仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ

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仮面ライダーW FOREVER
AtoZ/運命のガイアメモリ
監督 坂本浩一
脚本 三条陸
出演者 桐山漣
菅田将暉
山本ひかる
木ノ本嶺浩
杉本彩
須藤元気
八代みなせ
出合正幸
中村浩二
渡部秀(特別出演)
なだぎ武ザ・プラン9
寺田農
松岡充
音楽 鳴瀬シュウヘイ
中川幸太郎
主題歌 松岡充
W
撮影 倉田幸治
編集 長田直樹
製作会社 劇場版「W・ゴセイジャー」製作委員会
配給 東映
公開 2010年8月7日
上映時間 66分(劇場公開版)
86分(ディレクターズカット版)
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
興行収入 14億7000万円[1]
前作 仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010(『W』前作)
仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超・電王トリロジー(シリーズ前作)
次作 仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&ダブル feat.スカル MOVIE大戦CORE
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仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ』(かめんライダーダブル フォーエバー エートゥーゼット うんめいのガイアメモリ)は、2010年8月7日より東映系で2D&デジタル3Dで同時公開された、特撮テレビドラマシリーズ『仮面ライダーシリーズ』の『仮面ライダーW』の劇場版作品。

天装戦隊ゴセイジャー エピックON THEムービー』と同時上映。キャッチコピーは「Wよ永遠に― 風都の存亡を賭けて、戦え!」。

概要[編集]

『仮面ライダーW』の初の単独劇場版作品。通常の2D版とデジタル3D版の同時公開であり、シリーズ初のデジタル3D上映作品でもある。

入場者特典はガンバライドカード(仮面ライダーW サイクロンジョーカーエクストリーム)、ダイスオーカード(ワンダーゴセイグレート)。また3D版鑑賞者特典として「とびだす!ヒーローカード!!」をプレゼント。それらに加え、8月21日からはポストカードが配布された。

従来の劇場版と同様に、劇場版初登場ライダー(仮面ライダージョーカー、仮面ライダーエターナル)と、主役ライダーの最強フォームの更なる進化形態(仮面ライダーW サイクロンジョーカーゴールドエクストリーム)が登場する。仮面ライダーシリーズ次作『仮面ライダーオーズ/OOO』の主人公である、火野映司 / 仮面ライダーオーズが放送開始に先駆けて登場する。

『仮面ライダーW』のTVシリーズ本編と物語・世界観を共有しており、本作で描かれるのは『W』のTVシリーズ第44話と第45話の間に起こった事件である[注 1]。『W』のTVシリーズ第43・44話では本作のキーアイテムであるT2ガイアメモリが登場し、第44話で判明した「シュラウドの正体がフィリップの母親」という事実がストーリーに大きく関わり、第45話冒頭では本映画の最終決戦にて破損した風都タワーの修復作業の様子が描かれている。またTVシリーズに登場した探偵事務所の依頼者・関係者の多くが友情出演し、風都タワーでのWとエターナルの最終決戦を見守る。第48話では財団Xの加頭順が本作に登場した「NEVER」の技術を施されていた事が判明する。

デジタル3D版では上映前に『仮面ライダーW』と『ゴセイジャー』のキャストが共演し、3Dメガネの使用上の説明が行われた。ただしデジタル3D版では次回作『MOVIE大戦CORE』の予告が上映されなかった。

丸の内TOEI1他全国460スクリーン(2D版273館、3D版187館)で公開され、2010年8月7・8日の初日2日間で2D版は興収3億3117万9000円・動員25万1720人、3D版は興収1億7357万1700円・動員11万5123人累計興収5億475万700円・動員36万6843人を記録し、映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第3位を獲得した[2]前年との興収対比は69.2%となる。

3D映像制作には、2D映像を3D立体映像にリアルタイム変換出来る2D-3Dコンバーター機能を持つ日本ビクターの業務用3Dイメージプロセッサ『IF-2D3D1』が採用された。操作環境の良さもあり作業時間や運用コストの大幅な縮減にも貢献している[3]

あらすじ[編集]

風都タワー完成30周年の夏、「A」から「Z」までの26個の次世代ガイアメモリT2ガイアメモリを輸送する財団Xのヘリコプターが、世界各地でその名を馳せる不死身の傭兵集団NEVER(ネバー)による強襲の末に自爆、風都全土にT2メモリが飛散し、市民が次々とドーパントに変身していく事件が発生。

W・アクセルは事態を収拾しようとする中、国際特務調査機関から訪れたというマリア・S・クランベリーから事の顛末を聞く。そんなマリアにフィリップは、彼女はシュラウドで自分の母親かもしれないと思い込む。そしてT2ガイアメモリを得たNEVERが風都に侵攻を開始する。さらに、Wとアクセルの前にNEVERのリーダー、大道克己が変身する最凶の仮面ライダーエターナルが立ち塞がる。立ち向かうWだったが、ファングジョーカーやサイクロンジョーカーエクストリームでもエターナルには、まったく歯が立たない。そして、エターナルは、マキシマムドライブを発動させ、旧世代のガイアメモリの機能を永遠に停止させてしまう。

変身出来なくなったWとアクセルは、風都を守り抜けるのだろうか。今、占拠された風都タワーにて、NEVERを相手にしたW最大の決戦が始まる。

登場人物[編集]

仮面ライダーW』の登場キャラクターは、仮面ライダーWの登場人物を参照。火野映司 / 仮面ライダーオーズについては、仮面ライダーオーズ/OOO#登場人物を参照。ここでは、本作オリジナルの登場人物のみ記述する。


マリア・S・クランベリー / 大道 マリア(だいどう マリア)[4] / サイクロン・ドーパント
NEVERを追って来日した国際特務調査機関の捜査員。Wである2人に協力を依頼する。頼もしい味方のように見えるが、厳密に言えば今回の事件を引き起こした元凶とも言うべき存在。
フィリップに気を遣うような素振りから、事件当時すでにシュラウドの正体が自分の母親だと知っていた彼から、シュラウドの正体でないかと疑われる。上記の経歴は詐称で本当の顔はサイクロン・ドーパントの変身者にしてNEVERの開発科学者。Wとエターナルの戦いの中で翔太郎達が集めたT2ガイアメモリを奪い取る。
元々は風都工科大学における遺伝子工学の権威だったが、息子である克己の交通事故死をきっかけに、財団Xの援助のもと、封印していた死者蘇生研究を完成させる。息子への愛情と、彼を死も心もない怪物にしてしまった責任から、克己の望むものをすべて手に入れようと誓う。
しかし、修羅の道に走ろうと決意した後も若干の正義感は残されており、戦いに巻き込まれた無関係の風都市民や追い詰められたWを助けたり、トリガー・ドーパントの攻撃から亜樹子を守るなど悪人らしからぬ行動をとったりもしていた。
本編におけるフィリップとの交流の中で少しずつ自分の過ちに気付いていき、終盤克己の凶行を止めようとしてNEVERにとっての毒と言える細胞分解酵素を注入するも銃で撃たれ、フィリップへの謝罪と感謝の言葉を残して、彼の腕の中で息を引き取った。結論から言えば、彼女が息子の死という現実を受け入れる事が出来なかった事が、今回の事件を引き起こす遠因となった。
『エターナル』
NEVERを影からバックアップする姿が描かれている。この頃すでに、NEVERしか仲間として認めない息子に対し、一抹の不安を感じている。

NEVERのメンバー[編集]

メンバー全員がネクロオーバーである傭兵集団。彼らの生前の様子に関しては『仮面ライダーエターナル』にて描写されている。

大道 克己だいどう かつみ / 仮面ライダーエターナル
NEVERの隊長。ナイフによる戦闘を得意とする。決め台詞は「さあ、地獄を楽しみな」。
財団XからT2メモリ「エターナル」を強奪し、その力で仮面ライダーエターナルに変身、ドーパント軍団を率いて風都へ侵攻する。風都タワーを占領し風都の住民を箱庭の住人と呼び解放を宣言する。
生前は優しい性格であったが16歳のときに交通事故死し、科学者であった母によってネクロオーバーとして蘇生させられる(薬品による細胞増殖で外見的に成長もしていた)その後、財団Xによって投資対象候補として過酷な訓練や仕打ちを受け続け、かつての優しい性格は徐々に失われていった。最終的に投資対象を決定するプレゼンテーションにてミュージアムのガイアメモリに敗れ、投資の打ち切りが決定した際、財団Xの構成員に「まだ終わりじゃない、NEVERの戦いはこれから始まるのさ」と言い残すと、傭兵部隊NEVERを結成した[5]。それでもなお暫くの間は人間性も僅かに残っていたが、本作の数年前に遭遇した『クオークス事件』が原因で遂に「人間」そのものに絶望し、冷酷非情な人物へと変貌してしまった。
回想で見られる少年時代の容姿はフィリップと瓜二つ。ネクロオーバーになった経緯から、データ人間であるフィリップを「兄弟」と呼ぶ。
土壇場でマリアの反逆によって細胞分解酵素を打ち込まれて崩壊しかけるが細胞維持酵素で何とか延命。風都タワー頂上での最終決戦で、街の人々の声援と風都中の風を受けてパワーアップしたWに敗れ、久しぶりに経験する死を感じながら爆発、全てのT2メモリと共に風都の空に散った。
その後、『W』テレビシリーズの第47話でも写真のみ登場した。登場人物たちの発言や『RETURNS』の公式文書などで「風都史上最悪の犯罪者」と称される。
Wの決め台詞「さあ、お前の罪を数えろ!」に対し、「今さら数え切れるか!」と回答した。
『エターナル』
主人公として登場。母親との思い出のオルゴールの曲の事も忘れていたが、体で覚えておりハーモニカで度々演奏していた。この頃は過去を失っていくことから明日(未来)へ希望を持っており、ミーナにも希望を持って貰うためにハーモニカを譲り、クオークス候補者達を立ち上がらせる言葉をかけるなど、ある種の正義感が残っていたが、プロスペクトがミーナやクオークス候補者達を皆殺しにした事で、その時に抱いた無力感と絶望感から、完全に冷徹非情な人物へと変貌した。
加頭との戦いの際、T1エターナルメモリとの運命を感じ、メモリとロストドライバーを奪ってエターナル ブルーフレアに変身する。試作であるT1エターナルメモリはプロスペクトとの戦闘後に破損したが、ドライバーは、そのまま克己が所有することになった。
加頭から風都におけるミュージアムのガイアメモリ実験計画を聞かされたことから、プロスペクトとの戦いの後は、最終的な目的地を風都に定めた。
克己の過去をミーナによって伝えられた翔太郎とフィリップは、もし一つでも運命が変わっていたら自分たちと同じように風都を守る仮面ライダーになっていたかもしれないと語り、弔いの花を贈った。
dビデオスペシャル 仮面ライダー4号
松岡充演じる仮面ライダー4号が登場。松岡充は自身のtwitter上で、4号と克己の共通点を感じた上で演じており、大道克己が歴史改変の影響で仮面ライダーエターナルではなく仮面ライダー4号となった可能性を示唆している[6][7]
泉 京水いずみ きょうすい / ルナ・ドーパント
NEVERの副官的存在である、つかみ所のないオカマ。フライング2丁目固めなどの関節技と鞭による戦闘を得意とする。T2メモリ「ルナ」を眉間に挿入することで、ルナ・ドーパントに変身する。
傭兵部隊であるNEVERには場違いとも言えるコミカルな性格の持ち主でムードメーカーであるが、克己に対する忠誠心(と言うより好意)は特に厚く彼を「克己ちゃん」と呼ぶ。常にダンスを踊るかのようなステップで移動し、美形の男を好むようである。美形かつ強い男がより好みで、火野映司を目撃・戦闘になった際には「誰?このイケメン」や「嫌いじゃないわ!」を連発した。
終盤、克己を追おうとするWを妨害しようとするが、Wの救援に駆けつけたオーズに倒され、最後まで克己を想いながら消滅した。
演じる須藤元気の案によりオカマキャラとなり、アフレコでもアドリブが多く入れられた[8]。ディレクターズカット版のオーディオコメンタリーによると、DC版でも使えないようなアドリブもあったという。
『エターナル』
生前は仁義を重んじる昔気質のヤクザであったが、組内の抗争に巻き込まれ仲間に刺殺される[9]。刺殺された際に駆け付けた克己に惚れ、オカマに目覚める[10]
自らを女(本人曰く「レディー」)であると主張し、「おっさん」呼ばわりされると激しく激高する[11]。また、本人曰く「女には厳しい」らしく、女であるレイカに当初一方的なライバル心を抱くが、ビレッジでの戦闘で彼女を仲間として認める。
羽原 レイカはねはら レイカ / ヒート・ドーパント
NEVERの紅一点。蹴り技等の高度な格闘術を使い、素早い動きを生かした戦闘を得意とするクールビューティーな女戦士。T2メモリ「ヒート」を左の鎖骨部に挿入することで、ヒート・ドーパントに変身する。
どこか気だるげに振舞っているが、死者である自分に体温がないことを何よりも気にしており、それを指摘されると激昂する。それゆえ熱さを求め、「ヒート」に強い愛着を持つ。
中盤で翔太郎を抹殺する為に鳴海探偵事務所を襲撃するが、ジョーカーへの変身を果たした翔太郎との格闘戦の末にライダーキックを喰らって敗れる。その後、満身創痍の身で克己の下にたどり着き助けを求めるも、彼からネクロオーバーの身体の真実を聞かされると同時に、用済みといわんばかりにとどめを刺され、翔太郎の腕の中で消滅した。ディレクターズカット版では消滅する寸前、自身を心配する翔太郎を見て「甘すぎ」と言いつつもわずかながらの笑みを浮かべていた。
『エターナル』
生前は国際的な連続強盗犯で死刑執行時に脱走したが、克己たちNEVERのメンバーの目前で射殺される。天才的な格闘能力の高さを気に入った克己によってNEVERの一員に加えられた。最新のメンバーであるため序盤は他のメンバーとの間に微妙な距離があったが、戦いを通して互いに認め合っていく。劇場版同様気だるげであるが、ミーナを気遣ったり、死亡した(とNEVERのメンバーは判断したが実際は存命)彼女をネクロオーバーとして蘇らせることを提案するなど、他者を思いやる一面を見せている。
芦原 賢あしはら けん / トリガー・ドーパント
NEVERのクールスナイパー。ハンドガンからライフル銃まで幅広く火器の扱いに長けており、銃撃戦を得意とする。T2メモリ「トリガー」を右掌に挿入することで、トリガー・ドーパントに変身する。
寡黙で殆ど話さないが、戦闘・作戦・任務を「ゲーム」と捉えている節があり、変身時に「ゲームスタート」と呟く[12]。克己が取引に向かう際には有事に備え、影からの狙撃による護衛を担う。
一度目の戦闘では通常形態のアクセルを圧倒したが、風都タワーでの再戦ではトライアルを使用したアクセルに攻撃をすべて回避され、マシンガンスパイクを受けて敗北[13]。部下達の中では最後に消滅した。
『エターナル』
多彩な銃器を操るほか、ムエタイの蹴り技も得意で遠近両方での戦闘が可能。寡黙ではあるが、初戦にもかかわらず奮闘したレイカに「グッジョブ」[14]と褒め言葉をかけるという一面を見せた。生前はSWAT所属の特殊工作員であり妻子持ち[9][10]で、死亡時に家族の写真を手にしている。
堂本 剛三どうもと ごうぞう / メタル・ドーパント
NEVERのパワーファイター。豪快かつ異様にハイテンションな喋り方が特徴。T2メモリ「メタル」を背中に挿入することで、メタル・ドーパントに変身する。
メンバー随一の剛腕を誇り怪力を活かした、棒術を得意とする。変身せずともWと戦い合うほどの実力者。肉体美を誇っているらしく、(背中にコネクタがあるためでもあるが)変身の際にはNEVERのジャケットを豪快に脱ぎ捨てる。
メタルのメモリを、Wとの戦闘の最中に偶然発見。一度はルナ・ヒートとともにWを追い詰めるが、後に風都タワーに殴りこんできたジョーカーと一騎討ちの末に、ライダーパンチをクロスカウンターの形で被弾し敗北、消滅した。
『エターナル』
NEVERのパワーファイター。その怪力ぶりは強力でドーパントにも劣らない。NEVERの中では、なにかとすぐに騒ぎ立てる京水へのツッコミを入れるなど潤滑油的な一面も見せる。生前は自然を愛する林業従事者だったが、彼を煙たく思う開発事業者たちに殺害され、その際駆け付けた克己に遺体を回収されNEVERとして蘇生した[9][10]

世界設定・用語[編集]

NEVER(ネバー)
生物兵器としてのNEVER
正式名称「NECRO-OVER(ネクロオーバー)」。死者が化学薬品・クローニング技術を駆使した死亡確定固体復環術によって蘇生した存在。
身体能力は生前の数倍に増幅され、通常兵器を一切受け付けない高い耐久性・驚異的な再生能力を持ち、死に対する恐怖心が喪失する。ドライバー・コネクターを介してのガイアメモリの使用も可能。
一方で新陳代謝が無く、肉体的に成長しない点、徐々に生前の記憶・人間性が失われる点、定期的な細胞維持酵素の注入を怠ったり、細胞分解酵素を注入あるいは耐久性・再生能力を越えるダメージを受けた場合は消滅してしまう点など、欠点・弱点も存在する。
プロフェッサー・マリアが独自に研究開発していたが、その危険性ゆえに封印されていた。克己の死を切っ掛けに、財団Xの投資によって研究を再開・完成。その後、能力の多様性の点でガイアメモリに劣ると判断され、投資対象から外された。
仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦MEGA MAX』にフィリップが財団Xの説明の際、NEVERについても説明している。
組織としてのNEVER
本作における最大の敵。世界各国で傭兵として破壊活動を行っている凶悪な国際的な傭兵集団。財団Xから逃亡した大道母子によって結成。克己自身がメンバーを見出し、現在の構成になった。メンバー全員がネクロオーバーであり、高度な格闘術・銃火器の扱いに長けた戦いのプロフェッショナル。
傭兵としての活動は、ネクロオーバーの研究資金を得るためであるが、本来の目的はネクロオーバーの実戦調整である。
エンブレムは林檎を突き刺さした剣に、それを取り囲む4匹の蛇。この意味は林檎は禁断の実で突き刺さっている剣が克己を指し、4匹の蛇はメンバー4人を指す[15]
エクスビッカー
NEVERの最終兵器。ミュージアムから財団Xへの報告書に添付けされていたエクストリーム理論の資料に基き開発したマルチマキシマムドライブシステムで26本のT2ガイアメモリを同時にドライブする事で発生させる巨大なガイアフォースをエターナルウェーブに転換し、瞬時に人間をネクロオーバーに変える。使用のために、風都タワーが占拠・改造された。T2メモリと「地球の本棚」を持つフィリップはこの装置を起動させる重要な鍵であり、そのためにNEVERはメモリ収集・フィリップの拉致を目的としていた。奇しくもその結果、反撃に転じたフィリップにエターナルメモリをハッキングされてエターナルレクイエムを無効化されてしまった。
財団X
闇の組織にして死の商人。かつてNEVERのスポンサーであった。T2ガイアメモリを財団本部へ移送中に大道克己に強襲され、エターナルメモリを奪取され、残りも風都全土に飛散する。
国際特務調査機関
NEVERの様な世界規模で悪事を行う組織に対抗するために作られた機関。膨大なコネクションを有する。
財団X輸送機
財団Xの輸送機。外見はAH-64D アパッチ・ロングボウであるが、機内は通常のヘリコプターと同じ。
仮面ライダーエターナル』『MOVIE大戦MEGA MAX』『フォーゼ THE MOVIE』にも登場。

T2ガイアメモリ[編集]

読みは「ティーツーガイアメモリ」。T2は「TYPE2」の略[16]

シュラウドが開発・封印した物を財団Xが独自に完成させた次世代ガイアメモリ。端子が青色である点以外はW・アクセル・スカルが所有するメモリと同形状である。

スロット処置無しで人体に入り、本人に変身の意志が無くとも適合する人間が近くにいれば、浮遊して自動的に挿入される。これで変身したT2ドーパントがライダーのマキシマムドライブで倒されても、メモリが排出されるだけでメモリブレイクは不可能。

T2ガイアメモリ一覧[編集]

  • 今作に登場したドーパントについては備考に「○」
  • 同じ「地球の記憶」を持つガイアメモリ(非T2)が、『W』テレビ本編・今作以外の『W』他媒体作品で登場した事のある物は備考に「△」
    • ドーパントも登場した物については備考に「●」、仮面ライダーに使用されず、ドーパントにもなっていないメモリは「×」
    • ドーパントは登場せず仮面ライダーにツールとして使用されたメモリについては「□」
  • 「記憶」は、メモリの元となる地球の記憶について記述。
  • 「部位」は、仮面ライダーエターナルがメモリを挿入するスロットの箇所である。
  • 「備考」に書かれている「W」「アクセル」「ジョーカー」「スカル」は、それぞれ「仮面ライダーW」「仮面ライダーアクセル」「仮面ライダージョーカー」「仮面ライダースカル」を指す。仮面ライダーが所持しているT2以前のガイアメモリと同じ性能を持つT2ガイアメモリの場合のみ、所持するライダーを記述。
  • この一覧に記載する内容は基本的に映画パンフレットおよび『仮面ライダーW超全集』(小学館)の記述に基づく物である[17]
  • 劇中また一部仮面ライダーエターナルが使用した場合の効果についても記述する。
名前 記憶 能力 部位 備考
Accel 加速 身体能力を強化し、加速能力を与えて高速移動を可能にする 「右胸」 アクセル
Bird
始祖鳥
飛翔能力を与える
Cyclone 疾風を引き起こしてスピードを高め、風を自由自在に操る能力を与える W
△(サイクロン)
Dummy 偽物
複製品
他人・物体に擬態する能力を与える
Eternal 永遠 マキシマムドライブ「エターナルレクイエム」発動時はT2以前の全ガイアメモリの能力を永続的に無力化させる
全T2メモリを集結させたブルーフレア最強形態ではマキシマムドライブ発動で「ブラッディヘルブレイド」及び「ネバーエンディングヘル」を発動する
「ロストドライバー」[注 2] エターナル
Fang 闘争本能を増幅させ、全身に鋭利な刃を発生させる 「右胸」 W
Gene 遺伝子 遺伝子操作能力を与える 「左胸」
Heat 闘争本能を高め、高熱・炎を自在に操る能力を与える W
Iceage 氷河期 あらゆる物体を氷結させる能力を与える
Joker 切り札 身体能力・運動能力を高め、格闘戦の技術を強化する
マキシマムドライブ発動で「ライダーキック」及び「ライダーパンチ」を発動する
W
ジョーカー
Key 解除能力・目標の対象物を探し当てる索敵能力を与える ×
Luna 幻想 分身・人体の伸縮といった幻想的な能力を与える 「右腕」 W
Metal 闘士 鋼鉄の肉体・怪力を持つ闘士に変化させる W
Nasca ナスカ文明 ナスカ文明の剣士に変化させ、飛翔能力・超高速戦闘能力を与える
Ocean 大洋 水弾の発砲・体を液体化させる能力を与える ×
Puppeteer 人形遣い 対象物を人形の様に意のまま操る能力を与える 「背中」
Queen 女王 鉄壁のバリアーを発生させ、敵の攻撃を防ぐ
×
Rocket ロケット 攻撃対象にミサイルを発射する ×
Skull 骸骨 骨格を中心に人間の肉体を強化し、身体能力を極限まで引き出す スカル
Trigger 銃撃手 銃撃能力を与え、射撃力を強化させる 「左腿」 W
Unicorn 一角獣 パンチ等の打突攻撃の破壊力を高める
マキシマムドライブ発動で螺旋状オーラを纏ったコークスクリューパンチを放つ

×
Violence 暴力
戦争
全身の筋力を強化し、特に腕力を最も強化させる
Weather 気象 雨・竜巻・雷・雪といった全ての気象現象を自由自在に操る
Xtreme 無し 他のメモリの能力を取り込み、そのメモリの力を極限まで引き出す W
Yesterday 昨日 発動された対象の記憶を操作し、昨日と同じ行動を繰り返させる
Zone 地帯 任意の対象物を自由に他の場所へ転送する
マキシマムドライブの発動で26個全てのT2ガイアメモリを集結させる
「右腰」
(「ロストドライバー」)

仮面ライダー[編集]

『仮面ライダーW』の仮面ライダー[注 3]については、仮面ライダー (仮面ライダーW)を参照。『仮面ライダーオーズ/OOO』の仮面ライダーについては、仮面ライダーオーズ/OOOを参照。

ここでは、本作ではオリジナルフォーム・オリジナルライダーについて記述する。

仮面ライダーW サイクロンジョーカーゴールドエクストリーム[編集]

仮面ライダーエターナル ブルーフレア最強形態によって絶体絶命に陥ったW CJXが、"仮面ライダー"の勝利を願う風都の人々の祈りを乗せた風[注 4]を吸収し、更なる進化・覚醒を遂げた姿[注 5][注 6]。略称CJGX。基本カラーは金色

クリスタルサーバーの色が金色に変色し、背中に街のシンボルである風都タワーの風車の羽を模したマフラーのような3対の翼が生える。空中を自由自在に飛翔でき、全形態唯一自力で空中戦が可能。なお、この翼は非使用時にクリスタルサーバーに収納できる。

『オーズ&ダブル feat.スカル』の『MOVIE大戦CORE』では、オーズがタジャドルコンボに変身した際に発生したエネルギーを吸収して再び変身した。

『ウィザード&フォーゼ』の『MOVIE大戦アルティメイタム』にも登場。アクマイザーの装甲車を追撃する際に変身した。

PS3ゲーム『仮面ライダー バトライド・ウォーII』にも登場。本来技は一つしかないが、その飛翔能力をモチーフにした技が追加された。

マキシマムドライブ
ゴールデンエクストリーム[19]
両足に金色のエネルギーを纏い、背中の翼で飛翔しながら強力な両足蹴りを叩き込む。通常のマキシマムドライブではメモリブレイク不可能なT2ガイアメモリを一撃で26本を全てメモリブレイクした。本作では"風都の風"を受けて既にエクストリームメモリのタービンが回転していたためマキシマムドライブを発動せずに放ったが、『オーズ&ダブル feat.スカル』の『MOVIE大戦CORE』でのダブルライダーキック時には発動して放った。

仮面ライダーエターナル[編集]

  • 身長:205cm
  • 体重:92kg
  • パンチ力:7t
  • キック力:12t
  • ジャンプ力:ひと跳び150m
  • 走力:100mを3秒

大道克己がロストドライバーエターナルメモリを使用して変身する仮面ライダー。基本カラーは、複眼の色は黄色。変身時にはWやスカルと同様に風が巻き起こり、[注 7]を発する。

アルファベットの「E」を横倒しにした(「山」型の)触角を備え、複眼は左右の目頭がつながり「∞(無限)」のようになっている。変身中は克己の声が拡声器を通したような音声になり、強いエフェクトが掛かる。『エターナル』にて加頭順曰く「いずれ全てのガイアメモリを支配する存在」として財団Xが開発した。

初登場となった『運命のガイアメモリ』では風都を地獄に変えようとした「悪の仮面ライダー」として描かれていたが、『エターナル』では実験台にされていたクオークス候補者達を救おうとした「みんなの英雄」だったことが明かされ、翔太郎は「少しでも運命が変わっていたら、風都を守るヒーローになっていたかもしれない」と語っている。

演じる松岡充の新ユニット『Mitsuru Matsuoka EARNEST DRIVE』紹介サイトでは、仮面ライダー史上最強にして最凶と称されている[20]

名前は松岡が所属するロックバンドSOPHIAのファンクラブ「Etrenal」と一致しているが、偶然である[21]

フォーム
ブルーフレア
大道克己が変身する形態。当初はこの形態に呼称はなかったが、『エターナル』にて基本変身形態のレッドフレア登場に伴い「ブルーフレア」の呼称が与えられ、「克己のエターナルメモリとの高い適合率によって、メモリの力を最大限に引き出した究極の姿[注 8]」という設定が明かされた。
腕やアンクレットには青の炎が刻印されており、胸・右腕・左腿・背中に装着されている合計24のマキシマムスロットが設けられたベルト・コンバットベルトによって他のT2ガイアメモリでもマキシマムドライブを発動可能。普段はあらゆる攻撃を無効化する黒いマント・エターナルローブ[注 9]を纏っているが、自身のメモリの効果をも無効化してしまうため、風都タワーでのWとの最終決戦時には脱ぎ捨てた。
変身する克己自身の身体能力が相まって、劇中に登場したライダーやドーパントの中でもトップクラスの戦闘能力を発揮する。専用武器・エターナルエッジを使用する近接格闘戦を得意とし、『エターナル』では腕や足に青い炎を纏った打撃・エターナルエッジを投げ付ける攻撃・エターナルエッジから青いエネルギー刃を飛ばす攻撃を披露している。
ブルーフレア最強形態[注 10] 
ロストドライバーとコンバットベルトのマキシマムスロットにエターナルメモリを除く全てのT2ガイアメモリを装填して全T2メモリの力を解放し、その全身に緑色のオーラ・エターナルウェーブを纏った形態。この形態時は複眼が常に黄色く発光している。エターナルメモリ単独の力でも非常に高い戦闘能力をさらに底上げする事が可能。最終決戦ではエクスビッカーで増幅されたエターナルウェーブを全て吸収し、自らの体を触媒としたエターナルウェーブを散布するネクロオーバーの製造マシンと化した。必殺技の発動はエターナルメモリのマキシマムドライブも加えて行う。
ツール
ロストドライバー
ジョーカーやスカルの物と同様の変身ベルト。元々は財団Xの加頭順が所持していた物である。マキシマムスロットにメモリを装填することでメモリ固有のマキシマムドライブを発動可能。
エターナルメモリ(E / 白[注 11]
永遠の記憶」を宿したガイアメモリ。ロストドライバーを展開した時の角度に合わせて、イニシャルが斜めに描かれている。
本作では前述のT2エターナルメモリが登場。『エターナル』では試作型のT1エターナルメモリが登場し、Wのソウルメモリと同様にプラチナ端子を持つのがT2との相違点。試作品のため、ドーパントとの連戦を終えると破損してしまった。
エターナルエッジ
エターナル専用のコンバットナイフ型武器。ブルーフレア以降で使用される。エターナルメモリを使用するマキシマムドライブ時は鍔のスロットに装填し、それ以外のメモリはロストドライバーを使用する。
マキシマムドライブ
括弧内は使用フォーム・使用メモリ。
エターナルレクイエム(ブルーフレア / (T1&T2)エターナルメモリ)
ミュージアム製も含めたT2以前の全ての旧世代ガイアメモリの力を永遠に機能停止させる。効果範囲は少なくとも風都全域をカバーすると思われる。『エターナル』の描写からT1エターナルメモリの場合は効果範囲がT2より狭く、単一の対象にしか効果がない[注 12]
通常は敵のメモリの力を機能停止させるのみの技のため、物理的攻撃力やメモリブレイク機能はないが、『エターナル』ではその効果でアイズ・ドーパントの力が消え掛かっている最中にマキシマムドライブのエネルギーを足先に集中させた跳び回し蹴りを叩き込み、敵に強烈なダメージを負わせてメモリブレイクした。
コークスクリューパンチ(正式呼称不明 / ブルーフレア / T2ユニコーンメモリ)
右拳に螺旋状のオーラを纏い、パンチを叩き込む。
転送能力(正式名称不明 / ブルーフレア / T2ゾーンメモリ)
T2ゾーンメモリ以外の全てのT2ガイアメモリを自らの元へ転送し、全身のマキシマムスロットに装填する[注 13]。ブルーフレア最強形態への変身に使用する。
ブラッディヘルブレイド(ブルーフレア最強形態 / 全T2メモリ)
エターナルウェーブをエターナルエッジの刀身に集束して敵を斬り裂く。劇中では風都タワーの風車部分を切り落とした。
ネバーエンディングヘル(ブルーフレア最強形態 / 全T2メモリ)
エターナルウェーブを集束して巨大な緑の破壊光球として放ち、敵を粉砕する[注 14]

T2ドーパント[編集]

T2ガイアメモリを使用したユーザーが変身したドーパントの総称。

NEVER[編集]

NEVERの幹部が変身する、超強力5大ドーパント。Wの所有するメモリと重複する能力で、各ドーパントの基本カラーもその色に準じている。NEVERのメンバーは最初に回収したメモリに何かしらの運命を感じ使用しており、Wも初めて対峙したときに自身と同じ属性のメモリを使用し、その余りの偶然ぶりに驚かされていた。

ルナ・ドーパント
  • 身長:242cm
  • 体重:120kg
泉京水がT2メモリ「ルナ」を額に挿入して変身。両腕を自在に伸縮させたり、分身として幻影のマスカレイド・ドーパントを複数生成するといった特殊能力を多く持ち、これにより相手を幻惑する。終盤では克己を追跡するWの足止めとして立ちはだかるが、その場に突如現れたオーズと対峙し、オーズが放ったオーズバッシュで倒された。
ヒート・ドーパント
  • 身長:178cm
  • 体重:80kg
羽原レイカがT2メモリ「ヒート」を左鎖骨部に挿入して変身。高熱や炎を操り、素早い動きを生かした蹴り技等の格闘術を駆使して闘う。また、バイクに乗っての戦闘も得意としている。中盤でジョーカーと格闘戦を繰り広げた末、ライダーキックで倒された。
デザインのコンセプトは「女ライダー」のイメージとして描かれた[23]
  • PS3・PS Vita用ゲーム『スーパーヒーロージェネレーション』では新井美羽が声を担当。
トリガー・ドーパント
  • 身長:190cm
  • 体重:138kg
芦原賢がT2メモリ「トリガー」を右掌に挿入して変身。右腕がライフルになっており、これによる銃撃戦を得意とし、NEVERのドーパント中最強の攻撃力を誇る[24]。劇中ではアクセルと死闘を繰り広げた末、風都タワーの決戦にてアクセルトライアルのマシンガンスパイクで倒された。
デザインは、「狙撃手」のイメージを出すため、他のドーパントより「メカらしさ」が強調されたものとなっている[25]
メタル・ドーパント
  • 身長:200cm
  • 体重:276kg
堂本剛三がT2メモリ「メタル」を背中に挿入して変身。堅牢な肉体と専用武器のハンマー型ロッド「メタルシャフト」[26]やクローで戦い、ヒート・ドーパント、ルナ・ドーパントと共にWを追い詰める。風都タワーの決戦でジョーカーと格闘戦を繰り広げるが、ライダーパンチで倒された。
サイクロン・ドーパント
  • 身長:182cm
  • 体重:70kg
マリア・S・クランベリーがT2メモリ「サイクロン」をうなじに挿入して変身。小柄かつ細身で風を操りスピーディーな戦闘を得意とする。ドーパントでありながら、Wを援護しながら風都の住人を助けるという行動を取る。

キャスト[編集]

声の出演[編集]

スーツアクター[編集]

スタッフ[編集]

音楽[編集]

主題歌
W
作詞 - 松岡充 / 作曲 - 都啓一 / 編曲 - 松岡充 / 歌 - 松岡充
PVでは、映画でエターナルが最後のメモリ回収を宣言した時と同時間、たまたまメモリを持っていた少年が追われることになるエピソード。映画で使われたシーンも流用されている。
挿入歌
W-B-X 〜W-Boiled Extreme〜
作詞 - 藤林聖子 / 作曲 - 鳴瀬シュウヘイ / 編曲 - TAKUYA、鳴瀬シュウヘイ / 歌 - 上木彩矢 w TAKUYA
オープニングでWの紹介、Wとエターナルの決戦に流れた。

他媒体展開[編集]

映像ソフト化[編集]

  • 撮影報告書 メイキング・オブ・仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ (DVD1枚組、2010年7月21日発売)
    • 映画本編のメイキング映像を収録。
  • ネット版 仮面ライダーW FOREVER AtoZで爆笑26連発(DVD1枚組、2010年12月3日発売)
    • スピンオフムービーを収録。
    • 映像特典
      • 悪夢なのH / 絵心王子は誰だ? -完全版-
      • 予告PR集
    • 初回限定特典
      • 幻のシナリオ「街角バラエティ ふうとくん散歩」ミニチュア台本
  • 仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ 通常版(1枚組、2011年1月21日発売、Blu-rayとDVDでリリース)
    • 本編:劇場公開版本編を収録
    • 映像特典
      • 特報・劇場予告編
  • 仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ コレクターズパック(3枚組、2011年1月21日発売、Blu-rayとDVDでリリース)
    • ディスク1:本編ディスク(通常版と同様)
    • ディスク2:特典DVD1
      • 撮影報告書 メイキング・オブ・仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ 補完版
    • ディスク3:特典DVD2
      • 製作発表記者会見
      • 完成披露試写会舞台挨拶
      • 公開初日舞台挨拶
      • 大ヒット御礼舞台挨拶
      • TVスポット集
      • データファイル
      • ポスターギャラリー
    • 初回限定特典
      • チェンジングカード型ライナーノーツ
      • 特製スリーブケース
  • 劇場版 仮面ライダーW・天装戦隊ゴセイジャー 3D(1枚組、2011年2月11日発売、Blu-ray 3Dでリリース)
    • 3D版の本編と『天装戦隊ゴセイジャー エピックON THEムービー』3D版を収録。2D再生にも対応。映画と同じ方式で収録、発売されるのは9年間上映してきた中で初めてである。
    • 映像特典
      • TRAILER ver.3D
      • 3D館上映前キャストコメント
    • 初回限定特典
      • 3Dジャケット仕様
  • 仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ ディレクターズカット版DVD(1枚組、2011年6月21日発売)
    • 本編:約20分の未公開シーンや追加バトルシーンの収録、エンドロールと本編を独立させるなどの再編集を施した本編を収録
    • 音声特典
      • オーディオコメンタリー(監督:坂本浩一×プロデューサー:塚田英明)
    • 初回限定特典
      • 坂本浩一監督直筆3Dシーンイメージボード集(16P)

ネットムービー[編集]

ネット版 仮面ライダーW FOREVER AtoZで爆笑26連発』(ネットばん かめんライダーダブル フォーエバー エートゥーゼットでばくしょう26れんぱつ)は、2010年7月16日より東映特撮BBやテレ朝動画などで有料配信のスピンオフネットムービー。全26話。W登場キャラによる5コーナーに渡るショートコメディコント集。

2017年1月3日より、YouTubeの「東映特撮 YouTube Official」にて配信が行われている。ただし、アルファベット順ではなく上記のサイトで配信された当時のスケジュール順(下記参照)で配信。

スタッフ(ネットムービー)[編集]

  • 原作 - 石ノ森章太郎
  • 脚本 - 三条陸(ドーパント診断)、番場葉子(霧彦の部屋)、木原大輔(ライダーアカデミー)、山辺浩一(ガイアメモリ研究所)
  • 構成(絵心バトル) - 本井健吾
  • 監督 - 山口恭平

キャスト(ネットムービー)[編集]

  • 左翔太郎 - 桐山漣
  • フィリップ - 菅田将暉
  • 鳴海亜樹子 - 山本ひかる
  • 照井竜 - 木ノ本嶺浩
  • 園咲霧彦 - 君沢ユウキ
  • 園咲冴子 - 生井亜実
  • 園咲若菜 - 飛鳥凛
  • 井坂深紅郎 - 檀臣幸
  • 刃野幹夫 / 刃野博士 - なだぎ武(ザ・プラン9)
  • 真倉俊 / 真倉助手 - 中川真吾
  • 加頭順 - コン・テユ
  • ウォッチャマン - なすび
  • 風麺マスター - 道木広志(どうきひろし名義)
  • シュラウド(園咲文音)(声) - 幸田直子
  • スミロドン・ドーパント(声) - 高戸靖広
  • ガイアメモリ音声 - 立木文彦
  • ナレーション - 掛川裕彦
  • 冒頭のアルファベット音読 - 斉木美帆

コーナー[編集]

シュラウドの私が仮面ライダーアカデミーを開いたら…生徒亜樹子
亜樹子が生徒となり、シュラウドから本作品のライダー(+α)の秘密について教えてもらう。毎回後半では「緊急抜き打ちテスト」と称してシュラウドからクイズが出題される。
刃野博士と真倉助手のガイアメモリ研究所
本編で刑事を演じる刃野、真倉が研究員に扮し、今日も恐怖(?)のガイアメモリ実験を開始する。毎回、最後に刃野、真倉が強制的にドーパントに変身させられるオチとなっている。ちなみにコーナーオリジナルのドーパントであるが、中には変身というより化粧や着ぐるみをしただけのコスプレもある。
霧彦の部屋 THE トークリベンジ
ミュージアムの幹部でありながら序盤で早期退場した園咲霧彦が、毎回ミュージアムに関わった面々をゲストに迎え対談する。毎回、霧彦は未公開映像や舞台裏のスタッフの証言などからゲストをからかったり鬱憤を晴らし、逆に堪忍袋の尾が切れた相手に制裁を加えられて終了する。負傷した怪我は翌話に持ち越される。霧彦と井坂はテレビで死んでいるため頭に天使の輪や三角巾をつけている。
ドーパント開業医・井坂深紅郎
悩めるドーパントが病院を訪れ、井坂に診察してもらう。ドーパントは徐々に井坂に恐怖を感じ、能力を駆使して井坂を退場させる。
絵心バトル IN 鳴海探偵事務所
翔太郎、フィリップ、竜、亜樹子の4人が、記憶だけを頼りにお題をイラストで描いて勝負する(同局の「ぷっ」すま同名企画を元にしている)。出題者はウォッチャマン。審査員はお題となったドーパントや撮影関係者が行う。審査員によって、最も絵が上手い人物と、逆に最も下手だった人物を任命。最下位となった一名を除く上位3名は、お題と縁ある、作中で実際に登場した料理を堪能する。対して最下位となった者には、同義となる貧相な料理を渡される。

サブタイトル[編集]

サブタイトル 配信日 コーナー 登場ゲスト 紹介メモリ
1 所長A / パパッと止めるタイマー 2010年7月16日
第1回配信
アカデミー 仮面ライダーアクセルトライアル アクセル
2 博士がよろこぶB / 今、モグモグの中で 2010年7月16日
第1回配信
研究所 ビーン・ドーパント バード
3 Cな妹 / ミステリー・クレイドール 2010年7月16日
第1回配信
部屋 園咲若菜 サイクロン
4 Dが来ていた / 変幻マジカルボディ 2010年8月13日
第5回配信
診断 ダミー・ドーパント
ウェザー・ドーパント[注 15]
ダミー
5 Eが呼ぶ危機 / 永遠を盗んだ男 2010年7月30日
第3回配信
アカデミー 仮面ライダーエターナル エターナル
6 Fの蛮行 / 強風なんだ! 2010年8月20日
第6回配信
部屋 ふうとくん ファング
7 Gは不可能 / バッドピクチャーパラダイス 2010年7月23日
第2回配信
絵心 ジーン・ドーパント ジーン
8 悪夢なのH / 絵心王子は誰だ? 2010年8月13日
第5回配信
絵心 ホッパー・ドーパント
テラー・ドーパント(写真のみ)
ヒート
9 Iがたまらない / 奇人ドクターの流儀 2010年7月23日
第2回配信
診断 アイスエイジ・ドーパント
バイラス・ドーパント(写真のみ)
アイスエイジ
10 Jの追求 / もう1つの切り札 2010年7月23日
第2回配信
アカデミー 仮面ライダーW サイクロンジョーカー
仮面ライダージョーカー
ジョーカー
11 Kが寝ぼけたもの / あくまでも実験 2010年7月23日
第2回配信
研究所 歌舞伎・ドーパント キー
12 口直しにLを / 変わり種はおまえだ 2010年7月16日
第1回配信
診断 ライアー・ドーパント
ルナ・ドーパント
マスカレイド・ドーパント
ルナ
13 Mに手を出すわ / お絵描きで勝負 2010年7月16日
第1回配信
絵心 マネー・ドーパント(写真のみ) メタル
14 さけべNよ! / 災難は加頭と共に 2010年8月13日
第5回配信
部屋 加頭順 ナスカ
15 現われたO / ヤツの名はオーズ 2010年8月13日
第5回配信
アカデミー 仮面ライダーオーズ タトバコンボ オーシャン
16 Pの悪戯 / ミックは手くせが悪い 2010年8月6日
第4回配信
部屋 ミック
スミロドン・ドーパント
パペティアー
17 デレデレでQ / 狙われたクイーン 2010年7月30日
第3回配信
研究所 クイーン・ドーパント
エリザベス・ドーパント
クイーン
18 Rの方へ / 全てを描き切れ 2010年7月30日
第3回配信
絵心 リボルギャリー ロケット
19 Sの選択 / 名探偵のオススメ 2010年8月6日
第4回配信
アカデミー 仮面ライダースカル スカル
20 帰ってこないT / 死に切れない男 2010年7月23日
第2回配信
部屋 園咲冴子 トリガー
21 Uのは謎! / 輪舞 2010年8月13日
第5回配信
研究所 UFO・ドーパント ユニコーン
22 肉球のV / 筋肉獣 2010年7月30日
第3回配信
診断 バイオレンス・ドーパント バイオレンス
23 Wの牽制 / 婿の座はひとつ 2010年7月30日
第3回配信
部屋 井坂深紅郎 ウェザー
24 画伯X / ミュージアムの絵の下に 2010年8月6日
第4回配信
絵心 仮面ライダーW サイクロンジョーカー
エクストリーム(写真のみ)
エクストリーム
25 Yの喜劇 / カレーを探す男 2010年8月6日
第4回配信
研究所 ヨガ・ドーパント イエスタデイ
26 Zがきたゼーーッ! / 井坂、大いに笑う 2010年8月6日
第4回配信
診断 ゾーン・ドーパント ゾーン

テレビシリーズ[編集]

仮面ライダーW
本作のテレビ本編。本作はテレビの44話と45話の間の出来事であり、テレビのストーリーにも密接に関連している。詳しくは概要を参照。
仮面ライダーフォーゼ
テレビ本編第2話に本作中の事件を取り上げたネットの記事が登場する。

他映画作品[編集]

仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦MEGA MAX
仮面ライダーフォーゼ』と『仮面ライダーオーズ/OOO』の映画作品。財団Xの説明の際、NEVERについても触れている。

小説作品[編集]

Nのはじまり / 血と夢
執筆は石森プロの田嶋秀樹、監修は三条陸により東映ヒーローMAXvol.34に特別掲載された「仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ」の鍵を握る不死身の傭兵集団「NEVER」の誕生経緯にまつわるバックグラウンドストーリーで、劇場版では描かれていない設定を補完した内容になっている。過去の話であるため本編の登場人物もわずかに登場している。物語の終盤は映画冒頭にリンクする形になっているが、後に製作されたVシネマ『仮面ライダーエターナル』と異なる描写が物語中において複数散見される。
映画公開前に掲載されたためネタバレ注意と記載されていた。
あらすじ
遺伝子工学の権威・大道美樹の息子・克己は幼い頃から心臓の病を患っていた。ある日、アメリカの大学から、克己のための心臓移植手術の準備が整ったと美樹に連絡が入る。だが、美樹の誕生日当日、克己は交通事故で命を落としてしまう。
美樹は息子を蘇らせる為に自ら研究し、そして封印した〈死亡確定個体複還術〉に着手する。財団Xをスポンサーにしての研究再開、そして克己の蘇生は成功した。だが、克己は苦痛を感じず、死にもしない〈ネクロオーバー〉となってしまった。そして、財団Xの要求するままに、戦闘兵器として訓練される運命が彼を待っていたのだ。
そして十年後、細胞増殖で成長した克己は財団Xのプレゼンテーションに挑んでいた。不死身の肉体と冷酷な性格を財団幹部に見せつける克己だったが、直後に行なわれたミュージアムによるドーパントのプレゼンにより、ネクロオーバー計画は財団の投資対象から外れてしまった。
克己は投資対象から外れたとして、自分を処分しようとした幹部を殺し、財団Xの庇護下から逃亡。美樹とともに新たなネクロオーバーを作り上げ、傭兵集団〈NEVER〉を結成した。
数年後、全人類のネクロオーバー化を成し遂げるため、克己と美樹は再び故郷である風都に舞い戻った。目的は財団Xが輸送する最新のガイアメモリ〈T2ガイアメモリ〉。人間としての運命を奪われた克己たちは風都を地獄に変える戦いを始めようとしていた――。
登場人物
マリアの本名が「大道 美樹(だいどう みき)」である点が映画本編と異なる。
キース=アンダーソン
財団Xのトップエージェントでネクロオーバー計画の担当者。感情を感じさせない喋り方をする銀髪の外国人。
プレゼンテーションの後、用無しになった克己を抹殺しようとして逆に殺害される。
園咲琉兵衛
ミュージアムの頭首。財団Xの出資対象を決めるプレゼンテーションで登場する。ネクロオーバーの力を観ても、余裕の表情を見せていた。『エターナル』ではプレゼンテーションの際、自らテラー・ドーパントに変身した。
アンモナイト・ドーパント、トリロバイト・ドーパント、マンモス・ドーパント
園咲琉兵衛の配下。使用したガイアメモリが実験段階の物のため暴走するが、琉兵衛に制止される。
御手洗
財団Xとつながりのあるとされる風都工科大学の教授。大道美樹の研究について財団Xに情報を流していた。

特別番組[編集]

『劇場版仮面ライダーW&天装戦隊ゴセイジャー徹底解剖SP』
2010年7月31日以降、テレビ朝日系を中心に(一部地域は遅れネット)放送されたテレビ特番。

オリジナルビデオ[編集]

仮面ライダーW RETURNS 仮面ライダーエターナル
仮面ライダーエターナル・大道克己を主役に据えたスピンオフ作品。

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ そのため、前述の火野映司 / 仮面ライダーオーズは『W』の本編の物語に客演した事になる。
  2. ^ ただし各種マキシマムドライブ発動時は「エターナルエッジ」となる。
  3. ^ 本作で初登場した仮面ライダージョーカーも含む。
  4. ^ 翔太郎曰く「風都の風」。
  5. ^ 『仮面ライダーマガジン(2010年夏号)』では「最強・最終の形態」、『公式読本』では「(プロデューサーのオファーで作成した)映画の山場で出てくる最強形態」、雑誌『ハイパーホビー』2010年10月号では「究極の姿」、『超全集』では「最強のフォーム」[18]と形容されている。
  6. ^ 変身する時の風を受けてエクスタイフーンが回転する描写はベルトを中心にアップにした演出がされている。
  7. ^ ブルーフレアは、レッドフレアは
  8. ^ 『エターナル』オーディオコメンタリーによるとWのCJXに当たる形態とのこと。
  9. ^ 実際に攻撃を無効化する場面は無いが、『エターナル』でアイズ・ドーパントがエターナルローブの効果で固有能力が使用不可能になる場面がある。
  10. ^ 「ブルーフレア」の呼称が設定される前は単に「最強形態」と呼称されていた。
  11. ^ 表面に描かれている「E」のイニシャル・ドライバーやエターナルエッジ装填時などのエフェクト・放出されるエネルギーは黄色。
  12. ^ 発動時近くにはユートピアとアイズの二つのメモリがあったが、前者しか機能停止に至っていないことから。
  13. ^ エクスビッカーに装填された際も同様の能力を発揮し、エクスビッカーを起動させた。
  14. ^ 劇中では光球を破壊され、着弾しなかったため効果が不明だったが『仮面ライダーW 超全集』にて判明[22]
  15. ^ 井坂が変身した個体ではなく、ダミー・ドーパントが変身したもの。

出典[編集]

  1. ^ 2010年興行収入10億円以上番組 (PDF) - 日本映画製作者連盟
  2. ^ 映画ランキング - goo 映画”. 2011年6月17日閲覧。
  3. ^ ビクター・JVC、2D映像の3Dリアルタイム変換技術が東映映画『仮面ライダーW』等に採用”. RBB TODAY. 2010年7月26日閲覧。
  4. ^ 超全集 2011, p. 130.
  5. ^ オリジナルビデオ『仮面ライダーエターナル』より。
  6. ^ [1]
  7. ^ [2]
  8. ^ 超辞典 2011, p. 798.
  9. ^ a b c 『仮面ライダーW [続]公式解体新書』 角川書店、2011年ISBN 978-4048546546
  10. ^ a b c BD『仮面ライダーエターナル』封入特典「鳴海探偵事務所調査報告書」15。
  11. ^ 本人曰く「レディーに対して最大の侮辱」らしい。
  12. ^ 『エターナル』ではビレッジへの襲撃の際に発言。
  13. ^ その際アクセルから「ゲームオーバーだ」と言われる。
  14. ^ 元ネタは出合正幸が過去に出演した『轟轟戦隊ボウケンジャー』。
  15. ^ 東映ヒーローMAX掲載『Nのはじまり / 血と夢』より[要ページ番号]
  16. ^ ディレクターズカット版より。
  17. ^ 超全集 2011, pp. 132 - 133.
  18. ^ 超全集 2011, p. 126.
  19. ^ 超全集 2011, p. 127.
  20. ^ PROFILE|Mitsuru Matsuoka EARNEST DRIVE”. 2014年8月29日閲覧。
  21. ^ 超辞典 2011, p. 176.
  22. ^ 超全集 2011, p. 128.
  23. ^ 超辞典 2011, p. 625.
  24. ^ 「付録冊子」『宇宙船』vol.132。[要ページ番号]
  25. ^ 超辞典 2011, p. 555.
  26. ^ 超全集 2011, p. 131.
  27. ^ a b c d e f 『仮面ライダーW公式読本 W』 グライドメディア、2010年ISBN 978-4-8130-8079-4[要ページ番号]
  28. ^ 超全集 2011, p. 157.
  29. ^ 伊藤教人”. 劇団BRATS Official Web Site. 2011年5月7日閲覧。
  30. ^ a b c d e 本編エンドロールより

参考文献[編集]

外部リンク[編集]