仮面ライダーWの登場人物

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
仮面ライダーシリーズ > 仮面ライダーW > 仮面ライダーWの登場人物

仮面ライダーWの登場人物(かめんライダーダブルのとうじょうじんぶつ)では、特撮テレビドラマ仮面ライダーW』、及びその関連作品に登場するキャラクターについて記述する。

補足[編集]

以下の解説では『仮面ライダーW』関連記事との併読を推奨する。なお、この項目で用いる便宜上の略称は以下の通りとする。

鳴海探偵事務所[編集]

本編の主人公らが拠点とする探偵事務所。風都の風花町一丁目二番地二号に建つ古びた玉屋・かもめビリヤード[1]の2階に入っている。

本編開始の1年前までは私立探偵・鳴海荘吉が所長を務めていたが、「ビギンズナイト」の一件で死去したため、現在は左翔太郎・フィリップ・鳴海亜樹子の3人が在籍している。業務は主に翔太郎・亜樹子が外部調査で情報を取集し、フィリップがそのキーワードをもとに検索し、事件の謎を抽出・解明するという分業体制で行われている。

失踪したペット探しから著名人の護衛等、探偵稼業として幾つもの依頼を受けており、風都では特にドーパント関連事件の駆け込み寺として有名である様子。事務所の権利者は荘吉の娘で現所長である亜樹子。

左 翔太郎(ひだり しょうたろう) / 仮面ライダーW / 仮面ライダージョーカー
演 / 声 - 桐山漣(幼少時:嘉数一星) / 登場作品:全作品
本作の主人公。鳴海探偵事務所に所属する私立探偵。一人称は「俺」。運営していた鳴海荘吉が不在の今、その意思・看板を受け継ぐ。
1950 - 70年代調のハードボイルドに感化されており、レイモンド・チャンドラーのハードボイルド小説を愛読[2]ハンフリー・ボガートばりのソフト帽を愛用[3]し、立ち振る舞いなども常にハードボイルドを心がけているが、中身はよくも悪くもお人好しの二枚目半である。その為些細な事で冷静さを失ってしまいなかなかハードボイルドになりきれず、フィリップ・亜樹子に「ハーフボイルド(半熟くん)」と未熟者呼ばわりされる事も少なくない。
しかし荘吉の下で学んだ探偵術・護身術はそれなりに優秀であり、不測の展開では機転を利かせる事も多く、風都では非常に幅広い交友関係・情報網を持っている事も相まって、探偵として信頼に足るだけの能力を持っている。戦闘中によく左手をスナップする癖がある。
幼少からの風都育ちで、風都を大切に思う気持ちは人一倍強く、街に蔓延る犯罪者(本人曰く「街を泣かせる奴」)を決して許さない正義感を持つ。また「風都」の都市伝説から生まれた「仮面ライダー」の呼称にも強いこだわりを持っており、その名を貶める者には強い怒りを見せる。
素性的に見れば物語でキーパーソンになる事は少ないが、彼の行動が事件の犯人・敵の陰謀を打開させる鍵を握る[4]。なお各エピソードは彼の語り部から始まり、事件解決後は彼がタイプライターで報告書を打ち込むという流れになっており、全体的に翔太郎の視点で物語は進んでいく。
【オールライダー対大ショッカー】
TVシリーズに先駆けて先行登場。ディケイド・クウガとシャドームーンの戦闘に突如参戦し、基本形態のサイクロンジョーカー・ヒートジョーカー・ヒートメタルにハーフチェンジしながら戦い、シャドームーンを圧倒して大ショッカー基地まで飛ばした。変身は解かなかったが、本編と同じく彼とフィリップが変身しており、互いに「翔太郎」「フィリップ」と呼び合っている。ここでディケイドと対面したため、『ディケイド』TVシリーズの後日談となる『W&ディケイド』の『MOVIE大戦2010』で対面した時に互いを認識していた。なおシャドームーンとの対決後に戦場から立ち去ったため、ディケイド・クウガ以外のライダーと顔を合わせる事は無かった。
【W&ディケイド】
「死人還り」の依頼を受け、調査を進めるうちに亡くなったと思われていた師匠・鳴海荘吉と思わぬ再会を果たし、再び「ビギンズナイト」と対峙する事になる。助手だった頃は半人前を強調するかの様にハーフパンツを履き、ソフト帽は早いと荘吉に禁じられていた。
【オーズ&ダブル】
亜樹子の結婚式で、今は亡き荘吉に代わって共にバージンロードを歩く役を務める。過去の風都で少年時代の彼が、メリッサを助けるため勇敢にドーパントに立ち向った荘吉に憧れを抱いた事が判明した。
【フォーゼ&オーズ】
フィリップの復活後もダブルドライバー・ロストドライバーを共に携帯し続けており、フィリップの状況に応じてW・ジョーカーを使い分けている。最終決戦ではカンナギとの直接対決を望む映司・弦太朗の本心を察し、仮面ライダーの“先輩”として、ソラリス率いるゾディアーツ軍団の相手を引き受ける。弦太朗を暑苦しいと評しフィリップに「似た者同士かもしれないね」と指摘された際は鼻で笑い飛ばすも、弦太朗の「ダチを泣かす奴は許せない」という発言に感銘を受け、妙な絆を築く。フォーゼ・オーズとは異なり劇中で7人ライダー[5]と直接対面する描写は無かった。
【仮面ライダー大戦】
本映画では翔太郎が単独で登場(最終決戦時には仮面ライダーダブルとして登場するが、通常時は仮面ライダージョーカーとして戦う)。服装が鳴海荘吉を彷彿とさせる白いスーツにソフト帽に変わったが、依頼は相変わらずペットの犬や亀探しばかりのようである。
昭和ライダーとの戦いに力を貸してもらいに現れた門矢士 / 仮面ライダーディケイドの要請に最初は乗り気では無かったが、本映画のキーマンである記憶を無くした少年・シュウが風都の住人である事を知ると彼を守るために依頼を請け負い、彼と母親・咲の情報を士に与える。
フィリップ / 仮面ライダーW
演 / 声 - 菅田将暉(幼少期:橋本智哉[6]) / 登場作品:『平成対昭和』を除く全作品
本作のもう1人の主人公。一人称は「僕」。10年前にミュージアムによって全ての記憶を消された上で、組織に幽閉されながらガイアメモリの開発に携わっていたが、1年前のビギンズナイトにて翔太郎・荘吉に救出された。「フィリップ」の名前は荘吉がフィリップ・マーロウに因んで付けた物[7]で、同時に荘吉から生き方を教わった事により、翔太郎と共に「2人で1人」の私立探偵・仮面ライダーを務める。
地球(ほし)の本棚」に検索をかける事で、あらゆる知識・技術・体術などの取得・実践を可能とする特殊能力の持ち主。ゆえに探偵業においては、翔太郎が外部調査で収集した情報をキーワードとし、検索によって事件の全貌を解明する役割を担う。
翔太郎とは対照的にマイペースかつクールな性格だが、幅広く深い知識を持つ一方で常識・既成概念に疎く、一度検索を始めると終了するまで周囲が一切目に入らなくなる。一方で一度検索の完了した知識には殆ど関心を示さず、その興味の対象は日々変化する。当初は知識・データのみを重視する事が多かったが、翔太郎と共に探偵業を行ううちに、仲間のピンチには自身の危機も顧みずに戦線に立つなど理屈を超えた感情面での行動を見せる様になり、特に翔太郎に対しては唯一無二のパートナーとして絶対的な信頼を寄せる様になる。
街のアイドル園咲若菜の熱烈なファンであり、飽きっぽい彼が唯一飽きずかつ理論抜きの個人的な視点で捉えている相手でもある。
その正体は、園咲家の長男で末子「園咲 来人(そのざき らいと)」であり、12年前、ミュージアム中枢の「ガイアゲート」に落ちた事で死んだものの、それにより「地球の本棚」の力を得て、肉体がそのデータそのものから再構成された存在。物語終盤までは「地球の本棚」にも自身の記憶・園咲に関する項目は削除されていたりロックがかけられていたりした事から、自分の出自・正体を探る事が不可能だった。真実を知った後は、憧れの存在で姉であった若菜とも敵対する事になるものの、園咲家全体を救い出す覚悟を決めて戦う。
琉兵衛によるガイアインパクト計画の際、クレイドールエクストリームに制御データとして取り込まれたが、シュラウドの助言・翔太郎の機転・エクストリームメモリの力によって再び肉体を取り戻し、琉兵衛=テラー・ドーパントを撃破する。しかしデータの集合体として分解された代償は大きく、消滅は時間の問題、Wへの変身もあと一度きりの状態であった。そして若菜を拉致しガイアインパクト計画を乗っ取った加頭順=ユートピア・ドーパントの野望を阻止した直後、変身解除と同時に「僕たちは永遠に相棒だ、この地球がなくならない限り」と翔太郎に言い残し、消滅した。
その後フィリップが消滅した事実を知った若菜の意思によって、密かに新たな肉体を授けられ、復活する事になった。肉体の再構成には約一年を要し[8]、その間は人知れず、新たなエクストリームメモリの中から翔太郎を見守っていた。ガイアスペースの中で父・琉兵衛をはじめとする家族と再会し、以前の絆を取り戻した彼らから地球の未来を託され、家族の想いを背負って戦い続ける事を誓う。
【オールライダー対大ショッカー】
TVシリーズに先駆けて先行登場。ディケイド・クウガとシャドームーンの戦闘に突如参戦し、基本形態のサイクロンジョーカー・ヒートジョーカー・ヒートメタルにハーフチェンジしながら戦い、シャドームーンを圧倒して大ショッカー基地まで飛ばした。変身は解かなかったが、本編と同じく彼と翔太郎が変身しており、互いに「翔太郎」「フィリップ」と呼び合っている。ここでディケイドと対面したため、『ディケイド』TVシリーズの後日談となる『W&ディケイド』の『MOVIE大戦2010』で対面した時に互いを認識していた。
【W&ディケイド】
荘吉を前に動揺する翔太郎を諌める。実は翔太郎の知らないもう1つの「ビギンズナイト」を「地球の本棚」で体験している。
【オーズ&ダブル】
亜樹子のマリッジブルーに興味を示す。
【フォーゼ&オーズ】
復活以降もコンビでの探偵・仮面ライダーとして戦闘を続けている。以前と違いジョーカーの存在があるためか、自身の好奇心からの検索を優先させるなど、他の事情のためにWへの変身を渋る事もある。検索能力によってレム・カンナギの目論見を察知し、最終決戦では弦太朗に“先輩”と呼ばれて感慨深げに変身し、ソラリス率いるゾディアーツ軍団の相手を引き受ける。本作では亜樹子に代わり弦太朗に変身後無防備になる体を支えられた。フォーゼ・オーズとは異なり劇中で7人ライダーと直接対面する描写は無かった。最終的に彼が復活したのは2011年8月とされているため本作では復活から半年もたっていないことになる。
【Zを継ぐ者】
本編の32話と33話の間に起きたエピソードで、ある理由で行動ができなくなった翔太郎の変わりに「左翔太郎」を名乗り事件の解決に奔走する。ロストドライバーを使用して「仮面ライダーサイクロン」に単独で変身する。
鳴海 亜樹子(なるみ あきこ)
演 - 山本ひかる(幼少期:植田紗帆) / 登場作品:『レッツゴー仮面ライダー』・『フォーゼ&オーズ』・『平成対昭和』を除く全作品
本作のヒロイン。荘吉の娘で、鳴海探偵事務所の権利者。一人称は「私」。20歳だが童顔で子供っぽい言動のため、翔太郎・周囲にはしばしば女子中学生呼ばわりされる。大阪で長く暮らしていたが、荘吉の所在を追って風都に来た。
予想外の出来事が起きた時の「私、聞いてない!」が口癖。また常時携帯する専用スリッパ[9]で相手(ドーパント含む。大抵翔太郎が餌食になる)を問わずに突っ込みを入れる。
当初は翔太郎らを事務所から追い出そうとするが、ドーパント事件に巻き込まれた一件で考えを変え、勝手に探偵事務所所長を名乗ってそのまま事務所に居座る。普段は経理などを取り仕切っているが、目立ちたがり屋で自分の出番に関して敏感な上、良くも悪くも行動力にあふれているため、好奇心に近い行動原理で危険な事件にも強引に首を突っ込み、しばしば翔太郎の調査の足を引っ張る。しかしその強引な行動・自由な発想による発言が事件解決の糸口になる事も多く、父親譲りの正義感で体を張って依頼人を救う事もある。
なお物語前半ではフィリップ、後半では竜に好意を抱いている節が見られ、その部分がコミカルに描かれている。反面翔太郎に対する日頃の扱いは上記のスリッパも含め雑であるが、根幹に抱える信頼は非常に厚い。
翔太郎・フィリップのコンビに亀裂が入った際には仲を取り持ったり[10]、若菜や互いにいがみ合う園咲姉妹に絶望したフィリップに家族を取り戻す気持ちも持たせるなど、鳴海探偵事務所を支える重要な役割を果たしている。『戦国MOVIE大合戦』では彼女にそっくりなチャチャが登場。
テレビ本編終了後、『オーズ&ダブル』で照井竜と結婚し、「照井亜樹子」になるが、自身の周囲の人物が皆仮面ライダーのため「仮面ライダーアレルギー」に陥ったり、竜を誤解して離婚しようとした等、夫婦関係は波乱万丈。
夢の中という限定付きだが一度だけ翔太郎と一緒にWに変身した事がある。
【W&ディケイド】
父の死を知り一時ショックを受けるも、翔太郎から聞いた父のポリシーを受け継ぎ、依頼人のためにと気丈に「死人還り」を捜査する。
【オーズ&ダブル】
照井竜と入籍するが、自分の周りの男性が全員仮面ライダーであり、自分より事件解決を優先する態度に憤慨、“仮面ライダーアレルギー”に陥ってしまう。そしてプテラノドンヤミー(雄)に連れ攫われ、メモリーメモリの能力で父の過去を知る事になる。

「風都」の住民[編集]

ドーパント事件の解決に勤しむ協力者や、町の不思議な住人たち。アクセルである照井以外は、仮面ライダー達の正体を知らない。

サム / 尾藤 勇(びとう いさむ)
荘吉を「旦那」と慕う男性。テレビシリーズ第31話・第32話では荘吉を頼って鳴海探偵事務所を訪れていた。『オーズ&ダブル』では生前の荘吉とのつながりが描かれ、彼にストーンを紹介する。
津村 真里奈(つむら まりな)
翔太郎の幼馴染。テレビシリーズ第1話・第2話に登場。『オーズ&ダブル』では、幼少時代の彼女が、幼少時代の翔太郎とともに登場する。
「風麺」のマスター
テレビシリーズ第17話・第41話に登場。『運命のガイアメモリ』『超バトルDVD』『オーズ&ダブル』『レッツゴー仮面ライダー』『スーパーヒーロー大戦Z』に登場。

風都署関係者[編集]

照井 竜(てるい りゅう) / 仮面ライダーアクセル
  • 演 / 声 - 木ノ本嶺浩 / 登場作品『エターナル』、『レッツゴー仮面ライダー』、『フォーゼ&オーズ』、『平成対昭和』を除く全作品
風都警察署に新しく配属された刑事。一人称は「俺」。単独行動を好み常に革ジャンのライダースファッションを好むなど刑事らしからぬ風貌だが、非常に優秀であり若くして警視に就任、ドーパント関連事件の捜査を担当する「超常犯罪捜査課」(拠点は風都署の3階)を設立し、その課長となる。普段はドゥカティ社製の赤いカスタムバイク「ディアブロッサ」[11]に乗る。一警察官として優秀なだけでなく、格闘技やバイクの操縦技術にも精通している。
父に警察官の雄治(ゆうじ)を持つ警察官一家で生まれ育ち、父と同じく警察官の道を歩む普通の青年だったが、W(ダブリュー)のメモリの持ち主が起こした無差別殺人によって両親と妹・春子(はるこ)の命を奪われた過去を持っており、家族の仇に復讐をするためにシュラウドからエンジンブレードとアクセルメモリ、そしてアクセルドライバーを授けられ、ドーパントを圧倒する力を得る。
登場時には自身の復讐の邪魔をしたり、犯人に対するその手ぬるい対処の仕方などから、翔太郎達を快く思っていなかったが、インビジブルメモリの事件を通して翔太郎たちから「仲間」と認められ、自身も彼らを「大切な仲間」だと自覚するようになった。以降の事件では翔太郎たちの窮地に積極的に駆けつけ、彼らを助けている。また、鳴海探偵事務所にも入り浸っている。
井坂=ウェザー・ドーパントとの戦いの最終局面においては、井坂への復讐のためではなく、春子の面影が重なる少女・島本 凪(しまもと なぎ)を救うために自らの限界を超え、アクセルトライアルのマキシマムドライブを制御する力を身に付け、ついに井坂を倒した。
性格はハードボイルドを地で行く隙の無い一匹狼で、他者に質問されることを極度に嫌う。質問されればほとんどの場合「俺に質問するな!」と一蹴する。しかし、クールに見えてその実かなりの激情家であり、過剰な復讐心から暴走しやすく、警察官としての自覚の足りなさも時折見受けられた。ただし、それらの性格は井坂への復讐心によって構築された部分が大きく、井坂を倒した以降は復讐心から解放されてタガが外れたのか、子供の扱いに難儀する、異性に対する免疫が皆無など、人間味溢れる一面をのぞかせるようになる。
後に自分がドーパントの精神系攻撃に耐性が強い特殊体質(テラーの「恐怖」やオールドの「老化」攻撃への耐性が強い[12])であること、それを知ったシュラウドが園咲琉兵衛=テラー・ドーパントへの対抗策として自分を利用していたこと、井坂にも同様の目的でウェザーメモリを与えていたことを知り、今度はシュラウドへの憎しみに執着しかける。しかし事件の当事者の姿を通して、シュラウドの行動理念の根底が「息子(フィリップ)を救おうとする親の愛」であったことを理解し、彼女の犯してきた罪を赦すと共に「憎しみの力ではなく仮面ライダーとして琉兵衛を倒す」と誓い、翔太郎やフィリップと共にこれを成し遂げた。ミュージアムが壊滅し、財団Xが風都から撤収した後も超常犯罪捜査課に残り、鳴海探偵事務所と共にドーパント犯罪の取り締まりを続けている。『戦国MOVIE大合戦』では彼にそっくりなヒデヨシが登場している。
『W&ディケイド』では、(TVシリーズに先駆けて)エンドロール終了後の追加シーンで風都タワーに現れ、アクセルメモリを持ちながら「風都にいる仮面ライダーは一人じゃないぜ」と発言した。
『オーズ&ダブル』で亜樹子と結婚、『アクセル』では甲斐甲斐しく主夫を務める傍ら、引き続き刑事として、同時に仮面ライダーとしてドーパント犯罪に立ち向かっている模様。
主人公の左 翔太郎を名字の「左」と呼ぶ数少ない人物である。
アクセルに変身する際の掛け声は、「変…身!」と間を空けて叫ぶが、これはWとの違いをはっきりさせるためのアドリブであることが、演じている木ノ本により明かされている。
刃野 幹夫(じんの みきお)
  • 演 - なだぎ武ザ・プラン9) / 登場作品:『エターナル』、『超バトルDVD』、『レッツゴー仮面ライダー』、『フォーゼ&オーズ』、『平成対昭和』を除く全作品
風都署の刑事。一人称は「俺」。翔太郎とは彼が幼少期の頃からの知り合いで、良き理解者。制服警官時代は不良になっていた学生時代の翔太郎を更生させようとよく追っかけまわしていた。翔太郎からは「ジンさん」と呼ばれ慕われている。ドーパント関連事件における翔太郎の手腕を信頼しており、翔太郎へ積極的に捜査情報を提供する代わりに、事件解決の手柄は貰う協力関係を結んでいる。お気楽で調子がいいものの、知人が道を誤った際には根気よく接する人格者。また非常に騙され上手で不良時代の翔太郎を追いかけては、同じ嘘に何度も騙され、嘘を言っていた相手でさえ最後は自分の嘘に付き合わされてしまう程である。肩こりが持病で、常にツボ押し器[13]を携帯している。こぶ茶が好物で、超常犯罪捜査課室の在庫が切れていると仕事中でも真倉に買いに行かせる。
翔太郎達のお陰とはいえ、これまでのドーパント関連事件について実績があったために、照井が風都署に赴任してからは彼が設立したドーパント関連事件を専門に担当する超常犯罪捜査課に配属され、彼の直属の部下になった。
本編ではそのキャラクターからいわゆるコメディリリーフのポジションにあるものの、『アクセル』では周囲の環境を巧みに利用した格闘術で傷つきながらもコマンダー・ドーパントの生み出した仮面兵士たちを叩き伏せる活躍を見せた。また彼の階級警部補である事が判明した。
『W&ディケイド』では、「死人還り」に関する情報を届ける。荘吉に打ちのめされ「探偵を辞める」と言った翔太郎の変化を見抜く。
『オーズ&ダブル』では、竜と亜樹子の結婚式に招待される。過去の風都で、メリッサのコンサートに乱入したスパイダー・ドーパントに立ち向った際、荘吉と出会っていた。
真倉 俊(まくら しゅん)
  • 演 - 中川真吾 / 登場作品:『エターナル』、『超バトルDVD』、『レッツゴー仮面ライダー』、『フォーゼ&オーズ』、『平成対昭和』を除く全作品
風都署の刑事で刃野の部下。一人称は「俺」。刃野とは違い、部外者である翔太郎が事件に関わることを快く思っておらず、しばしば衝突する。そのため刃野が翔太郎に情報提供する際は何かと理由をつけて追い払われるが、憎まれ口を叩きつつも何度も探偵事務所に遊びに来たり、オールド・ドーパントの力で翔太郎が老化した際には世話を焼くなど何だかんだで仲良くやっている。翔太郎のことは「探偵」と呼んでいる。
あだ名は「マッキー」で翔太郎に勝手に命名された。当初はそう呼ばれる度に「真倉刑事と呼べ!」と激昂していたが、何時の間にか受け入れてしまい、亜樹子からも呼ばれていた。
正論を口にすることもあるが、警察官としての信念がどこか空回りしており、翔太郎や刃野を初めとした周囲の人物からはからかわれるなど不遇な扱いを受けることもしばしば。基本的には善人だが権力に弱く、一般市民や容疑者など自分より下と見なした相手には高圧的な態度を取り、自分より立場が上な人間でも何らかの形で不利な状況に追いやられると、途端に手のひらを返すなど、典型的な「強いものには媚を売り、弱いものには威張り散らす」タイプ。

風都イレギュラーズ[編集]

風都の人間関係や裏事情に精通した、街の変わり者たち。翔太郎は彼らを情報屋として利用し、皆翔太郎のことを「翔ちゃん」と呼んでいる。

「風都イレギュラーズ」の名は、『シャーロック・ホームズシリーズ』に登場する浮浪児集団「ベイカー・ストリート・イレギュラーズ」に由来する。これはもともとは番組スタッフ間での通称として用いられていたものであり、劇中で彼らがそう呼ばれることはないが、48話冒頭の人物相関図でこの呼称が使われたほか、関連書籍[14][15]やTVSP『仮面ライダーW大百科[16]』ではこの通称で紹介されており、『Zを継ぐ者』ではフィリップ達がこの通称で呼んでいると説明された。どの人物も愛称で、本名および年齢は不明。

ウォッチャマン
  • 演 - なすび / 登場作品:『RETURNS』、『超バトルDVD』、『レッツゴー仮面ライダー』、『フォーゼ&オーズ』、『平成対昭和』を除く全作品
街中の美女を撮影して、画像をブログに掲載する趣味を持つブロガー。一人称は「俺」または「僕」。「ウォッチャマン」という名はネット上でのハンドルネーム[17]。行動範囲が広いため情報屋としては最も優秀で、翔太郎がしばしば利用する。報酬目当てで依頼には的確に応える一方、「探偵と言えば情報屋」という翔太郎の古風な探偵像を小馬鹿にしている面もある。iPhone 3Gをはじめとして、ソフトバンクモバイル携帯電話を多数愛用している[18]。また自転車マニアの一面もあって、ネットオークションで手に入れた「ふうとくんバイシクル」は一番のお宝である。
サンタちゃん
  • 演 - 腹筋善之介 / 登場作品:『RETURNS』、『超バトルDVD』、『爆笑26連発』、『レッツゴー仮面ライダー』、『フォーゼ&オーズ』、『平成対昭和』を除く全作品
時季にかかわらずサンタクロースの衣装にサングラスという出で立ちで、街の子どもたちに玩具をプレゼントしながら徘徊する男。一人称は「俺」。プレゼントは、1度だけ事件解決の小道具として翔太郎が使用したことがあるが、実際の品物としては微妙。怪しい風貌だが、子どもたちの人気者である。クイーン、エリザベスやウォッチャマンとは仲がよく、特にウォッチャマンとは「風麺」で食事をしている場面が多いが、メンマが苦手。
本人曰く財政難らしく、普段の商店の看板持ちを含めフリーターという面も持ち、自覚せずともガイアメモリ流通関係者と関わってしまったり、窓拭きのバイトで骨折するなど不運が多かったが、ミュージアム壊滅から1年後には、ペットショップの店長になっていた。
クイーン、エリザベス
  • 登場作品:『RETURNS』、『超バトルDVD』、『爆笑26連発』、『レッツゴー仮面ライダー』、『フォーゼ&オーズ』、『平成対昭和』を除く全作品
2人組の女子高生。風都の学生事情に詳しく、学生が絡む事件の際には翔太郎に情報を提供することが多い。共に典型的な「今どきの女子高生」。
作中の歌番組のコンテストにより芸能界デビューを果たした。Queen & Elizabethも参照。
クイーン
やや冷静で、エリザベスの突っ込み役を務める。一人称は「私」。
エリザベス
明るく子どもっぽい性格でフィリップが気になる。一人称は「あたし」。

園咲家[編集]

自らを「地球に選ばれた家族」と称する、風都への多大な影響力を持つ富豪一家。裏の顔として秘密結社“ミュージアム[19]を設立しており、ガイアメモリを人々に供給してドーパントによる事件を誘発させる根源的存在でもある。一家の裏の顔を知るごく一部の人間を除き、側に仕える専属のメイドたちでさえ仕事以外では関わってはならないとされ、警察すら彼らのことを詮索できない。

「理想の社会の構築」を目的とし、風都とその住民そのものを「地球の記憶」の巨大な実験場にしている。ただ、琉兵衛にその野心が芽生える以前はごく普通の裕福な家庭であり、家族で楽しい一時を過ごしていたらしいことが回想シーンで描写されている。

当初、翔太郎たちは直接対峙した霧彦や冴子以外は組織の幹部であることを知らなかったが[20]、中盤に組織を抜け出した研究者の告白により、その存在が明らかとなった。

46話にて仮面ライダーとテラー・ドーパントとの激戦の末に園咲邸は炎上、琉兵衛の死と共に遂に壊滅した。

最終回では来人を除く4人で地球の未来を来人に託し、消滅する描写がなされている。琉兵衛の妻・文音についてはシュラウド、長男・来人についてはフィリップの項を参照。

各自、園咲家の者にしか使用できない上位種のガイアメモリ・ゴールドメモリとガイアドライバーにより、通常のドーパントを凌ぐ能力を誇る幹部級のドーパントに変身する[21]

園咲 琉兵衛(そのざき りゅうべえ)
  • 演 / 声 - 寺田農 / 登場作品:テレビシリーズ、『ビギンズナイト』、『運命のガイアメモリ』
園咲家の家長で、ミュージアムの創設者にして総帥。一人称は「私」。風都博物館館長という表の顔を持つ。ケーキなどの甘味に目がなく、有能なパティシエの作った菓子を楽しむことを日課とする。また、自身も料理の腕前は高いらしく、園咲家の最後の晩餐では手料理を振舞っている。表面的には笑顔を絶やさず穏やかで、家族には優しく食事など団欒に興じるが、その本性は園咲家が風都の頂点に立つことを当然と認識し、自身の行いによる市民の被害も意に介さない非情な性格で、家族でさえも自身の意に沿わなくなれば笑いながら始末を敢行する冷徹な人物。家族の中では彼が絶対的な権力を持っており、如何なる揉めごとも彼の前では制止させられる。
組織を創設したのは「地球の記憶」の全てを解明することで園咲家を「理想の家族」にし、神の領域に登り詰めるためである。
実は最初から冴子ではなく若菜をミュージアムの後継者(女王)にするつもりだったらしく、Wの登場や冴子の造反は若菜に決意を促す「火付け役」としてあえて黙認していたに過ぎず、Wのエクストリームへの覚醒すらクレイドールの進化のための布石だったと発言している。終盤にて最終計画・ガイアインパクトにより、人類そのものを地球と一体化させることで非絶滅種族にしようと企てていたことが判明する。
最終作戦ではテラーの力で翔太郎の戦意を喪失、発狂死寸前まで追い込んだうえで、フィリップを生贄にし、若菜をガイアインパクトで完全な「神の巫女」へと昇格させようとした。しかしフィリップとの“約束“を思い出すことにより翔太郎が恐怖を乗り越えて復帰、彼の計画に隠されていた、家族を失うという「彼自身の恐怖」を指摘され動揺し、ガイアインパクトは失敗。Wとアクセルが共闘することでテラーの特性の欠点(後述)を突かれ、彼らの連携攻撃の前に敗北した。その後は炎上する屋敷の中に入り、若菜が地球の記憶を受け継いだことを確認した後、幸せだった頃の家族との思い出を回想しながらひとり炎の中でダンスを続け、崩れゆく屋敷と運命を共にし死亡した。
フィリップが若菜に蘇生させられたときは、ガイアスペースで以前の穏やかな息子想いの父親に戻っており、「この星の中からお前を見守っている」と言い残して家族と共に消えた。光栄次郎とは友人関係にある。
テラー・ドーパント
  • 身長:185cm
  • 体重:97kg
黒く伸びるマントと、饕餮を象った[22]巨大な青い冠・テラークラウンを戴いたドーパント。
園咲家が所有する上位ガイアメモリ・ゴールドメモリの中でも最強クラスの能力をもち、そのメモリだけでも、常に余裕を見せる霧彦も恐れをなすほどの威圧感を持つ。 井坂やシュラウドの回想などから、琉兵衛は少なくとも10年以上前からこのメモリを所持していた模様。井坂からは「恐怖の帝王」と比喩され、フィリップからはその威圧感から「敵の根源」と称されていた。
浮遊能力と瞬間移動能力によって神出鬼没に出現し、周囲に青黒い粘液状の精神干渉空間・テラーフィールドを発生させる能力を持つ。このテラーフィールドは効果範囲内の対象に激しい恐怖心を煽る効果があり、これにより相手を精神的に自滅させ、やがては発狂死にまで追い込む。また、自身や任意の対象を液状化したかのように吸収して別の場所に移動させたり、敵の飛び道具に対する防御壁にもなるなど、汎用性は極めて高い。
テラーフィールドによる精神攻撃によって、ゴールドメモリの中でも最高位の絶対的な実力を誇るも、単純な物理攻撃や近接戦闘においては他の幹部ドーパントの能力ほどは特化していない。だがテラーフィールドの他に、掌から石柱が容易く砕けるほどの強烈な衝撃波を放つ能力を持ち、それを相手の攻撃に合わせたカウンター攻撃として敵に零距離で撃ち込むことで、並のドーパントを凌ぐ接近戦を行う事ができる。
また、琉兵衛のテラーメモリとの適合率の高さから[23]、頭部のテラークラウンの表面部分[24]を遠隔自動操縦魔竜・テラードラゴン(体長:13.6m)として分離することができ、上記の欠点を補って余りあるほどの強力な物理攻撃を行うことが可能。しかしテラードラゴン分離時はテラーフィールドの源となる恐怖のエネルギー・テラークラウドをテラードラゴンに費やしていることから、テラーフィールドを発生させられなくなるという別の欠点が生まれるため、分離時はテラードラゴンと離れず共に戦闘する必要がある。
W・アクセルとの最終決戦の際には、アクセルにテラードラゴンとの行動を分断されWと戦闘、前述の衝撃波を零距離で撃ち込もうとするも、恐怖を乗り越えたW CJXにはカウンター攻撃を合わせる事が出来ず「ダブルエクストリーム」を受けてメモリブレイクされ、同時にテラードラゴンもアクセルタービュラーのマキシマムドライブで倒された。
レッツゴー仮面ライダー』ではショッカーと結託した組織・種族から集まった国連会議の11人の代表者の一人として登場する。
仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦MEGA MAX』では財団Xが作り出した再生体のレプリカが登場。仮面ライダーストロンガーと戦い、電キックで倒された。
園咲 冴子(そのざき さえこ)
  • 演 / 声 - 生井亜実 / 登場作品:テレビシリーズ、『ビギンズナイト』、『運命のガイアメモリ』、『爆笑26連発』
園咲家の長女。30歳。一人称は「私」。ミュージアム傘下でガイアメモリを製造販売する会社「ディガル・コーポレーション」の社長を務めており、優秀な経営能力と卓越した戦闘能力を持つ。性格は冷酷非情で、ビジネス面で自分の利益となる話でなければ聞く耳すら持たず、一度無能、用済みと判断した者は容赦なく切り捨て、目的のためならば身内であろうと犠牲や利用も平然と行う。
幼少より一家の跡継ぎとしてスパルタ教育を受けており、父への憎しみで「琉兵衛を倒して自分がミュージアムを統括する」という野望を抱いている。若菜に対しては自由奔放に育てられていたことを目の敵にし、憂さをぶつけていた。
フィリップ(来人)奪回の失敗などにより新型のガイアメモリの開発が難航し、琉兵衛から釘を刺され焦りを浮かべ、新たに自分の利益になると判断して井坂に接近する。さらに彼と関わり続けてその真意を聞いたことから結託、琉兵衛を追い落とそうとミュージアムを離反するが、井坂の死によって計画は予想外の失敗に終わり、反逆者としてミュージアムから追われる立場となる。
その後も逃亡を続けていたが、ミックの奇襲によりメモリを奪われるも加頭に保護され、彼に協力関係を結ぶよう申し込まれるが、それを拒否し、自身の意地のみで家族へ復讐する道を選んでいる。
若菜との激しい戦いでナスカメモリをブレイクされた後、「ミュージアムの新しいトップ」として加頭に身柄を狙われることとなった。憎しみの中にも自分を認めさせたかった父を失ったことで何かが吹っ切れたのか、翔太郎達に協力的な態度を見せており、彼らに財団Xの存在や加頭の拠点「チャーミングレイブン」の場所を知らせるヒントを教えた。
フィリップを失いたくない故にWに変身せず、単身でユートピア・ドーパントに立ち向かい、殺されそうになっていた翔太郎を救助し、ユートピア=加頭を攻撃するもNEVERである彼を倒せず、逆に若菜ともども拉致される。
その後も園咲の人間としてのプライドから加頭に反抗し、若菜を逃がすためにタブーに変身して戦うが、圧倒的な力を持つユートピアには敵わず倒されてしまう。そして「最も憎んでいた妹を救おうとして死ぬ」という自らの皮肉な運命を自嘲しながら駆けつけた翔太郎の前で息を引き取った。
ガイアスペースではフィリップや若菜に対して優しい昔の性格に戻っており、フィリップに「風都を守る風でいなさい」と励まし家族と共に消えた。
タブー・ドーパント
  • 身長:200cm
  • 体重:72kg
女性の上半身と芋虫のような下半身[25]を持つ赤いドーパント。目元に眼球がなく、下半身の先端に単眼がある。
ビギンズナイトで、初めて翔太郎たちと対峙した。名前の「タブー」とは、冴子自身の「目的のためなら手段を選ばない」という行動心理も意味している。
常に空中を浮遊移動し、手から強力な破壊光球を放つ。また井坂の度重なる「治療」を受けたことで、通常のドーパントの能力に対する高い抵抗力を得ている。
ミュージアムから追われていた際にスミロドンの強襲によってガイアドライバーを破壊され、メモリは琉兵衛に回収されたが彼の死後は加頭によって再び冴子のもとへ返還された。その後はRナスカと同じく胸元のコネクタに直挿ししていた。
Rナスカ・ドーパント[27]
  • 身長:198cm
  • 体重:92kg
タブーメモリを奪われた冴子が、以前に自身が霧彦から回収・保管していたナスカメモリをミュージアムから盗みだして使用した新たなナスカ・ドーパント。
井坂の遺志を継いだ直挿し(コネクタは胸元)のためガイアドライバーが存在せず、基本カラー及びコアの球体の色が赤[28]へと変化している。Rナスカの「R」には、基本カラーの「レッド(Red)」、冴子の復讐心である「リベンジ(Revenge)」など複数の意味が込められている。
基本的な戦闘方法はナスカ(霧彦)と同様だが、霧彦が「レベル2」まで開放させたメモリを直挿ししたことで、よりそのメモリの力に心酔したことと冴子自身のナスカメモリとの驚異的な適合率、彼女が持つ高い戦闘能力などの要因も重なり、霧彦が開放した「レベル2」からさらに先の「レベル3」にまで到達し、霧彦が変身したナスカを上回る戦闘能力を発揮、アクセル・トライアルと互角の高速戦闘を行いながらのタブー・ドーパント同様の破壊光弾による全方位攻撃も可能となっている。また、前述の通りナスカメモリとの適合率が驚異的に高い為、霧彦とは違い、毒素は冴子には無効だったと思われる。
クレイドールエクストリームとの戦いで敗北した際、メモリブレイクされた。
『MEGA MAX』では他の園咲家のドーパントと共に再生体として登場。仮面ライダー1号と戦うもライダーキックで倒された。外見はRナスカだったが声は男性のものとなっていた。
園咲 若菜(そのざき わかな)
  • 演 / 声 - 飛鳥凛(幼少期:笠菜月) / 登場作品:テレビシリーズ、『ビギンズナイト』、『運命のガイアメモリ』、『爆笑26連発』
園咲家の次女。21歳。一人称は「私」。ラジオ局「ウインドウェーブ」の人気番組「園咲若菜のヒーリングプリンセス」のパーソナリティー。風都では絶大な人気を誇るアイドルで、ファンからは「若菜姫」と呼ばれる。刃野やフィリップも彼女のファン。姉の冴子と違って表向きは人当たりが良いが裏では周囲のあらゆる人間を見下しており、気に入らないことがあると露骨に不快な顔をして舌打ちするなど、裏表の激しい性格である。
スパルタ教育を受けていた冴子に比べると甘やかされて育っており、その為子どもの頃に冴子から八つ当たりで酷い苛めを受けており、それが現在の性格を形成した要因となっている。冴子に対してことあるごとに突っかかりや因縁をつけ、彼女が失態を犯した時には陰でせせら笑い、霧彦や井坂といった冴子が見染めた男性もことごとく嫌っている。しかし、自分を慕っていた弟・来人には愛情を持っていたため冷徹な心の中にも良心や優しさは残っており、彼女自身が弟の面影を重ねるフィリップとの交流を通し、そんな自分と向き合うようになる。
冴子の離反と、彼女の代わりに後を継ぐことになったせいで前以上に不安定な状態が顕著になっていき、迷った末にフィリップと駆け落ちを図るも琉兵衛に阻止され、フィリップの素性を明かされた上で「この星のため」と説得を受け(前者に関しては直接劇中で描写されていない)、一転してミュージアム後継の道を選ぶことになる[29]。組織のリーダーとしての才覚は冴子よりも優れており、彼女がミュージアムを指揮監督するようになってから計画の進行の遅延が改善している。
ガイアインパクトを実行のためにフィリップを制御プログラムとして地球の意思に接続しようとしていたが、翔太郎の復活により失敗。だがその身に地球の意思が宿った状態で一命は取り留めた[30]が、加頭に連れ去られる。データ化した状態で財団Xの持つ人工衛星にダウンロードされるところだったが、冴子によって阻まれフィリップの依頼によってその場に現れた翔太郎に救出される。その際、自分を憎んでいたはずの姉に助けられたことに衝撃を受けていた。
Wとユートピアの最終決戦の後は、警察病院にその身柄を保護されたが脱走し、その際に翔太郎の話から、自分のためにフィリップが消滅してしまったことを知る。その後は父や地球のためではなく、今の自分が本当に望むことは何かを考える。母・シュラウドの下を尋ね教えを請い、自らの身体をフィリップ復活のための代価として使うことを決意した(本人は「私なりのガイアインパクト」と称している)。その身体はエクストリームメモリとして再構成され、翔太郎の窮地を救い、メモリの内部空間で約一年かけてフィリップを完全な身体に再構築した。
クレイドール・ドーパント
  • 身長:170cm
  • 体重:150kg
白い陶器人形のようなドーパント。ドライバーのメモリ挿入口が背中側に位置するため、ドーパント形態の球体は腹部でなく背中側にある。冴子からは「護身用のおもちゃ」と呼ばれていた。
重力を攻撃に転用する能力を持ち、左手からは黄色い重力エネルギー弾を連射し、右手からは重力波によって威力を増した重いパンチを繰り出す他、天井を歩くこともできる。また陶器でできた全身は、粉々に砕かれても破片が自動的に再結合し、何事もなかったかのように復元される高い再生能力を持ち、この状態では死ぬことはない。
一度井坂にドライバーを細工されて、タブーを上回る攻撃力を持つようになったことがある。ガイアプログレッサーを体に融合してからはこの状態での全体的な能力も上がっている。
『MEGA MAX』では他の園咲家のドーパントと共に再生体として登場。仮面ライダーV3にエネルギー弾で攻撃するも全て避けられた末、V3反転キックで倒された。
クレイドールエクストリーム
  • 身長:428cm
  • 体重:800kg
クレイドール・ドーパントの体に、有機情報制御器官試作体「ガイアプログレッサー」[31]遺伝子操作[32]によって融合させることで、クレイドールにエクストリームの力を付加した究極形態。
体長4mという巨体となり、頭部がタブー同様不気味な女性の素顔、下半身が遮光器土偶の意匠が取り入れられたドレスのような姿となる。声は男性のようなものになるが、男性声優の声ではなく、エフェクトを加えた飛鳥の声が使われている。元々「クレイドール=土人形」とは古代の人間が神への祈りを込めるための「器」として作り出されたものであり、その性質を持つが故に完成させることができたと言える存在。琉兵衛曰く「地球という神の巫女」[33]
常に空中を浮遊して移動し、クレイドールの両腕が変化した両肩の突起を鞭のように伸ばして操ることによる打撃や、W CJXのマキシマムドライブに匹敵する威力の赤黒い重力破壊弾によって、他を圧倒する攻撃力を発揮する。重力弾の溜め撃ちも可能(この際はタブーの破壊光球と同じ色になる)で、たった一発であたり一面を焼け野原にする程の威力を持つ。また重力弾と同色のワームホールにより移動が可能。当然、巨体での踏み潰しも強力な攻撃となる。さらにフィリップ同様、「地球の記憶」に接続することが可能となり、若菜は「地球の本棚」で彼と接触できるようになる。シンクロ率はフィリップを凌ぎ、地球の本棚の中で変身し、攻撃することも可能。また、一度クレイドール・ドーパントになってからでないとクレイドールエクストリームにはなれない。
父・琉兵衛と共にガイアインパクトを行おうとした際に、制御データとしてその身に取り込んでいたフィリップの意識を、Wの変身システムを応用した翔太郎に無理矢理引きずり出され、エラーを起こす。さらにフィリップの肉体データを取り戻すために飛来したエクストリームメモリに身体を貫かれたことで変身が解け、ガイアインパクトは阻止された。
園咲 霧彦(そのざき きりひこ)
  • 演 / 声 - 君沢ユウキ / 登場作品:テレビシリーズ、『ビギンズナイト』、『爆笑26連発』
旧姓は須藤(すどう)。黒スーツ姿に妹・雪絵(ゆきえ)[34]が婚約祝いに贈った白地の中央に一点血が滲んだような配色のスカーフを着けている。一人称は「僕」もしくは「私」。元はディガル・コーポレーションに勤務する一介の「闇のセールスマン」だったが、史上最高の優秀な営業成績を冴子が見初めて園咲家の婿養子として街の名士に成り上がり、組織の幹部入りを果たした。婿入り後は冴子直属の部下としてガイアドライバーとガイアメモリを授けられ、商談や戦闘などの第一線に立っていたが、それを常に妨害するWに興味を持ち、その正体が翔太郎であることを知って幾度となく挑戦する。
キザな性格で相手に対し得意げに話す癖があり、余裕と営業用の笑みを常に絶やさない。自信家な性格だが陰での鍛錬も欠かさない。ガイアメモリについては、「人間を素晴らしい存在に進化させる理想的な手段」との見解を持つが、同時にガイアメモリの危険性も理解し、相応に分別や矜持に拘りを持つために、未来を担う子供達にはガイアメモリを売らない主義を頑なに貫く姿勢を持つ。
同じ風都育ちの翔太郎と同様に純粋に風都を愛し、風都のマスコットキャラクター「ふうとくん」をデザインしたのは幼少時代(小学3年生にコンクールで入賞している)の彼。ある日、顔をタオルで覆われて散髪を受けていた際、たまたま隣に座っていた翔太郎と意気投合。直後に相手の正体を知って戦うことになるが、互いに街を愛するものと認識し合う。また、そのことから唯一の肉親である雪絵に、何かあったら鳴海探偵事務所を頼るよう言い遺していた。
ミュージアムが子供を含めた風都の住人はおろか自分さえも「実験台」としか見ていなかったことを知り、園咲家から離反。Wと共闘した後、自分の末路を悟りつつ、翔太郎に「ふうとくん」のキーホルダーと街の未来を託して去る。その後冴子に「用済み」と判断されて処刑され、その身体は灰塵と化して消滅した。表向きには事故死扱いだが、「風都を愛する者同士」として翔太郎も彼の死の報道に虚無感を覚えた。
『W&ディケイド』では、「死人還り」を行うドーパントの力に目を付け、彼と戦うWを襲撃する。偶然琉兵衛と屋台にいた栄次郎(スーパー死神博士)を「死人還り」を起こした者と予測していた。DC版で三人一緒に変身するシーンが追加される。
ナスカ・ドーパント
  • 身長:215cm
  • 体重:112kg
ナスカの地上絵のような模様が刻まれた青い騎士の姿をしたドーパント。両肩からは長いマフラーが伸び、これを自在に操ることによって標的を捕縛する能力を持つ。手から放つ光弾や、専用武器である剣・ナスカブレードを用いた高速戦闘を得意とする。また、背中からエネルギー翼・ナスカウイングを発生させ、それを利用しての飛翔能力をも備える。また力を使いこなすにつれて、肉体とメモリのリンクレベルが上がっていき、様々な特殊能力が付加されていく特徴を持っており、「レベル2」に達することで音速に達するほどの超高速移動能力を獲得した。
しかし、秘められているメモリの力があまりにも強大なため、力を開放するにつれてガイアドライバーを使っても肉体はメモリの毒素に蝕まれ、やがては死に至る。ナスカメモリは霧彦の死ぬ直前に冴子に回収され、ディガル・コーポレーション社長室の隠し金庫に密かに保管されていたが、後にタブーメモリを失った冴子によって持ち出される。
ミック
  • 登場作品:テレビシリーズ、『ビギンズナイト』、『運命のガイアメモリ』、『爆笑26連発』
園咲家の飼い。品種はブリティッシュショートヘア[35]。琉兵衛がフィリップ=来人の3歳当時に買い与えた猫で、名付け親もフィリップ。猫ではあるが琉兵衛に寵愛され、園咲家では晩餐会に参加するなど親族の人間と同等の扱いを受け、メモリと首輪型のドライバーを与えられている。家族には懐くが、霧彦や井坂には全く懐かない。食事の時には琉兵衛に抱かれている。
ミュージアムでは、組織への反逆者や失態を犯した構成員の抹殺を行う処刑人の役目を担っており、琉兵衛の命であれば家族である霧彦や冴子であろうとも、容赦なく抹殺の対象として追跡・始末する。ただし、本来猫であるためか命令されたことしか実行せず、状況の変化には対応できない。
少なくとも14歳以上[36]とかなりの老齢ながらまだまだ元気で、普段は猫らしく屋敷内や街を自由気ままに徘徊している。しかし知能は非常に高く(あくまで猫としては)、琉兵衛直属の用心棒を務めており、猫ならではの隠密性を活かした標的の追跡・捕獲、要人の護衛といった諜報活動も行っている。
終盤でW&アクセルと最終計画のキーアイテム・イーヴィルテイルの争奪戦を繰り広げるが、園咲家のデータを読んだフィリップが仕掛けた、飼い猫としての習性を利用した術中にはまり、「メタルスタッグブレイカー」によりドライバーをピンポイントで破壊されてメモリブレイクされる。その場ではテラーの出現で逃亡したが、ミュージアム壊滅後フィリップの「依頼」により翔太郎が保護し、最終的に鳴海探偵事務所の飼い猫となった。メモリの使用時には琉兵衛の命令に忠実に従うが同時に自らの意志で戦闘をすることは無く、新しい飼い主である亜樹子らにもすぐに懐いたことから、本来は争いを好まない非常におとなしい性質の猫であると推測される。
テレビ本編最終話には登場しないが、冒頭で翔太郎がキャットフードを購入しているシーンがあるため、存命していることが窺える。
スミロドン・ドーパント
獣人型のドーパント。変身すると人間大まで巨大化するが、あくまで猫であるため人語は話せない。
変身時は人間がメモリを挿入する必要があるが、変身の解除は自らの意思で行える。また、このような特殊性からかスミロドンメモリは琉兵衛も起動可能。なお首輪の後頭部からメモリを挿入するが、他の園咲家の面々と同様、金色の球体を持ったドライバーが腹部に現れる。
獣型ならではの高い身体能力が特徴であり、高速移動と俊敏なアクションによって、ルナトリガーの追尾弾を容易くかわし、アクセルトライアルでさえ逆に翻弄してしまうほどの圧倒的な機動力を持つ。さらに素体が猫であるため、人間を凌駕する反射神経も持ち合わせている。両腕に装備されている、と一体になった装甲を武器とし、高い腕力を活かして爪をふるうことで、生身の人間ならば粒子化・消滅させてしまう一撃を放つ。また両腕の装甲を組み合わせることで獣の顔のような模様が出現、その目の部分・キャッツアイから強烈な破壊エネルギー光弾を発射する能力をも備える。
毎回ドーパントに変身してから出撃していたため、翔太郎らはメモリブレイクするまで正体がミック(猫)であることを知らなかった。
『MEGA MAX』では他の園咲家のドーパントと共に再生体として登場。仮面ライダーアマゾンと戦い、大切断で倒された。
マスカレイド・ドーパント
  • 登場作品:テレビシリーズ、『ビギンズナイト』、『運命のガイアメモリ』、『スカル』、『エターナル』、『MOVIE大戦MEGA MAX』、『MOVIE大戦アルティメイタム』
下級のドーパント。コネクタは右の首筋。メモリは量産されており園咲家や財団Xに仕える男たちが変身するが、着衣(タキシード)はそのままの状態で残り、頭部のみが背骨かムカデを思わせる覆面のような姿に変身し、通常のドーパントに見られる球体がない。身体機能の向上以外には特殊な能力は持たず、肉弾戦や拳銃などで戦う所謂戦闘員的な存在。警察が持つごく普通の拳銃の他、翔太郎や照井のような戦い慣れした人物なら格闘戦でも倒すことが可能で、倒されるとメモリブレイクされずに爆発して消滅する[37]
仮面ライダーオーズ/OOO』第28話(ライダーシリーズ通算1000回記念話)では元ショッカー戦闘員・千堂院の欲望から生み出された戦闘員軍団に混じって登場した。正体はヤミー(『オーズ』の怪人)。
『MEGA MAX』ではレム・カンナギ配下の白服も登場した。

財団X[編集]

加頭 順(かず じゅん)
  • 演 - コン・テユ / 登場作品:TVシリーズ・『エターナル』・『爆笑26連発』
財団Xのミュージアム担当エージェントで、詰襟の白いスーツを着た青年。一人称は「私」。ミュージアムの経営体制を管理しており、完全に無表情だが、一種の感情表現なのか不意に手にしている物を床に落とす癖がある。
園咲家の正面から出入りする数少ない人物であり、琉兵衛に対しても進捗状況を伝える際、無感情かつ慇懃無礼に接する。ちなみに冴子はミュージアムの元幹部でありながら、彼の存在を知らされていなかった。
琉兵衛と商談している裏で彼を裏切った冴子を匿い、無償でミュージアムの動向・情報を提供している。その動機は曰く彼女への好意からであり、「財団としてではなく、一個人として支援している」と言っている。しかし最も知られてはいけないはずの琉兵衛・若菜に冴子を助けた事が露見しても平然と対応していた。表情による感情表現が乏しいためになかなか信用されないと語っており、冴子にも支援の動機は冗談だと思われていた。
琉兵衛の死後は若菜の身柄を独自に確保、若菜をデータ化して財団Xの人工衛星にインストールし、地球規模でのガイアインパクトを行おうと企む。そのために冴子をミュージアムの後継者に擁立し、表舞台に姿を現しW達と対峙する。本来、園咲の者にしか使用不可能なゴールドメモリの一つであるユートピアメモリ・ガイアドライバーをスポンサー特権として所持。ユートピアメモリとは適合率98%と驚異的な適合率を示し、ユートピア・ドーパント変身時はドーパントの中でも最強クラスの恐るべき実力を発揮する。
彼は財団Xの様々な投資対象の優れた超人化技術を、実演を兼ねて全て取り込んだテストタイプ超人兵士のエリート[38]としての側面を持ち、『運命のガイアメモリ』・『エターナル』に登場した死者蘇生兵士・NEVER(ネクロオーバー)の通常兵器を一切受け付けない不死身とも思える程の強靭な肉体を持ち、タブー・ドーパントの猛攻にも生身で耐えてみせた。その上『エターナル』に登場した超常能力を増幅する細胞処置を受けた超能力兵士・クオークスとしてパイロキネシスサイコキネシスの能力を持ち[39]、TVシリーズでの戦闘時には他にも雷・竜巻・地割れを発生させる事まで可能。
ガイアインパクトを実現すべく、Wへの変身を拒む翔太郎を一蹴し、アクセルにその圧倒的な力で重傷を負わせる。さらにフィリップの心の揺らぎが若菜のエクストリームの力を促進する事を見出し、風都の人々の”生きる希望”を奪って仮死状態にする事で、フィリップに精神的な苦痛を与える。そのやり方に反発し、自分を裏切った冴子をその手で葬ったが、翔太郎の決死の行動により若菜を救出され、ガイアインパクトを阻止される。
最終決戦では抑えていた激情を露にしてWに挑むが、最期は翔太郎曰く、フィリップの"最後の想い"が込められた事で能力が著しく向上したCJXのエネルギーを取り込もうとした事が仇となり劣勢に追い込まれ、エクストリーム・プリズムメモリのツインマキシマムである「ダブルプリズムエクストリーム」を受けてメモリブレイクされ、自身も消滅した。死に際に「人を愛することが罪だとでも?」と述懐しており、財団Xの組織としての目的以上に愛した冴子に尽すという彼個人の目的を重視していた事が伺える。
『エターナル』では風都に着任する以前の彼が登場。T1ガイアメモリ・エターナルで試用変身し、仮面ライダーエターナル レッドフレアとして大道克己を襲撃、その後も克己が変身した仮面ライダーエターナル ブルーフレアと今度はユートピア・ドーパントに変身して戦うも、「エターナルレクイエム」を受け強制変身解除され殺害される。その死体は財団Xに回収され、有能な人材である加頭はNEVERとして復活させられる事となる。
名前の由来は、数字に非常に拘る性格であることから「数」及び「順番」の「順」[40]
ユートピア・ドーパント
  • 身長:222cm
  • 体重:111kg
黄金の甲冑を纏った騎士の様な姿[41]のドーパント。本来、園咲の者にしか使用不可能な上位ガイアメモリ・ゴールドメモリの一つだが、スポンサー特権として加頭が所持、使用する事で変身。テラー・ドーパントに匹敵する程の最強クラスの能力を誇る。
変身時はメモリが自我を持つかの様に自動的にドライバーに挿入され、周囲の人物・物体は浮き、変身時の青炎・雷撃に吹き飛ばされる。ユートピアとは「理想郷」という意味だが、加頭によって「希望」の力のメモリであると説明されており、彼はその能力で風都の人々を襲いながら「まさに私にとっての理想郷」と口にしている[42]。またガイアドライバーのカラーリングが園咲家の物は銀色なのに対して黒色(形状も園咲家の物とは異なる)で、中央の球体も金色ではなく青色となっている。
手にしたステッキ・理想郷の杖を振る事で重力引力斥力を自在に操る力[43]、人の"生きる希望"を奪って自らのエネルギーとして強化する能力を持つ[44]。"生きる希望"を奪われた者は顔が奪われた仮死状態となる(いわゆるのっぺらぼう)。またガイアメモリから力を奪う事も可能な様で、アクセルトライアルからアクセルに強制的に戻したり、タブー・ドーパントを強制変身解除に追い込んでいる(加頭曰く「"生きる気力"を奪い、私の力とした」)。速度にも秀で、アクセルトライアルの高速攻撃をも完封した。必殺技はその全身に黄金のオーラを纏って放つ、きりもみ回転を加えたドロップキック
上記のドーパントとしての能力だけでなく、加頭自身の能力として死者蘇生兵士・NEVER(ネクロオーバー)の通常兵器を一切受け付けない不死身とも思える程の強靭な肉体、超能力兵士・クオークスとしてのパイロキネシスサイコキネシスの能力を持ち、TVシリーズ登場時には他にも雷・竜巻・地割れを発生させる事も可能で、ドーパント・NEVER・クオークスなどといった財団Xの様々な投資対象の優れた超人化技術の特性を全て併せ持つ[39]強敵としてW達の前に立ち塞がった。また戦闘時以外の能力では、対象にイメージを伝える精神感応能力を持つ様であり、電話を通してフィリップに風都の人々を襲っている事実を伝えて彼を精神的に追い込んだ。
『エターナル』では風都着任以前に仮面ライダーエターナル ブルーフレアと対戦経験があった事が判明。この時はまだNEVERとしての身体強化以前で不死身でもなく、雷・竜巻・地割れなども発生させておらず、主に理想郷の杖からの斥力・クオークスのパイロキネシスを使用して戦った。なおこの戦闘で死者であるNEVER相手ではユートピア最大の利点である"生きる希望"を奪い自身を強化する能力が発揮出来ず、相性が悪い相手である事が加頭本人の口から語られている。
『レッツゴー仮面ライダー』ではショッカーの怪人連合として登場している。
田端
  • 演 - 竹岡常吉 / 登場作品:TVシリーズ・『運命のガイアメモリ』・『エターナル』
財団Xのメンバーの一人で加頭の部下。組織・加頭への忠誠心は篤く、エターナルに敗北した彼を「財団Xはあなたを失うわけにはいかない」とNEVERとして蘇らせる事を最初に提案した。
T2ガイアメモリを運搬中、大道克己に襲撃されエターナルメモリを奪われるがヘリ共々自爆して、全てのメモリをその場で強奪されるのを防いだ。
僅かな登場ながらTV本編・劇場版・Vシネマを通じて、それぞれ後の展開に大きな影響を与えた人物でもある。
ネオン・ウルスランド
  • 演 - ガウ / 登場作品:テレビシリーズ
財団Xの局長。加頭の上司の女性で、彼と同様に詰襟の白いスーツを着ており、彼以上に冷酷にして無表情。
ミュージアムの壊滅後に登場し、加頭に新たなる拠点として、表向き製薬会社としての顔を持つ「チャーミングレイブン」を提供する。白いストップウォッチを持っており、会話の時間を常に計測している。
CJXと加頭=ユートピア・ドーパントとの戦闘を離れた所から見届け、加頭が敗れ去るとガイアメモリに完全に見切りをつけ立ち去り、財団Xは風都におけるガイアメモリ事業から完全に手を引いた。
なお彼女の携帯端末には投資対象候補のデータとして、死者蘇生兵士・NEVER(評価:B+)・シリーズ次回作『オーズ』のキーアイテムである「オーメダル」が「COREMEDAL & CELLMEDAL」(評価:A)として情報が記録されていた。

その他の人物[編集]

シュラウド
  • 声 - 幸田直子 / 登場作品:テレビシリーズ、『爆笑26連発』、『スカル』
全身を黒ずくめの服に包み、顔をサングラスと包帯で覆った長髪の女。一人称は「私」。その容貌から、亜樹子には「ミイラ女」と呼ばれた。家族の仇への復讐に燃える竜にアクセルとしての力を与えた人物。また鳴海探偵事務所を古くから知ると発言するなど荘吉との関わりも示唆されており、フィリップのミュージアムからの救出を荘吉に依頼し、彼の救出後も新しいメモリガジェットの設計図とギジメモリを送付し、窮地にはアクセルに与えたガンナーAやエクストリームメモリで救出するなど、度々支援を行っている。
本名は「園咲 文音(そのざき ふみね)」。琉兵衛の妻にして、冴子・若菜・フィリップ(来人)の実母である。ミュージアムの科学者としてガイアメモリ研究に携わっていたが、最愛の息子をミュージアムの道具として奪い、さらに自分を用済みと切り捨てた琉兵衛への復讐を決意。家族の下を離れて様々に暗躍するようになった。打倒琉兵衛を狙う井坂にウェザーメモリを提供した張本人でもある。若いころの回想シーンでも素顔は最後まで明らかにならなかった。
ライダーやドーパントには変身しないが、炎を操る能力を持つほか、護身武器にシュラウドマグナムというトリガーマグナム[45]に似たハンドガンを持つ。これにボムのガイアメモリを装填することにより、着弾寸前に四散し、それぞれが敵に向かう光弾を発射するマキシマムドライブを発動する(技の名称は不明)。
竜にメモリとドライバーを渡したのは、彼が精神干渉タイプのドーパント(すなわちテラー)の攻撃に耐性のある特殊体質に加え、テラーの恐怖心に打ち克てる強い力、すなわち自分と同じ「家族を奪われた憎しみ」を持っていたためであった。これにより竜をアクセルとして闘わせることで強く鍛えあげた上で、最終的には竜とフィリップを究極のWサイクロンアクセルエクストリームに変身させ、琉兵衛を倒させようと考えていた。このため意図せずも双方に関わり計画の異分子となりかねない不確定要素の翔太郎に対しては否定的な言動が多く、フィリップと接触した際翔太郎と縁を切るよう忠告する。フィリップの進化により変身後のWが不安定になりつつあったこともあり、フィリップも一度はその言葉を受け入れかけたが、亜樹子の仲介により二人は和解し、その後の戦いで初めてWがCJXに覚醒した時も苛立ちと共に翔太郎を認めない態度を示している。また竜の戦う原動力が「憎しみ」から「他人を守ろうとする意志」に変化したことにも失望を見せた。
計画の最終段階として、他者を老化させる精神干渉タイプのオールド・ドーパントを利用することで、竜の特殊体質を確認すると共に翔太郎を老化させることで排除し、竜とフィリップにWへと変身することを促す。その後井坂にメモリを提供したことが竜の耳に入ったことを利用し、竜に自身こそが復讐の元凶であると誤解させ、自身を殺させることで竜の憎しみを再燃させようとした。
そもそも彼女が井坂にウェザーのガイアメモリを渡したのは、彼がテラーのガイアメモリを手に入れるために琉兵衛を倒すだろうと予想していたからである。結果的にその行動は「暴走した井坂による無差別殺人」という惨劇を招くきっかけとなり、彼女も内心では竜の家族をはじめ、多くの無関係な犠牲者を出したことを悔いていた。最終的に竜にその良心と彼女の復讐心の正体が「息子・来人を救いたい」という愛情であることを見抜かれ、「琉兵衛は俺達3人が憎しみ以外の力で倒す」という宣言を聞き、竜に対して家族のことを深く謝罪、自分の復讐劇をドロップアウトする。同時に翔太郎に対する考えを改め、フィリップの相棒であることを認め、信頼を寄せるようになる。琉兵衛に対しても自身の敗北は認めているが、彼らの勝利を確信している節が見られる。
以降は傍観者という立ち位置を続けながらも「一人の母親」という意思が強く見られ、ガイアインパクトの生贄として囚われたフィリップ、フィリップの消滅の事実を知り悩む翔太郎、フィリップの消滅を知り愕然とする若菜らに彼らなりの答えを見つけられるように助言を与えた。しかし最期に若菜に声をかけたと同時に彼女の腕の中で安らかに息を引き取り、役目を終えたかのようにその生涯を閉じた[46]
『オーズ&ダブル』では、若い頃の姿が描かれ、彼女が荘吉の幼馴染で、彼にロストドライバーとスカルメモリを託したことが判明する。
井坂 深紅郎(いさか しんくろう)
  • 演 - 檀臣幸 / 登場作品:テレビシリーズ、『爆笑26連発』
42歳(1967年10月20日生まれ)。井坂内科医院[47]の院長。一見すると穏やかで物腰柔らかい印象であるが、裏世界での顔はドーパント専門の外科医で、ドーパントの能力に対する異常なまでの貪欲さを持ち、それを満たすためには手段を選ばない狂気を秘めており、他人の心を見透かす不気味さを放つ人物。竜が探していた家族の仇・「W(ダブリュー)のメモリの持ち主」その人である。
かつては「自分が何者であるのか」という疑問を解明するために生命の研究に没頭していたが、その答えを見出せずに自暴自棄となっていた10年前にテラー・ドーパントを目撃。彼に恐怖と同時に感動を覚え、琉兵衛を倒しそのメモリを手に入れることを誓ってガイアメモリの世界に傾倒、現在の人物像ができあがる。打倒琉兵衛を狙うシュラウドにウェザーメモリを与えられたが、その力に魅了されて暴走し、目的のためなら手段を選ばなくなる。風都の住人だけでなく自身をも被験体にし、物語開始時の昨年にあたる時期にはメモリの性能を試すために様々な手法で周期的な連続殺人を実行していた。照井の家族を殺害したのもその過程でほぼ無差別に選んだ対象の一つに過ぎず、この暴走はシュラウドの予想を超えたものであり、彼女に内心で後悔させることになった。
ガイアメモリとは直挿しすることに意味がある」との理念から、メモリの力を一部でもスポイルするドライバーの使用や仮面ライダー用の精錬されたメモリの存在には否定的で、ドライバー不使用による副作用や力の暴走にも利用価値を見出している。これらの行いによって冴子には「ガイアメモリが生んだ突然変異の化け物」と称されている。これらの独自の実験は一定の成果を得ており、1人につきメモリ1つが限界容量であることを無視し、肉体に日々複数のメモリを挿入することで、メモリの「地球の記憶」そのものを取り込めるよう強化されており、メモリに特殊な操作を施した状態で過剰適合者に使わせることで、メモリの力を使用者が死ぬレベルまで増幅させた上で使用者の死後に回収、自らがそのメモリを取り込みパワーアップしようと目論んでいた。その代償として異常なまでのエネルギー摂取が必要となっており、常軌を逸する食欲と食事量をもつ。
その研究成果からミュージアムの重要な支持者としての待遇を受けており、園咲家とは何度も会談を行っているが特定の組織に従うことは好まないため所属はしていない。その異様さは園咲家の面々にも認識されており、琉兵衛は「少々危険な人物」と評し、特に若菜は得体のしれない不気味さに加え、勝手にドライバーをいじられたこともあって露骨に嫌悪している。琉兵衛とは表向きでは協力関係にあるが、若菜の治療の一件や自身の目的もあり一触即発の状態であった。また自分の楽しみ(実験)を妨害した者に対しては徹底的に排除する執着心を持つ。
とある事件の調査で検問した竜の前で変身したことにより正体が露見、病院を去り園咲家の食客として暫し滞在する。それから暫くはミュージアムの用心棒のような存在として度々ライダーの妨害を図るが、後に期が熟したと判断して琉兵衛を倒す最終段階に入る。それはミュージアムの保管庫から盗み出したケツァルコアトルスメモリ[48]を自分の能力に加えることであり、メモリの過剰適合者である島本 凪(しまもと なぎ)を恐怖の感情で支配しよう[49]と画策。凪の心の支えとなっていた竜を完全に亡き者にしメモリを完成させようと決闘を申し込むが、「復讐」ではなく「守る」為に戦うことを決意した彼が新たに手に入れたトライアルメモリのマキシマムドライブ「マシンガンスパイク」を受けメモリブレイクされる。さらにガイアメモリの過剰摂取や改造メモリの使用などによるデータコンフリクト(反動)により全身にコネクタが出現、そして翔太郎達に「お前達の運命はシュラウドという女に仕組まれていた[50]」と言い残して、コネクタに蝕まれて肉体組織が分解され消滅。翔太郎からは「悪魔にはふさわしい最期」と評された。
ウェザー・ドーパント
  • 身長:248cm
  • 体重:115kg
白を基調し陣羽織や丁髷などに似た姿[51]のドーパント。単一の事象を記憶・再現する他のドーパントとは異なり、冷気・濃霧・竜巻・灼熱・落雷・黒雲・降雨・蜃気楼・集中豪雨など様々な気象現象を模した多彩な攻撃手段を持つ。その能力は園咲家の上位ガイアメモリに匹敵、戦況によっては上回る。またWのハーフチェンジが追いつくことなく、かつWやアクセルのマキシマムドライブをも上回る攻撃を連発する。単純な格闘戦の技量も高く、腰にマウントされた伸縮自在のチェーン・ウェザーマインによる物理攻撃も行う。メモリケースは園咲家の面々が持つ金色と対をなす銀色で、多彩な能力通りアルファベットは陽射、雨、雷、竜巻で表現されている。井坂がアンチドライバー主義であるために、右耳のコネクタによる直挿しで直接変身する。
通常のメモリと異なり、銀色の装飾が施され、園咲家の者が使う上位メモリ・ゴールドメモリに比肩する能力を誇る。井坂がこのメモリを愛用するのは一つのメモリで多くの能力を使用できるからである。さらにこれまで何人もの過剰適合者のもとで暴走させた数々のメモリの力を取り込み、その能力を強化してきたことが明らかとなっている。また、劇中では実現できなかったが、「インビジブル」や「ケツァルコアトルス」のメモリの力を暴走させた上で吸収し、透明化能力や完全なる制空権の確保が可能になる飛翔能力などを追加して自らを強化し、その力で琉兵衛を倒すことを目論んでいた。最終目的は「テラー」のメモリを手に入れることだった。
仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』では、大ショッカーの大幹部として登場し、仮面ライダーディケイドと共に天装戦隊ゴセイジャーを襲撃した。

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ 実際の建物は埼玉県川越市にある廃映画館「川越プラザ劇場(旧鶴川座)」。明治23年築の素朴ながらレトロな趣の外観から、現在はロケ現場として多々使用されている。
  2. ^ 基本的に劇中では村上春樹による翻訳版を小道具として使っているが、『ビギンズナイト』では清水俊二訳の物が使われている。
  3. ^ これがきっかけで、桐山はハットグランプリ2010でグランプリを獲得している。
  4. ^ 劇場版における翔太郎自身・終盤のシュラウドは、彼の所有するジョーカーメモリに因んで「切り札」とも称する。
  5. ^ 仮面ライダー1号・2号・V3・ライダーマン・X・アマゾン・ストロンガーの7名。
  6. ^ OPのクレジット表記は第3話では「幼いフィリップ」、第14話では「幼少期の若菜の弟」と表記。
  7. ^ 『MOVIE大戦2010』の『ビギンズナイト』で判明。
  8. ^ 劇中のカレンダーから2011年8月
  9. ^ 登場する毎に、その時の亜樹子の言いたい事が書かれており、同じシーンでもカットが変わるだけで、文字が異なっている場合もある。
  10. ^ その際、二人だけの場を作って自分は一歩引いた位置にいたりと「本当に大事な場面では日頃のやかましさからは考えられない位ちゃんと場の空気を読む事の出来る娘」と製作スタッフは語っている。
  11. ^ イタリア語で悪魔を意味する「Diablo」と、赤を意味する「rosso」を組み合わせた造語。
  12. ^ これはフィリップも同様。ただし、無効になるのは「精神干渉波」による攻撃であり、ライアー・ドーパントの嘘を真実と思い込ませるライニードル、パペティアー・ドーパントの人や物を操る能力などは無効化できない。第47話の終盤にてユートピア・ドーパントに重傷を負わせられたが、第48話のフィリップによれば、この体質がなかったらもっと恐ろしい症状になっていたとのこと。
  13. ^ 助監督の私物とのこと。
  14. ^ 『ビギンズナイト』のパンフレット
  15. ^ 超全集 2011, p. 58.
  16. ^ 2010年1月3日関東地方のみ放送。
  17. ^ テレビ朝日公式サイトより。
  18. ^ ソフトバンクモバイル公式HPより。なお、このHPでは、同作品の他のキャラが愛用している、一連のソフトバンクモバイルの携帯電話についても記載されている。また、ソフトバンクモバイルは番組スポンサーでもある。
  19. ^ 園咲家の屋敷として画面に大写しにされる帝冠様式の建築物は東京国立博物館本館。
  20. ^ 厳密には勘付いていたものの確証がなかった。また琉兵衛によると、彼のテラーの能力で翔太郎に恐怖心が根付き、無意識の内に詮索することを拒絶していたらしい。
  21. ^ 変身する際のエフェクトも一般のドーパントと異なり、無数の幾何学的な図形に包まれて変身する。テラーが十字架、タブーが四角形、クレイドールが円形、ナスカが三角形、スミロドンが六角形で、図形の色はスミロドンが緑であることを除けばドーパント形態の基調である。ベルトを使って変身する、強力な攻撃を受けると変身が解除されるという点ではライダーとほぼ同等の存在である。
  22. ^ 『仮面ライダーW公式読本 W』より
  23. ^ 『仮面ライダー超辞典』より
  24. ^ 分離後はテラークラウンの青い表面部分がなくなり、ただの黒い板のようになる。
  25. ^ 当初デザイナーは「禁忌」→「束縛」という連想から「実際には両足が縛られている」と想定していたが、終始二本足で直立することはなかった。
  26. ^ 超全集 2011, p. 112.
  27. ^ 『仮面ライダーW 超全集』及び『フォーゼ&オーズ』劇場パンフレットではナスカ・ドーパント(レベル3)と表記[26]
  28. ^ 変身時は従来の青色を経て赤色に変化する。
  29. ^ 東映公式サイトなどでは、「黒若菜」と呼ばれている。
  30. ^ この時の影響によって自身の肉体をデータに変化させて移動する能力やドーパントに変身しなくても手からエネルギー弾を放つ能力を得ている。
  31. ^ 『Zを継ぐ者』で語られた事件の際採取されたW CJXのクリスタルサーバーの細胞サンプルから作り出された。
  32. ^ ジーンメモリの扱いに関しては天才的と言われる人物に交換条件を持ちかけて自らに遺伝子操作をおこなった。
  33. ^ 地球の巫女とは生きるガイアメモリ製造機であり、来るべきガイアインパクトのための重要な鍵となっている。
  34. ^ 後に雪絵は、冴子に兄を処刑された復讐のため、イエスタディのメモリを所持し使用していたが、Wにメモリブレイクされた後、副作用によって記憶喪失となる。
  35. ^ 演じるネコは「ブリちゃん」。その名前は品種名から取られた。
  36. ^ 人間でいうと70代。
  37. ^ 『Zを継ぐ者』では、メモリが破損すると自爆する機能が備わっているとされている。
  38. ^ RETURNS公式読本 2011, p. 61.
  39. ^ a b RETURNS公式読本 2011, pp. 61、105
  40. ^ 『仮面ライダーW 公式解体新書』 角川書店、2010年ISBN 978-4048545402
  41. ^ デザイナーによると、左右非対称で頭部の片方側が崩れたような形状なのは「理想郷なんて実在しない」という事への暗喩であるとされている。
  42. ^ 『エターナル』での加頭曰く「私の最強メモリ」。
  43. ^ テレビ朝日公式サイト ドーパント紹介
  44. ^ ただしエネルギーの許容量にも限界があった様で、最終決戦におけるフィリップの"最後の想い"が込められた事で能力が著しく向上したCJXのエネルギーは吸収しきれず、大ダメージを負い劣勢に陥った。
  45. ^ 横のマークで見ればスカルマグナム。
  46. ^ 明確な死因は不明。ちなみに「シュラウド」とは、死者に着せる衣のことである。
  47. ^ 医院の建物は埼玉県川越市所在の歯科医院であり、大正2年築のものである。『仮面ライダーディケイド』でも「ファイズの世界」の中の光写真館として登場している。
  48. ^ 園咲家が所有する上位メモリの一つ。他のメモリと同じく金色であるが、柄の部分が禍々しい羽根があることが特徴。農耕を司る蛇神ケツァルコアトルの名を冠した史上最大の翼竜ケツァルコアトルスの記憶を内包したメモリだけに非常に強力であるが扱いも難しく、琉兵衛によって厳重に保管されていた。井坂はこのメモリを取り込めば琉兵衛に勝てると確信している。
  49. ^ このメモリは特殊であり、挿入するには使用者のコネクタが本人の恐怖を媒介に十分に成長する必要があったため。
  50. ^ 先述のシュラウドの意図のことだと思われるが、そのことが発覚するのは彼が死亡してから先のことである。
  51. ^ 体の各部には布袋(風神)、太鼓(雷神)、水神)と日本古来の天気を象徴する意匠が施されている。このデザインは井坂を演じる檀にも好評である。

参考文献[編集]

  • 『仮面ライダーW超全集』 小学館〈てれびくんデラックス愛蔵版〉、2011年7月ISBN 978-4-09-105133-2
  • 『仮面ライダーW RETURNS 公式読本』 グライドメディア、2011年ISBN 978-4813081197

関連項目[編集]