仮面ライダー響鬼
| 平成仮面ライダーシリーズ | ||
| 第5作 | 仮面ライダー剣 | 2004年1月 - 2005年1月 |
| 第6作 | 仮面ライダー響鬼 | 2005年1月 - 2006年1月 |
| 第7作 | 仮面ライダーカブト | 2006年1月 - 2007年1月 |
| 仮面ライダー響鬼 | |
|---|---|
| ジャンル | 特撮テレビドラマ |
| 原作 | 石ノ森章太郎 |
| 脚本 |
きだつよし 井上敏樹 他 |
| 監督 | 石田秀範 他 |
| 出演者 |
細川茂樹 栩原楽人 蒲生麻由 神戸みゆき 森絵梨佳 渋江譲二 川口真五 梅宮万紗子 秋山奈々 中村優一 村田充 芦名星 水木薫 松田賢二 下條アトム |
| ナレーター |
中井和哉 (予告のみ) 中田浩二 (ジャンクションのみ) |
| 音楽 | 佐橋俊彦 |
| オープニング |
「輝(かがやき)」 作曲・編曲:佐橋俊彦 (一之巻 - 三十三之巻、最終之巻) 「始まりの君へ」 歌:布施明 (三十四之巻 - 四十七之巻) |
| エンディング |
「少年よ」 歌:布施明 (一之巻 - 三十三之巻、最終之巻) |
| 言語 | 日本語 |
| 製作 | |
| プロデューサー |
梶淳 (テレビ朝日) 髙寺成紀(二十九之巻まで) 白倉伸一郎(三十之巻より) 土田真通 (東映[注釈 1]) |
| 製作 |
tv asahi 東映株式会社[注釈 2] ADK |
| 放送 | |
| 放送局 | テレビ朝日系列 |
| 放送国・地域 |
|
| 放送期間 |
2005年1月30日 - 2006年1月22日 |
| 放送時間 | 日曜 8:00 - 8:30 |
| 放送枠 | スーパーヒーロータイム |
| 放送分 | 30分 |
| 回数 | 48 |
| 公式ウェブサイト | |
特記事項: 「平成仮面ライダーシリーズ」第6作 | |
『仮面ライダー響鬼』(かめんライダーヒビキ)は、2005年(平成17年)1月30日から2006年(平成18年)1月22日まで、テレビ朝日系列で毎週日曜8:00 - 8:30 (JST) に全48話が放映された、東映制作の特撮テレビドラマ作品、および作中で主人公が変身するヒーローの名称。
「平成仮面ライダーシリーズ」第6作目に当たる。キャッチコピーは「ぼくたちには、ヒーローがいる」。
目次
概要
「完全新生」と銘打たれた本作品では、伝統的な “和” をベースとした世界観の元、作中では「仮面ライダー」ではなく “鬼”[注釈 3]と呼ばれる戦士たちが「楽器」をモチーフとする武器で魔化魍と呼ばれる怪物と戦う。プロデューサー・髙寺成紀は制作発表の場で、「『響鬼』は平成の『仮面ライダーアマゾン』」と形容した。
本作品のライダーは、修行によって自らの肉体を変容させ、鬼となる能力を得た者たちである。「変身音叉」と呼ばれる変身のきっかけとなるアイテムは存在するが、能力を持たない者がそのアイテムを使っても鬼にはなれないため、平成仮面ライダーシリーズの多くで採用されてきた、変身ベルトなどの「仮面ライダーになれるアイテム」とは異なる。また、キックは必殺技ではなく、顔面に複眼がないなど、従来の仮面ライダー的な特徴を廃した。変身の際には着用していた服が破壊され変身解除すると全裸になるため代えの服を常に用意していたり、顔のみを変身解除する演出も行われている。
主役は「ライダー」でありながら当初バイクを所有せず、サポートメンバーが運転する乗用車で移動する。これは「音で戦うヒーロー」と騒音を生むバイクとの相性の悪さについて企画中に検討されたことの名残である[1]。バイクの代わりに巨大な動物型メカ「ディスクアニマル」に騎乗する案もあったが、手のひらに載る通常のディスクアニマルとのサイズ差は映像で見る分には面白くても玩具では再現しきれないことと、現実離れの度が過ぎるため没となった[2][注釈 4]。
物語面では、鬼に出会った少年・明日夢の成長譚が大きな柱となっている[3]。平成仮面ライダーシリーズでは幼年層を意識しながらも重くシリアスな物語を強調した作品が続いていたが、本作品の作風はこれらの部分を極力抑えた明るい雰囲気となった。おおむねライダー(鬼)たちは温厚で正義感の強い者たちであり、従来のように戦いに対する葛藤や心の闇は描かれていない。また、ライダー同士の衝突はほとんど見られない。そのためゲーム版でライダー同士が戦うことは「手合わせ」という形となっている。
ほかにも、平成仮面ライダーシリーズでは初となる縦書きのタイトルロゴやスタッフクレジット、筆文字のカット挿入、ミュージカル的な演出など、前作までのシリーズとは違う試みがなされている。しかしこれらは話数が進むにつれて徐々に見られなくなっていった。
前期オープニングはインストゥルメンタルで、『仮面ライダークウガ』以来にエンディングが復活した[注釈 5]。歌手には布施明を起用している。
以前までアナログ・デジタル共に4:3画角のレターボックスサイズでの放送だったが、本作品よりデジタル放送は本格的に16:9画角のハイビジョン放送となる(ハイビジョンでの初放送は『仮面ライダーブレイド』最終回の後の新番組告知から)。本作よりHD制作に移行したが、インターレース映像とプログレッシブ映像が混在して制約が生じるなどの課題が残り、これらは次作の『仮面ライダーカブト』で改善が図られた[4]。また、後期OPの撮影では『仮面ライダーカブト』に先駆けHD24P撮影システムが導入されていた。
『仮面ライダーディケイド』までの平成仮面ライダー作品の初公表は、12月末発売の『てれびくん』『テレビマガジン』でされるのが恒例だが、本作品では『仮面ライダー響鬼 Preview Issue』(小学館刊)が2004年12月17日に発売され、従来より早い初公表がされた。
企画の経緯
仮面ライダーからの脱却
平成仮面ライダーシリーズ第1作『仮面ライダークウガ』のプロデューサーを務めた髙寺成紀は、自身が離れた後にシリーズがたどったバトルロイヤル路線やイケメンヒーローブームに対して違和感を覚えており、第5作『仮面ライダー剣』の企画開始時には同作品の日笠淳プロデューサーと「そろそろライダーじゃないものにしたい」と語り合っていた[5]。髙寺が懸念していたのは、無理にシリーズを続行した結果として「仮面ライダー」というブランドが疲弊し、失墜することだった[6]。
2004年2月上旬、髙寺は東映から『剣』の後番組のプロデューサーに指名され、かねてからの構想の実現に取り掛かった。この時点ですでに『剣』の視聴率や売り上げが不調であることは知られていたが、それがライダーシリーズ終了案提出の直接のきっかけではなく、制作スタッフの内在的な動機によるところが大きい[7]。3月になって始まった文芸スタッフの打ち合わせの場で、片岡力は『変身忍者 嵐』のリメイクを提唱した[8][注釈 6]。髙寺によると鳥モチーフの『嵐』を選択した理由は、高低差の変化を取り入れてアクションの質を変えるためと、甲冑風の平成ライダーとは違うしなやかなデザインにするためであり、テレビCMでSMAPが演じた『ガッチャマン』の影響があるという[6]。叩き台として執筆された企画書には、かつて世界中に散った忍者が日本へと戻ってくるという想定のもと、オープニング撮影をニュージーランドのロケで行うというプランが盛り込まれていた[9][注釈 7]。 その後、東宝の『超星神グランセイザー』の後番組が忍者モチーフの作品になるという情報が入り、競合を避けるため『嵐』の忍者色を改める必要性が出てきた[6][11]。忍術を魔術や呪術に置き換え、無国籍風の「魔物ハンター」へと企画は移行した[6][12]。プレックスの野中剛をはじめとするバンダイ側は仮面ライダーシリーズの継続を主張していたが[6]、髙寺は石ノ森章太郎が遺したライダー以外のヒーローキャラクターにも陽を当てることで将来的に「東映ヒーローワールド」を形成しようという大掛かりな構想を提唱し、4月15日には「非・仮面ライダー」路線が承認された[13]。
このころ、師匠と弟子のバディもので[14]、弟子となる若者の視点を中心としたジュブナイル[15]という基本コンセプトが決まる。5月中旬にはディスクアニマルの原型ができ[16]、難航していた「音のヒーロー」というアイディアの具体化も、野中が「音撃」という名称を考案したことにより楽器型武器のデザインが急速に進行した[17][注釈 8]。しかし同時期に放映するスーパー戦隊が『魔法戦隊マジレンジャー』に決まったため、モチーフに西洋魔法を使えなくなり、和風の作品へと回帰することになった[18]。
仮面ライダーへの統合
6月上旬、バンダイ側は新番組をやはり仮面ライダーとするように文芸チームに要求した。競合他社作品として『グランセイザー』の続編に加え『魔弾戦記リュウクンドー(仮)』まで控えている状況において、ライダーブランドを封印するのは得策ではないと判断したのだろう、と片岡力は推測している[19]。企画の軌道修正を検討したところ、「脱・仮面ライダー」を目指したはずの内容はライダーという看板に付け替えてもほとんど支障がなく、スタッフは複雑な思いをした[20]。なお、この時点では制作に関与していなかった白倉伸一郎は、どう考えても仮面ライダーではないものをライダーの範疇に入れることに対して初めてシリーズ化を意識し、「もう引き返せないな」と思ったと後のインタビューで語っている[21]。
『変身忍者 嵐』から継承した鳥型ヒーローに代わる新たなモチーフが求められる中、『嵐』の主人公が自らも魔物の血と力を備えた「化身忍者」であったように、妖怪軍団に立ち向かう妖怪プリンスという構図が想定され、ヒーローのモチーフを「鬼」とする発想が出てきた[22]。6月中旬、和太鼓演奏集団「鼓童」のライブを鑑賞した髙寺成紀はその躍動感に魅了され、野中剛らプレックスメンバーにも推奨[18]。その成果として、響鬼の原型となる筋肉質のヒーローデザインが描かれた[23]。また、大太鼓をバチでたたく動作を等身大の怪人相手に行うと卑怯に見えてしまうことがわかり、敵を巨大にする必要性が論じられた[18][24]。鬼のヒーロー・楽器型武器・動物型メカとちぐはぐだったモチーフをひとつにまとめるため、桃太郎が鬼に勝てたのは彼自身も鬼だったから、という「逆・桃太郎伝説」を阿部卓也が考案し、作品イメージが一本化した[18][25]。
その後、ヒーローと怪物が同じ出自を持つことに対するSF的な説明付けが延々と検討されたが、8月半ばで髙寺がその中止を決断。「ヒーローは鬼の姿をしているが、モンスターとは関係ない」と割り切ることにした[26]。疑似科学的な設定を取り払われたモンスターは、自然発生する妖怪となった[27]。9月には、企画最初期の『嵐』リメイク案から存在した「世界各地にいる仲間のヒーロー」という設定も切り捨てられて、規模を縮小した「日本各地にいる仲間のヒーロー」へと変わり、完全な日本風の作品として確立した[28][注釈 9]。
作風と反響
前期
『仮面ライダークウガ』から4年ぶりに現場復帰した髙寺成紀は、『仮面ライダーアギト』以降ライダー同士の戦いが導入されたことで混沌としたシリーズに秩序を取り戻そうとした。ただし、不安定な世界の中の安定した個人を描いた『クウガ』とは逆に、安定した世界の中の未完成な個人を描くアプローチとなっている。髙寺は主役のヒビキを、古から妖怪退治の役目を担ってきた組織「猛士」の一員とした。その隣には少年・明日夢を配置し、ヒビキの背中を見ながら大人へと成長していく過程を描こうとした。猛士には上下関係こそあるものの、反目やいさかいは見られず、みな一様に仲が良い。先代から受け継いだ情報を周囲と共有するという、信頼感に満ちた心地よい空間における生活感が丁寧に描写されている[30]。
また劇中世界の背景には、鬼や妖怪に留まらず、陰陽道や修験道といった日本風伝奇ロマンの要素が盛り込まれており、民俗学に通じる面白みもある[31]。
宇野常寛はこうした作風から、少年のアイデンティティ不安ではなく父性を承認されない成人男性の不安を読み取っている。実際、前期『響鬼』は30 - 50代の高齢マニア層から強い支持を受けたが、主要視聴者である男子児童には受け入れられず、商業実績はシリーズ最低となった[32]。『響鬼』に限らず平成仮面ライダーシリーズは大人向けの要素を含んできたが、この結果を見たひこ・田中は、大人が伝えようとしたメッセージを子供が受容していたのではなく、子供が大人向け要素の混入を気にしなくなっただけなのだろうと解釈している[33]。
本作品の敵である魔化魍は主に3DCGで描写される怪獣然としたものである[34]。視覚効果を担当した日本映像クリエイティブの沖満によれば、沖と造形担当者が脚本の完成前に打ち合わせに参加し、CGと造形の割り振りなど技術面での検討を行った上で脚本の完成に至っていたという[34]。沖は、このような制作の仕方は初めてであり、時間に制約のあるテレビシリーズでほとんど不可能なことをやっていたため、本当に厳しいシリーズであったと述べている[34]。
髙寺は二十九之巻をもってプロデューサーを降板した。直接の理由は公表されていないが[注釈 10]、インターネット上の書き込みを通じて、視聴率の低迷[注釈 11]・売り上げ不振・予算の逼迫・撮影の遅延・上司との軋轢などさまざまなうわさが飛び交った[37]。井上伸一郎は前期『響鬼』を髙寺的世界観の集大成として高く評価しているが[30]、片岡力は、『クウガ』のころと違って髙寺の中には番組作りを通じて表現したいことがもはや残っておらず、はじめから作品を貫徹できるテーマを持ち得なかったと推論している[38]。
前期における後半展開の構想
中盤からは鬼の修行を中途で止めた青年が準レギュラーで登場し、明日夢に鬼の在り方を伝える役割を担うという案があった[39][注釈 12]。
明日夢が最終的に鬼を継ぐか否かは決まっておらず、テレビシリーズの展開を見ながら落ち着くべきところを探っていく予定だった。明日夢が鬼になる場合、ヒビキが戦死するか再起不能の重傷を負ったために決意を固めるという展開が考えられていた。逆に、鬼にはならないと決断した明日夢をヒビキたちが見守るという案もあった[39]。
魔化魍の異常発生は、実際の番組内で語られた「オロチ現象」と異なり、自然の作用と見せかけてその背後に人の悪意が潜んでいるという想定だった。人間の持つ創意を善の方向に向けた鬼たちや猛士に対して、他者を不幸にすることを喜ぶ人間もおり、そうした悪の創意の象徴としてクグツや「洋館の男女」が位置づけられていた[40]。
後期
三十之巻以降のプロデューサーに就いたのは、劇場版のみの参加予定だった白倉伸一郎である。脚本には新たに井上敏樹が参加。あわせてその他のスタッフも更新された。この交代を境に、作品にも大きな変化が見られた。以下に主なものを挙げる。
- 冒頭の明日夢によるナレーションが廃止、従来のアバンタイトルとなる。
- 10月以降、インストのOP「輝」を歌詞があるOP「始まりの君へ」へ変更。同時にEDが廃止。OP・EDでのテロップを縦書きから従来のフォントでの横書きへ変更。ただし、新OPのTVサイズの長さは、変更前のOPとEDのTVサイズを足した時間とほぼ同じであるため、本編自体の尺は変更前とほとんど同じであった。
- 三十之巻からレギュラーの登場人物に桐矢京介が加入。
- 通常タイプの童子・姫が三十之巻以降、登場しなくなり、代わりにスーパー童子・スーパー姫が登場。
- 鬼が火を吹く、鬼爪が飛び出す、鬼の口が開くなどの細部の描写の簡潔化。
- 魔化魍の体液が噴き出す、口が開くなどの描写減少。CGの魔化魍や山中でのロケの減少。
- シフト表やトレーニングなどの鬼の日常や明日夢を支える母などの描写減少。
- 明日夢の成長譚よりも鬼と魔化魍の攻防にストーリーの重点を変更。
舞台の中心をアウトドアから都会へと移し、静謐な雰囲気を一掃して登場人物の感情のぶつかり合いを表に出すことで、年少の視聴者にも理解しやすい能動的なドラマを目指したことが見て取れる[41]。
白倉による三十之巻以降の改定案を見た髙寺は、何が書いているのか理解できなかったという[42]。白倉も井上も参加当初は前期『響鬼』の世界を壊さないようにと考えていたのだが、井上がそれまでの路線に似せて書いたプロットを見た白倉は「やっぱりいいや。井上さんの好きにしていいから」と割り切った[43]。子供に何かを教えようとする姿勢を、井上は内容が全部一般論にしかならないとして嫌った。ヒビキと明日夢を中心に小さくまとめるような、テーマ性を表に出す精神性を断ち切ろうと試み、その象徴として桐矢京介を登場させた[44]。
一方で白倉は、京介のことを「明日夢を生かすために設定した対立項のキャラクター」としており、「あの半年間は、『響鬼』を守ることが最大の任務でした」と語っている[45]。後期の開始にあたって番組関係者たちは白倉にさまざまな要求を突きつけており、なかには「明日夢の降板」「斬鬼の降板」「『響鬼2』でもいい」「世代交代したことにする」というものまであった。そうした中で白倉は、脱落者を出さず全キャストを続演させることを第一に考えていたのである[46]。
前期の段階では潜んでいた「父性」という主題を、後期『響鬼』は批判的にえぐり出していく。母子家庭で育った明日夢は大人の男性であるヒビキと出会って惹かれるが、その構図は前期では直截描写されなかった。しかし父親を火事で喪っている京介は、ヒビキに父性を求めていることを包み隠さず弟子入りを志願し、それに触発されることではじめて明日夢もヒビキの弟子になろうとする。やがて明日夢は医者になるという目標を見出し、終盤でヒビキと別れる。最終回の草稿では、自分の夢を見つけた明日夢と再会したヒビキが「もう、俺のそばにいても大丈夫だな」と語りかけていたが、このセリフは現場の反対に遭って「これからも俺について来い」と改変された[47]。
白倉によれば「明日夢がヒビキから離れて自立すること」が一之巻の段階から組み立てられてきた『響鬼』のゴールだったのだが、ヒビキ役の細川茂樹は「ヒビキと明日夢の別離はバッドエンドであり、認めるわけにはいかない」と強く主張し、両者の見解は平行線をたどった。土田真通プロデューサーが『ローマの休日』を引き合いに出して「別れることをわかっていても好きになることはある。だからこそ共に過ごした時間が貴重になる」と説いたことで多少は細川も納得し、一方で白倉側もキャストの強い思いに応えるため最終回の草稿を何度も書き直すことになった[48]。
いずれにせよ作品の着地点は「明日夢が日常と非日常のどちらを選ぶのか」ということであり、白倉は「最終回がこれでなければ、『響鬼』は『響鬼』として終結を見られなかったでしょう」としている[45]。
路線変更の是非をめぐり、インターネット上では視聴者間での激しい論争が巻き起こった[49]。多くのファンに共通して見られた主張は「二十九之巻までが本当の『響鬼』であり、三十之巻以降は本来の姿を失ってダメになった、同じ名前の別作品である」というものだった[38]。こうした騒動は、仮面ライダーに注目する大人がとても多いことを可視化させるきっかけとなったと、泉信行は判断している[50]。
造形
『響鬼』に登場する音撃戦士は、肉体を変化させた存在という設定である。そのため撮影用のスーツは、衣服に見えないように筋肉の形を再現したディテールが施されている[51]。手首から先もグローブらしくならないよう爪や手のひらのしわがモールドされており[52][53]、腕の部分はパーツで彩色を分割するのではなくグラデーション塗装になっている[54]。制作にあたってはスーツアクターの躯型を用いてフィット感を高めている[52]。
響鬼スーツの試作品は威吹鬼同様の漆黒だったが[55]、レインボー造形の提案で1リットル数万円はかかるマジョーラを採用[54]。光の当たり方や見る角度によって色彩は千変万化し、生物感を出している[55]。
マスクには仮面ライダーの特徴だった複眼はなく、それどころか眼そのものがない。これは「音で戦うヒーロー」であるところから、視覚に頼らないというイメージがあったからである[18]。
二十四之巻から登場する響鬼紅は、子供たちへのアピールを強めるために考案された、当初の予定にないキャラクターである[56]。形状は通常の響鬼と同一だが、顔が分割されて眼の部分が明確になっている。これは子供たちへの訴求をさらに高めるため、脚本の大石真司が提案したものである[57]。
三十三之巻から登場する装甲響鬼の誕生までには紆余曲折あった。従来の「上乗せ型」パワーアップは肉体を鍛えて戦う響鬼のイメージにそぐわないし、デザイナーの小林は以前から「引き算型」の強化を試したいと思っていた。そこで、たすき状のシルバーパーツを排除し体色が模様状に変化するという強化形態案が多数提出された。しかし子供たちのヒーローに対する意識は保守的であったため、結局は装甲路線に戻らざるをえなかった[58]。混迷するデザイン作業を見た企画側は、メカニカルな外見から生じる違和感を少しでも和らげるため、劇中で最も科学技術的な存在であるディスクアニマルをモチーフにすることを提案し、現在の形へとつながった[59]。
玩具
本作品に変身ベルトは存在しないが、ベルト玩具が主要商品であることには変わりなく、和太鼓とバチをモチーフにしたDX音撃棒セットが発売された。当初の予定ではエレクトリックパーツを仕込んだバチでたたくと音が鳴る仕組みだったが、安全性や耐久性の面でバンダイの設計品質基準を充たせず断念。音源はバックル部分に移され、ベルトから外して太鼓とするギミックになった。だが今度は、太鼓をどこに取り付けるのかが問題となり、最終的に魔化魍につける形となった[60]。
太鼓は知名度の高い品物ではあるものの、子どもの憧れにはならなかった。開発者の森安信二は「音そのものに面白さが要求されていたのだと気付きました」「正直、楽器は難しいですね」と述懐している。ギター型のDX音撃弦セットは比較的人気があったが、これはモチーフの格好良さの影響だろうと森安は判断している[60]。
平面的な円盤から立体的な動物へと変形するディスクアニマルの玩具は、2005年度グッドデザイン賞を受賞している[61]。デザインはプレックス社の菊地和浩によるもの[62]。
あらすじ
日本には、古来 “鬼” と呼ばれる者たちがいた。人間でありながら超人的な能力を持つ彼らは、
西暦2005年。高校受験を目前に控えた
島を散策しに出た明日夢は、原生林の中で怪物に襲われる。窮地の明日夢の前に再び船上の男・ヒビキが現れる。ヒビキは音叉を顔の前にかざすと、全身が炎につつまれ鬼の姿に変身、怪物に立ち向かっていった。
登場人物
鬼達の名前は基本的にコードネームで本名を別に持つが、その本名で呼ばれることは皆無である。鬼・鬼の候補・過去に鬼だったとされる人物は、苗字・名前の(鬼の場合は通称も)最初の音が同じになっている。
- ヒビキ / 仮面ライダー響鬼
- 本作品の主人公。音撃戦士響鬼に変身する男。1974年12月16日生まれ[63]。31歳。本名は
日高 仁志 ()。16歳で鬼になる。岐阜県の出身[注釈 13]で元は「猛士」関西支部所属、5年前に関東支部に異動になった。猛士において戦闘を担当する鬼を15年以上務めるベテランで、飄々としているが、初対面の相手ともすぐに打ち解けられる気さくな性格である。挨拶の際の「シュッ」という敬礼の様なポーズがトレードマーク。 - 屋久島での魔化魍退治の一件以来、安達明日夢とは友人関係にある。ペーパードライバー[注釈 14]であり、また大の機械オンチのため連絡が不便で仲間から文句を言われたりしている。音撃管や音撃弦も使えるが、弦の扱いは相当苦手であるらしく、先代斬鬼の元で弦の技を修行していた頃には一悶着あったらしい。
- 中学生の時、友人が虐められているのに何も出来なかった自分に腹が立ち、自分を変えようと思い身体を鍛えるために「猛士」の門を叩いたとしている。ヒビキ自身は師匠を持たずして独学で鬼の技を習得しているため、その後も日々磨きをかけており物語序盤明日夢に対して「鍛えてますから」という台詞が多く見られる。そのことは彼にとって自信の源となっているが、師匠を持たなかったが故に自分がその立場になったときに明日夢との関係に悩むことになってゆく。
- 終盤、あきら・イブキに懇願され、明日夢・京介を弟子にすることになった。しかし自分の進む道について迷い、心を揺らす明日夢をあえて冷たく突き放し、京介を正式な鬼の弟子にするも、本心では明日夢のことも気にかけており、最終的には明日夢も鬼にならない弟子となった。
安達 明日夢 ()- 本作品のもう1人の主人公。1990年(平成2年)3月11日生まれ。ヒビキからは「少年」と長い間呼ばれていたが、終盤に弟子入りして以降は名前で呼んでもらえた。高校受験を前に屋久島へと法事に向かう途中で出会ったヒビキがツチグモと対決する所を目撃し、以来興味を持った。東柴又中学校卒業後、城南高等学校に入学。ひとみ・あきらと同じクラス。母子家庭で、悩みは表に出さず明るく振舞い、挫折してもいじけたりグレたりする事無く、努力を続ける根は素直な少年である。
- 「猛士」の秘密を知ってしまうが、ヒビキからは「弟子にする気は無い」と言われ、自分でもその気がなかったため、他になにか出来ることは無いか考えた末、「たちばな」でブラスバンド部活動の無い日に限りアルバイトをする。
- しかし京介の登場で、自分も鬼になりたいと密かに思い始め、ついにヒビキの弟子入りに成功する。京介と共に競いあう様にヒビキの元で修行していたが、ひとみから誘われたパネルシアターのボランティアで出会った余命わずかな少女を見て思い悩む。ヒビキとの交流を通じ、魔化魍を倒す事だけが鬼としての生き方ではなく、ヒビキに頼って真似をするだけではよく生きることにはならないと学び、鬼の道を断念してたちばなでのアルバイトも辞め、医師を目指す事となる。その後はヒビキ・京介との交流も途絶えていたが、1年後に相次いで二人と再会を果たす。そして鬼の修行で得た勇気・医師を目指す上での知識が結果的に2人を救うことになった。最終的に京介と和解を果たし、ヒビキともこれからの人生における新たな師弟関係を築く事となった。
- なお当初は、第5話あたりでヒビキの弟子入りをする構想だったが、パイロット版(第1・2話)の完成フィルムも見た髙寺の判断により急遽、弟子入りを取り消された。
- イブキ / 仮面ライダー威吹鬼
- 音撃戦士威吹鬼に変身する男。1986年3月15日生まれ[64]。20歳[注釈 15]。本名は
和泉 伊織 ()。奈良県出身。「猛士」関東支部所属。ヒビキ同様、猛士において戦闘を担当する鬼である。立花香須実に好意を寄せている。鬼達の総本部がある吉野の里で代々猛士の中心となっていた家系の和泉宗家の三男で、幼い頃より鬼になる修行を積み、十代の頃から鬼として活躍してきたが、それ故にあきらとの境遇の違いに悩むこととなる。 - 魔化魍退治の際は「竜巻」と呼ばれる専用バイク含め3台のバイクを持っている。初対面の明日夢をヒビキの弟子と勘違いするなど、天然ボケな一面もある。常にマイペースを崩さない性格であるが、苦悩するあきらに気づけず弱音を吐くなど、師匠としては未熟な部分があったものの、徐々にあきらを理解しようと師匠らしい一面も見せる様になった。
- また終盤「オロチを鎮めるためには宗家の鬼である必要がある」と告げられ、犠牲となる覚悟を決めつつも、香須実にだけは脆い一面も見せていた。
- 和泉家は吉野において代々「猛士」の中核を担ってきた名家で、イブキの父もかつては鬼を務めており、現在は吉野で猛士の実質的なリーダーとなっている。イブキ本人は三男で、鬼に変身出来る兄が2人いたらしいが、次兄は魔化魍との戦闘で戦死したという。
天美 あきら ()- イブキの弟子として共に行動する少女。専用の鬼笛を所有しディスクアニマルの操作もこなし、「序の六段」という段位。秋田にある和泉宗家と双璧をなす猛士の名門・天美家の出身。両親も「猛士」メンバーで7歳の時に魔化魍に両親を殺された過去を持つ。そのため魔化魍に対しては憎しみの感情が強かった。
- 魔化魍退治の途中で明日夢と出逢い、後に進学先が同じ城南高等学校である事を知る。同じ年齢の明日夢達にも敬語で話す。オリエンテーリングの選手という表向きの理由で学校は休みがち。クラスも明日夢と同じだがほとんど登校してこなかった事もあり、京介の転入後は彼女の席がいつの間にか京介の席になった。
- その後イブキによってザンキの元へ預けられた時、さらにザンキの元を去って破門者のシュキに弟子入りしてしまった時も、憎しみを糧に戦っても身を滅ぼすだけだと知り、自身の鬼としての在り方に苦悩する。終盤、威吹鬼の危機に一度だけ鬼(あきら変身体)への変化を遂げたが、魔化魍の攻撃の一撃で気を失って変身を解除してしまう。最終的には鬼になる事を断念し、それまでの鬼になろうとしていた想いを明日夢・京介に託す。鬼の道を諦めた後は今まで以上に性格が丸くなり再び学校に通う様になり、パネルシアターのボランティアを通して福祉関係の道を目指すことになった。
- 天美あきらという役は「響鬼」の当初の構想には無く、オーディションに来た秋山を気に入ったスタッフが彼女のために設けた物だという[65]。
- トドロキ / 仮面ライダー轟鬼
- 音撃戦士轟鬼に変身する男。26歳。本名は
戸田山 登己蔵 ()。持田ひとみの従兄。ザンキの弟子として2年間師事してきたが、ザンキの引退と同時に正式に鬼として認知され、コードネームのトドロキで呼ばれる様になった。元は警察官だった。詳細は不明だがある事件をきっかけに魔化魍・鬼の存在を知り、ザンキに弟子入りした。 - 真面目一直線の性格のために時折気合いが空回りしてしまい、周囲にからかわれる事も多い。日菜佳に惚れられている。誰に対しても「○○っす」と低姿勢で話す。大食いだが団子好き。
- 終盤で「オロチ」により大量発生した魔化魍と戦っている最中、オトロシによって重傷を負い再起不能と診断される。だが度々見舞いに訪れ、励ますザンキの体が冷たく、既に死者であることに気がつき、さらに自分のために戦いに赴いた事を知り、そこへ向かうために奇跡の復活を遂げ、斬鬼の目の前で独り立ちした姿を見せた。
- ザンキ / 仮面ライダー斬鬼
- 音撃戦士斬鬼に変身する男。32歳。本名は
財津原 蔵王丸 ()。冷静沈着で寡黙だが、情に厚い面もある。かつて朱鬼とノツゴの戦いに巻き込まれ、右膝の古傷が悪化したため、その後遺症と体力の衰えにより一度は引退し、トドロキのサポーターにまわるが、かつての師・シュキとの再会後のノツゴ退治の際、ドクターストップがかかっていたにもかかわらず再び鬼に変身する。 - 「俺は数々の女性を鬼の様に愛した」と言ったり、トドロキと日菜佳の仲を修復させようとした際にはトドロキを遠隔操作したりするなど、一風変わった一面もある。
- 終盤、一度戦死してしまうが、重傷を負ったトドロキが心残りだったため、死ぬ以前に施していた「返魂の術」によって蘇り、リハビリに挑むトドロキを励まし続けた。そして再び戦いに挑み復活したトドロキと共にカエングモを撃破。トドロキの復帰を見届けて、戦闘後に二人で場の清めを行った後、轟鬼に激励の言葉を残し音撃真弦・烈斬を残して消滅した。
立花 勢地郎 ()- 香須実・日菜佳の父。普段は「たちばな」の経営に当たるかたわら、「猛士」関東支部の事務局長として日菜佳同様に魔化魍に関するデータの収集・管理・鬼への情報提供で活躍。吉野への出張が多く、ほとんど店は娘達に任せっきりである。ヒビキ・ザンキからは「おやっさん」と呼ばれ慕われている。明日夢の高校受験前、志望する城南高等学校で友人の風見が先生をやっている事・試験問題の傾向を紹介し明日夢を励ました。
- 常に物腰柔らかく笑顔を絶やさない。非常に足が速く、明日夢を脅した不良を、簡単に捻じ伏せ懲らしめる程の強さを持っている。過去にイブキの父とコンビを組んで魔化魍と戦っていた。
立花 香須実 ()- 勢地郎の長女。「猛士」関東支部のメンバーの一人。23歳。はきはきとした性格で、思った事をすぐに口に出す。イブキとは幼馴染で、オフの時はイブキと買い物などに行くことが多い。かつては猛士の関西支部に住んでおり、勢地郎が関東支部に赴任するに伴って上京してきた。
- 普段は実家の甘味処「たちばな」で働いている。前半においては、魔化魍が出現するとサポーターとしてヒビキと共に出動する機会が多かったが、後半に入ってヒビキが凱火を乗りこなす様になると、日菜佳と同様に勢地郎の助手という立場に回った。
立花 日菜佳 ()- 勢地郎の次女。香須実の妹で、姉と同じく「猛士」関東支部の一員。20歳の大学生。魔化魍に関するデータの管理・鬼への情報提供などが主な仕事で、普段は姉と同じく「たちばな」で働いている。物語前半ではサポーターとして外へ出る事の多かった香須実とは対照的に、基本的には店番をしながら勢地郎の助手を務める。
- トドロキに気があるらしく、彼絡みの話になると普段よりも会話のテンションが上がる。勢地郎を「父上」、香須美を「姉上」、あきらを「あきら君」と呼ぶなど、堅苦しい言葉づかいをする。
滝澤 みどり ()- 「猛士」メンバーの一人で技術者であり、開発実験試験試作室の室長。31歳。普段「たちばな」の地下室で音撃武器・ディスクアニマルの開発に携わる。年齢は設定されていないが、ヒビキとは中学時代の同級生であるため、同年齢である事がわかる。菓子が大好きで、食べながら仕事をする事も多い。学生時代はブラスバンド部の部長だったらしい。
- ヒビキが何故鬼になったのかを知る数少ない人物の一人である。
桐矢 京介 ()- 城南高等学校への転入生。明日夢達と同じクラス。前の学校にて運動神経の悪さをバカにされたために城南高校へと編入してきた。帰国子女でフランス語を流暢に話すことが出来、また勉学・芸術・音楽などに秀でているが、マザコン・運動音痴・暗所恐怖症という面もある。性格は負けず嫌いで自信過剰なところがあり、自分の実力を過大評価し他人を見下した言動をとることがある。また自分のプライドを優先するあまり苦手な事からは逃げる癖がある。遠慮せず思った事をそのまま口に出してしまうため、時に嫌味になってしまう。高級マンションに一人で住み、パリに単身赴任中の過保護な母親とテレビ電話で連絡を取っている。殉職している消防士の父親を尊敬しており、ヒビキの勇敢さに父を重ね、ヒビキに弟子入りして鬼になろうとする。明日夢を「つまらない」と言い放った時期もあったが、明日夢と共に成長していくライバル関係になる。
- 弟子入りのためにイブキ・トドロキだけでなく、あきらにまでなりふり構わず懇願する事もあったが、終盤ついにヒビキの弟子になる。しかし運動音痴な上に、怠け癖もあり、その上明日夢との優秀さの違いにこだわり、ヒビキから「過去は忘れろ」と一蹴され、一度は弟子をやめてしまうが、紆余曲折を経て再び弟子となった。明日夢が鬼の修行ではなくパネルシアターに参加する事を選んだ時に本気で激怒し、対立が生じ口論の末明日夢とは喧嘩別れとなり、最終的に正式な弟子としてヒビキに師事する事となった。修行を始めて1年後に明日夢と再会するが、彼の選んだ道を認める事が出来ずにいたためにぎこちない空気が漂っていた。洋館の男・女に誘拐されたひとみを救出するために明日夢と共に行動するが、魔化魍の攻撃で傷を負ってしまうも明日夢の手当てにより助けられ、遂には鬼(京介変身体)への変身を果たした。この一件を通して明日夢を認めると同時に和解した。
持田 ひとみ ()- おっとりした性格で、明日夢とは友達以上恋人未満の関係。愛称は「モッチー」。彼と同様に東柴又中学校卒業後、城南高等学校に入学。クラスは明日夢達と同じ。トドロキの従妹だが鬼・魔化魍のことはもちろん、猛士の実態についても最後まで何も気づかなかった。
- 明日夢との間に自身の知らない秘密を持っているあきらに対し、最初は戸惑いを感じていた。チアリーディング部に所属していたが、明日夢がヒビキの弟子になったころから、パネルシアターのボランティア活動も行う様になった。
- 最終回にて、洋館の男・女(下記参照)の指示により誘拐され、クグツに改造されそうになるが、明日夢・京介に救出される。
安達 郁子 ()- 明日夢の母。夫の片岡とは離婚し、東京無線のタクシー運転手として働いている。かなりのおしゃべりで、やや惚れっぽい所がある反面、家庭的で料理もうまい。使用車輌は日産・セドリック営業車。明日夢に対しては良くも悪くもかなり放任主義で、非常に大らかな性格であるが、敏感な時期の明日夢を暖かく見守るなど母親らしい一面も見せる。
仮面ライダー
猛士
通常、鬼は変身のたびに消耗する体力を回復させるためにシフトでローテーションを組んで活動している。猛士には119人の鬼が所属しており、協力する人はおよそ1,000人ほどいる。また「特別遊撃班」の鬼は、ローテーションから外れ、シフト表上の当番の鬼と連携して退治に当たる。関東支部の場合、響鬼・威吹鬼・轟鬼・斬鬼・鋭鬼・裁鬼・勝鬼・弾鬼・剛鬼・闘鬼・蛮鬼・吹雪鬼の名が確認されている。鬼の多くは弟子を持ち、継承・就職させる方法で今日まで伝承している。ただし、鬼のなり手は減少傾向にある。
過去に出現した魔化魍に関するデータをまとめた猛士データバンクが存在し、戦闘のシミュレーションをしている。そのデータによって、気候などから魔化魍の出現予定場所を特定する魔化魍予測システムと呼ばれるソフトがある。
劇中では語られていないが、猛士のメンバーには、将棋の駒に見立てた役割が存在している。
- 王
- 各支部の指揮官。関東支部では、勢地郎がこれに当たる。年に数回、吉野の総本山に招集がかかる。なお勢地郎のように、猛士全体の重要役職を兼任する者もいる。
- 金
- 魔化魍の情報収集、鬼たちのシフト管理など、主にデスクワークが中心になる役職。関東支部では日菜佳が担当。
- 銀
- みどりのように、音撃武器、ディスクアニマルの開発、修理を担当する役職。他にも、ザンキを診察していた医者のように、鬼の健康診断を受け持つ者も、この役職である。
- 角
- 鬼となって実際に魔化魍と戦う音撃戦士のこと。関東支部には11人の鬼が所属している。
- 飛車
- 鬼の移動を手伝ったり、キャンプを張ったりと、現地での補助を行うサポーター。関東支部では香須実がこれにあたる。かつては、桂馬や香車と呼ばれていた。
- 歩
- 全国各地に多数点在し、鬼たちに情報を提供する人々。鬼のトレーニングのために、宿泊場所を提供することもある。
- と金
- 鬼の弟子となった者。師匠から独立すると、鬼名(コードネーム)を与えられ、「角」に昇格する。
魔化魍
主な特徴としては童子と姫が餌となる人間を捕獲し与える幼生期を過ごし、成体期では数メートルの巨大な体躯に成長。成体期となった魔化魍は「清めの音」でなければ倒せず、清められると爆散して枯れ葉や土塊などの自然物に還る。また、夏に出現する個体は人間の大人位の大きさである代わりに数多く分裂・増殖する能力を持ち、管と弦では増えてしまうため太鼓の音撃で倒すのが基本。洋館の男女が改造した個体は大きさは様々だが、人工的な物と融合して通常の魔化魍にない特殊な能力を持つものもいる。これらは全てスーパー童子・スーパー姫によって育てられている。
また、あまり劇中で触れられることは少ないが、童子・姫を伴わない自然発生型の魔化魍も存在し、それらは育て役を伴わずに単独で出現する。一部の魔化魍は人工的に作り出すことが難しいらしく、そういったものは天然の魔化魍として出現することが多い。劇中では「下久保の天狗」が「天然の魔化魍」に該当する。
陰陽的な暦の関係で年に一度出現しない日がある。
『仮面ライダーディケイド』の「響鬼の世界」では、鬼であった者が、己を鍛え続けて相手を倒すという気持ちが強くなりすぎると鬼に心を奪われてしまい、魔化魍に変貌するという設定に変更している。
『小説 仮面ライダー響鬼』においては出自の源流に言及されており、元々は悪気にあてられた土塊が、自然界の未知なる力で妖怪に変じた存在であると語られ、元来は自然発生して誕生する類の存在であったことが示唆されている。
オロチ現象
終盤に発生した大量の魔化魍が無秩序に出現する現象。
担当の異なる魔化魍が同じ場所に同時に現れたり、さらには夏の魔化魍、改造された魔化魍までもが現れるようになる。
これを鎮めるためには、ある土地にある巨大鬼石を太鼓の力で大地自体に直接清めの音を送り込む「清めの儀式」を行わないといけない。しかし、それを阻止しようと大量の魔化魍が現れるので、この作業は命懸けとなる。四十七之巻にて無事鎮められた。
主な魔化魍
この節の加筆が望まれています。 (2015年10月) |
- カマイタチ
-
- 身の丈:23尺1寸(約7m)
- 目方:1600貫(約6t)
- スーパー姫・スーパー童子が最初に育て上げた、魔化魍強化実験によって生み出された巨大魔化魍。三つ首のイタチ。登場話は三十二之巻・三十三之巻。
- 平均気温18度前後、平均湿度87%の環境にて成長する。洋館の男女によって行われた、魔化魍強化実験の過程で生み出された。
- 左右の首がそれぞれ鎌をくわえておりその鎌で攻撃したり、つむじ風を起こして高速移動をして、敵に攻撃する。
- 鬼達を苦しめていくが、響鬼が新たに手にした強化変身である装甲響鬼の「音撃刃 鬼神覚声」を受け、一刀両断される。
- 奥多摩に出現する。オロチ現象の際にも清めの地に別個体が出現した。
- ノツゴ
-
- 身の丈:23尺1寸(約7m)
- 目方:1500貫(約5.6t)
- 10年に一度しか出現しない巨大魔化魍。サソリの体にクワガタの顎を持つ。登場話は三十六之巻・三十七之巻。
- 朱鬼の両親を殺した魔化魍で、彼女が吉野から追放される一端となる。
- 外殻の防御力が非常に高く、致命傷を与えられない。口から出した糸で絡めた人間を捕食しようとする瞬間が、口腔の奥が開いた際に攻撃が出来、致命傷を与える唯一のチャンスとなる。
- 10年前、朱鬼と斬鬼が討伐に向かった際、どうしてもノツゴを倒したい朱鬼は、斬鬼をくわえた隙を利用し、斬鬼共々「音撃奏 震天動地」を射抜く。
- 再びノツゴが現れた際も朱鬼はあきらを利用して仕留めようとするが、斬鬼に止められる。次に朱鬼を捕まえると、朱鬼の決死の音撃奏 震天動地を口腔に受け、斬鬼の「音撃斬 雷電斬震」で散っていく。
- オロチ現象の際にも清めの地に別個体が出現した。
- ヨブコ
-
- 身の丈:7尺5寸(約2.27m)
- 目方:42貫(約157.5kg)
- 装甲声刃の波動のデータを基にして生み出された等身大魔化魍。東筑波に出現する。ワニの体にヘビ型の隔壁音波発生装置を巻いている。登場話は三十八之巻・三十九之巻。
- 両手の爪で相手に攻撃する。また、長く伸びる強靭な舌によって相手を捉え投げ飛ばすなどの戦法も使用する。隔壁音波発生装置を一定の周期で出しており、この隔壁音波を出している間は鬼達の音撃や装甲声刃との同調を無力化する。この力で威吹鬼の射撃や轟鬼の鬼闘術、三人の共鳴音撃も防いだ。
- 捕らえた獲物を粘液で縛り洞窟内に逆さで吊るし、その体液を啜る習性がある。その獰猛性からか、作中でも常に唾液を垂らしている表現がなされていた。
- 学校の闘いでは響鬼を圧倒し、戦闘不能に追い詰める。その後威吹鬼や轟鬼も戦闘不能に追い込むと、自身のナワバリで再び響鬼と交戦。一時は追い詰めるも、バリアの周期に気付いた明日夢に見破られ、隔壁音波発生装置を響鬼に破壊される。装甲響鬼となられ、「鬼神覚声」で倒される。
- オロチ現象によって隔壁音波発生装置のない個体が、さいたまと佐野に出現している。
- コダマ
-
- 身の丈:7尺5寸(約2.27m)
- 目方:42貫(約157.5kg)
- オロチ現象の前兆となる等身大魔化魍。登場話は四十之巻・四十一之巻。
- 「コダマの森」と呼ぶ移動する森のような異空間の中にいる魔化魍で、響鬼・威吹鬼・轟鬼三人を相手取っても、優勢にする強力。樹液を固めた葉っぱ状の剣を使用する。
- この魔化魍は森が作ったもので、本体は森にある老齢の古木である。この古木が場所を移動して人間達を蔓で襲ったりしている。
- 最初は「コダマの森」について三人の鬼達も苦戦するが、明日夢と京介の勇気を持った行動がキッカケとなり、コダマの本体は威吹鬼の「音撃射 疾風一閃」、古木は「音撃刃 鬼神覚声」を受け、コダマの森と共に消滅。
- 後に館林にも出現し、オロチ現象の際にも清めの地に別個体が出現した。
- ロクロクビ
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- 身の丈:80尺(約24.24m)
- 目方:2666貫667匁(約10t)
- 洋館の男女が、自分たちの根城としている洋館を護る番犬として本来のロクロクビに魔化魍オオムカデの能力を加えた制作した新型巨大魔化魍。ムカデの体にシュモクザメの頭部を持つ。登場話は四十八之巻。
- サトリがやられてすぐに登場するが、助けに来た響鬼の「音撃刃 鬼神覚声」によって、倒される。
- サトリ
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- 身の丈:7尺3寸(約2.2m)
- 目方:45貫(約168.7kg)
- 洋館の男女が持田を拐うのに使用した狼の頭を持つ等身大魔化魍。登場話は四十八之巻。
- 幅広のナタのような刀を使用する。能力としては読心能力を持ち、攻撃を回避するが、この個体は敵の思考を読んで攻撃するよう改造された。
- 明日夢と京介を襲い、変身した京介を追い込むが、助けに来た威吹鬼と轟鬼の連携に敗れる。
童子・姫
魔化魍を育てるため、常に二体一組で行動する男女。普段は人間と変わらない姿をしているが、戦闘の際はそれぞれ
この他、鎧のような外殻に覆われ、唾から剣や槍状の武器を作り出し使用する武者童子・鎧姫や武者童子が突然変異した乱れ童子などが存在する(いずれもクグツの不思議な塊による干渉に伴う変化)。
浦沢義雄により童子と姫が温泉に行くプロットが出来上がっていたが、番組の流れの中に入らないので、お蔵入りになった[66]。
クグツ
童子と姫を生み出し従えて力を与える存在で、黒装束あるいは白装束に身を包んだ男女。手から気、目からの強い闇の邪気、指先からの念力を放ち、相手を押さえ込んだり弾き飛ばす力を持つ。適した環境に手にした杖を刺し、自身の体液を投入して童子・姫を生み出す。魔化魍や童子・姫を利用して変異や合体実験を積み重ねているようである。
後に和装の男女(洋館の男女)の指示で動く傀儡(クグツ)だったことが判明する。そして、スーパー童子・スーパー姫が生み出されたことにより、彼らによってすべての個体が抹殺された。
スーパー童子・スーパー姫
- 身の丈:6尺(約180cm・童子)5尺4寸(約163cm・姫)
- 目方:24貫(約90kg・童子)、18貫(約67.5kg・姫)
後半から登場した、和風の戦装束に身を包んだ新タイプの童子・姫。怪人体に変化せずに手から放つ衝撃波や扇子で戦い、あらゆるタイプの魔化魍を育てることができる。
生まれてすぐは人間の子供に近い非常に無邪気な言動だったが、初登場から3話と言う速さでまずスーパー姫が成長し、それに伴いスーパー童子が徐々に本性に目覚め、それまでのような無邪気さは失せた。
鬼の血を求め、鬼を食うことを望んでいるようである。従来の童子・姫と違い、普通に性別通りの声で喋る。
徐々に自我に目覚めていき、スーパー姫は成長につれ、己の存在理由に懐疑的な一面を持つようになり、スーパー童子は最初は自身のその凶暴性になんら疑いの念を持たなかったが、スーパー姫の影響を受け、自身が何なのか考えるようになる。
四十六之巻にて洋館の男・女から鬼を守るよう命令を受けるが、2人はこれを拒否して、鬼を襲う。しかし、そのことが仇となり、餌である不思議な塊の供給を絶たれ、体を維持することが出来なくなり、塵となって消えてしまう。
洋館の男・女
クグツやスーパー童子・スーパー姫を操る謎の人物。童子と姫はこの男女の姿を模して作られている。主な活動としては実験を繰り返し、従来の枠に収まらない新たな魔化魍を次々と生み出すが、その目的は結局判明することはなかった。また、鬼たちとは方式が異なるものの魔化魍を「独自の方式」によって封じる力も持っていた。
終盤、突如として現れたコダマの森を認知し、彼らも魔化魍が自分たちにも制御できなくなっていく「オロチ」の始まりを危険視していたため、トドロキをオロチ現象を鎮める巨大鬼石のもとへ案内し、さらにスーパー童子・姫に鬼たちをサポートするよう命令した。
最終的に彼らより上位だと考えられる洋装の男と女の登場により、彼らもまたクグツに過ぎなかったことが判明する。
キャスト
平成仮面ライダーシリーズの主演は若手俳優の登竜門と見なされていたが、本作品では俳優としてすでに著名な細川茂樹が起用された。細川は当時33歳で、これは昭和ライダーまでさかのぼっても最年長の主演俳優だった。戸惑いの大きかった細川は3度も依頼を断ったが、制作側の非常に強い期待を受けて1か月悩んだ。しかし周囲からの反対はなく、細川に相談されたダウンタウンの浜田雅功も「おもろいやん、おっさんライダー!」と細川を後押しした[注釈 16]こともあり、最終的には承諾した[67]。細川はすでに大河ドラマ『義経』への出演が決まっていたため、しばらく『響鬼』の撮影に参加できなくなる事態を想定して主役不在のまま話が進行するプロットも用意されたが、これは使われずに済んだ[68]。なお、細川はジェームズ・ボンドのイメージで普段の服装をスーツにしたいと希望したが、子供受けの低さを理由に採用されなかった旨を後年に明かしている[69]。
その他の主要キャストもベテランから新人まで、舞台やVシネマ、単館系映画などの各方面で知名度の高い俳優を起用している。そのため、レギュラー出演者の平均年齢は比較的高い。
レギュラー
- ヒビキ / 仮面ライダー響鬼(声) - 細川茂樹
- 安達明日夢 - 栩原楽人
- 立花香須実 - 蒲生麻由
- 立花日菜佳 - 神戸みゆき
- 持田ひとみ - 森絵梨佳
- 天美あきら - 秋山奈々(七之巻 - 最終之巻)
- イブキ / 仮面ライダー威吹鬼(声) - 渋江譲二(五之巻 - 最終之巻)
- トドロキ / 仮面ライダー轟鬼(声) - 川口真五(十三之巻 - 最終之巻)
- ザンキ / 仮面ライダー斬鬼(声) - 松田賢二(十三之巻 - 四十五之巻)
- 滝澤みどり - 梅宮万紗子(十一之巻 - 最終之巻)
- 桐矢京介 / 京介変身体(声) - 中村優一(三十之巻 - 最終之巻)
- 安達郁子 - 水木薫
- 立花勢地郎 - 下條アトム(四之巻 - 最終之巻)
- 童子、クグツ(黒・白)、洋館の男、謎の男、姫(声) - 村田充
- 姫、女のクグツ、洋館の女、謎の女、童子(声) - 芦名星
声の出演
準レギュラー
ゲスト
- 安達千寿 - 大西麻恵(一之巻、二之巻)
- 屋久島の老人 - 大木史朗(一之巻)
- 明日夢の伯父 - 角谷栄次(一之巻、二之巻)
- 明日夢の伯母 - 麻ミナ(一之巻、二之巻)
- 屋久島のハイカー - 伊藤由紀子(一之巻)
- 卓(汽船の子ども) - 渡邉奏人(一之巻)
- 郁子の旧友 - 境賢一(二之巻)
- 自警団A - 坂口進也(三之巻)
- 自警団B - 岸本功(三之巻)
- 猟友会A - 飯尾英樹(四之巻)
- 猟友会B - 暁(四之巻)
- 駄菓子屋店主 - 佐野珠美(四之巻)
- 横田 - 山口裕次郎(五之巻)
- 釣り人 - 渡邉謙太(五之巻)
- 釣り人A - 伊藤聡(六之巻)
- 釣り人B - 真矢野靖人(六之巻)
- 老人 - 福原秀雄(七之巻)
- 老婆 - 花原照子(七之巻、八之巻)
- カップルの男性 - 七枝実(七之巻)
- カップルの女性 - 香取廣美(七之巻)
- 不良 - 川久保雄基(九之巻、十之巻、二十八之巻)
- 万引き少女 - 斉藤友以乃(九之巻)
- 女の店員 - 安室満樹子(九之巻、十一之巻)
- 男の店員 - 内海修宏(九之巻)
- 男性A - 田村圭生(九之巻)
- 男性B - 西村大介(九之巻)
- 女性A - 小幡茜(九之巻)
- 女性B - 渡部彩(九之巻)
- 農夫 - 山下啓介(十一之巻)
- 松山家の夫 - 嶋田豪(十一之巻)
- 松山家の妻 - 浅野香織 (十一之巻)
- 松山家の子供 - 椿泰我(十一之巻)
- サバキ(佐伯栄) - 柴崎貴行[70][注釈 18](十二之巻)
- 医師 - 窪園純一(十三之巻)
- 看護師 - 麻生真衣(十三之巻、十四之巻)
- 仮面ライダー裁鬼(声) - 狩山俊輔(十五之巻のみ)[71]、塩野勝美(十六之巻、二十五之巻、三十六之巻、三十九之巻)
- 中学生 - 土屋シオン(十五之巻)
- OL - 上村愛香(十七之巻)
- 作業員A - 芝崎昇(十七之巻)
- 作業員B - 光宣(十七之巻)
- 客 - 矢野泰子(十八之巻)
- 主婦 - 阿部光子(十八之巻)
- 子供A - 加賀谷渓(十八之巻)
- 子供B - 加賀谷知夏(十八之巻)
- お師匠さん - 二宮弘子(二十一之巻、二十二之巻、二十五之巻)
- 坂本先生 - 依田英助(二十一之巻、二十二之巻)
- 飯田敏 - 樋浦勉(二十三之巻)
- 老人 - 益富信孝(二十三之巻)
- ブラスバンド部部長 - 中山麻生(二十三之巻、三十八之巻)
- 津村努 - 渋谷謙人(二十五之巻、二十六之巻、二十七之巻)
- 仮面ライダー鋭鬼(声) - 永瀬尚希[72](二十八之巻、二十九之巻)
- 京介の母 - 入江麻友子(三十之巻)
- 小暮耕之助 - 布施明(特別出演 / 三十二之巻、三十三之巻)
- 警官 - まいど豊(三十二之巻)
- ショウキ - 押川善文(三十二之巻)
- 農夫 - 竹内靖司(三十三之巻)
- シュキ / 仮面ライダー朱鬼(声) - 片岡礼子(三十六之巻、三十七之巻)
- 出崎弘子 - 中村綾(四十五之巻、四十六之巻、四十七之巻)
- 出崎直美 - 木下綾菜(四十五之巻、四十六之巻、四十七之巻)
- 男の子 - 島田智之介(最終之巻)
スーツアクター
主役である響鬼のスーツアクターは『アギト』以降主役ライダーを演じた高岩成二ではなく、主役以外のライダーなどを演じてきた伊藤慎を起用した[73]。威吹鬼役の押川善文は、皆が高岩のいない穴を埋めようとしていた不思議な空気感であったと証言している[73]。また、轟鬼役の渡辺淳は本作品で初めて仮面ライダー役を務めた[74]。撮影中にナパームの熱がスーツのマジョーラカラーに残ったために伊藤が火傷し、一時的に降板した間は大岩永徳などが代役を務めた[75]。その後、大岩は舞台出演のため降板した矢部敬三に代わり仮面ライダー斬鬼を務めた[76]。
- 仮面ライダー響鬼[77][51][78]、仮面ライダー裁鬼[79][80] - 伊藤慎
- 仮面ライダー威吹鬼[81][82][73]、仮面ライダー弾鬼[80] - 押川善文
- 仮面ライダー轟鬼[83][82][74] - 渡邉淳
- 仮面ライダー斬鬼(十五・十六之巻)[84][76] - 矢部敬三
- 仮面ライダー斬鬼(後期)[85][76][84]、怪童子[85][76][86]、仮面ライダー響鬼(代役)[87] - 大岩永徳
- 仮面ライダー鋭鬼[80]、仮面ライダー朱鬼[88] - 永瀬尚希
- 魔化魍[89] - 金田進一
- バケネコ[90] - 小倉敏博
スタッフ
髙寺成紀をチーフプロデューサーとして始まった『響鬼』だが、テレビシリーズ中盤と並行して制作・公開された『劇場版 仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼』のチーフプロデューサーは『響鬼』には当初参加予定のなかった白倉伸一郎が務め、同じく脚本もテレビシリーズ未参加の井上敏樹が担当した。その後、テレビシリーズでも9月4日放送分(三十之巻)よりプロデューサーが白倉に交代。脚本もきだつよし・大石真司と入れ替わりに井上が新たに参加し、文芸スタッフも全員が降板となる。きだは当時の制作状況について、2007年7月5日の日記で「クウガや響鬼に参加した時はプロデューサー色が濃くて自分の色を全く出せずに終わってしまった感がある」と発言している[91]。
メインスタッフ交代後の制作体制は、脚本に「執筆が早い」と言われる井上が大半の話を担当したほか、三十八之巻・三十九之巻は本作品で仮面ライダーシリーズに初参加し、以後も多くのシリーズ作品に関わることになる米村正二が担当した。監督には二十九之巻以前は不参加だった田村直己、鈴村展弘が加入、通常のローテーションを崩し、約2か月にわたり複数班体制が取られた。完成済の各回を1話以上ストックしておく「撮り溜め」をあまりしない東映特撮作品では複数班体制をとることは珍しくないが、通常は計画的な撮影スケジュールをしっかり事前に立て、1班体制によるローテーション撮影を維持するように努めており、本作品のように複数の撮影班が長期間の同時撮影体制を敷くケースは異例と言えるものであった。
- 原作 - 石ノ森章太郎
- 連載 - テレビマガジン、てれびくん、幼稚園、めばえ、たのしい幼稚園、おともだち
- スーパーバイザー - 小野寺章(石森プロ)
- プロデューサー[注釈 19] - 梶淳(テレビ朝日)、髙寺成紀(一之巻 - 二十九之巻)・白倉伸一郎(三十之巻 - 最終之巻)・土田真通(東映[注釈 1])
- プロデューサー補[注釈 20] - 大森敬仁
- 脚本 - きだつよし、大石真司、井上敏樹、米村正二
- 文芸(十九之巻 - 二十二之巻) - 大石真司
- 監督 - 石田秀範、諸田敏、坂本太郎、金田治、髙丸雅隆、田村直己(テレビ朝日)、鈴村展弘
- 撮影 - いのくままさお、倉田幸治
- 助監督 - 柴﨑貴行、山本滋春、山口恭平、杉原輝昭、坂井裕幸、狩山俊輔、菱沼康介、古家友佳、道木広志、宮坂清彦、大峯靖弘
- 文芸協力(一之巻 - 二十九之巻) - 片岡力、菅誠司、阿部卓也
- VFXスーパーバイザー - 沖満
- アクション監督 - 宮崎剛(ジャパンアクションエンタープライズ)
- 操演 - 高木友善(ライズ)
- 音楽ディレクター - 本地大輔、大泉浩之、長澤隆之 (avex)
- 音楽 - 佐橋俊彦
- 鬼デザイン - 早瀬マサト(石森プロ)、野中剛・菊池和浩・小林大祐・下田竜彦(PLEX)
- 魔化魍デザイン - 青木哲也 (PLEX) 、藤沢チヒロ〔童子・姫衣裳デザイン〕(一之巻 - 二十九之巻)、飯田浩司(石森プロ)(三十之巻 - )、竹田団吾[92]〔スーパー童子・姫衣裳デザイン〕
- 資料担当 - 飯田浩司(石森プロ)
- OP・ED演出 - 小藤浩一 (1st OP, ED)、鈴村展弘 (2nd OP)
- 題字 - 康唯子
- 技術協力 - オーエイギャザリング、東映ラボ・テック、KYORITZ
- 制作 - tv asahi、東映株式会社[注釈 2]、ADK
音楽
『仮面ライダーアギト』以降、音楽担当と主題歌の作曲担当は別の作曲家が担当していたが、本作品では統一した世界観を作りたいという高寺の意向により『仮面ライダークウガ』と同じく佐橋俊彦が両方を担当している[93]。従来の音楽担当は企画が完成してからの参加が通例であったが、本作品ではバンダイの「DX音撃棒セット」用の楽曲製作のため、2004年6月頃から参加している[93]。
「太鼓で敵を倒すライダー」という設定に合わせ、マリンバ、和太鼓、パーカッションなどの打楽器(一部シンセサイザーによる音色含む)を中心に構成された音楽が主流となっている[93]。主要ライダーの武器、必殺技に合わせ、威吹鬼にはトランペットなどの吹奏楽器を全面に押し出した曲、轟鬼にはエレキギターなどによるロックサウンドも製作されている。
サウンドトラックCDは『仮面ライダー龍騎』以降恒例となっていた、番組終了後にリリースのCD-BOXとしてではなく、テレビシリーズでの使用楽曲を収録した「音劇盤」一 - 三、それに劇場版サントラとして、計4枚が放送期間中に発売された。また過去の平成ライダーにおいて、一部の楽曲がサウンドトラックCDに未収録となるケースが散見される中、本作品ではほぼすべての主な楽曲を収録することができた旨のコメントが「音劇盤」三にて書かれている。
他の平成ライダー作品に見られるレギュラー出演者担当による楽曲は、本作品では製作されていない。
主題歌
- オープニングテーマ
- エンディングテーマ
-
- 「少年よ」(一之巻 - 三十三之巻、最終之巻)
- 作詞 - 藤林聖子 / 作曲・編曲 - 佐橋俊彦 / 歌 - 布施明
- 基本的には1番の歌詞を使用するが、十四之巻、二十九之巻では2番の歌詞を使用した。
関連CD
発売された関連CDは以下の通り(主題歌に関しては別項目を参照)。
- 仮面ライダー響鬼 音劇盤
- 仮面ライダー響鬼 音劇盤二 激闘之巻(初回限定版は本作品のCDをすべて収納できるBOX仕様)
- 仮面ライダー響鬼 音劇盤三 総力之巻(初回限定版はタオルが同封)
- 劇場版 仮面ライダー響鬼と七人の戦鬼 オリジナルサウンドトラック
- 仮面ライダー響鬼 ブックCD
- 仮面ライダー響鬼 写真集付CD 響鬼見参!!
- 仮面ライダー響鬼 写真集付CD 雷舞轟々
- 仮面ライダー響鬼 写真集付CD 風雅勇伝
- 仮面ライダー響鬼 ソングコレクション
放送日程
話数の単位は「○(漢数字)之巻」で、サブタイトルは全篇通して「動詞+名詞」というフォーマットで統一されている。
サブタイトルはオープニングの最後に表示される。
| 放送日 | 放送回 | サブタイトル | 魔化魍 | 脚本 | 監督 | OP使用曲 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2005年1月30日 | 一之巻 | 響く鬼 | きだつよし 大石真司 |
石田秀範 | 輝〜一之巻〜 | |
| 2月6日 | 二之巻 | 咆える蜘蛛 | 輝〜音劇〜 | |||
| 2月13日 | 三之巻 | 落ちる声 | 諸田敏 | |||
| 2月20日 | 四之巻 | 駆ける勢地郎 | ||||
| 2月27日 | 五之巻 | 熔ける海 | 坂本太郎 | 輝〜吉野〜 | ||
| 3月6日 | 六之巻 | 叩く魂 | ||||
| 3月13日 | 七之巻 | 息吹く鬼 | 石田秀範 | 輝〜突風〜 | ||
| 3月20日 | 八之巻 | 叫ぶ風 | 輝〜竜巻〜 | |||
| 3月27日 | 九之巻 | 蠢く邪心 | 諸田敏 | 輝〜紫炎〜 | ||
| 4月3日 | 十之巻 | 並び立つ鬼 | 輝〜紫炎・突風〜 | |||
| 4月10日 | 十一之巻 | 呑み込む壁 | きだつよし | 坂本太郎 | 輝〜猛士〜 | |
| 4月17日 | 十二之巻 | 開く秘密 | 大石真司 | |||
| 4月24日 | 十三之巻 | 乱れる |
金田治 | 輝〜不知火〜 | ||
| 5月1日 | 十四之巻 | 喰らう童子 | 輝〜不知火・猛士〜 | |||
| 5月8日 | 十五之巻 | 鈍る雷 | 石田秀範 | 輝〜烈雷〜 | ||
| 5月15日 | 十六之巻 | 轟く鬼 | ||||
| 5月22日 | 十七之巻 | 狙われる街 | 諸田敏 | 輝〜音劇・突風〜 | ||
| 5月29日 | 十八之巻 | 挫けぬ疾風 | 輝〜紫炎・突風〜 | |||
| 6月5日 | 十九之巻 | かき鳴らす戦士 | きだつよし | 髙丸雅隆 | 輝〜音劇・烈雷〜 | |
| 6月12日 | 二十之巻 | 清める音 | ||||
| [注釈 22]6月26日 | 二十一之巻 | 引き合う魔物 |
|
石田秀範 | 輝〜烈雷・突風〜 | |
| 7月3日 | 二十二之巻 | 化ける繭 | 輝〜紫炎・猛士〜 | |||
| 7月10日 | 二十三之巻 | 鍛える夏 | 大石真司 | 諸田敏 | 輝〜鍛える夏〜 | |
| 7月17日 | 二十四之巻 | 燃える紅 | 輝〜紫炎〜 | |||
| 7月24日 | 二十五之巻 | 走る紺碧 | 髙丸雅隆 | 輝〜走る紺碧・紫炎〜 | ||
| [注釈 23]8月7日 | 二十六之巻 | 刻まれる日々 | 石田秀範 | 輝〜猛士・不知火〜 | ||
| 8月14日 | 二十七之巻 | 伝える絆 | 輝〜烈雷・走る紺碧〜 | |||
| 8月21日 | 二十八之巻 | 絶えぬ悪意 | 金田冶 | 輝〜絶えぬ悪意〜 | ||
| 8月28日 | 二十九之巻 | 輝く少年 | 輝〜音劇〜 | |||
| 9月4日 | 三十之巻 | 鍛える予感 | 井上敏樹 | 諸田敏 | 輝〜一之巻〜 | |
| 9月11日 | 三十一之巻 | 超える父 | 輝〜一之巻・絶えぬ悪意・紫炎〜 | |||
| 9月18日 | 三十二之巻 | 弾ける歌 |
|
髙丸雅隆 | 輝〜一之巻・猛士〜 | |
| 9月25日 | 三十三之巻 | 輝〜一之巻〜 | ||||
| 10月2日 | 三十四之巻 | 恋する鰹 | 石田秀範 | 始まりの君へ | ||
| 10月9日 | 三十五之巻 | 惑わす天使 | ||||
| 10月16日 | 三十六之巻 | 飢える朱鬼 | 坂本太郎 | |||
| 10月23日 | 三十七之巻 | 甦る雷 | ||||
| 10月30日 | 三十八之巻 | 敗れる音撃 |
|
米村正二 | 田村直己 | |
| [注釈 24]11月13日 | 三十九之巻 | 始まる君 | ||||
| 11月20日 | 四十之巻 | 迫るオロチ |
|
井上敏樹 | 金田治 | |
| 11月27日 | 四十一之巻 | 目醒める師弟 | ||||
| 12月4日 | 四十二之巻 | 猛る妖魔 | 坂本太郎 | |||
| 12月11日 | 四十三之巻 | 変われぬ |
| |||
| 12月18日 | 四十四之巻 | 秘める禁断 |
|
鈴村展弘 | ||
| 12月25日 | 四十五之巻 | 散華する斬鬼 | ||||
| 2006年1月8日 [注釈 25] |
四十六之巻 | 極める鬼道 | 坂本太郎 | |||
| 1月15日 | 四十七之巻 | 語る背中 | ||||
| 1月22日 | 最終之巻 | 明日なる夢 | 輝〜一之巻〜 |
放映ネット局
| 放送対象地域 | 放送局 | 系列 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 関東広域圏 | テレビ朝日 | テレビ朝日系列 | 制作局 |
| 北海道 | 北海道テレビ | ||
| 青森県 | 青森朝日放送 | ||
| 岩手県 | 岩手朝日テレビ | ||
| 宮城県 | 東日本放送 | ||
| 秋田県 | 秋田朝日放送 | ||
| 山形県 | 山形テレビ | [注釈 26] | |
| 福島県 | 福島放送 | ||
| 新潟県 | 新潟テレビ21 | ||
| 長野県 | 長野朝日放送 | ||
| 山梨県 | テレビ山梨 | TBS系列 | |
| 静岡県 | 静岡朝日テレビ | テレビ朝日系列 | |
| 石川県 | 北陸朝日放送 | ||
| 福井県 | 福井放送 | 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 |
|
| 中京広域圏 | 名古屋テレビ | テレビ朝日系列 | |
| 近畿広域圏 | 朝日放送 | ||
| 島根県 鳥取県 |
山陰放送 | TBS系列 | |
| 広島県 | 広島ホームテレビ | テレビ朝日系列 | |
| 山口県 | 山口朝日放送 | ||
| 香川県 岡山県 |
瀬戸内海放送 | ||
| 愛媛県 | 愛媛朝日テレビ | ||
| 徳島県 | 四国放送 | 日本テレビ系列 | |
| 福岡県 | 九州朝日放送 | テレビ朝日系列 | |
| 長崎県 | 長崎文化放送 | ||
| 熊本県 | 熊本朝日放送 | ||
| 大分県 | 大分朝日放送 | ||
| 宮崎県 | 宮崎放送 | TBS系列 | |
| 鹿児島県 | 鹿児島放送 | テレビ朝日系列 | |
| 沖縄県 | 琉球朝日放送 |
他媒体展開
映像ソフト化
いずれも発売元は東映ビデオ。
- テレビシリーズのビデオ(VHS、セル・レンタル共通)は全12巻各巻4話収録でリリースされている。DVDの急速な普及に伴い、本作品をもってVHSビデオ(セル・レンタル共通)の発売を終了し、次作『仮面ライダーカブト』以降はセル・レンタルともにDVDのみの展開に移行した。
- 2005年8月5日 - 2006年7月21日にかけてDVDが発売された。収録内容はビデオ版に準ずる。
- 2008年7月21日発売の「石ノ森章太郎 生誕70周年 DVD-BOX」、および2010年1月21日に発売の「仮面ライダーディケイド 最終巻」の初回生産特典として第1話が収録。
- 2019年1月9日 - 2019年5月8日にかけてBlu-ray BOXが発売予定。映像特典として、BOX1には『細川茂樹単独インタビュー(仮)』、BOX3には『仮面ライダー響鬼 超バトルDVD 明日夢変身 キミも鬼になれる!!』の収録が発表されている[94]。
他テレビシリーズ・テレビスペシャル
- 『仮面ライダーディケイド』
- 響鬼をはじめとする本作品の鬼と魔化魍が登場。
- 『仮面ライダーG』
- 『SmaSTATION!!Presents SMAPがんばりますっ!!』内で放送された作品。響鬼が登場。
- 『仮面ライダーウィザード』
- 第52・53話に響鬼が登場。
- 『仮面ライダージオウ』
- 響鬼が2068年の世界に歴代平成仮面ライダーの銅像のひとつとして登場。
- EP32のエピローグで響鬼が登場。EP33・34にて、桐矢京介 / 京介変身体、トドロキ / 轟鬼がオリジナルキャストで登場[95]。EP47からLAST(最終回)に魔化魍とアミキリが複数体登場。
映画
- 『劇場版 仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼』(2005年9月3日公開)
- 本作品の単独作品。
- 『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』(2009年8月8日公開)
- 『仮面ライダーディケイド』の単独作品。響鬼と魔化魍が登場。
- 『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010』(2009年12月12日公開)
- 『仮面ライダーW』と『仮面ライダーディケイド』のクロスオーバー作品。響鬼と魔化魍が登場。
- 『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』(2011年4月1日公開)
- 『仮面ライダーオーズ/OOO』と『仮面ライダー電王』をメインとしたクロスオーバー作品。響鬼をはじめとする本作品の鬼と魔化魍が登場。
- スーパーヒーロー大戦シリーズ
- いずれも仮面ライダーシリーズとスーパー戦隊シリーズのクロスオーバー作品。
- 『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』(2012年4月21日公開)
- 響鬼と魔化魍が登場。
- 『仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z』(2013年4月27日公開)
- 先の2シリーズとメタルヒーローシリーズのクロスオーバー作品。響鬼が登場。
- 『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』(2014年3月29日公開)
- 平成仮面ライダーシリーズ15作品記念。響鬼が登場。電王とのタッグ技をアマゾンとシンに放った。最終決戦でドラスと対決し、最後はBLACKと握手。
- 『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』(2015年3月21日公開)
- 響鬼が登場。
- 『仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦』(2013年12月14日公開)
- 『仮面ライダー鎧武/ガイム』と『仮面ライダーウィザード』のクロスオーバー作品。武神響鬼登場。
- 『劇場版 仮面ライダービルド Be The One』(2018年8月4日公開)
- 『仮面ライダービルド』の単独作品。 響鬼が登場。
- 『平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』(2018年12月22日公開)
- 『仮面ライダージオウ』と『仮面ライダービルド』をメインとしたクロスオーバー作品。響鬼が登場。
- 『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』(2019年7月26日公開)
- 『仮面ライダージオウ』の単独作品。響鬼が登場。
オリジナルDVD
- 『仮面ライダー響鬼 超(ハイパー)バトルDVD 明日夢 変身 キミも鬼になれる!!』
- てれびくんの応募者全員プレゼントのDVD。明日夢がディスクアニマル達から、鬼の心得を教えられて、鬼になろうと努力する話。ディスクアニマルの修行という形で全ライダーの紹介を行い、最後には変身に成功し、装甲響鬼にもなる。
- 以下、キャスト&スタッフ
- 『仮面ライダーディケイド 超アドベンチャーDVD 守れ!〈てれびくんの世界〉』
- 『仮面ライダーディケイド』のオリジナルDVD。仮面ライダー響鬼が登場。
ネットムービー
- 『仮面ライダーエグゼイド[裏技]仮面ライダーゲンム』
- 『仮面ライダーエグゼイド』のスピンオフ作品。響鬼が登場。
CS放送・ネット配信
- CS放送
- 東映チャンネル…2009年8月 - 2010年1月、2011年12月 - 2012年5月(いずれも「石ノ森章太郎劇場」枠)
- テレ朝チャンネル1…2013年4月 - 2014年3月
- ファミリー劇場…2014年
- ネット配信
- 東映特撮 YouTube Official…2011年8月1日 - 2012年1月15日、2017年12月22日 - 2018年6月8日
- 東映特撮ニコニコおふぃしゃる…2012年3月26日 - 2013年2月10日
小説
- 『仮面ライダー響鬼 明日への指針(コンパス)』
- 著:稲元おさむ、イラスト:岩崎美奈子
- ソノラマ文庫、2005年7月発売。ISBN 978-4257770572
- 一之巻から六之巻までをノベライズ。物語の基本的な流れはテレビシリーズに準じつつ、補足エピソードや登場人物の心情などが加えられている。
- 『小説 仮面ライダー響鬼』
- 著:きだつよし
- 講談社キャラクター文庫、2013年5月23日発売。ISBN 978-4063148558
- テレビシリーズより過去の江戸時代初期を舞台に、当時活躍していた鬼たちと『変身忍者 嵐』の主人公・ハヤテ/嵐の共闘、そして鬼と魔化魍、化身忍者に繋がるルーツを描いている。
ゲーム
- 『仮面ライダー響鬼』
- バンダイより2005年12月1日にPlayStation 2用の格闘アクションゲームとして発売。開発はdIGIFLOYD、媒体はCD-ROM。
- 初回特典として、「輝」「少年よ」を収録した『太鼓の達人』(ナムコ)の特別バージョンディスクが付属している[注釈 27]。前2作のゲーム版同様、劇場版のキャラクターは一切登場しない。
- 敵の魔化魍に音撃を使用する際に、『太鼓の達人』のタタコンを使用することで、音撃を再現、体感できるようになっている。同ゲームと同じシステムで太鼓を叩くことにより攻撃が可能。
脚注
注釈
- ^ a b 最終之巻のみクレジットなし。
- ^ a b 三十之巻より「東映」と表記。
- ^ 公式HPでは音撃戦士。
- ^ 巨大ディスクアニマルに騎乗する案は、劇場版や『仮面ライダーディケイド』客演時に活かされている。
- ^ 挿入歌としてのEDは本作品にはない。
- ^ 『変身忍者 嵐』の要素は、『響鬼』のテレビシリーズに登場した「鬼の鎧」のデザインや、劇場版の敵組織の「血狂魔党」という名称で活かされている。
- ^ 髙寺成紀は実際にニュージーランドに渡航して検分したが、作風に合わないとして当地でのロケを断念。『響鬼』のオープニングは屋久島ロケとなった[10]。なお、OP映像のニュージーランドでのロケは、同時期に放映されたスーパー戦隊シリーズの『魔法戦隊マジレンジャー』にて実現している。
- ^ 音撃鼓の初期案は、和太鼓よりもサイモンのようなイメージで、弟子が単なる足手まといにならないように、音による戦闘空間を形成して師匠を支援するためのアイテムだった[18]。
- ^ 威吹鬼の頭部のシルエットがテンガロンハット状になっているのは、アメリカ出身のヒーローとして構想されていた名残である[29]。
- ^ 高寺は2009年のインタビューで降板について問われたが、ファンに対して詫びるのみで詳しい理由については沈黙した[35]。また2012年にはTwitter(大魔神カノン公式アカウント)において「話しづらいことが多い」とした上で、予算の多用や玩具の売上不振があったことを認めつつも、それらが降板の理由ではないとの認識を示している[36]。
- ^ 実際の視聴率は前後の年と比較しても悪いわけではない[30]。
- ^ このキャラクター設定は二十五之巻〜二十七之巻でゲストとして登場した津村努が該当する。
- ^ ヒビキを演じる細川も岐阜県の出身である。
- ^ なお、運転テクニックは特別遊撃班に就任した際に克服している。
- ^ テレビ朝日公式サイトより。ただし生年月日を元に計算すると本編中に20歳になることは不可能(18歳→19歳)であり、設定に矛盾が生じている
- ^ 浜田自身も『響鬼』への出演を希望しており、水面下でスケジュール調整が行われたものの、都合がつかず断念した[67]。
- ^ 顔写真のみ登場。
- ^ 顔写真のみ登場。
- ^ 三十四之巻より「プロデュース」と表記。
- ^ 最終之巻のみ「プロデュース補」と表記。
- ^ a b c d 塩野勝美が声をあてたキャラクター。
- ^ 6月19日は「第105回全米オープンゴルフ選手権大会」最終日中継のため休止。
- ^ 7月31日は「世界水泳モントリオール2005」競泳7日目決勝中継のため休止。
- ^ 11月5日は「第37回 全日本大学駅伝対校選手権大会」中継のため休止。
- ^ 1月1日は「小学生クラス対抗30人31脚全国大会2005」放送のため休止。
- ^ 当該時間帯で自社制作番組『提言の広場』を放送していた関係で遅れネットだった。番宣CMも同局専用に、『毎週金曜日 午後四時二十五分』と、他の地域と同様の縦書きのフォーマット・漢字表記の物が放送時間を修正した上で用意されていた。
- ^ 同作品が発売された2005年はバンダイとナムコが経営統合を発表し、同年9月29日に持株会社バンダイナムコホールディングスが設立された。
出典
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- ^ 仮面ライダーカブト(東映公式) ウェイバックマシン
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- ^ a b c d e 魂 2006, p. 77, 鬼の創造.
- ^ 片岡力 2007, pp. 19-20, ポスト〈仮面ライダー〉めざして.
- ^ 片岡力 2007, pp. 21-22, 『変身忍者 嵐』という選択.
- ^ 片岡力 2007, pp. 29-30, 『変身忍者 嵐』という選択.
- ^ 片岡力 2007, p. 29, 『変身忍者 嵐』という選択.
- ^ 片岡力 2007, p. 49, キャラクタービジネスの現況.
- ^ 片岡力 2007, pp. 54-56, 武闘派から知略派へのイメージチェンジ.
- ^ 片岡力 2007, pp. 62-66, 非〈仮面ライダー〉に "政治決着".
- ^ 片岡力 2007, pp. 67-73, 師と弟子の〈バディもの〉.
- ^ 片岡力 2007, pp. 74-76, ジュブナイル・テイスト.
- ^ 片岡力 2007, pp. 101-102, ディスクアニマルの誕生.
- ^ 片岡力 2007, pp. 103-105, 音撃!で行こう!.
- ^ a b c d e f 魂 2006, p. 78, 鬼の創造.
- ^ 片岡力 2007, pp. 142-144, 覆った "政治決着".
- ^ 片岡力 2007, pp. 146-147, 覆った "政治決着".
- ^ 報知 2011, p. 10, 白倉伸一郎インタビュー.
- ^ 魂 2006, pp. 77-78, 鬼の創造.
- ^ 魂 2006, p. 17, 創造される鬼〜響鬼.
- ^ 片岡力 2007, pp. 126-127, 大型モンスターを着ぐるみで.
- ^ 片岡力 2007, pp. 200-202, 「逆-桃太郎」で矛盾解決.
- ^ 片岡力 2007, pp. 239-241, 髙寺氏からの "差し戻し" 要求.
- ^ 片岡力 2007, p. 248, 自然発生説への転回.
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- ^ 魂 2006, p. 39, 仮面ライダー威吹鬼.
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- ^ 魂 2006, p. 49, 仮面ライダー轟鬼.
- ^ a b 魂 2006, p. 59, 仮面ライダー斬鬼.
- ^ a b 「LIST OF WORKS 永徳」『JAE NAKED HERO』太田出版、2010年3月8日、93頁。ISBN 978-4-7783-1210-7。
- ^ “新ポイントサービス 暮らスマイル「怪獣篇」こぼれ話”. オリエントコーポレーション. 2011年5月2日閲覧。
- ^ ディケイド公式読本 2009, pp. 185-187.
- ^ 魂 2006, p. 71, 鬼の系譜.
- ^ “第1章”. 「金田進一 誕生!」(金田進一公式ブログ) (2009年11月18日). 2011年4月29日閲覧。
- ^ 仮面俳優列伝 2014, pp. 91-99, 「第2章 昭和から平成へ仮面の下のイノベーション 08 おぐらとしひろ(東映ヒーローMAX vol.34掲載)」
- ^ “俺、参上!”. きだつよしBlog 不屈夢走 (2007年7月5日). 2012年7月1日閲覧。
- ^ 宇宙船YB 2006, p. 15.
- ^ a b c 宇宙船118 2005, pp. 7-8, 「仮面ライダー響鬼連載企画 響く人 第1回 佐橋俊彦(音楽)」
- ^ “仮面ライダー響鬼 特集”. 東映ビデオ. 2018年11月1日閲覧。
- ^ “「仮面ライダージオウ」中村優一と川口真五が出演、桐矢京介が“響鬼”を名乗る”. 映画ナタリー. (2019年4月21日) 2019年4月21日閲覧。
参考文献
- 『仮面ライダー響鬼特写写真集【魂】』朝日ソノラマ〈DETAILS of HERO〉、2006年1月30日。ISBN 978-4-04-868101-8。
- 『宇宙船YEAR BOOK 2006』朝日ソノラマ〈ソノラマMOOK〉、2006年4月20日。ISBN 4-257-13086-5。
- 片岡力『「仮面ライダー響鬼」の事情 ドキュメント ヒーローはどう〈設定〉されたのか』五月書房、2007年4月28日。ISBN 978-4-7727-0462-5。
- 加門七海、東雅夫『響鬼探究』国書刊行会、2007年7月27日。ISBN 978-4-336-04927-8。
- 「白倉伸一郎 特別ロングインタビュー 平成ライダー その魅力と原点」『仮面ライダーマガジン』Winter '08-'09、講談社、2008年12月2日、 62 - 65頁、 ISBN 978-4-06-379320-8。
- 『仮面ライダー変身ベルト大全』アスキー・メディアワークス、2009年9月30日。ISBN 978-4-04-868101-8。
- 『仮面ライダーディケイド&平成仮面ライダーシリーズ10周年記念公式読本』グライドメディア〈グライドメディアムック〉、2009年11月11日。ISBN 978-4813080459。
- 『スポーツ報知』仮面ライダー40周年特別号、報知新聞社、2011年。
- 宇野常寛『リトル・ピープルの時代』幻冬舎、2011年7月30日。ISBN 978-4-344-02024-5。
- 『ユリイカ 9月臨時増刊号』通巻615号、青土社、2012年8月25日。ISBN 978-4-7917-0242-8
- 『語れ!平成仮面ライダー』KKベストセラーズ〈ベストムックシリーズ〉、2013年12月26日。ISBN 978-4-584-20532-7。
- 『東映ヒーロー仮面俳優列伝』鴬谷五郎[編著]、辰巳出版、2014年12月20日。ISBN 978-4-7778-1425-1。
- 『語ろう!555 剣 響鬼』カンゼン〈永遠の平成仮面ライダーシリーズ〉、2015年1月15日。ISBN 978-4-86255-285-3。
- 雑誌
関連項目
- 日本の妖怪の一覧
- オロナミンCドリンク - タイアップ企画。番組で数回スペシャルCMが放送された。
- 第56回NHK紅白歌合戦 - 布施が『少年よ』を歌っているステージに響鬼・威吹鬼・轟鬼が登場、化け猫などを相手に殺陣を披露、さらに歌唱後細川茂樹が登場してヒビキ特有の挨拶をした。
- ホンダ・エレメント - 劇中車として使われた。
外部リンク
- 東映公式サイト(2012年2月4日アーカイブ分)
- テレビ朝日公式サイト(2016年11月12日アーカイブ分)
- DVD 仮面ライダー響鬼特集(東映ビデオ内にあるサイト)
| テレビ朝日系 日曜8:00 - 8:30 (スーパーヒーロータイム第2枠) |
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| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
仮面ライダー剣
(2004年1月25日 - 2005年1月23日) |
仮面ライダー響鬼
(2005年1月30日 - 2006年1月22日) |
仮面ライダーカブト
(2006年1月29日 - 2007年1月21日) |
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