を依頼するが、後にお尋ね者を確保するにつれてお尋ね者の樣子がおかしいことに気付く。その後、お尋ね者を操った黒幕の稲原に操られてしまうが、実際は芝居でやっており、最終的には稲原を騙して撃退した。
平之助(へいのすけ)
吟柳道場に通う剣士で、吟柳の一番弟子。吟柳から期待されている程の腕前を持つが、自身では道場を継ぐほどの実力が伴っていないと思い悩んでいる。道場を継ぐ気のない龍馬に負けた事で道場を離れ修行してる時に「流派を守るという覚悟が足りていなかった」と気づき、改めて吟柳道場を継ぐ決意を固める。
平川(ひらかわ)【平川】
サブストーリーに登場した京で最速を誇る「黒豹飛脚団」の団長。旦那の遺した「京最速」という称号を守るためにそれを脅かそうとする龍馬に星(声 - 星翔太)や稲本(声 - 稲本潤一)、槙野(声 - 槙野智章)や武田(声 - 武田修宏)といった数々の飛脚達を刺客として送り込むも全て倒され、最終的には武田からの提案で過去を吹っ切るために黒豹飛脚団を解散して、新たに「平川飛脚団」の立ち上げる事で一からやり直す事を決める[注 13]
清川(きよかわ)【清川浩司】
サブストーリーに登場した飛脚。仕事中に龍馬とぶつかって足を挫いてしまい、龍馬に仕事の代理を頼んでからはその縁で知り合う。
原口(はらぐち)
声 - 原口あきまさ
サブストーリーに登場した町人。賭場の近くでならず者達に囲まれていたところを龍馬と乱入してきた沖田に救われる。その後、ならず者達が龍馬に復讐しようとする場面を陰ながらに目撃し、彼を助けるために沖田の声真似をするという形でならず者達を退散させる。
杏南(あんな)
声 - 今野杏南
揚屋「山吹」の遊女。

その他[編集]

古高 俊太郎(ふるたか しゅんたろう)
勤王志士。山崎に捕まり拷問を受け、勤王志士達が池田屋に集まり京を焼こうとしている事を吐くことになる。
トーマス・グラバー【アンドレ・リチャードソン】[注 4]
声 - ジェフ・ゲダート
イギリスの武器商人。戦闘では二丁拳銃を使い、素早い身のこなしとバック転を多用する。戦争を起こそうとする武市に協力し、日本に武器を仕入れる。その後、土佐で龍馬を迎え撃つが、龍馬が先に進んだ後、沖田に敗れる[注 5]
エピローグに登場する親子
声 - 小林ゆう(少年)、藤原啓治(父親)
現代の長崎で龍馬の銅像を眺める少年とその父親。
宇都宮(うつのみや)【ボブ宇都宮】
ダウンロードコンテンツや様々なコンプリートを達成すると希少なアイテムを渡してくれる天の使者。
宝蔵院 胤鳴(ほうぞういん いんめい)【宝蔵院胤禅】
闘技場に登場する宝蔵院槍術を使う修行僧。戦闘では槍術で戦う。
紫電(しでん)【雷電】
闘技場に登場する巨漢。戦闘では素手による体術で戦う(流派は「格闘」)。
天城屋 喜兵衛(あまぎや きへえ)
悪徳貿易組織「裏山社中」の首領でウィリアムが追っていた友人・左衛門の実の仇である。自身を探っていたウィリアムに追い詰められ、それでも「自分を殺したところで組織は滅ぶことはない」と言い放つも、それを見越したウィリアムに今まで行ってきた全て悪事を記録されていたことを告げられその場から崩れ落ちた。その後は奉行所に突き出される。
膳治(ぜんじ)
天城屋に金で雇われた殺し屋。左衛門を殺した犯人だが、実は天城屋に妹を人質に取られている。戦闘では拳銃を使用する。裏山社中の隠れ家に乗り込んで来たウィリアム達を始末するも、龍馬に本心を見抜かれて敗れる。その後、真相を知ったウィリアムから「天城屋と共に出頭してくれ」と言われて奉行所に出頭した。
豊臣 秀武(とよとみ ひでたけ) / 曽田 地秀武(そだち ひでたけ)【曽田地康夫】
バトルダンジョンにおけるラスボス。戦闘では大太刀を使用する。徳川への積年の恨みを晴らすという目的のために義賊や野盗などを集めて勢力を高め、豊臣の名を轟かすために龍馬に挑むも敗北する。その際に龍馬に対し、自分が豊臣家の人間とは何ら関係ない事と、本当の名前を明かした上で、再戦を誓う。その後、悪事から手を引き、足を洗って龍馬と一対一の決闘を果たそうとしたところを乱入してきた亜門に妖刀で斬られ、これまで身に付けた武力を失ったものの、命に別状は無いために生存する。
亜門 玄丈斎(あもん げんじょうさい)【亜門丈】[注 4]
声 - 田邉安彦
特定の条件を満たすことで登場する隠しボス。非常に高い攻撃力と防御力を持ち、主人公と同じ一刀と乱舞の絶技を放つ。また、一定ダメージ以下では受けるダメージを一律一にするという特殊な防御を持つために重い一撃を放たないと倒すのに時間がかかってしまう。バトルダンジョンでは龍馬と曽田地との一対一の決闘を果たそうとしたところを乱入し、曽田地を妖刀で斬ってそのまま龍馬に襲い掛かる。

進化・追加された要素・システム[編集]

バトルシステム
幕末という時代設定ならではのバトルシステムとして、刀を使用しボタンの長押しによるタメ攻撃が可能なスタイル「一刀の型」、銃を使用し遠距離からの攻撃が可能なスタイル「短銃の型」、拳を使い受け流しや町中にある武器を使ったりと素手によるアクションを中心としたスタイル「格闘の型」、刀と銃を使用し素早い回転系の動きと斬撃と銃撃を織り交ぜたスタイル「乱舞の型」の「4つの型」が基本となる。また『5』に登場した絶技も各型にそれぞれ1つずつ用意されている。
バトル演出
シリーズ史上最も激しい演出となっており、またバトルの評価を行う「戦績」によりバトル後の「肩書き」が決定し、経験値や報酬が増減するようになった。シリーズ恒例の天啓もバトル中に閃くようになり、閃いた直後にそのヒートアクションを使うことが可能となっている[注 14]
キャラクター強化
レベルは99、4つの型にそれぞれ25までの段位を設定。全てのスタイルに反映される能力項目も用意され、シリーズ恒例の修行も『見参』のようなミニゲーム形式のものが多くなっている。
武器・武器強化
武器は従来のシリーズに比べかなり豊富になり、基本となる刀と銃以外にも大太刀、槍、大筒といった特殊武器がある。武器強化はミニゲーム形式になり大成功を収めると大幅に能力がアップするが、仮に失敗しても数をこなしていけばその武器の上限に辿り着くという形になっている。
ゲームバランス
主人公と武器をしっかり鍛えないとゲームが難しくなる様にバランス調整された。また、ゲーム中に難易度を自由に変更できるようになった(初級〜上級まで)。
徳ポイント
町の住人との交流や店舗の利用、困っている人を助けるといったためになる行為をすることで「徳」が溜まっていき、主人公のダッシュ機能の向上やアイテム所持数の増加といった戦闘以外での強化の他に、ミニゲームにおける様々な要素の拡張や物品の購入などが行える。「精進目録」に書かれているお題を達成することでより多くの徳を得ることができる。
Vitaとのクロスプレイ
今作ではバトルダンジョン、アナザーライフ、賭場ミニゲームといった一部のゲームモードがPS Vitaとのクロスプレイに対応している。製品版と連動するまでは、レベルは20までなど制限はあるが金銭に関しては制限がなく上限一杯まで稼ぐことが可能となっている。
その他
NPCと衝突したり、プレイヤーがNPCの周囲に近づいたりなどするとそのNPCがプレイヤーを呼ぶなど反応するようになった。因みに、プレイヤーの状態(瀕死、酒酔い等)によって台詞が異なるキャラクターもいる。

バトルダンジョン[編集]

龍馬一人ではなく仲間となった新選組隊士らとともに様々なダンジョンに挑むモード。

部隊
街中でのバトルで出会った一部の敵や一部のサブストーリーで登場した人物を仲間にできる。彼らはカードとして表示され、それぞれ違った能力が備わっておりそれを利用することで様々なスタイルの部隊を作ることができる。またそのカードを合成することによって隊士を育てることもできる。
ダンジョン
カードとなった隊士たちをつれていき様々なクエストをこなしていくモード。ダンジョンをクリアすると入手困難なレアアイテムなどが貰える。

アナザーライフ[編集]

龍馬の別宅で謎の少女「遥」とゆったり生活するモード。遥との仲が深まればイベントが発生し、添い寝やお風呂での背中流しをしてもらえる。

野菜作り
パズルのような形式で野菜を畑にセットし、時間経過で収穫が可能となる。肥料などのアイテムを使えば、効果的に収穫時期を短縮することも可能。
料理
釣りなどで獲得した食べ物を料理することができる。おいしく作れば、体力回復のほか、特殊な能力効果が付与される。
ペット育成
町で出会った野良猫や野良犬を育てることができる。餌をあげたり、撫でたりするなど様々な形でコミュニケーションを楽しめる。上手くご機嫌をとればレアアイテムを取ってきてくれる。
行商
作った料理や野菜、釣った魚を欲しがっている顧客に納品することで資金を稼ぐことができる。

舞台となる街[編集]

今作では当時の日本の中枢と城下町が登場する。また京は『見参』で作られた京都をひっぱらずに新しく一から作られた。

土佐
「南海道随一の名城」の名高い高知城を背後に頂く、日本でも屈指の城下町。
帝のおわす「御所」をはじめ、この国の重要拠点が数多く存在する、日本の中枢。

本作における用語・設定[編集]

以下の用語は実在したものであるが、史実と異なっている部分がある。

天念理心流
吉田東洋を殺害した覆面の男が使った流派であり、この流派を扱うのは新選組のごく一部になる。元は相州乱波・風魔由来の剣術と呼ばれる水戸天狗流であったが、芹沢が井上を名乗り始めてから、同時に「水戸天狗流」から「天念理心流」に改名された。利き手でない掌に柄の端を添えて構えるのが特徴である。
新選組
多摩から上洛してきた近藤勇が、試衛館の同志である土方歳三、沖田総司、山南敬助、永倉新八、井上源三郎、藤堂平助と、京の道場で出会った芹沢鴨、平山五郎、平間重助と共に結成した治安維持組織。「最強の戦闘集団」と京でその名を轟かせている一方で、悪名も高く、その立場を利用して私利私欲を満たしている者や、己の野心の為に所属している者も少なくなく、無法者の集まりとして恐れられてもいる。
当初は「壬生浪士組」の名前で活動していたが、芹沢が井上を名乗り始めたのをきっかけに「新選組」へと改名。芹沢鴨、平山五郎、平間重助は表向きには粛清された事とし、羽織りの導入や、原田左之助、武田観柳斎、伊東甲子太郎などの猛者達を加えるなどして組織を拡大すると共に、井上達の秘密を守る為に「鴨を語るべからず」「隊を脱するは死罪」という法度を設けた。この法度は当初はこの秘密を知る7名に対してのものであったが、後に組全体に広まっている。
隊士の数は約1000人以上と史実の新選組よりも遥かに多いが、その多くが伊東派に下っている。隊長格であった谷三十郎、鈴木三樹三郎、松原忠司、井上、原田が相次いで死亡した後、終盤に伊東、武田、藤堂が離反すると大多数の隊士が彼らについて離脱してしまった。
御陵衛士
新撰組を離反した伊東が結成した組織。武田や藤堂と言った伊東派の隊士で構成されている。しかし藤堂は伊東と繋がっている人物を探るために潜入した近藤派の間者であり、武田も裏では伊東を見限り、長州藩への鞍替えを目論んでいた。最終的に武田は龍馬に敗れて死亡し、伊東達も龍馬達や土方に敗れることとなる。
寺田屋
お登勢が営んでいる伏見の旅籠。龍馬は斎藤一の偽名を使って滞在し、京における活動拠点としている。後に龍馬に協力する様になった中岡もここに滞在する様になる。
近江屋
終盤において舞台となる旅籠。お登勢が寺田屋に代わる新たな旅籠として建てたが、龍馬が「もう一人の坂本龍馬」をおびき寄せる為の計画を立案した際に、その舞台として提供され、後に思惑は成功し、大混戦の末に龍馬はもう一人の坂本龍馬の正体である武市と再会する事となる。

楽曲[編集]

実在企業[編集]

今作は江戸時代が舞台なため店の見た目が江戸時代風にアレンジされ、ロゴがカタカナ表記の企業はひらがな表記(「どん・きほーて」など)にするなどの工夫が加えられた。

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 中村、大東、高橋は過去の作品に参加しており、『龍が如く3』からの登場となった中村と高橋に関しては、現在主流となっている本人の顔ではなく『3』で演じたオリジナルキャラクターで登場している。
  2. ^ 今野杏南佐々木麻衣、佐藤夢、清水あいりの4人だが、ミニゲームに登場するのは今野のみでそれ以外の3人はムービーシーンにのみ登場する。
  3. ^ シリーズのいずれか1つのセーブデータがあれば可能といった形でひとまとめにされ、特典も消費アイテムになっている。
  4. ^ a b c d 本シリーズとは声優の異なるキャラクター。
  5. ^ a b c 明確な戦闘や死亡描写がない為に最終的な生死は不明であるが、戦闘相手が後に龍馬の下へ駆けつけていることから敗北はたしかである。
  6. ^ 土方曰く「伊東が新選組を乗っ取ろうとしていた事は彼が入隊した当初から近藤に気づかれていた」とのことである。
  7. ^ 初戦は近藤に会いに来た際に龍馬の正体と目的を部屋越しに聞いた事で龍馬と全力で戦う為に自身を覆面の男と偽って龍馬と激突し、2戦目は虚無僧の坂本龍馬が井上を殺害したと知って龍馬が井上の正体を知ったことで殺害したと誤解して激突した。
  8. ^ 伊東が本性を表す前に死亡した為に、明確にはならかったものの、原田や土方の言動から伊東派の一人であった事には間違いない模様である。
  9. ^ 以後は近藤の提案で平山が沖田、平間が永倉、芹沢が井上という風に芹沢一派の三人が自身らを名乗るようになり、自身らの遺体は乱暴狼藉の末に粛清された芹沢一派の三人として処理された。
  10. ^ a b 本シリーズではなく、外伝作品の『見参』に登場するキャラクター。
  11. ^ 匂いを嗅いだ人間の弱みにつけ込んで洗脳する効果を持ち、浄僧の龍馬への復讐心を利用して実験させ、行光は妖刀の誘惑、藤次郎はお春の病気によって洗脳された。
  12. ^ 本作では豊満な姿ではなく痩せた姿での登場となる。
  13. ^ 平川本人を京最速の呪縛から逃すために全員わざと負けていたことを示唆する描写がある。
  14. ^ 『5』にもバトル中の天啓はあったが武器のアクションが追加されるのみでヒートアクションの天啓は初である。

出典[編集]

  1. ^ a b c 龍が如く 維新!”. プレイステーションオフィシャルサイト. Sony Computer Entertainment Inc.. 2014年12月7日閲覧。
  2. ^ a b 龍が如く 維新!”. プレイステーションオフィシャルサイト. Sony Computer Entertainment Inc.. 2014年12月7日閲覧。
  3. ^ 龍が如く 維新!”. プレイステーションオフィシャルサイト. Sony Computer Entertainment Inc.. 2018年9月11日閲覧。
  4. ^ 2014年3月期決算説明会資料 (PDF) セガサミーホールディングス株式会社、2014年5月12日
  5. ^ 【速報】『龍が如く』シリーズ最新作、『龍が如く 維新!』の制作が始動! 今度の主人公は坂本龍馬!!”. ファミ通.com. 2013年8月18日閲覧。
  6. ^ 龍が如く 維新! 公式サイト・ダウンロードコンテンツ
  7. ^ a b 龍が如く 維新! 公式サイト・製品
  8. ^ 龍が如くシリーズの製作スタッフ。「神室町 RADIO STATION」など龍が如く公式サイトのコンテンツより。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]