仮面ライダーキバ
| 平成仮面ライダーシリーズ | ||
| 第8作 | 仮面ライダー電王 | 2007年1月 - 2008年1月 |
| 第9作 | 仮面ライダーキバ | 2008年1月 - 2009年1月 |
| 第10作 | 仮面ライダーディケイド | 2009年1月 - 8月 |
| 仮面ライダーキバ | |
|---|---|
| ジャンル | 特撮テレビドラマ |
| 原作 |
石ノ森章太郎 (石ノ森章太郎プロ) |
| 脚本 | 井上敏樹 他 |
| 監督 | 田﨑竜太 他 |
| 出演者 |
瀬戸康史 武田航平 加藤慶祐 柳沢なな 高橋優 山本匠馬 小池里奈 芳賀優里亜 熊井幸平 松田賢二 加賀美早紀 木下ほうか 金山一彦 |
| 声の出演 |
杉田智和 石田彰 |
| ナレーター | 杉田智和 |
| 音楽 | 斉藤恒芳 |
| オープニング |
「Break the Chain」 歌:Tourbillon |
| 言語 | 日本語 |
| 製作 | |
| プロデュース |
梶淳(テレビ朝日) 武部直美 宇都宮孝明 大森敬仁 |
| 製作 |
tv asahi 東映 ADK |
| 放送 | |
| 放送局 | テレビ朝日系列 |
| 音声形式 | ステレオ放送 |
| 放送国・地域 |
|
| 放送期間 |
2008年1月27日 - 2009年1月18日 |
| 放送時間 | 日曜 8:00 - 8:30 |
| 放送枠 | スーパーヒーロータイム |
| 放送分 | 30分 |
| 回数 | 48 |
| 公式ウェブサイト | |
特記事項: 「平成仮面ライダーシリーズ」第9作 石ノ森章太郎生誕70周年記念 | |
『仮面ライダーキバ』(かめんライダーキバ、欧文表記:MASKED RIDER KIVA)[注釈 1]は、2008年(平成20年)1月27日から2009年(平成21年)1月18日まで、テレビ朝日系列で毎週日曜8:00 - 8:30(JST)に全48話が放映された、東映制作の特撮テレビドラマ作品、および作中で主人公が変身するヒーローの名称である。字幕放送を実施[注釈 2]。ハイビジョン制作(アナログ放送ではレターボックス放送)。また、仮面ライダーシリーズとしては初のデータ放送対応作品でもある。
平成仮面ライダーシリーズ第9作目に当たる。キャッチコピーは「覚醒(ウェイクアップ)! 運命(さだめ)の鎖を解き放て!!」「それはバイオリンをめぐる、父と子の物語…」[1]。
目次
概要
平成仮面ライダーシリーズ第9作。石ノ森章太郎生誕70周年記念でもあり第1話冒頭でこのテロップが出された。
モチーフには「吸血鬼」を採用し、随所に西洋ホラー的な要素・演出が取り入られている[2]。
シナリオ
大きな特徴として挙げられるのが、紅渡を主人公にした現在(2008年)と、その父である紅音也を主人公にした過去(1986年)のストーリーが独立して存在し、それぞれが並行して描かれる事である[2]。過去と現在の展開がオーバーラップしたり、現代で「結果」だけ提示された事象の経緯が過去で解説されたりと、親子二人の物語が密接に絡み合い、過去が現在に、そして、現在と過去が交じり合いながら影響を与えながらストーリーは展開していく。
売上
バンダイ関連商品のIP別売上高は、本作品が放送された2008年は87億円[3] と発表され、前作『仮面ライダー電王』の放送した2007年の115億円を下回る結果となった。
あらすじ
1986年。世間には人間に化け人間の生命エネルギー・ライフエナジーを吸って生きるモンスター・ファンガイア族が跳梁跋扈し、それに気づいた数少ない人々がファンガイアと戦いを繰り広げていた。ある日、腕利きのファンガイアハンターである麻生ゆりはターゲットであるファンガイアを追い詰めたものの、彼女に惚れたらしい1人の男の乱入により取り逃がす。ゆりの叱責を気にもせず彼女を口説きに掛かる男の名は、紅音也。天才バイオリニストである彼は、こうしてファンガイアの存在を知ることとなる。
それから22年経った2008年。ゴーグルにマスクという奇妙な姿で、ゴミを漁っては魚の骨を拾って回る怪しげな青年がいた。彼の名は紅渡。音也の息子である彼は、父の遺したバイオリンブラッディローズを超えるバイオリンを作るためにバイオリン職人として修行を続けていたが、他人との接触を極端に嫌う内気な性格のため彼方此方でトラブルを起こしていた。
そんなとき、22年前に逃がしたファンガイアが再び出現。ゆりの娘であるファンガイアハンター・麻生恵が戦いを挑むも、その力に圧倒され危機に陥る。その時ブラッディ・ローズの弦が突如として震え始め、それを聞いた渡は本能に突き動かされるようにファンガイアの元に向かう。奇妙な姿をしたコウモリ・キバットが渡に噛み付いた瞬間渡の身体は鎧に包まれ、異形の姿=仮面ライダーキバへと変貌を遂げた。こうして、父と息子、22年にわたる運命の物語は幕を開けた。
登場人物
仮面ライダー
コンセプト
2007年春、放映中の『仮面ライダー電王』では主人公に味方する怪人「イマジン」が視聴者から絶大な人気を集めており、次回作の構想を練っていた企画チームにとっても無視できない存在となっていた[4]。しかし平成仮面ライダーシリーズは毎年世界観を一新することを命題とするため、『電王』の手法をそのまま踏襲することは避けられ、着ぐるみではなく変身ベルトにキャラクター性を与えて「しゃべるベルト」とすることが提唱された[4]。しゃべるベルトという構想そのものは2001年の『仮面ライダーアギト』の時点ですでに発案されていたものの、声優の選定に際しては作品内容とシンクロすることが求められる一方で、ストーリーが固まってキャラクターの概要が見えてくる放映開始2 - 3か月前まで待っていては玩具開発が間に合わなくなるため、それまで実現したことはなかった[5]。また、しゃべるベルトは仮面ライダーのクールな世界観にそぐわないという反対意見もあった[4]。だがイマジン人気の高さを目の当たりにした制作スタッフたちは、『電王』の後番組なのだからしゃべっても良い、むしろしゃべらないと面白くないのではないかと考え、変身ベルトを主人公の相棒キャラクターとするコンセプトを採用した[4]。
キャラクターのモチーフの選定にも『電王』のにぎやかな作風が意識され、大勢のキャラクターが出せる素材として「西洋妖怪軍団」が発案された[5]。プレックスの阿部統によれば、2007年の『ゲゲゲの鬼太郎』のヒットも、この案の後押しとなったという[5]。主人公は西洋妖怪の中でも高貴で下僕を従えているイメージのある吸血鬼(ヴァンパイア)とすることに決まり[5]、「ヴァンパイアと人間双方の血を引く主人公が、同族であるヴァンパイアを殺さねばならない宿命を負う」という物語の原型ができあがった[6]。
主人公がヴァンパイアライダーとなったことで、相棒である変身ベルトのモチーフはコウモリに決定し、「噛んで変身する」というコンセプトもすんなりと成立した[6]。しかし「コウモリベルトが噛む対象は何か」という問題が解決せず、「ガムを噛む」「トマトジュースを飲む」といった様々な案が検討された[6]。試行錯誤の末にスタッフがたどり着いたのは、噛むのではなく「口にくわえる」という発想で、作品のキーアイテムは笛をモチーフとした「フエッスル」となった[6]。
また変身ベルトだけでなく、主人公が扱う剣や銃などの武器にもキャラクター性を付与し、人型の彫像に変形して会話を行うというアイディアが採用された[6]。主人公は怪人の力が宿った彫像武器を手にすることで、その力を取り込んでフォームチェンジを行い、武器と会話しながら戦うのである[7]。ところが『電王』に登場した剣「デンカメンソード」が、それを通じてイマジンたちと会話ができるという物だったので、差別化のために「武器との会話」というコンセプトは廃案となった[7]。フォームチェンジも若干の軌道修正を求められ、ボディの一部が変化した左右非対称のデザインとなった[7]。阿部統は「本来ならば武器に宿ったモンスターの力に支配されそうなところを、主人公自身の力で押しとどめている状態をビジュアルで見せている」という主旨のことを語っている[7]。
仮面ライダーキバ
人間とファンガイアの間に生まれた紅渡が、キバットバットIII世の力を借りて「キバの鎧」をまとった姿。
真の姿は「黄金のキバ」とも呼ばれる「エンペラーキバの鎧」で、ファンガイア族の王室技巧匠である「ナイト」と「ポーン」がキングのために造り出した3番目の鎧である[8]。先に造られた「ダークキバの鎧」とほぼ同等のパワーを有するが、ダークキバがいつ力を暴発させるかもしれない危険性をはらんでいるのに対し、エンペラーキバは体の要所をカテナ(鎖)で拘束することにより力を抑えた状態を保つことができるように改良されている[8]。
キバフォーム
| 仮面ライダーキバ MASKED RIDER KIVA[6] | |
|---|---|
| キバフォーム KIVA FORM[6] | |
| 身長 | 200cm |
| 体重 | 98kg |
| パンチ力 | 6t |
| キック力 | 8t |
| ジャンプ力 | ひと跳び85m |
| 走力 | 100mを6.5秒 |
エンペラーキバの鎧の力を抑制し、「キバの鎧」として用いる通常時の姿[9]。格闘技を駆使して戦い[9]、鉄棒などに足を引っ掛けて逆さ吊りの状態で攻撃を仕掛けることもある[10]。
キバットバットIII世が渡の手にアクティブファングを突き立て、体内に「アクティブフォース」を注入すると、渡の魔皇力が活性化されて顔にステンドグラス状の模様が浮かぶ[9]。その後、腰に出現した「キバックル」にキバットが収まり、次いで出現した鎧を身にまとうことで変身が完了する[9]。
テレビシリーズ最終話で、22年後の未来からやってきた渡の息子・正夫は、キバットバットIV世の力を借りてこの姿に変身していた[9]。
インナースーツ「ドランメイル」は黒竜ガオーラ・ドランの皮でできており、その上を魔皇力の流動経路「ブラッドベッセル」が走る[11]。両肩は拘束具「プテラ・プレート」によって抑え込まれており、力を増幅しすぎて自滅しないようにしている[11]。胸の「ブラッディ・ラング」は魔皇力を蓄積するための箇所で、膨大な量の魔皇力によって真紅に染め上げられている[11]。首元には悪魔の顔をかたどった飾り「ダークネス・チョーカー」を掛けている[11]。
仮面「キバ・ペルソナ[11]」の一部をなす複眼「オムニレンズ[11]」の色は黄色。額には魔皇石(碧)がはめ込まれており、周囲を「ガーディアンクラウン」というプレートに保護されている[11]。
右足はトライシルバニア銀製の拘束具「ヘルズゲート」によって封印されている[11]。その内部にある赤いプレート「デモンズ・マウント」に固定されているのは、金色の経路「ゴルディ・ベッセル」によって結ばれた3つの魔皇石「宙(そら)」「水」「地」であり、3つの石を経過することで魔皇力はもとの8倍以上に強化される[11]。なお、左足には「バランサー・アンクレット」を装備することで左右の均衡を保っている[11]。
前年の仮面ライダー電王との差別化のため、デザインは手袋やブーツなどのパーツが目立たないような繊細で生物的な方向を目指し、コウモリの翼、血管、鎖というキーワードでまとめられた[6]。耽美で高貴なイメージを出すため、キバフォームの赤いブラッディラングは大きくはだけた胸元を意識しており、ダークネス・チョーカーからは鎖骨をモチーフとした突起が伸びている[6]。また、主役仮面ライダーにしては珍しく指先がとがっているが、これもヴァンパイアという怪物イメージに基づいている[6]。
マスク部分のデザインは、光り輝く月と翼を広げたコウモリを模したオムニレンズが目を引くが、石森プロの早瀬マサトによれば、この複眼の形状は『仮面ライダー』に登場したゲルショッカー戦闘員の覆面を参考にしているという[12]。また、額の魔皇石は仮面ライダー1号の変身ベルトの飾りボタンとまったく同じものが用いられており、「これをキバのマスクに埋め込むときは、石ノ森章太郎先生の魂を入れるような気持ちになりました」と早瀬は述べている[7]。
- フエッスル
- キバが腰に巻く「キバットベルト」両サイドの「フエッスロット」に装備された召喚・覚醒笛[13]。結晶石「ムーンクリスタル」で作られており、キバット以外は吹くことができない[14]。
- ウエイクアップフエッスル
- 右腰にある、必殺技「ダークネスムーンブレイク」を発動する赤のフエッスル[10]。別名「禁断の笛」と呼ばれ、カテナを断ち切る[13]。
- 形状は解放されたヘルズゲートを模している[5]。
- ドランフエッスル
- 右腰にある、キャッスルドランを召喚する茶色のフエッスル[10]。
- 側面の模様は建物のイメージで、古代ローマ遺跡のような4本の柱を描いている[5]。
- ブロンフエッスル
- 右腰にある、魔像ブロンを召喚する金色のフエッスル[10]。
- 側面の模様は車輪を描いている[5]。
- ガルルフエッスル
- 左腰にある、ガルルセイバーを召喚する水色のフエッスル[10]。
- 側面にはウルフェン族の紋章が描かれている[5]。
- バッシャーフエッスル
- 左腰にある、バッシャーマグナムを召喚する緑色のフエッスル[10]。
- 側面にはマーマン族の紋章が描かれている[5]。
- ドッガフエッスル
- 左腰にある、ドッガハンマーを召喚する紫色のフエッスル[10]。
- 側面にはフランケン族の紋章が描かれている[5]。
- 必殺技
ガルルフォーム
| 仮面ライダーキバ MASKED RIDER KIVA | |
|---|---|
| ガルルフォーム GARULU FORM[15] | |
| 身長 | 200cm |
| 体重 | 90kg |
| パンチ力 | 5t |
| キック力 | 9t |
| ジャンプ力 | ひと跳び40m |
| 走力 | 100mを1.5秒 |
ウルフェン族のガルルの力を得て変身する魔獣形態[16]。キバフォームよりスピードが向上しており、高い防御力や自己治癒能力も備わっている[16]。ガルルの力は月の満ち欠けによって変化するため、満月の夜に最大の力を発揮できる[16]。
フォームチェンジしてもキバの人格は渡のままだが、その性格や思考にはガルルの影響が及ぶ[17]。モスファンガイアに父である紅音也の素行を責め立てられた際の渡は、キバに変身こそしたものの動揺のあまり満足に戦うことができずにいた[17]。しかしガルルフォームに変身したとたん、弱気になっていた渡は攻撃的になり、戦況を覆した[17]。
キバフォームの状態でガルルフエッスルをキバットバットIII世に吹かせると、ガルル彫像態がキャッスルドランから射出される。キバが手にした彫像態はガルルセイバーに変形し、それと同時にキバの左腕と胸部が変化する。最後にキバットの目とキバの複眼が青くなって変身完了となる[16]。なお対ライオンファンガイア戦では、キバットが渡の手をかんだ直後にガルルフエッスルをくわえ、キバックルに収まるのと同時に吹き鳴らすことでガルルフォームに直接変身していた[16]。
ガルルフォームの左腕「ワイルドアーム」は青い装甲「ガルルシールド」に覆われており、腕力はキバフォームから低下しているものの、剣の扱いに特化した筋肉のつくりとなっている[18]。左肩はガルルの獣毛の性質を持つ防具「ウルフェンショルダー」によって守られている[18]。左の腕輪にはめ込まれた石は魔皇石(蒼)へと変化しており、ガルルの力の暴発を防ぐとともに、キバがガルルに取り込まれないようにする護符として機能する[18]。胸部「ウルフェンラング」は、ガルルセイバーから得た力をエネルギーに転換する役割を担っている[18]。またガルルの力の影響によって青く変色したキバットバットIII世のキバットスコープは「コバルトアイ」、キバのオムニレンズは「コバルトレンズ」と呼ばれる[18]。
初期デザインは毛を生やすなど挑戦的なものだったが採用されなかったので、ガルルセイバーからディテールをフィードバックする形でまとめられた[15]。
- ツール
-
- ガルルセイバー
- ウルフェン族のガルルがメタモルフォーゼした魔獣剣[19]。キバットバットIII世がガルルフエッスルを吹くことで彫像態の姿でキャッスルドランから射出され、キバが手にすると剣型に変形し、同時にキバをガルルフォームへと変身させる[19]。月の満ち欠けで切れ味が変化し、「満月では一振りで山を真っ二つに切り裂く」と言われている[19]。
- なお彫像態とは、射出時にかかる強い衝撃に耐えるための防御形態である[20]。ガルルたちアームズモンスターは、1986年に仮面ライダーダークキバによって封印され、強制的に彫像態に変えられてしまっていた[20]。しかし音也によって封印を解かれた後は、自らの意思で姿を変えられるようになったと思われる[20]。
- 第17話では仮面ライダーイクサがガルルフェイクフエッスルを使用したために奪われてしまった[20]。
- 刀身「ウルフェンブレード」はガルルの牙が変化した物で、分厚い鉄板すら苦もなく切り裂ける[20]。鍔は狼の頭部の形状になっており、後頭部の「ウルフェンヘアードシールド」は、ガルルの体毛が硬質に変化した小型の盾である[20]。また狼の顎「ワイルドジョー」は噛みつき攻撃を行うほか、喉の奥にある音波砲「ハウリングショック」から放つ咆哮で敵を吹き飛ばす[20]。持ち手「ワイルドグリップ」にはガルルの青い血が流れる管「ブラッドベッセル」が走り、柄頭には満月と三日月をあしらったウルフェン族の刻印が飾られている[20]。
- エンペラーフォームがガルルフィーバーを発動した際には剣型でキバの手元に出現し、ワイルドグリップの先端にタツロットを接続することでパワーが3倍に強化される[19]。
- ガルルセイバー彫像態は、3つの武器の中で最初にデザインされたため、完成までには試行錯誤を経ている[7]。初期案にあった足は消された一方で、腕まで消すと狼男に見えなくなることから、変形の邪魔にならないように腕組みした姿勢で残された[7]。ウルフェンブレードの形状がしなっているのは、狼の尻尾をイメージしている[7]。
- 必殺技
バッシャーフォーム
| 仮面ライダーキバ MASKED RIDER KIVA | |
|---|---|
| バッシャーフォーム BASSHAA FORM[15] | |
| 身長 | 200cm |
| 体重 | 92kg |
| パンチ力 | 3t |
| キック力 | 3t |
| ジャンプ力 | ひと跳び20m |
| 走力 | 100mを6秒 |
| 水中速度 | 162ノット |
マーマン族のバッシャーの力を得て変身する半魚人形態[21]。水中戦に長けるほか、地上においても魔皇力によって大気中の酸素と水素を強制的に水へと変える「アクアフィールド」を展開して有利に戦える[21]。また驚異的な視力を活かした射撃の腕は正確無比であり、第9話ではフロッグファンガイアの銃を手から弾き飛ばすだけに留まらず、続いて放たれた無数の爆弾もすべて撃ち落した[22]。
キバフォームの状態でバッシャーフエッスルをキバットバットIII世に吹かせると、バッシャー彫像態がキャッスルドランから射出される[21]。キバが手にした彫像態はバッシャーマグナムに変形し、それと同時にキバの右腕と胸部が変化する[21]。最後にキバットの目とキバの複眼が緑色になって変身完了となる[21]。
バッシャーフォームの右腕「スケイルアーム」は緑色の装甲「バッシャースケイル」で覆われている[23]。右肩や右前腕部にある防具「アーマーフィン」はバッシャーのヒレが変化した物で、敵を切り裂く刃としても扱える[23]。右の腕輪にはめ込まれた石は魔皇石(碧)へと変化しており、バッシャーの力の暴発を防ぐとともに、キバがバッシャーに取り込まれないようにする護符として働く[23]。胸部「スケイルラング」には水中の酸素を取り込む機能があるため、バッシャーフォームは無限に水中で活動できる[23]。またバッシャーの力の影響によって緑に変色したキバットバットIII世のキバットスコープは「エメラルドアイ」、キバのオムニレンズは「エメラルドレンズ」と呼ばれる[23]。
スケイルアームのデザインに際しては『大アマゾンの半魚人』が参考にされている[15]。鱗状のモールドをびっしりと施した案もあったが、実際には甲冑風にまとめられた[15]。
- ツール
-
- バッシャーマグナム
- マーマン族のバッシャーがメタモルフォーゼした魔海銃[24]。キバットバットIII世がバッシャーフエッスルを吹くことで彫像態の姿でキャッスルドランから射出され、キバが手にすると銃型に変形し、同時にキバをバッシャーフォームへと変身させる[24]。
- 銃身横の「アクアインテーク」から大気中の水素と酸素を吸入して水分に変え、銃身本体の「アクアバレル」で水の銃弾「アクアバレット」として蓄積する[25]。アクアバレルの後ろには3枚の安定翼「トルネードフィン」があり、必殺技を放つ際に竜巻を起こす[25]。
- グリップ下部の「アタックボトム」は最も堅牢な部位であり、打撃武器として機能する[25]。なお、撃鉄のように見える「ハンマーフィン」も実は接近戦用の武器である[25]。
- エンペラーフォームがバッシャーフィーバーを発動した際には銃型でキバの手元に出現し、銃口にタツロットを接続することで強化される[25]。
- 先行してデザインされたガルルセイバーに倣い、武器モードでは魚の頭骨のような顔のモチーフが前面に来るようにしてある[7]。彫像態の初期案ではバッシャーが後ろ手に縛られていたが、やり過ぎという意見が出たため拘束は取りやめになり、実際の造形では胸の魔皇石から伸びる鎖が背後までつながっておらず、単に腕を後ろに回しているだけの姿勢となっている[7]。
- 必殺技
ドッガフォーム
| 仮面ライダーキバ MASKED RIDER KIVA | |
|---|---|
| ドッガフォーム DOGGA FORM[15] | |
| 身長 | 200cm |
| 体重 | 150kg |
| パンチ力 | 15t |
| キック力 | 4t |
| ジャンプ力 | ひと跳び10m |
| 走力 | 100mを10秒 |
フランケン族のドッガの力を得て変身する豪腕戦士形態[26]。他のフォームと比較すると腕力が突出して高く、また驚異的な防御力も備えている[26]。ただしスピードは低下しており[27]、また視力自体はキバフォームと同等だが動体視力に関しては劣っている[28]。
キバフォームの状態でドッガフエッスルをキバットバットIII世に吹かせると、ドッガ彫像態がキャッスルドランから射出される[26]。キバが手にした彫像態はドッガハンマーに変形し、それと同時にキバの両腕と胸部が変化する[26]。最後にキバットの目とキバの複眼が紫色になって変身完了となる[26]。
ドッガフォームの両腕「グレートアーム」は、筋肉がキバフォームの10倍に強化されている[28]。ルシファーメタル製の手甲「ライトニングシールド」にはめ込まれた石は魔皇石(紫)へと変化しており、ドッガの力を増幅するとともに、キバがドッガに取り込まれないようにする護符として機能する[28]。両肩の防具「ハンマーショルダー」は、体当たりの際の武器としても有効である[28]。胸部「アイアンラング」はドッガの拳が変質した物で、内部にドッガハンマーから吸収した雷のエネルギーを蓄積できる[28]。またドッガの力の影響によって紫に変色したキバットバットIII世のキバットスコープは「パープルアイ」、キバのオムニレンズは「パープルレンズ」と呼ばれる[28]。
フランケンシュタインの怪物には明確なモチーフがないため、ドッガフォームのデザインは難航したという[15]。片腕から胸の中央にかけて眺めると、ドッガハンマーに見えるように仕上げられている[15]。魔皇石(紫)がはめ込まれた手首の丸い部分の形状は、フランケンシュタインの首についているネジのイメージである[15]。
- ツール
-
- ドッガハンマー
- フランケン族のドッガがメタモルフォーゼした魔鉄槌[29]。キバットバットIII世がドッガフエッスルを吹くことにより彫像態の姿でキャッスルドランから射出され、キバが手にすると鉄槌型に変形し、同時にキバをドッガフォームへと変身させる[29]。
- 拳を模したハンマーの基部「アイアンベース」の内部には、呼び寄せた雷を蓄電しておくための「サンダーコイル」がある[30]。指の部分「サンダーフィンガー」によって隠されている手のひらには、「真実の石」と呼ばれる魔皇石をはめ込んだ目「トゥルーアイ」があり、露出することで魔皇力を放出して敵を麻痺させるほか、相手の弱点や記憶などを解析する力も備えている[30]。
- 持ち手「サンダーグリップ」にはドッガの紫の血液が流れる「ブラッドベッセル」が走り、上部にはフランケン族の誇りを忘れないように雷をかたどった一族の紋章が刻まれている[30]。
- エンペラーフォームがドッガフィーバーを発動した際には、サンダーグリップの先端にタツロットが接続されてパワーが3倍に強化される[30]。
- 「フランケンシュタインはジャケットを着ている」というイメージに基づき、造形には襟の意匠が取り入れられている[7]。
- 当初はサンダーフィンガーが1本ずつ独立して稼動し、玩具でじゃんけん遊びができるという構想だったが、コストと安全面の都合で実現しなかった[7]。また、タツロットの接続箇所は他の武器と重ならないようにする予定だったが、どうしても収まりの良い場所が見つからず、結局ガルルセイバーと同じグリップの先端となった[31]。
- 必殺技
ドガバキフォーム
| 仮面ライダーキバ MASKED RIDER KIVA | |
|---|---|
| ドガバキフォーム DOGABAKI FORM[15] | |
| 身長 | 200cm |
| 体重 | 140kg |
| パンチ力 | 10t |
| キック力 | 15t |
| ジャンプ力 | ひと跳び50m |
| 走力 | 100mを5秒 |
3大アームズモンスターの力を同時に融合させた形態で、正式名称は「ドッガ・ガルル・バッシャー・キバフォーム」[32]。キバフォームと比較して各種能力が向上しているほか、ガルルセイバー、バッシャーマグナム、ドッガハンマーを一度に扱うことができる[32]。ただし「ダークネスムーンブレイク」以外の必殺技までは使うことができない[32]。また、魔皇力の制御が困難であるため変身の維持は5分が限界であり、それを越えると「キバの鎧」が破壊され、変身者の命にも危険が及ぶ[32]。
左腕は剣を扱うことに特化した「ガルルアーム」、右腕はアクアフィールドを生成できる「バッシャーアーム」となっている[33]。また胸部に最も体力のある「ドッガブレスト」を配置することでパワーバランスを保っている[33]。複眼「オムニレンズ」はキバフォームと同じ外見だが、バッシャーの力を宿しているため視力が高くなっている[33]。
ドガバキフォームとは、4フォームチェンジする変形フィギュアを使って再現できる第5のフォームとしてデザインチーム側が提示したものが、実際に採用されたものである[15]。
撮影用スーツは新規製作された物ではなく、各フォームから取り外したパーツを組み合わせることで再現している[34]。
- 必殺技
エンペラーフォーム
タツロットの力でカテナを解き放ち、ファイナルウエイクアップして変身するキバの最強形態。エンペラーキバの鎧や真の黄金のキバとも呼ばれるキバの本来の姿。基本カラーは赤と金色。背中にはグレートワイバーンの翼の繊維が加工された赤いマント・ブラッディウイングが追加される。全身から装着者のライフエナジーを吸い上げ力に変換することで、通常のキックでもダークネスムーンブレイクを超える威力を持つ[36]。ガルルセイバー・バッシャーマグナム・ドッガハンマーも使用可能。圧倒的なパワーを秘め、装着者の資質次第では一人で国を滅ぼすことも可能とされる。
タツロットの能力により、既存の4フォームの必殺技をパワーアップさせたフィーバー技を使用でき、物語途中よりファンガイアのキングに代々伝わる魔剣・魔皇剣ザンバットソードを取得し、エンペラーフォームの専用武器となった。
- ツール
-
- ザンバットソード
- ファンガイアの王のために創られた、この世で最強と言われる魔剣。ライフエナジーに過剰に反応する「命吸う魔剣」で、剣自身が認める者以外が持つと暴走してしまう。
- 1986年時にはキングが持ち主だったが、真夜の裏切りに怒ってキャッスルドランの天守閣内の壁に投げ付けて手放し、22年間隠されていたが、崩れた壁から次狼達に発見され渡の手で引き抜かれた。だがその直後に渡を暴走させてしまったため、アームズモンスター3体が一時的に合体することでライフエナジーと思念が合わさって誕生した幻影怪物・ザンバットバットが剣の刀身に取り憑き、その力を抑制することに成功、エンペラーフォームの専用武器となった[注釈 3]。それ以後普段はタツロットの体内に保管され、エンペラーフォームが使用する際にタツロットの口から取り出す。ザンバットバットをキバの手でスライドさせて刀身を研ぎ澄ますことで、魔皇力や切れ味を制御する。
- 必殺技
-
- エンペラームーンブレイク
- ダークネスムーンブレイクのフィーバー技。両足の刃・ルシファーズナイフに赤いキバの紋章を模したエネルギーを纏い、両足蹴り・跳び蹴り・空中連続蹴り・ドリルキック・回し蹴り・跳び回し蹴りの6種類のいずれかを叩き込む。破壊力は150tとダークネスムーンブレイクの5倍もの威力を誇る。
- エンペラーハウリングスラッシュ
- ガルル・ハウリングスラッシュのフィーバー技。ガルルセイバーに接続したタツロットの放出する炎の勢いで上昇し、上空から敵を斬り裂くパターンと両端から炎を放出して連続斬りを放つパターンの2種類が存在する。
- エンペラーアクアトルネード
- バッシャー・アクアトルネードのフィーバー技。バッシャーマグナムに接続したタツロットから放出する弾丸で敵を撃ち抜く。劇中未使用
- エンペラーサンダースラップ
- ドッガ・サンダースラップのフィーバー技。ドッガハンマーに接続したタツロットから放出した紫色のエネルギー弾をドッガハンマーで打ち、命中した敵にドッガハンマーを叩き付けて粉砕する。
- ファイナルザンバット斬
- ザンバットソードの刀身をザンバットバットの牙で研いで魔皇力を限界まで蓄積させて赤く光らせ、敵を斬り裂く。複数の敵を連続で斬ることも可能。キバットが「ウエイクアップ!」のコールと共にザンバットバットのウエイクアップフエッスルを吹くことで発動する。斬り伏せた後は刃に付いた血を拭うように一度ザンバットバットで刃を研ぐ[注釈 4]。剣のエネルギーを赤い衝撃波として飛ばすバリエーションもあり、その場合は剣を振り抜いた後の一研ぎは行わない[37]。
飛翔態
| 仮面ライダーキバ MASKED RIDER KIVA | |
|---|---|
| 飛翔態 FLIGHT MODE[31] | |
| 体高 | 180cm |
| 翼端長 | 380cm |
| 体重 | 100kg |
| パンチ力 | 10t |
| キック力 | 18t |
| 飛行速度 | マッハ3.4 |
渡が抱く、自分の音楽でみんなを幸せにしたいという「想い」がこうじて変身を遂げた最強形態[38]。巨大なコウモリに似たその姿は、ファンガイア族の伝承で「エンペラーバット」と呼ばれている[38]。エンペラーバットはファンガイアと別種族のハーフのみが変身できる存在であるため忌み嫌われている一方で、実際に目撃した者がいないため伝説でしかないとも思われていた[38]。
初登場は『劇場版 仮面ライダーキバ 魔界城の王』で、このときはレジェンドルガのロードとして覚醒した杉村隆の「洗礼」によって強制的に変身させられた[38]。そのため杉村の言いなりとなって父親である紅音也に襲い掛かってしまったが、音也の愛情によって自我を取り戻すことができた[38]。
テレビシリーズへの登場は第35話で、音也の遺したヴァイオリン「ブラッディローズ」に込められた「祈り」を感じながら、渡が自らの「想い」を込めて演奏することで変身を可能とした[38]。なお、飛翔態への変身は渡の意思に基づくものであるため、キバットバットIII世による制御はできない[38]。万が一飛翔態が暴走するようなことがあれば、キバットは刺し違える覚悟で自らの全魔皇力をぶつけて抑制しなければならないという[39]。
飛翔態の翼「ブラッディウイング」はエンペラーフォームのマントが変化した物で、その羽ばたきは瞬間風速40mの突風を生む[39]。また、翼の先端の爪「ソニッククロー」や両足の爪「ルシファークロー」によって切り裂き攻撃を行う[39]。頭部の「ヘルズクラウン」はエンペラーフォームの胸部にあったデモンズマウントが移動してきた物で、3つの魔皇石が脳髄と直結したことにより、渡の魔皇力を極限まで引き出す[39]。鳴き声はドランフエッスルと同様の効力を持っているらしく、直接キャッスルドランを召喚することが可能である[40]。
エンペラーフォームの制作に際して、デザインチームは人型から獣型へと変形するフィギュアの構想を提示した[41]。通常であればこのような玩具先行のアイディアは受け入れられづらいものだが、キバの場合は主人公にモンスター形態があっても設定上はおかしくない[41]。それでも企画チーム側は半信半疑だったが、会議に提出された変形フィギュアの試作品の完成度が高かったために納得したという[41]。たとえばアメリカのトイには上下逆さまになって変形する物が多いが、そうしたギミックに対して日本人は抵抗を抱きがちであるため、エンペラーフォームから飛翔態になっても頭と足の位置は動かさないという配慮がなされていたのである[41]。こうして飛翔態は、劇場版の観客をあっと言わせる仕掛けとして採用された[41]。
飛翔態の初期デザインはドラゴンのような容姿だったが、「キバはコウモリのライダーだから」という指摘を受け、よりコウモリに近づけて仕上げられた[31]。ただし生物感が強くなりすぎないように、ボディに模様を施して彫像のようにも見えるようにしてある[31]。
撮影用スーツやプロップは存在せず、全編CGによって描写される[42]。
- 必殺技
仮面ライダーキバの専用ビークル
| マシンキバー MACHINE KIVAA[43] | |
|---|---|
| 全高 | 1090mm |
| 全長 | 2510mm |
| 全幅 | 940mm |
| 装備重量 | 220kg |
| 最高出力 | 365.7kw |
| 最高速度 | 520km/h |
- マシンキバー
- キバットバットIII世から与えられた、仮面ライダーキバ専用のモーターサイクル[44]。別名を「真紅の鉄馬」という[44]。キバットによれば「キバット族の工芸の匠・モトバットXVI世によって開発された最強の鉄馬」とのことだが、真相は定かではない[44]。
- アッパーカウル「ブラッディフェイス」の内部に埋め込まれた馬のモンスターの脳は非常に従順であり、フエッスルの必要なく即座にキバの呼びかけに応答して駆けつける[45]。渡のほうもこのマシンを大切にしており、普段は紅邸の庭にきちんとシートを被せて駐車している[45]。
- 「白輝石」を3個埋め込んだヘッドライト「トライアングル・アイ」が目の役割を果たすため、自律走行が可能[45]。前輪の上にある「ソニックウイング」により、キバと超音波で交信する[45]。ソニックウイング先端の「クローフィーラー」から見えないバリア「シャドウベール」を展開し[45]、高速走行時のキバをあらゆる衝撃から防御する[44]。
- クローフィーラーには大気中のエネルギーを取り込む機能もあり、そのエネルギーは燃料タンクに相当する箇所にある「ブラッディコンバーター」によって魔皇力へと変換され、動力装置「ブラッディハート」へと送り込まれる[45]。ブラッディハートの前後のシリンダーの内部にはそれぞれ魔皇石が組み込まれており、2つの石の共鳴によって驚異的な出力を生むのである[45]。なおブラッディハートの表面は、魔皇力の暴走を防ぐため封印の銀「トライシルバニア銀」で加工されている[45]。
- またタイヤ「ドランリング」は、キバのスーツと同じくガオーラ・ドランの革で作られている[45]。
- 撮影用車両のベースはホンダ・Shadow〈750〉[46]。アメリカンタイプのオートバイは、仮面ライダーのマシンとしては珍しい[46]。
| 魔像ブロン BUROON[43] | |
|---|---|
| 身長 | 202cm |
| 体重 | 540kg |
| 飛行速度 | 650km/h |
- 魔像ブロン
- キャッスルドランの奥深くに眠る、ファンガイア族が製作した黄金のゴーレム[47]。ブロンフエッスルによって召喚される[47]。
- ルシファーメタルによる装飾が施された体の内部には強烈な魔皇力が宿っており、合体融合した物の性能を向上させる能力を備える[47]。ただし、ゴーレムであるため自律稼動はせず、魔皇石を通じて下される命令に従うことしかできない[47]。
- 石ノ森章太郎が描いたモアイをデザインのモチーフとしている[43]。
| ブロンブースター BUROON BOOSTER[43] | |
|---|---|
| 全高 | 1090mm |
| 全長 | 4360mm |
| 全幅 | 1225mm |
| 装備重量 | 760kg |
| 最高出力 | 4263.5kw |
| 最高速度 | 1550km/h |
- ブロンブースター
- マシンキバーに魔像ブロンが合体融合した姿[48]。2つに分離したブロンがマシンキバーの前後に合体することで完成する[48]。
- 車体後部にある14基の「マオーブーストエンジン」によって爆発的な推進力を生み[47]、停止状態からわずか1.2秒で400mを駆け抜けることができる[48]。またエンジンの下には「ウイリーホイール」があるため、推進力のあまりにフロントが持ち上がってしまっても、そのままの姿勢で安定した走行が可能である[47]。
- 先端部「ブレイカーホーン」は堅固なルシファーメタル製で、シャドウベールを発生させてキバを保護し、突進攻撃を行う[47]。車体前方の左右にある「ナスカセンサー」は全方向に対応しており、自律走行を可能とする[47]。
- 『仮面ライダーキバ』が制作された時代には、シリーズ旧作で見られた怪人を跳ね飛ばすような描写は許されないため、また違った形で派手なバイクアクションを表現するために設定された[43]。
- ブロンブースター自体の撮影用車両は存在せず、マシンキバーの映像素材にCGを重ねることで再現している[46]。
仮面ライダーキバの協力モンスター
| キャッスルドラン CASTLE DORAN[43] | |
|---|---|
| 全長 | 41m |
| 重量 | 18000t |
| 走行速度 | 80km/h |
| 飛行速度 | 120km/h |
- キャッスルドラン
- 竜の一族「ドラン族」の中でも最強を誇る「グレートワイバーン」が、ファンガイア族によって改造されて誕生した移動要塞[49]。年齢は320歳で、人間に換算すると32歳相当となる[50]。
- 長年にわたりファンガイアのキングの居城として用いられてきたが[49]、1986年の戦いの中でキングが召喚したサバトに寄生されて凶暴化[50]。仮面ライダーキバによってサバトは排除されたものの、直後に主であるキングが死亡したため制御を失ってしまう[50]。このときは次狼、ラモン、力の3人のアームズモンスターがドランの体内に留まることを選んだため、彼らの働きにより沈静化した[49]。
- 2008年では高層ビルの一部に擬態しており、常人に気づかれることなく過ごしている[50]。キバにより召喚されると、アームズモンスターを射出して支援したり、巨大なサバトと戦闘を行う[49]。またキバがファンガイアを倒した際には、そのライフエナジーを捕食するために自らの意思で現れる[49]。
- 天守閣「マスターハウス」には「王の間」があるほか、寝室や宴の間なども設けられている[50]。天井部分の「ドランマウント」にシュードランやパワードイクサーを合体させることで、エネルギーを共有することができる[50]。また体内には脱出不能の幽閉空間「ドランプリズン」や、過去の時空へと通じる「時の扉」が存在しており、ほかにも未知の空間が数多くあるという[50]。
- 側面には唯一の重火器である「マジックミサイル」が装備されており、キャッスルドランの意思に応じて様々な効果を追加できる[49]。
- 空を飛ぶ以外にも特殊な移動能力を備えており、地中から現れたこともある[50]。さらに異次元への行き来も可能で、『劇場版 仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事』では時と時をつなぐ荒野に出現[50]。仮面ライダー電王が操縦する時の列車「デンライナー」と仮面ライダーゼロノスの「ゼロライナー」の屋根に乗って両列車のフリーエネルギーを吸収し、巨大な光線を放って敵の列車「ネガデンライナー」を撃破している[50]。
- デンライナーが仮面ライダー電王にとっての基地のような存在であったことから、基地要素を継承するとともにキャラクター性を付与したのがキャッスルドランである[43]。当初は「クレーンゲーム遊び」をコンセプトとして玩具を売り出す予定だったが、劇中でクレーンゲームの描写があまり強調されないことが判明したため、急遽「カプセルの射出」へとギミックが変更された経緯がある[43]。
- 撮影用プロップは存在せず、全編CGによって描写される[51]。擬態している高層ビルは、講談社の本社ビルを素材としている[51]。
| シュードラン SHOODORAN[43] | |
|---|---|
| 全高 | 10.2m |
| 全長 | 15.3m |
| 重量 | 2800t |
| 飛行速度 | 1100km/h |
- シュードラン
- ドラン族の幼生獣を塔のような形状に改造したモンスターで、偵察や爆撃に使用される[52]。推定年齢は80歳で、人間に換算すると8歳相当となる[53]。
- 普段は海や森など自然の中に隠れて眠っている[52]。幼生獣であることからフエッスルによる制御が利かず、キャッスルドランの咆吼によって召喚される[53]。キャッスルドランに合体して「血の共鳴」を起こすことで、戦闘形態に移行したキャッスルドランは凶暴な表情となり、翼が大型化する[53]。
- 万が一キャッスルドランが落城した際はシュードランを切り離して脱出することを想定しているため、塔の部分「マスターハウス」はキャッスルドランの物とほぼ同等の環境に整えられており、「王の間」も存在する[53]。塔の前面には補助推進装置「マッハプロペラ」があり、プロペラで進みながら翼で羽ばたいて突風を巻き起こす「ドランブロウ」を攻撃手段とする[53]。爆撃の際には体の下にある「ポッドサイロ」からポッドを投下し、さらにルシファーメタルの装甲で覆われた尾部「パドルテール」で打ち込んで加速させる[53]。
- 本来はキングと真夜の所有物であったとされる[54]。
- クレーンゲームが玩具のコンセプトだったころは、キャッスルドランを父親とすると、シュードランは卵を産む母親として位置づけられ、両者が連動することが想定されていた[43]。しかしコンセプトが変更となったため、シュードランのギミックはキャッスルドランが射出するカプセルを打ち返す役割を担うことになった[43]。
テレビシリーズ以外の作品に登場する仮面ライダーキバ
- ドガバキエンペラーフォーム
- 『てれびくん』の特典映像作品『仮面ライダーキバ アドベンチャーバトルDVD』に登場[34]。渡ではなく、DVDの視聴者が変身する設定となっている[34]。
- 渡、音也、名護の3人から特訓を受けることで変身可能となった姿で、キバットバットIII世もその存在を知らなかった[55]。エンペラーフォームにガルル、バッシャー、ドッガが合体しており、ガルルセイバー、バッシャーマグナム、ドッガハンマーを任意で召喚できる[55]。
- 必殺技は空中キック「ドガバキエンペラーブレイク」[55]。
仮面ライダーイクサ
| 仮面ライダーイクサ MASKED RIDER IXA[56] | |
|---|---|
| セーブモード SAVE MODE[57] | |
| 身長 | 218cm |
| 体重 | 160kg |
| パンチ力 | 4.2t |
| キック力 | 1.8t |
| ジャンプ力 | ひと跳び18m |
| 走力 | 100mを9.6秒 |
| バーストモード BURST MODE[57] | |
| 身長 | 220cm |
| 体重 | 160kg |
| パンチ力 | 7t |
| キック力 | 3t |
| ジャンプ力 | ひと跳び30m |
| 走力 | 100mを6秒 |
素晴らしき青空の会が開発した、対ファンガイア用迎撃戦士システムで、「イクサシステム」とも呼ばれる[58]。イクサの名は「Intercept X Attacker (未知なる脅威に対する迎撃戦士)」の略称である[58]。
変身者は主に青空の会メンバーが務め、1986年では紅音也が装着することが多かった[58]。2008年では名護啓介が主に使用している。その他の劇中でイクサに変身した人物は次狼、麻生ゆり、麻生恵、襟立健吾、ルーク、糸矢僚である[58]。
変身に際しては、まずイクサベルトを腰に巻き、イクサナックルのマルチエレクトロターミナルを手のひらに押し当てる[58]。その後イクサナックルをイクサベルトに装填すると、「フィストオン」という電子音声とともにスーツが出現し、それを装着することで変身完了となる[58]。なお、健吾だけはイクサナックルを靴に当てる異色の動作で変身していた[59]。
全身の白い装甲「イクサアーマー」は硬度8.522の「イクサプラチナ」で造られている[60]。インナーの「ブラックアーマースーツ」は最強の合成繊維といわれる「カーボテックリネン」製である[60]。胸部の動力ユニット「ソルミラー」は、内部にある「イクサエンジン」で強大なエネルギーを生成する[61]。両肩に設けられた黄色のランプ「ソルフラッシャー」が放つ光は300万カンデラに及び、光に弱いとされるファンガイアに対して強力な武器となる[61]。各所に配置されている、円が3つ組み合わさった三角形のパーツは「デルタアース」と呼ばれ、過剰な電流を空中に放電して負担を軽減する機能がある[60]。
『仮面ライダーキバ』の1号ライダー「キバ」がファンタジックで生物的なデザインであったため、2号ライダーは人間が科学力で作り上げた存在に決まり、キバの「闇」に対する「光」となるような、白い聖職者のイメージが求められた[57]。ただし科学といっても、当初は「中世からモンスターを退治してきた錬金術師的なヴァンパイアハンター」という構想に基づき、レトロな技術を用いるオカルティックな戦士が考えられていた[57]。そのため初期デザインでは呪いや髑髏のモチーフが盛り込まれていたのだが、子供たちが怖がらないように恐ろしげな意匠をひとつひとつ排除していった結果、オカルト要素は何ひとつ残らなくなってしまった[57]。唯一初期から継承されたのは、キバのコウモリの翼に相対する「羽根」のモチーフである[57]。
また、『仮面ライダーカブト』の「下からせり上がってくる角」や『仮面ライダー電王』の「顔の上のレールを移動する電仮面」と、従来作で顔面に関連するギミックが続いたことから、本作品でもライダーのマスクに仕掛けを施すことになったのだが、キバのマスクに変形要素はないため、その役割は2号ライダーに回ってきた[57]。キバがウエイクアップで右脚を開くように、2号ライダー「イクサ」は顔面のシャッターが開閉して2つのモードを移行するようになったのである[57]。
胸部のソルミラーは、「ヴァンパイアは鏡に映らない」という伝承にちなんでデザインされた[56]。また全身のデルタアースは、もともと紫外線を照射するライトのイメージだった[56]。なおデザイン時の色の塗り間違いで、白を基本とするはずの指のうち人差し指と中指だけが黒くなっているが、「引き金を引かねばならない穢れた指」という意味を込めて、そのまま採用された[56]。
- モード
-
- セーブモード
- 仮面ライダーイクサの第1形態[58]。頭部の精密機器を保護する「クロスシールド」は閉じており、顔面を覆っている[60]。稼動に際して消費する電力はバーストモード時の60%である[60]。
- 主にイクサシステムが稼動を開始した1986年において活動しており、「プロトイクサ」とも呼ばれた[58]。最初期のバージョンは不完全なシステムであったため装着者の肉体に著しい負担をかける欠点があり、屈強なウルフェン族の次狼ですら入院してしまうほどだった[58]。しかし麻生ゆりはこの欠点を逆手に取り、わざとルークにイクサを奪わせることで、変身に伴う大ダメージを与えることに成功した[62]。
- バーストモード
- 仮面ライダーイクサの第2形態[59]。1986年から10回のアップデートを重ねることで、2008年に使用可能となった[59]。
- イクサの開発思想を完全に実現した形態であり、セーブモード時よりも高い戦闘能力を発揮するが、装着者への負担はゼロにできておらず、30分以上の連続使用は命の危険を伴う[59]。
- 変身に際しては、いったんセーブモード状態のスーツを装着する[59]。それからクロスシールドを展開して赤い複眼「ハンティング・グラス」を露出させ、最後に赤いオーラを放って変身完了となる[59]。なお2008年の時点では任意のタイミングでモードを切り替えられるようになっているが、いずれの変身者もスーツを装着すると即座にバーストモードとなることが多かった[59]。
- ツール
-
- イクサナックル
- 仮面ライダーイクサへの変身に用いられるジェネレーター発動キー[63]。「マルチエレクトロターミナル」に触れた対象がイクサシステムに適合するか否かを解析し、適合と判断した場合はスーツを装着させる[63]。
- 装着者の体調やスーツの状態を常に把握しており、戦闘時にアドバイスを行う非人間型サポートロボットでもある[63]。
- さらに電磁ナックルウエポンとしても使用可能であり、特に1986年においてはイクサ唯一の武器であった[63]。情報解析用のカメラ「アナライズアイ[64]」からは衝撃波を放つことができ、変身前にも使用された[62]。
- 1986年から2008年に至るまでバージョンアップが繰り返されており、外見こそ当初から変化がないものの、中身はまったくの別物になっている[64]。内部スペックは以下の通り[64]。
1986年仕様 2008年仕様
バージョンXバージョンXI 内蔵HDD 50GB 20TB 非公開 内蔵メモリ 10MB 80GB OS IXA-OS-PLT-01 IXA-OS-10.2 マザーボード IXAS-00086 IXA-080127 CPU 80 MHz/HI-BRAIN-X 7 GHz/MACH-BRAIN-RX-IV DUAL
- 仮面ライダーキバがキックを強く打ち出したキャラクターだったため、イクサはパンチに着目することになり、ナックル系の武器を使用することは当初から決まっていた[57]。両手に2つのナックルを装備する案もあったのだが、それではフエッスルを持てなくなってしまうため、ナックルは1個に絞られた[57]。
- また構想段階では、ナックルに人工知能を搭載してしゃべるようにすることが検討されていたが、生きているキバットのキャラクター性にはとても勝てないために廃案となり、実際の劇中では武器としての側面が強調されている[57]。
- イクサナックルが発する電子音声は合成ではなく、声優の声を機械音のように加工した物である[57]。劇中では1986年と2008年で若干音声が異なり、1986年版のほうが音が低めになっているが、玩具では再現されていない[57]。
- イクサフエッスル
- イクサベルトの両サイドには、仮面ライダーキバと同様に各種のフエッスルが装備されている[65]。
- なかでも3つのフェイクフエッスルは、キバが持つオリジナルのフエッスルを模倣した物である[65]。
- ナックルフエッスル
- 右腰にある、ブロウクン・ファングを発動するための銀色のフエッスル[65]。
- 1986年に装備されていたのは、このフエッスルのみである[60]。
- 造形は羽根飾りがモチーフ[56]。
- カリバーフエッスル
- 右腰にある、イクサ・ジャッジメントを発動するための金色のフエッスル[65]。
- 先端の造形はイクサナックルの顔のように見える部分、側面はビスがモチーフである[56]。
- パワードフエッスル
- 右腰にある、パワードイクサーを召喚するための白いフエッスル[65]。
- 側面の造形はギアの噛み合わせがモチーフである[56]。
- ガルルフェイクフエッスル
- 左腰にある、ガルルセイバーを召喚するための青いフエッスル[65]。
- 劇中ではキバが召喚したガルルセイバーを奪い取るのに使われた[65]。
- バッシャーフェイクフエッスル
- 左腰にある、バッシャーマグナムを召喚するための緑のフエッスル[65]。
- ドッガフェイクフエッスル
- 左腰にある、ドッガハンマーを召喚するための紫のフエッスル[65]。
- イクサカリバー
- イクサ専用の万能武器。2形態に変化することで遠距離から近距離までの戦闘に対応できる汎用性の高さが特徴で[66]、仮面ライダーライジングイクサに強化変身した後も、新たに追加されたイクサライザーと併用された[67]。
- ガンモード
- 銃形態。ファンガイアが苦手とする純銀物質を含んだエネルギー弾「シルバーバレット」を、秒間30発連射できる[67]。
- グリップ下に伸びる「エネルギーマガジン」には、ひとつにつきシルバーバレット120発を生成できる「エネルギーバレット」を、最大20ブロックまで装填できる[67]。1ブロック分のエネルギーを撃ち終えると、エネルギーは下のバレットから上のバレットへと自動で転移装填される[67]。ただしすべてのエネルギーを撃ち尽くしてしまうと、20ブロックをまとめて全部交換しなくてはならない[67]。
- カリバーモード
- 剣形態。グリップ内に収納されたエネルギーバレットから、鍔元の「エナジーコア」が流動エネルギーを取り込んで増幅し、刀身を走る「エナジーライン」に沿って先端まで送り込む[67]。
- 持ち手に近い銀の刃「ミラーブレード」は、秒間3万回の高速振動を起こして切れ味を鋭くする[67]。切っ先の赤い刃「ブラッディエッジ」は特殊金属「ブラッディアイアン」製で、ファンガイアの表皮に化学反応を起こして溶解させると同時に、エネルギーを吸収して弱らせる[67]。
- 必殺技
仮面ライダーライジングイクサ
| 仮面ライダーライジングイクサ MASKED RIDER RISING IXA[31] | |
|---|---|
| 身長 | 215cm |
| 体重 | 120kg |
| パンチ力 | 20t |
| キック力 | 12t |
| ジャンプ力 | ひと跳び70m |
| 走力 | 100mを3秒 |
仮面ライダーイクサの強化完全形態[68]。構想自体はイクサの開発当初からあったが、2008年のスーツの全面改修に伴い「IXA-OS-11.0-RISING」が組み込まれたことで変身可能となった[68]。劇中での変身者は、名護啓介と襟立健吾の2名[68]。
仮面ライダーイクサ バーストモードの状態で、イクサメットの口部から取り外したイクサライザーのキーを「1→9→3」の順に押し、「ライジング」の電子音声に続けて通話ボタンを押すと、胸部のソルミラーが展開[68]。さらに各部の装甲が弾け飛び、イクサメットが変形して変身が完了する[68]。ただし第40話での名護は「イクサ爆現」とつぶやきつつイクサナックルをセットしてバーストモードに変身した後、イクサライザーの操作を省いてライジングイクサになっている[68]。また第48話では、バーストモードを経ずに直接ライジングイクサとなった[68]。
バーストモードでは抑制されていたイクサエンジンの出力が全開となったことで、格闘能力が向上したほかに防御力も30%高くなっている[68]。またイクサナックルの改修により、活動時間の制限はなくなった[68]。
インナースーツは「カーボテックリネン」に熱反射素材「プラチナムラバー」をコーティングした白い「プラチナアーマースーツ」に変化[69]。各部の装甲は、イクサプラチナに超硬物質「ガーディアンコバルト」をコーティングした「ライジングアーマー」へと強化されている[69]。なお、ガーディアンコバルトは本来無色であるが、電気信号によって青く変色している[69]。胸部にはイクサエンジンの中枢部である赤い「コロナコア」が露出しており、その周辺の装甲は「オープンアーマー」と呼ばれ、放熱のために開放されている[69]。額から伸びる角「ライジングホーン」はバリアフィールドを展開して頭部を保護する機能がある[69]。
仮面ライダーイクサは、強化形態でよく使われる白・金・青といった色を最初から用いているため、それを上回るという設定のライジングイクサは過剰なまでのディテールを盛り込んだデザインとなった[70]。
- ツール
-
- イクサライザー
- 仮面ライダーライジングイクサへ強化変身するための携帯電話型ツールであり、普段は折りたたんだ状態でイクサメットの口部に装着されている[71]。
- グリップ部に「ライザーフエッスル」を差し込むことで、セーフティーロックが外れてガンモードとなる[72]。付属する「マスカーパック」には光弾3500発分のエネルギーが蓄積されており、引き金「アナログトリガー」の操作加減によって光弾の出力を調整しながら射撃を行う[72]。
- 銃身には各種機能を発動させるための「ブラストコマンド」入力用キーが並んだ「コーリングコンソール」があり、「0→トリガーPULL」で火炎を放射する「コロナフレイムモード」、「2→トリガーPULL」で氷結ガスを噴射する「ライズブリザードモード」、「4→トリガーPULL」で「レーザーネットモード」となるが、いずれも劇中未使用[72]。
- また「5678→トリガーPULL」のブラストコマンドではスカウターモードが発動し、銃身が左に90度折れ曲がって「スカウティングディスプレイ」に敵の情報が表示されるようになるが、こちらも劇中未使用である[72]。
- イクサはメカニックライダーであるため、強化アイテムが魔法のように出現するのではなく、もともと付属していた物で構成されることが求められた[31]。当初は角部分がはずれて武器になることが考えられていたが、口元に「パーフェクター」を取り付けて変身する『仮面ライダーX』の逆で、口の部分が取れて携帯電話に変わるという案に決着した[31]。
- 必殺技
仮面ライダーイクサの専用ビークル
- イクサリオン
| イクサリオン IXALION[74] | |
|---|---|
| 全高 | 1120mm |
| 全長 | 2030mm |
| 全幅 | 720mm |
| 重量 | 172kg |
| 最大出力 | 約650馬力 |
| 最高速度 | 753km/h |
- 素晴らしき青空の会が製作したハイパーモーターサイクルで、別名「戦獅子」[75]。仮面ライダーキバのマシンキバーを上回るパワーを持つため、イクサの装着者に選ばれた高い身体能力を持つ者でなければ、性能の1割も引き出すことができない[75]。
- 新開発の合成燃料「スーパーニトロメタン」を燃料とする「ガーディアンエンジン・タイプブルースカイ」を搭載[76]。走行速度が時速500kmを越えると、車体後部のサブエンジン「ハイパーEXPチャージャーIII」に点火してさらなる加速を可能とする[76]。
- 外装はイクサプラチナを主原料としており、理論上は戦車の砲撃にも耐えうる[76]。両輪はイクサリオン専用に作られた「ルシュランタイヤ・パイロットスターSS」[76]。
- 車体前部と前輪両脇には用途によってカートリッジを換装し、ホーミング弾やレールガンを使い分けられる「マルチガンポッド」が装備されているが[76]、劇中未使用。
- 撮影用車両のベースは、ホンダCBR1000RR[77]。『仮面ライダーカブト』に登場した「マシンゼクトロン」を改造した物である[77]。
- 鉄甲機獣 パワードイクサー
| パワードイクサー POWERD IXER[56] | |
|---|---|
| 全高 | 7500mm |
| 全長 | 12700mm |
| 重量 | 152t |
| 最大出力 | 58000馬力 |
| 最高速度 | 320km/h |
- 対巨大ファンガイア戦を想定して「素晴らしき青空の会」が開発した戦闘用ビークル[78]。基本設計者は麻生茜であり、彼女の死によって開発が一時期凍結されていたが1998年から開発を再開、2008年に完成した[78]。
- コックピット左側の「パワードコンソール」にイクサナックルを差し込むことで起動し、そのままイクサナックルを操縦桿として動かす[79]。
- 仮面ライダーイクサと同じ「イクサエンジン」と次世代型ガスタービンエンジンを組み合わせた「ハイパーパワーエンジン〈ティラノ〉」を2基搭載[79]。4基の「ARGホイール」によって360度の全方向に移動可能である[79]。前方のホイール2基には、イクサプラチナのムク材で造られた攻撃爪「ダイノクロー」が備わっている[79]。
- 機体中央から伸びるパワードアーム「ザウルクラッシャー」は、イクサプラチナを取り込んだ厚さ520mmの積層装甲板からできており、毎秒1200万回の高周波振動を繰り返す粒子を放つことで挟み込んだ相手を寸断するほか、卵をつかむような繊細な作業までこなす[79]。また、アームの間接部に左右8基設けられた「パワードサーボモーター」の働きにより、理論上は25000tまでの重量を持ち上げることが可能とされる[79]。
- 機体後部の「テールカーゴ」には、液体爆薬やナパーム弾薬などを封入した「イクサポッド」を2個搭載でき、ザウルクラッシャーによって5km先の目標まで投擲を行う[79]。なお、空のポッドは捕らえた敵を閉じ込めておくといった使い方も可能である[79]。
- パトカーや消防車などと同様の特別緊急車両として超法規的に認められているため、機体の左右には周囲に警戒を促す赤色灯「スクランブルシグナル」がある[79]。
- 劇中では主にファンガイア族のオーラが集合した「サバト」との戦いで活躍しており、第16話ではキャッスルドランを邪魔者扱いして投げ飛ばした後に、イクサポッドによる爆撃でサバトを倒した[79]。第20話では逆にキャッスルドランに投げられてしまうが、これはドランがパワードイクサーを背中に乗せるために行ったことであり、両者はそのまま連携してサバトを撃破している[79]。
- デザインコンセプトは、キャッスルドランに対抗する存在として、城をも壊す重機をモチーフとしている[56]。実在の重機にクラッシャー部分を顔に見立てて眼を描いている物があるため、パワードイクサーもザウルクラッシャーを恐竜の顔の骨のような造形にしている[56]。
- 全編CGによって描写されるが、コックピット部分のみ撮影用セットが組まれた[77]。
仮面ライダーサガ
| 仮面ライダーサガ MASKED RIDER SAGA[80] | |
|---|---|
| 身長 | 205cm |
| 体重 | 110kg |
| パンチ力 | 12t |
| キック力 | 35t |
| ジャンプ力 | ひと跳び90m |
| 走力 | 100mを2秒 |
2008年におけるファンガイアの王(キング)である登太牙が、ヘビの力を宿した人工生命体「サガーク」の力を借りて、サガの鎧をまとった姿[81]。その力は、キングの使命である「人類の進化に寄与する者の排除」と、同族の謀反者の処刑に用いられる[81]。
変身に際しては、魔皇力の高まりに呼応して太牙の顔にステンドグラス状の模様が浮かぶ[81]。この点は仮面ライダーキバと同様だが、キバの場合は模様出現のタイミングが一定であるのに対し、サガの場合はサガークの力を借りた後に模様が現れることが基本であるものの、ときにはサガークを手にする前に模様が浮かぶことがあった[81]。これは、太牙が魔皇力を使いこなす才能に恵まれているためと思われる[81]。
サガの頭には、魔皇力を増幅させる魔石「ファングストーン」で作られた王冠「キングスクラウン」があり、この鎧がキング専用であることを示している[82]。額の中央にはめこまれた魔皇石(紅)は最初に発見された魔皇石で、「禁断の実」と呼ばれる[82]。その周りを取り囲む「エターナルグラス」はファンガイアの体組織に酷似したステンドグラス状のパワーグラスで、装着者の生命が危機に陥ったときは蓄えていた魔皇力を放出して助ける機能がある[82]。仮面「サガ・ペルソナ[82]」に設けられた複眼「ダークレンズ[82]」の色は青い。
インナースーツ「ドランメイル」は黒龍ガオーラ・ドランの表皮で作られており、手足を取り巻く鎖「デュナミスカテナ」は装着者の力を抑制するのではなく運動能力を数倍に高める[82]。肩の「バロッキングアーマー」など随所にファングストーン製の装甲をまとっているが、襟状の防具「バイパーカラー」は内側にルシファーゴールドを蒸着したルシファーメタル製で、不可視のバリアー「シャドウベール」を展開して上半身を保護している[82]。胸部のステンドグラス型防具「エターナルラング」の機能は、頭部のエターナルグラスに同じ[82]。その中央に位置する漆黒の魔皇石は、歴代キングが受け継いできた最も貴重な魔皇石とされ、これ1つで仮面ライダーキバ エンペラーフォームの胸部にある3つの魔皇石の力に匹敵するという[82]。
「運命の鎧」の異名を持つサガの鎧は、ナイトとポーンによって造り出されたキングのための鎧の中で最も古く、15世紀ごろファンガイアが他種族への侵攻を始めた際に用いられたものである[8]。ゴブリン族との死闘に臨んだ初代キングは、この鎧をまとってファンガイア軍を率い、相手を根絶したと伝えられている[83]。
『仮面ライダーキバ』の3号ライダーの制作にあたっては、吸血鬼や狼男といった「モンスター軍団」を凌駕できるような強いモチーフが求められ、すべてのミステリーの源流ともいえる「宇宙」がコンセプトに取り上げられた[80]。そして本作品がテーマのひとつとしている「音楽」と「宇宙」との組み合わせで「円盤」というモチーフが連想され、ディスクジョッキーがターンテーブルの盤面をスクラッチするようなギミックの変身ベルトが考案された[80]。こうして円盤状の生物「サガーク」がデザインされたが、東映側はしゃべるキャラクターとすることを拒否した[80]。作品内のキャラクター要素をキバットに集中させるためと、同時期に放映されていた『炎神戦隊ゴーオンジャー』で「炎神」というキャラクターが大勢しゃべっていたので、差別化を必要としたためである[80]。
サガークに日本語をしゃべらせないように東映から求められたうえ、当初のコンセプトであった「宇宙」も作品にそぐわないことが判明したため、デザインチームは軌道修正を図った[80]。円盤型のバックルをヘビの頭に見立て、それに取り付けるベルト部分をヘビの胴体や尻尾とするギミックを発案したのである[80]。ところがこのギミックは、安全面とコストの双方の問題で玩具化が不可能であったため、実現はしなかった[80]。結局サガークは、「古代語をしゃべる謎の浮遊生命体」という奇抜なキャラクターとなった[80]。
変身ベルトのデザインが迷走した一方で、3号ライダー本体のデザインはスムーズに進行した[80]。1号ライダー「キバ」が人間とファンガイアのハーフ、2号ライダー「イクサ」が人間なのだから、3号ライダーがファンガイアとなることは自然な流れであった[80]。阿部統はヨーロッパ出張のついでに宮殿や教会などの古い建築物を見学してきており、そこへサガークからは「ヘビ」、ファンガイア怪人からは「ステンドグラス」の要素をもらい受ける形でデザインを手がけた[80]。仮面ライダーサガのバロッキングアーマー等に三角形の意匠が見られるのはヨーロッパ建築の屋根の形状をイメージしたためで、キングスクラウンの造形も同様のコンセプトに基づいており、本来は王冠を表現したわけではなかった[80]。デュナミスカテナはヘビの骨がモチーフ[80]。ダークレンズはファンガイアの吸命牙を意識した形状になっている[84]。耳の部分がS字状になっているのは、Snake (ヘビ)の頭文字である[84]。
- ツール
-
| サガーク SAGARC[84] | |
|---|---|
| 全幅 | 260mm |
| 重量 | 972g |
| 最高飛行速度 | 65km/h |
- サガーク
- ファンガイア族に伝わる「命宿すゴーレム」の生成法に則って作られた人工生命体[85]。ファンガイアの王を守護するという使命に従い、2008年では太牙に仕えている[85]。太牙とは古代ファンガイア語で会話したり、頭部の円盤「マンダテーブル」に触れてもらうことで意思の疎通を図っている[85]。
- 両脇にある8本の足「シルヴァテンタクル」で取り付いた相手がファンガイアの王であることを認識すると、収納されていたホールディングベルトを展開して腰に巻きつき[86]、太牙の魔皇力を極限まで呼び覚まして仮面ライダーサガへと変身させる[85]。
- 赤い両目「サガークアイ」は高さ1000mの上空から地面のアリを視認できるほど視力に優れ、超音波を発する金色の牙「サガークジョー」は暑さ1mの鉄板をも切り裂く[86]。眉間には魔皇石(蒼)があり、サガの力をコントロールする役目を担っている[86]。
- マンダテーブルはコミュニケーション器官であるほか、活動エネルギーを作り出す生体エンジンであり、また変身時に高速回転することで余剰となった魔皇力を分散してサガを安定させるエネルギースタビライザーでもある[86]。
- 頭部の形状はターバンをイメージしてデザインされており、マンダテーブル表面の模様はヘビがヘビを食べている様子を描いている[84]。
- ジャコーダー
- リコーダー型武器。サガークの側面にある「ジャコーダースロット」に差し込むことで、サガへの変身の意思を伝えるキーとしても機能する[86]。
- 本体から伸びる「バイパートング」は形状記憶合金「ブラッディアイアン」でできており[86]、サガの意思に呼応して剣状の「ジャコーダーロッド」と鞭状の「ジャコーダービュート」の2通りに変形する[85]。また近接戦闘では、ルシファーメタル製の柄「コブラハンマー」を殴打に用いることも可能である[86]。
- 元々は魔皇力を覚醒させる機能も備わっていたが、武器に増幅機能を持たせると不用意に暴発する危険性があったため、別途ウエイクアップフエッスルが作られることとなった[86]。
- デザインはヘビ使いの笛をイメージしており、コブラ型のディテールも入っている[84]。またジャコーダービュートがキャッスルドランを操る鞭となる構想があり、ドランが古代遺跡のようにも見えることから、ジャコーダーも遺跡の石材のような意匠になっている[84]。
- ウエイクアップフエッスル
- サガが唯一持つ、スネーキングデスブレイクを発動させる白いフエッスル。最初期に作られた試作型のフエッスルで、すべてのフエッスルの祖というべき存在[82]。
- ジャコーダー同様、このフエッスルにもコブラの造形が施されている[84]。
- 必殺技
- 使役モンスター
| ククルカン | |
|---|---|
| 身長 | 2135cm |
| 体重 | 480kg |
- 羽根を持つ大蛇のモンスター[88]。元々はファンガイアがキングの眷属とするために捕獲したものとされ[89]、幼少時から太牙のもとで常に使役されてきたため、召喚に際してはフエッスルを必要とせず、指笛だけで呼び寄せることができる[90]。
- 背中にある6枚の羽根で空中を飛び回るほか、地中に潜ることもできる[90]。頭部のクラウンからは青いエネルギー光弾を放って敵を攻撃する[90]。
- 種族は不明だが、マヤ神話の蛇神ククルカンが竜神とも見なされることから、ドラン族との関連も推測できる[90]。
- テレビシリーズ第35話に登場し、紅渡 / 仮面ライダーキバの力を試そうとした太牙の意を受けて召喚される[88]。一度はキバを変身解除に追い込んで渡を気絶させるが、キバットバットIII世に撹乱されている間に渡が復活[88]。キバ 飛翔体と空中戦を繰り広げ、尻尾で巻きついて追い詰めるものの、体の一部を破壊されて脱出を許し、最期は「ブラッディストライク」を受けて爆発した[88]。
- マザーサガーク
| マザーサガーク | |
|---|---|
| 全高 | 430cm |
| 全幅 | 1200cm |
| 重量 | 2860kg |
- サガの巨大な眷属モンスターの1体[91]。口から放つ破壊光線と、底部から伸びる触手「サガークテンタクル」を武器とする[91]。
- また、内部には1000体もの量産型サガークを搭載している[91]。これらはサガの鎧の制御を目的とするサガークとは成り立ちそのものから異なり、形状こそ似ているものの体ははるかに大きく、機能は戦闘に特化している[92]。
- テレビシリーズ第41話に登場し、ファンガイアに属そうとしない渡を力ずくで屈服させようとした太牙の意を受けて召喚される[91]。量産型サガークを差し向けて波状攻撃を行うが、キバ エンペラーフォームのザンバットソードにより全滅させられたため、自ら戦いに臨むこととなる[91]。最期は宙に飛んだキバの「ファイナルザンバット斬」を受けて爆発した[91]。
仮面ライダーダークキバ
| 仮面ライダーダークキバ MASKED RIDER DARK KIVA[93] | |
|---|---|
| 身長 | 205cm |
| 体重 | 112kg |
| パンチ力 | 20t |
| キック力 | 35t |
| ジャンプ力 | ひと跳び250m |
| 走力 | 100mを1.2秒 |
ファンガイアの王のために作り出された「ダークキバの鎧」を、キバットバットII世の力を借りてキングがまとった姿[94]。「闇のキバ」とも呼ばれるダークキバの鎧は、サガの鎧よりも強大な力を求めたファンガイア族が技術の粋を凝らした物で[8]、当時レジェンドルガ族との戦いで劣勢に追い込まれていたファンガイア軍はこの鎧の完成によって一気に戦局をひっくり返すことができたという[95]。このときの装着者は1986年のキングと同一人物で[95]、以後も他種族を相手にその猛威を振るい、1986年においてはガルル、ドッガ、バッシャーを封印している[94]。
しかし、紅音也と親密になった真夜からクイーンの力を剥奪したキングの酷薄さに、キバットバットII世が疑問を覚えて離反し、鎧を音也に与えてしまう[94]。音也は3度にわたってダークキバの鎧を装着してキングに挑んだが、本来ならばファンガイアの王にしか扱えない鎧を人間の身でまとった代償は大きく、ついに命を落とすことになった[94]。その後、鎧はしばらく真夜の手中にあったが、2008年に登太牙が真夜から強奪し、太牙が味わってきた苦しみを認めたキバットII世が変身能力を授けた。
ダークキバへの変身に際しては、魔皇力の制御に長けたキバット族のキバットバットII世による助力が必須となる[94]。キバットバットII世がアクティブファングを変身者の手に突き立ててアクティブフォースを注入すると、噛みつかれた者の魔皇力が活性化し、顔にステンドグラス状の模様が浮かぶ[94]。そして腰に出現したベルトのバックル部にキバットバットII世が収まるとともに鎧が装着され、変身が完了する[94]。なお、普通の人間であればキバットバットII世に噛みつかれた時点で即死するため、それを3度も耐えた音也は並外れた体力と精神力の持ち主であったことがわかる[94]。
ダークキバの頭部にはパワー安定翼「ゼノンスタビライザー」があり、魔皇力を拡散して脳への負担を軽減している[96]。インナースーツ「サタンメイル」は1200歳に達したガオーラ・ドランの革から作られており、防御力は仮面ライダーキバのドランメイルよりも3倍高い[96]。全身の装甲「ブラッディアーマー」は、二度と精製できないとまで言われる奇跡の金属「ブラッディストーン」でできており、要所に抑制剤「ダークネスタール」を塗布した帯「スタビライズシャドー」を設けることで、鎧自体に備わった強大な魔皇力の冷却を図っている[96]。同じくダークネスタールが塗られた胸の「ダークネスブレスト」には、エンペラーキバの鎧と同様の魔皇石「宙」「水」「地」が埋め込まれているが、石の純度はこちらのほうが上回っている[96]。背面のマント「ダークネスベール」はあらゆる物理兵器の攻撃を無効化するほか、振るうことで闇の刃を放つこともできる[96]。
『仮面ライダーキバ』終盤の展開についてスタッフ間で議論が交わされていたころ、音也が最終的に命を落とすことになる原因が必要になり、「人間が着てはならない鎧」であるダークキバが設定された[93]。作中での最終ボス的な扱いとするため、主人公と対峙したときに見劣りしないよう、デザインはキバ エンペラーフォームのバリエーションとなった[93]。主人公仮面ライダーのカラーバリエーションは『仮面ライダー龍騎』の仮面ライダーリュウガ以来たびたび登場してきたが、基本フォームではなく強化フォームのカラーバリエーションはこのダークキバが初である[93]。全身の赤黒い彩色は、多くの種族や邪魔者を葬ってきて血に染まったキバをイメージしており、単なる色替えにならないように腰の横も赤くしてエンペラーフォームと差別化している[93]。また、赤い体の中で映えるように、複眼は青緑のような微妙な色使いになっている[93]。
ボディの構造はエンペラーフォームとほぼ同一であるため飛翔態もデザインされたが[97]、設定上はファンガイアと他種族のハーフでなければ飛翔態には変身できないので[38]、登場はしていない。
- フエッスル
- ダークキバはベルト左右のホルダーにフエッスルを3本ずつ携帯している。
- 各フエッスルの形状は仮面ライダーキバの物と同一だが、本体が金色になっており、それぞれの意匠のカラーリングも若干異なっている[97]。
- ウエイクアップフエッスル
- 右腰にある、必殺技を発動する黒のフエッスル[98]。
- ドランフエッスル
- 右腰にある、キャッスルドランを召喚する白のフエッスル[98]。劇中では未使用。
- ブロンフエッスル
- 右腰にある、ブロンを召喚する茶色のフエッスル[98]。劇中では未使用。
- デザイン画には「無数のブロンミサイルを発射する」と書かれている[99]。
- ドッガシールフエッスル
- 左腰にある、他種族封印用の紫のフエッスル[98]。
- バッシャーシールフエッスル
- 左腰にある、他種族封印用の緑のフエッスル[98]。
- ガルルシールフエッスル
- 左腰にある、他種族封印用の青のフエッスル[98]。
- かつての戦いでは対レジェンドルガ用のシールフエッスルが携行されており、その力で仮面ライダーアークを封印したという[95]。
- 必殺技
- キバットバットII世がウエイクアップフエッスルを吹く回数によって別種の技を発動する。
- ダークネスヘルクラッシュ
- 「ウエイクアップ1」で発動する。全身の魔皇力を腕に集中させてパンチを繰り出す[98]。破壊力は65t[98]。
- キングスバーストエンド
- 「ウエイクアップ2」で発動する。全身の魔皇力を足に集中させてキックを繰り出す[98]。破壊力は180t[98]。
- キングスワールドエンド
- 「ウエイクアップ3」で発動する。全身の魔皇力を体の中心に集中させて繰り出す捨て身の技[98]。劇中未使用。
- 対レジェンドルガ戦でキングが使用したときは、ほぼすべてのレジェンドルガを死滅させたものの、同時に多くのファンガイアの同胞を巻き添えにしたうえで戦場を灰に変えてしまった[95]。ダークキバの鎧を作ったナイトとポーンはこの結果に恐怖し、ウエイクアップ3を封印して、安全に運用できる「黄金のキバの鎧」の開発に取り掛かることになった[95]。
- スネーキングデスブレイク
- 太牙が変身した最終話で使用。ジャコーダーで敵を吊り上げ、魔皇力を送り込んで撃破する[98]。
- 結界
- キバの紋章を出現させて敵を磔にする[98]。
ファンガイア族
人間の姿を借り、人間の生命エネルギー「ライフエナジー」を糧として生きるモンスター種族の一種。名称は「ファング(牙)」「ヴァンパイア(吸血鬼)」から作られた造語である[100]。全てのファンガイアのデザインに鳥の意匠が含まれており[101]、後述の真名もそれに関連、連想されたキーワードが含まれる。そのため本作品では鳥類をモチーフとした怪人は登場しない[101]。
空中に2本の巨大な光の牙「吸命牙」を召喚し、それを人間の首筋に突き刺すことによってライフエナジーを一気に吸収する。襲われた人間の体は命の色が失われ、ガラスのような無色透明の「モノ」と化し、最終的に砕け散る。なお、最終決戦ではガラスのような無色透明になった後に大爆発するシーンも見られる。
怪人態になる時、もしくは上記のライフエナジー捕食の際には、目と下顎に派手なステンドグラス状の模様が浮かぶ。
各自が人間社会での名前や一族の勲章の他に、固有の詩的な真名[注釈 5]を持つ。だがファンガイア族の中にもそれぞれ分類が存在し、動物に似た姿をしていることから青空の会では通常は「(動物名)ファンガイア」と呼称されている。昆虫に似るインセクトクラス、獣に似るビーストクラス、水棲生物に似るアクアクラス、爬虫類に似るリザードクラスの4つの形態クラスが存在しその形は多岐にわたる特徴を持つ。
ステンドグラスに似た外観の皮膚を備え、本来の姿ではその皮膚に人間体の顔が映り会話することができ、戦闘時には皮膚から専用の武器を召喚する。中には人間体の顔を写さなくても会話できる物もいる。また、同族であっても、チェックメイトフォーなど個体ごとに戦闘能力の差異がかなり激しい。
「人間を食料として見る」以外、思考・行動様式は人間とほとんど変わりがなく、多くがごく普通に人間社会に溶け込んで生活している。ただファンガイアは人間と比較して圧倒的に長命(青年期までの成長スピードは人間と同一だが、老化は極めて遅い)、老化しにくい肉体のカモフラージュの為に時代ごとに様々な職業を転々としながら長い年月を過ごしている。
思考が人間とほぼ同等なため、時に餌であるはずの人間に惹かれ、恋愛関係に至るファンガイアもいるが、これはファンガイアにとって最大級の禁忌であり、人間と結ばれたファンガイアには「クイーン」により制裁が下される。基本的にはこの禁忌に触れない限りは、チェックメイトフォーの管理下の元、各自が自由意志で生活をしている。そのため、同族で争う者たちもいたり、チェックメイトフォーの座を狙う野心家もいるなど、行動は千差万別である。
死亡した場合は肉体がガラス体となって砕け散り、その残った1体分のガラス体に替わりのライフエナジーを用いることで、明確な意思を持たないリビングデッド的状態で再生させる技術が存在する。欠片自体はいずれ消滅してしまうが、生前の意志を持つ完全な蘇生には通常捕食量の五倍以上のライフエナジーが必要になる。ライフエナジーの蘇生はファンガイアの生命力に比例し、特にバットファンガイアなどの大きな生命力を有する個体の蘇生には天文学的な量のライフエナジーが必要になる[102]。なお、寿命以外の要因で死んだファンガイアからはライフエナジーのみがエネルギー球となって浮かび上がり、これ等はサバト(後述)の原料となる。これらのファンガイア再生術は、一族の中でも位の高い貴族階級やチェックメイトフォーなど、ごく一部の高位のファンガイアのみが習得している[注釈 6]。
キング(バットファンガイア)や『ディケイド』に登場する女王ユウキ(ソーンファンガイア)のように、最上位に位置している者は同族から能力を奪うことや異なる存在に能力を与える等と一族の力を移し換えることが出来るのではないかと考えられている[103]。
ファンガイア族自体は数あるモンスターの種族の一種で、後述の様々な12種の種族が所属するが、いずれもファンガイアほどの隆盛は得ておらず、一族代々ファンガイアに仕える者もいる。例外的に劇場版の「レジェンドルガ族」のようにファンガイアをも凌ぐほどの強力なモンスターの種族も存在する。
最終話でD&Pが人間と共存できる方針を持つようになったが、未来ではネオファンガイアという新たな脅威が存在している(巨大な魔法陣のような外見だが、全貌は不明)。
チェックメイトフォー
数年ごとに候補者を見つけ選定された(特に候補者死亡・資格剥奪の場合など。同一人物の場合もある。)最強の戦闘能力を持ったファンガイアの「キング」「クイーン」「ビショップ」「ルーク」の4人で構成される。チェスの駒に相当する役割を持つ。各役割は「キング」はファンガイア族の支配者でありその命令は絶対的。ファンガイアの鎧であるキバ・ダークキバ・サガを装着する資格を持つ。「クイーン」は前述の通り、掟を破った同族の制裁やキングとの結婚や子孫の出産。「ビショップ」はキング・クイーンの補佐役や同族の監視。「ルーク」は護衛役だが最も気ままに行動することが多い。彼らの道具を管理するチェックメイトフォーではない「ナイト」「ポーン」も存在するが劇中未登場[8]。
「キング」は過去編のキング(バットファンガイア)と現代編の息子の登太牙(ファンガイア態不明)、「クイーン」は過去編の真夜(パールシェルファンガイア(真夜))、現代編の鈴木深央(パールシェルファンガイア(深央))、「ビショップ」は両時代共通のビショップ(スワローテイルファンガイア)、「ルーク」は両時代共通のルーク(ライオンファンガイア)のメンバー。選定にはチェックメイトフォー自身を含む個々の意思ではなく、チェックメイトフォーの力そのものが候補者を選ぶ。
サバト
- 全長:60m
- 体重:0 kg
高位のファンガイアのみが召喚できる、死んだファンガイアのライフエナジーを集合させることによって誕生する、巨大なオーラ集合体。個別によって体の色や腕の数が違い、体中に他のファンガイア同様ステンドグラス状の組織で覆われている。劇中では体の色が青・オレンジ・赤のものが登場。再生ファンガイア同様明確な意思は持たないリビングデッド状態で、サバトを召喚したファンガイアが生き残っている場合はその支配下に置かれ、いない場合は本能のままに暴れまわる。体から発する光弾や触手を武器とする。
ファンガイアがキバによって倒された場合は、エネルギー球となったライフエナジーはキャッスルドランやシュードランによって捕食されるため、そのファンガイアはサバトの原料となることはない。
劇中で犬飼伯爵(プローンファンガイア)が自分の魂と同じくファンガイアである執事達の死体のライフエナジーを合成したサバトは、六柱のサバトと呼ばれる。このサバトは復活に必要なライフエナジーが足りなかった為完全体ではない。
デザインの段階では、「巨大オーラ体」として呼ばれていたが、キャッスルドランと戦うための敵となるため、城のようなデザインとなった[104]。
本作品における魔族
世界各地の伝承として残るモンスターの原型となった生物の総称。全部で13種類おり、厳密には、「生物のライフエナジーを種族によって異なる方法で捕食し、異なる起源を持つ地球上に生息する知的生命体」の総称である。太古の昔にファンガイアが魔族の頂点に立つ為に世界制覇を掲げ、他の種族に侵攻が行われた。その際にファンガイアによる大殺戮や人間の増加や環境の変化により棲家を追われて、僅かな生き残りを残して根絶してしまっている種族が多く存在するも、中は利害関係の一致でファンガイア族と同盟関係の種族や降伏して隷属関係となり、根絶から逃れることができた種族も存在する[105]。他の種族同士の交配は可能である。
- ファンガイア族
- 闇夜の世界を支配するヴァンパイアの一族。この世に存在する13の魔族の頂点に君臨する最強の種族である。上記を参照。
- キバット族
- 蝙蝠に似た体形を持つ小型のモンスター種族で人間以上に知能が高いとされる。「魔皇力」と呼ばれる魔族の潜在能力を引き出すコントロールに長けた種族で、ファンガイアの鎧のコントロールに使われている事が多いため、ファンガイア族とは同盟関係である模様。一様にプライドが高く、キバットバット家やモトバット家などの名門の家系が数多く存在する。特に本作品に登場するキバットバット家はファンガイアよりキバの鎧を直接体内に封じられ、装着の最終決定権を持つ。
- ウルフェン族
- 狼男の伝承を残す種族。月の満ち欠けによって力のボルテージを上げ、その俊足を生かしたスピード戦では他の種族に勝る。ファンガイアと同じくライフエナジーを主食とする。元来は野生的な狩猟民族であり、群れで行動することが多く、同族間の結束力が強い。チェックメイトフォーのルークによってガルルを除くウルフェン族は根絶されている。
- マーマン族
- 世界中に半魚人の伝承を残す種族。日本では河童の伝承を残している。主に湿地帯や人里離れた水域に生息し、他の生物のライフエナジーを糧とする。非常に視力が良く、水中活動にも陸上活動にも長けている。また、他の魔族と比べて非常に長命な種族であり、中には1000歳に届こうかという個体も存在した。この種族にはメスが存在しないという大きな特徴を持ち、後述のマーメイド族とは共生関係にある。何らかの理由によりファンガイアによって根絶され、バッシャーだけが生き残っている。
- フランケン族
- 他の種族より歴史が浅い種族。1700年代に生まれたフランケンシュタイン博士が作り出した人造人間フランケンシュタインの怪物を始祖とする。培養によって種を増やすことが可能で、交配能力を得ることに成功した後は徐々にその個体数を増やしつつあったが、ファンガイアによって種は根絶され続け、今ではドッガだけが生き残っている。知能はあまり高くないが、純粋無垢で仲間に対しては恩義を尽くす性格を持つ。全ての魔族の中で最も腕力に長けた種族で、その剛腕はファンガイアでさえ脅威に感じたほど。
- ドラン族
- 世界各地に竜の伝説を残す竜の一族で、グレートワイバーン、ガオーラ・ドラン、ゴルディワイバーン、エルドラゴン等様々種類が存在する。性質は非常に凶暴で、その強固な皮膚はファンガイアによって度々武器や鎧の素材にされたり、戦闘用の魔獣や移動要塞として使われた。キャッスルドランやタツロットがそれにあたり、ファンガイアのキバの鎧やレジェンドルガのアークの鎧の一部に使われているのがドラン族の皮膚である。基本は凶暴な魔獣の種族であるが、タツロットの元になるゴルディワイバーン等の特異な例では高い知能と他種族とのコミュニケーションをとる能力を持つ為に、魔皇力の制御キーとして転用された場合がある。
- レジェンドルガ族
- 劇場版に登場。どの種族とも違う形態と種族間の統一性のない外見を持ち世界中に残る様々なモンスター伝承を残す異形の種族。人間の悲鳴を聞くことを至上の喜びとしており、仮面ライダーアークをロード(王)として崇めている。他の種族を洗脳、奴隷化して同族へ転化させて数を増やす特性を持つ。ファンガイア族よりも更に高次の存在だと自負し、この世の支配者となろうと目論んで太古の昔にファンガイアと大戦争を繰り広げたが、最後にはダークキバの手によりほぼ全滅した。
- マーメイド族
- 設定のみで、作中に該当するキャラクターは存在しない。大きな尾びれと人間に似た上半身を持ち、世界中に人魚の伝承を残す種族。メスのみで構成された種族で、交配には共棲関係であるマーマン族が必要となる(遺伝上は完全な水棲種族で陸上の生活ができないマーマン族)。ファンガイアによる侵攻から逃れるも、19世紀に人間によって狩られ、かなりの数が減少している。その上マーマン族が滅びかけているために滅亡の危機に曝されている。
- ゴースト族
- 設定のみで、作中に該当するキャラクターは存在しない。肉体を持たない霊魂のみの存在で、他生物へ憑依して災いを起こす精神生命体の種族。肉体を持たぬ故に個体での戦闘は不可能で、何かしらに憑依することで人間や他の種族に接触し、そのライフエナジーを吸う。
- ギガント族
- 設定のみで、作中に該当するキャラクターは存在しない。世界各地に巨人や雪男の伝承を残す身の丈が10メートルにものぼる巨人の一族。サイクロップス、イエティなど様々な種が存在し、一様には高地や雪山になどに潜み生活している。滅多に遭遇することがない種族であるが、3WAによってギガント族イエティクラスの個体が捕獲され、この個体の持つ冷気属性と巨大な爪の力を転用して仮面ライダーレイが開発された。この事や、目撃される個体が未だ確認されることからもわかるように、他の種族同様にファンガイアの侵攻を受けたと思われるが、種の根絶には至ってない模様。
- ホビット族
- 設定のみで、作中に該当するキャラクターは存在しない。ギガント族の対極に立つ小人の種族で、成長しても身長10cm程度にしかならない。人畜無害な種族で、主に森林に生息して自給自足の生活を営む。争いを好まない完全なる平和主義民族で、ファンガイアの侵攻を受けた際も即時に投降し、隷属することで種の根絶は逃れている。
- ゴブリン族
- 設定のみで、作中に該当するキャラクターは存在しない。極めて獰猛で好戦的な鬼の種族。同族間での争いが絶えず、常に戦いの対象となる敵を求め探している。他種族の肉を食らい、その骨をコレクションする嗜好を持つ極めて残忍な性質を有する。その性質ゆえか世界制覇に乗り出したファンガイア族と最初に対立した種族であり、死闘を繰り広げたが、サガの鎧を纏った初代キングとチェックメイトフォーが率いたファンガイアの軍勢により、種を根絶された。
- 人間族
- ファンガイアが最後の根絶対象としていた種族。最も異質な種族であり、他の魔族と比べて寿命が短く身体能力も劣るにもかかわらず、多くの知識や文化等を生み出しており、生物としての本能を優先する魔族達と違い、生物の本能よりも愛や勇気等精神論を説き平和を謳うという特徴を持つ。一方で、種族間の統一性がなく、クラスの違いを人種として考えている。その結果、多彩な言語を生み出し、国を造り、種族間の愛憎や欲望から争いを引き起こしながらも、13の魔族の中で最も生息範囲を広げており、個体数においては他種族を凌駕している。その異質ぶりから、一見すると魔族で無いように見えるが、その実は他の動植物等の生命体の命(=ライフエナジー)を糧にしている為、本質的には他の魔族とは差ほど変わらない。また、他の魔族との交配によって、魔族の力を備えた子を産む事も出来る。彼らの生み出した社会や文明は、自分達が魔族に属していることや、他の魔族の存在さえも忘れてしまうほどに膨れ上がり、その他の種族はその社会に同化して生活をしている。基本的に他の魔族達からは無力な「ライフエナジー」を得る為の餌として見られているが、闇の世界で跋扈するファンガイア等の存在に気付いた一部の人間達は、ファンガイアに対抗する為に「素晴らしき青空の会」や「3WA」等の組織を結成して人知れず戦いを繰り広げている。ほとんどのファンガイアは、自分達より遥かに劣る、ライフエナジーを得るための餌としてしかみていないが、一方で、人間の生み出した文化に惹かれる者や、同化して暮らす間に恋愛や友情等の感情を持つファンガイアがおり、これ等がファンガイア内の造反者となり、完全根絶の妨げになるという現状に陥っている。現代では余りにも多くなりすぎた上、強力な兵器を数多く生み出し、更には自らを滅ぼす兵器さえも生み出しているため、迂闊に戦争を起こせば泥沼の争いとなったり、逆に駆逐されてしまうという危険が発生するだけでなく、最悪の場合星そのものを滅ぼしかねないため、ファンガイア達は人間を滅ぼさずに管理を行うという考えにシフトした模様。
その他の設定
- ブラッディ・ローズ
- ストラディバリウスを超える物を作りたいと以前から願っていた紅音也が、真夜から「100年に一度の才能を活かすためのバイオリンを作り持つべき」と勧められ、2人で作り上げた究極のバイオリン。スクロール部に女性の顔が彫刻されている。
- 本体が出来上がった後、真夜からのアドバイスで音也は「全ての人間が心に奏でている音楽を守りたい」という祈りを込めて完成させ、以後愛用のバイオリンとする。
- 現代では紅渡が受け継ぎ、普段は紅邸のバイオリン工房の壁の中のガラスケースに展示されており、渡はこのバイオリンを越えるものを作ろうと日々研究を重ねている。そして悪事を働くファンガイアが出現すると、その波動に反応し、意思を持つかのように自動的に不思議なメロディを奏でて渡に知らせる。
- 後にヒビが入ってしまい本来の音が出なくなるが、その際渡は修理するだけでなく、「僕の音楽でみんなを幸せにしたい」という自身の祈りを新たに込めたことで修復に成功した。
- 最終話で渡が名護と恵の結婚式で、祝いのメロディを奏でる際にも持ち出している。
- 素晴らしき青空の会
- ファンガイアを殲滅するために結成された民間による対ファンガイア対抗組織。嶋護が会長を務める。具体的な規模や会員の数は不明だが、警察や各企業に太いパイプラインを持ち、会員が犯罪を犯した際でも揉み消し得る権力を有する。
- ファンガイアとの直接的な戦闘を行なう「戦士」を訓練する他、戦士の武器や兵器の開発、諜報やファンガイアの研究なども行なっている。
- 略称としては、「青空の会」などが使われている。
- 特定の活動拠点はないらしく、嶋を中心とするメンバーが主に集う場所は、後述のカフェ・マル・ダムールや嶋が所有していると思われるスポーツジムである。
- 会の運営は嶋財団の資産の他、複数の支援者による多額の寄付金で賄われている。
- 主な開発装備
-
- イクサシステム
- 上記参照
- ファンガイアスレイヤー
- 過去編で使用された、イクサシテムよりも前に開発された対ファンガイア用の携行暗器で、青空の会の正式会員の証にもなる。分離させることもできる2つのパーツを組み合わせ「S」ボタンで近距離戦闘用・剣型のソードスタイル・「W」ボタンで中距離戦闘用・ムチ状のウィップスタイル・刃を収納してパーツを組み変えることで投擲用のブーメランスタイルの3形態に変形する。刃はファンガイアにもダメージを与えることができるほど研ぎ澄まされてはいるが威力不足であるため、何度か折れたこともあった。
- 主にゆりがファンガイアとの戦いで常用していたが、音也や次狼も使用したことがある。また、現代編で恵と嶋も使用した。
- ファンガイアバスター
- 現代編で使用されている、対ファンガイア用の携行暗器。普段は銃口から高所の昇降用に利用される強力な牽引力と鞭のような打撃力を持つフックを射出するフッキングウィップスタイルで携行するが、銃身下部に弾倉を装填し、銃口両脇の羽根状のパーツを展開することで、銀の矢を発射する中距離戦闘用のボウガンスタイルとなる。
- 主に恵が常用しているが、青空の会の臨時会員となった渡や健吾も、カラーリングが異なるものを使用している。
- 対ファンガイア用ライフル
- 嶋がキバ打倒に有効と判断して投入した試作段階の銃器。
- 名護と恵が使用した際には、狙撃失敗となったが、後に健吾がビショップを牽制する為に使用した際や、嶋が再生ファンガイアに銃撃した際には、それぞれ効果を発揮している。
- 嶋財団
- 嶋護が会長を務める財団。公開されていない組織である素晴らしき青空の会に所属する研究施設などは、表向き、この財団に属している事になっている。
- 人間工学研究所
- 嶋財団(素晴らしき青空の会)の一研究所。麻生ゆりの母、麻生茜も所属し、25年前からイクサシステムの開発を行なっていた。ゆりが学生だった1984年、ルークによって研究員全員が抹殺されている。
- 進化生物研究所
- 元・青空の会の研究者であった神田博士が設立した研究所。外部装置ではなく、生物自体に特別な力を移植する事で生物を強化する神田博士の考えの下、人間やファンガイアに他のファンガイアの力を融合させる研究を行なっていた。
- 神田博士が殺された事で、その研究成果はD&Pに引き継がれた。
D&P ()- 登太牙が社長を務める投資会社。正式名称はDEVELOPMENT & PIONEER。
- ファンガイアが世界を支配するため、その研究や、人類がファンガイア以上の存在をつくる事を妨害するため、その技術の買収などを行ないつつ、開発者を暗殺している。
- 重役や社員はほぼすべてファンガイアによって構成されている。
- カフェ・マル・ダムール
- 木戸明が店長(オーナー兼マスター)を務める喫茶店。次狼が一万円札を躊躇なく払うなど、コーヒーの味は絶品。店内ではマスターの飼い犬であるブルマンが放し飼いにされているが、名護と恵の結婚式の際にはブルマンがお産であったため、代犬のさゆりちゃんが店にいた。
- 青空の会、取り分け名護啓介などが所属する関東支部の会員が嶋から指令を受け取る場所になっており、彼らが任務に関する行動を行なう際は、一時的に営業を中断する。
- 4人掛けのテーブルが3卓と、カウンター席が6席、そして店の奥にある2人掛けのテーブル席が1卓ある[106]。
- 壁には開店以来、毎年1枚ずつ増えている絵皿がかけられており、過去編と現代編を見分ける指標の一つとなっている。
キャスト
芳賀優里亜(『555』)、松田賢二と村田充(『響鬼』)の3人の平成仮面ライダーシリーズOB・OGが再度レギュラー出演、前作『電王』にゲスト出演した小越勇輝もレギュラー出演している。各話ゲストにおいても平成仮面ライダーシリーズ出演経験者が多く起用されている。
他にも、小池里奈(『美少女戦士セーラームーン』)、高原知秀(『超星神グランセイザー』)、加賀美早紀(『ULTRASEVEN X』)、山本匠馬(『牙狼-GARO-スペシャル 白夜の魔獣』)など、過去に特撮ヒーロー番組にメイン格で出演した経験を持つ俳優もレギュラー出演している。また山本はテレビシリーズ出演に先行して、劇場版にも異なる役柄で出演している。
前作『電王』で試みられた声優のレギュラー起用は、人型の怪人が主であった『電王』に対し、非人型のモンスターに焦点が当てられた。
レギュラー・準レギュラー
- 紅渡 / 仮面ライダーキバ(声) - 瀬戸康史
- 紅音也 / 仮面ライダーイクサ(声) / 仮面ライダーダークキバ(声)、紅正夫 / 仮面ライダーキバ(最終回、声) - 武田航平
- 名護啓介 / 仮面ライダーイクサ(声) - 加藤慶祐(3 - 48)
- 麻生恵 / 仮面ライダーイクサ(声) - 柳沢なな
- 麻生ゆり / 仮面ライダーイクサ(声) - 高橋優
- 野村静香 - 小池里奈
- 次狼 / ガルル(声) / 仮面ライダーイクサ(声) - 松田賢二(2 - 48)
- ラモン / バッシャー(声) - 小越勇輝(2 - 48)
- 力 / ドッガ(声) - 滝川英治(2 - 48)
- 木戸明 - 木下ほうか
- 嶋護 / サンゲイザーファンガイア(声) - 金山一彦
- 襟立健吾 / 仮面ライダーイクサ(声) - 熊井幸平(11 - 48)
- ルーク / ライオンファンガイア(声) - 高原知秀(15 - 31)
- 真夜 / パールシェルファンガイア(声) - 加賀美早紀(20 - 48)
- 鈴木深央 / パールシェルファンガイア(声) - 芳賀優里亜(21 - 43, 45)
- ビショップ / スワローテイルファンガイア(声) - 村田充(25 - 48)
- 登太牙 / 仮面ライダーサガ(声) / 仮面ライダーダークキバ(声) - 山本匠馬(32 - 48)
- キング / バットファンガイア(声) / 仮面ライダーダークキバ(声) - 新納慎也(36 - 46)
- 糸矢僚(スパイダーファンガイア) - 創斗(1,5,6,11,12,25,26)
声の出演
- キバットバットIII世、キバットバットII世、キバットバットIV世(最終回)、ナレーション - 杉田智和
- 魔皇竜タツロット - 石田彰(24 - 48)
- スパイダーファンガイア、他ゲストのファンガイア - 塩野勝美
主なゲスト
- 主婦 - 真下有紀、須永千重 (1, 5, 36)
- 野次馬 - 吉田祐健 (1)
- 警官 - 鬼頭真也 (1)
- カメラマン - 森田猛虎 (1, 5, 23)
- 秘書 - 井上美琴 (1)
- 部下 - 小野正幸、市川清 (1)
- 参列者 - 所里沙子 (1)
- そばや店主 - 中沢青六 (2)
- 若い男 - 塚田知紀 (2)
- 夏川綾弁護士 - 橘実里 (3, 4)
- 小金井 - 岡田正 (3, 4)
- 堺 - 渡辺火山 (3, 4)
- 新聞勧誘員 - 酒巻誉洋 (3)
- カップルの男 - 保科光志 (3)
- ケイコ - 岡田あがさ (3)
- 賞金首 - デイヴィット・リッジス (3)
- ディーラー - オランプ・マルシェ (3)
- 警察官 - 岡野友信 (3)
- 立川裕二 - 加賀谷圭 (4)
- ウェイター - 羽田陸生 (4)
- 主婦 - 長谷川香苗 (5)
- おじさん - 松田章 (5)
- 執事 - 神本十兵衛 (7)
- 客 - 平田実 (7)
- カップル - 松原末成、坂本和代 (7)
- 名護啓一 - 並樹史朗 (8)
- 不審な男 - 井口中 (8)
- 警察官 - 宮沢天 (8)
- 若い女 - 畑中愛音 (8)
- ストリートミュージシャン - 宮田大資、小林伊織、玉寄大樹 (9)
- 定食屋店主 - 中野順二 (9)
- バイオリニスト - 大貫聖子 (9)
- オークショナー - 津村和幸 (9)
- 麻生茜 - ひがし由貴 (11, 31)
- イケメンズ - 吉成翔、宮本行庸、阿部真也 (11)
- 矢追正孝 - 永瀬尚希 (13)
- 警官 - 伊藤俊 (13)
- 画家志望の青年 - 光宗潤 (13)
- 女性 - 大橋るみ子 (13)
- プロ野球志望の青年 - 兼子和大 (14)
- 天野恵里子 - 西田奈津美 (15, 16)
- 天野照義 - 石原辰己 (15, 16)
- 通行人 - 杉本雄司 (15)
- ジョギングをする男 - 吉原大地 (15)
- 宝くじに当たった男 - 村上和彦 (15)
- 常連客 - 鬼界浩巳 (16)
- キャンギャル - 幸城まなみ (16)
- 倉沢マミ(現在) - 遊井亮子 (17, 18)
- 倉沢マミ(過去) - 山崎怜奈 (17, 18)
- オーディションのライバル - 豊田有紀 (18)
- 警官 - おぐらとしひろ (18)
- 霊能者 - 樋浦勉 (19)
- メイド - 池田愛、積田佳代子 (19)
- 襲われた女 - 奏乃柚子 (19)
- 高校生 - 岩村武瑠、高橋和喜、西原信裕 (19)
- 医師 - 窪園純一 (20)
- 花嫁 - 橋口未和 (20)
- 久美 - 橋本愛実 (21, 22)
- あゆみ - 花井ゆき (21)
- 幸江 - 織田菜月 (21, 22)
- 啓子 - 土方みなみ (21)
- 幼い音也 - 丸山歩夢 (21)
- 幼い久美 - 福本史織 (21)
- 女性客 - 武井睦 (21)
- 焼肉屋店長 - 中村良平 (21, 22)
- 豆腐屋 - 荒谷清水 (21, 22)
- 常連客 - 北村伝次郎、水上雅人 (22)
- 涼子 - 清水美那 (23, 24)
- カップル - 佐藤めい、浅野将一 (23)
- 役人 - 藤島源寛 (23)
- 医師 - 中野剛 (24)
- 弁当屋店員 - 薬師寺順 (25)
- トンネルの男 - 高橋玲 (25)
- カップル - 下川真矢、山崎静香 (26)
- 棚橋 - 小川敦史 (27, 28)
- 刑事 - 林洋平 (27)
- 女性 - 小松瞳 (27)
- 幼い渡 - 板垣陽平 (27, 31, 32, 38, 40, 41)
- 幼い太河 - 岸澤優吾 (27, 31, 32)
- 麻生光秀 - 中山麻聖 (29 - 31, 48)
- 占い師 - 山口年男 (29)
- チンピラ - 森嶋將士 (29)
- 母親 - 野々宮かおり (29)
- ヘビメタ男 - 小野正幸 (29)
- 大道芸人 - えんじ則之 (29)
- 看護士 - 小林音子、遠野祐紀 (30)
- 医師 - 田村三郎 (30)
- カップル - 浅野有貴、中野亜紀子 (30)
- おばあさん - 土屋茂子 (30)
- 手品師 - 石塚良博 (30)
- MC - 鈴木コウタ (30)
- 風船の子供 - 立石翔大 (31)
- アナウンサーの声 - 八巻博史 (31)
- コメンテーターの声 - 菊池隆志 (31)
- 研究員 - 長江健次 (32)
- 重役 - 野口雅弘 (32, 47, 48)
- 重役 - 坂口進也 (32)
- 強盗 - 川島麻有弥 (32)
- 神田博士 - 飯田基祐 (34, 35)
- 村川達夫 - 江藤純 (34)
- 部下 - 松澤仁晶 (34)
- 店主 - 及川達郎 (34)
- 男 - 松村曜生 (34)
- 医者 - 平井恵助 (42)
- 花屋店員 - 中浜奈美子 (42)
- ファンガイアの女 - 小野村麻郁 (42)
- 大野修一(医者) - 佐々木征史 (44)
- 重役 - 浜幸一郎 (47)
スーツアクター
前作までサブライダーを主に担当していた伊藤慎と押川善文が仮面ライダーシリーズを離れたため、岡元次郎と永徳がサブライダーを務めた[107]。仮面ライダーイクサのスーツアクターを務めた岡元は、イクサを演じるにあたり2ヶ月で10キログラムのダイエットを行い、知人から病気を疑われることもあったという[108]。
麻生ゆり・麻生恵が変身した仮面ライダーイクサは、スーパー戦隊シリーズで女性戦士や女幹部を担当する蜂須賀祐一が務め、蜂須賀にとって初の仮面ライダー役となった[109]。
- 仮面ライダーキバ[110][111][112][113]、仮面ライダーダークキバ(キング変身時)[114][115]、ガルル[114][111][112] - 高岩成二
- 仮面ライダーイクサ[110][114][116][108][117]、仮面ライダーダークキバ[116] - 岡元次郎
- 仮面ライダーイクサ(麻生親子装着)[114][118][109] - 蜂須賀祐一
- 仮面ライダーサガ[110][114][107][119]、仮面ライダーダークキバ(太牙、音也変身時)[120][121]、ファンガイア[120][121][122]、ドッガ[114][123]、仮面ライダーキバ(代役)[107]、スパイダーファンガイア[122] - 永徳
- バッシャー[114][124] - 神尾直子
- 再生ファンガイア[125]、ドッガ(最終話)[125] - 中川素州
スタッフ
それまで多くの平成ライダーシリーズでサブプロデューサーを務めてきた武部直美が、連続ドラマでは初のチーフプロデューサーを担当する。メインライターは、『仮面ライダー555』以来5年ぶりに井上敏樹が担当。クリーチャーデザインは、こちらも『555』以来となる篠原保が担当する。
また、メインのアクション監督もこれまでの宮崎剛に代わり、スーパー戦隊シリーズで多くの作品を担当してきた竹田道弘が務めた。これにより従来の作品よりもワイヤーアクションが増えている[113]。キバのスーツアクターを務めた高岩成二は、前作『電王』のインタビューで「20年近いキャリアの引き出しをすべて使い切った。もう振っても何も出ない」と述べていたが、本作品後のインタビューでは竹田が作品に新しい風を入れたことにより高岩の引き出しが増えたことを語っている[113]。
- 原作 - 石ノ森章太郎(石森章太郎プロ)
- 連載 - テレビマガジン、てれびくん、幼稚園、めばえ、たのしい幼稚園、おともだち
- スーパーバイザー - 小野寺章(石森プロ)
- プロデュース - 梶淳(テレビ朝日)、武部直美、宇都宮孝明、大森敬仁
- 脚本 - 井上敏樹、米村正二(第17・18話のみ)
- 監督 - 田﨑竜太、石田秀範、舞原賢三、田村直己(テレビ朝日)、長石多可男、中澤祥次郎
- 音楽 - 斉藤恒芳
- 撮影 - いのくままさお、倉田幸治
- 助監督 - 柴﨑貴行、伊藤良一、山口恭平、杉原輝昭、越知靖、大峯靖弘、上堀内佳寿也 ほか
- アクション監督 - 竹田道弘・宮崎剛・新堀和男(ジャパンアクションエンタープライズ[注釈 7])
- 特撮監督 - 佛田洋
- 美術 - 大嶋修一
- プロデュース補 - 谷本萌生(19 - 48)
- クリーチャーデザイン - 篠原保
- キャラクターデザイン - 早瀬マサト(石森プロ)、PLEX
- CG製作 - 特撮研究所
- 制作 - tv asahi、東映、ADK
音楽
クラシック音楽出身で、クライズラー&カンパニーでの活動を経て作曲家としてアニメや宝塚歌劇などで活躍する斉藤恒芳を、実写ドラマでは初の劇伴音楽担当に起用。ヴァイオリンが大きなテーマを占める物語に合わせ、弦楽器をフルに使ったクラシック調のBGMが多く流れ、要所では既存のショパンの曲や宝塚歌劇からの転用曲も多く使用されている。また過去編パートでは、当時のアイドルや歌手による流行歌もBGMに用いられ、1986年当時の雰囲気を引き出すのに一役買っている。
主題歌・挿入歌
この節の加筆が望まれています。 |
本作品のために制作された主題歌・挿入歌は実に37曲にも登るが、そのうちの20曲を各ライダー・フォームごとに使用される固有のEDが占めている。これらは前作『電王』で好評だったED(戦闘シーン挿入歌)のキャラクターソング展開を引き継ぐ形となっているが、それぞれのキャラクターを演じる俳優・声優によって歌い分けられた『電王』と異なり、本作品では主演の瀬戸康史をヴォーカルにおいたバンド「TETRA-FANG」が結成され、大半のキャラクターソングをTETRA-FANG名義で瀬戸が歌っている。
- 主題歌
-
- 「Break the Chain」
- 作詞 - 藤林聖子 / 作曲 - 鳴瀬シュウヘイ / 編曲 - 鳴瀬シュウヘイ、Tourbillon / 歌 - Tourbillon
- 最終回ではエンディングテーマとして使用された。
- 挿入歌(エンディングテーマ)
- 前後の平成ライダーシリーズと同様、本作品では主に戦闘時に使われる挿入歌をエンディングテーマとして扱っている。
- 「Destiny's Play」(第8・9・10・12・17・18・22話)
- 作詞 - 藤林聖子 / 作曲 - NKMD / 編曲 - 鳴瀬シュウヘイ / 歌 - TETRA-FANG
- 仮面ライダーキバ キバフォームのテーマソング。
- 第11・13話ではイケメンズver.が、第14話ではイケメンズver.のインストゥルメンタル版が使用され、第12・18話ではインストゥルメンタル版と併用して使用された。
- 「Individual-System」(第15・16・20・21話)
- 作詞 - 藤林聖子 / 作曲・編曲 - 鳴瀬シュウヘイ / 歌 - TETRA-FANG
- 仮面ライダーイクサのテーマソング。
- 「Innocent Trap」(第19話)
- 作詞 - 藤林聖子 / 作曲・編曲 - 鳴瀬シュウヘイ / 歌 - TETRA-FANG
- 仮面ライダーキバ バッシャーフォームのテーマソング。
- 「Shout in the moonlight」(第23話)
- 作詞 - 藤林聖子 / 作曲・編曲 - Ryo / 歌 - TETRA-FANG
- 仮面ライダーキバ ガルルフォームのテーマソング。
- 「Supernova」(第24・25・26・27・29・31・32・33・37・38・39・41・45・最終話)
- 作詞 - 藤林聖子 / 作曲 - NAOKI MAEDA / 編曲 - 鳴瀬シュウヘイ / 歌 - TETRA-FANG
- 仮面ライダーキバ エンペラーフォームのテーマソング。
- 第42話ではインストゥルメンタル版のみ使用され、第32話ではインストゥルメンタル版と併用して使用された。
- 「Fight For Justice」(第28・30・40・44話)
- 作詞 - 藤林聖子 / 作曲・編曲 - 鳴瀬シュウヘイ / 歌 - 名護啓介(加藤慶祐)
- 仮面ライダーイクサのテーマソング「Individual-System」の名護啓介(加藤慶祐)歌唱によるアレンジver.
- 第31・34・38・最終話では前後奏のみが使用され、第41話ではインストゥルメンタル版が使用された。
- 「Roots of the King」(第34・35・36話)
- 作詞 - 藤林聖子 / 作曲・編曲 - 鳴瀬シュウヘイ / 歌 - TETRA-FANG
- 仮面ライダーサガのテーマソング。
- 第37・42・43話では前後奏のみが使用された。
放送日程
全編通して、サブタイトルには各話ごとに音楽に関連した言葉(曲名や音楽用語)と音楽記号が用いられる[注釈 8]。このうち音楽記号は、本リストでは全て中黒で代用する(ただし、音楽記号の位置には従っていない[注釈 9])。各話終了後、画面が無数の鎖により埋もれるという演出がなされている。
| 放送日 | 放送回 | サブタイトル | 登場ファンガイア | 脚本 | アクション監督 | 監督 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2008年1月27日 | 1 | 運命・ウェイクアップ! | 井上敏樹 | 竹田道弘 | 田﨑竜太 | |
| 2月3日 | 2 | 組曲・親子のバイオリン | ||||
| 2月10日 | 3 | 英雄・パーフェクトハンター | 石田秀範 | |||
| 2月17日 | 4 | 夢想・ワイルドブルー | ||||
| 2月24日 | 5 | 二重奏・ストーカーパニック | 舞原賢三 | |||
| 3月2日 | 6 | リプレイ・人間はみんな音楽 | ||||
| 3月9日 | 7 | 賛歌・三ツ星闇のフルコース | 田﨑竜太 | |||
| 3月16日 | 8 | ソウル・ドラゴン城、怒る | ||||
| 3月23日 | 9 | 交響・イクサ・フィストオン | 石田秀範 | |||
| 3月30日 | 10 | 剣の舞・硝子のメロディ | ||||
| 4月6日 | 11 | ローリングストーン・夢の扉 |
|
舞原賢三 | ||
| 4月13日 | 12 | 初ライブ・黄金のスピード | ||||
| 4月20日 | 13 | 未完成・ダディ・ファイト | 竹田道弘 宮崎剛 |
田村直己 | ||
| 4月27日 | 14 | 威風堂々・雷撃パープルアイ | ||||
| 5月4日 | 15 | 復活・チェックメイトフォー | 長石多可男 | |||
| 5月11日 | 16 | プレイヤー・非情のルール |
| |||
| 5月18日 | 17 | レッスン・マイウェイ | 米村正二 | 石田秀範 | ||
| 5月25日 | 18 | カルテット・心の声を聞け | ||||
| 6月1日 | 19 | フュージョン・オーラの嵐 | 井上敏樹 | 舞原賢三 | ||
| 6月8日 | 20 | 夜想曲・愛の救世主 | ||||
| [注釈 10]6月22日 | 21 | ラプソディー・指輪の行方 | 長石多可男 | |||
| 6月29日 | 22 | 序曲・運命の交差点 | ||||
| 7月6日 | 23 | 変奏曲・永遠の逃亡者 | 竹田道弘 新堀和男 |
石田秀範 | ||
| 7月13日 | 24 | 皇帝・ゴールデンフィーバー | ||||
| 7月20日 | 25 | ファンファーレ・女王の目醒め | 竹田道弘 宮崎剛 |
中澤祥次郎 | ||
| 7月27日 | 26 | メトロノーム・記憶のキセキ | ||||
| 8月3日 | 27 | 80's・怒れるライジングブルー | 竹田道弘 | 長石多可男 | ||
| [注釈 11]8月17日 | 28 | リクエスト・時を変える戦い | ||||
| 8月24日 | 29 | 聖者の行進・我こそキング | 石田秀範 | |||
| 8月31日 | 30 | 開演・キバの正体 | ||||
| 9月7日 | 31 | 喝采・母に捧げる変身 | ||||
| 9月14日 | 32 | 新世界・もう一人のキバ | 竹田道弘 新堀和男 |
田﨑竜太 | ||
| 9月21日 | 33 | スーパーソニック・闘いのサガ | ||||
| 9月28日 | 34 | ノイズ・破壊の旋律 | 竹田道弘 | 長石多可男 | ||
| 10月5日 | 35 | ニューアレンジ・飛翔のバラ | ||||
| 10月12日 | 36 | 革命・ソードレジェンド | 中澤祥次郎 | |||
| 10月19日 | 37 | トライアングル・キングが斬る | ||||
| 10月26日 | 38 | 魔王・母と子の再会 | 田﨑竜太 | |||
| [注釈 12]11月9日 | 39 | シャウト・狙われた兄弟 | ||||
| 11月16日 | 40 | アンコール・名護イクサ爆現 | 石田秀範 | |||
| 11月23日 | 41 | ララバイ・心を解き放て | ||||
| 11月30日 | 42 | パワー・オブ・ラブ・王の怒り | 舞原賢三 | |||
| 12月7日 | 43 | 結婚行進曲・別れの時 | ||||
| 12月14日 | 44 | パンク・バックトゥ・ファーザー | 長石多可男 | |||
| 12月21日 | 45 | ウィズユー・最後の変身 |
| |||
| 2009年1月4日 [注釈 13] |
46 | 終止符・さらば音也 |
|
石田秀範 | ||
| 1月11日 | 47 | ブレイク・ザ・チェーン・我に従え! | ||||
| 1月18日 | 48 (FINALE) |
フィナーレ・キバを継ぐ者 |
他媒体展開
以下の各作品における詳細については、リンク先の各項目を参照。
映像ソフト化
テレビシリーズのDVDは2008年8月8日 - 2009年7月21日にかけて全12巻(各巻4話収録)が発売された。また2008年7月21日発売の「石ノ章太郎生誕70周年記念DVD-BOX」や、2009年8月7日の「仮面ライダーディケイドVol.2」の初回生産限定版には、映像特典として第1話が収録されている。
他テレビシリーズ
- 『炎神戦隊ゴーオンジャー』
- 2008年4月6日放送分のエンディングの一部に紅渡とキバットバットIII世が登場。
- 『仮面ライダーディケイド』
- 紅渡 / 仮面ライダーキバ、紅音也 / 仮面ライダーダークキバ、アームズモンスター、糸矢僚 / スパイダーファンガイアがオリジナルキャストで登場。また、他ファンガイア、仮面ライダーイクサ、仮面ライダーサガ、仮面ライダーレイも登場。
- 『仮面ライダーウィザード』
- 第52・53話に仮面ライダーキバとファンガイアが登場。
- 『仮面ライダージオウ』
- 仮面ライダーキバが2068年の世界に歴代平成仮面ライダーの銅像のひとつとして登場。
- EP34のエピローグで仮面ライダーキバが登場。EP35・36に次狼 / ガルルが登場[126]。
- また、EP36には本作品にて麻生ゆりを演じた高橋ユウもカメオ出演している[126]。公式サイトでは「ゆりに似ているが、おそらくは他人の空似であろう」と紹介されている[127]。
テレビスペシャル
- 『仮面ライダーG』
- 『SmaSTATION!!Presents SMAPがんばりますっ!!』内で放送された作品。仮面ライダーキバが登場。
映画
- 『劇場版 仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事』(2008年4月12日公開)
- 『仮面ライダー電王』と本作品のクロスオーバー作品。
- 『劇場版 仮面ライダーキバ 魔界城の王』(2008年8月9日公開)
- 本作品の単独映画作品。
- 『劇場版 超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦』(2009年5月1日公開)
- 『仮面ライダー電王』と『仮面ライダーディケイド』のクロスオーバー作品。次狼、力、ラモンが登場。
- 『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』(2009年8月8日公開)
- 『仮面ライダーディケイド』の単独作品。仮面ライダーキバ、仮面ライダーイクサ、ファンガイアが登場。
- 『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010』(2009年12月12日公開)
- 『仮面ライダーW』と『仮面ライダーディケイド』をメインとしたクロスオーバー作品。仮面ライダーキバ、紅渡、ファンガイアが登場。
- 『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』(2011年4月1日公開)
- 『仮面ライダーオーズ/OOO』と『仮面ライダー電王』をメインとしたクロスオーバー作品。仮面ライダーキバと仮面ライダーイクサ、仮面ライダーダークキバ、ファンガイアが登場。
- スーパーヒーロー大戦シリーズ
- いずれも仮面ライダーシリーズとスーパー戦隊シリーズのクロスオーバー作品。
- 『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』(2012年4月21日公開)
- 仮面ライダーキバ、ファンガイアが登場。
- 『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』(2014年3月29日公開)
- 仮面ライダーキバが登場。
- 『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』(2015年3月21日公開)
- 仮面ライダーキバが登場。
- 『仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦』(2013年12月14日公開)
- 『仮面ライダー鎧武/ガイム』と『仮面ライダーウィザード』のクロスオーバー作品。武神キバ登場。
- 『劇場版 仮面ライダービルド Be The One』(2018年8月4日公開)
- 『仮面ライダービルド』の単独作品。仮面ライダーキバが登場。
- 『平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』(2018年12月22日公開)
- 『仮面ライダージオウ』と『仮面ライダービルド』をメインとしたクロスオーバー作品。仮面ライダーキバが登場。
- 『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』(2019年7月26日公開)
- 『仮面ライダージオウ』の単独作品。仮面ライダーキバが登場。
アドベンチャーバトルDVD
- 『仮面ライダーキバ アドベンチャーバトルDVD 〜キミもキバになろう〜』
- てれびくん特典応募DVD。キバの同作品限定の形態、ドガバキエンペラーフォームが登場する。
- 同誌のプレゼント映像作品としては初のDVD-Video機能によるマルチストーリーであり、バッドエンドが存在するなど、ゲーム感覚で楽しめる構成となっている。次作『ディケイド』、『オーズ』、『フォーゼ』でも、この機能によるマルチストーリーが踏襲されている。
- 『仮面ライダーディケイド 超アドベンチャーDVD 守れ!〈てれびくんの世界〉』
- 『仮面ライダーディケイド』のオリジナルDVD。仮面ライダーキバが登場。
漫画
- 『仮面ライダーキバ』
- テレまんがヒーローズにて藤沢真行によるコミック版が掲載。
小説
- 『小説 仮面ライダーキバ』
- 講談社キャラクター文庫、2013年3月7日発売。著:古怒田健志、監修:井上敏樹 ISBN 978-4063148596
- テレビシリーズの内容を再構成した内容となっており、静香の年齢が高校生に引き上げられる、名護の人物像が大きく異なるなどといった相違点がある。
プラネタリウム映画
- 『仮面ライダーキバ&電王 デンライナー宇宙へ!』
- 2008年5月17日公開。仮面ライダーキバが登場。
Web配信ドラマ
- 『dビデオスペシャル 仮面ライダー4号』
- dビデオで配信される上記の『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』のスピンオフ作品。仮面ライダーダークキバが登場。
- 『仮面ライダーブレイブ〜Surviveせよ!復活のビーストライダー・スクワッド!〜』
- 2017年2月19日から東映特撮ファンクラブにて配信開始。テレビ・映画とは別媒体で展開される仮面ライダーエグゼイドのスピンオフ作品。仮面ライダーダークキバが登場。
- 『ドライブサーガ 仮面ライダーブレン』
- 『仮面ライダードライブ』のスピンオフ作品。仮面ライダーダークキバが登場。
CS放送・ネット配信
- CS放送
- 東映チャンネル:2011年7月 - 2012年1月、2013年8月 - 2014年1月(いずれも「石ノ森章太郎劇場」枠)
- テレ朝チャンネル1:2016年3月 - 2017年2月
- ファミリー劇場:2017年5月 - 2018年5月
- ネット配信
- 東映特撮 YouTube Official:2014年4月21日 - 10月10日、2019年5月24日 - 11月1日
- 東映特撮BB:2014年6月(6月期の月間ピックアップとして全話配信)
- 東映特撮ニコニコおふぃしゃる:2015年1月4日 - 11月29日
備考
- 2007年12月30日に放送された『クレヨンしんちゃん』と『ドラえもん』の合同特番『冬だっ! 休みだっ!! クレヨンしんちゃん&ドラえもん! 朝からどドーンと150分SP』では、番組中でしんのすけと共演する形で本作品の映像やオープニングソングの一部がいち早く紹介された。主演の瀬戸も登場し、前作『電王』の主演・佐藤健と引き継ぎを兼ねる形で同時に変身ポーズを披露している。
- 夏休み期間中に鉄道会社で行われるスタンプラリーが2008年に続き阪急阪神東宝グループ系列(阪急・阪神・能勢)鉄道で開催された[128]。
脚注
注釈
- ^ タイトル・ロゴには「仮面ライダーキバ」と「MASKED RIDER KIVA」が併記されている。
- ^ 渡の台詞は黄、音也の台詞は水色、キバットの台詞は緑色、それ以外の人物は白で表示される。
- ^ 『仮面ライダーディケイド』・『レッツゴー仮面ライダー』に登場したキバも使用していたが、こちらは基本形態のキバフォームが使用している。
- ^ この時赤くなった剣身は研いだ所から元に戻り、ザンバットバットが柄元に戻った時に斬り伏せた敵は砕け散る。
- ^ 真名の設定はクリーチャーデザインを担当している篠原保のアイディアでお遊びのつもりに考えたがパイロット版を担当した田﨑竜太監督が気に入りそのまま公式の設定に取り入れられた。真名にはその者の本質や運命が隠されている。
- ^ このライフエナジーを用いた蘇生術は次作『仮面ライダーディケイド』でファンガイアの他、『剣』のアンデッド、『555』のオルフェノク、『アギト』のアンノウン、『電王』のイマジン、『カブト』のワームを同族の怪人達を媒体にして復活させた。
- ^ オープニングクレジットでは「(ジャパンアクションエンタープライズ)」と表記されているが、新堀のみはレッド・エンタテインメント・デリヴァー所属。
- ^ 1話の「運命
ウェイクアップ!」、2話の「組曲♪親子のバイオリン」等。
- ^ 例えば、最終話は正確には「フィナーレ キバを継ぐ者・」と表記し、中黒の位置には終止線が記される。
- ^ 6月15日は「第108回全米オープンゴルフ選手権大会」最終日放送のため休止。
- ^ 8月10日は「北京オリンピック 」初日ハイライト放送のため休止。
- ^ 11月2日は「第40回全日本大学駅伝」放送のため休止。
- ^ 2008年12月28日は「小学生クラス対抗30人31脚全国大会2008」放送のため休止。
出典
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- ^ 情報元リンク先
参考文献
- 関連書籍
- 『仮面ライダーキバ 特写写真集 CREST of KIVA』ホビージャパン〈DETAIL OF HEROES〉、2009年1月24日。ISBN 978-4-89425-810-5。
- 『仮面ライダーキバ超全集』小学館〈てれびくんデラックス愛蔵版〉、2009年2月。ISBN 978-4-09-105123-3。
- 『KIVA LUNATIC ARCHIVES MASKED RIDER KIVA・TV EDITION[仮面ライダーキバ 公式読本]』グライドメディア、2009年3月15日。ISBN 978-4-8130-8027-5。
- 『JAE NAKED HERO』太田出版、2010年3月8日。ISBN 978-4-7783-1210-7。
- 『仮面ライダーディケイド&平成仮面ライダーシリーズ10周年記念公式読本』グライドメディア〈グライドメディアムック〉、2009年11月11日。ISBN 978-4813080459。
- 『仮面ライダー超辞典』監修:石森プロ・東映、双葉社、2011年7月24日。ISBN 978-4-575-30333-9。
- 『東映ヒーロー仮面俳優列伝』鴬谷五郎[編著]、辰巳出版、2014年12月20日。ISBN 978-4-7778-1425-1。
- 雑誌
- 「宇宙船vol.124特別付録 宇宙船 YEARBOOK 2009」『宇宙船』vol.124(2009.春号)、ホビージャパン、2009年4月1日、 ISBN 978-4894258549。(ページ数は別冊のもの)
- 『ライダーグッズコレクション2009 仮面ライダーキバ』、ワールドフォトプレス、2009年2月25日、 ISBN 978-4-8465-2761-7。
- 『週刊 仮面ライダー オフィシャルパーフェクトファイル』デアゴスティーニ・ジャパン
- 「仮面ライダーキバ キバフォーム」『オフィシャルパーフェクトファイル』7号、2014年12月2日、 1 - 4頁。
- 「仮面ライダーイクサ セーブモード」『オフィシャルパーフェクトファイル』8号、2014年12月9日、 5 - 6頁。
- 「仮面ライダーキバ バッシャーフォーム」『オフィシャルパーフェクトファイル』12号、2015年1月6日、 5 - 6頁。
- 「仮面ライダーイクサ バーストモード」『オフィシャルパーフェクトファイル』13号、2015年1月13日、 1 - 4頁。
- 「シュードラン」「イクサナックル」『オフィシャルパーフェクトファイル』14号、2015年1月20日、 11 - 12, 25 - 26頁。
- 「仮面ライダーキバ ガルルフォーム」『オフィシャルパーフェクトファイル』19号、2015年2月24日、 5 - 6頁。
- 「仮面ライダーキバ ドッガフォーム」『オフィシャルパーフェクトファイル』23号、2015年3月24日、 7 - 8頁。
- 「仮面ライダーダークキバ」『オフィシャルパーフェクトファイル』25号、2015年4月7日、 7 - 8頁。
- 「仮面ライダーイクサ バーストモード」『オフィシャルパーフェクトファイル』27号、2015年4月21日、 7 - 8頁。
- 「ガルルセイバー」『オフィシャルパーフェクトファイル』29号、2015年5月5日、 25 - 26頁。
- 「バッシャーマグナム」『オフィシャルパーフェクトファイル』30号、2015年5月12日、 23 - 24頁。
- 「仮面ライダーキバ ドガバキフォーム」『オフィシャルパーフェクトファイル』33号、2015年6月2日、 3 - 4頁。
- 「ドッガハンマー」『オフィシャルパーフェクトファイル』38号、2015年7月7日、 23 - 24頁。
- 「サガーク / ジャコーダー」『オフィシャルパーフェクトファイル』49号、2015年9月22日、 25 - 26頁。
- 「仮面ライダーキバ 飛翔態」『オフィシャルパーフェクトファイル』53号、2015年10月20日、 5 - 6頁。
- 「ブロンブースター」「プロダクションノート 仮面ライダーキバ」『オフィシャルパーフェクトファイル』62号、2015年12月22日、 23 - 24, 31 - 32頁。
- 「仮面ライダーキバ バッシャーフォーム」『オフィシャルパーフェクトファイル』63号、2015年12月29日、 1 - 4頁。
- 「仮面ライダーキバ エンペラーフォーム」『オフィシャルパーフェクトファイル』71号、2016年2月23日、 7 - 8頁。
- 「キャッスルドラン」『オフィシャルパーフェクトファイル』77号、2016年4月5日、 13 - 14頁。
- 「マシンキバー」『オフィシャルパーフェクトファイル』79号、2016年4月19日、 23 - 24頁。
- 「仮面ライダーライジングイクサ」『オフィシャルパーフェクトファイル』85号、2016年5月31日、 7 - 8頁。
- 「ククルカン」『オフィシャルパーフェクトファイル』87号、2016年6月14日、 15 - 16頁。
- 「仮面ライダーサガ」「イクサカリバー」『オフィシャルパーフェクトファイル』88号、2016年6月21日、 1 - 2, 23 - 24頁。
- 「マザーサガーク」『オフィシャルパーフェクトファイル』94号、2016年8月2日、 13 - 14頁。
- 「仮面ライダーキバ ドッガフォーム」『オフィシャルパーフェクトファイル』109号、2016年11月15日、 1 - 4頁。
- 「仮面ライダーキバ キバフォーム」『オフィシャルパーフェクトファイル』111号、2016年11月29日、 7 - 8頁。
- 「鉄甲機獣 パワードイクサー」『オフィシャルパーフェクトファイル』117号、2017年1月10日、 25 - 26頁。
- 「仮面ライダーキバ ドガバキフォーム」『オフィシャルパーフェクトファイル』120号、2017年1月31日、 5 - 6頁。
- 「仮面ライダーキバ 飛翔態」『オフィシャルパーフェクトファイル』134号、2017年5月9日、 5 - 6頁。
- 「ザンバットソード」『オフィシャルパーフェクトファイル』139号、2017年6月13日、 23 - 24頁。
- 「仮面ライダーキバ エンペラーフォーム」『オフィシャルパーフェクトファイル』148号、2017年8月15日、 5 - 6頁。
- 「仮面ライダーイクサ セーブモード」『オフィシャルパーフェクトファイル』152号、2017年9月12日、 1 - 2頁。
- 「イクサリオン」『オフィシャルパーフェクトファイル』154号、2017年9月26日、 25 - 26頁。
- 「仮面ライダーライジングイクサ」『オフィシャルパーフェクトファイル』166号、2017年12月19日、 1 - 2頁。
- 「仮面ライダーキバ ガルルフォーム」『オフィシャルパーフェクトファイル』171号、2018年1月23日、 1 - 4頁。
- 「仮面ライダーダークキバ」『オフィシャルパーフェクトファイル』180号、2018年3月27日、 3 - 4頁。
- 「仮面ライダーサガ」『オフィシャルパーフェクトファイル』182号、2018年4月10日、 9 - 10頁。
- 「イクサライザー」『オフィシャルパーフェクトファイル』189号、2018年5月29日、 23 - 24頁。
外部リンク
- 公式サイト(テレビ朝日内) - ウェイバックマシン(2009年10月3日アーカイブ分)
- 公式サイト(東映内)
- 公式サイト(エイベックス内) - ウェイバックマシン(2009年2月17日アーカイブ分)
- DVD 仮面ライダーキバ特集(東映ビデオ内にあるサイト)
| テレビ朝日系列 日曜8:00 - 8:30 (スーパーヒーロータイム第2枠 / ニチアサキッズタイム第3枠) |
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| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
仮面ライダー電王
(2007年1月28日 - 2008年1月20日) |
仮面ライダーキバ
(2008年1月27日 - 2009年1月18日) |
仮面ライダーディケイド
(2009年1月25日 - 8月30日) |
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